平成21年第2回桜川市議会定例会議事日程(第2号)
平成21年第2回桜川市議会定例会議事日程(第2号)
平成21年6月18日(木)午前10時開議
日程第 1 一般質問
日程第 2 報告第 1号 平成20年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書について
日程第 3 報告第 2号 平成20年度桜川市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算
書について
日程第 4 議案第39号 桜川市印紙等購入基金の設置及び管理に関する条例
日程第 5 議案第40号 桜川市岩瀬駅前広場の設置及び管理に関する条例
日程第 6 議案第41号 桜川市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例
及び桜川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件
に関する条例の一部を改正する条例
日程第 7 議案第42号 桜川市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例
日程第 8 議案第43号 桜川市立岩瀬西中学校普通校舎棟耐震補強及び大規模改修工事請
負契約について
日程第 9 議案第44号 桜川市道路線の廃止について
日程第10 議案第45号 訴えの提起について
〇出席議員(24名)
1番 風 野 和 視 君 3番 岩 見 正 純 君
4番 小 高 友 徳 君 5番 中 川 泰 幸 君
7番 皆 川 光 吉 君 8番 増 田 豊 君
9番 潮 田 新 正 君 10番 相 田 一 良 君
11番 古 川 静 子 君 12番 大 塚 秀 喜 君
13番 高 田 重 雄 君 14番 小 林 正 紀 君
15番 増 田 俊 夫 君 16番 鈴 木 好 史 君
17番 川 那 子 秀 雄 君 18番 萩 原 實 君
19番 横 田 衛 君 20番 橋 本 位 知 朗 君
21番 仙 波 信 綱 君 22番 増 田 昇 君
23番 塚 本 明 君 24番 上 野 征 一 君
25番 林 悦 子 君 26番 菊 池 節 子 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
副 市 長 山 田 耕 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市 長 公 室 長 飯 嶌 洋 一 君
総 務 部 長 山 中 政 雄 君
市民生活部長 永 瀬 昇 君
保健福祉部長 麻 尾 優 君
経 済 部 長 横 田 一 君
建 設 部 長 小田部 喜 英 君
上下水道部長 告 清 嗣 君
教 育 次 長 古 橋 忠 君
会 計 管 理 者 若 林 鉄 郎 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長 笠 倉 貞 君
議会事務局書記 小 嶌 弘 君
議会事務局書記 斎 藤 修 一 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(増田 昇君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席議員は24名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
〇一般質問
〇議長(増田 昇君) 日程第1、一般質問を行います。
26番、菊池節子君。
〔26番(菊池節子君)登壇〕
〇26番(菊池節子君) 通告に基づきまして、私共産党の菊池節子の一般質問をいたします。
まず最初に、1点目として、市役所非正規職員の待遇改善についてお尋ねいたします。今全国的にもワーキングプアと言われる働く貧困層の増加が問題になっています。これは、年収200万円以下の方々を言うものです。民間では派遣社員や請負社員などの増加が原因です。それに比較して、公務員は恵まれていると言われています。しかし、その公務員の中にも日雇い雇用と言われる臨時職員の方がおられます。この方々の多くは、臨時と言いながらも実質は10年以上の方もおられ、実質は正規職員と同じ仕事をいたしております。具体的には、保育士の仕事を見ながらその実態を見て、このままでいいのか、市長にお考えをいただきたいと思います。
まず初めに、桜川市だけでなく、今多くの自治体で非正規労働者、それも常勤的非常勤職員が増大しています。これは政府が交付税を削減して、自治体リストラを押しつけてきたことが原因ではないかと考えているのですが、市長の見解はいかがですか。
具体的な例でお聞きいたします。岩瀬保育所では、職員数16名のうち正職員の保育士6名、臨時職員の保育士6名で同数です。岩瀬北部保育所に至っては、正職員の保育士2名に対し臨時職員保育士3名と、臨時職員の方が多くなっています。保育士は、きちんとした資格を持った専門職であります。臨時と言いながら、その多くは何年も更新を繰り返し、10年以上の方もおられます。非正規が一時的なものではなく、恒常的になっている非正規職員なしでは保育所の運営をやっていけない状態になってきております。この事実はお認めになられますか。市長に伺います。正規職員と臨時職員の保育士の仕事の内容には、私の聞き取りや調査ではほとんど違いがないと聞いています。それについては市長も同意されると思いますが、しかし待遇には物すごい違いがあるのではないでしょうか。働き方が同じであれば、待遇も同じにすべきというのが労働法の精神です。待遇には、どのくらいの違いがあるのでしょうか。1年間の賃金の総額、年休の有無や研修の有無、ボーナスの有無などに具体的に示してください。
私の調査でも、賃金だけでも非正規職員は正規職員の3分の1以下の水準で200万円を切っています。年休や研修などの福利厚生の部分を加えれば、5分の1、4分の1と言われる待遇の違いです。正規職員と同じ資格を持ちながら、同じ職場で同じ仕事をしている人が差別されている自治体の職場で、こんな事態を許していいのでしょうか。
また、桜川市の保育士の場合、臨時技術職員という名前で、仕事の内容は児童保育業務であります。勤務形態が日々雇用という、いわゆる日給月給であります。今の最高裁判所の判断では、期限つき任用を繰り返しても期限に定めのない任用に転嫁することはないとされているそうです。今の法律のもとでは、臨時職員の任期を1年以上にすることはできません。しかし、待遇改善はできると思います。例えば、台東区役所などでは、臨時職員でも経験年数により10年勤務者、20年勤務者など賃金に違いを設けております。何よりも非正規職員が職場で違いを肌で感じるのは、研修などの専門分野の仕事について差別をされるときです。仕事の内容に関することには、非正規、正規の違いはないのですから、臨時職員にも研修を認めるべきではないでしょうか。
また、臨時職員の日給月給制は改善できるのではないでしょうか。少なくとも1年間はいてもらわなくては困る職員さんのはずですから、県の職員のように半年更新の月給制度にし、年休も認める、このような改善はできるのではないでしょうか。ほかの自治体では、嘱託制を採用しているところもあります。市独自でできる非正規職員の待遇改善策を研究していただきたいと思います。昨年の春の国会、参議院予算委員会で増田総務大臣が、日本共産党の山下芳生議員の質問に対し、こう答えております。公共団体の非常勤職員の人たちの問題、つまり同じように働く人たちに違いが同じようなことにあってはいけませんということを直視していかなければなりません。担当の大臣も非正規職員の異常な状態は認めております。抜本的な改正は、地方自治法の改正を待たなければなりません。しかし、地方公共団体としてできる改善には着手していただきたいと思います。答弁願います。
次に、「市長と語ろう市民の日」の日曜実施について。「市長と語ろう市民の日」が毎月行われております。これまでの実績について伺います。毎月訪れる人数、その内訳、男女別、年齢別など、わかっている範囲で教えてください。この企画は、住民に開かれた自治体をつくるという意味で、すぐれた企画であると評価いたしております。私ごとですが、私の夫も1回だけ市長さんにお会いいたしております。しかし、それはたまたま代休の日と市民の日が重なったからであります。私に寄せられている要望の中にも、「市長と語ろう市民の日を日曜にやってくれるよう言ってもらいたい」という声も何件かございました。1回参加したいと思っても、わざわざ勤めを休んでまでは行けない。毎回とは申しません。たまに日曜日の日があってもいいと思うのですが、市長の考えはいかがでしょうか。
次に、3点目、市負担金、補助金の見直し、洗い直しについて。市の財政が厳しいということは、承知いたしております。もうこれ以上の無駄な支出はないのか、負担金や補助金の見直し、洗い直しをやっていただきたいと思います。五霞町では、負担金の全部を一覧表に書き出し、部署を超えて見直しをしたと聞いております。五霞町の負担金の一覧表を見ますと、一部事務組合負担金13件、3億2,755万円、市町村負担金、審議委員会対象の負担金が33件と81万円、事業負担金41件、3,906万円、各種協議会等負担金122件、580万円となっています。全部合わせてみると209件、3億7,323万円となっておりました。役場の中からも、一覧表にしてみると、何でこんな負担金におつき合いしなければならないのかという声が出たものもあるそうです。例えば、茨城空港利用促進等協議会負担金6万円。五霞町にいたしてみると、一番遠くで一番利用しない小さな町まで、ほかの市町村と同じ6万円の負担金は納得できないという声が議員の方からも上がったということであります。各部署が自分の担当分野だけを見直していても、今までの経過を踏襲するという形で存続が前提になってしまいがちでございます。部署を超えて全庁舎で横断的に見直しすることが重要ではないかと思います。私も今年度予算の中から幾つか拾い出してみました。本当に必要な負担金、補助金なのか、お答え願いたいと思います。ちょっと再質問でそれは言いたいと思います。
次に、県西総合病院の独立行政法人化について。昨年の秋、新聞報道によると、10月23日、県西総合病院の経営改善検討委員会委員長さん、山田耕一桜川副市長さんが、非公務員型の地方行政独立法人化は避けて通れないとの答申を行ったと報道されております。この新聞報道では、公務員型の運営では対応できない。もっと柔軟な経営形態が望ましく、地方独立行政法人という結論になったと述べております。その後、県西総合病院の経営改善検討委員会の議事録を情報公開で手に入れて読ませていただきました。しかし、この議事録では、経営は厳しいから非公務員型独立行政法人化がいいのだという結論があるだけで、具体的にはどのようになるのかよくわかりませんでした。私は、具体的にどこが公務員型では対応できないのか、地方独立行政法人の経営形態では対応できるというのはどういうことなのか、具体的にご答弁願いたいと思います。また、中田市長は、「慎重に対応していきたい。民間活力を導入し、よりよい病院経営を目指したい」と新聞には書かれておりました。この答申のまま進むとなると、地方独立行政法人化になるには1年を切ってしまいました。桜川市議会は全く議論をしないまま、事態だけが推移していくとしたら好ましいことではありません。経営改善委員会の検討の内容、市長が考えている県西総合病院の今後の形態、市議会に報告していただきたいと思います。
以上、ご答弁願いたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 菊池節子君の質問に対する答弁を願います。
飯嶌市長公室長。
〔市長公室長(飯嶌洋一君)登壇〕
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 菊池議員の市役所非正規職員の待遇改善についてというご質問にお答え申し上げます。
菊池議員がご指摘のように、総務省が全自治体を対象に平成20年4月を基準とした調査では、臨時職員などの非正規職員の数は約50万人となっております。その後の世界的な景気の後退による景気刺激対策などを含め、その数はさらに増加しているものと思われます。そのような中、社会的にはワーキングプアと呼ばれる働く貧困層がふえている状況にあります。正規職員並みに働いても賃金が低いという現況については、働く人全体の所得や生活水準を引き上げ、格差の固定化を防ぐ必要があるものと考えております。本市におきましても、県内の臨時職員の賃金状況、茨城県の最低賃金などを踏まえ、平成20年度より、技術職員といたしまして保育士、教諭、栄養士を位置づけするなど、臨時職員の賃金の改正を実施したところでございます。ちなみに、現在の正規職員の短大卒で20歳の給料月額、初任給でございますが、15万1,300円ということで、12カ月では約180万円になると思われまして、日給に直しますと6,877円、時給では860円というような単価となっております。また、臨時職員におきましては、月に直しますと15万4,000円、一応日給では7,000円ということで、22日の計算で行いますと、先ほど申しましたように15万4,000円、時給では875円というようなことになっておりまして、ただ正規職員の場合には、このほかに6月と12月に賞与等がつくと。ただ、臨時職員につきましても、12月につきましては、保育所の職員等につきましては、多少ではございますが、賞与を支給しているというようなことでございます。
今後、菊池議員ご指摘のように、保育所において保育士という立場で担任として園児を預かるということは、正規職員と同じ立場で同等の責任を背負うということでありますので、同一労働、同一賃金という原則からも勤務内容にふさわしい労働対価の提供は必要であると考えております。そのような視点からも、今後とも臨時職員などの処遇については、業務全体に即した取り組みをしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(増田 昇君) 中田市長。
〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) 菊池議員さんの質問にお答えをさせていただきます。
