平成22年第1回桜川市議会臨時会議事日程(第1号)
平成22年第1回桜川市議会臨時会議事日程(第1号)
平成22年3月26日(金)午前10時30分開会
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 執行部あいさつ
日程第 4 議案第30号 平成21年度桜川市一般会計補正予算(第5号)について
日程第 5 執行部あいさつ
〇出席議員(25名)
1番 大 塚 健 次 君 2番 市 村 香 君
3番 風 野 和 視 君 4番 岩 見 正 純 君
5番 小 高 友 徳 君 6番 中 川 泰 幸 君
7番 皆 川 光 吉 君 8番 増 田 豊 君
9番 潮 田 新 正 君 10番 相 田 一 良 君
12番 大 塚 秀 喜 君 13番 高 田 重 雄 君
14番 小 林 正 紀 君 15番 増 田 俊 夫 君
16番 鈴 木 好 史 君 17番 川 那 子 秀 雄 君
18番 萩 原 實 君 19番 横 田 衛 君
20番 橋 本 位 知 朗 君 21番 仙 波 信 綱 君
22番 増 田 昇 君 23番 塚 本 明 君
24番 上 野 征 一 君 25番 林 悦 子 君
26番 菊 池 節 子 君
〇欠席議員(1名)
11番 古 川 静 子 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
副 市 長 山 田 耕 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市 長 公 室 長 飯 嶌 洋 一 君
総 務 部 長 山 中 政 雄 君
市 民 生活部長 永 瀬 昇 君
保 健 福祉部長 麻 尾 優 君
経 済 部 長 横 田 一 君
建 設 部 長 小田部 喜 英 君
上 下 水道部長 告 清 嗣 君
教 育 次 長 古 橋 忠 君
会 計 管 理 者 若 林 鉄 郎 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 笠 倉 貞 君
議会事務局書記 小 嶌 弘 君
議会事務局書記 斎 藤 修 一 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
開 会 (午前10時30分)
〇開会の宣告
〇議長(増田 昇君) 本日の出席議員は25名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、ただいまより平成22年第1回桜川市議会臨時会を開会いたします。
地方自治法第121条の規定により、説明のため議長からの出席要求による出席者及び事務局職員は配付したとおりでございます。
〇開議の宣告
〇議長(増田 昇君) これから本日の会議を開きます。
〇会議録署名議員の指名
〇議長(増田 昇君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本臨時会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により議長より指名いたします。
21番 仙 波 信 綱 君
23番 塚 本 明 君
24番 上 野 征 一 君
以上3名を会議録署名議員に指名いたします。
〇会期の決定
〇議長(増田 昇君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
議会運営委員長より、本臨時会の会期日程等議会の運営に関する事項について、議会運営委員会の協議の結果を報告願います。
議会運営委員長、鈴木好史君。
〔議会運営委員長(鈴木好史君)登壇〕
〇議会運営委員長(鈴木好史君) 委員長報告。
議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
円滑な議会運営を図るべく、本日午前9時から、議長の出席を得て開催し、審議した結果、次のとおり決定いたしました。
会期は本日限りとし、1議案を審議し、採決いたします。
以上で報告を終わります。
〇議長(増田 昇君) お諮りいたします。
本臨時会の会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおりとしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、会期日程等は議会運営委員長の報告のとおり決定いたしました。
〇執行部あいさつ
〇議長(増田 昇君) ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
中田市長。
〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) おはようございます。本日は、第1回桜川市議会臨時会を開会するに当たり、提出議案の概要説明を兼ねてごあいさつを申し上げます。
議員各位におかれましては、公私ともにご多用のところご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
過日開催されました第1回桜川市議会定例会におきましては、提案いたしました議案につきましてご議決、ご承認をいただきましたことまことにありがとうございます。
