平成23年第3回桜川市議会定例会議事日程(第4号)
平成23年9月12日(月)午前10時開議
日程第 1 議案第59号 桜川市税条例の一部を改正する条例
日程第 2 議案第60号 平成23年度桜川市立岩瀬東中学校屋内運動場耐震補強及び大規模改修
工事請負契約について
日程第 3 議案第61号 桜川市道路線の廃止について
日程第 4 議案第62号 平成23年度桜川市一般会計補正予算(第3号)
日程第 5 議案第63号 平成23年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第 6 議案第64号 平成23年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
日程第 7 議案第65号 平成23年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
日程第 8 議案第66号 平成23年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)
〇出席議員(22名)
1番 萩 原 剛 志 君 2番 鈴 木 裕 一 君
3番 仁 平 実 君 4番 菊 池 伸 浩 君
5番 市 村 香 君 6番 岩 見 正 純 君
7番 小 高 友 徳 君 8番 飯 島 重 男 君
9番 中 川 泰 幸 君 10番 皆 川 光 吉 君
11番 増 田 豊 君 12番 潮 田 新 正 君
13番 相 田 一 良 君 14番 大 塚 秀 喜 君
15番 高 田 重 雄 君 16番 増 田 俊 夫 君
17番 川 那 子 秀 雄 君 18番 橋 本 位 知 朗 君
19番 増 田 昇 君 20番 塚 本 明 君
21番 上 野 征 一 君 22番 林 悦 子 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
副 市 長 飯 嶌 洋 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市 長 公 室 長 臼 井 典 章 君
総 務 部 長 山 田 澄 男 君
市民生活部長 大 川 正 彦 君
保健福祉部長 石 堀 純 君
経 済 部 長 横 田 一 君
建 設 部 長 松 輝 人 君
上下水道部長 若 林 鉄 郎 君
教 育 次 長 上 野 幸 一 君
会 計 管 理 者 太 田 昭 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長 笠 倉 貞 君
議会事務局書記 入 江 豊 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 長谷川 勇 貴 君
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(相田一良君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席議員は22名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
〇議案第59号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(相田一良君) まず、日程第1、議案第59号 桜川市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
山田総務部長。
〔総務部長(山田澄男君)登壇〕
〇総務部長(山田澄男君) おはようございます。議案書6ページをお開き願います。議案第59号 桜川市税条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
今回の税条例の改正につきましては、地方税法、地方税法施行令、地方税法施行規則の一部改正が行われたことに伴い、桜川市税条例についても所要の改正を行うものでございます。
今回の改正の主なものは、寄附金税額控除の対象の見直し及び適用下限額の引き下げ並びに個人住民税等の不申告に関する過料の上限額の引き上げ等の罰則の見直しでございます。
それでは、改正の内容についてご説明いたしますので、7ページをお開き願います。第26条の改正は、市民税の納税管理人に係る不申告に関する過料の上限額の見直しで、3万円を10万円に引き上げるものでございます。
第34条の7については、寄附金税額控除の対象の拡充、認定NPO以外のNPO法人への寄附金であっても、地方公共団体が条例において個別に指定することで個人住民税寄附金税額控除の対象とする措置及び適用下限額の引き下げ(5,000円を2,000円)に伴う文言の整理並びに控除額の計算方法は法314条の7第1項及び第2項の規定にするところによるとし、記載を簡略化しております。
第36条の2の改正は、第34条の7の改正に伴う引用条項の整理であり、第34条の7第1項第2号に掲げる寄附金の控除を受ける場合の申告書提出義務規定である第6項の追加による項の繰り下げでございます。
次のページをお開き願います。第36条の3の改正は、「各号に掲げる」を「に規定する」とする文言の整理でございます。
第36条の4の改正は、「納税義務者のうち」を「納税義務者が」とする文言の整理、第36条の2の改正に伴う引用条項の変更及び市民税に係る不申告に関する過料の上限額の見直しで、3万円を10万円に引き上げるものでございます。
第53条の10の改正は、退職所得申告者の不提出に関する過料の上限額の見直しで、3万円を10万円に引き上げるものでございます。
第61条の改正は、法第349条の3第7項の規定による条項繰り下げに伴う引用条項の変更でございます。
第65条及び第75条の改正は、おのおの固定資産税の納税管理人及び固定資産税に係る不申告に関する過料の上限額の見直しで、3万円を10万円に引き上げるものでございます。
第88条の改正は、軽自動車税に係る不申告等に関する過料の上限額の見直しで、3万円を10万円に引き上げるものでございます。
第100条の2及び第105条の2は、おのおのたばこ税及び鉱産税に係る不申告に関する過料の上限額を10万円とする罰則の条文の追加でございます。
第107条及び133条の改正は、おのおの鉱産税及び特別土地保有税の納税管理人に係る不申告に関する過料の上限額の見直しで、3万円を10万円に引き上げるものでございます。
第139条の2は、特別土地保有税に係る不申告に関する過料の上限額を10万円とする罰則の条文の追加でございます。
第139条の3は、第139条の2の追加されたことによる条項の繰り下げでございます。
次に、附則の説明をいたしますので、次のページをお開き願います。第7条の4については、寄附金税額控除における特例控除額の特例の計算方法は、法附則第5条の5第2項に定めるところによるとし、記載を簡略化しております。
第8条の改正は、肉用牛の売却による事業所得に係る所得割の課税の特例について、免税対象飼育牛の売却頭数が年間1,500頭を超える場合には、その超える部分の所得について免税対象から除外する見直しを行い、その適用期限を27年度までに延長するものでございます。
第10条の2第4項は、新築住宅等に対する固定資産税の減額の規定を受けようとする者がすべき申告の見直しであり、高齢者の居住の安定確保に関する法律の改正に伴う引用条項の変更でございます。
第16条の3から第20条の4までの改正は、条例第34条の7及び附則7条の4の改正に伴う文言の整理でございます。
次に、一部改正条例の一部改正について説明をいたしますので、11ページをお開き願います。第2条の改正は、附則第2条第10項、第17項及び第22項、おのおの上場株式等配当所得、特定上場株式等譲渡所得及び条約適用配当等に係る市民税の軽減税率の特例の延長であり、「平成23年12月31日」を「平成25年12月31日」とするものでございます。
第3条の改正は、条例第34条の7の改正に伴う附則第2条第2項の読みかえ規定の変更でございます。
