平成22年第6回桜川市議会臨時会議事日程(第1号)
                         平成22年11月26日(金)午後3時開会 日程第 1 会議録署名議員の指名                              日程第 2 会期の決定                                   日程第 3 執行部あいさつ                                 日程第 4 議員提出議案第8号 大和ストックヤード事業の調査特別委員会の設置について    日程第 5 議案第68号 桜川市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例        日程第 6 議案第69号 桜川市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例及び桜              川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例              の一部を改正する条例                       日程第 7 執行部あいさつ                                 出席議員(21名)   1番   萩  原  剛  志  君     2番   鈴  木  裕  一  君   3番   仁  平     実  君     4番   菊  池  伸  浩  君   5番   市  村     香  君     6番   岩  見  正  純  君   7番   小  高  友  徳  君     8番   飯  島  重  男  君   9番   中  川  泰  幸  君    10番   皆  川  光  吉  君  11番   増  田     豊  君    12番   潮  田  新  正  君  13番   相  田  一  良  君    14番   大  塚  秀  喜  君  15番   高  田  重  雄  君    16番   増  田  俊  夫  君  17番   川 那 子  秀  雄  君    18番   橋  本  位 知 朗  君  19番   増  田     昇  君    20番   塚  本     明  君  21番   上  野  征  一  君 欠席議員(1名)  22番   林     悦  子  君 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名    市     長  中 田   裕 君    教  育  長  石 川   稔 君    市 長 公 室 長  飯 嶌 洋 一 君    総 務 部 長  山 田 澄 男 君    市 民 生活部長  永 瀬   昇 君    保 健 福祉部長  麻 尾   優 君    経 済 部 長  横 田   一 君    建 設 部 長  常 盤 恵 一 君    上 下 水道部長  若 林 鉄 郎 君    教 育 次 長  臼 井 典 章 君    会 計 管 理 者  太 田   昭 君 職務のため出席した者の職氏名    議 会 事務局長  笠 倉   貞 君    議会事務局書記  小 嶌   弘 君    議会事務局書記  斎 藤 修 一 君    議会事務局書記  仲 田 浩 司 君

          開 会  (午後 3時00分)
    開会の宣告
議長(相田一良君) 本日の出席議員は21名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、ただいまより平成22年第6回桜川市議会臨時会を開会します。
 地方自治法第121条の規定により、説明のため議長からの出席要請による出席者及び事務局職員は配付したとおりです。

    開議の宣告
議長(相田一良君) これから本日の会議を開きます。

    会議録署名議員の指名
議長(相田一良君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本臨時会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により議長より指名します。
    7番 小 高 友 徳 君
    8番 飯 島 重 男 君
    9番 中 川 泰 幸 君
 以上3名を会議録署名議員に指名します。

    会期の決定
議長(相田一良君) 続いて、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 議会運営委員長より、本臨時会の会期日程等議会の運営に関する事項について、議会運営委員会の協議の結果報告をお願いします。
 議会運営委員長、大塚秀喜君。
          〔議会運営委員長(大塚秀喜君)登壇〕
議会運営委員長(大塚秀喜君) 議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
 円滑な議会運営を図るべく、本日午後1時から議長の出席を得て開催し、審議した結果、次のとおり決定いたしました。
 会期は、本日限りとし、3議案を審議し、採決いたします。
 なお、議員提出議案第8号 大和ストックヤード事業の調査特別委員会の設置についての表決は、起立採決で行うことにいたします。
 以上で報告を終わります。
議長(相田一良君) お諮りします。
 本臨時会の会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおりとしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおり決定いたしました。

    執行部あいさつ
議長(相田一良君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) こんにちは。本日ここに第6回桜川市議会臨時会を開会するに当たり、提出議案の概要説明を兼ねて一言ごあいさつを申し上げます。
 議員各位におかれましては、去る10月13日より29日までの会期に開催されました平成22年第3回桜川市議会定例会におきましては、本会議並びに各常任委員会を通じて慎重なるご審議を賜り、心から感謝申し上げる次第であります。
 それでは、今回ご審議いただく案件につきましてご説明を申し上げます。
