平成21年第4回桜川市議会定例会議事日程(第1号)

平成21年第4回桜川市議会定例会議事日程(第1号)                        平成21年12月7日(月)午前10時開会 日程第 1 会議録署名議員の指名                              日程第 2 会期の決定                                   日程第 3 諸般の報告                                   日程第 4 執行部あいさつ                                 日程第 5 議長報告第1号の委員会付託                           日程第 6 桜川市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について                日程第 7 議案第74号 監査委員の選任について                      日程第 8 議案第75号 公平委員会委員の選任について                   日程第 9 一般質問                                   
出席議員(22名)   1番   大  塚  健  次  君     2番   市  村     香  君   3番   風  野  和  視  君     4番   岩  見  正  純  君   5番   小  高  友  徳  君     6番   中  川  泰  幸  君   7番   皆  川  光  吉  君     8番   増  田     豊  君   9番   潮  田  新  正  君    10番   相  田  一  良  君  11番   古  川  静  子  君    13番   高  田  重  雄  君  14番   小  林  正  紀  君    15番   増  田  俊  夫  君  17番   川 那 子  秀  雄  君    18番   萩  原     實  君  20番   橋  本  位 知 朗  君    21番   仙  波  信  綱  君  22番   増  田     昇  君    24番   上  野  征  一  君  25番   林     悦  子  君    26番   菊  池  節  子  君
欠席議員(4名)  12番   大  塚  秀  喜  君    16番   鈴  木  好  史  君  19番   横  田     衛  君    23番   塚  本     明  君
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名    市     長  中 田   裕 君    副  市  長  山 田 耕 一 君    教  育  長  石 川   稔 君    市 長 公 室 長  飯 嶌 洋 一 君    総 務 部 長  山 中 政 雄 君    市 民 生活部長  永 瀬   昇 君    保 健 福祉部長  麻 尾   優 君    経 済 部 長  横 田   一 君    建 設 部 長  小田部 喜 英 君    上 下 水道部長  告   清 嗣 君    会 計 管 理 者  若 林 鉄 郎 君    学 校 教育課長  上 野 幸 一 君
職務のため出席した者の職氏名    議 会 事務局長  笠 倉   貞 君    議会事務局書記  小 嶌   弘 君    議会事務局書記  斎 藤 修 一 君    議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
          開 会  (午前10時00分)
    開会の宣告
議長(増田 昇君) おはようございます。
 本日の出席議員は22名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立いたしますので、ただいまより平成21年第4回桜川市議会定例会を開会いたします。
 地方自治法第121条の規定により、説明のため議長からの出席要求による出席者及び事務局職員は、配付した資料のとおりです。

    開議の宣告
議長(増田 昇君) これから本日の会議を開きます。

    会議録署名議員の指名
議長(増田 昇君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 今定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により議長より指名いたします。
   13番 高 田 重 雄 君
   14番 小 林 正 紀 君
   15番 増 田 俊 夫 君
 以上3名を会議録署名議員に指名いたします。

    会期の決定
議長(増田 昇君) 続いて、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 議会運営副委員長より、本定例会の会期日程等議会の運営に関する事項について、議会運営委員会の協議の結果を報告願います。
 議会運営副委員長、高田重雄君。
          〔議会運営副委員長(高田重雄君)登壇〕
議会運営副委員長(高田重雄君) 本日、鈴木議会運営委員長が欠席のため、私が会議結果の報告を行います。
 議会運営委員会の会議結果を報告いたします。円滑な議会運営を図るべく、12月2日午前10時から、議長の出席を得て開催し、審議した結果、次のとおり決定いたしました。
 会期は、本日から10日までの4日間といたします。本日は、一部事務組合等の報告、請願の委員会付託、桜川市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙、監査委員の選任、公平委員会委員の選任を行い、その後一般質問を行います。なお、桜川市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙については、指名推選で行います。8日は、初日に引き続き一般質問を行います。9日は、議案調査のため休会といたします。10日は、議案第76号から議案第82号まで7議案を審議、採決し、その後、議長報告に対する委員長報告を行います。
 以上で報告を終わります。
議長(増田 昇君) お諮りいたします。
 本定例会の会期日程等は、議会運営副委員長の報告のとおりとしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、会期は議会運営副委員長の報告のとおり決定いたしました。

    諸般の報告
議長(増田 昇君) 続いて、日程第3、諸般の報告を行います。
 閉会中に開催した一部事務組合議会について報告を願います。
 最初に、県西総合病院組合議会議員、川那子秀雄君。
          〔17番(川那子秀雄君)登壇〕
17番(川那子秀雄君) 平成21年第5回県西総合病院組合議会臨時会報告書。
 平成21年第5回県西総合病院組合議会臨時会は、平成21年11月25日午前10時から桜川市議会議場で開催されました。
 会議の結果についてご報告いたします。議案については、次の2議案でありました。議案第1号 県西総合病院組合職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、議案第2号 平成21年度県西総合病院組合事業会計補正予算(第1号)について。
 最初に、議案第1号 県西総合病院組合職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例についてが上程されました。改正の概要につきましては、人事院勧告に基づく改正であり、行政職給料表、医療職給料表二(技術職)、医療職給料表三(看護職)、福祉職給与表の改定を行い、平均0.2%の引き下げ改定であり、医療職給料表一(医師職)は据え置きとなりました。