まず、市民の日の問題でございますが、合併直後からの平成17年の11月より、毎月かかさず、3庁舎を順番に午前9時から午後4時まで実施しております。来ていただける市民の数でございますけれども、少ないときでは二、三名、一番多いときで20名近く来ていただけました。そういう中で、いろいろ市民の皆様方の要望を聞かせていただきまして、でき得ることは迅速に対応をしてまいりたいという考えから、担当部課長等を呼びまして、その中で解決できるものは一生懸命解決させていただくというようなことでやってまいりました。今後とも、こういうものをしっかりとやらせていただきながら、桜川市全体の発展を考えてまいりたいというふうに考えておるところでございます。
また、現在そのほかにも市政モニター制度やパブリックコメント制度、地区懇談会を実施しております。ホームページ上でも市民の皆様の声を聞くことができるよう機会を設けてございますので、よろしくお願いをしたいと思います。
また、市民の日の日曜開催の声が大きいという菊池議員さんのお話でございます。実は、岩瀬町長時代に1度、岩瀬中央公民館のほうで実施をさせていただきましたが、そのときはあいにくとだれも来ていただけないというようなことでございましたので、なるべく多くの市民の皆さんに来ていただける方法、これも考えていかなければならない。ただ、日曜日になりますと、庁舎で開くということはまだやっておりませんが、その辺も参考にしながら、どうしても日曜日が必要だということであれば実施をしてまいりたいと、かように考えておるところでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。
続きまして、県西病院の今後についての質問でございます。ご承知のように、公立病院を取り巻く環境というのは、診療報酬の引き下げ、看護体制改定による医業収益の減少や臨床研修制度見直しによる公立病院の医師不足による診療体制の縮小を余儀なくされ、極めて厳しい状況にあることは事実でございます。県西総合病院も例外ではなく、また設置主体である地方公共団体は、地方交付税の大幅な減額による財政悪化など、全国的に見ても自治体病院を取り巻く環境は厳しさを増しているのが現実でございます。そのような中で、県西総合病院では、平成19年11月から病院経営改善検討委員会を設置し、医師確保、病床数の適正化、経費削減などさまざまな協議、検討を重ねてまいりました。
菊池議員からのご指摘の非公務員型独立行政法人化の答申は、あくまでも答申であり、来年4月からの実施は決定いたしておりません。経営形態の見直しを行うのには、病院組合議会の皆様と慎重に協議を重ね、市民のための安全と安心の構築を図っていかなければいけないと考えております。今後も病院組合議会と相談をしながら、県西総合病院の経営のあり方等について検討をしてまいります。
なお、県西総合病院の現在の運営体制につきましては、医師の招致が現段階で最優先課題であることから、本年4月には消化器系の内科医1名、脳外科1名、皮膚科1名、療養病棟担当1名の医師を確保することができました。現在18名の常勤医師による診療体制となっておるところでございます。今後も病院組合議会との連携を密にし、十分協議を重ねながら引き続き努力を重ねてまいりたいと思います。
地域医療の充実は、桜川市民にとっても非常に関心が高い問題でございます。でき得る限り情報を開示させていただき、議員の皆様にも知恵をおかりしながら、一生懸命健全経営に向けて、また医師確保に向けて頑張ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 山中総務部長。
〔総務部長(山中政雄君)登壇〕
〇総務部長(山中政雄君) 菊池議員の質問にお答えいたします。
補助金につきましては、行財政改革実施計画集中改革プランに沿って、平成19年度に学識経験者5名の方に委員さんになっていただきまして、補助金検討委員会を立ち上げまして、関係各課とのヒアリングを行い、協議検討を重ね、市長へ補助金の見直しについて答申をいたしました。その答申に基づき、平成20年度の予算編成においては、19年度対比3,897万2,000円の減額をすることができました。引き続き補助金検討委員会の答申を尊重し、予算編成時には補助金の減額等を進めているところでございます。今後は、3年に1回程度の補助金検討委員会事業を行いまして、適正かつ効果的な交付を実施していきたいと考えております。
次に、負担金につきましては、広域的事業に対する関係市町村の負担金など義務的に支出するものが多く、これらについては別途県等において負担金審議会が設置されておりますことから、見直しを行うためには関係市町村との連携、協議が必要となります。また、効果のある負担金であることが私個人としても望ましいと考えております。今後は、広域性、根拠や目的が適正かどうかを検討し、議員ご指摘の経過も含めまして、機会がある時点で関係機関に働きかけをしていきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 再質問があれば質問願います。
26番。
〇26番(菊池節子君) まず、最初の臨時職員さんの待遇改善についてなのですけれども、今正規職員さんと臨時職員さんが、もう保育士さんの場合については18名と15名なのです。正規の方が18名で臨時さんが15名と、もう大体半々に近い状況で、そういう中でやっぱりお給料をもらうときには、仕事をやっているときは余りそれほどあれだと思うのですけれども、大体1日7,000円と申しますと、大体20日から1日か2日余計に出る感じで出る。当初、室長さんの答弁では、初任給では大体、若干いいというふうなお話でしたけれども、契約更新で10年近くなると大分差がついてくると思うのです。ずっと最初から最後まで同じ金額ですから。昨年500円でしたか、値上げされたのですよね。でも、それでも全国の市町村、自治体もそうなのですけれども、とにかく差が3分の1、全部福利厚生を入れると6分の1ぐらいになるという、この間テレビでもやっていましたけれども、そうしますと臨時職員さんで頑張ってきても、なかなか元気がちょっと、気持ちの上では一生懸命子供には接していますけれども、そういうときに元気がなくなってしまうのではないかというふうに私心配しているわけです。そういう点で、やっぱり10年以上の方もおられるようですので、そういう点では若干というか、ある程度の、室長さんの答弁でも必要であると考えているというふうないい答弁いただいたので、ぜひ改善をお願いしたいと思います。もう保育士さんも、臨時職員さんなくして運営は成り立たないというふうに思っていらっしゃると思うのです。半分近くが臨時さんなのですから。とにかく自治体でできる範囲のことはできるだけやっていただきたいというふうにお願いしたいと思います。
それから、市長と語ろうということは、一人もいなかったということですけれども、日曜日にやるときにはよほど宣伝なさらないと、月例と思って、やっぱりふだん来られる人は来ないしということではないかと思うのです。1年に1回ぐらいは大々的に宣伝してやったらいいのではないかというふうに。今やっぱり働く人たちの意見も聞かないとよろしくないというふうに思います。
それから、負担金の見直し、昨年平成19年で検討委員会を立ち上げたということでありますけれども、やはり負担金というのは自分の部署に任されたところだとなかなか削りにくいのです。去年からもうずっとやっているのだからという、やっぱり全体的に物を見ないと、客観的に見ないと、自分のところだけではやっぱり、今ことし削るのはという考えに陥るかと思うのです。そういう点で、私が拾い出してみたものでは、県日中友好協会団体負担金とか、あと北方領土返還県民協議会、ささやかな金額ですけれども、あと茨城交友会会費、ちょっと意味がわかりません。そして、あと水戸線複線化促進期成同盟負担金、また古河自衛隊協会負担金、自衛隊父兄会補助金、そして人権啓発対策費の中では、各種団体、同和問題の解決を目指す研修会負担金とか、部落解放を愛する会茨城県連合会負担金とか、全日本同和の会桜川支部補助金とか、そういうふうに、もうこれも時限立法で切れているものもあるわけです。そういう点で、やっぱりそこの部分だけ見ていると、やっぱり見直しできない。全庁的に見てやったほうが私はよろしいのではないかというふうに考えます。このことについて一言だけ、検討委員会を立ち上げられているのですから、お答え願いたいと思います。
それから、県西病院のことはちょっと後にさせていただいて、今の件についてもう一回答弁をお願いしたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 山中総務部長。
〇総務部長(山中政雄君) お答え申し上げます。
先ほど申し上げました補助金検討委員会につきましても、全庁的に見直した結果、先ほど申し上げました3,897万2,000円というふうな前年度対比の減額ができたということでございます。これにつきましては、今議員ご指摘のように、今後も3年に1度は定期的にやっていこうということで考えておりますし、そのときには当然全庁的な見直しということで考えております。前回もそういうことで検討した結果、こういう数字が出てきておりますので、今後についても当然全庁的な見直しを行いまして、経費の削減といいますか、そういうことについては当然必要性とか、そういうものを考慮しながら全庁的に見直しを行っていくということで考えております。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 26番。
〇26番(菊池節子君) それでは、県西総合病院の独立行政法人化、まだ決定していないということですけれども、とにかく看護師さんの中には、肌で感じてやめておられる方が結構いると思うのです。ことしの3月いっぱいでも何か十何人か、20人近くおやめになったのですか。そうしますと、これからの病院として、やっぱりやっていけなくなってしまうので、そっちのほうがまた心配になってしまう。お医者さんもいないけれども、看護師さんがもっといなくなってしまったら、そういう点でやっぱり病院の問題については、皆さんにもちゃんと申し上げないと、とにかく職場の人が不安なのです、どうなってしまうのだろうって。そういうことで、おやめになる人が多くなってしまうという感じに、悪循環になってしまうのです。だから、市議会に対してもそういう点で、組合議員がいるにいたしましても、やっぱりちゃんと公的にお知らせしないと、いなくなってしまって小さくなってしまってという方向に行ってしまうと思うのです。いい例は、やっぱり失礼ですけれども、こんなことをこういう場で言うのもあれですけれども、下館市民病院が本当に何か私、いい例になってしまったというふうに思うのです。そういう点で、中田市長、やっぱり皆さんの命と健康を守る立場から、やっぱり心していかないと、肝に銘じていかないと、ちょっと先が不安でございます。その点についてお答え願いたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 確かに菊池議員さんがご指摘のとおり、看護師さんがおやめになるという事例はございます。なぜやめたかということになりますと、どうしても医師不足ということになりますと、療養病棟も昨年1度閉鎖をさせていただいた。あるいは病棟も縮小するということになりますと、働く場所がなくなってしまうと。どうしても基本的に病院経営というものは、お医者さんがおりまして経営が成り立つという現況がございます。そういう面で、看護師さんも一生懸命働きたいのだけれども、働く場所が少ないというような形の中で、おやめになってきた傾向があるのではないか。特に研修医制度が変わってから、非常に県西病院も医師が減ってしまって、平成20年度のスタート時には16名という形になってしまいました。そういうものを我々も真剣に受けとめた形の中で、先ほど答弁しましたように、脳外の先生とか皮膚科の先生とか総合内科医の先生とか、療養を診ていただく先生を、ぜひ来ていただきたいというふうな努力、これによってかなり、脳外の先生を中心に安心、安全の地域づくりという観点から、患者さんが現在ふえてきております。そういう形になってきますと、看護師さんも一生懸命働きたいという元気が出てくるわけでございます。こういうことをしっかりとやりながら、これからもまず医師を確保していくというところに全力を挙げていかなければならないのではないか。筑西市民病院の場合には、現在常勤が7名というような状況でございます。これでは何もできない。しかし、我が県西病院では、県内の中でもことし4人お医者さんに来ていただいたというのは、多分茨城県内では唯一であるというふうに私は考えておるところでございます。現在も医師獲得、全力を挙げてやらせていただきまして、いろいろな先生方と今接触をしておるところでございます。
こういうことを踏まえて、県西地区の中核病院としてどうしたらいいのかということを病院組合議会のほうでもお話をさせていただきたいなというふうに思います。今回は、特にそういう面で、病院議会のほうとこれからも真剣にお話をさせていただきながら、まず、あと医師を何人獲得できるかということをことしは真剣に対応する形の中で、地域医療の中核病院としてしっかりと経営をさせていただきたい。医療患者数がふえてまいりますと、病院経営というのは非常に好転するわけでございまして、多分平成21年度はかなりいい効果が出てくるというふうに私は強く感じておるところでございますので、もう少し時間をいただければ、いい方向のお話ができるのではないかと、かように思っておりますので、今後とも市民の皆さんに、先ほども申し上げたように情報を開示しながら、今県西病院はこういう状況にございます。ぜひ病院をしっかりと支えていただきたいというふうなお話もその中でさせていただきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 26番。
