平成21年第1回桜川市議会定例会議事日程(第6号)

平成21年第1回桜川市議会定例会議事日程(第6号)                        平成21年3月11日(水)午前10時開議 日程第 1 議案第1号 平成21年度桜川市一般会計予算                   日程第 2 議案第2号 平成21年度桜川市国民健康保険特別会計予算             日程第 3 議案第3号 平成21年度桜川市老人保健特別会計予算               日程第 4 議案第4号 平成21年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算           日程第 5 議案第5号 平成21年度桜川市公共下水道事業特別会計予算            日程第 6 議案第6号 平成21年度桜川市介護保険特別会計予算               日程第 7 議案第7号 平成21年度桜川市介護サービス事業特別会計予算           日程第 8 議案第8号 平成21年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算            日程第 9 議案第9号 平成21年度桜川市水道事業会計予算                
出席議員(24名)   1番   風  野  和  視  君     2番   勝  田  道  雄  君   3番   岩  見  正  純  君     4番   小  高  友  徳  君   5番   中  川  泰  幸  君     7番   皆  川  光  吉  君   8番   増  田     豊  君     9番   潮  田  新  正  君  10番   相  田  一  良  君    11番   古  川  静  子  君  12番   大  塚  秀  喜  君    13番   高  田  重  雄  君  14番   小  林  正  紀  君    15番   増  田  俊  夫  君  16番   鈴  木  好  史  君    17番   川 那 子  秀  雄  君  18番   萩  原     實  君    19番   横  田     衛  君  21番   仙  波  信  綱  君    22番   増  田     昇  君  23番   塚  本     明  君    24番   上  野  征  一  君  25番   林     悦  子  君    26番   菊  池  節  子  君
欠席議員(1名)  20番   橋  本  位 知 朗  君
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名    市     長  中 田   裕 君    副  市  長  山 田 耕 一 君    教  育  長  石 川   稔 君    市 長 公 室 長  飯 嶌 洋 一 君    総 務 部 長  飯 島 泰 則 君    市 民 生活部長  永 瀬   昇 君    保 健 福祉部長  麻 尾   優 君    経 済 部 長  山 中 政 雄 君    建 設 部 長  大 場 敏 夫 君    岩 瀬 支 所 長  細 谷   豊 君    真 壁 支 所 長  藤 田 定 一 君    上 下 水道部長  告   清 嗣 君    教 育 次 長  古 橋   忠 君    会 計 管 理 者  市 塚 昭 一 君
職務のため出席した者の職氏名    議 会 事務局長  柴 山 栄 一 君    議会事務局書記  笠 倉   貞 君    議会事務局書記  安 保 文 明 君    議会事務局書記  斎 藤 修 一 君
          開 議  (午前10時00分)
    開議の宣告
議長(増田 昇君) おはようございます。
 本日の出席議員は23名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。

    議案第1号〜議案第9号の大綱質疑
議長(増田 昇君) 本日は、3月9日に上程されました日程第1、議案第1号 平成21年度桜川市一般会計予算から日程第9、議案第9号 平成21年度桜川市水道事業会計予算まで9議案の大綱質疑を行います。
 大綱質疑は、一般会計、特別会計、事業会計を一括して行います。質疑は、答弁を含め1人25分とし、質問は3回までといたします。また、所属委員会の所管にかかわる質疑は差し控えることといたしますので、ご理解をお願いします。
 それでは、質疑願います。
 10番。
10番(相田一良君) 歳入と歳出は別ですよね、質問する事項は。歳入の欄と歳出の欄は全部一緒に、これは。
議長(増田 昇君) 一緒にやってください。
10番(相田一良君) そうすると、今回一回質問するでしょう。もう一回質問でいいのだよね。
議長(増田 昇君) 3回まで。
10番(相田一良君) 違う、違う。1回質問するでしょう。1項目質問して、今度は時間を置いて、極端に言えば午後からまた違うことを質問できるのだよね。
議長(増田 昇君) だめです。1人1回です。
10番(相田一良君) 1回か。これは難しい。
議長(増田 昇君) 25分でしてください。
10番(相田一良君) 頭の回転鈍いもので……済みません。では、わかりました。
議長(増田 昇君) そういうことです。
10番(相田一良君) では、質問させていただきます。
 ページ数は26ページの節の2の林業補助金のところで、これは新規の県の補助事業だと思います。森林機能緊急回復整備事業補助金と身近な緑整備推進事業補助金、この仕事の内容をお願いします。
 それと、ページ数121ページの消防費のところですけれども、これは常設消防費なのですけれども、実はこの予算の金額のことをちょっと聞きたいと思います。19年と20年で5,061万4,000円が増額されています。また、20年から21年で1,650万8,000円増額されています。2年間で6,712万2,000円の大幅な増額になっていますけれども、なぜこのような増額になっているかお願いします。
 それと、消防車の購入なのですけれども、桜川市では消防団の消防車を購入するわけですけれども、備品購入費で2,818万7,000円になっています。これが21年度の予算の内示会の資料では、ポンプ車2台2,600万円となっています。この2台で差額が218万7,000円となっていますが、なぜこのような差額があるのかお願いします。
 あともう一つ、実は私も去年質問した女性の消防団の件で、ことしの2月の末で締め切ったわけです。それで、消防団員が何名ぐらい応募があったか、それもひとつお願いします。
          〔「議長、いいですか」の声あり〕
議長(増田 昇君) はい。
16番(鈴木好史君) ちょっと確認なのですけれども、今相田議員が最初に危惧していましたけれども、結局質問は1号から9号まで全部、歳入歳出も一括してやるのですか、これ。
議長(増田 昇君) 一括。
16番(鈴木好史君) 区切らずに。
議長(増田 昇君) はい。
16番(鈴木好史君) 今までは一般会計は一般会計として区切ったりして……
議長(増田 昇君) いや、区切っていない。
          〔「歳入と歳出を……」の声あり〕
16番(鈴木好史君) 違う。だから、一般会計も。一般会計だけは一般会計だけでやるのですか、今。
議長(増田 昇君) いや、全部です。
16番(鈴木好史君) 全部一括だよね。
議長(増田 昇君) はい。
16番(鈴木好史君) それではちょっと質問が飛ぶときがあるので、一般会計は一般会計で最低区切っていただかないと、質疑が、冒頭に危惧していましたけれども、やっぱり一般会計と特別会計も一緒ではちょっと区切りが大き過ぎるので……。
議長(増田 昇君) 前回も同じです。
          〔「違います」の声あり〕
議長(増田 昇君) 違う。
          〔「前は分けたんだ。前は歳入と歳出……」「休憩」の声あり〕
16番(鈴木好史君) 休憩とってもらっていいですか、では。
議長(増田 昇君) 暫時休憩します。
          休 憩  (午前10時05分)

          再 開  (午前10時17分)
議長(増田 昇君) 再開します。

    議会運営委員長の報告
議長(増田 昇君) ただいま議会運営委員会が開催されましたので、委員長よりその報告を願います。
 鈴木好史議会運営委員長。
          〔議会運営委員長(鈴木好史君)登壇〕
議会運営委員長(鈴木好史君) 先ほどの話なのですけれども、ちょっと私の勘違いもございまして、去年の決算時期には一般会計と特別会計を分けてそのときやったので、その記憶が自分ではありましたので、予算のときは去年は一括でやりましたので、今回はまず今までどおり一括でやるようにしていただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。
議長(増田 昇君) ただいま議運の委員長から報告がありましたが、委員長の報告どおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 それでは、相田さん、初めからもう一回お願いします。
 10番、相田議員。
10番(相田一良君) なかなか2回はできないということで、2回もやらせてもらってありがとうございます。それでは、改めまして、10番、質問させていただきます。
 ページ数は先ほど申しましたように、早口でしゃべりますから、時間がないから。節の2の林業補助金のところで、森林機能……
          〔「何ページ」の声あり〕
10番(相田一良君) 言いました、今。26ページ。では、いいですか。それでは、改めて、ページ26の節の2の林業補助金について。これは、新規の補助事業だと述べられていましたけれども、この金額の……もう一回読みます。森林機能緊急回復整備事業補助金と身近な緑整備推進事業補助金、この事業内容をお聞きします。
 次に、ページ数121の消防費のところでお願いします。目1の常設消防費の予算額が、19年から20年が5,061万4,000円、20年から21年が1,650万8,000円、2年間で合計で6,712万2,000円、このような大幅な増額になっています。その理由をお願いします。
 同じくページ数が124の節の18備品購入費のところで、これはこの間の説明では、消防ポンプ車2台分2,818万7,000円。ところが、21年度の予算の内示会、その資料では、同じポンプ車2台で2,600万円となっています。その差額が218万7,000円ありますけれども、なぜ違うのかご説明願います。
 あと、同じくことし21年の2月末までに女性の消防団の募集を締め切ったわけですが、何人ぐらい応募があったかお願いします。
議長(増田 昇君) 山中経済部長。
経済部長(山中政雄君) 相田議員にお答え申し上げます。
 26ページの歳入でいきますと、森林機能緊急回復整備事業補助金の839万円、身近な緑整備推進事業補助金の520万円でございますけれども、歳出の部分でいきますと104ページの2目の林業振興費、この中で歳出は使われております。これにつきましては、10分の10、要するに100%の補助ということでございます。それで、森林機能緊急回復整備事業につきましては、平成20年度から24年度までの継続の5カ年事業でございまして、森林湖沼環境税を活用しての森林の持つ広域的機能回復のための間伐を積極的に行うというようなことでございまして、その内訳ということでございますけれども、委託料で585万円は間伐作業員の業務委託と林道といいますか、作業道の開設の委託料、それに間伐推進員の賃金ということで、それに事務費として用いまして、先ほど申し上げました839万円というふうな歳出になるわけでございます。
 続きまして、身近な緑整備事業につきましては、平地林や里山について、減少したり荒廃が進んでいるという中で、平地林とか里山の整備を支援しますよというような事業でございます。期間につきましては、先ほど申し上げたような期間でありまして、やっぱり森林湖沼税を使っての、先ほど申し上げましたように整備とか保全を推進していくというような事業でありまして、歳出の部分、事業費につきましては松枯れ跡地の整備工事ということで、工事費が500万円の消耗品が20万円と、そのほか合わせまして520万円ということで歳出を組んでおりまして、そういう目的のために事業を行うということでございます。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) 続いて、永瀬市民生活部長。
市民生活部長(永瀬 昇君) 相田議員さんのご質問にお答えいたします。
 まず1点目の常設の消防費のほうの負担金の増でございますが、従来は職員の人件費は非常備消防費のほうに組んでおりましたが、20年から人件費も常備消防費のほうに組み入れてございます。大きな増になっているということでございますが、まず職員の人件費につきましては、平成20年度から職員が課に上がりました関係で増になっております。そのため人件費並びに共済費等が増加しております。
 もう一つの負担金のほうなのですが、これは筑西広域のほうに納めている負担金でございます。これは、先ほどの相田議員さんのほうの金額と若干違いますが、負担金のみで言いますと19年から20年で1,720万1,000円の増、20年から21年で1,375万1,000円の増でございます。これは、筑西広域のほうの議会のほうでもご説明を申し上げまして、了承を得ている事項でございますが、消防費の算出につきましては、各3市の世帯割が40%、職員の配置割、消防職員なのですが、これが30%、基準財政需要額割が30%ということで、この割合の算出額で算出してございます。今回21年度で申し上げますと、職員割で若干伸びております。というのは、桜川消防署のほうが今度高速道路が開通した対応で定員では1名増になってございます。ほかの市においては減になっていると。特に筑西市では7名の減になっているということなので、どうしても職員割のほうの30%の金額が桜川市のほうにはね返ってくるということで、今年度1,375万1,000円の増となっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 第2点目の消防車購入費でございますが、内示会では2,600万円ということで2台を予定してございます。そのほかに、内示会ではご説明申し上げませんでしたが、雑品類として消防団のホース、老化しているものについては10本ほど新調したいと考えております。そのほか操法大会に使いますホース、これも6本新たに買いたいと思っております。そのほか防災無線が岩瀬地区が入っていないということで、10台ほど導入したいということでございます。もう一つ、山火事に効果がございますジェットシューター、これを全部で36分団あるわけなのですが、2分の1の18台、これを購入したいということで、その金額が内示会のほうで漏れておりましたので、それが差額でございます。
 もう一点の女性消防団につきましては、昨年の3月の議会でも相田議員さんのほうから早期にということで、担当のほうでも募集を行ってまいりました。今回桜川市が当番の操法大会がございましたので、操法大会後に募集を始めました。過日まとめまして、2月27日が締め切りだったのですが、そのときに11名の応募がありました。募集団員は15名でございますので、4名足らないのですが、その後1名、桜川市には居住していないということで1名辞退がありましたので、現在のところ10名の応募状況でございます。今週中に面接を行いまして、4月1日から女性消防団を発足させたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(増田 昇君) 10番。
