平成22年第1回桜川市議会定例会議事日程(第5号)

平成22年第1回桜川市議会定例会議事日程(第5号)                          平成22年3月12日(金)午前10時開議 日程第 1 議案第1号 平成22年度桜川市一般会計予算                   日程第 2 議案第2号 平成22年度桜川市国民健康保険特別会計予算             日程第 3 議案第3号 平成22年度桜川市老人保健特別会計予算               日程第 4 議案第4号 平成22年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算           日程第 5 議案第5号 平成22年度桜川市公共下水道事業特別会計予算            日程第 6 議案第6号 平成22年度桜川市介護保険特別会計予算               日程第 7 議案第7号 平成22年度桜川市介護サービス事業特別会計予算           日程第 8 議案第8号 平成22年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算            日程第 9 議案第9号 平成22年度桜川市水道事業会計予算                 追加日程第1 議案第28号 市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例       追加日程第2 議案第29号 控訴の提起について                      
出席議員(24名)   1番   大  塚  健  次  君     2番   市  村     香  君   3番   風  野  和  視  君     4番   岩  見  正  純  君   5番   小  高  友  徳  君     6番   中  川  泰  幸  君   7番   皆  川  光  吉  君     8番   増  田     豊  君   9番   潮  田  新  正  君    10番   相  田  一  良  君  11番   古  川  静  子  君    12番   大  塚  秀  喜  君  13番   高  田  重  雄  君    14番   小  林  正  紀  君  15番   増  田  俊  夫  君    16番   鈴  木  好  史  君  17番   川 那 子  秀  雄  君    18番   萩  原     實  君  19番   横  田     衛  君    22番   増  田     昇  君  23番   塚  本     明  君    24番   上  野  征  一  君  25番   林     悦  子  君    26番   菊  池  節  子  君
欠席議員(2名)  20番   橋  本  位 知 朗  君    21番   仙  波  信  綱  君
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名    市     長  中 田   裕 君    副  市  長  山 田 耕 一 君    教  育  長  石 川   稔 君    市 長 公 室 長  飯 嶌 洋 一 君    総 務 部 長  山 中 政 雄 君    市 民 生活部長  永 瀬   昇 君    保 健 福祉部長  麻 尾   優 君    経 済 部 長  横 田   一 君    建 設 部 長  小田部 喜 英 君    上 下 水道部長  告   清 嗣 君    教 育 次 長  古 橋   忠 君    会 計 管 理 者  若 林 鉄 郎 君
職務のため出席した者の職氏名    議 会 事務局長  笠 倉   貞 君    議会事務局書記  小 嶌   弘 君    議会事務局書記  斎 藤 修 一 君    議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
          開 議  (午前10時00分)
    開議の宣告
議長(増田 昇君) おはようございます。本日の出席議員は22名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立します。
 これより本日の会議を開きます。

    議案第1号〜議案第9号の大綱質疑
議長(増田 昇君) 本日は、3月11日に上程されました、議案第1号 平成22年度桜川市一般会計予算から、議案第9号 平成22年度桜川市水道事業会計予算まで、9議案の大綱質疑を行います。
 大綱質疑は、一般会計、特別会計、事業会計を一括して行います。質疑は、答弁を含め1人20分とし、質問は3回までといたします。また、所属委員会の所管にかかわる質疑は差し控えることといたしますので、ご理解をお願いいたします。
 それでは、質疑願います。
 18番。
18番(萩原 實君) だれも手を挙げないようだから、まず1番バッターで質問させていただきます。
 簡単に質問させていただきますが、まず31ページの2款1項2目の人事管理費のうちの13節委託料675万8,000円、顧問弁護士の1年間の費用だと思うのですが、何事もなくても払うと。どのような事件でも、あるいは長引いても決められた金でいいのかどうか、まずお伺いいたします。
 2点目としては、98ページ、農業総務費、19節の負担金補助及び交付金のうちで、桜川北部ふるさとづくり協議会助成金300万円、どのような事業なのかどうか、お伺いします。
 3点目、149ページ、10款1項1目学校管理費で、18節備品購入費4,403万5,000円ですか、同じく165ページの備品購入の中で1,066万8,000円、それぞれ小中学校のパソコンの購入費ということのような説明でありましたのですが、かなり大きな金額ですよね。5,000万円からの金が計上されているということで、パソコンがそんなに必要なのかどうか、お伺いいたします。
議長(増田 昇君) 答弁願います。
 山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) 顧問弁護士の費用の63万円につきましては、水戸の大和田一雄弁護士さんにお願いしているということで、月5万円の12カ月の1.05、消費税ですね、それで63万円という金額が上げてあります。そういうことでございます。
議長(増田 昇君) 横田経済部長。
経済部長(横田 一君) お答えをいたします。
 桜川北部ふるさとづくり協議会助成金300万円でございますけれども、この協議会は平成20年に国の事業である農山漁村地域力発掘支援モデル事業に取り組むことを契機として、この事業の目的である景観保全や地域の伝統文化の伝承あるいは祭り等を開催し、地域の活性化を図ることを目的としている団体でございます。
 具体的には、大泉地内の丘陵地帯4ヘクタールを景観保全地域としてシバザクラと四季の花ゾーン、果樹園ゾーン、体験農業ゾーンを設置して、市内外からの入り込み客の増大を図り、地域活性化を図るというものでございます。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) 小学校管理事業にあります備品購入費は4,403万5,000円です。谷貝小のパソコン43台、樺穂小のパソコン56台を購入する費用でございます。
 また、中学校管理事業費の備品購入費1,166万8,000円は、岩瀬東中、岩瀬西中の教師用のパソコンを整備する費用1,142万4,000円と、AED収納箱購入費、岩瀬西中、桜川中、12万6,000円、教師用机、岩瀬西中4台11万8,000円で、1,166万8,000円となっております。
議長(増田 昇君) 18番。
18番(萩原 實君) まず、1点目です。
 ちなみに、今までどのような事件があって、どのように解決したのか。あるいは、今何か引っかかって裁判やっているのだというような、そういうのも含まれているのかどうか、まず1点目、お伺いしたいと思います。
議長(増田 昇君) 続けて言ってしまったほうがいいですよ、3回ぐらいしかないですからね。
18番(萩原 實君) 2点目なのですが、北部というようなことでちょっと関心持って、おれんちのほうの地域なのかなと思って質問したのですが、300万円。すると、これは毎年300万円支給するということなのですか、この団体に。その点聞きたいと思います。
 それで、3点目はパソコンですね、かなり大きな金額、5,500万円ぐらい上がっていると思うのですが、今教育次長よりの説明ではパソコンばかりではないというようなご説明であったと思いますが、ちなみにずっと考えてみると定かではないのですが、学校管理費ということで毎回、毎回このパソコンの購入費というのが出てくるのかなと思って理解していたものですから、いつもパソコン、そんなに台数が要るのかなと思って質問させていただきました。
 それなりの答弁いただければ、お願いします。
議長(増田 昇君) 山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) お答え申し上げます。
 これについては、日常の相談業務が主なものでありまして、日常我々のレベルではわからないというか、解決できないというか、判断できないというか、そういうものについてご相談願っている料金というように認識しております。
 そのほかについては、その延長線上で土地改良関係の裁判をお願いしたときには勝訴というようなことも事例としてはあります。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) 横田経済部長。
経済部長(横田 一君) ご質問にお答えいたします。
 この地域のまず活動内容でございますけれども、シバザクラを植栽しましたり、あるいはサツマイモ、クリ等の収穫祭を開催しましたり、さらにはそば打ち教室とかも開催しております。そして、今回3月には直売所も建設されることとなっておりますので、これらの運営経費として300万円の今回補助を差し上げるということでございます。
          〔「今度単独だけでなくて毎年300万使うのかということですよ」の
            声あり〕
経済部長(横田 一君) 今回300万円補助金ということですけれども、また来年は来年で考えるというようなことになるかと思います。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) パソコンの購入については、賃借料をもって充てていた古くなったものを、年次計画でもって次の更新時には購入をしようとするものです。賃借料に比べて約2割ぐらいの経費節減になるということで、平成19年度から金額的には結構なのですが、23年度までは同じくらいの金額で推移します。その後は少し買い取りについては低くなるかと思いますが、一応年次計画でもってやっております。
議長(増田 昇君) 18番。
18番(萩原 實君) もろもろ答弁ございましたけれども、1番の弁護士にかかわる費用、当然仕方がないと思うのですが、2点目の助成金について、ことし1年、来年はまた考えるのだというようなことなのだけれども、もしよそでこういうグループ、団体が申請したらばやっぱり同じような助成をしてくれるのかどうか、その点担当部長、どうなのでしょうか。我々の地域でやるのだと言ったら、やっぱり考えてくれるのかどうか。
議長(増田 昇君) これで終わりますよ、3回目で終わりますよ、いいのですか。
 横田経済部長。
経済部長(横田 一君) ほかの地域でもというようなご質問でございますけれども、一番最初に申し上げましたようにこの協議会は国の事業である農山漁村地域力発掘支援モデル事業というのに取り組んでおりますので、他の地域とは若干意味合いが違うのかなというように思っております。
 以上です。
議長(増田 昇君) ほかの方。
 7番。
7番(皆川光吉君) 議長、一般会計、特別会計も一括なのだっけ、きょうは。一括でやっちゃうの。一括できないので、1つだけ質問します。
 40ページの企業誘致推進事業ということが上がっておりますけれども、昨日の市長の施政方針の中で10ページに工業の振興ということでありますけれども、「工業振興についてですが、北関東自動車道の開通により利便性が向上してまいりました。桜川筑西インターチェンジ周辺を初め企業などが進出可能な地域に地元雇用型の優良企業の誘致に積極的に取り組んでまいります」、こういう施政方針がありますけれども、どういう方向で積極的にやるのか、これは市長にお伺いいたします。
議長(増田 昇君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 皆川議員さんがおっしゃるように、桜川市にとってやはり活力あるまちづくりにとって企業誘致というものは欠かせない状況下にございます。
 まず第1番目に、今一生懸命頑張っておるのは長方工業団地周辺の開発というような形の中で、用途の見直しも完了しておるところから、流通関係の企業にぜひ来ていただきたいというような働きかけをしております。また、高森の工業団地、筑波真壁工業団地というふうな東山田岩瀬線の県道沿いに工業団地がございます。そういう面で、空きスペースがございますので、ぜひ空きスペースを活用していただきたいというような、今働きかけをしております。筑波真壁工業団地のほうにも、今岩瀬で営業をなさっておられる企業さんに、ぜひそちらのほうで頑張っていただきたいというようなお話もしておりますし、高森工業団地のほうも第一電子跡地についてもいろいろとご案内をさせていただいております。そういう形の中で、もっともっといろいろな中でPR活動を進めていかなければいけないのかなというふうに考えておるところでございます。
 ただ、今一番の問題は、非常に50号線とつくばを結ぶ東山田岩瀬線の道路が狭隘であるというような状況、これについてはやはり一昨年ある企業が撤退したときにも、道路が非常に環境が悪いというふうなご指摘をいただいておりますので、この辺も優先的に県のほうに働きかけて、道路の整備というのも進めていきながら、しっかりと企業誘致を進めてまいりたい、かように考えておるところでございます。
議長(増田 昇君) 7番。
7番(皆川光吉君) この長方地区の開発については、一般質問とか何かでもたびたび出ておりますけれども、なかなか今の景気ではただ桜川市の中だけでやっていても、なかなか企業来ない。
 そういう中で、企業誘致推進室が3年前ですか、できまして、そういう中でやっているのですが、3年前から企業誘致推進室の予算はまず1,000円から、今回は旅費8,000円ということで、これでは何もできないのではないかなと、そういうふうに感じるわけでございますけれども、やっぱり企業誘致をするには茨城なんかもやっておりますし、製造業には千葉のほうから工業団地のダイレクトメールが来たり、そういうこともあります。そういう中で、桜川市でそういう工業団地立地のアピールをするには何の予算も上げていないと。これでは桜川筑西インター周辺は本当に魅力ある土地でありますし、土地代も安い、関城とか下妻とか、あの辺へ行くと7万円から10万円、造成すると。ひたちなかのほうへ行くと10万円から15万円、そういう金額になります。そういう中で、本当に茨城はアピールが下手なので、その辺は本当に近くの桜川市のやっぱり工業立地にすばらしい条件がありますので、その辺もパンフレットをつくるとか、ダイレクトメール送るとか、また推進室せっかくつくってあるのですから、東京の大田区とか蒲田とか、そういうところへ職員をどんどん行かせて、今は景気悪くてそういう企業が移るようなことはなかなかないと思いますけれども、今まで景気が悪かったのは何遍もありますけれども、半年後、1年後、2年後になるかわかりませんけれども、必ずそういう時期が来ると思いますので、今が私はチャンスだと思いますし、また3年前ですか、第一電子の空き地に関しては企業誘致推進室と山田副市長も交えて10社ぐらいで分割して買うような話になって、大体まとまったところ、第一電子にすっぽかされてだめになった経緯もございます。やはり民間企業を巻き込んでぜひ企業誘致に積極的に取り組んでいただければと思います。
