平成24年第1回桜川市議会定例会議事日程(第5号)
平成24年3月13日(火)午前10時開議
日程第 1 議案第 4号 平成24年度桜川市一般会計予算
日程第 2 議案第 5号 平成24年度桜川市国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第 6号 平成24年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算
日程第 4 議案第 7号 平成24年度桜川市公共下水道事業特別会計予算
日程第 5 議案第 8号 平成24年度桜川市介護保険特別会計予算
日程第 6 議案第 9号 平成24年度桜川市介護サービス事業特別会計予算
日程第 7 議案第10号 平成24年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算
日程第 8 議案第11号 平成24年度桜川市水道事業会計予算
〇出席議員(22名)
1番 萩 原 剛 志 君 2番 鈴 木 裕 一 君
3番 仁 平 実 君 4番 菊 池 伸 浩 君
5番 市 村 香 君 6番 岩 見 正 純 君
7番 小 高 友 徳 君 8番 飯 島 重 男 君
9番 中 川 泰 幸 君 10番 皆 川 光 吉 君
11番 増 田 豊 君 12番 潮 田 新 正 君
13番 相 田 一 良 君 14番 大 塚 秀 喜 君
15番 高 田 重 雄 君 16番 増 田 俊 夫 君
17番 川 那 子 秀 雄 君 18番 橋 本 位 知 朗 君
19番 増 田 昇 君 20番 塚 本 明 君
21番 上 野 征 一 君 22番 林 悦 子 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
副 市 長 飯 嶌 洋 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市 長 公 室 長 臼 井 典 章 君
総 務 部 長 山 田 澄 男 君
市民生活部長 大 川 正 彦 君
保健福祉部長 石 堀 純 君
経 済 部 長 横 田 一 君
建 設 部 長 松 輝 人 君
上下水道部長 若 林 鉄 郎 君
教 育 次 長 上 野 幸 一 君
会 計 管 理 者 太 田 昭 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長 笠 倉 貞 君
議会事務局書記 入 江 豊 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 長谷川 勇 貴 君
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(相田一良君) 本日の出席議員は20名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
〇議案第4号〜議案第11号の大綱質疑
〇議長(相田一良君) 本日は、3月9日に上程されました、議案第4号 平成24年度桜川市一般会計予算から、議案第11号 平成24年度桜川市水道事業会計予算まで、8議案の大綱質疑を行います。
大綱質疑は、一般会計、特別会計、水道事業会計を一括して行います。質疑は、答弁を含め1人20分とし、質問は3回までといたします。また、所属委員会の所管にかかわる質疑は差し控えることといたしますので、ご理解をお願いいたします。
また、質疑をする場合はページ数もあわせてお願いいたします。
それでは、質疑を願います。また、質疑中はご静粛にお願いいたします。
それでは、始めます。質問ございませんか。
4番、菊池伸浩君。
〇4番(菊池伸浩君) 4番の菊地です。7点ほどまとめて質問いたします。
まず、1つは、20ページ、県単林道改良事業補助金120万円ですが、これ私が桜川市が合併して以来、ずっとこの端上林道ですか、この作業が続いています。いまだに全面開通ができないのですよね。これすごい長い時間やっていますけれども、完成の見込みというのはあるのでしようかということで質問いたします。
次、2つ目です。68ページの保育所入所児委託料2億6,320万3,000円、概算で結構ですから、いろいろ児童の状況によって違いますが、平均幾らぐらい委託料を出しているのかと、1人当たり幾ら計算しているのかをお尋ねいたします。
それから、3つ目ですが、78ページですか。県西総合病院の負担金なのです。新年度予算は、2億5,536万円です。22年度決算を調べましたらば3億7,803万円なのです。来年度は、なぜこんなに減るのかということですね。交付税算入金を見ますと、これは22年度決算も24年度予算も大体2億7,000万円前後、交付税算入金はほとんど変わっていないのですが、組合負担金が1億2,000万円近く下がっている理由はなぜかということです。
それから、次ですが、92ページ、結婚相談員30万円、ちょっとどのくらい成果が上がっているかということで、別に成果が上がっていないからこうだとかというのではなくて、どのくらいこの結婚相談員制度が活用されて、結婚の段取りが進んでいるのかということでお願いをいたします。
それから、5番目、116ページの岩瀬駅周辺整備事業9,356万円、今度建設課に移った関係で、私総務なので質問ができますので、質問いたします。
1つは、実施設計委託料が8,000万円ありますけれども、この設計業者の決め方ですね。指名入札なのか、一般入札なのか、それともまた別なのか、この設計業者をどういうふうに決めていくのかということで伺います。
それから、岩瀬駅整備事業の2つ目ですが、進入路を広げるとのことで、1月に地権者に説明会を開いたというふうに、私の知り合いから聞きました。これどのくらい、面積にしてどのくらい買収をするのか、なぜ、どういうところで買収するのかという、その理由と買収する用地の広さ、大体で結構ですから、お願いいたします。
それから、同じく岩瀬駅周辺整備事業なのですが、調整池をつくるという計画が出ています。いつも岩瀬駅の北側のほうで水害が出ているわけですが、これ調整池をどういうふうにつくればそういう出水の防止になるのかというイメージが私わからないのですよ。それで、どのくらいの大きさを、猪ノ窪あたりのどの辺にまたつくるのかという、それで本当に洪水防止に役立つことができるのかという、その辺ちょっと疑問なので、大まかなアウトラインで結構ですから、お示し願います。
それから、6つ目、中学校振興事業、158ページです。需用費の説明の中で、上野教育次長が消耗品費ということで、指導用教科書の購入について触れられました。これ簡単に言うと、教師用のあんちょこなのですね。要するに教師が授業をするときに参考にする指導書という意味ですよ。私の42年間の教員経験では余り参考にならないのですよ。あとこれ高いのです、すごくね。普通の教科書が300円、400円でも、教師用教科書は5,000円とか、すごく高いのです、値段が。私なんかは高校時代、1人1冊なんかは買うなと、理科なら理科に1冊あれば十分だと言うのですが、先生方買うのですよね。いつも事務の人も、これちょっと減らせませんかねと言うのですが、私は要らないからと言うのだけれども、あったほうがいい、あったほうがいいと言って買ってしまう人が結構多かったのですよ。それで、実際、これどういうふうな購入実態なのかということでお願いをいたします。
それから、最後、これは水道事業なのですが、365ページ、県西広域水道用水受水費ということで4億1,431万6,000円と出ています。前からも出ていますけれども、県西用水の費用が高いのですよ。一応概算で結構なのですが……
〇議長(相田一良君) 済みません。365ページはないのだけれども、ページ数が。
〇4番(菊池伸浩君) 間違えました。済みません。私が……356でした。65ではなくて56です。済みません。書き間違いました。
それで、県西用水と井戸水の単価の違いです。県西用水は、この費用と用水量でわかるのですが、井戸水のほうは、滅菌費とかいろんな費用がかかりますと思うので、それを大まかに見積もって、単価で1立方あたりどのくらいの違いがあるのかと。いかに県西用水が高いかということを示してもらえるとうれしいので、よろしくお示しを願います。
以上です。
〇議長(相田一良君) それでは、答弁願います。
横田経済部長。
〇経済部長(横田 一君) 菊池議員さんにお答えをいたします。
まず、林道端上線についてご説明をいたします。林道端上線は、昭和58年度から国、県の補助を受け開設工事に着手し、19年をかけ、平成13年度開設完了の幅員4メートル、延長6,492.9メートルの林道でございます。舗装工事につきましては、平成16年度から県の補助を受け工事に着手し、延長6,492.9メートルのうち、平成23年度までに940メートル完了いたしております。残延長5,552.9メートルにつきましては、今後県の補助を受けながら10年計画で工事を進めてまいる予定でございますが、本市の財政状況等により変更になる場合もあると考えております。
次に、結婚相談事業につきましてご説明申し上げます。結婚の成立は近々では平成22年度に1件ございます。具体的には、桜川市の女性の方が真岡市の男性を迎えたものでございます。平成23年度は、現時点で成立ございません。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 続いて、石堀保健福祉部長。
〇保健福祉部長(石堀 純君) 4番議員さんのまず第1点目の保育所の委託料についてお答えいたします。
予算では支弁総額2億6,320万2,240円を予定しておりまして、保育所の民間の保育所人数が338人を見込んでおります。1人当たりで計算いたしますと、年間で約77万9,000円かかっております。月にして約6万5,000円程度支出となります。
次に、78ページの県西病院関係についてお答えいたします。平成22年度の決算と24年度の予算の金額の違いなのですけれども、県西総合病院組合負担金は、8つの負担金で成り立っておりまして、まず事務費負担金、建設改良費負担金と、それと特殊医療運営費、救急医療運営費、小児医療費、追加費用、それと高度医療、特別負担金と8種類の負担があります。これについて、今回特別負担金というのがなくなりまして、その分が減となるということになります。
特別負担金とはどういうものかといいますと、前々年度の決算額の現金赤字補填分として繰り出しております。前々年度は、平成22年度は黒字となったため、本年度の繰り出しはないということになります。
ちなみに平成22年度は、特別負担金として1億4,265万7,000円を負担しておりますけれども、22年度は赤字になっておりませんので、2年後の平成24年度は、赤字補填の一部負担金はないということになります。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 続いて、松建設部長。
〇建設部長(松輝人君) それでは、菊池議員さんのご質問にお答えしたいと思います。
3点ございます。まず、1点目でございますけれども、実施設計委託料につきましてのご質問でございます。JR東日本との協議に基づきまして協定を締結いたしまして、JR東日本へ委託することになります。鉄道敷地内にかかわる事業、工事等民間や自治体等が行う場合には、内容等について鉄道事業者の同意を得なければなりません。これにつきましては、その事業、工事により鉄道の運行や安全性に多大な影響が及ぶことを防ぐためで、その基本といたしまして、例えば実施設計内容について、鉄道事業者の安全基準や技術基準を満たす必要がありますし、本工事においても鉄道施設の保安上は運行上の安全を確保しなければなりません。これらの各基準というのは、JR独自のものであることから、どうしても事業、工事等の実施設計、本工事につきましては、当事者であるJRに委託しなければならないと考えております。
また、JRでの設計業者に対しては、随意契約で委託されると思われますので、よろしくお願いしたいと思います。
次に、2点目でございます。進入路を広げることにつきましては、旧つくば益子線からリンリンロード南側の市道を拡幅しまして、進入路として利用するため、入り口の隅切り部分を用地買収する予定でございます。買収面積につきましては、今後現況測量、道路設計を実施した後、用地測量を行い、面積を算出することになりますので、現時点ではわからないような状況でございます。
続きまして、3点目の調整池をつくる計画というようなことでございます。この駅南の田園地帯につきましては、非常に水害を負っている状況でございまして、猪ノ窪北栗から流れてくる雨水排水の流量調査、また現地踏査、駅北を含む水路の流れも含めまして、比較検討いたしまして、その結果に基づき調整池の位置や規模が決まっていくと思われます。調査の結果によっては、調整池のかわりに何らかの方法で洪水対策を図られるかもしれませんが、その調査するものでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 続いて、上野教育次長。
〇教育次長(上野幸一君) 菊池議員さんの教師用指導書配布についてのご質問にお答えをいたします。
全科目とも各学年1冊配布したいと考えております。ただし、主要5教科であります国語、社会、数学、理科、外国語につきましては、全学年4学級編制になります西中学校につきましては、2冊配布したいと考えております。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 続いて、若林上下水道部長。
〇上下水道部長(若林鉄郎君) 井戸水の原価と比べて県水用水はどのくらい高いかとのご質問でありますが、概算でありますが、県西用水の原価につきまして、23年度年間受水費が3億7,177万9,867円に対し、受水量が272万3,826トンであり、トン当たり税抜き136円となります。
また、井戸の概算でございますが、地下水につきましては、井戸からくみ上げ、滅菌、ろ過して浄水にする単価は、1トン当たり約57円でございます。
〇議長(相田一良君) 以上、答弁終わりました。
いいですか。
それでは、ほかにご質問ございませんか。
高田重雄議員。
〇15番(高田重雄君) 198、199、給与費明細書を見させていただいたのですけれども、一般職379名で給料が14億4,143万4,000円、職員手当は11億2,425万7,000円、共済費、要するにこれは厚生年金、要するに民間でいえば厚生年金、我々商売人でいえば国民年金にヒットする額だと思うのですが、それが4億6,570万2,000円、トータル30億3,893万円になりますね。これ人数で割ると1人800万円を超えるのですね。
それと、もう一つ、この退職手当引当金というのがありますね、その次のページ。4億……この職員手当の中の、これ非常に多いと思ったのですね。給料が14億円で職員手当が11億円、給料と手当変わらない、わあ、すごいなと思ったのですね、私。そうしたら、手当の中には退職手当負担金というのがあるのですね。4億6,282万9,000円、この4億6,282万9,000円というのは、来年、何人かが退職するから、それに引き当てたのだと思うのですけれども、それで間違いないのか。
それと、何名の方が来年退職するのかをまず答えて、教えていただきたい。それから、次の質問をさせていただきます。
〇議長(相田一良君) 臼井市長公室長。
〇市長公室長(臼井典章君) まず、退職手当負担金のところでいいのですね。退職手当負担金につきましては、毎月給料の中から市負担分ということで払っているものでございます。退職する場合には、特別負担金という形で支払うものになりますので……
〔「おかしいって、退職金払ってんだぞ、だってこれ」の声あり〕
〇市長公室長(臼井典章君) ですから、毎月給料の何%という形で掛けて出しているものでございます。
〔「それじゃ、負担してるの。市が負担してるから歳出に出ている
んでしょう、だってこれ。44億6,282万9,000円、手当として払
っているということでしょう、職員に、ということだろう、じ
ゃ」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 高田議員。
