平成22年第1回桜川市議会定例会議事日程(第6号)
平成22年第1回桜川市議会定例会議事日程(第6号)
平成22年3月18日(木)午後3時開議
日程第 1 議案第1号 平成22年度桜川市一般会計予算
日程第 2 議案第2号 平成22年度桜川市国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第3号 平成22年度桜川市老人保健特別会計予算
日程第 4 議案第4号 平成22年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算
日程第 5 議案第5号 平成22年度桜川市公共下水道事業特別会計予算
日程第 6 議案第6号 平成22年度桜川市介護保険特別会計予算
日程第 7 議案第7号 平成22年度桜川市介護サービス事業特別会計予算
日程第 8 議案第8号 平成22年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算
日程第 9 議案第9号 平成22年度桜川市水道事業会計予算
日程第10 議員提出議案第1号 核兵器廃絶と恒久平和実現を求める意見書
日程第11 議長報告第1号の委員長報告
日程第12 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
日程第13 執行部あいさつ
追加日程第1 議員提出議案第2号 桜川市議会の議員定数を定める条例
追加日程第2 議員提出議案第3号 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意
見書
〇出席議員(25名)
1番 大 塚 健 次 君 2番 市 村 香 君
3番 風 野 和 視 君 4番 岩 見 正 純 君
5番 小 高 友 徳 君 6番 中 川 泰 幸 君
7番 皆 川 光 吉 君 8番 増 田 豊 君
9番 潮 田 新 正 君 11番 古 川 静 子 君
12番 大 塚 秀 喜 君 13番 高 田 重 雄 君
14番 小 林 正 紀 君 15番 増 田 俊 夫 君
16番 鈴 木 好 史 君 17番 川 那 子 秀 雄 君
18番 萩 原 實 君 19番 横 田 衛 君
20番 橋 本 位 知 朗 君 21番 仙 波 信 綱 君
22番 増 田 昇 君 23番 塚 本 明 君
24番 上 野 征 一 君 25番 林 悦 子 君
26番 菊 池 節 子 君
〇欠席議員(1名)
10番 相 田 一 良 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
副 市 長 山 田 耕 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市 長 公 室 長 飯 嶌 洋 一 君
総 務 部 長 山 中 政 雄 君
市 民 生活部長 永 瀬 昇 君
保 健 福祉部長 麻 尾 優 君
経 済 部 長 横 田 一 君
建 設 部 長 小田部 喜 英 君
上 下 水道部長 告 清 嗣 君
教 育 次 長 古 橋 忠 君
会 計 管 理 者 若 林 鉄 郎 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 笠 倉 貞 君
議会事務局書記 小 嶌 弘 君
議会事務局書記 斎 藤 修 一 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
開 議 (午後 3時00分)
〇開議の宣告
〇議長(増田 昇君) 皆さん、こんにちは。本日の出席議員は25名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立します。これより本日の会議を開きます。
〇議案第1号〜議案第9号の委員長報告、質疑、討論、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第1、議案第1号 平成22年度桜川市一般会計予算から日程第9、議案第9号 平成22年度桜川市水道事業会計予算までを一括議題といたします。
本案について、各常任委員長より報告を求めます。
なお、討論及び採決は、各常任委員長の報告終了後に行います。
初めに、総務常任委員長、大塚秀喜君、登壇の上、報告願います。
〔総務常任委員長(大塚秀喜君)登壇〕
〇総務常任委員長(大塚秀喜君) 総務常任委員会審査報告書。
総務常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
本委員会に付託された案件は、議案第1号 平成22年度桜川市一般会計予算のうち、市長公室、総務部、議会事務局、会計課、選挙管理委員会、監査・公平委員会事務局の所管に属する事項、他の委員会の所管に属しない事項についてであります。
これら付帯案件を審査するため、本委員会は、3月15日午前10時より総務常任委員会室において、委員6名の出席のもと、説明員として関係部局課長の出席を求め、書記3名を任命いたしました。委員会付託案件につき詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、審議の過程において議論された意見並びに要望事項は次のとおりであります。
厳しい財政状況下にありますので、予算の適正・有効な執行に努めるとともに、健全な財政運営をされるよう議論が交わされました。
まず、歳入について申し上げます。地方財政は、景気低迷を受け、法人2税を中心に大幅に税収が減少する状況にあります。地域主権の確立に向けた国の基本理念のもと、地方交付税の総枠を増額確保、並びに臨時財政対策債の大幅発行増により対応することとなっておりますが、歳入総額の伸びは期待できない状況下であります。
