平成20年第3回桜川市議会定例会議事日程(第6号)

平成20年第3回桜川市議会定例会議事日程(第6号)                        平成20年9月22日(月)午後3時開議 日程第 1 議案第72号 平成19年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について 日程第 2 議案第73号 平成19年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につ              いて  日程第 3 議案第74号 平成19年度桜川市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 4 議案第75号 平成19年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定              について 日程第 5 議案第76号 平成19年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定に              ついて 日程第 6 議案第77号 平成19年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 7 議案第78号 平成19年度桜川市野外趣味活動施設特別会計歳入歳出決算認定              について 日程第 8 議案第79号 平成19年度桜川市岩瀬水道事業会計決算認定について 日程第 9 議案第80号 平成19年度桜川市真壁水道事業会計決算認定について 日程第10 議案第81号 平成19年度桜川市大和水道事業会計決算認定について 日程第11 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査 日程第12 執行部あいさつ
出席議員(20名)   1番   風  野  和  視  君     2番   勝  田  道  雄  君   3番   岩  見  正  純  君     4番   小  高  友  徳  君   5番   中  川  泰  幸  君     7番   皆  川  光  吉  君   8番   増  田     豊  君     9番   潮  田  新  正  君  10番   相  田  一  良  君    13番   高  田  重  雄  君  14番   小  林  正  紀  君    15番   増  田  俊  夫  君  16番   鈴  木  好  史  君    18番   萩  原     實  君  19番   横  田     衛  君    20番   橋  本  位 知 朗  君  22番   増  田     昇  君    23番   塚  本     明  君  25番   林     悦  子  君    26番   菊  池  節  子  君
欠席議員(5名)  11番   古  川  静  子  君    12番   大  塚  秀  喜  君  17番   川 那 子  秀  雄  君    21番   仙  波  信  綱  君  24番   上  野  征  一  君
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名    市     長  中 田   裕 君    副  市  長  山 田 耕 一 君    教  育  長  石 川   稔 君    市 長 公 室 長  飯 嶌 洋 一 君    総 務 部 長  飯 島 泰 則 君    市 民 生活部長  永 瀬   昇 君    保 健 福祉部長  麻 尾   優 君    経 済 部 長  山 中 政 雄 君    建 設 部 長  大 場 敏 夫 君    岩 瀬 支 所 長  細 谷   豊 君    真 壁 支 所 長  藤 田 定 一 君    上 下 水道部長  告   清 嗣 君    教 育 次 長  古 橋   忠 君    会 計 管 理 者  市 塚 昭 一 君
職務のため出席した者の職氏名    議 会 事務局長  柴 山 栄 一 君    議会事務局書記  笠 倉   貞 君    議会事務局書記  安 保 文 明 君    議会事務局書記  斎 藤 修 一 君

          開 議  (午後 3時00分)
    〇開議の宣告
議長(小林正紀君) 本日の出席議員は20名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。

    〇議案第72号〜議案第81号の委員長報告、質疑、討論、採決
議長(小林正紀君) 日程第1、議案第72号 平成19年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第10、議案第81号 平成19年度桜川市大和水道事業会計決算認定についてまで10案を一括議題といたします。
 本案については、委員長より報告を求めます。
 なお、討論、採決は常任委員長の報告終了後に行います。
 初めに、総務常任委員長、鈴木好史君、登壇の上、報告願います。
          〔総務常任委員長(鈴木好史君)登壇〕
総務常任委員長(鈴木好史君) それでは、総務常任委員会審査報告書。
 総務常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会は、9月17日午前9時より2階大会議室において、委員5名の出席のもと開会し、関係部課長の出席を求め、書記3名を任命し、付託案件につき説明を聴取し、審議を行いました。
