平成22年第3回桜川市議会定例会議事日程(第6号)
                        平成22年10月20日(水)午前10時開議 日程第 1 議案第59号 平成21年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について        日程第 2 議案第60号 平成21年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について  日程第 3 議案第61号 平成21年度桜川市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について    日程第 4 議案第62号 平成21年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につい              て                                日程第 5 議案第63号 平成21年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 6 議案第64号 平成21年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について    日程第 7 議案第65号 平成21年度桜川市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定につい              て                                日程第 8 議案第66号 平成21年度桜川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 9 議案第67号 平成21年度桜川市水道事業会計決算認定について          出席議員(21名)   1番   萩  原  剛  志   君     2番   鈴  木  裕  一  君   3番   仁  平     実  君     4番   菊  池  伸  浩  君   5番   市  村     香  君     6番   岩  見  正  純  君   7番   小  高  友  徳  君     8番   飯  島  重  男  君   9番   中  川  泰  幸  君    10番   皆  川  光  吉  君  11番   増  田     豊  君    12番   潮  田  新  正  君  13番   相  田  一  良  君    14番   大  塚  秀  喜  君  15番   高  田  重  雄  君    16番   増  田  俊  夫  君  17番   川 那 子  秀  雄  君    18番   橋  本  位 知 朗  君  19番   増  田     昇  君    21番   上  野  征  一  君  22番   林     悦  子  君 欠席議員(1名)  20番   塚  本     明  君 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名    市     長  中 田   裕 君    副  市  長  山 田 耕 一 君    教  育  長  石 川   稔 君    市 長 公 室 長  飯 嶌 洋 一 君    総 務 部 長  山 田 澄 男 君    市 民 生活部長  永 瀬   昇 君    保 健 福祉部長  麻 尾   優 君    経 済 部 長  横 田   一 君    建 設 部 長  常 盤 恵 一 君    上 下 水道部長  若 林 鉄 郎 君    教 育 次 長  臼 井 典 章 君    会 計 管 理 者  太 田   昭 君    監 査 委 員  大 関   浩 君 職務のため出席した者の職氏名    議 会 事務局長  笠 倉   貞 君    議会事務局書記  斎 藤 修 一 君    議会事務局書記  仲 田 浩 司 君

          開 議  (午前10時00分)
    開議の宣告
議長(相田一良君) 本日の出席議員は20名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立いたしますので、これより本日の会議を開きます。

    議案第59号〜議案第67号の大綱質疑
議長(相田一良君) 本日は、10月18日に上程されました議案第59号 平成21年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第67号 平成21年度桜川市水道事業会計決算認定についてまで9案の大綱質疑を行います。
 大綱質疑については、一般会計、特別会計及び水道事業会計を一括して行います。また、質疑は答弁を含め1人20分、質問は3回までとし、聞きたい会計のページ数を指摘の上、質疑願います。なお、自分の所属する委員会の質疑はできませんので、ご理解をお願いいたします。
 それでは、大綱質疑を行います。質疑ありませんか。
 4番、菊池伸浩君。
4番(菊池伸浩君) 4番の菊池です。
 まず、建設関係で、177ページ、この街路費のシェルター購入費699.3万円。これ3月の定例会のときはシェルター設置工事費として807.5万円だったのです。ところが、これが否決をされまして、3月26日、今度は臨時議会のときにはシェルター購入費と費目が変わっています。そして、699.3万円と。購入だけでは工事が行われないと思うのですが、ではこのシェルターを購入した後、工事の費用はどこで、どう出たのか、説明願います。
 それから、総務常任委員会だから、ふるさとはできないし、みんなできなくなってしまった。では、4つ用意してきたのですが、あとは総務常任委員会に関係しますので、これだけにします。
議長(相田一良君) 常盤建設部長。
建設部長(常盤恵一君) お答えします。