第4条の改正は、附則第1条第4号は非課税口座内上場株式等の譲渡に係る所得計算の特例の施行日を「平成25年1月1日」から「平成27年1月1日」まで2年延長するものであり、附則第2条第6項は市民税に関する経過措置であり、平成25年度を27年度に改めるものでございます。
続きまして、一部改正条例の附則について説明いたします。附則は第1条から第4条までの構成でございまして、第1条は条例の施行期日に関することでございますが、第2条から第4条は経過措置に関することでございます。第1条は条例の施行日で、公布の日から施行します。ただし、第1条第1号の規定については、公布の日から起算して2月を経過して、同条第2号の規定は平成24年1月1日、同条第3号の規定は平成25年1月1日、同条第4号の規定は高齢者の居住の安定確保に関する法律等の一部改正する法律の施行日から施行します。
次のページをお開き願います。改正附則第2条は市民税に関する経過措置、第3条は固定資産税に関する経過措置及び第4条は罰則に関する経過措置でございます。
以上で桜川市税の一部を改正する条例の説明を終わります。
〇議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
4番、菊池伸浩君。
〇4番(菊池伸浩君) 4番の菊池です。今、税条例の改正伺ったのですが、正直言って余りよくわからないのですよ。それで、過料が3万円から10万円になって、納税者に対する罰則強化が強くなったということは、そこはわかるのですよね。あとそれ以外でいろいろいっぱい書いてあるのですが、部長さんのほうからもうちょっとわかりやすく改正全体の趣旨、こういうところがこう変わっているのだということをわかるようにちょっと説明をしてほしいのですが。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) この条例の一部改正は、6月30日国会で通りました地方税法の一部改正に基づきまして今回の条例の一部改正を行ったということでございます。そういった中で、地方税法の改正の趣旨といいますと、国のほうから出ているのが、現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための地方税法等の一部を改正するための法律の一部改正であるというふうに国のほうは言っております。
今回の条例の一部改正の主な点は、最初に説明いたしましたけれども、寄附金控除の適用下限額の引き下げということで5,000円を2,000円に引き下げますということと、過料を3万円であるものを5万円に引き上げますという、この2点が主な改正であるということでご理解願いたいと思います。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) ほかに質疑ないようですので、質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
お諮りいたします。議案第59号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。
〇議案第60号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(相田一良君) 続いて、日程第2、議案第60号 平成23年度桜川市立岩瀬東中学校屋内運動場耐震補強及び大規模改修工事請負契約についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
山田総務部長。
〔総務部長(山田澄男君)登壇〕
〇総務部長(山田澄男君) 14ページをお開き願います。議案第60号 平成23年度桜川市立岩瀬東中学校屋内運動場耐震補強及び大規模改修工事請負契約についてご説明いたします。
地方自治法第96条第1項第5号及び桜川市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2項の規定に基づき、桜川市立岩瀬東中学校屋内運動場耐震補強及び大規模改修工事請負契約について、請負契約を締結するため議会の議決を求めるものでございます。
記といたしまして、1、契約の目的、平成23年度桜川市立岩瀬東中学校屋内運動場耐震補強及び大規模改修工事。2、契約の方法としましては、8月19日、4社による総合評価落札方式の条件つき一般競争入札を実施いたしました。8月23日に仮契約を締結したものでございます。3、契約の金額ですが、2億4,937万5,000円でございます。4、契約の相手方でございますが、住所、日立市城南町1丁目11番31号、商号または名称、鈴縫工業株式会社、代表者氏名、代表取締役鈴木一良。
以上で説明を終わりますが、内容をご審議の上、議決くださりますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
4番、菊池伸浩君。
〇4番(菊池伸浩君) 4番の菊池ですが。入札報告書にまだ載っていませんので、新しくて。予定価格と落札価格の割合ですね、教えてほしいのですが。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 落札率は96.46%でございます。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
22番、林悦子君。
〇22番(林 悦子君) ちょっとおさらいをしておきたいのですが、まず議決に付すべき案件というのは幾ら以上のものだったでしょうかね、市になって。町時代は5,000万円だった……市では1億5,000万円になったかと思うのですが。だとするならば、これは単独でもやるのだったら、臨時議会を開かなくてはならないくらいの規模のものですよね。であるならば、書取書を配付しながら説明をしてもらいたかったと思うので、書取書をちょっと配付をしてほしいと思います。休憩にして。
それから、条件つき一般競争入札で行われたということですが、条件つきの「条件」とは何だったのか。そして、その条件に合致したのは……それを聞いてからにしますかね。
では、済みませんが、議長、書取書の配付のほうを手配をお願いいたします。
〇議長(相田一良君) それでは、山田総務部長、どうですか。
〔「コピーして」の声あり〕
〇議長(相田一良君) それでは、ただいま資料をコピーして配付します。
〔「休憩」の声あり〕
〇議長(相田一良君) それでは、5分間だけ休憩させてもらいます。
休 憩 (午前10時16分)
再 開 (午前10時23分)
〇議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
それでは、山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 先ほどの質問ですが、議会にかけるのが1億5,000万円というのは間違いないです。
あと今回の条件つきにかけた条件ですが、22、23年度桜川市の建設工事競争入札参加資格名簿に登載された経営審査事項の総合評点(P点)が1,000点以上で、県内に建設業に基づく本店、本社を有するものということで、条件をクリアしている業者は8社でございました。
以上です。
〇議長(相田一良君) 林悦子君。
〇22番(林 悦子君) こういうご時世なので、なるべく地元……これは今うちの市というのは市長、合併特例債の事業が進んでいるので、すごく大きい事業を持っていますから、2億4,000万円ぐらいだとちょっと低くなってしまったかななんて私らの感覚も麻痺しているところがあるのですけれども、普通だと多分、合併特例債事業が終わると、4年に1回あるかないかぐらいの規模の事業になるのだろうと私は思うのです、この2億4,000万円の事業というのは。それで、さっきも休憩中に話していましたが、JVでなるべくやらせろみたいな話が議会のほうからもあって、耐震でもJVを組んだものがありましたよね。それ、ちなみにどこの場所だったのか。何で今回はそれができなくて、そんな1,000点以上なんて、対象が県内で8社なのですか、県内8社ぐらいしかないようなものになったのか、その経緯をちょっと説明してほしいのです。
