平成22年第2回桜川市議会臨時会議事日程(第1号)

平成22年第2回桜川市議会臨時会議事日程(第1号)                            平成22年5月7日(金)午後3時開会 日程第 1 会議録署名議員の指名                              日程第 2 会期の決定                                   日程第 3 執行部あいさつ                                 日程第 4 議案第31号 専決処分の承認を求めることについて                             (桜川市税条例の一部を改正する条例)               日程第 5 議案第32号 専決処分の承認を求めることについて                             (桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)         日程第 6 議案第33号 専決処分の承認を求めることについて                             (平成21年度桜川市一般会計補正予算(第6号))         日程第 7 議案第34号 専決処分の承認を求めることについて                             (平成21年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号))  日程第 8 議員提出議案第5号 まちづくり交付金事業(岩瀬駅前地区)調査特別委員会の設置に                 ついて                           日程第 9 執行部あいさつ                                
出席議員(25名)   1番   大  塚  健  次  君     2番   市  村     香  君   3番   風  野  和  視  君     4番   岩  見  正  純  君   5番   小  高  友  徳  君     6番   中  川  泰  幸  君   8番   増  田     豊  君     9番   潮  田  新  正  君  10番   相  田  一  良  君    11番   古  川  静  子  君  12番   大  塚  秀  喜  君    13番   高  田  重  雄  君  14番   小  林  正  紀  君    15番   増  田  俊  夫  君  16番   鈴  木  好  史  君    17番   川 那 子  秀  雄  君  18番   萩  原     實  君    19番   横  田     衛  君  20番   橋  本  位 知 朗  君    21番   仙  波  信  綱  君  22番   増  田     昇  君    23番   塚  本     明  君  24番   上  野  征  一  君    25番   林     悦  子  君  26番   菊  池  節  子  君
欠席議員(1名)   7番   皆  川  光  吉  君
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名    市     長  中 田   裕 君    副  市  長  山 田 耕 一 君    教  育  長  石 川   稔 君    市 長 公 室 長  飯 嶌 洋 一 君    総 務 部 長  山 田 澄 男 君    市 民 生活部長  永 瀬   昇 君    保 健 福祉部長  麻 尾   優 君    経 済 部 長  横 田   一 君    建 設 部 長  常 盤 恵 一 君    上 下 水道部長  若 林 鉄 郎 君    教 育 次 長  臼 井 典 章 君    会 計 管 理 者  太 田   昭 君
職務のため出席した者の職氏名    議 会 事務局長  笠 倉   貞 君    議会事務局書記  小 嶌   弘 君    議会事務局書記  斎 藤 修 一 君    議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
          開 会  (午後 3時00分)
    開会の宣告
議長(増田 昇君) 本日の出席議員は25名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、ただいまより平成22年第2回桜川市議会臨時会を開会いたします。
 地方自治法第121条の規定により、説明のため議長からの出席要求による出席者及び事務局職員は配付したとおりでございます。

    開議の宣告
議長(増田 昇君) これより本日の会議を開きます。

    会議録署名議員の指名
議長(増田 昇君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本臨時会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により議長より指名いたします。
   25番 林   悦 子 君
   26番 菊 池 節 子 君
    1番 大 塚 健 次 君
 以上3名を会議録署名議員に指名します。

    会期の決定
議長(増田 昇君) 続いて、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 議会運営委員長より、本臨時会の会期日程等議会の運営に関する事項について、議会運営委員会の協議の結果を報告願います。
 議会運営委員長、鈴木好史君。
          〔議会運営委員長(鈴木好史君)登壇〕
議会運営委員長(鈴木好史君) 議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
 円滑な議会運営を図るべく、本日午後1時から議長の出席を得て開催し、審議した結果、次のとおり決定いたしました。
 会期は本日限りとし、5議案を審議し、採決いたします。
 なお、議員提出議案第5号の表決につきましては、起立採決で行うことにします。
 以上で報告を終わります。
議長(増田 昇君) お諮りいたします。
 本臨時会の会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおりとしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、会期日程等は議会運営委員長の報告のとおり決定いたしました。

    執行部あいさつ
議長(増田 昇君) ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) こんにちは。本日は、公私ともご多用中のところご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。第2回桜川市議会臨時会を開催するに当たり、提出議案の概要説明を兼ねてごあいさつ申し上げます。
 過日開催されました第1回桜川市議会臨時会におきましては、提案いたしました議案につきまして、ご議決をいただきまして、まことにありがとうございました。
 今回の臨時議会の招集につきましては、地方自治法第101条第3項の規定によりまして、桜川市議会臨時会招集請求に基づきまして招集させていただきました。
 さて、平成22年度がスタートして1カ月が経過いたしました。この間、事務事業も順調に推移しており、これもひとえに議員各位のご協力のたまものとあわせて御礼申し上げる次第でございます。また、昨年度の一連の事件の反省に立ち、さらなる危機管理体制や意識の向上、連絡体制の構築に努めていく所存でございます。議員各位におかれましては、より一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。
 それでは、今回の臨時会でご審議いただく案件についてご説明申し上げます。
 議員提出議案第5号につきましては、まちづくり交付金事業(岩瀬駅前地区)調査特別委員会の設置についてご審議をいただくものでございます。
 次に、議案第31号の専決処分の承認を求めることにつきましては、桜川市税条例の一部を改正する条例でございます。これは地方自治法第179条第1項の規定によるものでございます。
 次に、議案第32号の専決処分の承認を求めることにつきましては、桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例でございます。これは地方自治法第179条第1項の規定によるものでございます。
 次に、議案第33号の専決処分の承認を求めることにつきましては、平成21年度桜川市一般会計補正予算(第6号)でございます。これは歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,430万4,000円を減額し、予算総額を185億3,040万3,000円としたもので、平成21年度最終の歳入見込額及び歳出見込額に合わせたものでございます。
 議案第34号の専決処分の承認を求めることにつきましては、平成21年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)でございます。これは歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,126万円を減額し、予算総額を9億1,640万2,000円としたものでございます。これは事業実績によるものでございます。
 以上が、本臨時議会にご提出いたしました議案の概要説明でございます。後ほど担当部長より詳細なる説明をいたしますので、何とぞ慎重なるご審議の上、ご議決賜りますよう心からお願い申し上げまして、開会のあいさつといたします。よろしくお願い申し上げます。
