平成21年第3回桜川市議会定例会議事日程(第5号)

平成21年第3回桜川市議会定例会議事日程(第5号)                         平成21年9月1日(火)午前10時開議 日程第 1 議案第60号 平成20年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について 日程第 2 議案第61号 平成20年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につい              て  日程第 3 議案第62号 平成20年度桜川市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 4 議案第63号 平成20年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定に              ついて   日程第 5 議案第64号 平成20年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第 6 議案第65号 平成20年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 7 議案第66号 平成20年度桜川市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定に              ついて 日程第 8 議案第67号 平成20年度桜川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第 9 議案第68号 平成20年度桜川市水道事業会計決算認定について
出席議員(22名)   1番   風  野  和  視  君     3番   岩  見  正  純  君   5番   中  川  泰  幸  君     7番   皆  川  光  吉  君   8番   増  田     豊  君     9番   潮  田  新  正  君  10番   相  田  一  良  君    11番   古  川  静  子  君  12番   大  塚  秀  喜  君    13番   高  田  重  雄  君  14番   小  林  正  紀  君    15番   増  田  俊  夫  君  16番   鈴  木  好  史  君    17番   川 那 子  秀  雄  君  18番   萩  原     實  君    20番   橋  本  位 知 朗  君  21番   仙  波  信  綱  君    22番   増  田     昇  君  23番   塚  本     明  君    24番   上  野  征  一  君  25番   林     悦  子  君    26番   菊  池  節  子  君
欠席議員(2名)   4番   小  高  友  徳  君    19番   横  田     衛  君
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名    市     長  中 田   裕 君    副  市  長  山 田 耕 一 君    教  育  長  石 川   稔 君    市 長 公 室 長  飯 嶌 洋 一 君    総 務 部 長  山 中 政 雄 君    市 民 生活部長  永 瀬   昇 君    保 健 福祉部長  麻 尾   優 君    経 済 部 長  横 田   一 君    建 設 部 長  小田部 喜 英 君    上 下 水道部長  告   清 嗣 君    教 育 次 長  古 橋   忠 君    会 計 管 理 者  若 林 鉄 郎 君
職務のため出席した者の職氏名    議 会 事務局長  笠 倉   貞 君    議会事務局書記  小 嶌   弘 君    議会事務局書記  斎 藤 修 一 君    議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
          開 議  (午前10時00分)
    開議の宣告
議長(増田 昇君) 皆さん、おはようございます。
 本日の出席議員は20名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立いたしますので、これより本日の会議を開きます。

    議案第60号〜議案第68号の大綱質疑
議長(増田 昇君) 本日は、8月27日に上程されました議案第60号 平成20年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第68号 平成20年度桜川市水道事業会計決算認定についてまで9案の大綱質疑を行います。
 大綱質疑については、一般会計、特別会計及び水道事業会計を一括して行います。また、質疑は答弁を含め1人20分とし、質問は3回までといたします。なお、自分の所属する委員会の質疑はできませんので、ご理解をお願いしたいと思います。
 それでは、大綱質疑を行います。質疑ありませんか。
 18番。
18番(萩原 實君) おはようございます。それでは、質問させていただきますが、今までにも何人かの議員の方が質問されましたけれども、99ページの総務費の中の19節、県租税債権管理機構負担金340万円の代金がありますが、ただ不良欠損額、ちょっと計算したら約9,000万円ぐらいの不良欠損額があるのかな。450万円の金を払ってお願いすると。それで、それらの成果あるいは採算が合うのかどうか。450万円払って450万円ぐらい引かれるのだったら、何にもならないのではないかと思うのだけれども、その辺の成果の説明をお願いします。
議長(増田 昇君) 山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) 萩原議員にお答え申し上げます。
 20年度につきましては1,199万39円の徴収実績が上がっておりまして、それに対しての負担金は342万5,000円でありますので、実績としてはお願いしている分は上がっているというふうに解釈しております。
議長(増田 昇君) 18番。
18番(萩原 實君) 桜川市の予算額、一般会計、特別会計を含めて約300億円組まれているのですが、その中で年々不良債権額がふえていく。そして、なおかつ基金を取り崩して予算を組むとか、こういうことになると思うのですが、このままこういう数字が推移していけば、いつかは底をつくのかなと、そんな心配をするのです。それで、4年前の合併当時、多分45億円ぐらいの金が、基金があったというふうに記憶しているのですが、その基金が今残高どのぐらいあるのかご説明をいただきたいと思うのですが。
議長(増田 昇君) 山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) 議長、ちょっと時間をください。
