平成23年第3回桜川市議会定例会議事日程(第1号)
平成23年9月7日(水)午前10時開会
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 諸般の報告
日程第 4 執行部あいさつ
日程第 5 議長報告第1号の委員会付託
日程第 6 議案第54号 教育委員会委員の任命について
日程第 7 議案第55号 公平委員会委員の選任について
日程第 8 議案第56号 固定資産評価審査委員会委員の選任について
日程第 9 議案第57号 固定資産評価審査委員会委員の選任について
日程第10 議案第58号 固定資産評価審査委員会委員の選任について
〇出席議員(22名)
1番 萩 原 剛 志 君 2番 鈴 木 裕 一 君
3番 仁 平 実 君 4番 菊 池 伸 浩 君
5番 市 村 香 君 6番 岩 見 正 純 君
7番 小 高 友 徳 君 8番 飯 島 重 男 君
9番 中 川 泰 幸 君 10番 皆 川 光 吉 君
11番 増 田 豊 君 12番 潮 田 新 正 君
13番 相 田 一 良 君 14番 大 塚 秀 喜 君
15番 高 田 重 雄 君 16番 増 田 俊 夫 君
17番 川 那 子 秀 雄 君 18番 橋 本 位 知 朗 君
19番 増 田 昇 君 20番 塚 本 明 君
21番 上 野 征 一 君 22番 林 悦 子 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
副 市 長 飯 嶌 洋 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市 長 公 室 長 臼 井 典 章 君
総 務 部 長 山 田 澄 男 君
市民生活部長 大 川 正 彦 君
保健福祉部長 石 堀 純 君
経 済 部 長 横 田 一 君
建 設 部 長 松 輝 人 君
上下水道部長 若 林 鉄 郎 君
教 育 次 長 上 野 幸 一 君
会 計 管 理 者 太 田 昭 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長 笠 倉 貞 君
議会事務局書記 入 江 豊 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 長谷川 勇 貴 君
開 会 (午前10時00分)
〇開会の宣告
〇議長(相田一良君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席議員は22名全員でございます。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、ただいまより平成23年第3回桜川市議会定例会を開会します。
地方自治法第121条の規定により、説明のため議長からの出席要求による出席者及び事務局職員は配付した資料のとおりです。
〇開議の宣告
〇議長(相田一良君) これから本日の会議を開きます。
〇会議録署名議員の指名
〇議長(相田一良君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
今定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により議長より指名します。
5番 市 村 香 君
6番 岩 見 正 純 君
7番 小 高 友 徳 君
以上3名を会議録署名議員に指名します。
〇会期の決定
〇議長(相田一良君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
議会運営委員長より、本定例会の会期日程等議会の運営に関する事項について、議会運営委員会の協議の結果を報告願います。
議会運営委員会委員長、大塚秀喜君。
〔議会運営委員長(大塚秀喜君)登壇〕
〇議会運営委員長(大塚秀喜君) 議会運営委員長報告。
おはようございます。議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
円滑な議会運営を図るべく、平成23年9月2日午前10時から議長の出席を得て開催し、審議した結果、次のとおり決定いたしました。
会期は、本日から9月20日までの14日間といたします。本日は、諸般の報告、陳情の委員会付託、人事案件の採決を行います。
8日は、3名の一般質問を行います。
9日は、決算議案の上程と提案説明を行い、その後、代表監査委員より審査結果の報告を行います。
10日、11日は、議案調査のため休会といたします。
12日は、一般議案を審議し、採決いたします。
13日は、決算議案の大綱質疑を行い、大綱質疑終了後、各常任委員会に付託いたします。
14日から16日は、決算議案を各常任委員会で審議いたします。
17日から19日は、議案調査のため休会といたします。
20日は、午後3時から開議とし、決算議案について各常任委員長の報告を行い、採決いたします。
以上で報告を終わります。
〇議長(相田一良君) お諮りいたします。
