平成24年第1回桜川市議会定例会議事日程(第6号)

                          平成24年3月19日(月)午後3時開議
日程第 1 議案第 4号 平成24年度桜川市一般会計予算                 
日程第 2 議案第 5号 平成24年度桜川市国民健康保険特別会計予算           
日程第 3 議案第 6号 平成24年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算         
日程第 4 議案第 7号 平成24年度桜川市公共下水道事業特別会計予算          
日程第 5 議案第 8号 平成24年度桜川市介護保険特別会計予算             
日程第 6 議案第 9号 平成24年度桜川市介護サービス事業特別会計予算         
日程第 7 議案第10号 平成24年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算          
日程第 8 議案第11号 平成24年度桜川市水道事業会計予算               
日程第 9 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会、中核病院を考える会特別委員会
      の閉会中の継続調査                              
日程第10 執行部あいさつ                                

出席議員(22名)
  1番   萩  原  剛  志   君     2番   鈴  木  裕  一  君
  3番   仁  平     実  君     4番   菊  池  伸  浩  君
  5番   市  村     香  君     6番   岩  見  正  純  君
  7番   小  高  友  徳  君     8番   飯  島  重  男  君
  9番   中  川  泰  幸  君    10番   皆  川  光  吉  君
 11番   増  田     豊  君    12番   潮  田  新  正  君
 13番   相  田  一  良  君    14番   大  塚  秀  喜  君
 15番   高  田  重  雄  君    16番   増  田  俊  夫  君
 17番   川 那 子  秀  雄  君    18番   橋  本  位 知 朗  君
 19番   増  田     昇  君    20番   塚  本     明  君
 21番   上  野  征  一  君    22番   林     悦  子  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  中 田   裕 君
   副  市  長  飯 嶌 洋 一 君
   教  育  長  石 川   稔 君
   市 長 公 室 長  臼 井 典 章 君
   総 務 部 長  山 田 澄 男 君
   市民生活部長   大 川 正 彦 君
   保健福祉部長   石 堀   純 君
   経 済 部 長  横 田   一 君
   建 設 部 長   松 輝 人 君
   上下水道部長   若 林 鉄 郎 君
   教 育 次 長  上 野 幸 一 君
   会 計 管 理 者  太 田   昭 君

職務のため出席した者の職氏名
   議会事務局長   笠 倉   貞 君
   議会事務局書記  入 江   豊 君
   議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
   議会事務局書記  長谷川 勇 貴 君

          開 議  (午後 3時02分)
    開議の宣告
議長(相田一良君) 本日の出席議員は22名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立します。
 これより本日の会議を開きますけれども、ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午後 3時03分)