          〔「基金残高……」の声あり〕
総務部長(山中政雄君) 基金残高一覧表を持ってきているのですけれども、そこに載ってはいないのです。
          〔「簡単に……」の声あり〕
18番(萩原 實君) またちょっと後でいいですか、これは。
総務部長(山中政雄君) ちょっと今資料を見つけていて……
18番(萩原 實君) すぐ調べればわかるだろう。
総務部長(山中政雄君) 今個別のやつはあるのですけれども、足したのがちょっと、今見つからないので、ちょっと今探しているのですけれども、では個別でいいですか。
18番(萩原 實君) まあ、もう……。
総務部長(山中政雄君) いいですか、個別に申し上げて。
18番(萩原 實君) 個別というのは……
総務部長(山中政雄君) だから、財政調整基金から、減債基金から、地域……
18番(萩原 實君) 真壁、大和、岩瀬のこと言うのだろう。個別って……
総務部長(山中政雄君) 決算書の224ページからいきまして、226ページまであるのですけれども、これを一覧表にしたのを持ってきていたのですけれども、ちょっと今見当たらないので、後で一覧表をお渡しします。
議長(増田 昇君) 18番。
18番(萩原 實君) 実はですね、なぜこんな質問をするのかと言われると、「何だ、そんな質問」なんて言う同僚議員もいっぱいいると思うのですが、実は28日の新聞、全国で財政悪化が、18市町村くらいがあるのだというような新聞記事がありました。もう既に黄色信号、いわゆるイエローカードだというような記事なのですが、我々の桜川市も、こういうふうに不良欠損額が多くて、基金もなくなって、このままの数字をずっと推移をしていったらば、必ずさっき言ったみたいに底をつくと思って、悪く言ったら夕張市みたいになってしまうのではないかなと、そんな心配をしたものですから質問させていただきますが、どうですか、その推移でいったら、基金がゼロになってしまうという数字が出ますよね、統計的に。あと何年ぐらいもつのかとか、そういう結果が出ると思うのだけれども、何年ぐらいもつのかちょっとわからないかな。
議長(増田 昇君) 山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) 今の段階でお答え申し上げますけれども、基金がいつになったらゼロになってしまうのかなというような極端なお話になってしまっていると思いますけれども、当然これから特例債事業とかいろんなものが入ってきますので、当然基金の残高は減っていくというように考えておりますけれども、この間ちょっと調べて、ではそういうことであれば、今の桜川市の財政状況というか、そういうものを申し上げてご理解いただければというように考えますので、その辺についてちょっと申し上げたいと思います。
 特に歳入については、三位一体の改革によりまして市税税源移譲があったものの、五、六億円の伸びしか現在ないというような状況でございます。今後の見通しとしては、一言で言えば厳しいものにはなってくるというようには考えておりますけれども、地方交付税については、13年度のピーク時と比較すると十数億円の減収、各種交付金についても減収はしておりますので、基金や地方債に頼らなければならない時代は当然来るというようには考えております。
 歳出については、今後については、合併特例債事業や扶助費、繰出金、それから老朽化した施設の改修、改善等でやっていかなければならないので、先ほども申し上げましたように基金は取り崩さなくてはならないだろうと思いますけれども、それについては極力取り崩しをしなくて済むような予算の執行を今後はやっていかなければならないというようには考えております。
 そういう反面、多様化している市民の方のニーズにはこたえていかなければならないことは事実なわけでございます。そうしますと、当然行財政改革とか、そういうことを厳しくシビアに検討して、極力歳出について抑えていくというか、ニーズに沿ったもので無駄のないものを執行していくというようなことが一番肝要かなというようには考えております。
 起債残高についても、20年度では146億8,566万4,000円と、特別会計も含めると260億8,479万6,000円ということで、ここで出てきました。基金の残高は37億6,142万2,000円となっておりますので、平成20年度の実質公債比率は、前年度対比0.2ポイントの減で15.4、将来負担率は前年度対比1.2ポイントの減の156.2となっているので、若干は改善されておりますけれども、これからは、先ほども申し上げましたように行財政改革とか、そういうものでシビアに対応していかなければならないのかなというようには考えております。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) 18番。
18番(萩原 實君) 30日の選挙で大きく体制が変わり、世の中も変わるのかなと。国民の期待もいろんなものがあると思うのですが、桜川市においてもお互いに、今までのような予算の編成ではなく、やっぱり慎重に、もちろん仕事もなくてはだめなのだろうけれども、出さなくてはだめなのだろうけれども、借金をつくって子供や孫や、そういうところにツケを回さないようにお願いできればなと、そんなふうに思っています。どこの市町村もそれなりに厳しい財政の中で必死にやっていると思うのですが、なるたけ無駄のないような体制、そのようにお願いして、簡単ですが、まだ時間ありますが、終わります。よろしくお願いします。
議長(増田 昇君) 8番。
8番(増田 豊君) 202ページ、文化財保護費の中身についてのことを質問させていただきますけれども、4点ほどあります。すべて教育長に答弁をいただきたいと思います。
 1点目は、発掘についてですけれども、この中に、昨年度当初予算の中にも試掘のお金が予算として入っていたと思います。説明するまでもなく当初予算については、去年の予算議会において委員会で審議されて可決、そして本会議でも可決することでスタートして、この1年間やってきたわけなのですが、試掘が行われたのはおひな様直前であったと思います。なぜその時期になったのか説明をしていただきたいと思います。
 それで、何でこんな質問をするのかといったらば、公民館建てかえ問題について、一体どういうふうな状況になっているのだということをある団体から聞かれまして、6月当初だったと思うのですけれども、私が時間をいただいて説明をさせていただきました。一通り説明したのですが、最後に、集まった、総会に参加した方の中から反論されたのです。その中身は一体何だといったらば、文化庁なんか関係ないと。それが一つ。それから、伝建地区になる前に建ててしまえばいいのだというのが2つ目。3つ目は、試掘なんかやったって、どうせ何も出てこない。発掘をやれば、それだけ建てる時期が遅くなるだけだというようなことで相当反撃されたのですけれども、いずれわかるだろうということで、ずっとそのことについては何の反論もしないで、反論に対する反論はしないで我慢していたのですけれども。