本定例会の会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおりとしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、会期、日程等は議会運営委員長の報告のとおり決定いたしました。
〇諸般の報告
〇議長(相田一良君) 次に、日程第3、諸般の報告を行います。
最初に、中核病院を考える会特別委員会の中間報告を願います。
中核病院を考える会特別委員会委員長、大塚秀喜君。
〔中核病院を考える会特別委員長(大塚秀喜君)登壇〕
〇中核病院を考える会特別委員長(大塚秀喜君) 中核病院を考える会特別委員会中間報告書。
本委員会は、平成23年6月17日に設置され、新中核病院の建設について研究調査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第45条の規定により報告いたします。
本委員会は、現在までに計5回の委員会を開催いたしましたので、その主な経過につきまして報告をいたします。
第1回委員会を平成23年6月23日午後3時30分より、全員協議会室において委員17名出席のもとに開会しました。
最初に、県西総合病院の現状について、県西総合病院武藤高明院長より講話をいただきました。その後、活発な質問があり、武藤院長より丁寧な回答をいただきました。
その後、進め方について協議し、調査内容として以下の3点が上げられました。
1、参考人の招致、2、参考資料の収集、3、先進地視察、これらについて各委員よりご意見をいただき、まず早い時期に県の担当者の話を聞くことといたしました。そして、今後のタイムスケジュールを確認し、本委員会の意見をまとめ、相田議長が新中核病院あり方検討委員会において、桜川市議会の代表として発言することを支援していくことと決定しました。
第2回委員会を平成23年7月6日1時30分より、委員16名出席のもと開会しました。
茨城県保健福祉部医療対策課、近藤課長より、中核病院の整備について説明を受けました。質疑は6名の委員より質問があり、近藤課長より回答をいただきました。その後、協議に移り、本委員会の共通認識を高め、先進事例を学ぶ必要があるとの判断から、公営または民営で運営している病院の視察研修を企画することを決定しました。
第3回委員会を平成23年7月22日に委員15名参加のもとに、JA厚生連が運営している茨城県西南医療センター病院を訪問しました。亀崎院長先生より病院概要、診療科目など説明を受け、活発な質疑応答の後、施設内を見学しました。
第4回委員会は、7月26日11時55分より、委員13名出席のもとに開会しました。新中核病院準備委員会の日程も迫っているため、本委員会の意見をまとめ、報告書を議長に提出するに当たり、場所、経営形態、財政負担、サテライト化の内容などについて意見が出され、要望事項を確認しました。次回は報告書案により協議することと決定しました。
第5回委員会を8月2日午後3時より、委員18名出席のもとに開会しました。本委員会の報告書を提出するに当たり、今までの経過を踏まえ、本委員会の報告書(案)の調整について協議しました。
それでは、本委員会の中間報告を申し上げます。
(1)、経営形態について。
県西病院では、平成20年・21年の2カ年にまたがって病院経営改善検討委員会により、管理者あてに既に答申がなされており、その中で独立行政法人化は避けられないとしている。また、筑西市においても、平成20年に市民病院の運営状況等に関する調査報告書の中で、存続の前提条件として地方公営企業法の全部適用、もしくは民間移譲の2つの選択肢を議長あてに提出している。
したがって、本委員会としても、経営経費を抑え、医療機能充実を図るためには、民間活力の導入が不可欠と判断し、新中核病院の経営形態は、公設であっても、最初から一般独立行政法人または地方公営企業法の全部適用、民間移譲のいずれかの経営形態を求めるものである。
(2)、県西病院のサテライト機能について。
筑西市では、市民病院の改築を決定し、着工している。一方桜川市は、まだ県西病院について改築の方針を決めていない。
県西病院は、桜川市の1次医療機能を担っており、病院再編によってこの機能が著しく低下し、市民に過大な負担がかかることはできれば避けたい。当市にとって、中核病院の建設地と診療科存続の問題は切り離して考えることのできない問題である。したがって、本委員会では、仮に桜川市地内に新中核病院が建設されるのであれば、現県西病院は人工透析機能のみを残し、できる限り新病院に移すことを提案する。
(3)、新中核病院の建設地について。
取得の容易さ、地価の安さも重要だが、地目、形状、地盤の強弱など異なる条件の物件の比較は簡単でない。その上で、医師にとって魅力ある環境、15万市民の利便性、自然災害に対する強度(地震・洪水等)には特段の配慮をしなければならない。昭和61年の台風がもたらした1級河川のはんらんによる水害は、まだ記憶に新しいところである。加えてほかの3次救急病院との連携を視野に、かつ医師の通勤の利便性確保のためには、北関東自動車道の利活用を考慮すべきである。
以上、本委員会の中間報告として相田議長に提出し、相田議長より市長、副市長に報告がされております。また、8月23日には、本市正副議長及び本委員会正副委員長で筑西市を訪問し、筑西市議会正副議長、同じく特別委員会正副委員長の8名で意見交換を行いましたので、ご報告いたします。
