平成21年第2回桜川市議会定例会議事日程(第3号)

平成21年第2回桜川市議会定例会議事日程(第3号)                        平成21年6月19日(金)午前10時開議 日程第 1 議案第46号 平成21年度桜川市一般会計補正予算(第1号)           日程第 2 議案第47号 桜川市営県単土地改良事業の施行について              日程第 3 議員提出議案第3号 北朝鮮の核実験に抗議する緊急決議              日程第 4 議長報告第1号の委員会報告                           日程第 5 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査       日程第 6 執行部あいさつ                                
出席議員(23名)   1番   風  野  和  視  君     3番   岩  見  正  純  君   4番   小  高  友  徳  君     5番   中  川  泰  幸  君   7番   皆  川  光  吉  君     8番   増  田     豊  君   9番   潮  田  新  正  君    10番   相  田  一  良  君  11番   古  川  静  子  君    12番   大  塚  秀  喜  君  13番   高  田  重  雄  君    14番   小  林  正  紀  君  15番   増  田  俊  夫  君    17番   川 那 子  秀  雄  君  18番   萩  原     實  君    19番   横  田     衛  君  20番   橋  本  位 知 朗  君    21番   仙  波  信  綱  君  22番   増  田     昇  君    23番   塚  本     明  君  24番   上  野  征  一  君    25番   林     悦  子  君  26番   菊  池  節  子  君
欠席議員(1名)  16番   鈴  木  好  史  君
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名    市     長  中 田   裕 君    副  市  長  山 田 耕 一 君    教  育  長  石 川   稔 君    市 長 公 室 長  飯 嶌 洋 一 君    総 務 部 長  山 中 政 雄 君    市民生活部長   永 瀬   昇 君    保健福祉部長   麻 尾   優 君    経 済 部 長  横 田   一 君    建 設 部 長  小田部 喜 英 君    上下水道部長   告   清 嗣 君    教 育 次 長  古 橋   忠 君    会 計 管 理 者  若 林 鉄 郎 君
職務のため出席した者の職氏名    議会事務局長   笠 倉   貞 君    議会事務局書記  小 嶌   弘 君    議会事務局書記  斎 藤 修 一 君    議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
          開 議  (午前10時00分)
    開議の宣告
議長(増田 昇君) おはようございます。本日の出席議員は23名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。

    議案第46号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(増田 昇君) 日程第1、議案第46号 平成21年度桜川市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 山中総務部長。
          〔総務部長(山中政雄君)登壇〕
総務部長(山中政雄君) おはようございます。ご説明申し上げます。議案第46号 平成21年度桜川市一般会計補正予算(第1号)について、概要をご説明いたします。
 今回の補正は、国の平成21年度補正予算、地域活性化・経済危機対策臨時交付金に対処する事業が主なものであります。この交付金につきましては、4月10日に決定された経済危機対策会議において、地方公共団体において地球温暖化対策、少子高齢化社会への対応、安全・安心の実現、その他将来に向けた地域の実情に応じ、きめ細かな事業を積極的に実施できるよう創設された交付金でありまして、活用に当たりましては、地域の中小企業の受注機会に配慮し、執行できるよう、対処させていただきました。
 それでは、19ページをお開きください。既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ5億5,735万8,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ173億6,735万8,000円とするものです。
 20ページから22ページは、第1表の歳入歳出予算補正であります。
 事項別明細書により、歳入についてご説明いたします。25ページをお開きください。第14款国庫支出金、2項1目総務費国庫補助金で3億8,640万9,000円を増額しております。これは、国の平成21年度補正予算において創設された経済危機対策に係る地域活性化・経済危機対策臨時交付金1兆円のうち、桜川市の交付限度額であります。同じく4目教育費国庫補助金で、4,100万1,000円を増額しております。これも、国の補正予算関係の学校ICT環境整備事業に係る学校情報通信技術環境整備事業費補助金3,300万1,000円と、理科教育設備の充実を図る理科教育設備整備費等補助金800万円であります。同じく3項3目教育費委託金で、339万9,000円を増額しております。これは、学校図書館を活用し、児童生徒の読解力、言語力、情報の収集・活用能力等をはぐくみ、意欲や態度を養うため、学校図書館の活性化推進総合事業国庫委託金であります。
 第15款県支出金、2項8目労働費県補助金で2,654万3,000円を増額しております。これは、地方公共団体がシルバー人材等に事業を委託して、非正規労働者、中高年齢者の一時的な雇用・就業機会を創出するための緊急雇用創出事業補助金1,554万3,000円の増額と、地域の実情や創意工夫に基づき、地域求職者等を雇い入れて行う雇用機会を創出するためのふるさと雇用再生特別基金事業補助金1,100万円の増額であります。
 26ページをお開きください。同じく3項1目総務費県委託金で、54万8,000円を増額しております。これは、10月より開設される旅券事務に対する県の権限移譲に伴う事務処理特例交付金であります。
 第16款財産収入、1項2目利子及び配当金で1,000円を増額しております。これは、旅券事務の印紙等購入基金の預金利子であります。
 第18款繰入金、2項5目公共施設整備事業基金繰入金で7,348万9,000円を増額しております。これは、国の平成20年度の補正予算、地域活性化・生活対策臨時交付金のうち、平成20年度に基金に積み立てたものを取り崩すものであります。
 27ページをお開きください。第19款繰越金、1項1目繰越金で2,163万6,000円を増額しております。これは、前年度繰越金の増額です。
