平成22年第4回桜川市議会定例会議事日程(第2号)
                        平成22年12月17日(金)午前10時開議 日程第 1 一般質問                                    日程第 2 議案第70号 桜川市加工施設の設置及び管理に関する条例             日程第 3 議案第71号 工事請負契約の締結の議決事項の変更について            日程第 4 議案第72号 桜川市真壁特産品直売所の指定管理者の指定について         日程第 5 議案第73号 桜川市真壁農村交流センターの指定管理者の指定について       日程第 6 議案第74号 桜川市真壁コミュニティセンターの指定管理者の指定について     日程第 7 議案第75号 桜川市真壁野外趣味活動施設の指定管理者の指定について       日程第 8 議案第76号 筑西広域市町村圏事務組合規約の変更について            日程第 9 議案第77号 筑西広域市町村圏事務組合規約の変更に伴う財産処分について     日程第10 議案第78号 平成22年度桜川市一般会計補正予算(第4号)           日程第11 議案第79号 平成22年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)   日程第12 議案第80号 平成22年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第2号)       日程第13 議案第81号 平成22年度桜川市水道事業会計補正予算(第2号)         日程第14 議長報告第1号の委員長報告                           日程第15 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査       日程第16 執行部あいさつ                                 追加日程第1 議員提出議案第9号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加に関する意見                  書                            出席議員(21名)   1番   萩  原  剛  志   君     2番   鈴  木  裕  一  君   3番   仁  平     実  君     4番   菊  池  伸  浩  君   5番   市  村     香  君     6番   岩  見  正  純  君   7番   小  高  友  徳  君     8番   飯  島  重  男  君   9番   中  川  泰  幸  君    10番   皆  川  光  吉  君  11番   増  田     豊  君    12番   潮  田  新  正  君  13番   相  田  一  良  君    14番   大  塚  秀  喜  君  15番   高  田  重  雄  君    16番   増  田  俊  夫  君  17番   川 那 子  秀  雄  君    18番   橋  本  位 知 朗  君  19番   増  田     昇  君    20番   塚  本     明  君  21番   上  野  征  一  君 欠席議員(1名)  22番   林     悦  子  君 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名    市     長  中 田   裕 君    教  育  長  石 川   稔 君    市 長 公 室 長  飯 嶌 洋 一 君    総 務 部 長  山 田 澄 男 君    市 民 生活部長  永 瀬   昇 君    保 健 福祉部長  麻 尾   優 君    経 済 部 長  横 田   一 君    建 設 部 長  常 盤 恵 一 君    上 下 水道部長  若 林 鉄 郎 君    会 計 管 理 者  太 田   昭 君    教 育 次 長  臼 井 典 章 君 職務のため出席した者の職氏名    議 会 事務局長  笠 倉   貞 君    議会事務局書記  小 嶌   弘 君    議会事務局書記  斎 藤 修 一 君    議会事務局書記  仲 田 浩 司 君

          開 議  (午前10時00分)
    開議の宣告
議長(相田一良君) 本日の出席議員は17名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。

    一般質問
議長(相田一良君) 日程第1、一般質問を行います。
 5番、市村香君。
          〔5番(市村 香君)登壇〕
5番(市村 香君) 5番、市村香でございます。通告によりましてご質問させていただきます。
 ここのところ監査請求が次々と出されているようです。今後の対応をどうするのか、まず市長にお尋ねをいたします。
 私は、昨年10月に補選で議員に出馬し、さらにことし9月と1年で2度も選挙をいたしました。微力ではありますが、市民の代弁者となり、市行政のパイプ役として働きたいと公約して当選させていただきました。しかしながら、その1年ちょっとしかたたないのに、裁判や監査請求、そして3月の定例会では、駅前開発の工事発注では契約なしの工事に対する補正予算の採決など、本来あるべき議会の姿を市民に知らしめることができず、そのたびに苦渋の選択をしてまいりました。
 そして、市長、あなたは3月定例会では、今後管理体制を整え、二度と不祥事など起こさないようしっかり指導徹底をしていきますと約束をしたのにもかかわらず、また高久ストックヤードの監査請求が出されている事実は何なのでしょうか。本当に遺憾に思っております。執行部も議会も市民のためにあるべき姿が、今はまさに市民のために正常な機能がしていないと私は思いますが、そう思いませんか。
 そして、市長を初め執行部は、駅前開発や今回の高久ストックヤードも11月26日の特別委員会の設置要綱にかかわる担当の説明資料をもってしても、全く説明責任を果たしていないと言わざるを得ないのでございます。さらに、私は、疑惑を生むことになるのではないかと心配しております。この責任は、私は中田市長、あなたにあると思います。この不祥事をどう考えているのかお答えをいただきます。今回は、あくまでも疑惑ですが、このようになっていることに対して反省はしていないのか。今後の対応はどのようにしたいと思っているのか伺いたいので、よろしくお答えお願いしたいと思います。
 次に、部長に質問いたします。私は、ただいま市長には大変厳しいことを申し上げました。本来、市民が選んだ市長に対しては信頼したいと思っております。そして、これからの議会人として信頼関係の中で市民の代弁者、パイプ役としての使命を持って頑張っていくつもりでおります。本日、ここに在席するすべての議員と職員がそう思っていると私は信じたく思います。
 高久ストックヤード工事では、8社できちんと契約工事の後、その後に随意契約、3,700万円もあったことなどだれも想定しないし、私も信じられませんでした。しかし、その信じられないことが事実にあるのですから仕方がありません。
 さきの11月の26日のストックヤード特別委員会の議員提出案件に対する説明に使用した資料、この資料は部長、どこから持ってきたものなのでしょうか。多分コピーだと思いますが、お答えをいただきたいと思います。
 あの後、執行部の資料説明の後、私は担当から検査日と支払日の提示を求めました。工事のすべてが検査を受けて支払いをしていることがわかりました。そこで、部長に提示をお願いいたします。たとえ随意であろうと競争入札だろうと、工事代として3,700万円のお金が支払われているのですから、工事はきちんと施工されているのだと思います。そう信じます。そこで、工事する場合には、必ずまず最初に施工計画書を提出して、その計画書のもとに担当が許可を出してから業者が工事を始めるので、その施工計画書の提示をお願いいたします。
 次に、工事が終了しましたら、計画書どおりに仕事をしたあかしとして、工事完了届出書と一緒に施工監理報告書と写真帳を添えて工事代の請求書を提出しますので、その4点セットの提示をお願いしたいと思います。
 そして、ストックヤードの土を動かすのには、茨城県建設技術管理センターの許可が必要なのですから、当然それのコピーが添付されていると思うので、それを提示していただきたいと思います。それを閲覧すれば一目瞭然に解明し、業者なら当然のことで、簡単なことだと私は思います。中田市長がすっきりとして疑われることはないのですから、今からすぐ提示されるまで暫時休憩をいたしますので、ほかの質問が終わるまでに準備をお願いいたします。
 大和土建が競争入札して施工した書類、それから草刈りや随意契約の3,700万円の件、それと処分工事があると思いますので、よろしくお願いをいたします。
 私は、今回のことでは建設業に関係した議員が質問するべきではないとか、先日は議員控室にいた議員からもそのような声を耳にして、本当に残念に思いました。議会は市民の負託にこたえるためにあるのですから、今回のような疑惑事件は、実際に公共事業の工事の経緯がつぶさに理解できる議員だからこそできることだと私は思っております。前回の全員協議会で4回の契約、随意契約の資料を提示いただきましたが、何でこんな資料を出すのか唖然としてしまいました。着工前、着工後、起点、終点、高さ、スケール棒と全景写真すべてあるはずだし、日付や黒板の名称も入っていない資料は、全く資料や書類として呈していないというのはわかることで、現場担当が一番理解できることではないのか、そうですよね、部長。私はそうだと思います。私も市民のために、そして市長も市民のためにきちんと潔白を証明するためにも、きちっとした対応を望んでいると思いますので、部長、至急書類を出してください。
 先ほど申しました書類を出せば、それで多分大丈夫だと思います。もしこの工事が工事完了したからこそ支払いをしている、それを検査をもとにしているわけですから、それがすぐに出せないとしたら、それこそ笑われてしまいますので、至急お願いをしたいと思います。
 次に、2番目ですが、重要伝統的建造物群指定からはや半年、その後の状況ということです。旧郵便局については、市の所有になってからアルバイトを雇ったと聞きましたので、常駐のアルバイトかと思いましたが、シルバー人材センターから3名の交代制で留守番をしていると伺いましたので、そうなのでしょうか。
 それと、耐震検査が終えて、具体的に修理が行われますが、後ろ側の附属建物は大変今危険だと思います。おひな様や使用するときの注意などについて、これ今後お答えをいただければありがたいと思います。本来なら後ろ側は、前の使用に対してのスタッフや内部のために使用し、きちんとできるまで封鎖したらよいかと思うことがありますが、いかがでしょうか。
 次に、指定からはや半年になりますが、先般の議会で固定資産税の減免や消防法など伝建制度による特例を可決しましたが、固定資産税の減免申請は、関係者の話によりますと、自己申請方法をとり、11月末に一応の期限を設けたと聞いておりますので、現在の申請状況はどうなのかお答えをいただきたいと思います。
 また、私が丹波笹山など先進地研修から、住民と行政、専門家、学者で伝建地区保存会の結成と茨城県への補助の申請を申し上げましたが、その後はどうなったかお聞きしたいと思います。保存会の諮問機関とは違うので、そこのところをよろしくお願いしたいと思います。
 次に、3番目でございます。3番目は、多目的ホールの進捗状況についてです。多目的ホールも随分と進んできたようです。前を時々通りますので、足をとめて眺めていますが、今まで私が見たことがない工法で、これからの新しい建築方法として、多分ここが日本でも初めての施工になり、今後の新しい建築として施工がふえていくのではと現場などから聞き及んでおります。
 ところで、その多目的ホールの施工工期も1月末になっていたと思いますので、あと2カ月を切るところとなりました。進捗の状況はどうなのか、工事そのものももちろんですけれども、2月から控えるおひなまつりの対応なども踏まえ、お尋ねをいたします。
 真壁のひなまつりは、多種多様な団体、個人が参加し、寒い中、真壁に来た人におもてなしをするという理念のもとに開催され、現在は10万人も訪れるようになりました。22年度は、公民館の建てかえによって駐車場が使えないことや公衆トイレの使用にも影響が出るので、開催支援会などが中心となって、簡易トイレなども設置されたようでございます。いよいよ来年23年には、和の風9章として開催されるひなまつりには、多目的ホールの駐車場やトイレは使用が可能なのか、進捗状況とあわせてお尋ねをいたします。
 工事直接につきましては教育長に、そのほかは担当部長にお答えをお願いいたします。
 以上、3点よろしくお願いをいたします。
議長(相田一良君) 5番議員は資料どうしますか。資料の提出は。
          〔「お願いします」の声あり〕
議長(相田一良君) お願いしますというのは、今すぐ。
          〔「はい」の声あり〕
議長(相田一良君) 済みません。では、それ先に。では、若林部長、資料の提出をお願いします。
 それでは、暫時休憩いたしまして、若林部長より資料の提出お願いします。
 10分間の休憩。
          休 憩  (午前10時12分)