10番(相田一良君) ありがとうございます。先ほど山中部長のほうから、新規事業について答弁ありがとうございました。これは、去年から新しく県のほうで税収を見込んで始まった事業で、年間個人で1,000円、法人の場合2万円から8万円で納めるようになっているのですけれども、桜川市ではどのくらい1年間で県のほうに納税したか、もしわかればお願いします。
 あと、消防署の2台分の二百八十何万円の差の違いはわかりました。
 あと、金額の、広域のほうの消防団のほうの増額分、これは私の計算とは多少違ったのですけれども、それでも二千何百万円増額しているということは、先ほどの答弁では人員1人削減とか増員とか言っていましたけれども、桜川市においては、会の負担金だけ大幅にふやされて、そして今度サービスのほう、特に大和分署と真壁の分署の場合には定員が少なくなって、大変防災の安全上問題がありますもので、これからの検討課題といたしまして、ぜひ大和と真壁の消防団員をふやしていただけるよう、筑西の広域のほうで働きかけをお願いします。
 それと、先ほど女性の消防団に関してでございますが、これは桜川市の間でも大方の人は知らない人が多いのです、桜川市で女性の消防団を募集しているということは。だから、私の提案ですけれども、お知らせ版に2行か3行ちょこちょこ載せる、あれでは全然見ない人もいると言っても過言ではございませんので、半ページの大きなチラシを、「特報」とかなんとか名目を目立つように書いて、そのチラシを回覧板ふうに桜川市全部に改めて、あと募集の内容、ただ女性の消防団を募集しても、何が何だかわからなくて応募しない人が多いもので、その内容を細かく説明すれば、では消火活動に行かなくても、裏方とか、そういうことで協力できるのならば女性の消防団員になってもいいという、そういう考えの人もいると思いますので、内容を詳しく書いて、それをチラシにして、ぜひ回覧板ふうに回していただければと思います。そうすれば必ずや、今11名と言っていましたが、何人かまだ応募者があると思いますので、それはぜひお願いいたします。
 それと、また戻りますけれども、先ほど県の林業補助金のところで、私のほうからすれば木の伐採とか整地、また植林も入ると思いますけれども、前にも川那子議員が質問したのですけれども、大和の桜川庁舎の羽田山のあの辺は、相当見た目がよくないもので、できれば羽田山のあの一帯をその整備事業に充ててもらって、そうしてもらえるようお願いします。
 また、山の木というのは自然の貯水湖と言われています。山の木が多く生えていれば、その木が枯れ、葉っぱになって土壌におりれば、今度は雨が降っても、その雨がその葉を伝わって徐々に地下水としてたまっていくと言われております。今降った雨は、5年、10年先の地下水となって皆さんが使っていると言われておりますもので、ぜひ羽田山に植林をしてもらって、できれば春は桜、秋はモミジというように、あの山が春秋、皆さんが目でも楽しめる、また水の保全にもなりますもので、ぜひその方向で聞きたいのですけれども、どうでしょうか、これは要望といたします。
 以上です。
議長(増田 昇君) 飯島総務部長。
総務部長(飯島泰則君) ただいまの相田議員さんからの森林湖沼環境税、桜川市ではどのくらい納めているかというご質問でございますが、実際そういう数値、データといいますか、それを持っていませんので、20年度の決算が出れば一番正確な数字が出ると思いますが、もし会期中にわかればお答えしたいというふうに思っております。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) 10番。
10番(相田一良君) 女性の消防団の募集のチラシ、それを全戸回覧板で回してもらえるか何だか。用紙を大きくしてできればお願いします、お知らせ板で。
議長(増田 昇君) 要望ではなくていいのですか。
10番(相田一良君) それは答弁をお願いします。
議長(増田 昇君) 永瀬市民生活部長。
市民生活部長(永瀬 昇君) お答えいたします。
 若干議員さん勘違いされていると思うのですが、ここに原本があるのですが、こういうA4判で既に全戸回覧でやりました、配布ではないのですけれども。ただ、細かいこととといってもこのページだけですので、このところに書いてあるのですが、あと5名ほど足りませんので、また折を見て何かの形で周知して、15人の定員を確保したいと思っております。
          〔「お願いします」の声あり〕
議長(増田 昇君) 10番、いいのですか、もう。
          〔何事かの声あり〕
議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
 26番。
26番(菊池節子君) 26番。一般会計のほうの121ページ、消防費について伺いたいと思います。
 筑西広域市町村圏事務組合負担金で消防費として今年度21年度6億二千幾ら出しているのです。消防費の常備消防費、また非常備消防費ということに関することは結構、2番目の項目については決算なんかでもかなり事細かく報告がされておるのですけれども、今問題になっているというか、救急車が出動されても、患者さんを乗せても、それが病院に着くまでに容易でないということでいろいろ問題があるのですけれども、その点についての救急車の出動回数とか、そういうことに関しては何の記述もないので、そのことについてお尋ねしたいのですけれども、桜川市内より119番に通報がありまして、その件数がどのくらいあるのか、そしてまたその搬送先はどういうところに行っているのか、またその所要時間などもわかりましたらお答え願いたい。それが1点です。
 そして、2点目、公共下水道事業についてなのですけれども、歳入の面では受益者負担金で今年度の予算は増になっているのですけれども、236ページです。そして今度は、使用料及び手数料では昨年の予算額より596万円の減額になっておりまして、3,586万円です。私、単純に考えまして、利用者もふえているはずなのに、なぜここで減に、だって毎年下水道加入者がふえていくのにマイナスになったのか、その辺のことをお聞きしたいというふうに思います。接続工事費補助金では、ことしは県から500万円補助金が来まして、1,000万円で、大体限度額4万円の補助金で250件分ぐらい予算組んでいるのです。それなのになぜ減額になったのか、その辺のところを、この2点についてお尋ねしたいと思います。お答えください。
議長(増田 昇君) 永瀬市民生活部長。
 部長、消防署のことなので、それはわかる範囲内で答弁お願いします。
市民生活部長(永瀬 昇君) お答えいたします。
 手元に平成17年から20年の救急業務の出動の合計件数が出ております。それをお答えいたします。平成17年度が1,587件、平成18年度1,630件、これは恐らく暦年ですので、1月から12月だと思います。19年が1,709件、20年が1,685件でございます。ご質問の搬送先につきましては、当然どこということは決まってはいないと思います。というのは、受け入れ拒否があった場合には、無線通信並びに医療機関との連携によりまして搬送先を決めるということでございますので、詳細については私のほうではちょっと承知しておりません。その時間につきましても、すぐ搬送先が決まった場合あるいはなかなか搬送先が決まらない場合によってまちまちでございますので、これを平均にとるというのは非常に難しいことでもあるし、まずは通報を受けてからその患者さんのところまで行く到達時間であれば容易にできると思いますが、その辺のところも、まだ今回私のほうでも、広域消防本部のほうでやっていることでございますので、筑西広域市町村圏組合の議会のほうではそういう質問はあると思いますけれども、私のほうでは承知しておりませんので、よろしくお願いします。
議長(増田 昇君) 続いて、告上下水道部長。
上下水道部長(告 清嗣君) 菊池議員さんにお答えいたします。
 237ページの下水道の使用料についてのご質問でございますけれども、2款1項1目の公共下水道使用料でございますが、当初予算3,581万6,000円を計上させていただいております。前年度対比は、ご指摘のように596万円の減となっております。この理由といたしまして、平成20年度におきまして県西総合病院が当初見込額に比較して約500万円の使用料収入減がございまして、また岩瀬福祉センター、それと一般家庭につきましても見込みより使用料の収入がふえませんでした。そのため、20年度予算について、補正予算(第3号)におきましても1,000万円の減額補正をいたしたところでございます。
 平成21年度当初予算につきましても、県西総合病院の減収分を考慮たしまして3,581万6,000円といたしたわけでございます。これの理由につきましては、特に県西病院の減の理由といたしましては、上水道で18年の5月ごろから19年6月ごろにかけて漏水が発生いたしまして、かなり流水いたしました。同年8月で修理工事を実施して正常に戻したわけでございますが、つまり19年度の実績が増額であったため20年度で予算を組んだわけでございますが、21年度でもとに戻したような、そういう経過になってございます。
 以上です。
議長(増田 昇君) 26番。
26番(菊池節子君) 消防関係なのですけれども、今救急車が来て、そのところから病院に向かってくれるまでの時間が非常にかかるということで、近くに救急車が来た場合には、そのことのほうが気になって、何分たったら出てくれるのだろうという、近くの人がはかっているくらい、そういう声も聞いているのです。とにかく行く先が決まらないから、そういう状況なのだと思うのですけれども、そういう点では地元の県西病院も救急指定病院になっていましたのですけれども、今は近所の方も運ばれてくる回数が少ないと寂しいというか、静かになったというふうなことを言われておるのですけれども。そういう点で、とにかく一番の解決策は病院がちゃんと受け入れ態勢ができれば最高の状況になるのかと思うのですけれども、そのためにいろいろ今、昨日もテレビなんかで公立病院のことを言っておりましたけれども、やっぱりここが一番の、救急車の頻度もあるのですけれども、近くに運べるという、お医者さんにかかれる病院にするということが私は一番大切なことではないのかというふうに思うのですけれども、町長も苦労はされておるのでしょうけれども、その点。
 それから、公共下水のことについて伺います、もう一度。上水道の平成18年5月で、また19年までそんなに漏水していたのがわからなかったのでしょうか。定期検針というか、そういうのもあって、2カ月に1度は大体はかっておるのではないかというふうに思うのですけれども、漏水も損失ですから、その辺もう一度、18年の5月からと今申されて……500万円もあれですから、大変なことだと思うのですけれども……。
議長(増田 昇君) 告上下水道部長。
上下水道部長(告 清嗣君) 漏水に関しましては、先ほど申し上げましたように、推測で18年の5月ごろからということで、確かにご指摘のように、こちらといたしましても把握できなかったというのが原因でございまして、それについて今後いろいろな方策を考えながら、漏水というものを、特に水道事業の企業会計、健全会計を目指す上では、どうしても漏水をなくして健全なる企業会計に持っていきたいというふうに、無駄のない健全化を強力に進めていくという観点で、そういったことを踏まえながら今後鋭意検討して努力してまいりますので、その件につきましてはまことに申しわけなかったということでご了解いただきたいと思います。
議長(増田 昇君) 26番。
26番(菊池節子君) 市長、目標というか、のところに、市役所の中にも県西総合病院の中にも張ってあるのですけれども、「知恵とやる気と日々即実行」なんていう標語、私行くと見るのですけれども、やっぱりそのようにやっていただきたいというふうに思います。よろしくどうぞ。
議長(増田 昇君) 答弁はいいのですか。
26番(菊池節子君) 市長、今のお題目について答弁ください。
議長(増田 昇君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 水道の漏水問題と絡んで、職員のほうには「日々改善、即実行」というテーマを掲げさせていただきまして、その言葉を実行させておるところでございます。そういう中で、今菊池議員が言われるように、漏水等が多く発見されると。ただ、漏水問題の中でも、特に建物の中に鉄パイプで埋設をしていくということになりますと、鉄は腐食するものですから、どこがどういう形で漏水しているのかなかなか発見がしづらい。また、県西病院の場合には、最上階に貯水タンクがありまして、そこへ持っていって、そこから下に落とすというふうな方法もとっております。建物が老朽化してまいりますと、こういう問題が大変多く出てまいりますし、私も民間の会社を長年やってまいりましたけれども、漏水問題というのは民間の会社でも数多く出ておるわけでございますので、この辺水道課のほうで、漏水を防ぐために今布設がえをさせていただいておりますが、鋭意そういう面で努力をしながら新規のパイプに交換をしていくというような形、また建物についても、やはりコンクリートの中に埋設するのではなくて、すぐに補修ができるような形、工法を今後取り入れていくというようなことでやってまいりたいと、かように考えております。ここ数年、このテーマに取り組んでまいりまして、職員も機動力を発揮しておりますので、今後ともご支援のほどよろしくお願いをして答弁とさせていただきます。
議長(増田 昇君) いいのですか。
 ほかにございませんか。
 18番。
18番(萩原 實君) 18番。多くの議員の方々から一般質問あるいは大綱質疑でも質問があろうと思いますので、私からは簡単に1点ばかり質問させていただきます。
 まず、111ページ、8款1項1目土木総務費、12節の総務費で202万6,000円、市管理道路賠償責任保険あるいは道路のメーターにしては1,515キロメートルという説明がありましたのですが、その次のページで市の管理の調整池賠償保険、それが4万4,545.37平米ということなのですが、他も保険なのかな、これは調整池の8カ所と言っていたのですが、どことどこの場所なのか、あるいは市道1,515キロメートル、市道というのは1,500メーターぐらいしかないのかなとちょっと不審に思ったのですが、その点の説明をちょっとお願いします。
 次に、もう一点。94ページなのですが、3目の農業振興費のうち需用費64万円、この内容の説明をお願いします。
議長(増田 昇君) 大場建設部長。
建設部長(大場敏夫君) 萩原議員さんにお答えします。
 保険料ですか、保険料の問題というふうなことで、市が管理している道路延長1,515キロの賠償責任保険というふうなことでございます。これにつきましては、今ちょっと手元にある道路台帳等の数字なのですけれども、真壁地区が約537キロですか、大和地区が325キロですか、それと岩瀬地区が約653キロというふうなことで1,515ということで把握してございます。
 保険の内容なのですけれども、1人当たりの限度額ですか、これが最高で1億円ですか、対人が1億円。対物が最高額で3,000万円と、そういうことになってございます。
