平成21年第1回桜川市議会定例会議事日程(第7号)

平成21年第1回桜川市議会定例会議事日程(第7号)                         平成21年3月17日(火)午後3時開議 日程第 1 議案第1号 平成21年度桜川市一般会計予算                   日程第 2 議案第2号 平成21年度桜川市国民健康保険特別会計予算             日程第 3 議案第3号 平成21年度桜川市老人保健特別会計予算               日程第 4 議案第4号 平成21年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算           日程第 5 議案第5号 平成21年度桜川市公共下水道事業特別会計予算            日程第 6 議案第6号 平成21年度桜川市介護保険特別会計予算               日程第 7 議案第7号 平成21年度桜川市介護サービス事業特別会計予算           日程第 8 議案第8号 平成21年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算            日程第 9 議案第9号 平成21年度桜川市水道事業会計予算                 日程第10 議長報告第1号の委員長報告                           日程第11 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査       日程第12 執行部あいさつ                                 追加日程第1 議員提出議案第1号 教育予算の拡充を求める意見書               追加日程第2 議員提出議案第2号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求め                  る意見書
出席議員(25名)   1番   風  野  和  視  君     2番   勝  田  道  雄  君   3番   岩  見  正  純  君     4番   小  高  友  徳  君   5番   中  川  泰  幸  君     7番   皆  川  光  吉  君   8番   増  田     豊  君     9番   潮  田  新  正  君  10番   相  田  一  良  君    11番   古  川  静  子  君  12番   大  塚  秀  喜  君    13番   高  田  重  雄  君  14番   小  林  正  紀  君    15番   増  田  俊  夫  君  16番   鈴  木  好  史  君    17番   川 那 子  秀  雄  君  18番   萩  原     實  君    19番   横  田     衛  君 20番   橋  本  位 知 朗  君    21番   仙  波  信  綱  君  22番   増  田     昇  君    23番   塚  本     明  君  24番   上  野  征  一  君    25番   林     悦  子  君  26番   菊  池  節  子  君
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名    市     長  中 田   裕 君    副  市  長  山 田 耕 一 君    教  育  長  石 川   稔 君    市 長 公 室 長  飯 嶌 洋 一 君    総 務 部 長  飯 島 泰 則 君    市 民 生活部長  永 瀬   昇 君    保 健 福祉部長  麻 尾   優 君    経 済 部 長  山 中 政 雄 君    建 設 部 長  大 場 敏 夫 君    岩 瀬 支 所 長  細 谷   豊 君    真 壁 支 所 長  藤 田 定 一 君    上 下 水道部長  告   清 嗣 君    教 育 次 長  古 橋   忠 君    会 計 管 理 者  市 塚 昭 一 君
職務のため出席した者の職氏名    議 会 事務局長  柴 山 栄 一 君    議会事務局書記  笠 倉   貞 君    議会事務局書記  安 保 文 明 君    議会事務局書記  斎 藤 修 一 君
          開 議  (午後 3時00分)
    開議の宣告
議長(増田 昇君) 皆さん、こんにちは。本日の出席議員は25名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立します。これより本日の会議を開きます。

