平成21年第3回桜川市議会定例会議事日程(第4号)
平成21年第3回桜川市議会定例会議事日程(第4号)
平成21年8月28日(金)午前10時開議
日程第 1 議案第51号 桜川市職員の修学部分休業に関する条例
日程第 2 議案第52号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条
例の一部を改正する条例
日程第 3 議案第53号 桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例
日程第 4 議案第54号 桜川市国民健康保険条例の一部を改正する条例
日程第 5 議案第55号 平成21年度桜川市一般会計補正予算(第2号)
日程第 6 議案第56号 平成21年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第 7 議案第57号 平成21年度桜川市老人保健特別会計補正予算(第1号)
日程第 8 議案第58号 平成21年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第 9 議案第59号 桜川市営県単土地改良事業の施行について
〇出席議員(22名)
1番 風 野 和 視 君 3番 岩 見 正 純 君
4番 小 高 友 徳 君 5番 中 川 泰 幸 君
7番 皆 川 光 吉 君 9番 潮 田 新 正 君
10番 相 田 一 良 君 11番 古 川 静 子 君
12番 大 塚 秀 喜 君 14番 小 林 正 紀 君
15番 増 田 俊 夫 君 16番 鈴 木 好 史 君
17番 川 那 子 秀 雄 君 18番 萩 原 實 君
19番 横 田 衛 君 20番 橋 本 位 知 朗 君
21番 仙 波 信 綱 君 22番 増 田 昇 君
23番 塚 本 明 君 24番 上 野 征 一 君
25番 林 悦 子 君 26番 菊 池 節 子 君
〇欠席議員(2名)
8番 増 田 豊 君 13番 高 田 重 雄 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
副 市 長 山 田 耕 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市 長 公 室 長 飯 嶌 洋 一 君
総 務 部 長 山 中 政 雄 君
市 民 生活部長 永 瀬 昇 君
保 健 福祉部長 麻 尾 優 君
経 済 部 長 横 田 一 君
建 設 部 長 小田部 喜 英 君
上 下 水道部長 告 清 嗣 君
教 育 次 長 古 橋 忠 君
会 計 管 理 者 若 林 鉄 郎 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 笠 倉 貞 君
議会事務局書記 小 嶌 弘 君
議会事務局書記 斎 藤 修 一 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(増田 昇君) おはようございます。本日の出席議員は21名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立いたしますので、これより本日の会議を開きます。
〇議案第51号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第1、議案第51号 桜川市職員の修学部分休業に関する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
飯嶌市長公室長。
〔市長公室長(飯嶌洋一君)登壇〕
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 議案第51号 桜川市職員の修学部分休業に関する条例についてご説明を申し上げます。
5ページをお開き願います。第1条といたしまして、この条例は地方公務員法の修学部分休業の規定に基づき、必要な事項を定めるものでございまして、現在、地方分権が進められている中、職員の能力向上が極めて重要となってきております。このような中、職員が自発的に大学などの教育施設で修学する場合、公務運営に支障がなく、かつ当該修学が職員の公務能率の向上に資するときは、給料を減額して、修学のために必要な時間を休業することを任命権者が承認することができるなどの事項を定めるものでございます。
条例の第2条関係には、1週間当たりの通常の勤務時間の2分の1を超えない範囲内で、30分単位で承認することができるというようなものでございます。
2条の2項には、対象となる教育施設ということでの定めでございまして、大学院や大学、高等専門学校、専修学校、各種学校などの教育施設を定めたものでございます。
2条の3項には、修学部分休業の期間といたしまして、2年間と定めるものでございます。
条例の3条関係には、給与の減額をということで、修学部分休業期間中の時間について、給与の減額をもって支給するというものでございます。
それから、4条関係には、承認の取り消し事項、それから5条には期間などの延長承認について定めるものでございます。
附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
15番。
〇15番(増田俊夫君) この条例については、ただいま公室長から説明がありましたが、また先日全協で説明いただきました。地方分権によって、個人の能力を高めるために修学をするということで、市にとって、職員の能力を向上させることは、本当にいい環境条件がそろうのかなと、大変進めるべきことだと思っております。
私も、ちょうど8月4日に建設常任委員会がありまして、そのときに都市整備課の課長さんからこういう話をいただきまして、どういう形でこの案件が出てくるのかなということで見ておったわけですが、こういう形で初めて条例があるのだなということを知りました。
そして、私が質問したいのは、ぜひともこれを進めていただきたいということと、もう一つは、第2条の2項、教育施設について、どこの学校を、大学院を望まれているのか、また通学時間、修学内容、それと休業期間等を知りたいと思いますので、ひとつご答弁のほどお願いいたします。
〇議長(増田 昇君) 飯嶌市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) ご質問の、どの学校を求めているかというのは、現在希望者がどの学校かということでよろしいですか。
〇15番(増田俊夫君) はい。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 東大ということで、東大の大学院でございまして、それの中の都市工学専攻、都市再生持続学コースということで、社会人向け大学院ということで、そこにこの間合格をしております。それで、2年間勉強するということで、細かいカリキュラム等がまだ出ておりませんので、どういう形で学校に通うかというのは、まだ具体的にはなっておりませんが、今のところ週2回、約3時間ほどの休職をしながら、学校のほうに通うということでございまして、最終的には博士号が取得できるということでございまして、行政といたしましても、現在該当者は都市整備課のほうに勤めておりまして、都市空間と都市政策に関する広範な理解をするために学問をしたいということでございますので、行政にとりましても、非常に今後役に立つのかなと考えておりますので、私どもの行政といたしましてもバックアップをしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(増田 昇君) 15番。