          再 開  (午後 3時12分)
議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

    議案第4号〜議案第11号の委員長報告、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) それでは、日程第1、議案第4号 平成24年度桜川市一般会計予算から日程第8、議案第11号 平成24年度桜川市水道事業会計予算までを一括議題といたします。
 本案について、各常任委員長より報告を求めます。
 なお、討論、採決については、質疑終了後行います。
 初めに、総務常任副委員長の岩見正純君、登壇の上、報告願います。
          〔総務常任副委員長(岩見正純君)登壇〕
総務常任副委員長(岩見正純君) 総務常任委員会審査報告書。
 総務常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会は、3月14日午前10時より、2階第1委員会室において委員8名の出席のもと開会し、関係部課長の出席を求め、書記3名を任命し、付託案件につき説明を聴取し、審議を行いました。
 本委員会に付託された案件は、議案第4号 平成24年度桜川市一般会計歳入歳出予算のうち、市長公室、総務部、市民生活部、議会事務局、会計課、選挙管理委員会、固定資産評価審査委員会、公平委員会、監査委員の所管に関する事項、他の委員会の所管に属しない事項、議案第5号 平成24年度桜川市国民健康保険特別会計予算、議案第10号 平成24年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算であります。
 経済状況が停滞する中で、昨年3月11日に起きた東日本大震災に伴って発生した福島第一原発事故での放射性物質の飛散による風評被害については、当市においても何らかの影響を受けたものと思われます。そのような厳しい社会情勢の中、予算の執行が適正かつ有効に図られるとともに、健全な財政運営がなされるよう議論が交わされました。
 桜川市では、平成24年度の一般会計歳入歳出予算総額は155億4,000万円を計上しております。
 委員会付託案件について、関係部課長に詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、全員賛成により、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、審議の過程において議論された意見並びに要望事項は次のとおりであります。
 まず、歳入についてでありますが、市の財政も税制改正により、個人市民税の増収が見込まれます。固定資産税、各交付金では減収が見込まれ、地方交付税については増収が予定されるものの、今後も予断を許さない状況の中で、基金の取り崩しを行うことなく計上されております。その上で市税については、収納率向上に向けた取り組みとして、全職員での臨戸訪問、また茨城租税債権管理機構や県税事務所とタイアップしながら、税の公平性を確保し、さらなる収納率の向上を要望いたします。
 次に、歳出についてですが、人口が減少していく中で、地域の安全と安心の基幹となるべき消防分団員の減少と高齢化に対する対応として、地域の安全と安心を確保しつつも経費の削減が図れるよう消防分団の統廃合を含めた長期的な展望の検討がなされることを要望いたします。
 また、ごみ問題は、どこの自治体も頭の痛いところでありますが、一般家庭から輩出されるごみの処分料は1トン当たり4万円から4万5,000円を要すること。すなわち排出されるごみの減量化が、市の財政支出の削減に直結していることを広報紙などで啓発周知していただくよう強く要望します。
 最後に、震災後1年を経過し、まだ現地の被災地にあっては一向に片づく気配の見られない大量の瓦れきの処分問題が紙面をにぎわしております。最近では、国が全国規模で各自治体に対し、瓦れき等の処理処分の受け入れを求める動きが見られます。被災地の一日も早い復興の手助けになれるような方策を桜川市のみならず、筑西広域市町村圏事務組合や隣接自治体と連携を取り合っていただけるよう要望いたします。
 以上が付託案件に対します総務常任委員会の審議の経過並びに結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
  平成24年3月19日
                         総務常任委員会委員長  橋本位知朗
  桜川市議会議長  相田 一良 様
 代読。
議長(相田一良君) ただいま報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 総務常任委員会以外の方、質疑ございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
 続いて、文教厚生常任委員長、飯島重男君、登壇の上、ご報告願います。
          〔文教厚生常任委員長(飯島重男君)登壇〕
文教厚生常任委員長(飯島重男君) それでは、文教厚生常任委員会から報告いたします。
 文教厚生常任委員会審査報告書。
 文教厚生常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定によりご報告申し上げます。
 当委員会は、3月14日午前10時から3月15日にかけて文教厚生常任委員会室において、委員全員の出席のもと開会し、教育長、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託案件について審議を行いました。
