平成20年第4回桜川市議会定例会議事日程(第2号)
平成20年第4回桜川市議会定例会議事日程(第2号)
平成20年12月10日(水)午前10時開議
日程第 1 一般質問
日程第 2 議案第84号 専決処分の承認を求めることについて
(平成20年度桜川市一般会計補正予算(第3号))
日程第 3 議案第85号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
日程第 4 議案第86号 桜川市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例
日程第 5 議案第87号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条
例の一部を改正する条例
日程第 6 議案第88号 桜川市税条例の一部を改正する条例
日程第 7 議案第89号 桜川市産業活動の活性化及び雇用機会の創出のための固定資産税の
特別措置に関する条例の一部を改正する条例
日程第 8 議案第90号 桜川市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例
日程第 9 議案第91号 茨城県後期高齢者医療広域連合規約の変更に関する協議について
日程第10 議案第92号 筑西広域市町村圏事務組合規約の変更について
日程第11 議案第93号 筑北環境衛生組合規約の変更について
〇出席議員(24名)
1番 風 野 和 視 君 2番 勝 田 道 雄 君
3番 岩 見 正 純 君 4番 小 高 友 徳 君
5番 中 川 泰 幸 君 7番 皆 川 光 吉 君
8番 増 田 豊 君 9番 潮 田 新 正 君
10番 相 田 一 良 君 11番 古 川 静 子 君
12番 大 塚 秀 喜 君 13番 高 田 重 雄 君
14番 小 林 正 紀 君 15番 増 田 俊 夫 君
16番 鈴 木 好 史 君 17番 川 那 子 秀 雄 君
18番 萩 原 實 君 19番 横 田 衛 君
20番 橋 本 位 知 朗 君 22番 増 田 昇 君
23番 塚 本 明 君 24番 上 野 征 一 君
25番 林 悦 子 君 26番 菊 池 節 子 君
〇欠席議員(1名)
21番 仙 波 信 綱 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
副 市 長 山 田 耕 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市 長 公 室 長 飯 嶌 洋 一 君
総 務 部 長 飯 島 泰 則 君
市 民 生活部長 永 瀬 昇 君
保 健 福祉部長 麻 尾 優 君
経 済 部 長 山 中 政 雄 君
建 設 部 長 大 場 敏 夫 君
岩 瀬 支 所 長 細 谷 豊 君
真 壁 支 所 長 藤 田 定 一 君
上 下 水道部長 告 清 嗣 君
教 育 次 長 古 橋 忠 君
会 計 管 理 者 市 塚 昭 一 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長 柴 山 栄 一 君
議会事務局書記 笠 倉 貞 君
議会事務局書記 安 保 文 明 君
議会事務局書記 斎 藤 修 一 君
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(増田 昇君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席議員は22名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
〇一般質問
〇議長(増田 昇君) 日程第1、一般質問を行います。
通告順に質問を許します。
26番、菊池節子君。
〔26番(菊池節子君)登壇〕
〇26番(菊池節子君) 通告に基づきまして、私共産党の菊池節子、一般質問をいたします。
第1点目として、花の入公園の活用と加波山登山道の整備について。11月の連休は、紅葉の時期とも重なりまして、茨城県の山々は行楽客でにぎわっていました。私は、大子の袋田の滝、また筑波山の様子を聞いたのですけれども、渋滞ができるほどのにぎわいであったということです。特に11月23日は、つくばエクスプレスの効果もありまして、筑波山周辺は道路が自動車であふれるほどだということでした。この登山客の一部でも加波山へ来ていただくようにできないだろうか。日ごろから考えておりました。加波山は筑波山と違いまして、登山道は整備されていません。また、登山の登り口がきちんとしていません。岩瀬の御嶽山から関東ふれあいの道を使って行くには、健脚の方にはお勧めできますけれども、筑波山登山に来られるような日帰りの中高年のハイカーには少し厳しい距離になると思います。
ことし雨引の里と彫刻2008で、大曽根と東飯田にまたがっております花の入公園に行きました。トイレはきちんと整備され、駐車場もある。延島博士の縁でつくられた1985年のつくば万博のときのタイパビリオンもある。これを有効活用する方法はないでしょうか。私の知り合いには、この1年間に100回加波山を登山された方がいます。その方は、いつも花の入公園に車を置いて登っておりました。今のままでは、花の入公園のタイパビリオンも雨ざらしになって、朽ちてしまいます。花の入公園からの加波山への登山道を整備することにより、花の入公園の有効活用と加波山登山客の増加につなげてはいかがかと思います。幸いというか、東飯田林道は自動車は今通行どめになっています。登山道に自動車が乗り入れられるということは気分のよいものではありません。
私も11月下旬に歩いてまいりました。花の入公園から東飯田林道を歩き、加波山には約3時間かかります。そこから燕山へも登りました。加波山から燕山への道は、関東ふれあい道の道になっているので、道は整備されております。そこから雨引山へ向かわず、東飯田林道に戻るため、燕山から西側へ下り、一枚岩の入り口を出ました。この道はとても歩きにくい道であり、特に最後の林道への下りはロープを使わなくてはおりることはできませんでした。関東ふれあい道は有名ですから、それなりにハイカーには出会えます。しかし、雨引観音に車を置いて加波山への往復というのは、少しなれた人、健脚でないときついものです。その点、花の入公園、加波山のコースは往復五、六時間であります。傾斜も緩く、道幅も広く、団体のハイカーには適しているのでないかと思います。
また、市のハイキングマップに紹介されております長岡からの加波山コースは、ダンプカーの往来もあるし、駐車場の整備も余りありませんので、多くの方が団体で気軽にハイキングするには条件がよくありません。そこで、もう少し道案内板等の整備をしていただきまして、まず林道東山・花の入線から東飯田林道の入り口に加波山への案内板をつけてはどうか。道しるべですね。2時間近く歩くと、一枚岩花の入公園の案内板と燕山登山口の案内板に出会います。一枚岩花の入公園の案内板ははがれて、地上に落ちています。燕山登山口の案内板はほとんど字が読めないほどで、知っているから読めたものの、知らない人には何とかいてあるかわかりません。さらに、30分ほど歩くと、真壁町、長岡から来た登山道と交差いたします。右へ行けば長岡で、左へ行けば10分ほどで加波山神社ですが、その案内板もございません。
加波山は信仰の山であり、石の山であります。筑波山とは違った魅力を持った山です。この山は、加波山事件等で名前だけは知られておりますけれども、登った方は意外に少ないのではないでしょうか。もっと多くの方に加波山へ足を向けていただけるように、また関東ふれあいの道との連携も考えて、登山道の整備、特に案内板の整備と登山の登り口として花の入公園の宣伝をしてはいかがかと思います。市長または関係部長の見解を伺いたいと思います。
次に、小ノ池の水管理についてお伺いいたします。ことしの9月から10月にかけて小ノ池のわきを車で通るたびに、異臭ともいえるにおいがしていました。車をとめて池の中を見ると、ほとんど水を抜かれた池であり、池に生えていた草が腐敗しており、また中にいた魚などの腐臭もしていたのではないかと思います。以前は1年じゅう水をたたえており、日曜の朝などは5時ごろから釣りをしている人がかなりおりました。栃木ナンバーの車も見かけたものでしたが、私は今回このような小ノ池を見たのは初めてでした。小ノ池の水管理はどのような計画をしておられるのでしょうか。私は、池であるからには、1年を通して水を入れておくのがいいのではないかと思っています。水をたたえる時期と水を抜いておく時期を意図的につくっているのかどうか、その点どのような水管理の計画をされているのか、伺いたいと思います。
3点目に、真壁城の史跡の整備についてお伺いをいたします。ことしの国文祭では、真壁城の城跡を舞台にした人形浄瑠璃が演じられました。この城跡は、その地名、古城の名前が示すように、以前から城跡があることはわかっていたとのことです。この城跡は、1994年に国指定史跡に選定されるまでの私の知識を得た中で概略を述べてみたいと思います。1974年のつくば益子線バイパスの開通、そして1979年の真壁町民体育館の建設、1982年の農業者トレーニングセンターの建設の際には発掘調査が行われ、真壁城の遺構がよりはっきりしてまいりました。これは、平間町長の前の長岡男町長の時代でした。その後、真壁町は1986年にこの遺構跡を城址公園化するかどうかの是非を町民に問いました。アンケートの回収率は40%でしたけれども、80%余りの賛成を得て、1988年には整備基本計画の作成に入りました。1989年には真壁城址公園から真壁総合公園に計画を変更されまして、1990年には用地買収が始まりました。1993年には約12ヘクタールの用地買収が終了しております。1994年、平成6年ですね、真壁城跡が国指定史跡に選定。官報告示ですけれども。このとき真壁城跡国指定後援会が与謝野薫文部大臣を招いて開かれています。当時の町長は平間小四郎氏です。
平成2年、1990年から平成20年までの20年間にかけた総額は11億6,000万円余りです。これは、資料をいただきましたので、その資料から得られました。そして、国の補助金は、この11億6,000万円の中で2億8,000万円、県の補助金は1億2,600万円、町と市費は7億6,200万円です。桜川市になってからだけでも国補助金6,125万円、県補助金2,462万円、市費で1億2,967万円であります。12月6日に行われた真壁発掘調査の現地説明会に私も参加してまいりました。説明を聞いてまいりましたが、12ヘクタールという広い敷地、これが今後どのように整備されていくのか、ちょっと想像ができませんけれども、また私は午後の部に参加をいたしましたのですが、参加者が六、七十名とかなりの方がいらしておりました。しかし、気になったことが1つあります。それは、桜川市の方は余りいなくて、桜川市以外の方が大部分だったような気がいたします。真壁総合公園の計画は、真壁町民のアンケートに基づきスタートいたしました。しかし、桜川市になってもこの計画が進められるとしたら、もっとこの国指定史跡真壁城跡を発掘調査の意義と今後の計画の概要を市民の皆さんに知ってもらう必要があるのではないかと思います。
そこで、具体的に伺います。この発掘調査はいつまで続けられるのか。また、それまでにどのくらいの費用がかかるのでしょうか。3年間で約1億3,000万円ですから、毎年4,000万円ぐらいずつ支出が続くのかなと。
また、最後の完成予想図はどのようなものになるのでしょうか。真壁町の人はよくわかっていると思いますが、旧岩瀬地区や旧大和地区の方々には知らない人も多いと思います。この方々にもよくわかるような説明をお願いいたします。
以上で質問を終わります。
〇議長(増田 昇君) 菊池節子君の質問に対する答弁を願います。
中田市長。
〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) おはようございます。菊池議員さんの質問にお答えをいたします。
花の入公園等については担当部長のほうから答弁をさせますので、まず私のほうからは小ノ池の水管理について答弁をさせていただきたいと思います。ご質問の小ノ池の水管理につきましては、従前より地域の農業に必要不可欠なため池として活用されておりましたが、霞ヶ浦用水事業の導入と同時期に実施された小ノ池下土地改良事業によるさらなる利活用の向上が図られました。この小ノ池の水管理につきましては、担当部長から詳細に説明されますが、最近水草が繁茂し、それらに寄生する昆虫類の大量発生や悪臭が発生するなど対応を迫られている諸問題が見受けられますので、私も岩瀬土地改良区の理事長、さらに霞ヶ浦用水土地改良区の副理事長でもありますので、小ノ池の管理者である農水省及び小ノ池の水利権を有する霞ヶ浦用水土地改良区と当市の担当部署の連携により、これらの解消に鋭意取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