〇15番(増田俊夫君) 大変高い志で、桜川市にとっても、今後大きな期待があるのではないかと思います。ましてや、桜川市、インター周辺の今後の将来にわたる構想があると思いますが、それに向けてぜひとも、今後とも、本人の健康を留意しながら、そして当然修学されれば、その担当課のほうが、残る方がいろいろ負担があると思いますが、ぜひ協力をしながら、なお一層の努力をしていただいて、さらに最後博士号をとるということですので、桜川市にとってよりよい、職員の模範となるような、そういう形で進めていただきたいと思います。どうぞよろしく、むしろお願いしたいと思います。ありがとうございます。
〇議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。
〇議案第52号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第2、議案第52号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
永瀬市民生活部長。
〔市民生活部長(永瀬 昇君)登壇〕
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 議案第52号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の提案理由についてご説明を申し上げます。
7ページをお開き願います。今回の条例改正は、桜川市環境基本条例、平成19年3月公布してございます、第7条の規定により、環境基本計画を21年度中に策定するため、環境基本計画策定委員会を設置いたします。委員会は、20人以内の委員を市長が委嘱し、組織いたしますが、条例の別表に、その委員の報酬、日額3,000円と旅費の規定を加えるものでございます。
なお、20名の内訳でございますが、現在考えておりますのは、市の職員8名、市民12名で考えております。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論を終わります。
お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。
〇議案第53号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第3、議案第53号 桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
永瀬市民生活部長。
〔市民生活部長(永瀬 昇君)登壇〕
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 議案第53号 桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてご説明をいたします。
9ページをお開き願います。まず、国民健康保険税の課税額につきましては、条例第2条で、所得割額、資産割額、均等割額、平等割額の合算額で算定すると規定しております。
また、同じく第3条では、所得割の算定につきましては、地方税法に基づく総所得金額、すなわち総務部税務課において決定した総所得金額または国税の所得税の所得金額に税率を乗じて算定することと規定しております。また、所得割課税及び6割、4割の軽減判定をするときの総所得金額についても同様でございます。
今回の条例改正は、平成21年3月27日に地方税法の一部改正案が成立いたしましたことに伴いまして、地方税法の附則で規定されております、県民税及び市民税の課税の特例の条項に準じた国民健康保険税の課税の特例の附則の一部を改正するものでございます。
なお、改正後の条例につきましては、平成22年度以降の課税分から適用されるものでございます。
それでは、改正の内容についてご説明を申し上げます。第27条は、国民健康保険税の減免の規定に、「第4項、その他必要な事項は別に定める」という条文を追加し、附則の委任事項を設け、条例の整備を図るものでございます。
次に、附則の改正でございますが、次のページをお開き願います。第5項は、新たに上場株式等にかかわる、配当所得にかかわる国民健康保険税の課税の特例を加えまして、上場株式の配当所得がある場合の所得割課税及び6割、4割の軽減判定にするときの所得額につきましては、総所得金額に上場株式の配当所得金額を加えて加算した金額とする規定でございます。
前のページに戻りまして、下から4行目、第6項並びに第7項は、長期譲渡所得及び短期譲渡所得にかかわる国民健康保険税の課税の特例の規定で、新たに平成21年1月1日から平成22年12月31日までの2年間に取得した土地を所有期間が5年を超えてから譲渡した場合、1,000万円の特別控除が適用されるという規定でございます。
第7項は、短期譲渡所得の場合、長期譲渡で追加された1,000万円の特別控除の規定は適用されないこと、また公共事業の収用、区画整理事業、土地住宅地造成事業、農地保有合理化事業による譲渡とマイホームの譲渡のうち、2つ以上の適用を受ける場合の特別控除額は、5,000万円を限度とするとして算定するという規定でございます。
第9項は、上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除に係る国民健康保険の課税の特例の規定で、第5項の上場株式の配当所得の課税の特例の適用を受けている場合には、上場株式の譲渡所得から、所得があるときは、譲渡所得金額を限度として、譲渡所得金額から譲渡損失の金額を控除するという規定でございます。また、株式の譲渡所得と上場株式の配当所得があるときは、2つの合計額を限度として、合計金額から譲渡損失の金額を控除するという規定でございます。
第10項は、第8項の株式の譲渡所得の課税の特例の適用を受ける場合、株式の譲渡所得と上場株式の配当所得があるときは、その譲渡所得と配当所得の合計額を限度として、その合計金額から譲渡損失の金額を控除した金額とする規定でございます。
第11項は、特定中小会社が発行した株式に係る譲渡損失の繰越控除等に係る国民健康保険税の課税の特例の規定でございます。
第12項は、先物取引にかかわる雑所得等にかかわる国民健康保険税の課税の特例の規定で、先物取引にかかわる所得を計算する場合には、先物取引にかかわる事業所得と雑所得の2つが対象でしたが、新たに先物取引にかかわる譲渡所得も対象とする規定でございます。
なお、第8項、第12項、第14項中の最後の4行部分につきましては、6割、4割の軽減判定をする場合の各所得金額の取り扱い特例についての規定でございます。