 先ほど菊池議員さんから申されました街路費の699万3,000円、シェルター購入費でございますが、確かにこれは備品購入として購入しております。その際に、議員さん既にご承知のとおり、現場のほうは終わってしまったという経緯もございまして、当初、工事請負でやったのですが、購入する業者が設置工事のほうの届け出がなされていないということもございまして、備品購入に変えたということでございます。その際に、備品購入とあわせまして諸経費という形で一緒に経費されております。ですから、その工事に際してはその諸経費の中で工事がなされたと、このように解釈しております。
 以上でございます。
議長(相田一良君) 4番、菊池伸浩君。
4番(菊池伸浩君) シェルターを購入した相手先、大樹商事ですか。ここは工事ができない業者だというふうに聞いています。だから、工事は別なところでやったはずなのですが、その工事費が計上されていないというのはどんなことなのか、ちょっと説明願いたいのですが。
議長(相田一良君) 常盤建設部長。
建設部長(常盤恵一君) その工事費というふうな正確な表示ではなくて、諸経費の中で工事をしたというような解釈でお願いしたと思います。
議長(相田一良君) 4番、菊池伸浩君。
4番(菊池伸浩君) もう結構です。
議長(相田一良君) 以上で菊池議員の質疑を終わります。
 続いて、ほかにありませんか。
 17番、川那子秀雄君。
17番(川那子秀雄君) 17番。教育委員会のほうに質問をさせていただきます。
 ページ数は201にある部分と、小中学校費のことについて質問をいたします。197ページもあります、小中学校費ですから。明細書は95ページ、いろいろ中学校費の中の経費について質問をするものであります。
 まず、教育長でも次長でも結構なのですが、決算書と実績報告書というのは、その記載事項について正確性が求められていますが、一致しておるのでしょうか。それをまずお答えをいただきたいと思います。
 それで、1番目、工事費、それから2番目、備品購入はどうですかということですが、備品購入の入札時期は同じ時期なのか。これは、机、いす類を購入していると思うのですが、その際に規格あるいはメーカーは同一なのか。第1工区、第2工区、第3、第4というふうに載っておりますが、規格、メーカーは同一で行ったのかどうか。その点ですね。まず、その決算書と実績報告書は記載事項は正確で間違いないのかどうか、それを答えていただきたいと思います。
議長(相田一良君) 臼井教育次長。
教育次長(臼井典章君) 違っているというのを、済みませんが、もう一度、どこのところの部分。
          〔「時間、過ぎてしまうのだよ、よく聞いてよ。じゃ、議長、もう
            一度」の声あり〕
議長(相田一良君) はい。
17番(川那子秀雄君) 工事請負費、それから教育用備品購入費。いわゆる支出済額とか備考という欄に載っている欄がありますよね。それと実績報告書は同一なのかどうか、それを聞いております。わかりましたか。
教育次長(臼井典章君) 実績報告書につきましては大きな工事を載せてありまして、必ずしも一致しない部分はあるかと思います。細かい小さな工事については実績報告書のほうに載せていない場合がございますので。
          〔「備考の欄」の声あり〕
議長(相田一良君) 17番、川那子議員、ページ数。
17番(川那子秀雄君) 先ほど言ったと思うのですがね。
議長(相田一良君) はっきりページ数。
17番(川那子秀雄君) 197、いわゆる中学校、小学校経費の欄、197です。それから、201ページ、これについて、201ページの場合は教育用備品購入費というのがあります。それについて、それから197ページは工事請負費、それから教育用備品購入費、小学校費がそれです。中学校費については、先ほど申し上げましたけれども、201ページが中学校です。そういうことです。
議長(相田一良君) 臼井教育次長。
教育次長(臼井典章君) まず、197ページの工事請負費でございますが、3,879万7,500円ですか、で記載してございますが、それにつきましては実績報告書93ページに書いてあるかと思いますが、紫尾小学校1,842万7,500円、谷貝小学校のプレハブで303万円、南飯田小学校で1,624万3,500円、岩瀬小学校で108万1,500円ということで、その合計が3,875万5,500円になるかと思いますが、このほかに1つ工事がありまして、それがちょっと抜けていますけれども、その工事が入っていませんが、これがこの実績報告書の中には記載になっておりません。
議長(相田一良君) 17番、川那子秀雄君。
17番(川那子秀雄君) 次長ね、そういうことでは困るのですよ。記載しておりませんなんていうこと言っておりましたのでは。実績報告書というのは予算執行を裏づける報告書ですから、記載漏れなんていうことがあってはならないのです。
 まず、申し上げます。工事費については、小学校の場合は3,605万2,800円、支出がここに書いてあるように3,879万7,500円、それを支出済額から引きますと274万4,700円、支出のほうが多いのです。いいですか。それから、中学校の経費は、工事支出の部分で2億8,982万8,980円。実際に報告書のほうでやっていきますと2億8,855万円。ということは、支出のほうが97万3,980円多いのです。トータルで工事費は、報告書から見て、こちらの決算書、比べてみると371万8,680円多いのです。それ、いいですか、工事費。これ何回も質問できなくなってしまいますから言っておきますが、それから備品購入について、小学校、中学校ありますが、小学校は8,041万9,934円、それに対して8,267万6,034円。ということは、プラス74万3,900円多いのです。それから、中学校1,964万3,060円、実際に報告書によれば1,929万180円。ということは、小学校で支出したほうが74万3,900円多くて、中学校では35万2,880円。トータルで109万6,780円違っているのです、この決算書と。
 ですから、ついでですから言っておきますが、備品購入の入札をしましたね、1工区、2工区、3工区、4工区となっていますけれども。それで、中学校の支出で97万3,980円の差がある。それが小学校で274万4,700円の差がある。いわゆる足していって実績報告書を比較すると、そういうことになります。