 議案第68号 桜川市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例につきましては、公務員の給与水準を民間企業と均衡させることを基本に平成22年の人事院勧告が行われました。それに伴い、地方公務員に対しても給与改定の適切な対処が求められ、人事院勧告に基づいた給与改定を行うため、関係する条例の一部を改正するものでございます。
 議案第69号の桜川市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例及び桜川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例につきましては、人事院勧告に基づいた特別職の給与等の改定を行うため、関係する条例の一部を改正するものでございます。
 以上が本臨時会に提出いたしました議案の概要説明であります。後ほど担当部長より詳細なる説明をいたしますので、何とぞ慎重なるご審議の上、ご議決賜りますよう心からお願い申し上げまして、開会のあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
議長(相田一良君) ここで暫時休憩します。
          休 憩  (午後 3時05分)

          再 開  (午後 3時55分)
議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

    議員提出議案第8号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第4、議員提出議案第8号 大和ストックヤード事業の調査特別委員会の設置についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 川那子秀雄君。
          〔17番(川那子秀雄君)登壇〕
17番(川那子秀雄君) 協議会で大分時間を食いましたが、けんけんごうごうわからないことばかりでございます。ですから、私は今回建設経済常任委員会、10月29日に開催をしたわけです。ところが、実際にその21年度の決算認定でありますから、添付書類だけではなかなか認定しがたい。そういうことで各担当課長に詳細なる21年度の公共工事一覧表を出してくれというふうに依頼をしたわけであります。常任委員会を審議していく中で、公共下水道工事一覧という、こういう用紙をいただいたわけであります。
 そこで、この中で随意契約、いわゆる我々に目に触れない契約であります。いわゆる議会に報告がない契約がされておったわけであります。それが3件、もっと多いわけでありますが、実際に高久ストックヤードの残土処分、これについては早く処分して地主に返したほうがいいよという口火を切ったのは私自身であります。でありますから、そこの残土処分について、どうしても21年の3月末までに返さなければならないということで、随意契約を3件行ったわけであります。1件は、高久ストックヤード残土搬出工事の附帯工事ということで、これは4月1日に随契でやっておりますが、396万9,000円、それから4月から6月までの残土の搬出工事、いわゆる大和土建です、同じく。大和土建の下に大泉砕石というのがありまして、そこへいわゆる運搬をしたと、2,600台、1カ月で運んだと。それが3,969万で、半年たって12月、随契でまた大和土建に1,869万残土処分費ということで随契したわけであります。そうすると大体1社に6,000万ぐらい随意契約をしておるわけであります。その前に、驚くなかれ、入札ということで大和土建が1,314万ですか、入札を落としてやっておるわけです。これは開発公社のいわゆる磯部歯科がある裏のほうの土地に1万立米を運搬処分するということで、競争入札で落としてあるわけであります。その前にほかの業者が青柳のあそこのローソンの東側に8,000立米、高久ストックヤードから持っていっている。そうすると、あの残土処分料だけで7,000万ぐらいかけているのですよ。それ以上。ですから、年間の賃借料が140万だそうです。10年たって1,400万ですよ。20年で2,800万ですよ。その倍にして4,800万で40年借りられるのですよ。ですから、財政のほうも厳しいわけでありますから、やはりそこらのところをよく考慮しながら、この残土処分というのは決定すべきではなかったのかというふうに考えておりますが、我々議会のほうには残念ながらこの随契の報告は全くなかったわけであります。ということは、この決算認定に当たりまして、こういう書類を出してくれという依頼をしなければ、私どもの常任委員会でもわからなかったわけであります。蚊帳の中の出来事であったというふうに考えるわけであります。
 そこで、それからこれはおかしいではないかという話になりまして、常任委員会でけんけんごうごうやりましたけれども、常任委員会だけでは、なかなか調査し得ない。やはりこれは議会の同僚議員に公開をして、特別委員会を設置して、言い方は悪いですが、与党、野党関係なく平らに審議をしていただく。そして、正しいことを見つけ出していただく。不正がなければ不正なくていいわけでありますから、もし不正があったとするならば、えらい問題になるわけであります。
 ですから、ここはやはり1社に4件、合計で7,000万近いお金を使っているのですよ、大和土建という会社に。これは七不思議です。あり得ないです。前代未聞です。ですから、常任委員会で担当者に聞き取り調査をいたしましたところ、何か不明確なところが出てきた。いわゆるこれは市民の負託を受けている我々は調査をする義務があるではないかと、いわゆる議員各位にご理解をいただいて、それを金額が大きいわけでありますから、調査をしていただきたい。そういうことで調査特別委員会、いわゆる百条の設置をご提案を申し上げるものであります。
 以上であります。
議長(相田一良君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 大塚議員。
14番(大塚秀喜君) 先ほど全員協議会でもらった資料で、全部足してみると、8,700万のお金が残土を片づける、ストックヤードをきれいにするのにかかったと、1,360万、大橋工業さんで最初に入札、次、1,310万、大和土建さんで入札、これは8社でやった。その後、400万の附帯工事、3,780万の残土処分工事、1,860万の残土処分代ということで、8,700万あそこを片づけるのに総額で使ったと、その当初の数量が役所で今出てきた資料2万3,613立米、それに対して8,700万かけて運んだ数量が全部足すと3万6,000立米、1万3,000立米近くふえていると、これは今もらった役所の資料、これ明らかにおかしいと思っています。