          再 開  (午前10時25分)
議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 それでは、若林上下水道部長、資料の提出お願いします。
 市村議員、資料が全部そろっていない点もありますので、そろっていない点につきましては、今真壁のほうからこちらのほうにその資料を持ってくるようになっています。それで了解願います。
 では、資料提出、あるだけの提出。
 ちょっと待って。資料提出だけお願いします。一部お願いします。渡してください。渡していいです。渡してください。
          〔「議長」の声あり〕
議長(相田一良君) 5番、市村香君。
5番(市村 香君) 若林部長から資料はいただきましたが、昨日の委員会のだということでございます。でも、私がお願いしているのは、完全に検査をして、お金が支払われるということですので、それには必ず先ほども申しました施工計画書、管理報告、写真帳がきちっと、もうすぐ準備されていると思いますので、それを持ってきてくださいというお願いしていますので、この資料とは違いますので、申し添えます。
 それから、まず、時間がかかると思いますので、先ほどのご答弁を市長からよろしくお願いいたします。
議長(相田一良君) 本来ならば、資料提出は事前に通告してもらえば本当はありがたかったのですけれども、通告なかったもので時間かかりましたもので、申しわけないとともに、市村議員にも反省していただきたいと思います。
          〔「はい、わかりました」の声あり〕
議長(相田一良君) 続いて、中田市長、答弁お願いします。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) 市村議員さんのご質問にお答えいたします。
 市誕生以来、監査請求は12件提出されております。これらの請求に対して、不受理にした請求が5件、棄却したものが5件、取り下げたものが1件、それにご質問の高久ストックヤードの案件があると聞いております。これらの請求は、市の行政に不信感を抱いた方々が請求されたものと思われます。私としましては、適正な行政運営に努めてまいりたいと考えているところですが、個々の請求につきましては、監査委員の判断にゆだねざるを得ない立場にありますので、監査委員の決定に従う考えでございます。ご指摘の高久ストックヤードの監査につきましても、同様に監査委員の判断に従わなければならないと思っております。
 いずれにしても、このような請求が発生しないことが最も重要でございます。そのような行政運営を今後本当に真剣に心がけてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
議長(相田一良君) 続いて、臼井教育次長。
          〔教育次長(臼井典章君)登壇〕
教育次長(臼井典章君) 市村議員2点目のご質問であります重要伝統的建造物群保存地区につきましてお答えを申し上げます。
 桜川市真壁伝統的建造物群保存地区につきましては、本年6月29日、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されましたことは、ご承知のとおりでございます。重伝建選定に伴い、規制等も発生することから、まず固定資産税の減免措置について検討を進め、さきの議会におきまして、桜川市重要伝統的建造物群保存地区における桜川市税条例の特例に関する条例の議決をいただき、公布したところでございます。この条例の公布に合わせて、保存地区内の各地区において住民説明会を開催するとともに、全地権者に改めて資料を配付し、伝建制度における諸手続及び固定資産税減額に係る申請手続について周知を図っているところでございます。
 また、伝建地区制度の運用に当たり、茨城県の財政的支援につきましては、過日県庁におきまして、地方課、文化課など関係課によりまして協議を行ったところでございますが、財政的支援につきましては、引き続き要望をしてまいりたいと考えております。
 次に、保存会につきましてでございますが、伝統的建造物群保存地区制度につきましては、行政と住民とが主体的に運用する制度と考えられます。保存会等のあり方につきましては、地域によって千差万別の状況となっておりますが、多くは保存地区の住民の方や関係団体等をもって保存会が結成されておる状況でございます。保存会につきましては、地元保存会の活動の上に伝建地区制度を導入することが一般的のようでございますが、真壁地区におきましては、複数の団体が前提となって伝建地区制度の導入に進展してきておりますので、今後一本化した保存会を念頭に置いて結成を進めていきたいと考えております。
 保存会の役割につきましては、現状変更や修理、修景工事などに関する住民の相談窓口となり、行政との調整を行うこと、また町並み保存に必要な研修などを行うものが一般的となっているようであります。先進地区では、保存会で修理、修景内容の調整まで行っている地区もございますが、そのようになるには地区保存会として経験を重ね、伝統建築に関する専門的な知識を習得することが必要となってくるかと思います。真壁地区におきましては、まだ制度をスタートさせたばかりでありまして、まずは地元保存会の結成を進め、住民、行政ともに経験を重ねながら、最適な運用方法となるよう進めていきたいと考えているところでございます。
 次に、旧真壁郵便局につきましては、保存地区保存計画において、伝統的建造物への特定を行い、伝建制度の中で保存整備を行うこととしております。平成23年度の国庫補助事業として、耐震補強工事を含む修理及び活用のための改修工事を計画しているところでございます。旧郵便局は、これまで民間団体によってまちづくり活動の拠点施設となっていた施設でございますが、今後は歴史的風致維持工事を施設として活用することとしておりますが、現在は観光協会に委託をして管理人を置き、観光客等への対応も行っているところでございます。旧郵便局につきましては、今後も観光や伝建地区のインフォメーションセンターとして、またまちづくり活動の拠点施設となるよう、積極的な活用を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 続きまして、第2点目の多目的複合施設建設事業についてでございます。多目的複合施設は、平成23年1月末が工期となっておりますが、談合情報による入札のおくれや平成22年2月に開催されたひなまつり期間中の工事車両の通行自粛要請、また一部壊される遺構部分の全面発掘調査の実施等の要因により、平成23年3月までの工期延長の手続を現在進めているところでございます。そのため23年、来年の2月のひなまつりの開催時につきましては、この施設は使用することができない状況となっております。この件につきましては、ひなまつり実行委員会等にご説明を申し上げ、ご了承をいただくとともに、公衆トイレや駐車場が不足しているといった対策につきましても、ひなまつり実行委員会に対応をお願いしているところでございます。
 その中で公衆トイレの対策といたしましては、高上町駐車場や郵便局、仲町公園といった既設トイレのほか、ひなまつり実行委員会で設置をしていただくトイレにつきましては、昨年1カ所であった簡易トイレの設置を2カ所にしていただくとともに、駐車場につきましても近隣の関係機関や土地所有者のご厚意により、駐車場といたしまして18カ所を確保しており、現在実行委員会のほうで来訪者を迎える準備を進めているところことでございますので、よろしくご理解を申し上げたいと思います。
 以上でございます。
議長(相田一良君) 再質問あれば質問願います。
 5番、市村香君。
5番(市村 香君) 水道部長にお願いします。
 先ほどもお尋ねしましたけれども、特別委員会の設置案件のときに出た説明資料はどこから持ってきたものなのですか。
議長(相田一良君) 答弁漏れなのですか。
          〔「うん。はい、済みません」の声あり〕
議長(相田一良君) 若林上下水道部長。
上下水道部長(若林鉄郎君) 資料といいますのは、議員さんのお手元にある資料とは別……
          〔「そうです。はい、議長」の声あり〕
議長(相田一良君) 5番、市村香君。
5番(市村 香君) 11月の26日にいただいた資料です。
議長(相田一良君) 若林上下水道部長。
上下水道部長(若林鉄郎君) 11月26日の当日の資料は、今お手元にあります。
          〔「いや、どこから、どこのコピーを持ってきたものですか。この
            資料です。これはどこから出してきたものですか」の声あり〕
上下水道部長(若林鉄郎君) この説明のところですか。
          〔「いや、すべてです」の声あり〕
上下水道部長(若林鉄郎君) これは、各工事の資料の中から集約してまとめたものでございます。
議長(相田一良君) 5番、市村香君。
5番(市村 香君) はい、わかりました。
 それでは、今資料が来るのをお待ちしますので、次に進みたいと思います。旧郵便局のことなのですけれども、今23年度に向けて耐震検査等の修理等も進んでいくということですけれども、その旧郵便局の後ろ側なのですが、次長。大変危険なのですね。今回おひなまつりにかけて旧女性会の皆さんが使うということにはなっているのですけれども、裏の水道のところの屋根等を見ていただきますと、もうすすが落ちるし、ちょっと雨漏り状況なものですから、もちろんお貸しいただくとなれば使うことになりますし、もし修理等が済まなければ、あそこを職員のところで少し立ち入りの制限をしたらどうかと私は思っているのですけれども、その辺のところどう思っているのか、よろしくお願いいたします。
 それと、一緒にですので、多目的ホールのほうなのですが、1月の工期が3月というふうに今お伺いしましたけれども、3月には確実に終わるのですか。よろしくお願いします。
議長(相田一良君) 臼井教育次長。
教育次長(臼井典章君) まず、郵便局の後ろの建物について、危険で今後の使用についてということでございますが、確かに危険という形の建物ではあるかと思いますので、もう一度よくその辺のところを調べまして、お返事をしたいと思います。
 それと、多目的施設のことでございますが、1月が工期が3月に延長するというお話で、それで終わるのかということでございますが、この件につきましては、次回のといいますか、3月の議会のときにお話といいますか、案件としても出さなければならないことでございますけれども、実際先ほどお話ししましたように、談合情報等により2カ月ほど工期がとれなかった。それから、22年のことしの2月のひなまつりで約1カ月工事ができなかった。それから、遺構に関する発掘が新たにふえたということで、そこの工事ができなかったということで、約4カ月近いおくれが現在出ております。この後、また2月の工期に入ってくるわけでございますので、その2月のひなまつりの期間中も車両等の出入りができないということで、工事のおくれが懸念されているところでございます。
 それに加えまして、工事の追加といいますか、変更が出てきております。というのは、1つは、多目的センター、前の公民館のときについておりました防火貯水槽につきまして、文化庁、それから文化財審議会等との打ち合わせ等により、伝建も含めた多目的でしようというような意味合いも含めて、ぜひ設置をするようにという要望並びに指導が来ております。
 それと、また遺構ということで、先ほど発掘調査をしたということでございますが、その遺構につきまして、外構部分とか駐車場に係る部分にその遺構、堀なり池という部分がかかってくる部分がございますので、そこの部分については、遺構の表示をしなさいということで、文化庁から指導が来ております。この辺のところにつきまして、現在色とかいろいろ調整して設計をしているところでございますが、その辺のところが出てきておりますので、新たにまた追加ということになりまして、3月の議会におきましては、また工期の延長、それから継続事業として実施しておりますので、継続年度の変更並びに工事金額の変更ということで議会のほうに出す予定でございます。
 以上です。
議長(相田一良君) 5番、市村香君。
5番(市村 香君) おおよそわかりました。この工期延長につきましては、今度3月に、1月が過ぎまして3月ということのようですが、基本的には1月の工期であって3月の議会ということは、もう既に期限が切れるということですので、工期がね。だから、この12月にある程度のことができればいいなと私は思いました。
 それと、今談合情報が云々とかおひなまつりで云々とかはあるかと思うのですが、もうこれほどこの、先ほどのストックヤードではありませんけれども、工事に関してはいろいろとありますので、当初からそういうふうに、もう2カ月、3カ月がおくれるということが見込まれているのであれば、やはり工期についてもきちっと3月なら3月にというふうな、そのような契約ができなかったなと私なりに思いますが、これについては教育委員会のほうではなくて、また発注のほうの執行のほうになるかと思いますので、そういうこともくれぐれも今後発注その他にするときには、きちっとある程度想定を見て、2カ月なら2カ月ぐらいは延ばした工期ということにも注意をしていただければと思うのですけれども、いかがでしょうか。
議長(相田一良君) では、執行部で、中田市長。
市長(中田 裕君) 工期等については、厳正に行うようなお願いはしておりますが、国の予算等あるいは工期の中でいろいろ中断せざるを得ないというような状況もございます。予期せぬ出来事等も起きてまいるというような状況で、今後も早期完成に向け、また議会のほうにもしっかりとその進捗状況についてご説明をさせていただきながら、早期完成に向けて頑張ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(相田一良君) 5番、市村香君。
5番(市村 香君) はい、議長、わかりました。以後よろしくお願いいたします。
 では、一応再質問、その資料のほう以外のことについては終わりにしたいと思います。
 資料のほうなのですが、先ほども申しましたように、要するに市長が疑われるようなことはあってはならない。執行部がね。その施工監理書類は、もう完璧にできているはずなので、すぐに持ってこられると思うのですよ。それを持ってきて、きちっとしていれば、それを確認すれば、もうそれで次のあれはないわけですから、できるだけ早急に、時間がまだありますので、よろしくお願いします。
議長(相田一良君) でも、その資料が時間内に届かなかった場合には、一応市村議員の一般質問を終了させてもらいますが、あと……済みません。
 中田市長。
市長(中田 裕君) ただいま資料等の問題等について市村議員さんのほうからお話がございました。本来であれば、通告制でございますので、事前に資料等を用意してもらいたいという要請がありますれば、事前に用意をして、しっかりと整えておく義務が我々としてもありましたけれども、今真壁のほうで書類を提出する、いろいろ書類等を精査して書類を集めてくるということでございますので、若干時間が必要なのかなと。ですから、そういう面で、きのう、おととい、建設常任委員会のほうでも若干説明をさせていただいたというふうに聞いております。その残土の搬出量等について、しっかりと測量をし直したほうがいいだろうというお話もいただいておりまして、現在その残土の、高久ストックヤードの残土の測量等について、上下水道部のほうで進めていこうということで内部で進めております。そういう面も踏まえて、測量の結果等も踏まえて全員協議会等でしっかりと説明を果たしていきたいというふうな思いでございます。
 いずれにせよ、市村議員さんが言われるように、事前に通告していただいておれば、もっと早く書類が提出できたということでございますが、これらを勘案して、後日全員協議会で私のほうからも今回の成り行きと、また測量の結果等についてもしっかりとご報告をさせていただきたいと、かように思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
議長(相田一良君) 5番、市村香君。
5番(市村 香君) どちらにしても時間がありますので、私のを待つまで暫時休憩ということになるかと思うのですが、何度も言いますように、資料をかき集めるということは、そういうことではないのですよ。もう検査時点でそっくりそろっているわけですから、それを持ってくるのには、もう5分か、もうすぐ、10分もかからないと思うのですね。真壁から来るにしても。だから、それを私はお待ちしたいと思います。そういう難しいものではないのですよ。書類というのはもう全部そろっているわけで、5年間とか保存するものですから、もうそれを持ってきていただければ、皆さんに見ていただければそれで全部がわかるのではないかと思いまして、市長のためにも私はぜひお願いしたいと思いますので、あと25分ありますので、暫時休憩を議長お願いいたします。
議長(相田一良君) それでは、25分でも届かなかった場合はどうするのですか、その資料が。
          〔「そのときは、じゃ10分」の声あり〕
議長(相田一良君) とりあえず25分だけ待ちます。暫時休憩として。
          〔「休憩ですから、その後進みますよね」の声あり〕
議長(相田一良君) でも、市村議員、これはある程度その資料提出は、何回も、市長の肩を持つわけではないのだけれども、本来ならば通告なもので……
          〔「はい、わかりました。それはわかってます」の声あり〕
議長(相田一良君) そうですので、25分ではなくて、15分とします。休憩。暫時休憩。
          〔「じゃ、時計進めておかなければまずいだろう」の声あり〕
議長(相田一良君) とりあえず15分だけ。再開は午前11時5分とします。
          〔「じゃ、暫時休憩お願いします」の声あり〕
議長(相田一良君) 10分延長ね。
          〔「はい、10分」「いや、違う、市村さんが言っているのは、時計を
            進ませておいてもいいから渡してくれという話なんでしょう。
            時計はとめないで25分だけはくれたらどうだという話をしてん
            じゃないですか。それを認められるかどうかという話はまた別
            だと思うんですが」「暫時休憩中は時計をとめておけばいい」の
            声あり〕
議長(相田一良君) 一応暫時休憩といたします。11時5分再開します。
          休 憩  (午前10時52分)