このような中、桜川市では、平成22年度の一般会計予算額は、基金の取り崩しを行わず、165億5,000万円を計上しております。特に、市税については公平な課税に努めるとともに、新たなコンビニ納付を活用し、滞納額の削減を図られるよう強く要望いたします。
次に、歳出について申し上げます。会計課については、公金の適正な管理執行を強く要望いたします。
総務費では、書庫整理の予算が計上されてありますが、経費の無駄にならないよう、適正な文書管理を要望いたします。
デマンド交通については、昨年度よりも利用者がふえているとの報告がありましたが、さらなる利便性の向上に配慮するとともに、今後も地域の足として、多くの市民にとって有効な交通手段となるよう要望いたします。
真壁の町並みは、間もなく茨城県初の国の重要伝統的建造物群保存地区に選定となります。当然、見学に訪れる人も多くなると考えられます。そのためには、交通手段の確保が重要であります。市民のために、そして来訪者のために、民間バスの運行を県内のバス会社へ強く働きかけていくことを要望いたします。
予算の執行に当たっては、ますます多様化する行政需要に対応するため、行財政改革を推進し、財政状況の的確な分析に基づく事務事業の継続的な見直しと歳出全般の有効活用・効率化を図り、財政の健全化を図るよう強く要望いたします。
合併特例債事業については、事業期間が後期に入ってきますので、後期事業についても、早期に調査費等をつけて事業の推進を図るよう強く要望いたします。
その他各項目についても、慎重なる審議を行いました。
また、3月16日に、合併特例債事業の多目的複合施設の建設地を視察研修しました。多目的複合施設は、エントランスホール、集会ホール、展示室、歴史作業室、図書室、学習室等の集会・歴史展示・図書機能を有する総合施設であり、地域住民はもとより、桜川市の文化施設の拠点となる施設でありますので、早期の完成を要望いたします。
以上が、付託案件に対します総務常任委員会の審議の経過並びに結果であります。
また、情報政策課より、地域情報通信基盤整備推進交付金事業について、受託事業者選定の経緯、事業工程の報告がありました。地域情報通信技術利活用推進交付金事業についても、受託事業者選定の経緯、契約状況等の報告がありました。それぞれの事業について、適切な執行と早期完成を要望いたします。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
平成22年3月18日
総務常任委員会委員長 大塚 秀喜
桜川市議会議長 増田 昇 様
〇議長(増田 昇君) これより質疑を行います。
総務常任委員会以外の方、質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
続いて、福祉環境常任委員長、萩原實君、登壇の上、報告願います。
〔福祉環境常任委員長(萩原 實君)登壇〕
〇福祉環境常任委員長(萩原 實君) 皆さん、こんにちは。
福祉環境常任委員会審査報告書。
福祉環境常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定によりご報告申し上げます。
当委員会は、3月16日午前9時30分から福祉環境常任委員会室において、委員全員の出席のもと開会し、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託案件について審議を行いました。
本委員会に付託された案件は、議案第1号 平成22年度桜川市一般会計予算のうち、市民生活部の所管に属する事項、保健福祉部の所管に属する事項、福祉事務所の所管に属する事項、議案第2号 平成22年度桜川市国民健康保険特別会計予算、議案第3号 平成22年度桜川市老人保健特別会計予算、議案第6号 平成22年度桜川市介護保険特別会計予算、議案第7号 平成22年度桜川市介護サービス事業特別会計予算及び議案第8号 平成22年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算についてであります。
審査に当たりましては、委員会付託案件について詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、審議の過程で論議された内容の主なものについては次のとおりであります。
まず、一般会計の市民生活部関係では、ごみ問題について協議をいたしました。特にごみの減量対策については、資源ごみの回収による収益とそのリサイクル業務に係る費用についての費用対効果をよく検証して、市民とともに日本一きれいなまちづくりを目指して努力してもらうよう要望いたしました。
次に、昨年6月に開設した桜川市消費生活センターについて説明を受けました。市民の身近な相談窓口として、市民の消費生活に関する相談、商品に対する苦情などを適正に処理して、市民の消費生活の安定と向上に大いに貢献することを期待いたします。
消防費については、自主防災組織と広域消防の拡大化、指令業務の一元化について審議がされました。災害から市民の生命、身体、財産を守るためにも、地域住民に身近な自主防災組織は大変重要でありますので、今後も多くの組織結成を望むものであります。また、筑西広域消防本部の通信設備は新しいものが整備されていますので、県内指令業務の一元化については、その必要性の有無について桜川市として十分検討していただくことを要望いたしました。
次に、保健福祉部及び福祉事務所関係では、まず75歳以上の高齢者に対する敬老記念品の贈呈について質疑がなされました。敬老事業は、県内のほぼすべての市町村で実施しており、対象年齢や記念品の内容等についてはさまざまであります。当市も平成18年に事業内容を統一し、現在に至っておりますが、今後は検討が必要と思われます。