〇15番(高田重雄君) それと、もう一つ、こっちの負債の部ってあるでしょう、これ。退職手当引当金59億7,147万3,000円を……
〔「ページ数」の声あり〕
〇15番(高田重雄君) ページではないです。これは、ページではない。財務表で言っているのですよ、これに関連していますから。財務書類4表、きょう茨城新聞に載っていましたし、250億円ほど退職金が足らなくなるとか、二十何年度は。59億7,147万3,000円は、負債としてみなす、借金していなくても。これは負債してもいいので、借金してもいいのだよ、ちょっとこれ職員数で割ると、59億7,147万円を379人で割ると、1人1,500万円以上になるのです、平均で。ちなみに市長、一番最後に言いたいのは、今国家公務員が時限立法が何かで7.8%、職員が給料もろもろで下がるのではないか、ほぼ決まりそうだと思うのですね。退職金が民間より400万円ほどどう見ても高いのではないかと、そういうような国でも発言をしています。当然、これ今すぐやめても59億7,140万円、1,570万円なのです、私が割ると。1,570万円も退職金もらっている民間がいますか。当然、国がそういうことを考えてくるのは当たり前だし、国家公務員がそうなる。地方公務員は多分そういうもので気になっていると思います、全職員、379名、不安とかもあるだろうし、いたし方ないと思っているかもしれないし、私も不安というよりも覚悟しています。私個人ですよ。市長、その辺のところの市長の考えをお聞かせ願いたいです。
〇議長(相田一良君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 確かに今国会で7.8%平均、国家公務員の給与を削減するということが通過いたしました。それらにつきましては、基本的には地方のほうは地方で判断をしなさいということでございます。議員もご承知のように、桜川市としては0.23%の引き下げも12月にさせていただきました。我々特別職も5%下げさせていただきました。これらに基づき今後どのような形で対応していったらいいのか、県のほうからも桜川市はどういうふうに考えておるのだというふうな問いが参りまして、現在私もその辺のところはやはり慎重に検討をさせていただきたいと、しかし大方の見方というのは、国家公務員の給与引き下げがあれば、当然地方にも波及するであろうというふうに見ておられるということであれば、その中でどのように対処していったらいいのかというふうなことをこれから慎重に検討してまいりたいというふうに考えております。
ただ、高田議員さんご承知のように、桜川市も合併当時は503名でスタートしましたけれども、現在436名、今回26名の方が退職しまして、採用する人員は、新しく入ってくるのは13名ということで、実質13名また減をしていくというような形の中で、しっかり対応していくというのには、ある程度職員がその減った分だけ働いていただかなければ困るというところもございますので、この辺も勘案しながら最終的な決定をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(相田一良君) 高田重雄君。
〇15番(高田重雄君) 1つだけ言います。人員を減らしたって言っていますけれども、人口も減っているのです。5万1,000あったやつが今4万5,000割っているわけですから、それは市長には申しわけないのですけれども、市長は若干言うのですけれども、余り聞ける話ではないというか、当たり前だと私は思っていますし、その中でお願いは、市長、今非常に考えているのを、我々も気になるところであるし、こういうことを話すということは、私も覚悟しておりますし、ただ恥ずかしいまねだけは、桜川市として、ほかの市町村は速やかに取り組んだ。桜川市だけが仕方なしなし、最後の最後のにそういうことになったとか、桜川市として恥ずかしくない結論、行動をとっていただけるようお願いしまして、私の質問をやめます。
〇議長(相田一良君) ほかに質問ございませんか。
塚本議員。
〇20番(塚本 明君) ページでいきますと、128ページから129ページにかけて、10款2項小学校費の中で、通学バス委託料というのがありますね、1,415万円、その内容についてちょっとお願いします。
〇議長(相田一良君) 上野教育次長。
〔「ページが違うよ」の声あり〕
〇20番(塚本 明君) 128ページだよ。138。間違えました。済みません。
〇教育次長(上野幸一君) お答えをいたします。
通学バス運行委託料1,415万円を計上しております。内容につきましては、議員さんもご承知と思いますが、こは岩瀬小、坂戸小、南飯田小学校の当時分校がありまして、廃止になったことに伴い、スクールバスを運行をしております。この経費が1,365万円、昨年当初と比べますと100万円程度減額となっております。
もう一点は、これは紫尾小学校、やはり酒寄地区のスクールバスの運行費用でございます。これについても当時分校の統廃合に伴いまして、スクールバスの運行と、酒寄地区については定期券の購入とか、そういうことから変遷をしまして、現在のスクールバスの運行となっております。この金額が年間50万円でございます。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 塚本明君。
〇20番(塚本 明君) なぜこの質問をしたかと申しますと、これ昭和の大合併のときに、分校廃止のための優遇措置ですよね。これ関連になるのですが、我々、昭和の大合併のときに、長讃村は真壁のほうに合併したのですね。学区外から合併したものですから、距離があるのです。けさもある父兄に言われたのだけれども、質問しないかと思ったのだけれども、これ関連になりますけれども、ちょうど今小学生が登校時間は7時です、朝。1時間たっぷりかかります。これ、公平公正という意味合いから、市長、何とか改善してもらえないかと。いや、父兄の負担は大変なのですよ。雨降れば送っていく。また迎えに行く。1時間たっぷりかかりますから。分校廃止よりも、学区外だから、うちのほうはね。学区外から真壁小学校へ通っているのですから、だからこれを副市長、私の家から1回歩ってみてください。いや、百聞は一見にしかず、実際歩けばわかりますから。だから、その約束できますか。
〇議長(相田一良君) 飯嶌副市長。
〇副市長(飯嶌洋一君) 塚本議員のほうで歩って調査をしろと、自分で実態を把握しろということでございますので、私のほうでも実態を自分で把握をしていきたいと思っております。
〇議長(相田一良君) 塚本明君。
〇20番(塚本 明君) 私も歩きますから、それで今すぐやれとは言いませんよ。ただ、公平公正という観点から、やはり今子供は宝物ですから、何とかその辺のところで、先行き考えを直してもらいたいということで、質問終わります。
〇議長(相田一良君) ほかに質問ございませんか。
中川泰幸君。
〇9番(中川泰幸君) それでは、教育次長に2点ほど質問いたします。
129ページの給食センター費、北給食センター、次のページの131ページの南給食センター、それから飛んで137ページの給食センター建設事業費、これの関連について質問いたします。
この北・南給食センターの経費、事業費、これを足して、これから建設、この議案が可決されれば、この実施設計に入るわけですよね。それについて、この統合の給食センターと、この南・北の給食センターの経費、事業費のどのぐらい削減になるのか。
それと、もう一点が、給食センター建設事業費のこの実施設計で、これ大和中学校跡地の敷地内に建設する予定でしょうけれども、この建屋の位置づけ、それをお聞きします。
〇議長(相田一良君) 上野教育次長。
〇教育次長(上野幸一君) 中川議員さんにお答えをいたします。
まず、新たな給食センターができた場合に、今の北と南の事業費がどのくらい削減できるのかというご質問でございますが、まずその前に、今回の給食センターにつきましては、既に議員さん方にもご説明はしておりますが、北はなくなりますけれども、南は当分並行して事業をやることになります。ですから、極端な話が、多分今の予想では3,500食で小中学校の児童生徒、職員も含めて、それを賄えるようになるのには、平成30年ちょっとになるのかと思います。そういうことで、まずは南給食と新しい給食センターが並行して稼働するようなことになりますので、極端な削減には、逆に言えばならないと思います。ただし、両方のことが統一されれば、委託料とかいろいろな面で、それは削減できるものと思っております。ですから、そういうことでよろしいでしょうか。
もう一点は、建屋の位置でございますが、今議員さんがおっしゃいましたように、大和中学校の校舎の跡地で体育館が現在建っております。この実施設計については、1月28日にプロポーザルの審査会をしまして、業者さんが決定をしております。その配置計画の中で、当分この大和体育館の維持管理に支障のないような建屋配置を考えておりますということでよろしいでしょうか。ご理解をいただきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 中川泰幸君。
〇9番(中川泰幸君) それでは、次長、2点目のほうの実施設計のほうに関して、ではまだ具体的な検討段階ということですか。
〇議長(相田一良君) 上野教育次長。
〇教育次長(上野幸一君) そうですね。業者さんのプロポーザルの中では配置計画とかいろいろな計画案は出ております。今から具体的な詰めに入っていきますので、ただ今も申し上げましたが、大和中学校の体育館の維持管理には支障のないようなレイアウトをしていきたいと思っております。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 中川泰幸君。
〇9番(中川泰幸君) それでは、私のほうとしては、お願いといいますか、要望なのですが、建屋を置いて、今現時点の門扉ありますよね、中学校跡の。その駐輪場、あの坂上ですね。そこから給食センターがその敷地内の半分をとると仮定しますよね。そうしたらまたそこにもう一つ給食センターの門扉をつけていただいて、その駐車場を利活用の観点から、半分をスポ少のために開放していただきたいと、土日、祭日、それをお願いしたいのですが、いかがなものでしょうか。
〇議長(相田一良君) 上野教育次長。
〇教育次長(上野幸一君) 敷地のレイアウト的には、建物が当然レイアウトされて、駐車場とかも確保します。そうすると、基本的に、今議員さんのおっしゃったその運動施設ということでございますか。
〔「の駐車場に開放してもらいたい」の声あり〕
〇教育次長(上野幸一君) それについては、別に駐車場をふさぐわけではないので、十分検討できると思います。
〔「了解」の声あり〕
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
増田豊議員。
〇11番(増田 豊君) 2点ほど質問させていただきます。
教育委員会と市長に答弁いただきたいのですが、まず1つ目に、教育委員会には、昨年の6月に伝承館の使用料について私は質問した覚えがあります。それで、私の幾つか具体例を挙げながら、この場合にはどうなるのだということで聞いたのですが、私の言ったことを参考にして決めていきますというような答弁をいただいたものですから、その内容について伺いたい。
それに、その使用料については、住民のほうから見ると、とっても関心が強い内容でありますし、しかも来年から新年度になって、正式に取るでしょうというときに、申しわけないですけれども、この歳入に伝承館の使用料というのがどこにあるのかなということがわからなかったものですから、それもあわせてお願いしたいと思います。
それと、市長については、この間の3月11日の東日本大震災、それに伴ってそういう大きな災害が出てきた場合には、行政全般にいろいろな影響が出てくるわけですから、そういう観点でちょっと質問したいのですが、私が相当前になりますけれども、真壁地区の山すそに、相当昔に山津波の痕跡があるのだというような話を聞いたことがあるのですが、言い伝えであっても事実であっても結構なのですが、そういうことがあったということをご存じでしょうかという質問です。
以上、2点お願いします。
〇議長(相田一良君) 上野教育次長。
〇教育次長(上野幸一君) それでは、1点目なのですが、増田議員さんがご指摘のように、昨年の6月の定例会に伝承館の設管条例を上程した際に、使用料についてご質問がありました。そのときは各種団体の減免等について、その時点ではいろいろ細かいことが決まっておりませんでした。そういうことを精査した中で、24年のことしの4月からは施行していきたいという答弁をしたと思っております。
その後、この答弁に従いまして、文化生涯学習課において各種団体の減免、どのようにするかということについて案をまとめまして、本年2月、24年2月の庁議に諮っております。その席で、同じ24年の2月に使用料手数料適正化委員会が市の全庁的な見直し検討委員会が設置をされております。こういうことで、その庁議の席上に、市としてそういう施設の使用料、手数料については、統一したものがいいのではないかというような意見が出ております。その中でそれを協議した結果、伝承館についても市の統一の中で伝承館も位置づけてやるのが望ましいという結果になっております。そういうことで、当初は24年の4月からその減免の体制で使用料を取ることになっておりましたが、そういう経過がありましたので、半年間延ばして、全体の施設の使用料の方向性が出てから、伝承館についても施行をしていきたいというふうに考えております。
それと、議員さんご指摘のように、今回の使用料については、のせていないです。
〇議長(相田一良君) 続いて、中田市長。
〇市長(中田 裕君) 増田議員さんの質問でございますが、私も調べさせていただきました。平安時代、810年前後に山尾地区のほうで大規模な山津波があったのではないかというふうな状況でございまして、年代別にあの周辺を調べたところ、土器等が埋もれておるというふうな事実はあるようでございます。また、1500年代に入りまして、ちょうど天正年間と言いますから、豊臣秀吉が生きた時代ですか、そのときにもあの山尾地区は山津波があったというふうなお話があるそうでございます。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 増田豊君。
〇11番(増田 豊君) 教育委員会については、4月完全に取られるだろうというようなことでみんなとらえていますので、その点の広報というものはきちんと地域住民に広報するようにしないといけないと思いますし、これからまた半年延ばすということは、内部的に細かいところまで決まっていないままオープンしたということになってしまう。そこからいくと、外部から見るというと、伝承館の第一義的目的というものは建てることだったのかというような批判につながると思いますので、速やかに決定するようにお願いをしておきます。批判にならないように。
それと、それから今まで、7カ月目に入った周知期間ということですけれども、その内容についても、例えばこの間質問をしたときに、例えばと言って、入場の対価というのがありましたよね。そのときにお金を取った場合には、減免の対象外というようなことだったと思うのですが、おとといその白井座でやったときも、やっぱり運営費が足りないので、ああいう伝統芸能やるときには、賛助券みたいなのをいただいているのですよ。金額的には少なかったのですけれども、もしそういうものを取った場合にはどういう対処になるのか。あるいは本当に細かいことを言ってしまえば、ピアノを使うときに使用料1,000円ですよね。そのときに実際出している人が出すときに、最低でも3人いないと出てこない。物すごく狭いところから出してくると、数センチのすき間をつくらないと傷がついてしまうというような状況で出していますよね。人がいなければ出せない。そこで、人でも3人要る。すき間がつくられて、傷ついたらば弁償しなければならないと、そういう中で1,000円取るならば、お金を取るならば出しておいてもらいたいというような話もあります。