 提案者に質問をします。私はこれだけの役所でもらった資料だけ見て、おかしい。百条をつくるべきだと、百条に賛成したいと考えておりますが、どうも全協の話し合いの中で、役所は処分した3万6,000立米はこういうふうにあっちこっちに処分したので、ちゃんとやりましたという説明は受けました。それで、こういう難しい、非常に判断の厳しい状況なので、皆さん全協をもっとやるべきだとか、百条ではなくて調べたほうがいいとかという意見も何人か出ていたと思います。これ、これだけのお金、これだけの数量の違い、それで百条という単純に私も考えていたのであれなのですが、百条の要件、ある工事の請負契約に当たって、入札事務に不当、不正があった、あるいは工事の施工に落ち度があって、適正ではなかった。その場合、議会に与えられた権限であるから、必要な場合はためらうことなく適時適正に発動し、事件の真相を徹底究明する気構えだけは持ちたいものであると、議員必携に書いてありますが、さっきの全協でいくと、なかなか判断迷っていらっしゃる人もいると思う。そんな中で、今賛否とるわけですけれども、賛成議員が足らなかったときに、提案者、今後どうしていくのですか、ご答弁願います。
議長(相田一良君) 川那子秀雄君。
17番(川那子秀雄君) ただいまの百条委員会が成立できなかったらどうするかという質問だと思うのですが、私は委員長としてこう考えております。
 それだけのお金が支出されておるわけでありますから、皆さんにご理解を得て賛同していただきたいと。しかし、それがかなわなかったときには、正直言って書類関係、このいきさつ、何人かで調べても刑事告発をしなければいけない、そのように考えております。あるいはまた、きょう裁判所に行ってまいりましたが、会計監査請求をして、行政裁判を提起しなければいけないだろうと思います。しかし、私がきょう初めて行った感じでは、1年ぐらいかかってしまうというふうに行政裁判では考えます。ですから、不正があるかどうか、その書類をきちっと出して、百条委員会で皆さんにご理解をいただきたい。私は理解をしていただきたい。委員長としてそう考えておりますが、もしそれをできなかったときには、私は議会の品位と正義というものにかけて刑事告訴に踏み切る場合も考えたいと、そのように考えています。
 以上です。
議長(相田一良君) 14番、大塚君。
14番(大塚秀喜君) 今の答弁を聞いていますと、刑事告訴、刑事告訴は何か難しいような話も聞いています。否決されれば、多分監査請求で行政訴訟と、そういうふうな流れになるのかなと私は理解をしております。役所で出してきた数量で1万3,000立米違っていると、随契で6,000万からのお金を使ってしまっていると、これは非常にまずいと思います。できたら余計な裁判なんかしたくないですし、議会できちっとした究明をして、きちっとした究明をして結論を出していただければと考えております。頑張ってください。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
 18番。
18番(橋本位知朗君) この案件も大和ストックヤード事業に関する問題点の概略ということで説明を受けました。先月の29日ですか、委員長からこの話を聞きまして、何でこんなことが起きるのだろうということで話を聞きました。その後、やはりこういうどこに問題があるのかなということで、私なりにもいろいろ考えてみました。そして、きょう百条委員会を出すので賛成してもらいたいということで、いろいろな説明も聞きました。
 最初の話からきょうでちょうど20日ぐらいになりますね。その時点で、質問なのですが、どうしてその百条委員会でなくてはだめなのかなと、百条委員会がまずいということではありません。そして、ただいまの説明の中でも不審な点はたくさんあります。というのは、写真に日付も入っていないし、いろんなちょっと私たち素人が見ても、変ではないかなと思うところはたくさんあります。これはただ、そのきょうちょっと30分、1時間あるいは2時間聞いただけでは、8,000万の工事ですから、なかなか私には理解できません。ですから、私の質問は、もう少しその工事とかそういうことがわからない人にもわかるように調べて、そして、ああ、こういう問題が、ここに疑惑があると、だれかがここで何かをしているのではないかということがわかれば、百条でも刑事告発でもいいのですが、もうちょっと一般の方にもわかるように調べてからでは間に合わないのでしょうか、委員長さんにお伺いします。
議長(相田一良君) 川那子秀雄君。
17番(川那子秀雄君) 橋本議員の考え方であります。私は常任委員会で調査をしました。しかし、その当時の担当者は2人しかおりません。もう少し今調べろということでありますが、例えば外注先のところへ我々が乗り込んでいって、どうだったのだということは非常に難しいことであります。取引先、難しいですよ。要するに物の流れ、金の流れ、それが正しければそれでいいのです。何も悪いということを前提にしているわけでもないわけですよ。ただ、部長がありますということで認定をした。ところが、あれは私の説明違いだったなんて言われてしまうと、常任委員会ではやりようがないのです。ですから、やはり議会の皆さん、これは私自身もわからないわけでありますから、きょうもいろいろ個人個人の考え方で。もう少しもう少しなんてというと、正月も過ぎて、3月も終わってしまいますよ。何年もやっている仕事ではないです。だから、私はそういう何か百条なんて重々しいけれども、実際に議員としてそれを追及していく態度は必要ではないかと。ですから、皆さんにご理解をいただきたい。何もだれをこうするとか、こうでないかということないです。ただ、結果が出てきたときは、もし正しくないときがあれば、それは百条委員会で刑事告訴することもあり得るということが、ほかの調査特別委員会と違うところであります。ですから、やはり正直に、やっぱり解明に行政側もやっていただき、議員もそれだけの義務はあると思いますよ。ただ、わからないだけで、わからないから委員会を立ち上げる、そういうことでご理解をいただければありがたいと、そのように考えております。
 以上です。
議長(相田一良君) 18番、橋本君。
18番(橋本位知朗君) ということは、今でなくてはだめだというような答弁に聞こえましたが。なぜ、私も確かに疑惑は解明したほうがいいと思うし、間違っていることは正せばいいので、それは決してそのとおりだと思いますが、今この桜川市は新聞紙上とか、それからこの桜川市以外の人から見た場合、新聞を騒がすのは事件とか事故ばかりなのです。当然だからどうだということではありませんが、私たちはこの自分たちの調べられる範囲というのはまだあると思うのですよ。まだ一日、二日しか実際の問題で、協議会だってきょう2回しかやっていませんから、1回ですか、ですから何度かやって、それから皆さん百条委員会やりましょうよと言っても遅くはないのではないかなという気がするのです。