次に、心配事相談事業については、昨年相談件数が少ない現状を踏まえ、相談員の定数を含め、経費を抑えた事業を進めるよう要望いたしましたが、22年度より、相談日についてはこれまで各地区で毎週1回程度行っていたものを月2回とし、また相談員の定数も削減するとの説明を受けました。
次に、生活保護の受給状況については、全国的に急激に増加しておりますが、当市においては、ここ数年横ばいの状況にあり、平成22年2月の状況では、保護世帯は163世帯、保護人員194人、保護率は4.2パーミルと、若干の増加にとどまっているとの報告を受けました。保護世帯は、生活扶助や住宅扶助等多くの扶助費が支給されていることから、住民から批判がないよう、生活指導には十分注意を払うようお願いしました。
次に、予防接種については、ワクチンの接種委託料のほとんどが市の一般財源で負担し、国等からの補助が少ない現状でありますが、未受診者解消に向けて積極的に勧奨を行い、接種率の向上に努めるよう要望いたしました。
次に、放課後児童対策事業における夜間警備委託料について、学童保育の運営は、学校の校舎内を利用しているので、教育費における各学校の夜間警備委託料へ一本化するなど、経費の削減に努めるよう要望いたしました。
次に、国民健康保険特別会計、老人保健特別会計、介護保険特別会計、介護サービス事業特別会計、後期高齢者医療特別会計においては、財源の構成比などについて詳細なる説明を受けました。
以上が、福祉環境常任委員会の審査結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
平成22年3月18日
福祉環境常任委員会委員長 萩原 實
桜川市議会議長 増田 昇 様
以上です。
〇議長(増田 昇君) これより質疑を行います。
福祉環境常任委員会以外の方、質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
続いて、建設経済常任委員長、中川泰幸君、登壇の上、報告願います。
〔建設経済常任委員長(中川泰幸君)登壇〕
〇建設経済常任委員長(中川泰幸君) 建設経済常任委員会審査報告書。
審査に入る前に、3月12日、13日、14日にわたった県企業局水道施設の事故に伴う市水道の断水について、上下水道部長より報告がありました。この事故で、岩瀬地区約5,000世帯にご迷惑をおかけしたわけでありますが、今後種々にわたり補償問題等が生じてくると思われますので、市と県企業局の連携を密にして、万全な対応をされるよう要望いたします。
それでは、建設経済常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
本委員会に付託されました案件は、議案第1号 平成22年度桜川市一般会計歳入歳出予算のうち、経済部、建設部、上下水道部及び農業委員会の所管に属する事項、議案第4号 平成22年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出予算、議案第5号 平成22年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出予算、議案第9号 平成22年度桜川市水道事業会計予算であります。
本委員会は、3月15日午前9時より第2委員会室において、本委員会全委員出席のもとに開会し、説明者として関係部課局長の出席を求め、書記4名を任命し、付託案件につき詳細なる説明を聴取し、慎重に審議を尽くした結果、本委員会に付託された案件は、出席者全員の賛成により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、審議過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりであります。
最初に、農業委員会関係予算について質疑を行いました。
農業委員会は、農地転用に当たり、その許可あるいは進達の可否等を決定する機関であることから、引き続き十分な審査のもと、優良農用地の確保に努めていただくよう要望いたします。
次に、農林課関係予算について質疑を行いました。
農業後継者で組織する「大地のめぐみ」などへの補助金については、今後農業が大変厳しくなることが予測される中、後継者育成の観点から、活動費として継続的な助成措置を講じるよう要望いたします。
さらに、イノシシ対策でありますが、農作物への被害は増加傾向にあります。また、人間に危害を加えた例も2件あります。これらの対策として、電気さく、防護さくの設置に対する補助、加えて平成22年度からはわな猟免許取得者への補助が新設されました。今後はこれらを広く周知し、推進していくよう要望いたします。
次に、農地整備課関係について質疑を行いました。
土地改良区の合併につきましては、岩瀬土地改良区、泉川土地改良区、大和・真壁の土地改良区が桜川市土地改良区として合併を目的に法定合併協議会を設立することになりました。合併いたしますと、会議の開催や総代の数あるいは経費の節減なども図られ、行政のスリム化にもつながることから、平成24年度末には合併できるよう要望いたします。
次に、商工観光課について質疑を行いました。
「ひなまつり」については、8回目を迎え、テレビ放映による影響もあり、ことしも多くの来訪者がありました。今回は社会実験として岩瀬駅からの臨時バスも運行され、かなりの成果がありました。真壁のひなまつりは、住民皆様の発想と主体により実施され、現在は茨城県内有数の祭りとして立派に定着しております。したがいまして、今後もなお一層行政として支援していただくようお願いいたします。
また、市民祭については、合併して5年が経過しようとしておりますので、市民の一体感の醸成からも、1カ所で桜川市民祭として開催できるよう要望いたします。
また、真壁地区には、真壁城跡や城下町の面影を今に残す町並みが残っておりますので、このかけがえのない歴史的遺産を活用して、桜川市の発展のために新たなまちづくりを担当課間で協力し、進めていくことを要望いたします。