    議案第1号〜議案第9号の委員長報告、質疑、討論、採決
議長(増田 昇君) 日程第1、議案第1号 平成21年度桜川市一般会計予算から日程第9、議案第9号 平成21年度桜川市水道事業会計予算までを一括議題といたします。
 本案について、委員長より報告を求めます。
 なお、討論及び採決は、委員長の報告終了後に行います。
 初めに、総務常任委員長、大塚秀喜君、登壇の上、報告願います。
          〔総務常任委員長(大塚秀喜君)登壇〕
総務常任委員長(大塚秀喜君) 総務常任委員会審査報告書。
 総務常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託された案件は、議案第1号 平成21年度桜川市一般会計予算のうち、市長公室、総務部、議会事務局、会計課、選挙管理委員会、固定資産評価審査委員会、公平委員会,監査委員の所管に属する事項、ほかの委員会の属しない事項についてであります。
 これら付託案件を審査するため、本委員会は、3月12日午前10時より総務常任委員会室において委員6名が出席のもと、説明員として関係部局課長の出席を求め、書記3名を任命いたしました。委員会付託案件につき詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、全員賛成により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、審議の過程において議論された意見並びに要望事項は次のとおりであります。厳しい財政状況下にありますので、予算の適正な執行に努めるとともに、健全な財政運営をされるよう議論が交わされました。
 まず、歳入について申し上げます。最近まで景気は回復傾向にあると言われておりましたが、昨年末から「100年に1度」と言われる世界経済の危機的な影響を受け、極めて厳しい財政状況のもと、国の地方財政計画により地方交付税の総額も抑制され、引き続き財源確保が困難な状況となっております。
 このような中、市税におきましては、固定資産税、市民税の個人・法人ともに減収であり、財源の伸びが期待できない状況下であります。財源不足を補うために、貴重な財産である基金3億554万7,000円を取り崩して、平成21年度の一般会計予算額168億1,000万円を計上しております。
 次に、歳出について申し上げます。徴税費の賦課徴収費については、市税の公平課税と徴収に努め、滞納額の削減を図られるよう強く要望いたします。
 電算については、現在多額の委託料を支払っている状況ですが、市独自で電算を行う等経費削減の努力を要望いたします。
 監査・公平委員会事務局については、監査委員を補佐し、誤り等の防止に努めることを要望いたします。
 人事管理に関しては、現在景気後退の中、リストラ等で苦しんでいる方々を支援するために、臨時職員等の募集による雇用促進対策を検討することを要望いたします。
 事業の執行に当たっては、担当部局が複数にまたがる場合、連携を密にしたスムーズな事業の運営に当たるとともに、組織の見直しの検討を要望いたします。
 デマンド交通タクシーについては、隣接市(筑西市、笠間市)と連携した乗り継ぎ等、市民の足としての利便性の向上に努めてもらうことを望みます。また、県西総合病院が主となった送迎バスの導入を要望いたします。
 入札制度について、市が事業等を発注する際、予定価格及び最低制限価格を設定する場合の適正化について議論がなされました。
 土地借上料について、個人の土地を長期間にわたり借り上げた後に買収となる場合は、それまでの利息額を考慮した買収金銀となるようご配慮を願います。
 予算の執行に当たっては、ますます多様化する行政需要に対応するため、行財政改革を推進し、財政状況の的確な分析に基づく事務事業の徹底的な見直しと、歳出全般の効率化を図り、財政構造の改善と健全化を図るよう強く要望いたします。
 総合窓口課については、来庁者のニーズをしっかりと把握し、課から課へのたらい回し等がないように、さらなる市民サービスに努めていただくよう要望いたします。
 その他、各項目について慎重なる審議を行いました。
 また、3月16日に、デマンド交通予約センター(桜川市いこいの家)及び日本宝くじ協会助成金を活用した桃山中学校卓球場建設予定地を視察研修いたしました。デマンドタクシーは、少子高齢化の中、交通手段に不便を来している交通弱者に対して、乗り合いタクシーの予約サービスを行うものです。市民のニーズにこたえ、業務実施に当たり不平不満のないよう利便性に配慮するとともに、問題等が生じた場合には、早急に改善策を講じられるよう要望いたします。
 以上が付託案件に対します総務常任委員会の審議の経過並びに結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
平成21年3月17日 総務常任委員会委員長 大塚秀喜
   桜川市議会議長 増田 昇様
議長(増田 昇君) これより質疑を行います。
 総務常任委員会以外の方、質疑願います。
 質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
 続いて、福祉環境常任委員長、萩原實君、登壇の上、報告願います。
          〔福祉環境常任委員長(萩原 實君)登壇〕
福祉環境常任委員長(萩原 實君) こんにちは。
 福祉環境常任委員会審査報告書。
 福祉環境常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定によりご報告申し上げます。
 本委員会は、3月12日午前9時から福祉環境常任委員会室において、委員5名の出席のもと開会し、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託案件について審議を行いました。
 本委員会に付託された案件は、議案第1号 平成21年度桜川市一般会計予算のうち、市民生活部の所管に属する事項、保健福祉部の所管に属する事項、福祉事務所の所管に属する事項、議案第2号 平成21年度桜川市国民健康保険特別会計予算、議案第3号 平成21年度桜川市老人保健特別会計予算、議案第6号 平成21年度桜川市介護保険特別会計予算、議案第7号 平成21年度桜川市介護サービス事業特別会計予算及び議案第8号 平成21年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算についてであります。
 審査に当たりましては、委員会付託案件について詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、いずれも出席者全員の賛成で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、審議の過程に論議された内容の主なものについては次のとおりであります。