大変わかりにくい説明で申しわけないのですが、先ほど冒頭でも申し上げましたように、個人の所得は、所得税法並びに地方税法、市税法を適用して、同じ金額で年間の所得が出るわけでございます。ですので、今回の上位法でございます所得税法、地方税法等が改正されたことに伴いまして、桜川市の市税法、また地方税法でうたっております国民健康保険税も同様に改正を行いまして、一本化して所得を統一するということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
附則として、第1条は施行期日の規定で、第1項は平成22年1月1日に関するもの、第2項は平成22年4月1日に関するもの、第3項は平成23年1月1日に関するものでございます。
第2条は、適用区分に関するものでございます。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。
〇議案第54号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第4、議案第54号 桜川市国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
永瀬市民生活部長。
〔市民生活部長(永瀬 昇君)登壇〕
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 議案第54号 桜川市国民健康保険条例の一部を改正する条例についてご説明をいたします。
12ページをお開き願います。今回の条例改正は、緊急の少子化対策として、平成21年10月から平成23年3月までの1年半の間、暫定的に出産育児一時金の引き上げを行うため、桜川市国民健康保険条例の一部を改正するものでございます。
改正の内容でございますが、附則に第5項として、先ほど申し上げましたように、平成21年10月から平成23年3月までの間の出産にかかわる出産育児一時金に関する特例措置を加えるものでございます。現行の条例では、第7条の規定で出産育児一時金は35万円となっておりますが、これを4万円追加いたしまして、39万円に引き上げるものでございます。
また、昨年12月の定例議会でご議決をいただきました、平成21年1月から産科医療補償制度に加入している医療機関で出産をした場合には、3万円を加算いたしますので、現実には今回は42万円ということで支給することになります。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
15番。
〇15番(増田俊夫君) この内容については、後の44ページで出てくる国保会計に対しての内容なのですね。
そして、先ほど産科医療補償制度、これが去年の12月に定例会で、ことしの1月から制度になったということで、3万円プラスされたようですが、これについて、私ちょっと調べたらば、99.3%の施設が入っているというようなことですが、この桜川市あるいは近郊の病院、施設については、ほとんどの方が加入されているのですか。その1点、お願いします。
〇議長(増田 昇君) 永瀬市民生活部長。
〇市民生活部長(永瀬 昇君) お答えをいたします。
先ほど15番議員さんのほうから99.3%というお話がございました。担当のほうでは、ほとんどの県内の医療機関ではこれに入っていると。というのは、当然産婦人科医が何かのことで提訴された場合に、補償がなくなるということで、また3万円につきましては、本人に行くようになっていますけれども、実際は医療機関のほうに行きまして、その医療機関が組織のほうへ保険料を払って、その補償を受けるということでございます。
桜川市というと、残念ながら桜川市に産科がないということで、申しわけないのですけれども、県内ではほとんどというか、100%程度の医療機関が入っているということは聞いております。ただ、どの機関が入っていないというのは、ちょっと私のほうでは承知しておりませんので、よろしくお願いいたします。
〇議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
26番。
〇26番(菊池節子君) ちなみにちょっとお伺いするのですけれども、今普通、通常の出産で、今回39万円ということですけれども、社会保険に加入されている方は全額支給ですよね、出産に係る費用というのは。特別な異常出産でない、普通の出産でしたら、大体どのくらい今かかっているのですか。県西総合病院にも産科がないものですから、ちょっとそういう情報もなかなか、もう私どもも大分離れておりますので……
〔何事か声あり〕
〇26番(菊池節子君) どのぐらい費用がかかるのか、お伺いします。
〇議長(増田 昇君) 永瀬市民生活部長。
〇市民生活部長(永瀬 昇君) お答えいたします。
大変申しわけないのですが、私も、出産したのはもう既に30年以上前ですので、ただ私も孫が2名恵まれまして、実際、前に林議員さんが言ったように、遠藤産婦人科のほうで出産をいたしました。ただ、支払ったのは娘たちでございますので、正確にわかりませんが、40万円前後はかかるということだそうです。ただ、病院と産科の専門医院の施設を見ますと、大分部屋もきれいですし、ある程度、病院によっては幾らということは特定の決まりはないようです。
ただ、再度申し上げますと、39万円は、今はほとんど行政のほうからお金がすべて医療機関のほうに行っていますので、本人に行くという形ではやっておりません。ただ、一部できない医院がありますときは、立てかえてもらって、その後でうちのほうで現在38万円を払っているということで、ご質問の産科費用については、若干私どもも勉強不足で、ただ40万円前後ということは聞いております。ちなみに、遠藤さんはもっと高かったという話は聞いております。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 26番、よろしいのですか。
〇26番(菊池節子君) 若干足らないというあれではあるのではないかな。かなり今は個人病院というか、民間の病院なもので、ちょっと割高というか、なっている。ホテル並みの入院みたいな感じで、子供を出産するのに大変費用がかかるということもあって、まして今こういう経済状況で、本当に40万円、50万円用意するのはなかなか容易でないという時代ですから、できるだけ応援してあげたいなというふうに、子育て支援含めてしていただきたいというふうに思うので、申し上げたのですけれども。
以上です。
〇議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。
〇議案第55号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第5、議案第55号 平成21年度桜川市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
山中総務部長。
〔総務部長(山中政雄君)登壇〕
〇総務部長(山中政雄君) 議案第55号 平成21年度桜川市一般会計補正予算(第2号)について、概要をご説明いたします。