 そういう中で、この企業誘致推進事業の予算をいつもこのような予算でやっていっては何もできないと思いますので、その辺を何か考えがあればお聞きしたいと思います。
議長(増田 昇君) 飯嶌市長公室長。
市長公室長(飯嶌洋一君) 議員おっしゃるとおり、やはりPR、そういうものが一番大事かなと考えております。
 そういった中で、今現在桜川市においては工業団地に立地をしている企業と定期的に懇談会等を開催いたしまして、これは経済部との提携しながら、いろいろ進出している企業さんの要望、そういったものも聞きながら、企業誘致にいたしたいということで、懇談会等も図っております。また、県西地域で産業活性化協議会というものを5市町村で結成しておりまして、そういった中でも工業団地の紹介、それから今皆川議員からもありましたような、撤退した跡地の紹介、そういうものも今積極的に進めているところでございます。今後ともいろいろな中で、先ほども出ましたが、市のホームページ、そういったものの中でも積極的にPR活動をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(増田 昇君) 7番。
7番(皆川光吉君) 今のところ積極的にやるという答弁しかないと思うのですが、本当に第一電子が3年前のときに大体あそこ1万7,000坪で5億円ちょっとということなので、坪3万ちょっとぐらいの金額で、本当に企業として、大手企業ではなかなか今来ないので、やっぱり零細中小企業が分割してやるにはちょうどいい広さに、分割すればできると思うので、これからもその辺も踏まえて市の方でもきちっと取り組んでいただきたいと思います。
 以上です。
議長(増田 昇君) ほかにございますか。
 25番。
25番(林 悦子君) 1点だけ聞きます、ほかの委員会もあることなので。
 120ページの8款土木費、1項土木管理費の土木総務費の中の19節補助金及び負担金の中に、上から10番目ぐらいに主要地方道石岡つくば線整備促進期成同盟会負担金というのがあって、4万3,000円毎年上がっているわけなのですが、要するにこの同盟会が目的とする事業の執行のほうで、どこか歳出で今年度上がっていますか。
 ちなみに、側道だけつくって、多分旧真壁町時代に5億円ぐらい負担金を出していると思うのです。だけれども、その側道すら完成していないので、イノシシ専用道路になっているわけなのです。それで、去年、ことしあたりは何かあの辺でシャベルかくわでも持っている人が歩いているような状況はとても見受けられない。だけれども、4万3,000円ずつなかなか、結構なお金だと思うのです、桜川だけではないと思いますから。何をやっているのかなと思うのです。仕事もやっていないのにと。
 ですから、同盟会が一体去年何やって、ことし何やるのだかということと、それから現在この上曽トンネルの側道すらできていない。もちろんトンネルは一つもできていない。あれから10年たちますかね。10年もたてばモグラだって100メートルぐらい掘ると思うのです。ですから、その現況と今の同盟会は何やってくれているのかなということ、それから今年度これに対応する予算が上がっているのか、では去年は上がっていたのかと、その辺を包み隠さず教えてもらいたいと思います。
議長(増田 昇君) 小田部建設部長。
建設部長(小田部喜英君) お答えいたします。
 この同盟会は、当然トンネルも含めた整備促進をしていくということで、主な同盟会の目的につきましては、国なり県なりの要望、要請行動が主なものでございます。
 それとあと、現状を申し上げますと、議員ご指摘のように道路敷地として買収はいたしましたが、整備が進んでおりませんので、現状は当然草が生えていますので、市においてもことしについては2回程度草刈りをし、土木事務所も今後はそうした管理もしていくということで、今進めています。
 それと、予算的なことでありますが、平成22年度予算については上曽トンネルも含めた関係の予算については計上はいたしておりません。ちなみに、21年度につきましては以前からの引き続きで県のほうの事業の負担金として埋蔵文化財の調査をする費用を負担しております。
 以上です。
議長(増田 昇君) 25番。
25番(林 悦子君) 忘れられしトンネルなのですよね。だけれども、やっぱり一般の人というのは、できるのだと思っていますから、いつ、どうなっているのだということは、今だって間々聞かれるわけです。それで、あのトンネルの費用対効果がどうかということは、事業発足当時から大体のことはもう事務方はわかっているわけですよね。ですから、本当だったら例えば料金を取って、そして採択されればこれは実現したかもしれないけれども、料金を取らないでただだと、一般道と同じ整備にするということが決定された段階で、要するにやらないというのを決定されたも同然だということは、プロはわかるわけですよね、議員とか役所の職員は。けれども、一般の人はわからないのです。ただになったのだから、できないとは思わないのです。ああ、よかったとしか思わないのです。
 それで、やっぱりだましているわけではないと思うのですけれども、もう10年もたったらばだれかはこういう問題についてきちんとけりをつけていかなくてはならないと思うのです。その間に県知事選挙2回もやっているのですよね。最初のときには、あそこで県知事呼んでテープカットまでやったのです。それで、去年県知事選挙がありましたけれども、一言も触れないで、今度は病院の話なんかやっているわけでしょう。できない理由はあっちの空港だと。そういうことを、今は県議会のほうも、こう言っては何ですけれども、対抗勢力が弱体化しているので、私は県知事選挙では橋本さんに応援もしましたけれども、だからってやっていることが100%いいと思っているわけではないのです。太い首がますます太くなってしまって、今県知事に何か物を言ったりやったりする人はもう副知事もいなくなってしまったから、いないだろうと言われている中で、ではだれが物を言うのだといったら、10年もほったらかしにしておいて、それであっちの空港は、あれはあれでまたやっているうちには、ローコストだそうですから別の使い道というのもあるかもしれないけれども、そろそろ手が放れたと思うのです。
 だから、草刈りの費用だけやっているのだったら、やらないほうがよほどよかったですよね、草刈りで、よほど棚田のまま残しておいてくれれば、桜川の真壁地域の中では一番美しい棚田として残ったはずなのです。それを用地も買収して、それであげくの果てにイノシシ専用道路にして、ほったらかしにして、あれができないから当然合併特例債事業だって附帯事業ですから、これだってできっこないでしょう。そういうだんだん、だんだんみんなが忘れていくのを待っているような事業のやり方というのはよくないし、県知事だっておだてる人ばかりはいないと思うのです。そろそろ決着をつけてもらわなくてはならないし、やると言った以上は10年もほったらかしにしておいたのだから、やっぱりやるのが当たり前だと私は思うし、空港が開通するのを待っていたのです。余りにも市民をおちょくるのもいいかげんにしろと思うのです、テープカットまでやっていて。
 私は、今しゃべっていることをそっくり県知事のところへ持っていって、読み上げてくれたって構わないです。やっぱり、余りにも県民280万いるうちの何人かでしかないから、何票にもならないから構わないと思っているのか何か知らぬけれども、だけれども、市に、町に5億円も負担させておいて、それでやらない。旗振る人がいなくなってしまったではないですか。結局は、市長にやっぱりこういう生の声というのを伝えてもらう以外にないのです。結局は、草刈りしかやることがなく……負担するのが、やってもらわないほうがよっぽどよかったのです。最初からどの程度の負担でやるかということはわかっていてやると言ったのだから、やっぱり男らしく決着をつけるべきだと思うのです。それをぜひ伝えてください。
 それで、市長ももう2期目に入ったのだから、やっぱり旗振り役になって、ことしは県議会議員の選挙もありますから、この話もきちんとやっぱり旗振り役をやってくれる人というのも考えていかなくてはならないし、いつまで、いつまでおとなしくしてはいられないと思っています、このことについては。よろしくお願いをいたします。
 では、市長のほうから一言どうぞ。
議長(増田 昇君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 今、林議員が言われている上曽トンネルの問題につきましては、我々も何度か石岡市のほうに足を運びまして、ぜひ用地買収を早期に進めていただきたいというようなお願をしてまいりました。しかしながら、なかなかこの用地買収が進展しないというような状況の中で、現在ストップをしているというような状況下でございます。
 いずれにしろ、今、林議員が言われたように、10年もほっておいていいのかというご指摘、非常に的を射ておることでございます。しかし、用地買収が進まないということ、やはり個人が所有している土地はご了解をいただいて、今、国、県でも強制収容はしないというような方針の中で用地買収を進めておるような状況でございます。こういうことを踏まえながら、県のほうにもどういう状況で、どういうふうに今後進展させていくのか、あるいはどういうふうに対応していくのか、しっかりと意見を申し上げて、早い段階で結論を出して行かざるを得ないだろうというふうな思いも持っております。
 そういうことで、県としっかりと協議をし、また石岡市のほうとも協議をしてまいりたいと、かように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(増田 昇君) 25番。
25番(林 悦子君) 1つ、ことしの予算を使うばかりが脳ではないと思うのですけれども、やっぱり体を使って、関係者にお願いして歩くというような作業を1つふやすことになると思うのですが、ぜひお願いしたいと思います。
 それで、石岡のほうも今度市長さんもかわりましたし、議会出身の方が市長になられているようですから、結局上曽トンネルは私は政治力でしか解決しないと思います。ですから、その政治力を発揮していただいて、いつもいつも何か、用地が買収されないほうがいいのですよね。あれがいい理由になっているの。用地が買収されないからと言えばみんなそれで納得すると思って、「ふざけるんじゃない」というの、いつまで、いつまでおひゃらかして。真剣に用地買収しようなんて気ないです。今、わからないでしょう、これだけ土地の値段があったら、もしかしたら売りたくなっている人だっているかもしれないではないですか、あっちは土浦土木だけれども、やっぱり土浦土木、石岡のほうの市長さんとか、県会議員もいるのですから、やっぱりきちんとやることはやってもらわなくては、何が用地が……私らが用地持っていれば、10年前と今では考え違うと思うよ。そんなことも売ってくれないほうがいいのだよね。売ってくれてしまうとやらなくてはならないから、そういう子供だましもいいかげんやめてもらいたいというふうに思いますから、よろしくお願いをいたします。
議長(増田 昇君) ほかにございますか。
 8番。
8番(増田 豊君) 2点ほど、施政方針の中から質問をさせていただきます。
 1点は、市長の施政方針の用紙の9ページ目の防災無線について、あと一点は12ページ下のほうに書いてある知名度アップにつながる方策を検討という、その2点について質問をさせていただきます。
 まず、1点目の防災無線の統合デジタル化についてですが、今、わきで消防団長から聞いていたら、調査費がついているというふうなことは今聞いたのですが、ざっと今までにデジタル化したところの例と、それとこの地域の状況等を考えて、一体どの程度の金銭的な規模になるのかということを伺いたいと思います。これは、デジタル化というのは旧真壁町時代でもデジタル化しなければならないという言葉は聞いていたのですが、相当負担が大きくて大変だという言葉も一緒に聞いていたと。そこで、合併したのだから、特例債事業としてやらないとできないかもしれないというふうな話も聞いていますので、予算規模は大体どの程度になるのか。その内容を聞いてからでないと、それとも別な補助制度があるのかとかと、いろんなことを知らないとこちらとしても検討する余地がないので、その点を踏まえて答弁をいただきたいと思います。
 それと、あと1点目の知名度アップにつながる方策ということについて、これはデマンドタクシーとの関連というようなことにもなってくると思うのですが、廃止にしたことがだめとは言いませんけれども、急行バスが廃止に伴って、コースの公共交通機関の代替としてデマンド型タクシーというようなことを採用していったけれども、実際には市民の足というふうなことでデマンドタクシーが運用されていると。
 そこで、最近おひな様やって、来訪者の中から数多く聞かれたのですが、「おひな様期間中以外はどのような方法でここに来ればよろしいのでしょうか」という質問は多いのです。それは、なぜその言葉を大切にしなければならないかと言ったらば、過去に公共交通機関については岩瀬地区の方と、申しわけないけれども、真壁地区の方の認識、思いというものは全く違うのです。岩瀬地区は、高速、JR、国道と三拍子そろっているのに比べて、真壁地区は何もないと。しかも、東京方面に目を向けた場合には、真壁地区の人は岩瀬方面には目は向いていません。車で行くのにも谷和原方面に向かったり、あるいはTX、常磐線のほうに、南に向かっていくというようなことがある。それは、逆に1,200万と言われる東京都民がもし真壁の地に行きたいとなったらば、最短距離を選ぶのは単純にわかる話であって、TX初め常磐線からどのように来ればいいのだということが来訪者の一番の関心だと思います。ですから、その点について今後伝建地区に、多分重伝建地区になるであろうと言われる時期ですので、早目の対応というものは具体的な内容も含めて考えていかなければならない、そういう時期だろうと思います。
 そして、たしか9年前初めて真壁に観光バスが来たときに、その会社の役員の方が言った言葉に、「TXを見てきた人が、つくば市にとまったのではもったいない、TXが開通すると民間バス会社は黒字路線がなくなる、だから新しい路線を考えなければ生き残れない」。ですから、「つくばまで来た人がその先に何が一体あるのだと言ったらば、筑波山と真壁があるではないかと、真壁の地に行きたいと言えるような地域興しをやってくれれば、補助金がなくてもバス路線を引っ張ってあげる、それが私が観光バスを呼んだ一番の目的だ」と、そんなことを聞いたものですから、私は議員として今回の重伝建地区に向けては官と民と、官民一体のまちづくりということを目指して、裏に回って頑張ってきたつもりですけれども、近々その望みの一つがかなうというような時期になってきたものですから、私は公共交通機関についてはまた改めて考えて具体的な内容というものを考えなければいけない時期に来ていると思いますので、その点について、それは市長のほうから答弁をお願いしたいと思います。
 1点目のデジタルのほうは市民生活部長でも結構です。よろしくお願いします。
議長(増田 昇君) 永瀬市民生活部長。
市民生活部長(永瀬 昇君) お答え申し上げます。
 防災無線のデジタル化ということでございますが、これは現在電波監理局のほうからもらっているのは、岩瀬町、大和村、真壁町の3波をもらっているわけです。合併当時に、これを早急に統合して、1波にしなさいというのは、原則各市町村は1つの波を許可しますよということで、猶予措置として現在こういうことでデジタルにしますということで、1波にしますということで申請を上げている状況です。
 これから1波にする場合に、今現在アナログですけれども、このアナログで1波はもうこれからはよくありません。当然時代の流れということで、1波をもらう場合にはすべてデジタルの波をもらうということになります。