 まず、一般会計の市民生活部関係では、一般家庭から出される可燃ごみの中に不燃ごみが混入されている現状があるとの説明を受けました。今後、特に桜川市のごみの分別方法に基づく可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみの分け方の指導の徹底とリサイクルの推進を積極的に取り組むよう要望いたしました。
 次に、女性消防団員募集の説明を受け、消防団員の確保の件について質疑がなされ、就業構造の変化などにより消防団を取り巻く環境が変化し、全国的に消防団員を確保することが困難になりつつあります。災害から市民の生命、身体、財産を守るためにも消防団活動の充実は重要であり、団員の確保については万全を期すよう要望いたしました。
 次に、保健福祉部及び福祉事務所関係では、社会福祉協議会の補助金について質疑がなされました。補助金は昨年と同額の3,361万1,000円ですが、収益事業である介護保険事業の事務所も兼ね収益を上げているところから、市の財政事情をかんがみ、社会福祉協議会に当分の間事務所使用料として1,100万円の負担をお願いしたとの説明を受けました。
 次に、平成21年度の保育所の入所申し込み状況について説明を求めたところ、近年、夫婦共働きの世帯が多くなってきたことから、入所児童は増加の傾向にあり、今後保育所の運営費用も増加するものと思われますので、計画的な取り組みをお願いいたしました。
 次に、県西総合病院組合負担金が前年度に対して増額となっていることについて説明を求めたところ、病院負担金8項目のうち、平成19年度の決算額の赤字分を補填するための特別負担金が増額しているとの説明でありました。
 次に、心配事相談事業について、現在岩瀬地区と大和地区が社会福祉協議会へ委託しており、真壁地区については市の直営とされていますが、平成21年度から3地区すべてを社会福祉協議会へ委託するとのことでした。しかし、相談件数が少ない現状を踏まえ、今後は相談員の定数を含め経費を抑えた事業を進めるよう要望いたしました。
 次に、国民健康保険特別会計、老人保健特別会計及び後期高齢者医療特別会計については、詳細な内容の説明を受けました。
 次に、介護保険特別会計では、地域密着型介護サービスについては、グループホームの費用で1人当たりの費用は年額288万円となり、施設介護サービス費については、1人当たりの費用は年額299万円とのことでした。また、市内における施設数、入所者数及び経費について詳細なる説明を受けました。
 次に、介護サービス事業特別会計では、介護予防ケアプラン作成委託料に関して、財源の内訳や作成料などについて説明を受けました。
 最後に、現地視察として県西総合病院を訪問し、事務長及び副院長から病院の現状と課題について説明を受け、意見交換を行いました。
 以上が福祉環境常任委員会の審査結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
平成21年3月17日 福祉環境常任委員会委員長 萩原 實
   桜川市議会議長 増田 昇様
 以上です。
議長(増田 昇君) これより質疑を行います。
 福祉環境常任委員会以外の方、質疑願います。
 質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
 続いて、建設経済常任委員長、中川泰幸君、登壇の上、報告願います。
          〔建設経済常任委員長(中川泰幸君)登壇〕
建設経済常任委員長(中川泰幸君) 建設経済常任委員会審査報告書。
 建設経済常任委員会の審査結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託されました案件は、議案第1号 平成21年度桜川市一般会計予算のうち、経済部、建設部、上下水道部及び農業委員会の所管に関する事項、議案第4号 平成21年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算、議案第5号 平成21年度桜川市公共下水道特別会計予算、議案第9号 平成21年度桜川市水道事業会計予算であります。
 本委員会は、3月12日午前10時より第2委員会室において、本委員会全委員出席のもとに開会し、説明者として関係部課長の出席を求め、書記4名を任命し、付託案件につき詳細なる説明を聴取し、慎重に審議を尽くした結果、全委員賛成により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、各会計予算の審議過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりであります。
 まず、農林課関係予算について質疑を行いました。
 イノシシの捕獲対策につきましては、猟友会の協力のもと、成果を上げておりますが、会員の減少など年々厳しい状況下、後継者の確保の点からも、捕獲わな資格の取得について助成措置を講じるよう要望いたします。
 また、桜川北部ふるさとづくり事業については、全国的に耕作放棄地問題が取り上げられるなど、今地方が疲弊している中、「農山漁村地域力発掘支援事業」による地域の特性・資源・伝統文化を活用して地域に活力と明るさを取り戻す契機となるよう、今後の事業進展に期待します。
 次に、農地整備課関係について質疑を行いました。
 その中で、以前に会計監査院から利用形態に対して指摘を受けた桜井農村公園については、茨城県の協力のもとに、会計監査院の了解を得ることができましたが、開園からの利用状況は一部の団体に偏っていますので、良好な施設の状況や地形的な環境などを市民のみならず市外にも広く周知して、本来の目的に沿った利用促進が図られるよう願います。
 次に、商工観光課について質疑を行いました。
 ひな祭りについては、多くの来訪者があり、かなりの経済効果がありました。期間中におきましては、トイレが非常に不足しており、多くの方々が公民館を利用しておりますが、来年度には(仮称)桜川市多目的複合施設の建設に伴い使用することができなくなることから、ひな祭りを継続していくには、東西南北に小規模でも町並みに合ったトイレを設置することを要望いたします。また、駐車場についても、新たに確保することが困難と思われることから、既存の駐車場を十分に活用することを願います。
 次に、建設課関係についての質疑を行いました。
 県道東山田岩瀬線については、北関東自動車道桜川筑西インターチェンジとつくば市とを接続する道路であり、北関東自動車道の県内全線開通に伴い交通量が増加しているため、一刻も早く地権者の同意を得るよう努力し、県との連携を図りながら、速やかな事業の進捗を図ることを要望いたします。
 また、阿部田橋の橋梁が完成しつつありますが、接続道路の計画がなく、今後計画する上で、地域住民にとって利便性の高い道路となるよう要望いたします。
 このほか、合併特例債事業に位置づけられている大曽根本木線につきましても、地権者の説得に努めるとともに、県との調整を図りつつ、事業化に向けて努力願います。
 次に、都市整備関係について質疑を行いました。
 地域活性化循環バス運行については、ひな祭り期間中の実施ということで、利用者の利便性の向上及びイメージアップを図るため、早急かつ実効的な宣伝活動を行うよう要望します。
