平成22年第3回桜川市議会定例会議事日程(第7号)
平成22年10月29日(金)午後3時開議
日程第 1 議案第48号 専決処分の承認を求めることについて
(平成22年度桜川市一般会計補正予算(第2号))
日程第 2 議案第59号 平成21年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 3 議案第60号 平成21年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 4 議案第61号 平成21年度桜川市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 5 議案第62号 平成21年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につい
て
日程第 6 議案第63号 平成21年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 7 議案第64号 平成21年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 8 議案第65号 平成21年度桜川市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定につい
て
日程第 9 議案第66号 平成21年度桜川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
日程第10 議案第67号 平成21年度桜川市水道事業会計決算認定について
日程第11 議員提出議案第7号 土地改良事業予算の確保を求める意見書
日程第12 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
日程第13 執行部あいさつ
〇出席議員(22名)
1番 萩 原 剛 志 君 2番 鈴 木 裕 一 君
3番 仁 平 実 君 4番 菊 池 伸 浩 君
5番 市 村 香 君 6番 岩 見 正 純 君
7番 小 高 友 徳 君 8番 飯 島 重 男 君
9番 中 川 泰 幸 君 10番 皆 川 光 吉 君
11番 増 田 豊 君 12番 潮 田 新 正 君
13番 相 田 一 良 君 14番 大 塚 秀 喜 君
15番 高 田 重 雄 君 16番 増 田 俊 夫 君
17番 川 那 子 秀 雄 君 18番 橋 本 位 知 朗 君
19番 増 田 昇 君 20番 塚 本 明 君
21番 上 野 征 一 君 22番 林 悦 子 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
副 市 長 山 田 耕 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市 長 公 室 長 飯 嶌 洋 一 君
総 務 部 長 山 田 澄 男 君
市 民 生活部長 永 瀬 昇 君
保 健 福祉部長 麻 尾 優 君
経 済 部 長 横 田 一 君
建 設 部 長 常 盤 恵 一 君
上 下 水道部長 若 林 鉄 郎 君
教 育 次 長 臼 井 典 章 君
会 計 管 理 者 太 田 昭 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 笠 倉 貞 君
議会事務局書記 小 嶌 弘 君
議会事務局書記 斎 藤 修 一 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
開 議 (午後 3時00分)
〇開議の宣告
〇議長(相田一良君) 本日の出席議員は22名です。
よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
ここで重要な問題がございますので、暫時休憩をさせていただきます。
休 憩 (午後 3時02分)
再 開 (午後 3時35分)
〇議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
〇議案第48号の委員長報告、質疑、討論、採決
〇議長(相田一良君) 議案第48号 専決処分の承認を求めることについて(平成22年度桜川市一般会計補正予算(第2号))を議題といたします。
さきの第5回臨時会におきまして、建設経済常任委員会に付託され、継続審議となっておりました本案について、建設経済委員長より審査結果の報告を求めます。
代理で副委員長の3番、仁平さん、お願いします。
〔建設経済常任副委員長(仁平 実君)登壇〕
〇建設経済常任副委員長(仁平 実君) 建設経済常任委員会報告。
建設経済常任委員会の審議の結果並びに経過概要について、桜川市市議会会議規則第103条の規定により報告いたします。
本委員会は、平成22年10月6日午後3時より、岩瀬庁舎2階第2委員会室において、委員6名出席、1名欠席のもとに開会し、説明者として建設部長、財政課長、都市整備課長、担当職員の出席を求め、専決処分の承認を求めることについて(平成22年度桜川市一般会計補正予算(第2号))の案件を議題とし、詳細なる説明を聴取し、審議を行った結果、付託された案件は、出席者全員の賛成により、承認すべきものと決定いたしました。
本案件は、平成16年度から平成21年度まで実施していました、まちづくり交付金事業真壁地区において、国から助成された交付金の一部に加算金を加えた877万7,412円を国から指定された本年8月13日までに返納するため、7月30日に専決処分により補正を行ったものであります。
返納となった原因は、平成19年度事業で20年度に繰り越しをした仲町通り電線共同溝新設工事が平成21年3月25日までの工期に完了できなかったことであります。
この工事は、電線地中化により、安全性や利便性、景観などの向上を図るため、電線管を地下に埋設するものでありますが、施工途中で水道管の移設やひな祭り期間中の休工など不測の事態はあったものの、工期完了2カ月前の請負業者との打ち合わせでは完了できるとの判断でありました。しかしながら、21年3月工事再開後、地元管理の簡易水道が出てきてしまい、工期までに間に合いませんでした。担当である都市整備課では、このことを21年8月に県の都市計画課に報告しており、その後、県や国と協議を重ね、最終的に返納額の確定が22年7月26日となったものであります。
当委員会といたしましては、市内部の協議や報告を密にし、業者に対しても関係書類等の提出を早急に実行させるなどの対応を図り、県への報告も早くしていれば、さまざまな対応を検討する期間もできたのではないかと考えられることから、今後こうした事態を起こさないよう、職員間の報告や連絡を徹底し、あわせて常任委員会や議会にも早目に報告するよう要望いたします。
以上、建設経済常任委員会の報告といたします。
平成22年10月29日 建設経済常任委員会副委員長 仁平 実
桜川市議会議長 相田一良様
