平成24年第1回桜川市議会臨時会議事日程(第1号)

                          平成24年1月19日(木)午後3時開会
日程第 1 会議録署名議員の指名                             
日程第 2 会期の決定                                  
日程第 3 執行部あいさつ                                
日程第 4 議案第1号 専決処分の承認を求めることについて                
            (桜川市税条例の一部を改正する条例)               
日程第 5 議案第2号 工事請負契約の締結の議決事項の変更について            
日程第 6 執行部あいさつ                                

出席議員(22名)
  1番   萩  原  剛  志  君     2番   鈴  木  裕  一  君
  3番   仁  平     実  君     4番   菊  池  伸  浩  君
  5番   市  村     香  君     6番   岩  見  正  純  君
  7番   小  高  友  徳  君     8番   飯  島  重  男  君
  9番   中  川  泰  幸  君    10番   皆  川  光  吉  君
 11番   増  田     豊  君    12番   潮  田  新  正  君
 13番   相  田  一  良  君    14番   大  塚  秀  喜  君
 15番   高  田  重  雄  君    16番   増  田  俊  夫  君
 17番   川 那 子  秀  雄  君    18番   橋  本  位 知 朗  君
 19番   増  田     昇  君    20番   塚  本     明  君
 21番   上  野  征  一  君    22番   林     悦  子  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  中 田   裕 君
   副  市  長  飯 嶌 洋 一 君
   教  育  長  石 川   稔 君
   市 長 公 室 長  臼 井 典 章 君
   総 務 部 長  山 田 澄 男 君
   市民生活部長   大 川 正 彦 君
   保健福祉部次長  大和田   清 君
   経 済 部 長  横 田   一 君
   建 設 部 長   松 輝 人 君
   上下水道部長   若 林 鉄 郎 君
   教 育 次 長  上 野 幸 一 君
   会 計 管 理 者  太 田   昭 君

職務のため出席した者の職氏名
   議会事務局長   笠 倉   貞 君
   議会事務局書記  入 江   豊 君
   議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
   議会事務局書記  長谷川 勇 貴 君

          開 会  (午後 3時00分)
    開会の宣告
議長(相田一良君) 本日の出席議員は22名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、ただいまより平成24年第1回桜川市議会臨時会を開会します。
 地方自治法第121条の規定により、説明のため議長からの出席要求による出席者及び事務局職員は配付したとおりです。

    開議の宣告
議長(相田一良君) これから本日の会議を開きます。

    会議録署名議員の指名
議長(相田一良君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本臨時会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により議長より指名します。
   19番 増 田   昇 君
   20番 塚 本   明 君
   21番 上 野 征 一 君
 以上3名を会議録署名議員に指名します。

    会期の決定
議長(相田一良君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 議会運営委員長より、本臨時会の会期日程等議会の運営に関する事項について、議会運営委員会の協議の結果をご報告願います。
 議会運営委員会委員長、大塚秀喜君。
          〔議会運営委員長(大塚秀喜君)登壇〕
議会運営委員長(大塚秀喜君) 議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
 円滑な議会運営を図るべく、本日午後1時から議長の出席を得て開催し、審議した結果、次のとおり決定いたしました。
 会期は、本日限りとし、2議案を審議し、採決いたします。
 以上で報告を終わります。
議長(相田一良君) お諮りいたします。
 本臨時会の会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおりとしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおり決定いたしました。

    執行部あいさつ
議長(相田一良君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) こんにちは。本日、平成24年第1回桜川市議会臨時会を開会するに当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
 小寒も過ぎ、寒さも本格的となってまいりましたこの時期、議員各位におかれましては、公私ともご多忙のところご出席を賜り、厚く感謝申し上げます。本年も6日の新年の集いに始まり、8日のはたちの集い、9日の消防団出初式が行われたほか、地域の伝統行事などもとり行われ、天候同様、穏やかな新年のスタートができたものと感じております。
 それでは、今回の臨時会でご審議いただく案件につきましてご説明を申し上げます。
 議案第1号 専決処分の承認を求めることについては、桜川市税条例の一部を改正する条例でございます。これは地方自治法第179条第1項の規定によるもので、東日本大震災の被災者等の負担の軽減及び東日本大震災からの復興に向けた取り組みを図るため、地方税法の一部が改正されたことに伴うものでございます。
 議案第2号 工事請負契約の締結の議決事項の変更については、平成23年9月12日議会の議決を経た「桜川市立岩瀬東中学校屋内運動場耐震補強及び大規模改修工事」の一部を変更したもので、地方自治法第96条第1項第5号及び桜川市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
 以上が本臨時会に提出いたしました議案の概要説明でございます。後ほど詳細につきましては、担当部長より説明をいたしますので、何とぞ慎重なるご審議の上、ご議決くださいますようお願いを申し上げ、ごあいさつといたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。