さらに、第6回委員会を9月5日月曜、午後3時より委員21名出席のもとに開会しました。報告事項として、執行部より(1)、筑西・桜川地区新中核病院準備委員会による新中核病院整備に伴う用地選定及び2公立病院のあり方の方向性検討結果報告書について、中核病院は竹島地区に決定、筑西市民病院は病床なしの診療所として存続、県西病院は病床120床という内容の報告を受けました。
本委員会の中間報告は、8月2日に準備委員会委員である議長に提出し、その後、筑西・桜川地区新中核病院準備委員会が3回開催されておりますが、本委員会の報告について全く酌み取っていただいていません。第6回の委員会では、以下の点を確認しました。
1、場所について、水害が懸念される竹島地区では納得できない。
2、経営形態は、最初から一般独立行政法人または地方公営企業法の全部適用・民間移譲のいずれかの形態を求めるものである。
3、今後、運営費の負担については、下妻筑西保健医療圏としての整備が求められている以上、結城市、下妻市にも話し合いに加わっていただくことが望ましい。
以上3点、本委員会として、委員全員、中核病院の建設については、基本的には賛成であっても、課題も多く、桜川市民にとってよりよき病院ができるよう、県西総合病院組合管理者である中田市長に要望したことをご報告いたします。
平成23年9月7日
中核病院を考える会特別委員会委員長 大塚 秀喜
桜川市議会議長 相田 一良 様
〇議長(相田一良君) 以上で中核病院を考える会特別委員会の中間報告を終わります。
〔「議長、これは第5回委員会と書いてあるけども、6回やってい
るんだから、5回はおかしいんじゃないですか」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 1ページ目。
〔「1ページ目に今まで5回やったと書いてあるんですが、中が第
6回委員会だから、5回というのはおかしいんじゃないですか
の声あり〕
〇議長(相田一良君) では、事務局長、説明願います。
〇議会事務局長(笠倉 貞君) この報告書には、当初5回ということで中間報告ということで整理をさせてもらいまして、その後に第6回というようなことでつけ加えてございます。ですから、全部では6回というようなことで、この報告書については網羅されているというふうになっております。
〇議長(相田一良君) そういうことでございますので、ご了承願います。
〔「5ページ目なんですが、真ん中あたりから上で5回までの報告
を終わって、その後ろの部分……」「冒頭を6回にしてもらえ
ば」の声あり〕
〇議長(相田一良君) それでは、「5回」を「6回」に訂正いたします。
続いて、一部事務組合議会についてご報告願います。
最初に、県西総合病院組合議会議員、増田俊夫君。
〔16番(増田俊夫君)登壇〕
〇16番(増田俊夫君) おはようございます。平成23年第3回県西総合病院組合議会定例会報告書。
平成23年第3回県西総合病院組合議会定例会は、平成23年7月29日金曜、午前10時から桜川市議会議場で開会されました。
定例会の結果についてご報告いたします。
議案については、次の1議案でありました。議案第1号 平成22年度県西総合病院組合事業決算の認定について。
議案の審議に先立ち、三浦譲議員からの次の一般質問がありました。
1、新中核病院の場所問題等で住民の合意を得る方策について。
2、患者が県西総合病院に求めているものの把握について。
3、当面の医師確保についてと新中核病院を見据えた医師の確保についての質問でありました。
これに対し中田組合長から、中核病院建設準備委員会において検討中なので、委員会の答申を受けて両市の合意形成を図って進めていきたい。
また、患者が求めているものの把握については、公立病院のあり方検討委員会の中で議論し、しっかりと把握してまいりたい。医師確保については、下妻・筑西医療圏の人口20万以上の皆さんの安心・安全の病院をつくっていくことが必要で、しっかりと医師確保をし、看護師についても奨学金制度等を活用しながら確保を進めていきたいとの答弁がありました。
武藤県西病院長からは、患者が求めているものは、院内の投書箱、接遇設置委員会の中で検討している。この地域の2.5次医療の中で、ほかの地域の患者が流れている中で、県西総合病院は高齢者が多く通院している。サテライトとしてどのような機能を残していくのか、よりよい今以上の環境をつくってまいりたいと考えている。医師の確保については、平成16年から施行された新医師臨床研修制度により、地方では非常に医師不足が起き、困難な状況である。千葉大学、筑波大学、自治医大の協力の中で、現在は常勤17名でありますが、平成21年度より県の紹介により自治医科大の内科1名を獲得している。
今、できることをしっかりとやりながら、今後も努力していきたい。病院としては、経営企画室を中心に関係機関と連携をとりながら進めてきている。他の病院の建設の中、新たな医師確保は大変であり、これから職員一同全力を挙げてこの問題に取り組んでいきたいとの答弁がありました。
