平成21年第3回桜川市議会定例会議事日程(第2号)
平成21年第3回桜川市議会定例会議事日程(第2号)
平成21年8月26日(水)午前10時開議
日程第 1 一般質問
〇出席議員(22名)
1番 風 野 和 視 君 3番 岩 見 正 純 君
4番 小 高 友 徳 君 5番 中 川 泰 幸 君
7番 皆 川 光 吉 君 8番 増 田 豊 君
9番 潮 田 新 正 君 10番 相 田 一 良 君
11番 古 川 静 子 君 12番 大 塚 秀 喜 君
13番 高 田 重 雄 君 14番 小 林 正 紀 君
15番 増 田 俊 夫 君 16番 鈴 木 好 史 君
17番 川 那 子 秀 雄 君 18番 萩 原 實 君
19番 横 田 衛 君 22番 増 田 昇 君
23番 塚 本 明 君 24番 上 野 征 一 君
25番 林 悦 子 君 26番 菊 池 節 子 君
〇欠席議員(2名)
20番 橋 本 位 知 朗 君 21番 仙 波 信 綱 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
副 市 長 山 田 耕 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市 長 公 室 長 飯 嶌 洋 一 君
総 務 部 長 山 中 政 雄 君
市 民 生活部長 永 瀬 昇 君
保 健 福祉部長 麻 尾 優 君
経 済 部 長 横 田 一 君
建 設 部 長 小田部 喜 英 君
上 下 水道部長 告 清 嗣 君
教 育 次 長 古 橋 忠 君
会 計 管 理 者 若 林 鉄 郎 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 笠 倉 貞 君
議会事務局書記 小 嶌 弘 君
議会事務局書記 斎 藤 修 一 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(増田 昇君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席議員は21名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
〇一般質問
〇議長(増田 昇君) 日程第1、一般質問を行います。
17番、川那子秀雄君。
〔17番(川那子秀雄君)登壇〕
〇17番(川那子秀雄君) 通告に従いまして一般質問をするものであります。
その前に申し上げておきたいことがございます。私の質問に対しまして、執行部、いわゆる中田市長及び山田副市長及び担当部長は、きちっと誠実にお答えをいただくようにお願いいたします。私の質問は、一般の市民から相当陳情を受けまして、6月の議会に続きまして質問をするものであります。しつこいと思わずに、きちっと聞いていただきたいと思います。
なお、答弁に疑義が生じた場合は、いわゆる議会の調査あるいは検査権、そういうことがあるということを踏まえた上でお答えをいただきたいと、そのように思います。
それでは、通告に従いまして、お手元にございますが、岩瀬駅前の問題点について、@、補償費の割合について。これは、8工区あったように記憶いたしておりますが、各工区ごとに、13億7,000万円の補償費の内訳について答弁を願いたいと思います。
それから、Aの駅前に市の保有地はあるのかという問いですが、これは岩瀬町時代に山田助役にお伺いしたところ、残るよというようなことをお話しされていたというふうに記憶をいたしております。20年の決算書にも、土地を購入している一千何百万円というのがあるわけですが、それについて、これは保有地であるのかないのか。ないのではないかと推測をするわけですが、保有地はあるのかということでお伺いをいたします。
それから、農協跡地を代替地として買い上げた、その代替地は埋まっているのか。これは、岩瀬開発公社時代に仮契約をして買い上げた。合併をして正式に契約をして買い上げたというふうに聞いております。その件をお答えをいただきたい。
それから、Cに、警察官立ち寄り所の設置は必要ではないのか。これは、あの地区の住民が、住民というか市民の方々がおっしゃっていたのですが、商店がなくなって非常に広過ぎて、物騒なことが起きるかもしれない。でありますから、何らかの警察官のパトロールのお茶飲み所といいますか、そういうところをつくっていただけないかという声もありましたので、こういう質問をいたしました。
それから、Dは、6月にも市長にお伺いいたしましたが、駅前の活性化方針について再度お伺いしたい。それは、駅前の開通式において長谷川大紋参議院議員があいさつの中で言っておりましたが、非常にこの駅前が広くはなったけれども、寂しくもなってしまった。これは何とかしなければならないのは、私たちの義務であるというふうに発言をいたしました。したがいまして、何か方針について、心の中に市長は考えておるのかどうか。きのう菊池議員がそういう、市場を立ち上げてみてはどうかというお話をされましたが、それも一つの方法ではないかというふうに考えております。
それから、2番目の特例債事業について。これは、岩瀬地区においては、つくば益子線の延伸というのが、もう随分前に測量、検討ができて、地主に対して行った。しかし、「いつになったら川那子さん、やってくれるんだろうよ。それをちょっと確かめてくれないか」という声があったものですから、質問いたします。
それから、A、松田西小塙線はいつになるのか。これは特例債事業として、この益子線及び西小塙線は予算づけをしておるわけであります。しかし、聞くところによれば、水戸線をまたぐときにえらい金がかかるので、できないのではないかという話も出ております。この点もお伺いをしたい。