〇26番(菊池節子君) この間の6月号のお知らせ版に、病院の先生のご紹介が7人載っておりました。2名増ということで、「えっ、こんなにお医者さん来てくれたの」って言われました。5人の方は入れかえということだったのですけれども、でも2名の増員ということはすごいことだと思います。ですから、患者さんも、お医者さんがいなくなるとやっぱりどんどん逃げていってしまうというか、離れていく傾向にありますので、やっぱり負担金、国からの交付金もありますけれども、自治体がいかに持ち出せるかというところへ来るのではないかというふうに思うのですけれども、それでやっぱり全員協議会あたりにはお知らせしていただきたいなと。そうしますと、こういうふうに聞いていれば、住民の方にも、私のほうからも、こういう病院どうなっているのと出たときにお話しできると私は思います。私なんか「もう本当に病院どうなっちゃうのよ」というふうにいつも言われてしまうのです。もうそれ言われると弱いのですけれども、お答えできないというか。今回は、とにかくお医者さんが2名来てくださったということで、皆喜んでいると思うのですけれども、そういうことでとにかく努力をしていただかないと、組合長として、これからも邁進していただきたいというふうに思うのですけれども、私たちもそういう、若干ながら応援していくつもりでいますけれども、とにかくなくてはならない病院、この地域にとりましては一応中核の病院ですから、遠くへ行くよりは、入院したときとか、そういうときは何といっても地元に近くにあるということが一番安心なのです。そういうことも含めて、やっぱりこれから努力をしていただきたいと私は思います。ぜひお願いいたします。その点もう一回、私が申し上げた、そういう全員協議会あたりでもご報告できることがあったらぜひ、今まで一度も私なかったというふうに思うのです。ですから、その辺をご答弁願いたいと思います。そのことについて。
〇議長(増田 昇君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 現在病院議会のほうといろいろとご協議をさせていただいておるところでございますけれども、市報のほうにもしっかりと県西病院の状況等については、昨年からPRもさせていただくようになりました。そういうことで、病院議会の議長さんとも相談をさせていただきながら、協議会等ででき得ることはお話を申し上げたい。まず、組合病院議会がございますので、それを最優先させていただいて、その中で協議したこと等についてはしっかりと、また協議会等でお話ができればさせていただく方向で検討してまいりたいと思いますし、現在医師確保について、もう少々お話をさせていただければ、やはり医師とのパイプというものをしっかりとつくっていかなければいけない。現在おかげさまで千葉大の外科の教授の先生も、県西病院はしっかりと応援をするという言葉をこの前いただきました。筑波大のほうでも、もう少し頑張っていただければもう少し先生を派遣してもよろしいというふうなお話をいただいております。これからも医師との関係を、信頼関係を構築した形の中でしっかりとやっていかなければいけないのかなと。
それから、先ほど全体で2名と言いましたけれども、やはり関係で大学のほうに戻った先生もおりますので、16名から18名ということでございますけれども、新しく来ていただいた先生、これは独自に来ていただいた、先ほど言った4名の先生に新しく来ていただいたということでございます。また、外科のほうについては、本当に千葉大のほうで一生懸命出していただいておると。こういう信頼関係をこれからもしっかりと構築してまいりたいと。これがなければやはり、ただ絵にかいたもちになってしまうということでございますので、今後とも一生懸命この点については頑張らせていただきたいと、かように考えております。
〇議長(増田 昇君) 26番、よろしいですか。
〔「はい」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) これで菊池節子君の一般質問を終わります。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前10時43分)
再 開 (午前11時00分)
〇議長(増田 昇君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
続いて、17番、川那子秀雄君。
〔17番(川那子秀雄君)登壇〕
〇17番(川那子秀雄君) 一般通告に基づきまして質問を申し上げます。
時のたつのは非常に早いものであります。合併をして市長の任期も10月11日に選挙ということをお伺いをいたしております。市長を初め役所の方々も一生懸命頑張ってこられたというふうに認識はいたしております。新市の基本方針として、伝統と豊かな自然に恵まれた田園文化都市づくりと、そういうことを考えて合併をしたわけであります。しかしながら、執行部も夢を持っているかもしれませんが、桜川市民それぞれに合併による効果ということについて夢を持たせていただいてきたわけであります。
しかし、最近、もう3年半になりますか、そのくらいになりまして、いろんな声が私のところに届いてまいりました。「もうそろそろ4年だろうよ」と。「あの岩瀬駅前はどうなってしまうのだろう。川那子さん、聞いてくれよ。我々はなかなか聞けない。だから、代表して聞いてもらえないか」という声があります。ですから、今までは大和中学校の問題あるいは大和バイパスの問題、あるいは真壁地区の多目的ホールの問題等、相当議論をしてきたわけであります。非常に1つの特例債事業を実行してまいるのにも、それぞれの考え方、エリアの違いで意見が分かれます。これはもうやむを得ないことかもしれません。でも私は、この岩瀬地区のほうから選出をされている議員でありますから、もう市長も任期残りわずかとなってきたわけですから、とにかく合併特例債事業にかかわる問題について、この際ですからはっきりお伺いをいたしておきたい。そして、地区ごとに、欲を言えば、岩瀬地区の市民は、あれはどうなるのだろうかと。いろんな期待感と疑問点を指摘してまいります。私は、そういう点をこの6月の議会で市長にただしていきたいというふうに考えたわけであります。
それともう一つは、広報委員長をやっておりますから、2人だけしか質問がないと。非常にこれ広報紙がつくりづらいという面もありまして、私は出番をしたことも事実であります。広報委員も新たに選任をされましたが、人材も少なくなった。そこで、やっぱり広報紙を豊かにしようという気持ちも片隅にあったわけであります。
前置きはそのくらいにいたしまして、合併特例債事業という新市建設計画案の中で何点かありました。大和中学校につきましては、後で合併特例債に組み入れた。いわゆる18年の12月の議会のときでしたか、市長は苦渋の選択をしたというふうに答弁をされております。しかし、やはり教育のことでありますから、あの施設を見れば、建て直さなければいかぬなということで実行されたというふうに私は思っております。今でもその考え方は同じであります。これは、大和地区の教育行政に相当な貢献をする施設だというふうに考えております。
それから、バイパスは何かつまずいているようでありまして、これは反対者がいらっしゃると。やっぱり土地というのは反対する人がいますよ。ですから、今のところ休止だというふうに聞いております。真壁地区の多目的ホールについても、同僚議員も含めてけんけんごうごういろいろな論議をしてまいりました。その中で、恐らく21年度中には発注するのかもしれない、するであろうというふうに認識をいたしております。その2つは、1つは挫折をしておりますが、その2つはうまく来ているのではないかと。私は、前期と後期に分けて、特例債事業は分けたはずであります。どれが前期でどれか後期である。特に後期のほうは忘れてしまったのです、私。ですから、この際、特例債事業の今後の計画について、その内容について再度お伺いしたい、そのように考えております。
それから、今着々とまち交の関係で岩瀬駅前の拡張工事が進んでおります。いわゆる拡幅をされてきているわけでありますが、どうも私は、あの計画の中で遅いのではないかと。私は6月には完全にでき上がるのではないかと。何かちんたらちんたらやっているのではないのかなというふうに受けとめております。私がこの前、駅前に行きましたら、「今ごろ何しに来たんだ」と言われたのです。「いや、ここ、あちらこちら見たいから」と。「今ごろ来たって変わんないだろう」と、そういう厳しい意見も言われたわけです。やっぱりこの岩瀬駅前の皆さんに移転を、あるいは補償という形でどいていただいたという経過があります。やはりその中で、やはり市民というのは、「川那子さんよ、おれらもそういう内容を知りたいんだよな。知らないのか」と、こういう言葉、俗っぽく言えばそういう言葉で言われるわけです。しかし、答えられないです。なぜかというと、わからない部分が多過ぎる。もっとガラス張りにした行政の手法というのがあってしかるべきではないかというふうに考えている一人であります。
2番目に、岩瀬駅前通りの拡幅とまちづくりの活性化との相関関係を伺いたい。駅前、全く商店なくなりましたから。どういうふうに今後、あの岩瀬駅を拠点にしてどういうことをおやりになるのかなと。前に岩瀬駅を拠点にして、物と人を集めて、あそこから展開していくのだというような説明をされたかと思うのです。よく覚えていませんが、そういう1つの中心施設にしたいというふうに市長は答えていたのか、あるいは市長公室長が答えたのか、ちょっとうろ覚えですが、そういうふうな考え方があったわけであります。非常に期待する人は期待していたかと思います。しかし、残念ながら、これは自助努力ということもありますが、やはり商店街がなくなってしまった。完全に住宅、何店舗かありますが、横の通りは幾らかあります。ですから、私は3月の議会でも申し上げましたが、この旧岩瀬町の町の中は欠点が水の問題、この前申し上げました。猪ノ窪地区の山の水が全部、いわゆる五月女歯医者のほうに向かって流れてきてしまう。けさのテレビでもやっていましたが、ゲリラ豪雨というのが最近日本では頻発している。やはりこういった自然災害というのを考えてまちづくりはしていかなくてはならないと。幾ら駅前がきれいになったとしても、旧岩瀬町のあの、私は外れですが、小学校のほうです。あの中が通行できないようなまちづくりをしていたのでは、ほかの市町村に笑われますよ。そういうことの中で、活性化というのはどういうことを考えているのか。これをお伺いしたい。市長でいいですか。
3番目に、跨線橋の計画について。これは合併特例債の事業にも、岩瀬地区のほうでは重要な案件として合併協議がなって決定をしておるわけです。跨線橋とミニ図書館というのが上がっておったわけであります。私は、この前本庁に行きまして、都市計画課に行きまして、駅前の地図をちょうだいよと。これはなぜ言われたかというと、あの地域の人がどうなっているか。地図がどうなっているかわからないで行ったわけです。そうしたら、「跨線橋は大体どこいらにできる予定だよ」と。「わかりません」、「わかりませんって、役所の人間がわかりませんったって、どうしようもないじゃないか」と。「わからないで通るのか」と。そこへまた担当の課長がおりてきて、どうもなかなかはっきりしないことでした。ですから、やはり旧岩瀬町民、特に町の中の方々は、そういう跨線橋、いわゆる遊歩道を、南北を結ぶ遊歩道については、あったほうがいいと考えているから合併特例債事業に上げた。これは今おりますが、犬田地区選出の仙波議員からも旧岩瀬町のときに要望が出た案件であります。ですから、どこにつくるのかさっぱりわからない。あの駅を眺めてみてもわからないのです。どこらへつくるのかなと。そういうことの中で、これは前期なのか後期なのかわからないのです。前期であればあと1年しか残っていないのです。そういうことなのです。だから、前期計画でもし計画してあるのであれば、もうJRとの交渉とかいろいろあるでしょう。難しい問題あると思います。でも、もう地図はでき上がっていなければだめなのではないかと。後期にずれ込むのではないかというふうな思いがいたします。その跨線橋の計画について、担当部長、不足があれば市長でも副市長でも結構ですから、お答えを願いたいと思います。
それから、ここにあえて図書館の設置計画についてということを質問しますが、これはミニ図書館と当初言っていたのです。これは、思い出しますと18年の12月の議会に、同僚の相田議員から質問があったかと思うのです。その答弁の中で、市長はミニ図書館というのは余り好きではないのだよという答弁をしております。たしかしておったと思います。ですから、最近は何か「ミニ」というのを外していらっしゃるのではないかと。それはそれで結構なのですが、駅前の跨線橋とミニ図書館ということで合併協議が通っているわけですから、では図書館はどこへつくるのだと。ないですよ。駅前にあるのか、ないのか私はわかりません。ないのではないかと。だから、私はこの図書館の設置計画はどうなっているのか、それもあわせてお伺いしたいと思うのです。
それから、5番目に駅前の移転補償の内容について明らかにされたいということを、この際ですからお伺いしますが、当然我々議会で道路の入札やら、そういうことでは、旧岩瀬町のときは入札が実行されると、すぐ郵送で議員のところに発送されてきたのです。今は何か議会がない、いわゆる協議会がないと発行されないのですね。ですから、前の総務部長、この前退職した方へ言いましたが、入札をしたら、時期がこんなにずれてしまってからもらってもしようがないではないかと。やっぱり議員は知る権利があるし、例えばそこが今度道路をやるよと。住民の人に聞かれたら、議員が知らないでは困るのです。そこら辺もあるわけで、いわゆるコンサルの入札があった、そういうことは一切出ていないのです。設計委託とかコンサル委託とか、なぜ出さないのだかわからないです。ほかの市町村ではびしっと出しています。何社で競合してこの業者がとったということが載っています。それが建設工業新聞にも載っています。だから、やっぱりそこいらは明らかにしなければいけないと思います。やはりそれは、我々議会のほうにも、コンサルについては報告がないのですから、道路とか建物とかの入札結果報告だけですから、これはぜひともやってもらわなければいかぬ。これ今後やるのかどうか、そういうのはきちっと答えてもらいたいと。