さて、平成21年度の事務事業も順調に推進できましたこと、議員各位のご協力のたまものとあわせて御礼申し上げる次第でございます。また、今回 岩瀬駅前整備事業につきましては、事務的なミスから多大なご迷惑とご心配をおかけし、深くおわびを申し上げます。大事の前の小事と例えではございませんが、憶測やなれから起こしてしまった過ちで、事務処理の初歩の段階での過ちにより引き起こしたものでございます。今後、職員に関する基本的な服務規律等の遵守を徹底していく所存でございます。何とぞご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。議員各位におかれましては、より一層のご支援、ご協力をお願い申し上げる次第でございます。
それでは、今回の臨時会でご審議いただく案件についてご説明を申し上げます。議案第30号 平成21年度桜川市一般会計補正予算(第5号)につきましては、主なものとして民生費のうち障害者福祉費について扶助費の自立支援給付費は、平成21年4月に障害福祉サービス費用の改定に伴い、給付費の増加などにより歳入歳出ともに増額をするものでございます。土木費のうち、道路新設改良費については、国庫支出金の地域活性化きめ細やかな臨時交付金により平成22年度事業の工事請負費を前倒しし、早期整備を進めるため増額をするものでございます。
以上が本臨時議会に提出いたしました議案の概要説明であります。後ほど担当部長より詳細なる説明をいたしますので、何とぞ慎重なるご審議の上、ご議決賜りますよう心からお願いを申し上げ、開会のあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
〇議案第30号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第4、議案第30号 平成21年度桜川市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
山中総務部長。
〔総務部長(山中政雄君)登壇〕
〇総務部長(山中政雄君) 先ほどご指摘がありましたので、変更箇所のみについてご説明させていただきますので、ご了承願いたいと思います。
議案第30号 平成21年度桜川市一般会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。
1ページをお開きください。既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ2億5,216万6,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ185億4,470万7,000円とするものでございます。
今回の補正の変更点についてご説明申し上げますので、8ページをお願いします。歳入で、第10款地方交付税、1項1目地方交付税で868万8,000円を増額しております。これは、歳入歳出予算の調整であります。
続きまして、10ページをお願いします。第14款国庫支出金、2項1目総務費国庫補助金で、国の2次補正予算による地域活性化きめ細かな臨時交付金が平成22年3月2日に第2次追加がありまして、1億8,571万1,000円の増額であります。
続きまして、33ページをお願いします。同じく歳出で、第8款の土木費、4項6目街路費、工事請負費1,888万円、備品購入費699万8,000円の増額であります。
以上が変更されました点であります。内容をご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願い申し上げます。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
26番。
〇26番(菊池節子君) この街路費についてですけれども、3月11日に提案されたときには3,400万円提示されております。しかし、今回2,587万8,000円という数字になっていますけれども、ではこの前の11日に提案されたのは何だったのかということなのです。この点、もう少し詳しくご説明願いたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 建設部長。
〇建設部長(小田部喜英君) お答えをいたします。
前回ご提案申し上げました補正予算額につきましては、3,406万2,000円ということで街路費の工事請負費にすべてこの金額を計上いたしました。この金額につきましては、既に照明施設、電線共同溝、信号機移設、シェルターにつきましては、これまでもご説明申し上げましたように所定の手続をとらないままに工事を行った内容でありますが、積算につきましては茨城県土木部の積算基準並びにその基準ないものにつきましては見積書をとってそれを参考にしながら積算し、トータルで3,406万2,000円の予算を計上したものであります。
今回の内容につきましては、前回の定例議会以降市役所におきましてそれぞれの工事を施工した業者の方に来ていただき、市の事情等も説明し、一応交渉してきた結果、ここまでの金額で現在譲歩をいただいているところです。したがいまして、さらに今回の補正内容はシェルターにつきましては備品購入費に計上し、それ以外の項目については工事請負費に計上いたしました。