    議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 次に、日程第4、議案第1号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市税条例の一部を改正する条例)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 山田総務部長。
          〔総務部長(山田澄男君)登壇〕
総務部長(山田澄男君) 1ページをお開き願います。議案第1号 専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。
 今回の税条例の改正につきましては、東日本大震災の被災者等の負担の軽減及び東日本大震災からの復興に向けた取り組みの推進を図るため、地方税法、地方税法施行令及び地方税法施行規則の一部の改正が行われたことに伴い、桜川市税条例につきましても、所要の改正を行うものでございます。
 地方税法の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令がそれぞれ公布されましたので、桜川市税条例の一部改正においても専決処分を行い、公布を行ったものでございます。
 なお、このようなことから、桜川市税条例の一部を改正する条例は、地方自治法第179条第1項に規定する専決処分をし、同条第3項の規定により、本会議において報告し、承認を求めるものでございます。
 それでは、条例、附則の内容について説明いたしますので、3ページをお開き願います。第22条第1項は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災による住宅や家財等にかかわる損失の雑損控除について、その損失を平成22年において生じた損失額として平成23年度個人市民税での適用することができる。この適用を受けた場合は、雑損控除された損失対象金額は、平成24年度以後の個人市民税については、当該損失対象金額が生じた年において生じなかったものとする。東日本大震災にかかわる損失控除額等の特例で、内容は雑損控除等となる災害に関する支出について、災害のやんだ日から1年超3年以内に支出する費用の延長となる法附則第42条第3項の改正に伴い、引用する文言の改正でございます。
 2項は、第1項において旧第2項の規定を含む内容に改正することにより、旧第2項を削除し、旧第2項削除に伴う条項を繰り上げとするものでございます。
 3項は、第2項において旧第4項の規定を含む内容に改正することにより、旧第4項を削除し、旧第2項、旧第4項の削除に伴う条項の繰り上げとするものでございます。
 なお、この附則は、平成23年12月22日に公布し、公布の日から施行するものでございます。
 以上でございます。よろしくお願いします。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質問ありませんか。
 川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 今の控除の件ですが、先ほどの議運のときに、山田部長のほうから本庁の税務課に来てもらえれば、いわゆる所得税確定申告のときに大変なのでやりますよという話をいただいたのですが、桜川市も広いですから、もう少し、確かにお知らせ板で回ってきた中には書いてありました。ただ、本庁に行くということは大変だと思うのですよ。ですから、真壁庁舎とか、本庁はもちろんですが、岩瀬庁舎でもそういうことを相談を受けるということはできないものですかね。そこらは住民サービスのためにやっていただきたいと、そのように考えますが、いかがでしょうか。
議長(相田一良君) 山田総務部長。
総務部長(山田澄男君) 確定申告が2月16日から始まります。そのときに雑損控除等の控除も申告とあわせてやりますと、ちょっと時間がかかってしまうというようなことが想定されるために、2月16日から各3庁舎で申告は行うわけですけれども、その便宜を図りまして、とりあえず大和庁舎の本庁の税務課で対応するということでございますので、なかなか3庁舎でまた分かれてやる時間的な余裕もないということで、その以前にも12月にも筑西の下館の税務署等も対応していたと思います。これがただ雑損控除の適用も1年で終わるということではなくて、今回の改正に伴いまして、支払った費用は1年を超えて3年まで対応できるということでございますので、その点ご理解願えればと思います。
議長(相田一良君) いいですか。
17番(川那子秀雄君) はい、結構です。
議長(相田一良君) そのほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質問ないようですので、質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論もないようですので、討論を終わります。