次に、真壁城跡整備についてでございますが、これは平成2年度に史跡等の用地取得を行い、平成6年10月28日に国史跡指定を受け、その後平成7年度、8年度に史跡整備に向けた発掘調査を行いました。さらに、平成8年度に史跡真壁城跡整備基本計画並びに基本設計を策定し、史跡文化財の将来的保存及び調査の成果に基づく整備、公開を行うため、発掘整備事業を進めております。事業に当たっては、発掘調査のみならず、文献、資料等の検討を加え、復元整備のための調査研究と、それに基づいた整備、公開を行っております。基本計画では、具体的に体験可能な歴史文化財としての公開が求められており、学識経験者に向けた調査成果の公開のみならず、親子発掘体験教室、真壁城跡の歴史講座など市民参加型の歴史文化活動を実施し、身近な歴史遺産として活用を図っております。今後も基本設計を尊重しながら、市民に開かれた歴史的遺産としての活用を図ってまいりたいと考えております。
真壁城跡の整備については、平成9年度から開始し、長期計画としての指定地全体の史跡整備を目指しておりますが、短期計画としては平成28年度を目標に外くるわと中城の発掘調査及び土塁や園路等の復元作業を進めております。今後二の丸や本丸等を対象とした長期整備範囲の調査、外環道路からの導入路の整備、駐車場やガイダンス施設など関連施設の整備などの計画がありますので、事業費は13億4,000万円を想定しておりますけれども、発掘調査の成果に基づく復元整備が原則であり、調査の進展に伴い随時計画の見直しを行ってまいります。史跡の全体整備の中で重要度の高いものを選択し、経費軽減を考慮した事業実施に向けて、文化庁や茨城県教育長並びに真壁城跡整備検討委員会などの指導、助言を受けて、計画的な整備を図ってまいりたいと考えております。整備と並行して事業完了エリアでは、市民を対象に各種研修会や講習会、歴史的背景を踏まえた関連イベントを開催するとともに、市民が自由に散策することのできる歴史公園として公開を進めるなど、市民に開かれた真壁城跡の活用についても文化庁、茨城県教育長、真壁城跡整備検討委員会の意見を求めながら推進を図りたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 続いて、山中経済部長。
〔経済部長(山中政雄君)登壇〕
〇経済部長(山中政雄君) 菊池議員のご質問の登山道関係につきましてお答え申し上げます。
まず、1年間に100回も加波山においでをいただいております、まずは桜川市ファンの方に敬意を表したいと思います。本市の加波山への登山ルートにつきましては、大和地区からは関東ふれあいの道、筑波連山縦走の道を利用するコースと、真壁地区からはハイキングコース加波山コースを利用する2コースがございまして、多くの方々にご利用いただいているのが現状であります。これらの登山ルートにつきましては、合併前大和村及び真壁町がそれぞれ登山に適したコースとして位置づけたものでございます。
ご質問の花の入公園からのルートにつきましては2路線ございますが、いずれもハイキングコースとしての位置づけはございません。この2路線は、当時大和村が花の入公園から林道整備事業として道路を開設したものと、当時の笠間営林署が管理用道路として開設したものを、現在ハイカーの皆さんがハイキング道路として利用しているものでございます。改めて私も現地に行ってきましたが、ご質問のこの地域の2路線につきましては、現在は市道1253号線の一部と1251号線としての市道認定されておりますものと、一方は笠間営林署が管理用道路として開設したものがございます。旧大和村時代に林道として整備されたものは、花の入公園から加波山山頂までの総延長3.5キロメートルで、うち道路認定部分は約1.5キロメートルでございます。この認定部分は、幅員も三、四メートルありまして、舗装区間は約770メートル、砂利道区間は約750メートルで、道路としての機能を有しておるわけでございます。しかし、これ以外の山頂までの部分約2キロメートルにつきましては個人の土地でありまして、先ほども申し上げましたが、公道ではありません。このことからも、旧大和村時代にハイキングコースとしての位置づけもされておりません。林道開設事業として林道が開設されたものであり、ハイキング道路としての利用は当時は想定していなかったものと思われます。このことは、山頂までの道路が整備されていないことからも容易に想像ができるものと思います。ただ、人間が歩くことの可能な道は存在しており、かなり以前に何らかの目的を持って利用されていたものと推測されるわけです。
もう一つの路線につきましては、当時の笠間営林署が管理用道路として整備いたしたもので、花の入公園から加波山頂までの総延長は約7.3キロメートルで、幅員も三、四メーターあります。舗装区間は770メートルで、砂利道の部分が6.4キロメートルということで、道路としての機能は有しておりますが、あくまでも笠間営林署の管理用道路です。そして、この道路をハイキングコースとして整備することは、保安林であるとともに、さまざまな制限、あるいは新たな用地の取得と工事の面からも非常に厳しいと言わざるを得ないと思います。道路管理者でございます茨城森林管理署に対しまして、ハイキングコースとして整備の要望はしてまいりたいと考えております。
また、市といたしましては、前段申し上げましたように、正規な2ルートの案内等を充実して、お出かけをいただく方々に登山をしていただけるようにしてまいりたいと考えております。具体的には、先ほど議員もお話ししていましたけれども、案内板の設置とかあるいはマップの作成、あるいは本市のホームページ等も活用して、登山者の皆様にPRを図っていきたいというように今後考えております。
続きまして、小ノ池の水管理とその計画につきましてお答え申し上げます。この小ノ池につきましては、霞ヶ浦用水事業の中において小ノ池調整池と呼ばれておるわけでございます。そして、管理は農林水産省が行っており、その委託を受けております霞ヶ浦用水土地改良区が実質上の維持管理を担当しております。議員からもご指摘いただきましたけれども、ことしは例年にない水面を水草の繁茂がありまして、9月に八郷揚水機場からの送水運転が終了したところ、小ノ池内の水草が腐敗し始め、霞ヶ浦用水土地改良区が水草の撤去作業を実施いたしましたけれども、完全には除去し切れない状況にあったということは事実でございます。そのために関東農政局の霞ヶ浦用水農業水利事務所において、これらの原因と維持管理方法を検討すべく調査を行いました。
その結果といたしまして、小ノ池に繁茂している水草はヒシであり、発生している虫はジュンサイハムシであることがわかりました。また、水質でございますけれども、DO、要するに水中溶存酸素量は基準が5ミリグラムパーリットル以上に対しまして1グラムミリパーリットルと低く、COD、化学的酸素要求量については基準が5ミリグラムパーリットル以下に対しまして20ミリグラムパーリットルと高く、水中の酸素が不足していたということが判明したわけでございます。それにヒシが小ノ池で大量発生した原因としては、ほかの種類の水草などの競争相手がいないということから、底にたまっている泥に含まれる十分な栄養分が供給されていることなどが考えられるわけでございます。そういう中で、小ノ池の悪臭の主な原因としては、多量の枯れたヒシの葉が水中で一斉に分解されたことで、水中の酸素が先ほど申し上げましたように不足して、酸素を必要としない嫌気的細菌の活動が活発になったために硫化水素が発生したために悪臭があったというように考えられます。今後の小ノ池のヒシの対策としては、ヒシそのものには基本的には水質浄化能力があるわけでございますから、過度の繁茂を防ぎながら、最小限の範囲にて維持していくとの霞ヶ浦用水土地改良区からの回答を得ております。
また、霞ヶ浦用水事業による農業用水の通水期間でございますけれども、例年4月21日から8月31日であります。ことしにつきましては水が足らなかったということで、9月5日まで通水はしておりました。したがいまして、この通水期間以外に小ノ池に霞ヶ浦の水が流入することはありませんので、意図的に水量とか水位の調整を行っているということはありません。ちなみに、毎日の流入用水量推計した結果でございますけれども、ことしの通水期間中に小ノ池に流水した推量は約264万トン、送水した水量は188万トンでありました。この通水期間中の小ノ池の水位の平均というのは2.2メートルでもありました。そして、農業用水として利用していない時期においては、池の水を消火活動に利用できるということから茨城県の航空防災隊と使用協定を締結いたしまして、山林火災時の治水基準として利用するために常に豊富な水を蓄えているということで努力はしているわけでございます。
今後とも農水省及び霞ヶ浦用水土地改良区との連携を密にし、小ノ池の水の管理につきましては適正な管理をしていくということで考えておりますので、そういうことでご理解いただければというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 続いて、古橋教育次長。
〔教育次長(古橋 忠君)登壇〕
〇教育次長(古橋 忠君) 菊池議員さんの質問にお答えいたします。
質問内容の中に事業費の経緯、また国、県の費用等の説明をというのがありましたので、まず事業費等の経緯について説明をさせていただきます。真壁城跡の史跡保存の経緯については、先ほど市長のほうから答弁がありましたように、平成2年度から始まりました。最初に、平成2年度から平成8年度の7カ年にかけましては用地の取得、国指定に伴う国史跡整備基本計画の作成を行いました。この間の事業費としまして6億570万円の支出額となり、内訳としましては国、県補助金が2,369万7,000円、旧町費が5億8,200万3,000円でありました。導入時期でありましたので、単独事業が主なものでありました。
さらに、旧真壁町の平成9年度から本格的な発掘調査の実施と調査成果に基づく土塁等の復元作業などを、あわせて平成14年度に発掘調査に基づく新しい情報を追加した基本設計作成などを含めて、外くるわと中城の発掘調査及び土塁や園路等の復元作業の継続など平成17年度までの9カ年行いました。この間の事業費としましては4億3,325万1,000円の支出を行い、内訳といたしまして国、県補助金が2億9,700万円、町費が1億3,625万1,000円で、この16年間の経緯が旧真壁町の支出費用であります。
その後、平成18年度から平成20年度の3カ年は、中城の発掘調査、土塁の復元などを行いまして、この間の事業費として総額1億2,967万3,000円、内訳といたしまして国、県補助金が8,587万5,000円、市の費用が4,379万8,000円となっております。本発掘が開始された平成9年度以降は、国補助が2分の1、県補助が4分の1、単独費が4分の1の事業で実施してまいりましたが、平成20年度より国補助が2分の1、県補助が減りまして8分の1、単独費が8分の3の負担割合となりました。今後とも歴史的整備と保存、保護に着目しながら、経費節減を考慮した事業推進に向けて、国、県の指導、また真壁城跡整備検討委員会の助言などをいただきまして、整備を図っていきたいと思います。
さらに、整備の意義ということでご質疑がありましたが、この真壁城跡は1172年から関ヶ原の戦いのあった1600年近くまで、真壁氏が19代にわたっておさめた歴史的遺産ということで、一つは後世に伝え残そうという意義と、また現在市民の有意義な利活用を図るための園路整備等も行っております。完成予想図の市民への周知につきましても、目指している事業が目に見えるような形になりましたら、早い時期に市民への周知も行っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
〇議長(増田 昇君) 再質問があれば質問願います。
菊池節子君。
〇26番(菊池節子君) 1番と2番の点については、これからやっていただけるということで、花の入公園の1番については、やっぱり駐車場とかを上手に使っていただいて。結構すてきに整備されておりますので、加波山登山のマップには入っていないのです。宣伝はされていないのです。長岡のところから、樺穂のところから入るのはちゃんと関東ふれあい道にも入っていますので、されているのですけれども、その点ホームページにも載せていただけるということですから、少し宣伝になるのではないかなというふうに思っております。