 第20款諸収入、4項4目雑入で433万2,000円を増額しております。これは、消防団員退職者の消防団員等退職報償金受入金162万2,000円の増額、担い手の専門的な資格取得、新規作物・新品種の導入に助成する担い手アクションサポート事業補助金200万円、旅券事務の開設に伴う印紙売り払い手数料68万円、証紙売り払い手数料3万円です。
 続きまして、歳出の主なものについてご説明いたします。28ページをお開きください。第1款議会費、1項1目議会費、157万3,000円の増額ですが、これは嘱託員の報酬等であります。
 第2款総務費、1項7目財産管理費、1億498万円の増額ですが、主なものは3庁舎の耐震調査委託料2,110万円、真壁第二体育館、真壁・岩瀬庁舎の浄化槽の解体撤去、大和庁舎の空調整備工事4,996万2,000円、地上デジタル波対応テレビ各庁舎67台、保育所27台分、低燃費低公害車の購入費用11台3,372万8,000円であります。前にもお話ししましたけれども、この中には、市長の公用車1台が含まれております。
 同じく11目交通安全対策費2,000万2,000円の増額ですが、これは、市内道路の外側線、中央線の区画線4万4,300メートルの修繕費用であります。
 同じく15目防犯対策費140万円の増額ですが、これは、防犯灯の設置工事費であります。
 29ページをお開きください。第2款総務費、3項1目戸籍住民基本台帳費428万3,000円の増額ですが、これは、10月から開設される旅券事務経費であります。主なものは、嘱託員報酬101万8,000円と開設準備に係る備品購入費101万9,000円、印紙等購入のための基金繰出金200万円であります。
 第3款民生費、1項3目障害者福祉費19万8,000円の増額ですが、これは、障害者自立支援法の改正に伴いまして電算システムの改修委託料です。
 30ページをお開きください。第3款民生費、2項2目児童措置費800万円の増額ですが、これは、市立保育所の耐震診断委託料です。同じく3目児童福祉費20万円の増額ですが、これは、上小幡児童館の遊具設置費用であります。同じく5目保育所費1,084万5,000円の増額ですが、主なものは、産休代替臨時職員賃金120万8,000円、大和保育所屋上防水工事、岩瀬保育所内外壁改修工事費871万8,000円、岩瀬北部保育所、冷凍冷蔵庫等備品購入費82万9,000円です。
 第4款衛生費、1項2目予備費50万円の増額ですが、これは、インフルエンザ対策として、マスク等の備蓄用の備品購入費です。
 31ページをお開きください。第6款農林水産業費、1項2目農業総務費135万4,000円の増額ですが、これは、産休代替臨時職員の賃金です。同じく4目農政推進費200万円の増額ですが、これは、専門的な資格取得者にスキルアップ支援活動補助金として100万円、新規作物・新品種の導入、試験栽培に担い手経営安定支援補助金として100万円であります。同じく6目農村総合整備事業費3,270万円の増額ですが、これは、農村環境整備工事として赤岩地区の排水路整備と弁天地区の生活雑排水路の整備の設計委託料700万円と工事請負費の2,570万円です。
 第7款商工費、1項4目観光費1,100万円の増額ですが、これは、ふるさと雇用再生特別基金事業補助金により実施する観光調査・観光案内板等設置委託料であります。
 32ページをお開きください。第8款土木費、2項1目道路橋梁総務費729万8,000円の増額ですが、これは、橋梁46橋の橋梁長寿化点検調査委託料であります。同じく2目道路維持費500万円の増額ですが、これは、道路改修及び排水路整備工事請負費であります。同じく3目道路新設改良費7,000万円の増額ですが、これは、道路改良工事請負費であります。同じく4項1目都市計画総務費69万6,000円の増額ですが、これは、岩瀬駅前整備事業完成記念式典に要する経費と、次のページに移りまして、歴史的景観都市協議会への負担金5万円であります。同じく2目公園費108万5,000円の増額ですが、これは、公園の遊具修繕料85万8,000円と遊具の劣化診断点検委託料22万7,000円であります。
 第9款消防費、1項1目常備消防費622万8,000円の増額ですが、これは、旧筑西消防本部の解体撤去工事費にかかわる負担金であります。同じく2目非常備消防費162万2,000円の増額ですが、これは消防団員退職報償金であります。人数としては36名分でございます。同じく消防施設費593万7,000円の増額ですが、これは、防火貯水槽100基分の標識設置工事420万円と、次のページに移りまして、消防無線機10台、ジェットシューター18台の備品購入費173万7,000円であります。同じく4目災害対策費1,068万3,000円の増額ですが、これは、防災無線のデジタル方式実施設計業務委託料993万3,000円と避難誘導板設置(岩瀬東、西中と大和中)の工事請負費75万円であります。
 第10款教育費、1項2目事務局費1,600万円の増額ですが、これは、文部科学省の理科教育設備整備事業により、各小中学校の理科教育設備の備品を購入するものであります。同じく4目給食センター費54万3,000円の増額ですが、これは北学校給食センター倉庫の修繕費であります。同じく14目学校図書館の活性化推進総合事業340万2,000円の増額ですが、これは、学校図書館を活用した指導の多面的な展開により、児童生徒の読解力、言語力、情報の収集・活用力をはぐくむ事業で、南飯田小、大国小、桜川中学校が対象校であります。経費の主なものは、協力員の賃金として288万円であります。
 35ページをお開きください。第10款教育費、2項1目学校管理費1億6,229万5,000円の増額ですが、主なものは、校舎9棟、体育館等11棟の耐震2次診断委託料6,829万9,000円、南飯田小学校体育館屋根改修工事請負費2,000万円、新規格の机購入1,648セット、2,595万6,000円と、学校情報通信技術環境整備事業補助に係るテレビ130台、ビデオ119台、電子黒板11台の購入費で4,470万円であります。同じく2目教育振興費220万円の減額ですが、これは、理科教材備品を事務局費で一括購入するための予算の組み替えでございます。
 36ページをお開きください。第10款教育費、3項1目学校管理費5,570万3,000円の増額ですが、主なものは、校舎3棟、体育館等5棟の耐震2次診断委託料249万1,000円、新規格のいす、机の購入、この分は大和中学校を除いて528セット分で831万6,000円と、学校情報通信技術環境整備事業費補助に係るテレビ65台、ビデオ60台、電子黒板5台の購入費用で2,225万円であります。同じく2目教育振興費100万円の減額ですが、これは、理科教育備品を事務局費で一括購入するための予算の組み替えでございます。
 同じく4項1目幼稚園費1,225万2,000円の増額ですが、主なものは、真壁幼稚園、大和幼稚園の園舎4棟の耐震診断委託料800万円と、学校情報通信技術環境整備事業費補助に係るテレビ24台、ビデオ21台の購入費420万円であります。
 37ページをお開きください。第10款教育費、5項2目公民館費128万9,000円の増額ですが、主なものは、地上デジタル波対応テレビ6台、ビデオ6台分の購入費用であります。同じく6項1目保健体育総務費10万1,000円の減額ですが、これは、桜川市総合型地域スポーツクラブ設立準備委員会に対しまして、スポーツ振興くじ助成事業より補助があったことによりまして、報酬15万円、報償費3万円、需用費2万1,000円を減額し、総合型地域スポーツクラブ創設支援事業補助金を10万円増額するものです。同じく2目体育施設費159万1,000円の増額ですが、真壁体育館職員欠員により臨時職員賃金として130万1,000円の増額と、温水プール使用料・利用時間の改定によりまして、券売機、案内板の内容を変更するための経費29万円であります。