なお、分電盤設置工事につきましては、まだこれからの工事であります。この内容につきましては平成22年度の予算案についても計上しておりませんので、今後分電盤を設置工事を行っていくにはいずれかの段階で補正予算が必要となってくるものでございます。したがいまして、一応今回補正予算として計上し、ご承認をいただければ、この内容につきましては平成22年度に100%繰越明許し、4月以降に手続を経て工事を発注したいということで考えております。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 26番。
〇26番(菊池節子君) 3月11日に、これ補正予算否決されたのですね。それで、減額してきたから、それで皆さんが納得するというふうに思っているのでしょうか。私、今回のこの件に関しては、とにかく3月1日に報告を受けまして、そして調査期間もまだ短いです。3月の定例議会が18日に終わったばかりです。それで、再度こういう補正で抱き合わせ、要するに生活関連のものと一緒に上程してくることは、本当に納得いきません。そして、7カ月もこのことがわからなかったわけですよね、財務規則に違反してやってきたことが。そういうことで、これで即ここで幕を閉じるというのもおかしな話で、住民の皆さんに私は納得いかないと思います。私も納得いたしません。
市長は、とにかく事あるごとに「あなたが主役のまちづくり」ということを言っております。そうしますと、それとは相反することだと私は思うのですけれども、減額されたからいいというものでは私はないというふうに思っていますので、市長の答弁をお願いしたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 菊池議員の、私が常々「あなたが主役のまちづくり」を展開させていただいておる、今も変わらぬ心情でございます。そういう中で、確かに過日の補正予算の件につきましては否決をされたことについて重く受けとめております。しかしながら、そういう重く受けとめた形の中でやはり建設部の中でもしっかりと精査をし、いろいろな関係機関と協議の中でしっかりと減額をさせていただいて、その数字を今回提案をさせていただいております。
先ほども私、ごあいさつの中でお話を申し上げましたけれども、やはり職員一人一人が自分の職務に対してしっかりと服務規程を守り、そして実践していれば、このようなことはなかったと深く反省をしております。
しかし、桜川市の最大の宝は人材であります。しかし、人間というのは悲しいかな、過ちを犯してしまう、その過ちを二度と繰り返さない、そして絶対に今後やらないという固い決意の中で生活をし、そして市民の信頼をかち得ていく努力、これも大切ではないかと思っております。情報を公開し、過ちの点については深く陳謝を申し上げるとともに、今後このような事件が起きないよう、精いっぱい私としても努力してまいりますし、今後二度とこのような事件を惹起しないよう監視をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 26番。
〇26番(菊池節子君) 人間、過ちは起こすことあります。私も起こします。しかし、7カ月もほうっておいて、それで改めなかったということ自体私は問題だと思うのです。
それから、建設部長にお伺いするのですけれども、前回の3月11日の時点では、この4社からの見積もりはとらないで提示したということですか。今回そういう最低価格の見積もりを出したと言っておりますけれども、その辺のところをお答え願いたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 小田部建設部長。
〇建設部長(小田部喜英君) お答えをいたします。
前回の予算計上いたしました3,406万円につきましては、先ほども申し上げましたように茨城県の土木部の単価、積算基準等を使って計上したものであります。したがいまして、3,406万2,000円という前回の補正予算計上額は業者からの見積額をもって予算額として計上したものではありません。
今回の数字につきましては、なぜ下がるのだというような先ほどの議員の質問にもありましたけれども、一応この間補正予算が否決された以後業者と交渉、市側の事情も説明し、行ってきて、最近この数字が確定したところです。前回の3月定例会のときにもご説明は申し上げたというふうに記憶はしておりますが、金額につきましてはいろいろ議員からもご指摘もいただいておりました。したがいまして、詰めるところについては詰めたいというふうに答弁をしてきたつもりでおります。そういうことを経ながら、今回の数字になっておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
〇修正動議の提出
〇議長(増田 昇君) ほかにおりますか。
〔「議長」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 15番。
〇15番(増田俊夫君) 動議をお願いします。
〔「賛成」「何の動議だか」の声あり〕
〇15番(増田俊夫君) 修正動議です。
私は、文書で出してあるでしょう。