 それと、調整池が8カ所というふうなことで説明したのだけれども、実際その8カ所はどこなのかというふうなご質問かと思います。8カ所につきましては、まず最初が高久の住宅団地ですか、これが1万5,227平方メートル、次が椎尾団地、これは椎尾の住宅ですけれども、県営の住宅地なのですけれども、これが1,404平米ですか、それと南飯田ですか、間中地区、これが5,409平米、それと台山高森になるのですけれども、大和地区大国玉、これは4筆に分かれてございます。大国玉の3977番地ですか、これが1,655平米、それと大国玉の3978番地が1,515平米、同じく高森地区の1172番地が2,900平方メートル、それと高森の1265番地が301平方メートルというふうなことで、台山高森が4筆になっているのですけれども、1団地とみなせると思うのですけれども、一応4筆になっているというふうなことでございます。それと、東矢貝の工業団地、これの951番地が1万6,134平米というふうなことでございます。これは、県の開発公社あるいは水資源公団等により、当時の岩瀬町ですか、真壁町、大和村のほうへ移管された開発行為等によってできた調整池でございます。ちなみに池のほうは、農業用のため池というふうなものは除外されてございます。
 これの保険の内容なのですけれども、対人で限度額が1億円と、対物が3,000万円までというふうなことで、2本建設課のほうでは入っているというふうなことでご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) 山中経済部長。
経済部長(山中政雄君) お答え申し上げます。
 農業振興費の64万円でございますけれども、これにつきましては消耗品的なものとしては会議関係の資料作成とか、そういうものとかパンフレット、それに燃料費につきましては大和の加工所の燃料代です。それから、光熱水費につきましては、加工所絡みの電気料とか、そういうものでございます。一応そういうことでございます。
議長(増田 昇君) 18番。
18番(萩原 實君) 市の調整池には保険が掛けられているのだということですが、それはわかりましたけれども、その保険はどのような保険、会社名というか、どの保険に入っているのか、あるいは今までにそういった事故、事件があったのかどうか、まずそれもお答え願いたいと思います。
 もう一つ、農業振興費については64万円、消耗品が10万2,000円の燃料費が4万4,000円で、光熱水費49万4,000円で64万円になるのですが、話を聞くと、多分これ大和村のころから引きずって、あれはユズを確保してジャムをつくっているのだというような話を聞いているのですが、売り上げはその個人の人が管理していて、経営は市が負担をしているのではないかというような話をお伺いしたものですから、ちょっと質問をさせていただいたのですが、そんなことはないのですか。大和村時代からずっと引きずって、そのまま継続しているのだというような話を聞いているのですけれども。
議長(増田 昇君) 大場建設部長。
建設部長(大場敏夫君) 萩原議員さんにお答えいたします。
 先ほど言いました道路と調整池等の保険会社というふうなことなのですけれども、会社は日新火災海上保険株式会社で、どちらも同じ会社でございます。今までにということなのですけれども、去年たしか1件あったと私記憶しております。金額的には多分10万円ぐらいの額だったと思うのですけれども、去年対象が1件あったというふうなことで記憶しております。ことしは今までのところないのです。
議長(増田 昇君) 山中経済部長。
経済部長(山中政雄君) お答え申し上げます。
 議員が申しているとおりでありまして、大和にあるユズをメーンとする加工施設関係の光熱水費ということでございまして、旧大和村時代からの継続ということには間違いございません。そういうことでございます。
議長(増田 昇君) 18番。
18番(萩原 實君) 道路については、ちなみにそうしたらうちのほうに行くところの道路は市道ですよね。例えば635メートルとか言っていたけれども、旧岩瀬は。大体1,500メートルしか市道というのはないの。延長はもっとあるような気がするのですが。
 それはいいのですが、例えばかつて、何年か前、川那子町長時代に、松田地区の共同墓地のところの道路なのですが、八郷のほうから来るとY路地になるのです。そのY路地の部分が水はけが悪い、水が流れるためにグレーチングがセットされていて、その角、角がカーブになっているものだから、うまくセットできないのです。そのために業者が鉄板でふたをするというか、両サイドやっておったのです。たまたまちょっとしたやつが通って、それは運転も下手だったのかどうかわからないのですが、その鉄板が飛んできたのだと。それで、車がぶっ壊れてしまったというようなクレームをつけられたことがあるのです。役場にもその話をしていろいろ対処したのですが、大きな問題にはならなかったのですが。
 道路は、今車社会だからいろんな問題があります。延長ももっとあるのかなという気もしなくはないのですが、どうなのでしょう、そんなところ通って。我々が行く道路も市道だろうし、うちの前の学校の前を通っているのも市の道路かなと思ったりするのですが、その点ちょっと不審な点かなと思うのですけれども。
 もう一つは、農業振興費のうちの大和村のころから引きずってきているということなのですが、本来ならば個人で確保している工場だと思うのです。それが何で市で、個人でやっている産業だとか工場なのだから、全部その人が管理するべきだなと思うのだけれども、なぜ市でこういう、64万円も出してやっているのかなとちょっと不審に思うのですが。
 以上、答弁、簡単にでもいいですが。
議長(増田 昇君) 大場建設部長。
建設部長(大場敏夫君) お答えいたします。
 最初の1点目の件なのですけれども、実際の総延長が1,515ですか、ちょっと少ないのではないかというふうなご質問かと思うのですけれども、道路でも供用開始されていないというのですか、要するに部分改修みたいなような部分というか、ありますよね。そういうのは全部、供用開始されていない部分については、一応これからは除外されてございます。そういうことでご理解いただきたいと思います。
 それと、ちなみに等級路線なのですけれども、全部で6,403路線というふうなことでうちのほうは把握してございます。1級市道が43路線ですか、2級市道が38路線、それとその他の市道というやつですか、それが6,322路線ということで、全部で一応網図というかあるのですけれども、この手持ちの資料では6,403路線というふうなことでご理解いただきたいと思います。
          〔何事かの声あり〕
建設部長(大場敏夫君) ええ、1,515キロメートルというふうなことです、それは。1,515キロで、内訳としまして岩瀬が653キロメートル、大和が325キロメートル、真壁が537キロメートルで、全部トータルしまして都合1,515キロメートルというふうなことです。先ほどの6,403というのが一応路線数です、桜川市全部の。大和、真壁……
          〔「延長……」の声あり〕
建設部長(大場敏夫君) これは実延長です、先ほどの。
          〔「6キロぐらいあるっていうことですね」かの声あり〕
建設部長(大場敏夫君) いやいや、6,400というのは路線数です。1級市道と2級市道とその他の市道ということで。廃道申請に出しますね、整理番号のわきに「6」と「8」というのがあるのですけれども、6というのが要するに1級市道で、7というのが2級市道、Gというのがその他の市道ということで、町村なんかもそういうあれなのですけれども、ですからうちのほうでつかんでいる数字は6,403路線というのが路線数なのです。そういうことでご理解いただきたいと思います。
議長(増田 昇君) 山中経済部長。
経済部長(山中政雄君) お答え申し上げます。
 個人的な問題だから市で補助しなくてもというようなご意見だと思いますけれども、我々としては農業振興の施策の一つというような観点からとらえまして、農産物の加工をして、それをPRしながら特産品の一つとして販売していくというようなことで、先ほど申し上げましたように、農業に関する施策の振興というようなことの大きい意味の観点からとらえて今まで補助してきてというような経過がありますし、21年度につきましても、そういうことで予算を計上させていただいたというような経過がございます。
 ただし、昨年度につきましても、その団体の方、代表者とそのほか3人、合計4人の方をお呼びしまして、いつまでも全面的に補助しているような状況下にはないので、一日も早く独立といいますか、してほしいと。今でも100%は補助していませんけれども、維持管理の部分については自分たちで負担している部分も当然あるわけでございますけれども、例えば細かいことを言えば備品の冷蔵庫とか、そういう部分については自分たちで持ち込んでいる分もありますけれども、一日も早く全面的に自分たちで運営できるようにというようなことで促した経過はございます。議員のご指摘のようなお話も十分今後の対応の一つとして考えていきたいと思いますので、ご理解願いたいと思います。
議長(増田 昇君) ここで暫時休憩いたします。
18番(萩原 實君) 何、もう……
議長(増田 昇君) もう3回でしょう。
18番(萩原 實君) 終わり。
議長(増田 昇君) こっちは数えてやっていますから。
18番(萩原 實君) はい。
議長(増田 昇君) ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前11時03分)

          再 開  (午前11時21分)
議長(増田 昇君) 再開いたします。
 ほかに質疑ございませんか。
 25番。
25番(林 悦子君) 3点ご質問いたします。
 1点目は、117ページの8款2目公園費、中身については建設委員会のほうでやってもらうと思うのですが、関連してお尋ねしたいのですが、現在公園の中でも真壁中央公園について、都市計画変更に基づく区域変更中の手順を今踏んでいるところだと思うのですが、今度公聴会が開かれるのですけれども、私の記憶違いでなければ、たしか4月の平日の午前10時からだったと思うのですが、真壁地区の方々の何人かから私のところへ問い合わせがありますのですが、平日の10時に来られる人というのは、一体役所はどういう人を想定しているのかお尋ねをいたします。
 それから、口述書を出しても、要するに仕事とか、そういうことで出席できないケースもあるかと思うのですが、そういう人についてはどのように対応するお考えなのかお尋ねをいたします。
 2点目は、141ページの10款ですか、の幼稚園費、13節の委託料についてなのですが、いろいろ通学通園用のバスというのが何ケースかあると思うのですけれども、その中でも例えば真壁幼稚園と、それから大和幼稚園のバス運行に係る経費というのを次長のほうでざっと積算したのを見せてもらったのですけれども、真壁幼稚園は園児数197人で、バス3台は市の所有なのですよね。ですから、市の所有だということを割り引いて考えなくてはならないのですけれども、443万円ぐらいです。1人職員を抱えて、あと2人は運転業務のみ委託と。大和幼稚園の場合は、園児数114人で1,704万円の計上なのです。積算根拠を見てみますと、バスに係る経費を907万円ぐらいに見ているのです、職員、運転手2人で。それで、もう何年そのバスを使っているのかわからないのですが、私がもし民間だったら、減価償却も何年かたてば終わるわけです。うっかりすると毎年新車のバスを買っても事足りるようなことになりかねないのではないかと思うのです。
 これは、今ここで結論を出すというよりも、教育委員会ではなくて、文教委員会のほうでこの後子細についてよく検討してもらって、ちなみに給食の配送が890万円、中学校の通学に、これは何名の生徒を連れて行っているのかわかりませんが、1,400万円なのです。それと比較してみましても、114人を441円の7掛けで、1日60キロ、つまり15キロ行って15キロ帰ってくる、また15キロ行って15キロ帰ってくるという朝晩の計算のようですが、バスのほうはまるっきり20日運行で12カ月借り切っているような状態の積算をしていまして、人件費は1人大体300万円弱で運転手2名という人件費なのです。私なんか見ると、人件費見ただけでも、朝幼稚園を運んでいった人が、その後10時から3時ごろまで給食の運転手をやって、その後また幼稚園に行って幼稚園バスを運転するなんていうことだって十分可能なのではないかなと、こう思ったりもするわけなのです。どう考えてもこの積算ではなかなか、幾らでも圧縮する余地があるし、これだったらば中古のバスを2台買ってしまったほうが早いのではないかと思ったりもするのです。
 ですから、その辺のところを今後検討していってもらいたいというふうに、本年度既に1,700万円で上がっているのですけれども、これからでも、まだ執行はこれからですから、きちんと交渉するのかどうか、その方針だけをお尋ねしまして、あとは文教委員会のほうできちんと説明して、文教委員長、4番議員、よろしくお願いします。そういうことで、文教委員会に子細についてはお任せをいたします。それが2点目。
 3点目は、154ページ、10款19節、町並み修景に係る建築士会補助金というのがここで出ているのですけれども、通常都市計画か何かで出るのかなと思っている項目なものですから、ここで出るのには何か具体的なことが想定されているのかなということで、その内容についてお尋ねをいたします。
 あと、10款14節の多目的複合施設につきましては、一般質問でもありましたが、今度ここで土地借上料というのが出てきているのです、380万円くらいですか。市の方針としては借りないということは、10番議員の一般質問等にもそれが原則だということで話をしていましたけれども、万やむを得ずということなのでしょうが、これをこの間の説明では、私の代では売りたくないと地権者の方がおっしゃっているというふうに教育委員会の答弁で話していましたが、全協というか4常任委員会のときに聞いたときには、既に1筆が大きいので、その1筆に傷をつけたくないということで、売らないで貸したいというふうに言っているというふうにして、答弁が「くるくる」とまでは言いませんが、「くる」ぐらいは変わるのです。ですから、なぜそういうことになったのかということについてお尋ねをいたします。
 それと、その一体となっている土地は3月に買うということですが、3月のどのくらい、もう3月の半ばですから、どのくらいをめどに決着がつくのかということ。
 それから、その後、一般質問をした後、1週間たちますが、内部協議等でどのようなお話し向きになっているのか。
 それから、4点目といたしまして、税務署と協議中ということですが、私はこういう事業は事前協議を経て行われると思いますから、現在もなおかつ協議中なんていうことはあり得ないし、それから次長は、その経歴から見ても、こういうケースはどうであるかということは、もうどの職員よりも熟知しているくらい能力のある次長だと思うのですが、これはどの税務署と、国税とでもやっているのでしょうかどうか、その辺も含めてちょっとつまびらかにしていただきたいと思います。
 それからもう一点、ちなみに岩瀬駅前のときも用地買収があったと思いますが、あれは都市計画決定ですから5,000万円の控除があったと思います。5,000万円を土地だけで超えるケースがあったのかどうか。あった場合、その超えたものはどのように処理をしたのかお尋ねをいたします。