 まず、期末手当の改正では、12月に支給する一般職員の期末手当の額においては、「100分の160」を「100分の150」にいたします。また、特定幹部職員につきましては、「100分の140」を「100分の125」とする改正であります。また、勤勉手当の改正ですが、勤勉手当の額を一般職員「100分の75」を「100分の70」とし、特定幹部職員につきましては、「100分の95」を「100分の90」とするものであります。この改正により、6月期の期末勤勉手当の支給割合は2.15月分から0.20月分が引き下げられ1.95月分の支給となり、12月期の支給月額は2.35月分から0.15月分引き下げられ2.2月分の支給となります。現給保障についても、給料表の改定率に準じて当該給料月額に100分の99.76を乗じて得た額とし、同じく引き下げとなります。
 また、住居手当の改正につきましては、職員所有の新築または購入後5年間以内の住宅に対し、月額2,500円を支給する住居手当は廃止され、時間外勤務手当の支給割合の引き上げ等については、月60時間を超える時間外勤務に係る手当の支給割合を「100分の125」から「100分の150」に引き上げられ、引き上げ後の支給割合と本来の支給割合との差額100分の25の支給にかえて時間外勤務代休時間を指定することができる制度が新設されました。
 給料の減額改定の対象となった職員につきましては、平成21年12月に支給する期末手当に関する特例措置として、本則の額(一般職員1.5月、特定職員1.25月)から、4月から11月までに受けた給料、扶養手当、住居手当、期末勤勉手当に100分の0.24を乗じて得た額を減額した額とすることになりました。
 次に、議案第2号 平成21年度県西総合病院組合事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、収益的収入及び支出については、補正予定額は収入支出ともに3,346万円となりました。
 収入については、国の方針によるベッド1床当たり普通交付税の増額分及び平成3年度以降の病院事業債に係る元利償還金の増額等により補正するものであり、当初予算では48万2,000円が改定により59万4,000円となり、1床当たり11万2,000円の増額になり、許可病床299床分の3,348万8,000円に、平成18年度借り入れ縁故債の利率が下がったため減額となった分を差し引いて計上されたものです。
 また、支出については、医業費用として、最近新型インフルエンザの感染拡大に対応するための材料費(薬品・診療材料等)3,351万7,000円が計上され、医業外費用については、利率変動型の縁故債の利率が下がったための利息5万7,000円減額分が補正されました。
 次に、資本的収入及び支出につきましては、収入支出ともに202万円でありました。収入の他会計出資金については、縁故債の利率が下がったことにより元金支出が増額したために2万円が増額補正され、寄付金200万円については、これを活用し支出の建設改良費において輸液ポンプ購入をいたします。
 次に、企業債償還金については、利率変動型の縁故債金利が下がったため、2万円の増額補正がなされました。
 また、他会計からの補助金ですが、企業債償還負担金1億1,943万6,000円を1億1,939万9,000円に、小児医療負担金1億1,558万2,000円を1億4,909万9,000円に改める補正でありました。
 以上、上程された案件は原案どおり可決され、閉会したことをご報告いたします。
 以上です。
議長(増田 昇君) 続いて、筑西広域市町村圏事務組合議会議員、皆川光吉君。
          〔7番(皆川光吉君)登壇〕
7番(皆川光吉君) おはようございます。筑西広域市町村圏事務組合議会第2回定例会の報告をいたします。
 平成21年度筑西広域市町村圏事務組合議会第2回定例会は、去る10月28日筑西市議会議事堂において開催されました。定例会は午前10時より開かれ、議案2件、認定1件が提出されました。その結果について順次報告いたします。
 議案第14号 財産の取得については、平成5年に購入した防火衣一式が15年経過し、老朽化が著しく、隊員の安全が保てない状況であり、安全性の向上と円滑な現場活動を行うため、上下式防火衣、ヘルメット、ベルト、ゴム長靴一式を203組、3,254万7,900円で購入し更新するものです。
 議案第15号 平成21年度筑西広域市町村圏事務組合一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,318万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ61億4,938万5,000円とするものです。これは、平成21年4月1日から桜川市の真壁地区と筑西市の協和地区のし尿搬入区域の入れかえに伴い、平成20年度決算のし尿処理施設歳入歳出差引額を清算し、構成3市に返還するものです。
 続きまして、認定第1号 平成20年度筑西広域市町村圏事務組合一般会計及び特別会計決算の認定でありますが、一般会計歳入総額61億6,364万4,273円に対し、歳出総額58億7,762万222円で、不用額2億8,602万4,051円となっております。
 各事業の主な内容についてご報告いたします。
 筑西遊湯館費では、利用者の増加を図るため、施設の知名度アップを目指したPR活動や、圏域住民が安全かつ快適に利用できるよう施設の維持管理に努めました。
 土木費では、県西総合公園のさらなる利用促進を図るため、新たにターゲットバードゴルフ場を整備し、供用を開始しました。
 清掃費では、溶融スラグの活用を関係機関に働きかけ、1,780トンをアスファルト合材に利用し、最終処分費を大幅に軽減しました。また、埋め立て廃棄物の撤去及び処分を20年度も引き続き実施し、1,937立方メートルを処分いたしました。
 また、消防費では、アスベスト対策事業として、筑西消防署明野分署及び結城消防署南出張所のアスベスト除去及び改修工事を実施いたしました。
 続きまして、特別会計についてご報告いたします。
 初めに、筑西ふるさと市町村圏特別会計でございますが、歳入総額1,575万6,527円で、歳出総額864万5,458円となり、歳入歳出差引額は711万1,069円となっております。
 事業の内容については、圏域のPRのための広報誌の発行やイベント事業を展開し、圏域の魅力の創出に取り組みました。また、圏域のさらなる結束と一体感の醸成を図るため、第10回記念の筑西広域イベント「やっぺい」を開催し、約3万人の来場者がありました。
 次に、老人福祉事業特別会計については、歳入総額1億2,911万969円で、歳出総額1億1,749万5,288円となり、歳入歳出差引額は1,161万5,681円となっております。接客サービスの向上や衛生管理に努めるとともに、施設利用者に快適なサービスを提供し、顧客の確保を図るため、ダイレクトメールなどPR活動を展開しました。
 以上、議案第14号及び議案第15号は原案のとおり可決され、認定第1号につきましても報告のとおり認定されました。
 これで筑西広域市町村圏事務組合議会第2回定例会の報告を終わります。
議長(増田 昇君) 次に、例月出納検査の結果について報告を願います。
 議会選出監査委員、小林正紀君。
          〔14番(小林正紀君)登壇〕
14番(小林正紀君) 例月出納検査結果報告書。
 今回は、桜川市一般会計及び特別会計並びに水道事業会計について、8月、9月、10月、11月に実施した分について報告いたします。
 平成21年度桜川市一般会計及び特別会計並びに水道事業会計の例月出納検査は、8月24日、9月25日、10月26日、11月25日に桜川市役所会議室において実施いたしました。
 検査は、会計管理者、上下水道部長から現金保管の状況を知る上に必要な書類を提出させ、別に関係帳簿及び証拠書類の提出を求め実施いたしました。現金出納の状況については、関係調書と現金出納簿が符合しており、計数上の誤りも認められませんでした。また、現金保管の状況についても、現金出納簿に記載されている残高と符合しており、保管も適正でありました。
 それでは、平成21年度各会計における10月31日現在の歳入歳出の状況について報告いたします。
 一般会計は、予算現額173億7,124万6,000円に対し、収入済額86億2,867万3,694円で、執行率49.7%、支出済額77億3,372万8,585円で、執行率44.5%でありました。