 先ほど委員長は、すぐでなければだめだというような意見でしたが、再度質問します。あと一、二回協議会あるいは委員会で調べてからではまずいのでしょうか。
議長(相田一良君) 川那子秀雄君。
17番(川那子秀雄君) 私は建設経済委員会の委員長であります。決算の認定をしたときに、伝票を後で出してくれるのならという条件で決算を認定したわけであります。ほかの常任委員も承知であります。しかし、後から忘れてしまったなんて、そういう答弁を受けたのでは、委員長としての職務は務まらない。
 今でなければだめだと、今すぐやったって、なかなかこれ時間のかかることですから、今立ち上げなければ、大変な時間を経過していきますよ。4月になれば人事異動というのがあるかもしれません。だから、非常に職員の人には迷惑をかける場合があります。だから、できれば立ち上げたからといって、すぐに調査に入るというのはなかなか難しいですから、難しいことですから、やはり協議しながら、どうしていくべきかということをやっぱり考えていただきたい。これもあと1回、2回と言ったら、いつ協議会開くのだろうと。難しいのですよ。そういうことでご理解をいただきたいと思います。すぐ立ち上げたからって、すぐ、そのやっていく中で理解をしていくということが必要だと、それが桜川市民に対する答えだというふうに考えております。
議長(相田一良君) 18番、いいですか。
 21番、上野議員。
21番(上野征一君) 私もただいま橋本議員のほうから話ありましたように、執行者側からも、提案者側からも資料をいただきました。いただいて、1時半から協議会室でもろもろ説明を受けたものであります。時間にして恐らく1時間か1時間20分ぐらいだったと思います。それで、この6,000万の疑惑をどうするのだということで、ここで特別委員会を立ち上げるというのには、私は異議を申し上げたいと思います。
 先月の29日、決算議会の最終日であります。常任委員長の委員長報告がありました。読んでみます。「高久ストックヤードの残土搬出及び処分の3工事について随意契約で行ったということですが、随意契約にしては高額になっていることから、今後は財務規則に違反することがないよう契約担当課と十分協議して、適正な工事契約を執行いただくよう要望いたします」ということで、22年度の決算は建設常任委員会では認定したわけであります。若干日にちがそれから20日ぐらいは過ぎているかもしれませんけれども、それでいて、これが疑義のあかしなのだということで、提出者側から書類いただきました。何、私らは正しい手順でやっているのだということで執行者から書類いただきました。それでいて、先ほど言いましたように、1時間や1時間二、三十分の協議会での席の中でのやりとりで、特別委員会立ち上げいかがなものかということに対しては私は反対いたします。
議長(相田一良君) 川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 私も答えればいいのでしょう。
21番(上野征一君) 答弁結構です。反対だということです。
議長(相田一良君) 今質疑だから、今討論ではないよね。
17番(川那子秀雄君) 討論ではないよね。質疑だよね。
21番(上野征一君) それでは、答えてください。
17番(川那子秀雄君) 上野議員さんからの常任委員会の報告書も読み上げていただきましたけれども、私は上野議員は前回建設経済委員会にいたのですよ。
21番(上野征一君) そうですよ。ええ。
17番(川那子秀雄君) そのときに何でこの解明ができなかったのですか。
21番(上野征一君) このころは全然出ていないでしょう、これは。
17番(川那子秀雄君) 20年度にやっているわけですよ。
議長(相田一良君) 勝手に質疑やらないでください。議長を通してからお願いします。
17番(川那子秀雄君) 20年度にやっている工事ですよ、これは。大和土建は。だから、私は決算の認定は委員長として慎重を期したいということで書類を出していただいたわけでありますよ。附属資料ではわからない部分があるからと。これは我々議員になった以上義務ですから、そういうことで書類を出していただいた。そうしたらそういう随契にかけていたということがわかったわけですよ。ですから、私は新任ですから、慎重を期したいという態度で求めたわけですよ。執行者、執行部側に。だから、前回は私はわかりません。しかし、やはり議員というものは、その任に当たるときにはきちっとやるのが議員の立場であるというふうに考えています。
 この前、認定していますよと言っていますが、決算は私は認定していませんから、私自身は。いや、報告書に書いてあるでしょう。私は駅前のシェルターの工事に反対していますからと、反対しているのですよ。だから、私は委員長報告を自分で読み上げることできなかったのです。どうぞご理解をいただきたいと思います。
議長(相田一良君) 21番、上野議員。
21番(上野征一君) 確かに前回まで私建設常任委員の一委員としてやらせてもらっていました。その前2年は委員長でやらせてもらいました。であっても、高久ストックヤードの決算の数字は恐らくや出てこなかったと思います。出てきていないと思います。それでいて、先ほど提案者があそこで提案説明したときに、百条委員会を立ち上げて、何もないのであればそれでいいのだからというような話だったですよね。何もなかったら、それでいいのだなんていうのであれば、百条ではなくして、百十条だって差し支えないかと思うのですけれども、何でとっかけ百条なのでしょう。
議長(相田一良君) 川那子秀雄君。
17番(川那子秀雄君) これは役所の説明で十分に理解できない。常任委員会では手に負えない。ですから、全体の議会に諮って、適任者を選んでいただいて、調査をしていただくことが私は妥当であるというふうに考えたから、提案をしたわけであります。なぜならば、わからないまま、残土がちょっと数量がおかしいよと、支払いも先ほど大塚議員からありましたけれども、残土に対して7,000万もの金を使っている。私は言いましたよね。賃借料は1年間140万、10年かかって1,400万ですよ。20年で2,800万です。そういう計算をしなければ市の財政はおかしくなってしまうということで考えているわけです。それは市長が考えることでありますから、私が出てきたことについて議員としての立場を主張する以外ないわけであります。ですから、やはりこういうことも桜川市の住民の福祉ということ、あるいは正しいことは正しいと言える議員にならなければおかしいのだと、けんけんごうごうやっているのではなくて、わからなければ調べる、みんなで調べる。それで結論出せばいいではないか、そういう考え方です。