それから、今までの期間の中で、使用料を取ったり取らなかったりというようなあいまいな部分もちょっと見受けられるというようなことなのですから、実際使用料金を取り始めると、もっと細かな話というものがいっぱい出てくると思います。ですから、もしこれから6カ月間その調整期間として無料だというならば、徹底した内容で無料にするとか、あるいは実際使ってみて、きょうもし使用料取るならば、どんな思いがありますかというような調査というものも徹底的にやって、6カ月後ですよね、ちゃんと取るというのは、そのときにはだれでも理解できて、気持ちよく使用できるような施設にしていただきたいとお願いをしておきます。
それと、市長の答弁で、私が前に聞いたのは、平安時代というのはちょっと聞いたことはあるのですけれども、その後もあったという話は私は聞いていなかったのです。でも、この間の東日本の大震災のようなことがあった場合に、真壁地区の山尾地区に2度もそういうことがあったということは、地域住民の人がどれだけ知っているのかなという疑問点になってくるわけですよね。東日本大震災だって、未曾有の大震災、津波と言っていても、過去にも同じような例があったということが言い伝えではあったかもしれないけれども、住民には周知徹底がされていなかった。よって、被害が大きくなったという事実があるわけですから、山尾地区初め土石流危険地域とかってありますよね。そういう方々にやっぱりそういう事実があったというようなことは、何らかの形でお知らせしておいたほうがいいのかなというような思いがあります。それはどういった意味でかと言ったらば、そういう区域に指定された方々の中で、その地域に家を建て直そうとするときには、やっぱり規制が強くなって、同じところには家を建てられないとか、それからその土石流に備えて、その防護の……その土地に対応するものを設置しなければ建てられないとかって、いろんな規制があるというところで、不満になっているわけです。ですから、その不満、周知することによって不満の解消にもつながるかもしれませんと、万が一そういう状況が起こるかもしれないといったときに、避難に対する理解は速やかな避難につながるというようなことで思いますので、その辺の対策というものをよく考えて、私は今のところわかりませんけれども、よく考えて対応策というものをつくっておいたほうがいいのではないですかというような意見を述べて、私の意見を終わりにします。
〇議長(相田一良君) 答弁はいいね。
〔「要らないです」の声あり〕
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
川那子秀雄君。
〇17番(川那子秀雄君) 17番。34ページ、総務管理費の中で、これは会計管理費ですか。これが、この中に指定ですか……
〇議長(相田一良君) お静かに。
〇17番(川那子秀雄君) 指定金融機関業務委託料というのがあるのですが、これは……ちょっと黙っていてくれよ。
〇議長(相田一良君) お静かにお願いします。
〇17番(川那子秀雄君) 何で私が言っているときにしゃべっているんだっぺ。黙れよ。しゃべるのではないよ。
34ページ、指定金融機関業務委託料、これは昨年は105万円だったのですよ。ことしの予算書では説明がなかったのですが、210万円、倍に上がっているわけです。この理由をちょっとお伺いしたい。
それから、35ページ、同じく財産管理費、需用費の中で700万円計上されているのですが、昨年度は360万円だったのです。ですから、倍になっているわけですよね、約。その理由をちょっとお伺いしたいと。
それから、3点目は、質問しないでもいいのですが、ちょっと聞いておきます。84ページ、公害対策事業、その中の13の委託料の中で、自動車騒音常時監視委託料というのが、金額は141万円ですが、それが計上されている。これは昨年はなかったのです。これことし出てきたものですから、ちょっとお伺いをしたいと思います。
その3点でございます。以上です。
〇議長(相田一良君) 太田会計管理者。
〇会計管理者(太田 昭君) 川那子議員さんにご質問にお答えいたします。
指定金融機関業務委託料につきましては、合併前の平成15年度より指定金融機関であります常陽銀行から派出所事務経費として105万円の事務経費の要望が出されてきたところでございます。桜川市では、平成19年度から1派出所分105万円、大和庁舎、岩瀬庁舎、真壁庁舎の3派出所分ということで支払ってきたところであります。県内の市町村の動向を見ますと、古河市を初め笠間市など、合併して分庁舎を置く市町村においては、それぞれ派出所分の経費を予算化して支払っているところでございます。この経費は、派出所勤務のパート女子行員の人件費でありますが、常陽銀行さんには市の財政事情も考慮をお願いし、2庁舎分の210万円で納得願うものでございます。
なお、この経費の支払い時期は、市町村間ばらつきがあります。桜川市は、再三の要請に対しても固辞してまいりました。しかし、今になるとほとんどの市町村が支払っていますので、仕方がないのかなということで、ことしから一応3庁舎分なのですけれども、大和庁舎と真壁庁舎分を常陽銀行の真壁支店、それで岩瀬庁舎はもともと常陽銀行の岩瀬支店で対していただいておりますので、そういう形でお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 消耗品が700万円ということで去年よりふえているだろうということなのですが、これは共通消耗品と言いまして、管財係のほうで一括して消耗品を上げていると、コピー用紙とかそういうものですね。なぜふえたかといいますと、今までも共通消耗品ということで計上していたのですが、今回補助事業等がなくなりますと、補助事業の場合は事務費ということで補助事業の中で計上できたりもします。そういう中も含めまして、今回消耗品につきましては、よく各課の状況を把握しながら予算査定の中で管財のほうに上げてきたということで、ふえてきたということでご了解願いたいと思います。
〇議長(相田一良君) 大川市民生活部長。
〇市民生活部長(大川正彦君) 公害対策費の中の自動車騒音常時監視委託料でございますが、昨年までは県の予算で行っていました。条例改正の中でもありましたが、今回の第2次一括法案の中で権限移譲というふうな項目から、県からの権限を移譲されたものでございます。
自動車騒音常時監視業務なのですが、全体計画としては、平成24年度から約28カ所を計画しております。本年の24年度は、3カ所ほど計画をしてございます。北関東自動車道、50号、それから2車線以上の県道を調査の範囲で指定しております。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 川那子秀雄君。
〇17番(川那子秀雄君) 会計管理費、常陽銀行のほうから請求があったということでございますか。210万円にしてくれ、あるいは昨年は105万円だからふやしてくれと、そういう依頼があって、いわゆる真壁と本庁だけの分で210万円ということで、役所のほうではこたえたということですよね。わかりました。
それから、先ほどの需用費でございますが、私、これ、平成20年度の決算でも498万円ぐらいだったのですよ。昨年度の予算、決算出ておりませんが、360万円予算計上で、ことしは約倍近くあるわけですよ。だから、総務部長として各課の要請にこたえたということですが、ちょっと私は、この予算のふえ方は異常ではないのかと、もう少し、ほかのずっと照らし合わせてみても、ここがちょっとふえ過ぎているのではないかなと思っております。市長は行財政改革ということで言っておりますが、予算の査定のときに気がついたかどうかわかりませんが、ちょっとこれふえ過ぎかなと、だから予算を計上してしまっているわけですから、なくせということは言いませんから、やはりこれは節約して使っていくようにお願いをしたいと、そういうことをお願いします。
それから、先ほどの自動車騒音常時監視委託料、これは県のほうからこちらに委託されたということでおやりになる。3カ所ということで、私、50号線なんかでよく、何かいすに座ってやっている、あれがそうなのかなと思い浮かべますと、そうであろうと思います。これはそういうことで県から移った事業だからいいだろうと、これは新しく出てきたものですから、去年とことし比較して何か違ったことが出てきたなということで、単純に疑問をぶつけたまでであります。
あとはありますけれども、私のほうの管轄の委員会のことでありますから、委員会で審議をしたいと、以上です。
〇議長(相田一良君) 答弁はいいですね。
〔「いいです」の声あり〕
〇議長(相田一良君) それでは、ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前10時58分)
再 開 (午前11時15分)
〇議長(相田一良君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
ほかに質問ございませんか。
5番、市村香君。
〇5番(市村 香君) 5番、市村です。117ページの岩瀬駅周辺整備事業のところをちょっとご質問いたします。
今までは総務のほうということで、岩瀬駅周辺整備事業ということではなくて、岩瀬駅跨線歩道橋及び駅舎整備というような形でなっていましたけれども、整備事業ということで今度建設のほうにいくということですので、まだ私はこの8,000万円という委託料にこだわっておりまして、現副市長、前公室長のときに、岩間駅を参考にということなので、やはりどう考えても私は岩間駅と岩瀬駅とではちょっと内容が違う、検討の内容が違うのではないかなと思っております。
改めてまた事業費の財源内訳というのも出てきまして、一応粗々の事業の概要も出てきましたけれども、それを踏まえてもやっぱり8,000万円というのはちょっとどうかなと思っておりますので、今後建設部のほうにいくということなので、減額等も含めたあれをしたいとは思っているのですけれども、一応どのように考えているかお願いいたします。
〇議長(相田一良君) 臼井市長公室長。
〇市長公室長(臼井典章君) 済みません。今までの経緯なもので、私のほうでわかる範囲で答弁させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〇議長(相田一良君) はい、いいですよ。
〇市長公室長(臼井典章君) まず、23年度の8,000万円の委託料の件でございますが、その委託料につきましては、前からも何回もご説明を申し上げているかと思いますが、岩間の跨線歩道橋、ほぼ事業規模的なものが同じというようなことによりまして、跨線歩道橋と駅舎、5億円、6億円というような試算をいたしまして、その中からパーセント、これは日常的に使われているパーセントというような形で、それを計上した中で8,000万円という数字を23年度のときには出しております。
今回の8,000万円、たまたま数字が同じということで、この前の一般質問のときにもお答え申し上げましたが、今回につきましては基本設計をやった中で、あらかたの概算の事業費が出ております。それに伴いまして、JR、この後実施設計を委託する業者につきましては、JRというようなことで進めざるを得ないという状況を先ほど松建設部長のほうからもお話があったところでございますが、そうした中で協議をした中で約8,000万円ぐらいになるというような算定をいただいて中で計上をしているということでございます。
以上です。
〇議長(相田一良君) 市村香君。
〇5番(市村 香君) 公室長のお話は、確かにそういうふうに聞いております。この事業内訳のほうも公室長のほうから聞きました。総務部のほうの企画ということでしていたことが、何か2月の時点ではもう建設のほうでそういう説明をして、予算を通してほしいというようなお話があったということですので、やっぱり質問ももちろんですけれども、やっぱりこの事務の手続上も、私も困るわけですよ。一生懸命あれしたと思ったら、今度こんなになってしまって、いまだに、新年度なので、とりあえず4月1日からだということで、建設課のほうに移動したとは言いますけれども、その時点でやっぱり十二分に総務と建設のほうとの打ち合わせをして、きちっと、もうきょうの予算の質問はするということになった時点で、やっぱり建設部長のほうがきちっと説明できるような状況になっていないということは、やはりこの中身の事務の関係についても、やっぱりきちっとしていないということになると思うのですよ。だから、そういうのも含めて、24年度ということで、建設のほうにいきますので、心配ももちろんありますけれども、逆に言えば、建設のほうにいきますから、私は総務から外れますので、いろいろとご質問できていいなとは思っているのですけれども、その辺のところの事務の引き継ぎとか、そういうふうなことはどうなっているのでしょうか、それを質問して、後は建設のほうにいきますので、お願いいたします。
〇議長(相田一良君) 臼井市長公室長。
〇市長公室長(臼井典章君) 確かに24年度からは建設部ということで予算計上の際からそういうような形で動いてきているところでございますが、もちろん役所という組織の中で動いておりますので、今までやってきたものを全くこちらは知らないということではなくて、もちろん建設部、それから今までやってきた市長公室のほう、両方相談をしながら、今後の事業、ある程度までだとは思いますが、協議をしながら、内部で十分協議をしながら進めていくということでご理解をいただきたいと思います。
〇議長(相田一良君) 市村香君。
〇5番(市村 香君) あと建設部長のほうにもその心意気というか、そちらのほうをお願いいたします。
〇議長(相田一良君) 松建設部長。
〇建設部長(松輝人君) 市村議員さんの質問にお答えいたします。
24年度から建設というようなことで実施していくというようなことになっております。今、市長公室長のほうからもお話が出ましたように、今後4月以降については、JRとの協議等、当然これしっかりした中で行っていかなくてはならぬかと思っております。やはり今までの流れから見てみましても、企画課のほうと都市整備課のほうで今後やっていくわけでございますが、その中で一体となったよりよい方向で、議員さん方に理解していただけるような形の中で、今後頑張っていきたいというふうに考えておりますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。
〇議長(相田一良君) ほかに質問ございませんか。
飯島重男君。
〇8番(飯島重男君) 建設部長と市民生活部長にお伺いいたします。
まず最初に、建設部長、114ページの都市計画審議会委員報酬ということで質問いたします。
それから、市民生活部長には、235ページの款11諸支出金の中の1番、直営診療施設勘定繰出金の中身についてご質問して、答弁を願いたいと思います。
まず最初に、都市計画審議会委員について、非常に大事な審議会かと思うのですけれども、これからの桜川市どうするかというような中身ではないかと思うのですけれども、そういう中で今桜川市の都市計画の線引きの見直しがなされている状況かと思いますが、どういう方向でその線引きの内容について現在進行しているのか、その内容についてまずお伺いいたします。
〇議長(相田一良君) 235ページの質問を一緒にやったほうがいいですか。一緒にやったほうが……。
〇8番(飯島重男君) 一緒にね。それでは、235ページの直営診療施設勘定繰り出し事業の中で667万5,000円という金額がありますが、この事業内容についてご説明をお願いいたします。
〇議長(相田一良君) 松建設部長。
〇建設部長(松輝人君) 飯島議員さんの質問にお答えいたしたいと思います。
今の都市計画審議会、平成24年度から見直すというようなことで実施していきたいということで考えているところでございます。今回の見直しにつきましては、先ほど都市計画の審議会の内部に部会を置くというようなことで、条例を提案したところでございます。その中にどうしても昨年まで県のほうの都市計画のほうといろいろ打ち合わせしてきたところでございますけれども、やはり非常に桜川市におきましても見直しというようなことは、市民の方々におかれましても、当然やっていただきたいというふうな声が大きいということでございます。