 本委員会に付託されました案件は、議案第4号 平成24年度桜川市一般会計予算のうち、保健福祉部の所管に属する事項、福祉事務所の所管に属する事項、教育委員会の所管に属する事項、公民館活動の所管に属する事項、議案第8号 平成24年度桜川市介護保険特別会計予算、議案第9号 平成24年度桜川市介護サービス事業特別会計予算についてであります。
 審査に当たりましては、委員会付託案件について詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、審議の過程で論議されました内容の主なものについては次のとおりであります。
 一般会計の保健福祉部及び福祉事務所関係につきましては、災害救助費の災害援護資金貸付事業について質疑がなされました。この事業につきましては、東日本大震災により住居等の被害を受けた者に対する生活再建に向けた財政的な援助策として、半壊以上の者に貸し付けを行う制度であります。現在もなお住家の全壊・半壊等で生活再建に苦慮されている方々も多いと聞いておりますので、再度市民の皆さんに周知されるよう要望いたします。
 次に、放課後児童対策費では、各学童保育クラブの開設場所について、防犯や児童の安全の観点から学校内に設置すべきと思いますので、学校とよく協議を行うよう要望いたします。また、児童の受け入れについては、保護者から6年生まで利用できないかとの意見がありますので、検討を願います。
 次に、予防費では各種がん検診と予防接種事業について、がんの早期発見・早期治療のため、検診の受診勧奨が望まれます。また、予防接種では定期接種に加えて、任意接種の正しい知識の普及及び接種率の向上を図り、市民の健康づくりの推進に努めるよう要望いたします。
 教育委員会、公民館活動関係につきましては、教育費について質疑がなされました。児童生徒が毎年100人近く減少する中で、小中一貫教育を視野に入れた小中学校適正配置計画の策定について、平成24年度9月決算議会までに報告するよう要望いたします。また、小中学校適正配置計画に伴い、スクールバスの運行は不可欠だと思われますが、幼稚園バス・スクールバスの運行については、今後、巡回バス等、市の交通網の整備とあわせ総合的に検討し、経費が有効に生かされるよう要望いたします。
 続いて、中学校管理事業、備品購入費に予算計上のソフトウエアを含むパソコン購入費ですが、市場価格を十分に精査し、執行されるよう要望いたします。
 次に、給食センター費について、新たな給食センターの業務委託に伴い、現在、北学校給食センターにいる非常勤職員を含めた職員の身分について考慮していただくよう要望いたします。
 次に、社会教育費のうち、真壁伝承館の使用料について、真壁伝承館を含めた公的施設の使用料や減免措置は、仕様料・手数料・適正化検討委員会において検討中とのことですが、できるだけ早く市民が利用しやすい内容で周知されるよう要望いたします。
 次に、伝統的建造物群保存地区推進費に関連して、東日本大震災で被災した伝統的建造物群の修理は多額の費用をかける事業であることから、価値判断や修理の優先順位の基準を考慮し、建物、土地の後継者問題を含めた将来像も十分に検討した上で、幅広い市民の理解を得られる事業となるよう要望いたします。
 次に、体育施設費のうち、岩瀬総合運動公園内の運動場用地借上料について質疑がなされました。桜川市全体の借地料は毎年多額の費用を計上していることから、契約単価や内容について継続的な見直しを図り、経費の節減に努められるよう要望いたします。
 次に、介護保険特別会計では、保険給付費について質疑がなされました。3年に1度の介護保険事業計画の見直しにより、介護報酬の改定や給付費の増加等が見込まれ、介護保険料が増額しております。高齢者人口は増加傾向にあり、今後、給付費は増加すると思われることから、高齢者が介護状態にならないように、現在実施している転倒予防や口腔ケア等、介護予防教室のさらなる充実と参加者の増加を図るよう要望いたします。
 次に、介護サービス事業特別会計においては、財源の構成比などについて詳細なる説明を受けました。
 なお、14日の審議終了後、伝統的建造物群保存地区推進事業の工事請負費に計上されております高久家、木村家の見世蔵について現地視察を実施しましたので、ご報告申し上げます。
 以上が、文教厚生常任委員会に付託された案件に対する審査の経過及び結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
  平成24年3月19日
                         文教厚生常任委員会委員長  飯島 重男
  桜川市議会議長  相田 一良 様
 以上です。
議長(相田一良君) ただいま委員長よりご報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 文教厚生常任委員会以外の方、質疑ございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
 続いて、建設経済常任委員長、川那子秀雄君、登壇の上、報告願います。
          〔建設経済常任委員長(川那子秀雄君)登壇〕
建設経済常任委員長(川那子秀雄君) 建設経済常任委員会審査報告書。