次に、議案審議に入り、議案第1号 平成22年度県西病院組合事業決算の認定について、決算の概要でありますが、本年度の病院事業は、入院患者4万9,192人、外来患者12万1,062人で、昨年より入院患者は589人の減、外来患者については3,831人の患者数の減少となりました。事業収支については、事業収益33億1,430万9,076円(昨年比9,936万9,629円減)に対し、事業費用は32億4,575万9,838円(昨年比1億4,870万2,909円減)で収支差し引き6,854万9,238円の当年度純利益となりました。なお、収益の中に特別利益として、平成20年度の現金収支欠損負担金1億8,270万7,000円が含まれており、実質収支は1億1,415万7,762円の欠損となりました。
収益の主な減少については、脳神経外科医師、小児科医師の退職による患者数の減少によるもの、また事業費用の減少は医師、看護師の退職による給与費5,175万5,238円の減少、材料費で8,839万6,227円の減少、経費で887万9,348円の減少となりました。
資本的収支については、他会計出資金5,975万6,445円、国庫支出金262万5,000円、他会計支出金6,500万円で収入合計1億2,738万1,445円に対し、支出は建設改良費7,348万4,000円で、企業債償還金5,975万6,445円を支出しました。建設改良費の内訳につきましては、主な事業は工事関係で、病棟耐震診断、第3病棟2階トイレの改修工事、医療機器では総合検診支援システム、光干渉式眼軸長測定装置、全身麻酔器等の整備を行い、病院の環境整備及び医療の質の向上に努力されました。
以上、上程された議案等は、原案どおり可決されましたが、監査委員からの意見として、利率の高い企業債について借りかえ等を再度検討し、また病院耐震診断の結果を踏まえて、病棟改修事も検討課題であると指摘がありました。
公的病院であっても採算性は無視できませんが、利益を追求すればよいわけでもなく、地域住民の安全、そして安心して受診できる診療体制の構築など、院長を中心に全職員が同じ目的のもと、なお一層の健全経営に努力し、地域の中核病院として住民の期待と信頼にこたえるよう努めることを要望されました。
また、3月11日の東日本大震災により、東北地方はもちろんのこと、茨城県も甚大な被害に見舞われました。当病院の第1病棟の3階・4階は、現在も使用不可能となっており、病院経営上極めて不便をいたしている現状であります。今後の新中核病院建設の動きも見据えながら、住民の安心・安全にこたえるべく、病院経営に邁進されるよう要望もありました。
以上、上程された案件は原案どおり可決され、閉会したことをご報告いたします。
〇議長(相田一良君) 続いて、筑西広域市町村圏事務組合議会議員、中川泰幸君、お願いします。
〔9番(中川泰幸君)登壇〕
〇9番(中川泰幸君) 報告いたします。
筑西広域市町村圏事務組合の報告について。
筑西広域市町村圏事務組合議会第1回臨時会の報告をいたします。
平成23年度筑西広域市町村圏事務組合議会第1回臨時会は、去る7月20日、筑西市議会議事堂において開催されました。定例会は午前10時より開催され、選挙2件、議案5件が提出されました。その結果について順次報告いたします。
選挙第1号 議長の選挙については、指名推選により筑西市選出の堀江健一議員が議長に就任いたしました。
選挙第2号 副議長の選挙については、指名推選により桜川市選出の皆川光吉議員が副議長に就任いたしました。
次に、議案第9号 監査委員の選任につき同意を求めることについては、結城市選出、稲葉里子議員が監査委員に選任されました。
続きまして、議案第10号 財産の取得につきましては、消防力の強化及び消防整備の近代化を図るもので、筑西消防署に配備されている消防ポンプ自動車を1台更新するものです。
次に、議案第11号 財産の取得につきましては、消防力の強化及び消防整備の近代化を図るもので、結城消防署南出張所に配備されている2B型救急自動車を災害対策特殊救急自動車に更新するものです。
続きまして、議案第12号 筑西広域市町村圏事務組合職員の勤務時間、休暇に関する条例の一部改正については、円滑な消防活動や適切な消防サービスをより一層向上させることを目的に、また現在の勤務体制である隔日勤務も交代制に含まれることから、今後においても消防需要に対し柔軟に対応できるよう「隔日勤務」を「交代制勤務」に、「隔日勤務者」を「交代制勤務者」に改めるものです。
次に、議案第13号 平成23年度筑西広域市町村圏事務組合一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ58万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ62億1,790万8,000円とするものです。
内容の主なものは、災害対応特殊救急自動車及び消防ポンプ自動車の購入価格決定に伴う減額や、このたびの東日本大震災に伴う桜川消防署大和分署の仮庁舎借り上げに伴う増額と、震災で被害を受けた環境センターごみ処理施設の補修工事に伴う増額によるものです。
以上、選挙第1号、2号及び議案第9号から13号は、原案のとおり可決されました。