 歳入の主なものといたしましては、市税、地方交付税、国庫支出金、繰越金で77億1,075万2,724円となり、収入済額の89.4%を占めております。歳出につきましては、各科目とも適正に執行されておりました。
 次に、国民健康保険特別会計は、予算現額56億9,199万6,000円に対し、収入済額26億8,662万3,222円で、執行率47.2%、支出済額29億4,294万6,551円で、執行率51.7%でありました。
 歳入の主なものといたしましては、国民健康保険税、国庫支出金、前期高齢者交付金、共同事業交付金、繰越金で26億35万3,541円となり、収入済額の96.8%を占めております。歳出につきましては、保険給付費、後期高齢者支援金及び共同事業拠出金が主なものであります。
 次に、老人保健特別会計は、予算現額1,872万円に対し、収入済額2,763万5,591円で、執行率147.6%、支出済額972万7,450円で、執行率52.0%でありました。
 歳入の主なものといたしましては、繰越金で2,322万3,519円となり、収入済額の84.0%を占めております。歳出につきましては、諸支出金が主なものであります。
 次に、農業集落排水事業特別会計は、予算現額4億3,186万9,000円に対し、収入済額7,019万5,179円で、執行率16.3%、支出済額1億7,714万2,844円で、執行率41.0%でありました。
 歳入の主なものといたしましては、使用料及び手数料、繰越金で6,230万29円となり、収入済額の88.8%を占めております。歳出につきましては、農業集落排水事業費、市設置型浄化槽整備事業費及び公債費であります。
 次に、公共下水道事業特別会計は、予算現額9億5,564万8,000円に対し、収入済額7,448万5,330円で、執行率7.8%、支出済額3億1,833万7,589円で、執行率33.3%でありました。
 歳入の主なものといたしましては、分担金及び負担金、使用料及び手数料で6,426万5,280円となり、収入済額の86.3%を占めております。歳出につきましては、下水道事業費、公債費であります。
 次に、介護保険特別会計は、予算現額30億5,241万7,000円に対し、収入済額14億7,324万5,799円で、執行率48.3%、支出済額15億785万9,635円で、執行率49.4%でありました。
 歳入の主なものといたしましては、保険料、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金で12億9,980万6,970円となり、収入済額の88.2%を占めております。歳出につきましては、保険給付費が主なものであります。
 次に、介護サービス事業特別会計は、予算現額1,081万3,000円に対し、収入済額401万8,745円で、執行率37.2%、支出済額256万6,708円で、執行率23.7%でありました。
 歳入につきましては、サービス収入、繰越金で、歳入済額の100%を占めております。歳出につきましては、サービス事業費であります。
 次に、後期高齢者医療特別会計は、予算現額3億8,750万6,000円に対して、収入済額1億2,700万4,287円で、執行率32.8%、支出済額1億2,265万8,750円で、執行率31.7%でありました。
 歳入の主なものといたしましては、後期高齢者医療保険料1億1,703万4,300円で、収入済額の92.1%を占めております。歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金が主なものであります。
 次に、水道事業会計の収益的収支でありますが、収入につきましては、予算現額10億795万3,000円に対し、収入済額5億3,254万26円であります。支出につきましては、予算現額10億8,448万7,000円に対し、支出済額3億8,559万2,743円でありました。
 収入の主なものといたしましては、水道料金であります。支出につきましては、受水費が主なものであります。
 以上が例月出納検査結果でございます。終わり。

    執行部あいさつ
議長(増田 昇君) ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) おはようございます。本日、平成21年第4回桜川市議会定例会を開会するに当たり、提出議案の概要説明を兼ねてごあいさつを申し上げます。
 議員各位におかれましては、公私とも何かとご多用中のところご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 大きな夢と希望を持って桜川市がスタートして4年目を迎え、この間議員各位を初め市民の皆様方のご指導、ご協力をいただきながら、私のテーマであります「あなたが主役のまちづくり」を基本理念として、顔の見える市政、市民の声を聞く市政を推進するとともに、和と信頼の行政に全力で市政運営に取り組んでまいりました。特に伝統と豊かな自然に恵まれた田園文化都市に向けて各施策の推進をしてまいりましたが、今後も市民の協働を図りながら、なお一層の推進と努力をしてまいる所存でございますので、よろしくお願いを申し上げます。
 さて、懸案事項でありました真壁地区の多目的複合施設建築工事につきましては、前回の議会臨時会においてご承認を賜り、厚く御礼を申し上げます。顧みますれば、長年の夢でもあり、長い道のりでありましたが、着工の運びとなりました。市民の皆様のためにも早期の完成を願うものでありますので、今後とも議員各位の皆様方のご協力をお願い申し上げる次第でございます。
 また、新型インフルエンザ対策についてでありますが、県の機関において県内全域に警報が発令し、県民に対して予防対策の徹底や適正な医療機関の受診などを呼びかけており、市といたしましては、新型インフルエンザワクチンの集団接種に踏み切る方針も固め、過日県西総合病院並びに地元医師会に協力依頼を仰ぎ、集団接種について緊急会議を開催したところ、医師会のご協力を得ることができ、早期の集団接種にこぎつけることができました。県内でトップを切って12月3日に県西総合病院において、岩瀬東部保育所と坂戸幼稚園の幼児に対しインフルエンザワクチンの接種を実施したところでございます。引き続き地元医師会の協力を得ながら、残る幼稚園、保育所、さらには小中学生の集団予防接種を実施していく所存でありますので、よろしくお願いを申し上げます。
 それでは、今回の定例会でご審議いただく案件についてご説明をさせていただきます。
 初めに、桜川市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙については、地方自治法第182条第1項及び第2項の規定により、委員4名及び補充員4名を選挙するものでございます。
 続きまして、議案第74号 監査委員の選任についてでありますが、監査委員の大関浩さん、桜川市西小塙在住でございますが、本年12月7日をもって任期満了となりますので、同氏を再任したく、議会の意見を求めるものでございます。
 議案第75号 公平委員会委員の選任についてでありますが、公平委員会委員の鈴木正教さんが本年12月7日をもって任期満了となりますので、新たに太田徹さん、桜川市大国玉在住を任命いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。
 続きまして、議案第76号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましては、別表中に「デジタルコンテンツ制作プロジェクトチーム委員」及び「歴史的風致維持向上推進協議会委員」を新たに加えるため、条例の一部を改正するものでございます。
 議案第77号 桜川市学童保育クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、別表中に「樺穂子育てクラブ」を新たに加えるため、条例の一部を改正するものでございます。
 議案第78号 桜川市介護保険条例の一部を改正する条例につきましては、市税などの延滞金の割合の改正に伴い、介護保険料延滞金についても同様に基準割合を合わせるもので、条例の一部を改正するものでございます。