それから、今本庁舎、大和庁舎、支所、真壁、岩瀬というふうに分かれておりますが、合併特例債の中に30億円の枠をとって庁舎建設というのが合併協議で成り立っております。これについては、どう考えているのか市長にお伺いいたしたいと思います。
細かいこと多々ございます。自席に戻って厳しくお伺いするところはお伺いしますので、その旨覚悟してお答えをいただくようにお願いをいたします。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 川那子秀雄君の質問に対する答弁を願います。
小田部建設部長。
〔建設部長(小田部喜英君)登壇〕
〇建設部長(小田部喜英君) 川那子議員さんのご質問にお答えいたします。
まず、1点目の岩瀬駅前の補償費の割合について、工区ごとということでありますが、13億7,000万円というふうな、ご質問にありましたけれども、6月議会において約13億7,000万円ということで私がお答えしております。ただ、この中にはNTT関係が入っているものですから、1工区から8工区の関係者にかかわる金額については、これから説明を申し上げますので、合計で13億3,931万1,220円です。
工区ごとに申し上げますと、1工区が1億3,412万8,488円、全体割合では10.01%、2工区が1億2,064万3,559円、割合で9.01%、3工区が1億4,767万1,944円、割合で11.03%、4工区が2億5,722万8,158円、割合で19.21%、5工区が2億1,854万8,575円、割合で16.32%、6工区が1億1,009万4,321円で割合は8.29%、7工区が2億7,109万5,762円で割合は20.24%、8工区が7,890万413円で割合が5.89%。一応工区ごとの割合については以上でございます。
それから、2番目に、駅前に市の保有地はあるのかというご質問ですが、岩瀬駅前につきましては未利用地となっている市の保有地はございません。
それから、活性化方針ということでありますが、駅前整備事業は完了とはなりましたが、地域活性化は重要課題として取り組んでいく必要があるというふうに考えております。駅前につきましては、市の玄関口として、市の観光スポット等を幅広く伝えるための拠点あるいはコミュニティー、ビジネスのための広場として活用してまいりたいと考えておるところでございます。また、このたびの整備により、バスの乗り入れが可能になったことから、真壁のひなまつり期間中に、岩瀬駅と真壁地区とを結ぶシャトルバスの運行を予定しております。このほか新設された多目的スペースを利用したイベントや、物産展の実施を検討してまいりたいと考えているところでもあります。このような取り組みを足がかりに、今後とも地元関係者及び商工会等の関係機関、市役所内の関係課との連携を密にし、よりよいまちづくりを進めるとともに、地域の活性化に努力してまいりたいと考えております。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 続いて、飯嶌市長公室長。
〔市長公室長(飯嶌洋一君)登壇〕
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 川那子議員さんの農協跡地を買い上げてあるが、すべての予定された移転代替地として埋まっているのかというご質問にお答えを申し上げます。
川那子議員さんのご質問の中にありましたように、この土地につきましては、旧岩瀬町時代にJA岩瀬と仮契約を結んでおりまして、その後、桜川市となりました平成18年5月に、桜川市と桜川市土地開発公社及び旧岩瀬町農業協同組合の3者により土地の売買契約を締結をしております。その後、桜川市土地開発公社により用地測量や造成工事を行い、平成19年8月より、提供予定の7区画を事業関係者の方々に分譲を進めてまいったところでございます。
しかし、2区画につきましては、残地となってしまい、平成19年12月に市の土地開発公社理事会を開催し、この残地の土地処分方針につきまして、議案として提出し、事業関係者の希望がないという場合には、近隣住民及びその他の者に譲渡することに決定をいただいたところでございます。理事会の決定事項に基づきまして、1区画は分譲地の隣接者から買い取り希望をいただき、平成19年の12月に売買契約を締結し、分譲いたし、また残る1区画につきましても、市内在住者の方から分譲地の買い取り希望をいただいた中で、平成19年12月に売買契約を締結し、全区画すべてを分譲処分したところでございます。これらの結果につきましては、平成20年の3月の第3回理事会におきまして、岩瀬駅前整備事業代替地について報告を、事業の経過、それから造成工事、分譲地の明細などについて報告し、承認をいただき、事業が完了となっております。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 続いて、永瀬市民生活部長。
〔市民生活部長(永瀬 昇君)登壇〕
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 川那子議員さんの警察官立ち寄り所の設置は必要ではないかというご質問にお答えをいたします。
ご指摘のように公共施設等を良好な環境に整備いたしますと、若者のたまり場になる傾向は多分にございます。しかしながら、すべての若者が非行行為を行うとは言い切れない感がございます。市といたしましては、一般市民に対する迷惑行為を行った場合には、速やかに桜川警察署にパトロールや取り締まりの強化を要請しております。