〇議長(相田一良君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。
建設経済常任委員会以外の方、質疑をお願いします。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質疑がないようですので、これから討論を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
お諮りいたします。本案を副委員長報告のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第48号は副委員長の報告のとおり承認することに決定されました。
〇議案第59号〜議案第67号の委員長報告、質疑、討論、採決
〇議長(相田一良君) 続いて、日程第2、議案第59号 平成21年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第10、議案第67号 平成21年度桜川市水道事業会計決算認定についてまで9案を一括議題といたします。
本案について、各常任委員長より報告を求めます。
なお、討論、採決は各常任委員長の報告終了後に行います。
初めに、総務常任委員長、橋本位知朗君、登壇の上、報告願います。
〔総務常任委員長(橋本位知朗君)登壇〕
〇総務常任委員長(橋本位知朗君) 総務常任委員会審査報告書。
総務常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
本委員会は、10月21日午前9時より2階大会議室において、委員8名の出席のもと開会し、関係部長、課長の出席を求め、書記3名を任命し、付託案件につき説明を聴取し、審議を行いました。
本委員会に付託されました案件は、議案第59号、60号、61号、62号、平成21年度桜川市一般会計歳入歳出決算、国民健康保険特別会計決算、老人保健特別会計決算、後期高齢者医療特別会計決算認定について、歳入全般、歳出のうち総務課、財政課、税務課、収税課、会計課、職員課、企画課、秘書広報課、情報政策課、監査・公平委員会事務局、議会事務局、生活安全課、市民課、国保年金課、環境対策課の所管に属する事項についてであります。
審議の結果、本委員会に付託された内容と提起された意見及び要望は次のとおりであります。
歳入についてでありますが、予算現額は197億7,022万6,000円、調定額192億9,271万6,885円、収入済額186億5,531万3,671円で収入割合94.3%、不納欠損額3,618万7,060円、収入未済額6億121万6,154円となっております。
歳入決算の構成比は、地方交付税が31.1%、市税が24.4%、市債が11.4%、国庫支出金が13.7%、県支出金が4.9%の順となっております。
地方交付税につきましては、予算現額57億6,828万9,000円に対し、調定額、収入済額とも58億793万7,000円となっております。内訳としましては、普通交付税52億9,231万5,000円、特別交付税は5億1,562万2,000円となっております。
市税につきましては、予算現額45億4,363万円、調定額51億3,999万9,931円、収入済額45億4,986万4,661円、不納欠損額3,618万7,060円となっております。
市債につきましては、予算現額22億910万8,000円、調定額、収入済額とも21億3,400万8,000円となっております。主な内容は、普通交付税の不足分を補う臨時財政対策債8億2,430万8,000円、合併特例事業債3億6,250万円、土木債1億6,910万円、その他農林業債、消防債、災害復旧債、衛生債、教育債の8億2,020万円となっております。
国庫支出金につきましては、予算現額35億7,365万9,000円に対し、調定額、収入済額とも25億5,187万841円となっております。
県支出金につきましては、予算現額9億2,968万1,000円に対し、調定額、収入済額とも9億1,344万8,140円となっております。
歳入についての審議内容でありますが、歳入の多くを占める地方交付税及び各種市税について質疑がなされました。
地方交付税につきましては、合併特例法による旧3町村別々の算定方法や国の地方再生対策によって約58億円の収入を確保することができましたが、特例期限が過ぎれば桜川市一本の算定になりますので、大幅減収となります。今後市の財政運営は一層厳しくなることが予想されますので、不要不急の事業の廃止等、歳入歳出全般にわたり徹底的かつ大胆な見直しを行い、財政健全化をさらに推進していく必要があります。
また、自主財源としての市税の安定的な確保と市民間の公平性を確保するため、課税客体の適正な把握及び収納率の向上になお一層の努力を要望するものであります。
次に、歳出に関する審議の内容についてご報告いたします。
市議会議員の費用弁償につきましては、現在本会議及び常任委員会出席時に支払われておりますが、県内の状況もまちまちであり、支払われていない市町村もあるということを考慮し、議員の費用弁償については廃止するという方向で臨んでまいります。
現在桜川市には行政区が、岩瀬地区62区、大和地区18区、真壁地区40区の計120区ありますが、軒数の多い区、少ない区とさまざまであります。桜川市も合併して5年が経過いたしましたので、行政区においても再編を図られたいと思います。
定額給付金でありますが、給付率99.4%、金額にしますと7億3,922万8,000円を支給しております。
次に、納税組合長報酬についてですが、現在は納付書の配布のみで組合長としての存在目的が既になくなっていると思われます。近隣市町村においても廃止となっている市町村が多く見られるため、納付書は全戸郵送、徴収については口座振替、振り込みで行うよう周知していただいて、組合長報酬については廃止する方向で検討されるよう要望いたします。
また、現在桜川市内のごみ収集、運搬に多額の費用がかかっている状況にあります。ごみの問題は今後避けては通れない問題であり、ごみ減量化は必要不可欠と思われますので、市民に対してのごみ減量化の啓発活動、またごみ有料化などの検討をお願いいたします。
以上が付託案件に対する総務常任委員会の審査の経過及び結果であり、本委員会に付託された決算は、出席委員全員の賛成により認定すべきものと決定いたしました。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
平成22年10月29日 総務常任委員会委員長 橋本位知朗
桜川市議会議長 相田一良様
〇議長(相田一良君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。
総務常任委員会以外の方、質疑がありましたらお願いします。
21番、上野議員。