          〔「議長、24番」の声あり〕
議長(増田 昇君) 24番。
24番(上野征一君) 今の執行者の説明と議運の委員長の説明と議案の審議の順序がずれてしまっているのはどうしてですか。
議長(増田 昇君) 日程どおりですよ。
          〔「いいですか」の声あり〕
議長(増田 昇君) 16番。
16番(鈴木好史君) 議運では、先ほど全協と議会は、説明はそれでいいならいいのだけれども、順序が、一番最後にするわけだよね、まちづくり交付金のやつを。これに載っている。今の市長の説明では、冒頭に説明されたので、今、上野議員とちょっと話をさせてもらったのですが、このまま進めて。
議長(増田 昇君) はい。

    議案第31号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(増田 昇君) 初めに、日程第4、議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市税条例の一部を改正する条例)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 山田総務部長。
          〔総務部長(山田澄男君)登壇〕
総務部長(山田澄男君) 議案書1ページをお開き願います。
 議案第31号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市税条例の一部を改正する条例)についてご説明申し上げます。今回の税条例の改正につきましては、地方税法、所得税法及び地方税法施行令並びに地方税法施行規則の一部改正が行われたことに伴い、桜川市税条例についても所要の改正を行うものでございます。平成22年度税制改正において地方税法等の一部を改正する法律が平成22年3月2日に衆議院で可決し、同月24日に参議院で可決成立し、3月31日に公布されたことに伴い、桜川市税条例の一部を改正する条例においても31日に専決処分を行い、公布を行ったものでございます。
 桜川市税条例の一部を改正する条例は、地方税法等の一部を改正する法律が施行されたことを受けて改正するものであるため、緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をし、同条第3項の規定により本会議において報告し、承認を求めるものでございます。
 今回の改正の主なものを申し上げます。市民税にかかわる扶養控除見直しにおいて、扶養控除情報収集のための申告書の提出規定が創設されたことに伴う条文の追加、65歳未満の公的年金等所得にかかわる所得割の徴収方法の改正に伴う文言の整理、たばこ税の税率の引き上げに伴う改正及び地方税法等の改正に伴う引用条項等の整理でございます。その他の改正といたしまして、非課税口座内上場株式等の譲渡にかかわる市民税の所得計算の特例、法人住民税等にかかわる還付加算金の計算などでございます。
 それでは、一部改正条例の内容について説明いたしますので、3ページをお開き願います。条例第19条の改正は、法人住民税等にかかわる還付加算金の計算について所要の措置を講ずるもので、地方税法第321条の8各号の削除に伴う引用条項の整理でございます。
 第31条第3項の改正は、法人の均等割の税率の適用区分の改正に伴う引用条項の整理でございます。
 第36条の3の2及び4ページの第36条の3の3の改正は、扶養控除見直しに伴い、扶養親族情報収集のための申告書の提出規定が創設されたことに伴う条文の追加でございます。
 第44条及び5ページの第45条の改正は、65歳未満の公的年金等所得にかかわる所得割の徴収方法の改正に伴う文言の整理でございます。
 第48条及び第50条の改正は、法人住民税等にかかわる還付加算金の計算について所要の措置を講ずるもので、地方税法第321条の8各号の削除に伴う引用条項の整理でございます。
 第51条の改正は、地縁団体、または特定非営利活動促進法に規定する法人の市民税の減免規定の追加でございます。
 第54条第6項の改正は、地方自治法の改正に伴う同法から引用する用語、地方開発事業団の削除でございます。同条第7項の改正は、地方税法第343条第9項のみなし規定を適用する市町村は、地方税法施行規則の改正に伴う引用条項の整理でございます。
 第95条の改正は、たばこ税の税率の引き上げに伴う改正でございます。1,000本につき3,298円から4,618円に1,320円を引き上げるものでございます。
 附則第15条の改正は、旧条例附則第15条の削除に伴う条項の繰り上げでございます。
 附則第16条の2の改正は、旧三級品のたばこの税率の引き上げに伴う改正でございます。1,000本につき1,564円から2,190円に626円を引き上げるものでございます。
 附則第19条の3の改正は、非課税口座内の少額上場株式等にかかわる譲渡所得割の非課税措置の創設に伴う条文の追加でございます。
 6ページをお開き願います。附則第20条の4及び附則第20条の5の改正は、租税条約等実施特例法の改正に伴う文言の整理でございます。
 続きまして、改正附則の説明をいたします。第1条は、施行期日を定めるもので、平成22年4月1日から施行いたします。ただし、次の各号に掲げるものについては、当該各号に定める期日を施行期日といたします。第1号については、租税条約等実施特例法の改正と合わせて平成22年6月1日といたします。第2号については、法人住民税等にかかわる還付加算金の計算について地方税法の改正に伴う引用条項の改正規定及びたばこ税の改正規定を平成22年10月1日といたします。第3号については、医療控除見直しにおいて扶養親族情報収集のための申告書の提出規定が創設されたことに伴う条文の追加規定を平成23年1月1日といたします。
 7ページをお開き願います。第4号について、非課税口座内上場株式等の譲渡にかかわる市民税の譲渡所得計算の特例について平成25年1月1日といたします。第5号について地方自治法の改正に伴う引用する用語の削除を地方自治法の一部を改正する法律の施行の日といたします。
 第2条は、市民税に関する経過措置でございます。
 8ページをお開き願います。第3条は、固定資産税に関する経過措置でございます。
 第4条は、たばこ税に関する経過措置でございます。
 以上で桜川市税条例の一部を改正する条例の説明を終わります。内容をご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第31号は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    議案第32号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(増田 昇君) 続いて、日程第5、議案第32号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 永瀬市民生活部長。
          〔市民生活部長(永瀬 昇君)登壇〕
市民生活部長(永瀬 昇君) 10ページをお開き願います。
 議案第32号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)を地方自治法の規定により専決処分いたしましたので、議会に報告し、承認を求めるものでございます。
 提案理由についてご説明をいたします。国民健康保険法施行令の一部を改正する政令が平成22年3月31日付で公布されたことに伴いまして、桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を3月31日に専決処分したものでございます。
 内容についてご説明申し上げますので、12ページをお開き願います。条例改正の内容につきましては、大きく3点の改正がございます。1点目は、第2条第2項及び第3項の課税限度額の改正で、医療分の基礎課税限度額、これを現行の「47万円」から「50万円」に、後期高齢者支援金分限度額を現行の「12万円」から「13万円」にそれぞれ引き上げ、限度額の合計額を現行で「59万円」を4万円増額の「63万円」とする改正で、第20条の規定においても同様の限度額でございます。
 第2点目につきましては、第22条各号の軽減額の改正でございます。前年度まで軽減割合に関しましては均等割、平等割といった応益割合が45%以上でない市町村は、7割、5割、2割の軽減がとれませんでした。桜川市は、前年度本算定時で応益割合が36.6%であることから、現行の6割、4割の軽減措置をとってきたものでございます。今回の施行令の改正で、全国的にこの縛りが廃止されたことから、低所得者の救済措置を図るため、均等割、平等割について、7割、5割、2割のそれぞれの軽減額に改正するものでございます。参考までに現在の均等割でございますが、医療分として1万6,000円、後期高齢者支援金分5,000円、介護給付費給付金分8,700円で、平等割は医療分が2万1,100円、後期高齢者支援金分6,900円、介護納付金分4,000円でございます。
 条例の第22条第1号のアからカの軽減額の金額につきましては7割の軽減額でございます。第2号のアからカにつきましては5割の軽減額でございます。また、第3号のアからカは、新たに2割の軽減額を加えるものでございます。
 次の13ページをお開き願います。3点目といたしまして、第22条の2として、特例対象被保険者等にかかわる国民健康保険税の課税の特例を加えるものでございます。これは倒産や解雇により職を失った非自発的失業者の軽減措置でございまして、対象者は雇用保険の特定受給者、または特定離職者として失業給付を受ける者であり、失業した翌月から、その年度末の間、所得算定を前年所得の3割分で算出し、税負担の軽減を図るものでございます。
 また、条例第23条の2の規定によりまして、非自発的失業者の特例対象者は雇用保険受給者資格証等による申告書の提出が義務づけられております。
 附則といたしまして、この条例は平成22年4月1日から施行する。
