平成22年第2回桜川市議会定例会議事日程(第2号)
平成22年6月16日(水)午前10時開議
日程第 1 一般質問
〇出席議員(26名)
1番 大 塚 健 次 君 2番 市 村 香 君
3番 風 野 和 視 君 4番 岩 見 正 純 君
5番 小 高 友 徳 君 6番 中 川 泰 幸 君
7番 皆 川 光 吉 君 8番 増 田 豊 君
9番 潮 田 新 正 君 10番 相 田 一 良 君
11番 古 川 静 子 君 12番 大 塚 秀 喜 君
13番 高 田 重 雄 君 14番 小 林 正 紀 君
15番 増 田 俊 夫 君 16番 鈴 木 好 史 君
17番 川 那 子 秀 雄 君 18番 萩 原 實 君
19番 横 田 衛 君 20番 橋 本 位 知 朗 君
21番 仙 波 信 綱 君 22番 増 田 昇 君
23番 塚 本 明 君 24番 上 野 征 一 君
25番 林 悦 子 君 26番 菊 池 節 子 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
副 市 長 山 田 耕 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市 長 公 室 長 飯 嶌 洋 一 君
総 務 部 長 山 田 澄 男 君
市 民 生活部長 永 瀬 昇 君
保 健 福祉部長 麻 尾 優 君
経 済 部 長 横 田 一 君
建 設 部 長 常 盤 恵 一 君
上 下 水道部長 若 林 鉄 郎 君
教 育 次 長 臼 井 典 章 君
会 計 管 理 者 太 田 昭 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 笠 倉 貞 君
議会事務局書記 小 嶌 弘 君
議会事務局書記 斎 藤 修 一 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
開 議 (午前10時02分)
〇開議の宣告
〇議長(増田 昇君) おはようございます。
本日の出席議員は26名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
〇一般質問
〇議長(増田 昇君) 日程第1、一般質問を行います。
26番、菊池節子君。
〔26番(菊池節子君)登壇〕
〇26番(菊池節子君) 通告に基づきまして、私、菊池節子の一般質問を行いたいと思います。
まず最初に、第1点目といたしまして、学校給食センター統合についてお伺いいたします。ことしの1月20日、桜川市立小中学校適正規模検討委員会の答申が出されました。その議事録を読んでみると、「委員会の名称は学校給食センター統合検討委員会とするにふさわしいものになっている」。この議事録と答申内容に触れながら、北学校給食センターは本当に統合の道しかないのか、具体的に質問をしたいと思います。
〔「マイク遠いよ」の声あり〕
〇26番(菊池節子君) 広報さくらがわには、検討委員会の答申の概要が掲載されております。そこで、問題にしたいのは、学校の適正規模のことであります。県の基準から見ますと、適正規模以下の小規模校が11校あると述べております。小学校では、真壁小学校、岩瀬小学校以外は適正規模ではないと言っているのです。これは、論の立て方が間違っているのではないかと思います。県や文部科学省の適正規模とは、8,000人程度の住民に1つの中学校があることが行政的に効率がいいという話であって、それ以下は効率が悪いから統合して、リストラの対象にしようという話なわけです。そこで、アンケートを行い、保護者が一般論として適正規模学校が望ましいとしたからといって、リストラをしていいわけではありません。幸い、小規模校の代表者の意見によって統廃合の方向は出ていないようですが、学校の適正規模の一般論から話を進めるのは危険な論の進め方だと思います。学校の統廃合の話を進めるには、その地域の子供の教育にプラスかマイナスか、ここをスタートにしていただきたいと思います。
今回の検討委員会は、答申案検討まで含めて12回開かれております。1回は総論、2、3回目が小規模校、大規模校の論議、4、5回目、アンケートについて、そして6回、7回、8回、9回目、給食センター論議が若干のところと、6回、8回はほとんど給食センターということでありますけれども、10回目は学校規模での方針づくり、11回は答申案の検討、12回は答申案の確定となっております。学校の統廃合にはいろいろな意見を持っている検討委員の方も、給食センターに関しては、事務局の説明優先で、給食センターの老朽化が進んでいる現状、改築または統合しかないとの事務局の意見、厳しい市の財政状況を説明されると、特に反論もできないまま、出ないまま、統合することが望ましいとの意見で一致しているわけです。私がここで一番問題にしたいのは、学校統廃合では、教育のそもそも論から出発いたしているのに、学校給食では、学校給食の意義と役割についてほとんど触れられていないのです。学校給食は、学校給食法に定められているものであり、次の4つの目標を掲げております。
1つは、日常生活における食事について、正しい理解と望ましい習慣を養うこと。
2つ目に、学校生活を豊かにし、明るい社交性を養うこと。
3つ目、食生活の合理化、栄養の改善及び健康の増進を図ること。
4、食料の生産・配分及び消費について、正しい理解に導くこととあります。
学校給食の基本は、自分の学校で給食をつくる自校方式が基本であります。給食はできるだけ近くでつくることが基本になっております。少しでもおいしい給食を子供たちに食べさせてあげるためには、給食センターを統合するのではなく、北給食センターは建てかえを検討していただきたいと思います。合併特例債を活用する方法も残されているのではないでしょうか。検討委員会の答申は、事務局の説明だけで出た結論のように思えてなりません。教育長の見解を伺いたいと思います。
次に、2点目、市借地の整理について。桜川市の財政が厳しい状況になっていることは、多くの市民が心配するところです。私は、以前にも無駄な補助金・負担金の見直しを提言してまいりました。今回は、市の借地の整理をしていただきたいと思い、質問をいたします。
私は、以前からいただいた資料では、年間の借地料の総額は9,549万円、約1億円に近い額となっております。市営住宅はほとんどが借地の上に建てられております。有効に活用されているのならいいのですが、空き家が多くを占める市営住宅もございます。そうしますと、空き家の借地料を市が毎年負担をしていることになりかねません。使用不用の建物もあるようですから、市営住宅は再整理をして、不用なものは更地にして返還するほうがいいのではないかと考えるのですが、市長の見解はいかがでしょうか。
また、桃山中学校や岩瀬運動公園など、市の重要な施設の幾つかが借地の上につくられております。これらの施設は、経済が上向きの状況のときにつくられたものであり、当時としては経済的にも効率的であったことは否定いたしません。しかし、経済が縮小期に入った今、考え直す時期に入っているのではないかと思います。将来どのようにしていくのがいいのか、将来の構想を示していただきたいと思います。借地の単価も本当に格差があります。1平米で36円から1平米519円、高いのでは1平米728円となっております。この単価の見直しも迫られているのではないでしょうか。そのことについて、ご答弁願いたいと思います。
3点目に、真壁城址公園の進捗状況について伺いたいと思います。平成20年12月議会で、真壁城址整備事業について質問をいたしました。計画では、平成28年に完成との答弁をいただきました。その後何回か真壁城址を見ておりますが、真壁城址公園の整備が遅々として進んでいないように見えます。今回旧真壁地域が重伝建の指定を受けたことを機会に、真壁城址公園の整備のスピードを上げて進めたらどうかと考えて質問をいたします。真壁のひなまつりを見たお客さんが真壁城址を見ても、ただ看板だけが上げられた工事中の外観だけ見て、がっかりして帰っていく姿を見るのも寂しいものであります。今は古城ブームで、特にいろいろな城跡をめぐるイベントも行われております。つくし湖から持ってきた残土もきちんと整備し、ひなまつりの折には真壁体育館にも駐車場をつくるなど、活用をぜひしていただきたい。また、将来の構想として、どのような完成図を描いているのでしょうか。本丸の位置には体育館があります。本丸に体育館がある状況でどのような公園になるのか、ちょっと想像がつきませんけれども、大まかな概観だけでも示していただきたいと思います。