〇議長(増田 昇君) 増田俊夫君から、補正予算の修正についての動議が提出されました。
賛成者おりますか。
〔「賛成」「反対」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) この動議は3人以上の賛成者がありますので、成立いたします。
ここで、暫時休憩いたします。
休 憩 (午前10時49分)
再 開 (午前11時10分)
〇議長(増田 昇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
〇日程について
〇議長(増田 昇君) 休憩中に開いた議会運営委員会の報告を願います。
議会運営委員長、鈴木好史君。
〔議会運営委員長(鈴木好史君)登壇〕
〇議会運営委員長(鈴木好史君) 審議の結果を報告いたします。
議案第30号 平成21年度桜川市一般会計補正予算(第5号)に対する修正動議については、直ちに審議、採決することに決定いたしましたので、ここに報告いたします。
〇議長(増田 昇君) お諮りいたします。
ただいま議会運営委員長の報告がありましたが、報告のとおりにしてご異議ございませんか。
〔「異議なし」「異議あり」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 採決してしまっていいということですか。そうだよね。
〔「だって、異議ありだったら採決でしょう。修正することに賛成
するか……修正動議を議案として取り上げることに賛成か反対
の、でしょう。私は、異議が、聞かれたので異議あり、聞かれ
なければ異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 動議はもう成立しておりますので……
〔「議事進行」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりといたします。
〇議員提出議案第4号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(増田 昇君) 動議書を配付します。
〔動議書配付〕
〇議長(増田 昇君) 議案第30号 平成21年度一般会計補正予算(第5号)に対する修正動議を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
増田俊夫君。
〔15番(増田俊夫君)登壇〕
〇15番(増田俊夫君) 修正動議の内容について、私のほうから説明を申し上げます。
先月18日の全協で、平成21年度補正予算は、8款4項6目の街路費について分離して上程するよう何人かの議員からあり、反対は一人もいなかったのがなぜ一括上程なのか。また、工事費800万円余り減額すれば、前回否決した議員13名が賛成すると考えているのか。我々は、減額修正することを望んでいるのではない。今回の違法な事業の進め方に対して納得いかないので、街路費を除いた補正を通して執行させることが目的であります。街路費は、今後審議を重ねて疑惑解明をし、業者に支払いを望むものであります。
以上であります。
〇議長(増田 昇君) 提出者の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
20番。
〇20番(橋本位知朗君) ただいまの提出者の意見は、なるほどと思いました。
それで、ちょっとお伺いしますが、地方交付税の1項1目の歳入ですね、1,719万円が減額になるということになろうと思うのですね。すると、これは返却するということでいいのかな。
〇議長(増田 昇君) 15番。
〇15番(増田俊夫君) この点については、先ほど事務局と話をしまして、私この点については減額という話はしていません。私が言ったのは、8款4項6目のみです。その点だけを削除ということでお願いしたわけであります。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 20番。
〇20番(橋本位知朗君) いや、何を言ったかは知りませんが、ここには1,719万円を減額、要するにこれは国庫に返すということですね、地方交付税。今、こういう大変な時代に、やっと我が桜川市でも補正を立てて、いろんなところを直していこうという、そういう事態の中で、1,700万円国に返してどうする。ちょっとやっぱり考え方、おかしいのかなと思いますね。
街路費については、徹底的に論議して、きちっと罪は罪、悪いことは悪いことで、罰は罰でやればいい。しかし、この交付税を1,719万円も返してしまって、それで、では何も仕事ができなくなってしまって、そんな補正は私は反対だね。
〇議長(増田 昇君) 15番。
〇15番(増田俊夫君) 私のほうは、先ほど局長と打ち合わせをしたときには、きちんと8款4項6目のみを削除ということでお願いしたわけなのです。冒頭の説明と同じです。
〇議長(増田 昇君) 24番。
〇24番(上野征一君) 今、増田議員が言われた8款の土木費のみだというようなことですけれども、既にこうやってホチキスでとめてあって、4名の提案者が署名捺印してあって、この10款に対してはこれは入っていないはずなのだから、これは通るでしょうか、議場で。署名して、判こ押したのですよ。議運でも、これ先ほど出されたのですよ。議運の皆さん、みんな見ているわけですよ。ほかの議員さんは初めてかもしれない、見たの。署名して、判こ押して、出しておいて、それがここへ来て、これは別ですよなんて、そんな話は聞いていないです。