 以上ご審議の上、ご了承くださるよう、よろしくお願いしたいと思います。
 以上です。
議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 26番。
          〔「23番……」の声あり〕
議長(増田 昇君) いや、こっち、菊池さんで、そっち先です。26番。
26番(菊池節子君) 26番、いいのですか。
議長(増田 昇君) はい。
26番(菊池節子君) 今回のこの補正は、地域活性化、要するに経済危機対策臨時交付金ということで、たくさん国から今度お金が来たわけですけれども、これに対して、教育のほうがかなり率を占めているのですけれども、ICT関係、それから耐震診断にお金がかかっているのですけれども、ICTで大体、総務のほうからも入れると、教育の管轄等入れると、大体300台以上入るのかな。デジタル放送のテレビの多分これ買いかえだというふうに、備品購入にはなっておりますけれども、そうしますと、地域活性化ということも含めて、これ耐震診断委託ということでも1億円ぐらいの予算が組まれているのですね。そうしますと、これの業者選定、地域経済活性化ということで、どのように選定されるのか、ちょっと伺いたいと思います。
議長(増田 昇君) 山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) 先ほどの議案の提案説明のときもご説明したと思うのですけれども、地元の中小企業の受注機会に配慮し執行できるようなことを基本的にということで考えております。ということは、地元の業者さんを最優先にお願いするというように考えております。
          〔「ちょっとよくわからないのですけれども」の声あり〕
議長(増田 昇君) はい、26番。
26番(菊池節子君) ごめんなさいね。要するに、一括して300台なら300台買うと安く買えるからとか、そういう選定の仕方があると思うのですけれども、そういうこと、あと学校の耐震診断委託ね、委託料もかなりの、要するに幼稚園から始まって、小学校では9棟、体育館は11体育館ね。それで、中学校では校舎3校と体育館が3棟の武道館2というふうに、かなり数が多いですね。そういうことでの質問なのですけれども。
議長(増田 昇君) 山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) お答え申し上げます。
 先ほども申し上げましたように、今菊池議員が申されているように、具体的に言えば、量販店とかそういうところで買えば安く買えるのだろうというような趣旨かと思いますけれども、そういうことではなくて、地元の業者さんを最優先に選定していきたいと、基本的に、そういうふうに考えております。
議長(増田 昇君) 26番。
26番(菊池節子君) 地元の業者さんをやっぱり優先して、経済活性化ですから、そういうふうにお願いしたいというふうに思うわけです。どこからか特別大きな業者さんでバッと入れるのではなくて、というふうにお願いしたいと思います。
議長(増田 昇君) 23番。
23番(塚本 明君) 私は、この予算に反対ではないのですが、31ページの農村総合整備事業費として上がっております、これは真壁の塙世の赤岩沼というような沼なのですね。これはですね、ゲリラ豪雨のときに、もう現場を見てもちろんこれ職員の方はわかっているのですが、もう埋まってしまっているのです、沼。水がこのくらいしかないです。とても被害が出て、ゲリラ豪雨のときには床下浸水が何戸か出た箇所なのですね。それで、こんな予算がないで、とてもとてもできる工事ではないですよ。これ本格的にやったら、年次計画で3年くらいかけて、桜川へ排水を持っていかないとね。とても700万円や1,000万円ぐらいのお金でね、どういう工事するのだかわからないけれども。それも単年度で1回限りということでしょう。これは、これ地元の方も3年も4年も……前の区長さんからもう申請が出ていたこれやつなのですがね。
 あと、それと相応して、区長さんから出た申請書。これ優先順位をつけて、まあ優先順位の高い順からやっていくのだと思うのだけれども、とにかくこんな単年度の予算ぐらいで大した工事はできないでしょう。もう沼は埋まってしまっている、水がないですよ。そこへヨシが生えてしまってひどいものですね。どうせやるのだったらば、もう少し年次計画3年ぐらいの計画でやらないと、またこれ被害が出ますよ。このくらいのお金でできる工事ではないと思います。だから、その辺のところ、ちょっと工事の内容だけ教えてください。
議長(増田 昇君) 横田経済部長。
経済部長(横田 一君) 塚本議員にお答えを申し上げます。
 まず、この工事の内容ですけれども、塙世地内の赤岩池について、その池の整備と排水整備をするということでございまして、ご指摘のように、池の全面積は2,220平方メートルございます。それで、今回この補正で事業実施いたします面積は、現在水がたまっております600平米について、ため池の改修と、それから護岸工事をするということでございまして、それから、あわせて排水路整備、これも延長100メートルほど行います。ですから、今回ではおっしゃられますように全面的な整備というものは当然できませんので、今後もまた順次計画をしていくというようなことでご理解をいただきたいと思います。
議長(増田 昇君) 23番。
23番(塚本 明君) それでは、まあ、ことしの工事はこんなものだということで、年次計画でやっぱりもう少し対処してもらえれば、地元の人もこれ大変悩んで困っていたのです。そのようにしてもらえればね。
 あと、もう一つ、もう1点、この申請書を出して、また起案書だってあるのでしょう、これ全部の書類は。何か合併してから、真壁でやっているやり方と全然違うなということが私らも薄々気がついてきたのだけれども、もう少しね、役所は整備、書類で動くところですから、書類をきちっと指しそろえてね。普通は起案書で下から上がって決裁判押すわけだけれども、まさかあるのでしょう、それは。
議長(増田 昇君) 横田経済部長。
経済部長(横田 一君) 申請書につきましては、この地区ならず、かなりの地区からいろいろな申請が出されております。それで、今回はより緊急度の高い、そういったものを2カ所選んで工事をするというようなことでございます。当然起案もし、決裁もいただいて、それから工事に入るというようなことです。よろしくお願いいたします。
議長(増田 昇君) 23番。
23番(塚本 明君) まあ、継続事業でやってくれるというようなあれがあればね、私はこれで了解しますけれども。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
 12番。
12番(大塚秀喜君) 5億5,000万円の補正で、耐震診断が随分入っているのですけれども、きょうこれ議決して、いつぐらいまでにその耐震診断というのは結果が出るのかということをお聞きします。
議長(増田 昇君) 山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) お答え申し上げます。