          再 開  (午前11時05分)
議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 5番、市村香君。
5番(市村 香君) 議員の皆様には大変お待たせをしてまことに申しわけないのですが、今この施工計画書というもの1つと、工事起工決算決議書というのを今預かりましたけれども、私が先ほどからお願いしていますのは、きちっとこれ、各工事、8社で指名入札をした後、そのときからずっと工事に関しまして検査も受けているし、検査を受けて初めてお金の支払いをされているのですよ。それは後でもらったのですよ。ですので、そうなると、先ほども何度も申しましたように、施工計画書とともに、これ計画書はありましたけれども、極端に言えば、今度報告書があるのですよ。それに写真、それから管理報告書全部整っているわけなので、これがなければ多分業者さんはお金はもらえないと思うのです。ですから、その資料を出してほしいということだったので、先ほども申しましたように、市長には大変時間かかるとかって言われましたけれども、市長のためにもその施工計画書と管理報告書があれば、あと写真帳もあれば、もうすべてが済むということで、大変通告はしておりませんでしたけれども、10分か15分もあれば届くのかなと思いまして、お願いをいたしました。
 でも、結局届きませんので、ちょっと私は、これでは納得できません。皆さんに説明がつきません。一応それですけれども、時間がありますので、これであれなのですけれども、とりあえずこの随意の契約につきまして、私なりにここに調べてみました。そうしましたら、3号につきましては、167条の2項の3号は、公募したり企画契約、今度この駅前のまた別なほうのプロポーザルということが出てくると思うのですけれども、私も勉強これからしたいと思いますけれども、それと随意契約でも似たり寄ったりということがわかりましたので、これから勉強していきたいと思いますが、1による場合以外では、随意契約を行おうとするときは、その条項に該当する理由を明らかにしなくてはだめだというふうになっているのです、法令で。それと、弊害というか、発注側の都合により、特定の事業者を指定して契約を締結する方式で、別名業者指定契約ともいう。単に随意契約といった場合は、匿名随意契約を指すことが多いというのですね。競争性がないため落札率が高どまりして、予算の無駄遣いとなりやすい。価格操作が容易で、予定価格制度が形骸化しやすい。それから、談合の温床になりやすいとの批判もあって、拡大解釈がまかり通っていたけれども、平成18年度に見直しがされ、匿名随意可能な事例は大幅に制限されたとなっております。競争入札へ移行できないものは、企画競争もしくは公募を行うこととしている。ここに今度また出てくるプロポーザルが入ってくるのだと思うのですけれども、その辺のところに関しまして、私も今度の2,400万円もありますので、きちっと見ていきたいなと思っております。
 少額の随契が2社以上の見積もりということは、徴取をしてあるということなので、今回は3,700万円もあって、2社の見積もりというのは本当におかしいことだと私は思います。そういうことで法令上、予定価格が少額、随意契約であっても、可能な限り競争入札を行うように指導されているということがありますので、今後はくれぐれも、私たちも勉強不足ですので、一緒に勉強していきたいと思います。どうぞよろしく。これで私のまとめといたします。
 先ほども申しましたように、施工計画、起工書、それから報告書をぜひ私に見せていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
 以上で終わります。
議長(相田一良君) これで市村香君の一般質問を終わります。
 続いて、17番、川那子秀雄君。
          〔17番(川那子秀雄君)登壇〕
17番(川那子秀雄君) おはようございます。いや、大変ですね。さきの選挙もありましたし、非常に市長につきましては、政治生命をかけたということで応援やっていたという話を聞いております。
 そこで、市長は、行政運営について最高の指揮権があるということであります。市村議員から今質問がありましたが、監査請求並びに行政訴訟を提起されているが、市長の見解を伺いたいと。
 同じようなことでございますが、監査請求も私はいたしました。行政訴訟も起こしている一人であります。先ほど市村議員の答弁について、不信感があるからそういうものが起こされるのだろうという答弁がありましたが、改めて市長の考え方をお伺いをしたいと思います。
 2番目に、裁判費用、これについて行政訴訟の中で弁護士費用がかかっている。前回だったかどうかわかりませんが、600万円を超えて支出をされている。また、今度も支出をされるということですが、これは質問の前に、役所の人が来て、どういうことを質問するのですかということでございましたので、大体大まかなことは申し上げておきました。
 一番問題になるのは、行政訴訟に係る弁護士費用、これはどこから支出しているのか。あくまでも、何かちょっとこの前聞きましたら、予備費あたりから支出しているというようなことでありますから、やはりそこはやっぱり一般財源から支出をしている。ということは、税ですよね。だから、そういうことについて、その支出された、いわゆる顧問弁護士、大和田弁護士事務所に頼んでやっているわけですが、どうも、例えば市が負けた場合、勝った場合、これは非常に大事なことだろうと思うのです。やはり負けるということは、行政運営について、あなたはまずいですよということに結果的になるわけです。そのときにも市長として、いわゆる個人の支出がないわけですよね。そこら辺は行政運営が市長はたびたび適正に運用していますと、事あるごとに答えています。適正ではないから、はっきり言えば。疑問があるから行われている。結果的にはそうですよね。その裁判費用の支出について、この前では600万円を超えている。今度また超えていきますよ。だから、そういう費用の面で負けたときは、自分で責任とるぐらいの器量がなければ困るのではないかなと、私は思うのです。やはりそれを潔白を証明するということでありますから、マイナスがあったときに桜川市民に対して、私は裁判に負けましたよと、しかしあなた方のお金で裁判費用は負担していますよということをはっきり明言しなければいけないのですよ。市長だからといって、全部適正にということではなくて、負けた場合は不適正ということでありますから、そのときはやっぱり何らか予備費ということで断っているようですが、やはり費用は応分の負担をしていただかなければいけないと、そう思います。
 私も前回嫌な裁判をやられまして、負けたと、いわゆる桜川市議あたりが負けたと、しかし私は、議長の出張命令を受けて出張したわけです。それが裁判起こされたと。しかし、桜川市は、費用は持ってくれましたよ。しかし、私は、自分の日当まで全部事務局長から請求を受けたのですよ。みんな負担金を出しているのですよ、私自身は。それ市長は、一銭も出さないではないですか。そこら辺のところどう思いますか。そこら辺をお伺いしたいということであります。
 裁判費用のこれからどんどん、どんどん出てきたら、際限なく出てきたら、市長は考えなければいけないと、そのように思いますよ。私が負けたから上告したらいいよと、協議会で言われて、その気になったら、議会で否決されてしまった。そういうことがあるのですよ。私は、別にお支払いしないと思っていたのですが、支払わなければ私が市長から裁判を起こされる、そういうことでありますから、でもやはり税金はよく考えて、市長がみずからマイナスだったときには負担を負うべきだというふうに考えます。それを申し上げておきます。
 それから、裁判費用の支出については、この前役所の人間が来ましたから、どの案件でどれだけ出しているかということを提出していただきたい。
 それから、3番目の事務事業について、適正な判断をしているかということであります。ということは、事務事業に不適正なことが疑われるから、監査請求行われるわけですよ。先ほどの市村議員さんの質問の中にもありましたけれども、お金を、判こをついて、支払ったのですから、その書類はびしっと出せるはずなのです。それが何か知らないけれども、まごまごしていると。前任者がいるのですよ。前任者が一番わかっているのですよ。後任者は、はっきり言って、4月から、それは引き継ぎということがあったかもしれないけれども、わからないですよ、担当課長も。前任者がいるのにもかかわらず、前任者はやっぱりきちんと援助して、言葉を発するべきだと私は思うのです。それが行政運営というものではなかろうかというふうに思います。
 市長にお尋ねをするわけですが、市長は適正だと、いつも適正にやっていますと、その言葉でこの前の一般質問でもおっしゃっています。しかし、市長にお伺いします。地方自治法147条、ご存じでしたら答えてください。
 それから、154条をお答え願いたいと思います。
 それから、事務事業の中で今度の選挙に絡んで、ちょっとお尋ねしますが、公職選挙法136条の2と、ここにあります、法律が。それについてお答えをいただきたいと思います。
 自席に帰って、その市長の答弁をお伺いしてから、質問をしてまいりたいと思います。先ほどの高久のストックヤードの件もそのときにちょっとさわりを申し上げます。
 以上です。
議長(相田一良君) 川那子秀雄君の質問に対する答弁願います。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) 川那子議員さんのご質問にお答えをしてまいりたいと思います。
 桜川市誕生以来、提出された監査請求は、12件でございます。これらの請求に対し、不受理した請求が5件、棄却したものが5件、取り下げをしたものが1件、現在取り扱いを検討している案件が1件というように聞いております。いずれの請求も市の行政に不信感を抱かれ、監査請求されたものと思いますが、私としましては、適正な行政運営に努めてまいったと考えておるところでございます。
 しかし、個々の請求につきましては、監査委員の判断にゆだねざるを得ず、監査委員の決定に従う考えでございます。もとよりこのような請求が発生しないことが重要であり、そのような行政の運営に心がけてまいりたいと考えております。
 行政訴訟に関しましては、合併以来、4件の行政訴訟が提訴されましたが、確定した訴訟が2件、現在係争中の事件が2件でございます。いずれにしましても、裁判所の判断を仰ぎながら、不服であれば議会の判断を仰ぎ、その後の対応を決めてまいりたいと考えております。
 市が訴えられた行政訴訟においては、市の代表者である私が被告となるため、裁判にかかる費用は、市長個人の負担ではなく市の負担となります。市の予算から支出させていただくことになります。しかし、9月に判決のあった市長公用車損害賠償請求事件の判決で、公用車使用の一部が適当でなかったというような市の例規に適合しない行為の是正を求められたときは、職務上公務とは認められなかったことでございますので、私が市に損害額を支払った事実はございます。川那子議員も委員長として裁判を受けられたときに、個人的に敗訴した分についてはお支払いをしたということでございますが、私も結婚式等については、不適切ということで、私自身がポケットマネーのほうから支払わせていただきました。
 次に、当市が裁判に関する当事者となった行政訴訟の場合に、顧問弁護士契約をしている弁護士を訴訟代理人に指名し、訴訟代理人委託契約を結び対応しております。費用につきましては、訴訟代理人委託契約を根拠として支出しております。支出金額については、着手金と弁護士成功報酬の2本立てになっておりますが、裁判の結果により成功報酬は変動いたします。弁護士報酬の基準については、平成16年4月から、各弁護士事務所で金額を定めることになっております。当市で支払う金額については、弁護士事務所の基準により算定された金額から、交渉により基準より低い金額でお願いをしておるところでございます。現在までの弁護士費用は、着手金5件で397万9,000円、成功報酬3件で374万4,000円で、合計772万3,000円でございます。