最後に、住宅リフォーム制度についてお伺いいたします。全国的にも無駄な公共事業の削減が進み、建設不況と言われる現象が生まれています。その打開策の一つとして、住宅リフォーム助成制度があります。この制度は、住民が住宅のリフォームなどを行った場合、その経費の一部を自治体が助成する制度であります。住宅の改善を進めるとともに、中小業者の仕事おこしにつながり、その経済効果は助成額の数十倍にも上がったと言われております。私は、以前からこの制度の実施を市に求めてまいりました。今回改めてこの実施を求めるものです。
その第1の理由は、経済の不況が長引く中で、特に建設不況と言われる現象が目立つ中、その打開策が必要になってきていることです。
第2に、今まで県内では古河市などの県西地域で取り組まれるところが多かったですが、この制度の有効性が認められまして、古河市だけでなく、坂東市、境町、つくばみらい市、北茨城市、結城市、神栖町、城里町でも始められ、全県域に広がっていることです。
第3に、県レベルでも、秋田県が県として初めて取り組みを始めたことであります。予算規模は12億6,000万円で、対象は7,000戸だそうです。導入に当たり、副知事は、仕事をふやし、地域振興策としても有効との認識を示しております。また、知事は、県議会で「直接補助は住宅リフォーム促進に有効な制度」と答弁いたして実施に至りました。また、県内では、実施に慎重であった大洗町が昨年10月から踏み切っているとのことであります。今までちゅうちょしていた理由は、住民個人への助成になる。町内業者に限定すると、業者を自由に選定すると不公平感が生まれる。業者の営業激化で住民に不快感が出るなど、問題点があると危惧していたとのことであります。今では、全国では200近くの自治体で取り組まれております。また、県レベルでも秋田県が取り組むなど、その効果が明らかになっています。桜川市でも、ぜひこの制度を取り入れる研究をしていただきたいと思いますが、見解を伺いたいと思います。
あとは自席でさせていただきます。
〇議長(増田 昇君) 菊池節子君の質問に対する答弁を願います。
中田市長。
〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) おはようございます。菊池節子議員さんのご質問にお答えをさせていただきます。
まず、学校給食センターの統合についてでございますが、教育長の見解を聞きたいということでございますが、基本的な問題は、私のほうからお答えをさせていただきたいと思いますので、ご容赦をいただきたいと思います。
学校給食センターの整備に関しましては、議員さん方もご承知のとおり、北学校給食センターの老朽化が著しく早急な対応が必要であるとの考えから、平成20年10月、教育委員会を通じ桜川市立小中学校適正規模検討委員会に対し、学校給食センター統合に関する基本的考え方及び具体的方策について検討をいただくよう諮問いたしました。その後1年4カ月にわたる審議期間を経て、平成22年1月20日、答申書が提出されました。答申内容につきましては、既に桜川市ホームページには5月6日に、広報さくらがわには6月号で市民の皆様にも公表しております。今後学校給食センター整備を進めるに当たって、私としては、答申内容を尊重することは言うまでもありませんが、食育や衛生管理対策等検討委員会で論議できなかった詳細な部分については、現在庁内の内部会議を設置し、検討させております。なお、内部会議の検討結果につきましては、議会とご相談の上、仮称ではありますが、委員さん方の代表を含めた学校給食センター建設委員会を設置し、審議していただきたいと考えております。また、建設財源につきましては、市の厳しい財政状況を踏まえ、できれば合併特例債の活用についてもご協議いただきたいというふうに考えておるところでございます。
なお、冒頭にも申し上げましたが、北学校給食センターの老朽化は大変進んでいるという現状を踏まえ、早急に対応していかなければいけないなというふうに思っております。ただ、学校給食センターの建てかえにつきましては、現在の敷地面積1,990平方メートル、そのうち363.6平方メートルの借地を含んでおりますけれども、文部科学省の学校給食衛生管理基準や厚生労働省の大量調整施設衛生管理マニュアルを満たした施設建設は大変難しいというふうに私は判断しておりますので、ご理解のほどよろしくいただきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 続いて、山田総務部長。
〔総務部長(山田澄男君)登壇〕
〇総務部長(山田澄男君) 菊池議員さんの質問にお答えいたします。
有効に活用されていない土地借地については、整理して地権者に返却し、市の負担を軽減してはどうかということだと思いますが、借地に至る経緯につきましては、合併以前の旧町村時代にさかのぼり、さまざまな状況、要因があったと推測されます。借地されている土地は、目的に沿って活用されていると思いますが、各部局において精査の結果、実際に有効に活用されていない物件があったとするならば、返却する際には地権者との交渉には労苦を伴いますが、必要性は認識しております。今後、状況に応じて検討する課題ではあるかと思いますので、ご理解のほどお願いいたします。
総務部所管の物件につきましては、以前ご指摘のありましたやまと幼稚園駐車場敷地及び高久のストックヤードにつきましては、平成21年3月をもって返却をいたしました。
ちなみに、借地料につきましては、一昨年委託いたしました借地料改定コンサルティング業務の結果を踏まえまして、賃貸借契約の入れたものから随時地権者の皆様方と交渉しながら、単価の改定をお願いしているところでございます。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 続いて、臼井教育次長。
〔教育次長(臼井典章君)登壇〕
〇教育次長(臼井典章君) 菊池議員のご質問にお答えいたします。
真壁城址の整備事業は、平成6年に12.5ヘクタールの国指定を受けて、平成9年度から史跡真壁城址整備事業として発掘調査と復元整備を進めてきているところでございます。本事業は、学術調査をもとに、学識経験者による整備検討委員会や文化庁、茨城県教育長の指導を受け、史跡の価値を慎重に見きわめながら進めている事業であります。これまでの発掘調査や復元整備といたしましては、城の外郭部である外廓から中城部分の発掘調査がほぼ終了し、その発掘成果をもとに、価値を慎重に見きわめて、早急に外廓の約4.6ヘクタールの復元整備を完了するよう現在進めているところであります。復元整備が完了次第、外廓の部分を一般開放、それと本格的なイベント等での活用を考えているところであります。
本事業の目的が、発掘や復元の完成した成果を教育、観光などの歴史資源として活用することにありますので、事業経過とともに、毎年の発掘や復元によって真壁城址が少しずつ歴史資源として成長する過程を公開し、その価値、成長に共感を生むことで、真壁城址、さらには桜川市を愛する心を広く、そして継続的にはぐくむことができるよう目指しているところであります。また、さまざまな価値を体験していただく真壁城址に興味と関心を持っていただくきっかけづくりといたしまして、多くの市民の方に周知することにあわせまして、現地説明会、歴史講座、観光案内等を継続的に実施してまいりたいと考えております。
現在城址内に山積みされた残土が城址の復元土塁と誤解されるような状況にありますが、二ノ丸にある残土につきましては、旧真壁町時代に搬入されたもので、現在、真壁城址の復元整備に必要な保護盛り土層として利用しているところでございます。今後城址の遺構と見間違えることのないよう、案内板の設置など十分な説明に努めてまいりたいと思います。