 きょうの議決をいただいてからの仕事ですので、一日も早く、せっかく議決いただいて活性化ということで交付されているお金でございますので、やりたいとは思っていますけれども、幾日までと言われても、今の段階ではちょっと私も、早くはしたいと基本的に考えていますけれども、幾日までと言われても、ちょっと今の段階で幾日までにできますというような明言するまでの資料は持ちそろえていませんので、後日お答えというか、回答できる部分についてはしたいと思いますけれども、すぐに発注はなるべくしたいというふうには考えています。ただ、あと2カ月で終わりますとか、今ご承知のように、例えばこの間の工業新聞でも、筑西さんも、霞ヶ浦市さんも、5市町村ぐらいが一気にこのお金で今耐震に出しています。そういう状況なので、業者さんとの絡みもあると思いますので、ここで明言はちょっとできないので、ご理解いただきたいと思います。
議長(増田 昇君) 12番。
12番(大塚秀喜君) 今の部長の答弁で、感じとして、早くても2カ月とかであっちこっちで耐震診断やるので、混むと時間がかかる可能性があると。来週、適正規模検討委員会があります。その耐震診断の結果、非常に大事な話だと思うのですが、できるだけ早く情報をいただきたいと。それで、検討委員会のほうには、ぜひその情報を流していただきたいというふうに思っています。
 それで、これは、耐震診断にそれだけ、筑西もそう、うちもそうだと思うのですが、予算をとったというのは、県とか国でこういうふうに使いなさいというのがあったのですかね。そこのところをちょっとお願いします。
議長(増田 昇君) 山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) この公金の使途として、「安心・安全」なというような項目があるわけでございます。その中の一つとして耐震診断テストをするというようなことで、どこの市町村も対応しているわけでございます。
 以上です。
議長(増田 昇君) 12番、よろしいですか。
 12番。
12番(大塚秀喜君) くれぐれも結構早目に検討委員会のほうに出していただいて……くれぐれも早く結果を出していただいて。それで、ここでもあれなのですが、議長、1人欠員していますので、どういうふうにするのだか、今議会中に結論をよろしくお願いします。
議長(増田 昇君) 欠員……
12番(大塚秀喜君) ああ、検討委員会のほうの聞いてからでいいです。
議長(増田 昇君) はい、わかりました。
 ほかにございませんか。
 18番。
18番(萩原 實君) 32ページの岩瀬駅前の整備事業完成式典ということで39万幾ら組まれて委託しているのですが、式典の内容はどんなことをやるのか、ちょっとお伺いしたいのですが。
議長(増田 昇君) 小田部建設部長。
建設部長(小田部喜英君) 萩原議員さんにお答えいたします。
 式典につきましては、7月25日の土曜日に、一応9時半受付開始、10時から実施したいということで計画を進めていきたいと思っています。来賓に、参議院議員さん、県会議員さん、それから市議会議員の皆さん、それから関係機関並びにあと区長さん、それと地権者、工事施工者等に出席いただきまして、テープカットをし、くす玉等を準備した上で式典を開催したいと。また、式典に当たりましては、岩瀬そば会の皆さん、並びに岩瀬嫂舞会の皆さんにもご協力をいただいてということで考えております。この日につきましては、聞くところによりますと岩瀬のお祭りだということですので、この日を「使い初め」というふうにしたいなということで考えております。
 以上です。
          〔「はい」の声あり〕
議長(増田 昇君) よろしいのですか。
18番(萩原 實君) 別にありません。
議長(増田 昇君) 11番。
11番(古川静子君) 31ページなのですが、観光費の中で、観光調査・観光案内板等設置委託料なのですけれども、内容を詳しく説明してください。
議長(増田 昇君) 横田経済部長。
経済部長(横田 一君) 古川議員さんにお答えを申し上げます。
 観光調査等にかかわる1,100万円でございますけれども、これにつきましては、本市への観光客と交流人口の増大を図り、活気ある地域づくりを行うため、現存する観光資源の調査を実施し、合併後の新たな観光のルート化、ハイキングマップの作成、さらにはわかりやすい観光案内板等の設置をするものでございまして、具体的には、市内に存在する観光資源であります自然、祭り、名所旧跡、あるいは特産品、交流施設等々につきまして、写真も含めまして、位置、概要、規模等について調査をいたします。また、ハイキングコースにつきましても同様の調査をいたしまして、これらに基づき案内板の新設や更新、さらには新たな観光ルートを設定してのマップづくり等をしていきたいというふうに考えております。
議長(増田 昇君) 11番。
11番(古川静子君) 今の部長の説明がありましたけれども、真壁地区のことを言って申しわけないのですけれども、今度伝建地区になる予定でありますね。それを越えると、来年は重伝地区になるかもしれないという予定で皆さんで進めていると思いますけれども、りんりんロードを皆さん結構お使いになっています。東京からのお客さんもかなりりんりんロードをつくばから自転車借りて歩いていると思います。ああいうところに、真壁の家並みですか、そういうのがあるのだということをもっと観光案内板のほうも設置していただきたいと思います。今どこでも経済がこのような時代になりまして、大変な時期になりまして、あらゆる地域でお金使わないで、そこにある資源を生かしたまちづくりをやっています。真壁地区では、もう本当に最先端を行くという時代の経済効果のあるひなまつりから、それからオープンガーデンとか、そういうのを利用した観光を町ぐるみで住民主体で今頑張っているところです。こういったところには、これからも予算を惜しまないで、市長、よろしくお願いします。
 以上です。
議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
 13番。
13番(高田重雄君) 先ほどの耐震診断の件についてお聞きしたいのですが、桜川市内の業者で耐震診断のできるという業者はございますか。とりあえずそれをお伺いします。
議長(増田 昇君) 耐震問題、答弁。
 山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) お答え申し上げます。
 今ちょっと指名の届け出書とかそういうものが手元にありませんので、正確なところはお答えできないのですけれども、多分ないのではないかなと思っています。ただ、データそっくり、指名の申請書を今手元に持っていませんので、確たることは言いかねますけれども、多分私が知っている範囲ではなかったような気がします。
議長(増田 昇君) 13番。
13番(高田重雄君) ということは、何千万というお金がですね、地域活性化というよりも、ひもつきのような形で、水戸とか当然大きなところ、活性化に耐震の何千万も使うお金は地元には全く反映されないということですね。だから、その辺は部長、少しは頭を使っていただいて、極端な話を言えば、建築士協会というのがございますね。その中で「どうなんだ」と。何しろ地元に活性化になる意味で、ワンクッション入れろと言っているわけではないです。地元のためにならないで、ただ何千万というお金を、東京とか、多分水戸とか、大手のほうにいってしまうというのはちょっと悔しいような気がしますので、ご検討をください。頭使ってくださいということです。よろしくお願いします。