 それともう一つ、いすと机が入札をやったのだろうと思うのですが、不思議なことで、メーカーは同じかどうか、規格が。それで、実績報告書の94ページ、それから95ページにありますけれども、いわゆる小中学校、小学校第1工区、第2工区、それから第3工区、第4工区というふうに載っておりまして、金額も出ております。何組買ったのかという数字も出ています。これを入札をやったと思うのですが、規格、要するにメーカーが同じであれば、そんなに値段は変わらないだろうと思うのですが、95ページの第4工区、これは813組、岩瀬東中、桃山中学校、とって納入した川島書店。これが1組当たり1万1,867円なのです、割っていくと。ほかは、やっぱりそれぞれ違いますけれども、第1工区は1万4,402円、それから2工区は1万4,651円、それから第3工区は1万4,621円というふうに、1組当たりの単価が違うのです。仮に川島さんが納入した964万8,450円、これを813組で割ると1万1,867円ですから、これの安い単価、出ているわけですよね。
 こういうことを差額でやっていきますと、えらい違ってきてしまうのです。要するに、1工区、例えば川島の1万1,867円で計算します、組数を。1工区は211万9,328円、2工区は226万3,623円、3工区でもって153万4,516円、これだけの差が出ているのです。ということは、全部で591万7,467円余計に、入札やっているとしても、基本的に第4工区の1組当たりの単価を基礎として計算するならば、これだけ余計に支出してしまっているという結果になっているのです。
 だから、この入札方法とか、どういうふうに決めたのか、私はわかりませんが、これメーカー、これ同一品だと思うのです。それをどのように入札結果を見て計算をしたのだろうと思うのですが、何でこんなに余計にお金を支払わなければならないのか。お金はきちっと予算があってやっているわけですから、節約してやってもらわなければいけないと思うのです。500万円も違ってきてしまうのです、これ。約600万円。それから、工事費をプラスすると約1,000万円近い金が違ってきているのです。どうですか、そこら辺のところ、答えてください。
議長(相田一良君) 臼井教育次長。
教育次長(臼井典章君) まず、実績報告書と決算書の額が違うことについてでありますが、これにつきましては、この実績報告書につきましては主な工事を記載してございますので、そういったところで差額が出てきているわけでございます。
 それとまた、いす、机の関係でございますが、入札という形でやったものでございますが、仕様については、同じものだと思いますが、その仕様書につきましては、ちょっと今現在、資料を持っていませんので……
          〔「議長」の声あり〕
議長(相田一良君) 17番、川那子秀雄君。
17番(川那子秀雄君) 決算ですから、きちっと用意してください。今、休憩してもらって、用意してください。そうでなければわからぬよ。休憩お願いします。
議長(相田一良君) 暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前10時25分)

          再 開  (午前10時50分)
議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 臼井教育次長。
教育次長(臼井典章君) 大変遅くなり、申しわけありませんでした。
 まず、95ページ、備品関係でございますが、まことに申しわけございません。上から2段目になります小中学校新規格机、椅子整備事業、第4工区、岩瀬東中学校、桃山中学校に出しました机、いすの総数でございますが、813と記載してございますが、663の誤りでございます。まことに申しわけありません。
 それと、工事関係で差額が出ているところでございますが、先ほどお話ししましたように、工事の概要ということで、ここの実績報告書に載せてありますのは、あくまでも大きな工事費につきましては載せてございます。
 それ以外、例えば94ページでございますが、中学校費の中の工事の概要ということで、岩瀬西中学校、桃山中学校、岩瀬西中学校ということで、右側に金額が書いてございます。これの金額が決算書の金額と合わないということでございますが、そのほか細かい工事で西中のLAN配線工事ということで90万3,000円、それから電話配線工事ということで1万6,905円とか、電話回線引き込み工事で2万6,670円とか、それからスーパーワイドLAN移転工事ということで2万7,405円とかというものを工事をしてございますが、これについては、この実績報告書の中には記載してございません。
 それと、その前のページになります93ページでございますが、2の工事の概要でございますか、やはり金額が合わないというところでございますが、ここに載せてあるのは、やはりあくまで……
議長(相田一良君) 途中でございますが、20分ですので。もう一言、二言、追加して終了。
教育次長(臼井典章君) これにつきましても、ここに載っている4つのほか、これが主立った工事でございまして、そのほか谷貝小ケーブル撤去とかで1万幾らとか、谷貝小とか、防災端末の撤去工事で3万1,500円とかというものを支出してございまして、これにつきましてはこの実績報告書の中には記載してございません。それから、備品関係で合わない部分につきましても、各学校、例えば西中、東中とかということで6万8,000円とか、4万9,000円とかという細かい数字があるのですが、それにつきましてはこの中に記載をしてございませんので、数字、金額が合わないという、そういうようなことになっております。
 以上でございます。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
          〔「ちょっと一言いいですか。今答えたことに関して、ちょっと二
            言三言……」の声あり〕
議長(相田一良君) いや、やっぱりこれは20分という申し合わせがありますので。
          〔「だって、休みやってしゃべられたんじゃ、しゃべるところなく