真壁城址の整備事業につきましては、国、県の補助を受けて、平成6年度から本格的な調査並びに復元整備を進めてまいりましたが、これまでの事業費といたしましては、発掘調査賃金、工事費、除草などの維持管理経費も含めまして6億8,208万3,605円の経費が投資されております。本年度につきましても、3,000万円の事業費を予定しているところであります。そうしたところから、真壁城址につきましては、利活用の観点から、ひなまつりなどのイベントにあわせた一般公開など、さらなる活用に努めてまいりたいと考えております。真壁城址の整備工事は、短期計画として平成28年度までの計画が設定されているところでありますが、その計画では、発掘調査は二ノ丸までの調査を終了させ、整備工事に関しましては中城の工事を終了させる計画となっております。その後の28年以降の具体的な年次計画につきましては、28年をめどに今後検討していくことになります。その計画等の作成に当たりましては、文化庁の指導により、最終的な目標は本丸の整備をもって終了する旨が定められており、本丸の調査を行った後、二ノ丸、本丸の整備工事を行い、城址のみならず、城下町である真壁の町並みとの一体的な整備と活用を進めていくよう予定をしているところでございます。
以上で答弁とさせていただきます。
〇議長(増田 昇君) 続いて、常盤建設部長。
〔建設部長(常盤恵一君)登壇〕
〇建設部長(常盤恵一君) 菊池議員さんのご質問にお答えいたします。
4、住宅リフォーム制度についてということでございますが、桜川市においては、建築物等の着工件数、これを先に申し上げたいと思います。平成18年度が245件、19年度が239件、20年度は191件、21年度は142件と推移しており、景気の低迷等に影響により明らかに減少の傾向にあります。このような状況において、国や県では、より安全で快適な住環境の整備促進を目的としてさまざまな助成制度を創設し、利子補給や経費の一部助成を行っております。しかし、これらの助成制度は、地域木材の利用促進や太陽光発電システムの導入などに限定され、一般住宅のリフォーム等についてはなかなか対象にならないのが現状でございます。また、先ほど菊池議員さんからありましたように、茨城県内の各自治体、古河市を初めとする9市町村が、住宅リフォームに着手しているところでございます。この制度につきましては、各自治体で独自の助成を行っているということでございます。
そして、今般質問の中にありました秋田県の取り組みは、県内経済の活性化と住宅の質の向上を目的として、ことし3月に創設された住宅リフォーム緊急支援事業で、県内のすべての住宅の増改築やリフォームを対象に、工事費の10%、最大で20万円を助成するものでございます。全国に先駆けた画期的な事業であります。しかし、これらの財政支援については莫大な財政負担を伴うことから、市町村ごとに実施する場合は、実施可能な市町村とできない市町村で格差が生じ、不公平感を抱くことが予想されると思います。よって、市といたしましては、一般住宅のリフォーム助成事業については、県における全県的な取り組みとして県が主体となって実施すべきではないかと考えます。また、市独自の対策につきましては、財政状況を踏まえつつ、桜川市の住宅政策全般について検討した上で、必要な措置を講じていきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 再質問があれば質問願います。
26番。
〇26番(菊池節子君) 最初の学校給食についてなのですけれども、もう待ったなしというか、老朽化が激しくて、ここ二、三年のうちには何とかしていただきたいという考えだと思うのですけれども、では、かと言って、北給食センターは旧岩瀬町内の学校のセンターなものですから、それを真壁地区まで学校給食センター統合するために持っていくというのもいかがなものかと私は思うのです。今度搬送にも時間もかかるし、たった15分と申しますけれども、15分だけではないのですね。寄り道していくわけですから、各学校に搬送するわけですから。そのことは、その前に、結局学校規模適正化を最初に立ち上げて、それと同時に、今度は給食センターを統合するために進めていくという手法をとったわけですね。そうしますと、とにかく老朽化が激しいからすぐにでもつくり変えてほしいという要望になって、何だかおかしなことになってしまうのではないかというふうに思うのです。適正規模化と言って、では、今とにかく桜川市にある小学校の7割が適正規模ではないというふうな状況の中で、給食センターのほうはもう統合、要するに真壁の南給食センターの敷地内に建てようというような答申なわけですよね。そうすると、選択肢として、向こうに建てるか、また別な真ん中辺に建てるか、それとも旧岩瀬町の地域に建てるかという、そういう選択肢の中で、今現在土地があるところへ行こうという方向に、簡単な安易な方向ではそうなっているのではないかというふうに思うのです。私は、学校給食というのは、とにかく地元で、子供たちがそばにいるところでできるのが本当は本来の一番いい方向だというふうに思うわけです。それで、この適正規模化について、審議会の方も教育論そもそも論を言っても、給食センターについての学校給食とは何ぞやというところからは出発していないのですね。だから、その辺ちょっと、何か片手落ちと私は申し上げたいのです。要するに、ただ効率と場所選定にやっぱりちょっと考えるものですから、今すぐ言われてもちょっとわかりませんけれども、そういうことで選択を迫られると、では、遠くても向こうに統合してしまったほうがいいのではないかという考えだと思うのです。私は、桜川市の旧岩瀬学校の給食センターはやっぱりこの近くに建てていただきたい。地元の方も、私はそう願っていると思います。地産地消も進めていくためには、やっぱり近くでできる……大きな人数をつくるよりも、2,000食ぐらいだったら地元の材料で間に合うという前提で私は進めていただきたいと思うのです。そういうことで、再検討を私はしていただきたいということで、市長の答弁、もう一回お願いしたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 菊池議員さんの地元の地産地消に対する思いというのは十分理解できますけれども、現在桜川市は少子化でございまして、大変児童生徒は年々減少しているという事実もございます。そういう面で、1年4カ月にわたっていろいろと適正規模について有識者の皆さん方に意見を闘わせていただきました。そういうものを当然私としては尊重していかなければいけないというふうに考えております。また、菊池議員が北給食センターの建てかえというふうなことを言われる場合に、現在地のところに建てかえるというのは不可能でございます。そういうものを踏まえて、これから議員さん方の代表も含めた学校給食センター建設委員会の中で、いろいろと方法論、英知を出し合っていただいて、こういう方式がよろしいのかな、また費用対効果も考えた中で、最終的な判断をしてまいりたいというふうに考えております。いずれにせよ、桜川市、合併をして一体感を醸成した形の中で、子供たちに食育をしっかりとさせて、また衛生管理、これは一番重要でございます。こういうことも国、県の基準に適合したものをつくっていくということも大切でございますので、これらも議論の対象でいろいろお話し合いをしていただいて最終決定をさせていただきたい、かように思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 26番。
〇26番(菊池節子君) 何だかもう、検討委員会の方にお願いしてそういう答申が出されたからそういう方向で……効率から言ったら、もうたくさんつくってやることのほうが単価は少なく上がると思います。しかし、今やっぱりO-157も一時ありましたけれども、これからもどんな新しい病気というか、菌が出てくるかもわからぬときに、そういう一括した1つの給食センターでつくることは、私は余りいいことではないというふうに思うわけです。確かに効率等、経済効率だけで言ったらもうそっちのほうが言うことはありませんけれども、それだけで今のあれでは済むとは思いません。義務教育はそういうきちっと子供の食育も含めて、そして今、食事については本当に学校給食が頼りにされている、必要とされている、そういう時期だというふうに、当初の学校給食のできたころとやっぱり同じ今時期にまた来ているのではないかというふうにかんがみますと、やっぱり統合しないほうが、私は、効率だけを求めるのではなくて考えていただきたいなと思います。