ご質問の警察官立ち寄り所につきましては、金融機関やコンビニの出入り口にプレートが表示されているところが見受けられます。桜川警察署生活安全課に確認したところ、茨城県においては立ち寄り所に対する指定の規定はなく、どのような経緯で設置されたものかは明確になっていないとのことでございました。また、庁舎のお隣の岩瀬郵便局にもATMのわきに「警察官立ち寄り警戒中」の表示がされており、また常陽銀行岩瀬支店の入り口にも「警察官立ち寄り所」のプレートが2種類掲示されております。これは、茨城県金融機関防犯連絡会連合会と茨城県警察とで協議し、近年ふえ続けております振り込め詐欺に対する注意を促すために作成したものだそうでございます。
防犯対策といたしまして警察官立ち寄り所の表示があるのは、企業、店舗、公共施設などであり、多くの施設が既設の建物を活用しております。新規に建設設置する方法も考えられますが、現在の岩瀬駅前の人の流れを考慮した場合、また建設費、維持管理の経費を考えた場合には、岩瀬駅舎を警察官立ち寄り所として利用させていただき、警察官によるパトロールを強化し、防犯対策を進めることが現在のところ最善であると思います。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 続いて、中田市長。
〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) 川那子議員さんの合併特例債事業につきましてご説明をいたします。
平成21年第2回定例議会においてもご説明しておりますが、松田地内と友部地内の国道50号線を結ぶ都市計画道路の松田西小塙線と、つくば益子線の50号バイパスからの延伸計画につきましては、合併特例債で現在推進している事業の進捗状況を見ながら、前から議会のほうからも申し入れてございます、議会の4常任委員会と綿密に打ち合わせをして、どういう形でやっていくかということを考えてまいりたいと思っております。また、桜川市の新庁舎建設については、前期合併特例債事業も道半ばでございますし、今後議会の皆様と、どうしたらいいかご相談をしながら検討してまいりたいと、かように考えておるところでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 17番、再質問があれば質問願います。
17番。
〇17番(川那子秀雄君) 1番から5番までは了解。それから、特例債事業については、議会と相談するということを市長はたびたび言っているわけですが、予算をとってある、それを執行するのは市長であります。ですから、計画は迅速にやらなければ進捗しないだろう、そういうことを申し上げておきます。
それで、一番市民の関心が強いことについて再質問をいたします。ただいま小田部部長のほうから補償費のパーセンテージについて答えがありました。それにつきまして、副市長に質問をするわけであります。副市長は、市長を補佐し、いわゆる入札の委員長ですか、指名委員長も兼務しております。それから、開発公社の理事長も兼務しておると。そういう立場で、長く駅前に住居を構えておったことから、やはり地域の住民、環境については、一番よく知り得た方であるというふうに考えております。それで、間違いなく答えていただきたいのですが、副市長は、この補償費は、トータルですね、何年何月までに支払ったのか。いわゆる土地代は別だろうと思います。土地は鑑定して、それで補償費を払ったのであろうと。しかし、移転補償費につきましては、この件について、工区ごとにコンサルを競争させて決定をしたわけです。ですから、このコンサルの入札はいつ実施をしたのか。あるいはそのコンサルから上がってきた答え、いわゆる成果物はいつだったのか。何年の何月から対象者に対して交渉を開始したのか、それをまずお伺いいたします。
それから、土地の鑑定をされたと思うのですが、それは確実に副市長のほうに提出されていることだろうと思います。それで、問題になっているのは、これ、部長が3工区と言いましたが、副市長はその権限を有することから、補償に対してどのように支払いをされたのか、答えをしていただきたい。というのは、3工区は何件あったのかわかりませんけれども、補償費は1億4,700万円だと聞いております。一説には、これは世間で言っている話ですから、真実であるかはわかりませんが、副市長としては1億幾ら払ったのであろうというようなことを伝え聞いております。
3工区のことについてお伺いいたします。3工区の、これは149番地に対する補償、これについてはどのようにされたのか。コンサルから出てきている成果物がありますが、そのコンサルをしている方も私は承知をいたしております。副市長は、入札に当たって、3工区にどの業者を入れてくれというようなことを指名参加会社のどなたかに電話をされていますよね。その点、お答えをいただきたいと思います。
補償に関して、補償するほうとされる側ではいろいろ立場が違います。されるほうは、1円でも多くいただきたいという立場と、するほうは、公費で賄うわけですから、1円でも安くしたいと、相反する立場にあるわけであります。それの責任者として副市長はこの問題を取り仕切ってきた、そのように考えております。その点、今の質問に関して答えていただきたいと思います。これは重要な案件であります。
それの答えによっては、前もって言いましたが、委員会を再び開いてもらうかもしれません。あるいは調査権を議会に求めていくかもしれません。そういうことを踏まえてきちっとお答えをいただきたい。それでは副市長としての立場を明確にしていただきたいと思います。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 山田副市長。