            なっちゃう……」の声あり〕
議長(相田一良君) いや、それはそれで、やはり川那子議員の質問が長過ぎたのも一因あると思います。
          〔「そんなことないですよ」の声あり〕
議長(相田一良君) そんなことがあっても、なくても、やっぱり時間というのは、ある程度、申し合わせ守らないと、それが今度はずるずるべったんになって長引く可能性がありますので、まことに申しわけないのですけれども、終了させていただきます。
          〔「決算だよ、決算。決算で何もできないの」の声あり〕
議長(相田一良君) でも、ある程度はやはり、何回も申すのだけれども、先輩川那子議員の質問が、私から言わせればちょっと長過ぎます。だから、もう少し簡単に質問すれば、答弁をするほうも、もう少し答弁を長く持てると思います。それでご了解お願いします。
          〔「議事進行」の声あり〕
議長(相田一良君) 一応、それは後日、話を聞くとか、これでお願いします。
 続いて、ほかにありませんか。
 14番、大塚秀喜君。
14番(大塚秀喜君) 決算書85ページ、2款1項1目、弁護士報償金130万8,300円。きのうの補正でも123万5,000円ということでありました。林議員が質問して、500万円ぐらい今払っているということでありましたが、済みません、その詳細をお聞かせいただきたいと思っています。できましたら、書類でもいただきたいと思っています。
議長(相田一良君) 山田総務部長。
総務部長(山田澄男君) 今、大塚議員さんの質問にお答えいたします。
 4件ほどございます。1件が、きのうも林議員さんの答弁でありましたように、土地改良のときのもので、着手金が73万5,000円、細かく言いますと。次に、きのう補正で上がりました議員さんの視察研修の分と市長交際費ということで、その分が着手金が105万円。もう一つが、市長の公用車の件で、着手金が84万円。もう一つ、最後、リサイクル資源を違法に安く売ったという件で84万円の着手金。4件合わせて着手金の合計が346万5,000円でございます。報償金として、結審した部分について、土地改良の分として、今回の決算にありますように130万9,000円。そして、きのう補正に計上いたしました123万5,000円。それまで合わせますと、きのうの分まで合わせますと609万円という数字でございます。
 以上です。
議長(相田一良君) 14番、大塚秀喜君。
14番(大塚秀喜君) 600万円からのお金、それにこれから、きのう質問で答弁いただいた公用車の件が入ってくると。本当に大変大きな金額で、市にとってはいいことはないと。ある程度、妥協も本当に必要なのかなと。ただ、昨日の市長の答弁でも、非を認めたわけではない。上告して、全国の市長のためにも、こういうふうに戦ってきたと。市長は答弁できるので、いいと思うのですが、議会を卒業した人、亡くなった人に1万何がしかの請求がいったと。これは非常に重い話だと思うのですが、市長、どういうふうに考えているか、ご答弁いただきたい。
議長(相田一良君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 大塚議員さんの質問にお答えしますが、裁判というのは原告と被告がございます。いろいろお話し合いをさせていただきながら、お互いの思いというものをぶつけ合いながら進行していくものでございます。その中で、厳正中立な中で裁判官が下した判決について、不服があれば控訴をするというような仕組みで三審制になっておるというのは、私からお話しするまでもないと思いますけれども、まず今、大塚議員が質問しているのは、私の交際費と議員研修についての問題であるというふうに思っています。交際費はこの後でございますので、今、補正のほうで組ませていただいておりますけれども、これについては私の交際費については全面勝訴という形になりましたが、議員研修については望ましくないというふうな判決が出たということでございます。これに従って、不服があれば控訴するということでございますけれども、過日、全員協議会のほうでもお話を申したと思いますけれども、これについて控訴したのがよろしいのか、議員研修について控訴したのがいいのか、それともこの状態で控訴をしないということがよろしいのかということで、議員各位のご判断を仰いだ経緯がございます。そのときに賛成多数というふうな状況で、控訴しないのがいいだろうということで、控訴しないということで、裁判所の判決が有効に発効するということでございます。
 それらについて、今度は桜川市長中田裕は、それらについて各議員さんに請求をしなさい、そして市のほうに返還をしなさいというご命令を受けたわけでございますので、先ほど大塚議員さんが言われるように、もうおやめになっておられる方に対しては何か方法がなかったのかということでございますが、もしこのまま私のほうが、おやめになった議員さん方のほうに請求をしない、あるいはそのまま放置をしておいたということになれば、今度は原告団のほうが再度私のほうに、何をやっているのだというような形で、また裁判になってくるというような状況でございますので、やはり裁判の判決が出た重みというのをしっかりと受けとめた形の中で、私も議員各位のほうに支払いをしていただきたいというお願いをさせていただき、すべてお支払いをいただいたという経緯でございます。これらについて、非常に裁判という現実を直視した場合には厳しい判決であるかもしれませんが、やはり三権分立の中で、しっかりとそれらについて対応していくということがよろしいのかなというふうに、現在考えておるところでございます。
議長(相田一良君) 14番、大塚秀喜君。
14番(大塚秀喜君) 原告があって、被告があって、議員をやめた人が、卒業して今議員ではない人が4人いると。それが不服を言えない。そこへ説明も何もなく、市から、こういうわけで宿泊費を戻してくださいと、きちっとした説明があれば、また話は別なのですが、説明もなく、職員がお金だけとりに行った、請求に行った。そんな薄情なことしていいのですか、市長。何が三権分立だ。良識ある判断をご協議いただきたい。議会ではお金使うのは無駄だろうと判断があったにしても、その請求にもう少し良識ある請求をしていただきたかった。