〇21番(上野征一君) ごめんなさい。今まで常任委員会の委員長の報告に意見なんていうことは、私、することはなかったのですけれども、4ページの下の費用弁償の件なんですが、もちろん私もこのことは決められるだろうなと思っていますし、決して反対するものではありませんけれども、橋本委員長が申し上げますには、費用弁償を廃止しようなどということは、常任委員会の報告書の中で出してくるべきことなのか、問題は3常任委員会合同で協議会等を経まして、それでこの費用弁償のことはどうだろうというのが今までの形であったろうし、今後もそうすべきことではないかと思います。確かに議会の中で審議されまして、この費用弁償の件が出てきたろうと思います。さっきも言ったように私は、重ねて言うようですが、決して反対はしません。賛成するつもりでいます。けれども、この委員会の報告書に載せてきて、これでいかがなものかというのはどうかと思うのですけれども、その辺どうなのでしょう。
〇議長(相田一良君) 18番、橋本君。
〇総務常任委員長(橋本位知朗君) ただいまの質疑でございますが、委員会の中でいろんな意見が出まして、みずから節約するということはどういうことかということから入りまして、費用弁償などもその中に入るのだろうという話し合いになりました。これを記載したということは、その委員会で皆さんで協議した内容のことでありますので、一応提起したほうがいいのだろうと。「臨んでまいります」という言い方が悪かったのかもしれませんが、石を投げたというような形でございます。あとは皆さんと相談して、これからは全員で決めていかなくてはならないというふうに私も考えております。
以上です。
〇議長(相田一良君) ほかにありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) ないようですので、質疑を終わります。
続いて、文教厚生常任委員長、飯島重男君、登壇の上、報告願います。
〔「討論と採決」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論と採決は後ほど行いますので、ご了承願います。
続いて、文教厚生常任委員長、飯島重男君、登壇の上、報告願います。
8番、飯島重男君。
〔文教厚生常任委員長(飯島重男君)登壇〕
〇文教厚生常任委員長(飯島重男君) 文教厚生常任委員会審査報告書。
文教厚生常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定によりご報告申し上げます。
当委員会は、10月21日及び27日に、全委員の出席のもとに午前10時より、教育長、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、文教厚生常任委員会室において開催いたしました。
本委員会に付託されました案件は、議案第59号 平成21年度桜川市一般会計歳入歳出決算のうち保健福祉部の所管に属する事項、福祉事務所の所管に関する事項、教育委員会の所管に属する事項、公民館活動の所管に関する事項の認定について、議案第64号 平成21年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第65号 平成21年度桜川市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。
執行部からの詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、いずれも原案のとおり認定すべきものと決しました。
審査の過程で論議されました内容の主なものは次のとおりであります。
一般会計の保健福祉部及び福祉事務所の関係につきましては、障害福祉費のうち障害者の自立支援事業の訪問入浴サービスについての質疑がなされました。このサービスの設置については、各市町村で任意に設けることができることから、住民からの要望もあるので、早い段階で条件を整備して対応されるよう要望いたします。
老人福祉費のうち地域ケアシステム推進事業については、在宅の高齢者や障害者等が家族や地域の中で安心して暮らせるように、在宅ケアチームを編成して生活支援を行っておりますが、ひとり暮らしの高齢者も増加傾向にあることから、地域包括支援センター等の関係機関と連携を図り、民生委員さんや地域の協力を得ながら支援を行っていくとの説明を受けました。
次に、児童福祉費では、公立と民間保育所の1人当たりの経費についての質疑がなされました。公立保育所は、運営補助金の廃止に伴い、民間より高額となっております。また、少子化により、保育人数が減少している状況にあるので、今後幼稚園と保育所を一体化し、教育水準の均等化と保育サービスの効率化のため、幼保一元化を推進し、経費節減に向け、検討していく必要があると思われます。
次に、保健衛生総務費のうち筑西広域病院群輪番制負担金に関連して質疑がなされました。一刻を争う状況で救急車が現場に到着して、搬送先が定まらず多くの時間を要する現状について、特に県西総合病院の積極的な救急医療体制の向上を図るよう要望いたします。
次に、小学校及び中学校の教育について質疑がなされました。今後の教育に当たっては、桜川市小中学校適正規模等検討委員会から答申されました小中一貫教育の具現化を図るため、小学校、中学校の連携を強化するとともに、先生方の指導力向上を図り、学力、体力の向上に努められるよう要望いたします。
学校図書館の活性化総合推進事業について質疑がなされました。この事業は、学校図書室の環境整備とあわせ、学校図書室が地域公民館内図書館と連携を図ることにより、学校図書室の利活用が促進され、大変有意義であると思われます。今後は各学校図書室のさらなる充実に努められるよう要望いたします。
次に、給食センター費について質疑がなされました。現在、北学校給食センターの老朽化に伴い、新たな学校給食センター建設計画が検討されております。この事業推進に当たっては、食育の充実並びに食材のさらなる地産地消もあわせて進められるよう要望いたします。
幼稚園費について質疑がなされました。幼稚園児の送迎バスについては、幼稚園により運行形態及び経費の相違が見られますので、内容を精査の上、経費節減に努められるよう要望いたします。
次に、社会教育費のうち真壁地区の公民館分館については、地区の生涯学習の振興の視点で積極的に支援するよう要望いたします。
体育施設費のうち桜川市岩瀬運動場(青柳グラウンド)について質疑がなされました。その利用状況等から今後の用途存続を検討することを要望いたします。
次に、介護保険特別会計では介護保険料について質疑がなされました。保険料の収納の向上への取り組みや基準額が県平均であるとの説明を受けましたが、介護給付費は増加の傾向にありますので、今後さらなる収納向上に努力されるよう要望いたします。
なお、審議終了後、岩瀬東中学校普通校舎棟耐震補強工事及び大規模改修工事の状況と羽黒子育てクラブ、岩瀬東部保育所の現状について視察を実施しましたので、ご報告申し上げます。
以上が文教厚生常任委員会に付託されました案件に対する審査の経過及び結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