 お諮りいたします。議案第1号は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第1号は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 次に、日程第5、議案第2号 工事請負契約の締結の議決事項の変更についてを議題といたします。
 提案理由の説明願います。
 山田総務部長。
          〔総務部長(山田澄男君)登壇〕
総務部長(山田澄男君) 4ページをお開き願います。議案第2号 工事請負契約の締結の議決事項の変更についてご説明いたします。
 平成23年9月12日議会の議決を経た「桜川市立岩瀬東中学校屋内運動場耐震補強及び大規模改修工事」の一部を変更したいので、地方自治法第96条第1項第5号及び桜川市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、請負変更契約を締結するため、議会の議決を求めるものでございます。
 記といたしまして、1、契約の目的、4、契約の相手方には変更はございません。2、契約の方法は、請負業者との随意契約でございます。3、契約金額でございますが、1,753万5,000円を増額して、2億4,937万5,000円を2億6,691万円とするものでございます。
 以上で説明を終わりますが、内容をご審議の上、承認くださりますようよろしくお願いいたします。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質問ありませんか。
 菊池伸浩君。
4番(菊池伸浩君) 4番議員の菊池です。私もけさ岩瀬東中へ行きまして、現場を見てきたのです。アスベストがある部分というのは、どこか天井の裏とか壁の中ではなくて、要するに肉眼で見える表面部分なのですよね。それを考えますと、工事が始まる前にはわかることができなかったのかと、こうやって工事が始まって、また途中から工事変更で約2,000万弱工事費が上乗せされるというのは、ちょっと残念なのですね。
 それで、事前にわかることができなかった理由、そしていつ、だれが、どのように見つけたのかという、その辺の経過をご説明願います。
議長(相田一良君) 上野教育次長。
教育次長(上野幸一君) それでは、菊池議員さんのご質問にお答えをいたします。
 まず、工事施工前になぜ発見できなかったのかという問題でございますが、岩瀬東中学校の体育館は、昭和60年に天井のアスベストを除去しております。教育委員会としましては、既にアスベストは除去されているものという認識をしておりまして、設計業者に対しても今回はアスベストへの対応は指示をしておりません。また、設計業者につきましても、東中学校の今、議員さんがご指摘の内壁仕上げに使用されているリシンガン吹きつけにつきましては、アスベスト含有の認識が低いということをお話を聞いております。
 また、いつ、だれが発見したのかというご質問でございますが、これに関しましては、昨年、平成23年の11月15日、施工業者、設計業者、市の監督員等定例会を開いております。第5回の定例会議において施工業者である鈴縫工業から内壁仕上げ材がアスベストを含有している可能性が高いという報告を受けました。翌16日に財団法人茨城県薬剤師公衆衛生検査センターでサンプルを採取いたしまして検査を実施いたしました。11月28日に検査結果が報告され、11%のアスベスト、種類としましては、クリソタイルが含有していることが判明をいたしました。12月初旬にこの調査結果を踏まえ、設計事務所、請負業者が対処法について検討を開始しております。その内容について昨年の12月13日、教育委員会のほうに報告がありました。その後、教育委員会としての対応策を検討し、内容的には全面除去の方針を決定した経過になっております。
 この決定に基づきまして、請負業者であります鈴縫工業に対しまして、変更で対応したいという旨を連絡するとともに、アスベスト除去関連工事への着手をしないよう指示しております。
 以上が経過概要でございます。よろしくお願いします。
議長(相田一良君) いいですか。
4番(菊池伸浩君) はい。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
 5番、市村香君。
5番(市村 香君) 済みません。設計業者の当初の設計料というのは幾らだったのでしょうか。
議長(相田一良君) 上野教育次長。
教育次長(上野幸一君) 実施設計委託料でございますが、743万4,000円になります。
議長(相田一良君) どうですか。
 市村議員。はい、どうぞ。
5番(市村 香君) このことに関しては、何回やってもいいのだよね。
議長(相田一良君) はい、大丈夫です。3回まで。
5番(市村 香君) では743万というのは、この工事に対してではなくて、工事を渡す場合のその最初の743万ですか。
議長(相田一良君) 上野教育次長。