それから、駅前の問題、これは旧岩瀬町時代から移転をするのだという作業をしていました。記憶では8工区まで割って、多分コンサルに競争入札をしてやったかと思うのです。それもわからないのです、私らは。どこがどういうふうにやったかというのは私は記憶にないのです。だから、やはりそういったものは、多分合併してから、その支払いを行ったと思うのです。ですから、いわゆるまち交のお金が来ている。それが総額で幾ら、道路に使うのが幾ら、駅前の移転補償費に幾ら出していると。出し終わったでしょう、恐らく。みんないなくなったのですから。そこらも明確にされたいと思います。どうも駅前へ行くと、そんないろいろ言われてしまうのです。本当かねと。おれは知らないよと。直接聞いてみたらどうなのだよなんていう話をするのですが、でもやっぱり公金ですから、公金でもって補償をするということですから、やはりそれは明確に答えなければおかしいと私は議員ですから思っております。ですから、今回も、ではその分も聞きますよというふうに言いました。質問が終わって、その方々に私は答えなければならない。答える義務がまたあるわけであります。とにかく市長は、住民と行政が一緒になってやろうではないかというふうに懸命に努力をされてきたのですが、やはりこういう時期になりますと、どうだのこうだの言う方がおります。しようがないのです、これは、世間ですから。そこら辺を明朗にお答えすることが、この次の戦いに勝つ1つの材料になるだろうというふうに私は考えます。これが説明できなければ、不安な要因も生まれてくるだろうというふうに考えます。
それから、もう一つ、特例債のほうで人口の問題。特例債事業やりますよ。広報等よい方によれば、人口の減が必ずこうなっているわけです。ですから、そういう意味で、やっぱりふえるような事業をやればいいのですが、なかなか今この景気ですからできないだろうと思います。そういう意味で、そういう人口減を見込んで、やはりそういう合併特例債というのは使っていかなければならないというのは、確かに特例債事業の中で地方交付税、そういうものはその補填、よく詳しくわかりませんが、地方交付税で補填をしていくというふうになっているのだろうと思いますから、あと地方債もどんどんふやすと。何とか借金でもやっていけるのではないかという気楽な人生では、この桜川市が後退してまいりますから、そういうことでひとつ懸命に頑張っていただきたいと、そういうことを要望しながら、特例債事業について、できれば明らかにできることを答えていただきたいと思います。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 川那子秀雄君の質問に対する答弁を願います。
中田市長。
〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) 合併特例債事業について、かなり厳しい川那子議員さんのご質問がございましたので、真剣にお答えをさせていただきたいと思います。
ご存じのとおり、合併特例債事業、大和地区の大和中学校改築事業につきましては、平成20年、おかげさまで12月に完成をいたしまして、現在子供たちが一生懸命学んでおるところでございます。真壁地区の多目的複合施設につきましては、22年度に事業を完了する計画で、本年度は発掘調査が終了した後、直ちに建設事業に着手する予定でございます。幹線道路整備事業の大和本木地区のバイパスについては、地元説明会等を何度も実施し、協力をお願いしてきたところでございます。また、地区の議員さん方にも足を運んでいただいて、地権者の説得も試みたところでございます。しかし、残念ながら全員の同意を得ることが現在まだできておりません。今後このような状況を踏まえ、懇切丁寧に地権者の説明に全力を挙げるとともに、県との調整を図りつつ、早期に同意が得られるよう、あきらめずに頑張ってまいりたいと考えております。
次に、松田地内と友部地内の国道50号線を結ぶ都市計画道路の松田西小塙線とつくば益子線の国道50号バイパスからの延伸計画につきましては、合併特例債で現在推進している事業の進捗状況を見ながら、改めて議会の皆さんとご相談をさせていただきたいと考えておるところでございます。
岩瀬駅前跨線橋の整備については、平成21年度から26年度を目安に計画をしておるところでございます。整備に当たっては、駅南地域から岩瀬駅へのアクセスを改善すること、周辺道路などをあわせて整備することにより、駅南地域の将来性を高めること、鉄道利用の利便性を向上させることにより、水戸線の利用促進を図ることを念頭に進めてまいりたいと考えております。安心、安全で夢が持てるまちづくりを推進していきたいと考えております。また、この事業は、駅南地区への先行投資であり、これが民間活力による開発を促すことへもつながっていくのではないかと考えております。さらに、鉄道の利用促進は、二酸化炭素の削減にも寄与するという期待がございます。現在環境に優しいことをテーマに国も全力を挙げておるところでございますので、より一層鉄道の利用促進を図っていく、そういう面でも非常に本木地区、大曽根地区、上小幡地区からの利用者が大変多うございますので、一生懸命やってまいりたいと考えております。
図書館整備につきましては、現在庁内関係課により、その事業に向けた準備を行っているところでございます。今後建設検討委員会等の組織において、市民の意見などを反映させながら、実施構想を策定して最終的な計画を決定していきたいと考えております。
なお、跨線橋の整備計画については、この後担当の市長公室長から詳しく説明させますので、よろしくお願いをしたいと思います。
次に、岩瀬駅前通りの拡幅とまちづくりの活性化の相関関係についてでございますけれども、議員ご承知のように、平成16年度に開始されたまちづくり交付金事業による岩瀬駅前整備事業も、本年度いよいよ完成を迎えようとしております。これもひとえに地権者を初め地元関係者並びに議員各位のご理解、ご協力のたまものと深く感謝を申し上げる次第でございます。さて、議員のご質問の駅前地区の活性化についてでございますが、本事業により、これまで駐輪場、駐車場、駅前広場の整備や道路の拡幅工事を行い、バスの乗り入れを可能としたほか、一般車両やタクシーなど、スムーズな運行が図られるようにするとともに、歩行者の安全確保のために歩道の整備等も実施してまいりました。今後は、駅と国道が結ばれ、交通網としての機能が強化されるものと考えております。また、駅前通り沿線の電線地中化を実施したことにより、景観にも配慮した住環境の向上にもつながるものと期待するものでございます。このようにインフラが整いつつある現在、今後の駅前地区の発展はもとより、周辺の活性化にも力を注がねばならないと強く認識をしておるところでございます。特に地域づくりは、住民の使命感と情熱に負うところが大きいことから、駅前を単なる交通結節点としてとらえることなく、本事業でつくられたポケットパーク、多目的スペース等を地域の拠点として、あるいはコミュニティー、ビジネスのための場所として活用していただきたいと願っておるところでございます。これに当たりまして、行政はそれをサポートしていく必要があるということを認識し、多彩な事業の展開を図ってまいりたいと考えており、市といたしましても、その一つとして、真壁のひなまつり期間に合わせたシャトルバスの運行を予定しておるところでございます。一方、地元商店会におきましては、昨年12月にワンコインセールを実施するなど、新たな活動を見出そうと模索を始めておるところでございます。地域の人たちともども、みずからのまちに対し、豊かさ、ゆとり、潤い等の実感ができることを視点に置き、愛される、誇れるまちづくりに取り組んでまいりたいと存じております。今後とも議員各位のご支援、ご協力をお願いするとともに、駅前の使用開始は7月25日に予定をさせていただいておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 飯嶌市長公室長。
〔市長公室長(飯嶌洋一君)登壇〕
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 特例債事業の跨線橋の整備計画についてのご質問にお答えを申し上げます。
この計画は、岩瀬駅の南北を結ぶ跨線橋、いわゆる自由通路につきましては、昨年度より事業化に向けた関係機関との打ち合わせや交通調査に着手をしたところでございます。本年度は、予算にも計上してございますように、跨線橋建設のための基礎調査や基本設計を実施し、次年度以降事業を本格化する予定となっております。現在本事業の関係機関であるJR東日本水戸支社との間で、事業実施に係る事前の打ち合わせを開始したところでございまして、今後は本工事の進め方や事業費の負担割合などを含めた諸条件を調整する協議を本格的に進め、事業実施に向けた協定が早期に締結できますよう事務を進めてまいりたいと考えております。
また、事業の財政負担を軽減するために補助事業制度の導入を検討しておりまして、県関係課との打ち合わせを重ねているところでございます。市にとって最も有利な条件で補助が受けられる補助制度を本年度中に決定し、次年度から補助金の交付も受けながら事業を進めてまいりたいと考えております。事業用地につきましては、駅南側の跨線橋施設の用地といたしまして、茨城県所有地のリンリンロードの敷地になっておるところの一部を予定し、土地利用について現在県の関係課や機関との事前協議を始めているところでございます。事業の進め方といたしましては、今後これら関係機関との協議の進捗に合わせ、議会、総務常任委員会及び4常任委員会に報告の上、ご理解をいただきながら進めてまいりたいと考えておりまして、本年度予定をしている調査及び基本設計の業務を実施していきたいと考えております。なお、施設の整備、規模につきましては、岩瀬駅と同規模の駅における事例や、JRや茨城県からの情報からも通路部幅員が4メートルから5メートル、延長が40メートル前後になるのではないかと考えております。また、建設位置につきましては、現在のところの打ち合わせでは、整備完了が間近でございます駅北広場の計画に合わせ、現在の駅舎の出入り口から東側幅員になると予想をしております。今後ともよろしくお願いいたします。
〇議長(増田 昇君) 小田部建設部長。
〔建設部長(小田部喜英君)登壇〕
〇建設部長(小田部喜英君) 川那子議員さんのご質問にお答えいたします。
まず、移転補償の手続についてご説明をさせていただきます。最初に、事業計画について地元説明会を実施した後、建物、工作物等を初め測量立ち入りの同意を得て、8工区に分けてコンサルタントに委託し、当時の岩瀬町職員を同行して物件調査を行いました。これに関しては、関東地区用地対策連絡協議会監修の損失補償算定標準書による単価を用いております。物件調査終了後に、権利者ごとに補償内容をまとめた上で、補償金額を算出したものが成果品として市に納品されてまいります。市は、成果品については、水戸土木事務所の審査を受けて初めて補償金額が確定いたします。
さて、移転補償の具体的な内容ですが、建物の移転料につきましては、その種類、構造、用途、利用状況、経過年数、敷地と建物の位置関係、残地の状況等を総合的に判断して、移転方法を決定し、必要な移転費用を算出いたしております。
次に、工作物の移転料でありますが、移設できるものについては、その移転に要する費用を、移設できないものについては同等のものを新しく設置するのに必要な費用を補償します。
続いて、立ち木補償についてご説明いたします。これにつきましては、その利用目的、種類などにより、伐採に必要な費用、また移植に必要な費用を補償しております。
次に、営業補償についてでありますが、過去3年間の営業資料、申告書をもとに営業を休止せざるを得ない期間中の固定的な経費及び従業員に対する休業手当相当額、期間中の収益減、移転に伴う得意先損失に伴う損失、移転に伴う広告費等を補償しております。
続いて、土地に対しての補償でありますが、これは実測面積、現況地目を基本に、茨城県施行の公共事業に伴う損失補償基準により、取得する土地に対しては正常な取引価格をもって補償するとされています。これを踏まえ、取得価格の算定に当たっては、利用状況を詳細に調査検討し、次の4項目について総合的に比較検討の上、土地価格を決定したものであります。1つは、近傍類似の正常な取引価格からの比較、2つ目として、地価公示法に基づき公示された価格との比較、3つ目として、国土利用計画法に基づく基準値価格からの比較、4つ目として、不動産鑑定士による鑑定評価額であります。物件移転補償額が決定した後は、個別に交渉を実施いたしました。交渉では、移転対象物件の内容確認を金額の提示を行い、契約締結で完了の運びとなります。
それと、まちづくり交付金事業の総事業費ということでご質問がありましたけれども、岩瀬駅前地区で申し上げますと、現在まだ事業が繰り越し分が完了いたしておりません。確定ということではなくて見込みということでご理解を賜りたいと。総事業費でありますが、23億6,900万円、その内訳でありますが、工事請負費につきましては2億8,200万円、委託費につきましては2億7,200万円、土地購入費につきましては3億3,100万円、補償費につきましては13億6,700万円ということになっております。工事費が全体の12%、委託費には全体で11.5%、土地購入費が全体の14.0%、補償費が57.7%というふうになっております。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 再質問があれば質問願います。
17番。
〇17番(川那子秀雄君) 市長の岩瀬駅前通りの拡幅とまちづくりの活性化との相関関係について、大体はお伺いしました。私は、なぜこれをお伺いしたかということは、確かに地中電線化も大事であります。しかし、いわゆるこの役所の前の通りの旧50号までは、もう商店街というのはなくなってきましたよね。私がこの前、水の問題を質問したときに、横にはあるわけです。ですから、何度も申し上げますが、水の問題、跨線橋の問題も南との通路、遊歩道だと。しかし、水の問題を解決できなくて、まちづくりはできないのではないかと。昔からわかっていたわけです。猪ノ窪の山の水もあそこへ全部、あの水路へ集まってきてしまう。ですから、駅前から来て初めての信号のところの横の通り、いわゆる東側は大丈夫ですが、五月女歯医者あたりは通行できなくなる。それは何日でもないですが、でも例えばゲリラ豪雨があったとしても、水が出て通行どめなんてなるところはまずないですよ、ここら辺では。そこを基本的に考えないとまちづくりはできないのではないかと。あの周りの人はきれいになってよかったと。何回も言います。外れた人は、構わないやと。おれらは相手にしていないのだろうと、こう言っているのです。事実。だから、やっぱり横のほうの商いをする方もおいでになります。住んでいる方もおいでになります。やはりそういうこともまちづくりで一番重要なものではないのかなと。市長も先祖から引き継いだ土地もあるように聞いています。あの横の通りは結構商売をしているのです。そこらも建設計画の中で特例債事業にはならないとしても、十分に考えていかないと、いわゆる真壁地区はひなまつりや伝建地区だと。まち交でやっています。でも、旧岩瀬町のところはやっていない。羽黒駅前も同じですが。やはりそういう昔から貢献をしてきた方々を大事に、年はとってきています。しかし、大事にしていく行政にしてもらいたいなと。その横の問題。