しかも、入札に入ったのは8社のうち4社ですよね。4社ということは、顔なじみみたいな感じに見受けられますものを、こんな条件が何で必要なのかななんて、このくらいの耐震の事業ができるところというのは、ちなみに桜川市内にはないのですか。
2つ、答弁をお願いします。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) まず、市内で耐震補強できる業者はいないのかということですが、今回の場合、屋内運動場、体育館各2,000万円から3,000万円くらいの工事が結構出ました。それは市内業者で条件つき一般競争入札でやったり、指名競争入札で入札を行いました。
今回の東中のこの条件でございますが、総合評価方式を導入してくれと再三県のほうからも言われていまして、ほとんどの市が導入しいるというふうな状況の中で、1件でもいいからとりあえず試行的な形で参加できるような形の総合評価方式を入れた入札方式をという再三にわたる要請がございました。そういった点も踏まえまして今回、県内をというか、1,000点以上ということで決めて、今までは西中学校と東中学校の校舎の耐震補強は確かにJVで入札をした経緯がございます。
以上です。
〇議長(相田一良君) 林悦子君。
〇22番(林 悦子君) では、最後にしますが、専門ではないのでよくわからないのですけれども、よくわからないもので聞きますけれども、結局西中、東中はJVでやって、全然その後仮検等も通って支障がないわけですよね、実際使用するに当たって。にもかかわらず、そういう形の発注がだめで、総合評価方式の発注にしなくてはならない理由というのは何なのですか。実際は全然だれも困らないし、困らないどころか地元の業者が幾ばくかでも加われれば、それは地元にとっても回り回っていいことになるわけで、みんなそういうふうになるべく地元でという考え方でやっているわけではないですか。県から見れば、県内業者で1,000点以上だったら十分かもしれないけれども、私らはあくまでも県ではないので、通って全然今までやってそれで全く支障がなかったものがなぜだめになって、総合評価方式だとなぜいいのかというのについては、ちょっと説明してもらえませんか。どういうふうに聞いているのだか、説明してもらえませんか。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) この総合評価方式を導入する、繰り返しますが、落札の金額のみではなくて、技術評価点、品質も確保した上でということで、これは国土交通省からの通達もありますし、全国的に行っております。茨城県下においてもほとんどの市町村が導入しているというような状況でございまして、今まで確かに西中、東中学校はJVで行いましたけれども、今回の場合、総合評価方式を入れるということと、ほかの岩瀬、大和、真壁地区の屋内運動場の耐震補強工事が相当の数も出たということで、東中学校の屋内運動場につきましては単独での総合評価方式を導入するために行ったということでご理解願いたいと思います。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
5番、市村香君。
〇5番(市村 香君) 5番、市村です。ちょっと聞き漏らしたので、もう一度確認したいと思います。
議決に上がるのは1億5,000万円という金額はわかりました。あと今、桜川市内に本社を置く業者8社というのをちょっと聞いたのですけれども、そこをちょっと確認お願いします。ごめんなさいね。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 先ほど「市内」と言ったかもしれません。「県内」に本店、本社を置く業者ということで訂正いたします。
〇議長(相田一良君) 市村香君。
〇5番(市村 香君) 先ほど「桜川市内」と言ったので、私もちょっとそこだけ確認したかった。はい、わかりました。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
21番、上野征一君。
〇21番(上野征一君) 協議会のときに私ちょっとこの点、確認させてもらいましたですけれども、改修で2億5,000万円かかるということ、新しいものだったらどうだということをお聞きしましたらば、4億5,000万円ぐらいであって、新しく建てるのは若干経費がかかり過ぎるので補強したのだというような答弁だったですけれども、この東中の体育館が建てて何年たつのかということ。それと今、各小中学校体育館、大分市内工事しているようですけれども、よその体育館は恐らく二、三千万円の工事だと思うのですけれども、その辺の金額の差がどこでどう出ているか、何でこうなるのだかということ。それと、2億5,000万円からかけてする改修工事は、今ある建物の、もちろん基礎工事や何かするのでしょうけれども、基礎だとか骨組みからみんなやるのであるかどうか、その工事の程度をどの程度までやるのだかお聞かせ願いたいと思います。
〇議長(相田一良君) 上野教育次長。
〇教育次長(上野幸一君) それでは、お答えいたします。
まず、建設年度でございますが、昭和49年の3月に建設をしております。
それで、今回の耐震補強と大規模改修の内容でございますが、耐震補強につきましては、東中学校の屋根はRC、コンクリートづくりで大変重くなっておりまして、今回の耐震診断ではその点が大きくひっかかっております。そういうことで、屋根を鉄骨に改修をいたします。その他としましては、鉄骨ブレースが4カ所増設、RCの壁も増設するというような耐震補強工事を行っていきます。それと、内装に関しましては、まずアリーナの全面、床ですね、これを新しくします。これは面積的には1,039平米ほど改修をいたします。それと舞台装置、内部建具、電気設備、機械設備等を改修することとなっております。
その他、あと議員さんありますか。
〇21番(上野征一君) 49年の……
〇教育次長(上野幸一君) 49年につくった業者名ですか。
〇21番(上野征一君) はい。
〇教育次長(上野幸一君) ちょっと調べておりませんので、後ほどよろしいですか。済みません。
〔「よその体育館はどのくらいかかっているんだか……」の声あり〕
〇教育次長(上野幸一君) お答えいたします。
今までに耐震補強はやっておりますが、学校によって、耐震の診断の規模によって異なりますけれども、1,000万円から3,000万円程度かかっております。
〇議長(相田一良君) 上野征一君。
〇21番(上野征一君) よそのやつが1,000万円、3,000万円なのに何で、体育館の屋根がコンクリートだったやつを鉄骨にする、また床も張りかえたいということだからこれらの金額になるのだと思うのですけれども、49年の3月ということになりますと、三十五、六年ですか、36年ぐらいたっていますよね。そうすると、36年からたっているものを改修でやったのがその後何年ぐらい使えるのか。安いのでしょうかね。あと30年使えるのだったらそうかもしれませんよ。そうすると、何年かたって、49年に建てたものを補修したので、今度は建てかえなければならないのだと、新築しなければならないのだということがいずれ来るかと思うのですけれども、総額の半額以上かかる改修までやらなければならないのかなと、その効果がそれでプラス思考なのかどうかということがちょっと我々素人には判断に苦しむのですけれども。それと、よその体育館は高いところで3,000万円か3,500万円だという、安いところで1,000万円ぐらいなのですよということですけれども、どうもその辺の開きが、もちろん建物、工法すべてが違うのでしょうけれども、片方は10分の1で直る、別のところは10倍だということがどうも、体育館でありながら、協議会でも話したように、体育館というのは、確かに床はかかるでしょうけれども、中は空っぽなのですよ、どうも改修で2億5,000万円からの金というのはいかがなものかなと思いますし、常任委員会でも現地見させてもらってやってほしいということで委員長にも申し入れはしておきましたですけれども、金額の開きが余りにもあり過ぎるのではないかというような気がしますので、もしこういうことだからよそは安いのだということがあれば聞かせてもらえればと思います。これで最後にします。