 お尋ねの近隣で例があるのかということでございますが、これは昨年だと思いますけれども、筑西市でデジタルをやってございます。ただ、筑西市の場合の若干うちのほうと違うことは、筑西市には従来防災行政無線がありませんでした。明野地区、関城地区のほうにはあったそうですけれども、筑西市の場合は新しくそういう施設をやりますということになりますと、新規の事業につきましては国のほうからそれ相応の補助金が出るということで、経費が若干低く抑えられたと聞いております。ただ、現在手元にそういう経費の詳細についてはございませんけれども、通常の統合の場合よりは新規の場合のほうが補助金が多いというのは現実でございます。
 では、桜川市はどうなのかということで、21年度に設計委託を上げました。というのは、今回実施設計でございますので、どのようにしたらいいかということで、今月の20日ぐらいにはその成果品が上がってくる予定でございます。その中には、当然設計の単価及びすべてのものが入ってきますので、トータルしてどのぐらいの工事費になるというのが出てくると思いますので、現在のところその数字を待って、決まりましたらば議会の皆さんのほうにご提示申し上げたいと思っております。
 前に皆川議員さんのほうからありましたときには、約10億円という話をしたのですが、これもやはりまだ設置をしない金額でございますので、3月の末ごろにはきちんとした数字が出てくると思っております。その際には、増田議員さんが言いましたように、膨大な金額になった場合には当然補助金制度もございますけれども、今の現段階で一番有利なのが合併特例債事業ではないかと思っておりますけれども、残念ながら今回の桜川市の合併特例債事業には入っておりませんので、いろいろご提案を申し上げまして、協議していただきたいと思っております。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) 8番の増田さん、総務委員会なので、部署が。
          〔何事かの声あり〕
議長(増田 昇君) 違う、次の市長に、デマンドのやつ。これは、市長としての……
          〔「全く白紙の状態でしょう、だって交通公共機関ってないんだか
            ら」の声あり〕
議長(増田 昇君) だから、今それを言おうとしたの。今、そうにして市長に差し支えない程度の答えだけは出してくださいということ。市長、そういうことです。
 中田市長。
市長(中田 裕君) 確かに、増田議員が言われるように、これから桜川市として知名度アップを強力に推進し、多くの日本国民や世界の皆さん方に桜川市を知っていただくというPRを積極的にしていかなければいけないだろう。特に重要伝統的建造物群というふうなものが指定された場合には、多くの人により一層来ていただいて、町並みを見ていく、そして散策を楽しんでいただくということに我々桜川市としても全力を傾注していかなければいけないであろうと思っております。
 また、公共交通の件につきましても、確かにその地区によってつくばエクスプレスに近い皆さん方、また水戸線に近い皆さん方のおいででございますので、これらを一体化した形の中で利便性を提供していくということも大切なのかなと。今回、私もひなまつりの中で、岩瀬駅から土日バスを走らせてみました。その中でも結構常磐線、水戸線を利用して岩瀬駅から真壁の町並みを見においでになった観光客がかなり多数おいでになったということで、やはり知名度アップ、そして利便性を提供していくのには、公共交通の再構築ということも視野に入れながら検討していかなければいけない課題なのかなというふうな思いを持っております。これからいろいろな面で人口減少の中で、交流人口をふやしていこうという方策を積極的に導入する、その中で来ていただいた方々が特にシルバー年代の皆さん方が自由にいろいろとこの桜川市を散策できる、そういう状況をつくっていくことが大切であろうというふうに考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
議長(増田 昇君) 8番。
8番(増田 豊君) 今、議長から注意がありましたけれども、私はそのとおり総務委員会ということですけれども、公共交通機関については公共交通機関は白紙状態だという前提で、どのように考えているのかな。この文面だけで終わっては困るというだけのことだったものですから、もうちょっと皆さんに、ここにいる議場の議員も含めてどういう状況にあるかということを把握していただくための一応質問というような形でさせてもらいましたから、それに対する再質問はありません。
 それで、あとデジタル化に向けてですけれども、実施設計だというようなことを初めて聞いたものですから、わからなかったのですけれども、新規よりは取りかえのほうが予算が高くなる。当然合併特例債の事業に組み入れなければならない。しかし、法適用の中での建設計画の中には入っていないと。そういう状況を踏まえて、別な事項もそうだったのですけれども、合併特例債については事務方は決まったとおりにやるほかないというような立場でいる。でも、議員のほうでは具体例が大和中学校があるわけですから、今後桜川市の財政状況を見て、合併特例債も視野に入れる、その変更のことも考えながらやっていかなければならないという立場を再認識するということで質問させてもらったものですから、この点についても再質問はありません。十分な答弁だと思います。ありがとうございます。
議長(増田 昇君) では、答弁はいいのですね。
8番(増田 豊君) はい、いいのです。
議長(増田 昇君) ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前10時51分)

          再 開  (午前11時05分)
議長(増田 昇君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 ほかにないですか。
 15番。
15番(増田俊夫君) 27ページの21款1項4目臨時特例対策債と62ページの3款1項2目の老人福祉総務事業、8の報償費、この点について。もう一点が、192ページ10款5項8目の13番設計委託料、14番使用料及び賃借料、それと15番の工事請負費、これについて質問いたします。
 まず、最初の27ページ、21款1項4目の臨時特例債についてお伺いいたします。この臨時特例債、ここ去年とおととしと、前年度が8億2,300万円、その前が恐らく5億幾らだと思ったのですよね。こういう臨時対策債がいろいろ調べてみると地方交付税の身がわりの交付税であって、実際は借り入れでないというようなことが書かれているのですが、その本質的なこと、ちょっと教えてください。
 また、この臨時対策債は財政健全化法の将来負担比率には公債費としては入るのかどうか、その辺もお願いいたします。
 それと、62ページ、3款1項2目の老人福祉総務事業ですけれども、この8節の報償費、敬老記念費、きのう説明でたしか75歳以上の方に記念品を差し上げるというようなことで800万円からの予算が組まれているわけですけれども、その内容について。そしてまた、この75歳以上の方が桜川市で人口割にしてどのくらいいるのか、その辺もお願いいたします。
 それと、192ページの10款5項8目のこの13番委託料、これきのうの説明で中城という話していましたよね。それと、14節の使用料及び賃借料で建物借上料ということですが、ちょっとこの借り上げの内容、それと工事請負費、これが外くるわというような話、次長さんから言われましたが、この内容についてご説明願います。
 以上です。
議長(増田 昇君) 麻尾保健福祉部長。
保健福祉部長(麻尾 優君) それでは、増田議員さんの質問にお答え申し上げます。
 敬老商品の件でございますが、これは毎年75歳以上の方に記念品を贈るという事業でございます。多年にわたって社会に貢献してくれた高齢者の長寿を祝福するということで、75歳以上の敬老の方に記念品、商品券でございますが、1人1,000円ということで配るものでございます。当初予算の組んだときの人数に関しては6,952名見込んでおりましたが、今年度2月1日現在の75歳以上の人口に関しては6,442名ということになっておられます。率としては13.49%というようなことでございます。
 そのほかに米寿達成者、88歳達成者の方には3,000円の商品券も配ると。それに100歳達成者に関しては、3万円ということで配布するものでございます。そのほかに最高齢者、男女1名ずつには同じく3万円の商品を配るというようなことでございます。
 そういうことでよろしいでしょうか。
議長(増田 昇君) 山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) 増田議員さんにお答え申し上げます。
 1点目の交付税のかわりだということで、それはどういうことなのかということだと思うのですけれども、要するにまず普通交付税につきましては、基準財政収入額が基準財政需要額に不足した場合に、その額に応じて交付されるというのが基本的でございます。
 では、その数字が具体的にこういうという、今21年度も22年度も出ていませんので、19年度あたりだと出ているのでしょうけれども、その数字はちょっと手元に持っていませんので、ちょっと桜川市の実態のやつでちょっと答え切れませんけれども、私が今持っている資料というか、いろいろ参考資料の中でお答え申し上げたいと思うのですけれども、要するに需要額が150億円だと。それで、収入額が100億円だということは、単純に計算して50億円足らないといいますか、そういう計算になるわけですけれども、そのうちで普通交付税が例えば30億円だったと。そういうことですと足らない20億円分については臨時財政対策債を組めるということが、単純な計算でいけばそういうことでございます。それについては、国、県からの計算様式とか、そういうものが一気に来まして、それが単純に、単純にという言い方おかしいですけれども、項目に数値を入れていくとそういう数字が出るということでございます。
 一般的には、先ほど言っていたふえているということでございますけれども、ことしなんかを例にとって言えば、政権がかわりまして、地域主権の確立に向け、地方が自由に使えるお金を出すよということに基づいて、ふえているという。例えば数字で言いますと、去年だと53億3,000万円の地方交付税が55億円とか、それから臨時財政対策債が8億2,320万円が11億4,000万円とか、そういうふうにふえているわけでございまして、そういう形で交付されるということでございまして、これについては国税の5税のたばこ税とか市税とかの中から定率、率がありまして、それを元金として配付されるというようなシステムになっておりまして、3年据え置きの20年償還ということで借りるわけでございます。その借りた分については、後年度にその全額算定されるというか、交付税の中に算定されるというようなシステムになっていますけれども、直接地方交付税の中に上乗せされて毎年入ってくるわけではなくて、計算式の中でそれが還元されるということですので、具体的にというか、大変難しい計算式と言いますか、それで計算するのですけれども、理論上でそういうことだということで、結論的には交付税の中に含まれるのですよと。ただ、ダイレクトに交付税の中に含まれるのではなくて、交付税を計算する以前の計算式のほうにその20年間にわたって還元されるということですので、この分が交付税でどれだけですよというような数値はあらわれては来ません。計算式の過程の中で、交付税という金額が出る過程の中の計算式の中で反映されると。だから、極端に言えば理論上のその交付税の還元ということになると思います。
 それから、将来負担比率については、私が知っている範囲では計算式の中にはこの数字は含まれない公式といいますか、これについても計算式が当然あるわけですけれども、含まれない計算をしているというふうに思っております。それ以上については、ちょっと今お答えする資料もないし、わかりかねますので、改めて具体的なものをご提示して、後日でも議員にはご説明申し上げたいと思います。よく説明できたかどうかわかりませんけれども、そういうことだと認識しております。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) 増田議員にお答えいたします。
 8目の史跡等保存整備費は、先ほども提案説明でも言いましたように、真壁城跡の保存整備、また発掘調査等を行う費用であります。192ページにあります13節委託料につきましては、真壁城の場合一番外側が外くるわ、中間が今度中城、また体育館があるあたりが本丸ということで、その中城部分、真ん中の部分をどのように整備していったらよいかということで、保存整備工事の設計業務委託料が1,150万8,000円でございます。また、現在発掘調査を行っていまして、それを成果品として遺構等の図化を行ったり、保存集積する作業の測量委託料が115万5,000円となっております。
 また、14節使用料及び賃借料の建物借上料につきましては、発掘調査を行うための現場のプレハブの借上料、また発掘物の整理作業用のプレハブの借上料ということで136万8,000円を計上しております。
 15節工事請負費852万6,000円につきましては、今保存整備をしているのは主に外くるわ部分ということで、21年度に施行しました、ことし施行しました発掘調査跡地、また整地工事をした後の最後の保存のためということで張り芝工事を主な工事請負費として計上しております。
 以上です。
議長(増田 昇君) 15番。
15番(増田俊夫君) まず、27ページの臨時財政特例債について再質問いたします。
 このことに関しては、この前内示会の資料に最初に出てきたわけなのですけれども、一体何だろうと思って、臨時財政特例債ですから当然こういうものはまだ地方債として後々元利償還をやるのかなと思ったら、この件については全然そういうことないのですね。地方交付税で全部賄ってしまうということで、むしろ借りたほうが得なような、そんな気がしたもので、むしろこういうものの地方債を借りることによってかえっていい事業ができるのかなというような気がしたもので、ましてやこれが今二、三年前からできた健全化に対しての将来負担率にもそれがかからないということですので、これはむしろ執行側としては大いに利用していくべきなのかなというような気がしているのですが、その辺は考え方が違うのかな、私はそういうふうに思ったのですけれども、その辺についてちょっと質問いたします、再度。
 それともう一つ、今度2点目の老人福祉費なのですが、これについて何かいろんな長寿に対してのご苦労をねぎらっていろいろお礼をするということで、本当に大事なことだと思うのですが、今この人口減少を考えてみますと、去年の9月の敬老の日に総務省が発表した100歳以上が今現在4万390人いるというような話がありました。恐らくそうなると親子で年金をもらう時代が徐々に来ていると。毎年、毎年ふえていくわけですよね。そして、さらに今度少子化というものが急速になっているということで、むしろ今ゼロ歳から19歳までの若年層と65歳以上の高齢者に対しての数字を合わせると、その数字と生産年齢、20歳から64歳まで、これから20年後、同じになってしまうというのですね。そういったことをやっぱり先駆けて、統計的なものあるわけですから、そういったことを考えながら、やはり一つの事業もやっていかなくてはならないのかなと。決してこの八百九十何万円の長寿者に対してのプレゼントというか、そういうものをやるのではないということではなくて、むしろ若い人が子育てができるような環境をつくっていく、そういうものに幾らかでも回してやったほうが、それは決して長寿者を無為にするということではなくて、そういう時代だということを長寿者に話をしていくことによって、理解をしてもらいながら、いい方向に、自分らが今度まだまだそれによって若い人が育つことによってなっていくのだよと、自分らが守られていくのだよというような方向に持っていくことも政策として大事ではないかなというような気がしたもので、このことについて質問させてもらいました。その点について、できれば市長からそういう方向についてご答弁を願いたいと思います。