 以上です。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
 22番、林悦子君。
22番(林 悦子君) 2点お願いしたいのですが、土木のほうでちょっと聞きたいことのほうがあったのですが、前の大塚議員が聞いた中で、もうちょっと詳しく聞きたいので、それを表にして後で大塚議員さんに渡すのであれば、私にもいただきたいのですけれども。というのは、着手金が73万5,000円、それから交際費のところで105万円とあるのですが、地裁で終わっていないですよね。高裁まで行って、最高裁まで行ったやつあるのですか。控訴、その都度、多分着手金って、とられると思うので、地裁のときの着手金が幾らで、高裁に控訴したときの着手金が幾らで、もし最高裁まで上告しているのであれば、上告したときの着手金が幾らで、弁護士が何人だったかというふうに、その中身がもうちょっとわかるように。多分控訴のときには弁護士を1人から2人にふやしていると思うので、そういうふうにして言ってくれないとちょっとわかりづらいので、もうちょっと細かに表をつくってお願いをいたします。
 2点目なのですが、土木のこっちの実績報告書のほうがわかりやすいので、79ページの8款土木費、2項道路橋梁費の中の2目道路維持費、上から6番目に塙世地区排水整備126万円とありますが、国県補助金がついているので、一般財源42万8,500円で、延長54メートルというところなのですが、これは土地勘のない人はわかりづらいと思うので、場所は、いわゆる下館街道の桜川の塙世橋を渡って、今コンビニがありますよね。あそこを亀熊のほうに回り込む道路があるのです。そして、小久保モータースさんがあります。その手前のところをちょっと下りながら、大塚外科医院さんのほうに行く道路というのがあるのです。この道路の側溝布設工事がこの表に載っているものなのですが、この道路は旧県道ですよね。要するに、その昔、ここをバスが通って下館に行っていた道路なのです。現在でも市道です。そして、昔、あのバスが通っていたわけですから、4メートルはあったでしょうよね。行き違いができたか、できないか、いずれにしましても。それが非常に現在お粗末なことになっていて、そして多分いろいろな状況の中から、ほんのちょっと、50メートルぐらいのところまで側溝をやったというのがこの事業なのだと思うのですが、この道路全体の状況、また周辺の地権者との状況を考えたときに、ちょっと放置できないような状態になっているのではないかと思うのです。この道路は現在一体どのようなことになっているのか、ご説明をお願いいたします。結局、布設工事をした部分は50メートルですが、この道路そのものは百二、三十メートルぐらいありますよね、こっちのバイパスに抜けるところまで。小久保モータースさんの手前からずっと回り込んで、いわゆる亀熊の大塚外科医院のところに出るまでは百二、三十メートルあると思うのですが、この道路は現在通れるのか。どのような状況になっているのかについてお尋ねいたします。
議長(相田一良君) 山田総務部長。
総務部長(山田澄男君) では、表で出して、後で整理してお出しいたします。
議長(相田一良君) 常盤建設部長。
建設部長(常盤恵一君) お答えいたします。
 林議員さんのご質問でございますが、まず最初に道路延長を申し上げたいと思います。この道路に関しましては、議員さんおっしゃるとおり旧県道ということで、かなり昔はバスも通ったという話を私も聞いてございます。その道路でございますが、実延長、路面の延長、これは198.7メートルございます。この中で実際に供用されている区間、これが104.7メートルでございます。供用されていない区間、これが94メートルございます。一番問題は残りの94メートルだと思いますが、その前に供用されている部分の中で、昨年工事いたしました、それが実績報告書に上がっております54メートルの部分でございます。これにつきましては、かねてより地元塙世区長から出されておりました排水が、上部がかなり大きくて、下部が狭いということで、水が十分はけないということで、かねてから要望がありましたので、昨年度工事を実施したところでございます。
 この道路につきましては、現在は2軒、2名の方が実際は利用されているようでございます。その残りの方は、新しく道路ができましたので、そちらのほうから自宅のほうへ搬入といいますか、進入路として使っているので、実際にはほとんど使われていないというのが現状でございます。私も早速現場のほうへ確認しましたところ、この道路につきましては約30年前から、当時、旧真壁町の時代からこの道路は実際ほとんど使われないので、払い下げをしてほしいという要望があったと聞いております。結果的には、当然議員さんもご承知のとおり、地権者の同意、そういうものが必要となりますので、全員の同意が得られないということもございまして、払い下げができなくなったということで今日に至っているという状況でございます。
 その中で、大塚外科医院とありますが、この方が自分の前に道路があるということなので、ぜひこの道路をできれば利用したいというようなご相談があったと聞いております。そういうことも踏まえた中で、地権者の再度同意をお願いしたいというような話もあったのですが、そういう利用されたいという方が出ましたので、当然払い下げは今後難しいと思われます。
 それと、地元区長さん方にも当然相談をいたしまして、地元の区長といたしましては、道路があるのであれば道路として通れるようにするのがよいというような意見も地元の区長さんから出されたと聞いております。そういうことを踏まえた中で、その94メートルにつきましては、現在は草が生えて、物が置かれているという状況で、道路としての機能は全く果たせないという現況にあるということは十分認識しておりますので、今後はこの道路につきましては、地元区長さんはもちろん、関係地権者の方にも理解が得られますよう、市といたしましても地権者に粘り強く、あるいは根気強く話を持っていってご相談しながら、今後の道路管理のほうに反映していきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(相田一良君) 22番、林悦子君。