 以上です。
議長(相田一良君) 21番、上野議員。3回目。
21番(上野征一君) 3回目なのですけれども、正しいことは正しい、だめはだめだと、これはもちろん議員の職務だと思っています。であっても、先ほどから言っているように、提案者からと執行者側からときょう2部といいますか、双方からいただいて1時間半ぐらいで特別委員会立ち上げ、これには私は反対します。
 以上です。
議長(相田一良君) ほかにありませんか。
 5番、市村議員。
5番(市村 香君) 私も先ほど全員協議会で提案者のほうからの資料と、それからそれを説明するということで行政側のほうから資料の提出がありました。私もきょう提示されましたので、ざあっとは見てみましたけれども、確かに中身を見ますと、写真につきましても、本当にこれで説明ができるのかなというような着工前と着工後の写真もついていない、期日もないということで、これでどうなのかなと思っております。ですから、十分に審議をして、もっともっとしてほしいな。余りにもちょっと素朴な疑問が出る資料でございますので、まずは提案者にお話しするのですけれども、もっともっと十分に審議をして、それで百条という形にはいかないのかどうか、ご質問いたします。
議長(相田一良君) 川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 市村議員の言い分もわかります。しかし、建設経済委員会の委員ではありません。このために臨時議会を、調査するための臨時議会を開いていただくというのは非常に難しいことであります。ですから、やはり傍聴者の方もおいでですが、やはり調べていくというのは決して悪いことではないというふうに考えます。全部わかってしまったら百条委員会なんかは要らないのですよ。わからないから調べてくるのが百条委員会なのだと思います。
 以上です。
議長(相田一良君) 5番議員、再質問ありますか。
 市村さん、5番議員。
5番(市村 香君) そうですね。提案者のお答えはわかりました。私も提案者がおっしゃいましたように、きょうは傍聴者も見ておりますので、私は私なりの考えを述べさせていただきました。
 確かにこの資料を見ますと、不足かなとは思いますけれども、まだまだ、もっともっと継続審議していただければありがたいと思います。
議長(相田一良君) 増田議員。
19番(増田 昇君) ここで、今、上野議員からも川那子議員からも返答がございました。しかし、きょうは初めてこの書類が添付されました。私はこの前の29日は委員長から10時か11時に出てきてくれという話がございました。私は出てきました。それに対して全く何の返答もなかった。だから、午後の集まりには出ませんでした。そのときに出されたというような話がございますが、初めてきょう協議した結果でございます、これ。それがいいのだ、悪いのだ。てんつけ百条委員会に出ることは、もっともっとこの全員協議会で資料を出させ、もむことが必要でございます。だから、すぐ百条委員会つくることは私は反対でございます。即刻採決してください。
議長(相田一良君) ちょっと待った。その前に討論もやらなければ採決は。
19番(増田 昇君) だから、討論しないでおれはやってくださいということで議長に頼んだ。
議長(相田一良君) 違う。やっぱり一応説明をさせてもらわないと、川那子議員に説明求めなくていいのだね。
19番(増田 昇君) いや、委員長だから、おれは返答は要りません。
議長(相田一良君) 要りません。
 では、そのほかに質疑は。質問ありますか。
 高田議員。
15番(高田重雄君) これは委員長に質問するのですが、これ最初、当初数量が2万3,613立米ですよね。ストックヤードに積んだ、こういうやわらかく積んだ土地、土ですね。それを当初やったわけでしょう。それをその当初の数量が2万3,613なのですね。それで、ちょっと今、簡単に聞きますけれども、地権者に言ったら、もともとあった土地までにしてくれと、そうするとこういうふうにほじったらしいのですね、こういうふうに。それが極端な話、普通は平らにすればオーケーだと思ったと。それをその分が数量が2万3,613だったのですね。そうしたらそれよりもっと、最初原状に戻してくれ、原状回復ということで希望があったというのでしょう。それが1万3,000立米出ているのが問題なわけでしょう。ということですよね。それが多いと言って、多過ぎると言っているのでしょう。お伺いします。
議長(相田一良君) 川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 高田議員の質問に答えます。
 実際に残土処分をした量は、先ほど言いましたように、20年度の暮れだかどうか、青柳のところに8,000立米残土処分場から持ち出した。それから2番目。
15番(高田重雄君) 1,300。
17番(川那子秀雄君) いや、いや、2番目ですよ。土量の話をしますから。それから大和土建さんに1万立米、大ざっぱに1万立米です。その次に大泉砕石場に1万8,000立米運んだということは、3万6,000……
          〔「3万7,000」の声あり〕
17番(川那子秀雄君) 7,000ですか、それだけ土を処分したということになるわけですよ。ところが、実際にその土はどこへいったかわからないものが、先ほどの行政側から示されたところが1万立米ぐらい行方不明なのですよ。これは私一つもわからないですよ。何で1万立米はどこへいってしまったのだろうかなと。
 以上です。
議長(相田一良君) 高田議員。
15番(高田重雄君) いや、その1万立米は、川那子議員は、委員長は消えてしまったという。当時の執行部側は、その1万立米は開発公社、土地開発公社のほうに1万立米入れているのだと。入れた、入れていないでは水かけ論なのですよ。だから、水かけ論のこと、水かけ論でもめているやつを百条までというのは私いかがなものかと思うのですが、どうですか。
議長(相田一良君) 川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 皆さんの考え方がそれぞれあることはよく承知しております。しかし、実際に聞き取り調査を私は委員長ですから、各業者にしました。ところが、開発公社のところには1,000立米ぐらいしか持っていっていないそうであります、大和土建さんは。残りはどうするかということは、大泉砕石のヤードに仮置きさせていただいた。そのときのことで常任委員会のときに、ダンプで運んだのだろうから、その伝票はあるのではないかと。ないのです、これが全然。その分が。だから、どこへ持っていったかわからないのです。でも、委員会の説明では、大泉のストックヤードに仮置きさせていただいたというふうにこの前の議会でも出ていたはずであります。