平成22年10月29日 文教厚生委員会委員長 飯島重男
桜川市議会議長 相田一良様
以上です。
〇議長(相田一良君) 報告が終わりました。
これより……
〔「議長」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 22番。
〇22番(林 悦子君) 建設常任委員会の報告は終わっていないのではないですか。
〔「これから」の声あり〕
〇議長(相田一良君) これから行います。
〇22番(林 悦子君) ここに置いてないものだから、ないのかと思ってしまった。
〇議長(相田一良君) 済みません。
〇22番(林 悦子君) 失礼しました。
〇議長(相田一良君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。
文教厚生常任委員会以外の方の質疑を願います。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質疑がないようですので……
〔「議長」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 14番、大塚秀喜君。
〇14番(大塚秀喜君) 休憩動議。
〇議長(相田一良君) もうちょっと、最後まで聞いてくれる。済みません。
〇14番(大塚秀喜君) はい。
〇議長(相田一良君) ほかにないようですので、質疑を終わります。
ここで暫時休憩といたします。
休 憩 (午後 4時06分)
再 開 (午後 4時15分)
〇議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
続いて、建設経済常任副委員長の仁平実君、登壇の上、報告願います。
〔建設経済常任副委員長(仁平 実君)登壇〕
〇建設経済常任副委員長(仁平 実君) 建設経済常任委員会審査報告書。
建設経済常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
本委員会に付託されました案件は、議案第59号 平成21年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について、経済部、建設部、上下水道部及び農業委員会の所管に属する事項、議案第62号 平成21年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第63号 平成21年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第67号 平成21年度桜川市水道事業会計決算認定についてであります。
本委員会は、10月21日の午前10時からと10月27日午後1時30分からの2日間、第2委員会室において開催し、21日が本委員会委員6名、27日が7名出席のもと、説明者として関係部課局長の出席を求め、書記4名を任命し、付託案件につき詳細なる説明を聴取し、慎重に審議を尽くした結果、本委員会に付託された案件は、出席者の賛成多数により認定すべきものと決定いたしました。
なお、審議過程において論議された意見並びに要望事項は、次のとおりであります。
最初に、農業委員会事務局関係について質疑を行いました。総会終了後に勉強会、講演会等を実施し、農業委員のさらなる質の向上を図るよう要望いたします。
次に、農林課関係について質疑を行いました。生産調整達成の礎であるブロックローテーションを含め、政権交代に伴い、農業行政の変化が激しいため、農家に対し、制度の詳細な説明をしながら、さらなる周知の徹底を図られたい。
次に、農地整備課関係についての質疑を行いました。土地改良事業に伴い、設計を公益法人に委託していますが、工事費に対し委託費が高過ぎると思われます。今後受託者と協議し、経費削減を図るよう願いたい。
ため池周辺の安全対策については、関係部署と連携をしながら、フェンス等を設置し、事故防止に努めていただきたい。
次に、商工観光課関係について質疑を行いました。やすらぎの里の土地借上料については、適切な価格を地権者の理解を得ながら借地契約を行うよう要望いたします。
また、経済部各課及び農業委員会事務局において、関係団体の補助金、負担金の支出について、適切な執行を要望いたします。
続きまして、建設部建設課関係の住宅の管理費については、市営住宅家賃の滞納者に対し、法的手段による徴収及び住宅の明け渡し等に積極的に取り組んでいるようですが、今後も公平性を期するため、家賃の収納状況を随時把握しながら、納付指導等をするなどして、健全な住宅の管理運営を図るよう一層努力されることを願います。
次に、阿部田橋建設について質疑がなされ、本年度末には供用開始になるようですが、橋梁から東側取りつけ道路の計画が確定に至っておらず、通学道路でもある現状から、児童生徒等住民の安全確保のためにも路線の道路計画を早期に策定し、整備されるよう要望いたします。
次に、都市整備課関係の質疑がなされ、岩瀬駅前整備に伴う街路事業について、川那子委員から、随意契約により実施されたシェルターの備品購入は異常に見積額が高いことなど、この件については認められないという意見がありました。今後契約について慎重を期するよう要望いたします。
次に、下水道課農業集落排水事業特別会計、公共下水道事業特別会計について質疑を行いました。農業集落排水事業については、接続率が低いという処理区もありますので、今後接続率向上に向け、さらなる推進に努めるとともに、使用料につきましては収納率の向上に努力をお願いいたします。
公共下水道事業委託料の施工監理委託料についてですが、公益法人に委託契約するだけではなく、役所担当者も施工監理に務め、予算の軽減を図られるよう要望いたします。
続いて、高久ストックヤードの残土搬出及び処分の3工事について、随意契約で行ったということですが、随意契約にしては高額になっていることから、今後は財務規則に違反することがないよう契約担当課と十分協議して、適正な工事契約を執行していただくよう要望いたします。
次に、水道事業会計についての質疑がなされました。水道事業会計決算について、当市においては県内でも水道料金が高額であることから、水道利用者の負担軽減を図るように、受水費の値下げを県当局に働きかけ、さらなる経費節減を図り、安定供給体制を維持し、水道普及の推進に尽力されることを願うものであります。
以上が建設経済常任委員会に付託された案件に対する審査の経過並びに結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださいますようお願いいたします。
平成22年10月29日 建設経済常任委員会副委員長 仁平 実
桜川市議会議長 相田一良様
〇議長(相田一良君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。
建設経済常任委員会以外の方の質疑をお願いします。
4番、菊池伸浩君。
〇4番(菊池伸浩君) 1つ質問いたします。