教育次長(上野幸一君) そうですね。今回の耐震補強と大規模改修工事の実施設計の委託で、当初の金額でございます。
議長(相田一良君) 市村議員、最後ね。
5番(市村 香君) では、それはわかりました。工事をするについては、一応2億5,000万の仕事であったわけですから、それに対してはこれから設計としても監督すると思うのですけれども、さっき議運でも話したのですけれども、何か委員会で設計士さんをお呼びしたら、知らなかったと。職員の人たちももう対処済みだからということで、今も次長のほうから60年に天井のアスベストはとったので、対応済みという認識であったということだったのだと思うのですけれども、やっぱりプロなのですから、わからないというのはおかしいと思うのですよね。この写真をこれ見せていただいたのですが、全くその隠れていたのではなくて、表に出ているわけです。
 それと、このアスベストが問題になったときには、業者でも、それから県のほうでも何度も講習会を開いているのですよ。アスベストというのはどういうものか。もしそれを工事した場合にはどのような除去の方法があるかというのを県のほうからも指導して、素人業者に対してもいつ何どきアスベストが出るかわかりませんということで、講習会を開いている状況であったのです。ですから、そういうときに設計業者が桜川市のほうの教育委員会のほうで、担当職員もそういうふうな指示はしなかったという以前の問題でして、設計業者がプロとしてそれをわからなかったというのは非常に残念だと思うのです。ですから、それに関しては厳重に設計者のほうにも、その職員のほうから大丈夫だなんて言われたなんていう話が出たというのを議運で聞きましたけれども、委員会のときに。それは厳重に注意して設計料でも何でもペナルティーをするぐらいにやっぱりきちっとしてもらいたいなと思います。
議長(相田一良君) 上野教育次長。
教育次長(上野幸一君) 今、市村議員さんがおっしゃるように、業者が気がつくか気がつかないという答えはできませんが、指導は今後十分していきたいと思います。
 以上です。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
 川那子秀雄議員。
17番(川那子秀雄君) こういう議決事項の提案がされたということなのですが、私が旧岩瀬町時代、教育委員会では多分県の指示だと思いますが、調査をして報告しなさいと。これは学校ばかりではなくて、役所関係もあったかと思うのですよ。それで、この岩瀬庁舎の場合は、ボイラー室か何かはそのそういうことで該当するということで除去したというふうに記憶しているのですが、そのときの業者はたしかケムコという会社と、それから斉藤塗工という、今、斉藤さんという茨城町の議員さんをやっている人の会社ですが、その方に来てもらって、正式に依頼したかどうかはわかりませんが、調査をしたと。その上で報告をしているはずなのですよ。報告書が上がっているわけなのですよ、本来。だから、そういう報告書があるのかどうか、実際は。今、上野次長は60年代と言っていますけれども、そこに教育長、設計者ですよね。十分わかっているはずなのですよ。だから、こういう議決事項の変更というのが、こういうことが出たからこうなるのですと、後づけの工事になってしまうと、これは非常に教育委員会としては勉強不足、認識不足だったと。いわゆる設計業者に先ほど市村議員も言いましたけれども、いわゆる飛散するものと飛散しないものとがあるわけですが、これは対応済みだからいいのだよという、言ったか言わないかは知りませんが、そういうことで設計をした設計業者、例えばこの請負業者は鈴縫工業ですよ。もう二部上場の茨城県では相当な会社ですよ。知らないわけないのですよね、正直言えば。あのころはダイオキシン問題と、こういう石綿関係は本当に大問題になっていたわけですから、その報告書は残っているのではないかと思うのですが、役所のほうで。
 つけ足しで言いますけれども、関係ありませんが、この議場の奥、これ実在していますよ、今でも。ですから、学校関係は特に児童がおるわけですから、この変更して工期、何月までに終了させるのだということがまず1点。
 それから、設計業者は今、資料で出てきましたから構いませんが、たしか真壁町、大和村、岩瀬町時代に県のほうからの通達で調べたと思うのですよ。その報告書というのは残っているはずなのです。そういう点を参考に、やはり設計業者に頼まないとおかしいのではないのかなと。今実際にもう学校始まってしまっていますから、この体育館工事がストップしているということは、学校教育にも非常に支障があるのではないかということが考えられます。この工事期間中、たしかあのダイオキシンの除去と同じように、相当なマスクとか、そういうものはつけて工事やらないと、労働基準監督署で監督されますから、非常に難しいことなのです。意外と工事業者は、あの着ている雨がっぱみたいなもの、取りかえないで使ってしまうというおそれがあるのですよ。