15番(高田重雄君) わかりました。もういいです。わかりました。
議長(相田一良君) では、質問なしね。はい、わかりました。
 ほかに質問はございますか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) ないようですので、質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論はありませんか。
 反対討論ないですか。
 増田議員。
          〔19番(増田 昇君)登壇〕
19番(増田 昇君) 今の川那子さんの説明、これ正直言って20年度の大橋工業さんがやっている仕事で8,544立米、これは持ち出しております。これは3者が見積もりを出しております。2番目に、ストックヤード、その先ほどから出ている川那子さんは1,000立米ぐらいしか入れていないと、仁平さんは全くうそだと、こういう話をさっき協議会の席でございました。しかし、私はそこで聞きました。たまたまその磯部の後ろの開発公社のやつは、畑は自分の土地だったのです。それを県の住宅公社ですか、そこに売却をしました。増渕さんはそこで売却はしておりません、その時は。その差が田んぼと畑の差だから、少なくても1メーターや2メーターの差はあったと思います。先ほど常盤部長がそれは認めましたね。そこにまず捨てていないという疑惑が出ました。1,000立米しか入れていないと。でも、この結果は1万340立米入っていると、こういうことでございます。そういうのであるので、入れた、入れないの話をしていて、ここで百条委員会をいきなり持っていくことはいかがなものかと、ここで全員協議会を何回でもやって、ある程度それでどうしても納得できないと、それからでも遅くはない。だから、即刻つくる百条委員会は私は反対でございます。
議長(相田一良君) 次に、本案に賛成者の発言を許します。
 4番、菊池議員。
          〔4番(菊池伸浩君)登壇〕
4番(菊池伸浩君) 4番の菊池伸浩です。この議員提出議案第8号、賛成の立場で討論させていただきます。
 まず、決算が済んでいる問題についてですが、この前、昭和34年8月3日に名古屋高裁が判決を出しておりまして、公金の違法な支出があった場合には、当該支出に係る会計年度の決算について議会の認定を経たことによって右違法は治癒されないと。だから、たとえ決算認定がされていても、問題があればちゃんと解明をしていいというのが名古屋高裁の古いのですが、判決です。
 それで、きょうの全員協議会での説明を聞きましても、私は一応5点、賛成理由。1つは、残土の積算自体に非常な疑問が残るということです。川那子さんはわからないと言っていますけれども、わからないのではなくて、大いな疑問があるのです。疑惑があるのです。だから、調べるのです。2つ目は、ダンプでの搬出数量の数字、行政側自体がこれは誤りであるということをもうはっきり認めたのですね。もう自分らがつくった資料が誤りであるということを認めているのですよ。それで、これ一つだってちゃんと調べる根拠にはなりますね。それから、3つ目は、先ほど行政側がつくった写真を見ましても、提出した写真にも同一の写真が使われたり、あと黒板の日付が全然見えないと、そういう私らでも知っている建築関係の、建設関係工事のイロハが守られていないと、明らかにごまかしたのではないかという疑問は持たざるを得ない。私が見てもわかるのですから、専門家が見ればもっとわかる。それを役場の専門家が見逃してきたというのは大きな問題だということで、やはり調べる必要があると思います。それから、あと4番目の大泉砕石の残土搬入、これも大きな疑問が出ています。それから、最後に、これらの工事が大和土建という1業者に7,000万円を超える事業を1回だけ入札であって、あとは全部随意契約でやっているわけですよ。だから、これはわからないのではなくて、わからないから調べるのではなくて、たくさんの疑惑がいっぱいあるから、私がざっと見ただけでも5つなのですよ。これだけ疑惑があるのを何も調べずに終わってしまったらどうなるのかと。
 それで、私もいろいろ住民監査請求とかやっていますけれども、やっぱり特に相手方に行っていろいろ聞き取り調査をするのは、個人では限界があるのですよ。やっぱり議会の百条でつくった委員会が権限を持って、そして本当に役場が言っていることは合っているのですか、違うのですかということをやらないと調査にならないのです。そういう意味で、非常に年末も近づいて忙しい中ですが、私はぜひ百条委員会設置することに賛成をいたします。
 以上で討論を終わります。
議長(相田一良君) ほかに討論ありますか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) では、討論を終わります。
 これから本案を採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 お諮りいたします。議員提出議案第8号 大和ストックヤード事業の調査特別委員会の設置について可決することに賛成の方は起立願います。
          〔起立少数〕
議長(相田一良君) 起立少数です。
 したがって、議員提出議案第8号 大和ストックヤード事業の調査特別委員会の設置については、否決されました。

    議案第68号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第5、議案第68号 桜川市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 飯嶌市長公室長。
 傍聴席静かにしてください。だめだよ。議場は厳粛なところなのだから、傍聴する人もしっかり傍聴してもらわなくては。
          〔市長公室長(飯嶌洋一君)登壇〕
市長公室長(飯嶌洋一君) 議案第68号 桜川市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例。上記の議案を別紙のとおり提出する。
 2ページをお開き願います。桜川市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例でございます。今回の改正は、国の人事院勧告に基づきまして、桜川市においても職員等の給料等について改正をするものでございます。