それから、水の問題。これは前回建設部長がやりますよというふうな話をしていましたけれども、おやめになっていきましたが、その後どうなっているか皆目わかりませんが、その点。市長、解決をしていただきたいのです。それをやらなかったら、ほかをどんなにやったって批判は起きますよ。行政マンとして旧岩瀬町の住民を、何か話を聞かないというような行政をしたのではまずいのです。私は鍬田のほうにいますから、外れていますけれども、今正直言って議員もいないです、あそこは。いなくなってしまったのです。山田元議員も富谷のほうに行ってしまった。今は副市長ですよ。本来は副市長あたりが、十分に世話になった地域だから考えてしかるべきなのです。篠崎議員もいなくなった、堀川議員もいなくなった。栗林さんもいなくなった。全くいないのです。電話してくるのは私のところだけかなと。あるいはほかのところへもあるかと思いますが、その点をやっていただきたいなと。水の問題は避けて通れないですよ。どうですか、市長。答弁を願います。
〇議長(増田 昇君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 確かに川那子議員さんが言われるように、治山治水というのは古来から、行政の一番大切な問題であるというふうに認識をしております。特に犬田地区の猪ノ窪の水が全部五月女歯科医の前に集まってくるという状況がございます。今回のまちづくり交付金を活用した中でも、でき得る限り直線で流れるような方向を考えながらつくらせていただいておりますが、それだけでは集中豪雨のときには解決にならないであろうというふうな状況下にあることも認識をしております。そういう面で、先ほども言われましたけれども、跨線橋をつくる形の中で、駅南の開発をどのような形でしていくのか。そのときに駅南の開発とともに猪ノ窪地内に遊水池をつくることによって、その水を一たんとどめ置くという考えもあるのではないかというふうに考えておるところでございます。こういうものを総体的にして、スムーズに水を流していくという方法を過日建設部のほうには考えてみなさいという指示はさせていただいておりますので、これらも念頭に置きながら、水をおさめていきたいというふうに考えております。
また、横の東西の商店街について非常に皆さん一生懸命頑張っておられると。駅前とは違う形の中で頑張っておられるということも認識をしております。これらについても、やはり駅前の開発が一段落した形の中で、シャッター通りであってはいけないというふうな思いを私も強く感じておるところでございますので、それらについても今後議員各位ともご相談をしながら、どうすればまちづくりがスムーズにいくのか、あるいは商店がどのような形で頑張れるのか、ご議論をさせていただきたいと、かように考えておるところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 市長、議論だけではだめですからね。自分がやると言ったらやるのですよ。そのくらいの勇気と努力は、頭になったらやるべきであります。そうお願いいたしておきます、この問題は。
それから、駅前の移転補償の内容について。今ちょっと聞いたら50何%が補償内容であると。53.7ですか、これだけお金を、公金を使っているわけです。いろんなうわさを聞いているのです、私。こんな差出人不明の投書なんかも来るのですよ、私のところには。たまらないですよ。だれが書いているのだかわからないけれども。これは別の案件だけれども。電話も来ます。何でなのだと。
そこで、聞きますが、建設部長、やはりみんなが聞きたいと思っているのです。あの地域の人の中で。53%の移転補償に使った。8工区に分けた。やはり補償費が恐らくは幾ら土地を提供したとしても1億円は超えていないのではないかと思いますが、補償費は。でも、それに近い金額で補償をしているという話を聞いています。これは先ほど部長が言いましたけれども、いろんなことで査定をして、そういう結論を出すのですよと。でも、ある人が言っていたのです。土地がこのくらいなのに何でそんなにもらえるのだと。あんな建物には。その内容が知りたいのだと。私も知りたいです。公金ですから。よからぬうわさも正直言ってあります。私はあそこで、きょうは成果物と部長が言いましたけれども、成果物を後で見せていただきたい。疑問があればただして再鑑定をしていただきたい、そのように思います。成果物は大事なものでありますから。多分相当なファイリングだと思います。しかし、上から順番に、例えば5,000万円という金額があるとすれば、それ以上の方々について成果物を提示をしていただきたい。これはちょっとあるのですよ。だから、そこら辺を部長、いいですか、成果物を後で見せていただきたい。膨大な量だと思いますから。その中で問題があれば、特に副市長、あなたは指名委員長です。その当時も岩瀬町時代から助役、副市長で指名委員長です。そういう中で明らかにしていきたいと思います。副市長、どうですか、それは。その答弁をしていただきたいと、そのように思います。
〇議長(増田 昇君) 山田副市長。
〇副市長(山田耕一君) 当時選考委員会の委員長として、確かに関係事業課から推薦のあった業者を決定をしたという経緯がございます。その辺の詳細についても明らかにできるというふうに思います。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) わかりました。後でその点については、あると思いますから、個人的、議員として見せていただきたい。それでよろしいですね、部長、どうですか。そうしないと皆さんに答えることができないのですよ、私は。私も選挙で選ばれている男ですから、期待感を持って聞いてくださいよと言う人もいるのです。ですから、やっぱりそういうことは明らかにしていただきたい。
それともう一つ、先ほどのコンサルの入札、今後設計とか明らかに議会に報告をされたい。これはどうですか、副市長、公表すべきでしょう。それだけです。
〇議長(増田 昇君) 総務部長。
〇総務部長(山中政雄君) お答え申し上げます。
入札の結果報告につきましては、今までも随時報告していたわけでございますけれども、今後におきましても、先ほど議員申したように、岩瀬時代にはもっとまめに報告していたというようなことを今初めて私も知ったわけでございますけれども、その辺もちょっと調べさせていただきまして、どういう方法でどういう時期に議員に報告するのがいいのか、それについてちょっと詳細に検討してみたいと思います、まずは。それで、どっちにしても前向きに検討させていただくということでご理解願いたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 部長、設計委託料とかコンサル料は公表されていないのです。入札結果報告ないですよ、全く。それをやっていただきたいというふうに私は言っているのです。
〇議長(増田 昇君) 総務部長。
〇総務部長(山中政雄君) では、再度お答え申し上げます。
その辺のコンサル料とか、そちらも含めた中でのご報告というか、そういうことで対応させていただきたいと考えておりますので、ご理解していただきたいと思います。
〇17番(川那子秀雄君) 以上で終わります。
〇議長(増田 昇君) これで川那子秀雄君の一般質問を終わります。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前11時54分)
再 開 (午後 1時30分)
〇議長(増田 昇君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
〇報告第1号、報告第2号の上程、説明、質疑
〇議長(増田 昇君) 続いて、日程第2、報告第1号 平成20年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書について、日程第3、報告第2号 平成20年度桜川市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について、以上2案を一括議題といたします。
順次提案理由の説明を願います。
山中総務部長。
〔総務部長(山中政雄君)登壇〕
〇総務部長(山中政雄君) 報告第1号 平成20年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書についてご説明いたします。
2ページをお開きください。繰越明許計算書につきましては、補正予算第5号、第6号でご審議いただきました繰越明許費の財源内訳についての報告であります。2款1項総務管理費、定額給付金事業、翌年度繰越額7億5,959万6,000円を計上しております。財源内訳といたしましては、全額国庫補助金であります。定額給付金の申請受け付け期限が平成21年9月18日までのためであります。
同じく2項徴税費、平成21基準年度評価替事業、翌年度繰越額331万5,000円を計上しております。財源内訳といたしましては、全額一般財源であります。家屋の現地調査、調査結果と課税台帳との照合に不測の日数を要するためであります。
3款1項社会福祉費、高齢者医療制度円滑運営事業、翌年度繰越額338万1,000円を計上しております。財源内訳といたしましては、全額国庫補助金であります。保険料徴収管理システム改修に時間を要するためであります。
同じく2項児童福祉費、子育て応援特別手当事業、翌年度繰越額2,589万円を計上しております。財源内訳としまして、既収入特定財源、要するに平成20年度歳入として国庫補助金2,044万1,000円、未収入特定財源として国庫補助金544万9,000円、全額国庫補助金であります。給付金申請期限が平成21年9月18日までのためであります。
8款2項道路橋梁費、道路新設改良事業、翌年度繰越額1億1,880万円を計上しております。財源内訳としましては、国庫補助金7,762万7,000円と一般財源4,117万3,000円であります。国の第2次補正予算の地域活性化生活支援対策臨時交付金事業により、21年度事業を20年度に前倒しで実施するためであります。地方道路整備臨時交付金事業、翌年度繰越額7,174万円を計上しております。財源内訳といたしましては、国庫補助金3,945万7,000円と一般財源3,228万3,000円であります。阿部田橋かけかえ工事県負担金で、県の工事着工のおくれによるものであります。
同じく4項都市計画費、まちづくり交付金事業、岩瀬地区、翌年度繰越額1億373万1,000円を計上しております。財源内訳としまして、地方債として7,750万円、一般財源で2,623万1,000円であります。支障物件の移転及び事業用地の取得のおくれによるものであります。まちづくり交付金事業、真壁地区、翌年度繰越額1億2,488万4,000円を計上しております。財源内訳としまして、地方債として8,900万円、一般財源として3,588万4,000円であります。水道物件の移転に伴い、本工事の施工がおくれたものであります。
10款5項社会教育費、景観計画策定事業、翌年度繰越額388万5,000円を計上しております。財源内訳としましては、国庫補助金として120万円、一般財源として268万5,000円であります。ワークショップ等の開催に時間を要し、委託発注のおくれによるものであります。真壁中央公民館等解体事業、翌年度繰越額2,460万1,000円を計上しております。財源内訳としまして、国庫補助金820万円、地方債1,410万円、一般財源230万1,000円であります。ひなまつり等の期間を避けるため、工事の延長によるものです。
以上で繰越明許費の計算書の報告を終わります。内容をご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(増田 昇君) 告上下水道部長。
〔上下水道部長(告 清嗣君)登壇〕
〇上下水道部長(告 清嗣君) 続きまして、報告第2号 平成20年度公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書についてご説明を申し上げます。
理由につきましては、3月議会におきましてご承認をいただきましたように、真壁地区田、鍋屋地区でございますが、真壁小学校南側の市道の下水道工事の実施に当たり、迂回路等について地元住民及び関係機関との協議調整が当初見込みよりも長期間かかったため、工事発注がおくれ、20年度内の工事完了が見込めなくなりまして、翌年度に繰り越したもので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、ご報告申し上げます。
内容についてご説明申し上げます。4ページをお開き願います。予算科目1款下水道事業費、1項下水道事業費、事業名、公共下水道事業でございますが、全体予算額2億7,587万円のうち真壁地区1工区の下水道工事費等の1,715万円を繰り越しいたしました。この財源内訳でございますが、未収入特定財源といたしまして、国庫補助金425万円、地方債1,200万円、そして一般財源が90万円でございます。
続きまして、小貝川東部流域下水道事業建設負担金でございますが、全体予算額1億394万1,000円のうち5,394万5,000円を繰り越しいたしました。この繰り越しの理由でございますが、負担金の原因でございます県の下水道建設事業が処理場設備工事の長期化によりまして、21年度に繰り越したために市の負担金についても繰り越したものでございます。財源内訳は、未収入特定財源といたしまして、地方債5,360万円、残り34万5,000円が一般財源でございます。