 続きまして、議案第79号 平成21年度桜川市一般会計補正予算(第3号)につきましては、主なものは、総務費のうち情報管理費の委託料で電算システム運用管理委託料は、地域情報通信技術利活用交付金事業で、電算システム導入委託料へ振りかえするため、歳入歳出ともに増額及び減額するものであり、これに伴う工事が必要となり、工事請負費についてあわせて増額をするものでございます。
 衛生費のうち予防費でありますが、委託料の新型インフルエンザ予防接種費用軽減事業で、全額免除者及び単独助成対象者に対しまして軽減対策を図るため、歳入歳出ともに委託料を増額するものでございます。
 教育費のうち学校管理費の委託料は、岩瀬東西中学校太陽光発電施設設置工事実施計画委託料及び設置工事につきましては、環境対策の一環として、また省エネ問題などの対策を図るために、歳入歳出ともに増額をするものでございます。
 議案第80号 平成21年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、主なものは、保険給付費のうち退職被保険者等療養給付費は、退職者がふえたため退職被保険者等療養給付費保険者負担分を歳入歳出ともに増額するものでございます。
 諸支出金のうち償還金は、国庫支出金過年度分返還金の増額によるもので、歳入歳出ともに増額するものでございます。
 議案第81号 平成21年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、主なものは、保険給付費のうち居宅介護サービス給付費は、21年度の報酬改定により歳入歳出ともに増額をするものでございます。
 議案第82号 平成21年度桜川市水道事業会計補正予算(第1号)につきまして、主なものは、資本的収入及び支出のうち負担金は、公共下水道事業及び道路改良工事配水管布設がえ工事の受託につき、請負工事負担金を増額するものでございます。
 以上で本議会に提出いたしました議案の概要説明を終わりますが、後ほど担当部長より詳細なる説明をいたしますので、何とぞ慎重なるご審議の上、適切なるご議決を賜りますよう心からお願いを申し上げて、ごあいさつといたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。

    議長報告第1号の委員会付託
議長(増田 昇君) 続いて、日程第5、議長報告第1号 請願については、お手元に配付しました請願文書表のとおり、建設経済常任委員会に付託をいたします。

    桜川市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙
議長(増田 昇君) 続いて、日程第6、桜川市選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定いたしました。
 お諮りいたします。指名の方法については、議長が被推薦人を指名したいと思いますが、ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認め、議長より指名することに決定いたしました。
 選挙管理委員会委員には、若林正美君、成田三郎君、嶋田一郎君、高橋一雄君を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長が指名したとおり選挙管理委員会委員の当選者を決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認め、ただいま議長より指名いたしました若林正美君、成田三郎君、嶋田一郎君、高橋一雄君が選挙管理委員会委員に当選されました。
 次に、選挙管理委員会委員補充員については、第1順位、板屋越清美君、第2順位、泉孝子君、第3順位、高庭好一君、第4順位、市村多規君を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長が指名したとおり選挙管理委員会委員補充員の当選者と決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認め、ただいま議長より指名いたしました第1順位、板屋越清美君、第2順位、泉孝子君、第3順位、高庭好一君、第4順位、市村多規君が選挙管理委員会委員補充員に当選されました。
 ここで、ただいま当選されました桜川市選挙管理委員会委員及び補充員の名簿を配付いたします。
          〔名簿配付〕

    議案第74号の上程、説明、質疑、採決
議長(増田 昇君) 続いて、日程第7、議案第74号 監査委員の選任についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) それでは、議案第74号 監査委員の選任について提案のご説明をいたします。
 本市の監査委員のうち、識見の有する者のうちから選任する委員は1名で、任期は4年でございます。当委員であります大関浩氏の任期が12月7日をもって満了となりますので、同氏に再度監査委員をお願いいたしたく提案をさせていただく次第でございます。
 大関浩氏は、現在桜川市西小塙456番地にお住まいで、お生まれは昭和16年10月29日生まれでございます。昭和35年に県立下館第一高等学校を卒業され、以来岩瀬町役場に勤務をなされ、平成17年9月に岩瀬町収入役を退任されまして、平成17年12月8日から桜川市監査委員として現在活躍をしておいでの方でございます。どうぞよろしくご審議を賜り、ご同意くださるようお願い申し上げます。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認め、直ちに採決をいたします。
 この採決は起立によって行います。
 議案第74号 監査委員の選任についてを原案のとおり同意することに賛成の方は起立を願います。
          〔起立全員〕
議長(増田 昇君) 起立全員。
 したがって、議案第74号 監査委員の選任については同意することに決定されました。

    議案第75号の上程、説明、質疑、採決
議長(増田 昇君) 続いて、日程第8、議案第75号 公平委員会委員の選任についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) 議案第75号 公平委員会委員の選任について提案のご説明をいたします。
 本市の公平委員会委員の任期は4年でございます。現在公平委員であります鈴木正教氏が12月7日をもって任期満了となりますので、新たに太田徹氏に公平委員会委員をお願いしたく提案をさせていただく次第でございます。
 太田徹氏は、現在桜川市大国玉601番地にお住まいで、お生まれは昭和24年6月3日でございます。昭和43年に県立下館第一高等学校を卒業され、昭和47年3月に大東文化大学を卒業され、その後東京の大手町第一郵便局に勤務をなされ、以後幾つかの郵便局に勤務され、現在大国郵便局長として活躍されておる方でございます。よろしくご審議を賜り、ご同意くださるようお願い申し上げ、ご説明といたします。よろしくお願い申し上げます。
議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
 お諮りいたします。本案は討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認め、直ちに採決いたします。
 この採決は起立によって行います。
 議案第75号 公平委員会委員の選任についてを原案のとおり同意することに賛成の方は起立を願います。
          〔起立全員〕
議長(増田 昇君) 起立全員。
 したがって、議案第75号 公平委員会委員の選任については同意することに決定されました。
 ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前10時45分)

          再 開  (午前11時00分)
議長(増田 昇君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

    一般質問
議長(増田 昇君) 続いて、日程第9、一般質問を行います。
 一般質問については、今定例会においても一問一答方式を採用いたします。1回目は一括質問一括答弁方式として、2回目以後は要旨ごとに一問一答により行います。なお、質問時間は、答弁を含めて60分とします。初めの質問は対面席に登壇して行い、再質問は自席でお願いします。また、答弁も初めは登壇して行い、次回は自席でお願いいたします。