2ページの「農業委員の更なる質の向上を図るよう要望いたします」という言い方なのですが、議会の立場で農業委員が質が低いという言い方をしていいのでしょうか。農業委員会から、議会こそ質を上げろというふうに言われたら困ると思うのです。だから、ほかの委員会にこういうことをやることは越権行為ではないかと私は思うのですが、内政不干渉のほうがいいとは思うのですが、どうでしょうか。
〇議長(相田一良君) 3番、仁平副委員長。
〇建設経済常任副委員長(仁平 実君) 農業委員会の人でないと、私はちょっとわからないもので、一応農業委員になっている議員さんにちょっと聞いてもらいたいのですけれども。
〇議長(相田一良君) それは、やっぱり委員会が違うもので、報告の立場上……
〇建設経済常任副委員長(仁平 実君) 農業委員会の事務局のほうでちょっと答弁をお願いしたいのですけれども。
〔何事か声あり〕
〇議長(相田一良君) 菊池さん、いいですね。
〇4番(菊池伸浩君) いいです。
〇議長(相田一良君) 16番。
〔「答えるのは議会……」の声あり〕
〇4番(菊池伸浩君) できなければいいです。わかりました。
〔「違うよ。できるよ。副委員長が答えるんですよ」の声あり〕
〇議長(相田一良君) でも、副委員長は委員長代理なもので、やはりその辺のことを把握して……
〔「代理というのは、いなくなったときにちゃんと務められるから
代理なんですよ。務められなきゃ、違う人が代理になるほかな
いんですよ」の声あり〕
〇議長(相田一良君) それはわかっていますけれども、やはり委員長が答えるつもりのやつを急に副委員長に割り振り……
〇4番(菊池伸浩君) 私は、副委員長が答えられないというのだから、それはそれで了解しましたので、いいです。
〇議長(相田一良君) では、4番がいいということなので、ではそれでお願いします。
14番、大塚秀喜君。
〇14番(大塚秀喜君) 副委員長にお尋ねします。
5ページ、今後は財務規則に違反することがないよう契約担当課と十分協議して、適正な工事契約を執行していただくよう要望すると。財務規則に違反する契約があったのですか。
〇議長(相田一良君) 3番、仁平副委員長。
〇建設経済常任副委員長(仁平 実君) 一応ちょっと調査したら、高久ストックヤードの契約で、一応随契で6,000万円もの工事を随意契約しているということで、これは財務規則違反だということで委員会のほうでは審議しました。これは財務規則違反がありました。
〇議長(相田一良君) 14番、大塚議員。
〇14番(大塚秀喜君) 出席者の賛成多数により認定すべきものと決定したということですが、財務規則違反があっても認定したということでよろしいのでしょうか。
〇議長(相田一良君) 3番、仁平副委員長。
〇建設経済常任副委員長(仁平 実君) 一応このことに関しては継続で審議するということで、ほかの建設常任委員は全部認定したということになりました。これはまだ、一応審議するという条件で、調査をするということで……。
〇議長(相田一良君) 14番、大塚議員。
〇14番(大塚秀喜君) これは、認定しても調査していくということで理解してよろしいのですね。わかりました。
〇議長(相田一良君) 22番、林悦子議員。
〇22番(林 悦子君) 2点お尋ねをいたします。
4ページのいわゆる阿部田橋というところですが、もうとっくに完成していて通れないという橋ですね、これは。この報告によると、取りつけ道路の計画が確定に至っていないということなのですが、それでは橋そのものに接続する道路の用地は確保されているのでしょうか、お尋ねをいたします。
それから、通常取りつけ道路というのは、例えば農閑期なんかに工事中使わせてもらうとか、あるいは農繁期であれば補償して使わせていただくというような形で、永久にその土地を使うわけではなくので、お断りされるケースというのはほとんどないと思うのですが、取りつけ道路の計画が確定に至っていないということは、取りつけ道路をどこにするかで土地が決まらないというふうに受け取れるのですが、もうちょっと詳しく、この橋本体への道路そのものの用地は確保されているのか、またなぜ取りつけ道路、一時的なものであるにもかかわらず確定に至っていないのか、この2点をこの4ページについてはお尋ねをいたします。
また、5ページについてですが、財務規則に違反することがあったというのは、確かに14番議員が言うとおりゆゆしきことだなと思って私も聞いているのですが、審議とその結果、それで認定するという、その結果は全然違うのではないかなと思って聞いていましたが、ちなみに随意契約とはどのような要件なのでしょうか、副委員長にお尋ねをいたします。
〇議長(相田一良君) 3番、仁平議員。
〇建設経済常任副委員長(仁平 実君) 阿部田橋の件は、一応県のほうで、今年度橋のほうの仮設は12月には一応通過になる予定です。その先は桜川市と県のほうの協議で、わかってはおりません。一応道路は開通します、12月に。
〔「仮設なんですか」の声あり〕
〇建設経済常任副委員長(仁平 実君) 仮設で本設の、川が完全にできないと、協議しないと、地権者とまだ買収のあれが決まっていないということで、本線は、今年度は仮設で前の既設はつないで、橋は通れるようになります。
〇議長(相田一良君) 次、2点。
〇建設経済常任副委員長(仁平 実君) あと5ページの高久のストックヤード、実際にある業者と随意契約で、3本の随意契約があるということで、3,800万円ぐらいと1,800万円、それと600万円、これは6,000万円の随意契約をやっているということで、担当課長のほうと打ち合わせしております。一応協議の結果……
〔「それは聞いていることと違うんです」の声あり〕
〇建設経済常任副委員長(仁平 実君) もう一回……
〇議長(相田一良君) 随意契約について……。
〔「財務規則違反の随意契約というのはどういうことかと聞いてい
るんです。だから、随意契約というのはどういう場合にできる
のかということを聞いている」の声あり〕
〇建設経済常任副委員長(仁平 実君) 随意契約とは、みんなで役員で話したのだけれども、3,000万円受けたその工事に関連して、3割以内というのが一応財務規制になっているということなので、そういうので、あとは執行部と財政課のほうできちっとしないと、私のほうではそれ以上は答えられません。
〇議長(相田一良君) 22番、林悦子議員。
〇22番(林 悦子君) 例えば今聞いたらば……最初のほうに関しましては、では確認ですけれども、仮設は12月に通ると。だけれども、本体のほうの道路の用地買収は確定していないということでいいのですか。それで、これはどっちがやるのですか、県がやるのですか、市がやるのですか、それをお尋ねいたします。その用地買収だとか工事は、市の工事なのですか、県の工事なのですか、どっちが事業主体なのかお尋ねをいたします。