〔「だから、おかしいから異議ありと言ったのだ」の声あり〕
〇24番(上野征一君) 冗談ではないよ。
〔「何でこれ……」の声あり〕
〇24番(上野征一君) 何でこれったって、あなたらが署名して出したのでしょうよ。
〔「そうですよ。それは、私らはそういう話はしてないんです」の
声あり〕
〇24番(上野征一君) していないと言ったって、していないでは済まないでしょうと言うの。判こ押して出してきているのだから。
〇議長(増田 昇君) 15番、説明しますか。
15番、今の上野議員の質問に対して何かあれば。
〇15番(増田俊夫君) 私は、どこまでも、先ほど局長と打ち合わせしたときには、8款4項6目のみをお願いしたわけなのです。それが、こういう形で来たもので、私もはっきり言って驚いているわけなのですが、その点では局長、これはどうなのですか。
〔「局長に質問するのはおかしいと思う」の声あり〕
〇15番(増田俊夫君) では、このことに関しては私のほうで不注意だったということで、8款4項6目のみをお願いいたします。
〔「休憩だよ、そんなの聞いてられない」の声あり〕
〇15番(増田俊夫君) そういうことで、お願いします。
〔何事かの声あり〕
〇15番(増田俊夫君) 議長、済みません。
では、もう一度出し直しお願いいたします。
〇議長(増田 昇君) ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前11時21分)
再 開 (午前11時30分)
〇議長(増田 昇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
8番。
〇8番(増田 豊君) 提案理由を聞いて、私は前回否決した側ですが、よく気持ちわかるのですけれども、その中に業者という立場も考えなければならない。業者にも非のあることはわかっていますけれども、大変苦しい思いをしているというような状況も聞いております。
そこで、提案理由の中で速やかに支払いをしていただきたいというようなことを言ったと思うのですが、どの程度具体的に支払い方法を考えているか教えていただきたい。
〇議長(増田 昇君) 提案者、15番。
〇15番(増田俊夫君) 当然、今回のこの修正動議が通れば、あとの件に関しましては速やかに通るものと私は理解しております。
〇議長(増田 昇君) 8番。
〇8番(増田 豊君) 具体的にどういうふうな支払い方法になっていくのかということを聞いているのであって、全然具体性がない。ちょっと大事な話なので、もし今回これが成立するというとゼロ修正ですから、否決と同じですよね。そうなったときに、市長は市長としてどんな支払い方法あるのですか。
〔「市長が答えることじゃない」の声あり〕
〇8番(増田 豊君) ああ、そう。でも大事なことだから。
〔「でも、やっぱりそれは提案者が答える……」の声あり〕
〇8番(増田 豊君) ああ、そう。では、提案者にそれも聞きます。
〇議長(増田 昇君) 15番。
〇15番(増田俊夫君) これは、ここで賛成になれば、我々は当然ここで分離されて、そして8款4項6目を抜いたものが支払えるわけであります。
そして、この業者に関しては、当然それなりに私は支払われるものと思っておりますが……
〔「それ、大事なことだよ」「罪は罪、お金はお金」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 8番。
〇8番(増田 豊君) 8番、まだ質問やっています。
今回の事件は、事件と言ってもいいのですが、想定外、とんでもない内容だということは、これ間違いない。でも、業者のことを考えた場合に、我々議会初め執行者も地元企業の活性化であり、育成だとかといつも唱えているのではないですかと。でも行政と業者の間の関係を考えたときに、業者のほうはだれが、どんな言葉を言っても業者というほうが信頼を置くと思います、行政に対して。その中で乗っかってしまってそこに過失があったと思うのですが、でもその業者の中でもある人なんかは桜川市発展のためにと言って、ボランティア活動を何年も何年もやっている人もいるのです。そういう人を今回の件に巻き込んで、情けない出来事だということは思っています。でも何カ月もほうっておかれて、銀行から融資を受けて、それで困窮しているというような状況のときに、それは疑惑解明でやることと、業者にいち早くお金を払ってその会社の健全な運営に戻そうというのは別問題だと思うものですから、その点について提案者にどの程度具体的に考えているのかということを聞いただけでありますので、これを参考に採決に加わります。
〇議長(増田 昇君) ほかにありますか。
21番。
〇21番(仙波信綱君) 私は、この動議に賛同した立場の者として、一言言いたいと思います。