議長(増田 昇君) 山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) はい。議員ご指摘のとおり、確かに地元に還元ということが基本でございますので、それは十分頭に入れて対応したいと思います。そのための手法というか、施策といいますか、それについては関係機関といいますか、県とか建設業協会とか、そういうところにも問い合わせをしまして、どうすることが一番地元の業者さんといいますか、その辺にメリットがあるのか、その辺を研究したというか調査した後に、発注というか、そういう手法をとりたいと思います。そういうことですので、先ほど大塚議員のほうからもお話ありましたように、ここで予算を決定していただければ、あした土曜日になりますけれども、月曜日からでも早急に調査とか、それには対応したいと思います。
 以上です。
議長(増田 昇君) ほかに。
 25番。
25番(林 悦子君) 5点ぐらいあるのですが、いずれも短い質問なのでお願いいたします。順不動になってしまうのですが、教育振興費で、理科関係を320万円減額して、そして管理費の中に組み込まれているので、理科教材をそろえるのに今回幾ら実際は投入されるのかというのがちょっとわかりづらいのですね。ですから、一括購入の中に入っている中で、理科教材に関して充当するお金は幾らなのか、小中学校合わせて幾らで、例えばそれは、各校配分一律幾らでやるのか、それとも学校規模を見てやるのかということを含めて、お尋ねをいたします。
 また、それに関連して、理科振興法というのがあるのですけれども、古い法律なのですけれども、これは順次計画的に理科教材に関してはそろえなくてはならないというようなものなのです。それで、実際はほとんど死文化しているような状態だと思うのですけれども、ちなみに、理科関係の教材というのは毎年幾らぐらいの予算を組んでいるのか。平成20年は幾らで、21年は幾ら理科の教材関係で予算化しているのか、お尋ねをいたします。
 2点目といたしまして、災害対策費の中で、防災無線のデジタル化の予算が1,000万円弱とってありますけれども、これを事業化するときの財源は何を見ているのかについてお尋ねをいたします。
 それから、3点目といたしまして、学校管理費の中でいすと机のセットがまた予算化されていて、大変ありがたいことだとは思うのですけれども、これによって、当初予算等含めて、小中学校の更新状況というのはどのようなものになるのでしょうか。更新率というような数字でも構いませんので、これをお示しをお願いいたします。
 それから、観光調査費についてお尋ねをいたします。看板等の設置等にも使われるということなのですが、りんりんロードに旧駅名を書いた看板を建ててもらいたいというような要望が結構、自転車で来られる方が、私近いですから、寄られるとあるのですね。これは本来県のほうの予算でやってもらいたいことだとは思うのですけれども、できればそれで押していただいて、それでその協議の上で、もし大したお金でなければ、ほかの桜川市内だけでも旧町名を書いた看板みたいなものを各旧駅に書くというのも一つなのではないかと思うので、これは要望ですけれども、ご検討を、県の土木のほうと詰めて、県がやってくれればそれで結構なのですが、お願いしたいと思うということです。
 それから、確かに年々盛況で、ひなまつりの話になりますが、年々盛況で、それからひなまつりの期間以外でも、今真壁の中は道路工事ラッシュなのですが、それでもスケッチとか、そういうのにお見えになる方とかたくさんいらっしゃるのです。ただ、もう5年、6年、7年とたってきますと、物事には必ず光と陰というものがございまして、そろそろその陰の部分についても検討していかなくてはならない時期に入っていると思うのです。ちなみに、私のところなんて、ことしは、まだ花が咲かない時期だからいいのですけれども、うちのフキノトウなんていうのはもう全滅なのですよね、みんな持っていかれてしまったのです。それで、現場を取り押さえたというほどでもないのですけれども、やりとりは決して気持ちのいいものではないのです。そういうのとか、例えば道路に出店しますよね、そうすると、ほとんど無法状況なのですね。だれが責任者だかもわからないので、その各家の前に行って、ここの前借りていいですかと言うと、そこの家の人がいいと言えば借りられると。どういうやりとりでそこを借りることになるのかは全くわからないけれども、どう考えても道路にはみ出しますよね。そういうことを考えると、そろそろ、実行委員会という名前がふさわしいかどうかわかりませんが、何か事務局のような、幾ら町民の行動力でやっているとはいえ、何かあったときにどこに連絡していいのだかわからないような状況のまま、しかも、経済効果といいましても、領収書なしのケースが多々あるので、実際の税収に反映できるような状態ではない。それでも、やはり皆さんの経費もいろいろかかりますから、そういうものの足しになっているのだというふうに考えれば、これは許容の範囲内かなというふうにも思ってはみているのですけれども、本当の意味での経済効果ということを考えるのであれば、やはりそういうものもそろそろ研究する段階に入っているのではないかということを考えたときに、通常、今日まで例えば苦情とか、あるいは要望とか、質問とかあったときには、今まで一体どこが受け付けて対応してきたのかということについてお尋ねをします。それから、そのちょっと前段については、今後検討課題として、ぜひ商工課のほうでも、市長も頭の中に入れておいてもらいたいと思うのです。
 以上です……ごめんなさい、もう一つ。先ほど来工事発注等、いろんなものを早く購入しろ、早く発注しろという話が出ていますが、ちなみに、工事等は最短でやって、いろいろ段取りがあると思うのですね、大体どれくらいの期間、発注期間はかかるものなのかとこれは思うのですね。というのは、恐らく緊急対策で来たお金を事業化するのには、それなりに手間暇のかからないような案件等も勘案して選んできていると思うのですね、用地買収なんかがないような。であれば、かなり、あとは担当課のほうの手続関係がどれだけでやれるかということにかかると思うのです。聞くところによると、6月でこの補正に出すのではなくて、9月の補正に出している市町村もあるようなのですね。というのは、国から来た、ひもつきで、縦割りで、とにかく出せというのでどんどん来ていますから、それに対応して、今度受け手のほうでは、どれとどれと組み合わせたほうが率がいいかというような検討をちょっとしてから出すという市町村もあるというふうに承っているのです。今回は早く出しているわけですから、9月に補正で出すような市町村と同じでは、6月補正に出してくる意味がないと思うのです。ですから、なるべく早く発注をかけてほしいというふうに思うのですけれども、それをやった場合、事務手続上どれくらいの期間を要するものなのか、ちなみに参考までにお尋ねをいたします。工事費についてお尋ねをいたします。工事関係、7,000万円出ていますので、お願いいたします。
議長(増田 昇君) 初めに、教育次長。
教育次長(古橋 忠君) 林議員さんのご質問にお答えします。
 理科教材の件について、最初に説明いたします。このたび学習指導要綱の改定ということで、特に理数教育の充実を目指すということで文科省のほうでも実際移行期間に入っております。理数授業の増ということ、そのための教材の整備、また新しい指導要綱に合致した教材ということで、今回活性化対策を使いまして、小中学校で教材費1,600万円、この中には数学の教材も若干入りますが、理科教材に充てる予定でございます。