22番(林 悦子君) 個人のいろいろ相続等のお話が出たのですが、そこの部分は、議長、名前をちょっと後で、いいですよね、部長ね。私は、場所がわからないとしようがないだろうと思って個人の名前を出しましたが、個人の相続等々の話のところは削除したほうがいいのかなと思うので。
議長(相田一良君) はい。
22番(林 悦子君) それで、きょうここで結論の出る話ではないのですが、もう速やかにこの問題についてはやってほしいと思うのです。今部長が説明してくれたとおり、この市道に関しては供用している部分と供用していない部分があると。供用していない部分というのは、はっきり言って不法占有の状態なのですね。要するに、いろんなものが生活部分、あるいは軒の延長等々、行ってみればわかりますが、道路があるとは到底思えないような状態なのです。その昔、そこで営業していたお店も真壁時代あったようで、そのお店を市の土地からどいてもらうのに100万円払ってどいてもらったという経緯があります。幾ら自分の土地であり市の土地であっても、不法占有を長らく放置してありますと、相手にも権利が生じるので、どくのにお金がかかるというようなことになるのです。ただ、このケースは、そこまで追い立てなければならないようなケースではないように見受けられました。本当に確かに、ここにまた道路を1本つくってどうなのだというような感じもいたします。ただ、この市道のこちら側に長い筆の地権者の方がいるので、確かにこの道路に、例えば100メートル今まで面していたのが、突然道路に10メートルしか面していなくなってしまったというような状態になれば、将来分筆というか、例えば土地を何か利用するのに分けて利用しようとするときに、道路に面しているところと、めくら土地になるかというのは、まずここにえらい権利の問題を生じかねないということがあるというのが、まず第1点。
 それから、第2点目は、わずか2軒の人しか今供用道路は使っていないということなのですが、この供用道路が宅急便まで落っこってしまってひっくり返ってしまったというくらい、もう狭くなってしまっているのです。両側からいろいろ崩れたりしていまして、道路だけではなくて、ほとんど塙世地域の排水を全部桜川に流すのに半分ぐらいここでしょっている場所なので、排水の問題もあわせて考えなくてはならないと思うのです。晴れた日が続いていても、そこの排水路は深いですし、かつてその周辺の排水路では落っこちて亡くなった人がいて、そして金網を張った場所でもあるのです。ですから、排水路が深くて、しかも晴れた日が続いても水量が多いということを考えたときに、道路だけではなくて、とば口だけをちょちょっと、言われたからいじるというのではなくて、やはり3年ぐらいかかっても全体計画の中で水路の問題、それからもともと4メートルぐらいあった道路が現況では宅急便の車がひっくり返るくらいになってしまっているというのを、土地をふやせというのではなくて、現況に戻せという問題。それから、権利関係が入り乱れているので、そこを整理しろというのと3つあると思うのです。水路、道路の現況復帰と、それから権利関係の入り乱れているところを勘案しながら、もし占有している方に払い下げても差し支えがないのだったら、私はここは払い下げてもいいと思っています。ただ、反対側の地権者と権利が対立する場合は払い下げができないということですよね。だとしたら、わざわざここにお金かけて、百何メートルにお金をかけて、またほとんど通る人のない道路を使うよりかは、市有地を年間幾らで貸与するということができますか。貸すということが、市は。例えば1万円でも5,000円でも取って、その部分を占有している人に対して市が貸すということはできますか。できるのであれば、それも解決の方法だと思うのです。それで一筆、何か使うときには速やかにどかすということが。やっぱり権利の行使をしないと、後から主張された場合、市のほうも弱いですから、そうしないと今度はこの2軒の人が代がかわって、例えば代がかわらなくても、うちを建てかえるという場合、現況4メートル道路になっていなければ建築許可確認がおりないのです。
 ですから、ここは、ただ塙世の側溝を54メートルやりましたというのではなくて、非常に複雑な権利関係もあるから、それを速やかに整理しろと。そして、道路の現況復帰をしなさいと。金があるとか、ないとか、そういう問題ではないだろうということなのですが、速やかにやってくれるかどうかについては市長の答弁を求めますし、それから市が土地を貸すということができるのかどうかについては、答えられる担当の部長が答えてください。
議長(相田一良君) 中田市長。
市長(中田 裕君) ただいま塙世地区の排水路の問題について、林議員のほうから質問でございますが、あそこには池がありまして、その水が桜川に流れていくというふうな状況で、今、排水路の整備等もしておるというふうに私は考えております。それらについて、今、細かく道路等の幅員等について精査をさせていただきたいと思いますけれども、少なくても市道が不法に使われておるというふうな状況があるかどうか、しっかりと確かめて、それは市道という位置づけをお互いに確認をしていくということは大変重要なことだと私も思っておりますので、その辺、精査をさせていただきたいと思っております。
議長(相田一良君) 山田総務部長。
総務部長(山田澄男君) 今の道路の関係で、市道であれば行政財産になると思うのですが、行政財産の使用許可申請書というのがございます。そういう中で、利害関係者と申しますか、その隣接している方にそれを使用許可してもいいような状況であれば許可できる場合もありますよという、私、現況ちょっと頭に入っていないで、どういう状況の場所なのだか、わかりませんので、行政財産の使用許可申請を出して、これが大丈夫だろうということであれば許可は出せる場合もありますということです。
議長(相田一良君) 22番、林悦子君。