 もう一点……
          〔何事かの声あり〕
15番(増田俊夫君) 192ページなのですが……いやいや、わからなかった。済みません。
 今回また、毎年ここ10年ぐらいになるのですか、ひなまつりがね。それによってことしも大分人が来たと。うちのほうの議員の担当というか、まちの中で商売やっている方も非常に人が物すごい、予想外に来たというような話聞きました。これが1年に一遍の旧真壁にとっての大きなイベントでありますが、できればこの城郭、昔の城跡ですね、こういうものもどんどん早目にそういう復旧をして、復元していくことによってこれも一つの観光イベントにしていくと、そういうことも含めていくことによってこのまちの財政が豊かになっていくのではないかというような気がいたします。ぜひともこの1172年に真壁城ができたと。真壁長幹というのかな、その方があそこへ開いて、そして江戸前までですね、この真壁藩があったということですから、そういうものを歴史観光としてぜひとも広げていけるような政策をお願いしたいと思います。その点についてもご答弁いただければありがたいのですが、時間のあれでね、よろしくお願いします。
議長(増田 昇君) 山中総務部長、時間内でお願いします。
総務部長(山中政雄君) 借りないほうがいいのか、借りたのがいいのかということですけれども、一概には言える状況ではないと思います、正直なところ。ただ、今の経済状況とか、国の仕組み等の中から考えれば、当然ある程度の臨時財政対策債は借りざるを得ないというように考えております。それを借りなければ、ではサービス面どうするのだということになってくると、低下するかやめるか、そういうことになって、帳じりが合わなくなるので、ある程度の目安といいますか、それまでは借りてもやむを得ないし、それが健全財政だというように認識しております。
議長(増田 昇君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 増田議員もご承知のように、2012年問題というのがございます。我々団塊の世代が一気に高齢者、65歳以上になるというような状況でございます。確かに少子高齢化、もっともっと進展してくる。そういう中で、民主党政権になってから子ども手当等あるいは高校の無料化等、いろいろと子育て支援に対しては充実してきている。しかしながら、どうしても高齢者対策というのは今まで手厚くやってまいったわけでございますが、だんだん今薄くなってきておるというような方向もございます。いずれにしろ桜川市としては頑張ってまいりたいと思います。
議長(増田 昇君) ほかにございますか。
 3番。
3番(風野和視君) 10款教育費、1項……148ページの13節委託料の通学バス運行委託料1,470万円の件につきまして、この物騒な世の中という観点からご質問、また質問の前に教育という観点から物騒な世の中、子供、また生徒を守るためある種評価するべきは評価という観点から、桃山中学校の山野にあった大変危険で、暗い夜道を歩く体育館から桃山中卓球場を建設し終えて、またその保護者等が大変ありがたく感じているというご意見を私も聞きます。その辺は高く評価いたしたいと思います。
 それはそれとしてこの通学バス運行委託料1,470万円、きっと真壁地区であれば私の地元の紫尾地区のほうの酒寄から紫尾小に通う部分も入っているのかと思いますが、ほか地区はあるのか、またそれはどういう経過でそういった通学バスを運行する経緯に至ったのかをご質問したいと思います。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) 議員のご質問にお答えいたします。
 この通学バス運行委託料1,470万円につきましては、岩瀬地区の小学校児童用のスクールバスでございます。
 経緯といたしましては、岩瀬地区におきましても坂戸小学校は下泉分校、また長方分校がございます。それが統廃合されまして坂戸小学校へということで、そこへの児童の安全確保といいますか、そういう意味でのスクールバスをやっています。また、南飯田小学校につきましては、小塩分校、門毛分校、富谷分校というものがございます。それが統廃合されまして、南飯田小学校、そういうことで、その分校通学児童の今度新しい学校への足の確保ということでなっています。富谷分校につきましては、今は富谷地区は岩瀬小学校に通学しておりますので、富谷分校地区の方は、今岩瀬小学校へのスクールバス利用ということになっております。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) 3番。
3番(風野和視君) 続いて質問させていただきますが、今、分校になったという経緯のもとで通学バスが運行できているのかというふうに解釈いたしました。その距離というのは、きっと3キロ前後だったりするのか否か、ちょっと確認はとれませんが、ほか地区、真壁地区、大和地区にはそういった距離等を勘案しながら通学バスを利用すべきではないかというような距離を持っている小学校地区というのはあるか否かご質問いたします。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) 手元に距離、現在この岩瀬地区のスクールバスの通学距離については手元に資料ないのですが、ほかの地区、大和地区、真壁地区にもあるかというご質問ですが、真壁地区におきましては議員ご存じのように酒寄地区が筑波鉄道、また関東鉄道のバスで利用しましたのが廃止になったということで、デマンドタクシーの制度の時間前の補助ということで、酒寄地区については行っております。
 そういうことで、今後そういう距離等も含めて、また小中学校の適正規模等の整備計画も含めて検討するべきものかとは思っております。
 以上です。
議長(増田 昇君) 3番。
3番(風野和視君) それでは、単刀直入に要望といたしまして、他地区についても不公平感というものが児童において、また保護者の不安を解消するためにもほか地区にも公平性を持って直すところは直すというようなことをぜひとも執行していただきたい、そう願います。
 以上です。
議長(増田 昇君) ほかに。
 2番。
2番(市村 香君) 質問いたします。
 まず、1つ、17ページ、2款1節の中に放課後の児童健全育成事業補助金ということがございますが、その中は樺穂小学校の子育てクラブのことだと思いますけれども、その後新設ということですので、募集その他進んでいるかどうかをまず1点、ご質問したいと思います。
 それから、193ページ、10目17節の公有財産購入費の1,447万円の件なのですが、旧真壁の郵便局の、今度市の財産にするということで買い上げということになるようでございますが、ことしのおひなまつりにも私たちも利用させていただきました。裏側などはもう雨漏りがしておりまして、今年度はとてもお天気が悪い日がありましたので、使用するのにも不自由はしておりましたけれども、今後1,447万円で買い上げをするということですが、その後の市としてのどのような利用をするか、それから利用するにはいろいろ修繕その他があるかと思うのですが、そういうところをどのようにしていくのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
 それと、358ページの1款1目の給水収益の件なのですが、昨年よりもさらにまた2,200万円ほど水道の収入が減っているということがありますので、それらのことがどのような状況になっているかということを、この3点ご質問いたします。
議長(増田 昇君) 麻尾保健福祉部長。
保健福祉部長(麻尾 優君) それでは、市村議員の質問にお答え申し上げます。
 放課後児童健全育成事業補助金の件なのですが、現在22年度8クラブ開設予定でございます。内容といたしましては、今回新しく樺穂クラブを開設する。それに昨年度休止していました猿田子育てクラブも再開できるというような状態にはなっております。基本的には、10名以上おれば開設したいというような考え方でおります。それはなぜかというと、やはり財源的なもの、それに関しては国県3分の1ずつつきます。そういう観点の中から、先ほど議員さんが質問された補助金に関しては403万8,000円、これに関しては8クラブの補助金でございます。
 現在の状況でございますが、4月からの開設の状況に関しては、樺穂に関してはただいま15名の申し込みがございます。昨年度休止していた猿田に関しては、10名に達しましたので、開設したいと、このように考えています。その他に関しては、随時30名程度の申し込みがございます。全体で172名ということで、今申し込みがございます。そういうことで、よろしくお願いします。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) 多目的複合施設建設の中に入っております公有財産でございますが、先日、旧真壁郵便局を市のほうで買い取るということの予算でございます。その後につきましては、耐震診断、それによりまして修理修繕を含めました耐震補強工事などを行いまして、市民、また来訪者の交流、また休憩の場等に活用できればと思います。また、重伝建地区の国指定等が想定されますので、そのようなときにはそのような形として資料の展示の場等にも活用していきたいと思っております。
 以上です。
議長(増田 昇君) 告上下水道部長。
上下水道部長(告 清嗣君) 市村議員さんにお答え申し上げます。
 確かにご指摘のとおり、前年度よりも2,200万円ほど減になってございます水道料金でございますけれども、これの原因につきましては企業で大口利用をしていた企業が撤退したということも1つ原因になっております。それから、人口の減、転出しているということでございます。
 今後、企業誘致を図っていただいて、そして大口利用者の企業を誘致していただく、あるいは人口増につながる施策、こういったことはとにかくまちづくりといいますか、市として重要な課題でございますので、私どももそういったことで今後一生懸命対応させていただきたいと思います。
 以上です。
議長(増田 昇君) 2番。
2番(市村 香君) ありがとうございました。
 では、樺穂のほうも15名ということで、新設ができるということで非常によかったと思います。
 真壁のほうの学校のほうにもいろいろ要望がありまして、そういうところに関しましては有効に交流をして、どこでも利用できるようにするということがよかったかなと思います。
 あと、猿田小学校も新設したものが途中休んでいたということで、私もそこには少々かかわっておりましたので、また再開できるということはよかったかなと思っております。
 それから、郵便局のほうなのですが、今度は本当に市の財産になるということで、真壁の町うちの住民にとっては非常にありがたいことかと思います。とにかく今ひどいので、重伝建の中のシンボルタワーになるかと思いますので、よくよく整備をしていただいて、またさらに使いやすくしていただきたいなと思っております。
 要望にもなるかもしれませんが、一応その後きれいに整備された後、市としてずっと管理をしていくのか、それとも商工会なりどちらかに委託というような方法も視野の中に入れていくのかどうか、その辺のところもご検討いただければありがたいと思っております。
 それから、水道事業に関しましてはよくわかりました。なかなか採算ベースでは大変かと思うのですが、その辺につきましては市長にぜひとも企業誘致をしていただきまして、水道料金についても健全な利用ができるようによろしくお願いしたいと思いますが、ちょっとだけお言葉いただければありがたいですが。
議長(増田 昇君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 先ほど、告部長から答弁したように、水道を使っておった企業さん、あるいは人口減少という形の中で、使用料が少なくなっているということ、本当にそういう面では活力あるまちづくりをいかに進めていくかということが喫緊の課題である。ここ2年、非常に金融危機が叫ばれて、いろいろと企業進出について各流通関係の企業さんも打診はしてきたのですが、しばし見合わせるというふうなお答えをいただいておるところでございますので、先ほど増田豊議員のお話の中にもございましたが、皆川議員のお話の中にもございましたが、積極的にこちらから出向いていって、いろいろと桜川市にぜひ来ていただきたいというような働きかけを強力に推進してまいりたいと、かように思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(増田 昇君) 2番。
2番(市村 香君) ちょっと、今後の市、次長にお伺いします。
 今後、市として管理していくのか、委託というか、そういう方法ももしかしたらあるのかというのをちょっとしていただければ。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) 市村議員にお答えします。
 管理につきましては、明確なものは現在持っておりません。何しろ利用しやすいような形で管理運営ができればいいかと思って、検討していきたいと思います。
 以上です。
議長(増田 昇君) 2番。
2番(市村 香君) 以上です。
議長(増田 昇君) 終わりね。
2番(市村 香君) ありがとうございました。
 とにかく市民のために使いいいようによろしくお願いしたいと思います。
 以上、終わります。
議長(増田 昇君) ほかにございますか。
 10番。
10番(相田一良君) 今回の当初予算にいろいろと点検整備の委託料が上がっております。当桜川市の職員の中に、整備士とか点検する用に必要な資格を持った人はいるのかいないのか、いたらばどういうところに、どういう資格を持った人がいるか、少し教えてください。
 あと、2つ目なのですけれども、ページ数が100ページの節19の一番下の欄にあります結婚相談員ありますけれども、この結婚相談員の最近5カ年間の成婚率、あったらば答弁願います。
議長(増田 昇君) 飯嶌市長公室長。
市長公室長(飯嶌洋一君) 維持管理の中で、点検とか、そういうものができるのはどのくらいの人数がいるかということのご質問だと思うのですが、申しわけありませんが人数については把握をしておりませんが、実質的には設計、いわゆる設計の資格がある者、また測量士の資格がある者、それからボイラーの管理というか、ボイラー技士ですか、そういう資格を持っている職員がいるということで承知をしております。ただ、人数については今手元に資料がございませんので、申しわけありませんが、差し控えさせていただきます。
議長(増田 昇君) 横田経済部長。
経済部長(横田 一君) お答えを申し上げます。
 過去5年間の成婚ということでございますが、今手元に5年間の資料はございません。21年度はございませんでした。
 それから、過去5年間というお話ですけれども、今手元に過去5年間のデータがございませんので、申しわけございません。よろしくお願いいたします。
議長(増田 昇君) 10番。
10番(相田一良君) 私もちょっと昨夜時間があったもので、委託料の件について予算書を見ました。いや、全部に合わせると本当に何千万円という額に多分なると思います。そういったときに、あときのう予算書の説明のときに、皆さんの一般職員の方の報酬、あれが結構いいのですよね、本当。例えば私は小さい会社持っているけれども、私は給料をもらっていないのだわ、だめなもので。成績が余りよくないもので。