これで、筑西広域市町村圏事務組合議会第1回臨時会の報告を終わります。
〇議長(相田一良君) 続いて、筑北環境衛生組合議会議員、市村香君、お願いします。
〔5番(市村 香君)登壇〕
〇5番(市村 香君) 筑北環境衛生組合議会報告をいたします。
平成23年筑北環境衛生組合議会第2回定例会の報告をいたします。
平成23年筑北環境衛生組合議会第2回定例会は、去る8月26日、桜川市議会議場で午前10時30分から開催され、議案2件が提出されました。
初めに、議案第5号 平成23年度筑北環境衛生組合一般会計補正予算(第1号)は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ704万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億679万4,000円とするものであります。
歳入につきましては、2市の分賦金及び前年度繰越金であります。
歳出の主なものは、トラックスケールがふぐあいとなり、更新工事を行うものであります。また、汚泥処理につきましては、汚泥肥料として利用できるセシウム含量が基準数値の1キログラム当たり200ベクレルを超えてしまったため、肥料会社から一般廃棄物最終処分場に変更し処分するものであります。
次に、議案第6号 平成22年度筑北環境衛生組合一般会計歳入歳出決算認定であります。予算総額2億2,038万7,000円に対し、支出済額2億969万9,093円、執行率95.2%で、翌年度繰越金1,033万3,739円であります。
歳入の主なものは、構成市分賦金1億9,813万2,000円、クリーンセンター使用料935万3,000円、繰越金1,252万4,000円などであります。歳出については、人件費8,002万6,000円、物件費8,803万2,000円、維持補修費3,464万1,000円、基金積立金700万円であります。
上程された議案は、原案のとおり可決されました。
以上で筑北環境衛生組合議会第2回定例会の報告を終わります。
〇議長(相田一良君) 続いて、例月出納検査の結果についてを報告願います。
議会選出監査委員、増田昇君。
〔19番(増田 昇君)登壇〕
〇19番(増田 昇君) おはようございます。それでは、桜川市一般会計及び特別会計並びに水道事業会計の例月出納検査結果報告書。
今回は、桜川市一般会計及び特別会計並びに水道事業会計について、6月、7月、8月に実施した分について報告いたします。
平成23年度桜川市一般会計及び特別会計並びに水道事業会計の例月出納検査は、6月24日、7月25日、8月25日、桜川市役所3階会議室において実施をいたしました。検査は、会計管理者、上下水道部長から現金保管の状況を知る上に必要な書類を提出させ、別に関係帳簿等及び証拠書類の提出を求め、実施をいたしました。現金出納の状況については、関係調書と現金出納簿が符合しており、計数上の誤りも認められませんでした。また、現金保管の状況についても現金出納簿に記載されている残高と符合しており、保管も適正でありました。
それでは、平成23年度各会計における7月31日現在の歳入歳出の状況について報告いたします。
一般会計は、予算現額169億6,309万8,000円に対し、収入済額80億607万7,445円で、執行率47.2%、支出済額38億256万9,491円で、執行率22.4%でありました。歳入の主なものとしては、市税、地方交付税、繰越金で71億4,182万5,181円となり、収入済額の89.2%を占めております。歳出につきましては、各科目とも適正に執行されておりました。
次に、国民健康保険特別会計は、予算現額58億2,818万8,000円に対し、収入済額12億5,043万8,055円で、執行率21.5%、支出済額13億7,194万8,842円で、執行率23.5%でありました。歳入の主なものとしましては、国民健康保険税、国庫支出金、前期高齢者交付金、共同事業交付金、繰越金で12億598万6,987円となり、収入済額の96.4%を占めております。歳出につきましては、保険給付費、後期高齢者支援金等及び共同事業拠出金が主なものであります。
次に、農業集落排水事業特別会計は、予算現額5億1,026万7,000円に対し、収入済額5,059万2,313円で、執行率9.9%、支出済額3,084万456円で、執行率6%でありました。歳入の主なものとしましては、使用料及び手数料、繰越金で4,545万1,737円となり、収入済額の89.8%を占めております。歳出につきましては、農業集落排水事業市設置型浄化槽整備事業費であります。
次に、公共下水道事業特別会計は、予算現額7億8,012万円に対し、収入済額4,493万3,360円で、執行率5.8%、支出済額6,144万4,022円で、執行率7.9%ありました。歳入の主なものとしましては、分担金及び負担金、使用料及び手数料で3,979万8,592円となり、収入済額の88.6%を占めております。歳出につきましては下水道事業費が主なものであります。