次に、建設課関係について質疑を行いました。
県道東山田岩瀬線につきましては、桜川筑西インターチェンジとつくば市及び下妻市方面とを結ぶ重要な路線であることから、一刻も早く地権者の同意を得るよう努力し、早期に事業を完了できるよう要望いたします。
また、都市計画道路松田・西小塙線につきましても、今後事業化を進めるに当たり、現在進めているほかの合併特例債事業の進捗状況を見ながら、地元住民への説明等も含め、速やかな事業への取り組みを要望いたします。
次に、都市整備課関係について質疑を行いました。
駐輪場に放置自転車が散見されるが、警察や学校との連携を図りながら、極力減少させるよう要望いたします。
次に、農業集落排水事業特別会計、公共下水道事業特別会計についての質疑を行いました。両事業とも接続率が低い状況なので、今後も接続率向上に向け、さらなる努力をお願いいたします。公共下水道の管渠工事については、特殊な工法以外は地元業者を育成していくという面もあるので、業者指名について考慮していただくよう要望いたします。
次に、水道事業会計について質疑を行いました。水道事業については、石綿管更新事業を今後とも推進され、適正な施設の維持管理に努め、有収率の向上を目指し、さらなる経営の健全化が図られるよう要望いたします。
以上が、建設経済常任委員会に付託された案件に対する審査の経過並びに結果であります。
なお、3月15日に、本委員と関係部課局長により岩瀬駅前整備箇所の現地視察を実施いたしましたことも、あわせてご報告申し上げます。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
平成22年3月18日
建設経済常任委員会委員長 中川 泰幸
桜川市議会議長 増田 昇 様
以上です。
〇議長(増田 昇君) これより質疑を行います。
建設経済常任委員会以外の方、質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
続いて、文教常任委員長、小高友徳君、登壇の上、報告願います。
〔文教常任委員長(小高友徳君)登壇〕
〇文教常任委員長(小高友徳君) 文教常任委員会報告。
文教常任委員会の審議の結果並びに審議の経過概要について、桜川市議会会議規則第103条の規定により報告いたします。
本委員会に付託された案件は、議案第1号 平成22年度桜川市一般会計予算のうち、教育委員会の所管に属する事項、公民館活動の所管に属する事項であります。
本委員会は、3月16日午前9時から文教常任委員会室において全委員出席のもとに、教育長、教育次長、関係課長の出席を求め、書記3名を任命し、付託案件について詳細なる説明を聴取し、審議をした結果、委員全員の賛成により可決することに決定いたしました。
なお、審議過程において論議された意見及び要望事項は次のとおりであります。
事務局費につきましては、これまで、児童生徒の不登校、いじめ問題等の対応として教育相談員による相談事業を、週3日間、市内3カ所の公民館で実施してきましたが、平成22年度からはより一層の充実を図るため、適応指導教室・さくらの広場が設置されます。相談員2名、カウンセラー1名体制での支援により、長期欠席等の問題を抱えた児童生徒の自立、学校生活への復帰を支援していくことに期待します。あわせて、市内小中学校への優秀な教職員の配置及び家庭教育の充実を図っていくことを要望します。
給食センター費については、北学校給食センターの老朽化に伴い、早急な対応が必要となっております。給食センターの統合については、桜川市小中学校適正規模等検討委員会の答申も出されておりますが、多くの予算を伴うものですので、今後、多方面から審議していただくことを要望します。
学校関係予算については、各学校間で規模等により不公平のないよう措置するとともに、各学校の特色を生かした予算づけもあわせて考慮していくよう要望します。
また、小中学校校舎等の耐震補強については、現在計画的に進められていますが、今後も耐震診断の結果をもとに、児童生徒の安全・安心を第一に考えた対応を要望いたします。
懸案事項となっている幼稚園費の、まかべ幼稚園、やまと幼稚園の園児バスの委託料については、委託方法等を含め、委託料の削減に努めていくよう、引き続き要望いたします。
現在工事が進められている多目的複合施設建設事業については、適正に工事が施工されるよう指導を徹底するとともに、予算の適正な執行を要望します。
また、伝統的建造物群保存地区については、国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けるべく、県への進達が済んでおります。今後も、真壁の町並みや真壁城跡などの歴史的遺産を活用し、観光客への対応なども含めて、魅力あるまちづくりを推進していくよう要望します。
なお、現地視察については、多目的複合施設の建設現場、桃山中学校卓球場及び真壁城址公園について実施したことをご報告いたします。
以上が、付託案件に対する文教常任委員会の審査の経過及び結果であります。
各位におかれましても、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同いただきますようよろしくお願いいたします。
平成22年3月18日
文教常任委員会委員長 小高 友徳
桜川市議会議長 増田 昇 様
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) これより質疑を行います。
文教常任委員会以外の方、質疑願います。
質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
これから討論と採決を行います。