なぜこの問題がこういう事件扱いされているのか、これは市長も副市長も承知しているであろうとは思いますけれども、これは犯罪的な色彩が強いのですね。官製談合の疑義がある。だから、私の立場としてはみそもくそも一緒にして、業者がかわいそうだから、私も業者の一人として飯を食っていますから、立場はわかりますよ。私は、5年も土俵に上がっていませんから。じっとこらえていますね、市長わかっていますね。なぜこらえているのか、戦う土俵を私は待っているわけです。そういう官製談合の疑義があるから、そういったことを認めるわけにいかないではないか、税の執行はあくまでも公平でなければならない、どこまで行っても。それに対して自分たちの都合のいいような話ばかりして、結果として若林係長1人を犯人仕上げしておきながら、あいつが、人間やることだから間違いはある、聞いていられるか、そんな話。
要は、これが否決されたときに、この街路事業ということで予算を立てて、新しく支払いを起こそうとするのでしょうけれども、それに対しては副市長も、市長も真摯な気持ちで業者をなぜこのような状況に巻き込んだのか、その反省に立って総務部長と真摯に予算建ての打ち合わせをしながら、我々25人の議員によりわかりやすく、後ろにきょうも傍聴、市民の方が大勢見えておりますけれども、この皆様方は納税者の立場できっちり理解できるような方法を市長と副市長が考えるべきであって、我々議会としてはこんなくそみそを一緒にするような議案に対して賛成できない、それだけで十分だ、その先はあなた方が考えればいいことだ、何で提案する増田敏夫さんを責めなければいけないのだ。私は、そういうふうに考えます。その点について市長でも副市長でも答弁をお願いします。
〇議長(増田 昇君) これ、答弁できないです。
17番。
〇17番(川那子秀雄君) 増田議員から修正案が出ております。内容の6目の街路費、これについてはゼロということで別途調査委員会でも何でもつくって、よくこの内容を精査してからやりたいという思いで出したのだろうというふうに推測します。
私は、この中で工事請負費が3,400万円、前回の議会で私はいろいろなことを申し上げました。調査したことを言いました。しかし、この説明の中で、駅前の照明施設工事、内容が減額をしたということだけれども、我々議会には何も減額した理由も説明もないのです。ですから、一度ゼロということに戻して、増田議員がおっしゃっているようにやっていただきたい。ですから、私は賛成の意味で申し上げておるわけです。
それで、備品購入費というのは前なかったのです。工事費に上がっていたわけです。協議会でも言いましたけれども、備品購入費で699万8,000円計上していますけれども、これは私が調べた金額とはかけ離れているのです。既製品で業者があの現場で見て、これでできますよと言っている金額が417万6,960円だと。だから、私はここへ補正で出してきたという、この数字についての根拠が全くわからないです。ですから、もう一度増田議員の……
〇議長(増田 昇君) 川那子議員、これについてのことでしょう。
〇17番(川那子秀雄君) いや、だから増田議員のそういう理由に基づいて私は賛成をいたしたわけです。
〇議長(増田 昇君) はい、わかりました。
ここで質疑を終わりまして、討論に入ります。
まず、本件に反対者の発言を許します。
動議に対して反対の人は。
〔「直ちに採決、反対はいるけども、討論ではなくて直ちに採決」
の声あり〕
〇議長(増田 昇君) では、ほかにいないですね。
これで討論を終わります。
これから、平成21年度一般会計補正予算(第5号)に対する修正動議を採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本動議のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔可否同数〕
〇議長(増田 昇君) 以上のとおり起立の方は12対12で同数です。
したがって、地方自治法第116条第1項の規定によって議長が本案に対して裁決いたします。
本案について、議長は否決といたします。
〔「暫時休憩」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 暫時休憩。
休 憩 (午前11時36分)
再 開 (午前11時44分)
〇議長(増田 昇君) 休憩前に引き続き再開いたします。
それでは、動議は終わりました。
〇議長(増田 昇君) 続いて、原案に質疑ある方は質疑を願います。もとに戻ります。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
26番。
〔26番(菊池節子君)登壇〕
〇26番(菊池節子君) 私、この補正に対して反対の討論をさせていただきます。
補正予算案反対討論。3月定例議会で提案されました街路費の補正予算案は、3,400万円余りでした。今回は、約800万円減額されて提出されました。そうしますと、この3月定例議会で提案された3,400万円という額は何であったのか問われるわけです。そもそもこの問題の根元には、市の財務規則に違反して、入札もしない、工事契約も結んでいない事業を工事をやってしまったからという理由で補正予算を組んできたことに問題があるわけです。