 以上で説明を終わります。
議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第32号は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    議案第33号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(増田 昇君) 続いて、日程第6、議案第33号 専決処分の承認を求めることについて(平成21年度桜川市一般会計補正予算(第6号))を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 山田総務部長。
          〔総務部長(山田澄男君)登壇〕
総務部長(山田澄男君) 平成21年度桜川市一般会計補正予算(第6号)について、3月31日付で専決処分いたしましたので、報告し、承認を求めるものでございます。概要をご説明いたします。
 16ページをお開きください。既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ1,430万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ185億3,040万3,000円とするものでございます。
 17ページをお開きください。第1表は、歳入歳出予算補正の総括表となっております。
 20ページをお開きください。第2表は、繰越明許費補正であります。1、追加でありますが、平成22年3月補正予算、きめ細かな臨時交付金や国の交付金事業、経済危機対策、公共投資臨時交付金等が主なもので、工期、納品に不測の日数を要し、また公共施設、学校施設の耐震診断調査につきましては、耐震判定審査会の判定に時間を要するためであります。42事業で12億270万1,000円でございます。
 22ページをお開きください。第3表は、地方債補正であります。1、変更につきましては、事業費の確定により、県営土地改良事業債「290万円」を「300万円」に、県営一般農道整備事業債「770万円」を「20万円」に、経営体育成基盤整備事業債「1,110万円」を「580万円」に、国営かんがい排水事業債「4億9,950万円」を「4億9,830万円」に、道路整備事業債「1億270万円」を「260万円」に、義務教育施設整備事業債「2億1,090万円」を「1億1,550万円」に、臨時財政対策債「8億2,320万円」を「8億2,430万8,000円」に、多目的複合施設整備事業債「3億4,200万円」を「3億4,840万円」に起債限度額を変更するものでございます。
 続きまして、事項別明細書によりご説明いたします。歳入についてご説明いたします。25ページをお開きください。第1款市税、1項1目個人、現年課税分4,489万8,000円を減額しております。これは歳入見込額の減額であります。同じく2目法人、現年課税分630万8,000円を減額しております。これは歳入見込額の減額であります。同じく2項1目固定資産税2,986万4,000円の減額でありますが、これは歳入見込額、現年課税分3,550万3,000円を減額し、滞納繰り越し分563万9,000円を増額するものであります。同じく3項1目軽自動車税33万6,000円の減額でありますが、これは滞納繰り越し分の歳入見込額の減額であります。
 26ページをお開きください。第1款市税、4項1目市たばこ税277万6,000円を減額しております。これは歳入見込額の減額であります。
 第2款地方譲与税から第11款1項1目交通安全対策特別交付金におきましては、額の確定によるものであります。
 第2款地方譲与税、1項1目地方揮発油譲与税998万5,000円を減額しております。同じく2項1目自動車重量譲与税5,018万7,000円を減額しております。同じく3項1目地方道路譲与税91万2,000円を減額しております。
 27ページをお開きください。第3款1項1目利子割交付金700万2,000円を減額しております。
 第4款1項1目配当割交付金534万8,000円を減額しております。
 第5款1項1目株式等譲渡所得割交付金269万円を減額しております。
 28ページをお開きください。第6款1項1目地方消費税交付金662万円を増額しております。
 第7款1項1目ゴルフ場利用税交付金1,089万3,000円を増額しております。
 第8款1項1目自動車取得税交付金2,186万2,000円を減額しております。同じく1項2目旧法による自動車取得税交付金6,250万円を減額しております。
 29ページをお開きください。第9款1項1目地方特例交付金103万7,000円を増額しております。これは児童手当特例交付金の確定によるものであります。同じく2項1目特別交付金474万4,000円を増額しております。同じく3項1目減収補填特例交付金1,323万5,000円を増額しております。
 第10款1項1目地方交付税3億9,612万3,000円を増額しております。これは交付税の確定により普通交付税3億2,014万9,000円、次のページに移りまして、特別交付税7,597万4,000円の増額であります。
 第11款1項1目交通安全対策特別交付金46万7,000円を減額しております。
 第14款国庫支出金、2項1目総務費国庫補助金1億3,028万5,000円を増額しております。これは事業費の確定により地域活性化・経済危機対策臨時交付金を143万5,000円減額し、予算組み替えにより地域活性化・公共投資臨時交付金を1億3,172万円増額するものであります。同じく2項4目教育費国庫補助金1億3,021万4,000円を減額しております。これは補助金の確定により学校情報通信技術環境整備事業費補助金200万9,000円増額し、理科教育設備整備費等補助金50万3,000円を減額し、予算組み替えにより地域活性化・公共投資臨時交付金1億3,172万円を減額するものであります。
 31ページをお開きください。第21款市債、1項1目農林業債1,390万円を減額しております。これは県営土地改良事業債で、かんがい排水事業県負担金の増額により10万円の増額、県営一般農道整備事業債、樺穂2期分負担金の減額により750万円の減額、県営体育成基盤整備事業債、長讃地区圃場整備負担金の減額により530万円の減額、国営かんがい排水事業債、霞ヶ浦用水2期一括償還金の確定により120万円の減額であります。同じく1項2目土木債1億10万円を増額しております。主なものは臨時地方道整備事業債の減によるものでございます。同じく1項4目教育債9,540万円を減額しております。これは岩瀬西中の耐震補強工事費の国庫補助金の増額により1億1,180万円の減額と、岩瀬東中の大規模改修に係る補正予算債1,640万円の増額であります。同じく1項5目臨時財政対策債110万8,000円を増額しております。これは額の確定によるものであります。同じく1項6目合併特例事業債640万円を増額しております。これは多目的複合施設の起債対象事業費の増額によるものでございます。
 32ページをお開きください。続きまして、歳出についてご説明いたします。第12款公債費、1項2目利子1,430万4,000円の減額であります。これは平成20年度借入金が予算見積もりより低利に借り入れできたことにより減額するものであります。
 内容をご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 10番。
10番(相田一良君) ちょっと聞きたいのですけれども、20ページの繰越明許費補正のところで、土木費のところで岩瀬駅前広場電気分解盤設置事業の補正なのですけれども、これは120万円になっているのですよね。それで、ちょっとわからないから聞くのですけれども、平成22年3月1日の全員協議会の資料では、同じ事業で225万7,000円となっているのですけれども、これは100万円ちょっと違うのですが、これはどういうわけで違うのだか、説明できればお願いいたします。
議長(増田 昇君) 山田総務部長。
総務部長(山田澄男君) お答えします。
 3月26日の臨時議会におきまして……
          〔「3月1日な」の声あり〕
総務部長(山田澄男君) 1日のその後の3月26日の臨時議会におきまして、120万円に減額して補正が可決されたと思います。その額の分電盤の分を繰り越したものでございます。
議長(増田 昇君) 10番。
10番(相田一良君) そのとき私、多分うっかりして聞いていなくて申しわけない。なぜそれほど半額近い金額に工事費が安くなったか、そのわけをできればお願いします。
議長(増田 昇君) 常盤建設部長。
建設部長(常盤恵一君) ただいまの相田議員さんのご質問でございますが、当初は225万円でしょうか。
          〔「225万7,000円」の声あり〕
建設部長(常盤恵一君) はい。ということで、私もそのように承っておりまして、その後、山田部長が言われました120万円ですね、3月26日に臨時会を開いて、そのように決したということでございますが、その間に、その金額が120万円に下がったということでございますが……
          〔「もっと大きな声で言ってくれ」の声あり〕
建設部長(常盤恵一君) はい。それにつきましては、担当者のほうで、その業者さんと何回となく、再三にわたって交渉した結果、120万円に額が下がったというようなことを承っております。
議長(増田 昇君) 10番。
10番(相田一良君) 普通の商売では、あり得ない金額だと私は思うのですけれども、その辺はいろいろなことがあって、余り詳しくは、私も勉強不足で、これは急に思い立って聞いたもので、もう少し勉強しておけばよかったなと残念に思っていますけれども、そうした場合に、今まで駅前広場、既に4つの事業が終わりましたよね。その事業に対しても、もし、もしという言葉は悪いかもしれないけれども、事前に見積もり、契約するような段階になっていたならば当初の単価より相当値引きされたのではないかと私は思うのでありますが、その辺のことを市長はどのように考えていますか、一言お願いいたします。