 通告順に質問を許します。
 11番、古川静子君。
          〔11番(古川静子君)登壇〕
11番(古川静子君) 通告に従いまして質問をいたします。今回はまちづくりをテーマに3点質問いたしますので、よろしくお願いします。
 今、全国的にも現在ある資源、風景、特産物を生かしたまちづくりを展開しているところであります。この桜川市にも住んでいる私たちには気づかなかったすばらしいものがもっとあるはず、こうした観点から3点について、市長、担当部長にお伺いします。
 初めに、真壁のひなまつりについてであります。旧真壁町は現在の国指定史跡真壁城を核に、約400年にわたり当時の町割りを現在に伝え残してきた歴史的な町並みが現存しております。この小さな町の中に多くの蔵や薬医門が残っていることは有識者の方たちも珍しいと評価しております。現在、文化庁登録の有形文化財は104棟、日本一とも言われております。これらを見に真壁に訪れる人たちが年々ふえておりますが、寒い時期に真壁を訪れた人たちを温かくもてなそうと地域住民が主体となって取り組んだのが真壁のひなまつりであります。今回7回目となるひなまつりもますますにぎやかに催され、楽しい行事となりました。間もなく訪れるひなまつり、地域の人たちは準備に余念がないというのが現状であります。
 ここでお伺いします。東京秋葉原を結ぶエクスプレスが開業し、ますます筑波山に来る観光客はふえているところでありますが、このエクスプレスを利用している人たちがひなまつり中に真壁まで足を延ばせる交通のアクセスについてなどにどう対応していくかお伺いします。また、北方面からの国鉄、国道50号線、高速道路を利用して来る人たちの交通の対応はどのようにするのかお伺いします。
 また、トイレなのですが、現在は市営駐車場、郵便局しかありません。トイレが足らない、このような声が聞かれるのですが、市ではトイレの対応をどのように考えているのか。
 また、桜川筑西インターチェンジ付近に地元の農産物、特産物を並べた物産店、いわゆる道の駅等のものをつくるのかどうか、お伺いいたします。
 次に、真壁地域の町並みを生かしたまちづくりについてであります。現在、歴史と文化を残す真壁町の市街地が一躍脚光を浴びておりますが、もちろん地域住民のまちづくりに徹した団体が幾つかあり、長年にわたり住民主体のまちおこしを熱い思いで取り組んできた人たちと有識者の参加のたまものと認識しております。そして、来年度には国の重要伝統的建造物群保存地域に選定される予定となっておりますが、これは県内で初めてとなり、千葉県の佐原、埼玉県の川越等に続くものであります。重伝建地域に指定が決定すれば、現在とは一変します。まず観光客は全国から来るでしょう。こうした場合、現在のままの対応では混乱を来す、そのことを考えたとき、いろんな角度から来た人たちにもう一度訪れたい、そのような皆さんの観点から市としましてのお考えを聞きたいのですけれども、町なかにきれいな水が流れ、魚が泳ぐ、このような光景は子供から大人たちまでだれもがいやされるものではないでしょうか。かつては町なかに水路があり、澄んだ水が流れていたと聞いておりますが、町なかに水路の再生ができるかどうかお伺いします。また、こうした事業でまちづくりに成功した先進地はどこか、あるかどうかお伺いいたします。
 次に、観光ボランティア等をしておりますと、さまざまなお客さんの要望を耳にする機会があります。その中で、町なかを散策して疲れたときの休むところが欲しいとの声が多く聞かれます。そこで、現在町なかに市営の休憩所は幾つあるのか、これで満足しているのか、この問題を市はどのように対応していくのかお伺いします。
 次に、3点としまして、3町村に連なる八溝山系または田園風景を生かしたまちづくりについてお伺いします。私は、11月21日シトラスで行われましたまちづくりの講演に参加しました。そこにはまちづくりに関心がある人、頑張っている人たち、大勢の人の中に中田市長、山田副市長も参加し、あいさつもお伺いしました。少し内容を紹介させていただきます。テーマは、「しずむ夕日が立ちどまる町」ということですが、愛媛県の名もない、知られない小さな双海町、美しい夕日だけでまちおこしに成功した事例を紹介したものでした。若松さんは町役場に勤務中、公民館活動を通して社会教育に打ち込んでいました。その取り組みがNHKで放送されるのですが、その際に取材に来たディレクターが双海町の夕日を見て、こんな夕日初めてと感慨深げに語る、何げなく眺めていた自分のふるさとの夕日の美しさの価値を外部の人に気づかされたものです。夕日の美しい町はたくさんあると思いますが、その夕日を資源ととらえた例はほとんどありません。若松さんは夕日の美しさだけを売りにするだけではなく、夕日を生かしたさまざまな事業を行い、地元の人たちが誇りに思う「夕日の町」をつくり上げました。若松さんは、この町が好き、この町をよくしたい、この町のためにやるという熱意とアイデアさえあればどこでも可能性があると言います。現在、この双海町には年間55万人の観光客が訪れていると伺いました。
 このような事例から、この桜川市に旧3町村に及ぶ八溝山系の山脈、それに広がる美しい田園風景を生かしたまちづくり、桜川ではどのように考えているか、市のお考えをお伺いいたします。
 3点、市長、担当部長にお伺いします。
議長(増田 昇君) 古川静子君の質問に対する答弁を願います。
 横田経済部長。
          〔経済部長(横田 一君)登壇〕
経済部長(横田 一君) 古川議員さんのご質問にお答えをいたします。
 真壁のひなまつりにつきましては、議員もご承知のように、平成15年に地域の皆様が寒い中真壁を訪れる方々を温かい心でもてなそうとの思いから開催されておりまして、回を重ねるごとに家々のひな飾りも増加し、観光客もこれに比例し増大いたしております。そして、このような成果が認められ、平成20年には日本観光協会の優秀観光地づくり賞金賞を受賞し、茨城県の春のお祭りとして立派に定着をいたしております。この経緯からして真壁のひなまつりはまさに住民皆様の発想と主体によるものであります。このため、行政ではひなまつり支援会、商工会、観光協会等と連携を図りながら、側面あるいは後方からの支援をいたしているところでございます。具体的には、観光客誘致のパンフレット、ポスターの制作、配布、駐車場の確保整備、交通誘導等を行っております。これらにつきましては、今後も積極的に支援を行ってまいりたいと考えております。
 TXを利用した東京方面からのお客様の対応でございますが、平成20年から茨城県の協力をいただきまして、つくば市と共同してつくば駅から臨時バスを運行いたしております。利用者の増大によりまして来年開催時には関鉄観光株式会社が独自に運行することとなっておりますので、この動線につきましては交通機関が確保されたと思っております。
 また、北関東自動車道を利用して来訪される方々の動線につきましては、桜川筑西インターチェンジをおりましてから国道50号線、県道つくば益子線を経由してお越しをいただいております。このため、この道路の交差点には矢印で方向を示す案内看板を設置いたしております。あわせて、ロードパーク内にも案内図を置くなどして、初めてご来訪いただく方々にもスムーズにおいでいただけるよう努めております。
 次に、トイレでございますが、トイレにつきましては、真壁中央公民館が建てかえ中のため不足が予想されます。したがいまして、これを解消すべく仮設トイレを設置することといたしており、現在設置場所を検討しているところでございます。それから、休憩所関係でございますが、休憩所は旧郵便局、仲町休憩所、それから高上町駐車場でございます。今後これらの整備につきましては、他の自治体などを参考にしながら検討をしてまいりたいと考えております。
 以上申し上げましたような支援形態で、引き続き地域住民皆様を先頭に、まさに和の風にふさわしい真壁のひなまつりが開催できるよう努力を重ねてまいりたいと考えております。
 以上です。
議長(増田 昇君) 続いて、飯嶌市長公室長。
          〔市長公室長(飯嶌洋一君)登壇〕