議案第1号 平成22年度桜川市一般会計予算について、討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論なしと認めます。
お諮りいたします。本案を委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第1号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
続いて、議案第2号 平成22年度桜川市国民健康保険特別会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論なしと認めます。
お諮りいたします。本案を委員長の報告のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第2号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
続いて、議案第3号 平成22年度桜川市老人保健特別会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論なしと認めます。
お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第3号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
続いて、議案第4号 平成22年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論なしと認めます。
お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第4号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
続いて、議案第5号 平成22年度桜川市公共下水道事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論なしと認めます。
お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第5号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
続いて、議案第6号 平成22年度桜川市介護保険特別会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論なしと認めます。
お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第6号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
続いて、議案第7号 平成22年度桜川市介護サービス事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論なしと認めます。
お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第7号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
続いて、議案第8号 平成22年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論なしと認めます。
お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第8号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
続いて、議案第9号 平成22年度桜川市水道事業会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論なしと認めます。
お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第9号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
〇議員提出議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(増田 昇君) 続いて、日程第10、議員提出議案第1号 核兵器廃絶と恒久平和実現を求める意見書を議題といたします。
提出者である高田重雄君、提案理由の説明を願います。
〔13番(高田重雄君)登壇〕
〇13番(高田重雄君) 核兵器廃絶と恒久平和実現を求める意見書。
核兵器の廃絶と恒久平和を実現することは私たち国民の悲願である。
しかし、核兵器は、いまだに世界に約2万数千発も存在し、核兵器の脅威から、今なお人類は解放されていない。2000年のNPT(核不拡散条約)再検討会議では、全面的な核兵器廃絶を約束したはずが、2005年の同会議では実質合意ができず、核軍縮はもとより核不拡散体制そのものが危機的状況に直面している。
こうした中で、日本政府が米国などと共同提案した核廃絶決議案についても、国連総会において過去最多の国々の賛成で採択された。これにより、NPT(核不拡散条約)再検討会議に向け、議論が活発化することが期待されます。
このような動きを踏まえ、被爆国の政府としての核兵器廃絶の取り組みをさらに確実なものにするために、国会及び政府におかれては、平和市長会議が提唱する2020年までに核兵器の廃絶をめざす「2020ビジョン」を支持し、その実現に取り組むため2010年に開かれるNPT(核不拡散条約)再検討会議で、実効ある核兵器廃絶の合意がなされるよう当市議会においても強く要請します。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出します。
平成22年3月18日
茨城県桜川市議会
提出先
内閣総理大臣 鳩山由紀夫 殿