 裁判に対する対応でありますが、行政訴訟はさまざまな諸問題が対象となっており、多岐にわたっておりますので、慎重な対応を実施しなければならないと思います。そのためには専門的知識が必要でありますので、裁判での対応を弁護士事務所にお願いしているのが現状でございます。よろしくご理解のほどいただきたいと思います。
 また、行政運営について、川那子議員さんもご存じのように、桜川市第一次総合計画に掲げられております自治のまち、安心のまち、育成するまち、調和するまち、自立するまち、これら5つの基本理念に基づいた桜川市の将来像である「伝統と豊かな自然に恵まれた田園文化都市―やすらぎのまち桜川」を実現するため、具体的な施策を体系的、総合的に推進しておるところでございます。
 これら基本政策についてでございますが、1つ目は、市民と行政による豊かな地域の自治づくりとして、効率的な自治体運営や行政情報化の推進、財政の健全化、行政組織の適正化、市民参加の推進並びに男女共同参画社会の推進、そして広域行政の推進を図っております。
 2つ目は、安心とやすらぎのある健康福祉社会づくりとして、健康づくりの推進や子育て支援の促進、社会福祉の推進、高齢者福祉の推進、そして国保・老保の適正運営を推進しておるところでございます。
 3つ目は、豊かな心と生きがいをはぐくむ教育・文化環境づくりとして、学校教育の充実や生涯学習・芸術文化活動の推進、スポーツ活動の振興や文化財・伝統芸能の保存・活用を図っております。
 4つ目は、快適で潤いのある生活環境づくりとして、安心・安全、防災対策の充実や都市基盤の整備、住居環境の整備、道路交通の整備、上下水道の整備、自然環境の保全と景観の形成、そして資源環境の仕組みづくりを推進しておるところでございます。
 5つ目が魅力と活力のある産業社会づくりとして、農林業の振興や工業の振興、商業の振興、観光の振興、そして新産業の育成を目指した施策を展開しているところでございます。これら一つ一つ事務事業につきましては、それぞれの担当部署はもちろんのこと、環境各部署の連携をとりながら、適正に執行されていると私は確信をしております。
 また、それぞれの施策、事務事業に対しては、行政評価を導入し、事業の見直しを進めるなど、効率的で効果的な自治体運営を進めておるところでございます。
 しかしながら、市民のニーズは、時代とともに多様多種に変化しておりますので、来年度策定いたします桜川市第一次総合計画の後期基本計画においては、私が常に掲げております「あなたが主役のまちづくり」を基本理念として、顔の見える市政、市民の声を聞く市政をより一層推進しておるところでございますので、よろしくお願いするとともに、庁議等について、市政各部門の総合的視野における基本方針の策定及び推進、実施上の連絡調整を行い、市行政の適正かつ円滑な執行を図るために設置してございます。事業は、庁議決定事項及び報告事項等ございますが、庁議決定事項として審議すべきものは、市の将来にわたる基本構想及び長期計画並びにこれら重大な変更に関する事項、予算に関連する主要施策及び重要事業計画並びにこれらの重大な変更に関する事項、予算編成方針に関する事項、重要な調整に関する事項、組織、財政と市運営の基幹的制度の制定、退廃に関する事項などが主なことでやっておりますが、庁議にいろいろかけて、担当部局内で協議検討した上で提出し、提出された検討案件については、執行部並びに関係部局がさまざまな方向性を協議検討して、決定をしていくことで適正に処理をさせていただいておるところでございます。
 なお、細部にわたりましての答弁でございますが、これにつきましては私のほうから答えるよりも、しっかりとした部のほうで、条例等について認識をしておりますので、それらについてはそちらのほうから発表させますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(相田一良君) 17番、川那子秀雄君。
17番(川那子秀雄君) だめですよ、あなたに聞いているのだから。後ろで調べて、そういうことを提示してもらってでなければ、あなたはそういうことを認識できないの。だめですよ。このくらいは最低、私が言っている147条、154条、それについて答えてくれということを私言ったのではないですか。そのくらいは市長として最低頭に入っていなければだめなのですよ。後ろで調べて、飯嶌室長が渡したけれども、そんなことではだめですよ。答えてください。自分のことですよ。公室長にやらせることではないのですよ。そんなことではだめです。答えてください。
議長(相田一良君) 中田市長。
市長(中田 裕君) ですから、そういう正確な文言が必要とする答弁については、担当の部長のほうから答弁をさせますと、やはり川那子議員さんご承知のように、一つでも文言に狂いが生じた場合には、大変指摘を受けるところもございますので、その辺のところはしっかりと答弁をさせていただきますので、室長、よろしくお願いしたいと思います。
議長(相田一良君) 17番、川那子秀雄君。
17番(川那子秀雄君) 全然私の質問に答えていない。文言云々を私聞いているのではないのです。こんなのは常識の範囲内のことなのです。室長、私が聞いているのは市長だよ。あなたに聞いてない。答えなさい、市長。
議長(相田一良君) 市長、それではその文章を読んでもいいですから、市長が答弁してください。
          〔「そのぐらい頭がなきゃだめだよ」の声あり〕
市長(中田 裕君) 147条について、普通地方公共団体の長は、当該普通地方公共団体を統括し、これを代表するということになっております。
 続きまして、154条でございますが、普通地方公共団体の長は、その補助機関である職員を指揮監督するということでございます。
 以上でございます。
議長(相田一良君) 17番、川那子秀雄君。
17番(川那子秀雄君) 私は、そんな大きな声で言いたくないのですよ。そのくらいは市長は、当選してから、地方自治法の147条、指摘されるまで統括で、代表するとなっているのですよ。そのくらいは頭入っていなければ、市長としての見識を疑いますよ。154条、これは大事なことですよ。職員の指揮監督、その権限を有するということになっているわけですよ。そのくらいは把握しておいてくださいよ。そうでないと事務事業の適正な運営というのができないではないですか。監査請求とか裁判とか、不信感を持っているからではないのです。事務事業が適正になされていないから提起されるのですよ。
 それで、例えば議会で何回も言われたり、そのときには市長として職員を指揮監督する、「それを調べなさい。おれのところ持ってこい」とはっきりさせなよ。そういうのがあなたの立場ですよ。それもやっていないから、裁判やられるのです。答えが出ていないから。でたらめな事務事業をやっているから、結果として、職員がやっていないからやられるのですよ。そこいらは十分注意してやっていただきたいと思います。
 それと、この前の選挙のときも、私が全部見ていたことではないですからわかりませんが、今副市長が不在です。それで、何か火曜日あたりから毎回、自分が推薦する候補の遊説のところに立って応援していたということを1日ね。そのときに何か起きたときにはどうするのですか。私、役所に聞きました。何か起きたときは、市長が近隣にいるから連絡つくから大丈夫ではないですかという話をお伺いしました。そんな問題ではないのですよ。桜川市民の方は、市長がそういうことをやっていていいのですかという声があちらこちらから聞こえてきました。しかし、それは市長の考え方ですからいいのですが、こういう事務事業、あなたがいなければいないのですよ。それは室長とか総務部長とかいますよ、順次ね。だけれども、そういうことをやっていることが異常だという市民の声が多いです。それは心にとめておいていただきたいです。今回はご苦労さんでしたというほか私は見つかりませんがね。
 事務事業の中で今、私が今裁判提起していることについて、弁護士事務所から、これは公開ですから構いませんから、大和田さんのところから来ている文書があります。入札をしなかったということに対して、大和田弁護士はこう言っているのですよ。「財産の買い入れの場合は80万円との規定があることは認めるが、これらの金額を超える場合に、必ず入札をしなければならないものではなく、地方自治法施行令167条2項第1項第2号ないし9号のいずれかに該当する場合には、随意契約とすることも可能である」というふうに言ってきているのです。これは考え方としてそのとおりだと思いますよ。しかし、議会でもんだもんだもので、あげくにこれはだめですよということを申し上げているわけですよ。何の私は反論として、これに167条にも該当しないよという返事をしております。
 例えばシェルターの件で、そのほかに見積書もそのほかの方の名義で取り寄せました。258万円ぐらいでできるという業者もいるのです。320万円でできるという業者もいるのです。しかし、699万円も、判こを押して随契でやっていることが間違いなのですよ。それも調べもしないで、あなたは部下に命じて、見積書をあちこちとらせたかというと、やっていないのです。そのくらいは、お金の支出に当たっては、命令する、あなたには権限もあるし、義務もあるのですよ。それをやっていない。大体シェルター工事などは、入札するというか、権限がない、資格がない人を入れているのです。工事の参加資格に入っていない人間を、会社を入れて予算に出してきたのです。物品だけ登録はありますよと、何でそういうことを勝手にやるのですか。判こを押しているでしょう、これ。間違ったことを市長がやっていたのでは、以下の職員は、これでいいのだなということになってしまうのですよ。いいですか。300万円前後のものが最初は800万円ですよ。699万円ですよ。そんな調べもせずに支払いをした。ここに私は憤りを感じるのですよ。そんなに一般の、あれはまちづくり事業から廃目にして、新たに補正でつくったのですよ。それで、一般の税金から払っているのですよ。こんなことは許されていいのですか。少ない金額で最大の効果を生むように、金は使うのが当たり前なのですよ。こんなことを見逃して、裁判提起されて、弁護士事務所に委託をして争う。何ですか、これ。もう少しご自分で努力をして、これは間違いだったということも職員に命じて是正させるのがあなたの役目ですよ。何かそこにはおかしなことがある。ここにありますけれども、徹底してそれはやりますけれども、どうもこの裁判も負けそうですよ、市が。だから、やっぱり、それが1つ。
 今度の高久ストックヤードの問題もしかりです。皆さんが疑問を思うのです。それ私、今から言いますけれども、事務事業のこれ1つですよ。払ってしまいましたから。この前の協議会に担当部から出してきた書類と、きのう、おととい委員会開いたときの書類が全く食い違うのです。協議会というのは、これ議員全員に、このとおりですよって出す書類なのですよ。それと委員会へ出してきたものは違うのですよ。食い違っているのですよ。市長、適正に事務事業を行っていると言うのならば、前任者もいる。現在の担当部長も4月からですから、前任者のときにやったことですよ。よく何で指示して、解明しようとしないのですか。休み時間、あなたはこうしなさいなんてやっていたようですが、これ文書偽造ですよ。公文書偽造。議会に出した資料と委員会に出してきた資料違うのです。いいですか。そんなばかなことをやっているのです。何でそういうことしかできないのだろうかなと思うのですよ。
 私はいろいろ聞いています。うわさで、うわさですよ。ある議員さんとか、ある役所の担当者が出入りしていたと、そういううわさも聞いています。いいですか。協議会のときの大泉に運んだダンプ、2,596台で出してきたのですよ、我々に。皆さん持っていますよ。ところが、委員会で出してきた数字は1,498台ですよ。何ですか、これ。議会をなめているのではないですか。こんなごまかし、ごまかしやっていて、市長、あなたは適正に事務を管理しているのだと言えるのですか。委員会に出してきた資料と協議会に出してきた資料が違う。何ですか、これは。公文書偽造ですよ。こんなばかな話はないですよ。我々議員をなめているのではないかと、そう思いますよ。何でこんな書類違ってくる。とっくに終わっているものですよ。いいですか。2,596台、委員会に出してきた台数は1,498台、どうなのですか、これ。市長、答えてください。