次に、借地についてですけれども、認識をしているということですけれども、とにかく借地料もばかになりません。年間1億、そしてその格差がすごいのですね。町内の場合には1平米が728円という金額になっております。農村部の公園とかそういうところでは1平米が36円なのですね。だから、そういう点で、今民間の借地も若干見直しされているのではないかというふうに思うので、その辺のところもぜひ、やっぱり今見直しの時期、再検討しなければならない時期に来ているのではないかというふうに思いますので、ぜひですね、経費節減も含めてです、やっていただきたい。それで、返せるところがあれば、こういう時期ですから、多分土地を求めるときも大変だったと思います、借地をするときも。返すときもまた大変です。でも、それは行政でやらなければならないことだと私は思います。そのことで市長の答弁をもう一回お願いいたします。
〇議長(増田 昇君) 違う、山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 先ほど答弁いたしましたように、借地料につきましては、借地料コンサルティング業務を行いまして、今随時契約期限が切れたものから契約交渉をして行っております。借地料の相違がいろいろあるということでございますが、市街化区域と市街化調整地の間ではやっぱりそこの評価額が違いますので、それはいたし方ない点もあるかと思います。
あと、先ほど言いましたように、コンサルティング業務の中で、その結果というのは、利回りという数値が出ました。現行借地料から現在の単価を割り返した額が3.5%から5%あたりが望ましいのだろうという、金額的には全部できませんので250万程度のコンサルティング業務を委託したわけですが、その中では桜川市の借地の単価はそれほど高くはないという結果は出たのですが、ほかのコンサルティング業務に含まれていなかった物件について全部洗い出してみまして、そういう中で、高めのものについては随時財政課のほうと担当課のほうで打ち合わせをしながら、今後も借地料の改定は行っていくという状況でございます。
〇議長(増田 昇君) 26番。
〇26番(菊池節子君) ぜひ努力していっていただきたいと思います。
それから、あと、住宅リフォームについてなのですけれども、県が主体となってやるべきだというご答弁なのですけれども、今の建設業界の不況、もう本当に大変で、いつつぶれて……そういう言い方は失礼かもしれないけれども、そういう状況に追い込まれているところでございます。ですから、少しでもそういう助成をしていただいて、それをきっかけに建設が進められたら、まちもよくなるのではないか、税金も払えるようになるということにつながっていくのではないかなというふうに思うわけです。まだ始まりですけれども、やっぱりぜひ、全国でもかなり普及されてきていますので、当市でもぜひ、県が主体となってやるという方向ではなくて、市独自の考えを持ってやっていただきたいなと、研究していただきたいと思うわけですけれども、だめでしょうかね。
〇議長(増田 昇君) 常盤建設部長。
〇建設部長(常盤恵一君) それでは、お答えしたいと思います。
先ほど申し上げました住宅リフォームですが、県内の自治体で9市町あると申し上げました。古河市を初め、近隣では結城市、下妻市あたりも実施はしております。桜川市で、件数を先ほど申し上げましたが、20年度には191件あったと。21年度は142件。そういう件数を踏まえた中で、今補助している補助率が工事費の10%、ほとんどがそのラインで実施しております。限度額が10万円、最低では5万円ということでございます。それを当てはめてみますと、桜川市では、191件で10万ですと1,910万円ほど負担が新たにふえるということに当然なってまいります。21年度におきましては1,420万円というふうになってまいります。非常に財政が、議員さんもご承知のとおり、非常に厳しいという状況もありますので、今後関係課と協議しながら、担当課を含めてもちろん検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 26番。
〇26番(菊池節子君) 私はですね、これを呼び水にして、若干業者の方も潤い、また受ける住宅を増改築したいという人もふえればいいなという、そういう呼び水的なことで提案しているのですけれども、このままいったら本当にますます市自体も大変になって、とにかく住民が元気にならないと、民間も元気にならないと市も元気になりませんから、ここは少し投資も若干して、財政的な負担もいただいて、元気出していただけるような、そういう施策をぜひお願いしたいと思うわけです。
以上です。
〇議長(増田 昇君) これで菊池節子君の一般質問を終わります。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前10時44分)
再 開 (午前10時55分)
〇議長(増田 昇君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
続いて、17番、川那子秀雄君。
〔17番(川那子秀雄君)登壇〕
〇17番(川那子秀雄君) 一般通告に基づきまして質問をいたします。
桜川北部ふるさと協議会について質問をさせていただきます。通告してありますように、真壁庁舎の農林課に事務所が存在しているということでありますが、実際に私どもはその内容について理解をいたしておりません。ですから、やはり先日担当課に、いわゆる協議会の内容、あるいは規約等持ってきていただきました。内容をずっと見させていただきましたが、それについて、担当部長より、その設立から現在に至るまでの大体概要といいますか、あらまし、そういうことをお答えいただきたいと思います。なお、議会で質問するということは、このふるさとづくり協議会の宣伝にもなる。いわゆる議会だよりに載せますので、宣伝にもなる。そういう意味も込めて私は質問をいたしますから、慎重に答えを出していただきたいと、そのように思います。
それから、これは相変わらずの質問かと言われますが、岩瀬駅前整備事業について。繰越明許費を使用して21年度で事業が終了しておりますが、その後の問題点はあるのか。ありますか。建設部長、担当部長です。それから、総務部長も関係あると思います。それから、市長、副市長にお答えをいただきたいと思います。
私、一応まちづくりの資料はこれだけファイルしてあります。これは正直言いまして、先日、議会で常々言っておりますけれども、会計検査に行きますよということで言っておりました。ですから、国土交通省、それから公正取引委員会、会計検査院へ、これと同じものを精査をしていただくようにお願いをしてまいりました。粛々と見させていただいて問題があれば考えますという担当者のことでございました。取り立てて難しい質問ではございませんので、一応自席に帰りまして、市長から問題点、あるいは副市長、もうでき上がっていますから、そういうことで、あればお答えをいただきたい。建設部長は4月からですからね、なかなか答えるのが大変かなと。しかし、でも担当部長ですから、やはりこういうことがあるのだということがあれば答えていただきたいと思います。
以上です。自席に下がります。
〇議長(増田 昇君) 川那子秀雄君の質問に対する答弁を願います。
横田経済部長。
〔経済部長(横田 一君)登壇〕
〇経済部長(横田 一君) 川那子議員さんのご質問にお答えを申し上げます。
桜川北部ふるさとづくり協議会は、平成20年度に国の補助事業でありますふるさと地域力発掘支援モデル事業の指定を受けた組織でございます。この事業の目的は、その地域の自然環境や伝統文化を活用・保存しながら、地域の活性化を図るものでございます。また、あわせ持つ目的として、耕作放棄地の未然防止、地産地消の推進、さらには交流人口の増大等にも連動させていきたいというふうに考えております。なお、組織構成は、国の採択基準に示されております地域住民の方と桜川市の関係機関でございます。
まず、計画について申し上げます。大泉地内の丘陵畑地帯約4ヘクタールにつきまして、景観保全地域として、四季の花、果樹園、農業体験及び貸し農園等にゾーニングをし、それぞれを充実させることにより、都市と農村の交流を図り、自然豊かな桜川市のPR、ひいては旧3町村の入り込み客数の平準化に努めてまいりたいというように考えております。