総 務 大 臣 原口 一博 殿
外 務 大 臣 岡田 克也 殿
衆 議 院議長 横路 孝弘 殿
参 議 院議長 江田 五月 殿
以上です。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論なしと認めます。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。
〇議長報告第1号の委員長報告
〇議長(増田 昇君) 続いて、日程第11、議長報告第1号、付託された案件について委員長より報告を求めます。
陳情第3号 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する陳情について、福祉環境常任委員長、萩原實君、登壇の上、報告願います。
〔福祉環境常任委員長(萩原 實君)登壇〕
〇福祉環境常任委員長(萩原 實君) 福祉環境常任委員会審査報告書。
福祉環境常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により、ご報告申し上げます。
当委員会は、3月16日午前9時30分から福祉環境常任委員会室において、委員全員の出席のもと開会し、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託案件について審議を行いました。
本委員会に付託された案件は、陳情第3号 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する陳情についてであります。陳情者は、茨城県取手市桑原512―1、大原幸男氏外4名であります。
審査に当たりましては、委員会付託案件について慎重に審議した結果、全会一致で本陳情は採択すべきものと決定いたしました。
なお、審議の過程で論議された内容の主なものについては次のとおりであります。
選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正は、単に夫婦別姓を認めるということだけの問題だけではなく、嫡出子、非嫡出子の相続問題、結婚年齢に関する問題など、家庭崩壊につながるおそれのあるものであります。そのため、当委員会では、総理大臣、衆参両院議長はもとより関係大臣まで、反対の意見書を提出することに決しました。
以上が、福祉環境常任委員会の審査結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
平成22年3月18日
福祉環境常任委員会委員長 萩原 實
桜川市議会議長 増田 昇 様
以上です。
〇議長(増田 昇君) これより質疑を行います。
福祉環境常任委員会以外の方、質疑願います。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論なしと認めます。
お諮りいたします。陳情第3号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、陳情第3号は委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
〇議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
〇議長(増田 昇君) 続いて、日程第12、議会運営委員長並び……
〔「議長」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) はい。
〇25番(林 悦子君) 採択した以上、意見書をつくらなくてはならないので、意見書をつくることを追加日程に加えて、意見書の提出をしたいと思うのですけれども、この後に続かないと、議運委員長の継続審査で、最後に市長のあいさつになってしまうと終わりになってしまうので。陳情を採択するということは意見書をつくるということなので、追加日程に加えてもらうように議運のほうに取り計らいをお願いしたいのです。
〇議長(増田 昇君) はい。この今、次の問題を終わってからします。
〇25番(林 悦子君) わかりました。
〇議長(増田 昇君) 続いて、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定されました。
〇日程の追加
〇議長(増田 昇君) ただいま高田重雄君から、議員提出議案第2号 桜川市議会の議員定数に定める条例及び萩原實君から、議員提出議案第3号 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書が提出されました。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午後 3時40分)
再 開 (午後 4時00分)
〇議長(増田 昇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩中に開いた議会運営委員会の報告を願います。
議会運営委員長、鈴木好史君。
〔議会運営委員長(鈴木好史君)登壇〕
〇議会運営委員長(鈴木好史君) 議会運営委員長報告。
議会運営委員会の審議の結果をご報告いたします。
議員提出議案第2号 桜川市議会の議員定数を定める条例及び議員提出議案第3号 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書については、追加日程第1及び追加日程第2として直ちに日程に追加し、審議、採決を行うことに決定いたしました。
以上で報告を終わります。
〇議長(増田 昇君) お諮りいたします。
ただいま議会運営委員長の報告がありましたが、報告のとおりにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりといたします。
追加日程表及び議案を配付いたします。