2点目の、やっぱりことしは特に異常だったというか、私もそのときちょうど小ノ池のそばのところを訪ねましたら、もうお話ししている最中も虫がぶんぶくぶんぶく、もう本当に毎日ここで生活されている方、大変だなということをしみじみ思ってきたのですけれども、とにかく水がなくなると、水の動きがなくなると酸欠になってしまうから、どうしても魚が腐敗したりなっていくわけですから、ぜひ水を入れていただきたい。農業用水でも8月31日で終わりだということですけれども、こういう異常のとき、気候の異常なときには、水は大切ですけれども、とにかく池ですから、お願いしたいというふうに。山から流れてくる水は、下を通って下へおりてしまっているのですね。だから、その辺も何かちょっと考えたらいいかなというふうに。一時的ではありますけれども、そういうのも必要があるのではないかなというふうに思うのですけれども。それは結構です、それで。
では、3点目の真壁城跡の問題についてなのですけれども、今次長がこれからの整備については国の補助が2分の1、県が8分の1で、市が8分の3ということ。これは、今後の整備計画の中で、これは全部そういう補助対象でなっていくわけですか。その点について確認をさせていただきたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
〇教育次長(古橋 忠君) お答えいたします。
基本計画が平成28年度までという市長の答弁にもありましたように、その間国、県の補助を仰ぎながら、先ほど申しました県の補助が4分の1から8分の1になった分、市の負担が大きくなるとは思いますが、予算の範囲内でこういう負担割合でいくことになると思います。
〇議長(増田 昇君) 26番、菊池節子君。
〇26番(菊池節子君) とにかく12ヘクタールの土地を管理していくということは、非常に財政的にもこれから大変だというふうに思うのですけれども、その辺のところで管理費が大体、まだ完成は見ておりませんけれども、市としては管理する立場としてどういうふうに考えておられるのか。完成はしておりませんけれども、維持管理の点で答弁願いたいと思うのですけれども。
〇議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
〇教育次長(古橋 忠君) お答えいたします。
現在は、この12.5ヘクタールにつきましては芝刈り、また土手の除草等で200万円前後の財源をもちまして管理をしております。今後、復元、また整備がなったときも管理費は必要なわけですが、一つは市民の方の参加等もいただきながら、経費節減に努めてはいきたいと考えております。
〇議長(増田 昇君) 26番。
〇26番(菊池節子君) 発掘をどの程度、どのくらいの面積で。今とにかく発掘を終わった面積と、これから考えている面積、そして最後に私が質問した何年まで。一応平成28年と資料には報告されているのですけれども、計画書には載っているのですけれども、そこまでででき上がるのでしょうか。もう平成20年ですから、あと8年で完成を見るということになるのでしょうか。その辺のところ、具体的にご答弁願いたいと思うのですけれども。発掘された面積と、これからしようとしている面積、そして……
〇議長(増田 昇君) 古橋教育次長。
〇教育次長(古橋 忠君) お答えいたします。
先ほどから申しますように、お城全体では12.5ヘクタールあるわけでございます。その中で一番山側に外くるわというのがあります。これが4万6,558平方メートル。次に、山側から2番目の中城が3万3,603平方メートル。次が西へ向かいまして、二の丸2万9,531平方メートル。今体育館トレーニングセンターがあります本丸が約1万5,622平方メートルというような内訳になっております。現在と申しますか、平成28年度までの計画では、外くるわ、中城、二の丸の一部を発掘、また整備、保存をするような計画になっております。現在の状況ですが、平成9年度から発掘が始まりまして、平成19年度までで外くるわから中城にかけて2万4,083平方メートルの発掘調査が済んでおります。そのようなことで、今後もこの14年度につくりました基本計画に沿って発掘調査、また復元を進めていくような方針であります。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 26番。
〇26番(菊池節子君) 史跡を守るということは大変なことだなというふうに感じているのですけれども、とにかく真壁町の人たちはそういうふうに選択したわけですから、桜川市としても本当に住民の皆さんにやっぱり少し宣伝というか、こういう史跡が保存するのだということを知らせていかないと、何だか、ただ何をやっているのかな、あそこでと。この間国文祭をやりましたので、見に行かれた方は存じておると思いますけれども、私も夕方でしたけれども、行きまして、次の日の茨城新聞に人形浄瑠璃を上演しているところと筑波山の背景が何とも言えないものを感じてまいりましたけれども、莫大なというか、多額なお金がかかるわけですから、やっぱり住民の皆さんにもきちっとお知らせしていただきたいなというふうに思います。市長の少しご答弁、その点について答弁していただきたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 菊池議員、温故知新という言葉がございますけれども、やはり我々桜川市、共有した歴史をみんなで持ち合おうと。そして、室町時代から戦国時代、真壁城は小田城と向き合って、常に臨戦態勢にあった。そういう歴史的な城でございます。そういうことを後世にも伝えていくと。そして、我々合併をした中でも、やはりその当時佐竹氏と北条氏の争い等も踏まえた中で、やはりこの地も決して平和ではなかった。しかし、あの城をもって平和なまちづくりをしていこうというようなそういうところを学んでいくということに対しては、私は大変貴重なお城であるというふうに認識しております。
そういうことを踏まえて、これからもそういう歴史があったのだということを広く皆さんとともに共有しながら夢のあるまちづくりをして、そういうところで発掘調査をしながら粛々と進めさせていただきたい。また、これも桜川市だけでどうのこうのということではございません。国の文化庁ともいろいろご相談もさせていただき、若干残念なのは県のほうが財政不足ということで、今まで4分の1くださったものが8分の1になってしまったということは非常に残念でございますが、やはりそういう古いものを大切にしながら、未来に向かって進んでいく。そういうことをこれからも進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 26番。
〇26番(菊池節子君) いいです。結構です。
〇議長(増田 昇君) これで菊池節子君の一般質問を終わります。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前10時43分)
再 開 (午前11時00分)
〇議長(増田 昇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
続いて、17番、川那子秀雄君。
〔17番(川那子秀雄君)登壇〕
〇17番(川那子秀雄君) 通告に基づきまして質問をいたします。簡単に書いてございますが、中身は大変濃いことを申し上げます。
まず、災害復旧の状況と対策について。これは8月の28日夕方から29日にかけた集中豪雨といいますか、そういうことで協議会でも説明がありましたが、あちらこちら災害を受けたわけであります。担当部はその対策に追われているということであろうかなと。今回補正で5,200万円ですか、計上されておりまして、2,200万円ぐらい国の補助金でもって工事を行うということでございますけれども、(1)番で桜川市内の災害対策、万全にやっていただいているのかどうか。その進捗状況について土木部長に報告を願いたいと思います。
それから、(2)番、ここが一番重要な本日の目玉になってまいりますので、よく考えていただきたいと思います。桜川市道1119号、これ東区3と書いてありますが、東区2区だと思いますが、2区と西区の境界、いわゆる万寿園の通りを駅のほうに行きますと、あそこに今はやっておりませんが、渡辺時計屋さん、それから渡辺自動車の住宅がありますが、その間がいつもあふれてしようがないと。1年に一、二回あふれて、あそこが、議長は消防団長をやっておりましたからわかると思いますけれども、通行どめをしょっちゅうやっていることは、岩瀬地区にお住まいの方はご承知かなとも思います。
私は、あの日は8月28日の夕方、県西病院のことで、副市長もおりましたけれども、懇談会をやっておりました。余り雨が強いので、解散をして、筑西市の大木さん、収入役は、「万寿園にそばでも食べに行くか」。ところが、通れなかったそうですよ。それほどひどかった。それで、消防が出て、いわゆる通行止にしていると。私は、今までそういう話をちらっと聞きましたが、そんなにひどいものとは知らなかったのです。やっぱり1年に一、二回、いわゆる床下あるいは道路が川のようになって通れない。これは、車はいいでしょうけれども、歩行者は通れないですよ。それが、あそこに角田さん、角田金物屋さんの奥さんに聞きましたら、もう60年前から役所に陳情しているのですよと。それでもやっていないのですよ。最近、多少合併になってからか、その前かわかりませんが、五月女歯医者あたりの前から水路を2つに分けたということがありますが、余計流れがよくなって、逆流してしまうと。角田さんは今でも、通ればわかるように、土のうが積みっ放しですよ。だから、もうあきれているわけですね。私の同級生があそこに渡辺自動車の亡くなりましたが、ここはいつもなのだよと言っていました。
ですから、これは合併してからどうのこうのではなくて、旧岩瀬町時代の、あそこは今寂れかけてきておりますけれども、商店街の一部、横の通りの一部だった。そこが毎年毎年、もう雨が降ると夜も寝られないという状況が続いていると。そこに陳情を上げても本気になってその改善策に取り組まなかった。そういう結果が今起きているわけです。ですから、この水害対策はどう考えているのか。これは市長に考えていただかないと、判を押していただく方でございますから、そういうことをひとつ答えていただきたいと。
けさは非常に霧が出て、きょうは晴れるかなと。合併したのは17年。もやもや、もやもやしていたところが合併になって、いいまちになるのであろうというふうな期待感は市民の皆さん、持っていたであろうと。今でも持ち続けているだろうというふうに推測するわけですが、先ほども市長は、夢のあるまちづくりと、そう申されました。きのうは、今まで合併してから社会資本の整備、いわゆる道路関係に全力を注いできていると。いろいろ論議はありますが、旧真壁町の多目的ホールあるいは本木のバイパスの件、特にされているのはあります。しかし、私はあそこをぐるっと回ったら、駅前があんなに広くなって、すばらしいものになるのだろうと。しかし、私たちの住んでいるところは階段の一番下のほうに住んでいるような状態なのだと。一つも目をかけてくれないのだと、そういう声が多いです。事実。
私は見て回ったときに、大体工事をする場合には雨水計算というのをするわけですよ、開発事業でも何でも。そうすると、旧岩瀬町は多分館野式という、岩瀬町から向こうは水戸式という計算でおやりになるのでしょうが、そういう一番統計的に雨量が高いとき、それを取り上げて設計をするわけです。きのうも話をしていたのですが、雨谷薬局屋さん、あそこから見るとあの広場の水は西へ流れるような構造になっているのですね。これ、今までうちがありました。ですから、多少堰みたいになって、とまって水があった。今度は一気に流れていく。これは、猪ノ窪のほう、真壁地区の方あるいは大和地区の方はわかりませんでしょうが、猪ノ窪といういわゆる駅の南の水は全部1本の水路で線路の下から今常磐町を流れてくるわけですよ。それと、駅の上のほうが高いですから、下へ流れてくる。西のほうへ流れてくる。それで、ちょうど常盤町の大久保さんのところと、こちらへ来て五月女さんあたりですね、そこへ全部集中してしまうわけです。
ですから、市長、合併をして3年を過ぎました。しかし、旧岩瀬町時代からそういう問題は知っているわけです。ここに部長になっていますが、永瀬部長あるいは保健福祉部長、あるいは会計管理者。会計管理者は建設部長までこの前やって、病院に移られたわけですが。古い話を知っているはずだと思うのです。2区の区長、渡辺区長にお伺いしたら、ことしの高松課長が本庁に行きましたけれども、窓口のほうにいたときに陳情はしておりますと。それが市長まで上がっているかどうかわかりません。見て見ぬふりをしていたらえらいことですね。そういう状況の中で、はっきり言えばその対策をとっていない。いわゆる市民の生活を無視している。駅のほうはあんなにきれいになったのにという、まあ、それはありますよ。上へちょっと行けば今工事をやっていますから。私のほうはどんと雷雨が来たら床下になると、そういう状況なのだ、川那子さんと。こんなひどい話はないではないかと。まあ、議員さんもうちの地区には全くいなくなってしまったから、だれも取り上げてくれない。区長、副市長がいるのだから、そのくらい目をつけて、困っている部分をチェックして、行政が率先してそういう計画を立ててやっていただきたいなと。それができなければどうしようもないのですよ、これ。市長、やってくれよと。役所の担当部長、担当課長でも、その下の方でも結構ですが、ここは絶対やらなければだめだよということでみずからが、役所が判断して行っていかなければならない件なのです。私が言ったからやるのではなくて。亡くなりました、旧岩瀬町に水越文宏さんという議員がおりました。そのときだけだそうですよ、幾らかやってくれたのは。動いてくれなかったそうです。だから、どうしてあの商工会長までやった角田さんが強力にその地区を救済しなかったのだろうかと。