 次に、農業集落排水事業特別会計・公共下水道事業特別会計について質疑を行いました。
 公共下水道・農業集落排水・市設置型浄化槽の事業は、市民の快適な生活環境のために整備している事業であり、多くの財源を投入しておりますので、使用料について未納がないよう徴収事務に努めるよう願います。
 また、公共下水道の接続補助金につきましては、補助制度を有効に活用し、特に供用開始地区の接続向上に努力するよう願います。
 次に、水道事業会計について質疑を行いました。
 水道事業につきましては、県西広域水道用水の受水単価について見直しの時期に来ていると思われますので、茨城県企業局に対し、関係する市町村との連携を図りつつ、受水単価の見直しを要望するよう願います。
 また、水道使用料につきましては、不納欠損が出ないよう、早目の対応による徴収を願います。
 最後に、有収率について質疑を行いました。有収率の改善に向け、現在老朽管の更新工事により計画的に対処されておりますが、関係機関との調整を行いながら、工事の同時施工による経費の節減に努めるなど経営の健全化を図り、利用者に安全で安心な水道水が供給されるよう要望します。
 以上が建設経済常任委員会に付託された案件に対する審査の結果並びに経過であります。
 なお、3月13日に本委員と関係部課長により、岩瀬駅前整備事業現場、長方工業団地、県道東山田岩瀬線下谷貝地区、長讃地区土地改良事業、紫尾川復旧工事、農産物さわやか直売所等の現地視察を実施いたしたことも、あわせてご報告申し上げます。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
平成21年3月17日 建設経済常任委員会委員長 中川泰幸
   桜川市議会議長 増田 昇様
 以上です。
議長(増田 昇君) これより質疑を行います。
 建設経済常任委員会以外の方、質疑願います。
 質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
 続いて、文教常任委員長、小高友徳君、登壇の上、報告願います。
          〔文教常任委員長(小高友徳君)登壇〕
文教常任委員長(小高友徳君) 文教常任委員会審査報告。
 文教常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、桜川市議会会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託された案件は、議案第1号 平成21年度桜川市一般会計予算のうち、教育委員会の所管に属する事項、公民館活動の所管に属する事項であります。
 本委員会は、3月12日午前10時から文教常任委員会室において全委員出席のもとに、教育長、教育次長、関係課長の出席を求め、書記3名を任命し、付託案件について詳細なる説明を聴取し、審議をした結果、委員全員の賛成により可決すべきものと決定いたしました。
 なお、審議の過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりであります。
 事務局費につきましては、現在、児童生徒の不登校、いじめ問題等の対応として教育相談員による相談事業を、週3日間、市内3カ所の公民館で実施してはおりますが、なお一層の充実を図るため、相談及び集団活動に参加できるような指導を通して、自立させ、学校生活への復帰を支援することを目的とした常設の適応指導教室の設置を要望します。
 次に、教育振興費において、中学校を中心に5校に自動体外式除細動器(AED)が設置されることになりましたが、残る小学校への早期設置を要望するとともに、設置後の教職員を対象とした講習会を実施するなど、安全・安心な学校運営に万全を期すよう、あわせて要望します。
 学校給食については、原油価格、材料費等の価格もやや安定したことから、給食費及びメニューについて、職員の一層の努力、工夫により、現状を維持するよう要望します。また、給食費の滞納については、滞納整理に当たり保護者や児童生徒に誤解や不信感が生じないよう、対応する教職員の指導を徹底し、万全を期すよう要望します。
 多目的複合施設建設事業については、厳しい財政状況を配慮し、財源確保に向けた関係職員の努力がうかがえます。本事業の実施に際しては、景観形成総合支援事業補助金及び歴史的景観形成総合支援事業補助金などを活用し、住民の意見に配慮しながら、早期着手されるよう要望します。また、財政状況に考慮した、計画的な事業の推進をあわせて要望します。
 体育施設費については、体育施設の多くが設置後相当な年数がたっており、修理・修繕が必要となってきています。修理・修繕については、現状をきちんと把握し、優先順位をつけた上で年次計画を作成して進めると同時に、危険箇所については、使用者が安心して利用できるよう早急な対応を要望します。
 幼稚園費の園児バスの委託料については、まかべ幼稚園とやまと幼稚園では委託料に大きな差が出ています。このことについて、双方の幼稚園の委託業務の経過及び詳細について説明を受けるとともに、業務委託費用を比較検討するための資料の提出を求め、審議した結果、現在の委託料は妥当であるという結論に達しました。しかし、今後まかべ幼稚園のバス3台について、2台は10年を過ぎ、1台も7年近くたっており、耐用年数も限られております。また、運転専門の職員の配置も今後難しくなっていくことを考慮しますと、まかべ幼稚園もやまと幼稚園と同様に、バスも含めた全面委託に移行することが予想されますが、委託方法等を含め、委託料の削減に努めるよう要望いたします。あわせて、学校法人など経営感覚のすぐれた管理形態の選択肢についても、今後の課題として提起いたします。
 3月13日午後3時から、岩瀬西中学校、桃山中学校、紫尾小学校の現地視察を行いました。桃山中学校のプレハブ型卓球場建設については、市民開放型の性格を持つことから、建設位置については、生徒の安全安心を考慮しながら、慎重に検討するよう要望します。
 以上が付託案件に対する文教常任委員会の審査の経過及び結果であります。
 各位におかれましても、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いをいたします。
平成21年3月17日 文教常任委員会委員長 小高友徳
   桜川市議会議長 増田 昇様
 以上で終わります。
議長(増田 昇君) これより質疑を行います。
 文教常任委員会以外の方、質疑願います。
 質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
 これから討論と採決を行います。
 議案第1号 平成21年度桜川市一般会計予算について討論ありませんか。
 原案に反対の発言を許します。
 26番。
          〔26番(菊池節子君)登壇〕
26番(菊池節子君) 私は、平成21年度桜川市一般会計予算案に反対の立場から討論いたします。