議長(増田 昇君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 相田議員さんのご質問にお答えをいたします。
 臨時議会を開くに当たって、職員が一丸となって見積もり関係で予算を計上した、その中からいろいろと議会に提出してご賛同いただくということで、精査をさせていただきまして、提案をさせていただいたということで、その間、本当にいろいろと職員も頑張って、業者さんのほうとご相談申し上げ、できるだけ安くお願いしたいというような形の中で、ご提案をさせていただいた、そういう経緯をご理解いただきたいと思います。
議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
 21番。
21番(仙波信綱君) 31ページの市債についてお伺いいたします。
 市債の一番下の欄の真壁の複合施設なのですけれども、640万円、市債がふえていますね。これは合併特例債事業の増額だということなのですけれども、あの物件はプロポーザル方式で、きちっとした設計士さんに設計を依頼されて、それに基づいて予算を立てられて、公正な入札を執行されて、それで現在事業が粛々と進んでいると思うのですけれども、なぜ今の時期に640万円もの増額補正が必要なのか、もう少し詳しく説明をお願いしたいと思います。
議長(増田 昇君) 臼井教育次長。
教育次長(臼井典章君) お答えします。
 この件につきましては、ちょっとはっきりとした確認はとっておりませんが、事業が最終的に確定したことによって特例債の変更が生じたというようなことで、増額ということになったのかと思います。
議長(増田 昇君) 21番。
21番(仙波信綱君) 次長、申しわけないのですけれども、今の答弁では、ちょっと答弁になっていないですね。640万円ものお金ですよ。それを増額するのですよ。ここの臨時議会へ出してくるのだったら、もう少しきちっと説明できるだけの資料なり、勉強なりして臨まなければいけないではないですか。
 それと、もう一つ、この合併特例債事業というのは、我々2町1村が合併するまでに相当なエネルギーをかけて、慎重に真剣に計画を立ててきたはずなのです。こういう640万円というのは、3億5,000万円からすると大した金額ではないかもしれないけれども、それがいともたやすくふえていってしまうというのはおかしい、これは。もう少しきちっと説明してください。
          〔何事かの声あり〕
議長(増田 昇君) 暫時休憩いたします。
          休 憩  (午後 3時44分)

          再 開  (午後 3時44分)
議長(増田 昇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 山田総務部長。
総務部長(山田澄男君) お答えします。
 多目的複合施設につきましては、平成21年度と平成22年度の継続事業費でございます。当初で見ていたときには、総枠で実施設計から事務費まで合わせますと5億7,151万4,000円でありました。そのうち国庫金が1億8,000万円、起債が3億4,200万円、一般財源4,951万4,000円で、当初は見込んでおりました。今回の補正後ですが、平成21年度分として5億5,878万9,000円に対しまして国庫補助金が1億8,570万3,000円ということと、起債額が、それの残額の3億4,840万円、一般財源1,838万6,000円、そのうち特財として県の補助金が630万円ございます。そういった額の確定によりまして、今回数値が動いた経緯でございます。
議長(増田 昇君) 21番。
21番(仙波信綱君) そうすると、表現は悪いですけれども、単純にそろばんの加算の間違いというふうに理解していいのですか。
議長(増田 昇君) 山田総務部長。
総務部長(山田澄男君) お答えします。
 間違いではなくて、額の確定、年度のちょっとした負担割合の、年度割の違いの、事業費の総枠で補助金、起債、一般財源という絡みの中での数値の移動だと思います。
議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
 24番。
24番(上野征一君) 21ページ、教育委員会にまたお尋ねするようになりますけれども、教育費のうちの太陽光発電設備設置、中学校費ということで、5,000万円ほど上がっていますけれども、この金額、中学校に何校できて、5,000万円経費をかけることによって電気料がどのくらい節減できるのか。私の考えであれば、中学校へ太陽光発電をつけるのであれば、小学校なり、もうちょっと低学年の保育所なり、そういうところへ設備をして太陽の光が、このような形で電気にかわるのだというようなことの教育の一環にしたらば、中学校ではなくて、小学校なり、幼稚園、保育所あたりにやるべきではないかと思うのですが、その辺どうかということ。
 あと、もう一つ、一番下、温水プール施設修繕事業ということで、430万円ほど上げてありますけれども、温水プールに関しては、2年ぐらい前かな、近々指定管理者制度にしようというような声も出ていたと思うのですけれども、近ごろ全く指定管理者のシの字も聞こえなくなりましたけれども、その辺どのように考えているのか、お尋ねしたいと思います。
議長(増田 昇君) 臼井教育次長。
教育次長(臼井典章君) まず、10款教育費の中学校費の中の太陽光発電設備設置事業5,068万1,000円でございますが、この内容につきましては、岩瀬西、東中学校に太陽光発電設置の工事を行うものでありまして、国の安全・安心な学校づくり交付金並びに地域活性化・公共投資臨時交付金を充てまして、一般財源は1,348万1,000円の持ち出しとなってございます。そして、その中で、どれだけ減額になるのかということでございますが、それについては調べておりません。それと、そのほかの小学校とかということでございますが、小学校、幼稚園につきましても、すみません。中学校費だけでございます。ただ、今現在の中では中学校費だけの対応ということでございます。
 それと、温水プールにつきましての指定管理者ということでございますが、指定管理者につきましては、条例を改正いたしまして、その後行財政改革の本部委員会のほうで、一応担当課のほうから上がりましたものを検討いたしましたけれども、委託料といいますか、管理料ですね、管理料について、ちょっと思ったような額が出ないというようなことで、その管理料をもう少し安くできないかというようなことでの話し合いが行われ、一応そこまでの話し合いはしたのですけれども、その後の近隣等の調査をして、その近隣のやっているようなところの額になるべく合わせたような形で管理料を設定しようという話までになったのですが、なかなか近隣の中でもプールだけを実施していると、指定管理、大体トレーニングセンターとかも込みでやっている場所が多くて、指定管理料を定めるだけの資料がなかなかそろわないということで、今現在近隣のものについて調査をしている段階でございます。
議長(増田 昇君) 24番。
24番(上野征一君) この太陽光発電は中学校に限るということの補助金なのですね。それと、東西中学校へ設置するということですけれども、現在東西中学校では年間に電気料金はどのぐらい支払われているのだか、わかりましたらばで結構ですから、お知らせ願いたいと思います。
 あと、プールの指定管理者制度については、今教育次長のほうから報告があったような、審議会なりなんなり動きがあるということは、全く私どもにはお知らせありませんでしたので、やっているのであれば、1年に1回ぐらいは、この件については、この程度だということの報告というか、お知らせぐらいしていただければありがたいと思っています。
議長(増田 昇君) 臼井教育次長。
教育次長(臼井典章君) それでは、太陽光発電につきましては、今のところの予定では、東中、西中というところでございます。そのほかにつきましては、現在資料を持っていませんので、どのぐらいかかっているのかということにつきましては、後でご報告させていただきたいと思います。
 それから、プールの指定管理者につきましては、確かに昨年、週に1回、話はしたのですが、話し合いといいますか、協議をしたのですが、その後ちょっと進んでいなかったところもありまして、現在宙に浮いたような状態になっておりまして、報告もできなかったというようなことでございます。
          〔「結構です」の声あり〕
議長(増田 昇君) ほかにございますか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第33号は原案のとおり承認することに決定いたしました。

    議案第34号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(増田 昇君) 続いて、日程第7、議案第34号 専決処分の承認を求めることについて(平成21年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号))を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 若林上下水道部長。
          〔上下水道部長(若林鉄郎君)登壇〕
上下水道部長(若林鉄郎君) 33ページをお願いいたします。議案第34号、平成21年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、専決処分をいたしましたので、ご報告申し上げます。
 内容につきましては、下水道事業費の公共下水道総務費と公共下水道事業費を減額するものでございます。また、歳出の減に伴い、歳入の県補助金及び地方債を減額し、公共下水道事業基金繰入金を増額するものです。これにつきましては、補正予算として議会の議決が必要でありますが、年度末のため、議会を招集するいとまがございませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分とさせていただきました。このことにつきまして、同条第3項の規定により議会に報告して承認を求めるものでございます。