市長の説明では、都市整備課の係長が独断でやってしまった事業と説明しておりますけれども、しかし多くの市民の方はこの説明に納得いたしておりません。私もしません。少なくとも議会の承認を得ないでやってしまった工事であるからには、市長の言い分を全面的にうのみにして承認をするわけにはいきません。議会としてきちんと調査の上で判断を下すべきだと私は思います。そうしなければ議会の自殺行為になるのではないでしょうか。都市整備課の係長だけでなく、課長、さらには建設部長、市長に疑問点を質問し、調査することがこれから必要だと私は思います。また、工事を請け負った工事関係者にも面接をし、なぜ工事契約なしで工事を請け負った経緯を聞く必要があるのではないでしょうか。
また、今回の減額されたとはいえ、2,580万円余りの金額について入札を経ていない額ですので、適正なものかきちんと第三者に判断をしてもらう必要があると私は思います。これらのことは、議会が市民の負託を負う立場からしなければならない最低の任務ではないでしょうか。今回、ここでは拙速な判断を避けて、議会の調査に任せてもらい、それから判断するというのが議会人としての責任ではないでしょうか。
以上が私のこの補正予算案に反対の意を表明して、終わります。
〇議長(増田 昇君) 次に、本案に賛成の発言を許します。
6番。
〔6番(中川泰幸君)登壇〕
〇6番(中川泰幸君) それでは、賛成の立場から申し上げます。
ただいま上程されました議案第30号 平成21年度桜川市一般会計補正予算(第5号)につきまして、賛成討論を行います。
平成21年度桜川市一般会計補正予算は、2億5,216万6,000円を追加するものでありますが、そのうち土木費は1億9,986万7,000円であり、全体の79%を占めておりますので、意見を申し上げます。その主な事業内容でありますが、道路維持補修費を初めとし18カ所に及ぶ路線の排水整備や舗装工事、道路の改良工事であり、地域に密着した大変重要な道路整備事業でありますので、ぜひとも賛成していただき、生活道路の整備を推進し、地域住民への支障や不便を来さないようお願いするものであります。
また、問題となっております街路費につきましては、岩瀬駅前広場に関連した工事等であり、周辺環境の整備に配慮した工事でございますが、一連の手続に不備が生じ、大変多大なご迷惑をかける結果となりました。担当職員が工事の早期完成を目指し、誠心誠意頑張った結果、なかなかはかどらず、あせりや不安もあり、正規の手続を怠ったことも推測しており、結果として大変遺憾に思いますが、担当者には悪意はなかったものと確信しております。執行部を初め関係職員もこのたびの出来事を大きな過ちとして真摯に受けとめ、襟を正し、二度とこのような事態を招かぬよう原因を究明し、再発防止に努めることでありますので、ご理解を承り、さらには施工業者への件も考慮していただき、寛大なご判断をお願いするものであります。
今回の補正予算は、総務費国庫補助金や教育費国庫補助金、安全・安心な学校づくり交付金で2億4,376万4,000円も都合によっては返還を余儀なくされ、桜川市の大きな損失と、将来を背負っていく子供たちにも負担をかけてしまうおそれもあるのではないでしょうか。
以上、このことを踏まえて人道的なご判断をお願いいたしまして、私の賛成討論といたします。
〇議長(増田 昇君) 反対者の発言を許します。
17番。
〔17番(川那子秀雄君)登壇〕
〇17番(川那子秀雄君) 今度の臨時議会案第5号ですね、先ほど増田議員の修正動議が通らなかったと、結果を踏まえてお話を申し上げます。
私は、早くからこれを分離をして審議をしてくれと。ですから、福祉、教育予算については私は賛成の立場だと、早くから申し上げていたことは皆さん承知のとおりであります。そのときに、何も言っていただけなかった。やはり、私はこの街路費の問題だけが非常に疑惑が多い。例えば最初の3,500万円、これを今回減額をしてきた、だから通してくれ、そういうことなのですよね。中田市長としてはこれをやってください、お願いしますということであろうと思います。しかし、この出してきた案の中で、非常に計算の根拠がわからない、わからないまま我々は賛成できるのか、そう思います。
まず、その理由は、例えば全部業者名わかっていますが、これだけ請負業者が減額をしたということは、だから払ってやってほしいという中川議員の主張でしょうが、やはり地方自治法違反という、財務規則違反ということの意味を考えれば、我々議員はその原因究明に当たらなければならない義務があると思います。こういう疑義を一緒に含めて賛成をしてしまうというのは、私は議員一人一人の皆さんの良識を疑いたくなる場合があります。
というのは、例えば工事請負費1,888万円、備品購入費というのはこの前の議案にはなかったのです。ところが備品購入費として699万8,000円、しかし議員一人一人、この中身を知っている方がおりますか、いないでしょう。
〔「知ってるよ、ばかにしないで」の声あり〕
〇17番(川那子秀雄君) いないでしょう、いますか。
〔「知ってるよ、ばかにしないでよ。あなたたち知らないだろうな
んていうことは議長、言わせていいことじゃないんじゃない」
の声あり〕
〇17番(川那子秀雄君) 黙って聞きなさい、とりあすえず。
〇議長(増田 昇君) 続けてください。
〔「あんた以外の議員がみんな……」の声あり〕
〇17番(川那子秀雄君) 地方自治法違反であるということは知っているでしょう、地方自治法違反であるということは。
〔「知っていますよ」の声あり〕