次に、今日までの活動内容を説明申し上げます。四季の花ゾーンにつきましては、シバザクラの植栽とヒマワリの播種、また人それぞれの出来事を記念とした桜の植樹も行いました。農業体験活動におきましては、サツマイモの植えつけ、枝豆や菜の花の播種、そして秋にはこれらの収穫祭を実施し、この際、この地で栽培された藍を用いた藍染めコーナーと地元産そば粉を使ったそば打ち教室なども併設し、大変好評をいただきました。また、地元産品を中心販売する直売所も建設し、多くの皆様が会員となられ、生産者の顔が見える安心安全な野菜等の販売にも着手いたしております。さらに、可搬は県議会農林水産委員会におきまして取り組みの詳細説明を行い、委員皆様に評価をいただいたところでございます。今後も協議会の充実・強化に努めてまいりたいと考えておりますが、国の事業仕分けによりこの事業に対する補助金が廃止となりましたので、支援策を再検討していかなければならないと考えております。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 続いて、常盤建設部長。
〔建設部長(常盤恵一君)登壇〕
〇建設部長(常盤恵一君) 川那子議員さんのご質問にお答えいたします。
岩瀬駅前整備事業についてということでございますが、この整備につきましては、議員さんご承知のとおり、平成16年度に国の事業でありますまちづくり交付金事業の採択を受け、岩瀬駅前富谷線延長157メートルの道路改良工事及び電線地中化のための共同溝工事と駅前広場の整備を実施いたしました。この件につきまして、ことしの3月17日、国の会計検査が実施されました。その中で、これは筑西土木事務所において実施されました。それを踏まえまして、19日に会計検査院のほうからトータル的な講評を受けました。受けた中で、当桜川市の岩瀬地区につきましては、何ら講評の対象になっていないということを聞いております。そういうことをあわせまして、市単独事業、街路費ということで、駅前整備の附帯施設を設置いたしました。広場内の照明などを制御する分電盤、これにつきましては、繰越明許費により本年度5月末に発注をいたしました。工期が、7月末までには完成をするということを目指したいと思っております。また、広場内の植栽につきましては、不十分な箇所があるため、近隣の方、近隣の区長さんを初め、多くの方の協力を得ながら草花を植栽するなどして環境整備にも努め、電車の利用者だけでなく、市民に愛され親しまれる憩いの場所となるよう努力してまいりたいと思っております。ちなみに、まちづくり交付金事業の交付対象事業費は22億8,290万円と聞いております。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 再質問があれば質問願います。
〔「まず最初の……」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 一問式だからやってくださいよ、それでやってください。
17番。
〇17番(川那子秀雄君) 横田経済部長に、大体はわかりました、大枠でね。私、上野議員さんも委員になっておりますから以前に聞いたのですが、最初の300万補助、それはあったのだけれども、民主党になってから国の助成金がなくなってしまったと、困ったもんだなという話は聞いたことあります。21年度は一般財源で700万、22年度300万、まあ支出されたかどうかわかりませんが、一応予算上計上されておるようでございます。20年度の決算書も読ませていただきましたけれども、まず1つ疑問がございます。それは、何かうわさでは、あそこは借地をしたと。借地をして、1反歩当たり1万円ぐらいで借地をしているというようなお話をお伺いしたことがございます。これは実際はどうかわかりません。それから、やはり決算書を見ると非常に、規約の中に書いてありますように、自己資金を集めるようになっているのですね。借入金、5年間の無利息の借入金は200万、初年度に借り入れているようであります。これは制度資金か何かを使って借りたはずなのですね。やはり、でき上がって、私あそこを通りまして、お客さんは連休のころでしたから結構入っていたようです。一応市役所が関与したと、国の助成金をいただいたということは、あそこを何が何でも成功させなければならぬ。規約には解散したときは市役所に帰属するというような規約もありますよ。これ厳密な規約ですよ。ですから、どうしても始まったら後へ引けない。ということは、一般財源で21年、22年で1,000万支出するわけですよね。その支出するお金は、予算書の中で助成金のほうでは突出して大きいほうです。予算書を見るとわかりますが、大きいはずです。しかし、いろいろその先に、栃木県にも売店があるようですが、それに対抗してやっていこうと。大泉地区の皆さん方の知恵を集めてやっていらっしゃると思うのですが。
部長、これこの前チラシかな、過去に出したのでしょう、これもらったのですがね。この中に白いインク消しで消えている部分と、「協議会納めていただきます」の下に、真っ黒いマジックで消えているのですよ、これ。何かが書いてあったのだかわかりませんが。それで、これはこれで結構です。それで、出品者登録したら2,000円、1回限り。これ1回限りでずっと通用するということだろうと思うのですが、直売所の利用料は年3,000円と定めてあります。協議会に入るいわゆる売り上げの手数料は15%ということになっておりますけれども、開業してこの方売り上げはどのくらいあるかわかりませんが、人もパートさん使っておるようでございますから、やはり月500万売って15%で75万ですよ。そこからパートの方々とか電気とかいろいろな経費を払っていくとですね、どのくらいの目標でやっておられるのかわかりませんが、このくらいは最低売り上げていかないと、毎年補助金が出すようになります。助成金というのは税金ですから、はっきり言えば。補助金、国のは県の補助金でありませんから、そういうことでね、しっかりとやっていただく必要があると、そのように思います。ですから、努力はされていらっしゃると思います。ただ、きのう茨城新聞社に聞きましたら、シバザクラのところがイノシシが入ってしまって荒らされてしまったと。想定外だろうというふうに、金網の中、イノシシよけの電線が張ってあったよと。だから、そういうことが起きるということは、やはりまた経費がかかってしまう。大変な労力をこれから要していくのだろうと。だから、いわゆるシバザクラのあの借地をした地域が主力であるのか、直売所が主力であるのか、2つに分かれるわけですよね、事業内容は。だから、やっぱりそこら辺も十分、委員の方に役所の人もちょっとずらっと入っていますから、よく協議をされて、まずやる順番ですね。あの直売所開所しましたら、もうこれやるほかないです。つぶすわけいかないです。行政も応援していかなければならないと私は思います。そこいら辺、部長、もうそろそろ21年度の決算書が上がってくるであろうかなと、もう6月ですから。私どもには来ておりませんがね。大体あの商売の、いわゆる開業してから推移、どのくらいあるのだろうなというふうに思っております。何か登録された業者さんとか、業者が入っていると、業者のほうでなければできないだろうなという理解はしておりますが、そこいら辺、15%という手数料をいただくには、500万ぐらいは売り上げていかなければ大変なのではないかなということを考えております。ということは、裏のシバザクラのほうのことも一緒にやっていかなければいかぬと。そういう点あわせて、部長、今後どういうふうに今考えていらっしゃるか、お答えをいただきたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 横田経済部長。
〇経済部長(横田 一君) お答えを申し上げます。