市長公室長(飯嶌洋一君) 古川議員さんの桜川筑西インター周辺に物産店、いわゆる道の駅などを設置できないかというご質問にお答えを申し上げます。
 市におきましても、桜川筑西インター開通に合わせまして地場産品等の直売所の設置を検討し、ロードパークやその周辺などの利活用について関係機関と協議をしてまいったところでございます。そのような中、ロードパークは将来高速道路のインターとして利用する道路敷であるため、固定した建物や構造物などを建設することはできない状況にございます。したがいまして、道の駅などの公共施設を建設することは難しい状況にございます。また、ロードパーク周辺についても調査をしてまいりましたが、都市計画法等により非常に難しい状況にあると考えております。しかし、現在ロードパークの管理や施設につきましては、国土交通省と覚書を取り交わし、地場産品である農産物や石材製品を直売する軽トラ市などを開催し、にぎわいを創出しているところでございます。今後ともこのような催し物を開催し、地場産品などのPRに努めながら、市内の観光誘致や真壁のひなまつりなどへの誘致を考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(増田 昇君) 続いて、上野学校教育課長。
          〔学校教育課長(上野幸一君)登壇〕
学校教育課長(上野幸一君) 古川議員さんの水路を利用した先進地事例というご質問にお答えをいたします。
 水路や堀を利用した伝統的建造物群保存地区については、議員さんがご指摘にありました佐原市、また福島県の大内宿や長野県の海野宿、滋賀県の近江八幡市等がございます。しかし、これらの地区はいずれも新たな水路をつくった地区ではなく、既にあった堀や水路を活用している地区であり、新たに設置したものはないと聞いております。
 先進地については以上でございます。
議長(増田 昇君) 続いて、小田部建設部長。
          〔建設部長(小田部喜英君)登壇〕
建設部長(小田部喜英君) 古川議員さんの質問にお答えいたします。
 まず、JR岩瀬駅からのバスの運行についての計画でありますが、当市では本年3月11日に国の歴史的風致維持向上計画に基づき申請した都市環境改善支援事業が採択、認定になっております。この事業として真壁のひなまつり期間中に岩瀬駅と旧真壁駅とをつなぐ観光客の足として循環バスの運行を計画するものであります。期間にいたしましてはひなまつり期間中で、一応日にちでありますが、10日間を予定しております。2月7日の日曜日、13日の土曜日、2月14日の日曜日、20日の土曜日、それから2月21日の日曜日、2月27日の土曜日、それと28日から3月1日、2日、3日の最後のひなまつりの終わりの期間まで、延べ10日間を予定をしております。一応初めての試みでありますので、関係機関とも連携をしてPRに努めていきたいということで、この事業につきましては、予定では平成22年度来年度も実施してみたいということで計画をいたしております。
 それから、水路の再生ということでありますが、先ほど教育委員会のほうからほかの事例については答弁ありましたので、それについては差し控えさせてもらいますが、真壁にもこのような水のある風景が存在したらすばらしいこととは私も思っております。しかし、残念ながら道路幅員が平均で約5メートルと狭く、掘り割りを設けるなどとすると、歩行者の安全はもとより車両の通行にも支障を来すことになりますので、実現は不可能と思われます。
 以上です。
議長(増田 昇君) 続いて、中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) 古川議員の3町村に連なる八溝山系また田園風景を生かしたまちづくりについてお答えをさせていただきたいと思います。
 古川議員ご指摘のように、桜川市は市全体の約4割を森林が占めており、上野沼、大池、つくし湖等の湖沼が点在し、水と緑あふれる豊かな自然と桜川沿いに形成された美しい田園風景にも大変恵まれておるところでございます。これらの資源を生かした観光とまちづくりは今後十分に検討の価値があることだと思っております。議員がお考えのようなまちづくりを進めるには、桜川市でしか味わえないものを生かしたまちづくりを市民みずからが考え、つくることが最も大切なものと思われます。市としましては、まず市民にこれら地域資源のすばらしさを再認識してもらうための取り組みを実施し、景観や自然環境に対する関心を高めていけばと思っております。その一環として、議員にもご協力をいただき平成18年度から取り組んでおります景観まちづくり委員会の活動や、現在作業を進めております桜川市まちづくり指針において市民協働のまちづくりを検討し、桜川市民みんなで魅力あるまちづくりができないかと考えておるところでございます。今後ともこのような取り組みを通して行政と市民が一体となった地域資源や自然を生かしたまちづくりが展開できればよいのではないかと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(増田 昇君) 再質問があれば、質問願います。
 11番。
11番(古川静子君) 町の中を歩くときに休憩所が足らないというお話を聞きまして、公的な場所は、現在あるところしかないということで、観光客の方は本当にもっと欲しいという要望が聞かれますが、その点何かいい案ございましたらお聞きいたします。
議長(増田 昇君) 横田経済部長。
経済部長(横田 一君) 休憩所につきましては、公的なもの等は先ほど申し上げました3カ所で、足らないのかなというような感じは持ってございます。したがいまして、今後、先ほどもお話ししましたけれども、民間の方の土地を利用したというような議員のお話もございますので、これらにつきましても同じ答えになりますが、先進事例など参考にしながら検討していきたいと思っています。
議長(増田 昇君) 11番、質問ありますか。
11番(古川静子君) 最後です。質問はないですけれども、ほかにない、桜川市の資源を生かしたオンリーワンのまちづくり、行政としても一生懸命取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 以上です。
議長(増田 昇君) 続行します。
 続いて、1番、大塚健次君。
          〔1番(大塚健次君)登壇〕
1番(大塚健次君) 大塚健次でございます。ことし当選しまして初めての登壇であります。今から5項目について質問をいたします。中田市長がスローガンで掲げておる「あなたが主役のまちづくり」、きょうは傍聴席にその主役の方が大勢来ておりますので、回答を明確に、わかりやすい答弁をお願いして質問に入ります。
 1番目、通学路の道路整備についてでありますけれども、市道岩瀬二宮線、特に西飯岡から本郷間、この道路は、朝50号線が込むためにこの道路に流れてくるのですね、通勤車両が。それで、ちょうど通学の子供たち、小学生、中学生、高校生の自転車、これが行き交うような形になるわけであります。そこで、見ていますと、数センチぐらいで交差して通過している状態があります。前にも接触事故等も、軽い事故等も起きております。これから桜川市を担っていく子供たちに安全な、そして安心できる道路づくり、市としてどのように考えているか、伺っていきたいと思います。
 この道路は歴代の区長が何回も陳情しているということを聞きました。しかし、いまだかつて道路整備はなされていません。市としても、このように道路の格差ということが起きておりますので、また周辺住民、地域の人たちの強い要望でありますので、まず市として今後この道路の整備をどのように考えているか、わかりやすく回答をお願いしたいと思います。
 次に、高齢者の安全対策でありますが、不幸にも先日この市内において火災による焼死者が出てしまいました。今少子高齢化で、この市内においてもひとり暮らしのお年寄り、またご夫婦の家庭がふえてくると思います。そこで、このような不幸なことが二度と起こらないように、火災報知機の設置、これをぜひつけていただきたい。無料でつけていただきたい。財政が厳しいことはわかっておりますけれども、やはり行政は住民の生命、財産、これを守る義務があると思うのです。そういう意味で、お年寄りのそういう家庭に無料で設置、できれば生活保護の家庭、また母子家庭にもそうした温かい手を伸べていくべきではないかと考えますが、市としての考えを明確に伺いたいと思います。