 市長の平成21年度桜川市予算編成方針にも述べられたおりますように、住民税、法人税の大幅な減収、各種交付金の減収のもとでの予算編成は厳しいものがあったものと思います。私どもが日ごろから要望していました、いわゆる学童保育、正確には放課後児童対策事業ですが、新たに坂戸小学校、紫尾小学校にも開設されることになりまして、大変評価いたしております。さらには、岩瀬西中学校の耐震工事着手、岩瀬東中学校の耐震補強工事に向けた実施設計にも賛意を表します。
 しかし、見逃せない問題点もあります。それは、合併特例債の見直しをしないままでの計画の実施です。合併特例債は、合併時に急いでつくられた計画で、よく練られたものではないと思っております、私は。本当に必要な施設かどうか、よく吟味し直して実行する必要があると思います。
 岩瀬地区における岩瀬駅自由通路基本設計委託料2,400万円が計上されております。この南北自由通路は、本当に必要な施設なのでしょうか。水戸線において、南北自由通路があるのは友部駅、下館駅、結城駅の3駅だけです。橋上駅があるのは友部駅と結城駅の2つだけであります。岩瀬駅より利用者が多い笠間駅には、エレベーターはありますけれども、南北自由通路はございません。橋上駅にもなっておりません。駅の利用者数、運行経費、メンテナンス費用等を考えたら、対費用効果の面で疑問がございます。財政厳しい折、この施設をつくることは私は反対です。
 また、主要地方道つくば益子線バイパスの大曽根本木線整備事業も、地権者の同意が得られることを前提に事業展開を図っていくと述べておられます。大和地区の合併特例債の当初計画は10億円です。当初計画になかった大和中学校新築に約11億円使ったのですから、もう使うことは控えるべきだと私は思っております。本木バイパスをつくることには反対をいたします。
 さらに、民生費、社会福祉費の同和対策補助金の支出にも反対をいたします。昨年も反対の意を表明しましたけれども、ことしも額は若干減っているのですけれども、470万円、総額にしますと補助が出されています。国の同和対策事業も一段落しています。もう同和云々の時代ではなくなっています。人権団体に名称を変更している組織も生まれています。この同和対策補助金はなくすべきものであると考えます。
 以上の理由によりまして、平成21年度桜川市一般会計予算に反対の意を表明して討論といたします。
議長(増田 昇君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
 12番。
          〔12番(大塚秀喜君)登壇〕
12番(大塚秀喜君) 多くの議員の皆さんから特例債についてはいろんな質問がありました。これは大いに市としても検討をしていっていただきたいと考えてはおりますが、「100年に1度」の経済事情の中、速やかな予算執行が一番大事と思っておりますので、原案のとおり通すことに賛成願います。
議長(増田 昇君) ほかに討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) これで討論を終わります。
 これから採決を行います。この表決は起立によって行います。
 お諮りいたします。議案第1号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
議長(増田 昇君) 起立多数。
 よって、議案第1号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
 続いて、議案第2号 平成21年度桜川市国民健康保険特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。本案を委員長の報告のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
          〔「討論なし」の声あり〕
 よって、議案第2号は委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。
 続いて、議案第3号 平成21年度桜川市老人保健特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第第3号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 続いて、議案第4号 平成21年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) これで討論を終わります。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第4号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 続いて、議案第5号 平成21年度桜川市公共下水道事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) これで討論を終わります。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第5号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 続いて、議案第6号 平成21年度桜川市介護保険特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) これで討論を終わります。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第6号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 続いて、議案第7号 平成21年度桜川市介護サービス事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) これで討論を終わります。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第7号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 続いて、議案第8号 平成21年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) これで討論を終わります。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第8号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 続いて、議案第9号 平成21年度桜川市水道事業会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) これで討論を終わります。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第9号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。