それから、議長、随意契約に関しては答えが返ってきていないので、暫時休憩していただいて、お仕事柄ご自身もなされたことがあると思いますので、どうかよく、書いたものをぜひ読み上げるだけでも結構ですので。でないと、確認しないと、これはいたずらに、財務規則違反をしているのに6,000万円もまた法律違反してやってしまったのだみたいな話になって世の中に伝わることは、今の桜川市の状況を考えたときに、うまくないと思います。ですから、きちんと随意契約とは何ぞやということを確認した上で、本当に財務規則に違反しているようなものなのかどうかについては、やはり時間をとって確認していただくだけの重要なものだと思いますので、お願いをいたします。
〔「そのとおり」の声あり〕
〇議長(相田一良君) ここで暫時休憩といたします。
休 憩 (午後 4時37分)
再 開 (午後 4時50分)
〇議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
〇会議時間の延長
〇議長(相田一良君) ここでお諮りいたします。
会議時間は、会議規則第9条の規定に午前10時から午後5時となっておりますが、本日の議事日程が終了していませんので、延長したいと思います。
会議時間を延長することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
〇発言の訂正
〇議長(相田一良君) 議長として申し上げます。
先ほどの大塚議員の質問の中で、継続して審議するかとの問いに対し、「そうです」というようなことを言いましたが、継続として審議することはありませんので、訂正させていただきます。
〇発言の取り消し
〇議長(相田一良君) それでは、3番、仁平副委員長、答弁願います。
〇建設経済常任副委員長(仁平 実君) 高久ストックヤードの随意契約は違反だと言いましたけれども、それもあり得るということで、これを一応削除させていただきます。
〔「あり得るって何ですか」の声あり〕
〇議長(相田一良君) もう一回繰り返してもらえますか。
〇建設経済常任副委員長(仁平 実君) 随意契約を財務規則違反だと私が言ったということで、一応それを、「財務規則違反」ということを削除させていただきます。
〇議長(相田一良君) 今財務規則違反について、副委員長から答弁がございましたけれども、それでご了解いただきたいと思いますが……。
22番、林議員。
〇22番(林 悦子君) 削除するのは、それはご自由ですから構わないのですけれども、あくまでもこの際ですから、随意契約とは何ぞやということを勉強するいい機会にもなります。だって、農業委員会の人にもこうしろと言うくらいなのだから、やっぱり自分だって随意契約とは何ぞやということぐらいは言えなくてはおかしいし。
それから、もう一つの阿部田橋の道路は結局県がやるのか市がやるのか、どっちなのだということにもまだお答えをいただいていないので、この2つは、議長、時間をとらせてしまってまことに申しわけないですが、やっぱり誤解を招いてもうまくないので、お願いをいたします。
〇議長(相田一良君) 3番、仁平議員。
〇建設経済常任副委員長(仁平 実君) 一応私が覚えているのは、随意契約とは、1,000万円に対して3割までが随意契約ということが、従来建設業だのあれでは定められているということを認識しておりました。だから、この20年度のストックヤードの工事は、1,365万円でA企業が前年度にやっているということを聞いております。著しく、ちょっと資料を見たら、莫大なもので、委員長とみんなで協議した結果、これは随意契約では違反ではないかという結果が出たわけなのです、実際は。
それに、阿部田橋のほうは、建設委員のほうでは、県でやるのか市でやるのかというところまでは、委員会のほうではそこまではわかりません。
〇議長(相田一良君) 22番、林議員。これで最後……
〇22番(林 悦子君) 最後というより、そもそも1回目の質問に答えていないから、最後もへったくれもないのです。要するに阿部田橋は、ではこれは県にやってもらってください。お願いします。県会議員の選挙も近いことですし、県でやってもらうように、公約の中に加えてもらえるようにお願いをいたします。
もう一つのこの随意契約は、私の考えではと言っても、例えば役所だって随意契約でやってくる以上は、起案書の中に、事業を起こすときに、財務規則第何条、地方自治法何条に何とかで随意契約をさせていただきますって最初に書いて、それをみんな役所の中を回して判こを押すわけでしょう。この間、駅前で騒いでいたのは、それそのものがないから騒いでいたわけで、それを見れば随意契約に該当するかしないか、財務規則第何条を使ったかというのはわかると思うのです。ですから、大変でも下水道課の起案書を見せてもらって、結局そこに財務規則に違反するようなことをやったかどうか、その起案書を見せてもらって、それからあとその随意契約とは何ぞやというのは自治法にでも何でも書いてありますから、それを済みませんが、プリントでも何でもしてもらって、それでお答えをもう一回いただいて、この話に決着をつけましょう。そうしてください。
〇議長(相田一良君) 3番、仁平議員。
〇建設経済常任副委員長(仁平 実君) 下水道課のほうからは、財務規則の資料は、それでやっていますというあれはもらっていません。それで、私らもはっきりしたあれがないもので、一応この後審議するということで別れました。そこまで確信なことは言えないもので、委員会では継続でこのことに対しては審議して結論を出すということで今回は委員会も別れたので、それ以上のことは言うことはできません。
〇議長(相田一良君) 22番、林議員。
〇22番(林 悦子君) 議長、何回も同じ話になりますが、休憩していただいて、これは決算ですから、書類があるでしょうから、下水道課だから、どこまでも取りに行ってもらって、そしてそこをファクスでも何でもやって、それでもう一回確認してください。
委員会審議というのはそういうものを、怪しいと思ったら、ちょっと出してみろと言って確認して委員会を開くわけでしょう。委員会をみんなやってきたのに、その委員会でやらなかったからって、また今度は議会が終わってしまった、その後に委員会開いて、それで日当、費用弁償もらいながらやるなんていうことはあるまじきことだと私は思うのです。やっぱりその話がわかった段階で掘り下げて委員会というのはやると思うので、もし委員会でそのことをやらなかったのであれば、あとやるのだなんて言い出したらば、どの委員会だって収拾つかなくなってしまうではないですか。だから、今ここで見てもらってください。お願いします。まだ決算認定していないからね。
〇議長(相田一良君) 3番……
〔「3番の答弁じゃあんめえな。議長が指導、ちゃんと執行部に要
求すっかどうかという話でしょうよ」「3回やったとか4回やっ
たとかってのらくら、のらくらやっていたら、4回だって5回
だってなる……」の声あり〕
〇議長(相田一良君) わかりました。
それでは、執行部でその資料を大至急取り寄せてください。
暫時休憩いたします。
休 憩 (午後 4時59分)
再 開 (午後 5時25分)