 3番目の桜川市民の日制定についてでありますが、皆さんご承知のように、11月13日は茨城県民の日であります。この日は県内の小中学校、公立学校は休み、そしてそうした施設は無料また半額になっていると思うのです。この桜川市も2005年、平成17年の10月1日に合併したわけであります。そういう観点から、真壁、大和、岩瀬、この市民が一体となれるように、桜川市民の日というのを設けて、この日を市民の健康、そして繁栄、そして桜川市がますます発展するよう、市民一体となる、そういう意識をつくるためにもぜひ桜川市民の日を制定すべきだと思うが、市としての考えを伺いたいと思います。
 4番目、景気対策について伺いたいと思います。今デフレーションとか円高、株価、今は株価ちょっと上がっていますけれども、そういうことでこれからの景気の低迷が懸念されるわけであります。そういう中で、桜川市として企業の誘致どのように今進んでいるか。景気が悪いといってもやはり景気がいい会社もあるわけでありますから、そういう会社の誘致を今どのように進めているか、そしてやはり地域の活性化、地域再生、それを市としてどのように今行っているか、そういうことを伺いたいと思います。
 景気対策は雇用対策と言われるように、雇用の創出、市として雇用の創出をどのように今考えているか。例えば、先ほど古川議員が言いましたように、ロードパーク、きょうの新聞、朝の茨城新聞に載っていましたけれども、軽トラ市ですか、ああいうのは本当にいいと思います。あれを伸ばして、やはりあの周辺に、難しいとさっき言いましたけれども、そういう直売所みたいなものをつくって、そして桜川市の農産物とか石材品、そういうのを常時売るようにすれば桜川市のPRにもなるし、いいと思うのです。また、一つの案ですけれども、温泉みたいのを掘って、そして桜川温泉というふうにすれば、桜川市のPRになるし、交通もインターがありますし、いいと思うのです。そうすると、やっぱり雇用の創出にもつながりますし、そういうふうに前向きでひとつ考えていただきたいと思います。
 5番目、これは子供たちの自転車通学、今市内で自転車で通学している子供たち、この子供たちの自転車乗りのマナーがちょっと悪いという市民からの話があります。これを今学校としてどのように指導、また交通ルールを行っているか。自転車は道交法で言えば車両でありますから、これは幾ら子供であってもやはりそういう法規、ルールですね、そういうものを教えて乗らせるべきだと思います。そういうことで、これもやはり子供たちの自分の命を守るためでありますから、ひとつそういうのを、年に1回や2回ではなく、人間というのはやっぱりやらないと忘れてしまうので、月に1回、2回、こういうのを指導して、指導を徹底していただきたいと思います。急に飛び出したり、急に右折したり、そういうことがあるということを今聞いております。そういうことでひとつマナー、そういうのを徹底していただきたいと思います。
 そういうことで5項目、わかりやすいようにかみ砕いて、誠意のある回答をお願いしたいと思います。
 以上で5項目の質問終わります。
議長(増田 昇君) 大塚健次君の質問に対する答弁を願います。
 小田部建設部長。
          〔建設部長(小田部喜英君)登壇〕
建設部長(小田部喜英君) 大塚健次議員さんのご質問にお答えいたします。
 道路整備を望む地域住民の強い要望があり、市としてどう考えるのかという内容のご質問かと思いますが、議員ご指摘のように、坂戸小学校西側から筑西市境まで約3キロメートルの区間につきましては、狭隘な箇所や見通しの悪いカーブがあり、市といたしましても危険箇所があることは認識をしているところでございます。危険箇所の解消を目指し、平成20年度にこの区間の平面測量を実施し、本格的な事業化に向けた検討を進めてまいりました。その結果、路線延長が長く、事業費がかなりの額になることから、全額市の財源だけで事業化が無理と思われるため、本年度国の補助事業の採択を受ける申請をしたところでございます。本年度これから関係地域の区長さんとの協議を進めてまいりたいと考えておりますので、今後の事業の進捗にご理解、ご協力をお願いし、答弁とさせていただきます。
 以上です。
議長(増田 昇君) 続いて、麻尾保健福祉部長。
          〔保健福祉部長(麻尾 優君)登壇〕
保健福祉部長(麻尾 優君) 大塚議員さんの高齢者の安全対策についての質問にお答え申し上げます。
 近年、住宅火災による死者数が急増しており、その7割が逃げおくれによるものになっております。また、死者の半数が65歳以上の高齢者で、今後高齢化の進展に伴い心配されます。こうした状況のもと、住宅用火災警報器の設置が消防法の改正により、新築住宅の場合には平成18年6月1日から既に義務化され、既存住宅についても平成23年6月までに各市町村が条例で期日を定めることになっており、桜川市は所属する筑西広域市町村圏事務組合の火災予防条例で平成23年5月31日までに設置が必要となっておるところであります。本市の65歳以上のひとり暮らし高齢者世帯は約680世帯、このうち既に240世帯に緊急通報システムの設置とあわせ火災警報器が設置されておりますので、借家や公営住宅を除く個人住宅に住む約400世帯に対し、22年度より火災警報器設置費用の助成をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(増田 昇君) 続いて、中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) 大塚議員さんの2点の質問についてお答えします。
 まず、桜川市民の日の制定についてでございます。大塚議員さんの言うとおり、桜川市は平成17年10月1日、2町1村が合併し桜川市が誕生した次第でございます。議員のご指摘の10月1日を桜川市民の日として制定してはどうかというご質問でございますが、当市といたしましては、合併してからの節目、例えば5周年、10周年、15周年といった年に郷土の歴史を振り返り、より豊かで魅力ある桜川市への愛着と誇りを持っていただくために、記念行事などを開催して対応してまいりたいと考えております。また、現在においても市民の皆様にはふるさと桜川市への愛着と誇りを持っていただけるよう、市民祭などさまざまな行事を開催しておるところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
 続いて、景気対策についてでございます。大塚議員がご指摘のように、国内の経済は昨年秋の米国発のサブプライムローン問題に端を発した100年に1度と言われる経済危機に陥りました。これにより企業業績と地方自治体における財政状況の悪化という大きな問題が生じました。これに対して国では大型の財政支出による経済危機対策を実施したことはご承知のとおりと思います。桜川市におきましても、この対策により創設された地域活性化・経済危機対策臨時交付金及び公共投資臨時交付金の2つの交付金制度を活用し、今回の補正を含めてこれまでに11億8,300万円の補正予算を組み、岩瀬東中学校など公共施設の耐震診断や耐震補強、また道路改良事業、地球温暖化対策事業、地域情報通信基地整備事業などを実施し、または実施予定で、これから地元業者が受注可能なものについては、でき得る限り地域活性化に貢献できるよう進めてまいりたいと考えております。
 また、地域産業の活性化と地方財政に貢献する企業の誘致につきましても、企業活動が低迷する中、厳しい状況ではありますが、新たな取り組みを始めたところであります。その一つは、北関東自動車道の桜川筑西インターチェンジを有するその利便性を大々的にPRし、茨城県の関係機関とも連携をとりながら、首都圏の企業に対して誘致活動を続けておるところでございます。
 さらに、新規立地のみに目を向けるのではなくて、既存の企業が市内から撤退することを抑制し、地域経済活性化を促進させる目的で、本年8月に桜川市工業団地立地懇談会を設立、参加企業のさまざまな声を行政に反映させ、すぐれた企業活動の環境を整備することにより、企業活動の活性化とそれに伴う雇用の創出を図りたいと考えておるところでございます。雇用創出につきましては、過般筑西公共職業安定所長、桜川市、筑西市、結城市の3市長の連名による管内事業所への求人のお願いを行ったところでございます。