    議長報告第1号の委員長報告
議長(増田 昇君) 続いて、日程第10、議長報告第1号、付託された案件について委員長より報告を求めます。
 初めに、請願第1号 教育予算の拡充を求める請願について、文教常任委員長、小高友徳君、登壇の上、報告願います。
          〔文教常任委員長(小高友徳君)登壇〕
文教常任委員長(小高友徳君) 文教常任委員会審査報告。
 文教常任委員会の審査の結果並びに審査の経過概要について、桜川市議会会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託されました案件は、請願第1号の「教育予算の拡充」の意見書提出を求める請願であります。
 請願第1号については、桜川市真壁町飯塚4番地、齋藤守一ほか118名より提出された請願であります。
 本委員会は、3月12日午前10時から文教常任委員会室において、全委員出席のもとに、教育長、教育次長、関係課長の出席を求め、書記3名を任命し、付託された案件について紹介議員である岩見議員の出席を要請し、詳細な説明を受け、慎重に審議し、採決の結果、全員一致で本請願は採択とすることに決しました。
 以上が付託された案件に対する文教常任委員会の審査の経過及び結果であります。
平成21年3月17日 文教常任委員会委員長 小高友徳
   桜川市議会議長 増田 昇様
 以上です。
議長(増田 昇君) これより質疑を行います。
 文教常任委員会以外の方、質疑願います。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) お諮りいたします。
 請願第1号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、請願第1号は委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
 続いて、請願第2号 調整区域撤廃及び都市計画区域見直しを求める請願について、建設常任委員長、中川泰幸君、登壇の上、報告願います。
          〔建設経済常任委員長(中川泰幸君)登壇〕
建設経済常任委員長(中川泰幸君) それでは、報告いたします。建設経済常任委員会審査報告書。
 建設経済常任委員会の審査結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託されました案件は、請願第2号 調整区域撤廃及び都市計画区域見直しを求める請願であります。
 本委員会は、3月12日10時より第2委員会室において、本委員会委員全員出席のもと開会し、説明者として関係部課長の出席を求め、書記4名を任命し、付託案件につき詳細なる説明を聴取し、審議経過において議論された意見並びに要望事項は次のとおりであります。
 請願第2号 調整区域撤廃及び都市計画区域見直しを求める請願については、茨城県建築士会桜川支部長武村実氏より請願があったものです。
 市街化区域であっても住宅が張りついていないことや、優良農地保全との調整が必要といった意見が出されました。しかしながら、市街地の地価が高く、定住することができないために、人口の増加が見込めないことから、土地利用の実情に合わせた見直しをすべきであるといった意見もありました。
 担当課がさらに検討を重ね、関係機関と十分に調整すべきという意見を付し、採決の結果、全員一致で採択することに決定いたしました。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
平成21年3月17日 建設経済常任委員会委員長 中川泰幸
   桜川市議会議長 増田 昇様
 以上です。
議長(増田 昇君) これより質疑を行います。
 建設経済常任委員会委員以外の方、質疑願います。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 討論なしと認めます。
 お諮りいたします。請願第2号を委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、請願第2号は委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
 続いて、陳情第1号 「協同労働の協同組合(仮称)」の速やかな制定を求める意見書に関する陳情について、建設常任委員長、中川泰幸君、登壇の上、報告願います。
          〔建設経済常任委員長(中川泰幸君)登壇〕
建設経済常任委員長(中川泰幸君) それでは、報告いたします。建設経済常任委員会審査報告書。
 建設経済常任委員会の審査結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託されました案件は、陳情第1号 「協同労働の協同組合(仮称)」の速やかな制定を求める意見書に関する陳情であります。
 本委員会は、3月12日午前10時より第2委員会室において、本委員会全委員出席のもとに開会し、説明者として関係部課長の出席を求め、書記4名を任命し、付託案件につき詳細なる説明を聴取し、審議経過において議論された意見並びに要望事項は次のとおりであります。
 陳情第1号 「協同労働の協同組合(仮称)」の速やかな制定を求める意見書に関する陳情については、さいたま市の「協同労働の協同組合法ネットワークいばらき」準備室代表横山哲平氏から陳情があったものです。
 この陳情は、全国408の地方議会で既に採択されており、法制化に向けては全国でも166名による議員連盟が組織されております。
 審議の中では、「協同労働」という新しい働き方に対し、新たな雇用や労働形態が見出せるとの意見があり、採決の結果、全員一致で採択することに決定いたしました。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようよろしくお願いいたします。
平成21年3月17日 建設経済常任委員会委員長 中川泰幸
   桜川市議会議長 増田 昇様
 以上です。
議長(増田 昇君) これより質疑を行います。
 建設経済常任委員会以外の方、質疑願います。
 25番。
25番(林 悦子君) 何のことだかさっぱりわからず聞いておりました。それで、陳情とはいえ、採択した以上は桜川市議会の意見書として議長増田昇の名前で、総理大臣だか何大臣だかわかりませんが、そこに出すことになりますので、後学のために4点ほどご質問をいたします。
 全国408の地方議会で既に採択されているとはいえ、408ではまだ地方議会の3分の1か4分の1の段階だと思います。それで、ちなみに、国会議会166名と言いますが、県内の衆議院議員、参議院議員では、どなたがこの中に加わっているのかをお尋ねいたします。また、だれも加わっていないのだとしたらば、この議連の代表はどなたが務めているのかをお尋ねいたします。
 2点目といたしまして、この「いばらき」準備室というのはどこにあるのかをお尋ねいたします。ちなみに、横山哲平さんという方のご職業もお尋ねをいたします。
 3点目といたしまして、県内では、ちなみにこのワーカーズコープとかワーカーズコレクティブとか農村女性ワーカーズというのは、農協婦人部とは違うのだと思うのですが、例えばどういう団体のどういう働き方をしている人を指すのでしょうか、具体的にお尋ねをいたします。
 また、4点目といたしまして、協同組合法というのは現に存在していると思いますが、それを別にまた法制化を目指すというのは、一体法制化によって何を求めているのかを4点目お尋ねいたします。
議長(増田 昇君) 答弁願います。
 5番。
建設経済常任委員長(中川泰幸君) ただいま資料が手持ちにございませんので、暫時休憩をお願いいたします。
          〔「はい、待っています」の声あり〕
議長(増田 昇君) 暫時休憩いたします。
          休 憩  (午後 3時52分)