22番(林 悦子君) では、まとめます。大ごとにする話ではないのですが、精査も何もなくて、行ってみればわかりますが、できるだけ早く。こちらがちゃんと通れるようになれば払い下げには同意してもいいというお宅もあるのです。そしてまた、今、荷物が広がってしまっているものを、急にわかったからって、何十年も放置しておいた市が、議会に言われたからって駆けていって、林悦ちゃんが騒いでいるからなんて、急に荷物片づけられても、これもまことに困るのですよね。でも、方策として、例えば何年ごとの更新で土地を貸すということができるのであれば、それもこちらから提案する一つのものになるわけで、いずれにしても現地に行ってみれば、これはひどいやというのがわかると思います。
 不法占有とかいうと非常に言葉がきついので、何かやってしまっているように見えますが、置きたくなるとは思いますね、人情的には。ですが、それで困っている、人の権利が侵害されたり、あるいはあるべき道路がなくなっている状態で、来る人がみんなコンビニあたりにとめて、わざわざ歩いてくるような状態を放置しておくことはうまくないと思うので、予算があるとか、ないとか、あるいは、市長、水路だと思っているようですが、わけは道路と土地の権利関係ですから。水路もそこにくっついているから、なお大変だと。ついでに言えば、金網の前も、じせぶりとまでは言いませんが、いろいろ、どんどん、どんどん狭くなっているので、あれは亀熊地内を通る、教育長、よくわかっていると思いますが、集落道で、ああいうところ、みんな通って回覧板なんか運んでいると思うので、あそこも、この際だから、くいをきちんと打たないと、だんだん人の土地のような状態になっていったときに、隣に回覧板持っていくのに、こっちが塙世地内回って車で持っていかなくてはならないような状態になる。それでは隣近所円満に暮らすことはできませんので、とにかく速やかに、何もこういうことに市長が駆けていって見ろとまでは言いませんが、担当課には速やかに対応するようにご指示をお願い申し上げます。
 あと40秒ですが、この裁判のほうは、いたずらに感情論に走るとうまくないと思うのですが、私は第三者的に考えてみたときに、控訴しないということは外形的に非を認めたことになります。これは、ここにどんな気持ちがあろうと、非を認めた以上はきちんと速やかにするべき行為を執行して、そしてあとはぐちゃぐちゃ言わないというのが、私は物事のこういうときに対応すべき態度であって、裁判所がおかしいとか何とかなんて言い出したらば法治国家ではなくなりますから、やはり裁判の中で権利を主張することなく、控訴もしないのであれば、それは速やかに自分は受け入れるべきだと思います。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
 5番、市村香君。
5番(市村 香君) 167ページ中の地域振興費なのですが、負担金補助の中の花いっぱい運動推進事業費の補助金というのがあるのですけれども、190万円。これの中身について、実績報告書のほうにも出ておりませんので、どんな形で出ているのかということをちょっとお聞きしたいと思います。
 それと、もう一つ、143ページの環境衛生費の中の報償費ということで79万3,300円が出ているのです。この中から、実際には10万700円は使わなかったということなのですが、多分5月の一斉美化運動のところなのだとは思うのですけれども、報償費というのがどのように出ているか、この2点、よろしくお願いいたします。
議長(相田一良君) 横田経済部長。
経済部長(横田 一君) お答えを申し上げます。
 地域振興費の中の花いっぱい運動推進事業補助金190万円についてご説明を申し上げます。この事業につきましては、岩瀬地区と真壁地区の花壇17カ所に花づくりを行っております。それから、フラワーロード5カ所、プランター設置10カ所、このような地区の活動に対して補助金を差し上げているということでございます。
議長(相田一良君) 永瀬市民生活部長。
市民生活部長(永瀬 昇君) 市村議員さんのご質問にお答えをいたします。
 143ページの報償費84万4,200円だと思いますが、これは霞ヶ浦、また北浦地域ということで、固定市町村がございます。3月の第1日曜日に一斉にこの地域の清掃を行っているものでございます。21年度におきましては112の地区で参加をいただきまして、報告が上がっている人数は……
          〔「143ページの79万3,300円……」の声あり〕
市民生活部長(永瀬 昇君) 申しわけありませんでした。環境衛生費のほうですね。
          〔「環境衛生費の中の……」の声あり〕
市民生活部長(永瀬 昇君) 済みませんでした。報償費79万3,300円のほうですね。これは、先ほどと若干似たような活動でございますけれども、5月30日がごみの日という日になっております。ということで、これは一斉にごみゼロを目指しまして、各行政区のほうにお願いをして清掃活動を行っております。実施地区につきましては、21年度は106地区で行っておりまして、これは均等割と戸数割で計算してございます。ちなみに均等割は3,000円、また参加された戸数には40円の合計額で支払いをしているような状況でございます。
 以上です。
議長(相田一良君) 5番、市村香君。
5番(市村 香君) この79万3,300円のはわかりました。
 もう一度、花いっぱい運動のほうの岩瀬、真壁の17カ所とか、花づくり、フラワーロード、プランター10カ所というのはわかったのですが、この支払いの形は直接役所があれするのですか。どこか委託みたいな形にしているのですか。責任者か何かいらっしゃるのですか。
議長(相田一良君) 横田経済部長。
経済部長(横田 一君) それぞれの箇所に代表者の方がおられまして、その方に交付をしているということでございます。
議長(相田一良君) 5番、市村香君。
5番(市村 香君) あと、その明細というか、それをちょっと見せていただければありがたいです。よろしくお願いします。
議長(相田一良君) ほかにありませんか。
 21番、上野征一君。