先ほど答弁いたしましたように、目的が幾つかございます。1つは、今議員がおっしゃられましたようにシバザクラというような景観作物、こういうものをつくりまして、市外からもたくさんのお客さんにお出でをいただきまして、市内で経済活動をしていっていただきたいなというように1つは思います。もう一つは、直売所の運営ですけれども、直売所につきましては、あの地帯が、桜川市も大変耕作放棄地が多うございますが、耕作放棄地にならないように、そこで何がしかの作物を生産していただきまして、それであの直売所を経由して販売をして、地域が潤っていっていただければ大変うれしいというように思っておりますので、この2つの目的、大変だろうとは思いますけれども、幸い地元の方大変熱心に事業に参画していただいておりますので、今後とも桜川市、経済部あるいは教育委員会としても、参画をしている以上、協力をしていきたいというように思っています。
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 部長ね、決算書には地代というのが載っておりませんが、それはどのようになっているわけですか。
〇議長(増田 昇君) 横田経済部長。
〇経済部長(横田 一君) ご質問にお答えをいたします。
地代というものにつきましては、土地協力金という形でお支払いをいたしました。この土地利用協力金につきましては、関係する約4ヘクタールの土地について、協議会がその目的に沿って利用するということでございますので、所有者の利用につきまして制限がかかっております。このため、この土地協力金を払うことによって、その制限に見合った対価と申しますか、そういうものをお支払いして協議会が利用していくというようなことが目的で土地協力金を支払いました。
〔「幾らやってんですか」の声あり〕
〇経済部長(横田 一君) 10アール当たり1万円でございます。
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) わかりました。経済部長、そのくらいでいいですよ。あとは地域の人にね、後に傍聴に来ていらっしゃるのも大泉の方が多いような感じしますので、頑張っていただいて、それでやはり行政がかかわったということであれば、十分その中で協議をして発展するように指導していただきたいと、そのように考えております。それで、それは終わります。
次に、建設部長からこういうことだということですが、私、ここのところ毎日駅前へ車で行くのですよ。副市長も市長もあそこ回ったことありますか、でき上がって。回っていますか。回っていないのだと私は思うのですよ。駅前ロータリー関係、分電盤のほう、草がぼうぼう伸びていますよ。私は予算書を見たのです。ところが、そういう委託業務、例えば草関係、その予算は全然全くないのですよね。地元の人、地元の人って言っていますけれども、そうはなかなか、皆さん忙しい部分ありますからね、あてにできないはずですよ。予算をとっていないのですよね。予算書、22年度もとっておりません、私見ましたけれども。公園とかいろんなところがそういう委託料として予算はとってあります。駅前については全くなぜか計上されていないのです。だから、やらない。岩瀬駅前、私は24億だと、一般財源も含めてかけたと私は思っているのですが、駅前のロータリーのところが草でぼうぼうになっているという話は、ほかの駅前なんかはないですよ。建設部長、就任早々だけれども、駅前見に行ったことないのではないかと思うのですね。こういう大金をかけてつくった意味がないです。そういう点、副市長、市長、お答えを願います。
〇議長(増田 昇君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 大変つくった意味はあると私は思っております。ただ、いろいろと草が生えている。ちょうど今梅雨の期間でございまして、大変草が繁茂しやすい時期であります。それらも踏まえて、いろいろと工夫をしながら、しっかりと景観を配慮した形の中でやってまいりたいというふうに考えております。
〇議長(増田 昇君) 山田副市長。
〇副市長(山田耕一君) 駅前の事業が終了して問題はないのかということで、確かに駅前の草刈りとか、あるいは植栽も不十分と。また、あわせて言えば、フリースペースの利用等なんかも含めて、今後駅前がきれいになるように、あるいは活性化するようにしてまいりたいというふうに思っております。
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 市長は大体そういう答えです、いつも大体ね。情報公開しますとか、そういうことですよ。でも、一度見てくださいよ。現状見なければ、梅雨になったから草生えたのではないです。ずうっと岡田タクシーと丸友さんの運転手がたまに休み見ながら草むしっているのですよ。あそこにシバザクラ、前大吉補佐が家から持ってきて植えたそうです。シバザクラも草が生えては枯れてしまいますよね。一つもそういう心がないのですよ。非常に残念に思います。
それと、シェルターがあります。いろんな市民の方が言っております。「あれ、だれが考えたのですか」と。きょうあたりも朝ふっかけ雨。あんなところ入れません。2メートル50もありますから。夏は日陰になりますから。駅の出口から遠いです。利用価値がないと皆さん言っているのですよ。699万もかけて。私は、だれのアイデアだかわかりませんが、とにかく議会に出てきて採決しましたからね。まあ、木も一本もない駅前はないです、正直言いますと。植栽がない。だから、今後は建設部長、よく皆さんと協議して、やれるところはやってもらわなければならないですよ。イベント広場、幾らかひなまつりのときに事務所を置いて、110万、バス、ひなまつりの会場へ行くバスを110万かけてやっていましたよね。あそこもどのように利用するのかと質問したのですよ。何にもやっていないのです。商工会と協議するというような、前小田部部長なんかはそういう答えを言っておりましたが、どういう働きかけを行ってどういうふうにやるのか、方向性が見えていないのですよね。そこいら辺。
それと、駅のつくり方、駅前のつくり方もですね、車で迎えに来る方は遠いものですから、今私が指摘したら、ウマを置いて進入しないようにしていますけれども、あそこへ車で上がっていってしまう、駅の入り口まで。そういうことがあったのです。だから、いろいろ使い勝手が悪い状態です。建設部長、就任してから駅へ行きましたか。私はここで何で問題点あるのかということを聞いたのかということは、草一本生やすなとは言いませんよ。でも、そういう委託費用も計上していないところに問題があるのです。すべてボランティアである、そんなことは駅前の人は考えませんよ、草むしりなんか。ほかはみんながやっているのではないですか、委託料で。そこいら辺、予算上幾らかね、どのくらいやればいいのか考えて、シルバーもいるのですから、やっぱり考えてください。あんな草ぼうぼうではみっともないですよ。そこら、建設部長、担当部長ですから、よく見て、タクシーの運転手さんが草むしりをやっているような状態ではやりようないですよ。私のところ電話あったのですよ、実は。タクシーの運転手さんから、「川那子さん見にきてくれよ」。あれからずっと毎日見に行っています。だけれども、なかなか向こうも仕事やっていますからボランティアはできないと。だから、駅前をつくったけれども、見に行く人がいない。
それから、もう一点、部長、駐輪場、あの廃棄された自転車、駅前の高松区長が片づけているのですよね。「おれがやんなきゃやってくれる人はいないんだ」って。でも、駅前の土地も借りているし、東のほうに廃棄された自転車は動かしているようでございます。すべてボランティア、ボランティアと言う前に、職員がきちっと巡回してやりなさいよ。そのぐらい暇はあるでしょう。一つも真剣味がない。駅前のことで大分議論をしてきたにもかかわらず認識が足りない。市長、私はそう考えるのですよ。職員だってね、たまには回ってきて、自分が担当ならやってくれなければ困りますよ。私があそこの駅前にいたら、この前車どめやるときに、今度の補佐ですね。何かぷんつか、ぷんつかしてね、やっていましたよ。そんな職員では困るのです。これからそういう組織はきちっとやりますという、市長は言っているではないですか。全然そこいら辺がなっていない、はっきり言えば。そこら、建設部長、大変なところですよ、現場の担当の部長はね。それ1点、今後の姿勢、それを答えてください。