 以上です。時間がないので、もしすぐわからないというときには、休憩で対応してもらえるように議長よろしくお願いいたします。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) 最初に、幼稚園の送迎の関係の費用が、真壁幼稚園と大和幼稚園の内容につきましては、真壁幼稚園につきましてはバスを市が3台所有しておりまして、1台は……
25番(林 悦子君) 次長、子細は文教委員会で、これは資料ももらっているしと言ったので、今後圧縮する方向で協議するかどうかのその方針を聞いたわけです、この幼稚園について。
教育次長(古橋 忠君) 文教委員会で説明をしまして、検討はしていただきたいと思います。
 それから、多目的複合施設の中で、最初に言われました19節の負担金及び交付金ということで、町並み景観修景にかかわる建築士会補助金をここにということですが、前年度の補正予算等でも若干景観形成計画なども多目的の中に含ませていただきまして、国の事業が1本なものですから、若干都市整備課が担ってくれる部門と生涯学習課が施行していく部分と、予算上は同じ科目になっておりますが、分担をしてやっているところであります。この内容につきましては、現在建築士会真壁支部等がブロック塀を板塀にするような事業を景観形成のためにやっていただいています。そこで、スムーズに、円滑にできるように補助金を助成するような形で考えています。
 それから……
25番(林 悦子君) 答えが違うのだ。何か具体的に多目的施設関係で使う予定があるのかということを聞いているのです。
教育次長(古橋 忠君) ですから、前年度も同じだったと思いますが、20年度は景観形成総合支援事業の中で、郵便局を含めた形でいろんな整備の予算もいただいたのですが、今回も同じように、国の出が一つということで、中身の分担はしていくのですが、そういうことで多目的複合施設のほうに、前年度も同じようだったのですが、含めて計上してあるということでございます。
 それから、借地については、先日の答弁でもしましたが、最初から方針としては用地の提供、譲渡をお願いしてきた経緯なのですが、文言的に言いますと、以前の4常任委員会では傷をつけたくない、また今回は同じように自分の代では売らない、同じようなことかと私ども認識しております。そういうことで借地については了承をしていただけるような方向で今進んでおります。
 それと、売買等のことで、3月末をめどに買収を予定しております。県の承認等も含めてやっております。また、協議先は水戸税務署で行っております。
議長(増田 昇君) 大場建設部長。
建設部長(大場敏夫君) 林議員さんにお答えいたします。
 今岩瀬駅前の土地の買収関係のということなのですけれども、今ちょっと資料を見ていたのですけれども、手持ちにございませんので、後日報告させていただきたいと思います。
議長(増田 昇君) 25番。
25番(林 悦子君) 議長、いいですか、時間をとめてもらいたいのだけれども。答弁漏れがあるのです。
 平日の午前中に来られる人ってどういう人かとか聞いているのだけれども、それが答えられないで、違うことについて答えられて、これ11分、10分と過ぎていって、時間切れというのであれば、何のために質問しているのかわからないのです。私は、平日の10時に公聴会を開くなんて全く非常識だと思っているのです。だけれども、やるのには、一体どういう人が来ると思ってこの期日設定をしたのかと思って聞くの。お医者さんだったらば休診にして来いというのかと、そう言っています。だから、口述書を出しても、結局公聴会に行けないのでは意味がないだろうと。だから、どうしたらいいのだろうと。結局聞く気があるのかないのかということにもなりかねないし、ますます不審、不安が増幅するから、もう聞くものはちゃんと聞けと思うのです。
 そういう答弁ももらわないのにどんどん、どんどん、10分、ほれ8分、7分と。それで私の時間がなくなるというのは、私のせいではないと思うのです。
議長(増田 昇君) 部長に申し上げます。
 部長は質問のとおり簡潔にお願いします。
25番(林 悦子君) 質問内容を反復されてからしゃべられたのでは、その分時間がなくなってしまうのです。だから、25分をある程度余裕を持ってください、9分が8分になるけれども。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
25番(林 悦子君) 私の時間よりも食っている時間のほうが多いのだから。こっちだって、細かいことは各委員会にゆだねると質問しているのだから。とても20分でなんかできないもの、委員会のやることもなくなってしまうし。
 ほら、どんどん時間が過ぎているの。これ私の時間なの。
議長(増田 昇君) 次長、答弁どうなのですか。
          〔何事かの声あり〕
25番(林 悦子君) 私は、教育長に答えてもらいたいと思う。何で公聴会を平日の10時ごろやって、この間から見たって、とてもとてもみんな書く気満々だって、結局休んで来いということかって。それなら、それは夜だって、土日だってあったではないの。言いに行ったら、もう決まったことですから、変更不能ですと言われたと、それも言っていました。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) 都市計画の手続上で公園計画の変更をするときには、説明会、また……
25番(林 悦子君) それはわかっている。
教育次長(古橋 忠君) 次の段階として公聴会で意見をいただくということで、都市整備課、建設部等も含めて、この日にちを設定しております。
 参加者の想定につきましては……
25番(林 悦子君) 違うの。とめて。
 次長、どういう人が来られると思っているかということを私は聞いているの。
議長(増田 昇君) 暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前11時36分)

          再 開  (午前11時44分)
議長(増田 昇君) 再開いたします。
 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) 日にちを先に申しますと、平成21年3月2日に市の広報紙と一緒に、今回の真壁中央公園の変更に係る公聴会の開催についてということで各戸配布をさせていただいております。まず、都市計画の案の内容は、真壁中央公園の変更ということです。
25番(林 悦子君) 違う。
教育次長(古橋 忠君) それで、閲覧場所、21年……
25番(林 悦子君) そんなこと聞いていない。7分しかないのだから、時間切れになるのを待たないで。
教育次長(古橋 忠君) これは、公聴会は4月3日午前10時ということで、広く市民の、いろんな形で意見のある方を想定しておりまして、特定の人を想定したことはございません。
25番(林 悦子君) そんこと言っていない、だれも。口述書を出しても出席できない人はどうするの。
議長(増田 昇君) 25番。
25番(林 悦子君) いいです。私、市政の問題だから話ししますけれども、広く市民の意見を求めるというのは、これは当たり前のことでしょう。だれも特定の人を呼んでくれなんて言っていない。だけれども、広く市民を金曜日の午前10時に集めようと思って、どの程度広く市民が集まれるのだということを聞いているわけ。特定の人だったら、むしろその人らに何人か聞いて、ではおおむねいい時間だったら、朝だって夜だって集まれるでしょう。だけれども、広く市民と言えば、みんなが仕事を終わって帰ってきたとか、あとは休みの日とか、そういうふうな思いやりの気持ちがそもそも欠けているから、この多目的のことについてはくずくず、くずくずやっているのだと私は思います。
 やればいいというか、形式主義で、それで後から、市民の意見を聞きましたと、こう言うのでしょう。でも、そういうものをやっていたらば……結局私は市政の問題に尽きると思う。だから、教育長に聞き、市長に聞いているので、確かに「みんなの意見を聞いていたらまとまんねえ」とか、そんなようなことをよく口走るのを聞きますけれども、成田の滑走路を敷く話をやっているのではないのだ。1人、2人ごねていたら、成田の滑走路敷けない話やっているのではなくて、たとえ山奥の一軒家だって、本当に困っている人がいれば、やっぱりそこまで駆けていって聞いてやるというのも、私はこれはトップに立つ人の重要な気質だと思う。私は、市長がそういう人だと思っているからこそあきらめないで、こうやって何回も聞いているわけで、そんな一人、二人構っていたのでは先に進まないとか、あるいは一々やってここで示しがきかないとか、そんなことは万に一つも言わない人だと思っています。
 これは市政の問題なの。それで、公聴会に出られないという人のために、別途やってくれても何でも構わないのだけれども、結局また私が口述書を書いて、私が出ていかないとならないようなことになるのも嫌だし、議員だから、ある程度たしなみは自分でも持ちたいと思っているのです。だけれども、この日程では意見を言いたくても、きょう日、仕事を休んでまで公聴会に来られたり、あるいは医者を休診してまで公聴会に……
 この間言われたでしょう、大塚先生のところにあった真壁小学校の門、いかにも奥のほうにしまうのならば返してくれてもいいと。返していただきたいと言ったときには、東だの西だの、もっと通り沿いのところにメーンとして置きたいと言ってもらい受けたのでしょう。ところが、場所を見たらば、奥の奥もいいところの奥で、これでは要らないと思うような場所ではないの。だったら、返してくれてもいいと。そういう意見を言いたくても、行けないそうです、休診にしてまでは。今ちょっと個人の名前が出ましたが。
 それから、議長、ちょっと2分ぐらいおまけしてください。
 特定の人のためにやれなんて私は言っていないよね。特定の人ではなくて、広く行けないと言っているのに、特定の人を想定していませんなんて、私答弁もらわなくてはならないようなこと聞いていないと思うのです。それは、あなた方の私に対する誤解ではないですか。
 あと、ブロック塀は見芽通りのほうをやるのかと。そういう具体的な答弁が聞きたいのです、そういう話も聞くから。
 それから、その後内部協議でどうなったかというのを最後に市長からもらいましょう。3月のよくよく最後の最後になってやるそうですから、契約を。それが落ちるのが21年度の今の申告になってみなくてはわからないなんていう話は、私はないと思う、これは。だから、5,000万円を超えるケースで岩瀬駅前ではどう処置したのかということを聞いたのです。
 運行バスについては、文教委員会のほうでみっちりやってもらいたいし、それからもう一つ、今の土地の取得のケースについても、これも文教委員長よろしくお願いします、大事なことですから。場合によっては文教委員長報告のときに質問する場合もありますから、ひとつよろしく。私の時間なくなってしまったのだから、お願いします。
 最後に、その後、一般質問後、この土地の取得の経緯については、どのように内部でお話し、今後どういう方針でこの問題に対応していくのか、市長からの答弁をお伺いします。お願いします。
議長(増田 昇君) 石川教育長。
教育長(石川 稔君) 土地の取得につきましては、内部で一応話はしております。議会に入る前に県との協議を進めてまいっておりますし、質問をいただいたときには水戸税務署とも協議をして進めております。今のところ3月末に買収を予定をいたしております。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) 中田市長。
市長(中田 裕君) ただいま教育長が説明したとおりでございます。ただ、一般質問の内で林議員が、脱法性がないように慎重にというご指摘をいただきましたので、その旨は教育長のほうにしっかり伝えておりますので、対応してまいりたいと。ただし、土地を譲っていただけるという公共の精神にのっとった地権者を私は大切にしてまいりたいと。やはりこういう公共の場を提供してくださる地権者というのは、私にとっては大切な方でございますので、そういう方の趣旨に沿っても、やはりしっかりと対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(増田 昇君) 25番。
25番(林 悦子君) これで質問なしなので、質問は終わりですよね、もうね。
 県との協議って、県の何課なのか後で教えてください。脱法性がないようにって、脱法性の可能性が高いから、私は一般質問までして言ったわけで、水戸税務署とも協議している、県との協議もしているということになれば、県にも聞きに行くし、国税にも聞きに行くし、そういうことになるではないですか。だけれども、地権者をないがしろにしないようにと、それは私も同じなのです。地権者のことを考えるからこそ、払うべきものは気持ちよく払ってもらって、そしてやっている行為に何か汚点のつかないような形にして差し上げなくてはならないのではないかということを言っているの。そういう意味ではひいきの引き倒しになるのではないかということを言っているのですから、今後とも、これは議会中にその旨もう一回やってくれるのですか。
 私は、税金の問題だから、大変重要だと思います。今私も確定申告してきたけれども、本当にみんな夢中で医療費書いて、それでだれのから引き落とししたらば得なのか、父ちゃんがいいのか自分がいいのか、そういうことを考えながらみんなやっているのです、5,000円でも1万円でも節税ができるように。でも、これは節税ではない。だったら、市民に対して、納税者に対して公平公正を期する、そういうことをうやむやにしないようによろしくお願いをいたします。議会中にもう一回報告をください。
議長(増田 昇君) ここで一暫時休憩いたします。
 暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前11時54分)

          再 開  (午後 1時20分)
議長(増田 昇君) 再開します。
 先ほどの林議員の岩瀬のあれの答弁漏れを建設部長より答弁させます。
 大場建設部長。
建設部長(大場敏夫君) 林議員さんにお答えいたします。
 岩瀬駅前のまちづくり関係の整備事業で、土地の売買者というのですか、件数というか、何名かというふうなことでございますけれども、33名おられます。租税特別というふうなことで5,000万円の控除を税務署のほうからいただいてございます。5,000万円を超えた者は10名ほどおられまして、5,000万円を超えたものについては税金ですか、要するに所得税が15%、これは国税分です。それと、5%ですか、市県民税ですか、これは地方税というか住民税。ですから、5,000万円を超えたものについては20%の税金をいただいたというふうなことでございます。
 以上です。
議長(増田 昇君) ほかにございますか。
 8番。
8番(増田 豊君) 2点ほど。1点は、お願いみたいな話なのですが。