合計いたしまして、総繰越額は7,109万5,000円、財源内訳は国庫補助金425万円、地方債6,560万円、一般財源124万5,000円でございます。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
報告第1号及び報告第2号は、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づく報告でありますので、ご了承願います。
〇議案第39号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(増田 昇君) 続いて、日程第4、議案第39号 桜川市印紙等購入基金の設置及び管理に関する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
山中総務部長。
〔総務部長(山中政雄君)登壇〕
〇総務部長(山中政雄君) 6ページをごらんください。議案第39号 桜川市印紙等購入基金の設置及び管理に関する条例についてご説明いたします。
県の権限委譲により、市において10月より開設される一般旅券の発給申請等に伴い、基金を設置するに当たり、基金の額、管理、運用収益の処理等を定め、この基金を適正に管理、運用するため、桜川市印紙等購入基金を設置するために条例を制定するものでございます。
以上で説明を終わりますが、内容をご審議の上、ご賛同くださいますようよろしくお願いします。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論を終わります。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。
〇議案第40号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(増田 昇君) 続いて、日程第5、議案第40号 桜川市岩瀬駅前広場の設置及び管理に関する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
小田部建設部長。
〔建設部長(小田部喜英君)登壇〕
〇建設部長(小田部喜英君) 議案第40号 桜川市岩瀬駅前広場の設置及び管理に関する条例について提案のご説明をいたします。
7ページをお開き願います。本件につきましては、平成16年度から整備を進めてまいりましたまちづくり交付金事業による岩瀬駅前広場整備事業に伴い、新設する桜川市岩瀬駅前広場の設置及び管理に関し、必要な事項を定めるものでございます。
次のページをお願いします。第1条で目的、第2条で設置及び各施設の名称、第3条から第6条で使用の許可、期間、制限。次のページをお願いします。第7条から第9条で使用料、第10条でタクシー待機場の使用制限、第11条で使用許可の取り消し等、第12条で特別の設備等、第13条で監督処分、第14条で原状回復の義務、第15条で損害賠償、第16条で駅前広場内における損害の責任、第17条は委任の規定です。
附則として、この条例は公布の日から起算して3カ月を超えない範囲において規則で定める日から施行することといたしました。これは、現在までに竣工に至っていませんが、遅くとも3カ月以内には竣工し、供用開始ができる見込みの見通しにより明記したものでございます。
別表で、タクシー待機場、1台当たり年額5,000円、多目的スペースにつきましては、1区画当たり水道、電気を使用しない場合、日額1,000円、使用する場合、日額2,000円といたしました。施設の概要を申し上げますと、タクシー待機場については、6台が利用可能となります。また、多目的スペースは、全部で5つの区画で利用できるようになります。なお、1区画は20平米でございます。
内容をご審議の上、ご賛同くださいますようお願いいたします。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論を終わります。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。
〇議案第41号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(増田 昇君) 続いて、日程第6、議案第41号 桜川市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例及び桜川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
飯嶌市長公室長。
〔市長公室長(飯嶌洋一君)登壇〕
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 12ページをお願いいたします。議案第41号でございます。桜川市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例及び桜川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例でございます。この条例を提案するに当たりましては、現在の景気後退等の社会情勢をかんがみ、市長、副市長、教育長がみずからの給与を減額するものでございます。
第1条といたしまして、桜川市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を次のように改正する。附則に次の1項を加える。給料に関する特例措置でございまして、4項といたしまして、平成21年7月1日から平成22年3月31日までの間における市長等の給料月額は、第3条の規定にかかわらず、第3条は市長等の給料月額を規定したものでございまして、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号によるものとするということで、1号といたしまして、市長、第3条に規定する額は、83万4,000円から当該額の100分の10に当たる額を減じた額、8万3,400円を減じ、75万600円とするものでございます。2号といたしまして、副市長、第3条に規定する額、現在は64万4,000円から、当該額の100分の5に当たる額を減じた額3万2,200円を減じまして61万1,800円とするものでございます。
次に、桜川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正。第2条、桜川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を次のように改正する。附則に次の1項を加え、給料に関する特例措置ということで、3項といたしまして、平成21年7月1日から平成22年3月31日までの間における教育長の給料月額は、第2条第2項の規定にかかわらず、58万円でございまして、同条に規定する額から当該額の100分の5に当たる額を減じた額2万9,000円を減じまして55万1,000円とするものでございます。
附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論を終わります。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。
〇議案第42号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(増田 昇君) 続いて、日程第7、議案第42号 桜川市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
永瀬市民生活部長。
〔市民生活部長(永瀬 昇君)登壇〕
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 13ページをお開き願います。議案第42号 桜川市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例の提案理由についてご説明をいたします。
次のページ、14ページをお開き願います。今回の条例改正は、茨城県の医療福祉対策要綱の一部が改正されたことに伴いまして、県の要綱に準じて改正を行うものでございます。現在桜川市の医療福祉費支給制度、通称マル福と言っておりますが、これは県から2分の1の助成措置を受けまして、妊産婦、乳幼児、母子家庭の母子、父子家庭の父子、重度心身障害者等を対象として医療費の一部を助成しておりますが、今回の改正は、妊産婦への助成につきましては、中ほどの別表第1に規定する疾病に限定する内容の県の医療福祉対策要綱の改正が行われましたことによりまして、本市の条例も同様に一部を改正するものでございます。
中ほどの別表第1でございますが、医療費助成の対象を1号から7号で規定しておりまして、妊娠高血圧症候群や切迫流産など、妊娠に由来する疾病、また糖尿病や心疾患など妊娠に影響を与える疾病に限定するものでございます。
前に戻りまして、この別表第1を加えることによりまして、第2条第1号の助成の対象となる妊産婦の定義を、妊娠の届け出のあった者のうち、「保険医療機関等から別表第1に掲げる対象疾病と診断された日」に改めるものでございます。また、この別表第1を加えることによりまして、第2条第3号の母子家庭の母子の定義に関する「別表第1」を「別表第2」に、同条の第4号、父子家庭の父子の定義に関する「別表第2」を「別表第3」にそれぞれ改めるものでございます。
第4条第1項の改正は、第2条第1号の改正に伴いまして、医療福祉費の支給に関する規定の中で、括弧書きといたしまして、「(対象者が妊産婦である場合にあっては、別表第1に掲げる疾病に限る。)」と妊産婦の支給対象となる疾病を限定するものでございます。
別表第1につきましては、妊産婦に対する医療費の助成の対象疾病を1号で妊娠高血圧症候群、2号、糖尿病、3号、貧血、4号、産科出血、5号、心疾患、6号、切迫流産、7号、妊娠中に発生した医療を要する疾病で医師が特に必要と認めたものでございます。
附則といたしまして、施行期日を平成21年7月1日からとし、また経過措置といたしまして、改正前の条例の規定の対象者であった妊産婦につきましては、従前の例によることの規定でございます。
なお、この条例改正で妊産婦の助成対象疾病が限定されたことによりまして、限定外という対象外となった疾病につきましては、桜川市妊産婦支援医療福祉費支給に関する規則を新たに制定して、従来どおり妊産婦につきましても桜川市独自の助成を行う方針でございますので、よろしくお願いいたします。
以上で説明を終わります。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
10番。
〇10番(相田一良君) 私は、この条例に対しての質問ではございませんが、この条例のほうは保健課であり、また私の聞きたいことは福祉課でありますが、これは以前に議会の前に議長の承諾を得ました。それでも私としては、関連性があると思って質問をするわけでございますが、質問の中に、それは関係ないと議長が判断した場合にはストップをされても結構でございます。よろしくお願いします。
女性が子供を産むということは、非常に神秘的であります。「恋は神代の昔から」と続いておりますが、今後も営々とこの子供が出生することは続くでありましょう。幸い、この議場にも3名のすばらしい女性の方がいますが、皆さん子供を産み終えたと思います。本当にご苦労さまでございました。男性には幾ら科学が進んでおりましても、また努力してもできないことではないでしょうか。その子供の出生数が全国的に激減の傾向にあります。桜川市でも例外ではありません。それで、桜川市の過去3カ年の出生数をひとつお聞きします。
また、国は少子化対策の一つとして、2009年、そして2010年の2カ年に限り、妊婦が出産までに必要とされる検診、つまり14回分の検診料として11万8,000円の費用を助成することを盛り込みましたが、この助成金の使われ方が各県、そして各市区町村によって大きな差があると言われておりますが、なぜか例を挙げてご答弁願います。
そして、桜川市の場合には、この助成金がどのくらい1人の妊婦に対して使われているか、よろしく答弁願います。
〇議長(増田 昇君) 麻尾保健福祉部長。
〇保健福祉部長(麻尾 優君) それでは、わかる範囲でということで説明させていただきたいと思います。
まず、出生数でございますが、19年度は337名、20年度は333名です。3年間過去ということなのですが、18年度はちょっとデータがございません。申しわけございません。
ただいま相田議員の質問に関しては、妊婦検診の公費負担のことだと思われます。これまで5回から、今年度4月から14回に拡充された新しい制度だと、このように思います。この検診費用の助成につきましては、地方交付税のほかに平成21年度から平成22年度までの2カ年の予定で補助金が交付されます。議員からのご指摘の国から措置される茨城県の地方交付税基準額は11万2,450円となっております。これらの交付税算定の基礎となる地域の基礎数値あるいは係数等に基づき算定される額は、全国平均11万8,000円で、都市部と地方等により地域の格差がございます。また、地方交付税の使い道に関しては、各自治体の長にゆだねられているという事情があるため、妊婦検診における公費負担も各自治体ごとに格差が生じているのが現実でございます。公費負担額については、国が示す委託検診項目が設定されております。新制度の開始に当たり、茨城県では茨城県の医師会との協議に基づき、この委託検診項目を決定し、委託検診内容と委託料金を一律に14回分9万5,000円と県内統一しておるところでございます。この額は、国が示す委託検診項目を満たし、受診者は原則この枠の範囲内で検診を受けることになりまして、無料ということで呼んでいるわけでございます。なお、妊婦の健康状況等によって、国が示した検診項目以外に検査を実施した場合は、妊婦の自己負担になるかと思います。そういうことでございます。
以上でよろしいでしょうか。
〇10番(相田一良君) 桜川市ではどのくらいかけて。検診の……それはいいです。
〇保健福祉部長(麻尾 優君) 額ですか。
〇10番(相田一良君) 額。
〇保健福祉部長(麻尾 優君) 先ほど……全体の額。
〇10番(相田一良君) 桜川市で検診する妊婦の人、その人の金額、14回分。
〇保健福祉部長(麻尾 優君) 1人14回ということで茨城県で統一した中では9万5,000円でございます。
〇10番(相田一良君) 桜川市の場合には。