議長(相田一良君) 中田市長。
市長(中田 裕君) たくさんの質問事項がありますが、裁判のまちづくり交付金の川那子議員さんが提訴しておられるほうの問題等々について、まずお答えをさせていただきますが、私としても議会のほうにも報告をさせていただき、しっかりと対応し、そして業者さんのほうにもしっかりとやっていただきたいというようなこと、そして議会の議決をいただいてお支払いをさせていただいたという経緯がございますが、やはり川那子議員さんと私の見解の相違ということで裁判になったというふうに認識をしております。私も職員の間違いは間違いで、まちづくり交付金等についても議会のほうに陳謝をし、そして正確な数字等を上げさせていただきまして、最善を尽くしてやってまいりました。こういう点では裁判というのはやはりお互いの見解の相違が生じるために、裁判官に公平な立場の中で判断を下していただこうということで、川那子議員さんも提訴をされたと私も思っております。私としても法律をいろいろ勉強させていただき、弁護士さんのほうにもよく説明をさせていただいて、議論をさせていただきたいなというふうな思いを強く持っております。
 また、高久ストックヤードの件につきましても、やはり今精査をさせて、しっかりと議員各位にもお知らせをしていくように指示をしておるところでございますし、残土の土量の計算等についても、今公的機関のほうにお願いをして、しっかりと測量をし直して、結果的などういう状況が出るのか、しっかりと報告をしていきたいと。先ほども市村議員さんのほうにお話を申し上げましたように、建設常任委員会、そして全員協議会等でこの問題についてもしっかりと説明責任を果たしていきたいなというふうに考えております。数字的な食い違い、あるいは季節感の食い違い等いろいろご指摘をされるところでございますが、それらについてもしっかりと精査をする。人間でございますので、思い違いとかそういうところがあるとすれば、それはしっかりと是正をしていく必要もあるのかなというふうに思いますが、台数等についても、職員も今一生懸命精査をさせていただいて、委員会のほうにご報告をさせていただいておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(相田一良君) 17番、川那子秀雄君。
17番(川那子秀雄君) 市長の気持ちはそういうところだろうと、しかし市長の怠慢なのです、これ。支出負担行為ということで判こ押しているのですから、了解をしたと、そうでしょう。それを今蒸し返されているのですよ。これ私、今、多分傍聴席にも関係者が来ていると思うのですが、議会に報告するときは、適正なものを出していただきたいと、そういうことをこの前協議会で出したのではないですか。写真からいろんなものをね。ところが、委員会を開いて、委員さんもここにおりますが、出てきた書類が違うのですよ。市長言いました、勘違いだって。そんな甘いものではないですよ、これ。支払いをしているのです。決裁をして支払いをしているのです。今市長が言っていました。委員会でその測量士を入れて、土量、きちっと出してもらいたいと、要請をしたのは委員会ですよ。こちらが要請しなければやらないのではまずいのですよ、行政は。疑問を呈されていることは。市長として適正に判断をしてやっているとすれば、指示をしなければいけないのですよ。地方自治法に、先ほどわざわざ私は申し上げたのはそういうことなのです。指揮監督、それが不十分だからこういうことになるのです。これ、いいですか。測量している。足りませんでした。そのときどうしますか。もう支払っているのですよ。これ、公文書も偽造しているのですよ。これ足りなかったときどうしますか、市長。
議長(相田一良君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 現在測量をしっかりやるということでございます。
議長(相田一良君) 17番、川那子秀雄君。
17番(川那子秀雄君) いや、それは委員会の要請でそういうことになったのですよ、市長。これは委員長名でそういうところで土量の、要するに土がどのくらいあったのかということ、それを明確にしてもらいたいと、そのために測量をきちっとやってもらいたいと、これは委員会の要請です。市長が考えたことではないのですよ。私は、言いづらいけれども、こうやって言わなければ、若林部長、4月からの新任ですよね。前部長は建設部長ですよ。全部すべて把握しているのですよ。担当課長でしたから。先ほど市村議員さんがおっしゃったものも、書類を整備したのも現在の建設部長ですよ。応援をしない、前任者で。私は忘れたと、そんなことも言っているのですよ。市長、もう少し行政の組織にきちっと適正に指揮監督をしてください。そうでないとどうしようもないですよ、これ。
 私言いますけれども、測量して、しますと言っています。もちろんまだやっていません。出てきて、間違いがあった。例えばこの前一般通告でも言いました。大塚議員も1万幾ら足りないのではないかと、合わないではないかと、それがはっきり出てきたときは、市長どう責任をとりますかということを申し上げているのです。市長が判こ押して支出しているのですから、それを答えていただきたいというふうに私は申し上げているのです。何も難しいことではありませんよ。
 私は、この前も関係者のところへ行って、現場の、ここにいますから言いづらいですが、いいですか、高久ストックヤードの重機、大和土建でやったのではないのですよ。大泉でやったのですよ。一日一日代理人がついているわけではないでしょうが、難しいことではないですから。しかし、契約相手先の、大和土建の人間がオペをやっていれば、ダンプ何台出たかというのはチェックできるのですよ。それもやっていない。友部のところへ持っていったやつは、何台持っていたのかもわからない。何のあれもない。そういうことなのです。大泉に運搬した。その台数も訂正して来たのですよ、委員会で。どうなのですか、これ。私の説明では、説明しなければいけないですか。7,000立米とか不足してくるのですよ。だから、本当は少なかったら、お金払ってもらっているのですから、これ詐欺行為になりますよ、詐欺行為。そういう問題にも発展するのです。公文書偽造。協議会で出してきたものと委員会で出してきたものが違ってくるなんていうこと、これは明らかに、我々に提示するのは公文書です。市長、答えてください。なかったときはどうしますか。
議長(相田一良君) 中田市長。
市長(中田 裕君) そういう問題について、私は答弁する必要ないと思っております。測量結果も出ていないときに、なかったらどうするのだというような問題に対しては、私は否定をさせていただきます。
議長(相田一良君) 17番、川那子秀雄君。
17番(川那子秀雄君) 市長、わからないのかな。お金は支出しているのですよ、その書類で。それが変わってきた、変わっているのですよ。市長として認めたのです、それは。支出したということは。問題になって、土量は一体幾らあったのだと、測量し直してくれと。それで、なかったときはどうするのですかということを申し上げているわけで、答える必要がないなんていうことはないでしょう。あなたは責任者なのですよ。契約で判こ押しているのですよ。金は払ってしまったのです。では、契約相手先に賠償するように求めるほかないでしょう。一般の税金から払ったのですから、戻してもらいたいと、これは事件になりますよ、市長。こんな行政を適正な行政をやっていますなんて、胸を張って言えますか。やっているという、それは市長の見解、私ら調べてやっていない。しかし、行政側から出てきた書類が前回と今回違っている。そんなばかな話ないですよ。市長、もう一回答えてください。違っていたらどうするのですか。支払っていたものと実際に計算し直したときに違っていたらどうするのですかということをお伺いしているわけです。
議長(相田一良君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 上下水道部、誠心誠意一生懸命仕事をしております。私は、その士気を高め、適正に対応していくという指導は真剣にやらせていただいております。今回も部長を初め担当課長のほうにもしっかりと精査をして、しっかりと対応して、説明責任を果たしていこうというようなお話をさせていただいております。
 土量のある、ないという問題につきまして、測量のほうでしっかりとやっていただけるかなというふうな思いを持っております。
 以上でございます。
議長(相田一良君) 17番、川那子秀雄君。
17番(川那子秀雄君) 市長は、どうしても違っていたと、その場合にどうするのだということを答えたくないですよね。間違いを認めることになりますから、今この場で。しかし、前次長で課長が建設部長、今若林部長、どうも何だか、書類が適正で、どれが適正だかわからないのですよ。市長もわかっていますか。わかったって払ったのでしょう。判を押すということは、契約に基づいてやっているわけでしょう。それがこう指示しますよでは困るのですよね。議会に対する答えではないです。でも、市長はあくまでも、これ違っていたら責任とらなくてはならないですからね。公文書偽造になりますよ。そうなりますよ。ちゃんと書類出ているのですから。その上で払っているのですから。裏にいる方にもよく聞いていただいているでしょうが、もし現物がなくて土を運んだとしたら、これは詐欺ですからね。書類も全部出してきたのですよ。これだけやりましたと。だけれども、今度は違う文書もまた出してきた。いいですか、これ。傍聴に来ていますから、はっきり言っておきますが、ダンプの積載量、大型10トン、例えばここに出してきているのですが、どうも、ここにはないか。比重を付す、いいですか、土砂というのは、砕石類、1.6ですよ。私、合材やっていますから、合材の場合は2.3、比重、積載、計算はね。何かこの前委員会へ出してきたのは、1.06ということを出してきたのですよ。1.06というのは何ですか。比重というのはわかりますよね。比重というのはどういうものかと。1.0は水ですよ、水。水が1です。1.06で換算してきたのですよ。ということはダンプで水みたいなものを運んだということになっているのです。書類出してきたのは。1.6で計算しなければだめなのですよ。もうちょっとあれとしても、粘土質があったから、では1.3とかね。13立米積んでいったというのがあるのです。そのダンプの荷台から1メーター50ぐらい積まなければ運べないのです。到底考えられない資料を出してきているのです。本当に担当者、建設部長、あなたは前任者ですから、知らないなんて言わないで手伝ってあげなさいよ。知らん顔して、かわいそうではないですか。前任者が一番知っているのです。ありもしないことをまた出してきたのです。市長、よく聞いて、指揮監督する立場はあるのですから、よく詳細聞いてですよ、支払いをしたわけですから、やってくださいよ。銭は、市長がたびたび言っているように、財政難ですよ。そのときに不正な金は支出してはならないのですよ、あなたは。あなたが判こ押した責任ですから、全部を知れということは言いません。しかし、それは当然のことなのですよ。えらい大枚はたいたのですから、まだこれから委員会として調べていかなければならないだろうと思いますがね。やっぱり市長、適正な行政の運営というのは、議会から指摘されれば、それはきちんと指示して、自分なりに頭に入れる必要があるのではないですか。まあ、いいです。市長が言いたくないからね。笑っているどころではないよ。あなたが笑えることか。でかい声を上げなければわからないの。違っていたらどうするのですかという答えも出せないくせに。あなたが判こを押して出したのですよ、支払い。違っていたらあなたは責任問題ですよ、いいですね。それは了解しておいてください。
 これで終わります。
議長(相田一良君) これで川那子秀雄君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午後 零時05分)