〇議長(相田一良君) 上野教育次長。
〇教育次長(上野幸一君) お答えいたします。
まず、今回2億4,000万円程度、協議会の席でも、同規模のものをつくった場合4億5,000万円程度ということでお話はいたしました。それについては教育委員会の内部でも、修理したほうがいいとか新たにつくったほうがいいのかということでは議論になりました。今回は、差額的には2億円程度あります。今の市の財政状況等考えて、改修しようというような結論に至りました。
もう一点、なぜそういう違いが出るのだということなのですが、私も技術的なことはわかりませんが、今回は、今までの3,000万円とかという工事につきましてはブレースとか補強で、屋根とかそういうものはほとんどいじくっておりません。鉄骨で耐震をやると。今回は屋根をすべて交換するということでございます。それと、今までの体育館については中の改修はほとんどしておりません。今回は、先ほど申し上げましたように、床の張りかえからすべてそういう設備の改修まで行いますので、そういう面で今回金額の開きが出たのかなというふうに思っております。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
お諮りいたします。議案第60号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。
〇議案第61号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(相田一良君) 日程第3、議案第61号 桜川市道路線の廃止についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
松建設部長。
〔建設部長(松輝人君)登壇〕
〇建設部長(松輝人君) おはようございます。それでは、15ページをお願いいたします。議案第61号 桜川市道路線の廃止についてご説明いたします。
道路法第10条第3項によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。
次のページをお願いいたします。路線廃止調書の整理番号1番の路線につきましては、用途廃止協議の申請がありまして、その路線の土地について払い下げを希望されているところでございます。また、申請に当たり地区区長さん及び利害関係者の払い下げに対する同意を得ていることから、今回認定路線を廃止するものでございます。
この廃止路線につきましては、総延長234.06メーターでありますが、そのうち約20メーターほどの土地について払い下げを希望しているところでございます。また、残りの214.04メートルにつきましては、泉川土地改良区域のエリアとなっておりますので、よろしくご審議のほどお願いをいたします。
以上で終わります。
〇議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
お諮りいたします。議案第61号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。
〇議案第62号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(相田一良君) 日程第4、議案第62号 平成23年度桜川市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
山田総務部長。
〔総務部長(山田澄男君)登壇〕
〇総務部長(山田澄男君) 議案第62号 平成23年度桜川市一般会計補正予算(第3号)について概要をご説明いたします。
17ページをお開き願います。既定の歳入歳出予算総額にそれぞれ3億5,394万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ173億1,703万8,000円とするものでございます。
21ページをお開き願います。第2表、地方債補正でございます。消防ポンプ自動車整備事業債につきましては、国の地方債の制度改正による増額で、限度額を2,280万円から2,400万円に変更するものでございます。
次の災害復旧事業債につきましては、6月議会の議決により限度額を3億3,800万円にいたしましたが、7,180万円を増額し、4億980万円とするものでございます。これは、農業集落排水事業特別会計及び公共下水道事業特別会計の災害復旧事業費の約85%分につきまして一般会計から繰り出すことに伴う起債額の増額が主なものでございます。
24ページをお開き願います。次に、事項別明細書により歳入についてご説明いたします。第14款国庫支出金、2項5目教育費国庫補助金で1億2,740万円を増額しております。重要伝統的建造物群保存地区保存事業費補助金9,450万円は、文化庁からの補助金の増額によるものでございます。次の重要文化財建造物等公開活用事業費国庫補助金につきましては、6月補正で減額をしました旧真壁郵便局修景工事に係る補助金につきまして、文化庁から再度の補助決定がありましたので、増額して3,290万円を計上いたしました。
次に、7目災害復旧費国庫補助金につきましては、6月に補正をいたしました消防防災施設災害復旧費につきまして、国からの補助が決定されましたので、補助金100万円を計上いたしました。
第15款県支出金、2項2目民生費県補助金で34万円を増額しております。県の地域支え合い体制づくり事業費補助金の創設によるものでございます。
次に、5目農林水産業費県補助金で520万9,000円を増額しております。食と農のチャレンジ事業費補助金、いばらきの園芸産地改革支援事業費補助金は、県補助の創設によるもので、次の農産振興条件整備支援事業補助金は県補助の増額によるものでございます。
次に、9目災害復旧費県補助金で401万2,000円を計上しております。これは、平成22年度中に市で支出した東日本大震災での災害救助費、飲料水供給費、避難所設置費等に対する県からの交付金でございます。
第18款繰入金、1項1目介護保険特別会計繰入金で615万3,000円を増額しております。平成22年度に一般会計から繰り出した給付費負担金の精算に伴いまして、介護保険特別会計からの繰り入れのための繰入金でございます。
第19款繰越金、1項1目繰越金で1億3,267万6,000円を増額しております。前年度繰越金でございます。
第20款諸収入、3項1目貸付金元利収入で315万円を増額しております。高額療養費の貸付件数及び貸付金額の増に伴いましての元利収入の増額でございます。
25ページをお開き願います。4項5目雑入で100万円を増額しております。社団法人茨城県緑化推進機構による子どもの森づくり推進事業補助金の補助採択によるものでございます。
第21款市債、1項2目消防債で120万円を増額し、次の6目災害復旧事業債で7,180万円を増額しております。
26ページをお開き願います。続きまして、歳出についてご説明いたします。今回の歳出補正の概要を申し上げますと、4月の定期人事異動に伴いましての給与関係経費の補正及び東日本大震災関連経費の補正が主なものでございます。このうち給与関係経費の補正につきましては、一般会計全体で定期人事異動等に伴いまして給料が195万9,000円の減、職員手当等が102万3,000円の増、共済費が9月からの共済組合の負担金率の改定に伴い946万9,000円の増となっております。なお、給与関係経費につきましては、款項目別の説明は省略させていただきます。