あれもう1回着たら焼却というか、除去するということになっているわけで、そういう点は設計業者がきちんと監督をしてくれるのか。だから、私先ほどの松山さん、こういうことを書いてもただなのですかということは、監理監督と、大変な手間ですよ。これは労働基準監督署が関係することですから、そういうような点、教育長を初め非常に認識が薄かったと言わざるを得ない。まして議決事項ですから、きちっとやっていただかないと困りますよ。追加工事で、この前の私入札の問題でも言いましたけれども、設計業者というのははつったりなんかやるぞと。教育長の答弁では、はがさないとわからないということを言っていますが、これみんな表面上わかっていることですよ。これを見逃しているというのは重大な責任ですよ。なぜかというと、この期間中、体育館使用できないわけですから、やっぱり教育を預かる教育委員会としては、きちっと対処すべき問題ではないかというふうに思います。
 ですから、今、工期の問題、それからケムコ、私の記憶ではケムコと斉藤塗工と茨城町、そこでこの岩瀬庁舎、旧岩瀬町はやったように記憶しています。だから、その報告書が県のほうに出してあるはずですから、その報告書の存在、まだ何年もたっていませんから、あるはずなのですよ。それをちょっとお伺いしたいです。
 以上です。
議長(相田一良君) 上野教育次長。
教育次長(上野幸一君) まず、工期の関係でございますが、議員さんご指摘のとおり、今回工期を延長したいと思います。全体的にはアスベストの除去工事に1カ月程度と、先ほども申しましたように、アスベスト除去に伴って通常の工程ができませんので、それが当然1カ月アスベスト除去で遅延しますので、トータル的には2カ月程度工期の延長をしたいと思っております。ただし、現在これ国補事業で施工しておりますので、国の財源の確定がまだなされておりません。ですから、今回は第1回は、通常当初の工期は2月29日でございましたが、3月31日まで工期を延ばして、国の財源の確定がし次第、3月の定例会で繰越明許費の上程したいと考えております。ですから、最終的には4月末を考えております。
 それと、調査報告でございますが、確かに旧町村でそういうアスベストについて報告はされております。例えば岩瀬の例でいくと、ないということになっております。ただし、この時点でその飛散性という取り扱いの考え方が俗に言う目視できるようなアスベスト、例えば今回のような吹きつけ材の中にアスベストが入っていたということは余り想定はしていなかったのかなということで、例えば先ほどありましたように、機械室とか、そういうものについてはその調査の時点で把握はしていると思うのですけれども、今回のようなその下部材、内装下部材とか、そういうものについては確かなことは言えませんが、その当時十分把握できていなかったのかなというふうには考えております。
 以上でございます。
議長(相田一良君) いいですか。
 川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 市長が統括をしていたわけですが、やはりこの2社に正式に依頼をしたかどうか、そこが問題なのですよね。調査費用を払っていなければ、役所のケムコという会社は測量、その測定会社ですから、大体のことはわかりますが、正式に依頼をしていなかったのではないかと。ここの天井も多分あるということはわかっていますよね。山田部長、おれはそういうふうに認識をしています。だから、そういう除去をするには容易ではないと。病院の関係も、あのときは調理の増設をしましたでしょう。その下におかしなものがあったということで、私はその当時は中澤課長だったですか、指摘はしたのですよ。ですから、相当ダイオキシン問題と並んでこのアスベスト、石綿ですね。ですから、水道工事の石綿管というのは、みんなきちっと最終処分場に持っていくということにその当時なったわけですよね。これは飛散しない。表へ出すと飛散すると。だから、いろいろ金がかかるから大変だと。だから、上野次長はそのとき担当ではなかったでしょうから、非常に難しいことですが、教育長は建築が専門ですから、これを見て教育長はどのように感じましたか。
議長(相田一良君) 石川教育長。
教育長(石川 稔君) 岩瀬東中学校の体育館の内壁に使われていましたリシンガン吹きにつきましては、私もリシンにアスベストが含まれているというのは認識は持っておりませんでした。今後いろいろ研究を重ねて、市内にリシンガンに似たようなもので仕上げてあるのかどうか、それらを調査していきたいと思っております。
議長(相田一良君) 川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 3回目ね。
議長(相田一良君) 3回目。