 今現在どうだかといったらば、この間も次長が答弁で言ったように、文化庁の指導をいただいて発掘をやっていますというような言葉もあるし、それから掘ってみれば、あっという間に出てきてしまったというふうないきさつもあるものですから、それはやっぱりその町内、世間を騒がせる状況になっていたよということを言いたいのです。ですから、その試掘について、なぜその時期であったのかと。それは、しかも予定どおりの時期だったのか、それとも遅くなったのかの答弁をいただきたいと思います。
 2点目ですけれども、やはり前年度中にも話は出ていたのですが、今でもうわさ話として流れているのですが、増田が、議長ではなくて私です。増田が文化庁へ行ったから全面発掘になってしまったというふうなことの話があるのですが、そういう言葉は教育長は聞いたことがあるでしょうか。
 3点目です。これは、本会議ではそういう言葉が出ていないので、多分常任委員会の中で出てきた言葉だろうと思うのですが、教育長が発言したというのですが、名前は伏せますけれども、次のようなことを発言していませんでしたか。「大和町で一番よくわかっているのはチョメチョメさんです。そこに古くから住んでいる人で、チョメチョメさんに何回かあの辺の事情について聞いたのですが、チョメチョメさんが子供のころには堀も何もなかったというのです」。このような発言をされたでしょうか。
 4点目、これは発掘とは違うのですが、公民館建てかえに関することなのですけれども、多分平成20年度当初に、東矢貝、元組合長さんのお宅が火事になって、旧真壁町役場の玄関が多分寄附解体保存になっているのではないかと思います。新聞記事にもなったと思うのですが、その入り口が多目的施設に利用されるのではないかというふうなことで聞いていたのですが、今どのような状況になっているでしょうか。
 以上の4点です。よろしくお願いします。
議長(増田 昇君) 石川教育長。
教育長(石川 稔君) 増田議員さんにお答えをいたします。
 まず、1番目の試掘につきましてですけれども、ひなまつりの直前に行ったのは予定どおりなのか、またはおくれているのかというご質問でございますけれども、試掘につきましては文化庁、また県の文化課とも相談をしながら、このぐらいのところを試掘いたしますということで進めてまいりました。大体生活道路に、ひなまつりの前に行えればというふうな形で進めてきたところでございます。
 2番目の、議員さんが文化庁へ行ったから全面発掘調査になったのかというお話ですけれども、これは私はちょっとわかっておりません。
          〔「えっ。わかっていない」の声あり〕
教育長(石川 稔君) ええ、文化庁へどなたかが行ったから全面発掘調査になったのではないかというご質問でございますが、その辺のことについては私は……。
 3番目で、大和町の古くから住んでいる人につきましては、その方にはちょっと、いろいろなお話は聞いたことがございます。
          〔「えっ。聞いたことがある」の声あり〕
教育長(石川 稔君) はい、聞いたことは、その古くから住んでいる人に、あの辺の状況については聞いたことはございます。
 4番目の玄関のひさしにつきましては、新聞に報道されましたように、デスカバー真壁の人たちが、できるだけ玄関ひさしを今度の多目的の建設場所に使ってもらいたい、残してもらいたいというようなお話がございましたので、それはどこでも構わない、使える場所があればということで寄附をいただいて、それを使う予定でおりましたのですが、所有者の方が返還をしてもらいたいというようなお話は受けております。その方には先日もお会いをいたしまして、再度使わせてもらいたいというお話はしてあります。それで、その方もそういう前向きな考えでいるようでございます。まだはっきり再度使わせていただくということに決まったわけではございませんが、前向きに、使えるような形になるのではないかと思っております。
議長(増田 昇君) 8番。
8番(増田 豊君) 1点目の予定どおりのできだったということですが、先ほども申したように、町内とか世間を騒がせるような状況になっているということを認識していただいて、担当部署はみんなに対する説明というものをしていただきたい。説明責任が不十分だったから、そういうふうなことになっているというふうなことで一応私は抗議をいたします、そこで。
 それから、2点目、聞いたことはないと。わかりませんということですからね。あるとき、つい最近ですけれども、教育長からそういうことを言われたよと言ったのだけれども、「一体何のこと」と言ってうちに来た人がいるのです。どっちが本当かというような話でここにいる方は判断していただきたいと思います。
 それから、3点目、さっき私が言ったようなことをそのチョメチョメさんは言ったというようなことで答弁をいただいたのですが、その方はどこでそういう発言をしたのだということを聞いたかはわかりませんけれども、私はそんなことを言っていないと。もしそれが何かに載っていたらば、おれが町内に対してうそつきになってしまう。だから、同じ町内に住む増田に抗議を一応しておくというようなことで言われたものですから、それはお伝えしておきます。本当だったらば、常任委員会の議事録もらいたいぐらいです、言っているか言っていないかということは。本人にも確認させることをやりたいと思うのですけれども、まあいいです。
 それから、大塚さん。言っちゃった。組合長の入り口の問題については、答弁はそんなふうに言われているのですけれども、向こうからするというと、行政側から一方的に「使いません」と断られたというふうな話もある。ごちゃごちゃなのです。それから、もっと肝心なのは、門を利用するなんていう、そんな約束はしたことがないと教育長が言ったという話もあるのです。いや、そうなのです。これも、又聞きですから、そこまでは追及しませんけれども、一体内容はどうなっているのか。最初からの内容から聞いても、明確な方針と十分な説明はいまだに果たされていないと、そんなことをお伝えしたいと思います。
 それから、現在、今月16日に入札となる多目的複合施設というふうな状況になっていますけれども、私は目の前ですから、いろんな話を聞くのです。私が議員だということを知らない人もいるわけです。最近では県外も来る、いろんな方が来るというふうなことですけれども、一体どういうふうなことをその土地を見て言っているかといったらば、防じんの塀がありますよね、銀色の塀。それを倒した夕方、きれいになったときに、私よりも年下ですけれども、その人が「おっ、すごい」と。「子供のころの景色を思い出したよ」ということから始まって、それから多くの人が「随分広いんだね。いい景色だね」と。その話を延長していくと、最後には「このまんまでいいじゃない」というような話も出てきます。それとか、建物を建てるということを知っている人がどう言っているかといったらば、「そんなに広い面積の建物なんて必要ないんじゃないの」と、そういうことも言っています。そういうことがいっぱい出ている。そのまま建ててしまったほうがいいという話は、一つも聞こえてこない。