 2ページの第1条中の第16条中は、勤務1時間当たりの給与額の算出方法の改正をするものでございます。
 なお、第19条第1項中は、本年12月期末手当で職員のうち一般職員に支給する1.5カ月を1.3カ月に、それから7級、特定幹部職員につきまして、1.3カ月を1.15月とし、0.15月減額するものでございます。
 また、同条第3項中は、再任用職員でございまして、一般職員につきましてと、それから特定幹部職員につきましても、0.05月減とする改正でございます。
 第20条につきましては、職員及び再任用職員の勤勉手当の改正でございまして、第20条第1項中は、12月勤勉手当でございまして、職員のうち一般職員につきましては、0.7月から0.65月に、7級の特定幹部職員につきましては、0.9月から0.85月に改正し、0.05月減とするものでございまして、同条第2項第2号につきましては、再任用職員でございまして、一般職員、特定幹部職員ともに0.05月減とするものでございます。
 それから、2ページから3ページにかけまして、55歳超職員の減額支給措置ということでございまして、これの第10項は、当分の間55歳を超えた6級、7級の職員については、本年最初の4月1日に1.5%を減額するもので、第10項より第12項まではそれぞれ給料月額、期末手当、勤勉手当、休職者の給与などの算出方法を改正するもの、また第13項は第10項が適用される間の勤勉手当の支給率に1.5%を乗じ、それぞれ減額する改正をするものでございます。なお、平成22年12月期末勤勉の合計は、一般職員、特定幹部職員ともに2.2月から2.0月となり、0.2カ月の減、また再任用職員につきましては、1.2月から1.1月となり、0.1カ月の減とするものでございます。
 4ページのところの別表を次のように改めるでございまして、これは5ページから8ページの別表の行政職の給料表につきまして、中高年齢層を対象に平均して0.1%の減とする改正でございます。第1条の適用年月日は、平成22年12月1日でございます。
 9ページをお願いいたします。第2条でございまして、桜川市職員の給与に関する条例の一部を次のように改正するものでございまして、こちらに関しましては、平成23年4月1日から適用するための改正でございまして、第19条は、平成23年4月1日以降の職員及び再任用職員の期末手当を改正するものでございまして、第19条第2項中の職員のうち6月期末手当は、一般職員につきましては、1.25月を1.225月に、特定幹部職員につきましては、1.05月を1.02月とし、0.025月減とするものでございまして、12月期末手当につきましては、一般職員につきましては、1.5月を1.375月とし、特定幹部職員は、1.3月が1.175月として0.125月減とするものでございます。
 同条の第3項中の再任用職員の期末手当につきましては、6月は一般職員が0.65月、特定幹部職員は0.55月、12月期末手当、一般職員0.85月が0.8月に、特定幹部職員は0.75月が0.70月となり、0.05月減とする改正でございます。
 第20条につきましては、平成23年4月1日以降の職員及び再任用職員の勤勉手当でございまして、第20条第2項中、第1号は職員のうち6月、12月の勤勉手当につきましては、0.025月減とするもので、同条の第2号中は再任用職員の期末手当につきまして、0.025月減とするものでございます。
 附則の第13項は、第1条において追加しました条文のうち、55歳を超えた6級、7級職員の勤勉手当の減額率を一般職員等につきまして、率に対しまして1.5%を乗じ、1.3125%それぞれ減額するなどの改正でございます。
          〔「はしおってお願いします」の声あり〕
市長公室長(飯嶌洋一君) はい。第2条の適用年月日は、平成22年4月1日で、来年度から適用となるものでございまして、第3条につきましては、現在平成18年度の現給保障に対しまして、それぞれ職員の保障額の算定方法について規定したものでございまして、3条の適用年月日は、平成22年12月1日とするものでございます。
 附則については、この条例の第1条、第3条は22年の12月1日から、またそれ以降のものにつきましては、それぞれの勤勉手当の民間格差等の調整率について改正をするものでございまして、43歳未満の職員では、平成22年1月までの昇給において、1号給を調整を受けていた職員については、平成23年4月1日に1号上位の昇給措置となるような、桜川市では132名ほどがあるというものでございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

    会議時間の延長
議長(相田一良君) お諮りいたします。
 会議時間は、会議規則第9条の規定により、午前10時から午後5時となっておりますが、本日の議事日程が終了していませんので、延長したいと思います。会議時間を延長することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
                                           
議長(相田一良君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありますか。
 19番、増田議員。
19番(増田 昇君) 今の説明を聞きました。我々議員も相当歳費が低い中で、これ以上削られるとやる気がなくなるのではないかと、また職員においてもなくなるのではないかというような懸念をしております。これはもう決まっているのなら、国の政策で決まっているのならいざ知らず、これは反対したらどうなりますか。
議長(相田一良君) 公室長。
市長公室長(飯嶌洋一君) 反対しての罰則規定というものはございませんが、現在の民間の状況、そういったものを勘案し、また市民感情等を勘案した中で考えていかなければならないのかなと考えております。
議長(相田一良君) 増田議員。
19番(増田 昇君) これは今言ったように、では我々だけが反対して、この桜川市だけが反対して通る話ですか。
議長(相田一良君) 公室長。
市長公室長(飯嶌洋一君) 通る、通らないと言うよりも、やはり現在の厳しい社会情勢を考えた中、また市民感情を考えた中でご判断をいただければと考えております。
19番(増田 昇君) わかりました。
議長(相田一良君) いいですか。
17番(川那子秀雄君) はい。