次に、介護保険特別会計は、予算現額32億8,167万1,000円に対し、収入済額9億3,158万6,133円で、執行率28.4%、支出済額8億290万4,931円で、執行率24.5%でありました。歳入の主なものとしましては、保険料、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金で8億3,769万4,880円となり、収入済額の89.9%を占めております。歳出につきましては、保険給付金が主なものであります。
次に、介護サービス事業特別会計は、予算現額950万円に対し、収入済額491万5,927円で、執行率51.7%、支出済額218万5,914円で、執行率23%でありました。歳入につきましては、サービス収入繰越金で収入済額の100%を占めております。歳出につきましては、サービス事業費であります。
次に、後期高齢者医療特別会計は、予算現額3億4,503万6,000円に対し、収入済額7,080万1,595円で、執行率20.5%、支出済額6,012万3,365円で、執行率17.4%でありました。歳入の主なものとしましては、後期高齢者医療保険であります。歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金が主なものであります。
次に、水道事業会計の収益的収支でありますが、収入につきましては予算現額9億6,255万2,000円に対し、収入済額2億3,402万8,505円であります。支出につきましては、予算現額10億2,312万9,000円に対し、支出済額1億7,084万8,657円でありました。収入の主なものとしましては、水道料金であります。支出につきましては、原水及び浄水費、総係費が主なものであります。
以上が例月出納検査の報告でございます。以上でございます。
〇執行部あいさつ
〇議長(相田一良君) ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
中田市長。
〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) おはようございます。本日ここに、平成23年第3回桜川市議会定例会の開会に当たり、提出議案の概要説明を兼ねて一言ごあいさつを申し上げます。
議員各位におかれましては、大変公私とも多忙のところ、本定例会にご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。昔から暑さ寒さも彼岸までというように秋分の日を過ぎたころからは朝夕涼しい風が吹くようになります。
一方で、あの未曽有の災害、東日本大震災が発生してから間もなく半年が過ぎ去ろうとしております。議員各位におかれましては、猛暑による暑さ対策に加え、節電対策も必要だった今夏をどのように過ごされたのでございましょうか。桜川といたしましても、6月から従来の職員のクールビズに加え、庁舎照明の消灯・減灯、空調機の稼働時間の短縮、さらに庁内温度の上昇を抑える緑のカーテンの導入など積極的に節電対策に取り組んでおります。現在、庁舎等の使用電力量を前年度同月対比20%以上削減とした今期の目標を大幅に上回る削減効果ができております。
また、議員各位も新聞などでご承知かと思いますが、本市真壁町のまちづくりボランティア団体「真壁 伝統ともてなしのまちづくり」の皆さんが公益財団法人サントリー文化財団から第33回サントリー地域文化賞を贈られることになりました。これは、同文化財団が地域の文化向上に貢献された団体または個人を表彰するもので、まちづくり団体の歴史的建造物群と伝統技能などの保存活動や会期中10万人以上が訪れる真壁のひなまつりなど、まちづくりに貢献する多彩な地域文化活動が認められたものでございます。今回の表彰が、さきの震災の大きな被害を受けた真壁の街並みの復興にも大きな弾みとなればと期待しておるところでございます。今後とも議員各位におかれましては、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
それでは、今回の定例議会でご審議いただく22の案件につきまして概要の説明をさせていただきます。
まず、議案第54号 教育委員会委員の任命につきましては、桜川市教育委員会委員の任期満了に伴い、新たに任命いたしたく地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
次に、議案第55号 公平委員会委員の選任につきましては、桜川市ほか一部事務組合等公平委員会委員の任期満了に伴い、新たに専任いたしたく議会の同意を求めるものでございます。
続きまして、議案56号から議案第58号、固定資産評価審査委員会委員の選任につきましては、桜川市固定資産評価審査委員会委員の任期満了に伴い、専任並びに再任いたしたく議会の同意を求めるものでございます。
議案第59号につきましては、税制の整備を図るための地方税制法等の一部改正に伴う桜川市税条例の一部を改正する条例でございます。
議案第60号 平成23年度桜川市立岩瀬東中学校屋内運動場耐震補強及び大規模改修工事請負契約につきましては、地方自治法第96条第1項第5号及び桜川市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