 117ページ、19節の地域活性化循環バス運行補助金ということなのですけれども、実はこのような内容について、今議会の総務委員会で、こういうことをやったらいいのではないかというような提案をしたかったのですが、具体的にひな祭りに関して試験的にバスを運行するというような案が出てきたことについて大変うれしく思っております。なぜかといったらば、おひな様をやっている場所に私のうちもあるのですが、ことし来たお客さんの中で笠間の方、男子2名、岩瀬からのバスがないので、大和駅から歩いて2時間をかけて来ましたという方がいました。帰りも手段がないので、やはり歩いて帰るというふうなこともありましたし、あるいは70代のおばちゃんが、来るときバスがないので、1人でタクシーに乗って岩瀬から来ましたと。「帰るのにも料金を考えると困っちゃうのよね」というふうな話をうちの中でしていたところ、一緒に店にいた別のお客さんが、方向が同じだから私たちが乗せていってあげるというような、そういう事例を感じていましたので、やはりこのような企画というものは必要ではないかというようなことを考えておるところでのこの案だったものですから、うれしいというふうに思います。
 ただ、こういう内容をしていく場合に、なぜそういうふうなことを言うかといったらば、それと総務委員会で提案しようと思ったかというと、デマンドタクシーということについては、私たちの真壁地区からすると、急行バス廃止に伴う公共交通機関を第一義的な目的として始めました、その中でデマンドタクシーを採用しますというふうなことで言ったと思うのですが、そのことから考えれば、公共交通機関というものは市内の方だけが利用するのが公共交通機関ではない。よそから来る人の利用を当然、利便性を考えたのが公共交通機関であるというふうなことも考えなければならないということから考えれば、今回の試験的にやっても結構なのですが、中身をよく常任委員会等で審議していただいて、有効的な運行をしていただきたいと思います。
 そして、その分析あるいは将来に向かっての状況というものを考えた場合には、重伝建地区になっていった場合には、よそから来る方もふえるということは当然予想できますので、将来を見据えた手法というものまで考えていただければよろしいかなと思うものですから、経済部長のほうの担当で、多分商工観光課あたりから上がってきた話かと思うのですが、その内容についてよく研究していただきたいというふうに思います。
 それと、総務委員会で私が提案するならば、当然提案した以上自分の仕事として、自分も勉強、あっちも勉強というふうなことでやらなければならないのでしょうけれども、たまたま経済部でこういうふうなことを企画したということを考えてみた場合に、そっちのほうに口を出すのは越権行為ですから、今後一切口を挟みませんので、よろしくお願いしたいと思います。その結果ができ上がったらば、総務委員会に預けていただいても結構です。一応そういうふうなことで思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。それが1点目のお願いというふうなことで発言をさせていただきました。
 そしてあと一つ、これは市長にちょっとお尋ねしたいのですが、多目的のことについて、今年度いっぱいで実施設計が完了というふうなことになっていると思うのですが、よく市長が答弁の中で、50年、100年先にも住民の方に喜ばれるような建物という言葉を言っていると思うのですが、その言葉そのものは、多分この議場の中で一番最初に言ったのは私だと思うのですが、たぐっても結構ですけれども、その言葉というものは今回の実施設計の内容について、100年先までももつような建て方として理解してよしいのでしょうか、それが質問です。よろしくお願いします。
議長(増田 昇君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 多目的ホールの実施設計につきましては、多くの市民の皆さん方のご意見等を尊重しながら、どういう形で建物を建てていったらいいかというふうな議論もさせていただきましたし、設計をするに当たっても、50年後あるいは100年後、本当にあのときに議会と協力し合って建ててよかったなと言われる建物をぜひつくっていただきたいというふうに今お願いをしておりますので、私は自信を持ってそのような建物にしてまいりたいと、かように考えております。
議長(増田 昇君) 8番。
8番(増田 豊君) では、100年先も、正常に、天災もなくメンテナンスもしっかりやっていくならば100はもつでしょうというふうな、しかも喜ばれるでしょうというふうな建物になるというふうなことで理解しましたけれども、そうは言っても、建築士関係で、もつのは50年と言っている人がいるのです。それから、よその自治体の職員の方の話ですけれども、行政で建てるものはおおよそ四、五十年が目安の建物だというふうなことを聞いているものですから、市長がそこまで自信を持って言われるということについては結構ですけれども、そうなるような設計として、こっちは出てくるのを待っているというふうなことでよろしくお願いします。
議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
 2番。
2番(勝田道雄君) 私は2つの件に関しまして確認のため質問させていただきます。
 1つ目は、94ページの2目農業総務費、19節負担金補助及び交付金、桜川北部ふるさとづくり協議会助成金700万円とあるが、その内容をお伺いいたします。
 2つ目は、116ページの1目都市計画総務費、13節の委託料、都市計画調査業務委託料500万円とありますが、これは長方工業専用地域の用途見直しと説明をいただいたわけでありますが、これは昨年も同額の予算を計上されておりましたが、そういう内容でありましたが、また今年度21年度の予算内示会資料の事業内容を見ますと、全く昨年と同じように思われますが、この点についてお伺いいたしたいと思います。
議長(増田 昇君) 山中経済部長。
経済部長(山中政雄君) 勝田議員にお答えいたします。
 この事業につきましては、そもそも基礎となる事業がありまして、国の事業でありまして、「農山漁村」と書いて「ふるさと」と読ませるのですけれども、農山漁村地域力発掘支援モデル事業というのがまず基本になります。それに対して、その事業は、冊子をたまたま持ってきていますので、その辺ちょっと読ませてもらいますけれども、「近年の農山漁村」、ふるさとですね、「過疎化とか高齢化等により伝統文化、農村の持つ多面的な機能が失われつつある。そのために地域資源の活用や、これらの資源を活用し、安らぎや地域経済の活性化、さらには都市とふるさとの交流を図り、持続的な活力あるふるさとの実現を図る」というような目的のもとに国の補助事業としてあるわけでございますけれども、この事業につきましては、あくまで事業主体が、申請から実施、活動から補助金の受け入れから申請まで、全部地元が自主的に立ち上げて行うというような事業でありまして、当初、20年度が、ソフト事業で立案とか、そういうことに対しまして100万円の補助、そのほかにハード的な事業で200万円を5年間補助しますよというような事業です。補助期間としては20年から24年までで5年間ということなのです。
 地元の協議会を立ち上げたのは22名の方で立ち上げまして、4ヘクタール、4町歩の農地に対して、具体的にお話ししますと、シバザクラを植栽したり貸し農園の部分をつくったり、体験農場ということでソバとか菜の花とかを植えたりして、景観をたもったり、集客をして、そこの中で直売所等も将来的にはつくって、収益を上げながら、都市と農村の交流といいますか、そういうものを行っていくというような事業でありまして、あくまで事業主体はその協議会、地元といいますか、市ではないということ。それに対して市としても、当然ながらそういうことで集客的なこととか、そういうことを見込める、私がいつも言っているように、やる気と活力のある農業者、農業団体にはどんどん支援していくべきだというような考えのもとに補助金をつけて、地元が主体でございますけれども、それに市が後援するというか支援するというか、そういう形で行うための補助金でございます。
 以上です。
議長(増田 昇君) 大場建設部長。
建設部長(大場敏夫君) 勝田議員さんにお答えいたします。
 都市計画調査業務委託料というふうなことで500万円ほど計上させていただいております。これは、都市計画のマスタープランについて、平成21年度から22年度の2カ年継続事業として考えております。作業の内訳といたしましては、平成21年度には桜川市の今後のあり方というテーマを設定し、都市計画審議会等の有識者との懇談や、都市計画に関する現状把握等を行い、都市計画の全般的な方針を作成し、平成22年度には市民との懇談会の組織など市民対応を実施し、都市づくりの地区別方針を作成するスケジュールを想定しております。
 特に想定されます21年度の詳細な作業内容につきましては、人口フレームの設定、都市計画上の課題の整理、都市の特性の把握、桜川市の都市像の設定、都市計画に関連する自然や景観、安全、産業、環境等の各分野に各分野に関する方針の検討、財政状況を勘案した今後の都市整備の方向性の打ち出しなどを行い、都市づくりに関する基本フレームを整備する予定です。なお、22年度につきましては、地区別将来像の設定、全体方針と地区別方針の整合、地区ごとに市民の合意形成、都市計画マスタープラン策定にかかわる関係機関との合意形成などを進めたいと考えております。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) 2番。
2番(勝田道雄君) ただいま経済部長からの説明によりますと、地域経済の発展並びに地元の自主的な、景観に基づいてということでありましたが、前回の一般質問の中でも質問させていただいたわけでありますけれども、桜川市におきまして耕作放棄地128ヘクタールという面積がある中で、今回の事業は、それぞれに地域的な環境によって異なる面々あろうかと思いますが、そのほかにもまだ桜川市の中には、放棄地の中で、恵まれた環境はありながらも後継者の問題あるいは土壌の問題等々いろいろあろうかと思いますけれども、そういった放棄地の利活用的なものも考えていかなくてはならぬかなと強く思っている一人でありますが、そういった点でその事業も組み入れられるかどうか、そこら辺部長にお聞きしたいと思います。
 また、大場建設部長の説明でありますけれども、これは新事業の都市計画マスタープランというこでありますから、ましてやこういう財政状況の中、厳しい状況の中、500万円というのは大金でありますから、新事業ということでありますので、この新事業という項目をあえて書かなくてはいかぬのではなかろうかなと思っておるのですけれども、今後そういう点は重々気をつけて項目に載せていただければなと思っています。
 21年、22年度の2カ年計画ということで500万円のマスタープランということでありますが、2カ年計画の中で、500万円の予算の中でマスタープランができるかと思いますが、近隣の筑西市においても桜川市の倍以上の面積、事業等々あるにもかかわらず、1,000万円以内という中の事業計画のマスタープランということをお聞きしておりますので、財政厳しい状況の中でありますので、2カ年の中で500万円でおさまるように、すばらしい内容のものをつくっていただければなと、かように要望いたします。
 それでは、経済部長の答弁をお願いします。
議長(増田 昇君) 山中経済部長。
経済部長(山中政雄君) 今議員が申されているように、確かに桜川市においても耕作放棄地の問題は、大変難しい問題というか、これから一つ一つ対応していかなければならないというように認識しているわけでございますけれども、そういう中で今回立ち上げたところが、あえて耕作放棄地とは申しませんけれども、かなりの傾斜地的な様相がありまして、そういう状況の中でも地元の方が本気になって何とかしたい、やりたい、頑張ろうというような意気込みといいますか、そういうことを全面的に出してくれて、やっていこうとする意思、意欲があれば、今回の場所等に限らず、今農林業については、特に補助金的なものも、国からもいろんな名目といいますか、名前で出てきておりますので、そういう部分で一般的に耕作放棄地、荒れ地と言われているところも、利活用の方法によっては再生できるというか、再生しなければならないというように考えております。
 そういうことがひいては、今回の場所ではありませんけれども、集客して農産物の直売的なものもできるし、活性化することもできるというように考えております。ですので、別にここのところにこだわらなくて、議員が今お話ししたように、それなりの面積があるわけですから、それに対して一つ一つ、全部が全部というわけにはいきませんけれども、あくまで事業主体、具体的に言えば農家の方、土地所有者の方、その方たちが、個人ではなかなか難しい問題ですけれども、みんなで協力して何とかしたいと、頑張りたいと、このままでは農業の足を引っ張っているだけになってしまうよというような自覚、それが一番基本だと私は考えております。そういう自覚があって何とかしたいということであれば、いろんな方法で、国、県とのパイプを使いながら補助事業を持ってきて、それを実行していって、そういうことに対して我々も支援していくのが責務だし、当然のことだと思っていますし、私もあとちょっとでございますので、何とか最後に皆さんと共同で頑張って、その礎とか、そういうもので頑張りたいと思っております。
 以上です。
議長(増田 昇君) 2番。
2番(勝田道雄君) 最後の残りに近い職立場を目いっぱい頑張って、部長、立派なものをつくっていただきたいと思っておりますけれども、今部長の話の中にもありましたように、いかに農業経営者が生き残っていくかということは非常に悩みの状況であろうと思いますが、まさしくこの間の質問の中でも話をさせていただいたわけですが、農業は人の命を支える農業でもあるし、また農業は国の礎でもある。なおかつ桜川市の基幹産業、大事なものでありますから、地域の思いを十二分に酌んで、桜川市のPRあるいは放棄地の再生利用になっていくために、立派なものをつくっていけるような形をぜひご尽力をいただけることを要望して終わりにいたします。
議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
 4番。
4番(小高友徳君) 50ページなのですが、15目防犯対策費、本年度予算887万3,000円、前年度予算がゼロなので、違うところからの新たな目設定なのか、この辺の経緯。
 それと、その中で15節工事請負費で200万円。説明の中で防犯灯を倍にしたという説明がありましたが、実際何基を予定しているのか、ちなみに予定箇所はあるのかどうかをお聞きします。
 次に、243ページなのですが、流域下水道維持管理費負担金9,084万7,000円の推移についてお伺いいたします。また、この負担金の算出方法もちょっと詳しく説明を願います。
 以上、2点、お願いします。
議長(増田 昇君) 永瀬市民生活部長。
市民生活部長(永瀬 昇君) お答えいたします。
 ご質問の15目防犯対策費でございますが、20年度までは自治振興費という中に入っておりました。自治振興費の中には、区長会の経費とこの防犯の経費が合算して入っていたわけなのでございますが、21年度からこれを別ということで、新しく目をつくっていただきました。議員ご指摘のように、前年度ゼロということは、自治振興費の中に入っていたということでございます。