〔議案配付〕
〇議員提出議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(増田 昇君) 追加日程第1、議員提出議案第2号 桜川市議会の議員定数を定める条例を議題といたします。
提出者である高田重雄君、提案理由の説明を願います。
〔13番(高田重雄君)登壇〕
〇13番(高田重雄君) 提案の理由。
桜川市議会の議員定数は、法定数26名で、条例数26名であります。現在茨城県内32市のうち、議員定数が法定数以下の自治体は30市であります。桜川市の財政は、税収の大幅な減収により財政規模の拡大は望めない中、経費の削減、行財政改革への取り組みが余儀なくされております。このため、行財政運営についての抜本的な見直しを行い、かつ大胆な改革が必要であります。つきましては、桜川市議会においても市民の期待にこたえるために、開かれた議会を目指し、なお一層充実し、活性化するとともに、市の財政運営にも率先して貢献するために、議員定数の条例数26名を4名削減し、22名にすることを提案いたします。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
17番。
〇17番(川那子秀雄君) 提出者の高田議員にお伺いいたします。
4名減ということは経費でどのくらい削減できるのか、ご説明をいただきます。その上で考えることにいたします。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 答弁を願います。
高田重雄君。
〇13番(高田重雄君) 1人、恐らく500万円弱だと思うのですね、私もいただいていますが、報酬で。私、副議長のときは四百五、六十万円だったですかね、それ掛ける4と思えば、900万円にしても二九、十八、1,800万円の削減になると、そういうふうに思っております。
〔「500万だっけ……」の声あり〕
〇13番(高田重雄君) それは事務局に聞いてほしいですよね、我々。私……
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 予算に書いてあるわけですが、やはり、提出をするということは確実な数字を提示をしていただかないと困ると思います。
〔「そういうこと」「まことに申しわけございません」の声あり〕
〇17番(川那子秀雄君) いや、申しわけないということよりは、責任ある提出を求めるものであります。
以上です。正確にお答え願います。
〇議長(増田 昇君) 高田重雄君。
〇13番(高田重雄君) 済みません。まことに勉強不足で申しわけないのですが、細かい数字までわかりませんので、事務局長のほうからちょっとお答え願いますか、私のかわりに、申しわけないのですが、数字。議員1人の給料、お願いします。
〇議長(増田 昇君) わかっているの……。
事務局長。
〇議会事務局長(笠倉 貞君) ただいまの金額でございますが、細かいことについてはちょっと把握しておりませんが、おおよそということで今の高田議員の数字というようなことではございますが、もし細かい部分までということになりますと、ちょっとお時間をいただいて……
〔「いいよ」の声あり〕
〇議会事務局長(笠倉 貞君) よろしいでしょうか。今高田議員が申されましたことということで、4名分ということで大体1,800万円ぐらいということの答弁しか、今のところ手持ちございません。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 正確には2,100万円ぐらいだと思います。そういうところは、私、けさ割り算をしてまいりましたから、そのくらいになると思います。ですから、2,100万円ぐらいです。
〇議長(増田 昇君) よろしいですか。
〔「それ聞いて何なるの」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) ほかにございますか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論なしと認めます。
これから本案を採決いたします。
この採決は起立によって行います。
お諮りいたします。
〔「議長」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) はい。
〔「賛成討論はできないですか」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) お諮りいたします。
議員提出……
〔「議長」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) はい。
〔「それでは意見を申し上げます」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) はい。
〇20番(橋本位知朗君) せっかく賛成、反対の討論をしようと思って考えてきたのですから、もったいないから、意見を申し上げます。
今回の議員提出削減問題は、どうして削減が必要なのか、私なりに賛成の意見を申し上げます。
〔「討論終わっちゃったよ」の声あり〕
〇20番(橋本位知朗君) 本来、市民の意見は直接市長に申し上げるのが理想であります。
〔「議長、何やってんの、これ」の声あり〕
〇20番(橋本位知朗君) 意見です。
〔「意見何で言う必要あんで」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) これはもう採決に入っていますから……
〇20番(橋本位知朗君) いや、採決の前に意見を申し上げます。
〔何事かの声あり〕
〇議長(増田 昇君) これは採決、この場でいたします。
お諮りいたします。議員提出議案第2号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(増田 昇君) 起立多数。