13ページをお開きください。既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ388万8,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ173億7,124万6,000円とするものです。
14ページから16ページは、第1表の歳入歳出予算補正であります。
事項別明細書により、歳入についてご説明いたします。19ページをお開きください。第12款分担金及び負担金、1項1目農林業費分担金で642万円を減額しております。これは、県単ほ場事業の採択事業の変更により、ほ場整備事業より受益者分担金1,062万円を減額し、ため池整備事業受益者分担金420万円を増額するものです。
第14款国庫支出金、2項2目民生費国庫補助金で116万9,000円を増額しております。これは、国の平成21年度の緊急措置事業で、今般の経済危機対策に基づく取り組みの一つである住宅手当緊急特別措置事業補助金で、離職前に主たる生計維持者の者が就職活動を安心して行うことができるよう、住宅費について給付を実施するものであります。同じく3目土木費国庫補助金で1,146万6,000円を増額しております。これは、市道岩0102号線、西飯岡地内の地域活力基盤創造交付金の増額1,100万円と都市環境改善支援事業補助金、これは真壁地区のひなまつり期間の岩瀬駅と真壁地区を結ぶ地域間連結バスを運行する事業に対する補助金46万6,000円であります。同じく5目衛生費国庫補助金で664万8,000円を増額しております。これは、女性特有のがん検診推進事業補助金で、市の実施するがん検診において、特定の年齢に達した女性に対して、子宮頸がん、乳がんに関して健診無料クーポン券を送付し、受診促進を図る事業補助金であります。
第15款県支出金、2項4目農林水産業費県補助金で1,026万3,000円を増額しております。これは、ほ場整備事業の事業精査により1,770万円を減額し、ため池整備事業の新規採択により2,100万円を増額し、事業採択により、いばらき農業元気アップチャレンジ事業補助金36万9,000円、次のページに移りまして、霞ケ浦流域畜産環境負荷削減特別対策事業補助金228万9,000円、農産振興条件整備支援事業補助金430万5,000円の増額であります。同じく6目教育費県補助金で379万4,000円を減額しております。これは、TTの特別配置事業費補助金で、当初予定していました講師が6名から2名になったことによるものであります。
第19款繰越金、1項1目繰越金でありますが、前年度繰越金2,033万4,000円を減額しております。これは、歳入歳出予算の調整によるものです。
第20款諸収入、4項4目雑入で489万円を増額しております。これは、女性特有のがん検診推進事業に伴い、特定年齢者分の検診負担金の34万8,000円の減額と、集落営農法人化等緊急整備推進事業補助金523万8,000円の増額であります。
続きまして、歳出の主なものについてご説明いたします。21ページをお開きください。歳出の第1款議会費から第10款の教育費の2節給料、3節職員手当等、4節共済費の人件費につきましては、一括して説明をさせていただきます。
2節給料につきましては2,504万4,000円の減額、3節職員手当等につきましては4,940万8,000円の減額で、これは職員の定期異動に伴う組み替えと職員の給与に関する条例の改正によるものであります。4節共済費につきましては、市町村共済の短期経理にかかわる負担率が、給料につきましては1,000分の44から、1,000分の2.7アップしまして1,000分の46.7に、期末手当等につきましては1,000分の35.2から、1,000分の2.16アップしまして1,000分の37.36に、基礎年金拠出金にかかわる負担率が、給料については1,000分の27.875から、1,000分の12.25アップしまして1,000分の40.125に、期末手当等につきましては1,000分の22.3から、1,000分の9.8アップしまして1,000分の32.1に改定されたことによりまして2,254万9,000円の増額となっております。
第1款議会費、1項1目議会費は人件費なので、省略いたします。
第2款総務費、1項1目一般管理費1億523万1,000円の増額ですが、これは人件費と、次のページに移りまして、土地改良事業無効等請求事件の弁護士成功報酬金130万9,000円の増額であります。2項1目税務総務費は、人件費なので、省略いたします。
23ページをお開きください。第2款総務費、3項1目戸籍住民基本台帳費は、人件費なので、省略いたします。
6項1目監査委員費3万9,000円の減額ですが、これは定期監査実施2年、年4回に伴う監査委員報酬7万6,000円の増額と人件費の減額であります。
24ページをお開きください。第3款民生費、1項1目社会福祉総務費309万8,000円の増額ですが、これは人件費と、国の緊急措置事業で経済危機対策に基づく取り組みの一つである住宅手当緊急措置事業補助金116万9,000円であります。内容といたしましては、対象者11名、月3万5,400円の三月分を想定しております。同じく2目老人福祉費は、人件費なので、省略いたします。同じく4目老人医療費867万5,000円の増額ですが、これは人件費の増額と高齢者医療制度円滑導入事業過年度国庫補助金の返還金850万円であります。同じく5目医療福祉費、次のページに移りまして、同じく7目国民年金費は、人件費なので、省略いたします。同じく8目国民健康保険事業費77万5,000円の減額ですが、これは人件費の減額と、国民健康保険特別会計繰出金17万2,000円の減額につきましては、出産一時金の改正に伴う繰出金33万4,000円の増額と人件費分繰出金の50万6,000円の減額であります。同じく9目介護保険事業費98万7,000円の増額ですが、これは介護保険特別会計への人件費分の繰出金であります。同じく10目人権啓発対策費は、人件費なので、省略いたします。
26ページをお開きください。第3款民生費、2項1目児童福祉総務費470万8,000円の減額ですが、これは人件費の減額と職員の産休に伴う臨時職員賃金79万8,000円の増額です。同じく5目保育所費は、人件費なので、省略いたします。
27ページをお開きください。第3款民生費、3項1目生活保護総務費は、人件費なので、省略いたします。
第4款衛生費、1項1目保健衛生総務費は、人件費なので、省略いたします。同じく2目予防費865万2,000円の増額ですが、これは女性特有のがん検診推進事業に係る技術者賃金4万1,000円、新型インフルエンザ対策としまして消毒薬購入費14万4,000円、次のページに移りまして、がん検診クーポン券郵送料30万9,000円の増額、委託料815万8,000円の増額の内訳といたしましては、インフルエンザ予防接種委託料、1歳から15歳までの子供を対象に1人当たり1,000円で402万円の増額、がん検診クーポン券作成委託料88万6,000円、女性特有のがん検診委託料325万2,000円の増額であります。同じく3目環境衛生費808万3,000円の減額ですが、これは人件費835万円の減額と、環境基本計画策定に伴う委員報酬25万2,000円、食糧費1万5,000円の増額であります。