27ページをお開き願います。第2款総務費、3項1目戸籍住民基本台帳費で74万3,000円を減額しております。給与関係経費の減額のほか、戸籍住民基本台帳費で、28ページに移りまして、住民基本台帳法の改正に伴いまして、電算システムの改修委託料105万円の計上でございます。
第3款民生費、1項1目社会福祉総務費で682万円を減額しております。給与関係経費の減額のほか、社会福祉総務事業費で罹災見舞金につきまして、4月の専決処分で補正した300万円に加えまして、200万円を増額しております。
次に、3目障害者福祉費で34万1,000円を増額しております。県の補助事業の創設によりまして、障害者等が公共施設や商業施設等の障害者用駐車場を利用しやすくするため、障害者等の駐車場利用証を配布するための印刷費用34万1,000円の計上でございます。
29ページをお開き願います。6目高額療養費貸付金に移りまして、315万円を増額しております。高額療養費の貸付件数及び貸付金額の増によるものでございます。
30ページをお開き願います。8目国民健康保険事業費で314万5,000円の減額、次の9目介護保険事業費で29万円を減額しております。それぞれ国民健康保険特別会計及び介護保険特別会計での給与関係経費の減額に伴いまして、一般会計からの繰出金を減額するものでございます。
次に、2項1目児童福祉総務費で121万3,000円を増額しております。31ページに移りまして、市内保育所で放射線量を測定するため、測定モニターの購入費用26万3,000円を計上でございます。
33ページをお開き願います。第4款衛生費、2項1目清掃総務費で98万1,000円を増額しております。筑北環境衛生事務組合負担金の増額でございます。
34ページをお開き願います。第6款農林水産業費、1項3目農業振興費で48万3,000円を増額しております。いばらきの園芸産地改革支援事業費補助金の採択による増額でございます。
次に、4目農政推進費で160万8,000円を増額しております。食と農のチャレンジ事業補助金の採択による増額でございます。
次に、5目農地費で6,896万5,000円を増額しております。農業集落排水事業特別会計への繰出金が6,191万7,000円の増額で、これは主に農集排特別会計の災害復旧事業に充当するものでございます。農地・水対策事業の農地・水保全管理支払交付金負担金の704万8,000円の増額は、国、県の補助採択によるもので、市内43地区の活動組織へ補助するものでございます。
35ページをお開き願います。7目水田事業対策費で311万8,000円を増額しております。県補助の増額によるもので、市内5つの営農集団に対する補助でございます。
次に、2項1目林業総務費で457万5,000円を増額しております。給与関係経費のほか、36ページに移りまして、社団法人茨城県緑化推進機構の補助採択によりまして、子どもの森づくり推進事業補助金100万円の計上でございます。桃山中学校、紫尾小学校へ各50万円の補助金でございます。
38ページをお開き願います。第8款土木費、4項4目下水道費で1,748万円を増額しております。内訳は、公共下水道事業会計での給与関係経費の増額に対する繰出金の増額分が1,148万3,000円、災害復旧費に対する繰出金の増額分が599万7,000円となっております。
39ページをお開き願います。第9款消防費、1項4目災害対策費で315万円を増額しております。住宅調査申請件数が6月補正時の想定よりもさらにふえたため、住宅等被害認定調査業務委託料を増額するものでございます。
40ページをお開き願います。第10款教育費、1項2目事務局費で517万7,000円を減額しております。給与関係経費の減額のほか、事務局事業で市内の幼稚園、小中学校での放射線量を測定するため、測定モニターの購入費用236万3,000円の計上でございます。
次に、4目給食センター費で635万1,000円を減額しております。給与関係経費の減額のほか、41ページに移りまして、北学校給食センターの調理機械の故障に伴いまして、修繕料10万9,000円の計上でございます。
次に、2項1目小学校の学校管理費で1,595万4,000円を増額しております。岩瀬小学校及び真壁小学校の屋内運動場につきましての耐震補強実施設計及び被災度区分調査業務委託料でございます。
次に、3項1目中学校の学校管理費で1,736万4,000円を増額しております。給与関係経費の増額のほか、42ページに移りまして、岩瀬西中学校の屋内運動場及び武道場につきましての耐震補強実施設計及び被災度区分調査業務委託料1,663万4,000円でございます。
44ページをお開き願います。次に、5項4目文化財保護費で21万6,000円を増額しております。真壁城址地内での土地借上料の増額でございます。
次に、9目伝統的建造物群保存地区推進費で1億9,980万円を増額しております。6月補正で一度減額した旧真壁郵便局及び西側附属建物修景に係る工事請負費につきまして3,150万円を減額、文化庁からの再度の補助決定により増額して再度計上し、管理委託料588万2,000円、工事請負費5,887万7,000円等とするものでございます。また、19節の伝建地区保存整備事業費補助金につきましても、文化庁から補助金が増額されたことに伴いまして、6月補正1億2,857万2,000円に追加しまして、1億3,500万円を増額するものでございます。
同じく6項2目体育施設費で122万9,000円を増額しております。体育館ラスカの火災報知機修繕、44ページに移りまして、温水プールのボイラー修繕、総合運動公園内のトイレブース等の修繕にかかわる費用でございます。
第11款災害復旧事業費、4項2目社会教育施設災害復旧費で133万円を増額しております。震災で破損した樺穂分館、紫尾分館の施設修繕費と岩瀬公民館、大和公民館及び谷貝分館の査定設計委託料81万円でございます。
次に、4目保健体育施設災害復旧費で343万3,000円を増額しております。総合運動公園内の障害者トイレ配水管修繕、温水プールFRP床面補修工事、真壁体育館キ体補修工事等でございます。
46ページをお開き願います。次に、5項1目その他公共施設・公用施設災害復旧費で413万8,000円を増額しております。公園施設等災害復旧事業費で、大和駅前公園内弁天池の石塀崩落に伴う復旧工事費として120万5,000円の計上でございます。消防施設等災害復旧事業では、第4分団、第8分団等全5分団の車庫、詰所の修繕にかかわる費用293万3,000円を計上しております。
以上、内容をご審議の上、ご承認くださりますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(相田一良君) ここで暫時休憩といたします。
休 憩 (午前10時59分)
再 開 (午前11時15分)
〇議長(相田一良君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
休憩前に提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ございませんか。
4番、菊池伸浩君。
〇4番(菊池伸浩君) 4番の菊池です。4項目質問いたします。
まず1点目ですが、災害復旧費の問題なのですが、今回は3億5,000万円の中で約2億5,000万円が災害復旧費というのは、この前の全員協議会では話があったのですが、そのうちの市の一般会計からの持ち出し分、これ教えてほしいと思います。
それから、2点目は、24ページに関係して、真壁の郵便局の工事がことしできるということで予算化したそうなのですが、来年の2月ごろですね、ひなまつりに間に合うのかどうかということだけ伺います。
それからあと28ページの罹災見舞金。私なんかの想像以上に全壊・半壊の家屋が多くあったのですよ。うちの組合でも3件半壊が出ていますが、罹災見舞金、総額何人で何万円使っているのかという内容をお願いします。
それから最後に、4点目ですが、30ページと40ページ、測定モニターの購入があるのですが、今、放射線測定器械がかなりばらつきがあるということで、買う機種によっては心配があるということも言われていますので、どういう機種で、1台幾らするのかということをご説明願います。