21番(上野征一君) まず、89ページの12節役務費、このところの報告で、きのう、市の広報紙の広告料が135万円ほど収入があるというような説明を受けました。それで、広報紙の広告料も、せっかくだからやったのがいいだろうというのが私も記憶しているのですけれども、広報紙だけではなくして、封書もやったらどうだということで前にもお話ししてあると思います。スポンサーがいないからやれないのだというような答弁いただいたような気がしているのですけれども、スポンサーがいればやる気があるのかどうか。役所から出ている封書、大きいのから、小さいのから、かなりの種類の封書が出ていますので、あれに例えば、どこどこ牛乳だとかというような封書をつくれば増収になってくるかと思いますので、そういうような封書へスポンサーをつけて有料広告を出す気があるのかどうかということをまず一つ確認をしたいと思います。
 それと、139ページの19節負担金補助及び交付金の中で上から5番目あたりかな、筑西広域病院群輪番制負担金ということで643万3,000円ほど支出していますけれども、この金額、筑西地区に救急車を受け入れ態勢してもらえるところ、5つの病院があるのだということで報告を受けました。確かに5つの病院はあるかもしれません。負担金を出しているかもしれませんけれども、今、各地域に救急車を119番で呼ばれて患者さん乗せて、病人乗せて、けが人乗せて、即動けないのが今の桜川の救急車であります。非常に恥ずかしいといいますか、残念であります。これだけはやっぱり早急に救急車の救急病院の受け入れ態勢、ちゃんと整えてもらって、病人乗せたら即走れるような医療体制を確立していただきたいと思います。
 それと、195ページ、13節の委託料の中の下から4番目、耐震診断委託料3,270万円という形で上がっています。14校というような形で、きのう報告受けたような気がしますけれども、やっぱり使っている学校ですから耐震診断も必要かもしれませんけれども、3,200万円もかけて、今非常に学童が減っている。小学校耐震診断を何でやらなければ……
議長(相田一良君) 済みません。上野議員、文教委員だっけ。
21番(上野征一君) 文教ですけれども、これから文教でやって、私はこの間までは経済委員だったのですけれども、これは決算ですから新たな文教ではやらないですよね。
議長(相田一良君) でも、一応担当委員の場合には今回質問は遠慮していただきたいという最初の申し合わせなので。
21番(上野征一君) 決算議会なので、私は建設常任委員会のことは質問するつもりはありませんけれども、文教に対しては全く触れていませんよね。
議長(相田一良君) 耐震は文教。
21番(上野征一君) 今回は文教になりました。
議長(相田一良君) 耐震関係のやつは文教常任委員会ではなかったっけ。
21番(上野征一君) 学校のことですから文教でしょうよね。
議長(相田一良君) すると、上野議員は文教厚生常任委員会なもので。
21番(上野征一君) 今回はそうですけれども、予算でなくてこれは決算でしょう。決算を審議しているのに、やっぱり前の委員会のではなくして、新たな委員会のほうはだめだということになります。
議長(相田一良君) 最初、会議始まる前に、担当委員会の場合にはご辞退、済みません。申しわけないです。
 飯嶌市長公室長。
市長公室長(飯嶌洋一君) 広告料ということでございまして、この間の答弁の中でも、21年度においては135万円の広告収入があったというような報告をしたところでございます。議員の前にもご質問がありました役所の封書、そういったものにも広告を載せて収入を図ったらということだと思うのですが、これらにつきましては前にも答弁で申し上げましたように、役所の封書の場合は利用する市民の人数がある程度限られているというような中で、広告主が余り広告の期待ができないというような事情もございまして、なかなか広告業者が集まらないというような実情でございます。そういった中で、現在、ある広告会社のほうで、各、いわゆる3庁舎のホールのところにモニターを設置しまして、そこに民間の広告を載せたり、それから市のいろいろな広報のPR、市の行事なんかのPRとか、観光なんかも含めてPRをしてくれるというような中で、そのモニターの設置をすることによって、場所を市のほうで提供するというような中で、土地で言えば借地料、そういった形で広告収入が入るというような内容のものも現在検討しておりまして、早ければ来年度4月ごろからはできるようにしたいということで、今後とも広告の収入につきましては、厳しい財政状況でもございますので、できるだけ収入があるようないろいろな方法を考えながら実施をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(相田一良君) 病院について、それもやっぱり文教厚生常任委員会になっていますもので、一応決まりとしては、委員になっていますもので、答弁のほうは差し控えさせていただきます。
 21番、上野征一君。
21番(上野征一君) 今、市長公室長から答弁いただきましたのですけれども、確かに非常に財政厳しいですので、費用対効果が出ないものであれば、やってもこれはどうにもなりませんけれども、それなりにやっぱり動きをかけて、かかった費用以上に収入につながるものであれば、あらゆる面、細かくしまして収入につなげるように努力していただきたいと思います。
 終わります。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) ないようですので、質疑を終わります。

    議案第59号〜議案第67号の委員会付託
議長(相田一良君) お諮りいたします。
 議案第59号から議案第67号までを別紙付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第59号から議案第67号までを別紙付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託することに決定いたしました。

    散会の宣告
議長(相田一良君) 本日予定された案件は、すべて終了しました。
 本日はこれで散会といたします。
 なお、21日、27日、28日は常任委員会を行い、29日の本会議は午後3時開会といたします。
 ご苦労さまでした。
          散 会  (午前11時40分)