29ページをお開きください。第6款農林水産業費、1項1目農業委員会費、同じく2目農業総務費は、人件費なので、省略いたします。同じく3目農業振興費228万9,000円の増額ですが、これは霞ヶ浦流域畜産環境負荷削減特別対策事業で自走式堆肥散布車を購入する補助金であります。同じく4目農政推進費560万7,000円の増額ですが、これはいばらき農業元気アップチャレンジ事業補助金として、上小幡営農組合の収穫機等の購入補助金36万9,000円、集落営農法人化等緊急整備推進事業補助金として、アグリピア松田の自脱型コンバイン購入補助金523万8,000円の増額であります。同じく5目農地費226万1,000円の増額ですが、これは人件費と、次のページに移りまして、県の補助事業精査によりまして、ほ場整備事業とため池整備事業との予算の組み替えであります。同じく6目農村総合整備事業費は、人件費なので、省略いたします。同じく7目水田農業対策費430万5,000円の増額ですが、これは5つの生産担い手組合の農機具等購入に係る農産振興条件整備支援事業補助金であります。
31ページをお開きください。第6款農林水産業費、2項1目林業総務費は人件費なので、省略いたします。同じく2目林業振興費は、予算の組み替えであります。
第7款商工費、1項1目商工総務費は、人件費なので、省略いたします。
32ページをお開きください。第8款土木費、1項1目土木総務費は、人件費ですので、省略いたします。
33ページをお開きください。第8款土木費、2項3目道路新設改良費1,238万8,000円の増額ですが、人件費761万2,000円の減額と地域活力基盤創造交付金の増額による工事請負費2,000万円の増額であります。
第8款土木費、4項1目都市計画総務費、次のページに移りまして、5項1目住宅管理費は、人件費なので、省略いたします。
35ページをお開きください。第9款消防費、1項1目常備消防費は、人件費なので、省略いたします。
第10款教育費、1項2目事務局費1,429万9,000円の減額につきましては、TT非常勤講師削減により、報酬710万5,000円と人件費977万9,000円の減額と、次のページに移りまして、TT非常勤講師費用弁償35万円の減額、新型インフルエンザ対策として、各教育施設の消毒薬剤の購入費293万5,000円の増額です。同じく4目給食センター費から40ページ、6項の1目保健体育総務費までは、人件費なので、省略させていただきます。
内容をご審議の上、ご承認くださるよう、よろしくお願い申し上げます。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
18番。
〇18番(萩原 實君) 29ページなのですが、集落営農法人化緊急整備推進事業補助金523万8,000円なのですが、条件がいろいろあると思うのですが、農業担い手育成何とかという、そういう資格のある人あるいは面積をどのぐらいつくっているとか、だれでもコンバインを買うために補助するということではないのですか。
〇議長(増田 昇君) 横田経済部長。
〇経済部長(横田 一君) お答えを申し上げます。
今回の補助金につきましては、過般松田地区の集落営農がアグリピア松田ということで農事法人になりました。これが条件として、このアグリピア松田の農事組合法人に対しまして、今回自脱型コンバイン6条刈りの購入に対しまして、国が2分の1、そして地元負担が2分の1ということで補助をするものでございます。
〇議長(増田 昇君) 18番。
〇18番(萩原 實君) 条件がそろうということですよね。
〔「はい」の声あり〕
〇18番(萩原 實君) 作付面積とか、そういう、でないとだめということですね。
〇議長(増田 昇君) 横田経済部長。
〇経済部長(横田 一君) お答えを申し上げます。
農事組合法人ということで、農業協同組合法に基づく法人で、農業の経営、共同利用施設の設置、作業の共同化、こういうものを行う法人に対して今回補助をするということでございます。
〇議長(増田 昇君) 10番。
〇10番(相田一良君) ページ数は28ページ、お願いします。そのところの委託料のインフルエンザについてなのですけれども、このインフルエンザでは、今テレビ、新聞等で連日報道されているように、見えない敵に全世界が震え上がっておりますが、このインフルエンザについて詳しく説明をお願いします。また、今後の予防についてもお願いします。それと、桜川市では今現在この患者が発生しているかいないかも、あわせてお願いします。
〇議長(増田 昇君) 麻尾保健福祉部長。
〇保健福祉部長(麻尾 優君) それでは、新型インフルエンザの報道で今大分騒がれておりますが、今までの経過と今後の対策というか、そういうものについてちょっと述べたいと思います。
最初に、6月16日に、隣接するつくば市で県内で初めて新型インフルエンザが確認されました。それに基づいて、桜川市でも6月の23日に桜川市の新型インフルエンザ対策本部を設置いたしました。それと同時に、第1回の本部会議を開催したわけでございます。内容については、インフルエンザに関する情報の提供とか関係機関との情報の共有化、市民への情報提供と、そういった内容で協議をいたしたところであります。
その後、7月の14日に桜川市内でも初めの感染者が確認されたということになっております。その後すぐに第2回の本部会議を開催したわけでございます。そういうものを勘案しながら、各家庭にも啓発文書、その他の感染予防、そういった活動をいたしました。
その後、7月の24日からは、全国的に感染拡大が広がり、医療機関の対応が限界状態になってきたということで、学校等での集団感染は継続的に複数発生している状況をかんがみ、これらの個別発症を全数把握する感染の封じ込め、拡大防止と内容が変わってきたわけでございます。国の運営指針がその辺で変更されたということでございます。
それ以降に関しては、一般診療機関でも受診体制ができるといったことになりました。桜川市内ではその時点で9件の感染者が確認されております。
その後、夏休みに入りまして、8月の11日には岩瀬の保育所において4名の感染者が確認されたということになっております。その後、8月の12日から16日まで5日間の休所措置をいたしました。ちょうどお盆の休みにぶつかったときでございます。その後、8月の13日に新たな3名が発症いたしまして合計7名の感染者が発生されたということになっております。その後、発生が確認されないということで、17日から休所措置を解除したという経緯でございます。
今後の対策といたしましては、ただいま補正に上げております感染予防に対する消毒剤とか、そういったものを購入するための補正をお願いしたわけでございます。今後に関しては、学校関係も夏休みが終わりまして新学期が始まりますので、その辺の内容を確認しながら、関係機関と連携をとりながら、今後は感染予防の徹底をしていきたいと、このように考えております。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 10番。
〇10番(相田一良君) それでは、桜川市では現在7名の患者の方がいるということですね。