 それと、20年度につきましては、申しわけありませんが、手元に資料がないものですから、正確な答えは後ほどでお願いをしたいと思います。
 続きまして、机いすの更新率ということで、現在、小学校の新規格化の率は37.2%、中学校は12.6%、合計で新規格28.7%となっております。これが今回の経済対策で100%になる予定でございます。
 以上です。
議長(増田 昇君) 続いて、市民生活部長。
市民生活部長(永瀬 昇君) 林議員のご質問にお答えいたします。
 防災無線のデジタル化ということで、今回実施計画の業務委託で990万円ほど出してございます。お尋ねの、この事業を行った場合の財源はどうするのかということでございますが、結論といたしましては、現在のところまだ決まっておりません。と申しますのも、3月定例会で皆川議員さんのほうから、一番有利なのは合併特例債事業ではないかということで、それも含めまして、生活安全課のほうでは検討しているわけでございます。ただ、合併特例債事業につきましては、まだ議会のほうでの議決をいただいておりませんので、その以外でもまだ有利な補助制度があれば、それを有効に活用して実施したいというふうに考えてございます。事業費としては約10億から12億円でございますけれども、やり方によってはもっと事業費が下げられるのではないかということも、事務局のほうで現在検討している段階でございます。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) 横田経済部長。
経済部長(横田 一君) 林議員さんにお答えを申し上げます。
 まず、1点目の要望につきましては、早速県のほうに要望をしてまいりたいと考えております。
 それから、もう一点のひなまつりに際しましての苦情でございますけれども、苦情は主に役所の商工観光課と、それから今合併しましたけれども、当時の真壁商工会へ連絡が入ってまいります。多くはお土産としての食品と、それから食事についての苦情が多い状況でございます。これを受けました、この苦情につきましては、市役所も、あるいは商工会も速やかに、ひなまつり支援会というのが組織されてございますので、その方々にお知らせをいたします。これを受けました支援会の方々が、直接苦情がありました当事者へ改善のお願いをしているというのが現状でございます。
議長(増田 昇君) 続いて、小田部建設部長。
建設部長(小田部喜英君) 林議員さんにお答えいたします。
 32ページの道路新設改良費に関連してのご質問かと思いますが、一応、工事発注につきましては、今回のこの補正予算の工事請負費につきましては、区長さんから陳情、要望、申請等が出ている中で用地買収を伴わないものとし、なお、さらに通学道として日常多く使われている道路について、優先して工事を発注したいということで考えておりますので、発注までに箇所によって要する時間については違いがあると思いますが、特に学校通学に関係する道路につきましては、早急に夏休みに照準を合わせながら発注ができればということで準備を進めております。
 以上です。
議長(増田 昇君) 25番、答弁漏れはございませんか。
 25番。
25番(林 悦子君) これ、理科教材のほうは、今回たまたま国からこのお金がぼたもちのように落っこちてきたので対応できるのですが、新学習指導要綱に基づいて改定しなくてはならないということは、本当はやらなくてはならないというやつなのですよね。それで、英語をやるよりよっぽど大事なような気が私はしています、この理数、あるいは国語を学校の中で。どうしても今学校関係は建物関係に頭が、予算が膨大だし、教育委員会も忙しくてそのことに忙殺されていると思うのですけれども、あくまでも基本は学校教育なので、やはりこういうものが、ぼたもちが来なくてはそろえられないような学校ではまことに情けない限りだと思うので、学校教育が基本なのですから、それをきちんとやっていただきたいというふうに思う。実験なんかお粗末で、とてもとても教材がないので、小遣いから買ったり用意したりして対応している先生も幾らかいらっしゃるというお話を時たま聞きますので、そういう話というのは先生の間に伝わっていきますから、そうすると、桜川は決して学習支援体制がよろしくないということになりがちなので、そういう悪評の立たないように一生懸命やってもらいたいと思いますので。
 それから、20年度は、どうせ恐らく大した予算はついていないと思いますので、教えてくれなくてもいいですから、自分たちでそのことについて今後検討していってもらいたいというふうに思います。よろしくお願いします。
 災害対策のデジタルに関しては、なるほど確かに7番議員さんが消防団長ですからね、だれよりも早くそういうことを申し上げている。確かに合併特例債でやる以上のものは今のところ見つからないと思うので、これを今調査費というのですか、こういう予算をとっておいて、その次、やる当てがないというような継続性のないような行政では困ると思うのです。合併特例債も期間が短いですから、やはりもう早急に検討しに入って、議決するべきものはさっさと議決するというような形で、永瀬部長、やってもらいたいと思います。お願いいたします。来年の予算までにはやれるような形で、事業化に向けてやっていってもらいたいと思います。
 それから、工事発注は夏休み照準ということなので、わかりました。通学道だから、当然子供たちが通学しないときということですよね。それはわかりました。
 それで、いすのほうは100%の達成率になるということなので、これはまことに結構です。これは教育長、ありがとうございます。
 それから、観光調査に関しましては、食べ物のことだけではないのですよね、皆さん言うに言えなくてじっと我慢しているケースというのもありますから。それから、どこを今度そういうものを主体としていくかというときに、確かに支援会という形で、みずからいろんなものに乗り出してやっていらっしゃる方の存在があるのは、これはもう本当に頭が下がることなのですけれども、やれと言ったってできないことですから。ただ、隣近所だったら言えないことというのはあるのですね。ですから、やはりある程度役所が、幾ら民間主体でやってきたひなまつりであるとは言っても、やはり警察だとか、いろんな関係と連携が速やかにとれるような公的性格を持ったものになってもらわないと、なかなか個人的なことや隣近所のことは言えないということもどうぞご理解をいただいて、今後調整をお願いいたします。
 ちなみに、他市から参加なさるような方もいらっしゃると思いますので、私は、楽市楽座で来るもの拒まずで結構だと思いますけれども、やはりいささかの協賛金のようなものをいただいてもそろそろよろしいのではないかと思いますので、よろしくご検討をお願いいたします。
 以上です。
議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
 17番。