そういう中で、まず都市計画審議会の中に部会を設置いたしまして、その中で大学の先生方、専門の方々を交えました中で、県に建議をするというようなことで進めていきたいというふうに考えております。
一応、今後部会の設置というようなことに向けて今考えているところでございますが、一応大学の先生方とも今いろいろと相談をいたしまして、早急にその部会の設置に向けた中で今検討しているところでございます。
そういう中で、その専門委員会の中におきまして、桜川、筑西市、それから結城市さんも交えた中で、いろいろな問題点等々やっぱり提供していただきながら、その中で、部会の中できちんとした方向性を決めた中で、審議会のほうに諮り、また議会のほうにもご報告していきたいというふうに考えて今進めているところでございます。
時期的にはまだはっきりは申し上げることはちょっとできないのですけれども、一応4月以降、そういうことを踏まえた中で、部会設置に向けた取り組みを一応進めていくというようなことで今進めている状況でございますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。
〇議長(相田一良君) 続いて、大川市民生活部長。
〇市民生活部長(大川正彦君) 飯島議員さんのご質問にお答えします。
国民健康保険の直営診療施設勘定繰出金でございますが、この繰出金につきましては、歳入にございます特別調整交付金、国庫の調整交付金でございますが、これが100%勘定繰出金として県西病院のほうに桜川市のほうからストレートにお支払いする施設分の繰出金でございます。内容につきましては、国保の施設、直営診療施設というふうなものは、茨城県に約8カ所ほどございます。それぞれその病院の形態なのでございますが、県西総合病院、当初から国保の直営診療施設として機能充実してまいってございます。その中で、昨年度252万9,000円ほど23年度予算づけましたが、今年度667万5,000円の予算つけたのは、この中には、今までですと、平成22年には医療機器補助というふうなところで、約262万5,000円対応しましたが、そうした中の施設対応の一環として、今回病棟が修繕費用に係るというふうなことから、県西病院から出されました病棟の修繕費用に関しまして、上乗せしましたものでございます。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 飯島重男君。
〇8番(飯島重男君) ただいま建設部長のほうから、今年度から線引きの見直しを徹底的に行うということでございますが、桜川市の線引きは、今から40年ぐらい前になるかと思いますが、線引きをなされました。しかしながら、その線引きをした中で、開発が一向に進まなかったということも事実かと思います。そうした中で、これから人口も減ってくる。そして、なかなか経済も厳しい中で、先行き見通しがなかなかつかない中でございます。
そうした中で、本当にこれからどういうような線引きをなされていくのかということは、非常に大事な問題かと思います。専門部会を開いて線引きをすると、線引きの方向性を見出すということで、今の答弁では何年かかるかわからないというような、非常に桜川市の将来が見えてこないのかなという感じもいたします。そういうことは、やはり市長の桜川市をこういうふうにしたいというようなその方向性が甘いのではないかと思うのですけれども、そういう方向性が市長がびしっと出せば、都市計画審議会もそういう方向と同時並行で、その桜川市の将来像をつくっていくための線引きもきちんとできるのではないかと思いますので、その辺市長、どういう方向で桜川市をこれから考えているのか、考えがありましたらひとつよろしくお願いしたいと思います。
〇議長(相田一良君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 線引きにつきましては、桜川市の審議会で活発に意見が交換されておるところでございます。特に私の場合には、この結城、下館、岩瀬の一体となった都市計画に対して、やはりしっかりと県のほうにお話を申し上げていく必要があるであろうと、どちらかというと、非常に現況を維持した形の中で都市計画を進めていきたいという強い思いがあります。しかし、審議会あるいは多くの市民の皆さんが桜川市の都市計については、しっかりと見直しをしていく必要があるであろう、それであれば我々が先頭に立って県と議論を深めて、そして県に認めていただくという以外に変更を認める余地はないわけでございますので、この際、筑西市、結城市にもご理解をいただき、共同戦線を張って、この線引きの見直しを強力に進めていこうと、それにはやはり有識者の意見というものは、やはり県も重要視をしておるというようなことでございまして、それらの中でしっかりと議論をしていただいて、それらを反映しながら県のほうに強く線引きの見直しについて働きかけをしていきたいという強い私は思いを持っております。
そういう面で、今までも長方工業専用地域は見直しが非常に厳しい状況の中で準工専地区に見直しをしていただいた経緯もございまして、一歩一歩歩を進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
〇議長(相田一良君) 飯島重男君。
〇8番(飯島重男君) 今市長の強いお考えをお聞きいたしまして、本当によろしくお願いしたいと思うのですけれども、桜川市からつくばへ車で行ってみるというと、何か山すそは日陰になっていて、明野から下妻、結城のほうへ、この辺はつくばがどうしても中心になるというような形が見えているかと思うのですけれども、やはり何かこの辺が、桜川市が加波山、筑波山の日陰になってしまっているような気がいたします。これから10年先になると高齢者も40%になるし、子供たちを考えると、本当に若い人がこの地区にいなくなった場合に、この辺が非常に厳しい地帯になるのではないかなと思います。そうした中で今線引きをするのに当たっては、やはり若者に魅力あるまちという何か漠然とした話になってしまうのですけれども、やはりつくばとの連携の中でインフラとか、あとは公共交通の整備とか、そうした中で企業の誘致とか、そういうものを考えてもらいたいなと私は思っております。
現在、ちょっと見ると、明野のほうのインフラが、道路がきちんと整備されている状況が見受けられるのですけれども、つくばに対してのこの南北道路の整備ということに関して、市長どういうふうに考えているか、ひとつお願いしたいと思います。
〇議長(相田一良君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 今飯島議員さんがご指摘のように、つくばとの連携というのは大変重要であるというふうに認識しております。ただ、桜川市の場合には、50号線の4車線化を西に向かって今鋭意国のほうに働きかけをして進めさせていただいておると、50号線沿いにかなり商業施設の進出打診が数多く今出てきております。そういう中で線引きの見直しをしっかり進めていくことによって、商業施設の集積も可能ではないのかなというふうな思いを強く持っております。
また、つくばに向かっては、東山田岩瀬線が未整備でございます。この整備を県のほうにはもう、何も私はお願いをしないと、この東山田岩瀬線をまず整備してくれということを第一次に挙げて頑張っていきたいというふうな思い、やはりインフラの整備の中でこれをまずやっていかないと、総花的にやってくれやってくれといっても、なかなか現在の予算の範疇では厳しいというような状況もございますので、その辺も勘案しながら取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
上野征一君。
〇21番(上野征一君) 五、六点ほど。
まず、34ページ、備品購入ということで637万円、2トン車のダンプ購入というような説明だったかと思うのですけれども、2トン車のダンプ、今現業職がいないで、外部の者にやっていただいているような状態ですし、恐らく2トン車のダンプが稼働しているのは年間に幾日でもないかと思いますので、2トン車代替するのであれば、シルバーのほうででもやっていただくような形に考え直したらいかがなものかと思うのですけれども、この新車を購入しなければならないという理由、それをお尋ねしたいと思います。
それと、土地開発公社経営支援補助金ということで737万7,000円ほど上がっていますけれども……
〇議長(相田一良君) ページ。
〇21番(上野征一君) ページ数は38ページです。前年度予算からは8万3,000円ほど安くなっているようですけれども、この土地開発公社、これは合併前から岩瀬の町でやったものを合併のときにご了解いただいて持ち込んだものなのですけれども、非常に土地の動きが鈍いといいますか、市の事業としても、市で土地買収しながら、これから市の発展のためにやらなければならないようなことがあるのかどうかということ、近年の二、三年前からの土地開発公社の実績が、動きがどのようになっているかお尋ねしたいと思います。
もし土地開発公社を残すのであれば、長方と大和の駅の間の農地と山林ですか、あの辺はもうどんどん買いにかかってもいいような気がしていますけれども、全然そのような動きも見えていませんので、今後この土地開発公社をどのような形でその中で形に残していくのかということをお尋ねしたいと思います。
それと、39ページ、通信施設使用料ということで、賃借料かな、873万9,000円ほど上がっていますよね。もちろん支出ですから、これ支払っている分かと思うのですけれども、市有地にもかなり通信施設の柱、東電、NTTの柱が立っているかと思うのですけれども、収入のどこを見てもその分の収入が見つからないのですけれども、お尋ねしたいと思います。
あと45ページ、不動産鑑定委託料ということで176万1,000円ほど上がっています。差し押さえ物件の鑑定委託料だというような説明だったと思うのですが、どこの不動産かわかりませんけれども、わざわざ差し押さえした分でしょうから、換金できる物件なのかどうかということ、もちろん鑑定かけて、それからでないと競売も出せないというか、売りに出せないからだと思いますけれども、換金にかけられないところへ176万円ぶち込んでもしようがないので、換金の見込みがあるのかないか。
それと、90ページの、経済部長ですけれども、特産物振興事業ということで185万円上がっています。これは何でだということではなくて、何でこんなに少ないのだかということを私は言いたいのです。桜川に今ほとんど特産物というものが見えてきていません。農業と石材関係のこのような桜川市内ですので、もうちょっと地元振興、特産物、予算に示してくれて、何かB級グルメで、県内に限らず全国へPRできるようなもの、真壁のすいとん、ひな祭りだけではなくして、あのようなもの、何でも結構ですから、もう少し予算づけをしまして、一般市民に呼びかけて、市は市なりに指導者なりなんなり呼んで、この特産品は拡大していく必要があるかと思います。
あとはやっぱり5番議員さんが言いました岩瀬駅周辺の開発事業、もちろんこれは皆さんいろいろ考えあるかと思うのですけれども、合併特例債事業で、何か前にも私申したと思うのですけれども、岩瀬で初めての事業であります。ですから、議会から反対が出ないように、若干の反対が出てもどうかもしれませんけれども、岩瀬の事業として初めてなのですので、大和の中学校は特例債事業に含まれていないものを入れたわけであります。真壁は伝承館、大分いろいろ真壁の地元の議員さん方が賛成だ反対だで騒いでいたやつも、私どもはじっとこらえて我慢していたわけであります。ですから、駅の橋上化の橋の問題は、合併前に岩瀬からやるようになっていたことでありますし、変わったのは、その駅舎を上げるかどうかの話であります。ですから、これはJRとのもろもろの今までの交渉というか、段階で、駅舎は上げなければならないのであれば、最低限に抑えるようにするし、それでやって皆さんの議会の同意を得られるような形で出してもらいたいということ。
それと、先ほど駅南の調整池の問題、調整池とそれから道路の問題も質問出ていましたですけれども、前々から言っているように、道路は旧道へつなぎますではなくて、踏切内の道路へつないで、何で駅南開発の14億円も15億円もかけて開発しようとしているところへ、何であんな旧道の踏切の先へ道路を取りつけて、それでどうなのだということなのですよ。前から言っているように、調整池もやるのであれば、もちろん猪ノ窪の田んぼも買うのでしょうから、それであれば何で南向きで道路をやれないのだということ、調整池をつくるのと一緒にあわせて、その辺どのように考えているのか、お尋ねしたいと思います。
以上です。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 上野議員さん、私のところへ2件ほど質問あったかと思うのですが、1点目は備品購入費で2トンダンプということですが、予算計上したのは2台分のライトバンと1台の2トンダンプということで、2トンダンプが相当老朽化したということで買いかえしなくてはならないということで、現場、建設課のほうから強い要望があります。実際それを使っているのは、シルバー人材センターで派遣されて仕事でダンプは使っております。
もう一点目につきましては、不動産鑑定の委託料の件でありますが、収税課のほうで公売物件ということで上げまして、ではどこを上げるのかというのは、まだこれ24年度予算ですので、まだ決まっておりませんが、予算上では農地の部分と宅地の部分合わせて10件ほど公売をかける予定の予算を計上しております。この予算計上した不動産鑑定費としては、公売で物件が売られれば、その分をこれで、かかった費用は回収するということで考えております。
以上です。
〇議長(相田一良君) 臼井市長公室長。
〇市長公室長(臼井典章君) まず、土地開発公社の件でございますが、これにつきましては今現在土地開発公社として借りているお金がございまして、それに対する利子補給、それと土地開発公社のあらかたの運営経費ということで30万円ほど上げたものが737万円という形で計上をさせてもらっているところでございます。
それで、公社の今後ということでございますが、こちらにつきましては、一番いいのは、借り入れがなくなれば、一番それで負債がなくなるという形でいいわけでございますが、その負債をなくすのにはやっぱり残っている土地を買っていただくというような形になってくるかと思いますが、それにつきましては現在努力をしているところでございます。
それと、地域情報通信基盤整備事業の施設使用料873万円ということで、確かにこれは借りているものでございます。予算書の今のページ、39ページを見ていただきたいと思うのですが、地域情報通信基盤運営事業ということで、これはこの前のときにもお話ししましたように、光ファイバーに関する運営経費ということでございます。総額で2,005万6,000円の計上となっております。
その左側に財源内訳というのがあるかと思いますが、その他という欄に2,005万5,000円が計上されております。これはNTTと東日本のほうからの、こちらから光の線を貸している使用料ということでいただいているものでございまして、実際市の持ち出しとしては1,000円という考え方になります。
以上です。
〇議長(相田一良君) 続いて、横田経済部長。
〇経済部長(横田 一君) 上野議員さんにお答えを申し上げます。
特産品のお話でございますけれども、現在桜川市では農業関係の特産物、それから商業関係の特産品ということで、2つの取り組みを行っております。
まず、農業関係につきましては、小玉スイカが筑西市ともども県の銘柄産地に指定を受けておりますこと、また質量とも安定供給が可能であり、広くこの小玉スイカは認知されているところでございます。近年につきましては、この小玉スイカの後に生産される黒小玉スイカについて、ブランド化を進めようと、知事あるいは報道機関等を生産者ともどもお伺いをし、PR活動を展開いたしております。今後もさまざまなイベントでPRをして、早い機会に広く認められ、関係農家の皆様が安心して生産できる体制づくりに努めてまいりたいと考えております。