17番(川那子秀雄君) 教育長、勉強していくと。これは子供を預かっている教育委員会の長としてまずいですよ。すべてにおいてこういう工事をやってきたわけですから、体育館。もしかして東中以外にあるかもしれないですよ。そういうことはきちっとやっぱりやっていただきたいですよ、子供を預かる管轄の長としては。そういうことは出てきてから指摘をされたのでは困るのですよ。みずから進んで研究をしてください。お願いしておきます。上野次長については、わからなかった部分もあるかと思いますが、そういう申告はなかったということですが、十分に有害なものは今後も発生する予定ですから、考えてください。それだけです。
議長(相田一良君) 答弁はいいのですね。
 そのほかにございませんか。
 萩原議員。
1番(萩原剛志君) 1番、萩原です。今、工期の延長の話がありましたが、工期の延長に伴って岩瀬東中の卒業式、また入学式はどういった対応をとるのかお伺いいたします。
議長(相田一良君) 上野教育次長。
教育次長(上野幸一君) ラスカを使うことで、今学校側と調整をしております。
議長(相田一良君) いいですか。
1番(萩原剛志君) いいです。
議長(相田一良君) そのほかにございませんか。
 飯島重男君。
8番(飯島重男君) 最後に1つ。
 今後の市内の学校についてのアスベスト検査を教育委員会では一生懸命やりますというような話でございますが、これは子供たちの命にかかわるという問題でございますので、いつごろまでにこれを調べ上げるのか。そして、もし見つかった場合には、どういうような対応をするのか質問いたします。
議長(相田一良君) 上野教育次長。
教育次長(上野幸一君) それでは、お答えをいたします。
 今後の教育施設へのアスベストへの対応という、調査も含めて対応ということだと思うのですけれども、今後のアスベストの対応につきましては、今回岩瀬中学校の内壁の仕上げ材にリシンガン吹きつけということで、アスベスト含有が発見されました。他の施設についてもこのリシンガン吹きつけ材、またこれに類するアスベスト含有が危惧される仕上げ材について、再点検をしていきたいと思います。ただ、このリシンガン吹きつけとかについての再調査は、できるだけ早く職員に指示をしまして、先ほど言いましたように、設計図書からそういうものが場所を探すことが可能だと思います。ですから、これについてはできるだけ早くその点検は進めていきたいと思います。
 あとは、その確認された場合ということでございますが、今後もし確認されたアスベストがあった場合、今後学校関係で工事とか、そういうものが予定されている場合には、その工事とあわせ原則として除去をしていきたいというふうに考えております。
 また、それ以外の施設につきましては、工事はやらないと。ただ、アスベスト含有の壁とか何かが見つかった場合には、飛散防止のための被覆、封じ込めといいますけれども、そういう適切な措置を講じていきたいというふうに考えております。
 それと、今申し上げたのは、飛散性が強いアスベストでございますが、非飛散性の、飛散が比較的壁等に封じ込められている場合には、それの損傷、劣化等によって飛散することも十分考えられますので、それらについても点検をしながら封じ込め等の措置をしていきたいと思います。これについては、各学校16校、それに教育委員会施設、公民館、幼稚園等ございますので、すぐというわけにはいきませんけれども、できるだけ早い時期にその調査に着手していきたいというふうに思っております。
 以上でございます。
議長(相田一良君) いいですか。
 飯島重男君。
8番(飯島重男君) すぐとは言わないのだが、すぐやっていただきたい。よろしくお願いします。
議長(相田一良君) 答弁はいいですね。
8番(飯島重男君) はい。
議長(相田一良君) そのほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質問ないようですので、質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
 お諮りいたします。議案第2号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第2号は原案のとおり可決することに決定いたしました。

    執行部あいさつ
議長(相田一良君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) 平成24年第1回桜川市議会臨時会の閉会に当たりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。
 本臨時会においてご提案いたしました議案につきまして、原案のとおり議決をいただきまして、まことにありがとうございました。今後は議員各位におかれましては、格別のご指導、ご協力を賜りますよう切にお願いを申し上げ、閉会のあいさつといたします。
 本日はありがとうございました。

    閉会の宣告
議長(相田一良君) 本臨時会に付議されました案件は議了いたしました。
 以上で平成24年第1回桜川市議会臨時会を閉会いたします。
 ご苦労さま。
          閉 会  (午後 3時40分)