 本委員会に付託されました案件は、議案第72号 平成19年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について、歳入全般、歳出のうち総務課、財政課、税務課、収税課、会計課、職員課、企画課、秘書広報課、情報政策課、監査・公平委員会事務局、議会事務局の所管に属する事項についてであります。
 審議の結果、本委員会に付託された内容と提起された意見及び要望は次のとおりです。
 歳入についてでありますが、予算現額167億2,562万6,000円、調定額175億7,159万1,191円、収入済額169億3,834万2,689円で、収入率101.3%、不納欠損額8,845万5,982円、収入未済額5億4,479万2,520円となっております。
 歳入決算の構成比は、地方交付税が31.3%、市税が28.3%、市債が10.2%、国庫支出金7.2%、県支出金4.6%の順となっております。
 地方交付税につきましては、予算現額50億8,870万6,000円に対し、調定額、収入済額とも53億496万9,000円となっております。内訳といたしましては、普通交付税47億8,468万円であり、特別交付税は5億2,028万9,000円となっております。
 市税につきましては、予算現額47億4,743万2,000円、調定額53億7,669万2,655円、収入済額48億132万710円、不納欠損額8,845万598円となっております。
 市債につきましては、予算現額17億7,334万1,000円、調定額、収入済額とも17億2,844万1,000円となっております。市債の主な内容は、農村総合整備事業債ほか4件分の農林業債4,450万円、岩瀬・真壁地区のまちづくり交付金事業債2億5,970万円などの土木債6億1,940万円、さらに消防自動車2台分と防火貯水槽2基の整備に要した消防債2,260万円、普通交付税の減額を補う臨時財政対策債5億6,704万1,000円、大和中改築事業債等の合併特例事業債4億7,490万円などであります。
 国庫支出金につきましては、予算現額13億2,085万1,000円に対し、調定額、収入済額とも12億2,019万837円となっております。
 県支出金につきましては、予算現額7億6,306万円に対し、調定額、収入済額とも7億7,795万8,300円となっております。
 歳入についての審議内容でありますが、主に税収の確保について質疑がなされました。税源移譲により市民税の調定が昨年度より約4億7,160万円ほど増加しているにもかかわらず、市税の徴収率が前年度比3.1%アップの89.3%となったことは、職員による一斉滞納整理、所得税還付差し押さえ等の成果であり、今後とも公平確保の観点から、なお一層の努力を要望するものであります。
 また、不納欠損については、制度の趣旨を踏まえ、今後も市民に対する公平確保を図りながら、対応するよう要望いたします。
 次に、歳出に関する審議の概要を報告いたします。歳出については、主に次のことについて意見、要望がありました。
 議会費については、常任委員会活動負担金、議員研修負担金等、精力的な議員活動ができるような予算編成を行っていただきたいという意見がありました。
 次に、行政区の規模については、合併して3年がたとうとしているが、旧町村ごとの行政区の戸数がまちまちであると思われ、今後市として行政区の戸数を見直し、整理統合することで、行政側とのつながり、人口規模に見合った望ましい行政区のあり方を調査してもらいたいとの意見がありました。
 次に、評価替え業務について、固定資産税土地評価路線価業務については、岩瀬地区の市街化区域を対象に行っているが、市内全域について適正な評価をするとともに、土地の利用状況等を把握して、公平な税の賦課に努めてもらいたい。
 次に、監査委員については、代表監査委員と議会選出監査委員の2名で監査を行っているが、監査機能の充実を図る観点から、専門的な知識のある公認会計士や税理士等を入れて、3名体制で監査を行ったほうがより細部にわたり監査が行われるのではないかという意見がありました。
 次に、人事管理については、平成26年度の400人体制を目指し、今後も努力していただくとともに、その体制を維持するための職員研修等による職員の意識・資質の向上に努めてもらうことを要望いたします。
 その他全般的な事項について審議がなされ、今日の厳しい財政状況を踏まえ、物件費等の内容をさらに検討し、なお一層経常経費の削減に努められるよう要望いたします。
 以上が付託案件に対する総務常任委員会の審査の経過及び結果であり、本委員会に付託された決算は、出席委員全員の賛成により認定すべきものと決定いたしました。
 議員各位におかれましては、本委員会の報告をご承認の上、ご賛同くださるようお願い申し上げます。
   平成20年9月22日 総務常任委員会委員長 鈴木好史
   桜川市議会議長 小林正紀様
 以上です。
議長(小林正紀君) これより質疑を行います。
 総務常任委員会以外の方の質疑をお願いいたします。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 質疑を終わります。
 続いて、福祉環境常任副委員長、岩見正純君、登壇の上、報告お願いいたします。
          〔福祉環境常任副委員長(岩見正純君)登壇〕
福祉環境常任副委員長(岩見正純君) それでは、資料1ページをお開きください。
 福祉環境常任委員会審査報告書。
 福祉環境常任委員会の審査結果並びに審議の経過と概要について、会議規則第103条の規定によりご報告申し上げます。
 当委員会は、9月17日及び18日に福祉環境常任委員会室において、委員6名の出席のもと開会し、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託案件について審議を行いました。