17番(川那子秀雄君) 先ほど菊池議員がテレビ関係の購入、相当数量入れかえるのだということなのですが、やはり地元に総務部長は落としていくと。ちなみに、岩瀬地区から大和、真壁で、まあ電器店だろうと思うのですが、そのほかから買うということはおかしいだろうから、何軒くらいあって、テレビなんかご承知のように、メーカーによって機能が違っている場合があります。そうすると、どういうメーカーでどういう機種を選ぶかによっても、販売店の例えば代理店とか、東芝とか日立等いろいろあるでしょうが、違うと思うのですよ。だから、そこいら辺のところも検討はなかなか難しいのではないかなというふうには考えますが、とにかく地域の活性化ということであれば、平にそういう販売店をしているところは扱ってもらいたいと思います。メーカーも、メーカーの選定が一番難しいのではないかなと。それによって販売店が取り扱っていないところでは取り扱えないわけですから、そこいらも十分研究をされておやりになったほうがよろしいというふうに思います。その点、総務部長、何軒くらいあるのかなと。予算を上げたけれども、何軒くらいが対象になるのかなということは想定されているのではないかと思っているのですよ。
 それと、きのうも言っておりましたけれども、いわゆるコンサルとか設計、ここで確かに予算を承認しましたよ、委託料とかね。これの入札を行った場合に、議会のほうに報告をしてくださいよ。今までしていないのです。何でしないか、わからないです。やっぱり承認した議会のほうに、その入札結果報告というのは必ずしてほしいと思うのです。それは市長で結構ですから、ご答弁をお願いします。確約をしてください。
 以上です。
議長(増田 昇君) 山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) 川那子議員にお答え申し上げます。
 業者数ですけれども、この間話題になりまして、やっぱり何軒かなということで話したのだけれども、十数社だったというように認識しています。
 それから、今川那子議員がおっしゃられたように、その辺については、十分肝に銘じて執行はしていきたいというように考えております。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) ほかに。
 24番……
          〔「ちょっと議長、私の答弁が漏れてますよ」の声あり〕
議長(増田 昇君) どの答弁ですか。
17番(川那子秀雄君) 今、いわゆる設計料とか入札の結果について、報告を確約してもらいたいと市長にお伺いをしたわけです。その答弁が漏れていますから。
議長(増田 昇君) はい、中田市長。
市長(中田 裕君) 川那子議員さんのおっしゃるように、今、全庁挙げて情報公開というのは徹底させようという状況でございます。当然議決をいただいた案件につきましては、今後情報を公開して議員さんに知らしめる、そういうことはお約束をさせていただきたいと思います。
          〔「了解」の声あり〕
議長(増田 昇君) 24番。
24番(上野征一君) 28ページなのですけれども、備品購入費、公用車11台、もちろん市長車を含めるというような報告がありましたですけれども、その代替する車の処分を若干考えたらどうだろうということを提起したいと思うですけれども、もちろん新車を入れるのですから、通常であれば廃車する車を下取りというのが通常かと思うのですけれども、もちろんそれでだめだということではないのですけれども、6月10日前後に近隣市町村でもろもろの、その廃車する車をネットオークションというのですか、かけましたらば、かなり効率よく予定の倍以上で売れたというような記事が載っていましたので、もしそういう方法も考えてみたらと思いますし、桜川市でネットオークションまだやったことないかと思うのですけれども、これからの滞納整理の物納で扱ったものだとか、それから粗大ごみの処理をしていて、粗大ごみでもまだまだ使えるものはあるかと思いますので、そういうものを金をかけてごみにするのではなくして、何らかの方法で生かせればそのほうが有効かと思うのですけれども、その辺の考えがあるのかないのかということ。
 それと、もう一つ、先ほど学校の机の話が出ましたですけれども、今度、今回の入れかえで100%新規格の机になるのだというような報告が教育次長のほうからありましたですが、昨年同僚議員から学校の机がちょっとひど過ぎるのではないかということで質問がありまして、その後すぐ天板だけ張りかえたというようなお話も聞いていますけれども、その天板張りかえた机なども今度スクラップになるのかどうか、その辺ちょっとお尋ねしたいと思います。
議長(増田 昇君) 山中総務部長。
総務部長(山中政雄君) 上野議員にお答え申し上げます。
 要するに、今市長の公用車等の件の下取りといいますか、古い車をどうするのかというご質問だと思うのですけれども、基本的に今の段階で考えているのは、下取りということを基本的に考えて計算をしております。一般的に私たちが知っている範囲ですと、新しい車を買うということになれば、下取りは査定額よりそれなりに上乗せしてくれるというようなのが一般的な常識だと思っておりますし、そういうことも含めまして、今の現時点の考え方といいますか、予算の計上の仕方については、下取りということを基本に考えております。
 議員が申されているように、近隣というのは多分筑西さんのこの件だと思うのです。筑西市さんでは、市が6月10日に一般競争入札の執行についてということで広告を出しておりまして、今月末が締め切りだというようなことでございます。私たちも、入札の制度とかオークションの制度とかあることは十分承知しておりますけれども、現状の今の車を見ますと、20万キロぐらい乗っていて、エアサスあたりがだめで、直すとエアサスだけでもう40万円もかかるし、こういう経済状況の中でなかなか、そういう状況の中で買い手がつくのかなというようなことも考慮した中で、先ほど申し上げましたような対応を今とっているわけでございますけれども、そういう中でも、別な方法で、今議員が提案されたような方法で高く売れるということが目鼻がつくということであれば、それも一つの手法だというふうには考えておりますけれども、現状では、先ほど申し上げたような状況といいますか、考え方でいるということでございます。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) 上野議員さんにお答えいたします。
 桜川中学校だったと思いますが、天板だけを別な板を張ったような机があるということで、その処分につきましては、使えるものについては普通教室ではなくて特別教室等に置いて、有効に使っていくような方針でおります。
 以上です。
          〔「結構です」の声あり〕
議長(増田 昇君) ほかに。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
 ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前11時07分)

          再 開  (午前11時20分)
議長(増田 昇君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

    議案第47号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(増田 昇君) 続いて、日程第2、議案第47号 桜川市営県単土地改良事業の施行についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 横田経済部長。
          〔経済部長(横田 一君)登壇〕
経済部長(横田 一君) 38ページをごらんください。議案第47号 桜川市営県単土地改良事業の施行についてご説明を申し上げます。
 本案件につきましては、土地改良法第96条の2第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