あと、前の区長さんで久保さんという方がおりますが、あの方はもう目の前ですよ。それも区長としてお願いしたのだろうと思うのですよ、多分。しかし、役所は何にもやってくれなかった。例えば今永瀬部長、今消防の担当ですが、消防だってそういうときばかり、例えば出動して、通行止するのが役目ではないのですよ。いわゆる防災、災害を防ぐ役目が消防ですよ。しかし、こういう起きてしまったら、保健福祉部で消毒をしていますね。これは協議会では出てきませんでしたけれども、健康推進課の対応という一連の処理があります。岩瀬地区が7件、床下浸水。真壁地区が14件。床上浸水が真壁地区のみ4件ということになっているわけです。道路とかそういうところは、自然の驚異にさらされて崩れるときもあるでしょう。しかし、住宅が被害に遭うということは悲しいことです。住んでいるところが水浸しになったのでは、消毒やってくれても、あと毎年心配しなければいけない。特にこの岩瀬地区の床下浸水、大泉も富谷もありました。大久保印刷さんの方ですね、あと消毒している。その方なんかは玄関付近が浸水したと。角田金物屋さんが自宅店舗が浸水。それから、渡辺堯之さん、これはちょっと抜けていますが、亡くなりましたけれども、今奥さんが1人おりますけれども。自宅の北側というのは南側ですが、あそこに水が入ってしまう。車庫が浸水する。それから、渡辺成二さんという方、この方も亡くなりました。これ8月の28日過ぎ、寝たまま対応していた方です。亡くなりました。自宅が浸水したと。そこへ健康推進課で対応していただいたわけです。これは真壁地区も同じでありますけれども、消毒を行ったということなのです。ですから、市長、担当部長もおられますが、こういう心配を、夏になると、あるいは台風シーズンになると、いつ来るのかなという心配を何十年もしているという現実を私は見逃してはならないことだと思うのですよ。自分のうちはなりませんけれども、そこの話を聞いたら一つも対応してくれないのだと。
それともう一つ、駅前があれほどにきれいになります。その水はどういうふうになっているかわかりませんが、あの横の通りがやっぱり商店が少なくなってきています。だから、少なくても歩行者がそういうときに通行できるような、こういう災害が起きないようなことでお願いをしたい。これが市長の言う日本一きれいなまちをつくろうと、あなたが主役という言葉のところであろうかなと思うのです。ぜひこれは駅前だけきれいになって、わきがごちゃごちゃでは、これはまちづくりと言えないのですよ。そこら辺を、担当部長の皆さんおりますけれども、よく庁議で考えていただいて、しっかりとこういう水害があって、いわゆる自宅が浸水するようなところがあれば、直していくのが先だと。これ健康被害はないということを言っていますけれども、この角田さんなんか、昨夜から全く寝ていないため、疲労がたまっていると。これ聞き取り調査ですよ。こういうことをほうっておいてもいいのか。人の命を大事にしていただきたいと思います。
ですから、合併特例債でいろいろ事業をやっていますよ。あそこらの地区の人は、真壁のほうはやってくれている。大和のほうはやってくれている。誤解を生んでいるのですよ、これ。しかし、自分のところは一つも考えてもらえない。合併したら余計そうなっているのではないかということを言っておられる、現実に。だから、やっぱりあの駅前まできれいになっても商店街はありませんよ、もう。だから、横のほうも少しは、副市長は東区に住んでいたわけですから。今は富谷へ移ったかどうかわかりませんが。やっぱりこういうことに目をつけてやるのが副市長ですよ。そうだと思いますよ。地元ですから。だから、そういうまちづくりの中で、いわゆる安心、安全な対策をとっていただきたい。私は、そうお願いしたいと、そういうふうに思います。よろしく、よろしくというのはおかしいけれども、ぜひやらねばならぬということで考えていただきたいと思います。
あと、質問があれば自席で。答弁によって質問させていただきます。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 川那子秀雄君の質問に対する答弁を願います。
中田市長。
〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) 川那子議員さんの質問にお答えをいたします。
確かに行政が行う中で市民の生命、身体及び財産を災害から保護するということで、被災施設の早期復旧を図ることは行政の責務と感じております。被害の状況や規模等の情報が的確かつ迅速に収集、分析し、関係者や関係機関等に伝達し、情報交換することとともに、より復旧、復興を図っていきたいと考えております。ことし8月のゲリラ豪雨による被害につきましては、市内全域で土砂崩れ等120カ所発生し、工事はほぼ完了しております。今後災害が発生した場合は、一日も早く安心、安全な生活が送られるよう復旧、復興に向けた情報収集や対策に取り組んでまいりたいと考えております。
また、東2区、西区のあの周辺についても、建設課を中心にいろいろと猪ノ窪からの流れてくる水の対策は今でも考えておりますが、我々の想像以上の水量が流れてくる。また、猪ノ窪からトンネルをくぐると土砂がすぐに堆積しやすいというような問題を抱えていることは私も十分承知しておりますし、今までも何度か対応してまいりました。これからもそういう面で水の流れをどのような形で対応していくか、真剣に考えてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 続いて、大場建設部長。
〔建設部長(大場敏夫君)登壇〕
〇建設部長(大場敏夫君) 川那子議員さんにお答えいたします。
桜川市内の災害対策は万全か、その進捗状況についてお答えいたします。市民の安心、安全上、また社会経済上、重大な影響があり、被災施設の早期復旧を図ることは、行政の責務であると考えております。被害の状況や規模等の情報が的確かつ迅速に収集、分析し、関係者や関係機関等に伝達し、情報交換することにより、復旧、復興を図っております。また、8月の被害状況の進捗につきましては、被害件数で土砂崩れ等が99件、道路冠水等が17件、倒木等が4件の合計120カ所でございます。ほぼ工事が完了しております。しかし、今なお区長さんより申請があり、随時対応をしているような状況でございます。今後発生時には迅速に関係者や関係機関等と連絡を密にし、安心、安全な生活が送られますよう建設部一丸となって取り組んでまいりたいと考えております。
2番目の質問事項でございます桜川市道1119号、東区、西区の境界付近の水害対策はどう考えているのか、その対策についてお答えいたします。水害の状況につきましては、犬田地内から水戸線を横断している水路が1カ所しかないため、大雨が降るたびこの付近は冠水及び一部床下浸水などの被害が出ております。現状の対策といたしましては、消防団と連携を図り、土のう等により被害防止策等を実施してきたところでございます。なお、平成19年3月に下水道工事とあわせて石橋で横断していたところ、口径が600の600のところの堆積物により水位が高くなり、流れが悪くなったために、ボックスカルバート口径の1,200の800に布設かえをしたところでございます。また、東側から来る水の流れを少しでも食いとめるため、水を分散させるために、横断溝と排水溝を新たに設置しました。しかし、現時点においては冠水する状況でございます。
今後の検討課題といたしましては、現況では水路が建物と建物の間を流れているところがあり、工法的にも難所の場所であります。新たに水路を整備することを視野に入れ、関係機関と協議しながら、冠水の解消に努めてまいりたい所存でございます。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 再質問があれば質問願います。
17番。
〇17番(川那子秀雄君) 市長からもうちょっと進んだ話を聞ければいいのかなというふうに今の答弁を聞いておりました。建設部長からも具体的な形のことは出ませんでした。
しかし、60年前からそういう状況が起きているところを今まで放置しておいた。これは昔からの水路ですよ。石でふたしてあるのですから。だから、あの当時はそれでよかったのかなと。聞きますと、五月女医者あたりは遊水地だったそうですよ、昔は。あそこが池のようになっていたと。だから、そこに水が逃げていっていたのかなと。そういうお話も聞きました。しかし、時代とともに今の水路では、舗装ということもありますし、犬田の地区の山の水までこっちへ流れてきてしまう。そういう状況で、やはり駅前と比べてみたら非常に格差を感じているわけですよ、住民は。何人もいないからやらないということではないのですよ、あれ。あそこを通行する、駅からの乗降客。車でばかりではないですから。その人たちが通れない状況になる。こういうのは真壁地区にも大和にもないですよ。まして旧中心街ですよ。そこがそういう状況になっておるわけですから、ぜひ長い間、長い間、皆さん我慢しているわけです。我慢して爆発するところがないのですよ。爆発するとすれば、何かあるはずですが。でも、そのわきで病気になって死んでしまったと、8月28日以降。その人は寝たままで対応していた。死んでしまったからその人は物を言わないですよ。だから、人の命というのはどういうことか考えてもらいたい。
それと、通行人、車はもちろん通行止されてしまいますから通れませんよ。しかし、これからあの駅前広場の水が西のほうを向いて集まってくるとすれば、雷雨関係の1時間以上の雨が降るとあそこはなるのだそうです。だから、市長、そういうところを、ほかにもあるかもしれませんが、特に駅前整備をして、完成してくるわけのですから、十分に庁舎内で検討していただいて。あとは、市長のあごをひとつこくんとやれば終わりなのですよ。わかったと。もう待ち望んでいるのですよ。それを、市長、私が言ったからすぐやるということはないでしょうけれども。ただ、調査設計費ぐらいは上げて、ほかに金をかけているのならば、あそこを金かけてくださいよ。幾らもしないではないですか、駅前7億円だとすれば。あそこは多くかかったって3,000万円ぐらいですよ。例えばの話、2,500万円ぐらいでできるのではないですかね。例えば大久保さんのところから旧真壁街道のほうに真っすぐ水路を通してやっていただければありがたいと。
それから、建設部長、私この前も行きましたけれども、陳情も出ているわけですね。だから、そういう点を踏まえて、今私は調査設計費ぐらいは上げてくれと。今すぐやれといったって無理かもしれませんから。しかし、ほかにお金を使っている額を見れば、私はそういう部分にお金を支出していく予算というものは必要だろうと。これは、あそこに住んでいる人ばかりではないのですよ。あそこを通る人がいるわけです。それが、市長は旧岩瀬町から出ているのですよ。それでやっていただけないのではかわいそうですよ、余りに。これは旧岩瀬町、歴代の町長からですから、やっていないのは。だから、ここら辺で住民の人たちに明るい笑顔が出るような施策を考えていただきたいです。
どうですか、部長。先ほどの答弁ではちょっと物足りないのだよな。ひとつ具体的にちょっと案があれば、ちょっとお答えをしていただきたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 大場建設部長。
〇建設部長(大場敏夫君) 川那子議員さんにお答えいたします。
この地区は長い間からいつも水害を受ける地域であるというふうなことで、私も現地を課長ともども歩きまして、いろいろ地元の方の感想等を聞いてございます。岩瀬地区の旧市街地の中にあり、地形も低い位置に位置しているというふうに私なりに認識しております。また、唯一昭和の初めごろの趣をとどめる町並みを形成しており、多くのお年寄りも在宅と地元の方々から伺ってございます。建設課でもいろいろ改修を試みていますが、冠水をとめる手だてには残念ながら至っていないような状況だというふうに私なりに認識しております。
五月女歯科医院や角田金物店まで行く排水路の水量を、手前の大久保さんあるいは田中さん宅前から真西に旧県道つくば益子線、そこから真北に万寿園の前を通り、さらに北、旧酒寄商店前まで排水路を新設で持ってくる手だてなど、これはうちのほうでもちょっと内部で担当のほうとも、工務のほうと課長のほうとも歩いたのですけれども、延長で約250メートルぐらいになるかと思われます。いずれにしましても、議員ご指摘のとおり、この地区の改修整備は岩瀬旧市街地の喫緊の問題だというふうに私も強く認識したところでございます。