 本委員会に付託された案件は、議案第72号 平成19年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定についての歳出のうち市民生活部の所管に属する事項、保健福祉部の所管に属する事項、福祉事務所の所管に属する事項、議案第73号 平成19年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第74号 平成19年度桜川市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、議案第77号 平成19年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
 審査に当たりましては、委員会付託案件について詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、議案第72号及び議案第74号については、全員異議なく、議案第73号及び議案第77号については、賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。
 なお、審議の過程で論議された内容の主なものについては、次のとおりであります。
 一般会計の市民生活部関係では、防犯灯の設置に関する件で質疑がなされました。各行政区からの申請にかかわらず、必要性のある暗い場所へは優先的に設置するよう要望いたしました。
 また、市民生活部の補助金に関しては、活動費補助金であるため、他の団体と同じように活動内容を精査し、補助金を交付するよう指摘いたしました。
 次に、し尿処理料金及び地区割に関する件について質疑がなされ、既に合併して3年になるが、現在でも市内において地区割が設けられている地域もあり、場所によって処理料金に格差が生じている状況にあります。今後、地区割の撤廃を検討するよう要望いたしました。
 次に、防災無線の活用及び整備計画について質疑がなされ、現在、主に消防・防災などに使用されている防災無線の多目的な利用について要望いたしました。また、今後防災無線のデジタル化への移行を行う場合、その財源として合併特例債の活用をしてはどうかという意見もありました。
 また、消費者行政に関する件について質疑がなされ、今後市としても消費生活に関するさまざまなトラブルに対応できるようなシステムを構築するなどの説明を受けました。
 次に、保健福祉部及び福祉事務所関係につきましては、戦没者追悼式について説明を受けました。遺族会との話し合いにより、3年に1度の合同式典として開催しておりますが、遺族の世代交代により自然風化させず、後世に追悼の気持ちを伝えるためにも、今後も各地区の遺族会と十分に調整を重ねながら実施されるよう要望いたしました。
 次に、家庭児童相談の現状と取り組みについて説明を受けました。多様な相談ケースに対し、家庭相談員の定期的な学校訪問等により、予防と早期発見に努め対処されておりますが、今後とも児童相談所を初めとした関係機関と連携を密にし、児童の健全育成に努められるよう要望いたしました。
 また、児童福祉にかかわる保育所や学童保育クラブ等の運営費用も今後増加するものと思われますので、計画的な取り組みをお願いいたしました。
 次に、老人福祉費の地域ケアシステム推進事業については、高齢者や障害者が家族や地域の中で安心して暮らせるように、地域社会で取り組む総合的な在宅サービス事業であるとの説明を受けました。
 次に、予防接種の接種率について説明を受け、どの予防接種も県平均以上とのことでした。麻疹・風疹混合ワクチンについては、平成17年度より2回接種が導入され、平成20年4月からは5年間の期限措置で中学1年と高校3年に追加接種となり、当市においては98.6%で、県内でも上位の接種率であるとの報告を受けました。
 次に、乳児一般健康診査の受診率について説明を受け、他市町村とも1回目の3カ月から5カ月児は比較的よいが、2回目の9カ月から11カ月児は、1歳児健診が間近に控えていることや母親の復職等で低くなるとのことでした。現在は、育児相談時の受診を勧めるとともに、母子健康手帳へ受診の勧奨について明記しているとのことですが、今後とも受診率の向上及び定着化に努めるよう要望いたしました。
 次に、国民健康保険特別会計の決算についてでありますが、平成20年度において保険税率の改定を行った上に、一般会計からの多額の財政支出と財政調整基金のほぼ全額を繰り入れて予算編成をしたが、それでも厳しい状況にあるとの説明を受けました。
 国民健康保険は、だれもが安心して医療が受けられる医療保険制度の基本であり、医療費の適正化などを一層推進し、健全運営を図るよう要望いたしました。
 最後に、介護保険特別会計では、各種介護サービスについての質疑がなされ、認知症対応のグループホームにおける地域密着型サービスや利用者負担が一定限度を超えたときに支払われる高額介護サービス費について説明を受けました。ほかに不納欠損の内容や住宅地特例の概要についても説明を受けました。また、家族介護者に対して支援の充実を図るよう要望いたしました。
 以上が福祉環境常任委員会の審査結果であります。
 なお、9月18日には、真壁小学校に設置している学童保育クラブについて視察しましたので、ご報告申し上げます。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
          平成20年9月22日 福祉環境常任委員会委員長 川那子秀雄 代読
   桜川市議会議長 小林正紀様
 以上です。
議長(小林正紀君) これより質疑を行います。
 福祉環境常任委員会以外の方、ご質疑願います。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) これで質疑を終わります。