          再 開  (午後 1時30分)
議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

    議案第70号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 日程第2、議案第70号 桜川市加工施設の設置及び管理に関する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 横田経済部長。
          〔経済部長(横田 一君)登壇〕
経済部長(横田 一君) 1ページをお願いいたします。議案第70号 桜川市加工施設の設置及び管理に関する条例につきましてご説明を申し上げます。
 2ページをお願いいたします。桜川市加工施設につきましては、平成12年度からユズジャム等の加工施設として利用されている施設でございます。今回のご提案は、本施設につきまして指定管理者制度を導入すべく、条例の全部改正をするものでございます。
 それでは、条文の説明を申し上げます。第1条は、地方自治法の定めによる公の施設の設置及び管理に関する事項でございます。
 第2条は、名称及び位置を定めており、名称は、桜川市加工施設、位置は、桜川市本木1539番地でございます。
 第3条は、地方自治法に基づき指定管理者に管理を行わせる条項でございます。
 第4条は、指定管理者の行う業務を規定したものでございます。
 第5条は、利用時間を規定したもので、原則午前9時から午後10時までとしております。
 第6条は、利用者の許可に関する条項で、市内に住所を有する者、あるいは団体と規定しております。第2項で、利用者は、利用に当たっては、あらかじめ許可を受けることといたしております。
 3ページをお願いいたします。第7条は、利用の不許可の基準を定めたものでございます。1号から4号まで市の直接利用の場合、公の秩序を乱したり、施設の損傷、滅失のおそれがあるとき等は、許可をしないことといたしております。
 第8条は、権利譲渡等の禁止条項で、利用の許可を受けた者が目的外利用とその利用権を譲渡または転貸してはならないと定めたものでございます。
 第9条は、利用の許可の取り消し等を規定したもので、第1号では、第7条の利用の不許可に該当する場合、第2号では、第6条第3項により付された条件に違反した場合、第3号では、条例及び規則に違反した場合でございます。
 第10条は、第1項で、指定管理者が利用料金は収受できるものと定め、第2項では料金の額について定めたものでございます。
 第11条は、利用料金の減免の規定で、その要件は規則で定めることとなります。
 第12条は、利用料金の還付に関する規定で、利用料金は、第10条第3項により、許可を受けた際支払うこととなっており、原則還付はいたしません。ただし書きでは、支払い後、利用するまでの間に、災害等の利用者の責めによらないもの等については、還付することを定めたものでございます。
 第13条は、原状回復等について、自己の費用をもって原状に復することを規定しております。
 4ページをお願いいたします。第14条は、損害賠償等についての規定で、利用者に起因する施設の損傷、あるいは滅失に対する原状復旧、または損害賠償の賠償を定めたものでございます。
 第15条は、委任条項で、この条例の施行について必要な事項は、規則で定めることといたしております。
 附則として、施行日を平成23年4月1日とするものでございます。
 以上でございます。
議長(相田一良君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) ないようですので、討論を終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。

    議案第71号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第3、議案第71号 工事請負契約の締結の議決事項の変更についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 山田総務部長。
          〔総務部長(山田澄男君)登壇〕
総務部長(山田澄男君) 6ページをお開き願います。
 議案71号 工事請負契約の締結の議決事項の変更についてご説明いたします。平成22年7月27日議会の議決を経た平成21年度繰り越し桜川市地域情報通信基盤整備事業光ファイバー網布設工事の一部を変更したいので、地方自治法第96条第1項第5号及び桜川市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得に関する条例第2条の規定に基づき、請負変更契約を締結するため議会の議決を求めるものでございます。
 記といたしまして、1、契約の目的、2、契約の方法、4、契約の相手方には変更はございません。
 3、契約金額でございますが、1,107万7,500円を減額して、3億1,809万7,500円を3億702万円とするものでございます。
 内容をご審議の上、承認くださいますようよろしくお願いいたします。
 以上でございます。
議長(相田一良君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) ないようですので、討論を終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。

    議案第72号〜議案第75号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第4、議案第72号 桜川市真壁特産品直売所の指定管理者の指定についてから、日程第7、議案第75号 桜川市真壁野外趣味活動施設の指定管理者の指定についてまで4議案を一括議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 横田経済部長。
          〔経済部長(横田 一君)登壇〕
経済部長(横田 一君) 議案第72号から議案第75号まで、一括してご説明を申し上げます。
 7ページをお願いいたします。議案第72号 指定管理者の指定についてご説明を申し上げます。本議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
 なお、この施設の指定管理者につきましては、真壁町直売組合が平成18年9月1日から平成23年3月31日までの指定を受け、現在管理運営を行っており、引き続き5年間の指定をしようとするものでございます。
 1、管理を行わせる公の施設の名称、桜川市真壁特産品直売所。2、指定管理者となる団体の名称、真壁町直売組合。3、指定の期間、平成23年4月1日から平成28年3月31日まで。
 8ページをお願いいたします。議案第73号 指定管理者の指定についてご説明を申し上げます。本議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
 なお、この施設の指定管理者につきましては、第114区白井が平成18年9月1日から平成23年3月31日までの指定を受け、現在管理運営を行っており、引き続き5年間の指定をしようとするものでございます。
 1、管理を行わせる公の施設の名称、桜川市真壁農村交流センター。2、指定管理者となる団体の名称、第114区白井。3、指定の期間、平成23年4月1日から平成28年3月31日まで。
 9ページをお願いいたします。議案第74号 指定管理者の指定についてご説明を申し上げます。本議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
 この施設の指定管理者につきましては、第104区酒寄が平成18年9月1日から平成23年3月31日までの指定を受け、現在管理運営を行っており、引き続き5年間の指定をしようとするものでございます。
 1、管理を行わせる公の施設の名称、桜川市真壁コミュニティセンター。2、指定管理者となる団体の名称、第104区酒寄。3、指定の期間、平成23年4月1日から平成28年3月31日まで。
 10ページをお願いいたします。議案第75号 指定管理者の指定についてご説明を申し上げます。本議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
 この施設の指定管理者につきましては、有限会社島田造園土木が平成20年4月1日から平成23年3月31日までの指定を受け、現在管理運営を行っており、引き続き3年間の指定をしようとするものでございます。
 1、管理を行わせる公の施設の名称、桜川市真壁野外趣味活動施設。2、指定管理者となる団体の名称、有限会社島田造園土木。3、指定の期間、平成23年4月1日から平成26年3月31日まで。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(相田一良君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質疑ないようでございますので、質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論もないようですので、討論を終わります。
 お諮りいたします。議案第72号を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第72号 桜川市真壁特産品直売所の指定管理者の指定については、原案のとおり可決されました。
 続いて、議案第73号を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第73号 桜川市真壁農村交流センターの指定管理者の指定については、原案のとおり可決されました。
 続いて、議案第74号を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第74号 桜川市真壁コミュニティセンターの指定管理者の指定については、原案のとおり可決されました。
 続いて、議案第75号を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第75号 桜川市真壁野外趣味活動施設の指定管理者の指定については、原案のとおり可決されました。

    議案第76号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第8、議案第76号 筑西広域市町村圏事務組合規約の変更についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 飯嶌市長公室長。
          〔市長公室長(飯嶌洋一君)登壇〕
市長公室長(飯嶌洋一君) 議案第76号 筑西広域市町村圏事務組合規約の変更についてご説明を申し上げます。
 地方自治法第286条第1項の規定により、筑西広域市町村圏事務組合規約を別紙のとおり変更することについて、関係市と協議するため、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 次ページをお願いいたします。今回の筑西広域市町村圏事務組合の規約変更につきましては、老人福祉センター及び老人休養ホームの複合施設である福祉センターあまびきを平成22年度をもって施設を廃止するため変更するものでございまして、第3条の表、共同処理する事務の欄中第8項、老人福祉センターに関すること及び第9項、老人休養ホームに関することを削除するものでございます。
 附則といたしまして、この規約は平成23年4月1日から施行するものでございます。
 以上でございます。
議長(相田一良君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。

    議案第77号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第9、議案第77号 筑西広域市町村圏事務組合規約の変更に伴う財産処分についてを議題とします。
 提案理由の説明を願います。
 飯嶌市長公室長。
          〔市長公室長(飯嶌洋一君)登壇〕
市長公室長(飯嶌洋一君) 議案第77号 筑西広域市町村圏事務組合規約の変更に伴う財産処分について。
 今般の筑西広域市町村圏事務組合規約改正に伴い、地方自治法第289条の規定に基づき当該施設である福祉センターあまびきの財産処分を関係市と協議するため、地方自治法第290条の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。
 14ページをお願いいたします。財産処分に関する協議書でございます。建物につきましては、筑西広域老人福祉センター及び筑西広域老人休養ホーム並びに屋外トイレを筑西広域市町村圏事務組合で解体撤去するものであります。また、附帯する建物で、レストランにつきましては、鑑定士が算出した適正価格で売却するものでございます。
 なお、物品につきましては、マイクロバス2台を売却することとなっております。
 以上でございます。
議長(相田一良君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 21番、上野征一君。
21番(上野征一君) 前回協議会に出られなかったので、協議会の席で説明はあったものだと思いますけれども、申しわけございませんが、ちょっとこの、今の(1)番の解体撤去する建物の件についてお伺いしたいのですけれども、かなりのボリュームがある建物ですし、解体費用もかなり高額になるかと思います。ですので、その解体費用だけ今この組合に予算があるのかどうなのかということ、新たな市からの負担はなく済むのかどうか、その辺お聞かせ願います。
議長(相田一良君) 飯嶌市長公室長。
市長公室長(飯嶌洋一君) 解体費用、それから新たに市から負担があるのかということでございますが、解体費用につきましては、23年度の筑西広域組合の予算に計上をするということで予定がされております。また、解体費用等につきましては、現在の関係市の負担割合によりまして負担をするということでお聞きをしております。
 以上でございます。
議長(相田一良君) ほかにはございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質疑ないようですので、終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。