 それから、発掘やっている最中、祇園の最中でしたけれども、言葉は悪いですけれども、露天商の方が「何やっているんだ」ということを聞かれたものですから、ここは陣屋跡だから、発掘しています。この手前が池です。導水路があります。堀もあります。戦国時代の家も出たようです。石棺も出ました。そんなことを言ったらば、その露天商の人が何と言ったかといったらば、「すごいですね。これって真壁の財産でしょうよ。大事にしてください」と露天商の方が言っているのです。
 やっぱりそういうことを考えても、さっきも言ったとおり、町内では混乱するようなうわさ話がいっぱい流れているかもしれないけれども、よそから来ている人のほうが、よっぽど客観的にいろんな判断をしている言葉をよく聞いています。ですから、その情報というか、そういうふうな状況ですよということを報告して私の質問を終わりにします。
          〔「ちょっと一言」の声あり〕
議長(増田 昇君) 教育長。
教育長(石川 稔君) 大和町の人から話は聞いたというのは、昔の話ではなくて、大和町の人があそこに住んでいたときの話、子供のころの話ですから。その方が言ったのは、昔はこうなっていた、ああなっていたではなくて、その方が子供時代には、あの辺で遊んでいた状況についてちょっと聞いただけです。ですから、昔のことを深く聞いたわけではございません。
          〔「議長、そんなことをね、おれが質問終わったのにまた答弁許す
            んなら、おれも言わさせて、もう一回」の声あり〕
議長(増田 昇君) 増田議員、きょうは決算の大綱質疑なのです。
          〔「いや、決算なの、これ」の声あり〕
議長(増田 昇君) 決算でも、ほかの人が言ったとか言わないとかという話とは別だと思います、これは。
          〔「違うんですよ。そういう例を挙げて、はっきりしたものが見え
            ないんじゃないかと言っているわけ、住民に対して」の声あり〕
議長(増田 昇君) では、もう一回話しますか、これで。
          〔「いいです、いいです」の声あり〕
議長(増田 昇君) 26番。
26番(菊池節子君) こちらの実績報告書のほうでちょっと。81ページ、都市計画費、まちづくり交付金事業のところでお尋ねしたいと思います。
 一応7月25日で、駅前の事業、竣工式をいたしました。それで、20年度から21年度に繰越明許費でもありましたけれども、まだ完全にできていないですね。この5年間の計画でやられたのだというふうに、平成16年から20年度の5カ年計画でやられたのですけれども、これ5年間見ていまして、おくれている部分、21年度に入ってしまったわけですから、一応7月25日に竣工式を迎えたのですけれども、その残りの部分について、おくれた部分と市長を初め副市長も当事者というか、同じ組合内の当事者ですから、その辺のおくれについて伺いたいことと、あとまだ若干残っておられる部分についてお尋ねしたいと思います。
議長(増田 昇君) 小田部建設部長。
          〔「ちょっといいですか」の声あり〕
26番(菊池節子君) 建設部長にお伺いするのは何かちょっと、まだ5年間の経過についてはよくわかっておられないというふうに思うので、一応市長と副市長にお答え願いたいというふうに私は思うのですけれども。
議長(増田 昇君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 岩瀬駅前の拡幅事業につきまして、少なくても一番期間がかかるというのは用地の取得でございます。これらについては、地権者の皆さん方のお考えを尊重しながら、ご理解をいただき、契約をするということ、これは非常に職員も一生懸命頑張ってやってきたというような状況下にございます。なかなか予定よりもご理解をいただくのに時間がかかったというようなところ、これらについて我々としても真摯に受けとめて事業を推進をしていく、こういうことで、おかげさまで7月の25日に竣工式ができたということでございます。こういう状況の中でこれからも、今電線の地中化等を進めておりますが、これらについても電線が張りめぐらされているという状況下で、災害等があったときには非常に危険だということで、電線地中化をしていくことによって、安心安全のまちづくりに寄与できるというふうに強く考えておるところでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。
議長(増田 昇君) 26番。
26番(菊池節子君) 経過については、周りで見ていましても、なかなか事が運ばないという状況を、地元の人からも、先頭を切っていた人も、協力はしてくれたのですけれども、その後が進まなかったという状況も聞いておりまして、そして81ページの、今度は部長に聞きますけれども、整備用地補償1件、これがもう最後の用地補償だと思うのですけれども、これは何番地ですか。
議長(増田 昇君) 小田部建設部長。
建設部長(小田部喜英君) 17番の公有財産購入費の件でよろしいのですか。
          〔「番地です」の声あり〕
建設部長(小田部喜英君) この場所は、何番地というより、岩瀬の役場から県西病院に向かって、駅前は左に曲がりますよね。あの信号付近の土地です。地番については、ちょっと持ってきていませんが、その信号付近で約229平米の土地でございます。
          〔「二百何平米」の声あり〕
建設部長(小田部喜英君) 29平米。
議長(増田 昇君) 26番。
26番(菊池節子君) それから、まだ若干残っておられるのは、どういう計画で、いつまでにできるのか、その辺をちょっと伺いたいのですけれども。
議長(増田 昇君) 小田部建設部長。
建設部長(小田部喜英君) 現在岩瀬駅前で残っている工事につきましては、トイレが間もなく完了すると。あと、三角の土地があって時計塔をつくるということで、時計塔についてはデザインを桜川市の市章を用いるということで今進めていますので、そのデザインがまだ完了しませんので、残っている件につきましては、その2つということで、ほかの事業については一応岩瀬駅前につきましてはほぼ竣工しているという状況です。
          〔「ポケットパークについては、ここ載っていますけど、どうなん
            ですか」の声あり〕
建設部長(小田部喜英君) ポケットパークの整備は終了しております。あと、そこに時計塔をつけるというだけの工事が残っていると。
議長(増田 昇君) よろしいですか。最後です。
 26番。
26番(菊池節子君) 以上。
議長(増田 昇君) 17番。