それと、もう一つ、問題点というのは、私は、確かに議決はされましたけれども、あのシェルターの物品売買契約書、その見積もり、これはおかしいのですよ。不用意に支払いしたのでしょうけれども。最初は、定例議会の最初のときは、3,400万のときは工事代として鈴木工務店のほうに入っていたのですよ。それで、私もこの中に見積書が入っていますが、売買契約書を結んだ。副市長、あれだけ騒いだことですから、見積書を見ていらっしゃると思うのですが、普通は工事、物品の売買ではですよ、諸経費は入らないですよ。諸経費272万、何ですか、これ。それから、組み立て費が165万、こんなにかからないですよ。私は、定例議会入る前にほかの業者から見てもらって大体の見積書をいただいた。カタログも提示して注意したはずなのです。よく精査をしてくれと。小田部部長はもう退任しましたから、退職しましたから、言うことできないですけれども、これカタログで私計算したのですよ。ブレラウェイという製品だということです。それで、表入セット、連結セット、足すと掛ける7で293万、定価で。照明セット、13万3,000円ですよ。これは三協アルミに私は聞きましたので、その価格だということです。それで、大体370万5,000円、役所の言うには、普通8掛けぐらいで入れるそうです、8掛け。そうすると、組み立て費がかかりますから、それはプラスされて330万ぐらいで上がる製品だそうですよ。だから、私は、議決はされてしまいましたけれども、契約書の問題、それからここの精査したかどうか。副市長、答えてください。部長いないから、しようがないです。
〇議長(増田 昇君) 常盤建設部長。
〇建設部長(常盤恵一君) それでは、お答えいたします。
最初に、今後の姿勢といいますか、シェルターも含めた中でのお答えを申し上げたいと思います。当初シェルター設置の経緯でございますが、当初は路線バスあるいは大型バス等の運航を考えた中での計画というように聞いております。それと、駅利用者の一般車両による送迎のための待合所としても計画したということでございます。それと、あわせまして、シェルターの屋根が高くなっているということに関しましては、大型バス等が整備されれば当然搬入ということになりますので、その障害とならないように高くした設計ということを聞いております。
また、今後の利活用につきましては、市内で実施される各種イベント等ございます。昨年もやりました真壁のひなまつり、最初にその件に関しましては昨年2月7日から3月3日にかけて計10回ほど利用させていただきました。その中で、807人の方が利用したというように聞いております。
〔「そんなこと聞いてやしねえよ」の声あり〕
〇建設部長(常盤恵一君) こういうことも踏まえまして、今後は、まだ22年度におきましても、そういうふうなひなまつりのほうにシャトルバスを出して、ことしは期間中全部出したいということで、今担当課と計画しております。今後はこのような計画で駅前広場を十分活用していきたいというように担当課としても考えております。
また、駅前の草が生えているという件に関しましては、この前自主的に駅前の花を植えたところ、これが地域の方が草取りをしていただきました。その後の整理がされていないというふうな苦情が当然私どものほうに届いてまいりました。それで、担当課のほうで自主的に草の回収をしたりとか、そのようなできる範囲内では努力はしているつもりでございます。今後の駅前の大きな場所、かなり草が生えていることは、私も4月に就任させていただきまして、何回となく駅前は見させていただいております。実はきょうもきのうも議会へ来る前に駅前を見て、どういう状況かは把握しているつもりでございます。そういうことを踏まえた中で、22年度の植栽計画といいますか、担当課と先ごろ協議を交わしまして、あそこへ草花等植えていくと、あとは木が高くならないものを植えるとか、あとは落葉樹でないものを植えるとか、いろいろと今関係課と協議をしている最中でございます。早ければ22年、議会の後ですね、7月ごろに何らかの植栽をしていきたいというようなことを考えております。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 山田副市長。
〇副市長(山田耕一君) シェルターについてのお尋ねでございますけれども、何社か見積もりを取って、一番安いところに発注をしたということでございますので、まあ適正かなというふうに思っております。
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 建設部長は就任して早々ですからね、まあ今の答弁ぐらいでしようがないでしょう。やる気を持ってやってください。岩瀬駅前というのはメーンですから。
今、副市長が答弁しましたけれども、見積書を取ったと。これは見積書を取ったのは去年の7月ですよ。去年の7月です。ここにありますから、情報公開でいただいたものは。それで、いろいろ紆余曲折あって議決されて、小田部部長が私のところへ来て、「こんな問題が起きちゃったんだ」と。だから、課長以下3名に、「おれは銭出すから弁償しようじゃないか」という提案をしたそうですよ。まあ、もうやめていかれましたけれどもね。いずれにしても、いろいろありまして、これは3月23日に見積もりを取ったのですよね。添付書類はそのままです。7月、21年の7月のものがついております。一番安いところと言いましたけれども、そうではないのです。これは担当が水戸グリーンサービス、和知商事というところに電話をして、三協立山アルミに電話してくれと。それで、三協アルミの担当者から、同じ形式でもって出してくれという依頼があった。単価も提示されているのですよ。私は、グリーンサービスの社長とも電話で話しています。ですから、あくまでも大木商事さんに落とすようになっていた。これはどこへ落ちようが構いませんよ、安くやってくれればね。私はそう思いますよ。ただ、そんなことでね、役所が指示をした、これに問題があるのですよ。これ4回ほど情報公開やっていますよ、私はね。それで、提出していただきました。前回の百十条委員会か何かのときに、私が広沢課長をいじめているようなことを言っている方がおりましたが、私はそうではないのです。市民のマイクになって一生懸命調べなければしようがないという、いわば極論すれば正義感でもってやってきたことでございますよ。蒸し返すようですが、私が言ってから精査していないのです。見積書、23日に提出された見積書、それを副市長今言いましたけれども、見ていないのですよ。物品売買ではないのです、これ。いいですか、ちなみに言います。本体、371万8,000円、これは7月の見積もりと同じ金額です。照明セット、22万5,000円、これも3月と7月同じです。それから、搬入費、車、「車上渡し」と書いてあるのが18万、これも7月と同じ金額です。それから、架設工事費、「足場」と書いてありますが、35万、これも7月と3月の見積もりは同じです。取付工事費、現場組み立て施工、165万、7月と3月同じです。2次工、「配線接続工事」というのがあります、68万というのが。これも7月と3月同じ。私が指摘したですよ、ほかの電気屋さんが10万でやって、大木商事さんから10万請求してもらったって。これが68万の見積もりですよ。おかしい。それから、諸経費、これも違ってきたのですよ……いやいや、諸経費は全くないです。272万1,000円。工事のときと物品売買するときの金は同じなのですよ。諸経費、物品売買はつかないですよ。これ工事関係、建設、経済の人なんかわかっているでしょうが。「特別出精値引き」と書いてある。これが昨年の7月の見積もりは「出精値引き」と題して、204万1,050円。ところが、3月23日、契約の前です。286万4,900円、これをどういうわけか下げてきたのですね。666万になっていますから。だから、私は、工事費から物品売買に切りかえたときには諸経費は入らないのですよ。土木工事費、入りますでしょう、一般管理費とかいろいろ。この見積書を、副市長、精査したのですか。していないのですよ、これ。それで、物品売買契約書を結んだのです。私は、国土交通省へ行きました。そしたら、この追認というやつは物品売買契約書には当てはまらないですよと言っていましたよ。おかしいですよと、この契約書はと。全部、私、情報公開でもらった資料を持っていきましたから。そんな、我々議会にも総トータルの金額だけ出して、中身を議員全部に出さないのですよ、これ。市長が常々言っていますように、皆さんに全部ガラス張りで情報公開しますよと。ところが、なぜかこれ出てこない。それで、私は、この前、駅前の入札工事の増額分の理由について広沢課長に理由はどういうことでなったのだと。一覧表を書いてもらいましたね、副市長は知っていますけれども。それを用意してもらいに行ったら、これは情報公開条例に当たるのだと、常盤部長がそういう話をされている。だから、情報公開出しました、やむを得ないから。こんなの情報公開でも何でもないのですよ。理由をただ聞くだけです。理由は全部に話さなければいけないのですよ。そんなことを私が調べに行けば、何か私から言ったから難癖をつけてやっている。もう少しね、市長が言っているように、明るい行政をしていただかないとならないですよ。これ物品売買はね、問題残りますよ。違法ですから、この売買契約は。追認ということはあり得ないのです。そんなことを平気でやっているということは、何か臭いものを感じるのですよ。見積書を見てわかるでしょう、これはつけてはいけない。どこかにこれはこうしてくださいよと頼めばいいではないですか。そっくり同じですよ、これ。どうですか、副市長。