 そういうわけで、桜川市には優秀な職員が今どんどん入っていると思います。その優秀な職員の方に、これから、例えばいろんな資格がありますけれども、その資格を取っていただいて、いろんな管理料とか委託する、例えば水質検査、あと例えば極端な話が測量、そういう資格を取ってもらうことによって、相当市のためになると思うのです。というのは、旧町村の時代に、合併前、うちのほうの飯島村長かな、合併することによって市役所の職員がふえることによって資格を持った人を雇えるもので、それで経費の削減が大幅に削減になると聞いていましたのだけれども、やっぱり桜川市の場合にも職員がたくさん優秀な方がいると思いますので、もし市のほうでその資格を取るような指導をとっていただければ、今後の財政の負担が少なくなると思います。その点をひとつお伺いします。
 あと、もう一つの結婚相談員なのですけれども、5年間で多分ゼロだと思います。この農業後継者の結婚資金のあれはね。すると、これは旧町村からの多分継続の仕事だと思うのだけれども、これは全然結果が出ないということに39万円かな、相談員が30万円の謝礼とかそういうのを合わせて39万円、結果が出ないところに予算を投入するのはちょっと、額は大したことないのだけれども、それならば私が前……茨城県の出会いサポートという組織があるのです。この間、シトラスの関係の人のところへお伺いしましたらば、桜川市でもぼちぼち、今活動し始まりましたね。この間はサイクリング、それによってやったらば、1組か2組いい兆候があらわれているような感じがすると。やっぱり兆候があらわれないと結びつかないもので、そういうことをお膳立てするには共同参画事業かな、その方は一生懸命頑張ってやっているわ。何とかして桜川市からも結婚したい人もいるし、先ほど増田議員が言ったように、人口減少でどうしようもないから、やっぱり日本の社会では結婚しなければ子供、生まれるのは生まれるのだけれども、保証がないもので、それでやっぱり結婚するような努力をやっぱり市長も、だれも選挙のあるたびに少子化問題、景気の問題、だれもが選挙公約で言うのだよね。だけれども、子供、自然になかなかふえないから、結婚することをどうかその予算を出会いサポートのほうに回していただければ、係員もやっぱり何人か入らないと一生懸命頑張らないと、だれもこれはしようがない、人間だから。やっぱりニンジンを与えないとだれも動かないよ。だから、そういうわけで、どうか出会いサポートのほうに予算を配分をお願いします。
議長(増田 昇君) それは要望ですか。
10番(相田一良君) 要望、聞きます、答えも、市長から。
議長(増田 昇君) 横田経済部長。
経済部長(横田 一君) お答えを申し上げます。
 101ページになるかと思いますけれども、19節負担金補助及び交付金、ここに茨城出会いサポートセンター入会金補助金ということで、社団法人茨城県労働者福祉協議会が運営をしております茨城出会いサポートセンターに入会するには1万円の入会金があります。このため、この2分の1、5,000円を本年度から入会者に対して補助をすることといたしておりますので、よろしくお願いいたします。
          〔「資格……」の声あり〕
議長(増田 昇君) 飯嶌市長公室長。
市長公室長(飯嶌洋一君) 職員の中で、そういう資格の持つ者を育成、そういったものをしていったらいいのではないかというご質問だと思うのですが、現在でも先ほど申しましたように、いろいろな資格を持っている職員がおりますし、また前に修学制度の条例等の制度もお願いいたしまして、職員の中で勉強していきたいというような職員に対しては時間を、休暇ということではなく時間を与えて勉強する機会を提供しておりますので、そういった中で育成をしながら、資格のある者を適材に配置していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(増田 昇君) 10番。
10番(相田一良君) それでは、資格を持っている方が何名かいると言っていましたよね。やはり、資格持っている人が役に立っているような事業内容は今のところあるかないか、最後に聞きます。
 あと、出会いサポートのほうなのですけれども、よくお知らせ版に出会いサポート何とかかんとか、3行か2行くらいちっちゃく出るのだよね。あれでは、大体お知らせ版見る人は3割、見ないと言われております。3割のうちのその2行か3行ぐらい書いたぐらいでは見る人少ない。でありますので、半ページぐらい特番として配布してもらって、回覧板回してもらえば、色を変えて、白ではなくて。すると回覧板来たやつがちょっと目につくから、何だこれってなるから、そうした場合に、ああ、市では一生懸命になってこの結婚問題に取り組んでいるなというのが市民に伝えることによって意識が高揚してくるのだよね。そして、その中にマリッジサポーターといって、その仲介する人かな、そういう人を養成したり、その募集内容、今答弁してもらった入会金が1万円なら1万円かかる。そのうちの半額は市で補助しますとか、そういうのがみんながだんだん、だんだん知れていくことによって、桜川市の結婚熱も盛り上がると思うのだよね。だから、そのように市で頑張っているのだから、5,000円を与えるというのは頑張っているのだから、それを知らせるのには広報ではないけれども、宣伝カーではないけれども、やっぱり幾らいいことを言っても市民に伝わらなければだめなのだ。やってこそ、というのはやっぱり今言った特番で大きい紙に特集となって、大々的にやることによって市民に知らせるから、いいことはどんどん宣伝したほうがいいと思うのだよね。片方のちいちゃく、ちょこちょこっていったのでは、幾らこういう事業をやっています、こういうことをやっていますと言ったって、聞いた人はわかるけれども、そこに集まって聞かない人はわからないから、ぜひそれ、特報で回覧板回してください。お願いします。
議長(増田 昇君) 答弁はいいのですか。
10番(相田一良君) 求めます。
議長(増田 昇君) 飯嶌市長公室長。
市長公室長(飯嶌洋一君) 初めに、今資格を持っている職員がどのくらいいてということで、どういうところで活躍をしているかというご質問でございますが、人数についてはちょっと把握をしていないということでお許しを願いたいのですが、実質的には今真壁地区の伝統的建造物群関係なんかでは、議員ご承知のように学芸員が非常に活躍をしていただいていると。また、教育委員会には建築設計士がございまして、そういう中では多目的ホールの建設事業、それから学校の改築、それから今申し上げましたように伝統的建造物群なんかにも建築士の管理が必要というようなことで、配置をして、活躍をしていただいておりますし、また各給食センター等にもボイラー技士がおりまして、そういう資格者が管理をして、安全に運営をしているということでございます。
 また、結婚関係のPRの広報紙がちょっと小さいだろうということでございまして、この辺に関しましては十分議員の今、質問にもありましたような内容につきまして、今後検討しながら、できるだけ皆さんにPRをしていきたいと考えております。
 また、参考でございますが、先ほど議員からもありましたように、今年度は市民協働推進室と、また経済部のほうとで協力をしながら、先ほどありましたような自転車でめぐる出会いのパーティー、そういったものを4回ほど今までに開催しておりまして、参加者も20名から30名が参加していただいていると、それで実際にそういった中でも10組弱の方が、まだカップルというようなことでおつき合いをしているというような実績も出ておりますので、議員の質問にありましたように、やはり今後とも出会いの場を広げるためにはPRを積極的にしていきたいと考えております。
 よろしくお願いいたします。
議長(増田 昇君) ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前11時54分)

          再 開  (午後 1時30分)
          〔議長、副議長と交代〕
副議長(潮田新正君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 なお、午後の会議に増田議長が欠席のために、地方自治法第106条第1項の規定により、私が議長の職務を行います。何分ふなれなために議員の皆様方のご協力をよろしくお願い申し上げます。
 それでは、質疑を願います。
 23番。
23番(塚本 明君) 2点ほどあったのですが、1つは委員会のことだからちょっとまずいということで、委員会の審議の中で聞きますけれども、私、いつもやっている171ページ、教育委員会の質問なのですが、なぜこの質問をするかと、ちょっと説明したいと思います。
 去年、小学1年生に上がった源法寺地区から4人ぐらいしかいないと思うのですが、その2家族、毎日学校へ送り迎えしています。これは、じいちゃんがやっているのだけれども、大変なことですよ、毎日だから。私の地区は、長讃村というところから真壁へ合併したのですからね。距離はかってもらえればわかります。約1時間かかっているのですから。7時5分前ごろうち出ます。
 それで、このバス借上料、岩瀬のほうは大分予算使っているようですけれども、これ、公平さを欠くということで、市長、少しこれ何人もいないのです。こんなかからないと思います。少しこれ、返事を聞かせてください。よろしくお願いします。
副議長(潮田新正君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 塚本議員が言われるように、源法寺から真壁小学校まで1時間かかるというようなお話でございます。
 ただ、岩瀬地区については先ほど古橋次長がお話ししたように、各小学校の分校がございました。大泉分校、下泉分校、中泉分校、富谷分校、門毛分校、小塩分校、6つの分校がございました。そういうものを地域の皆さんのご理解をいただいて、分校を廃止していった経緯がございます。その中に、スクールバスを活用して子供たちの通学に寄与してまいったという歴史的状況がございます。そういう面で、合併したのだからというふうな趣旨であると思います。そういう面で、我々も現在検討委員会で少子化の中でどうあるべきかというふうな議論もさせていただきました。そういう面で、やはりある程度時間のかかるところについては何らかの措置を必要があるのではないかというふうに私自身も考えております。
 ただ、全体的に1時間からかかる地域というのが結構ございます。そういう面で、その辺のところの整合性も勘案した中で結論を出していきたいなというふうに思っております。真壁地区についても、酒寄地区につきましてはデマンドタクシー等を活用しながら、あそこも分校がございましたので、活用させていただいている。その流れの一環として、塚本議員さんもご質問をしておると思いますので、よく勘案してまいりたいというふうに考えております。
副議長(潮田新正君) 答弁終わりました。
 23番。
23番(塚本 明君) 今、市長さんもこれ、考えてくれるというようなありがたい答弁だと私は理解しますけれども、今すぐと言わなくても、そんなにお金かからないですよ。ちょうど、今役所に10人乗りの車が、ぼろくそ車あるでしょう、あれ。あんなのでみんな乗れますから。それで、2年生まででいいですよ。3年生になれば、もう体力がつきます。そうすると10人いないでしょう、1年、2年で。七、八人でしょう。試算したら、私何十万円もかからないですよ。今、運転手は福祉センターあたりに余っています。働ける人がいますけれども、あんな人にやってもらえば、経費は余りかからないです。ひとつ心に入れて、よろしくお願いしておきます。
 終わります。
副議長(潮田新正君) 23番の質疑を終わりにします。
 そのほかに。
 1番。
1番(大塚健次君) きのうの市長の所信表明演説の中から数点質問をしたいと思います。
 きのう、市長が市の財政の面で市税、各交付金の減税ということを言っていましたけれども、地方交付税の増税が見込まれているということでありますが、国自体の財政もこれ国債とか、そういうので賄っている状態で、これからこういう増額というのが認められないと思うのです、減ることはあっても。ですから、この市税の増収、これを今後真剣に考えていかなければ、地方交付税に頼っていては今後財政面で非常にまずいのではないかと思います。ですから、市税、各交付金、とにかく市税を上げることを何か考えないとちょっといけないのではないかと思います。
 そして、あともう一点、1級市道というのはどういう道路をいうのだか、ちょっとこれを聞きたいのです。知識不足でわかりません。この1級市道、それをちょっと教えてください。
 それに、きのうの予算書104ページ、これでほ場整備事業、この基盤整備もかなり期間がたっておりまして、あちこちで陥没したり、そういう箇所が必ずあるのですね。こういうところの対策、どういうふうに今後していくかということ。やっぱり、前に質問したように、耕作放棄地が多くなるのもやはりこういう整備が一応関連していると思うのですね。ですから、こういう整備をどういうふうにするか。
 それとあと、農地・水・環境保全、これあとどのくらい期間やるか、そして市長が言っているように、日本で一番きれいなまちづくり、これを目指していくためにはこの農地・水・環境、これがたとえ終わっても市の補助とか、そういうのでやっていくことによって道路の側面の草とか、かなりこれ取り入れてからきれいになりました。ですから、これを今後どのようにするかということを聞きたいと思います。
 あと、もう一点、107ページ、これは政権が民主党にかわりまして、ブロックローテーション、生産調整、今戸別補償制度をということが取り入れられるときに、こういう転作とか、そういうのは今度必要ないと思うのです。ですから、今後そういう対策をちょっと聞きたいと思います。
副議長(潮田新正君) 大塚議員、今質問を聞きましたが、1番目の市税の問題は総務委員会所管の事項だと思います。でも、せっかく質問されたので、総務部長、さらっと……
          〔何事かの声あり〕
副議長(潮田新正君) では、質問は総務常任委員会でゆっくり、しっかりとでは質問することにして、小田部建設部長。
          〔「これは、市のこれからのことでありますので、本当に大事なこ
            となので、ではそのほかのこと、お願いします」の声あり〕
副議長(潮田新正君) では、2番目の問題から入ります。
建設部長(小田部喜英君) お答えをいたします。
 1級市道ということですが、定義はこういうことです。主要な集落を相互に連結する道路であり、交通量が激しく、かつ一般国道や都道府県道を補充する道路と言われております。これが1級市道です。
副議長(潮田新正君) 続いて、横田経済部長。
経済部長(横田 一君) お答えを申し上げます。
 まず、農地整備の関係ですけれども、陥没した箇所とかいろいろあるというようなお話でございますが、これらに対しましては市の補助金をもって、これも10%から30%受益者負担が伴いますけれども、そういう事業を起こしていただきまして、整備をしていくというようなことになるかと思います。
 それから、農地・水関係でございますが、本市には42地区指定がございます。これは、平成19年から平成24年までの5カ年の継続事業でございます。ただし、平成20年あるいは21年に採択になりましても現在のところ平成24年まで補助金を交付するというようなことになっておりますので、その24年の後、平成25年からの事業につきましては今後検討を加えなければならないというように思っております。
 それから、生産調整関係ですけれども、ブロックローテーションというお話、あるいは生産調整の関係ですけれども、これにつきましては国も割り当てをしているわけですから、生産調整につきましては推進をしなければならないというように考えております。
 以上です。
副議長(潮田新正君) 答弁終わりました。
 1番。
1番(大塚健次君) 1級市道、これ国道に準ずるということなのですが、主要道路、12月に質問した市道103号ですか、この市道も1級市道に入るのですか、入るのですか。では、この整備というのは今後最重要課題として予算は上がっているのですか、これは。予算的なものは。何かここには書いていないようなのだけれども。