それから、商工関係の特産品の開発につきましては、3月中に商工会と共同で広く市民の皆様にアンケート調査を行い、新たにどのような特産品開発を行うかの前段調査を行います。その後、7月ごろまでに、仮称ではありますが、桜川市名物づくり委員会を設立し、アンケートの結果をもとに新たな特産品の開発を行い、地域振興あるいは観光振興策として推進していく予定でございます。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 続いて、松建設部長。
〇建設部長(松輝人君) 上野議員さんのご質問にお答えいたしたいと思います。
調整池とあわせて道路もできないかというようなことでございます。今までのこの流れでいきますと、調整池につきましては確かに南側、非常に災害が多いというようなことで、今回駅周辺の中での整備事業において、当然それ以上に災害が起きるのかなということの中で心配しているわけでございます。
そういう中で、調整池をつくるかつくらないか調査した結果、どういう形になるかまだわかりませんけれども、それはそれとして進めていきたいなというふうに考えております。
また、道路につきましては、旧県道つくば益子線の犬田地内から50号に抜けるまでの間、非常に狭隘な道路であり、まだ危険性が多く実際にございます。せっかく駅南整備ができたにもかかわらず、道路が狭隘で狭いというようなことがございますので、危険というようなことも考えますと、今までの流れのこともいろいろ今後精査しなくてはならないのかなというふうに考えております。できれば一つの案といたしましては、今の現道を拡幅できるかどうか、いろいろ補償等物件等も当然ございますので、その辺のところとまた直接つくば益子線のバイパスのところに直接もっていくことができるのかどうか、その辺もあわせた中で、今後調整池、また広場等の整備等一緒に今後も検討していきたいというふうに考えております。
24年度につきましても、先ほど言いましたように、いろいろな調査等が入ってきてございますので、その中で先ほど言った2点につきましても、一緒の中で、その委託料の中で、どういう形になるか、今後そのものが可能になるか、その点につきましても調査していってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(相田一良君) 上野征一君。
〇21番(上野征一君) 備品購入のダンプの件は、シルバーへお願いするということですので、それはそれで結構です。
あと開発公社の件なのですけれども、やっぱり先ほどと同じことになりますけれども、これからはやっぱり長方地内の50号と水戸線の間かと思います。市で開発しなければならないというか、桜川の魅力を出すのには、あの地面の開発しかないかと思いますので、あの辺をもし低額で買えるものであれば開発公社で買っておくとか、何か、利子を払う考えばかりではなくして、利益の出る考えを土地開発公社を残すのであれば考えていただきたいと思います。
それに、ご承知のように、古河の、昔の三和ですか、名崎無線さんですけれども、アンテナが何本も立っている衛星通信受信していたところなのですけれども、あそこへ日野自動車が来るのが決定していますけれども、ですから日野だって本社だけではなくして、関連工場ももちろん下請の会社を何社かできるはずでありますので、距離的にはそんなにも遠くないということですし、今度筑西幹線道路がつながるのであれば、この地も決して捨てたものではないかと思いますので、企業誘致のほうも頑張っていただきたいと思います。
それと、差し押さえ、農地を含めて10件だということですけれども、何といいますか、やっぱり滞納している方は速やかにこういう形で差し押さえして、競売にかけて財政収入につなげていただかなければなりませんので、率先してやっていきたいと思います。
あと、駅南の開発、繰り返しになりますけれども、旧真壁街道の踏切の先の吉田たんす屋のところにつなぐのではなく、犬田の南のあの田んぼを買わないと、駅の南の猪ノ窪の田んぼを買わないと駅南の開発はできないですし、調整池だって、あそこを買わなければやりようがありませんので、どうも今見ていると、市の駅南開発は旧つくば鉄道、関東鉄道で持っていた地べただけで、何とか動きをとってしまおうと、あそこでおさめてしまおうというような考えにしか見えていないのですよね。ですから、調整池もどうして工事しないのか、洪水防止のためにはやらなければならないのですので、猪ノ窪の田んぼを買うのであれば、とりあえずは犬田の貯水池がありますよね。前の先輩議員さんの手前のところに、あの辺まで今の現道拡幅で持っていって、西へ向けるのではなくして南へ向けて、あの犬田のカルバートのあたりにでも、でなければ旧道の南のほうへ、今の道路を拡幅するような形で、駅の南の道路はやっぱり吉田たんす屋さんの前ではいかがなものかと思いますので、その辺建設部長、現場をよく見ていただいて、これから市の発展のために前向きに考えてみていただきたいと思います。
何だといったって、市長かな、建設部長よりは。市長はどのように考えているのか。
〇議長(相田一良君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 私も調整池の基礎調査をつけた、あるいは道路をどういうふうにしていくのかというふうなことでご提案をさせていただいております。先ほど建設部長がお話ししたように、どういうその基本設計ができるのか、特にあの調整池について長年の懸案でありまして、特に北側の旧市内にみんな排水が流れていくわけでございますので、それを防ぐための方策として、先ほど上野議員が言ったお話も重々承知しておりますので、その辺も勘案しながら調査をさせていただきたいということでご理解をいただきたいと思います。
〔「はい、結構です」の声あり〕
〇議長(相田一良君) ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前11時58分)
再 開 (午後 1時30分)
〇議長(相田一良君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
ほかに質問ございませんか。
小高友徳君。
〇7番(小高友徳君) 1点だけお伺いいたします。
25ページ、これ歳入なのですが、筑波高原キャンプ場使用料、施設損害補償金、またバーベキュー用燃料売却代ございますが、それと107ページ、これ歳出で、高原キャンプ場の管理委託料30万円計上されておりますが、昨年の当初予算のときにも大綱質疑でお伺いしたのですが、高原キャンプ場、大変老朽化していると、そういう状況の中で、まず震災もありましたが、昨年の状況ですか、運営状況をちょっと簡単にお伺いいたします。
〇議長(相田一良君) 横田経済部長。
〇経済部長(横田 一君) 小高議員さんにお答えをいたします。
まず、上野沼やすらぎの里キャンプ場につきましては、延べ……
〔「筑波高原」の声あり〕
〇経済部長(横田 一君) 筑波高原キャンプ場につきましては、延べ1,263人の方にご利用をいただいております。
〔「対比してもらえる、近年、ここ3年ぐらいでいいんで」の声あ
り〕
〇経済部長(横田 一君) それでは、22年度が1,263人、21年度が1,134人、20年度が1,287人、19年度が1,186人、18年度が843人、17年度が1,794人、16年度が1,949人という状況でございます。
〇議長(相田一良君) 小高友徳君。
〇7番(小高友徳君) 過去4年、利用客推移は大体横ばいなのかなという感じは見えるのですが、昨年震災、その後にあそこのところを通ったら、一たん道路状況とかありまして、閉鎖をしていた状況がありますよね。そういった中で、昨年も聞いたのですが、補修等、震災前ですよね、補修等があって、今後どのようになるかという中で、部長の答弁では、廃止という考えがあるという答弁がたしかあったので、ちょっとびっくりしたのですが、今回、こういう予算が計上されていますので、段階的なのか、その当面の視野、執行部の考えていることをお伺いしたいと思います。
〇議長(相田一良君) 横田経済部長。
〇経済部長(横田 一君) お答えをいたします。
廃止といいましても、一気に廃止するということではなくして、老朽化が進んだものについては更新をしないで進んでいくということで、一気に全廃ということは考えておりません。
〇議長(相田一良君) 小高友徳君。
〇7番(小高友徳君) 老朽化年々進んでいくと思います。利用状況も横ばいでありますが、管理費30万円を計上して、実質歳入のほうで60万円ですか、確かに活用としてはいいもの悪いものたくさんあると思うのですが、まずは施設の安全面、これが費用対効果を考えたときに新たなものをやっていくのか、例えばそういう中で、ここで先ほどありましたけれども、補修費かけずに先を見ながら廃止と、そういう視野も考えているということですので、慎重に進めていただきたいと思います。
以上です。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
皆川光吉君。
〇10番(皆川光吉君) 2点ほど質問いたします。
まず初めに、12ページの市税の市たばこ税なのですが、前年度は2億8,110万円で、24年度が3億4,830万円ということで6,720万円増収になっております。これで予算の説明の中では、25年の1月1日から、現在は1個買うと92円市に入ってくるのですが、今度105円入ってくると、これだけふえた、大変すばらしいことだと思うのですが、この試算はどういうふうに試算しているのでしょうか。
また、昔はたばこは市内で買いましょうと、そういうことがありましたけれども、現在そういうことは全く出ていませんし、コンビニとかパチンコ屋で買ったやつは市に落ちないとか、そういう話も聞きますし、同僚議員でコンビニのオーナーが何人かいますので、そういうこともありますが、そういうこのコンビニで買ったり、そういうことは大体ほとんどの人が知らないのは現状だと思うのですよね。だから、そういうのを徹底してやれば、もっと増収につながるのかなと、コンビニのオーナーさんにはちょっとあれなのですが、その辺ちょっとお聞かせ願えればと思います。
あと2点目に、35ページの15節の工事請負費472万5,000円、これは大和分署の解体費用ということで筑西広域のほうから移管されて、管財課のほうでやるということなのですが、もう本当にひどい建物になって、1年以上もたっているので、できるだけ早い間に取り壊ししていただければと思うのですが、そういう中で今大和分署の署員は、大和中学校の駐車場に車みんなとめている状態で、壊すときにあそこへ、分署に入れる、裏にプレハブの今仮のあれを建てて、そこでやっているのですが、その辺もできれば道路をつくっていただいて、やっぱり署員も中学校の校門から入るのは、何かいろいろやっぱり通学時とか学校、あとは夜なんかでもやっぱり中学校の中に入るのは、やっぱり心苦しいとか、そういう話も聞きますので、その辺もちょっと答弁願います。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 皆川議員さんの質問にお答えいたします。
1点目のたばこ税が大きく伸びているというのはどういうことだということでございますが、平成22年度と23年度の12月時点で調定、比べてみましたときに、伸び率が126.7%というような形になっています。本数は減っていますが、そのたばこ税の値上げで、その分でそういう伸び率になっていると、そういうものを試算の指標といたしまして計算した結果、売り上げ本数は0.931ということで6.8%の減になっているのですが、それを計算してみますと、3億4,830万円という形の数字が出てきたということで予算に計上したことでございます。
もう一点の大和分署の解体については、費用については筑西広域のほうの負担金ということで、それで解体するのですが、その後の跡地利用、駐車場等にできないかということなのですが、それについては前向きに検討して進めていきたいと思います。
〇議長(相田一良君) 皆川光吉君。
〇10番(皆川光吉君) 税収がふえるということは、たばこ税ぐらいで、ほかはみんな減収になっているわけですが、こういうたばこ税なんかもやっぱりたばこを吸う人がやはり地元で買って、そういうことも周知すればいいのかなと思います。
そういう中で、せっかくこれだけの税収があっても、やっぱりこういう今愛煙家はもう本当につらい立場に置かれていて、こういうのはできれば教育に使うとか福祉に使うとか特定にして、すると市民の意識も変わるのかなと思うのですが、そういうこともできるかなんだか、ちょっとお答えいただければと思います。
また、大和分署の件なのですが、私も何回か行って、プレハブの仮分署ということで、ことしは特に寒いので、とにかく凍ってしまって、昼間はもう水道が出ないような状態で、本当に職場環境としては最高に、24時間勤務なので悪いと思うのですよね。そういう中で今大和分署は、今3人、昼間は分署長が来るから4人なのですが、3人体制でやっている。救急車が出れば戸締めになってしまう。そういう中でああいう仮のプレハブというと、本当に健康上も悪いと思うのですよね。これは、この間、広域の議会でも私質問したのですが、大和分署、そういう状態なので、市長の考えとして、これからやっぱりああいう環境の悪いところにいると、健康にも悪いと思うので、その辺消防の大和分署、また岩瀬署も本当に老朽化している、そういう中で桜川市としての市長の考えがあればお聞きしたいと思います。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) たばこ税に関しましては、これは特定財源ではなくて経常一般財源という扱いになっていますので、これをどこに充当するかということは、予算上、ちょっと難しいのかなと。ただ、何でも使える財源であるということだけは答弁しておきます。
〇議長(相田一良君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 消防署の問題でございますけれども、現在筑西広域のほうでいろいろ議論をしておりまして、消防署のあり方について検討委員会をつくって検討してまいるというような状況下にございます。いずれにせよ、桜川市の消防署、分署についても大変建物が老朽化している、また高速道路が開通したことによって、対応していかなければいけないというようないろいろな条件等もございますので、それらをよく検討した中で最終的な結論を出してまいりたいと考えております。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
増田俊夫君。
〇16番(増田俊夫君) 16番。2項目について質問いたします。
116ページ、駐車場事業、この節の14使用料及び賃借料、駐車場ゲート賃借料216万2,000円、これは先日、大和駅という説明を受けました。現在、大和駅整備されまして、駐車場整備されまして、かなり益子方面からもかなり乗降客があるというふうな話聞いておりまして、それに伴いまして、かなり駐車場のほうも整備もできたわけであります。現在どのぐらいの駐車料金収入があって、またそれと何台ぐらい今、昨年当たりあったか、その辺のことをお願いいたします。
2点目として、117ページの先ほど皆さんからありました岩瀬駅前周辺整備事業について、先日、岩瀬駅前周辺整備事業概要及び事業費財源内訳ということで、この内訳について提案をいただいたわけですが、表をいただいたわけですけれども、一般財源がここには1億1,045万円と載っているわけですけれども、説明の中で地方債の残り、一般財源のほうが2億円から1億9,000万円、恐らくこれ赤字で表記されたものを見ますと7億8,000万円、そして地方債が5億7,185万円というようなことで、残り2億800万円、これが一般財源となるわけですが、こういうことをなぜこの一般財源の中に表示されないのか、その点1点お願いいたします。
きちんとこの表示を、一般財源の中に表示をされていないわけですよね、この表にね。だから、それをなぜされないのかなということが1点。