 それでは、35ページをお開き願います。平成21年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。
 歳入歳出予算の補正でありますが、第1条で、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,126万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億1,640万2,000円と定めたものでございます。
 次に、地方債の補正でありますが、第2条、地方債の変更は、第2表、地方債補正によるものでございます。
 38ページをお開き願います。公共下水道事業債の市債発行限度額を「2億4,230万円」から「1億9,580万円」に変更し、事業に対する市債の発行予定額に減額するものでございます。
 続きまして、事項別明細書でご説明いたしますので、41ページをお開き願います。歳入でありますが、第4款1項2目湖沼水質浄化下水道接続支援事業費県補助金を276万円減額するものでございます。この内容につきましては、当初250件で500万円を見込みましたが、実績が112件で224万円の歳入でございました。この実績に伴う減額でございます。
 第6款2項1目基金繰入金を2,800万円の増といたしております。これは起債対象外工事の増額に伴い、財源として予定していた地方債が減額となるため、その補充といたしたものであります。
 第9款1項1目下水道事業債を4,650万円の減といたしております。これは公共下水道事業費の減額に伴うものでございます。
 42ページをお開き願います。次に、歳出の補正でありますが、第1款1項1目公共下水道総務費は552万円の減といたしております。これは19節負担金補助及び交付金の減額で、その内容につきましては、公共下水道接続工事費補助金が当初250件で1,000万円を計上しておりましたが、実績が112件で448万円の歳出でございました。この実績に伴う減額でございます。
 第1款1項3目公共下水道事業費は1,574万円の減といたしております。この内容でございますが、9節旅費が11万2,000円、13節委託料が1,289万5,000円、14節使用料及び賃借料が26万3,000円、15節補修工事請負費が152万6,000円、16節原材料費が94万4,000円、それぞれ事業実績に伴い減額するものでございます。
 以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第34号は原案のとおり承認することに決定いたしました。
 ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午後 4時00分)

          再 開  (午後 4時15分)
議長(増田 昇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

    議員提出議案第5号の上程、説明、質疑、採決
議長(増田 昇君) 続いて、日程第8、議員提出議案第5号 まちづくり交付金事業(岩瀬駅前地区)調査特別委員会の設置についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 鈴木好史君。
          〔16番(鈴木好史君)登壇〕
16番(鈴木好史君) 先ほども全員協議会の席で1度お話をさせていただきましたが、改めて議場でもお話をさせていただきます。
 議会臨時会招集請求書中の会議に付議する事件としても目的で書かせていただきましたが、第1に、岩瀬駅前広場電気及び照明設備工事について、第2に、岩瀬駅前富谷線交差点内電線共同溝工事について、第3に、岩瀬駅前富谷線信号機移設工事について、第4に、岩瀬駅前広場シェルターについて、先ほど言いましたが、第4の案件については、補正予算(第4号)では岩瀬駅前広場シェルター設置工事となっております。等の詳細なる内容等を我々議員にも、そしてあなたが主役の市民にも十分に説明できるよう特別委員会の設置が必要と考えます。
 議員各位におかれましては、趣旨をご理解の上、ご賛同いただくようお願い申し上げます。
 また、何より桜川市政の発展と市民の安全、安心を守ることと考えます。
 以上です。
議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 6番。
6番(中川泰幸君) ただいま説明がありましたが、私は、このまちづくり交付金事業、岩瀬駅前地区調査特別委員会の設置目的は、岩瀬駅前広場建設に伴う工事、備品購入等にかかわる内容を調査するものでありますが、この事業に関連した案件につきましては、全員協議会、あるいは臨時議会、本会議等で、執行部はもとより担当の職員等から詳細で十分な説明の提供や情報の提供を受け、慎重審議を重ねた結果、議員各位の同意を得て議決されたものであります。それをまた再調査したいことではございますが、そのこと自体が自粛されるべきであり、議会軽視と思われますので、私は、断固として、この案件には賛成できません。
 以上です。
議長(増田 昇君) 質問はないのですか。
          〔何事かの声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑ですよ、今は。
 6番。
6番(中川泰幸君) それですから、先ほど説明したことに関して、これをどのように解明していくのか、ちょっとご説明願います。
議長(増田 昇君) 答弁願います。
 16番。
16番(鈴木好史君) だから、特別委員会をつくればいいのだよ、つくってくださいとお願いしているのだから。説明は要らないのだよ。特別委員会をつくってくださいと言っているだけ。
議長(増田 昇君) 6番。
6番(中川泰幸君) それですから、私は特別委員会は賛成できません。
議長(増田 昇君) ほかにございますか。
 24番。
24番(上野征一君) 提案者にお尋ねします。
 本件については3月の定例会で否決になりまして、その後3月26日に臨時議会を招集し、議決されているわけです。もし調査委員会をつくって、もうちょっと調べたいというのであれば、この臨時議会の採決の前に調査委員会を立ち上げたいのだと、もうちょっと調べたいと、調べてからにしてほしいと、もう少し時間をくれないかということに、何で定例会で否決されて、臨時議会に再提案されて、それを決をとる前に、何でこの調査委員会の立ち上げが要望できなかったのだか、要請できなかったのだか、その辺についてお尋ねいたします。
 それと、既にこの臨時議会で議決されまして、トップを初め職員まで懲罰をかけてあるわけです。この懲罰も済んで、四、五日前から出勤されているというような話も聞いていますけれども、議決されましたので、恐らく業者には支払いはしてあるのでしょう。わかりませんけれども、その辺確認してありませんから。懲罰をかけて、もちろん罰ですから、うれしいはずはありません。つらかったでしょうし、そのつらい身でありながら、また職場へ戻り、一生懸命市の職員として職務を全うしようとしている本人を、また特別委員会をつくればいいのだと、10人でつくりたいと。それで、その10人で特別委員会をつくって、職員なり、業者なり、招致喚問して、それがいかがなものかということ、その辺どのように考えているのか、提案者にお尋ねいたします。
議長(増田 昇君) 答弁願います。
 16番。
16番(鈴木好史君) 再度自分の考えを話させていただきます。
 本当にさっきから言うように法律で決まっていて、7人出せば通って、これは議案に出されて、そこで可否するわけだから、そんな私に質問されても困る話なのだよね。まあ話はしますが、今まで事業のことから話をさせていただきます。平成21年7月25日に竣工式がありましたよね、私も出席させていただきました。工事内容としては、同年6月15日に駅前富谷線交差点内電線共同溝工事ほぼ完成なのですよ、6月15日。これは広沢さんがいる前にちゃんと聞いています。これだけ聞きました。続いて、7月20日の日に駅前広場及び照明施設整備工事、それと同じ日に駅前富谷線信号移設工事、これはほぼ完成です。7月23日、駅前広場シェルター設置工事完成です。私が7月25日に竣工式に出たときは、まだ時計もついていませんでした。そんな状況で、7月いっぱいには一応形は終わったということです。それで、8月、9月、10月、11月、12月、年が明けて1月いっぱい、半年ですよ、半年間、手をこまねいていた、考えられませんよ。その間に何で対処できなかったのですか。
 それと、市長がわかったのは2月9日ですよね、聞いたのは。そのときに、自分の私見ですよ、意見ですよ、自分の私見としては、当然議会に諮りますよ、補正予算は。それではなくて、反対される方もいますが、自分の考えとしては、そのときに議長に、そしてまた議員に、こんな事態が起きてしまったのだという話をしていただければ、もっと形は違ったと思っています。補正予算を組んで足りない、3,400万円、補正予算を組んで、議会へ提出して、これを認めてくださいでは余りにも簡単過ぎますものね、即断はできませんよ。それで、何人かの議員さんが質問して、1週間たってから補正予算は出ましたよ。800万円減額ですよ、1週間で大金800万円が簡単に減額されたのですよ。そんなことはしたら、信用できませんって、素直に。自分は本当にいじめのためにやっているのではないですよ。さっきも言いましたが、桜川市の市政、今からの市政を、間違ってはまずいから言っているのですからね。あるべきことがないのですよ。そんなことは言いたくないのですが、本当は。市民を守る、本当に安全、安心を守るために言っているのですから。本当に真剣になって話をしてくれれば、補正予算できたやつを、これを認めてくれなんて、その前に話をしてくれればありがたかったです。