副議長(潮田新正君) 質問、では2回目、それで切りますよ。
 小田部建設部長。
建設部長(小田部喜英君) 本年度予算には上がっておりません。今、この事業につきましては2月に地元の区長さんともお話をいたしましたが、この事業を進めるに当たっては議員の質問にもお答えをしたかと思いますけれども、国・県の補助事業を活用しないと事業費的にも整備が進められないということで答弁を申し上げたつもりでいます。したがいまして、現在この国・県の補助事業として採択していただけるように、今お願いし、要請もしているところです。
副議長(潮田新正君) 3回目になります。
 1番。
1番(大塚健次君) わかりました。
 では、そういうことでこれも主要道路なので、早急に予算を上げてやっていただきたいと思います。
 そして、農地・水保全事業、これはやはり24年度までということなのですが、その後も何らかの対策を立てるということなのですよね。やはり、市長が言うように、日本一きれいなまちづくり、これ大変にいいことなので、今後もこの制度を24年以降も何らかの形で続けて、除草とかそういう環境の整備、これをできるような政策を打っていただきたいと思います。
 これで終わりですか。
副議長(潮田新正君) 答弁はいいですか。
1番(大塚健次君) 答弁求めます。
副議長(潮田新正君) 横田経済部長。
経済部長(横田 一君) お答えを申し上げます。
 誤解があるといけませんので、もう一度申し上げますけれども、24年までは国・県、それから桜川市からプラスして交付をしておりますが、24年度以降につきましてはこれから検討するということで、よろしくお願いいたします。
副議長(潮田新正君) そのほかに。
 6番。
6番(中川泰幸君) それでは、市長に1点お尋ねします。
 63ページ、民生費の節19、これの筑西広域市町村圏事務組合負担金、これはあまびきセンターの件でございますが、過日全協でも市長のほうからちらっとこのような話聞きましたが、このセンター、かなり老朽化していると。それで、来年地デジ対応にもしていかなければならないと、そういうもろもろのことを考えまして、1億円以上の経費がかかるということがございまして、これから先桜川市にとってのこのセンターがどうあるべきか、またその辺のところの市長の考え、市としての考え、その辺をお聞きします。
副議長(潮田新正君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 中川議員の質問にお答えさせていただきますが、あまびき福祉センターについては筑西広域圏で事業を進めておるところでございます。私も副管理者という立場の中で、地元にこの施設があるということで、いろいろとご相談を受けておるところでございます。現実にかなり建物が老朽化をしている、広域に出ておられる議員さん、あるいは地元の議員さんにも、区長さん方にもご相談をしておるところでございます。まだ最終的には結論を出しておりませんが、もう建物が老朽化しているということで、これを建てかえるということについては雨引の楽法寺さんが、それは認めないというような一筆が入っておる状況にございます。そういう点からすれば、今後皆さんの知恵をおかりしながら、どのような形でやっていったらいいのか、対案をいろいろ考えていかなければいけないのかなと思いますし、また地デジ対応ということで、もう時間が刻一刻と迫っております。その中で建物を今から直すということに対してどうなのだろうかというような議論を深めながら結論を出してまいりたい。また、筑西広域圏のほうでもそういうお話を今、させていただいておりますので、これから慎重に協議を重ねて、早い段階で結論を出していきたいと。また、これからは雨引山、楽法寺さんともいろいろとそういう面でお互い協力関係を構築していきながら、どういうふうな手順がよろしい、どういう方法があるのか、お話し合いをさせていただきたいなというふうにも思っておるところでございます。
副議長(潮田新正君) 6番。
6番(中川泰幸君) ありがとうございます。
 やはり、相手方、雨引山というものがあります。やはり、市長の答弁のとおり、これはこの広域市町村圏内に旧市町村の施設があると思います。これは、もう見直しをかけるというような時代に来ていると思います。ぜひとも我々も、市長の議会と一緒に議論し合って、よりよい方向を本当に見出せればなと思っております。
 また、市長は先ほど申されましたように、副管理者でございます。これを強く、管理長ですか、筑西の市長ですね、その辺にも歩み寄って強い要望的なものを発言していっていただきたいと思います。
 これで、再質問はないですけれども、よろしくお願いします。
副議長(潮田新正君) これで6番の質問、終わりにします。
 26番。
26番(菊池節子君) 9ページ、歳入歳出予算事項別明細書というところなのですけれども、合併してはや5年、そして歳入の面では市税の構成比は27%、そして地方交付税が33.2%であります。地方債は、いわゆる市債11.5%を占めております。そして、この市債の中には合併特例債事業が入っているわけですね。大和中学校もそうだし、今度の多目的施設も市債の中に入っていると思います。それで、私この平成17年10月1日に合併して、18年からこの推移を見ると、総額では大体165億円、一般会計で、そこをちょっと前後しているのですけれども、市債のほうは大体19億円ぐらいをきているのです。公債比率、要するにお返しするほうのお金は16億円、17億円ぐらいで、そうしますと借り入れ部分が多いわけですね。その部分について合併特例債事業については交付税で10年間は見ますよという、国の公約がありました。それで、地方交付税も本当にふえてはいるのです。だけれども、前半までは、5年間までは来たのですけれども、今後5年、そしてその次の10年後を見ますと、何だかちょっと心配、どうなるのかなということを心配になる、推移を5年間見てきてそう思ったのですけれども、市長はどのようにこの先考えてこの表を見るのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。
副議長(潮田新正君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 今、菊池議員が言われるように、国の財政状況というのも大変厳しいという形の中で運営をされているのは、言われるとおりでございます。私のほうとしても、そういう国・県との動向をしっかりと見きわめた形の中で、桜川市は実際問題として人口減少、少子高齢化の中で創意工夫をしていかなければいけないであろうというふうに思っております。
 しかし、少子高齢化の中で扶助費が大分増嵩しておるということは菊池議員もよくこの予算書を見ていただければおわかりになると思いますが、私どもはそういう面で少なくても職員の数を今一生懸命減らさせていただいております。少なくても10年間で100人以上職員の数を減らしていく、そういう努力、また無駄を省いていく努力、いろいろな中でも補助金等については本当に削ってまいりました。これからもそういうものをしっかりと受けとめていかなければいけないだろうと。交付金についても合併特例債事業はどういう形で交付税に算入されてくるのか、なかなか難しい算定方法があるようでございますが、いろいろと国・県の補助事業、そういうものを交付税に算入させてくれるような事業を選びながら、人件費を減らしていく努力、あるいは無駄を省いていく努力をしながら、きょうの議会のほうでも市税をもう少しふやす工夫も必要だろうというふうな議員さんからの激励もございます。こういうものを一体化した形の中で健全経営を目指してまいりたいと、私はこのように考えておるところでございます。
副議長(潮田新正君) 26番。
26番(菊池節子君) この間の5年間ちょっと見ても、市税も少しずつ減ってきているのですね。市民税、固定資産税、あと法人税ですか、そういう点でたばこ税なんかも下降ぎみというか、そういう点では市税をいかにしてふやすかと言っても簡単にはいかないと思いますので、先を見越したことも考えていかないと、あとは野となれ山となれでは困ります。我々の子供たちへの引き継いでいかなければならないということもあるので、この地方債をどんどん、どんどんふやしていっていいものかどうかというのは、本当に心配するところなのですけれども、市長も桜川市、船長ですから、とにかく執行者としてやっぱりこれは先を考えていただかないと困りますので、当面だけよければいいということでは困りますので、ぜひお願いしたいと思います。
 以上です。
副議長(潮田新正君) 26番、終わりました。
 そのほかに。
 17番。
17番(川那子秀雄君) 3点ほど質問をさせていただきます。
 まず、35ページ、これは市長関係事業というところに載っておりますけれども、市長にかかわり合いがあるのだと思うのですが、県西政経懇話会会費、これは市の金から出すというのはいかがなものかなと。それは、一般の我々関係もいっぱいいるわけです。何カ月に1回かやっているようなのですね、地区分かれて。ですから、我々の所属している協会の会長は入っていますけれども、いわゆる民間の人が多いだろうと思います。ここにこれだけ市長会とかいろんな負担金があります。これは、市長、考えてみてください。何カ月かに1回でしょう、あれ多分。多分私はそう思います。だから、これは上げてありますから、あれですが、よく精査をして、考えていただきたいというふうに考えます。もしかしたら、これ交際費のほうに入るのかなと、そういう感じもするわけですよ。それは、よく考えていただくということで。
 それから、これはやっぱりどちらなのですかね。企画だから、飯嶌市長のほうだと思うのですが……
副議長(潮田新正君) ページは……
17番(川那子秀雄君) 言います、言います。40ページ、公社経営支援事業ということで、きのうの説明では負担金補助及び交付金で808万3,000円と。土地開発公社経営の支援補助金ということで書いてあるのですが、これは私の記憶違いでなければ真壁、大和にはなかったのかなと。この内容ですよね、やっぱり借り入れの利息を返済している。だから、中身を私は議員の中でも土地開発公社に所属している方もおいでですが、やっぱり中身を聞かせていただきたいと。利息を毎年、毎年払っていくというのは、こういう時代ですから、土地開発公社の中でよく考えていただいて、土地を所有している建物ですよ、その土地を先行投資で購入していると。その売却するために持っているのだろうと思うのです。ここはちょっと聞かせてください。
 それから、建設部長のほうにちょっとお伺いします。これは、125ページの駅前広場管理事業ということで、公園費です、これ。2目の公園費に載っておるのですが、駅前のところに13委託料、清掃業務委託料25万1,000円、施設管理委託料15万円ということで書いてあるのですが、よく岩瀬駅前の駐輪場があるのだと思うのです。そこも委託はしているのだろうと思うのです。ですから、ここをどういうふうに委託、どういう業者というか、シルバーなのかどうかわかりませんが、この事業についてちょっとお聞かせをいただきたいと。その3点です。
 以上です。
副議長(潮田新正君) では、順次答弁願います。
 まず、飯嶌市長公室長。
市長公室長(飯嶌洋一君) 初めに、県西地区懇話会、これにつきましては議員さんがおっしゃるとおり県西地区の自治体または企業が加盟しておりまして、企業と自治体を含めると多分約30団体ぐらいが加盟しているのかなと承知をしております。そういった中で、月1回ずつ開催していると聞いております。ただ、市長の場合にはなかなか日程等の都合もございまして、出られないときもあるということで、そういったときには毎回はなかなか出られないということで、副市長、また職員等が出ながら目的に沿ったいろいろ講演会、そういったものを聞きながら市の政策運営に役立てているということでございます。今、ご指摘のような問題につきましては十分今後検討をさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 もう一点の公社への経営支援、補助ということで、805万3,000円を計上しております。これにつきましては、平成20年度に財政健全化法がご承知のように制定され、そういった中でも土地開発公社、そういうものにも当然連結の決算でなるというような中で、公社の経営の改善ということで県からも指導がございまして、そういう指導にのっとった中で開発公社の理事会等に諮りまして、今回のような補助金で市から援助を仰ぎながら運営をしていくと、負債を早く償還しようということで始まったところでございまして、これにつきましては昨年度から予算化をしておりまして、昨年は684万7,000円の補助を市からいただいているということでございまして、今年度におきましてはそこに書いてある805万3,000円を補助していただけるということでございますが、これにつきましては一応財政健全化法、土地開発公社の経営改善計画というものを作成いたしまして、議員がおっしゃるように今までの土地の所有の借入金、そういったものの利息分に対して補助をいただくというようなことでございまして、この間補正予算で土地開発公社の一部分譲の土地の買い上げを補正予算で計上してございますが、これを買っていただいたと仮定した中で今回金利等について計算をしておりますので、補正を通らない場合には借入金が約2億5,553万5,000円ございました。ただ、今回補正が通った場合には2億2,000万円ちょっとというような額の中で、年間の借り入れ利息をまず2.6%で計上させていただきまして、そういった中で利息分の574万2,224円、それから運営経費というようなもの、それからもともとの元金の中の一部、約200万円近いお金、そういうものを合わせて今回計上したということでございます。
 また、土地につきましては、ご承知のように長方工専広域の中に2万153平方メートル持っているということでございまして、こういったものの土地を含めて10年間の中で今回はそういったものの土地を処分した中で計画をいたしまして、補助を仰いでいるということでございまして、この長方の土地を早く処分することによって議員さんがおっしゃるように市への負担、また健全化になるのではないかなと思っておりますので、できるだけ早い機会に長方につきましてはご承知のように工業専用地域から準工に見直し等も図りまして、土地の売却の促進に役立つのかなと考えておりますので、早い機会にこの長方の土地を処分したいと思っております。
 また、補正で上げました土地につきましては、旧羽黒駅近く、カインズホームの前の分譲用地と、それから県から公共事業の用地ということで先行しております旧河川敷がございます。約2,600弱だと思いますが、そういった土地を今回補正で計上いたしまして、早い機会に公社の健全化をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
副議長(潮田新正君) 続いて、3点目を小田部部長。
建設部長(小田部喜英君) お答えをいたします。
 126ページの岩瀬駅前広場管理事業の中の委託料の2点かと思いますが、まず清掃業務委託料でありますが、これにつきましては駅前広場のトイレの清掃業務です。これにつきましては月曜日、水曜日、金曜日の週3回の清掃をシルバー人材センターに委託をしております。今後もその形で進めていきたいと。
 それと、施設管理料15万円ですが、これにつきましてはあの広場にローターリー等があるものですから、そうした施設管理をしていきたい。その中で、どこかにお願いをしたいということで、委託先につきましてはまだ現在の段階で未定です。一応、駅前で玄関口でもありますので、あのままにもしておけませんので、そうしたことを考えていきたいということで計上をさせていただきました。
副議長(潮田新正君) 答弁終わりました。
 17番。
17番(川那子秀雄君) 最初に質問したものは、それは市長がよく考えることですから、市長判断によってよく考えてください。