それと、もう一つ、これも昨年の9月8日に議会全員協議会の席で、岩瀬駅跨線歩道橋及び駅舎整備事業ということで、このレイアウトとかそういうものをいただきました、基本設計のね。その中に相対式ホーム橋上駅案と島式ホームというようなことが書いてあります。この内容についてちょっと、あのときたしかコンサルが来て説明してくれたような気がしますが、そのきちんとした内容がちょっとわからないのですね。その辺のことの内容をお願いいたします。
それと、この岩瀬駅前周辺事業について、これから合併特例債事業ということで、それが含まれるわけですけれども、このたび5年間延長されたわけですよね。そして、また3.11の被災地ということで5年間というようなことがされたわけですが、この茨城もその被災地として5年間は延長されたのでしょうか。その辺のところも、されていないような、されているようなあいまいなので、その辺はきちんとお願いします。
それから、合併後10年間は交付税措置が、今まで3町村の交付税が確立されて交付されてくるということですが、10年後は交付税が段階的に9割、7割、5割、3割、1割というようなことが説明が合併当時ありました。そうすると、その辺の関係というのは、この合併特例債が伸びた関係で、それと何か連動して何かが変わってくるのかどうか、その辺のこともひとつお願いいたします。
以上です。
〇議長(相田一良君) 松建設部長。
〇建設部長(松輝人君) それでは、増田議員さんのご質問にお答えしたいと思います。
大和駅ゲートにつきましては、昨年の10月から供用開始しているところでございます。そういう中で昨年、平成22年度と比べますと、平成22年度の10月におきましては、263台、7万8,500円の料金が徴収されております。また、今回のゲートにつきましては、10月分で452台、13万5,500円となっております。11月につきましては、平成22年度でございますけれども、264台、7万9,040円、それからゲートにしてからの23年の11月分といたしまして432台、9万6,600円、同じく22年の12月、台数で233台、7万2円、同じく23年度の12月分、420台、12万6,000円、それと1月で22年度、267台、8万円、同じく23年度1月で386台、11万4,600円、これ2月まででございますけれども、23年の2月、247台、7万4,050円、同じく24年の2月で408台、12万2,400円となっておりまして、非常に昨年から見れば、一時利用のゲート式のほうは伸びております。
結構旧岩瀬地区で言いますと、益子とか大泉、それから大和、真壁方面につきましては、源法寺方面から大分一時利用が非常に今使用されているような状況でございます。これからも今の状況でいきますと、伸びていくのかなという考えで今進めております。また、ゲート式にしてから、若干の故障等がございましたけれども、一応それにつきましてはすぐに対応できるような状況になっておりますので、それで対応している状況でございますので、今後とも増収になるのではないかというふうに考えております。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 臼井市長公室長。
〇市長公室長(臼井典章君) それでは、増田議員のご質問の中のこの前お渡しした中の財源内訳の中に、あれですか、持ち出しの部分はなぜ入れないのかということですか。
〔「はい」の声あり〕
〇市長公室長(臼井典章君) 一応この前お渡しした中で1億1,045万円という数字がお示ししてありまして、そのとき、担当のほうからこういったやり方で特例債のことを考えると、約2億円近いお金が、特例債というのは特例債の30%の持ち出しという部分で口頭でお話をしたかなということで、本来であれば、書いてあればもっとわかりやすかったのかなということは思います。
それと、相対式と島式の違いということですか。
〔「はい」の声あり〕
〇市長公室長(臼井典章君) につきましては、この前お渡ししました資料の……
〔「資料見てもわかりません。ちょっと理解できないもんで、説明
願います」の声あり〕
〇市長公室長(臼井典章君) 相対式というのが、要するに今3つのホームがあるのですが、それをそのま使うというようなことで考えていただければと思います。島式というのが、要するに真ん中のホームを大きくして、安全性、要するにエレベーターつけますので、そこにエレベーターをつけると、両わきがかなり狭くなるというようなことから、その安全性を確保するために、真ん中のホームを幅を広くして安全性を確保するというような形で、ホームについてはその1つのホームの北側と南側で、要するに上下、上りに使うというような考えになるかと思います。ですから、今の相対式というと、上って、おりるところが別というような考えですけれども、今度は1カ所、真ん中のおりるところ1カ所になって、そこで上下のところで乗りおりが、乗りおりといいますか、要するに上下線を1つのホームで対応するというような形になるのが島式というような考えでなるかと思います。
〇議長(相田一良君) 続いて、山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 合併特例債が5年延長ということですが、まず1点目は、これはもう国会のほうの法律も通っております。また、さらに、また5年延長になって10年という部分が被災地にはあります。一般の合併したところは、さらに5年間延びて15年となりますが、これは法案は出ているのですが、まだ国会で可決されておりませんので、今現時点では5年延びて、15年間が合併特例債の使用期限だというふうに理解していただきたいと思います。
もう一点の地方交付税の算定なのですが、これは合併した翌年から10年間は算定がえということで3町村の別々に計算をして、それでたし上げて、基準財政需要額と収入額を差し引いた形で交付税を算定すると、その後、5年間は激減緩和措置ということで、先ほど議員さんが言ったように、9、7、5、3、1というふうに下がっていくという、これと先ほどの合併特例債と地方交付税に関する算定の問題、これは別の問題であると認識していただきたいと思います。
〇議長(相田一良君) 増田俊夫君。
〇16番(増田俊夫君) まず、大和駅の駐車場ゲート賃借料について、216万2,000円の支払いがされるわけですから、それ以上の収入があるのではないかと、当然そういうふうに判断するわけですが、かなり大和駅、益子はもちろんですが、地元ももちろん、それと何か随分道路がよくなったせいか、かなり大和駅は来ているという話を聞いております。そういったことでこの駐車場ゲート賃借料のこの部分を超えるような形で、ひとつ今後とも推移をしていければなと思っております。
また、島式ホームと相対式ホーム、先ほどの説明であらかたわかりました。そうすると、相対式というのは今現在あるような形が相対式なわけですね。そして、島式の場合は、真ん中に島のような形でできて、上下線が南と北にできるというような形が島式というような形で理解していいわけですか。はい、ありがとうございます。
それと、合併特例債の5年延長ということで、これは国会で決まったということですが、ただ先ほど被災地のことについてはまだあいまいな部分があったが、どうなのかなと確認したわけです。そうすると、これはまだ決定されていないということでありますね。
それと、合併後10年間の交付税、3町村、これについては、各町村の今までの交付金がそれなりに交付されると、それは全然合併特例債の云々ということには関係ないということで理解していいわけですね。
ただ、これからこの岩瀬周辺整備事業について、およそ今回の9,356万6,000円が可決されれば、当然これ14億円の事業が進行されるわけですが、私が一番心配なのは、やはりこれから人口減少、そして先ほども何人かの話がありましたが、2030年、これから、平成7年、今から18年前ですか、このころは一番この桜川市、3町村見たときに5万2,000人近くの人口がいたと、そして現在4万五千五、六百人と、そして2030年、平成42年ですが、これが大体3万4,000人になってしまうというような、これは第一次総合に書いてありますね。そういったことで、これですね。第一次総合計画の中で、こういうデータが載っております。そして、ただ一番心配なのは、3万4,000人になってしまう、そういうこの時代のときに、合併特例債とかそういうものがもろもろかかってくるわけですよね。そうすると、年齢別人口の割合の推移ということでここに書いてあるわけですけれども、15歳までの人口が約9.5%、つまり三千二、三十人になってしまうのですね。それと、老人人口、これが65歳以上が3万4,000人の中で約40%ということになりますと、1万3,000人、一番怖いのは、やっぱりここの残った生産年齢であります。約51%なのですね。1万7,300人ぐらいしかいなのです。そういうちょうど生産年齢が少なくなるということは、当然税のほうの収入も少なくなると、そういう中でこれから合併特例債事業が、特例債と合わせた事業が行われていくわけですが、その辺の考え方もこれからは本当に真剣に計画の中で試算というものをしていかなくてはならないのかなと思っております。
その辺を市長にちょっとお尋ねしたいのですけれども、やっぱり人口減少というものが一番これから財政を扱っていくときに一番心配ではないかと思うのです。その辺のこの合併特例債、あるいは今後またいろんな形で事業が、当然大和駅周辺の都市計画だなんだかんだあるわけですから、その辺のことの将来の展望をちょっとお伺いしたいのですね。
また、先ほど上野議員から大和には大和中学校を建てたと、それは合併協議会の建設計画にはなかったというような話がありました。もちろん建設計画にはなかったのですが、大和の場合は、私はちょっといつもいつも大和中学校は大和のときに建てたのだ、建てたのだと言われて、本当に申しわけないなと思って、いつもそういう気持ちで聞いておりました。ただ、大和の場合は、合併特例債事業として大和地区の本木地内に幹線道路の整備事業ということで、10億5,000万円からの予算を計画していたわけです。そうすると、大和中学校は11億円ぐらいでできたのですね。だから、こういうことが予定されていたのだから、まるっきり予定外のところに使われたけれども、数字としてはそれほど、いつもいつも私らそれ言われると控え目になってしまうのですが、その辺のところは逆に大和地内の本木のその整備事業が計画されていたから、一安心したような状況です。
そういうことで、今後合併特例債事業、岩瀬地区では32億円からの計画がされていると、予定としてはね。
〇議長(相田一良君) 増田議員、答弁なくなってしまうけれども……。
〇16番(増田俊夫君) わかりました。では、とりあえず市長、先ほどの、済みません。
〇議長(相田一良君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 私は、合併特例債事業については、慎重に対応していかなければいけないという基本姿勢で臨んでおります。しかし、人口減少というのは紛れもない事実でございますが、インフラの整備、あるいは人が集う、活用するという施設については、積極的に財政を投入してつくっておくべきものだと思っております。
増田議員が言われるように、大和駅の駐車場についても、大分反対の方が大勢おりました。あんなところに費用対効果はあるのかと、でもやはりつくってみると、各方面から利用者がふえてきたという現実がございます。そういうものを勘案した場合に、岩瀬駅中心に人が相集うというふうなシステムを私はきちんとつくってまいりたい、そういう面で合併特例債事業をぜひ活用させて、着手をさせていただきたいなというふうな強い思いを持っておりますので、よろしくお願いを申し上げるとともに、大和地区の合併特例債事業である県道つくば益子線の本木地内のバイパス、これにつきましてはしっかりと基礎設計はしたのですが、1人の地権者が反対のためにできなかったという経緯がございます。その基礎設計はできておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
大塚秀喜君。
〇14番(大塚秀喜君) それでは、質問させていただきます。
今の増田さんの質問と同じなのですが、117ページ、8款4項5目岩瀬駅前周辺整備事業、これの質問なのですが、この9,356万6,000円というのは、今上野議員からも質問がありました。結局、今の道路から入っていくほうに向かって道路をつくると、その後、そこからどういうふうに取りつけるのだというのは質問で出て、部長が拡幅とか南側に抜くのか、西側に抜くのかというような要望というか、意見というのがあったのですけれども、この9,356万6,000円の中には、その辺の調査とか鑑定とかというのは入っているのかどうか。
それと、この駅舎の事業、これ14億円ということで今出ていますが、総体でこのぐらいになるのではないかといって出ていますけれども、これについて議会で何回説明しましたっけと、何回これについて説明会なりやったかというのをちょっと答弁いただきたいと思います。
あと、この財源内訳、今増田先輩からも質問ありました。ちょっとわかりづらいのではないかと、要は一般財源の1億1,000万円で済むのかというのではないですよね。地方債のこの5億7,000万円の説明はしましたと、3割は負担だと、すると今20億円ぐらいというので、やっぱり14億円の仕事をやるのに3億円は持ち出すということでいいのですよね。将来的に持ち出すようになるだろうということでいいのですよね。ちょっとそれ3点、答弁お願いします。
〇議長(相田一良君) まず、松建設部長。
〇建設部長(松輝人君) 大塚議員さんの質問にお答えいたします。
先ほど駅南の道路拡幅というようなことで、西側のほうに持っていったらいいか、それとも逆に駅南から旧つくば益子線までの道路拡幅というお話の中で、調査の中で今後進めていくというような答弁をしたかと思います。それにつきましては、駅周辺も調整池も含めた中でございますけれども、その中で今回の委託料の中で、まだ積算はしていませんけれども、それも含めた中でできるかどうか、また精査しながら、今後進めていきたいなというふうに考えております。
やはり確かにつくば益子線から西側から入る拡幅道路にしますけれども、やはり考えによっては、南側から素直に駅に向かって来た道路のほうがどうなのかなということもちょっと考えましたので、その点につきましては、今後の委託料の中でそこまでの状況的なものができるかどうかというようなことも今後委託したときに、業者のほうとよく相談しながら進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(相田一良君) 臼井市長公室長。
〇市長公室長(臼井典章君) まず、1点目の議会で何回やったかというご質問でございますが、多分2回ほどだったかなと記憶しております。
それと、持ち出しのほうでございますが、ここに表に書いてあるのが1億1,045万円、それで特例債の部分の市持ち出し分合わせた分を加えると、3億1,100万円ぐらいというお話はしてあります。
それと、多分この前のときに、それに関する、これは元金だけということで、利子の分のお話もしてあっかと思います。ですから、毎年返していく部分の利子の部分もここにプラスされていくという形になるかと思います。
〇議長(相田一良君) 大塚秀喜君。
〇14番(大塚秀喜君) 3億円にプラス利子の持ち出しになってくると、十分大きなお金ですよね。今、部長から答弁ありました、今後、そこまでこの今の委託料で計画できるかどうか努力したいと、一応基本的には入っていない、考えていないと、でもそこまでできるかどうか、委託業者決まればやらせてみたいというような、非常に甘い予算組んでいるのだなと思うのですが、2回、今回これについて説明したというのですけれども、とりあえず覚えているのが、ここの2階の一番突き当たりの会議室でJRの関係の会社が来て説明したのですよね。あれが1回目ですか。それから……
〔「この前の全協」の声あり〕
〇14番(大塚秀喜君) この前の全協が2回目ということなのですが、これだけの事業をするのに、いつも特例債について意見を執行部にいろんな形で聞いていくと、3常任委員会でつくった特別委員会ですか、そういう形で相談していくというような言い方するのですよね、市長の答弁で、よく。議会にちゃんと相談していきますと、3常任委員会にお話ししていきたいと思います。議会の答弁ではそれを言っておいて、この14億円の仕事をやるに当たって、特別委員会やっていないですよね。