 それでは、具体的内容につきましてご説明を申し上げます。
 1 施行年度  平成21年度。
 2 名  称  桜川市営県単土地改良事業磯部地区、同じく真和第4機場地区。
 3 工事場所  桜川市磯部地内、同じく真壁町上小幡地内。
 4 工事概要  ため池整備事業及びかんがい排水整備事業。
 5 概要事業費 磯部地区4,200万円、真壁町上小幡地区1,000万円。
 6 施行方法  請負。
 7 計画概要図 別添のとおりでございます。
 以上、よろしくお願いいたします。
議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。

    議員提出議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(増田 昇君) 続いて、日程第3、議員提出議案第3号 北朝鮮の核実験に抗議する緊急決議を議題といたします。
 13番、高田重雄君、提案理由の説明を願います。
          〔13番(高田重雄君)登壇〕
13番(高田重雄君) 北朝鮮の核実験に抗議する緊急決議。
 北朝鮮は5月25日、国連決議や6カ国協議共同声明、さらには日朝平壌宣言に反して、2回目の核実験を強行した。
 このような北朝鮮の行動は、我が国を含む地域の平和と安全を脅かすものであり、極めて憂慮すべきものである。
 度重なる核実験は、国際的な核不拡散体制に対する重大な挑戦であり、唯一の被爆国である我が国としては、決して容認できるものではない。
 桜川市議会は、この暴挙に対し、強く抗議する。
 政府においては、国際社会と協調し、北朝鮮に対して核兵器開発の中止と核の放棄を求めるため断固たる行動をとるように強く求める。
 以上、決議する。
  平成21年6月17日
                         茨城県桜川市議会
議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。

    議長報告第1号の委員長報告
議長(増田 昇君) 続いて、日程第4、議長報告第1号、付託された案件について委員長より報告を求めます。
 請願第3号 「気候保護法(仮称)」の制定を求める請願書について、福祉環境常任委員長、萩原實君、登壇の上、報告願います。
          〔福祉環境常任委員長(萩原 實君)登壇〕
福祉環境常任委員長(萩原 實君) 福祉環境常任委員会審査報告書。
 福祉環境常任委員会の審議の結果並びに審議の経過について、会議規則第136条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託されました案件は、請願第3号「気候保護法(仮称)」の制定を求める請願書であります。
 本委員会は、6月17日、福祉環境常任委員会室において審議を行いました。
 最初に、市民生活部長より請願書の内容の説明を受けました。その中で、本委員会としては、近隣市町村の現状を調査した結果に基づき協議を行いました。その結果、請願の内容について、地方議会においては何ら判断材料を持たない状況で国を拘束するようなことは行わないほうがよいということで、全会一致で不採択と決しました。
 以上が付託案件に対する福祉環境常任委員会の審査の結果です。各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
 平成21年6月19日
                         福祉環境常任委員会委員長  萩原  實
  桜川市議会議長  増田  昇 様
 以上です。
議長(増田 昇君) 報告が終わりました。
 福祉環境常任委員会以外の方の質疑を願います。質疑ありませんか。
 26番。
26番(菊池節子君) 地方議会においては何ら判断材料を持たないという、こういう報告になっているのですけれども、今、地球温暖化が世界じゅうで問われているときではないかというふうに思うのです。そういう中で、京都議定書も守れ……日本の要するに削減目標を守るということも非常に大切なことだというふうに思います。そういうことで、これからもしこのまま推移するならば、地球環境は取り返しがつかないというようなことに私はなると思うので、何としてもこれ採択していただきたい、国へ意見書を提出していただきたいと思ったのですけれども、常任委員会では採択しないということですけれども、私の意見はそういう意見でございますので、申し上げておきたいと思います。
議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
 これから請願第3号 「気候保護法(仮称)」の制定を求める請願書についてを採決を行います。
 この採決は、起立によって行います。
 この請願に対する委員長の報告は不採択です。この請願は委員長の報告どおり決定することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
議長(増田 昇君) 起立多数です。
 よって、請願第3号 「気候保護法(仮称)」の制定を求める請願書については、不採択とすることに決定いたしました。

    議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の
     継続調査

議長(増田 昇君) 続いて、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付しましたとおり閉会中の継続調査の申し出がありました。
 お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査にすることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。

    執行部あいさつ
議長(増田 昇君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) 平成21年第2回桜川市議会定例会の閉会に当たり、一言御礼を兼ねてごあいさつを申し上げます。
 今定例会は、6月17日より19日までの3日間の会期で開催され、議員各位におかれましては、本会議を通じて慎重なるご審議をいただき、心から感謝申し上げる次第であります。
 本会議において、数々賜りましたご意見、ご要望等、そして一般質問につきましては十分尊重し、検討をいたしまして、日々改善、説明責任ある効率的な市政運営に努力いたす所存であります。
 また、平成21年6月16日、県内において新型インフルエンザ患者の発生が確認されました。患者さんが一日も早く回復されますようお祈りいたします。そして、本市において、先月庁議において桜川市新型インフルエンザ対策本部設置要綱(案)等の論議及び検討をし、桜川市新型インフルエンザ対応マニュアルを作成し、万全を期していきたいと考えております。議員各位においては、新型インフルエンザを含め、健康には十分留意されまして、なお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。
 ありがとうございました。

    閉会の宣告
議長(増田 昇君) 今定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。
 以上で平成21年第2回桜川市議会定例会を閉会いたします。
 大変ご苦労さまでございました。
          閉 会  (午前11時32分)