 15節の工事請負費200万円でございますけれども、前年度では100万円、その前も100万円ということで、100万円の中で年次計画で整備していこうという方針でありましたが、この予算編成を要求する前に、全区長に要望を出していただきました。その結果、桜川市全域で、つけてほしいという場所が85カ所。これを100万円で設置することは非常に難しいということで、担当のほうが財政と詰めまして、やはり子供の安心、安全のためには年次ではなく21年度で、できれば申請があった、もう一回精査はいたしますけれども、85基はすべてつけて防犯対策については万全を期していこうということで倍の200万円を計上させていただいたわけでございます。あと、既に設置済みの防犯灯もございますので、今後まだまだ危険箇所が出た場合には、地域が管理する防犯灯と市が管理する防犯灯、これを色分けいたしまして、市のほうで設置された場合には電気料をご負担願って、そのうちの1,000円を1基につき支払うという形で進めてまいりたいと思っております。本年度では342万円、ですから3,420基の補助金を計上させていただいております。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) 告上下水道部長。
上下水道部長(告 清嗣君) 今回流域下水道維持管理費の負担金9,084万7,000円を上げさせていただきました。これは、年々県の維持管理費が増加していくため、今回増の理由になってございます。ご案内のとおり、流域下水道につきましては、小貝川東部流域下水道事業負担、これが約53億円、これはかかるということで、当初平成8年から平成27年、事業計画年度ということで推移してきてございますけれども、到底これでは終わりませんので、これからとりあえず中期ということで平成37年度まで今後進めていかなければならないということでございます。
 現在流域に関して、これは県のほうへ負担するものでございますので、内容等については県のほうからの指示に基づいて予算を上げるわけでございますけれども、これはあくまでも小貝川東部流域下水道の建設負担、それから単独事業というふうに分けられてございまして、国庫補助金2分の1、県4分の1、市町村4分の1、県、市町村につきましては全部起債で行われると。それから、単独事業につきましては、2分の1、2分の1で、県が2分の1、市町村2分の1のこれも全額起債で今後進めていくということでございます。
 当然桜川市におきましてもこの計画を見直さなければならない時期に来ておりまして、平成24年度で30%の縮減ということで、今県のほうで了解済みということで進んでいるわけなのでございますけれども、とりあえず議員さんもご理解しているかと思いますけれども、膨大な費用と、それから長い期間をかけて推進していかなければならない流域事業でございますので、今後進めていく上で相当財政課との対応、健全な財政運営ということで頑張っていかなければなりませんけれども、特に今岩瀬―明野線の管渠の整備が進められておりまして、おかげさんで現在、ご案内のとおり県の事業で整備しているわけなのですけれども、桜川市の青柳地区を今現在やっております。計画延長で30.7キロでございますが、これは平成10年度から工事に着手して、本年度末で29.9キロメートルの整備が終わりまして、進捗率にいたしますと97.4%となっております。残り、先ほど言いましたが、青柳地区で今やっておりますが、50号バイパスを渡りまして、谷中地区へつなぐということで、最終的には谷中地区約800メートルにつきまして、今後市の事業認可の拡大と小貝川流域下水道事業の事業認可拡大の整合性を図りながら、管渠の整備を実施していくということで現在進めております。
 以上です。
議長(増田 昇君) 4番。
4番(小高友徳君) 防犯灯に関してなのですが、確かにたくさん各地区からの要望があると思います。そういった中で、全体を対応し切れる金額なのかなと思ってちょっと質問したのですが、今回85カ所、要望を全部対応するということですので、今後もいろいろとたくさんの地区から要望があると思うのですが、ぜひ対応していったいただきたいと、そのように思います。
 流域下水に関してなのですが、先ほどから下水道に関して、使用料、また先立って川那子議員さんからの下水道に接続するなとの、各地区での問題が多々あると思いますが、市としても、執行部側としても県、国、そういった中で30%の削減、見直しと。執行部側からもできる範囲の削減を、今後も努力をお願いいたします。
 以上です。
議長(増田 昇君) ほかに。
 1番。
1番(風野和視君) 1番。46ページ、2款総務費、1項9目の情報管理費の中の12節役務費の中のスーパーワイドLAN利用料1,049万円ということは、一体これは何なのか教えていただきたいです。
議長(増田 昇君) 飯嶌市長公室長。
市長公室長(飯嶌洋一君) 役務費のスーパーワイドLAN回線使用料ということでございますが、これはNTTの東日本が2001年の11月から、事業所向けの広域、いわゆる高速大容量のネットサービス網というような回線を設置いたしまして、それの使用料でございまして、桜川市ではどういったところで使っているかといいますと、いわゆる3庁舎、真壁、大和、岩瀬の庁舎間を結ぶ回線、それから各種公共施設、いわゆる公民館とか保育所とか、それから学校などを接続する回線使用料でございます。また、それに伴いまして、同じ項目に電話料というようなことで書いてありますが、これはいわゆる万一のときの予備回線の使用料ということで、電話料というようなことにはなっておりますが、これも同じく回線使用料でございまして、これは基幹系業務の回線使用料ということで、住基とか市税、福祉などの回線使用料で、一体的なものということでお願いをいたします。
 それから、回線数なのですが、回線数は現在42回線を使用しておりまして、21年度からは36回線に減るということで予定をしております。といいますのは、指定管理者になったみかげとか、そういう施設関係の回線が減っていくということで計算をしておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(増田 昇君) 1番。
1番(風野和視君) 1番。わかりました。
 私どうしてそういったことを聞いたかといいますと、21年度のこの予算書の中で役務費の電話料または電話回線使用料等々を見てみたところ、際立ったところではもちろん総務費の中で10件、次、教育費の中で13件、また民生費の中で8件と、トータルで38件電話料関係の説明のところにお金が載っておりまして、トータル2,821万円です。
 そこで、歳出削減というような観点から申しまして、NTT回線をすべて使用していると思うのですけれども、実はNTT回線そのままで、ソフトバンクテレコムがこのたび、その回線をまるっきり利用しながら、また申し込み料というような料金がまるっきり発生しないような、法人向け、また自治体向けに発足いたしました。それを利用いたしますと、通信コスト的には2割から3割は削減できると。そうしますと、3割、30%と積算しますと、その中で846万3,000円の削減が可能ということになります。そういったところで、今回この件にはデメリットはなくメリットしかない。申し込みにかかります料金もなく、ただ書類等の書きかえ等はもちろんあるでしょうけれども、変わってくるのは請求書の名前が変わってくるというだけでありまして、静岡の富士宮市では去年から実行していますし、また優良な企業のブリヂストン等でもまるっきりこの回線、ソフトバンクテレコムにかえたと。また、金融機関の一部と、それと先々月ですか、1月の28日の日経産業新聞に載っていた記事によりますと、郵便局でも5万回線、その回線をこちらのほうに移したと載っておりました。そういったところで、歳出削減は重大な件でありますので、市長、トップダウンで即実行ということで、前向きに実行できるよう要望いたします。
 以上です。
議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
 12番。
12番(大塚秀喜君) 154ページ、10款5項10目、多目的複合施設なのですが、15節工事請負費5億4,000万円ということですけれども、いつごろ工事発注の予定かお尋ねします。
 それと、13節委託料、積算業務委託料500万円ということですが、これはどういうところに発注するのかお尋ねします。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) 大塚議員さんの質問にお答えします。
 多目的複合施設の発注時期ということですが、これから繰越明許をしました解体工事、さらに発掘調査等を行いながら、夏以降の発注を考えております。
 また、13節委託料の積算業務委託料500万円につきましては、実施設計の時点での単価等を茨城県単価等に合わせるものが生じた場合の費用ということで、民間の業者さんには茨城県の実証単価はマル秘ということで言っていませんので、そういうのをできる、県の団体等のところへお願いするような形で予算を計上しております。
議長(増田 昇君) 12番。
12番(大塚秀喜君) 県の団体に積算業務の委託をする、県の大体の単価があって、それで県の団体に委託をする。それで、この500万円で、県の団体が出してくるのが多目的複合施設の建設費ということでいいのですよね。その出てきた単価と最低入札価格の関係というのはどういうふうになるのでしょうか。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) この積算業務委託については、先ほど申しましたように、県の実証単価とのすり合わせをするための費用ということで、最低入札価格等の設定についてはまだ……最低制限価格のことでよろしいのですか。
12番(大塚秀喜君) 大和中学校が最低落札価格……何でしたっけ、あれは。最低……
教育次長(古橋 忠君) 大和中の……設定していますか。済みません、大和中の改築事業……
12番(大塚秀喜君) いや、新築工事。
教育次長(古橋 忠君) 新築工事のほうですね。
12番(大塚秀喜君) その入札価格というのは、最低入札価格でしたか。
教育次長(古橋 忠君) 最低制限価格を設けたかということでよろしいですか。
12番(大塚秀喜君) 設けて、その制限価格で落札したのですよね、大和中。
教育次長(古橋 忠君) はい。
12番(大塚秀喜君) そうすると、その最低制限価格と、その県で出した単価との関係というのはどんな関係かと聞いているのですけれども。
教育次長(古橋 忠君) 最低制限価格は、その工事の内容等を見て、設けるときと設けないときがあると認識しているのですが……。
12番(大塚秀喜君) 大和中で、議長、最低価格というのは出たわけですよね。同じようにやっぱり県の単価というのを出したわけですよね。そこを聞きたいのですけれども、その関係を。どういうふうに設定するのだと。
教育次長(古橋 忠君) ですから、県にある単価をもう一度入れられるものは入れまして、発注用の設計書は作成します。それで、入札等の方法はいろいろ、まだ決めていないのですが、予定価格等も決めて入札を行うということで、最低価格はちょっと……済みません。
議長(増田 昇君) 12番。
12番(大塚秀喜君) 話は、市長にまだぜひ一生懸命頑張っていただいて、最低入札価格で一日も早く事業者を決めていただいて、100年もつ、50年、100年先に市民が喜べる多目的ホールをぜひ早くつくっていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
 それで、多目的ホール、多目的ホールとずっとやっていますが、シトラスではないのですけれども、名称はいつごろ考えていただけるかだけお願いします。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) 工事期間につきましては、平成21年度、22年度2カ年を予定しておりますので、名称等につきましては、今後公募を含めまして、その期間前後には決定をすることになるかと思いますが、まだちょっと方針を決めていませんで、ちょっと時間的にまだ……。
12番(大塚秀喜君) 文教委員さんに宿題で、一日も早く着工してもらえるよう……
議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
 15番。
15番(増田俊夫君) 15番。4点ほど質問いたします。
 まず、85ページ、19節の県西総合病院相互負担金4億841万1,000円について、これは私は組合議会ですから、詳しいことは差し控えますが、一応予算の範囲で質問させていただきます。これは、18年、19年、20年と、前年度を見ますと毎年上がっております。この辺の、また21年もこうして上がってきたと。そして、来年もまたこれは上がるのかなという心配がございますので、その辺のところをちょっとお聞きしたいと思います。
 次、86ページ、やはり同じ19節の交付金算入交付金、これについて1億6,896万3,000円が交付金として入っております。これについては、先日国より病院所在地に交付金というのが入ってくるということで説明をいただきましたが、これも毎年、こちらは下がっているのです。その辺のことをお聞きしたいと思います。
 3点目、消防、123ページ、15節工事請負費、この工事内容については、富岡・中丸木地内に2カ所の貯水池をつくるという話、先日説明をいただきました。私は、消防関係はちょっとわからないもので、これは何立米ぐらい水の入る貯水槽なのか。そして、毎年こうして貯水槽をつくることは本当に防災上大切なことだと思うのですが、この辺、今現在何カ所ぐらいあるのか、その辺をお聞きしたいと思います。
 4点目、177ページ、国民健康保険についてお尋ねいたします。国民健康保険税の1番で、一般被保険者国民健康保険税1億368万8,000円が減額になっております。昨年度よりも少ないわけですが、その原因と内容について教えていただきたいと思います。
 以上、4点お願いいたします。
議長(増田 昇君) 麻尾保健福祉部長。
保健福祉部長(麻尾 優君) それでは、第1番目の県西総合病院の負担金のことでございますが、増田議員さんも県西病院の議員さんだということで内容はわかっているとは思うのですけれども、一応負担金の割合でございますが、桜川市と筑西市では、事務負担金に関しては均等割50%、利用割にしては50%というふうな割合でございます。そのほかの負担金に関しては、均等割が20%の利用割が80%というような負担金の割合になっております。今回桜川市の負担金に関しては4億841万1,000円ということで8,300万円増になっているかと思います。これに関しては、病院事業の欠損金の補てん金ということでご理解していただきたいと思います。
 もう一点の交付税算入交付金でございますが、これは先ほど、議員さんもわかっているとおり、桜川市所在地の病院に交付されるものでございます。病床1床当たり48万2,000円、299床ということで合計1億4,411万8,000円、それプラス元利償還に係る交付税額が2,484万4,137円ということで、合計が1億6,896万2,137円というふうな金額が入ってくるわけです。それを県西病院のほうに交付するものでございます。それの1床当たりの減額、前年度よりは1万3,000円減っております。これに関しては、ちょっと調べて後で報告したいと、このように思います。
議長(増田 昇君) 永瀬市民生活部長。
市民生活部長(永瀬 昇君) 増田議員さんのご質問にお答えいたします。
 まず、1点目の防火水槽の工事請負費880万円でございますが、議員さんが先ほど申されましたように、21年度は2カ所予定してございます。それで、防火水槽の容量でございますが、40立米を予定してございまして、これまでの設置も最近ではすべて40立米で行ってございます。ただし、21年度の防火水槽の中で岩瀬駅前につきましては、100立米ということでやや大き目のものをつくってございます。