〇副市長(山田耕一君) まず、入札の選考委員会の時期あるいは工区ごとのことについては、建設部長のほうから答えをさせます。また、149番地というのは私個人の住所なのですが、これについては、個人の情報については、私のものあるいはほかの事業関係者、いずれについても申し上げるわけにはまいりません。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 難しいですよね、これは。コンサルを、そこへ3工区を入れてくれという電話をされている。これは、私が笠間で会社をやっていますから、私が岩瀬の人間だということは知らないで話をされる方々もおいでになるわけであります。そういう点を、あったのかなかったのか、それを答えてもらいたい。
それから、副市長は私の土地であると言っていますよね。それは、土地は間違いなく「山田耕一」ということでなっております。しかし、あなたは逆に、副市長になっておるわけでありますから、その補償に関しては十分に吟味した上でやるということが大事であります。
実際にこの土地を売買したのは、18年の7月26日売買となっております。18年の7月26日です。売買となっております。これは、その後桜川市の名義になったわけです。ところが、もう一つ大事なことを聞きたいのですが、売買をして桜川市の名義になった。しかし、そこに担保物件がついている。そういうことで売買契約を結んでいいのかどうか。担保がついている。それを売買契約をしているのです。私は、失礼だけれども、登記簿謄本をとらせていただきました。明確に載っております。それについて、桜川市のものになっておるのです。それに対して金銭の受け渡しがなければおかしいわけですよね。担保つきです。担保つきの土地を桜川市が買うということは考えにくいのです。実際にその年の11月の24日に抹消になっています。
ですから、副市長、土地の売買について、桜川市の名義になったときに金銭の受け渡しがあったのかどうか。なければ売買成立ということはあり得ないのです。担保もついたまま市が保有するということはおかしいことであります。市長、どうですか、その件は。その件は市長答えてください。桜川市の土地購入は、担保つきで買ってもよろしいのかどうか。いいですか。
〇議長(増田 昇君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 岩瀬駅前の整備につきましては、まちづくり交付金事業を採用いたしまして粛々と事業を推進し、用地取得に向けても地権者の協力を得て完成をしたということでございますので、一点の曇りもございません。
〇議長(増田 昇君) 山田副市長。
〇副市長(山田耕一君) 今の担保の件でありますけれども、当然市で買い上げる場合には、担保権者からの同意を得て売買するということになっていますので、そういう手続はどなたにもとっております。
それと、その前に話した、入札に関して電話をかけたとか何かというふうな話がありましたけれども、そういう事実は全くございません。非常に失礼な話。
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 今副市長の答弁の中で、担保権者というのは銀行ですよね。桜川市としては、銀行と話し合いをつけて、担保がついているものを買ってもいいのですか。担保がついている土地を買いますか、普通。売買成立ですよ、これは。桜川市の名義になっているのです。こんなばかな話はないのです。
それと、今副市長は大事なことを言いました。電話をしたことも何もない。間違いないですね。私はわかっていることを申し上げているのですから、間違いのないように答弁をしてください。
以上です。再度。
〇議長(増田 昇君) 山田副市長。
〇副市長(山田耕一君) 個人的なことをそう聞かれても困りますけれども、それは全くありませんし、こういう時節柄なので、いろんな話が出て、そういう話をされても非常に困るというふうに思います。全くありません。
それと、当然土地を売買するときには担保を外さないと売買できないのです。だから、当然金融機関なら金融機関、あるいはその他の担保権だったら担保権者でそれを抹消するというのは当たり前のこと。
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 説明がおかしいではないですか。担保がついているまま桜川市は買うのですか。そんな、おかしいです。担保がついているままで、いや、後で外すから、売買契約。売買契約というのは、金銭のやりとりがあるわけでしょう。金銭のやりとりはないのですか。
小田部部長、この補償費は、何年の何月までに払ったのですか、それを聞きたいのです。
それと、副市長であって、その会社の役員です。利益は相反するのです。こういうことについては、兼業の禁止ということには当たらないのですか、それをお伺いしておきます。
これは、副市長が就任して、この会社、Aとします。そこは20年5月20日退任をしています。20年です、いいですか。取締役もやっていたのです、そこの。それから、3つぐらいあったのです、会社が。3社。あそこにあったのです。それで、現在は2社は解散をいたしております。しかし、そのときはまだ取締役で在任していたのです。その会社と交渉するわけですから、イコールの交渉をしていたのではないですか。