 続いて、建設経済常任副委員長、中川泰幸君、登壇の上、報告願います。
          〔建設経済常任副委員長(中川泰幸君)登壇〕
建設経済常任副委員長(中川泰幸君) それでは、上野委員長にかわりまして、代読いたします。
 建設経済常任委員会審査報告書。
 建設経済常任委員会の審査結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託されました案件は、議案第72号 平成19年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について、経済部、建設部及び農業委員会の所管に属する事項、議案第75号 平成19年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第76号 平成19年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第78号 平成19年度桜川市野外趣味活動施設特別会計歳入歳出決算認定について、議案第79号 平成19年度桜川市岩瀬水道事業会計決算認定について、議案第80号 平成19年度桜川市真壁水道事業会計決算認定について、議案第81号 平成19年度桜川市大和水道事業会計決算認定についてであります。
 本委員会は、9月17日午前9時より第2委員会室において、本委員会委員7名のうち6名の委員出席のもとに開会され、説明者として関係部課長の出席を求め、書記4名を任命し、付託案件につき詳細なる説明を聴取し、慎重に審議を尽くした結果、本委員会に付託された案件は、出席委員全員の賛成により認定すべきものと決定いたしました。
 なお、審議過程において論議された意見並びに要望事項は、次のとおりであります。
 最初に、農林課関係についての質疑がなされました。イノシシなどによる農作物被害対策につきましては、毎年効果的な捕獲成果を上げているとのことでありますが、今後においても効果的な対策が円滑に図られるよう要望いたします。
 また、林道についてですが、桜川市には22路線あり、維持管理費として約400万円予算が執行されています。この中には生活道路として利用されている林道もあり、このような林道の草刈りなど維持管理については、市はもちろん利用する地元の方にも協力が得られるよう、積極的な呼びかけを要望いたします。
 次に、農地整備課関係については、受益者負担の伴う農地等の整備事業では、地元との連携を密にし、効率性と公平性を確保して、スムーズな事業推進が図られるよう要望いたします。
 次に、商工観光課関係については、3商工会の早期合併実現のため、極力努力するよう指導願います。
 続いて、やすらぎの里の運営についてですが、利用者の減少に伴い、厳しい状況になっておりますので、市内外からの利用者の増加を図り、利用率の向上に努めるとともに、借地料の見直しを検討するなど、経費の削減に努めるよう願います。
 また、花いっぱい運動推進事業補助金については、日本一きれいなまちづくりを進めるためにも、桜川市全体で活動できる体制づくりを要望いたします。
 次に、建設課関係についての質疑がなされました。道路事業におきましては、市民の生活向上のためのよりよい環境と安全で安心のできるような道路の整備を強く要望いたします。
 次に、都市整備課関係においては、都市計画用途変更についての質疑がなされました。これは、北関東自動車道桜川筑西インターチェンジ周辺との絡みもあり、規制をかけるだけでなく、将来にわたり土地利用の円滑なる推進が図られるよう慎重な審議をお願いいたします。
 次に、農業集落排水事業特別会計、公共下水道特別会計についての質疑がなされました。両事業ともに収入未済額がありますが、不納欠損処分とならないよう徴収事務に努めるとともに、公共下水道事業については、長期にわたる整備事業のため、将来財政を圧迫させる懸念がありますので、下水道整備の全体計画を早急に見直すことを強く要望いたします。また、接続率が低い現状なので、今後も接続率向上に向けさらなる努力をお願いいたします。
 次に、水道事業会計についての質疑がなされました。市の集中改革プランの取り組みの中、水道事業については今後とも適正な施設の維持管理に努め、さらなる経営の健全化が図られるよう要望いたします。
 なお、委員6名及び関係部課長にて、大和駅前、小貝川東部浄化センター、やすらぎの里、下妻農産物千代川直売所、椎尾川災害現場、酒寄地区災害現場等の現地視察を実施いたしました。現地視察の中の大和駅では、駅前駐車場を舗装及びフェンス等を整備し、月極駐車場として90台の駐車スペースを確保するとともに、公共交通の利用促進に向け努力し、また地元の協力を得て環境整備に力を入れている様子がうかがえました。
 小貝川東部浄化センターでは、自然と都市が調和した魅力ある地域づくりが求められてきている中、安全・安心で快適に暮らせる下水道の整備が望まれているとの説明を受け、その後、処理施設内の汚水浄化処理状況を研修いたしました。なお、桜川市においては、平成15年4月より一部供用開始となり、順次区域が拡大しております。
 椎尾川、酒寄地区の災害現場は、一部復旧いたしましたが、早期の完全復旧はもとより、再発防止を考慮した対策を要望いたします。
 以上が建設経済常任委員会に付託された案件に対する審議の経過並びに結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
          平成20年9月22日 建設経済常任委員会委員長 上野征一 代読
   桜川市議会議長 小林正紀様
 以上です。
議長(小林正紀君) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) これで質疑を終わります。