〇17番(川那子秀雄君) では、何でこの疑惑を解明できないのですか。
〔「議長……」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) はい、続けてください。
〔何事かの声あり〕
〇議長(増田 昇君) 傍聴者は黙っていなさい、傍聴者は黙っていてください。
〇17番(川那子秀雄君) 議長、注意してください。
〔「議員をばかにするようなことは……」の声あり〕
〇17番(川那子秀雄君) 注意してください。
〇議長(増田 昇君) 続けてください。
〇17番(川那子秀雄君) 私が、今意見を申し上げているのです。
あなたは、あなたの立場、ね。
〔「でも、ばかにしないで」の声あり〕
〇17番(川那子秀雄君) 議長、注意してください。
〔「注意されるのはあなた」の声あり〕
〇17番(川那子秀雄君) 退場させてください。
〇議長(増田 昇君) 続けてください。やじりだと思って聞けばいいでしょう。
〇17番(川那子秀雄君) やじりではないですよ、こんなのは。
〇議長(増田 昇君) はい、続けてください。
〔「おれ以外は知らないだろうなんてことは言っちゃいけないと言
ってるの」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 25番、ちょっと静かにしてください。
〔「はい」の声あり〕
〇17番(川那子秀雄君) どうしようもないね、あなたは。
駅前シェルターと、私はこういう協議会でも言いましたけれども、業者に参考資料をもらっているのですよ。あなたは知っていると言っているけれども、調べましたか。それで699万8,000円、実際に417万6,000円でできると言っているのですよ。では、何でこれこういう予算を出してくる。裏づけを示してもらわなければ議員は賛成できないのです。これが議員の務めなのですよ、解明することが。
例えば共同溝工事六百何万円でしたよね。これは、茨城県の委託の工事だったのをようかん切りで、間に合わないからやってもらった。しかし、では茨城県の工事は高かったのではないかと……あなたちょっとうるさいよ。何やっているの。やっているのではないよ、指さして。ふざけるのではないよ。
〇議長(増田 昇君) 川那子議員、とにかく進めてください。
反対の……
〇17番(川那子秀雄君) ですから、そういうことをこの内容を知らないで賛成するのか、これ通せば支払い起こしますよ。業者の立場もわかっているのです。しかし、こういうぐあいの悪い予算を再度出してきた中田市長の責任は大きい。部長ではないです。これを出しているのは中田市長が出しているわけですから。そういうことで、精査をされたかどうかわかりませんが、とにかくこういう内容が入っていたのでは、私は賛成するわけにはいかない。ほかは賛成だと前から言っているのです。そういう点で、反対を表明します。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 賛成者の方、おりますか。
討論ありますか。
〔「採決お願いします」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) それでは、討論を終わります。
これから本案を採決いたします。
この採決は起立によって行います。
お諮りいたします。議案第30号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔可否同数〕
〇議長(増田 昇君) 賛成、反対が同数でございます。
したがって、地方自治法第116条第1項の規定によって、議長が本案に対して裁決いたします。
本案については、可決と裁決いたします。
したがって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
〇執行部あいさつ
〇議長(増田 昇君) ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
中田市長。
〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) 平成22年第1回桜川市議会臨時議会、補正予算の件につきまして議決をいただきましてまことにありがとうございます。
職員一丸となってまちづくりをしっかりと進めてまいりたいと、かように考えております。反省すべきところはしっかりと反省し、そして桜川市民の未来のために誠心誠意頑張ってまいる所存でございます。本議会で議員各位からいただいたもろもろのご意見、ご質問等を尊重しながら、しっかりとこまを進めてまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いを申し上げます。
最後になりますが、議員各位におかれましても健康に留意し、ますます市政発展のためにご尽力いただくことを心からお願いを申し上げ、御礼の言葉といたします。本当にありがとうございました。
〇閉会の宣告
〇議長(増田 昇君) 本臨時会に付議されました案件は終了いたしました。
以上で平成22年桜川市議会第1回臨時会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
閉 会 (午後 零時01分)