以上、4点です。
〇議長(相田一良君) まず、山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 災害関係の復旧費2億5,000万円のうち、一般財源で持ち出しは約8,400万円でございます。
〇議長(相田一良君) 上野教育次長。
〇教育次長(上野幸一君) 菊池議員さんにお答えいたします。
真壁郵便局、今回補正を上げさせていただいて、その工事が来年のひなまつりに間に合うかということですが、これについては、今から発注作業とか大変、今はっきりは申し上げることはできませんが、ただ安全とか、ひなまつりを阻害しないような対策は講じていきたいというふうに思っております。
もう一点、測定モニターの件なのですが、これは保育所関係と教育委員会、両方計上してございます。現在購入を予定している会社ですが、堀場という会社の環境モニターを使用するつもりでおります。ただ、まだ業者ははっきりはしておりません。それで、これについては、定価ベースで単価的には1台12万5,000円。議員さんご指摘のように、先週テレビ等でかなりモニターのばらつきがあるというような、特に低価格の場合はあるような報道がなされておりましたが、この機種については、今まで県も使っておりました製作会社のもので、大丈夫だというふうに考えております。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 石堀保健福祉部長。
〇保健福祉部長(石堀 純君) 菊池議員さんのほうのご質問にお答えいたします。
災害見舞金の支払い状況ですけれども、8月10日現在で集計いたしましたところ、全壊・半壊合わせて273件で、全部で299万円の支出予定、いわゆる8月10日現在で8月末支払いが299万円となっております。
それで、8月10日現在の被害認定調査報告書の集計をいたしますと、8月10日現在で住居の全壊が32件、それで半壊が382件、合わせて446万円の支出の予定ということになります。ですから、当初予算が300万円ですので、この時点で146万円足らないと。あと9月、10月と、あと11月と多分あると思うのですけれども、その全壊・半壊の状況はこれからですので、まだ何件出るかはわかりませんけれども、少しずつぽつぽつ出ているような状況でございます。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 菊池伸浩君。
〇4番(菊池伸浩君) 放射線測定器なのですが、今の堀場の性能はいいということはわかっているのですが、これ今すぐ、私も購入しようと思ったらば1カ月待ちだと言われて購入できなかったのですが、購入めどはどうなのですか。
〇議長(相田一良君) 上野教育次長。
〇教育次長(上野幸一君) いろいろお話は堀場さんのほうから、実際は取り扱う宝薬品という会社でございますが、お話は聞いております。ご承知のように、かなり測定モニターの需要がふえていて、これについても今から議決をいただいて、これから正式な発注という形になるのですけれども、今の段階で何月に入るということははっきりは申し上げられない状況でございます。
以上です。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
5番、市村香君。
〇5番(市村 香君) 5番、市村です。24ページなのですが、歳入のほうで食と農のチャレンジ事業費補助金というのがあって、ほかで食と農が出ているのですが、これはどこのところにどのように使用されるのかということと、あと農産振興条件整備支援事業補助金というのが支出のほうでどこになっているのかなということをちょっとお聞きしたいのですけれども。
モニターについては今、菊池議員からお話伺ったので、あと1つ、今度モニターが入る場合にどこに設置されるのか、設置というか随時調査するのかわかりませんが、前回の県のほうの指定のポイントの調査のときには、学校別では真壁小学校と樺穂小学校の測定はしたようなのですが、谷貝小学校と紫尾小学校は漏れているようだったので、そういうところも今後は十分公平に調査をお願いしたいと思うのですけれども、よろしくお願いします。
〇議長(相田一良君) 横田経済部長。
〇経済部長(横田 一君) ご質問にお答えをいたします。
まず、食と農のチャレンジ事業補助金でございますけれども、34ページにございまして、160万8,000円でございます。この内容といたしましては、県の補助事業でございまして、消費者のベストパートナーとなる農業いばらきを目指すため、創意工夫ある新たな取り組みに対する支援の県補助事業でございます。具体的には、補助率は2分の1以内ということでございまして、2団体へ交付されます。1つは桜川市新規作物研究会、これは新たな麦「ユメシホウ」栽培とその販路及び加工販売に向けてのシステムをつくり、「ユメシホウ」が安定的に栽培され、広く市の農産物として定着するよう推進いたすためのイベント用品等の購入に対しましての補助でございます。もう一つは、岩瀬そばの会、県の特産物として常陸秋そばは評価もあり、市内の栽培面積も年々拡大し、今後も販路拡大と地域活性化、高品質化を広げる生産体制の確立、地産地消のPRを推進するために、選別機等を購入するために交付を受けるものでございます。
もう一つ、農産振興条件整備支援事業補助金、これは35ページにございます。内容としては、買ってもらえる米づくり対策や、新規需要米の普及拡大対策などの取り組みに対する支援、県の補助であり、補助率は3分の1以内となっております。具体的には、5団体が補助金の交付を受けます。青木エコファーム事業組合、これは乗用管理機の購入。それから東部営農第一集団、これはボトムプラウ1台の購入の補助。それから阿部田営農組合、施肥田植機1台の購入に対する補助。飯淵生産組合、施肥田植機1台に対する補助。それから高幡営農組合、これはフレコン計量ユニット一式に対する補助でございます。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 上野教育次長。
〇教育次長(上野幸一君) お答えいたします。
今回の放射線測定モニターの設置場所ということですが、各小中学校、幼稚園、それと教育委員会で1台を購入を考えております。教育委員会所管の施設もかなりございますので、一応教育委員会としても1台持っていろいろな測定をしていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 市村香君。
〇5番(市村 香君) 上野次長のほうはわかりました。
再度ちょっとお聞きします。2回目のほうの5団体ということはよくわかりました。それと、今度の新規チャレンジということで160万円のほうなのですが、もう一度1番目のほうの、何かよく理解できなかったのですけれども、ちょっとお願いします。
〇議長(相田一良君) 横田経済部長。
〇経済部長(横田 一君) 繰り返しになりましたら申しわけございませんけれども、もう一度お話をさせていただきます。
桜川市新規作物研究会というのがございます。これにつきましては、新たな麦の品種「ユメシホウ」というものを導入をいたそうというようなことでございます。そして、その栽培と販路及び加工販売に向けてのシステムづくりを考えまして、この「ユメシホウ」が安定的に栽培され、広く市の農産物として定着するよう推進するためのイベント用品等の購入に対する補助金をいただくということでございます。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
川那子秀雄君。
〇17番(川那子秀雄君) 単純な質問ですが、41ページそれから42ページの委託料、いわゆる小学校の管理事業の中に委託料、設計委託料ですね、それから中学校の管理事業、設計委託料。議会にこういうふうにただ委託料ということで出してもらっても非常にわかりづらい。どういうことで設計をするのか、あるいは委託先、これは委託というのは競争入札をしているのかどうか、それをちょっと聞きたいのです。