 続いて、文教常任副委員長、勝田道雄君、登壇の上、報告願います。
          〔文教常任副委員長(勝田道雄君)登壇〕
文教常任副委員長(勝田道雄君) 大塚委員長さんにかわりまして、代読させていただきます。
 文教常任委員会審査報告書。
 文教常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託されました案件は、議案第72号 平成19年度桜川市一般会計歳入歳出決算のうち教育委員会の所管に関する事項、公民館活動の所管に関する事項についての認定であります。
 本委員会は、9月17日午前10時より真壁庁舎会議室において、5名の委員の出席のもとに開会し、説明員として教育長、教育次長、関係課長の出席を求め、書記3名を任命し、付託案件について詳細なる説明を聴取し、審議いたしました。
 なお、審議過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりです。
 教育総務費の豊かな体験活動推進事業について質疑がなされました。事業の内容は、児童生徒にとって大変有意義な事業であると思われます。今後は、事業実施校の事業効果を市内小中学校に広く普及させるよう努められたい。
 次に、小中学校費のうち学校管理費について質疑がなされました。パソコン導入に当たっては、各学校の児童生徒数及び教諭数に応じた適正配置に今後とも留意されるよう要望いたします。
 給食センター費については、施設統合について質疑がなされました。現在の南学校給食センターの増改築を視野に入れた中で、経費節減を図りながら、小中学校適正規模等検討委員会において早急に協議することを要望します。
 また、原油高の影響により、原材料費が増加していると思いますが、なお一層の経費節減に努め、保護者の負担増にならないよう要望いたします。
 次に、幼稚園費について質疑がなされました。幼稚園児の送迎については、経費節減を考慮しながら検討するよう要望いたします。
 伝統的建造物保存地区推進費について質疑がなされました。住民と連携し、早急に伝統的建造物群保存地区指定の推進に向け、検討協議することを要望いたします。
 次に、体育施設費のうち温水プール管理費について質疑がなされました。原油高騰の中、経費節減を考慮しつつ、条例、規制の改正、また指定管理者制度の導入に向けた条例等を整備されるよう要望いたします。
 同日、審議終了後、大和中学校建設現場及び樺穂小学校体育館を視察したことについてもご報告いたします。
 本委員会に付託された決算は、出席委員全員の賛成により認定すべきものと決定いたしました。
 以上が文教常任委員会に付託された案件に対する審査の経過及び結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
          平成20年9月22日 文教常任委員会委員長 大塚秀喜 代読
   桜川市議会議長 小林正紀様
 よろしくお願いします。
議長(小林正紀君) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 質疑を打ち切ります。
 これから討論を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。議案第72号から議案第81号まで10案を一括して採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 お諮りいたします。議案第72号から議案第81号まで10案を委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第72号 平成19年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第81号 平成19年度桜川市大和水道事業会計決算認定についてまで10案を委員長の報告のとおり認定することに決定されました。

    〇議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続
     調査

議長(小林正紀君) 続いて、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。
 お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。

    〇執行部あいさつ
議長(小林正紀君) ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) 平成20年第3回桜川市議会定例会の閉会に当たり、一言御礼を兼ねてごあいさつを申し上げます。
 本定例議会は、9月9日より22日までの14日間の会期で開催されましたが、議員各位には連日にわたり慎重にご審議をいただき、心より感謝申し上げます。おかげをもちまして、ご提案いたしました各案件を原案のとおりご承認をいただき、厚く御礼を申し上げます。
 今回の本会議、あるいは各常任委員会、一般質問等を通して数々賜りました貴重なご意見、ご要望につきましては、十分尊重し、検討いたしまして、職員一丸となり、日々改善即実行し、市政の運営に努力いたす所存であります。議員各位におかれましては、今後とも健康に十分留意され、市政の発展になお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願いを申し上げ、閉会のごあいさつとさせていただきます。
 ありがとうございました。

    〇閉会の宣告
議長(小林正紀君) 今定例会に付議された案件はすべて議了いたしました。
 以上で平成20年第3回桜川市議会定例会を閉会いたします。
 大変ご苦労さまでございました。
          閉 会  (午後 3時38分)