水害から市民を守るため、いろいろ技術的な精査をしたいと存じております。詳細設計等の予算措置も講じてまいりたいと事務方のほうは考えてございますが、最終的な判断は市長のほうにゆだねたいと思います。いろいろうちのほうも財政限られた予算でございますので、大変恐縮なのですけれども、事務方のほうでは一応前向きに工務のほうと課長のほうとも一丸となりまして、私も現場を二、三回回りましたのですけれども、そういうことで十分状況は、川那子議員の熱い思いはひしひしと感じておりますので、そういう点で前向きに対応させていただきたいと思っております。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 大場部長、いいことを発言していただきました。あとは市長が考えることだと。建設部はやる気満々だと。
市長ね、どうですか、これ。あそこを一度歩いてみてくださいよ。副市長でもいいですよ。あれは環境整備、これは猪ノ窪の水が来なければまだしも、あっちから来るわけですから。あそこらの人がいつも被害をこうむっているわけですよ。どうですか、市長。やるという答えを聞かせていただければ、私はすぐ区長のところへ行って、市長はそういう方向づけたよと。飛び上がって喜びますよ。久保さんはとうとうできなかったそうです。渡辺昇さんは、ちょっと離れても一生懸命陳情はしていたようです。それが市長に通っていたのか。市長、やるって言ってください。ひとつ答えを、答弁をお願いします。
〇議長(増田 昇君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 先ほども川那子議員さんに答弁をいたしましたけれども、犬田地内、特に猪ノ窪のほうからどのくらいの水が一気に流れてくるのか。この辺をまず精査してみないと、私も軽々しくこういうふうにしたいというふうなことをこの場でお答えすることはできないと思います。
先ほども言ったように、やっぱり治山治水と言いますが、水をおさめていくのにどうしたらいいか。一気に雨が、水が流れてきたときに、どれだけの口径があればその水が流れていくのか。これらをまず精査させていただきたいと。その後、やはりあそこの地域というのは一番低い地域で、現在も岩瀬駅前の整備が終わりまして、その水も一気に流れていくということは私も重々承知をしておりますので、その辺のまず調査をさせていただきたいと。その後にどのような形が一番よろしいのか、皆さん、建設常任委員会のほうにもご相談をしながら、粛々と進めさせていただきたい。ただ、水の流れ、これをやっぱりきちんとつかんでいないと、再度川那子議員さんに何もやっていないというふうなおしかりを受けるのではないかと思いますので、その辺をまずやらせていただきたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 大体市長はやるよと、そういう考え方はあるということを持ちました。
部長ね、調査費ぐらいは、何とか雨水検査、それをやればわかるわけですから。どのくらいの雨があの地域に降るかと。そうすると、口径をやっていけばわかってしまうのですよ。だから、ひとつそういう調査、設計とまではいかなくても調査をして、市長に判こをもらうように努力を。ただ、3月までにやってもらわないとね。3月までに鋭意部長は努力すると言っていましたから、高松次長も一緒でしたから、やっていただけるのではないかと。常盤町の区長と東2区の区長には方向はそういう方向でやるような雰囲気でしたよという答えを出しておりますので、副市長、知らん顔していないでくださいよ。あそこはあなたが育ったところですから。十分あそこらも見て回って、状況を調べてみて、提言をしてください。
以上で終わります。
〇議長(増田 昇君) これで川那子秀雄君の一般質問を終わります。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前11時43分)
再 開 (午後 1時00分)
〇議長(増田 昇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
〇議案第84号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第2、議案第84号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
飯島総務部長。
〔総務部長(飯島泰則君)登壇〕
〇総務部長(飯島泰則君) 議案第84号 専決処分の承認を求めることについて(平成20年度桜川市一般会計補正予算(第3号))について概要をご説明いたします。
3ページをごらんください。既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ7,339万8,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ166億1,167万1,000円とするものでございます。
4ページをごらんください。第1表は、歳入歳出予算補正の総括表となっております。
5ページをお開きください。第2表は、地方債補正であります。土木施設災害復旧事業債2,230万円を追加するものでございます。これは、平成20年8月29日から30日にかけての集中豪雨によるものでございます。
続きまして、事項別明細書によりご説明いたします。歳入についてご説明いたします。7ページをお開きください。第14款国庫支出金、2項3目土木費国庫補助金2,386万4,000円を増額しております。これは、土木災害復旧事業補助金であります。
第19款1項1目繰越金2,723万4,000円を増額しております。これは、前年度繰越金であります。
第21款市債、1項7目災害復旧費2,230万円を増額しております。これは、土木施設災害復旧事業債であります。
8ページをお開きください。続きまして、歳出の主なものについてご説明いたします。第6款農林水産業費、1項5目農地費269万9,000円を増額しております。これは、8月29日から30日にかけての集中豪雨による用排水路の修繕料並びに工事請負費であります。
次に、第8款土木費、2項2目道路維持費1,300万円の増額でございます。これも集中豪雨による道路路肩のり面崩壊等に係る修繕料であります。
9ページをお開きください。第10款教育費、1項4目給食センター費548万1,000円の増額であります。これは、北給食センターの給湯ストレージタンクがボイラー協会の保守点検においてストレージタンク入り口フランジ部分の減肉等の指摘があり、使用期間の制限により交換工事をするものでございます。
次に、第11款災害復旧費、2項1目道路橋梁災害復旧費1,015万1,000円の増額でございます。これは、先ほどと同じように8月29日から30日にかけての集中豪雨による国庫補助事業対象となる真壁地区の2路線の事業経費であります。
同じく2目河川災害復旧費4,206万7,000円の増額ですが、これは国庫補助事業対象となる真壁地区の3河川の事業経費であります。
以上で説明を終わります。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第84号は原案のとおり承認されました。
〇議案第85号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第3、議案第85号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
中田市長。
〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) 議案第85号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてご説明を申し上げます。
人権擁護委員の推薦につきましては、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、市町村長が議会の意見を聞いて法務大臣に候補者を推薦するものでございます。現在桜川市の人権擁護委員は9名で、委員の構成は岩瀬地区4名、真壁地区3名、大和地区2名であり、そのうちの1名の委員が平成21年3月31日をもって任期満了となりますので、委員の推薦について議会の意見を求めるものでございます。
それでは、議案に沿って説明をいたします。議案第85号として提案いたしました新村秀雄氏は、住所、桜川市真壁町塙世222番地2、昭和21年3月3日生まれで、現在62歳になられる方でございます。同氏は、平成13年5月1日に旧真壁地区の人権擁護委員として委嘱されて以来、現在も引き続き桜川市の人権擁護委員として4期職務に活躍中であり、今般同委員の再任をお願いするため、議会の意見を求めるものでございます。
新村氏につきましては、地域社会においても信頼される人権識見や中立公正さを兼ね備えており、また社会貢献の精神に基づいて熱意を持って積極的かつ活発的な人権活動が期待できる方でございますので、よろしくお願いを申し上げ、説明といたします。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案を原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第85号は同意することに決定いたしました。
〇議案第86号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第4、議案第86号 桜川市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
飯嶌市長公室長。
〔市長公室長(飯嶌洋一君)登壇〕
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 議案第86号 桜川市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。
12ページをお開き願います。今回の改正は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律に伴い、桜川市の職員の育児休業等に関する条例の一部を改正するものでございます。職員が少子化対策が求められる中、公務においても長期間にわたる育児と仕事の両立が可能となるように、育児のための短時間勤務制度等を導入しようとするものでございます。
今回の改正点では、大きな改正点といたしまして3点ほどございまして、概要をご説明申し上げます。初めの1点目といたしましては、育児のための短時間勤務制度の導入ということで、小学校就学始期に達するまでの子を養育する職員が希望する場合、給料を減額して1週間当たりの勤務時間を短縮することができるものでございます。ただし、配偶者が育児休業をしていたり、職員が育児短時間勤務をすることにより子を養育しようとする時間において、職員外の親が養育することができる場合には、育児短時間勤務をすることはできないということでございます。また、育児短時間勤務の請求は、1カ月以上1年以下の期間ということでなっております。
2点目といたしまして、部分休業の対象範囲の拡大ということでございまして、部分休業の対象となる子の年齢を現行の3歳未満から小学校就学始期に達するまでに拡大するものでございまして、部分休業といいますと、公務の運営に支障のない範囲で1日勤務時間の一部を勤務しないことができる制度でございまして、正規の勤務時間の初めまたは終わりに2時間を超えない範囲で請求ができるというものでございまして、給与は同じく減額をするというものでございます。
3点目といたしまして、育児休業をした職員の職務復帰における給与の調整ということでございまして、この制度は養育する子が3歳に達する日まで休業をできるというようなことでございまして、そのときの復帰時調整における時期の換算率について、現行の2分の1を改め、育児休業していた前期間を引き続き勤務していたものとみなすというような制度が改正されるものでございます。
条例の内容についてご説明を申し上げます。第1条中でございますが、これについては地方公務員の育児休業等に関する法律の改正で、育児のための短時間勤務制度の導入に伴うもので、この規定に基づき実施するための職員の育児休業等に関し必要な事項を定めるものでございます。
また、第2条第6号中から13ページ上段の第7条を第17条とする改正までにつきましては、一部改正による条例の追加または字句の改め、号給の繰り上げ、繰り下げ等の改正でございます。