〔「やってない」の声あり〕
〇14番(大塚秀喜君) ましてこの間、JRでいろんな意見、何人かの議員から出たですよね。私も出したつもりなのですが、全然その辺についての、今まで総務委員会でやっていて、総務の中ではあったのだかどうか知らないですよね。私ら、でも報告は受けていないですよ。ちょっとひどくないですか。進め方が強引ではないのですかと思うのですけれども、その辺について市長に答弁をいただきたいと思っています。
〇議長(相田一良君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 大塚議員、今回計上させていただいたのは、岩瀬駅周辺整備事業ということで、跨線歩道橋、駅の橋上化、進入路線実施設計委託というような形で予算を9,356万6,000円組ませていただきたいというお話でございます。今までも伝承館にしろ、こういう基本設計をしっかりつくって、こういうものをつくっていきたいということでご提案をさせて、3常任委員会でいろいろ議論をさせていただいたという経緯でございます。
今までは、粗々、駅の橋上化、あるいは自由通路についてつくらせていただきたいという説明は総務委員会でさせていただきました。これから、この基本設計、跨線歩道橋、駅の橋上化、あるいは進入路等の実施計画がしっかりできて、それを俎上に上げて、3常任委員会でいろいろ議論をしていただくということでございますので、これからが本格的な議論を期待をするところでございます。これがなければ、ただただこういうものをつくりたいだけで、大塚議員、終わってしまうのです。ですから、今後ご提案をこの中でさせていただきたいというふうな思いでございまして、この土木費についても、8,000万円については、国庫補助金あるいは地方債等有効に活用しながら、一般財源の持ち出しというのは必要最低限で行っていきたいという内示会のほうでお話もさせていただいておりますので、この辺は議員各位ひとつよろしくお願いをしたいと思います。
〇議長(相田一良君) 大塚秀喜君。
〇14番(大塚秀喜君) 今の市長の答弁だと、わかるのですよ。今後、では開いていくというのもいいのですが、9,300万円なのですよ。もう8,000万円は跨線橋と歩道及び駅舎ということで、これが1,300万円だったら、もう話は今の話でわかるのですけれども、もう8,000万円かけて、それがいいとか悪いとかという話にはならないのではないですか。その8,000万円かけるということは、このぐらいの建物をつくって、今の島式だ何だと言って、こういう橋上化の駅にしてというのがあるから8,000万円かけると、ここに出てくるのでしょうよ。そのほかの1,356万円というのは、要は今マ部長からも答弁ありました進入路に関して調査鑑定とかって、そこまでやっていければやっていきたいとかという答弁だとわかるのですけれども、ここで、ではその8,000万円と出てきてしまって、もう形も決まっている、島式にするのだとかっていうプランをつくるのに8,000万円ではないのですか、これは。それのプランをつくる8,000万円ではないのですか。
だから、それがおかしくないですかと言っているつもりなのですけれども、残りのその1,300万円のほうは、それをその駅を有効利用するために、進入路とかなんだとかと、これから調査していくのだと、もっと入りやすくしなくてはしようがないべって、それもわかるのですけれども、市長、要は、言いたいのは、これ今回14億円といって出ていますけれども、これでは終わらないですよね。これに今度、進入路と図書館とかって今考えていますよね。話の流れで私らとっているのは、向こう側はきれいにして図書館つくるのだと、今の話だと、これで調査して、どっち側から入り口つくるのだかわからないですけれども、入り口つくるのだと。全体の計画を何十億円にするのだというのがなくて、この一部分で、これ14億円でこれやりたいのですというのは、おかしくないですか。全体でどういうふうに今の岩瀬の駅の南側を跨線橋でつないで、どういうふうに利用していくのだという全体のお金のかかり、図書館にこのぐらいかけるのだと、進入路にこれだけかけるのだ、進入路も要は今の旧道から駅舎までではなくて、旧道に出たところから実際どっちにどういうふうにしていくのだという計画までつくって、図書館これだけかかるのです、南側はこういうふうにするのですって、全体の計画をつくった上で、その上でこの8,000万円とかって出てくるのならまだわかるのですけれども、これ14億円も出して、ではこの後図書館幾らかけるのだ、進入路、図書館つくりました、駅舎つくりました、進入路はお金がなくてできませんでは、漫画のような気がするのですが、その予算のことは考えていないような気がするのですが、議会には相談しますという言い方でいつも答弁逃げていて、実際にはこれ、ここまで予算上がってきていて、これから相談するのですなんて、これだけつくっておいて何相談するのだって気がするのですが、ひとつ答弁。
〇議長(相田一良君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 大塚議員、これは予算書を見ていただければわかると思うのですが、これは委託料なのですね、9,353万円は。この中にいろいろ、ここに書いてありますようなこういう形の中で予算を組ませていただきます。特に8,000万円というのは、岩瀬駅跨線歩道橋及び駅舎整備事業実施設計業務委託というような形で、これはあくまでも駅舎を橋上化するということになれば、JRとの協議とかJRのほうにどういう形でお願いをしていくのかとか、いろいろ、それからJRとどの辺に跨線橋、そして駅の橋上化をどの辺につくるのかというようなことも実施設計の中でしっかりと定めていかなければいけないわけだ。
それから、島方式とかいろいろさっき話が出ましたが、何がいいのだろうかという形で、現在のところは2つの用途がありますよというふうな、さっき増田俊夫議員さんの質問に室長は答えておりますけれども、そういうもの全体の中で設計をさせていただき、実施計画を立てさせていただきたいということで、今回予算を計上した。
この全体のこういうもので概略、こういう形で14億円かかりますよと、これは概算でございます。これはあくまでも今から実施設計、設計を含めてどのくらいの価格がかかってくるかというのは定まっていくというふうなことでございます。これはあくまでもこの中で14億円かかりますけれども、こういうまち交、あるいは合併特例債事業等々補助金等を活用しながらつくりますので、実質負担は一般財源からの持ち出しはこうなのですよというふうな説明書きを出して皆さんにご提示をしたということでございまして、今回はあくまでも実施設計に入る形の中で、しっかりと議会のほうにもその都度、設計ができた段階でお話を申し上げ、いろいろと訂正するところは訂正して、また図書館等については、とりあえず今、我々が取り組んでいるのは、あくまでも駅の橋上化と跨線橋という形の中で提案をさせていただいておるということ、そういうことでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
林悦子君。
〇22番(林 悦子君) この117ページの岩瀬駅周辺整備事業費というのは、これ、今回の本年度予算の中でかなりメーンの何本かのうちの一つになる、将来発展していく事業なので、大事な予算だと思うのですね。今までは総務委員会でやってくださっていたし、今度も総務かなと思ったら、今度は建設ということで、どちらの委員会でもそれは構わないのですけれども、やっぱり委員会で請け負うと、その委員会が責任を持ってある程度やってくれるので、それが途中から今度変わると、話を、自分の管轄だと思っている議員の意識もちょっと若干ずれが生じてきて、せっかく研究してくれた委員会があって、それはもったいないことだなと、そういうことがあってはならないということがあって、節目節目では3常任委員会で説明してくれということがあったのだと思うのですね。
今、皆さんの議論を聞くまでは、またお任せしようと思っていたのですけれども、聞いていて、これ実施設計なのですよね、この8,000万円はね。すると、基本設計ではないので、かなり具体的な内容に踏み込んでいる。当然JRと協議しなければできない話というのはいっぱいあるのですね。素朴な疑問なのですが、通常こういう民間の、JRというのは特殊なので、駅のホームだったら、やっぱりJRの意向を相当聞かなくてはならないわけですよね。ある意味ではJRが主導権を握る部分というのは多いと思うのです。協定のようなものというのは結ばないのですか、こういうときに。それが非常に、どっちがどういう主導権を握って、どの部分をだれがどうやって、つまりJRとの関係がいまひとつはっきりしないのですね。ただ、お金だけ持って、そしてJRが決めたところに実施設計を委託するのかとか、いや、ここまでは全部市がやるけれども、ここからJRの会社になるのかとか、大体JRというと、今までももう決まった会社なのですよね、国鉄関係のね。その協定等は通常結ばないのかということなのですね。そういうのがあったほうが話もわかりやすいし、負担も明確になるしと思うのです。それが1つ、質問の1点目。
それから、委託料は、ここの8,000万円だけがちょっと種類が違うのですよね。そこの周辺幾つか何行かあるところは、多分市の本当に建設課が主体的になってやるのだと思うのですけれども、ただこの977504875って、この数字を見ると、もう場所が決まっているわけですよね、積算、委託するといったって、これからどこはかってもらうか決めてはかるのだというわけではないでしょう。ここをやってもらうから、ここの地質調査を委託するのだとか、ここの不動産を鑑定してもらうのだっていう具体的なものが目的物があって、この積算が出ていると思うのですね。そうしたらば、さっき、先ほど来、21番とか皆さん議員さんが言っているように、その何とかたんす屋さんから、ちょっと一段低いところだそうですね。つくるのの管理道路的道路かなと思うのですけれども、あそこは突き当たりでめくらとじですよね。それでは意味ないという話で、南に抜いたらいいのだろうというお話で、私ら土地勘がないので、ちょっと余りよくわからないのですけれども、そうすると、ここで今の部長の答弁で、この委託料の中でできるかどうか業者と相談するっていったって、できるわけないではないですか。だって、ここをお願いしますといって積算してきているわけだから。これ以上の経費がかかるものについては、予算の修正で増額か追加になるに決まっているのですね。このやり方というのは、言っては申しわけないですけれども、駅の北側のまち交で整備してきたときに、ここやったら次にまた変わってしまったので、こっちやって、次にこっちやってって、だんだん、だんだんくっつけていったらば、いつの間にか23億円になってしまったという、このやり方、戦略の、何というのですか、その都度その都度足りないからといってまたふえた、またふえたって投入していくというのは、軍隊の作戦だって最低のやり方ではないですか。やっぱりやってはだめだとか、これではいけないとかということではなくて、もうちょっと全体の計画というのがはっきりして、せめて骨格となる道路とかそういうところがはっきりした上で、最初この部分についてやりたいから1億円だとか、第2次、工期にこっちの図書館のところをやりたいから1億円だとかというふうに言われればわかるのですけれども、私も道路なんかは管理道路みたいな、あっち側の行きどまりのやつなんかやったってしようがないと思いますよ、全く。それで、ただ駅いじっているのだといって、また批判のもとになるのが関の山だと思うので、本当にやるのだったら、道路をきちんと向こう側の、言っているところも私ちょっとよくわからないのですが、ただもっと先で合流するような思い切ったやり方というのは、調整池との絡みで持っていってもいいと思うのですが、やっぱりそういうグランドデザインのほうが先で、そしてその後、今回はこの部分というふうにして出してきてほしいと思うのですね。
ここで、予算これ通してしまうと、結局地質調査委託料とかみんな細かいのは、もうどこやるか決まっていてこれが出てきているわけだから、無駄金になってしまう可能性だって出てきてしまうのですよね。その辺もっと、どうなのですかね。これもちろん建設委員会にこれ付託するわけなのですが、建設委員会さんにやってもらうことで全然それが不満なわけでも何でもないのですけれども、議長、この定例会中にもう一回この話を、3常任委員会の形で、これ総務委員長がいないので、3常任委員会の親方って総務委員長ということになっているのですよね、副委員長はだれなのですか。
〇議長(相田一良君) 副委員長は……
〇22番(林 悦子君) 総務の副委員長ですか。だから、委員長さんいないので、そういうお願いもできないのですけれども、できれば最終日までの間に、委員会等々あるでしょうし、建設委員会の予定もあるとは思うのですが、もう一回ちょっと、ざっと説明というのですか、その辺の方針だけでも決めて、もうちょっと話が、みんな共通認識を持てるようにしないと、これで出発してしまうと、また私は話が違うだの、この金は無意味な金だったとかになると思うので、やってもらえるのだったら、もう一回このことについて説明というか、意見の交換会みたいなものを開いてもらう時間があれば、そうしてもらったほうがいいのではないかなと思うのですが、いかがでしょうか。
〇議長(相田一良君) それはきょうのほうがいいのですか。
〇22番(林 悦子君) いや、きょうはもう総務委員長もいないしできないのですが、ただ例えば総務委員……3常任委員会がだめならば全協でもしようがないですけれども、もう一回ちょっと話を整理してもらったほうがいいような気がする。どうですか。建設に付託はされるのですけれども……
〔「あした委員会ですから」の声あり〕
〇22番(林 悦子君) いや、最終日でも何でも……
〇議長(相田一良君) 最終日の時間を早めて……
〔「最終日は決まっているしな」の声あり〕
〇22番(林 悦子君) 3時からですよね。だから、その前に……
〇議長(相田一良君) 最終日は3時から入っています。
〇22番(林 悦子君) とにかくこれで11分になってしまったのですけれども、その協定のことと、要するに協定のことと、その周辺をどういうふうに道路を引いていくかとか、そういうことについて議論が生煮えのような気がするのですが、協定なんか結ばなくてもいいのですか。
〇議長(相田一良君) とりあえず、松建設部長。
〔「違う違う、協定とか」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 臼井市長公室長。
〇市長公室長(臼井典章君) 協定の件でございますが、協定につきましては、JRときちんとした協定書を結ぶ予定でおります。
〔「いつ」の声あり〕
〇市長公室長(臼井典章君) 一応、今現在調整中の部分はありますが、できれば議会のほうにかけられるような形にできればいいかなというふうに考えております。
6月ごろになるかなと、になればなというところで今進めているところでございます。
〇議長(相田一良君) 林悦子君。
〇22番(林 悦子君) 協定結ぶのはどっちがやるのですか。市長公室がやるの、建設課がやるのですか。どっちがやるのですか。
〇議長(相田一良君) 臼井市長公室長。
〇市長公室長(臼井典章君) 今までの流れもありますので、両方一緒にというような形になるかなとは思うのですけれども、要するに協定結ぶには、今までの流れ、それから新たな部分というのもあるので、担当がちょっと今どちらかという話になるとあれなのですけれども、とりあえず両方協議の中で進めていくということ。
〇議長(相田一良君) 林悦子君。
〇22番(林 悦子君) そうすると、結局この117ページの予算見ると、この一番金額の大きい8,000万円というところはどうしてたって市長公室がかかわらなければできないところなのですよね。協定とかっていうと、契約に近いものになりますでしょう。そして、あとほかのところはもちろんもうかなり具体的なので、建設課のほうでやってもらうというようなことで、どこが担当かとかということは、そんなに、余りセクションにこだわる必要はないかとは思うのですが、いずれにしてもできれば1回議員が全員いる形の中でもう一回説明してもらったほうがいいのではないかと思うのですね。ぜひお願いしたいのですけれどもね。