〇議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
〇報告書の訂正
〇議長(相田一良君) それでは、各議員のところに資料を配付いたしますけれども、3番の副委員長の仁平君、説明をお願いします。
〇建設経済常任副委員長(仁平 実君) ただいま随意契約の資料を担当から配付されたと思います。私が言った随意契約違反することがないということを、この報告書、これを訂正します。
「随意契約を行ったということですから、随意契約にしては高額になっていることから、今後は契約担当課と十分協議して、適正な工事契約をしていただくよう要望いたします」。この財務規則違反というところだけを抜いてください。「随意契約にしては高額になっていることから、今後は契約担当課と十分協議して、適正な工事契約を執行していただくよう要望いたします」というように訂正いたします。
一応随意契約の理由書、その他ちょっと契約について、大丈夫なのとあれといろいろ勉強になると思いますので、この資料をよく確かめてください。
それで建設副委員長の答弁を終わりにさせていただきます。
〇議長(相田一良君) 以上でこの件に関しては質疑を閉じたいと思います。
これから議案第59号 平成21年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について討論、採決を行います。
討論ありませんか。
4番、菊池伸浩君。
〔何事か声あり〕
〇議長(相田一良君) 反対討論ね。反対討論です。
〔4番(菊池伸浩君)登壇〕
〇4番(菊池伸浩君) 平成21年度桜川市一般会計決算認定に反対する立場で討論いたします。
まず初めに、予算案に賛成してしまったのだから、今さら反対しても意味がない、こういう声を先輩議員の方から何回か耳にいたしました。このことについて一言申し上げます。当選したとき、新人議員研修会でいただきました議員必携には、こう書かれています。「決算認定には3つの意義があるが、中でも行政効果の客観的判断と今後の改善や反省事項の把握と活用が重要」と述べています。予算案に賛成したとしても、使われ方をきちんと調べて、予算の使い方に意見を述べることは議員の務めではないでしょうか。
今回の一般会計決算で見逃すことができないのは、8款土木費、4項都市計画費、6目街路費の工事請負費1,766万1,000円と備品購入費699万3,000円の支出です。まず何よりも財務規則に違反をしているということです。本来ならまちづくり交付金の範囲内で行わなければならない事業を、工事や購入を先にしてしまって、後から補正予算を組んでしまった後追い予算であるということです。入札もしない、工事契約も結ばない工事で、工事をやらせてしまう。茨城県では前代未聞の出来事ということです。県市町村課の職員に聞いても、茨城県では聞いたことがないということです。臨時議会でその補正予算を可決したことをもって、市のある幹部は治癒したという表現を使っていますが、私は納得いたしません。財務規則を乗り越えてしまった決定が有効なのでしょうか。議会が法を乗り越えた決定をすることは大きな問題があると考えています。
役場職員が勝手に工事を依頼して、後追いで予算を組んで執行したという事例、私は1つ知っています。それは、和歌山県すさみ町というところで起きた事件です。町立病院の事務長が勝手に病院の修繕をして、後から町が補正予算を組んだという事件です。しかし、このときは、議会は町当局の言い分をうのみにはしませんでした。曲がりなりにも調査委員会をつくり、第三者を入れた工事費の適正価格も調査をしています。その調査委員会の結果を受け入れ、すさみ町議会は補正予算を承認したのです。
しかし、桜川市の3月臨時議会では、調査委員会の設置すら否決をされてしまいました。今回の予算は、3月定例議会と臨時議会では予算額も大幅な変動があり、シェルターに至っては工事請負費から備品購入費に区分けまで変更されているのです。まさに泥縄の状況でつくられた、つじつま合わせの予算であることは明らかです。私は、27日の建設経済委員会を傍聴させていただきましたが、1社見積もり合わせの予算がとてもあやふやなものであることに確信を持ちました。私は、3度目の住民監査請求をする予定で資料を集めていますが、この予算執行の認定をするためには、もっときちんとした調査が必要と判断をしています。このままこの決算を認定することには反対です。
さらに一言つけ加えますと、今回の決算には監査委員会が「都市整備課における岩瀬駅前整備事業のような事例を二度と起こさないように、報告連絡を密にし細心の注意を払い、市民の不信を招かぬような、適正な事業の執行に努められるよう強く要望いたします」と述べています。まことに同感です。この際、市議会としても同様の意見をつけ加える決算議会であってほしいと要望して、私の反対討論を終わりにいたします。
〇議長(相田一良君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
賛成討論ないですね。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論なしと認めます。
討論を終わります。
これから採決を行います。
この表決は起立によって行います。
本案を委員長報告のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立多数〕
〇議長(相田一良君) 起立多数。
よって、議案第59号は認定することに決定いたしました。
続いて、議案第60号 平成21年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
お諮りいたします。本案を委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第60号は委員長の報告のとおり認定することに決定されました。
続いて、議案第61号 平成21年度桜川市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
お諮りいたします。本案を委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第61号は委員長の報告のとおり認定することに決定されました。
続いて、議案第62号 平成21年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
お諮りいたします。本案を委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第62号は委員長の報告のとおり認定することに決定されました。
続いて、議案第63号 平成21年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
お諮りいたします。本案を委員長報告のとおり認定することに異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第63号は委員長の報告のとおり認定することに決定されました。