これは、コンサルをやった方が、例えば成果物を出すのに、例えば100円のものを80円で見積もる場合もある。最大限150円で見積もるような場合もあります。しかし、副市長としては、100円を80円に見積もっていただいたほうが市の支出は少ないわけです。しかし、逆にいただくほうですから、最大限150円にしてもらったほうがいいわけです。そこいら辺、市長が任命した副市長でありますから、任命責任はありますけれども、いわゆる営業補償というのが出ているはずです。この148番地に本店を置いた会社に対して、営業補償は4社のうち何社払いましたですか、それ副市長答えてください。これは重要な問題ですから、市のいわゆる公費を支出するのですから、これは大変なことです。答えてください。
〇議長(増田 昇君) 山田副市長。
〇副市長(山田耕一君) 4社はございませんで、3社です。
〔「違うよ。補償費を払ったのかって聞いているんじゃないか」の
声あり〕
〇副市長(山田耕一君) 3社。
〔「本当ですか」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 実際には4社登記上あるのです。登記上。ここに登記簿謄本とってきているのです、私は、失礼なことだけれども。知らなかったです、こんなにあるとは。一番古いのが40年代です。それから、15年に商事会社を設立しました。それから、平成4年ですか、設立をしています。そのほかにもう1社あったわけです。ですから、補償対象は何社をしたのか。副市長がやったのですからわかるでしょう。それを答えてください。
〇議長(増田 昇君) 小田部建設部長。
〇建設部長(小田部喜英君) ただいまの補償対象の件でありますが、3社でございます。
〔「これで最後になるのかな」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 1時間以内、60分以内ならいいのです。
17番。
〇17番(川那子秀雄君) 結局設立は古いですから、そこに事務所を置いておいたというのは仕方のないことです。しかし、私は、営業損失補償、これについてはいろいろあります。休止する場合とか廃止する場合とか、いろいろあります。それは、市長及び、市長も判こを押したと思うのです、支払いですから、会計管理者が支払うわけですから。
だから、副市長であり取締役であるという立場、これはいかがなものかなというふうに考えるわけであります。業務を推進するのが副市長です。しかし、もらうほうも同一人物がやっていたら、これはおかしいです。でも、法人の代表者は違っています。ですから、関係ないといえば関係ないのです。でも、取締役でいたということには間違いありませんから、これはいかがなものでしょうか。そこの重役です。兼副市長です。そんな関係で考えられたらどうしようもないです。
私が調べたところでは1億円を超えているのです、土地等は。超えているのです、それは。内容はわかりません、どういうことであるかというのは。そういうことは、これは調べる必要があると私は認識しております。総務委員会もあります。もう一度調べてもらいましょうか、ご自分で答えられないわけですから。しかし、その権限を持っているのです。それを認識してもらわないと困るのです。コンサルの入札について、「私はしたことがありません」。それは当たり前の話なのです。しかし、もし私がです、その事実を持ってきたとき、それが証明されたときには、副市長、責任とりますか。
〇議長(増田 昇君) 山田副市長。
〇副市長(山田耕一君) 持ってきたときにはなんて言わないで、音声テープでも何でも出したほうがいい。
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) そんなふざけたことは言わないでください。テープがないから私はやったことがないなんてことは、これはちょっと詭弁です。テープを一々、そんなことをテープをとっていますか。しかし、あったということは事実なのです。だから、大和測量が入ったのです、あそこは。あそこの工区に入ったのです。そうです、これ。あなたは、補償内容について、さっき申し上げたけれども、「最大限の補償をしてくれ」、何回も代表者をいじめたそうではないですか。そういうことも聞いているのです。そういう立場で、支出を少なくしようとするのが副市長の立場ではないですか。公費です、あくまで。
先ほど土地、小田部部長のほうかわかりませんが、土地の鑑定、私が聞いているのはJAの農協の買った土地、あれは大体坪13万円ぐらいではないかというふうに聞いているのです。あの角地は、鑑定は幾らだったのですか。
ここに補償の疑問とか、損失補填基準とかあるのです。私も勉強しました。これ勉強すれば幾らか利口になります。立場をわきまえてやっていただかなければならないと思います。
あなた開発公社の理事で、あそこに代替地として空き地が出たと。しかし、通常の常識では、あの土地に生まれ育って、できればあそこに建てたいと考えるのは、情に訴えたりすれば普通の考え方です。それを違うところを求めた。それで、土地も売買が完了した。18年の暮れに全部解除した。しかし、建物はずっと残っていたのですよね。
普通、市では売買契約書を結ぶときに、その上に建っているものは、土地の売買は、ないものとして契約を結ぶわけです。ですから、建物はいついつまでに取り壊しますよという、契約書にうたっていなければおかしいのです。うたってあるはずなのです。これは、なかなか役所のほうでも出していただけません。しかし、取り壊したというのはわかるのです、登記簿で。何でそんなに長くかかったのかなと。