第8条関係につきましては、育児休業をした職員の職務復帰後における給与の調整として、先ほどご説明いたしました復帰時期の調整における期間の換算率について、現行の2分を1を改め、100分の100以下としてみなすものを定めたものでございます。
第9条は、育児短時間勤務の対象外職員を加えるもので、非常勤職員、臨時職員、配偶者が育児休業をしている職員等を定めたものでございます。
第10条は、育児短時間勤務の終了後1年以内に再度の育児短時間勤務が可能となる特別の事情を加えるもので、内容といたしましては配偶者が入院するなどの事情で、育児短時間勤務をしなければ子の養育に著しい支障が生じることとなったことを定めたものでございます。
14ページお願いいたします。第11条は、育児短時間勤務の勤務形態を加えるものでございまして、1週間当たりの勤務時間を20時間、24時間または25時間とするという定めでございます。
第12条は、育児短時間勤務の承認または期間の延長の請求の手続を加えるもので、育児短時間勤務の開始等の1カ月前までに請求をするという定めをしたものでございます。
14から15ページになりますが、第13条は育児短時間勤務の承認の取り消し理由を加えるものでございまして、内容といたしましては承認を受けている職員以外の親が、当該職員が育児短時間勤務により子を養育している時間に当該子を養育することができることとなったときなどを定めたものでございます。
15ページで第14条関係でございますが、育児短時間勤務の承認が執行した場合に短時間勤務をさせることができるやむを得ない事情を加えるもので、育児短時間勤務に伴い任用されている短時間勤務職員を引き続き任用することができない場合などを定めたものでございます。
15条関係は、育児短時間勤務の例による短時間勤務に係る職員への通知を加えるものでございます。
16条関係は、育児短時間勤務に伴う短時間勤務職員の任期の更新のための手続などを加えるもので、あらかじめ職員の同意を得なければならないというものを定めたものでございます。
附則といたしまして、15ページでございますが、1項といたしましてこの条例は平成21年1月1日から施行するというものでございまして、2項、3項については施行前と施行後について、運用について定めたものでございます。
また、4項につきましては、桜川市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を次のように改正するということでございまして、関連する条例の一部改正として、附則で育児短時間勤務の職員の勤務時間等に係る規定整備をするものでございます。
17ページをお願いいたします。5項の桜川市職員の給与に関する条例の一部を次のように改正すると。これにつきましても、関連する条例の一部改正として、附則で育児短時間勤務職員の給料の算定に係る規定の整備をするものでございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
25番。
〇25番(林 悦子君) 見られる親がいる場合は適用できないということなのですが、同居しているとか、あるいは近くにいるとか、親がいるいないというのの仕切りって難しいと思うのですけれども、その辺のところはどのようになっていますか。
〇議長(増田 昇君) 飯嶌市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 親がいるいないということは難しいということでございますが、養育をする者がいるいないというようなことで考えていただければと思っております。
〇議長(増田 昇君) 25番、よろしいですか。
25番。
〇25番(林 悦子君) では、かなり個人の事情をしんしゃくしてそのときは決まるというふうに、広義に解釈していいのですね。
〔「はい」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) ほかにありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。
〇議案第87号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第5、議案第87号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
飯島総務部長。
〔総務部長(飯島泰則君)登壇〕
〇総務部長(飯島泰則君) 議案第87号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。
19、20ページをお開き願いたいと思います。桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を次のように改正するものでございます。第4条に次の1項を加える。4といたしまして、前2項に定めるもののほか農業委員会の委員がその職務に関し会議等に出席したときは、費用弁償として1日2,000円を支給すると。そのほかにつきましては、別表を次のように改めるという内容でございます。これにつきましては、合併時で非常勤特別職の報酬は調整し、現在に至っておりますが、報酬の見直しにつきましては市の行財政改革実施プラン、いわゆる集中改革プランでございますが、の検討事項でもありまして、また総務常任委員会でも委員報酬のあり方を検討するよう要望があった経緯もございますので、今回見直しを行い、提案した次第でございます。
見直しに当たり、基本方針として、医者、学者が職務を遂行するに当たり、その職責が必要となる場合を除き、会議の時間が半日以内で日額設定のものは3,000円にするとともに、会長、委員長と他の会員、委員で差額がある場合、長の職務が顕著に多い場合を除き同額とするよう、報酬額をできるだけ統一する方向で検討いたしました。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
24番。
〇24番(上野征一君) 23ページの一番下の枠ですけれども、公民館というところに館長、副館長、分館長、副分館長、分館主事ということで上がっていますけれども、この公民館の指し方、どことどこを公民館とみなしているのか、その辺。今まで大和さんではすべての部落の集会所が公民館の分館になっていたというような話も聞きますし、岩瀬公民館では中央公民館のみで、各集落にあるものは集落センターで無給になっているかと思います、管理費は。その辺の違いをどのように区分けしてあるのか、明快にお願いしたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 総務部長。
〇総務部長(飯島泰則君) 今回の改定の中では金額、公民館の分館長とか副分館長とかというのは改正はしておりませんが、その分館長、それから副分館長というのは真壁地区に旧村単位に分館がございまして、それの分館長、副分館長がございます。それから、大和地区も各18区だったと思いますが、分館があるような現在条例になっておりますが、これにつきましてはもう手当については今現在払っていないと思いますので、分館長、それから副分館長については真壁地区だけということでございます。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 24番。
〇24番(上野征一君) 申すまでもなく、既に合併して3年を過ぎているわけです。21年の4月1日から実施するというような条項になっているようですけれども、いつまでもそういうことを引きずっていたのでは、やっぱり公民館、真壁の旧町村単位にある恐らく3つか4つでしょうけれども、それを公民館の分館として認めておく。もちろん岩瀬地区にも、どうしてもやっぱり地元しか知識がありませんので、岩瀬の話になってしまいますけれども、羽黒にも改善センターもある。各集落にそれなりの規模の集落センターもありますので、やっぱり常勤ででも真壁地区の分館長さんが出ているのであれば、また公民館、分館に対してどのような管理をしているのか、その辺でわかりませんけれども、この年を明けて21年の4月の1日から施行であれば、実施であれば、この条項は少し見直す必要があるかと思うのですが、いかがなものでしょう。
〇議長(増田 昇君) 飯島総務部長。
〇総務部長(飯島泰則君) 分館につきましては、旧真壁地区の分館というのは市が設置した分館でございまして、いろいろと分館祭なり、いろいろ事業も展開してやっておりまして、大和地区の分館とはちょっと考え方が違うのかなというふうに思っております。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 24番。
〇24番(上野征一君) 確かに当時の合併前の真壁町が設置した施設かもしれませんし、設置した分館かもしれませんけれども、先ほども言ったように、もう合併して、いかに真壁の、大和の、岩瀬のというような垣根を外そうというような意識で議員各位もいるでしょうし、職員の皆さんもそのような考えでいるかと思いますし、その辺の見直しはする必要があるのではないかと思うのですが、いつまで部長に答弁をもらってもしようがないですから、最終的に教育長なのかな、市長なのかな、その辺どちらか考えを述べていただきたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 教育長。
〇教育長(石川 稔君) 上野議員さんにお答えをいたしますが、真壁の分館は小学校単位につくってある分館なのです。地区の集落のセンターとは運営の仕方が全然変わっておりまして、小学校単位の地区でいろいろな行事に使っている施設でありますので、分館としての位置づけでお願いをしていきたいと思いますので、お願いをいたしたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 24番。
〇24番(上野征一君) ということは、当分の間このままでやりたいということですね。
〔「はい。そうです」の声あり〕
〇24番(上野征一君) 結構です。
〇議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
25番。
〇25番(林 悦子君) 今やっぱり出るなと思っていたのですが、分館とあれの仕分けについては、今まで分館と地域の集落として集落センターの役割を担っていて、なおかつ分館であるというところと地域ごとに誤差があるので、どうしても自分の地域以外のところはなかなか理解しづらいということがあるかと思います。
24番議員さんがおっしゃることも確かにもっともで、そういうふうに思われるだろうなと思いながら聞いておったのですが、このことに関しましては私は教育長と全く意見が同じです。と申しますのは、むしろ合併になって、例えば敬老会がなくなったとか、あるいは運動会がなくなったとか、それから文化祭等も非常に弱くなったり、地域のつながりが弱くなったりして、合併でいいところもあるけれども、合併によって地域の一体化とか、あるいは地域の中の話がわかりづらくなるとかということで弱くなっている部分もあって、それは常にやっぱり犯罪等につながっていく下地になるのです。
今公民館で揺れていますけれども、真壁の場合は前の合併で、これ市長によくわかっていただきたいのですが、前の合併のときに樺穂地区、谷貝地区、椎尾地区のまず分館の整備をして、そこで必ず農繁期が終わった後のいろいろそういう文化祭等を本当に活動して、絵を飾ったり、お習字を、常日ごろからその分館を、例えば生け花とか、子供たちにそういう地域の芸能を教えるとかということを、集落のセンター以外の機能をきちんと活動させてきて、そして最後に残ったのが真壁の中央公民館の改修だということで、旧合併のときの弱くなる地域の補強のためにつくっていったという側面が大きいのです。ですから、私たちのほうから、私たちというのもおかしいですが、決して地域を隔てる垣根ではなくて、また今度の合併によって弱くなる地域のその一体感というものを結びつけるために、むしろ補強しなくてはならないところだから、私が考えるには、例えば岩瀬の公民館機能を北那珂とかいろいろあるのだと思うのですが、3つぐらいは、羽黒とかいろいろあると思いますけれども、そういうところに分館機能をむしろ補強しなくてはならないので、これはぜひ見習ってほしいもので、逆に広めてほしいところだと思っているのです。
その分館機能をいろんな行事を4月から3月までやる上で、かなり分館長さんの負担というのは大きいですから、ですから金額が、お金をもらえるからやるとかやらないとか、これ区長と全く別なのです。ですから、区長に分館という名前のものを支払っているというのとは全然違う。地域のそういう文化活動及び、何回も申しますが、そういう地域の一体感を担う敬老会等の活動をやってもらっているので、相当やっぱり文化事業に従事した方、学校の先生等が分館長についているケースが多い。むしろ合併でまた弱くなる地域のつながりを補強するのには、大和地区にも2カ所ぐらい、岩瀬地区にも3カ所ぐらい、本当は分館をむしろつくって、そこを強化するべきなのではないかと私は思うのです。