続いて、議案第64号 平成21年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
お諮りいたします。本案を委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第64号は委員長の報告のとおり認定することに決定されました。
続いて、議案第65号 平成21年度桜川市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
お諮りいたします。本案を委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議ないようですので、異議なしと認めます。
よって、議案第65号は委員長の報告のとおり認定することに決定されました。
続いて、議案第66号 平成21年度桜川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論を終わります。
お諮りいたします。本案を委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第66号は委員長の報告のとおり認定することに決定されました。
続いて、議案第67号 平成21年度桜川市水道事業会計決算認定について討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論もないようですので、討論を終わります。
お諮りいたします。本案を委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第67号は委員長の報告のとおり認定することに決定されました。
〇議員提出議案第7号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(相田一良君) 続いて、日程第11、議員提出議案第7号 土地改良事業予算の確保を求める意見書を議題といたします。
14番、大塚秀喜君、提案理由の説明を願います。
〔14番(大塚秀喜君)登壇〕
〇14番(大塚秀喜君) 土地改良事業予算の確保を求める意見書
上記の議案を、地方自治法第112条及び桜川市議会会議規則第14条の規定により別紙のとおり提出します。
平成22年10月29日
提出者 桜川市議会議員 大塚 秀喜
賛成者 同 上 橋本位知朗
賛成者 同 上 川那子秀雄
賛成者 同 上 増田 俊夫
賛成者 同 上 潮田 新正
賛成者 同 上 増田 豊
賛成者 同 上 飯島 重男
賛成者 同 上 市村 香
土地改良事業予算の確保を求める意見書
効率的で生産性の高い水田農業の基盤づくりや、競争力のある産地育成のための畑地の基盤づくりなど、桜川市における土地改良事業は、市内農業基盤の構築に多大な役割を果たしてきた。また、土地改良事業を推進することにより、意欲的な農業の担い手が次々と育成されてきた。
こうした土地改良事業は、長年かかって築き上げた地元農家や集落の協力体制・自治体制によって進められるものであり、国土の保全や水源の涵養など多面的機能の発揮と相まって、住みよい農村地域を構築していく上で大変重要な事業となっている。
しかしながら国は、平成22年度予算において土地改良事業予算を前年度比63.1%減と大幅に削減させた。こうした状況から、桜川市においては、農業の現場で大きな混乱と不安が広まっており、土地改良事業の行く末如何によっては、耕作放棄地の増大や農業用施設の荒廃などが更に進むのではないかと、大変危惧している。
このため、国会並びに政府においては、桜川市の実情を踏まえ、現在進められている土地改良事業や今後新たに取り組むべき土地改良事業が計画どおりに実施できるよう、土地改良事業予算を復元することを強く要望いたします。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
平成22年10月29日
茨城県桜川市議会
(提出先)
内閣総理大臣、以下お願いします。
〇議長(相田一良君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。
質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質疑もないようですので、質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論もないようですので、討論を終わります。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議員提出議案第7号は原案のとおり可決されました。
〇議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
〇議長(相田一良君) 続いて、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。
お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
〇執行部あいさつ
〇議長(相田一良君) ここで、市長より発言を求められていますので、これを許します。
中田市長。
〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) 平成22年第3回桜川市議会定例会の閉会に当たり、御礼を兼ねまして一言ごあいさつを申し上げます。
今定例会は、10月13日より29日までの17日間の会期で開催され、議員各位におかれましては、本会議並びに各常任委員会を通じて慎重なるご審議を賜り、心から感謝申し上げる次第でございます。皆様のご理解とご協力により、人事案件を初め条例の制定、平成22年度一般会計並びに4特別会計、水道事業会計の補正予算など、ご提案いたしました案件につきましては、原案のとおり同意、可決をいただき、厚く御礼を申し上げます。また、平成21年度の一般会計及び8つの特別会計の歳入歳出決算につきましても認定をいただき、あわせて御礼を申し上げます。
本会議、各常任委員会を通じて賜りました数々のご意見、ご要望につきましては、今後各事業で十分に尊重し、私の政策テーマであります「市民が主役のまちづくり」を基本理念に、顔の見える市政、市民の声を聞く市政を推進し、「和と信頼の行政」の実現に向けて、引き続き努力をいたす所存でございます。
議員の皆様には、なお一層のご支援、ご協力を賜りますよう心からお願いを申し上げ、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。
〇閉会の宣告
〇議長(相田一良君) 今定例会に付議されました案件はすべて終了いたしました。
以上で平成22年第3回桜川市議会定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
閉 会 (午後 5時44分)