 それから、40ページの土地開発公社の、今聞いたら羽黒のほうは磯部の住宅の西のほうだと思うのですね。そこいらは住宅としてはいいのではないかと、それでも買ってもらえなければどうしようもないということでしょうから。ただ、長方のへんは、私は中身はわからないのです。いわゆる、今長方の工業地域というか、今何社かありますが、その中のほうなのでしょうかね。そこいらは、あそこに、私が聞くところには片岡さんなんていう大地主さんがいて、道路がなかなか中にできないのだということですから、まず先ほど皆川さんでしょうか、企業誘致の話もありましたけれども、そういう絡みもあるでしょうから、よく精査をされて、早くこの金利を毎年払っていたのでは大変ですよ。大分影響が出てしまいますから、そこら辺は市長、よく考えていただいて、誘致するという担当、安達さんですか、そういう担当もいるわけですから、最善の努力をされて、早くそういうものについて解消されていくと。県の開発公社みたいになったのでは容易ではないですから、そこいらをお願いしておきます。
 それから、駅前についてですが、私が見て回ったところ、まだ未完成な部分がある。いわゆる、今草なんか生え放題ですよね。これから春になってくるとどんどん生えますよ。そういう除草作業のことを言っているのだと思うのですが、この前ちらっと聞いたら、植栽、花を植えたりなんかをされるということですから、それはいいことだと思っております。
 トイレは、この前私ちらっと見たのですが、汚いよね。新しい割合には汚いです。何か嫌になってしまう感じです。だから使っている人のマナーも大事なのですが、やはりひなまつりを終えましたけれども、ああいうところはきちっと清掃されて、使うのであれば、私はこの委託料は仕方のないことなのかなと思っております。
 以上で終わります。
副議長(潮田新正君) 17番、終わりました。
 そのほかに。
 24番。
24番(上野征一君) 大分皆さん眠気が差してきたようなのですけれども、まず23ページ、ふるさと応援寄附金というのが50万1,000円ほど上がっていますけれども、総務部長かな、ごめんなさいね。大分もう上がりたいのでしょうけれども、この50万1,000円ということ、前年度も50万1,000円で上がっていたようですけれども、このふるさと寄附金というのはふるさと納税とは別のものですよね、寄附金ですからね。だから、非常に今各議員が今後の市の財政がどうなのだろうと、自主財源がないのに、これから非常に不安だというような声があるようですけれども、このふるさと寄附金ですか、それとか今既にあるのかないのか、3年ぐらい前に騒いだふるさと納税が今でもあるのかないのか、そして当市に対してはふるさと納税などはどのような数字が今まで出ていたのか、もし今でもふるさと納税があったり、このふるさと寄附金に対して何らかの方法でもうちょっと外部へ広報をかければ、これはもうだれにも迷惑かからないで済みますので、こういうような方法の金の集め方といいますか、考える必要があるのではないかということをお尋ねします。
 あと、2番目に、143ページ、教育委員会関係なのですけれども、立志事業費ということで、各桜川市内の5中学校へおのおの16万円ずつ予算化されているようですけれども、学校によっては生徒数がかなり違うかと思います。立志式というのは中学2年生だと思うのですけれども、今年度、22年度この対象とする生徒数は学校別に何人ぐらいいるのかということと、この一律16万円の算出の根拠はどこにあるのかということをお尋ねします。
 それと、165ページの中に数字はありませんけれども、中学校管理事業というのが上がっていますけれども、先日中学校の卒業式に西中へ同僚議員とともに5名ほど参加させていただきました。そのときに、卒業生の記念品が、学校へ置いていくものが防犯灯だということなのです。「学校の正門前の付近が非常に暗くて、冬季になりましてから帰られる子供たちが真っ暗い中を自転車で帰る、非常に不安なので卒業生に卒業記念として街路灯を寄附してもらいました」と、「非常にありがたいことですから、帰りに皆さん見ていってください」と言われたのですけれども、恐らく5名の議員、座っていましたですけれども、非常に聞き苦しかったと思います。私も、卒業記念に何で学校の防犯灯を置いていかなければならないのかと思って、何事なのだと思っていましたのですけれども、そういうところは学校側なり、PTA側なり、教育委員会のほうへ申し出がなかったのかどうなのか、またそういうところを調査する課といいますか、専門職がいないのかどうか、その辺お尋ねしたいと思います。
副議長(潮田新正君) 1つ目、山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) 上野議員にお答え申し上げます。
 今、古いデータちょっと持っていないのですけれども、ふるさとの寄附金については21年はゼロだったと思っています。
 それで、20年度が今決算書あったものですから見たら、20万4,782円が寄附で入っているというように……それで残高を申し上げますと、21年度末だと108万6,000円になっております。そういう状況ですけれども、残念ながら去年についてはゼロだったということでございます。
          〔「ふるさと納税の件はどうなの」の声あり〕
総務部長(山中政雄君) 21年度に30万円ぐらいの数字があったように記憶しています。
副議長(潮田新正君) では、立志式について、古橋次長。
教育次長(古橋 忠君) 上野議員にお答えいたします。
 まず、各中学校の生徒数、今の1年生が今度、22年度2年生になるということで、岩瀬東中92名、西中128名、大和中51名、桃山中110名、桜川中55名が現在の1年生でございます。
 それで、予算の計上が一律16万円ということで、各学校によって生徒たちが創意工夫をされてやっております。主にやっているものが、職場体験をしたときの発表、また将来の夢とか、タイムカプセルとか劇の発表とか、創意工夫でやっているということで、規模別の予算ではなくて、一応一つのイベント、セレモニーということで同額で予算を計上させていただいております。
 それから、西中学校の防犯灯の寄附があったという件なのですが、ちょっと調べてみないとわからないのですけれども、学校とはいろんな形で連携はとっているのですけれども、この件についてはちょっと調べてみないとわからないのですが、よろしくお願いします。
副議長(潮田新正君) 24番。
24番(上野征一君) まず、一番最初のふるさと納税、ふるさと応援寄附金、この件なのですけれども、先ほども言いましたように、何らかの方法でもう少し市内の各家庭、市から外部へ出て成功している方、こういう方に何らかの方法でもうちょっとPRをしてみたらば、もう少し数字が上がってくるのではないかと思うし、若干協力してくれた方にはそれなりのもちろん感謝状なり、何か記念品なりは想定しているのでしょうけれども、そういうものを少し市の広報でも大々的に載せて、もうちょっと外部へ広報をかける必要があるかと思います。
 それと、立志式の問題、一律16万円だということで、その内容はどうあろうとも多い中学校は128名、少ないところは51名ということで、比率にしたらばかなり差が出ているはずですので、もちろん生徒数が多いのは多いようにかかるかと思いますので、できるものであれば何らか再考する必要があるのではないかと思います。
 それと、街路灯の件、防犯灯の件は、これは間違いなく西中でつけてありますから、まだ3日ぐらい前に確認してきたところですので、寄附で置いていくのがだめだということではなくして、卒業生に寄附までさせて防犯灯をつけなくてはならない桜川なのかということ、その辺少し考えていただきたいと思います。
 終わります。結構です、答弁は。
副議長(潮田新正君) 24番の質問、終わりました。
 13番。
13番(高田重雄君) 目の覚めるような質問をさせていただき……ではなくて、ひとつ素朴にお聞きしたいのですが、今回の予算書にはなぜ人件費率とか、そういうのが載っていないのでしょうか、物件費とか。そういうページは、どこ探してもないのです。市税に関する人件費が幾らかというのが大事な問題になっているわけです。市税が44億、五、六億円しかないのに、職員の給料が何%ぐらいいっているのか、人件費がどのくらいかかっているのかというのは、去年まであったはずなのです。まず、これがどこに書いてあるのか教えていただきたい。非常に見づらい予算書になったような気がします。
 それと、もう一つ、それが載っていないので、よく調べさせていただきました。今、この時間に。208ページ見ていただきたいのですが、その中に本年度、長等2人、これわかりますね、長というのは。議員26名、その他の特別職というのがあるのですね、3,102名。3,102名というのはどこまで入るのかわからないのですけれども、十五、六人に1人、人口に対する。特別職ってそんなにいるのか。もっとびっくりしたのは、その前の年、前年度は特別職が、その他の特別職というのは4,117人いるのですね。一度に1,000人ぐらい減ったのですよ、これ。どういう人までが特別職というものか、まずお聞かせ願いたいし……それだけお聞きしたいと思います。
副議長(潮田新正君) 13番の質問に答弁、飯嶌市長公室長。
市長公室長(飯嶌洋一君) 今、議員のほうからも給与明細書の内訳の中の前年度と本年度の人数の違いということでございまして、初めにどういう人が含まれているかといいますと、このその他の特別職の中には市の、いわゆる非常勤職員、臨時職員と、それから区長会とかもろもろの条例に載っている各種委員会、区長会で言えば区長、副区長、班長、そういう方まで含めているということで、人数が多くなっているということでございまして、それでこの前年度4,117人ということになっていますが、これを私のほうでもここで1,000人近い差があるということで、この間調べさせましたところ、前年度が区長会の役員さんとか、選挙関係、そういったもので、いわゆるダブり、2回出席したので1人が2回出席した場合には2人とかということで計上がされていたということで、誤記があったということで、この場合おわびを申し上げます。
 また、今年度の特別職で3,100人という中でも、これも実は今言いました班長、班長さんを区長の120区で120人というようなとらえ方をしたのですが、実質的には班長はその区によりまして2人のところもありますし、3人のところもあるということで、そういった違いが出て、本当に申しわけないと思っております。多分、前年度が約3,800人ぐらい、今年度がやはり同じく3,800人ぐらいに正確にはなるのかなと。ただ、ここに上がっております報酬とか給料と、この金額につきましては予算書のほうから全部拾い出しておりますので間違いはございませんが、このその他の特別職につきましては、この場をおかりしましておわびを申し上げますとともに、拾い方にそういった考え違いの拾い方があったということで、本当に申しわけございませんでした。
副議長(潮田新正君) 13番。
13番(高田重雄君) 余り深く聞かないでおきます。何か数字がちょっとびっくりするもので、後で個人的に聞きます。皆さんの前で聞かないようにして。
 それと、ではこれはちょっとお聞きしたいのですが、このページに特別職のいろいろありますね。ここでトータルすると4億6,000万円でしょう、本年度。議員と長と、それプラスここの下に職員で31億8,677万9,000円、それとここに手当等というのがありますね。これを含めたやつが人件費と思ってよろしいのですね。そうすると、結構やっぱりいっていますよね、はい。だから、人件費が一番の問題にされていますし、そこに手をつけないと財政は絶対よくなりません。税収を上げたくても上がりません。景気のこの悪いときに、幾ら市長が火の車になってそこら辺吹っ飛んで歩いても、税収は私は上がらないと思いますので、こういう人件費とか経費を削減を強く要望したいと思います。
 それと、最後にもう一つ、来年は人件費という、物件とかそういうものは省かずに、予算書に入れていただきたいとお願いして、質問をやめます。
副議長(潮田新正君) 13番、終わりました。
 そのほかに、質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
副議長(潮田新正君) これで質疑を終わりにいたします。
 お諮りいたします。議案第1号から議案第9号までを別紙付託表のとおりそれぞれの常任委員会に付託することとしたいと思います。ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
副議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第1号から議案第9号までを別紙付託表のとおりそれぞれの常任委員会に付託することに決定されました。

    日程の追加
副議長(潮田新正君) ただいま中田市長から議案第28号 市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例及び議案第29号 控訴の提起についてが提出されました。
 ここで暫時休憩いたします。
 なお、休憩中に議会運営委員会の開催をお願いいたします。
          休 憩  (午後 2時26分)

          再 開  (午後 2時45分)
副議長(潮田新正君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
 休憩中に開いた議会運営委員会の報告を願います。
 議会運営委員長、鈴木好史君。
          〔議会運営委員長(鈴木好史君)登壇〕
議会運営委員長(鈴木好史君) 議会運営委員長報告。
 議会運営委員会の審議の結果を報告いたします。
 議案第28号 市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例及び議案第29号 控訴の提起については、直ちに日程に追加し、審議、採決することに決定いたしましたので、ここに報告いたします。
副議長(潮田新正君) お諮りいたします。
 ただいま議会運営委員長の報告がありましたが、報告のとおりでご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
副議長(潮田新正君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりといたします。
 ここで追加日程及び議案を配付いたします。
          〔追加議案配付〕
副議長(潮田新正君) ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午後 2時46分)

          再 開  (午後 3時25分)
副議長(潮田新正君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

    議案第28号の上程、説明、質疑、討論、採決
副議長(潮田新正君) それでは、追加日程第1、議案第28号 市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 飯嶌市長公室長。
          〔市長公室長(飯嶌洋一君)登壇〕
市長公室長(飯嶌洋一君) 議案第28号 市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。
 次ページをお願いいたします。市長等の給与の特例に関する条例の一部を次のように改正する。第2条を削り、第1条中「平成19年11月1日から平成20年1月31日」を「平成22年4月1日から平成22年6月30日」に改め、「(以下「特例期間」という。)」を削り、同条の見出し及び条名を削る。
 附則、この条例は、平成22年4月1日から施行するというものでございまして、今回の改正につきましては建設部都市整備課職員による未契約などの工事発注に伴う不祥事に対しまして、議会はもとより市民の行政に対する信頼を失墜したことによる監督責任により、市長及び副市長ともにみずからの給料の10%を22年4月1日から22年6月30日までの間において3カ月減額するものを提案するものでございます。