    議案第78号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第10、議案第78号 平成22年度桜川市一般会計補正予算(第4号)を議題とします。
 提案理由の説明を願います。
 山田総務部長。
          〔総務部長(山田澄男君)登壇〕
総務部長(山田澄男君) 議案第78号 平成22年度桜川市一般会計補正予算(第4号)について概要をご説明いたします。
 15ページをお開き願います。既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ1億4,929万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ167億8,048万円とするものでございます。
 事項別明細書により歳入についてご説明いたします。20ページをお開き願います。第10款地方交付税、1項1目地方交付税で4,147万5,000円を増額しております。普通交付税の増額でございます。
 第12款分担金及び負担金、1項1目農林業費分担金で、13万1,000円を増額しております。これは、下泉地区の排水路整備、上小幡地区の用水路整備に伴う受益者分担金でございます。
 第14款国庫支出金、1項1目民生費国庫負担金で5,312万2,000円を増額しております。特別障害者手当等給付費負担金132万5,000円、生活保護費負担金3,596万2,000円及び子ども手当負担金1,542万3,000円等でございます。
 同じく2項2目民生費国庫補助金で152万7,000円を減額しております。住宅手当緊急特別措置事業補助金が県の補助金に組み替えになったことが主な減の理由でございます。
 第15款県支出金、1項1目民生費県負担金で224万4,000円を増額しております。障害者の療養介護医療費と子ども手当の歳出増に伴いまして、県負担金の増額でございます。
 次に、2項1目総務費県補助金で62万4,000円を増額しております。消費者行政活性化基金事業費補助金の追加交付に伴う増額でございます。
 21ページをお開き願います。同じく2目民生費県補助金で1,134万9,000円を増額しております。これは医療福祉費補助金前年度精算分で554万6,000円を増額、県の安心子ども支援事業補助金の創設により273万6,000円を増額、住宅手当緊急特別措置事業補助金で306万7,000円を増額するものでございます。
 次に、3項6目教育費県委託金で58万4,000円を減額しております。県の理科支援員等配置事業の縮減に伴う県委託金の減額でございます。
 第19款繰越金、1項1目繰越金で3,972万8,000円を増額しております。前年度繰越金でございます。
 第20款諸収入、4項4目雑入で273万6,000円を増額しております。これは、生活保護費返還金が当初見込みより増になったことと、市設置による地域情報通信基盤光ファイバー網整備の運用開始、平成23年2月予定に伴いまして、NTTからの光ファイバー網貸付料収入193万7,000円を計上したことによるものでございます。
 22ページをお開き願います。続きまして、歳出の主なものについてご説明いたします。第1款議会費、1項1目議会費で1,026万1,000円を減額しております。これは議員定数の減に伴いまして報酬、手当、共済費の減額でございます。
 第2款総務費、1項1目一般管理費で120万円を増額しております。これは市長の懇親会及び結婚式への出席のための公用車使用につきましての損害賠償請求にかかわる弁護士成功報償金でございます。
 同じく14目シトラス管理費で13万円を増額しております。シトラスの利用増による燃料費の増でございます。
 23ページをお開き願います。次に、2項2目賦課徴収費で105万6,000円を増額しております。これは税務署と市町村の間で所得税確定申告のデータ連携システムが平成23年1月から開始されるのに伴いまして、システムの導入管理委託料を計上するものでございます。
 第3款民生費、1項1目社会福祉総務費で147万7,000円を増額しております。これは失業者等の増加により、県の緊急雇用創出事業に基づく住宅手当緊急特別措置事業補助金133万3,000円を増額することが主な理由でございます。
 同じく3目障害者福祉費で1,046万6,000円を増額しております。主な増の理由といたしましては、24ページに移りまして、訪問入浴サービス事業の新設と特別障害者手当等の対象者増により、手当額等が増額となったことと、そして障害者自立支援給付費国庫負担金の精算に伴いまして、国庫支出金等過年度分返還金659万3,000円を計上するものでございます。
 次に、2項2目児童措置費で2,062万2,000円を増額しております。これは県の安心子ども支援事業の創設に伴いまして、新型インフルエンザ感染予防の備品等の購入のため、市内の3つの民間保育所に対して安心子ども支援事業補助金112万2,000円を計上したことと、子ども手当につきまして児童手当の所得制限等により予算計上されなかった分の手当費1,950万円を増額するものでございます。
 同じく4目放課後児童対策費で3万円を増額しております。県の安心子ども支援事業の創設に伴いまして、学童保育の指導員に対する研修の講師謝礼でございます。
 25ページをお開き願います。同じく5目保育所費で172万7,000円を増額しております。県の安心子ども支援事業により、岩瀬保育所ほか3カ所の市立保育所におきまして、新型インフルエンザ感染予防の備品購入費153万7,000円等を計上するものでございます。
 次に、3項2目扶助費で4,874万9,000円を増額しております。生活保護世帯が増加したことによる増額でございます。
 第4款衛生費1項1目保健衛生総務費で3,198万9,000円を増額しております。
 26ページに移りまして、公立病院についての普通交付税の増額に伴いまして、県西総合病院の交付税算入交付金を増額するものでございます。
 同じく3目環境衛生費で1,417万8,000円を増額しております。これは国の繰出金基準の変更に基づき、一般会計から水道事業会計に対する繰り出し基準額、高料金対策繰り出し基準額が増額となったため、補助金繰出額を増額するものでございます。
 第6款農林水産業費、1項2目農業総務費で62万1,000円を増額しております。これは職員の長期療養休暇等に伴い臨時職員を雇用するための賃金でございます。
 同じく5目農地費で591万円を増額しております。これは下泉地区の排水路整備、上小幡地区の用水路整備、岩瀬土地改良区内5カ所の老朽化した道路横断管の補修工事にかかわる経費535万円等を計上しております。
 27ページをお開き願います。第8款土木費、4項2目公園費で6万円の増額、次の3目駐車場費で11万円を増額しております。これらは岩瀬駅前広場等の電気料及び水道料の増額でございます。供用開始1年目のため、上半期実績に合わせて補正するものでございます。
 第10款教育費、1項4目給食センター費で49万2,000円を増額しております。これは南学校給食センターでの洗浄室のシャッター及び洗浄機モーターの故障に伴う修繕料の計上でございます。
 同じく5目理科支援員等配置事業費で17万4,000円を減額しております。県の委託事業であります理科支援員等配置事業の縮減に伴いましての報償費等の減額でございます。
 28ページをお開き願います。2項1目小学校学校管理費で1,385万7,000円を増額しております。市内4小学校の屋内体育館の耐震補強工事実施設計委託料1,291万7,000円と、南飯田小借地の土地購入費94万円を計上いたしております。
 次に、3項1目中学校学校管理費で861万円を増額しております。東中学校屋内体育館の耐震補強工事及び大規模改修工事の実施設計委託料を計上しております。
 29ページをお開き願います。4項1目幼稚園費で155万1,000円を減額しております。大和幼稚園におきまして、職員の定期異動に伴い嘱託職員を一般非常勤職員に変更したことに伴う減額と、テントの修繕費の計上が主な理由でございます。
 以上、内容をご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願い申し上げます。
 以上でございます。
議長(相田一良君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論もないようですので、討論を終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。

    議案第79号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第11、議案第79号 平成22年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 若林上下水道部長。
          〔上下水道部長(若林鉄郎君)登壇〕
上下水道部長(若林鉄郎君) 30ページをお開き願います。議案第79号 平成22年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。
 歳入歳出予算の補正でありますが、第1条で、既定の歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ664万9,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ4億2,955万8,000円とするものでございます。
 続きまして、事項別明細書でご説明いたしますので、33ページをお開き願います。歳入でありますが、第7款1項1目の繰越金を664万9,000円の増といたしております。
 次に、歳出についてご説明いたしますので、36ページをお開き願います。第1款1項1目農業集落排水施設管理費を664万9,000円の増といたしております。この内容でございますが、15節の工事請負費427万4,000円、これは南飯田地区処理場回分槽曝気攪拌機修繕工事費であります。また、27節の公課費、消費税237万5,000円を増額補正するものでございます。
 以上で説明を終わります。
議長(相田一良君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論もないようですので、討論を終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。

    議案第80号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第12、議案第80号 平成22年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 麻尾保健福祉部長。
          〔保健福祉部長(麻尾 優君)登壇〕
保健福祉部長(麻尾 優君) それでは、37ページをお開き願いたいと思います。
 議案第80号 平成22年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第2号)について説明申し上げます。第1条で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ469万2,000円を追加して、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ33億4,396万7,000円と定めるものであります。
 それでは、歳入歳出について事項別明細により説明させていただきますので、42ページをお願いしたいと思います。
 歳入でありますが、第3款2項5目施設整備事業補助金の補正額469万2,000円で、これは消防法改正に伴う既存のグループホームにおけるスプリンクラー整備の交付金であります。
 次に、歳出について説明申し上げますので、43ページをお願いしたいと思います。第1款1目一般管理費、補正額469万2,000円は、19節負担金補助及び交付金で、地域介護福祉空間整備等施設整備補助金で、先ほど歳入で説明したもので、消防法の改正により小規模福祉施設のスプリンクラー設置が義務化されたため、未整備施設に対して国が補助するもので、既存のグループホームにおけるスプリンクラー整備に対する補助金であります。
 以上でございます。
議長(相田一良君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。

    議案第81号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第13、議案第81号 平成22年度桜川市水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 若林上下水道部長。
          〔上下水道部長(若林鉄郎君)登壇〕
上下水道部長(若林鉄郎君) 議案第81号 平成22年度桜川市水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
 44ページをお開き願います。今回の補正ですが、第2条で、3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するもので、収入につきましては、1款2項営業外収益の既決予定額に1,968万5,000円増額補正し、支出におきましては、第1款1項営業費用の既決予定額に1,350万8,000円を増額補正するものでございます。
 詳細につきましては、補正予算明細書によりご説明申し上げますので、48ページをお開き願います。
 収益的収入及び支出における収入でございますが、第1款2項2目他会計補助金1,417万8,000円は、高料金対策費の増額分でございます。これは資本単価の基準値が172円から167円に引き下げられたためてございます。
 3目雑収益550万7,000円につきましては、7月24、25日に発生した落雷被害に対し支払われる水道機械設備損害保険金でございます。
 次に、支出でございますが、第1款1項2目の配水及び給水費の1,350万8,000円につきましては、漏水復旧工事費800万円と、岩瀬管理センター監視設備が落雷故障したときの修理費550万8,000円の増額分でございます。
 以上で説明を終わります。
議長(相田一良君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。