〇保健福祉部長(麻尾 優君) 同じです。県内統一しております。
〇10番(相田一良君) 今度はわかった。
〇議長(増田 昇君) よろしいですね。
10番。
〇10番(相田一良君) 答弁ありがとうございました。
私これ計算機持って大至急計算したのですけれども、合っているか何だかわからないのですけれども、桜川市では大体三百二、三十人出生、去年ありましたよね。それが11万8,000円、これを掛けますと3,900万円が国から助成される金額になります。そして、その三百二、三十人の出生する妊婦の人が1人大体9万5,000円を支払った場合、3,160万円の金がかかります。そうした場合に、その差額、それが800万円ほどあるのです。この差額の800万円はどのような形で、それを国へ返すのか。また、その金は、先ほど……それを、その800万円という差額分、それはどのようにするか、ひとつお願いします。
〇議長(増田 昇君) 麻尾保健福祉部長。
〇保健福祉部長(麻尾 優君) 先ほども申し上げたとおり、茨城県では医師会と統一した見解で、14回、9万5,000円、1人9万5,000円ということで、例えば先ほど出生者が333名ということになれば、掛ける9万5,000円ですか、というふうな数字になるかと思われます。それ以上にかかるものに関しては、妊婦の個人、おのおのの状況が違いますので、それ以上にかかったものに関しては個人で負担するというふうな形になるかと思います。あくまでも上限が9万5,000円ということでございます。
〇10番(相田一良君) 違うのだよ。おれが言っているのは、例えば三百二、三十人の人が11万8,000円で国から助成されるわけだよね。助成、11万8,000円というのが。そして、これは実際に三百二、三十人の方が、妊婦の人が9万5,000円かかったとして、それが3,160万円になります。そのなった場合、その差額800万円あるわけなのだよ。その800万円の使い道をおれは言っているのだ。勘違いしているのだ。800万円の使い道だよ。
〇議長(増田 昇君) 麻尾保健福祉部長。
〇保健福祉部長(麻尾 優君) では、要するに800万円余ると。それを返すのかどうかということですね。それに関しては、地方交付税でございますので、市のほうで市長の判断で使えるということになります。返さないということです。
〇10番(相田一良君) これ最後。
〇議長(増田 昇君) もう3回で、終わりです。
〇10番(相田一良君) わかりました。それでは、その余剰金の800万円、仮に800万円とした額が市長の判断と言いますならば、きのう隣の古川議員が一生懸命になって熱弁振るっていましたよね、子育て支援。自由に使えるというのも自由なのですけれども、やはり少子化対策の一環として来ている助成金だから、そういう子育ての育成とか、また妊婦の方々、そのほかのサービスとか、そういう方向に向けていただきたいと思います。それ最後に市長に答弁お願いします。
また、桜川市では、毎年三百二、三十人の子供が生まれているわけでございますが、人口5万人弱の都市で、市長、よく聞いておいてくれ、今質問している。その人口5万人弱のところで、子供を産む施設がないのですよね。きょう午前中菊池議員が質問したけれども、市長の努力によって総数で2名の医師が確保できたと述べておりましたけれども、それでもやはり地元の妊婦の方々は、地元で安心、安全にして子供を産める場所がないと皆さん本当に困っているのです。だから、市長は本当にその少子化に対する、また子供は地域の宝、親の宝と本当に思っているのならば、せめて安心、安全にして産める医師の確保について、県西病院においての医師確保をどのように考えているのか、この2つの点について質問して私の質問を終わります。
〇議長(増田 昇君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 1点目は、差額をどうするのかということでございますが、現時点では有効に使わせていただきたいと、かように答弁をさせていただきたいと思います。2カ年の事業でございますが、これを今後2カ年で打ち切ってしまうのか、継続していくのか、この問題もございますので、その辺も慎重に対応していかなければいけないだろうというふうに考えておるところでございますので、有効に使わせていただきたい。
また、子供が安心して産める場所ということで県西病院のお話が出ました。産婦人科獲得に今全力を挙げておるところでございます。産婦人科を獲得することによって小児科も充実されるのではないかというふうなお話もございますので、これには今年度全力投球をさせていただきたいと。そして、若いお母さんたちが安心して子供を産める環境を整えてまいりたいというふうに考えております。全力投球で頑張らせていただきたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 25番。
〇25番(林 悦子君) 2回の助成しか受けられなかったのですが、金に関係なく3人子供を産んだ林でございます。質問いたします。
1点目は、要するに県の助成が2分の1あったものがなくなって、そしてその分市が負担するということですよね。それは何を負担するかというと、ここに除かれた、例えば風邪を引いたとか、妊産婦さんであっても風邪を引いたとか、あるいは歯医者にかかったとかというようなことについては助成が出ないのですよね、県からの。この条例は。だから、その分は市で自主財源で見るということですよね。ちなみに、それを幾らぐらいとはじいているのか、もし現段階でわかっていたら教えてください。
それから、これは県の議論なのですけれども、県からどのような説明を受けているかということでお聞きするのですが、受けていないのだったら受けていないということになるのでしょうけれども、そのなぜかというと、なぜ妊産婦だけを除外するのかということなのです。当然市議会に来る前に県議会のほうで、改正ではなくて改悪ですから、ですから絶対に議論がなくてはおかしいのですよね、県議会のほうで。ですから、その辺を、なぜ妊産婦だけを除外して、市に自己負担をさせるのか。県から見るとこれは改悪なのです。市から見れば、市がその分県からおっぽり投げられた分を市が持つということなのですよね。ですから、その辺をどのような説明を受けているのか、あるいはどのような議論がなされたのかということを聞いているのであれば、お尋ねをいたします。2点目。
それから、妊娠しますと、やはりどんな病気にかかっても、主治医を、その産婦人科医のところに行くケースが多いのです。たとえ風邪であっても腹痛であっても、変な薬飲んだり治療したりして、それでお腹の子に影響があってはいかぬと思うので、大抵みんな産婦人科に行きます。たとえ風邪であっても何でも。そうした場合、医療行為として、これが風邪なのか、それとも妊娠にかかわる治療行為なのかというのは、どこで判断されるのでしょうか、これをお尋ねいたします。
4点目で、これで最後ですが、ちなみに私は、県西病院に産婦人科があるときから、私の子供は全員旧下館市の小松崎先生のところでお世話になったのですが、筑西市というのは大変に産婦人科の数が多いところなのです。下館市に産婦人科医院が幾つあるか把握していると思うのですけれども、もしわからないのだったら電話で聞いて、休憩でもとって即答してもらいたいと思うのですが、産婦人科の数が下館市に幾つあるのか、お尋ねをいたします。
以上4点です。
〇議長(増田 昇君) 永瀬市民生活部長。
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 1点目のお尋ねでございますけれども、妊産婦の中で風邪並びに歯科、今回出ました7項目の特定疾患の区分けでございますが、従来すべての疾病を診ておりましたので、その分類表は、現場にはあると思いますけれども、そういう区分けは今のところしておりません。21年度の当初予算でも、妊産婦につきましては対象者数を222名と推定いたしまして、1,529万6,100円の予算を上げてございます。それで、ご質問のように、ではこの7項目以外のものは幾らか、7項目は幾らかという区分けは今のところしてございません。これも医療費の請求が来ますと、決算では確実に出ると思いますので、ご了承願いたいと思います。
第2点の県の指導、県のほうでは改悪ということは、県のほうの財政負担は少なくして、市のほうがふえるということだと思います。この妊産婦だけなのかということなのですが、これはお答えになるかどうかわかりませんが、正当性はちょっとないのでしょうけれども、県のほうの当初のお話では、妊産婦については、先ほど相田議員さんからもありましたように、妊産婦検診を無料化を4回から15回にふやしますよということで、妊産婦につきましては大きな支援をしたいということでありますので、それによってこちらを減らしたいというような話だったと聞いております。ただ、これは県議会の中でどういう議論があったかは私も承知しておりませんけれども、ご指摘のように県のほうは行革の中でのスリム化を図りますけれども、市町村は、後でうちのほうでも規則をつくりまして、すべての妊産婦の疾病につきまして助成したいということでございますので、桜川市としては若干の負担増になるということは確かにございます。ただ、妊産婦のすべての疾患をやると、拡大するという市町村は、茨城県全部ではございません。44市町村のうち、桜川市を含めまして24市町村が現在のところ従来どおりすべての疾病について助成するということで考えているようでございます。
3番目の産科医で風邪などで行った場合に、この1号から7号に該当するかしないか、これは私もドクターでございませんので、細かいことはわかりませんが、7号で規定してありますように、医師が認めれば該当しますよと。医師が認めない場合は該当しませんよということになります。ただ、先ほど申し上げましたように、妊産婦さんに関してはすべて市のほうで助成はしますので、妊産婦、これについては特に負担はふえないということでございます。
4点目の婦人科医につきましては、私のほうではちょっと承知しておりませんので、ご了承願いたいと思います。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 25番。
〇25番(林 悦子君) 大体その関係がよくわかったのですけれども、1回1年回してみないとどれくらいになるかわからないということなのですが、予算のほうは。1点目に関しては。ただ、これ1点目、2点目とも絡むのですけれども、要するに、さっき10番議員が質問の中で出てきたこの妊産婦助成金が、確かに数字の足し算、引き算をやっていくと、交付税で一応国はこれだけ出したと言っていると。だけれども、1万円札に行き先書いてあるわけではないから、県の基準に該当して統一でやると確かに800万円余のお金が紙の上では浮くという理屈になるのですが、実際は市の負担がふえるので、市のほうにその分を回しても足らないということになりますよね。だけれども、そこまでしても手厚い支援をして、そして実害がないようにはしていると、こういうことでいいのですか。こういう理解で。要するに検診制度のほうで14回にふやすから、その分を県はそっちにお金を回すから、それをこっちを減らせというのでしょう、2分の1の負担を、医療のほうの。風邪とか、そういうものについては。だけれども、実際は多分妊産婦さんは産婦人科に私は行くと思いますよ、風邪でも何でも。ですから、多分実態上は、そんなに妊産婦が風邪で出た場合とかなんとかというふうに医者のほうで区分けはしてくれば別ですが、市の支出としてはそんなにナーバスにならないでも、妊産婦の利益が侵害されたことには私はならないというふうに理解しました。その分手厚く支援をして予算もとっているということなので、ぜひとも妊産婦に対する医療助成というのは、多少苦しくても、10番議員が言うように、余った金、交付税で助成制度が余っているのだったらば、あくまでも医療行為の中で補填していくようにしてもらいたいなというふうに、これは思います。
それから、筑西市の医院の数なのですけれども、相当あると思うのです。県西病院のほうも直前まで2人体制をとれるような状況だったというふうなこともちょっと小耳に挟んでいるので、またそれはそれで努力してもらいたいとは思いますけれども、実際はあったときも下館市の産婦人科のほうに通っていた人も、真壁町なんかの場合は結構いると思うのです。岩瀬の方も、そういう方も多分いると。だから県西病院になくていいわけではないのですが、産婦人科は割かし、よその地域から見たときに、この近辺は産婦人科という意味では充実しているほうです。下館で、個人の名前を言っては申しわけないけれども、遠藤先生、それから平間先生、それから小松崎先生、玉戸レディースクリニック、それからもう一つ、もう一個あったね。とにかくざっと言っただけで5つも挙がるのです。あれだけの市に5つの産婦人科があるようなところは、私は同じには恵まれている地域だというふうに思いたいのです。ですから、何が問われているかというと、病院なんかはやっぱり命にかかわる状況が起きたときに、即対応できる体制というのが多分下館市民病院でもここでも問われていることであって、病院ができたから町医者がなくなってしまうようでも困るのです。だから、やっぱりそういう総合医療体制の中で考えていってもらいたい問題だと思うので4点目は聞いたのです。産婦人科は結構あって、みんな本当に激務に耐えて頑張ってやってくれているのです、お医者さんたちは。
これは、質問はもうありません。ちなみに、私もちろん、こういう記事きょう読んだので、市長、後で読んでおいてください。産経新聞に塩爺が書いているのです、1面に。この間のクライバーンのコンクールで1等賞を取った全盲のピアニストの方の記事ですが、確かに出生数は大事だと。けれども、子育ての質が問われると。だから、やはりその支援を、お金と時間も大事なのですが、やはりその中身、子育ての中身を問うような、やっぱり子育て支援体制ということが大事だという記事でした。ぜひお読みください。
以上です。
〇議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
26番。
〇26番(菊池節子君) 一応この7項目に対しては、県の負担が2分の1、そしてそれに漏れた部分については市が全額負担というふうに理解してよろしいのですね。いいですか。それだけ確認していただければ結構です。だから、今までどおり一応妊産婦の方は医療を、マル福というのですか、以前のとおりに受けられるというふうに、そういう理解してよろしいですか。