 今の防火水槽の中で、市内全域でどのくらいあるのかということにつきましては、ちょっと手持ちにございませんので、後ほどお知らせしたいと思います。昨年の決算資料を見てもちょっと出てきませんので、申しわけありません。
 もう一点の国保税関係なのですが、確かに177ページで一般被保険者の国保が1億386万8,000円減額ということで、逆に2目の退職のほうでは1,065万1,000円ということで増額になってございます。これは、一般議案のほうで国保税の補正をお願いをいたしました。その際、20年度で1億45万5,000円の減額をさせていただいております。この原因というのは、老人保健制度が昨年の4月から始まりまして、うちのほうの国保の世帯数において減少が生じ、なおかつ被保者数、これも減少になっております。それに加えて所得の落ち込みがございまして、一般のほうの市税のほうでも大分税金が下げて、補正でやったと思うのですが、当然市税のほうの所得が下がれば、国保税も連動していますので、下がるということで、今回補正後で言いますと、20年度の最終では国保税の収入が16億1,535万円ぐらい、21年度の当初で組みましたのが16億1,046万円ということで、補正後で比べますと、所得の減少も考えますと、実質的に488万9,000円の減ということで、ここの1目で見えますような1億円というような大きな数字は、今回の議会の中の補正の中で20年度で修正してございますので、非常に申しわけないのですが、この表で言う20年度と21年度の比較はそれほどないということでございます。
 ただ、これもすべてこれで当たっているのかというと、非常に疑問が残ります。というのは、今会社に勤めている方が会社をやめた場合は、すべて国保のほうに入ってきますので、その方が、被保者数がふえれば税が伸びる可能性もあるし、また今確定申告をやっていますが、7月の本算定で所得が出た場合に非常に落ち込んだ場合には、この税額が確保できないということなので、非常に担当としても頭を悩ませていることでございますけれども、結果的には20年度の最終の予算と21年度の当初では、先ほど申し上げましたように、488万9,000円の減という程度で予算を編成してございます。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) 15番。
15番(増田俊夫君) まず、県西総合病院の関係について答弁をいただきました。最近、ゆうべも「ガイアの夜明け」で、テレビでかなり、病院系があちこちで休止しているとか、今後どうなるのだろうということで大変心配しているわけですが、そういった関係で、当県西病院においても負担金が多くなるということは、やはりそういった部分でこれからそれなりの対応をしていかなくてはならないのかなというふうなことでお聞きいたしました。内容については、余り詳しくすると意見になるようですから、この辺でとめておきます。
 ただ、2点目の交付税算入交付金については、交付税が最近、この交付税一つ見ても、18年は1億9,400万円ありまして、19年には1億7,900万円、そして20年には1億7,461万5,000円と、そして今年度1億6,800万円というふうなことで少なくなってきている。片方で負担金が上がり、そして交付税が下がっていくと。しかし、内容においては、先ほど部長からお話があった、病床について交付税があるという話でありますが、実際のところ県西病院は303病床であります。そういう中で見たときに、病床そのものが少なくなっていない、299で試算してあるわけですから。そういった点を見ると、交付税そのものが少なくなってきているのかなというふうな気がいたしました。その辺については今後、またこれも来年度になるとこの交付税算入がさらに少なくなっていくということは、ますます県西病院のあり方が大変なのではないかというふうにことで質問したわけであります。これは、国の制度でありますから、市議会がどうのこうの言ってもしようがないことなのだと思いますが、この交付税については。ただ、こういうものに関して果たして、こちらから要望することによって、そういうものが少し変わるものがあれば、そういった面で努力をしていただきたいというようなことで質問をいたしました。
 続きまして、消防について。これについては、立米数が約40立米と。そして、岩瀬の今度の新しいところ、これには100立米のものをつくったというふうなことをいただきました。それで、私がここで心配なのは、ちょっと話があれなのですけれども、最近少子高齢化と。そして、高齢者が老々介護で住んでいる方がおると。かなり多くなってきております。そして、最近多くなってきたのが、老人夫婦が家庭で食事をつくりながら、ガスを使いながらやる家庭があると。そして、そういう老人のために、ぼけと言ってはあれなのですけれども、ガスの火元を忘れたり、あるいは服に火がついたりして、かなりやけどをしたりとか、それによってかなりの火事が発生しているというふうなことを新聞やテレビ等で見ております。この桜川市においても、そういった環境というのはあちこちに見ると思います。特に心配なのはやはり町内、特に岩瀬町内、真壁町内、これは人口が密集しているわけであります。こういうところにやはりそういう方が住んでおるわけですから、逆に言えばそういう家庭に火災報知機とか、そういうものをつけていく、これも一つの消防としての大きな役割ではないかなと思いまして、この件について関連で質問したわけであります。
 どうかこの火災報知機につきましては、いろいろ話を聞くと、老人が住んでいる1戸の家に、あるいはその部屋につけても、それだけではだめなのだって。というのは、おじいちゃん、おばあちゃんで例えば火災報知機があっても、手のつけようがない。それは、やはりうちの中全体あるいは隣近所も聞けるような体制をとっていくことによって、初めて災害が防げるというようなことを耳にしました。ぜひともそういったことをこの桜川市でお願いできればと思います。要望しておきます。
 続きまして、国民健康保険税について。歳入がかなり減ってきていると。1億386万8,000円については、実質的には488万円ぐらいだろうというふうなお話でありますが、正直のところ国民健康保険については所得が基本でありますよね。国民健康保険については、農業者、自営業者あるいは年金受給者、そしてまた無職の人というふうな方が多いわけです。そういう方がますますこれから多くなっていくわけです。特にこのたび団塊の世代が退職をされたということで、この方々が今度この国民健康保険に入るわけですから、当然そういった傾向にあろうと思いますが、ますます多くなるにつれて国民健康保険の今後の維持が大変になってくるのではないかなと。一般会計からの持ち出し手が多くなってくるのではないかなというふうな気がいたします。その辺のところをちょっとお聞きしたいなと思いまして、お願いしたいと思います。
 国民健康保険、本当に今後どのような形になっていくか。財政的にもかなり厳しいものがあり、今後は保険税も上がっていくのかなというふうな心配もしております。特に現在収納率はどうなのか。特にこの桜川市においては、短期保険者証とか資格証明書だけの方がおるのかなというふうなこともちょっとお聞きしたいと思いますので、もしあれば何人ぐらいこういう方がおるのか、そういったことをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
議長(増田 昇君) 永瀬市民生活部長。
市民生活部長(永瀬 昇君) お答えいたします。
 まず、収納率でございますが、昨年度は90.8%でございました。現年度分はもっと上がっているのですが、県平均よりは上回っていた状況でございます。ただ、ことしの20年度の見込みで申し上げますと、昨年と同じような収納率の確保は、ちょっと困難ではなかろうかというような想定をしてございます。
 それと、お尋ねの短期証と資格書がございますけれども……短期証は、基本的に分割納税なり納税が行われている場合には短期証です。納税がすべて行われないような方については、資格書ということでセッティングしてございます。資格書の世帯は現在119世帯でございます。ただ、短期証につきましては、今も納税相談をやっています。4月から保険証の切りかえ時期でございますので、その納税ぐあいによって変更がございまして、現在のところ短期証は755世帯ということになっております。ただ、755世帯でも、すべて完納した場合には短期証の該当でなくなることがあります。ただ、納めない方については、今まで1年間の普通の保険証だったものが短期証に入ってくるということもございますので、この数字はあくまでも変動するという数字でご理解を願いたいと思います。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) よろしいですか。
 15番。
15番(増田俊夫君) 国民健康保険については今後、収納率を上げるのはもちろんですけれども、ただここで大切なことは、現在、先日一般質問の中で高田議員がやりましたが、この地域での工業を初めいろいろな事業がかなりもう衰退しております。特に石材業、私も石材業をやっておりますが、正直のところ半分の仕事しかありません。ましてや給料などは毎月、毎月もらえるような状況ではありません。これが現実であります。そういう現実の中で、こうした国民健康保険が今後ますます失業者や、そういった方が多くなれば、ふえていくわけですので、国民健康保険税に対しての考え方も、かなりいろんな形で考えていかなくてはならないのかなというふうな時期に来ているのかと思っていまいす。決してふやすとか、そういうことではなくて。それがある意味では市長のこの地域のかじ取りによって、相当いろんな意味で起爆剤を出していただければと思います。そういった意味で、今後ともこの国民健康保険税に関しまして、収納率はもちろんでありますが、よりよい、受けやすい保険になりますことを要望いたしまして質問を終わります。
議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
 17番。
 17番、始まる前に、ここで暫時休憩してからにします。
 暫時休憩いたします。
          休 憩  (午後 2時26分)

          再 開  (午後 2時40分)
議長(増田 昇君) 再開いたします。
 17番。
17番(川那子秀雄君) 4点ぐらい申し上げます。
 まず、38ページ、積立金、ここに金額はわずかなのですが、ふるさと応援基金積立金というのが50万円計上してあります。これは、私も忘れてしまったのですけれども、昨年の9月にふるさと応援基金条例というのを可決して実施されておりますけれども、これはこの第1条を見ると、ふるさと応援寄附条例というものを定めたと。だけれども、まだ、この予算上は50万円寄附いただけるのではないかというふうに計上されておりますが、この積立金50万円というのをここから捻出されたということは、基金条例の中で第2条の(3)のその他予算に計上する額というふうに定めてあるのですが、この3項の規定によって積立金を計上したと思うのですが、このふるさと応援基金というのは、用途、そういうものはどういうところに使うのか。いわゆる目的があることだろうと思うのですが、ここに書いてあるのは「寄附金を適正に管理し運用することを目的として桜川市ふるさと応援基金を設置する」と書いてあるのです。先に原資を積み立てするということがあるわけですが、これはどういうわけでこの積立金を50万円ここに入れたのか。というのは、基金が何点かあります。しかし、この中には繰入金、これはやっていませんから書いてないのでしょうけれども、ここに本来は桜川市ふるさと応援基金というのが本当は入ってこなければならないのではないかと、そのように思うのですが、その点をちょっとお伺いをいたします。
 それから、同じ、下、39ページにタイムレコーダー賃借料というのが、これも金額がわずかです。しかし、32万9,000円と、賃借料と。これは、どうも毎年、毎年計上しているのではないかと。これは、タイムレコーダーなんて、買ったら幾らもしないのです。だから、これは何で賃借料というのをやって借りているのか。これはおかしいと思います。こんなものは買ってしまえば、あとはもうずっと使えるわけですから、これは何かの義理で借りているのではないかなという感じがするのです。前に私聞いたことがあるのですが、これはいいかげんやめてもらいたい。こういう賃借、タイムレコーダーの賃借料なんていうのはやる必要はないのです。そこいらで買ってくれば安いのです。ここいらもただ漫然とやっているというところに私はおかしな点があると、これは指摘しておきます。これはどこから何年続けて借りているのか。やっぱりこれは32万円といえども5年たてば150万円になるのです。そういうことを考えて予算立てをしていただきたい。これについてちょっと答えをいただきたいと思う。
 それから、ずっと予算書を見ますと、負担金とかいろいろ各課にあるわけです。この中に何でこんな予算立てをするのかなと。幾らか補助金をもらっていますが、本当にこれ負担金を出して有効に使われているのかなと疑念さえ持つわけです。例えば広報セミナー負担金7,000円、あと北方領土返還県民協議会負担金5,000円、茨城交友会会費6,000円とか細かいのですが、こういうものは予算立てするときに、活動は私はしていないのではないかと。そういうところに金を出す必要はないです。よく予算立てをするときに考えていただきたい。そうではなくても相当金がかかっているわけですから、よく検討していただきたいと思います。
 それから最後に、これは教育委員会だと思うのですが、129ページの13、教育指導費の13節委託料、これは英語指導助手業務委託料、5名を依頼してある。これ5名で割ると300万円ぐらいかかっているのです、年間。これはどこへ頼んで、これは中学校が5校あるから、1名、1名つけているのだろうと思いますが、昔をたどれば、いろんな外国の方を呼んでやっていた経緯があります。これは委託料ということですが、これはもうけられているのではないですか。やっぱり何でも簡単に委託をしてしまうということではおかしいと思うのです。これ1,580万9,000円。この点どういうところに、もう何年間か委託しているのだろうと思いますが、そこいらのメリットあるいはデメリット、そういうことをお伺いをしたいと思います。
 以上です。
議長(増田 昇君) 飯島総務部長。
総務部長(飯島泰則君) 17番、川那子議員さんにお答えいたします。
 ふるさと応援基金積立金、38ページの50万円の質問かと思いますが、歳入で寄附金で50万円見込みで上げております。歳出で50万円積立金という形で計上させていただいております。実際に寄附がなければ当然積み立てもできませんので、例えば10万円の寄附があれば、歳出で10万円寄附するというふうなことでございまして、20年度につきましてちょっと申し上げますと、3件の寄附の申し込みがございまして、現在20万4,782円が寄附され、それを基金に積み立てております。ただ、20万円ぐらいのこの金額では何をやるにもできませんので、ある程度積み立てをしていって、それで事業化にしていくということで考えておりますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