議案第61号 桜川市道路線の廃止につきましては、道路法第10条第3項の規定により、桜川市道路線を廃止するものでございます。
次に、議案第62号から議案第66号につきましては、平成23年度桜川市一般会計初め4特別会計の補正予算でございます。
まず、議案第62号 平成23年度桜川市一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億5,394万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ173億1,703万8,000円といたしました。歳入の主なものは国庫支出金及び繰越金であり、歳出の主なものは教育費と農林水産費であります。
議案第63号 平成23年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ289万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ58億3,108万1,000円といたしました。歳入の主なものは国庫支出金と繰越金であり、歳出の主なものは保険給付費でございます。
議案第64号 平成23年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,151万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億2,178万4,000円といたしました。歳入につきましては一般会計繰越金で、歳出は農業集落排水事業費であります。
議案第65号 平成23年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,848万円を追加し、歳入歳出それぞれ7億9,860万円といたしました。歳入につきましては一般会計繰入金で、歳出は下水道事業費であります。
議案第66号 平成23年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ3,156万4,000円を追加し、歳入歳出それぞれ33億1,323万5,000円といたしました。歳入の主なものは繰越金と国庫支出金であり、歳出は諸支出金でございます。
次に、議案第67号から議案第75号につきましては、平成22年度桜川市一般会計初め7特別会計の歳入歳出決算及び水道事業会計決算の認定についてご審議をいただくものでございます。
以上で本定例会に提出いたしました議案の概要説明を終わりますが、後ほど担当部長より詳細なる説明をいたしますので、何とぞ慎重なるご審議の上、ご同意、ご議決賜りますよう心からお願いを申し上げ、ごあいさつといたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〇議長報告第1号の委員会付託
〇議長(相田一良君) 次に、日程第5、議長報告第1号、陳情については、お手元に配付した陳情文書表のとおり、文教厚生常任委員会に付託といたします。
ここで暫時休憩といたします。
休 憩 (午前10時46分)
再 開 (午前11時00分)
〇議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
〇議案第54号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(相田一良君) 次に、日程第6、議案第54号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
中田市長。
〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) それでは、議案第54号 教育委員会委員の任命についてご説明をさせていただきます。
現在教育委員会委員であります田崎光紀さんが、11月24日をもって4年間の任期が満了となりますので、後任の委員として古橋矩子さんを任命いたしたく提案をさせていただきます。古橋矩子さんは、桜川市真壁町上木幡1180番地にお住まいで、お生まれは昭和21年2月24日でございます。昭和43年3月に茨城大学教育学部を卒業され、同年4月に協和町立古里小学校教諭として勤務され、以後小・中学校教諭として活躍され、平成18年3月結城市立結城東中学校校長を最後に退職されました。退職後は、平成18年4月から平成21年3月まで茨城県県西生涯学習センターにおいて生涯学習指導相談員として、平成22年4月から平成23年3月まで桜川市適応指導教室において相談員として活躍されております。
どうぞよろしくご審議を賜り、ご同意くださるようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
〇議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
お諮りいたします。議案第54号は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第54号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