17番(川那子秀雄君) 実績報告書の45ページ、この中で、財産管理費の中に委託料、いわゆる借地料改定コンサルティング業務委託というのがあります。借地料がたしか見たら八百何万円だと思ったのですが、これはどういうことでコンサルティング業務委託をされたのか、これが1つ。
 それから、同じページの自治振興費の区長報酬、副区長報酬、この均等割はいたし方ないとしても、戸数割が副区長は240円になっているわけです。実際に区長の役割というのは、地区が大きければ、その地域によって違うと思うのですが、回覧の配布とか、いわゆる班長に渡しての業務があるわけですが、この副区長報酬というのが極端に少ないのではないかというような感じがあるのです。均等割は当然3分の1弱ですよね。ここいら辺どう考えているかお伺いしたいと思います。これが2点目。
 それから、これはまちづくり、文教のほうなのでしょうか。342ページに企業債明細書というのがありますが、これはこれでいいのだろうと思いますが、大和中学校の借り入れがありますよね。何ページでしたか、あったですよね。結城信用金庫から全額合併特例債のために借り入れたということがあります。これが一番、39ページにありますが、市債というところに4億2,198万円ですか。その上に臨時財政対策債というのが5億3,000万円ありますが、金利の面で、この結城信用金庫のパーセンテージ、借り入れ単価がちょっと、2%を超えている、そういうふうに考えます。同じ欄にやっぱり結城信用金庫の0.97というのと教育債借換債というのが0.97というのがございますが、こういう金融機関からの借り入れについては、いわゆる入札を銀行間を参加させてやっておられるのかどうか、これをお伺いしたいと思います。とにかく金額が大きいですから、正直言って学校の改築というか、建てかえのときの借り入れとしてはちょっと高いのではないかと、2.026というのは。だから、1%台に何でならなかったのかなと、そういう感じがしております。この入札をどこの金融機関から、全部の対象の金融機関を参加させておやりになったのか、それをお伺いしたいと思います。
 その3点です。もっとあるのですが、まあいいでしょう、ここらで。
議長(増田 昇君) 山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) 起債の話ですけれども、利率の話でございますけれども、確かに2.026ということで、ほかと比べますと高いというような状況にあることは間違いないと思います。ちなみに下から2行の衛生債とかも、そういう高い利率を今は見直してもらって、借りかえをしているというような状況でございます。このときに大和中学校の2.026については入札はしておりますけれども、今手元にはどことどことどこに対してというのは持ち合わせておりませんので、若干時間をいただければというふうに考えております。
 それからもう一つ、副区長さんの報酬について、安いのではないかというようなご質問だと思うのですけれども、区長さんについては戸別が800円で、副区長さんについては240円、班長さんについては300円ということで、確かに区長さんと班長さんから比べると金額的には少なくなっているということでございますけれども、合併してから、旧3町村の部分の、当時どのくらいお支払いしていたのかということも参考にしまして、当時決めた数字で現在も行っているというように解釈しておりますけれども、では300円にすべきなのか、260円にすべきなのかということになりますと、確たる、こうこうこういうわけで240円ですよ、260円にしますよということはちょっと難しいのが現実かとは思いますけれども、その辺につきましては、もう一度行財政改革の中でも検討させていただければというように考えておりますので、ご理解いただきたいと思っております。
 それから、もう一つのコンサルティングの……これについてはこの金額で契約しておりまして、20年度に行いまして、それなりの成果は出ているわけでございますけれども、それに対して現実的に借地料の見直しを進めているわけでございますけれども、この契約金額については妥当だったというように思っております。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) 17番。
17番(川那子秀雄君) まず、市債、これは私は入札をやった割には高いのではないかと。高いです、これは。2%を超えているということは、これは大きなことです。4億2,000万円借りているわけですから。やはりこれは、同じ結信さんで097で借りているものがあるわけです。だから、やっぱりここはちょっと、私は入札を、総務部長がどことどこでやったかわからないということなのですが、金融機関なんかはそうないのです。これ、これだけの特例債だからいいやではないのです。これは、やっぱり見直していただくようにしてください。これはちょっと高いのではないの。幾ら入札をしたからといって、もっと安く出せるところはあります、正直言って。こんな金利でやっているばかはどこにもいないです、この当時。そこいら、よく考えてやっぱり執行するべきだと私は思います。おかしい、こんな2%なんていうのは。ここの列に2%出ているところはないのです。これだけが2%なのです。0.72とか1.……。安く借りなければしようがないでしょう。そういう努力を怠っているのではないかと。やはりこれは交渉して、幾らか安くするようにやってみてください。
 どっちが先かわかりませんが、教育債借換債というのが0.97であるでしょう。これがどっちが先かわかりませんが、これはやっぱり総務部長、考えてください。市長、どうですか。
 それともう一つ、借地料、これ89ページに出ておりましたけれども、借地法改定コンサルティング、246万円も出して、実際には借地料は890万円なのです。890万円の借地料、これだけですか。それ以外にもっとあるのでしょうか。これだけ業務委託をする価値があったのかどうか、240万円も。これはやっぱり、金を出したら、その分ぐらい安く財政が、安くというか、財政が支出が低くならなければならないです。そのためにコンサルなんていうのはやるのではないですか。総務部長、ちょっともう一回答えてください。いじめているわけではないですから。
 それから、副区長報酬というのが240円。800円に対して240円。私の住んでいる鍬田というのは、これは例をとってみますけれども、地区によって違うと思うのですが、区長のところに回覧板なり何なりの配布の資料を持ってくる。そうすると、分けるだけなのです、区長は。代理のところに持っていくだけなのです。それで、実際に自分のところは800円であって、実際に働いているのに240円しか出ないなんていうのは、これはばかげたことです。同じことをやっているより、やっぱりこれは考え直してみてください。地区によって違うと思います。それはやっぱり見聞して、今後改善するようにしてください。区長の報酬を下げるか。800円より下げるか。それで副区長を少し上げるか、そういうことをよく検討してください。