 それから、どういう、使途はということですが、使い道でございますが、これにつきましては7項目ほどございまして、1つは、自然環境保全及び景観の維持再生に関する事業、それから市民によるまちづくり活動の推進に関する事業、3番目といたしまして、産業の振興及び魅力ある観光地づくりに関する事業、それから4つ目といたしまして教育、文化、スポーツ活動の充実に関する事業、5番目といたしまして、市民の健康増進及び医療施設の充実に関する事業、6番目といたしまして、福祉の充実、向上に関する事業、7番目といたしまして、その他目的達成のために市長が必要と認める事業ということで、7項目から寄附者が選べるような形で、そこにマルをつけていただいて寄附の申し込みをしていただくと、そういうことでございます。
 以上です。
議長(増田 昇君) 飯嶌市長公室長。
市長公室長(飯嶌洋一君) 39ページの使用料及び賃借料のタイムレコーダーの32万9,000円ということでございまして、これにつきましては合併当時の議会でも川那子議員さんからご指摘がございましたタイムレコーダーでございまして、そのときもご説明いたしましたが、これは旧大和村から引き継いでおりまして、ちょうど合併時点に再度5年間の契約ということでリース契約をしておりまして、総額では多分5年間で消費税抜きで150万円強、約160万円近くなったと思います。1カ月今2万6,100円で借りておりまして、それに消費税ということでございまして、契約期間は平成22年の11月まであったと記憶をしております。そういった中で現在、途中で解約した場合には違約金というか、ほとんどの金額を借り入れ業者のほうに納めるということで、本来であれば今岩瀬庁舎、真壁庁舎等で使っているタイムレコーダーが一番経費的にも安いということで、今後この5年の契約期間が切れました折には、岩瀬、真壁で使用しておりますタイムレコーダーに切りかえるという予定で現在考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) 川那子議員の質問にありました外国語指導助手の事業につきましては、一つは小学5、6年生、岩瀬地区5校、大和、真壁地区6校、11校の5、6年生に対しまして2名の指導助手をつけまして、勤務は月曜日から金曜日の5日間、拘束時間は8時半から2時半の5時間、授業時間はその間に4時間の授業をするということで、小学校5、6年生専用につけております、2名ずつ。それから、中学校担当としまして3名の指導助手をつけております。これは、岩瀬地区、真壁地区に2名を配置しまして、岩瀬地区2中学校、真壁地区2中学校ということで、1名ずつ2名をつけていまして、業務時間は月曜日から金曜日の5日間、申しおくれましたが、夏休み、冬休み、春休み等を除きます。8時半から午後4時半まで、拘束時間7時間、そのうち1日4時間程度の授業をというような仕様でやっております。大和地区の1名につきましては、大和中と幼稚園3園、また小学校の4年生以下の11校を、大和中と幼稚園、小学校を1週間交代で、同じように拘束時間は7時間ということで、月曜金曜ということで、大きく分けております。
 そういうことで、小学5、6年生につきましては、1学級当たり年間25時間以上、中学生につきましては週の3時間、年105時間ということで、小学校1、2年生から4年生は1学級当たり年間3回、公立幼稚園につきましては学期1回、年間3回ということでやっております。そのようなことで、園児、児童生徒の国際理解の向上に資するということで、現在、また今後も行うという方針にのっとっております。
議長(増田 昇君) 飯島総務部長。
総務部長(飯島泰則君) それから、少額の負担金についてということでございますが、先ほどのあれで7,000円とか5,000円とかということでございますが、今19年度の決算もちょっと見ておりますが、その中でも広域セミナー負担金7,000円支出をしております。それから、北方領土返還県民協議会負担金5,000円ということで、桜川市独自のあれではございませんで、全県的あるいは全国的なそういうあれでの負担金ということでありますので、少額であっても負担金として納めております。
 以上でございます。
議長(増田 昇君) 17番。
17番(川那子秀雄君) ふるさと応援基金というのは、寄附金条例が議会でも可決をしておりますけれども、実際にいろんなところの使い道というのを今言われましたけれども、この中に地域づくりとかあるわけです。ですから、どうもこれ抽象的でわかりません。ことし寄附が、今まで20万円集まったと。ことし入るのかどうか。定額給付金が入りますから、その中で寄附する方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この中に、37ページに、総務管理費の中のその他の中に1,990万円というのがあるわけです。いつも私読みづらいのは、その他の財源というところにどこからこの金が集まって、こういう金額になるのかというのがちょっとわからないところがあるわけです。
 この中に8番で報償費が、寄附者謝礼というのがあるわけです、5万円。こういう規定も設けながら寄附者を募るということだろうと思うのですが、ふるさと応援基金というのは、毎年50万円ずつで10年で500万円です、寄附金が集まれば別ですが。私は、これは正直言うと、ふるさと応援基金という名前ですから、先ほどいろんな使い道があるのだということを聞きまして、内容はわかったのですが、こういう基金がそのほかにあるわけですから、寄附金頼りの基金ということになりますよね。だから、そういう点、市長がその後で使い道は判断するのでしょうけれども、こういう予算に、まだ基金繰入金の中に入っていないのですよね。入れていないのです、6万円までで、繰入金。20万円入ってきているというのだけれども、これは書いてないのです。だから、私はおかしいなと思ったわけです。ここに基金というのを、総務部長が20万円集まっていると。これは、やっぱり本来は基金繰入金のところに計上すべきではないのですか。しないでいいのですか。私は総務部長ではないからわかりませんので、疑問を呈しておるわけであります。
 それからもう一つ、総務部長に聞きたいのは、さっき小さな金額でもという話をされました。それはやらなければいけないのだと。国とか県から補助金をもらっているわけですが、やっぱり相手と話し合って、結局そこへ役所の人間が参加するなり、あるいは市長なり副市長なり行ってやるのならいいですけれども、これ実際に、ぺらっとめくるとどこにもあるのですけれども、このトータルがどのくらいになっているのか。これは、各課のところを見ると大したことないように思いますが、トータルだと相当な金額になるのです。だからやっぱり、ほかがやっているかどうかは知りませんが、例えばローカルマニフェスト会費なんて2,000円だと。こんなものははっきり言ってどうなのかなと。ここに計上することではないです、ローカルマニフェストなんていうのは。そういうこともよく考えてやっていただきたい。どこを見てもあるのです、負担金が。計上してもしなくてもいいようなものがあると思います。相当あるのです。これだけ役所の人間が参加しているのなら別です。参加しているということではないでしょう。会費みたいなことで取られているのではないかと。カットできるところは、幾らでもカットしたほうがいいと思うのです。そこらを予算の編成のときに、ほかのメーンのところをカットして、こういうものはカットしていないような気がします。各課担当部長はわかっていると思いますが、これは毎年の予算づけの中で、つけなければいけないのかなという感じでやっているのかなという感じさえするわけです。これはきちんと、総務部長を筆頭に、予算編成会議やるときに、これは本当に必要ないのかあるのかというのを精査してやっていただきたいと思います。それはそれで結構です。よく注意をしてください。
 それから、今参考資料をもらったのですが、ALTというのが、こういうふうに配置していますと。配置しているのは5名ということですから、わかっているのですが、私が聞いたのはこのメリットあるいはデメリット、そういうところはどうですか。教育効果が上がっておりますか。そこら辺のところ、学校評議員制度もあるだろうと思うのですが、金だけかけて子供たちに資質の向上あるいは教育効果というものが全然あらわれないのであれば、もう少し考えたほうがいいと思います。外国の理解なんていう話だけでやっているのだったら、お金はもう少し削ってもいいのかなと。どこに頼んでいるのですか、これ。年間300万円です、1人当たり。300万円というのは結構いい金です。ちょっとその点お伺いをいたします。
 以上です。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
教育次長(古橋 忠君) 毎年このALT制度につきましては、学校からいろんな形で効果等の報告、またどういうことをやったかという報告、手元にはないのですが、報告書がありますので、機会がありましたら報告させていただきたいと思います。また、先ほど会社名ということで、1つ、小学校5、6年生の2名の指導助手につきましては、つくば市にありますカレックスという、そういう指導助手を派遣してくる会社です。それから、中学校担当の3名につきましては、水戸市にありますハートコーポレーションという会社に業務委託をしております。
議長(増田 昇君) 17番。
17番(川那子秀雄君) 次長、私今初めて聞きました、カレックスとかハートとか。それは人材派遣業なのですか。ほかの県内の学校に派遣もしておって、非常に実績のある会社なのですか。そこら辺私らはちょっとわかりませんが、例えばつくばのカレックスのほうは2名と、あとは水戸は3名ということですが、これを一つにまとめて、幾らか安くしてくれないかなんてお願いはできないのですか。さっき勤務時間を聞いたら、これは結構な値段です。そこら辺ちょっとお答えを願いたいと思います。これが最後で終わりです。
議長(増田 昇君) 古橋教育次長、端的にまとめてください。
教育次長(古橋 忠君) 県内ではある程度大きな会社ということで、そういう実績があるということでやっています。また、一つにまとめると教師の質の確保が逆に低下するような懸念もありまして、2つの会社に委託をしております。
議長(増田 昇君) ほかございますか。
 13番。
13番(高田重雄君) 38ページの13節の行政評価システム導入支援業務委託料というのは、これは3年の事業で今年度が最後だと思うのですが、これを導入して何か成果が、要するに5人でやっているところは4人でできるようになりましたとか、例えば今までこの行政という事業に対して500万円かかっていたやつが400万円になりましたとか、そういう成果が、もう2年たっているわけですから、ことし最後ですから、2年間のうちに少しはそういう成果があったのかどうかをひとつお聞きいたします。
 次に、細かい話なのですが、120ページの上から2行目ですか、除草作業委託料となっているのですが、これは御領団地の草むしりというか草取りなのでしょうけれども、ちなみに部長にお聞きしたいのは、御領団地で一番安い家賃と一番高い家賃をまず教えていただきたい。それと、ほかに、私の自宅の前にも県営住宅とか犬田にもそれなりの住宅があります。そこにもそういうお金を計上しているのかどうか、ちょっと聞いたときがなかったものですから、その2点をお聞きしたいと思います。
議長(増田 昇君) 飯島総務部長。
総務部長(飯島泰則君) 13番議員の高田議員にお答えいたします。
 行政評価システムですが、19年度から導入いたしまして、19年度が委託料といたしまして678万3,000円、それから20年度が640万5,000円、それで今ご審議いただいている21年度の予算で813万8,000円と、一応3カ年で行政評価システムの構築をしていきたいということで、3カ年かけて研修をしていくと、こういうことでございますので、ご理解いただきたいというふうに思います。その中で事務事業評価をしたり、それから施策評価をしたりして、総合計画あるいは予算、そういうものと連動させていくというようなことで考えておりますので、今構築期間ということでぜひご理解をいただきたいというふうに思います。
議長(増田 昇君) 大場建設部長。
建設部長(大場敏夫君) 高田議員さんにお答えいたします。
 除草作業料の50万円というふうな計上の積算根拠でございますけれども、これについては現在桜川市の市営住宅ですか、旧岩瀬地区と旧真壁地区ですか、あるわけなのですけれども、全部で329世帯ですか、管理しているのがあるのですけれども、その中で現在ですか、直近の資料なのですけれども、かなり動くのですけれども、大体空き家というのが30戸ぐらいあるのです。すると、この除草作業料の50万円というのは、岩瀬地区、真壁地区、その空き家、これからどういうふうになるのかちょっと流動的なのですけれども、いずれにしましてもその空き家の除草、草刈りというのですか、そういうのの経費ということで、岩瀬地区だけではなくて真壁も入っているのです。例えば桃山住宅とか、いろいろあるのですけれども、そういうことでご理解いただきたいと思います。
          〔「家賃」の声あり〕
建設部長(大場敏夫君) 家賃は、御領東、御領西いろいろあるのですけれども、どちらでしょうか。
13番(高田重雄君) 建てたばかりのいいほう。
建設部長(大場敏夫君) ああ、そうですか。
13番(高田重雄君) 1世帯当たり1,000万円以上かかっているところ。お願いします。
建設部長(大場敏夫君) 御領西は一番最低で1万7,300円ですか、プラス共益費が月当たり4,500円いただいています。これ最低なのですけれども。最高が3万6,700円で、プラス共益費、1カ月当たり4,500円徴収していただいております。
議長(増田 昇君) 13番。
13番(高田重雄君) 総務部長に一言だけお伝えします。
 私、昨年上田市のほうにもうに、3年の行政評価システムで3年たって4年目になって、5年目になったところに視察に行ったのです。そうしたら、担当の方に成果とか不満とか何かあるのかといったら、全く成果って出てこなかったのです。だから、これが成果が出ないようでは、2,000万円以上かけたものが全く無駄になるということですから、その辺市長もよく考えていただきたいと思います。
 それと、先ほど50万円の草刈りというのが、あれは住んでいる方ではなくて、平地になったところの草取り代ということですね。これは私勘違いしていまして、建物を建てて、安く住んで、税金も払わない、この値段で借りていて、草刈りまでやってやったのではとんでもないと思ったので、質問したのです。よくわかりました。
 以上で終わります。
議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
 お諮りいたします。議案第1号から議案第9号までを別紙付託表のとおりそれぞれの常任委員会に付託することといたします。ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第1号から議案第9号までを別紙付託表のとおりそれぞれの常任委員会に付託することに決定いたしました。

    散会の宣告
議長(増田 昇君) 以上で本日の日程は終了しました。
 本日はこれで散会いたします。
 明日から16日までは常任委員会を行いますが、14、15日は休会とします。なお、17日の本会議は午後3時から開きます。
 苦労さまでした。
          散 会  (午後 3時12分)