 それでは、建設経済常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会は、3月14日午前10時並びに3月19日午後2時10分より、第2委員会室において、本委員会7委員全員出席のもとに開会し、説明者として関係部課局長の出席を求め(1)、議案第4号 平成24年度桜川市一般会計予算のうち、経済部の所管に属する事項、建設部の所管に属する事項、上下水道部の所管に属する事項、農業委員会の所管に属する事項について、(2)、議案第6号 平成24年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算について、(3)、議案第7号 平成24年度桜川市公共下水道事業特別会計予算について、(4)、議案第11号 平成24年度桜川市水道事業会計予算についてを案件として詳細なる説明を受けました。
 平成24年度予算案については、慎重に審議を尽くした結果、原案のとおり全員賛成により可決することに決定いたしました。
 審議過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりであります。
 (1)、経済部関係においては、まず初めに、農業委員会関係予算について質疑を行いました。農地の規模拡大については、現在の制度を活用しながら、農地の集積に努めることを要望いたします。
 標準小作料については、各地域の実情を考慮しながら、統一的な策定をお願いいたしたい。また、農地パトロールを引き続き実施し、耕作放棄地及び無断転用の防止に努めていただきたい。
 次に、農林課関係予算について質疑を行いました。農業委員会から提出された要望書の対応状況については、新年度に市独自に検査機器を導入することから、近隣市町村の対応事例を参考にしながら、捕獲したイノシシの検査を実施し、結果をホームページ等で公表するよう要望いたします。
 担い手対策等を含めた今後の農業振興の展望については、足腰の強い日本の農業を確立するため、新たに示された国の地域農業マスタープラン作成事業等の制度を活用し、市内の農業者のリーダー的な方を対象に規模拡大を図るための施策を講じ、新規就農者並びに認定農業者への支援をさらに強化するよう要望いたします。
 次に、農地整備課関係予算について質疑を行いました。
 ほ場整備事業については、経営基盤強化や農作業の利便性を目的として実施しています。今後も県並びに関係機関と連携し、現在着手している事業が早期に完了できるよう要望いたします。
 次に、商工観光課関係予算について質疑を行いました。企業誘致推進事業につきましては、平成20年4月に北関東自動車桜川筑西インターチェンジが開通し、当市における可能性が高まってきていますので、新たな雇用の確保と地域振興に寄与するために、企業が立地しやすい環境づくりに努めていただきたい。
 商工会補助金については、地域の商工業者の経営支援や地域の活性化を達成するために必要な財源であるので、今後においてさらなる支援策を講じていただけるよう要望いたします。
 レストハウスみかげの管理運営については、指定管理者と連携し、現状を精査しながら、市民への高度なサービスの提供に努められるよう要望いたします。
 観光面については、市内の観光振興策の平準化を図りながら、新たな観光資源の活用とイベントの発掘を行い、地域のネットワーク化を図り、観光大使を任命するなど新たな取り組みの中でイベント等の充実を図り、観光振興策を講じるよう要望いたします。
 (2)、建設部関係においては、初めに建設課関係予算の質疑を行いました。震災で被害を受けた道路について、順次補修が進んでいますが、新たに発見された箇所や補修後に再び路面が沈下しているような箇所があるので、早急に対応するよう要望いたします。
 また、上曽トンネルの整備については、現在休止している状態にあるので、茨城県に対し事業再開を要望するようにお願いいたします。
 次に、都市整備課関連予算の質疑を行いました。岩瀬駅周辺整備事業は、平成24年度より建設部の予算に計上されましたが、JRとの協定が整うまでは企画課で責任を持って取り組んでいただくとともに、ここが大事なのです。JRとの協定が整うまでは企画課で責任を持って取り組んでいただくとともに、予算を減額されるよう要望いたします。この予算を減額されるよう要望いたすのも大事であります。
 (3)、上下水道関係におきましては、初めに下水道課の予算につきまして質疑を行いました。農業集落排水事業につきましては、接続率の低い地区があるようですが、せっかくの施設も十分な効果を発揮することができませんので、未接続の受益者に対し、速やかに接続されるよう今後も推進活動をし、接続率が向上するように努められたい。
 次に、公共下水道事業費、業務委託料の中で、施工管理業務委託費に関して、担当職員で施工管理業務ができるよう検討するとともに、できる限り経費の削減に努め、適正な現場施工管理がなされるよう要望いたします。
 次に、水道課関係予算の質疑を行いました。水道事業ですが、石綿セメント管更新事業について、早期完了に向けてさらなる努力をお願いいたします。また、旧岩瀬地区は漏水が多いようでありますので、早期に発見修復し、有収率の向上とあわせ経営の健全化に努めていただくことを要望いたします。
 以上が、建設経済常任委員会の案件に対する審査の経過並びに結果であります。
  平成24年3月19日
                         建設経済常任委員会委員長  川那子秀雄
  桜川市議会議長  相田 一良 様
 以上です。
議長(相田一良君) ただいま報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 建設経済常任委員会以外の方、質疑をお願いします。質疑ございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。