以上です。
〇議長(相田一良君) 上野教育次長。
〇教育次長(上野幸一君) お答えいたします。
補正上、設計委託料ということで、41ページの小学校管理事業でございますが、これについては、先ほども説明の中で申し上げましたように、岩瀬小学校と真壁小学校の体育館の耐震補強の設計でございます。それと、入札については、指名競争入札の方式で業者を選考しております。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 川那子秀雄君。
〇17番(川那子秀雄君) 指名競争入札ということですが、その業者名、そういうものを公表していただきたいのですが。
〇議長(相田一良君) 上野教育次長。
〇教育次長(上野幸一君) お答えいたします。
今の補正、議決をいただければ、これから指名をして、これから業者選考をしたいというふうに考えておりますので、現時点では業者は決定されておりませんので、よろしくお願いいたしたいと思います。
〇議長(相田一良君) 川那子秀雄君。
〇17番(川那子秀雄君) 次長、決まっているという話が伝わってくるのですが、そこいら辺はどうなのですか。
〇議長(相田一良君) 上野教育次長。
〇教育次長(上野幸一君) そういう事実はないものだと思っております。
以上です。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
お諮りいたします。議案第62号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。
〇議案第63号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(相田一良君) 日程第5、議案第63号 平成23年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
大川市民生活部長。
〔市民生活部長(大川正彦君)登壇〕
〇市民生活部長(大川正彦君) 議案書47ページをお願いいたします。議案第63号 平成23年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。
第1条、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ289万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を58億3,108万1,000円と定めるものでございます。
事項別明細書によりご説明いたしますので、52ページをお願いいたします。歳入、第1款国民健康保険税、1項1目一般被保険者国民健康保険税、補正額1,927万4,000円の減につきましては、東日本大震災による税の減免に該当する被保険者居宅の損害程度が半壊以上の調定を見込んだ保険税の減額でございます。
第4款国庫支出金、2項4目災害臨時特例補助金、補正額1,984万円の内訳は、1節一部負担金減免による損失補償補助金442万3,000円と2節国保税減免等による損失補償補助金1,541万7,000円でございます。これにつきましては、平成23年5月2日、厚生労働省からの大震災による一部負担の減免等の取扱い通達により、被保険者居宅の損害程度が半壊以上を対象とする一部負担金及び国保税の減免、免除の80%が災害臨時特例補助金として交付されます。また、残り20%につきましては、特別調整交付金の対象となります。8月5日現在の免除申請件数ですが、132件となっております。
第10款1項1目一般会計繰入金、補正額314万5,000円の減につきましては、職員の異動及び昨年末での給与改定による減額でございます。
第11款1項2目繰越金、補正額547万2,000円につきましては、前年度繰越金によりまして特別会計内の歳出額との調整を図るものでございます。
次のページをお願いいたします。続きまして、歳出につきましてご説明させていただきます。1款総務費、1項1目一般管理費、補正額314万5,000円の減につきましては、歳入、一般会計繰入金、職員給与等の同額の計上でございます。
2款1項療養諸費、次のページ、54ページに補正額計553万円につきましては、療養給付費及び療養費等の一部負担金の免除による3月11日から該当する医療費に対する窓口還付等の見込みによるものでございます。
第11款諸支出金、1項3目償還金、補正額50万8,000円につきましては、国庫支出金等過年度精算による返還分でございます。
以上で説明を終わります。ご審議よろしくお願いいたします。
〇議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
4番、菊池伸浩君。
〇4番(菊池伸浩君) 4番の菊池ですが、52ページの、税の減免によって国から補助が来ているということなのですが、これは要するに全壊・半壊に伴って国保税が半額とかそういうことによる減免と考えていいのですか。
〇議長(相田一良君) 大川市民生活部長。
〇市民生活部長(大川正彦君) 国民健康保険税の減免算定基準としまして国から提示されたものが、全壊が減免の割合全部、半壊または大規模半壊は2分の1というふうなことで、そういうふうな減免規定になっております。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
お諮りいたします。議案第63号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
〇議案第64号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(相田一良君) 日程第6、議案第64号 平成23年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
若林上下水道部長。
〔上下水道部長(若林鉄郎君)登壇〕
〇上下水道部長(若林鉄郎君) 55ページをお開き願います。議案第64号 平成23年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。
歳入歳出予算の補正でありますが、第1条で、既定の歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ1,151万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億2,178万4,000円とするものでございます。
次に、地方債の補正でありますが、第2条、地方債の変更は、第2表、地方債補正によるものでございます。
58ページをお願いいたします。第2表、地方債の補正でありますが、災害復旧事業債につきましては、6月議会の議決により市債発行限度額が6,090万円になりましたが、今回市債の減額により限度額を1,050万円に変更するものでございます。これにつきましては、議案第62号 平成23年度桜川市一般会計補正予算(第3号)の第2表、地方債補正、災害復旧事業債で説明ありました農業集落排水特別会計の災害復旧事業費の約85%を一般会計の災害復旧事業債で充当することによるものでございます。
歳入歳出の補正につきましては、事項別明細書で説明いたしますので、61ページをお開き願いたいと思います。第6款繰入金、1項1目一般会計繰入金6,191万7,000円の増額補正でございます。これにつきましては、東日本大震災による農業集落排水施設災害復旧事業への充用と、4月定期人事異動に伴う給与などの人件費の増額によるものでございます。
第9款市債、1項2目災害復旧事業債5,040万円の減額でございます。
続きまして、歳出の補正でございますが、62ページをお願いいたします。第1款1項1目農業集落排水施設管理費1,151万7,000円の増につきましては、2節給料、3節職員手当等、4節共済費、191万4,000円は、人事異動に伴う職員給与関係経費のための増額でございます。13節委託料260万円の設計委託料、15節工事請負費700万円は、農業集落排水施設災害復旧事業による増額補正でございます。