ですから、これは考え方はどちらにも一理あると思うので、よく検討していただいて、そして合併によって薄れていく地域の機能の強化の意味ではかなり分館の文化活動は有効だということをわかってほしいと思って、よく考えてほしいと思うのですね。単なる金額の多寡の問題ではないということです。これは教育長に頑張ってもらいたいと思います。これは私は応援いたします。
〇議長(増田 昇君) 24番。
〇24番(上野征一君) 先輩議員に反論するわけではありませんし、真壁の分館の件は私了解したので、そのままで結構ですけれども、今恐らく大和さん、岩瀬であっても各集落センターで今先輩議員が言われたように、各地元の文化行事、敬老会だとか婦人会だとか子供会だとか、場合によっては地域の文化祭といいますか、久原のひょっとこだとか、大泉の盆踊りだとかというのはすべてその集落センターでやっていますし、集落センター長を区長以外にお願いして、地元の区費の中から、行政区によってまちまちでしょうけれども、うちのほうでは年間3万円、センター長に支払いしています。区費から。そういうことで、もちろん地域の文化もろもろの行事は各集落センターであってもそこを有効に使わせてもらっています。もちろん県の補助3分の1、当時の町の補助3分の1いただいていますので、それ以外の負担はかけるつもりもないというか、こういうようなことで真壁とは別なのだということで先ほど教育長から答弁をもらいましたし、当分の間このまま続けたいということですので、私は結構ですよということを言ったのですけれども、そういう文化行事もろもろは集落センターでもやっているということをお含み置き願いたいと思います。
〇議長(増田 昇君) 答弁よろしいですか。
〇24番(上野征一君) はい。結構です。
〇議長(増田 昇君) 26番。
〇26番(菊池節子君) 今話がいろいろ出てきたので、あれなのですけれども、旧岩瀬地区にすれば農村集落改善センターというところが今そういう活動をしていると。そうしますと、公民館の分館としての管理費ではそうですけれども、こちら、旧岩瀬地区になると今度は経済部のほうの管轄ということになって、その辺どうなのでしょうか。全然そういう分館費としてはいただいておりませんけれども。そういう点ひとつ統一をしたほうがいいのではないかなと。旧岩瀬のほうは分館ということはないですね。あと、地域の集落の建物ということで。その辺、市長、総務部長でもいいのですけれども、どうなのでしょうか。お考えいただきたいというふうに思うのです。
〔「分館として最初から補助金ももらっている。分館としてつくっ
ているんだよね。明確にそこに目的と意思がある」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 菊池議員さん、羽黒にある農業改善センターは、農業振興という形の中で補助金をいただいて建てさせていただきました。そういう面で経済部の管轄と。また、真壁地区につきましては、各地区の単一の集落ではなくて、合併前の樺穂地区、椎尾地区、谷貝地区、五町内というような形の中で公民館を建てていった経緯がございます。また、先ほど上野議員さんがお話ししたような集落でつくった集落センター、これはまた別でございますので、この辺のところはやはりそれぞれの思いがあって建てられたというところもございますので、ご理解をいただきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 26番、いいですか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。
〇議案第88号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第6、議案第88号 桜川市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
飯島総務部長。
〔総務部長(飯島泰則君)登壇〕
〇総務部長(飯島泰則君) 桜川市税条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。
議案書26ページをお開き願います。議案第88号 桜川市税条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。寄附金の控除につきましては、地方税法の改正により寄附金控除の拡充が行われ、公益法人等に対する寄附金も控除の対象となり、対象となる法人等を条例で定めることとなっております。今回の改正の概要は、寄附金控除の対象となる法人等の範囲を定めるとともに、規定の仕方を個別に規定するのではなく、包括的に規定することによる改正をするものでございます。
それでは、一部改正条例の内容について説明いたしますので、27ページをお開き願います。第34条の7の改正は、寄附金控除の対象となる公益法人等を包括的に規定し、対象となる公益法人等の範囲について、県内に主たる事務所を有する法人とするとともに、関連条文の整理を行いました。
附則を説明いたします。第1条は条例の施行日で、平成21年4月1日から施行いたします。
第2条は、寄附金に関する経過措置でございます。
以上で説明を終わります。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第88号は原案のとおり可決されました。
〇議案第89号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第7、議案第89号 桜川市産業活動の活性化及び雇用機会の創出のための固定資産税の特別措置に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
飯島総務部長。
〔総務部長(飯島泰則君)登壇〕
〇総務部長(飯島泰則君) 桜川市産業活動の活性化及び雇用機会の創出のための固定資産税の特別措置に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。
28ページをお開き願います。議案第89号 桜川市産業活動の活性化及び雇用機会の創出のための固定資産税の特別措置に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
この条例は、市内に事務所、事業所の新設または増設をした法人に対して、固定資産税を免除する条例でございます。今回の改正の概要は、この条例の有効期間が平成21年3月31日で終わるため、桜川市の産業活動の活性化及び雇用機会の創出のため延長するとともに、課税免除の適用要件となっております従業者について改正するものでございます。
それでは、一部改正条例の内容についてご説明いたしますので、29ページをお開き願います。第2条の改正は、従業者につきましては5人以上増加という人数の変更そのものは変更ございませんが、正規雇用の創出を図っていく観点から、雇用保険法に定める被保険者として「かつ市内に住所を有するもの」といたしました。その他は字句の整理でございます。
附則第2条の改正は、この条例を3年間延長する改正でございます。
附則を説明いたします。第1条は条例の施行日で、平成21年4月1日から施行いたします。
第2条は、改正に伴う経過措置でございます。
以上で説明を終わります。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第89号は原案のとおり可決されました。
〇議案第90号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第8、議案第90号 桜川市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
永瀬市民生活部長。
〔市民生活部長(永瀬 昇君)登壇〕
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 議案第90号 桜川市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例。
31ページをお開き願います。桜川市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。今回の一部改正は、平成20年度の上半期に資源物であります古紙、アルミ、スチール缶等の金属類の流通価格が高騰したことにより、各行政区で分別収集した資源物が何者かに持ち去られる事例が発生したため、改正として1点目は、収集した資源物の所有権と持ち去り禁止の条項を加え、2点目として新たに家庭系ごみの排出方法等の条項を加えるものでございます。2条を加えるため、現行条例の第11条から第16条を2条ずつ繰り下げ、第10条の次に第11条、第12条を加えるものでございます。
第11条は、家庭系ごみの排出方法等の規定でございます。第1項は、市民はごみを分別して、所定の場所に適正に排出すること。
第2項は、市長は申請に基づきごみ集積所を指定すること。
第3項は、市民は適切なごみの排出と集積所の清潔を保つよう努めること。
第4項は、ごみ集積所の管理者は、利用者に対して適切な啓発及び指導ができること。
第5項は、市長は利用者に対しごみの適正な排出について指示をすることができること。
第6項は、規則への委任規定でございます。
第12条は、資源物の持ち去り禁止の規定で、第1条の規定により排出されたごみの資源物の所有権は桜川市に帰属するものとし、桜川市が指定するもの以外は収集並びに運搬を禁止する規定でございます。
附則といたしまして、この条例は公布の日から施行する。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
26番。
〇26番(菊池節子君) この間の説明、新旧の対照表を出してくれましたね。そうしますと、この赤い部分が新しくなったということで、事細かに今度は規定したということですね。そういうふうに解釈していいのでしょう。指定場所とか全部細かに。そして、この資源物の持ち去り、ごみとして出したけれども、そこから持っていってはいけないですよということなのですね。そうすると、それに対する何か罰則みたいなものがあるのですか。
〇議長(増田 昇君) 永瀬市民生活部長。
〇市民生活部長(永瀬 昇君) お答えいたします。
罰則規定は今回は設けてございませんが、窃盗そのものが刑法上の犯罪でございますので、これは刑法のほうで処分されると思います。ですので、条例で特段の定めはしてございません。
〇議長(増田 昇君) よろしいですか。
〔「はい」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第90号は原案のとおり可決されました。
〇議案第91号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第9、議案第91号 茨城県後期高齢者医療広域連合規約の変更に関する協議についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
永瀬市民生活部長。
〔市民生活部長(永瀬 昇君)登壇〕
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 議案第91号 茨城県後期高齢者医療広域連合規約の変更に関する協議についてご説明申し上げます。
地方自治法第291条第3項の3第1項の規定により、茨城県後期高齢者広域連合規約を別紙のとおり変更することについて、同法291条の11の規定により議会の議決を求めるものでございます。
次のページ、33ページをお開き願います。提案の内容は、現行の茨城県後期高齢者医療広域連合の議会議員の定数22人では、広域連合の議会において直接的に反映ができない関係市町村が存在することとなります。よって、この状況の解消を図るために、広域連合の議会の議員の定数を変更するものでございます。
また、広域連合議員の構成から市町村長が除かれることにより、広域連合の運営に関する重要事項について審議するため、関係市町村の長の代表者で組織する協議組織を置くことができることを定め、広域連合のより円滑な運営を期するものでございます。
目次の改正は、新たに協議規則の組織の長及び第1条が設けられたことに伴いまして、雑則の章を第6章として繰り下げるとともに、条も1条繰り下げる改正でございます。
第7条の改正は、広域連合議員の組織を改めるもので、第1項は広域連合議員の定数を現行の22人から44人と改め、第2項は現行では広域連合の議員は関係市町村長の長と議員で構成されておりますが、これをすべて関係市町村の議会の議員とするものでございます。