    動議の提出
          〔「動議」の声あり〕
議長(相田一良君) 3番、仁平実君、動議の説明を願います。
3番(仁平 実君) ただいま建設常任委員会の説明がありました岩瀬駅前整備には、平成17年合併当初、跨線歩道橋とミニ図書館をつくるということであったのが、駅舎整備に変わり、今度は駅舎橋上化ということになっていますが、経過についての明確な説明がなく、また岩瀬駅の利用状況等を見れば費用対効果について大きな疑問があります。これらの疑問に対して、これまで議会に対する説明も2回開かれたのみで、市民への要望、調査等も行われておりません。さらに、震災復旧、桜川市の財政状況等をかんがみ、市民にとって不要不急の工事は控えるべきであると考えられます。合併特例債やまちづくり資金を活用するとはいえ、桜川市にとって大きな財政負担になるこのような事業は、現状では見送るべきであると思います。
 以上です。
          〔「議長」の声あり〕
議長(相田一良君) 高田議員。
15番(高田重雄君) 建設常任委員以外の方という……
          〔「ちょっと待って……」の声あり〕
議長(相田一良君) それは質問だから。目的は。
3番(仁平 実君) 一般会計予算の修正動議です。
議長(相田一良君) ただいま仁平実君から予算の修正の動議が提出されました。動議には3人以上の賛成者が必要であります。
 お諮りいたします。ただいまの動議に賛成の方の起立願います。
          〔起立する者あり〕
議長(相田一良君) 賛成者は3名以上となりますので、ここで動議が成立いたします。
 ここで暫時休憩します。
          休 憩  (午後 3時42分)