議長(増田 昇君) 24番。
24番(上野征一君) 確かに設置の根拠は法的に許されることであるでしょう。であっても、今提案者が言っているように、もろもろの件に対して不満だとか、理解できないところがあれば、何で前回の臨時議会のときに、そういう話が出なかったのかということを言いたいのですよ。
 それと、市長が3月9日に、あるらしいことが知れたということ、その後……
          〔「2月9日」の声あり〕
24番(上野征一君) あ、2月か。その後何の相談も議会にないのではないかということ、常任委員会では3月25日にかかっています。常任委員会でも実際びっくりしました、何事だということで。であっても、定例会もあった、定例会でけんけんがくがくやって否決になった。その後、臨時議会で再提案されて、再議して、それで可決して、その席で何もなかったのが、議決してしまってから何だということなのですよ、私は。
 以上です。
議長(増田 昇君) ほかにありますか。
 13番。
13番(高田重雄君) それでは、ちょっとお尋ねしたいのですが、岩瀬駅前広場電気及び照明施設工事についてとか、アバウト過ぎますので、具体的に聞きたいのですけれども、では岩瀬駅前広場電気及び照明設備工事の何について調査したいのか。高いとか、安くなったというのに文句を言いたいのか、何を調査したいのか。具体的に駅前の富谷交差点共同溝工事についてでは全然わからない、この設置目的では。それが高かったり、安かったり、お金に不正があったとかなんとかというのを調査したいのか。それと、シェルター購入費についてというのであれば、購入費についてとすればいいことで、何を聞きたいかわからない。何を調査したいのか、まず具体的にお答え願いたい。
議長(増田 昇君) 16番。
16番(鈴木好史君) いや、具体的にと言われても、金額が云々、そんなことばかりではなくて、だから3,400万円の補正が組まれて、2,600万円、800万円も減ったのですよ、それは業者に対しては失礼かもしれない。支払うほうは楽になりますよ。そんな見積もりに差があっていいのかという話だよ。その努力したことは確かに認めますよ。でも、そんな簡単に800万円のお金が減額されて、それをはい、はいって認める。それはだれが考えたっておかしい話でしょう。そういうことを言っているだけですよ。それだけです。
議長(増田 昇君) 13番。
13番(高田重雄君) 具体的にお聞きしましたので、結構でございます。ただ、もう一つ言いたいのは、今回課長、部長、課長補佐、担当した係長ですか、それなりの社会的制裁は十分受けたと思うのですね。反省もしているし、それだから処分も決定したわけです。また、そういう中で特別委員会というもの、調査委員会を開いて、刑事ではあるまいし、社会的制裁を受けた人間に対してとことん追い詰める、傷口があったら塩をかけて指まで突っ込むのかと私は聞きたい。特別委員会をつくるというのは、それぐらい大きな意味があると思うのですよ。
 それと、もう一つ言っておきます。きょうの議運で議長のほうから私に報告がありました。ある職員が1カ月ぐらい休職状態にあると。毎日というか、1日来ては2時間ぐらいとうとうと問い詰められ、何を調べたいのだかわからないのですが、問い詰めているのでしょう。体重が当初正月に62キロあった体重が、その職員は50キロちょっとになってしまった。10キロ以上やせてしまったのです。これは逆に言うと、言葉の暴力に近いと私は言いたいと思います。そのぐらい特別委員会というのは重いし、その中に個人攻撃があったりするのです。当然道義的責任はとらされている、社会的にも責任はとっているはずなのです、だから懲罰はかかったのですから。また、これをもっくり返してやる、なぜやりたいのか、そこを聞きたいです。その権利はわかります。権利はわかるけれども、道義的に、人間として、とことん追い詰めてもいいのかというのを聞きたいのです。
          〔「全体の奉仕者なのだよ。わかってないのではないのかな」の声
            あり〕
議長(増田 昇君) 16番、答弁ありますか。
          〔「道義的とか、そういう問題ではないよ」の声あり〕
13番(高田重雄君) では、極端に言えば、執行部は全くタッチしていないと言っているのですよ、タッチしましたと言っているのは係長、係長は当然タッチしました、それにかかわりました、1カ月の休職になりました。その管理不足ということで、課長、課長補佐、そして部長も戒告を受けた。では、執行部は全然タッチしていないと言っているのだから、最終的にはその職員だけがいじめられるというか、調査することになるでしょうと言っているのです。これから先も執行部は悪いことした覚えはないと言っているのですから、単なる職員がやったと言っているわけですからね。それをやるということは何なのだと。だから、7人あればつくる権利があるとかなんとか言うけれども、議員だって人間だろうし……
          〔「そうだよ」の声あり〕
13番(高田重雄君) ね。そういうことをやって、不毛な議論、何を調べて、何が出てきて、結果が出なかったら、出なければ、それはそれでいいのでしょうけれども、不毛な議論はしたくないなと思うのですけれども、それでもやるわけですか、やっぱり。
議長(増田 昇君) 16番。
16番(鈴木好史君) 今議案として出るか出ないかは、ここで賛成、反対……
          〔「反対ではなく質問しているのですから。質問に答えてください」
            の声あり〕
16番(鈴木好史君) 情的な話では、これは困りますよ。そうでしょう。そんなことを、では……
          〔「人間だから、議員の前に」の声あり〕
16番(鈴木好史君) そういうことを問われたとき、ではどう答えるの。
          〔「それでもやりたいと言えばいいでしょう」の声あり〕
16番(鈴木好史君) だから、どう答えるの。
          〔「問われたって、自分が問われているのでしょう、おれは問われ
            てないよ」の声あり〕
16番(鈴木好史君) だから、もう決をとってくださいよ。
          〔何事かの声あり〕
議長(増田 昇君) ほかにございますか。
 2番。
2番(市村 香君) 私は、この特別委員会云々はいずれにしても、私たちは、あと任期が二、三カ月なのですよね。質問したいのですけれども、そうすると、この委員会を設置して、その任期中にきちっとした結論が出るのでしょうか、16番議員に質問したい。
 それとあと、工事代金については、支払いをしていなかったわけですよね。支払いをするということで、臨時議会をしまして、皆さんで支払いをしてもよいということの議決をされているわけですね。その後、委員会の設置ということが、きょう突然出てきた経緯はどのようになるのかなと私なりに思うのですけれども、自分たちの選挙の、ただ、つくればいいというような感じもなきにしもあらずなのですけれども、その辺は16番議員はどんな感じなのでしょうか。
議長(増田 昇君) 16番。
16番(鈴木好史君) それも答弁するのかな。
議長(増田 昇君) だって、16番議員に聞きたいのだから、しようがないでしょうよ。
16番(鈴木好史君) いや、ちょっと話が違うと思うのだけれどもな。感情的な話とか、今任期が、あと2カ月とか、3カ月とか、半年とかある、それは状況は関係なくして、つくって調査するということが、特別委員会というのは。そういうのが主なのだよ。2カ月でけりがつくのかつかないのかという話ではなくて、つくって調べたいという話なのです。まずは、そこが原点なのです。それだけなのですよ。だから、自分が半年あるから、何があるからではないのですよ。だから、調べるかどうかを皆さんに諮って、調べてもいいですよというのを諮ってくださいという話なのですよ、私が言っているのは。
          〔「それはわかっている」の声あり〕
16番(鈴木好史君) たったそれだけですよ。いじめるとかいじめないとか、そういう問題ではないでしょう。私は、これは提案権の中で提案させていただいて、自分が提案者になって、9名の賛成者がいて、全部で10名です。それで、法的には決まっているのですよね、出せるのです。出させていただいて、ここで議員の皆さんに賛成か反対かを、つくるかつくらないかを決めていただくということなのですよ。それだけなのですよ。それ以外に何もないのですよ。それからの話です。さもだって、もうできる感じでしょう。できなければ、そんなことはないのですよ。でも……
          〔何事かの声あり〕
16番(鈴木好史君) だから、話は終わるのですよ、当然。当然終わるのですよ、だって。そんな難しい話ではないもの。
議長(増田 昇君) ほかにございますか。それとも採決してよろしいですか。
 25番。
25番(林 悦子君) 提出者にお尋ねをいたします。
 私は、今回の一連のことについては、珍しくじっと聞く側に回って、やっぱりみんないろいろな意見で、幾らかずつはもっとなこともあるのだなというのは、聞いてみてよくわかったのですが、ここへ来て、どうしてもわからないことがあるのですよ、皆さん丁々発止やっているのですけれども、それを聞くのですが、今提出者はいろいろお話しになりましたけれども、そういう話を聞いて、私は決めようと思っているので、議会には一事不再議という原則がありまして、当然皆さんご存じのとおりなのですけれども、この内容は臨時議会で出されたものと全く同じ内容なのですね。それを提出者が、この間は執行部だったわけです。今度は、もう一回審議するということで、立場が違う人が出してきたということではありますが、中身については、全く同じ内容なのですね。