 よろしくお願いいたします。
副議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。
 12番、大塚君。
12番(大塚秀喜君) 今、説明がありました。
 これは、いつ決めたのでしょうか。
副議長(潮田新正君) 飯嶌市長公室長。
市長公室長(飯嶌洋一君) これは、決めたというよりも、市長の場合にはみずからということでございまして、副市長の場合には副市長側から市長に責任についてどういう対応をとるかということをお任せするということで、職員とは違いますので、そういった中みずから決めるものということでございます。
          〔「市長、自分で決めたと、いつ決めたんだか聞きたいのですけれ
            ども」の声あり〕
副議長(潮田新正君) 中田市長。
市長(中田 裕君) みずからきょう提案をさせていただきまして、議会のご承認をいただいて、4月1日から実施をさせていただきたいと、かように考えております。
 また、副市長については、同じように10%の減額をさせていただきたいというふうに思い、この提案をする次第であります。
副議長(潮田新正君) 12番。
12番(大塚秀喜君) 9日に補正の否決という重大な議決がありました。9日の全協の中で、職員、それから市長、副市長、これと同じ内容の話があったと思います。議会で否決されたと、あのときには否決される前の全協でああいうお話がありました。今回否決されたと、それでやっぱり同じ過料というのですか、罰というのですか、みずから減給はわかるのですが、否決までされた、あれだけの質問が出た、否決までされた。内容もまだ把握していない部分あります。それで、みずから先に期間を決めて議会に出すというのはおかしいと思うのですが、市長と副市長にご答弁願います。
議長(増田 昇君) もう一度、では中田市長。
市長(中田 裕君) 否決をされたということに対して、監督責任というものを痛切に感じ、そしてみずから過料を与えるという判断をさせていただきましたので、大塚議員にもご理解をいただきたいと思います。
副議長(潮田新正君) 続いて、山田副市長。
副市長(山田耕一君) 管理監督の責任ということで、私の場合は市長に一任をした次第でございます。
副議長(潮田新正君) 12番。
12番(大塚秀喜君) 補正を否決するという大変重大な結論を議会が出したにもかかわらず、出す前と出した後の罰が同じだというふうに考えている執行部、これは議会軽視ではないかと思いますので、一言申し上げました。
 以上。
副議長(潮田新正君) そのほかにありませんか。
 17番。
17番(川那子秀雄君) 職員の懲罰も聞きました。新聞には、担当係長の独断でという見出しがあったようでございます。ちなみに、係長は1カ月の停職だったですか。給料は幾らぐらいもらっているかわかりませんが、市長と副市長の給料も私、正確にはわかっておりません。そうすると、10分の1ですか、ということは金額的に幾ら返上するということなのでしょう、具体的には。ですから、私はやっぱりもう部下のいわゆる、1カ月ぐらい払わないでしょう、あれ、停職というのは。私はちょっと存じ上げませんけれども。それで、そのくらいの、部下と同じぐらいの金額はいたし方ないのではないかなという考え方、あるのですよ。そこいら辺、ここにはただ条例改正で期間だけね、変えてあるだけですから、やはり今、大塚議員が言いましたが、確かに部下のやったことには違いないのだという認定をしたと。
 しかし、みずからの管理責任を感じて減給、こういうことをするのだということなのでしょうけれども、5日の質問のときには「法令に遵守してやっています」という、市長は答弁しているのです、あのとき、いつか私が言ったときは。録音テープ、事務局聞いたのですが。ところが、実は9日はそうではなかった。ですから、私はいろいろ皆さん、議員はそれぞれ違うかと思うのですが、仮に正直幾らなのでしょうか、それを聞いておきます。
副議長(潮田新正君) ただいまの質問に、飯嶌市長公室長。
市長公室長(飯嶌洋一君) 市長の給料の月額ということでございますが、条例上83万4,000円、副市長64万4,000円ということで、それの10%カットですから、8万3,400円と6万4,400円ですか、ということで、3カ月間でありますと、市長におきましては25万200円、副市長におきましては19万3,200円ということでございます。
副議長(潮田新正君) 17番。
17番(川那子秀雄君) ちなみに、これは大体幾らぐらい、係長はあるでしょうから。わからないか。
副議長(潮田新正君) 飯嶌市長公室長。
市長公室長(飯嶌洋一君) 職員の給料につきましては、申しわけございませんが把握を今のところしていないということでご理解をお願いいたします。
副議長(潮田新正君) 17番。
17番(川那子秀雄君) 私は、せめて職員の給料が幾らかどうかわかりませんが、大体想像はつきます。ですから、職員を罰するということは要するに副市長が懲罰委員会か何かの委員長なのでしょう。そこでやったわけですから、少なくても同等、同額ぐらいはやっぱりおやりになったほうがいいのかなというふうな感じはします、一般的に。みずからのが軽くて、一番部下がやったからという、まだだけれども、わからないのですよ。本人がそう確かにやったという報道だけで。それ、確定していないですよ。だから、やっぱりもし変更するとするならば、そういうふうな金額のほうがよろしいかなというふうに私は考えます。
 以上です。
副議長(潮田新正君) そのほかに。
 15番。
15番(増田俊夫君) 市長のみずからの責任というものをこういう形で議会に提案をし、上程し、そしてきょう、今諮られたということに関しては、執行側としての姿勢がわかりました。
 しかし、これはこれできょうはこの部分で私も了解をしました。私もまだこれからのいろいろ自分なりに調査するものもあるし、そういった観点に立って新たな考えで私は発言をしてもらう部分があるかもしれませんが、きょうのところは私はこれで了解します。
副議長(潮田新正君) そのほかに。
 10番、相田君。
10番(相田一良君) 今回のこの駅前開発の件に対しては、やはり市長、副市長、知らない、知らないと言っておりますけれども、常識の範囲内で考えますればいかがなものかと思いますけれども、やはりこれほど重大な不祥事を起こしたということは、市長は我々議員にはこうやって何回か説明されてくださいましたけれども、一番大事な桜川市民の人にはどのような形で説明をするのか、それをお聞きいたします。
副議長(潮田新正君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 民主主義の中で、議会というのは市民を代表される方々であります。その中でしっかりと説明責任を果たしていくということは、何よりも大切なことであるというふうに認識し、これからもこれらについては議会とよくお話を申し上げるというのは、市民の皆様とお話し合いをしながら情報を公開させていただきながら、市民の皆さんにもしっかりと説明を果たして、それには市民の代表である議会の皆さん方にまずしっかりと説明をしていくというのが一番肝要であると私は考えております。
副議長(潮田新正君) 10番。
10番(相田一良君) 市長が、自分が信念を持って知らなかったということは、我々もある程度それを信用しなければなりませんけれども、やはり国の小沢幹事長、また鳩山首相も申していますように、知らなかった、知らなかった。でも私は、今回は市長が、副市長が知らなかった、それを信用するしかないけれども、今後はこのようなことは二度とやっぱり柳の下にドジョウではありませんが、この次は絶対に知らなかった、知らなかった、そんなことは絶対に起きないように、今後十分注意していただくことを改めて強くお願いします。
副議長(潮田新正君) そのほかに。
 5番。
5番(小高友徳君) 市長にちょっとお伺いしたいのですが、現行ですよね、この条例改正。現行が平成19年11月1日から20年1月31日とこの現行があり、改正の3カ月、1点だけ、3カ月の根拠はどこにありますか。
副議長(潮田新正君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 私なりに精査をさせていただきました。
 一応、これから分限処分を行うに当たり、私が3カ月、その他減給については1カ月程度が適当なのかなというふうな判断もございます。まだ決定ではございませんが、そういうものを根拠とした場合に、3カ月が私に課せられる罰なのかなというふうに解釈をし、それに同じ期間を副市長にも与えるということで、今回判断をさせていただきました。
副議長(潮田新正君) 5番、小高君。
5番(小高友徳君) ちなみに、この3カ月現行のときの11月1日から1月31日という、この3カ月、現行のときというのはもともとどういう基準で、では実際このときに何かあったのか、多分前回あって改定していると思うのですね。そのときの何らか改定の理由があったと思う、そのときの案件はどういった内容だったかちょっとお聞きしたい。
副議長(潮田新正君) 飯嶌市長公室長。
市長公室長(飯嶌洋一君) この、今、小高議員からのご質問の平成19年当時の減給処分といいますのは、これは職員の飲酒運転で事故を起こしたというようなことでございます。本人は、その後退職等しております。
          〔「停職」の声あり〕
市長公室長(飯嶌洋一君) あと、停職をしておりまして、処分的には停職と、現在はもう退職をしておる職員でございます。
副議長(潮田新正君) 5番。
5番(小高友徳君) わかりました。
 記憶不足でしたので、ちょっと確認したのですが、先ほど市長のほうから根拠は3カ月が妥当だと。といいますと、この平成19年のときの職員の方が飲酒運転をしたと。それに対してこういう処分を課したと。今回もその刑、重さ、これはちょっとわからないのですが、これと同じ重さだと思っていいのでしょうか。最後、それだけ。今回のことです、補正に関して。
副議長(潮田新正君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 正確に思い出しませんが、そのときも多分飲酒運転で停職期間1カ月を与えたというふうに思っております。そういう面で、非常にあの当時大変悲惨な事故があって、職員には絶対に飲酒運転がないように厳重に注意をしておったわけでございますが、それにもかかわらず事件が起きてしまったということで、このときには私のみが減給という形の中で、私とその者を処分をさせていただきました。
 以上でございます。
副議長(潮田新正君) 小高君の質問、終わりました。
 そのほかに。
 8番。
8番(増田 豊君) 今回、市長、副市長が減給10%3カ月というようなことで提案されたのですが、前回補正のとき私反対しました。今まで述べた意見、みんなわかります、どんな思いか。
 それで、そこに大切なのは、さっきだれかが市民に対する説明というふうなことを……相田さんか、言いましたけれども、市民がどう受けとめるかが一番大切なことであろうと思います。よって、市長、全員協議会のときにはみずからの過ちが、非を認めて、みずから罰を加えるのだ、それが始まりだという説明があったものですから、私はとりあえずきょうは賛成しようと思っているのですが、世間の反応を見てみずからの処分にさらに加えるような状況の変化があるかもしれないと思っていますか、それとも、その他の職員に対しての処分も変わり得る可能性があるのでしょうか、その点についてを伺います。
副議長(潮田新正君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 現時点では最善の方法であるというふうに認識して、議会のほうに提案をさせていただきました。
副議長(潮田新正君) 8番、増田君。
8番(増田 豊君) いや、私が言ったのは、世間の、市民の方の反応を見て、今は最善であっても将来変わる可能性があるのでしょうかということで聞いたものですから、よろしくお願いします。
副議長(潮田新正君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 現時点では、その判断が正しいのかどうかというのは、今私自身はかりかねるというふうな心境でございます。
副議長(潮田新正君) そのほかに。
          〔「質疑なし」の声あり〕
副議長(潮田新正君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論はありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
副議長(潮田新正君) 討論なしと認めます。
 それでは、これから採決を行います。
 この表決は起立によって行います。
 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立多数〕
副議長(潮田新正君) 起立多数。
 よって、本件は可決されました。

    議案第29号の上程、説明、質疑、討論、採決
副議長(潮田新正君) 続いて、追加日程第2、議案第29号 控訴の提起についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 飯嶌市長公室長。
          〔市長公室長(飯嶌洋一君)登壇〕
市長公室長(飯嶌洋一君) 議案第29号 控訴の提起についてご説明を申し上げます。
 本市は、平成19年(行ウ)第14号 市長公用車使用損害賠償住民代位請求事件について、次のとおり東京高等裁判所に対し、控訴を提起する。
  平成22年3月12日提出
                                桜川市長 中 田   裕
 1 控訴の相手方(被控訴人)
   桜川市羽田124番地
    田 中 市 造 外5名
 2 控訴の趣旨
   原判決を取り消し、原告の請求を棄却し、並びに第一審、第二審の訴訟費用は、被控訴人の負  担とする旨の判決を求める。
 3 訴訟遂行の方針
   弁護士 大和田一雄・弁護士 谷田部亘氏を訴訟代理人に選任し、訴訟を遂行する。
 理由
  (1)平成19年(行ウ)第14号 市長公用車使用損害賠償住民代位請求事件に係る第一審判決に対し、控訴を提起しようとするものでございます。
  (2)原告 田中市造外5名 被告 桜川市長 中田裕間の水戸地方裁判所平成19年(行ウ)第14号事件につき、平成22年3月2日に言い渡された判決に対し、不服があるので、次のとおり東京高等裁判所へ控訴を提起するため、地方自治法(昭和22年法律第67号)第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
 よろしくお願いいたします。
副議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
副議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
副議長(潮田新正君) 討論なしと認めます。
 それでは、採決を行います。
 この表決は起立によって行います。
 本件を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立多数〕
副議長(潮田新正君) 起立多数。
 よって、本件は可決されました。

    散会の宣告
副議長(潮田新正君) 以上で本日の日程は終了しました。
 本日はこれにて散会いたします。
 なお、13日、14日については議案調査のため休会といたします。15、16、17日は常任委員会を行います。18日の本会議は午後3時から開きます。
 大変ご苦労さまでございました。
          散 会  (午後 3時49分)