 今言った件、お願いします。
議長(増田 昇君) 山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) 再度お答え申し上げます。
 利率の問題でございますけれども、確かに一番下の教育債の借りかえのときは0.970ということで下がっております。これ以前に2.026につきましては借りてあることは間違いないわけでございますので、これについても借りかえることが早期にできるということであれば、当然見直しに、検討の一つとして早期に対応させていただきたいと思います。
 それから、借地料のコンサルタントの、支払った料金よりも借地料のほうが低いので、無意味ではないかというようなご指摘だと思いますけれども、当然金額的に1対1で対比されれば、そういう金額が出るわけでございますけれども、では何を基準として今からの借地料の更新について、契約について対応していくのだということになりますと、いろんな固定資産評価額とか、いろんなもので、はっきり言いまして、その場、その場の対応をしてきた経過があることは旧町村において間違いない事実であるわけです。だから、その基準というものが何なのだよというものをしっかり見きわめた中で、借りかえの更新のときの借地料の金額とか、新規なものについて検討するというためのあくまでも基準となるもの、そういうものを今回調べさせていただいたわけでございます。そういうことも考えますと、議員が考えるように高いという考え方もあるかもしれませんけれども、私たちとしては妥当な金額ではなかったのかなと。これからぐっと、借りかえるときの料金の基準といいますか、新しく借りるときも同じでございますけれども、そういうものの一つの指標、指針というものを求めるのには、その人によって考え方は若干ずれはあると思いますけれども、我々としては妥当な金額をお支払いしたのかなというように考えております。ご理解いただければというように考えております。
 それから、副区長さんの手当につきましては、先ほど申し上げましたのですけれども、当時のものをあくまで基準としてやってきた経緯があるということは紛れもない事実でありますので、その辺も、先ほども申し上げましたけれども、行財政改革とか、そういう中でもう一度見直させていただければというように考えておりますので、ご理解願いたいと思います。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) 17番。
17番(川那子秀雄君) 部長の言っている内容は、大体理解できましたけれども、市長にお伺いします。
 大和中学校の改築事業債2.026というパーセンテージ、高いと思いませんか、これは。ほかのここに並んでいる利子、これは市長がよく、借りかえすれば安くなるのだよと今までやってきたことがあります。やっぱり財政を考えるのであれば、やっぱりこの辺あたりは厳しくやらなければいかんです。あとで部長に言いますが、どういう入札をやったのか。これ、金融機関、常陽さんとか北つくばとかあります。どういうふうに参加をされたのか教えてください。そうでないと、こんな高い金額で入札をするかどうか。私は、ある銀行に聞いたのですが、ちょっと高いのではないかと。でも、役所のやっていることだからねということを答えているところがあります。そこらは、やっぱり平らかに、きちっと入札はやるべきです。
 だから、やっぱりこれは見直しを行ってください。こんな、ほかがみんな1%台なのですから。こんな、入札をやって、この金額というのはおかしいのです。もっと安く出るはずですから。だから、やっぱりこれはちょっと問題ですから、これは金額が金額ですから、4億2,000万円もあるのですから。その上が、財政金融資金というのは5億3,000万円で1.3%です。やっぱり検討しながら市債というのは発行してもらわなければならないだろうというふうに思います。
 それから、しつこいようですが、区長と代理の報酬については、よく調査をされて、多分区長からしか上がってこないのです。代理さんはこれで何戸、多分そういうふうなやり方をとっていると思います。だから、区長は、これ、戸数割と書いてあるのですが、代理が担当している部分は抜いてやっているのでしょうか。それとも自分が回るところだけ。全体をやっていたのでは、おかしいのですから。やっていないところまで払っているということになりますから。それを部長、後で、申告があるはずでかすから、区長から出てきている、そこらよく見て考えてください。
 市長、特例債事業のこの利息について、市長の考えをちょっとお伺いします。それで終わりにしますから。
議長(増田 昇君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 金利の問題、当然私も真剣に考え、なるべく軽い、低い金利で借りるように指示を出しております。ただし、この当時、北京オリンピックを前に大変長期金利が上がっておりました。その中で入札をさせていただいたという中で、この数字になったというふうに考えておるところでございますが、やはり現在100年に1度の不景気ということになれば、当然再度見直しをしてもよろしいのかなとは思いますけれども、当時時代の背景の中で、世界的な好景気というふうな、また北京オリンピックに向かって金利が上昇していたというような状況下にもございましたので、こういう数字になってしまったというところだけはご理解をいただきたいと思います。
 以上です。
議長(増田 昇君) ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前10時55分)

          再 開  (午前11時10分)
議長(増田 昇君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 質疑ありませんか。
 25番。
25番(林 悦子君) 20年度決算の最大の事業は大和中学校建設だと思うのですが、これは文教委員会でよくご審議なさることだと思って、ここで詳細に聞くことについてはご遠慮したいとは思うのです。その旨文教委員長にお願いしようと思ったのですが、文教委員長がいらっしゃいませんので、文教委員のほかの方々にお願いするとともに、教育次長のほうに、文教委員会の審議の中で審議なさって、その数字を、終わってからでいいですから、くださいということをお願いしたいと思います。
 中身は、全体事業費、それから工事費について、その内訳、事業概要、測量で幾ら、解体で幾ら、建設事業で幾ら、外構工事で幾らというふうな形で。財源内訳につきましては、旧大和村時代に基金を持ってきてくださったと思いますので、その基金が幾らか。あるいは、何で……
          〔何事か声あり〕
25番(林 悦子君) 基金が幾らか。それから……
          〔何事か声あり〕