ここで、水道部長いますけれども、そのときはあそこの建物はなかったらしいのですが、いろんな事情で残った。開削の予定です、補助事業ですから。それが、推進にした箇所があるということです。余計にお金がかかったのです、市は。そういうのも、これを仕切るのは副市長です。そのくらいの役職です、副市長というのは。部長に聞けばわかりますけれども、開削より推進のほうが高いわけですから、倍ぐらいかかります。その負担を市に負担させたのです。そういうことも市の体制を考えなければおかしいと思います。副市長は、それはないということですから、これは一応調査をお願いします、議会のほうで。
これは、私はわかっていますから、わかっていなければ質問しないです。それが出てきたときは副市長として責任とりなさい。それは今、きょう議事録に載っています、「私やっていません」。それと、録音テープ持ってきなさいなんてばかな話はしないでください。一々電話で録音テープつけてやっている人がいますか。こんな1億円近い、1,000万円足りないけれども、補償費を出しているのです、副市長は。それを何とも思っていないのです。本当は節約しようという立場が本当です。
取締役になっていたという事実があります。これは、契約をするわけですから、兼業の禁止に当たるのではないのかなという気がするのですが、それも含めて、後で議長に、総務委員会がありますから、再度調査をしていただくようにお願いするつもりであります。そうでないと、あの周辺の住民の疑問は解けないのです。解けるようにやるのが中田市長の義務です。
これは皆さんが聞きたがっていることですから、私はお伺いしました。だから、私も自分で調査をしました。補償の疑問なんて、こういうのもとりました。補償記事も読ませてもらいました。これにちゃんと沿ってやっているかどうか、私は後で総務委員会なり、あるいは協議をして、議会の権限ですから、それはやっていただくようにしたいと思います。
何かありますか。副市長ありますか。それと、鑑定の坪当たりはどういう単価だったか。
〇議長(増田 昇君) 小田部建設部長。
〇建設部長(小田部喜英君) 平米当たりの単価ということでご説明申し上げますが、特に何番地の価格が幾らということではなくて、岩瀬駅前整備事業地区全体の土地の評価につきましては、標準地を設けまして、それを基準に個別要因批准表という、なるものの資料に基づいて、それぞれの筆ごとに101点とか90点とかというふうに点数をつけて作業を進めてまいりました。だから、標準地の価格につきましては、とりあえずそれだけ申し上げますと4万9,000万円です。
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 土地の件については、補償額は妥当であるというふうに考えております。ただ、問題は補償、そこ1件ばかりではないですから。工区、3工区に何件あったか知りませんが、一応これは総務委員会に後でお願いしますから、副市長いいですね、それは。そうでないと議会の立場がないですから。あなた、笑っている場合ではないです、真剣にやっているのだから。笑えることをやっているのではないでしょう。私は真剣にやっているのに、何でそんなにやにやできるの。真剣にあなたやりなさい。真剣に答えなければ、調査権というのもあるのですから。これは議会の権限ですから、それも覚悟しておいてください。
以上です。
〇議長(増田 昇君) これで川那子秀雄君の一般質問は終わりにします。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前10時53分)
再 開 (午前11時10分)
〇議長(増田 昇君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
続いて、13番、高田重雄君。
〔13番(高田重雄君)登壇〕
〇13番(高田重雄君) 阿部田地区土地区画整理事業についてでありますが、その前に、旧岩瀬町時代の二十四、五年前ですか、区画整理事業をやりました。その経緯をちょっとだけ。
岩瀬町のときには、みんな35%減歩になっているのです。土地100坪ある方は65坪ぐらいになって、その残った土地を売って道路にしたり、保留地をつくって企業に売って、個人に売って、そのお金で区画整理事業というのをやったわけです。水道も引いてあるし、埋め立てもしてあるし、もうすぐにうちが建つという状態で、保留地で売った金額も一番高いところで十七、八万円だったと思います。安いところで8万円。ということだけをまず皆さんに報告してから質問に入りたいと思います。
この阿部田地区土地区画整理事業についてでありますが、この事業は何年度に始まって、ことしの測量代400万円ちょっと予算組んだと思うのですが、総額で今までで幾らかかっているのか。また、土地の購入金額はどの程度なのか。高いところで幾ら、安いところで幾ら。また、その面積は。今までの経過をわかりやすく説明していただきたい。そして、今回その土地を売却しようとしているわけですが、幾らの公示価格にして、それが売れたのか売れないのか、それをお聞きしたい。また、今後の見通しをお聞かせいただきたいと思います。いろいろな疑問点がありますので、一問一答方式なので、自席で聞かせていただきたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 高田重雄君の質問に対する答弁を願います。
小田部建設部長。
〔建設部長(小田部喜英君)登壇〕
〇建設部長(小田部喜英君) 高田議員さんのご質問にお答えいたします。
まず、これまでの経緯ということでご答弁申し上げます。この土地区画整理事業は、昭和52年の下館結城都市計画区域の線引き決定後、10年以上経過しても雨引地区市街化が進まなかったことから、平成2年に策定しました大和村市街地整備基本計画に基づき、取り組みを始めたものであります。そして、平成3年から4年にかけて雨引地区市街化区域の全体整備構想を策定するとともに、権利者の意向調査を行いまして、平成5年に阿部田地区26ヘクタールを先行整備地区として決定し、事業化を推進することになりました。