〇議案第55号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(相田一良君) 日程第7、議案第55号 公平委員会委員の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
中田市長。
〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) それでは、議案第55号 公平委員会委員の選任についてご説明をいたします。
本市の公平委員会委員の任期は4年であります。現在公平委員であります櫻井輝夫さんが12月7日をもって任期満了となりますので、新たに櫻井幸子さんに公平委員会委員をお願いいたしたく提案をさせていただく次第でございます。
櫻井さんは、現在、桜川市真壁町田323番地4にお住まいで、お生まれは昭和20年4月28日生まれでございます。昭和43年3月に茨城大学教育学部を卒業され、同年4月に下館市立下館小学校教諭として勤務され、以後幾つかの小中学校を勤務し、平成18年3月、筑西市立小栗小学校校長で退職、同年4月に筑西市教育委員会社会教育指導員となり、現在も活躍中でございます。
どうぞよろしくご審議を賜り、同意くださるようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
〇議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
お諮りいたします。議案第55号は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第55号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
〇議案第56号〜議案第58号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(相田一良君) 次に、日程第8、議案第56号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてから日程第10、議案第58号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてまで3案を一括議題といたします。
提案理由の説明を願います。
中田市長。
〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) それでは、議案第56号、57号、58号、固定資産評価審査委員会委員の選任についてご説明をさせていただきます。
現在、固定資産評価審査委員会委員は、矢部喜三郎さん、口町久さん、長塚直之さんの3人が委員をしております。本年11月24日をもって任期満了となります。
まず、議案第56号につきましては、矢部喜三郎さんが退任されますので、新たに勝田愼さんを選任させていただく提案をいたします。勝田さんは、桜川市羽田1093番地1にお住まいで、昭和23年8月16日生まれの方でございます。関東つくば銀行に勤められておりましたが、退職後は区長の役職につかれるなど非常に勤勉で、実行力のある方でございます。
続きまして、57号につきましては、口町久さんを再任いたしたく提案するものでございます。口町さんは、現在、桜川市門毛1035番地にお住まいで、昭和23年4月1日生まれの方で、長く岩瀬町役場に奉職し、合併後は桜川市の建設部長、そして会計管理者を歴任され、定年後、平成20年11月25日より固定資産評価審査委員会の委員に就任しております。
58号につきましては、長塚直之さんを再任いたしたくご提案するものでございます。長塚さんは、現在、桜川市真壁町酒寄1693番地にお住まいで、昭和19年8月26日生まれでございます。長塚さんの役職につきましては、真壁町役場に長く勤務され、税務課長、水道課長などを歴任されました。退職をされ、平成20年11月25日より固定資産評価審査委員会の委員に就任しております。
よろしくご審議を賜り、ご同意くださるようお願いを申し上げ、説明とさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
〇議長(相田一良君) ただいまの説明について質疑ございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
お諮りいたします。議案第56号は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第56号は原案のとおり同意することに決定しました。
続いて、議案第57号は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第57号は原案のとおり同意することに決定しました。
続いて、議案第58号は同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第58号は原案のとおり同意することに決定しました。
〇散会の宣告
〇議長(相田一良君) 以上で本日の日程はすべて終了しました。
本日はこれで散会といたします。
ご苦労さまでした。
散 会 (午前11時09分)