25番(林 悦子君) まさか、幾らかは持ってきたよ。きまりが悪くて来られないもの。建ててくれなんて言えない、ちょっとぐらい持ってこなくては。本当の話、まじめな話、幾らか持ってこなくては、建ててくれなんて頼めない。
 ということで、基金の内容。それと、持ち出し幾らとか、補助事業であるなら補助が幾らかというようなことについて、よく文教委員会のほうで、委員長さんがいませんから、副委員長さん、よろしくお願いを申し上げまして、次長も今言ったような内容について、審議していただいたら数字をください。
 ここでは基金の内容についてだけ聞きます、合併以前のことですから。いつ基金が始まって、その間何か使ったものがあるのだったら、それを。そして、合併当初幾らの基金が来ていたかということについてお尋ねをいたします。これは、総務部長かな、この基金内容については。
 それから、もう一点、岩瀬駅前、大体終わっているのですけれども、あと残すところ繰越明許の分だけですよね。2億円ぐらいあるという、さっき部長にちょっと聞いたら、2億円ぐらいが繰り越しである分が残れば大体終了だということなので、あらあらわかっているということなので、大体総事業費幾らぐらいになるかと。それから、繰り越し分も入れて大体幾らぐらいになるか。その中の内訳、おおよそでいいですから工事費で幾ら、それから評価関係、つまり測量とか家屋の評価をしてもらったと思いますので、その関係で幾らか、土地の買収で幾らか。何人で幾ら、そして買収単価が幾らかと。それから、家屋補償で幾ら、移転補償で幾ら、営業補償で幾ら、こういうふうな数字をわかったらお願いをいたします。もしすぐわからないときには、後でも結構です。
 以上です。
議長(増田 昇君) 山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) 一覧表をつくった覚えはあるのですけれども、今ちょっと……
議長(増田 昇君) では、総務部長、後にして。小田部さん、先にして。
 小田部建設部長。
建設部長(小田部喜英君) お答えいたします。
 岩瀬駅前地区についてだけ、まちづくり交付金事業ですが、繰越明許分が終われば最終的に実績が出るかと思いますけれども、現在の状況の中では一応見込みということで、100万円単位まででお答えを申し上げます。なお、この数字につきましては、人件費も含まれていますので、ひとつご了承いただきたいと思います。
 岩瀬駅前地区、現在の見込みで23億6,900万円総事業費ということで、これは……
          〔「20……」の声あり〕
建設部長(小田部喜英君) 23億6,900万円、人件費込みの話でございます。それから、工事請負費が2億8,200万円、それから委託関係につきましては2億7,200万円、土地購入費につきましては3億3,100万円、補償費につきましては、NTT関係も含めまして13億6,700万円ということでございます。なお、土地購入関係につきましては、一応33件の見込みです。それから、補償契約書につきましては、個別以外も含めまして68件の見込みです。
 なお、それぞれの建物とか営業補償とかにつきましては、きょう手元に資料を持ってきておりませんので、きょうの段階では、一応今申し上げましたような工事請負費、委託費、土地購入費、補償費ということでご了解いただきたいと思います。
          〔「買収単価は出ない、土地の」の声あり〕
建設部長(小田部喜英君) 買収単価につきましては、それぞれ、全部同じ価格ではありませんので……
          〔何事か声あり〕
建設部長(小田部喜英君) 一応岩瀬駅前につきましては、土地の買収単価につきましては、過日川那子議員さんのご質問にもお答え申し上げましたように、計画地区に標準地を設け、その標準地に対して、比準表というものを用いながら、百何%、逆に九十何%か、そういう数値を設けて土地の単価を出しております。ちなみに計画区域での標準地の平米単価につきましては4万9,000円でございます。
議長(増田 昇君) 総務部長。
総務部長(山中政雄君) 当初4,503万3,000円だったというふうに記憶しております。途中で、大和中学校の改修事業で900万何がし使われている金額がありまして、そのほかには、そのままそっくり持ってきたというように記憶しております。
 以上です。
          〔「そのままそっくり幾ら持ってきたの」の声あり〕
総務部長(山中政雄君) だから、4,500万円マイナス1,000万円の3,500万円ぐらいの金額だったと記憶しております。
議長(増田 昇君) 25番。
25番(林 悦子君) わかりました。駅前開発については、大体わかりました。これは、合併して最初に私が聞いたことなので、前の部長のときにも聞いているのですけれども、すごく補償が多いのですね、68件で。要するに全体の工事費とか土地にかかったお金よりも、補償も家屋補償、それから移転補償、それから営業補償と、全部入れると68件分が入っていて、これで13億幾らだということで、全体の事業費の中よりも、やっぱり動いてもらった方々の68件分、それから土地の方もいらっしゃいますから、土地だけの方というのもいらっしゃいますから、それが多かったということで記憶していますが。
 最初は何の意味があるのかなと正直思っていた事業なのです。今さら何の意味があるのかなと思っていた事業です。しかし、その後、国道のほうと一体化させるのには、結局どこか1カ所か2カ所抜いて、そして国道側の新しい市街地と旧市街地のいかにも分かれているような感じのものをどこかで融和していくと。それが桜川になっていって、そしてもちろん問題になっている流末等も含めて、やはり今後国道側と、それから旧市街地を一体化させるような事業の推進ということで、これは手がけていっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 それから、中学校につきましては、なぜこのようなことを質問したかというと、とにかく20年度決算の一番の目玉だということがあります、もちろん。もう一つ、この間、とある方に、真壁町が持っていったふるさと創生の基金10億円は、何になったのだと聞かれたのです。その方に、そんなこと議員は一つも説明してくれないと。私はこう答えました。真壁の公民館をつくるのに半分使うと。もう半分は、大和中学校を建てるのに使いましたと。一万円札には行き先は書いてないです。書いてないのですけれども、やっぱり一般の人から見たら、自分の町、これは同じように岩瀬もそうだし、大和もそうだと思いますが、持っていったお金がどのように使われるのかと。特に真壁の場合、ふるさと創生はほとんど手をつけずに置いたものなので、やはり住民というのは素朴な疑問としてまだまだ持っているのです。だから、私の答えは当たってもいるし、当たってもいない。けれども、半分は大和中学校に使いました。これから半分は真壁の公民館に使いますと言っても、あながち間違いではないのです。