 地場産業の活性に向けましても、産品をブランド化し、付加価値を持たせるために取り組みを考えておるところでございます。農産物につきましては、県内では好評を得ている黒小玉スイカについて積極的に活動を進めており、平成20年には「誘惑の瞳」という名で商標登録を行いました。石材におきましては、国の伝統工芸品に指定されている真壁の石灯籠を中心に、各製品を県内外で実施させるイベントなどに出品して知名度アップを図りたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(増田 昇君) 続いて、石川教育長。
          〔教育長(石川 稔君)登壇〕
教育長(石川 稔君) 大塚議員さんのご質問にお答えをいたします。
 現在、市内の小学校においては、南飯田小学校及び坂戸小学校の4年生以上が、中学校においては全校が自転車による通学を行っております。自転車の正しい乗り方や交通ルールの講習につきましては、県警交通指導員や市の交通指導員のご協力をいただき、市内小中学校全校を巡回指導いただいております。また、安全な自転車通学をするには自転車を良好な状態にしておく必要があるため、自転車商業協同組合のご協力をいただき、自転車通学を実施している各小中学校において年1回の自転車点検作業を実施いただいております。また、小学校については、自転車の安全走行に関する知識と技能を身につけさせることを目的として、交通安全子供自転車桜川地区大会を市内全校を対象に開催しております。そのほかにも各小中学校独自で登下校時の安全指導等、児童生徒を交通事故から守るための啓発及び諸事業を実施しております。
 大塚議員さんのご指摘の件につきましては、学校を通じて指導の徹底を図るよう指示していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(増田 昇君) 再質問があれば、質問願います。
 1番。
1番(大塚健次君) 1番、大塚健次です。
 道路問題でありますけれども、期間を教えてください。いつごろ始められるか。
議長(増田 昇君) 小田部建設部長。
建設部長(小田部喜英君) お答えいたします。
 国の補助のほうが順調に採択になったという仮定で申し上げますと、これまでの経過も申し上げますと、平成20年度に先ほど申し上げましたように平面測量は実施いたしました。今年度は国の補助金の採択を申請しているということで、採択になった場合に来年度が地元説明会、地権者の同意、道路設計等になると思われます。23年度に用地幅のくいを打ったり、当然用地測量、そうした用地関係の作業になると思われます。24年度に用地買収、補償、工事着工につきましては、25年度になるかというふうに想定をしております。国の補助事業が採択になるという仮定で申し上げますと、危険箇所で一日の猶予もないことは承知しておりますが、そうしたスケジュールになると思われます。
議長(増田 昇君) 1番。
1番(大塚健次君) 大塚です。
 これは24年に、そうすると工事を始められるということですよね、24年に。
議長(増田 昇君) 小田部建設部長。
建設部長(小田部喜英君) お答えいたします。
 順調にいって工事着工は25年になると思われます。
議長(増田 昇君) 1番。
1番(大塚健次君) 大塚です。
 それでは、できるだけ早く、全部ではなく、区間を区切ってでも早急に、できるだけ早急にやってください。これは一番本当に道路問題は毎日使う問題でありますから、以前からもこれ陳情しているということでありますので、毎日毎日使う道路でありますから、事故でも起きると本当に遅いので、できるだけ早く、確実に行ってください。
議長(増田 昇君) ほかはないのですか。
1番(大塚健次君) 1番、大塚です。
 景気対策ですが、今市長が言ってくれたのですが、やはり今厳しい中でも高校生とかそういうのが就職できないということでみんな困っているので、できるだけ市内で雇用も促進するということで、一人でも多く雇用を促進をしていただきたいと思います。
議長(増田 昇君) 答弁求めますよね。
1番(大塚健次君) はい、お願いします。
議長(増田 昇君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 先ほどもお話を申し上げましたけれども、企業誘致については今積極的にやらせていただいておる。ただ、景気が大分低迷しておるということで、各企業がかなり慎重になっているというような現況でございますけれども、桜川筑西インターチェンジ周辺の開発については、多くの企業の皆さんが関心を持っていることも事実でございます。また、高森工業団地にある岩崎電気さんについては、企業懇談会等でいろいろお話をして、その交通の利便性等を勘案して、子会社等を高森工業団地のほうに集約をして現在職安のほうに求人をしておるというようなお話も聞いております。こういう形の中で行政ができることの中で、各企業さんのいろいろな要望等を迅速に酌み取って、そして要望にこたえることができることは一生懸命やらせていただく中で、やはり一生懸命雇用の創出を図ってまいりたい、かように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(増田 昇君) 1番。
1番(大塚健次君) 大塚です。
 高齢者対策でありますけれども、補助するということなのですが、無料で、400世帯なので、できればこういう弱者対策ではないですけれども、無料で設置できないか、財政厳しい折でありますけれども、できるだけそういう方向でやっていただきたいと考えております。
議長(増田 昇君) 麻尾保健福祉部長。
保健福祉部長(麻尾 優君) ただいま説明いたしましたが、基本的には障害者、弱者たくさんおりますが、障害者に関しては自立支援法の中で補助制度がございます。そういったほかの制度と整合性もございますので、市独自の助成制度をこれから設けて進めていきたい、このような考え方持っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(増田 昇君) 1番。
1番(大塚健次君) それでは、よろしく、できるだけ温かみのある行政で対応していただきたいと思います。
 桜川市市民の日制定でありますけれども、5年、10年の周期でなく、毎年毎年その10月1日が忘れないように設けたほうが市民の一体感が保てるのではないかと考えておりますが、できるだけ毎年毎年、県民の日も毎年あるのですから、その方向で進めていったらどうかと考えております。
議長(増田 昇君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 確かに10月1日というのは桜川市が合併してスタートした記念すべき日でございます。これらについては10月、11月に、先ほども申し上げたように、市民祭等やりながら一体感も醸成していただく努力はさせていただきますが、やっぱりいろいろな流れの中で節目節目のときにいろいろなイベントをやっていく、毎年イベントをやっていくということになると経費もかなりかさんでまいりますし、この厳しい財政状況の中で無理が生じてくるというふうに思います。また、祝日にするというようなお話が出るとすれば、やっぱり今学校教育の中で桜川市だけが休みになって、お父さんお母さんがお勤めに行っていて、子供たちが休みにするというのはいかがなものかというふうな思いもございます。それらも関連しながら、これからある程度時間をかけて、10月1日というのはやっぱり桜川市がスタートしたのだよというふうな節目の日であるということを多くの人に知っていただく努力はさせていただきたい、かように思います。
議長(増田 昇君) 1番。
1番(大塚健次君) もろもろのことを質問いたしましたけれども、いずれにしても行政は市民の、住民のためにあるわけでありますから、住民の立場に立っていろいろ今後考えていっていただきたいと考えております。
 以上で質問終わります。
議長(増田 昇君) これで大塚健次君の一般質問を終わります。

    散会の宣告
議長(増田 昇君) 以上で本日の日程は終了いたしました。
 本日はこれで散会いたします。
 ご苦労さまでした。
          散 会  (午前11時54分)