〇議長(増田 昇君) 永瀬市民生活部長。
〇市民生活部長(永瀬 昇君) ご質問のとおりでございます。ただしがつきます。これは、手続をきちんとしないと、引くわけではございませんので、還付方式でございますので、かかったら領収書を持ってきて窓口で申請をしてもらって還付するという方法になりますので、それをやらない場合には該当になりません。また、妊産婦のそういうマル福の申請も同時にしてもらわないと、発行しますので、マル福の証明書。それがないとできませんので、その点はご了承願いたいと思います。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論を終わります。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。
〇議案第43号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第8、議案第43号 桜川市立岩瀬西中学校普通校舎棟耐震補強及び大規模改修工事請負契約についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
山中総務部長。
〔総務部長(山中政雄君)登壇〕
〇総務部長(山中政雄君) 15ページをごらんください。議案第43号 桜川市立岩瀬西中学校普通校舎棟耐震補強及び大規模改修工事請負契約についてご説明いたします。
地方自治法第96条第1項第5号及び桜川市議会の議会に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、桜川市立岩瀬西中学校普通校舎棟耐震補強及び大規模改修工事請負契約について、請負契約を締結するため議会の議決を求めるものでございます。
記といたしまして、1、契約の目的でございますけれども、桜川市立岩瀬西中学校普通校舎棟耐震補強及び大規模改修工事。2として、契約の方法としましては、6月2日、5社により条件つき一般競争入札を実施いたしました。6月3日に仮契約を締結したものであります。3として、契約金額は2億4,045万円でございます。4、契約の相手方ですが、株木・ヒロサワ特定建設工事共同企業体。代表構成員の住所は、茨城県水戸市吉沢町311番地1。商号又は名称、株木建設株式会社茨城本店。代表者氏名は、常務執行役員本店長、加藤俊次郎。構成員として、住所、茨城県桜川市長方139番地3。商号又は名称、株式会社ヒロサワ。代表者氏名、代表取締役、廣澤準吾。
以上で説明を終わりますが、内容をご審議の上、議決くださいますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
17番。
〇17番(川那子秀雄君) 17番。素朴な疑問をお伺いします。
この前合併協議会にお伺いしなかったものですから、ちょっとお伺いしたいのですが……
〔何事か声あり〕
〇17番(川那子秀雄君) 合併協議会ではないや、全員協議会に行けなかったものですから、失礼しました。言い間違えました。5月1日に入札公告、入札まで約1カ月あるわけですよね。この中で、最低制限価格というのがあるわけですけれども、それは公告をする前に決められるのか、公告してからいろいろ考えながら決めるのか、そういうことをちょっと素朴に感じたわけです。いつ最低制限価格は、やりますよという公告はしていますが、いつまでに、入札までに決めればいいのかどうか。そこら辺がちょっと明確ではないので、ちょっとお伺いします。これが1点。
それから、私はその入札結果というのは、実際にここに入札された方、落札者が決まっておりますが、例えば予定価格というのがあるわけですが、ここから最低制限価格のラインというのは、これは落札したものが87.94ということになりますと、大体15%ぐらいカットしたのかなと、最低制限。入札結果で、例えばラインを引けば、下をくぐれば失格になるという手法だと思うのですが、そこら辺で実際にくぐった方、いらっしゃるといううわさをちらっと聞いたのですが、その場合に15%カットして最低制限価格を決めたわけでしょうけれども、もしもそれ以下で入れた方がいるとすれば、何%ぐらいで入れてあるのか。例えば落札者と最低制限価格の人でどのくらい金額が違うのか。ということは、例えば15%ではなくて20%カットして引いた場合には、市のほうの利益というのですか、それがどのくらいになるのか。そこいらは十分考えてラインを引いたのでしょうけれども、こう見ると大体大きな会社のようでありますから、大概これならできるということで入札をしたかと思うのですが、そこら辺だけをちょっとお伺いしておきたいと思います。最低制限価格から15%というのが出れば、今後も大体15%で最低制限価格決まるのかなという感じを持つ業者がおいでになるのではないかと。そこら辺で、その都度わかってはまずいから変えるのでしょうけれども、そこら辺ちょっとお伺いします。それだけです。
〇議長(増田 昇君) 山中総務部長。
〇総務部長(山中政雄君) 1点目の公告のときに最低制限を決めたのかということですけれども、それはその時点では決まっておりません。
2点目の最低制限価格以下の業者が何社あったのかということですけれども、5社のうち2社ありました。それでは、落札者との差額はどのくらいあったのかというご質問ですけれども、一番下の方と比較しますと約2,000万円ぐらいの差があります。
以上です。
〇議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
25番。
〇25番(林 悦子君) 今度の補正でも耐震度がメジロ押しなのですけれども、これで学校の耐震度に関しまして、ちなみに大和中のときとどうだったかということをちょっと比較対照の数値としてもらいたいのです。岩瀬西中と大和中のそれぞれの学校規模の指針として生徒数、現在でもいいですし20年度でもいいですが、生徒数及び職員数、それから耐震度調査のときに調査費というのがついたと思います。これが幾らで、それぞれ業者はどういう業者、業者の名前、どこだったか。あと、当然設計料というのが生じていると思うので、その設計料が幾らで、どこが業者だったかというのを、岩瀬西中と大和中に関して参考までにお願いをいたします。
〇議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
〇教育次長(古橋 忠君) 林議員のご質問にお答えします。
先に学校の規模の概要をお答えします。岩瀬西中、生徒数現在378名、教職員数24名、耐震診断費399万円、平成17年度、株式会社桂設計です。今回の耐震工事の実施設計費955万円、株式会社桂設計でございます。大和中について、同じことですが、生徒数177名、教職員数17名、このときは耐力度調査、後ほど説明しますが、耐力度調査、平成12年……
〔「耐震度とどう違いますか」の声あり〕
〇教育次長(古橋 忠君) 耐力度は減点法で、若干前にもご説明したかと思うのですが、いろんな建物、どのくらい傷んでいるかという、若干指標のとり方が違いまして、平成12年、661万5,000円、株式会社柴建築設計事務所、大和中の改築工事の実施設計費だと思われますが、2,310万円、株式会社柴建築設計事務所。
〔「同じところですね」の声あり〕
〇教育次長(古橋 忠君) はい。その耐震診断と耐力度の違いなのですけれども、大和中で行いました耐力度調査は、コンクリートの破壊検査とか細かくやりまして、1万点を最良の状態ということで5,000点を下回るということで、大和中の場合はかなり、3,700から4,200ぐらい下回った経緯があります。今回の岩瀬西中につきましては、耐震指標ということで、Is値ということで、若干診断の仕方が違いまして、その費用の差が出ているかと思います。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 25番。
〇25番(林 悦子君) 耐震と耐力では、要するに耐力度調査のほうがちょっと、よくやるとか、よくやらないとか言ったのでは語弊があるのですが、やる項目の量が違うとか、そういうことなのですか。これ教育長に聞いたほうがいいかなと思う。何でかというと、ちょっと専門の知識もあると思うので答えてもらいやすいかなと思って聞くのですが、単純に数字だけ聞くと、学校規模はほぼ2倍なのですよね。けれども、大和中学校よりも耐震度も設計量も安く上がったのですね。これは全く結構なことなのですけれども、どっちがどうなのだかという比較するときに、耐震度と耐力度でどの程度の差があるものなのかというのがちょっとわからないので、その耐震度と耐力度を私たちにもわかるように、ちょっと簡単にでいいですから、説明ができたら説明していただけませんか。
それと、もう一つ、ちなみにこれ平成12年に大和中学校耐力度の検査をしているということですが、ちょっと申しわけないのですが、シトラスはいつつくったのでしたっけ、それわかったらお願いをいたします。知っている人がいたら、大和の議員さんでもいいのですけれども。
〇議長(増田 昇君) 石川教育長。
〇教育長(石川 稔君) 林議員さんのご質問ですけれども、私も耐力度調査と耐震診断については、はっきりはよく詳しくはわからないのですけれども、耐力度調査は、その建物がその状態で使っていられるかどうかの調査だと思います。耐震診断というのは、その建物を耐震補強で今後使えるような建物ならば耐震診断でオーケーな形になるのかなと思っているのです。私のほうもなかなかよくわかっていない状態ですので、その辺しか答弁できません。
〇議長(増田 昇君) シトラスは。
〔「だれか知ってる人あったら、休憩でも何でもいいんですけど教
えてください」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) いや、休憩ではなくて、シトラスは……
〔「もっと前なんですか。10年より前のときだったの。まあいいや、
じゃ後でわかったらね、教えてください」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 25番。
〇25番(林 悦子君) わかりました。随分金額って違うものだなと思って見ました。これからは、では耐震度でやるのですよね。みんな今後補正で出てきているやつはね。はい、わかりました。
〇議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論を終わります。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。
〇議案第44号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(増田 昇君) 続いて、日程第9、議案第44号 桜川市道路線の廃止についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
小田部建設部長。
〔建設部長(小田部喜英君)登壇〕
〇建設部長(小田部喜英君) 16ページをお願いいたします。議案第44号 桜川市道路線の廃止について説明をいたしますので、あわせて別紙資料もごらんください。
道路法第10条第3項の規定により、桜川市道路線を別紙のとおり廃止するものです。
次のページ、17ページをお願いいたします。整理番号1、路線名、市道岩3359号線、亀岡地内、幅員2メートル、延長72.52メートルでございます。用途廃止協議の申請があり、その路線の土地について払い下げを希望されております。申請に当たり、地元区長及び利害関係者の払い下げに対する同意を得ていることから、今回認定路線を廃止するものでございます。
内容をご審議の上、ご賛同くださいますようお願いいたします。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を願います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論を終わります。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。
〇議案第45号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(増田 昇君) 続いて、日程第10、議案第45号 訴えの提起についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
小田部建設部長。
〔建設部長(小田部喜英君)登壇〕
〇建設部長(小田部喜英君) 18ページをお開き願います。議案第45号 訴えの提起についてご説明を申し上げます。
ここに記載いたしました3名の方は、長期にわたり市営住宅家賃等を滞納しており、再三にわたる督促にもかかわらず完納されていません。このままでは滞納額がふえることになりますので、市営住宅滞納家賃等の納入及び住宅の明け渡しを求める訴えを提起するものでございます。地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決をお願いするものです。
1の提起者の相手方3名は、現時点で市営住宅に入居している方であります。
2の訴えの要旨につきましては、3名に対し市営住宅の明け渡し及び滞納家賃等の支払いを命ずる判決を求めるものでございます。
3の訴訟遂行の方針でありますが、1つは、今回の訴訟につきましては、弁護士を訴訟代理人と定めるものでございます。2つ目は、第1審判決の結果、必要がある場合は上訴いたします。
内容をご審議の上、ご賛同くださいますようお願いいたします。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を願います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 討論を終わります。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。
以上で本日の日程は終了しました。
〇散会の宣告
〇議長(増田 昇君) 本日はこれで散会します。
ご苦労さまでした。
散 会 (午後 2時41分)