それと、実はワクチンの今度は量なのですけれども、今全国的にワクチンの量が大変不足していると言われております。舛添厚生労働大臣は、最高でも5,300万人分のワクチンの量しか確保できないと言われております。不足分は外国からの輸入もと考えているわけでございますが、そのような中、当桜川市においてはワクチンの量はどのような形で確保するのか、またそのワクチンを接種する場合においても、人数相当分はないということで、国ではそのワクチンの接種の優先順位と申しますか、それをつくるようにと多分各自治体に通達があるものと思われますけれども、その辺はどのように考えておりますか。
〇議長(増田 昇君) 麻尾保健福祉部長。
〇保健福祉部長(麻尾 優君) ただいまの議員さんのお話でございますが、まだ具体的な方策について、県あるいは国からの指示がございません。そういうものが国のほうで決まりましたら、早急にあるかと思います。それに対して対処していきたいと、このようには考えています。
〇議長(増田 昇君) 10番。
〇10番(相田一良君) 私からのお願いでございますけれども、やはり見えない敵という、世界が大変震え上がっておるわけでございますが、特にこの間の新聞等で載っておりますけれども、人工透析している患者が亡くなったと言われております。そうした場合に、桜川市においても、一番弱い立場の人工透析を受けている方が本当に今恐怖におののいていると言われております。その中、桜川市では今現在人工透析を受けている方が何名おるか。また、先ほど部長は、今後医療機関ともいろいろ相談していくと申されておりましたが、重症患者を受け入れる集中治療室や、また人工呼吸器の数などについても担当部では把握しておかないと、いざというときには大変混雑すると申しますか、迷いますので、その辺の患者が発生、多くなった場合の対応もどのように考えているか、あわせてお願いします。
〇議長(増田 昇君) 麻尾保健福祉部長。
〇保健福祉部長(麻尾 優君) ただいまの患者の数でございますが、この時点ではちょっと資料がありませんので、申しわけないのですけれども、今後そういうものを調べながら、医療機関と相談しながら対応していきたいと、このように考えています。
〇議長(増田 昇君) 次に、26番。
〇26番(菊池節子君) 今ちょっと関連なのですけれども、10番、相田議員の。
山中部長、新型インフルエンザ予防接種と言ったのですよね。400……今の28ページなのですけれども……と言ったので、これはどの程度の方が受けられるのかなと思って。この402万円が計上されております。その点をお聞きしたいと思ったのですけれども。
〇議長(増田 昇君) 麻尾保健福祉部長。
〇保健福祉部長(麻尾 優君) ただいまの質問は、インフルエンザ予防接種の委託料400万円の話だと思うのですけれども、ただいま新型インフルエンザと申しますが、これに関しては従来のインフルエンザのということで解釈……
〔「従来のインフルエンザ」の声あり〕
〇保健福祉部長(麻尾 優君) ええ、そういうことでございます。
〇議長(増田 昇君) 26番。
〇26番(菊池節子君) では、従来のインフルエンザの予防接種委託料ということで、これは何名分ぐらいを想定しているのですか。
〇議長(増田 昇君) 麻尾保健福祉部長。
〇保健福祉部長(麻尾 優君) 一応積算としては、1歳から15歳までを対象にするということで、接種見込みは65%、4,019人分ということで見込んでおります。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 26番。
〇26番(菊池節子君) 新型インフルエンザということで今相田議員も申しましたけれども、ワクチンを全部確保することがまだできる状況ではないということで、どこの、一番子供さんとかお年寄りとか、そういう方が優先順位に国ではしたいというふうなあれでなっておりますけれども、ここではまだまるでそういうあれは、組まれてというか、考えはどういうふうになっておられるのかちょっと伺いたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 麻尾保健福祉部長。
〇保健福祉部長(麻尾 優君) 国の方針がまだ定められておりません。そのうち決まるとは思うのですけれども、その方針に基づいて市でも対応していきたいと、このように考えています。
〇議長(増田 昇君) 25番。
〇25番(林 悦子君) 22ページ、2款1項1目一般管理費の中の8節報償費、弁護士成功報酬金130万9,000円が上がっておりますけれども、この内容について。それから、今まで、終わるまでに総額幾らかかったのかお尋ねをいたします。
〇議長(増田 昇君) 山中総務部長。
〇総務部長(山中政雄君) 林議員にお答え申し上げます。
この案件につきましては、旧大和村時代の土地改良の関係の訴訟ということでございました。結論から申し上げますと、訴訟の金額が1億5,000万円でありまして、その130万9,000円の根拠につきましては、訴訟が過大請求であるということを勘案しまして、法律事務所の報酬基準規定によりまして、経済的利益の額を算定できないときは、その額を800万円と想定して計算するというようなことがありまして、本件は2件でございましたので、1件800万円として2件で1,600万円というような規定に基づきまして、増減の許容最大の130万9,000円を支払ったということでございまして、その算出方法がありまして、先ほど言いました1,600万円の分というのは、経済的利益確保の300万円を超え3,000万円以下の部分については、1,600万円の10%プラス18万円掛ける1.05という公式がありまして、その計算式をもって計算しますと、186万9,000円という標準額が出まして、ただしそれには幅がありまして、最低でも130万8,300円から242万9,700円のうちの部分を成功報酬として支払うということで、その最低限度の価格で弁護士との折り合いがつきまして、この金額を支払うということになりました。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 25番。
〇25番(林 悦子君) ごめんなさい、部長。丁寧に説明してもらったのだけれども、弁護士報酬金の額の積算根拠ではなくて、この内容は、要するに何年かかって相手方と、簡単でいいですけれども、どのような事例で、それがどのような解決方法を見て、例えば市がこの方、何人だか知りませんが、何か賠償とか、そういうのを請求されて、支払い行為みたいなことがあったとかないとか、そのとき幾ら払ったとか、和解だったとか、要するにそういうことを聞きたいのです。結局足かけ何年やっていて、その間の経費があるでしょう、着手金幾ら、大和村時代に幾ら払ったのだかは知りませんけれども、そして解決を見たわけですよね、報酬金を払ったのだから。それは和解だったのか、それとも市が幾らか払ったのか、そういうことを知りたいのです。成功報酬では最低の成功報酬にしてもらったということなのでしょうけれども、この130万9,000円の、それではなくて、訴訟だったのだろうから、訴訟の概要でしょう。それで、どのような解決方法になって、そして市のほうに支払い行為が発生したのかどうかとか、そういうことを聞いているので、済みませんが、お願いします。