          再 開  (午後 4時10分)
議長(増田 昇君) 再開いたします。
 答弁を願います。
 中川委員長。
建設経済常任委員長(中川泰幸君) それでは、林議員にお答えします。
 まず1番の、国会議員は県内では今のところおりません。ただし、自治体として、水戸市、日立市、龍ヶ崎市が採択されております。
 次に、2番の……2番はそれですね。
 職業が、日本労働協同組合連合会センター事業団、この横山哲平さんは。住所がさいたま市南区南本町2の5の15、MMオフィス201号です。
 それで、3番のワーカーズコープという質問ですが、これは、「協同労働の協同組合」は組合員がみんな出資し、労働し、運営することで、人と地域に役立つことを起こすための協同組合ということ。
 以上の4点なのですが、それ以上は審議はしてございませんので、以上です。
議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) これから採決を行います。
 この表決は起立によって行います。
 お諮りします。陳情第1号を委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
議長(増田 昇君) 起立多数。
 よって、陳情第1号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。

    議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の
     継続調査

議長(増田 昇君) 続いて、日程第11、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり閉会中の継続調査の申し出がありました。
 お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
 ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午後 4時14分)

          再 開  (午後 4時21分)
議長(増田 昇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

    日程の追加
議長(増田 昇君) 休憩中に開いた議会運営委員会の報告を願います。
 議会運営委員長、鈴木好史君。
          〔議会運営委員長(鈴木好史君)登壇〕
議会運営委員長(鈴木好史君) 議会運営委員会の審議の結果を報告いたします。
 議員提出議案第1号 教育予算の拡充を求める意見書及び議員提出議案第2号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書については、追加日程第1及び追加日程第第2として直ちに日程に追加し、審議、採決を行うことに決定いたしました。
 以上で報告を終わります。
議長(増田 昇君) お諮りいたします。
 ただいま議会運営委員長の報告がありましたが、報告のとおりにしてご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりといたします。
 追加日程表及び議案を配付いたします。
          〔議案配付〕

    議員提出議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(増田 昇君) 追加日程第1、議員提出議案第1号 教育予算の拡充を求める意見書を議題といたします。
 提出者である小高友徳君、提案理由の説明を願います。
          〔4番(小高友徳君)登壇〕
4番(小高友徳君) 議員提出議案第1号について説明をいたします。
 教育予算の拡充を求める意見書。
 上記議案を、地方自治法第112条及び会議規則第14条の規定により別紙のとおり提出いたします。
  平成21年 3月17日
              提 出 者  桜川市議会議員  小 高 友 徳
              賛 成 者     〃     古 川 静 子
                〃       〃     菊 池 節 子
                〃       〃     小 林 正 紀
                〃       〃     相 田 一 良
                〃       〃     潮 田 新 正
 以上でございます。
 なお、意見書の趣旨については朗読をもって説明いたします。
教育予算の拡充を求める意見書
 子どもたちに豊かな教育を保障することは、社会基盤作りにとってはきわめて重要なことである。
 現在、多くの都道府県で、児童生徒の実態に応じ、きめ細かな対応ができるようにするために、少人数教育が実施され、保護者や子どもたちから大変有益であるとされている。
 しかし、厳しい地方財政の状況や地方交付税削減の影響などから、自治体独自の少人数教育を推進することや学校施設設備などには限界がある。
 教育は未来への先行投資であり、子どもたちがどこに生まれ育ったとしても、ひとしく、良質な教育が受けられるようにする必要がある。
 よって、政府においては、教育予算を国全体として、しっかりと確保・充実させるため、次の事項を実現されるよう、強く要望する。

1.きめ細かい教育の実現のために第8次公立義務教育諸学校教職員定数改善計画を策定すること。
2.義務教育費国庫負担制度を堅持すること。
3.学校施設整備費、就学援助、奨学金など教育予算の充実のため地方交付税を含む国の予算を拡充
 すること。
4.教職員の人材確保のため、教職員給与の財源を確保・充実すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
  平成21年3月17日

                         茨城県桜川市議会
 (提出先)
  衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・総務大臣・財務大臣・文部科学大臣
 以上でございます。
議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。
 文教常任委員会以外の方、質疑願います。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) お諮りいたします。
 本意見書を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、議員提出議案第1号 教育予算の拡充を求める意見書は原案のとおり可決されました。

    議員提出議案第2号の上程、説明、質疑、採決
議長(増田 昇君) 続いて、追加日程第2、議員提出議案第2号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書を議題といたします。
 提出者である中川泰幸君の提案理由の説明を願います。
          〔5番(中川泰幸君)登壇〕
5番(中川泰幸君) 議員提出議案第2号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書。
 上記議案を、地方自治法第112条及び会議規則第14条の規定により別紙のとおり提出します。
  平成21年 3月17日
              提 出 者  桜川市議会議員  中 川 泰 幸
              賛 成 者     〃     岩 見 正 純
                〃       〃     上 野 征 一
                〃       〃     塚 本   明
                〃       〃     仙 波 信 綱
                〃       〃     増 田 俊 夫
                〃       〃     皆 川 光 吉
 提案理由の説明をいたします。
 説明は朗読をもって説明とさせていただきます。
「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書
 現在の日本社会は、年金・医療・福祉などの基本的な社会制度は疲弊し、グローバル化による国際社会などで、労働環境にも大きな変化の波が押し寄せ、「ワーキングプア」「ネットカフェ難民」「偽装請負(派遣)」などに象徴されるような、「働いても充分な生活が維持できない」、「働きたくても働く場所がない」など困難を抱える人々が増大するなど、新たな貧困と労働の商品化が広がり、社会不安が深刻さを増しています。
 このような中、「地域の問題は、自ら地域で解決しよう」とNPOや、ボランティア団体、協同組合、自治会など様々な非営利団体が住みやすい地域社会の実現を目指し活動しています。これらのひとつである「協同労働の協同組合」は「働くこと」を通じて「人と人のつながりを取り戻し、コミュニティの再生をめざす」活動を続けています。
 この「協同労働の協同組合」は、働くものが出資しあい、全員参加の経営で、仕事を行う組織でありますが、国内ではワーカーズコープ、ワーカーズコレクティブ、農村女性ワーカーズ、障害者団体など、「協同労働」という新しい働き方を求めている団体や人々を含めると10万人以上存在すると言われています。
 しかし、根拠法がないなど、まだまだ社会的理解が低く、これからの活動をさらに活発にしていくためには、法制度を引き続き整備していく必要があります。世界の主要国では、働く仲間同士が協同し、主体性を高め合い、力を発揮し合う新しい働き方=労働者協同組合(ワーカーズコープ、ワーカーズコレクティブ)についての法制度が整備されています。
 日本でも「協同労働の協同組合」の法制度を求める取り組みが広がり、10,000を超える団体がこの法制度化に賛同しています。また、国会では100名を超える超党派の議員連盟が立ち上がるほど法制化の検討が始まりました。
 だれもが「希望と誇りを持って働く」、仕事を通じて「安心と豊かさを実感できるコミュニティをつくる」、「人とのつながりや社会とのつながりを感じる」、こうした働き方と、それに基づく協同労働の協同組合は市民事業による市民主体のまちづくりを創造するものであり働くこと・生きることに困難を抱える人々自身が、社会連帯の中で仕事をおこし、社会に参加する道を開くものです。
 上記理由により、国においても、社会の実情を踏まえ、就労の創出、地域の再生、少子・高齢化社会に対する有力な制度として、「協同労働の協同組合法」の速やかな制定を求めるものです。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
  平成21年3月17日