あと協定に関してですが、これ予算とおっしゃって始まってしまって、それで6月ごろって、通常協定が先ではないですか。協定結んでからでないと、その中身に入っていけないし、それから協定を結ぶについて、JRがどんなことを言っているかということもぜひ教えてほしいところではあると思うのですね。だから、その辺のところもさばけて、なるべくどんな形かでも賛成をして、まとめていったほうがいい事業かなとは思って、前向きな提案のつもりなのですがね。
〇議長(相田一良君) 臼井市長公室長。
〇市長公室長(臼井典章君) もちろん協定を結んだ上で、こちらに予算計上されておりますけれども、それについては協定を結んだ上でないと実施はできない部分であると思います。ですから、あくまで協定を結んだ後、この予算の執行に当たっていくという形になっていくかと思います。
〇議長(相田一良君) 林悦子君。
〇22番(林 悦子君) 私、3回ですか。
〇議長(相田一良君) 3回……
〇22番(林 悦子君) まだ、あと1回ある。
〇議長(相田一良君) いいです。
〇22番(林 悦子君) では、これが何といったってメーンなわけですから、そうするとその周辺だってそう簡単に執行されては困りますよね、この道路だとかなんだとかというところもね。やっぱり今、先ほど来出ているのに、どうもそのルートが2ルートプランとしてあるようですから、その辺はよく検討してもらってから予算の執行をしてもらうような形がとられないと、なかなか今度この予算書そのものについて、賛成していいのだか反対していいのだか正直言ってわからなくなってしまうので、ぜひともなるべく最終日の、3時からだっていうことなので、その前でも何でも、大変でもお願いします。
〇議長(相田一良君) ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午後 2時30分)
再 開 (午後 2時45分)
〇議長(相田一良君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
ほかに質問ございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質問ないようですので、質疑を終わります。
お諮りいたします。議案第4号から議案第11号までを別紙付託表のとおりそれぞれの常任委員会に付託することにしたいと思います。ご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第4号から議案第11号までを別紙の付託表のとおりそれぞれの常任委員会に付託することに決定されました。
〇議員の質疑
〇議長(相田一良君) それでは、3月8日に本会議で決定されました川那子秀雄議員の質疑を行います。
質疑時間は30分といたします。
それでは……
〔「議長、ちょっといいですか」の声あり〕
〇議長(相田一良君) はい。
〇11番(増田 豊君) 川那子さんの質問の内容云々ではないのですけれども、議運の中で大綱質疑の中でやるというふうに決定したのではないですか。
〇議長(相田一良君) いや、それは……
〇11番(増田 豊君) 大綱質疑の中で。大綱質疑を今終了してしまったのでしょう。ということは、議運で決まったとおりに議事を進行してくださいよって。
〇議長(相田一良君) でも……
〇11番(増田 豊君) でもではなくて、議会運営委員会で……
〇議長(相田一良君) 本会議では川那子議員の質疑を行いますと本会議でやったの。
〇11番(増田 豊君) 大綱質疑の中でやりますと委員長報告したよね。終わってからやるとは聞いてなかった。だから、この間の議会運営委員会でも言ったでしょうよ、進め方がおかしいって。これだってやっぱりおかしいよ。大綱質疑の中でやりますと言ったのだから、その決定ですから。
〇議長(相田一良君) 痛いところついてきたな。
〇11番(増田 豊君) えらいところではないよ。そういう意味で、質問やってもいいですけれども、これは進め方について、抗議の意味で私退席します。
〇議長(相田一良君) わかりました。
〔11番(増田 豊君)退席〕
〇議長(相田一良君) 以上でございますけれども、川那子議員、一応質問お願いします。
〇17番(川那子秀雄君) 17番。この前議運のほうで、私のほうの質問をきょうに延ばすということでやらせていただくことになりました。貴重な時間でございますが、一応執行部のほうにご質問をしたいと思います。
まず、市長、それから総務部長、それから企画室長、このいわゆる私の判例が企画室長のほうから流出をしたということは、ご承知のように桜川市には個人情報保護条例並びに情報公開条例というのがあるわけであります、合併してからね。上位法では3種類あります。行政機関の保有する個人情報保護条例というのもございます。私は、この前質問したときに、何で2日に判決を受けた。しかし、判決を受けても確定ではないのです。2週間という期間を経て控訴するかどうかという決まりが法律では定められておるわけであります。
ところが、市長は、議会の開幕、要するに6日ですね。報告という形で判決を申し述べられました。そういうことを言えば、こういう条例とどういうふうに関係しているか、市長のご意見をお伺いしたいと、まずね。それを先にお伺いしておきます。
〇議長(相田一良君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 3月2日判決が出ました。そのことについて私は3月6日に議会の中で議員各位にご報告を、こういう判決が出ましたというご報告をさせていただいたにすぎないわけであります。
〇議長(相田一良君) 川那子秀雄君。
〇17番(川那子秀雄君) これは、情報公開条例に抵触する部分があるのです。総務部長、この条例が2つ、上位法では3つありますが、その条例の是非を、そういうことをまず答えていただきたいと思います。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 情報公開条例は、そのものは総務課で窓口になっておりますが、あくまでもその情報開示の請求というものがあって初めてそれを開示にするか、不開示にするかというのが手続上のことでありますので、情報開示を受けて初めて開示、不開示とか、一部開示、不開示とかというようなことになるかと思います。
〇議長(相田一良君) 川那子秀雄君。
〇17番(川那子秀雄君) 公室長、あなたは2日に判決を私受けました。多分担当課に判決文が大和田弁護士からファクスされたかと思います。しかし、6日の議会では菊池議員が判決全文持っておりました。私は、菊池議員にこれだれからもらったのかと聞いたのですよ。穏やかに穏やかに聞きました。そうしたら、公室長からもらったと。今、総務部長が言った情報公開の手順、それに沿って行わなければいけなかった、そのように思いますが、コピーをして、多分5日か6日、議会始まる前に菊池議員のところに届けたというふうに理解をいたしております。
私は、公室長たる者がこういう条例が存在しているということを理解をしていなかったのではないかと、そのように思います。ですから、総務部の担当に私は、7日の夕方、裁判所に確認をしまして、判例は渡していいのかと、そうしたら大和田弁護士のほうからは、渡して結構ですよと、そういう話があったと。しかし、裁判所に問い合わせて聞いてみたのかと、聞いたそうですよ。大和田弁護士にもう一度電話したら、利害関係ある当事者以外には出さない、当然のことなのです。控訴するかしないかは、2週間という日にちですから、確定していないのですよ。それを室長はどういう考え方で、条例違反ですからね、これは。私はあえてこういう機会をいただいたということは、室長が服務規律、施政方針演説で言っていますよ。相変わらずそういう規律というものがありながら、あるいは条例というものがありながら、そういうことを構わず実行している幹部がいらっしゃる。非常に憤りに感じたわけであります。
室長、どういうわけでこれを菊池議員にコピーしてお渡ししたのですか。それと、ファクスの表も大和田弁護士から来たファクスの表もともに渡したのです。これは重大な条例違反だというふうに考えております。どうですか、公室長、言ってください。
〇議長(相田一良君) 臼井市長公室長。
〇市長公室長(臼井典章君) 判決文につきましては、判決のあった日から閲覧できるということでありまして、閲覧できるということであれば、公開できるという解釈のもとに、情報公開という手続上の問題は確かに議員ご指摘のようにきちんとした手続をとらないでやってしまったというのは、本当に不認識であり、申しわけなかったというふうに思っております。ただ、その出すという段階におきましては、閲覧できるというものであるという確認といいますか、それをした後、渡してあるものでございます。
〇議長(相田一良君) 川那子秀雄君。
〇17番(川那子秀雄君) 公室長、閲覧できるということは、14日以内にはできないのですよ。それと、この情報公開条例、読みましたか。開示できない理由というのがあるのです、ここに。不開示、要するに行政文書の開示義務、この中に不開示情報あるのです。この中には、読んでみましたか。非開示しなければいけないもの、控訴の維持というのも書いてあるのですよ、控訴の維持。それから、6項目のイに、訴訟に係る事務に関してというのもあるのです。これをちゃんとあなたは知っていなければいけないのです。そういうことを知らないで、安易に、私は裁判所に聞きなさいと言ったでしょう。そうしたら、渡してはまずいということで、あなたは菊池議員のところへ寄って、判決を出したものを戻してもらって、それから私のところへ来たのでしょうよ。だから、その気持ちはわからないわけではないのですが、こういう条例を市が定めている、手順もある。そういうことを知らないで、一個人の要請に応じて勝手に行った。いわゆる職権乱用なのですよ。あなたの上には、市長がいるわけですよ。市長知っていましたかね。知っていて渡したら、これは程度悪い。
一般通告のときに、菊池議員はこう持って判決文だよってかざしていたのですよ。私は後ろで見ていましたから、おかしいなと思ってはいたのですが、林議員がそれ全文読んでもらってもいい、そういう話をしたような記憶があります。だから、何で公室長はですよ、そういうものを軽々しく。法的な根拠もなくやっていたのでは、我々の権利というのは守られないのですよ。それで、上位法には、そのほかにこれは個人情報保護法というのがありますが、これは桜川市の条例は2つありますよ。しかし、行政機関の保有する個人情報保護法というのがあるのですよ、また別に。そういうことを軽々しく出しているということは、要請する個人にそういう情報を常時提供しているのではないかと、そういうふうに受け取られても仕方ないのですよ。
総務部長、この個人情報、これは判決でも法令関係のファイルですよ。それは、あなたの課のほうでファイリングしているはずなのですよ。だから、そういう申請があって、私も何回もやりましたけれども、15日以内に返事をするということになっているのですよ。それをやらないでやった場合、総務部長、どういう罰則があるのですか、聞いておきます。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 情報公開条例の中には罰則規定はございません。個人情報保護条例の中には罰則規定がありますが、それに今回のあれが抵触するような罰則規定は含まれておりません。不正に働いて第三者に利益をもたらしたとか、そういうふうな形の部分で罰則規定はありますが、今回の文書を渡したことに関しての内容のことに関しては、罰則規定の中には、個人情報保護法の中では見当たらないというふうに思います。
〇議長(相田一良君) 川那子秀雄君。
〇17番(川那子秀雄君) いや、情報公開条例は上部の罰則規定あるのですよ。この桜川市の情報公開条例の中には書いていないだけですよ。これ、24条までしか書いていないのです。実際は、上位法では43条まであるのですよ。こういう下部の、いわゆる上の法律に従う義務があるのですよ。ありますよ、罰則規定は。それから、個人情報保護条例、これも2種類ありますよ。今言った個人と行政機関が保有する個人情報、2つあるのですよ。その中に罰則規定あります。
いずれにしても、市長、こういうことを抵触するようなことを平気でやってあることに問題があるのですよ。まして私は、裁判の当事者ですよ。まだ控訴期間2週間の中へ入っているのですよ。それを平気で表に出すというのは、私の損害になるのですよ。市長はどう思いますか、この問題について、室長が出したことについてどう考えていますか。
〇議長(相田一良君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 原告は川那子秀雄氏でございまして、被告は中田裕でございます。そういう中でお互いの正義はぶつかり合った中で裁判の判決が出たということで、私は勝訴したとか敗訴したとかいうことは一言も言っておりません。そういう面では、裁判というのはお互いの正義のぶつかり合いなのかなというふうに思っております。
今回、公室長も先ほど一部不適切なところがあったという陳謝をしておるところでございます。今後、法令を遵守して、しっかりと、例えどのようなことがあっても必要な状況をよく勘案して、情報開示にしては慎重を期すように、職員一同に強く働きかけていきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 臼井市長公室長。
〇市長公室長(臼井典章君) あと、裁判所のほうを確認いたしましたけれども、裁判所において判決書の閲覧、それから謄写といいますか、コピーですか、これについて一応確認いたしました。裁判所においての閲覧、謄写、コピーについては、当事者でないとコピーはできないと、ただし閲覧については判決のあった日、言い渡しのあった日から可能であるということで裁判所のほうは確認はしております。
〇議長(相田一良君) 川那子秀雄君。
〇17番(川那子秀雄君) 室長、あなたはそういうはっきり言えば理屈ですよ、例えば。だけれども、菊池議員は行ってもらってきたのではないでしょうよ。何でそんなことをやるの。違いますよ。これは、市長、この条例をよく読んで、罰則規定ありますから、よく考えてください。
私は、この問題については、情報公開の審議会等が設置されているはずです。そこへ私は文書でもって申し入れますので、もしもその中で結論が出てきて、だめな場合は、行政不服審査法というのが上にあります。そういうところへ反論書を出したいと思います。やっぱり市長、服務規律、この前やったばかりですよ。もう少し幹部職員、これ幹部職員ですから、やったのは。総務部長が言っているではないですか。手続をしなければ出せませんよと、片方は裁判所のやり方を言っている。何を言っているのか。
〔「そろそろ終わりにしてください」「議運の中での話と方向違っち
ゃっていますよ」の声あり〕
〇17番(川那子秀雄君) 私は、この条例のこと言ったのだよ。
〇議長(相田一良君) 大分厳しい意見で、最後にまとめて、川那子議員、お願いします。
〇17番(川那子秀雄君) だから、いずれにしても市長、そういうところへ私は出しますから、承知置きください。そういう勝手にやれるなんていうことはあり得ないのですから。6日の午前中に、もう菊池議員は持っていたのですから、お願いします。法律違反ですから。そういうことでいいです。何か意見が出たようですから、とにかくこういう条例違反をしたということだけは申し上げておきます。
以上です。終わり。
〇議長(相田一良君) 以上で、川那子議員の質疑は終わりました。
〇散会の宣告
〇議長(相田一良君) 本日の日程は終了しました。
本日はこれで散会します。
なお、14日、15日、16日までは常任委員会を行います。19日の本会議は午後3時から開きますが、先ほど林議員から提案ありました駅前整備事業について3時15分から全員協議会開きますので、よろしくお願いします。
散 会 (午後 3時07分)