議長(相田一良君) 17番、川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 私も増田議員と同じ考えであります。職員の方が55歳以上は云々という話は、詳しくはわかりません。しかし、我々も一生懸命仕事をやっているのですよ。それで、報酬を下げるというのはちょっと納得いかないのですよ。何かちらっと聞いたら、地方交付税が罰として、そんなに財政豊かであれば減額されるのではないかという話も聞いておりますが、茨城県の場合には労組あるから、今の県職員は労組で考えているのですよ。だから、私はその点については、反対を表明します。
議長(相田一良君) ではいいですか、川那子君。
17番(川那子秀雄君) おれは反対。
議長(相田一良君) ほかに質問ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) これから討論を行います。討論はありませんか。
 4番、菊池さん。
          〔4番(菊池伸浩君)登壇〕
4番(菊池伸浩君) 桜川市職員の給与に関する条例、反対討論いたします。
 ちょっと大きくなりますが、今日の日本経済の危機の特徴は、簡略に言いますと、大企業は自動車や電気などの輸出関連企業を中心に純利益を4兆円から7兆円に上げ、内部留保をこの1年間で233兆円から244兆円に膨張させています。手元資金は52兆円となり、空前の金余り状態となっています。このことは日銀の白川総裁も認めているところです。これ以上企業減税をしても、大企業の内部留保をふやすだけであると国会で答弁をしています。この大企業の金余りの現象は、非正規労働者の大量解雇、正規労働者の賃金、ボーナスカット、下請中小業者の単価切り下げなど経済危機の矛盾を労働者と中小企業に押しつけたからであります。もっと単純に言いますと、大企業は富をため込み、金余りになっていますが、国民は貧しくなっているということです。日本経済の輸出中心の外需頼みから国民の懐を暖め、内需頼みに変換する必要があります。今回の人事院勧告は、民間労働者の給与に合わせるということでこの勧告が出されたわけですが、民間労働者の生活自体が憲法で保障するところの文化的な最低限の生活に達していない人が多くなっています。この状況に合わせ、地方自治体の公務員の給与をさらに引き下げていくとしたら、ますます負のスパイラルになってしまうのではないでしょうか。民間が低いから公務員も下げろ、公務員も下がったのだから民間も下げろ、この状況はもうストップをさせなければなりません。市民サービスの質の向上、それを担うための質の高い人材の確保、公務、公共労働者の専門性が十分発揮され、職員のやる気を引き出すためにも、これ以上の給与引き下げはすべきでないと私は考えます。
 以上のことから、この給与等引き下げ条例の改正案には反対をいたします。
 以上で終わります。
議長(相田一良君) ほかに討論はありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論を以上で終わります。
 これから採決を行います。
 この表決は起立をもって行います。
 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立多数〕
議長(相田一良君) 起立多数により、本件は可決いたしました。

    議案第69号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第6、議案第69号 桜川市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例及び桜川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 飯嶌市長公室長。
          〔「提案説明簡潔にお願いします」の声あり〕
          〔市長公室長(飯嶌洋一君)登壇〕
市長公室長(飯嶌洋一君) 12ページをお願いいたします。
議長(相田一良君) 室長、時間も経過していますので、簡単明瞭にお願いします。
市長公室長(飯嶌洋一君) はい。議案第69号でございまして、桜川市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例及び桜川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例でございまして、次ページをお開き願います。
 第1条につきましては、平成22年12月の期末手当につきまして0.15月減とするもの、第2条につきましては、平成23年6月の期末につきまして0.1月の減とするもの、第3条及び第4条の桜川市教育委員会教育長の給与並びに勤務時間その他の勤務条件に関する条例の期末手当の改正でございますが、改正内容につきましては、特別職の内容と同様でございます。なお、特別職、教育長ともに年間では期末手当につきまして3.1月から2.95月の0.15月の減とする改正でございます。
 この条例につきましては、平成22年12月1日から施行する。ただし、第2条及び第4条の規定は、23年4月1日から施行するというものでございます。
 以上でございます。
議長(相田一良君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論はありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第69号 桜川市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例及び桜川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例は、原案のとおり可決することに決定いたしました。

    執行部あいさつ
議長(相田一良君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) 平成22年第6回桜川市議会臨時会の閉会に当たりまして、御礼のごあいさつを申し上げます。
 今臨時会において提案いたしました議案につきましては、原案のとおりご議決をいただきまして、まことにありがとうございました。議員の皆様には市政発展のため、格別のご指導、ご協力を賜りますよう切にお願いを申し上げるとともに、皆様のご健勝とご活躍をご祈念申し上げ、閉会のあいさつといたします。ありがとうございました。

    閉会の宣告
議長(相田一良君) 本臨時会に付議されました案件は終了いたしました。
 以上で平成22年桜川市議会第6回臨時会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。
          閉 会  (午後 5時02分)