 シトラスは、平成12年の7月に完成しているのです。聞くところによると、その次の年から基金の積み立てが始まっている。そして、本当に少しずつ、5,000万円を超えたことはないようです。けれども、それも平成16年あたりで1回校舎を改修しているのだそうです。そのときにほとんど使われて、合併前に駆け込みでまた、あるだけのものをとにかく基金として残して、それを種銭にして、それで皆さん合併したらお願いしようというような気持ちで、そういう基金をつくってきたのだと思うのです。ですから、基金の多い少ないは別にしても、とにかく持ってきたのだということは私たちも受けとめなくてはならないし、それからこれだけの基金でつくってもらったのだということも感謝してもらいたいと。だれにとは言いませんが、私は思っています。そういう気持ちがなかったら、合併後のまちづくりなんかよくなりません。それだけです。
議長(増田 昇君) 24番。
24番(上野征一君) 89ページ、財産管理費の中の委託料の一番上の清掃業務委託料、前に質問あったらごめんなさい、私途中だったので。735万円ほど出ていますけれども、恐らく庁舎の清掃の業者の委託料だと思うのですが、業者清掃を委託する場合に、何年ごとに見直しといいますか、業者の選定の仕方をやっているのか、それとも今回のこの委託料が決まったときには何社で入札をしたのか、その辺をちょっと確認したいと思います。金額が大きいですし、もちろん仕事も大きいから、金額も張るのでしょうけれども。
 それと、179ページ、学校給食センターの件なのですけれども、2年ぐらい前は、北給食センターが設備が悪くてだめなのだと、南に統合するのだというような話が、専らそのように聞かされていましたし、その後何だかそれがなくなったみたいよというようなことも言われていますけれども、もちろん文教委員のほうでも、それなりに議題として審議もしているのだと思いますけれども、我々のところには全く聞こえてきませんので、給食センターの合併の件がどのようになっているのかお聞かせ願いたいと思います。合併しないのであれば、北部の古いところをどのように直すのだとか、見通しがありましたらばお聞かせ願いたいと思います。
議長(増田 昇君) 山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) 上野議員にお答え申し上げます。
 清掃業務委託料735万4,500円の件でございますけれども、ほかの夜間警備とか、そういうものも含めまして毎年契約をしていまして、ここ毎年、若干ながら減額といいますか、契約金額が下がっております。
          〔「何社くらいでやったんですか、入札は」の声あり〕
総務部長(山中政雄君) 見積もりで3社ぐらいだったと記憶しています。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) 上野議員にお答えします。
 給食センターの合併問題ということなのですが、昨年の10月に小中学校、また給食センターの適正規模検討委員会ということで検討を、昨年の10月から精力的に検討してもらっておりまして、間もなく給食センターについての適正規模、統廃合の問題も答申が出ると聞いております。その中では、やはり岩瀬の北給食センターが老朽化が激しいということで、早目の統廃合のような方向で、統合のような方向で今、出るというふうなことで聞いております。話としてはそういうことで進めて、答申を受けまして、市のほうでも早急に方向を出していきたいと考えております。
議長(増田 昇君) 24番。
24番(上野征一君) 清掃の入札の問題は結構ですけれども、給食センターは合併の協議会か何かの答申が出てからでないと方向づけがされないということですか。それとも南の1カ所へ統合するということはやめたいということなのか、その辺もう一度確認。
 それと、もう一点、小中学校の統廃合ということで、一般学識経験者と、それから議員の中からと、十四、五人で小中学校の合併の検討委員会というものが立ち上がったようですけれども、同僚議員が1人やめたいということで、その話は聞いていますけれども、その先どのような形になっているのか。小中学校の合併問題、まだ結論まで達していないのだと思いますけれども、今までの過程でどのような論議があったのかお聞かせ願いたいと思います。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) 小中学校適正規模検討委員会のおやめになった議員さんのかわりに、別の議員さんに委嘱をしまして、今検討してもらっております。
 あと、給食センターにつきましては、やはり市のほうでも、できれば1カ所でというような、私、事務方のほうでは考えているところであります。
議長(増田 昇君) 24番。
24番(上野征一君) 給食センターは結構です。
 では、小中学校の合併検討委員会の中の話の進捗状況といいますか、会議の進捗状況は、どの辺でどうなっているのかということを私質問したつもりなのですが、議員さんのかわりを入れた入れないではなくして、いつごろまで検討委員会を進めるのか、今どのような段階に話が進んでいるのか、小中学校を統合すべきということなのか、反対すべきという声が多いのか、現状のままか、その辺を確認したかったのですけれども。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) 済みませんでした。発足は昨年の10月ということで、各委員さんにいろんな形でご討議をいただいて、その中で、今年になってから、小中学校の保護者全員にその件に関してはアンケートをいただきまして、その結論的、集計的なものはできております。また、委員さんもいろんな考えがございますが、来年の3月までに答申はしていただきたいというような方向で、毎月1回精力的な検討はしていただいております。来年の3月をめどにということでお願いしております。
          〔「結構です」の声あり〕
議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑を終わります。

    議案第60号〜議案第68号の委員会付託
議長(増田 昇君) お諮りいたします。
 議案第60号から議案第68号までを別紙付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第60号から議案第68号までを別紙付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託することに決定されました。

    散会の宣告
議長(増田 昇君) 本日予定された案件は、すべて終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
 なお、2日、3日は常任委員会を行い、4日の本会議は午後3時開会といたします。
 ご苦労さまでした。
          散 会  (午前11時28分)