〇議長(増田 昇君) 山田副市長。
〇副市長(山田耕一君) 国土交通省でどういう話になったかわかりませんけれども、国土交通省からはおかしいというような話は参っておりません。いずれにしましても、物品購入であっても、大型の物品購入で組み立てが必要、あるいは多少小工事も必要というようなこともありますから、そういう取り扱いをしたという認識をしております。
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) いや、取り扱いをしたと。見積書を見ていますか、見ていますか。
〇議長(増田 昇君) 山田副市長。
〇副市長(山田耕一君) ええ、承知をしています。
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 私も何回も何回もそれを言っているようですけれども、こんな諸雑費、270万1,400円なんてね、かかるわけないのですよ。何でかかるの。車上渡しして組み立てたと。諸雑費は何でかかるの。これはね、現場組み立て施工だって、165万なんて、371万のものに対してこんなにかかるということはあり得ない。だから、今国土交通省なんて言っていますけれども、私はおととい電話しましたよ、国土交通省に。そしたら、県のほうに意見書つけて出しますと、おかしいところは、そう言っていますよ。県のほうは、私が指摘したところは「やります」と、こういうふうに言っています。これはおかしいところだけなのだと。これ私やってから、これファイルするまでこれだけの資料になったのですよ。だから、あなたは見積もりも正しい入札やっていると思うと言っているのですが、そうではない部分がいっぱい出てきているのです。これはいずれ、私も弁護士のほうに相談をしておりますから、どうするかは、横田議員さんとこの前行ってきました。これね、ファイルするの容易ではなかったですよ、積み重ねで。皆さんそれぞれ行っていますが、公正取引委員会でも、おかしいところはありますと言っていますよ。やるかやらないかは向こうのサイドですから、ファイルを見て精査をしていくということです。のんきなことを言っている場合ではないですよ。これ、金を余分に相当理由なく支払ってしまったら、返してもらわなくてはならないでしょう、桜川市に。こんなばかげたことをやっている。これは一つの一例です、シェルターなんかは。
いいですか。この前言ったでしょう、国土交通省、こう言っていましたよ。百八十何万でしたか、ここに載っていますが、まちづくりの道路造成、何というか駅前の造成、160万で落とした。増額補正、二百何万でしょう。予定価格が180万の倍ですよ。こんなおかしいことをやってきたのです。これもおかしいと言っています。予定額の倍なんて、変更でなるわけないだろうと。みんなこのまちづくりは増額になっているのですよね、どういうわけか。3,100万ぐらいありますよ、トータル。そうすると、一般財源でこの前払った2,600万ぐらいは、よく精査をして入札をやっていれば、そのぐらいはああいう議決をしないでも済んだのですよ。だから、まちづくりのことについては、私、市長に先ほど言いましたけれども、国土交通省の課長補佐以下係長3名出てきています。こんな契約書はないと言っていますよ、はっきり言って。それはそうです。物品売買に市町村課の砂押補佐は、「川那子さん、これ仕事やっちゃったんだから、逆にどうすればいいの」なんて、逆に質問されました。委託業務でこういうことはありますと。契約を忘れてしまったと。では、どうすればいいと私聞かれても困るのですがね。だから、もう市もやりようないから、そういうことで教えたのでしょう。
それと、総務部長、わかっていますけれどもね、最後の契約書、3月29日、私4月1日行きましたよね。情報開示のときに広沢課長のところへ。まだあのときは契約書できていなかった。事実そうだったのですよ。だから、25日に議会を開いて、31日までに暇があったのですよ。それにもかかわらず、4月1日に契約をしていなかったのです。そんなね、議決をしてしまったから安心していたということもおかしなことなのです。私はとっくにもう契約して払うようになったのかなと思ったのですが、契約書だけいただきに行ったのですよ、部長、課長でしたからその当時はね。部長、辞令を受けて部長になったのですがね。それで、財政課長と部長と広沢課長と、あと笠倉契約の補佐の前で私に言ったでしょう、契約していませんと、4月1日ですよ。事情があるでしょうが、真剣味が足りない。そうでしょう、4月1日なんか、3月31日で締め切りですよ。まして、もめたことですから、早く契約をして払ってもらいたいよ、業者は。こっちも払わなければいけないですよ。それがのんびりしていたというのが不思議です。総務部長、一言だけちょっとその件。なぜおくれたのか。
〇議長(増田 昇君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 川那子議員さんの質問にお答えします。
確かに、川那子議員さんご承知のように、3月26日に臨時議会で予算議決されました。次が土曜、日曜日になってしまいました。そして、一応、この一連の工事は地方自治法財務規則に違反していたと、そういったものを解消するために予算の議決をいただきましたということで追認されて、その後、私は病気でいえば完治したとは思っておりません。治癒されたという解釈で、そうすると3月29日が月曜日だったかということで、その日を契約日に設定して、次に31日に契約の検査をいたしました。ただ、議員さん言うのは、そのやった実際契約日が違うのだろうということだと思うのですが、まあ財政課としては、その流れの中で、やむを得ない措置で形式的な形で処理を行ったという形でございます。
〇議長(増田 昇君) あと4分23秒残っています。
〔「では、最後に言っておきます」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 総務部長ね、やはり29日、あの日は皆さんで県に行ったのですよ。契約なんかできる日ではなかったのです。それがなぜかさかのぼって29日にしたと。みんなして県に行っているのですからやっていないのですよ。だから、私は真剣味が足りないなと。あれだけわあわあ騒いだことで。国は、部長、こういうことはまず滅多に起きることはないと思いますが、やはりそれは執行部、副市長、市長も相当な責任があるから、自分で10分の1の給与の減俸、まあそういう罰を自分で自分に科したということで認めているということを感じたと思うのです。今後は起こらないように、なるべく財政硬直化が言われていますから金を節約して、よく精査して、考えてくださいよ。24億もの金をね、岩瀬町からはじめ22億ですよ。どんどん、どんどんふえてしまって、今見たらイノシシが出てくるだけですよ、夜。そんな状態です。よくね、市長、あそこまでやるという決断をしたのですから、将来のこともやっぱり考えながらやっていただきたいと、そのように要望して終わります。
以上です。
〇議長(増田 昇君) これで川那子秀雄君の一般質問を終わります。
以上で本日の日程は終了しました。
〇散会の宣告
〇議長(増田 昇君) 本日はこれにて散会いたします。
ご苦労さまでした。
散 会 (午前11時53分)