 それで、一事不再議というのは、ある程度、議決の結果の安定性というのが求められないと、行政執行が不安定になるということである大原則なのだと私は思っているのですけれども、その中で、このことに関しては、確かに提出者の言うように、その知った時点で誠意を尽くした対応をしてもらいたかったとかなんとかということは、私も、市長は1段、2段、もうちょっとおりてもよかったのではないかということは、これはよくわかるのです。けれども、本会議だけでも2回もやって、本会議というのは、やっぱり最高審議機関であり、決定機関であるわけで、その他協議会等の説明会も含めれば、五、六回やって、今いろいろな議員の皆さんがおっしゃったように処分も済んでいる、支払いも済んでいるという中で、つくればいいのだというだけでは、やはり説明にならないのではないか。しかも、つくればいいのであれば、なぜこの間の、支払いをする前の段階で特別委員会の設置を申し出なかったのかについて、まず1点目、お尋ねをいたします。
 それから、それだけ聞きたいことがいっぱいあるのであれば、なぜ2回の本会議のときに提出者はご質問なさらなかったのですか。最高審議機関で質問しなかったものを、特別委員会がその次だと言うつもりはありませんが、やはりそこまで聞きたいことがあるのであれば、言いたいことがあるのだったら、2回の本会議のチャンスに言うべきだったのではないかと思うので、やはりどうしても蒸し返し感というのは否めない、筋が通らないのではないかなというのが、聞いていて、ちょっと残念だなというふうに思うのです。ですから、2点目の質問は、聞けるチャンスが何回もあったのに、なぜそのときに聞かずに、今度ただつくればいいのだというのでは市民が納得する、それなりの経費もかかるわけですから、説明にはならないのではないかと思うので、なぜ何回ものチャンスに、それだけのいいご意見をお持ちだったらぶつけなかったのかということについてお尋ねをいたします。
 最後、3点目ですが、何か今聞いていたらば、体重10キロも減ったとか、私も減りたいですが、そういうようなお話が耳に飛び込んできて、ちょっとびっくりしているのですが、確かに職員も議員も全体の奉仕者であると、市民のということは、そのとおりなのですけれども、だからといって何をやってもいいわけではありませんで、この何カ月間で体重が10キロも減って、なおかつ休憩中にちょこっと聞いたところによると、だれということは個人名ですから、言いたくはありませんけれども、やっぱり職員の休日であり、あるいは自宅であっても、それから昼休みであっても、職務が終わった後であろうと、何だろうとお構いなしで、ほぼ毎日のように続いたのだというような話をしている向きもあるので、旧町村時代には組合というのがあったのですね。市になったら、組合はなくなってしまったのですよ。私は今、組合があったら、組合はどうだったかななんてちらっと頭をかすめたのですね。余りにも職務においてダメージをこうむれば、労務、公災等々も含めて労働権とか、人権の問題にも何か入り込んできている、そういうものが起きない段階で特別委員会をつくるという話であれば、また話は別なのですが、もう既に2カ月も、だれだか知りませんが、結局特別委員会をつくっても職員が対応できないわけですよね。これに無理無理、出張命令なんか出して、万が一ということも考えなくてはならないような事態が生じているときに特別委員会以外に解決の方法というのはないのでしょうかね。そうなったときに、当然この人来てください、あの人来てくださいと特別委員会は出すわけですから、そういう労働権や人権の問題にまでかかった現在であるということを認識したときに、これはどういうふうに、招集の問題ですけれども、提出者はお考えですか。この3点について、よく説明していただければ、場合によっては私も考えてみたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
議長(増田 昇君) 16番。
16番(鈴木好史君) お聞きしていまして、3つ質問されたのは理解はしているのですが、内容等は、全部覚えてなくて、忘れたところは、また教えてもらえますか。
          〔「はい」の声あり〕
16番(鈴木好史君) まず1点目、何だっけ。
          〔「何で何回も聞くチャンスがあったのに聞かなかった」の声あり〕
16番(鈴木好史君) それは2点目だな。
          〔「1点目は、なぜ特別委員会は、支払い行為に、議決する前に設
            置を、この間の臨時議会のときにでもなぜ申し出なかったので
            すか。それで何で今なのですか」の声あり〕
16番(鈴木好史君) これは全く自分の考えなので、正しいかどうかはわかりませんが、高田議員、自分もそうでしたが、かなりの議員さん方が、工事が終わっているのに支払いをしてもらえないというのは、自分も危惧していましたよ。そういうことは言っていますよ。支払いができるようになって、この間12対12で。なりましたよ、支払いができるようになった。それだから、今度は、ちょっと納得できないところを質問してもいいのかなということですよ。自分の考えは間違っているかもしれません。それは否めないかもしれないが、それでは本当は追及できないしということもあるのです。でも、工事が、さっきも言ったように7月いっぱいで終わっているのですよ。半年も支払いしていないのですよ。自分も、たしか10月ごろにも聞きましたよ、金が出ないのだという話は。工事は終わっているのに金はもらっていないというような話、10月ごろも自分は知っていましたよ、それなりに。だから、そういうことも言っているのです。おれだって、ただ、いじめるだけではないから。多少ハートはありますから。
          〔「それはわかっています」の声あり〕
16番(鈴木好史君) ありがとうございます。あと、ただ、つくればいいのではなくて、そんなことは言ってませんよ、言葉のあやで言っていますが……
          〔「言ってたけれども」の声あり〕
16番(鈴木好史君) 言葉のあやで言ってましたが、とにかく自分が思うのには、市長、副市長、あと職員の皆さんには大変失礼かもしれないけれども、言っていることが、自分としては、まだまだ納得できかねます。ただ、皆さんはどう思うかわかりません。自分は、まだまだ納得しかねています。だから、特別委員会をつくってほしいということですよ。だから、市民も、この件に関しては、かなり関心を持っているのです。実際はどうなのだとか、こうなのだとか、いろいろ言っています。我々は、それに対して大変失礼かもしれないけれども、議員の立場を貫かなければ、やっぱり自分らも認めてもらえませんよ、市民に。だから、自分で思うところ、自分が正しいと信じているところを粛々とというか、一生懸命、最後は市民のためですよ。そんな気持ちで特別委員会もつくりたいと思っていますよ。
 だから、いじめるいじめないの話ではないですよ。だから、マナーもエチケットも持っているつもり。市長と本当に面と向かって話をして、自分もわかるところはわかりますよ。市長はこの間、自分のところに来てくれましたね。おれは市長に何回も何回も言いましたよ。どういうことかというと、市長に説明してくろと、よく話してくろ、話してくろ、それだけです。それは自分の思いは、そういうことを、これはうそついているという言い方になってしまいますが、市長が、全部言ってくれる、それが一番の説明責任なのですね。それを市長が来られたときも何回も何回も言いました。四、五回言いましたよ。よく説明してくださいということしか言いませんでしたよ、おれは。反対はしますと、はっきり言いましたよ。でも、説明をしてくださいということなのですよ。
 あと何でしたっけ。
          〔「本会議とか何回も聞くチャンスがあったのに、そのときは黙っ
            ていて、今ごろになってつくって聞くのだという」の声あり〕
16番(鈴木好史君) だから、さっきも言ったでしょう。そういうところがあったのだよ。だから、両方スタンスがあって、自分はずるいですよ。だから、否決されるなら否決されてもよかったし、可決されるなら可決されるでもよかったのですよ。結構ずるいところもあります。支払いができる、それは増田議員が質問したとき、こっちも増田議員に質問されて、云々になりましたが、執行権は市長しかないのでしょう、支払いできるのは。幾ら我々が反対したって何したって、支払いは市長しかできないのですからね、当然。だから、2回目の補正、800万円も減額してくれましたが、だからそういう思いもあったのですよ。だから、自分も答弁になっていませんが、この辺で勘弁してください。
          〔「あともう一つ」の声あり〕
16番(鈴木好史君) 何だい。
          〔「体調が思わしくないとか、職員の話が出ていましたが、特別委
            員会に対応できないのではないですか」の声あり〕
16番(鈴木好史君) それはちょっと違う問題だと思うので、それは答えかねます。
議長(増田 昇君) 25番。
25番(林 悦子君) わかったようなわからないような感じなのですけれども、やっぱり議員ってどこかでけじめを、自分と全く同じ意見ばかりではないので、自分が気に入らなかったことなんかも多数決で決まってしまうことなんかいっぱいあるのですよね。私なんか公民館のデザインについては全くそうでしたよ。だけれども、決まったことについては従わなくてはならないではないですか、それは。
          〔「違うよ、それは」の声あり〕
25番(林 悦子君) でも、それはどこかで区切りをつけなくてはならないという意味で言っているのですけれども、聞いてくれますか。説明責任が足りないというのだけれども、2回の本会議と四、五回やった協議会では足りませんか。あと、特別委員会をやれば、それで足りるのですか。私は、何が十分なのかということを聞きたいのです。
          〔何事かの声あり〕