〇議長(増田 昇君) 山中総務部長。
〇総務部長(山中政雄君) わかりました。答弁がずれてしまいまして済みませんでした。
平成17年の8月に、昭和54年と55年の旧大和時代に実施された土地改良事業に対しまして、その土地改良事業の無効を主張し、原状復帰と損害賠償を求めて提訴されたものでありました。一審、二審の判決を受け、原告が最高裁判所に上告しておりましたけれども、平成21年の2月の17日に最高裁判所において当事件についての上告が棄却されました。これにより原告の敗訴が決定いたしまして、よって委託しておりました法律事務所に対して、先ほど申し上げた成功報酬を支払うということで補正したわけでございますけれども。内容としては、土地改良事業における原告、田2カ所をもとに戻すことと、それに、あと一つは、25年もの間放置されたため、莫大な損害を負ったため、被害総額1億5,000万円の支払いを求めるという2件の請求を提訴されたものでございます。
〔「弁護士にかかった金」の声あり〕
〇総務部長(山中政雄君) 弁護士にかかったお金は、着手金がちょっと今手元にないので、わかりませんけれども、きょうにも計算というか、調べて報告したいと思いますけれども、理解していただきたいと思います。
〔「わかりました」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 24番。
〇24番(上野征一君) 29ページ、農業推進費、いばらき元気アップ分が36万9,000円ということで、恐らく先ごろ新聞の報道がありました、上小幡だったかな、下小幡だったかな、枝豆栽培のところへの補助金かと思いますし、休耕農地を利用して集落であのような取り組みをしているということは、非常にありがたいといいますか、進めていただきたいことでもありますし、このような集落がありましたらば、これからもどんどん補助してあげて、できる限り指導推進のほうもよろしくお願いしたいと思います。
あともう一件、20ページ、教育の県の補助金379万4,000円、6名のところを2名となったので、この部分が減額になったというような報告だったと思うのですが、なぜ6名が2名になったか、その6名の根拠と、6名から2名になって教育が充足されるのか、その辺。余りにも、6名から2名ということになりますと、6割何分からの、3分の2の減という形で、教育が大丈夫なのかということ。
それとあと、35ページの支出の面で事務局費、教育非常勤講師710万5,000円の減額ということになっていますけれども、その辺の絡みをちょっと教えていただきたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
〇教育次長(古橋 忠君) 上野議員のご質問にお答えします。
平成21年度の当初に、小学校5校と中学校1校、合計6校にTT講師を配置予定した分の予算を上げました。その後、4小学校におきまして、県のほうから、名前が学力向上支援事業の非常勤講師が配置されまして、残りの2校だけが市のお金でTT非常勤講師を配置するということで、4校分が県のほうに配置となりまして、削減と申しますか、講師の派遣の仕方が県の財源でされるということで、市の財源がこれだけ削減されたわけでございます。
〇議長(増田 昇君) 24番、よろしいですか。
24番。
〇24番(上野征一君) 6名から2名となったということで、6名非常勤講師を配置するところが2名になったのではなくて、6名のうちの4名は県のほうで持っていただいたからということですね。はい、結構です。
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 相田議員と同じような関連ですが、市長に要望いたしておきますけれども、福祉部から400万円インフルエンザワクチンの補助金として計上されたと。しかし、相田議員が言いましたけれども、新型もある。ですから、これ補正の補正をできれば組んでいただきたい。これは、いつ起きるかわからないことですから、そういうことを十分庁舎内で、これは住民を守るということから言えば、財政も大変なのでしょうが、どこからかかき集めて、倍額ぐらい、400万円と言わず800万円ぐらいに補正を組んでいただければありがたいなと。というのは、私も国保協議会の会長をさせていただいておりまして、これが蔓延した場合には国保の運営に本当に困ってしまう状況を来すのではないかと。ですから、やはり予防というものは非常に大事だという考えをしております。これは、大変な国民健康保険の出費が重なるであろうと。ですから、やはり予算を、補正をしておいても使わなければいいわけですから、やっぱりそれだけの準備を、市長は率先して住民の安心を守る責任があるわけですから、担当部課、全庁的に相談をして対応していただきたいと、そのように思います。
以上です。
〇議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前11時05分)
再 開 (午前11時20分)
〇議長(増田 昇君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
〇議案第56号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第6、議案第56号 平成21年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
永瀬市民生活部長。
〔市民生活部長(永瀬 昇君)登壇〕
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 議案第56号 平成21年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げます。
第1条で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ68万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ56億9,199万6,000円と定めるものでございます。
事項別明細書により説明させていただきますので、44ページをお開き願います。歳入でございますが、第4款国庫支出金、2項3目出産育児一時金補助金50万円の増額は、議案第54号でご説明を申し上げました、出産育児一時金に関する特例措置として4万円が増額されることに伴い、歳出でご説明いたしますが、100万円のうちの国の負担分2分の1の増額でございます。
第9款財産収入、1項1目利子及び配当金18万2,000円の増額は、財政調整基金の利子でございます。
第10款1項1目一般会計繰入金17万3,000円の減額の内訳でございますが、職員の定期異動等による人件費の減額に伴い、一般会計からの繰入金50万6,000円を減額し、また出産育児一時金繰入金33万3,000円の増額は、市が負担する50万円の3分の2の法定繰り入れ分でございます。