          再 開  (午後 4時26分)
議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

    議会運営委員長報告
議長(相田一良君) 休憩中に開いた議会運営委員会の報告を願います。
 議会運営委員長、大塚秀喜君。
          〔議会運営委員長(大塚秀喜君)登壇〕
議会運営委員長(大塚秀喜君) 議会運営委員長報告、審議の結果を報告いたします。
 建設委員長報告のとおり、岩瀬駅前周辺整備事業は、建設部の予算に計上されましたが、JRとの協定が整うまで企画課で責任を持って取り組む予算を減額するという報告に建設委員会全員賛成している。その上で、予算に賛成ということでありました。企画課で取り組む予算を減額するための修正動議だそうです。
 議案第4号 平成24年度桜川市一般会計補正予算に対する修正動議については、直ちに審議、採決することに決定いたしましたので、ここに報告いたします。
議長(相田一良君) お諮りいたします。
 ただいま議会運営委員長より報告がありました。報告のとおりとしてご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりといたします。

    議案第4号修正案の上程、説明、採決
議長(相田一良君) 修正案を配付願います。
          〔修正案配付〕
議長(相田一良君) 議案第4号 平成24年度桜川市一般会計予算に対する修正案を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 3番、仁平実。
          〔3番(仁平 実君)登壇〕
3番(仁平 実君) 本案は、原案のうち岩瀬駅前周辺事業関係の収入及び支出を削除するもので、歳出8款2項5目9節旅費2万1,000円、11節需用費1万5,000円、13節委託料9,353万円の減額は、議会、市民の意見を聞いてから準備に着手すべきであり、時期尚早であるため、歳入は充当財源である国庫補助金6,229万円、市債を2,730万円減額します。
 歳入歳出の修正における収支の均衡は、歳入の繰越金及び歳出の予備費で調整し、当初予算総額の155億4,000万円の変更は行わないものとします。
 提案理由。
 岩瀬駅周辺整備は、平成17年の合併当初、跨線歩道橋とミニ図書館をつくるということであったのが、駅舎整備に変わり、今度は駅舎橋上化ということになっていますが、経緯についての明確な説明がなく、また岩瀬駅の利用状況等を見れば費用対効果について大きな疑問があります。
 これらの疑問に対して、これまで議会に対する説明も2回開かれたのみで、市民への要望調査等も行われておりません。
 さらに、震災復旧、桜川市の財政状況等をかんがみ、市民にとって不要不急の工事は控えるべきであると考えられます。合併特例債やまちづくり資金を活用するとはいえ、桜川市にとって大きな財政負担になるこのような事業は、現状では見送るべきであります。
 以上で概要説明を終わります。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
 これより修正案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。
 高田重雄君。
15番(高田重雄君) これちょっと全くこっちで、委員会の報告書ありますね。委員会の報告書、今提案者は副委員長でございます。それで、ここで言っているのは委員会報告、これで言っているとこっちで言っていることが全く違いますから、よく読んでください。岩瀬駅前周辺事業は平成24年度より建設部の予算に計上されましたが、JRとの協定が整うまでは企画課で責任を持って取り組んでいただくとともに、予算を減額されるよう要望いたします。岩瀬駅前周辺事業の予算を減額することを要望いたしますと私解釈しました。
 こちらは、提案趣旨、合併特例債やまちづくり資金を活用するとはいえ、桜川市にとって大きな財政負担になるようなこのような事業は現状では見送るべきですというのは、これはやめろと言っているのです。こっちはやめろ。ですから、私はこの文章から読み取れません。こっちは減額してくれと、駅前事業。それがこっちはやめろと、見送るべきだと言っているのです。この文章とこの文章、どうなのですか、提案者。どう解釈したって、私はこういう解釈しかできません、この文章の中から。この駅前周辺事業を減額してくれと、やめろと言っているのです、こっちは。どこに整合性があるのですか。お答えください。どう読んだって解釈できないよ。
議長(相田一良君) 仁平実君。
3番(仁平 実君) 私は、今、委員会で予算は協定を結ぶまで企画できちっと予算を捨て減額をすると。とりあえず要望を見送る。それを減額がきちっとできれば、私も駅をつくることは賛成であります。これがないで、議会に説明もなし、2回ぐらいの説明で一挙に実施予算、これは非常にどうしてそういうことをすぐに、もう少し市民にも説明し、議会にもきちっとしてからやるべきだと思うので、そういうことで私も委員会のほうでは予算を減額することを要望いたしますということで賛成しています。だからこれをきちっとやってもらって、協定書もできて、それで検討する。
          〔「もう余計なことは……」の声あり〕
議長(相田一良君) 高田重雄君。
15番(高田重雄君) 提案者の方に申し上げます。ちゃんと減額すれば賛成を私もしますなんて今答弁していますね。なぜ、ではこの提案理由に、桜川市にとって大きな財政に負担になるような事業は現状では見送るべきですと言っていることと、答えていることが違うでしょう。返事は結構です。もうあきれました。
 以上です。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) ないようですので、質疑を終わります。
 これから修正案に対する討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
 これから修正案を採決いたします。
 この表決は起立によって行います。
 修正案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
議長(相田一良君) 起立多数です。
 したがって、修正案は可決されました。
 次に、修正議決した部分を除く原案について討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決します。
 お諮りいたします。修正議決した部分を除く部分については、原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 したがって、修正議決した部分を除く部分は原案のとおり可決されました。
 次に、日程第2、議案第5号 平成24年度桜川市国民健康保険特別会計予算について討論、採決いたします。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第5号は委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。
 次に、日程第3、議案第6号 平成24年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第6号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 次に、日程第4、議案第7号 平成24年度桜川市公共下水道事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第7号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 次に、日程第5、議案第8号 平成24年度桜川市介護保険特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第8号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 続いて、日程第6、議案第9号 平成24年度桜川市介護サービス事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わりといたします。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第9号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 次に、日程第7、議案第10号 平成24年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ございませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第10号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 次に、日程第8、議案第11号 平成24年度桜川市水道事業会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第11号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。

    議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会、中核病院を考える会特
     別委員会の閉会中の継続調査

議長(相田一良君) 次に、日程第9、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長、中核病院を考える会特別委員会委員長から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。
 お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長、中核病院を考える会特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。

    執行部あいさつ
議長(相田一良君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) 平成24年第1回桜川市議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
 議員各位におかれましては、今月6日以来14日間にわたり慎重なるご審議をいただき、まことにありがとうございます。残念ながら平成24年度一般会計の中の建設部所管の岩瀬駅跨線歩道橋等について一部修正動議が出まして、賛成多数で可決をされました。
 しかしながら、合併特例債事業、そして駅前事業のこれからの将来をかんがみた場合に、私はぜひ必要であると、そして職員も一生懸命国、県等の補助金等を獲得しながら、一般財源の不足をなるべく少なくした形の中でつくっていこうという思い、これがご理解がいただけなかったということは大変残念であります。
 しかし、私も桜川市のさらなる発展のために粉骨砕身努力していかなければいけない、かように考えております。今後とも職員が一丸となった形の中で、一般行政経費と節減、合理化に努めるとともに、事業についても事業の必要性、緊急性、事業効果などを十分検討し、頑張ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げるとともに、今後も地域間競争、これは年々厳しくなってきております。それに勝ち抜くためにも議員ともども知恵を出し合いながら頑張ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 また、新しい年度につきましても、いろいろと議員各位と協議をしながら進めてまいりたいと思いますが、ぜひ合併特例債事業の岩瀬駅橋上化自由通路については、もう一度考えていただくことをお願い申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。
 ありがとうございました。

    閉会の宣告
議長(相田一良君) 今定例会に付議された案件はすべて議了いたしました。
 以上で、平成24年第1回桜川市議会定例会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。
          閉 会  (午後 4時44分)