したがって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。
〇議員提出議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(増田 昇君) 追加日程第2、議員提出議案第3号 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書を議題といたします。
提出者である萩原實君、提案理由の説明を願います。
〔18番(萩原 實君)登壇〕
〇18番(萩原 實君) 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書。
目下、政府では、法務、男女共同参画担当両大臣が選択的夫婦別姓制度導入を柱とする民法改正案を本年の通常国会に提出する意欲を表明し、また、2月19日には、法務省が民法の一部改正案の概要を発表しました。
夫婦別姓に関する主な内容は、@結婚後、同姓か別姓かの判断は、結婚前に決めなければならず、その決定は変更できない。A別姓にした場合、子供の姓を父母どちらかの姓に統一するかは結婚前に決めておかなければならない。これを決めなければ、婚姻届は受理されないとされる。
しかし、選択的夫婦別姓に関しては、国民の多くは家族の絆が破壊されていく不安を感じ、加えて、核家族化が進行し、伝統的な家庭の価値観が大きく変わる中、離婚の増加、児童虐待が増え、これらを憂える声は大きくなっています。
本来、民法は家族を保護するための基本的な法制度であり、安定した家庭生活が営まれるよう夫婦関係、親子関係等を保護しているものです。
一部の働く女性、男性から旧姓使用を求める声もありますが、各分野の運用面での対応等で、現実的解決が既に図られています。
ところが、選択的夫婦別姓制度が導入されることになれば、夫婦の一体感の希薄化、ひいては、離婚、非婚が容易にできる社会の形成に繋がるのみならず、親子別姓、兄弟別姓をもたらすことになります。
家族解体につながる民法が確立されることになれば、我が国の社会基盤に壊滅的打撃を加えることになりかねません。
また、他にも、今回の民法改正では、婚外子や中絶の増加も懸念される内容も見受けられます。
むしろ、家庭の重要性が叫ばれる今日、必要なのは社会と国家の基本単位である家族の一体感の再認識であり、家族の絆を強化する施策ではないでしょうか。
以上の内容を踏まえ、政府に対し、婚姻制度や家族の在り方に極めて重大な影響を及ぼす「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書を地方自治法第99条第2項の規定により提出いたします。
平成22年3月18日
茨城県桜川市議会
提出先
内閣総理大臣 鳩山由紀夫 殿
法 務 大 臣 千葉 景子 殿
内 閣 府特命
福島 瑞穂 殿
担 当 大 臣
衆 議 院議長 横路 孝弘 殿
参 議 院議長 江田 五月 殿
提出者 桜川市議会議員 萩原 實
賛成者 〃 風野 和視
〃 〃 林 悦子
〃 〃 横田 衛
〃 〃 川那子秀雄
〃 〃 高田 重雄
以上です。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。
福祉環境常任委員会以外の方、質疑願います。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論なしと認めます。
お諮りいたします。本意見書を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。
〇執行部あいさつ
〇議長(増田 昇君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
中田市長。
〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) 平成22年第1回桜川市議会定例会の閉会に当たり、御礼を兼ねましてごあいさつを申し上げます。
今定例会は、3月4日より18日までの15日間の会期で開催され、議員各位におかれましては、本会議並びに各常任委員会を通じて慎重なるご審議を賜り、心から感謝申し上げる次第であります。
皆様のご理解とご協力により、平成22年度一般会計、7特別会計、水道事業会計予算、並びに一般議案についても、補正予算案を除きその他ご提案いたしました各案件につきまして原案のとおりご承認をいただきましたこと、厚く御礼を申し上げます。
また、追加として提案いたしました議案第28号、29号につきましても、ご承認をいただきまして、ありがとうございます。特に議案第28号につきましては、職員の綱紀粛正に努め、改めて徹底して取り組んでまいる所存でございます。
なお、本会議、あるいは常任委員会を通じて数々賜りましたご意見、ご要望、また一般質問、大綱質疑につきましても十分尊重し、今後とも各種事務事業に配慮し、私の政策テーマであります「あなたが主役のまちづくり」を基本理念に、「和と信頼の行政」を目指すとともに、「日本一きれいなまちづくり」の実現に向け、引き続き職員一丸となり、さらなる説明責任のある効率的な市政運営に努力いたす所存でございますので、議員の皆様方にはなお一層のご支援とご協力を賜りますようお願いを申し上げ、閉会のごあいさつといたします。
どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。
〇閉会の宣告
〇議長(増田 昇君) 今定例会に付議された案件はすべて議了いたしました。
以上で、平成22年第1回桜川市議会定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
閉 会 (午後 4時17分)