                         茨城県桜川市議会
 (提出先)
衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・総務大臣・厚生労働大臣・経済産業大臣
 以上です。よろしくお願いします。
議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。
 建設経済常任委員会以外の方、質疑願います。
 25番。
25番(林 悦子君) 今ざっと、知らなかったので、いいことを情報として教えてもらいましたので、そういう意味では建設委員会さんの審議を大変尊重したいと思うのですけれども、今もらった資料をざっと読みますと、結局中身は悪いことは全然書いていないのですが、何で従来の生協とか組合員法ではだめなのかというと、法人格がないので、役場の仕事とかそういうものを受けられないとか、だから、求めているのはその法人格の付与と、それから、どうも労災保険と雇用保険のような感じがするのです。間違っていたら申しわけないのですが。
 それで、今上野議員さんが持ってきてくれたやつをざっと読みましたらば、要するに普通の今正規雇用や、あるいは派遣の方も含めて、それから中小・零細の企業もそうですが、みんな労災保険とか雇用保険とか、組合主も、もちろんそれから雇用されている側も納めているわけですが、この法制度を求めている内容をざっと読むと、権利のほうは求めているのですが、負担のほうは組合は責任を負うというだけで、組合員が負担料を納めるかどうかについては明確ではないので、そういう間が法制化されていくとすると、それは国会議員がこれからやることで、私たちがやることではないと思うのですが。そんなまま無責任に後押しをすると、結局きちんとした、一応法人格を取っている会社、株式会社にせよ、有限会社にせよ、そういう形をとっている会社の納めているものの中からひょっとするとおすそ分けをしていかなければならないような感じにもなると思うのですね、負担を求められないままに。ですから、負担と給付の関係がはっきりしないのに、給付だけ求められて、負担のほうがぼやけたまま無責任に国会議員に、ましてや県内の国会議員が一人も入っていないのに、これをやりなさいというようなことに私は加わりたくないので、国会議員にこの審議はゆだねたいと思いますので、もし採決をするのであれば私は異議がありますから、わからないから異議があるし、私らの権限を超えていると思うし、今言ったように、大変今度自分たちのほうの雇用状況にも係ってきてしまうような気もするので、異議なしで議長やらないでください。お願いをいたします。
議長(増田 昇君) これは答弁しなくてはならないの。
          〔「いいようです」の声あり〕
議長(増田 昇君) いいんだよね。
 これから採決を行います。
 この表決は起立によって行います。
 お諮りいたします。議員提出議案第2号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
議長(増田 昇君) 起立多数。
 よって、議員提出議案第2号を原案のとおり可決することに決定されました。

    執行部あいさつ
議長(増田 昇君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) 平成21年第1回桜川市議会定例会の閉会に当たり、御礼を兼ねましてごあいさつを申し上げます。
 今定例会は、3月3日より17日までの15日間の会期で開催され、議員各位におかれましては、本会議並びに各常任委員会を通じて慎重なるご審議をいただき、心から感謝申し上げる次第であります。
 皆様のご理解とご協力により、平成21年度一般会計、7特別会計、水道事業会計予算、並びに一般議案その他ご提案いたしました各案件につきまして原案のとおりご承認をいただきましたこと、厚く御礼を申し上げます。
 なお、本会議、あるいは常任委員会を通じて数々賜りましたご意見、ご要望、また一般質問、大綱質疑につきましても十分尊重し、今後とも各種事務事業に配慮し、私の政策テーマであります「あなたが主役のまちづくり」を基本理念に、「和と信頼の行政」を目指すとともに、「日本一きれいなまちづくり」の実現に向けて、引き続き職員一丸となり責任ある効率的な市政運営に努力いたす所存でございますので、議員各位にはなお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願いを申し上げ、閉会のごあいさつといたします。
 ありがとうございました。

    閉会の宣告
議長(増田 昇君) 本定例会に付託された案件はすべて議了いたしました。
 以上で平成21年第1回桜川市議会定例会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。
          閉 会  (午後 4時40分)