25番(林 悦子君) ちょっと待ってください。市民はというけれども、説明責任といいますが、私のところにも聞く人はいます。いますけれども、私は、この間どうして賛成したかということを、そのままそっくりお伝えするのですけれども、聞いてくださいね。今回のことというのは、契約の方法について自治法等々の瑕疵はあったと思いますけれども、刑事事件の要素はないと思いました。つまり、贈収賄だとか、そういうことです、金銭に関して。それから、事実が明らかになったのが遅過ぎるということはあるかもしれませんが、明らかになった時点では、市はまだ何の損害も受けていなかったわけですよね。支払いがされていたのであれば、契約もしないのに金も払ってしまったというのであれば、これは問題だったかもしれませんけれども、その時点において、まだ市は、市はということは、市民はですよ、損害を受けていなかったのですよね。
 ですから、当然議会に支出の妥当性について判断を求めてきたわけで、やった工事はどうだったかといえば、幾ら口約束だといっても、民法上は口約束だって成立するし、これは民法の適用外かもしれないけれども、一応担当職員だか何だか知りませんが、職員と受けたほうの工事受注者のほうは、双方納得の上で、あらかじめやらなくてはならない仕事を、信号が青と赤がひっくり返ってついているようではしようがありませんが、適正に執行されているわけでしょう。いずれはやらなくてはならない仕事をやったということで、これが3点目。
 そして、4つ目は、起きた行為に対しては、行政処分によって責任を明確化していますから、あとは、支払いについては民法に照らしてもできる限り速やかに行うのが妥当だと、こういうふうに説明すると、大方の人は納得してくれるのですよね、それは。私も、そういうふうに納得して、この間は支払いに同意をいたしました。
 それで、最初の話に戻りますが、本会議というのは最高審議機関で、鈴木議員さん、それだけいろいろあるのだったら、お出しになればよかった。そこらで立ち話とか、そういうものはだれも証明する人もいないし、やっぱり議員であるということは、ここの最高意思決定機関で言わないでいて、そして後出しじゃんけんではないけれども、一度決まったことを、どうしたって蒸し返すような形になるということについては、それは筋が違うと思いませんか。最後にそのこと、それはやっぱりやるべき時期が、特別委員会を申し出るにしても、質疑をするにしても、やることをやって、なおかつということであればわかりますけれども、質疑をするチャンスをみずから見過ごしていて、特別委員会を提案すべきときにせずにいて、そしてゲームセットになってから、あの話だけどよというのが通ったとしたらば、これから予算を議決しようが、決算を認定しようが、いつも後から、それはそれなのだけれども、後からあの話よなんてことがまかり通ったら、ひっちゃかめっちゃかになってしまうと思いませんか。私は、そう思うのですよね。
          〔「議長、時間」の声あり〕
議長(増田 昇君) 今言います。

    会議時間の延長
議長(増田 昇君) お諮りいたします。
 会議時間は、会議規則第9条のにより、午後5時までとなっておりますが、本日の議事日程が終了しておりませんので、延長したいと思います。会議時間を延長することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。

議長(増田 昇君) 答弁願います。
 16番。
          〔何事かの声あり〕
議長(増田 昇君) まだ……
25番(林 悦子君) 筋が違うと思いませんか、残念なことに。
議長(増田 昇君) 16番。
16番(鈴木好史君) それは議運でもちょっとあって、小林議員が動いてくれて、たしか隣の菊池議員が、やっぱり議事録にも多分載っていると思いますが、もう少し審議をしたいというような話をしたのですが、採決に入ったのですよ、覚えていますか。
          〔「でも、それはしようがないですよね、議長の整理権ですから」
            の声あり〕
16番(鈴木好史君) それはしようがないのだ。
          〔「いや、あなたは質問しましたか。菊池議員は何回もしていまし
            たよ」の声あり〕
16番(鈴木好史君) 質問ではなくて、菊池議員も、まだもっとよく……
          〔「議長、私は菊池議員のことは聞いていないですよ」の声あり〕
16番(鈴木好史君) あと何だっけ。
          〔「何回もチャンスがあったのに、なぜずっと黙って、もっと言っ
            てくれればよかったのに。なぜ黙っていたのですかということ
            を言っている」の声あり〕
16番(鈴木好史君) 私も、それは悪いところだ。それは真摯に受けとめて、これから質問しますから。
          〔「それだったら、後になって特別委員会をつくってくれというの
            は、あなたは議運の委員長でしょう、だって」の声あり〕
16番(鈴木好史君) だから、そういうならば、さっきも言ったけれども、議案が、第4号補正が出て、否決されましたよ。第5号が出て可決されました。それで終わってしまうのですよ。それは、さっきも言いましたが、それは時間の問題だけではないでしょうが、やっぱり自分が1つ質問しているのも、こんなことがあってはまずい、さっきも言いましたが、あってはならないことですよね。だから、戒めのために、桜川市の市政の発展のために、やっぱり1回一石を投じておいたほうが、当然話し合ったほうがいいという話ですよ。
議長(増田 昇君) 25番。最後です。
25番(林 悦子君) だから、一石を投じる時期が違うのではないかということを言っているわけで、答えにはなっていないですよね。
          〔「わかった。では、それは……」の声あり〕
25番(林 悦子君) それと、市民の声だって、決まったことをいつまでいつまで何回やって、もっと違うこと、やることがあるのではないかという声だってあるのですよね。だから、だれも損していないのですよね。確かに財務規則違反、損得だけで物は言えませんけれども、ただ、今後こういうようなやり方が、きちんとできるかどうかについては、知りたいというわけでしょう。だから、それはわかるのです。だけれども、どんな質問であろうと、提出者には何回もそれをただすチャンスがあっただろうと。聞いている内容を云々言っているのではないの。チャンスもあったし……
          〔何事かの声あり〕
25番(林 悦子君) ちょっと黙っててくださいよ。チャンスもあったし、それから特別委員会へ提案するとしても、今ではないだろうということを言っているわけ。遅過ぎるのではないかということを言っている。だって、そうでなかったら、支払い行為は済んでしまっているわけだから、市民のためにというのであれば、損害を与えないということは、市民に対して一番やらなくてはならないことなのではないのですか。それについて最後に、3回目だから、支払ってもいいと思ったというけれども、問題があるのだったら、支払いしてはだめではないですか。そうでしょう。
議長(増田 昇君) 16番、答弁ありますか。
16番(鈴木好史君) 押し問答になってしまうから。
議長(増田 昇君) それでは、質疑をやめて、ここで採決に入ってよろしいですか。
          〔「討論省略」の声あり〕
議長(増田 昇君) それでは、討論を省略して、ここで採決を行います。
 この採決は起立によって行います。
 お諮りいたします。議員提出議案第5号 まちづくり交付金事業(岩瀬駅前地区)調査特別委員会の設置について可決することに賛成の方は起立願います。
          〔可否同数〕
議長(増田 昇君) 以上のとおり、起立採決の結果、賛成、反対が同数、したがって地方自治法第116条第1項の規定によって議長が本案に対し採決します。
 議員提出議案第5号 まちづくり交付金事業(岩瀬駅前地区)調査特別委員会の設置については、議長は否決と採決します。
 よって、本案は否決されました。
          〔何事かの声あり〕
議長(増田 昇君) このことは終わったのですよ、もう。
          〔何事かの声あり〕
議長(増田 昇君) はい。
          〔何事かの声あり〕
議長(増田 昇君) 討論ありませんかと言ったら、だれもいなかったでしょうよ。
 終わりました。これで……
          〔「それは違うぞ」の声あり〕
議長(増田 昇君) 何で。そうでしょうよ、だって。
          〔「討論省略ってやって、討論ありませんかとやったわけじゃねえ
            ぞ。討論省略ってやったぞ」の声あり〕
議長(増田 昇君) そういうでかい声を立てることではないでしょう。
          〔「討論省略ってやったのを討論ないでしょうというのはおかしい
            べって。省略って言ったのだから、討論なしではないでしょう
            って」の声あり〕
議長(増田 昇君) でかい声立てることないでしょうよ。
          〔「本当にいいんかよ、皆さん。どこまでもふたしてろ、みんな」
            の声あり〕

    執行部あいさつ
議長(増田 昇君) ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) 平成22年第2回桜川市議会臨時会の閉会に当たりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げたいと思います。
 今臨時会、いろいろ慎重審議、ご意見を賜りまして、まことにありがとうございました。議員の皆様には、今後とも市政発展のために格別のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げるとともに、皆様方のご健勝とご活躍をご祈念申し上げ、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。

    閉会の宣告
議長(増田 昇君) 本臨時会に付託されました案件は終了いたしました。
 以上で平成22年桜川市議会第2回臨時会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。
          閉 会  (午後 5時01分)