第8条の改正は、広域連合議員の選挙の方法に関する条項の改正でございます。これまでは定数が22人であったために、区分に応じた関係する複数の市及び町村による選挙を行ってまいりましたが、定数が44人となることによりまして、関係市町村の議会からそれぞれ1人を選挙する規定でございます。
第1項は、議員の選挙は関係市町村の議会における間接選挙によることを地方自治法の規定により定めたものでございます。
第2項は、議員にかかわるその関係市町村の議会における選挙は、地方自治法第118条の規定の例によることを定めたものでございます。
第3項は、議員の任期満了以外の理由による選挙については速やかに行うことを定めたものでございます。
第9条第2項は、市町村長を削り、広域連合議員が関係市町村の議員としての身分を失ったときは、同時に広域連合議員としての身分を失うことを定めたものでございます。
第19条は、広域連合に関係市町村の長の代表者で組織する協議組織を設置することを定めたものでございます。
附則といたしまして、規約の変更につきましては、広域連合の申請により県知事の許可が必要であることから、この規約の施行期日を茨城県知事の許可のあった日以後、初めてその期日が告示される広域連合議員の一般選挙から施行することを定めたものでございます。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
26番。
〇26番(菊池節子君) 今回のこの後期高齢者医療広域連合規約改正ですけれども、私どもは、定数22だったということは各市町村で代表が出せないところがあるので、44名になったということには賛成しているのですけれども、制度そのものに私は問題があるというふうに思っているのですけれども、強いて言えばこの定数も、合併していろいろありますけれども、人口2万3,000の今現在ある町、そして人口二十四、五万ですか、26万、水戸市とか、そこが同じ1つという、定数が1つというのは私はちょっと納得できないのです。だから、その辺でやっぱり比例配分も入れた定数を、市長、ぜひ連合へ行って言ってください。私が言うわけにいきませんので、そこへ行けないから。代表になっていませんので。そのことを申し添えて、私は一応賛成いたします。
〇議長(増田 昇君) 市長に答弁求めるのですか。
〇26番(菊池節子君) いいです。
〇議長(増田 昇君) いいですか。
25番。
〇25番(林 悦子君) 私は答弁を求めるのですが、市長に。
これは、事前に委員会でも説明をいただいたのですが、よくよく読んでみると、2点あるのです。1つは、前は首長さんたち、議員だったのです。だから、2時間でも3時間でも議論が続けばそこにいなくてはならない人だったのですが、今度はこの協議組織というのは一体どういう位置づけになるのですか。今度はそこに多分県西から1人とか、何々郡から1人みたいなことで行くのでしょうけれども、執行側になったのだか、議会側になっているのだか、この首長さんの協議組織というのの仕事の位置づけがよくわからない。中途半端なものになっているから、それは最初のときによくして、首長さんたちのほうも意見が反映されるようにしないと、議員を1つの市町村から一人ずつ出していく意味が、もしかすると首長の意向と沿わない場面が出てくるかもしれないから、それはどこかで事前に調整してもらいたいなということが1つ。どういった位置づけになるのだろうということを市長は聞いていますかということです。
それから、もう一点は、わずか2年で、根本的な議員の数なんてもう一番最初に決める大前提のところですね。それが何があったのだか知りませんが、わずか2年の間に確かに22を倍にして44というと、イタチごっこで、確かに26番議員が言うように、人口の小さいところも、20万もあるようなところも、では1人で1票の格差みたいなものが生じないのかということになりかねない別の議論もはらんでいるわけですよ。これ、全国一斉にやっているのだかどうだか知りませんけれども。そうなったときに、県会議員の集まりに別の県議会みたいな広域連合ができてしまう可能性だってできてしまいますね。では、水戸は5人にしようとか、つくばも5人にしようなんて始まったら。やっぱりそんなところが、2年くらいで不都合になるとちょろちょろ変わるようでも困るなということです。どうぞ。
〇議長(増田 昇君) 永瀬市民生活部長。
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 1点目の協議組織でございますが、私も広域連合のほうに参加してございませんので、広域連合から取り寄せました資料に基づいてご説明を申し上げたいと思います。
今回協議組織をつくるということで、では何をするのかということで主なこととしては、1番目として広域の計画及び広域連合の運営の基本方針、これを協議するということです。当然こういうものを決めた後は議会の議決が必要でございますので、議会に上げるまでの前段でこのものを協議するということでございます。
第2点といたしましては、規約の改正等に関すること、本日も規約の改正がございますが、このようなことを協議組織の中で決めていきたいということです。
3番目として、予算、決算、条例の制定、改正、廃止、その他広域連合議会に提案する議案等に関することということで3番目はうたっております。
4番目といたしまして、その他広域連合長が重要と認める事項ということで、これは具体的な事項ではございませんが、この4点を業務として行いたいという方針だそうでございます。
広域連合もすべての首長が参加するのでなく、先ほども説明をいたしましたが、代表者をもって組織するというようなことで話は伺っております。
以上です。
〇議長(増田 昇君) 25番、よろしいですか。
25番。
〇25番(林 悦子君) よくよく聞くと、この間まで議員だった人が、どうも執行側の提案者の側になるようですね。となると、代表者だから、例えば首長さんが、市長が出ていくとしますね、この辺の代表として。そうしたら、自分の一存で言いたくても言えないことも出てくる場合があるではないですか。ほかの首長に相談しなくてはそのことについては言えないというふうになると、こういうケースというのは間々、事務局が用意してきたペーパーに大体うなずくだけで、それであと一言コメントつけるぐらいで通すというと、ちょっと比較対照にはなりませんが、今騒いでいる内閣の事務次官会議を通ってこなくては、あとはそこで判こを押すだけみたいなことになりかねないから、この間まで議員だった人が執行部にほうに取り込まれるなんていう言い方をしてはいけませんけれども、そうすると地域の意見が反映されているのだか反映されていないのだか、微妙な立場になる場合も私は起きてくるのではないかと思います。その辺のところをよく気をつけると言ってはおかしいですけれども、考えながら、やっぱり医療というのは大変な問題なので、あくまでも地域の側の立場を失わないようにして、首長さんたちには努めてもらいたいということを要望しておきます。
〇議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第91号は原案のとおり可決されました。
〇議案第92号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第10、議案第92号 筑西広域市町村圏事務組合規約の変更についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
永瀬市民生活部長。
〔市民生活部長(永瀬 昇君)登壇〕
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 議案第92号 筑西広域市町村圏事務組合規約の変更についてご説明を申し上げます。
筑西広域市町村圏事務組合規約を別紙のとおり変更するため、地方自治法第290条の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。
35ページをお開き願います。筑西広域市町村圏事務組合は、結城市、筑西市、桜川市の3市で構成する一部事務組合で、組合の共同処理する事務は第3条中の表のとおりでございます。第3条の改正は、現行では第1項から第12項までの事務は3市で共同処理しておりますが、次のページの第13項、し尿の処分に関することにつきましては、筑西市は旧協和町の区域を除いた区域、桜川市は旧岩瀬町と旧大和村を除いた区域となっております。これを合併後の市の区域に変更して、結城市と筑西市に改め、桜川市のし尿は筑北環境衛生組合で処理するものでございます。
第9条は、第3条の改正により、し尿の処分に関することについては結城市、筑西市の2市となることから、議決方法の特例条文を新たに加えるものでございます。
戻りまして、第16条第4項の改正は、筑西ふるさと市町村圏基金の処分に関する条文に、「ただし、組合議会において議決を得たときはこの限りではない」を追加し、同条を第17条とするものでございます。
附則として、この規約は平成21年4月1日から施行する。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
10番。
〇10番(相田一良君) 消防の規約のことでないのですけれども、この筑西広域市町村圏事務組合の消防のことで、関連で質問させてもらいます。
これは、以前にも私大和、真壁の消防団員が岩瀬の消防本部のほうに、北関東自動車道が開通したことに伴いまして、その警備の目的で人員が少なくなった。それをいろんな……
〇議長(増田 昇君) これは、やっぱりちょっと……
〇10番(相田一良君) まずいな。
〇議長(増田 昇君) 質問の範囲を超えていると……
〇10番(相田一良君) まずいと思ったのだけれども、でもやっぱり真壁と大和の住民が不安に駆られるのは関連しているのだね。
〇議長(増田 昇君) この前一般質問をやったのではないですか、それで。
〇10番(相田一良君) やったのだけれども、それがなかなか思うように結果が出ていないから、それを広域の議会へちょっとここで話をしてもらって、広域の議員に……
〇議長(増田 昇君) 終わったらば、生活部長のところへ行って、その話を2人で話してください。
〇10番(相田一良君) わかりました。それは、よく話をします。
それでは、違うほう。消防で、これならいいと思うのだな。この間一般質問でやった女性の消防団員、これはどうですか。議長。
〇議長(増田 昇君) これもちょっと。これ規約改正のことなので。
〇10番(相田一良君) まずい、やっぱり。
〇議長(増田 昇君) はい。
〇10番(相田一良君) わかりました。次回聞きます。
〇議長(増田 昇君) ほかにございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。
〇議案第93号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(増田 昇君) 日程第11、議案第93号 筑北環境衛生組合規約の変更についてを議題とします。
提案理由の説明を願います。
永瀬市民生活部長。
〔市民生活部長(永瀬 昇君)登壇〕
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 議案第93号 筑北環境衛生組合規約の変更についてご説明を申し上げます。
筑北環境衛生組合規約を別紙のとおり変更するため、地方自治法第290条の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。
次のページ、38ページをお開き願います。筑北環境衛生組合は、桜川市、笠間市、筑西市の3市で構成する一部事務組合でございます。し尿処理施設の設置及び管理運営することの事務を共同しております。旧協和町の区域を筑西広域市町村圏事務組合に、旧真壁の区域を筑北環境衛生組合に組みかえを行うことにより、第2条中の筑西市を削り、第3条の第2項は桜川市は全域と改めるものでございます。
第5条の改正は、組合議会の議員定数は10人で変わりませんが、桜川市においては6人、笠間市では4人とするものでございます。
第8条第1項の改正は、3市構成から2市構成となるため副管理者を1人とするものであり、第3項は「会計管理者は管理者の属する市の会計管理者をもって充てる」に改めるものでございます。
第9条第2項の改正は、副管理者が1人となることにより、職務代理の順序を削除するものでございます。
附則として、この規約は平成21年4月1日から施行するものでございます。
以上でございます。
〇議長(増田 昇君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(増田 昇君) 異議なしと認めます。
よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。
〇散会の宣告
〇議長(増田 昇君) 以上で本日の日程は終了しました。
本日はこれで散会します。
ご苦労さまでした。
散 会 (午後 2時05分)