その後、本地区は、公共用地位置が極端に低い地域であったことから、地権者の負担を軽減するために、平成7年度から10年度にかけて、23筆、1万8,158平方メートルの土地を1億8,603万9,100円で先行取得いたしました。しかし、景気の低迷等社会情勢の変化が影響し、事業化のめどが立たず、その後は休止状態となっておりました。
合併後の経過でございますが、平成19年2月26日に都市計画審議会、平成19年2月27日に建設経済常任委員会、平成19年3月5日に桜川市議会全員協議会におきまして、事業中止が承認されました。これを受けまして、平成19年4月26日に土地区画整理事業にかかわる地元受益者を対象に事業中止の報告会を開催し、本事業は事実上廃止となりました。
その後、これまでに先行取得した土地につきまして、平成19年10月10日に行政財産から普通財産への変更を行いました。しかし、現状においては有効な手段もなく、毎年の維持管理経費もかかることから、土地の処分を視野に入れ、不動産鑑定評価を実施するとともに、平成20年度において用地測量を行い、その成果ともども財政課に引き継いだところであります。
以上が経過でございます。
それと、これまでにどのくらいの経費がかかっているのかというご質問ですが、用地買収費、それからいろんな基本計画等の策定費用、それと流末排水路工事等も実施しております。そうした費用と、あと除草管理等、あとは不動産鑑定業務委託を平成19年実施し、20年には用地測量も実施していましたので、そうした費用をトータルで3億8,556万4,000円ということで私のほうでは数字をつかんでおります。
あと、土地の買収価格でありますが、これについて若干申し上げますと、阿部田地区の買収価格は、事業地区の代表的な土地5カ所の不動産価格調査及び周辺の取引事例調査8カ所をもとに、地区内の条件別買収価格を定めたものであります。条件別の買収価格は、県道木崎雨引停車場線の宅地が平方メートル当たり3万円から3万2,000円、農地が2万5,000円から2万7,000円、地区内の6メートル沿いの宅地があるときに2万1,000円から2万3,000円、農地が1万5,000円から1万7,000円、2メートル未満の道路に接する農地については1万円から1万2,000円という価格を設定しております。一応この2,000円の幅については、土地の形状、条件等によって考慮したというふうに聞いております。これは、いずれも市街化区域の中の話でございます。
それと、今後の見通しにつきましては、総務部長のほうから答弁をいたします。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 続いて、山中総務部長。
〔総務部長(山中政雄君)登壇〕
〇総務部長(山中政雄君) 高田議員さんの質問にお答えいたしたいと思います。
阿部田地区の土地につきましては、建設部長からこれまでの経緯について説明がありましたが、それを受けまして財政課に、行政財産から普通財産に所管がえをしまして、その後財産審議会を経て、まずは市街化区域内の土地7区画、面積にして5,171平米を、不動産鑑定の評価額を最低売却価格として、取得額の7割程度の5,640万3,372円で6月に公募いたしました。その結果としては、申込者が一人もなく、処分できませんでした。現在の地価動向等の推移を見てまいりますと、処分は大変厳しいものが想定されると思います。これからも売却額の設定の見直し等も含めまして、売却できるよう進めてまいりたいと考えております。
以上、処分と今後の見通しについての答弁とさせていただきます。
〇議長(増田 昇君) 再質問があれば質問願います。
13番。
〇13番(高田重雄君) ことし測量、用地測量境界復元業務委託料、ことしに予算組んだわけなのですが、これ買収したのが平成7年から10年ですよね。測量をことししたということは、その当時に普通は測量してあるはずにもかかわらず、また測量したということなのですか。それとも公図で買ったとか、測量していなかったとか、測量図面がそのときあったのかどうか、まずそれが1点。
なおかつその結果、土地が足らないという話を聞きました。3畝ほど足らないのだよと。
まず、その2点からお聞かせください。
〇議長(増田 昇君) 小田部建設部長。
〇建設部長(小田部喜英君) 最初の買収の経緯でございますが、大和村当時、この事業を行うに当たり、先行取得の買収をしたところでありますが、一応区域全体を買収する予定でいたこともあったため、あえて1筆での測量は行わなかったというふうに聞いています。それと、地区全体の境界測量実施はしたそうでありますが、筆ごとには実施していない。それと、各筆については、登記簿に基づいて買収したというふうに聞いております。
あと一点は……
〔「3畝足らなかったのかどうかって聞いている」の声あり〕
〇建設部長(小田部喜英君) それについては、ちょっと私、把握しておりません。
〔「正直に答えられるでしょう、私に」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 13番。
〇13番(高田重雄君) 済みません、しつこくて。正直に答えていただかなければ困るのです、川那子さんと一緒ですから。
3畝足らないかどうかを聞いているのです。測量したのでしょう。わかるでしょう、だって。縄延びというのは聞いたことあるけれども、縄縮みというのは私聞いたことないのです。正確に答弁してください。
〇議長(増田 昇君) 小田部建設部長。