    議長報告第1号の委員長報告
議長(相田一良君) 日程第14、議長報告第1号、付託された案件について、委員長より報告求めます。
 要請第9号 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加反対に関する緊急要請書について、建設経済常任委員長の川那子秀雄君、登壇の上報告願います。
          〔建設経済常任委員長(川那子秀雄君)登壇〕
建設経済常任委員長(川那子秀雄君) 建設経済常任委員会審査報告書。
 建設経済常任委員会の審査の結果並びに審査の経過概要について、桜川市市議会会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託されました案件は、請願第1号のTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の加入に反対する請願について及び要請第9号 TPP交渉参加反対に関する緊急要請書についてであります。
 請願第1号については、結城市山川新宿1222番地1、茨城県西農民センター会長北嶋誠より提出された請願であります。また、要請第9号については、筑西市岡芹2222番地、北つくば農業協同組合代表理事組合長加倉井豊邦より提出された要請書であります。
 本委員会は、12月15日午前10時から建設経済常任委員会室において、全委員出席のもとに、建設部長、経済部長、上下水道部長及び関係課長の出席を求め、書記4名を任命し、付託された案件について詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、請願第1号及び要請第9号については、趣旨が同じであることから、要請第9号を全員一致で採択することに決しました。
 以上が付託された案件に対する建設経済常任委員会の審査の経過及び結果であります。
 その他としまして、付託案件ではありませんが、高久ストックヤードの残土処理の件について審議した結果、後日現地確認及び測量を実施し、搬出土量の把握をすることに決しました。
  平成22年12月17日
                            建設経済常任委員長  川那子秀雄
  桜川市議会議長  相田 一良 様
 以上です。
議長(相田一良君) これより質疑を行います。
 4番、菊池伸浩君。
4番(菊池伸浩君) 後段の高久ストックヤードの測量の件について質問します。
 1つは、だれが測量するのか。市役所職員なのか、それとも外部の測量士を頼むのか。
 それから、2つ目は、いつごろか。年内か年明けか。
 それから、3つ目は、立ち会いはだれがするのか。建設経済常任委員会全員でやるのか、それとも違うのか。また、私らも参加をしたいのですが、一般議員も参加できるのかどうか。3点質問いたします。
議長(相田一良君) 済みません。ただいまの質問は、付託されて、高久ストックヤードの件なのですけれども、これは既に決しましたので、この件に関しては答弁は差し控えさせてもらいます。
          〔「内容について質問してるんだよ。決定したから」の声あり〕
議長(相田一良君) 内容ね。
 建設経済委員長、川那子秀雄君。
建設経済常任委員長(川那子秀雄君) 執行部のほうに確認をいたしましたところ、上下水道部長のほうより、測量につきましては来週の月曜日でしょうか、技術公社に依頼をして実施するということでございます。
 それから、測量につきましては、立ち会いですか、今質問のあった件につきましては、私と仁平副委員長が出席することになっていますが、これはあくまでもまだ建設経済常任委員会でその立ち会いをするとか、そういうことは決定しておりません。ですから、測量でございますから、その立ち会いを求められているということでありますから、私と副委員長だけでよろしいのではないかと、今の段階ではそのように考えております。
 以上です。
          〔「あといつごろか、年内か年明けか」の声あり〕
建設経済常任委員長(川那子秀雄君) ただいま答弁したように、来週の月曜日、19日になりますか、20日。20日でよろしいですか。技術公社、筑西市にある技術公社に来ていただいてやる予定でおります。
議長(相田一良君) ほかにありませんか。
 では、21番、上野征一君。
21番(上野征一君) その測量の立ち会い、技術公社にお願いするということですけれども、また技術公社にお願いしまして、量が多いの少ないのということになると、また尾を引くと思いますので、せっかく技術公社にお願いするのであれば、3常任委員会合同で立ち会いしてというような形のほうがよろしいのではないでしょうかね。
議長(相田一良君) その辺はどうですか。
 川那子委員長。
建設経済常任委員長(川那子秀雄君) それは、測量ですから、それをただ見ているということになりますので、どうなのでしょう。それは私のほうで答えは出せませんね。
          〔「立ち会いたい人は立ち会っていいのではないか」の声あり〕
建設経済常任委員長(川那子秀雄君) ただいま増田委員のほうから、出席したい方がいれば出席をしてもいいのではないかというような意見が雑談ですが、ありましたが、そういうことでよろしいのかどうか、上下水道部長、そういう形はいかがですか。打ち合わせはいたしておりませんが……。
議長(相田一良君) 若林上下水道部長。
上下水道部長(若林鉄郎君) 月曜日の高久ストックヤードの測量の件でございますが、特に立ち会っていただいても問題はございません。
議長(相田一良君) 上野征一君。
21番(上野征一君) 高久ストックヤードだけではなくして、その搬出したところ、運んだところへそれだけ確かに持っていったのか、持っていかないのかということ、その辺の確認はいつどのようにするつもりなのですか。
議長(相田一良君) 若林上下水道部長。
          〔「それはおれだっぺ」の声あり〕
議長(相田一良君) 済みません。
 川那子建設経済委員長。
建設経済常任委員長(川那子秀雄君) 既に協議会等でも担当部のほうから書類等は提出されているはずです。これは確かに協議会で出ておりますから、ですからどこへ搬出したといっても、その報告書以外に、私もそう言われても答えようがありません。ただ、先ほど言いましたように、搬出した台数が違うということだけは、きょうの質問でしたわけです。どこへ持っていったかというと、報告を受けたものだけしか私は答えられないのですが、それでよろしいでしょうか。
議長(相田一良君) 上野議員。
21番(上野征一君) 確かに高久の残土処分したのを早く処分して地主に返したほうがいいだろうというときには、私も当時の建設経済委員の一人でしたし、話も持ち上がったこと、私委員長だったかな、現場も見てありますし、ですからあそこにどれだけの高さで、何平米の土地に、残土の山になっていたから何立米というのは、高さもはかってあれば、面積はかれば出ると思いますけれども、1万立米からの土が行方不明になっているというようなことが強く言われていますので、高久ストックヤードの土をそれははかるのももちろんこれはやらなければならないことでしょうけれども、どこへどれだけ持っていったかということをやらないことには、その1万立米云々ということが答えが出てこないのではないかと思いますけれども、その辺どうでしょう。
議長(相田一良君) 川那子委員長。
建設経済常任委員長(川那子秀雄君) いや、それは報告書に出ているとおりでしょう。友部、西友部地区、あとは青柳、最初に青柳地区、ローソンの東側、それから友部の開発公社のところと増渕さんという地権者のところに運んだと、それが1万何立米ということで、それからあとは大泉砕石のところに積み置きしていただいたという報告ですから、請負をした業者さんと下請をした業者さんしか、あと役所だけしかわかりませんので、私が答えるべきことではないのだと思うのですが、そういうことでご理解をいただきたいです。
議長(相田一良君) 15番、高田議員。
15番(高田重雄君) 念のためにお聞きしたいのですが、これは全員、建設経済常任委員会の全員の一致でこういうことになったのかだけ、それだけお聞きしたいと思います。全員一致なのか、反対がいたのか。結局、疑わしいからもう一回はかれということだと思うのですが、そういうことを常任委員会が全員で疑わしいと思ったのか、これやれということはそうでしょう、疑わしいからやらせるわけですから、もう一回はかるわけですからね。だから、全員なのか、多数決でぎりぎりなのか、その辺のところだけ委員長にお伺いしたいです。
議長(相田一良君) 川那子委員長。
建設経済常任委員長(川那子秀雄君) 実は議員の1人、中川委員だけは退席ということでいたしました。あとは委員の方で、測量するという方向で残った委員さんには了解をいただいたということでございます。
議長(相田一良君) 高田議員。
15番(高田重雄君) 今回のこれ委員会ですね、審議していただくのはTPPの問題であって、なぜここでまた高久のストックヤードが出てくるのか。それをなぜ委員会でやってしまっていいのか、それも私わからないのですけれども、だって審議はTPPに対しての審議をしてほしいという委員会に出したのでしょう、これ、議長。なぜ急に高久ストックヤードの問題を審議して、ここまで結果出さなければいけないのですか。納得していない方は、住民監査しているのでしょう、監査請求出しているのでしょう。議会は通っているのでしょう、これ。それを何で勝手に常任委員会で、TPPの問題なのに高久ストックヤードが委員長、審議して出てくるのですか、お聞きしたいのですが……。
議長(相田一良君) 川那子委員長。
建設経済常任委員長(川那子秀雄君) 監査請求と委員会は関係ありません。
          〔「いいです、それじゃ。TPPの問題言ってください」の声あり〕
建設経済常任委員長(川那子秀雄君) TPPは付託案件です。
          〔「何で高久ストックヤードですか」の声あり〕
建設経済常任委員長(川那子秀雄君) ちょっと誤解をしていると思うのですが、常任委員会というものは、そもそも疑義のある件については、調査する権限が委員会に与えられている。そういうことでご理解をいただきたい。
          〔「さようでございますか。わかりました」の声あり〕
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) ないようですので、質疑を終わります。
 討論ありますか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論もないようですので、討論なしと認めます。
 お諮りいたします。要請第9号 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加反対に関する緊急要請書については、委員長の報告のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、要請第9号 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加反対に関する緊急要請書は、委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。
 次に、請願第1号 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の加入に反対する請願について申し上げます。既に同じ内容の要請書が採択されておりますので、請願第1号 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の加入に反対する請願は採択されたものとみなします。

    議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
議長(相田一良君) 日程第15、委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。
 議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。
 お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。

    日程の追加
議長(相田一良君) ただいま川那子秀雄君から、議員提出議案第9号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加に関する意見書が提出されました。
 ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午後 2時28分)

          再 開  (午後 2時40分)
議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 休憩中に開いた議会運営委員会の報告を願います。
 議会運営副委員長、橋本位知朗君。
          〔議会運営副委員長(橋本位知朗君)登壇〕
議会運営副委員長(橋本位知朗君) 議会運営委員長が欠席のため、かわって副委員長の私が報告いたします。
 先ほど議会運営委員会の審議の結果、議員提出議案第9号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加に関する意見書につきましては、追加日程第1として直ちに日程に追加し、審議、採決することに決定いたしましたので、ここに報告をいたします。
議長(相田一良君) お諮りいたします。
 ただいま議会運営副委員長から報告がありましたが、報告のとおりとしてご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認め、議会運営副委員長の報告のとおりといたします。
 追加日程並びに議案を配付いたします。
          〔議案配付〕

    議員提出議案第9号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 追加日程第1、議員提出議案第9号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加に関する意見書を議題とします。
 提出者である川那子秀雄君、提案理由の説明を願います。
          〔17番(川那子秀雄君)登壇〕
17番(川那子秀雄君) 議員提出議案第9号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加に関する意見書。
 上記の議案を、別紙のとおり桜川市議会会議規則第14条の規定により提出します。
   平成22年12月17日
                      提出者  桜川市議会議員  川那子秀雄
                      賛成者    同 上    仁平  実
                      賛成者    同 上    塚本  明
                      賛成者    同 上    増田  昇
                      賛成者    同 上    潮田 新正
                      賛成者    同 上    皆川 光吉
                      賛成者    同 上    中川 泰幸
 議案を読まなければいけないのですか。
議長(相田一良君) 省略していただければ……
17番(川那子秀雄君) 議案については配付されたとおりでございます。
 ひとつ読んでいただいて、よろしくお願いいたします。
 以上です。
議長(相田一良君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。
 建設経済常任委員会以外の方の質疑をお願いします。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質疑ないようです。質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論なしと認めます。討論を終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議員提出議案第9号は原案のとおり可決されました。

    執行部あいさつ
議長(相田一良君) ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) 平成22年第4回桜川市議会定例会の閉会に当たり、御礼を兼ねまして一言ごあいさつを申し上げます。
 本定例会は、12月14日より17日までの4日間の会期で開催され、議員各位におかれましては、慎重なるご審議を賜り、心から感謝申し上げる次第であります。
 皆様のご理解とご協力により条例の制定、平成22年度一般会計並びに2特別会計、水道事業会計の補正予算など、ご提案いたしました12案件につきまして原案のとおり可決をいただきました。厚く御礼申し上げます。
 早いもので私が市長に就任して6度目の新春を迎えようとしております。この間皆様のご指導とご協力をいただきながら、「あなたが主役のまちづくり」を基本理念に、顔の見える市政、市民の声を聞く市政を推進してまいりました。今後も市民の皆様の協働により、まちづくりにはなお一層努力してまいりますので、議員各位におかれましてはご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。
 ありがとうございました。

    閉会の宣告
議長(相田一良君) 今定例会に付議された案件はすべて議了いたしました。
 以上で平成22年第4回桜川市議会定例会を閉会いたします。ご苦労さまでした。
          閉 会  (午後 2時47分)