以上で説明を終わります。
〇議長(相田一良君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論を終わります。
お諮りいたします。議案第64号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。
〇議案第65号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(相田一良君) 日程第7、議案第65号 平成23年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
若林上下水道部長。
〔上下水道部長(若林鉄郎君)登壇〕
〇上下水道部長(若林鉄郎君) 63ページをお開き願います。議案第65号 平成23年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。
歳入歳出予算の補正でありますが、第1条で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,848万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億9,860万円とするものでございます。
次に、地方債の補正でありますが、第2条、地方債の変更は、第2表、地方債補正によるものでございます。
66ページをお開き願います。第2表、地方債の補正につきましては、新たに災害復旧事業債を追加し、限度額を100万円とするものでございます。
続きまして、事項別明細書でご説明しますので、69ページをお開き願います。まず、歳入でありますが、第6款1項1目につきましては、一般会計繰入金を1,718万円増額といたしております。内容につきましては、東日本大震災による公共下水道災害復旧事業費への充用と、4月定期人事異動に伴う給与等の人件費の増額によるものでございます。
次に、第9款1項2目につきましては、公共下水道災害復旧事業費の財源として新たに災害復旧事業債を100万円追加いたしております。内容につきましては、公共下水道災害復旧事業費の財源として、一般会計からの繰入金の不足分を新たに災害復旧事業債として100万円追加するものでございます。
次に、歳出についてご説明いたします。70ページをお願いします。第1款1項1目公共下水道総務費を1,148万3,000円の増額といたしております。この内容でございますが、4月人事異動による人件費の増により、2節給料が539万円の増額、3節職員手当が413万円の増額、4節共済費が196万3,000円の増額とするものでございます。
第1款1項3目公共下水道事業費を699万7,000円の増額といたしております。この内容でございますが、13節委託料につきましては、災害復旧事業の工事実施設計委託料770万円の増額、15節の工事請負費につきましては災害復旧事業の工事請負費622万7,000円を増額するものでございます。
以上で説明を終わります。
〇議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
お諮りいたします。議案第65号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。
〇議案第66号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(相田一良君) 続いて、日程第8、議案第66号 平成23年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
石堀保健福祉部長。
〔保健福祉部長(石堀 純君)登壇〕
〇保健福祉部長(石堀 純君) 議案書71ページをお開き願います。議案第66号 平成23年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,156万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ33億1,323万5,000円と定めるものであります。
それでは、歳入歳出について事項別明細書によりご説明させていただきますので、76ページをお開き願います。まず、歳入でありますが、第3款国庫支出金、第2項国庫補助金、3目地域支援事業交付金58万円の減は、人件費の減額に伴う国庫負担分の40%相当分を減額するものであります。
次に、5目災害臨時特例補助金は、新設の予算項目になりますが、636万5,000円は、東日本大震災で住居が半壊以上被災した世帯で介護施設利用者が支払う食費や居住費が減免の対象になったことによる国からの補助金であります。
次に、5款県支出金、2項県補助金、2目地域支援事業交付金29万円の減は、人件費の減額に伴う県負担分の20%相当分を減額するものであります。
次に、第7款繰入金、1項一般会計繰入金、3目地域支援事業繰入金29万円の減も、人件費の減額に伴う市負担分の20%相当分を減額するものであります。
次に、8款繰越金、1項繰越金、1目繰越金2,635万9,000円は、前年度の繰越金でございます。
続いて、歳出について説明させていただきます。77ページをお開き願います。5款地域支援事業費、2項包括的支援事業・任意事業費、4目包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費145万円の減は、職員の異動に伴う人件費の減であります。
次に、第7款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、3目償還金2,049万5,000円は、平成22年度に交付された国・県補助金及び支払基金交付金について精算し、返還するものでございます。
次に、2項繰出金、1目繰出金615万4,000円は、78ページをお開き願います。22年度における一般会計からの繰入金について精算し、繰り出すものでございます。
次に、3項災害臨時特例費、1目災害臨時特例費は、新設の予算科目になりますが、636万5,000円は、東日本大震災で住居が半壊以上被災した世帯で介護施設利用者が支払う食費や居住費が減免となり、全額国庫補助対象になったことから、3月11日以降の分について、利用者への返還と介護事業所に対する負担金であります。現在対象者は11名となっております。このうち入居者が3名、ショートステイが8名ということになっております。次に、19節負担金補助及び交付金448万2,000円は、7月以降の減免対象となった食費や居住費について、国保連合会を通じ各事業所へ支払う負担金であります。23節償還金利子及び割引料188万3,000円は、利用者が既に支払った3月11日以降6月までの減免対象の食費や居住費に対し、本人に返還するものであります。
なお、今回の東日本大震災関連では、施設利用者の減免対象となった食費や居住費について、利用者への返還や事業所に対しての負担金について補正予算を計上させていただきましたが、これ以外に保険料や利用料の減免等については、現在も申請書が提出されており、総額がおおむね固まった時点で補正をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で桜川市介護保険特別会計補正予算案の説明を終わります。内容をご審議の上、ご承認くださりますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
お諮りいたします。議案第66号は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。
〇散会の宣告
〇議長(相田一良君) 以上で本日の日程は終了しました。
これで散会します。
ご苦労さまでした。
散 会 (午前11時52分)