45ページをお開き願います。第11款繰越金、1項2目繰越金17万8,000円の増額は、前年度繰越金でございます。
続きまして、46ページをお開き願います。歳出についてご説明いたします。第1款総務費、1項1目一般管理費118万円の減額は、定期異動等によります人件費の減額でございます。2項1目税務総務費67万4,000円の増額につきましても、同様でございます。
次のページ、47ページをお開き願います。第2款保険給付費、4項1目出産育児一時金100万円の増額は、出産育児一時金に関する特例措置により4万円が増額されることに伴い、やや少な目ではございますが、25名分の増額を計上いたしました。なお、当初予算では年間100名を見込んでおり、3,800万円を計上してございますので、補正後につきましては3,900万円となります。これまでの実績といたしましては、19年度の実績で113件、20年度につきましては74件でございます。2目支払手数料1万円の増額でございます。
第9款1項1目国保財政調整基金積立金18万3,000円は、基金利子を積み立てるものでございます。なお、平成20年度末の基金残高は1億960万1,010円でございます。
以上で説明を終わります。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。
〇議案第57号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第7、議案第57号 平成21年度桜川市老人保健特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
永瀬市民生活部長。
〔市民生活部長(永瀬 昇君)登壇〕
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 議案第57号 平成21年度桜川市老人保健特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。
第1条で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ917万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,872万円と定めるものでございます。
事項別明細書により説明させていただきますので、51ページをお開き願います。歳入につきましては、第5款1項1目の繰越金のみで、前年度繰越金917万4,000円の増額でございます。
次に、歳出でございますが、第3款諸支出金、1項1目償還金917万4,000円は、国庫支出金の確定によります過年度分の返還金でございます。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。
〇議案第58号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第8、議案第58号 平成21年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
麻尾保健福祉部長。
〔保健福祉部長(麻尾 優君)登壇〕
〇保健福祉部長(麻尾 優君) それでは、52ページをお開き願いたいと思います。議案第58号 平成21年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
第1条で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,888万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ30億5,241万7,000円と定めるものであります。
それでは、歳入歳出について事項別明細書により説明させていただきますので、55ページをお願いしたいと思います。歳入でありますが、3款2項5目施設整備事業補助金、補正額847万8,000円は、消防法改正に伴う施設整備に充てる地域介護福祉空間整備等施設整備交付金であります。
次に、第7款1項4目その他一般会計繰入金、補正額98万7,000円は、人事異動に伴う職員給与等の繰入金であります。
次に、第8款1項1目繰越金、補正額1,941万5,000円は前年度繰越金であります。
次に、歳出について説明申し上げますので、56ページをお願いいたします。第1款1項1目一般管理費、補正額946万5,000円は、職員の人事異動に伴う人件費と、19節負担金、補助及び交付金847万8,000円の地域介護福祉空間整備等施設整備補助金で、これは消防法の改正により、小規模福祉施設でのスプリンクラー設置が義務化されましたため、未整備施設に対して国が補助するもので、10分の10の補助率であります。
次に、第7款1項3目償還金、補正額1,941万5,000円は、国庫支出金等の過年度分の精算による返還金であります。
以上であります。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。
〇議案第59号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第9、議案第59号 桜川市営県単土地改良事業の施行についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
横田経済部長。
〔経済部長(横田 一君)登壇〕
〇経済部長(横田 一君) 57ページをお願いいたします。議案第59号 桜川市営県単土地改良事業の施行についてご説明を申し上げます。
本案件につきましては、土地改良法96条の2第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
1 施行年度 平成21年度から平成24年度。
2 名 称 桜川市営県単土地改良事業(ほ場整備事業)堀の内地区。
3 工事場所 桜川市大泉地内。
4 工事概要 ほ場整備事業2.9ヘクタール。
5 概要事業費 9,266万円。
6 施行方法 請負。
7 計画概要図 別紙のとおりでございます。
よろしくお願いいたします。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
17番。
〇17番(川那子秀雄君) 大泉地内ということでありまして、概要事業費も載っておりますが、できれば桜川市内の業者に入札を示していただきたいと。税金を払っていただく関係もありますから、できればそのように図っていただきたいと思うのですが、よろしいですか。
〇議長(増田 昇君) 横田経済部長。
〇経済部長(横田 一君) 非常に難しい質問でお答えのしようもございませんが、そういう意見がありましたということを覚えておきたいと思います。
〇議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。
〇散会の宣告
〇議長(増田 昇君) 以上で本日の日程は終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
ご苦労さまでした。
散 会 (午前11時32分)