〇建設部長(小田部喜英君) 平成20年度に最終的な境界立ち会いも経て測量をやったのですけれども、その成果の面積につきましては、1万8,730平米というふうに聞いております。ですから、足らないということではなくて、最終的に23筆で1万8,730平米というふうに聞いています。
〔「聞いていますじゃなくて、はかったの自分たちじゃないの、だ
って」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 13番。
〇13番(高田重雄君) 続きまして、もう一つ、では。
要するにその買い上げた中には、飛行機土地と言われるものがあるのかどうか。飛行機土地ってわかりますか。道路がないのです。ないから、飛行機かヘリコプターで行かないと、そこに行けないのです。そういう土地がどのぐらいあるのかお聞かせ願いたいです。
〇議長(増田 昇君) 小田部建設部長。
〇建設部長(小田部喜英君) いわゆる飛び地と言われる土地につきましては、買った土地の中で3筆ほどある。それと、道路がない土地については、1カ所だということであります。
〇議長(増田 昇君) 13番。
〇13番(高田重雄君) 普通区画整理事業、先行取得自体が私はおかしいと思っているのです。先行取得するなんて、土地を。結局なぜかというと、そこから道路を敷いたり保留地をつくったりしなければならないわけでしょう。35%も、岩瀬町自体は減ってしまうのです、土地が。そうしたら、これ3億8,500万円ですね。それは、そっくり土地代に乗っかっているに近いということを私は言っているのです。一番高いところで平米3万2,000円ということは、坪10万5,600円なのです。これは減歩されないのです、全然。普通は3億8,000万円で買ったら、20万円以上で買っているのと同じでしょう、これ。これに水道も出せるようにする、U字溝も伏せるとかとやったとき、とんでもない金額で買っているということを私言っているのです。
これ十何年前でしょう。二十四、五年前に旧岩瀬の区画整理事業を先行投資して土地を買う、あり得ないです。なおかつ買っていくのであれば、普通こういう四角のところがあったら、こっちから順々に買っていくとか。一貫性がなく、こっち買ったり、あっち買ったり、飛び地を3カ所も買って、道路がない土地も買った。こういうとんでもない事業をやっていいのか。これ、過ぎてしまったこと、終わったことといって見過ごせないのです。日本、今の行政で、グリーンピアとかなんとかあったでしょう、何百億円もかけて1万円で売ってしまったとか。民間だったら会社つぶれる話なのです、こういうことやって。では、行政は何ら責任がないのかと。
では、市長にお聞きします。この話は、当時の合併協議会、私行っていないからわからないのですが、これ3億円以上の金が出ているわけですから、合併協議会の中で出てきたのですか。
〇議長(増田 昇君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 存じ上げておりませんでした。
〇議長(増田 昇君) 13番。
〇13番(高田重雄君) 合併協議会に負の部分を出さない、もう過ぎてしまったことでしょうけれども、これわかったのは去年ぐらいですよね、去年かおととしか。そういう負の財産を隠しておく。何らかのやましい点があったから隠しているのではないかと私は思うのです、出しておかなかったということは。
最後に言いたいのは、当時の執行者に、現執行部に私は何ら責任ないと思っていますし、わかった時点である話が出たのです。現執行部が、阿部田地区のこの問題が表ざたになったら、我々の給料を下げなければならないからなんて、そんなことする必要ないです。現執行部には何の問題もないのです。当時の執行者に責任が私は絶対あると思います。その辺に責任追及ができるのかできないのか、市長お願いします。
〇議長(増田 昇君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) これらにつきましては、私どもも今まで新生桜川市ですべてのもので引き継いできたという経緯がございます。また、常任委員会のほうにもご相談を申し上げて、計画を廃止させていただいて、また土地を売却するというようなことでございますが、現時点では売却はなかなか難しいというような状況でございます。
責任問題ということになりますと、今の段階で私も軽々に答えられませんけれども、少なくともこういう形で無作為に土地を取得するというのは、いかがなものかというふうには感じております。
〇議長(増田 昇君) 13番。
〇13番(高田重雄君) わかりました。それで、一つ足りなかったので言っておきますけれども、これ買収単価ですけれども、調整地で坪1万7,490円、反当たり、1反歩100万円とかと、田んぼは言われていますね。反当たり524万7,000円で買い上げています。それを皆さんにわかってもらいたくて、一応ご報告申し上げます。
ただ、本当に残念であるし、こういうことが見過ごせないから、私今回質問したわけですけれども、今国はそういう形のことをやっているから、嫌われて、自民党が低迷している。やってきてしまったから、それを見過ごして、「やっちゃったんだから、終わったことを言うなよ、高田」と言うけれども、とんでもないのです。負の財産を残されたわけです。本当にがっくりしています。それを申し上げまして、質問を終わります。
〇議長(増田 昇君) これで高田重雄君の一般質問を終わります。
〇散会の宣告
〇議長(増田 昇君) 以上で本日の日程は終了しました。
本日はこれで散会いたします。
ご苦労さまでした。
散 会 (午前11時30分)