平成20年第3回桜川市議会定例会議事日程(第4号)
平成20年第3回桜川市議会定例会議事日程(第4号)
平成20年9月12日(金)午前10時開議
日程第 1 議案第56号 桜川市ふるさと応援寄附条例
日程第 2 議案第57号 桜川市ふるさと応援基金条例
日程第 3 議案第58号 桜川市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例
日程第 4 議案第59号 桜川市職員の公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を
改正する条例
日程第 5 議案第60号 桜川市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改
正する条例
日程第 6 議案第61号 桜川市障害児就学指導委員会条例の一部を改正する条例
日程第 7 議案第62号 桜川市学童保育クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正
する条例
日程第 8 議案第63号 桜川市保健センターの設置及び管理に関する条例
日程第 9 議案第64号 桜川市土地開発公社の定款の変更について
日程第10 議案第65号 平成20年度桜川市一般会計補正予算(第2号)
日程第11 議案第66号 平成20年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
日程第12 議案第67号 平成20年度桜川市老人保健特別会計補正予算(第1号)
日程第13 議案第68号 平成20年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
日程第14 議案第69号 平成20年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
日程第15 議案第70号 平成20年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第16 議案第71号 基幹水利施設管理事業に関する事務の委託について
追加日程第1 市長提出議案第82号 桜川市都市計画に定める地区計画等の案の作成手続に関
する条例について
〇出席議員(23名)
1番 風 野 和 視 君 2番 勝 田 道 雄 君
3番 岩 見 正 純 君 4番 小 高 友 徳 君
5番 中 川 泰 幸 君 7番 皆 川 光 吉 君
8番 増 田 豊 君 9番 潮 田 新 正 君
10番 相 田 一 良 君 12番 大 塚 秀 喜 君
13番 高 田 重 雄 君 14番 小 林 正 紀 君
15番 増 田 俊 夫 君 16番 鈴 木 好 史 君
17番 川 那 子 秀 雄 君 18番 萩 原 實 君
19番 横 田 衛 君 20番 橋 本 位 知 朗 君
22番 増 田 昇 君 23番 塚 本 明 君
24番 上 野 征 一 君 25番 林 悦 子 君
26番 菊 池 節 子 君
〇欠席議員(2名)
11番 古 川 静 子 君 21番 仙 波 信 綱 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
副 市 長 山 田 耕 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市 長 公 室 長 飯 嶌 洋 一 君
総 務 部 長 飯 島 泰 則 君
市 民 生活部長 永 瀬 昇 君
保 健 福祉部長 麻 尾 優 君
経 済 部 長 山 中 政 雄 君
建 設 部 長 大 場 敏 夫 君
岩 瀬 支 所 長 細 谷 豊 君
真 壁 支 所 長 藤 田 定 一 君
上 下 水道部長 告 清 嗣 君
教 育 次 長 古 橋 忠 君
会 計 管 理 者 市 塚 昭 一 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 柴 山 栄 一 君
議会事務局書記 笠 倉 貞 君
議会事務局書記 安 保 文 明 君
議会事務局書記 斎 藤 修 一 君
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(小林正紀君) 皆さん、おはようございます。本日の出席議員は23名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
〇議案第56号及び議案第57号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第1、議案第56号 桜川市ふるさと応援寄附条例から日程第2、議案第57号 桜川市ふるさと応援基金条例まで2案を一括議題といたします。
提案理由の説明を願います。
飯島総務部長。
〔総務部長(飯島泰則君)登壇〕
〇総務部長(飯島泰則君) おはようございます。議案第56号 桜川市ふるさと応援寄附条例について提案のご説明をいたします。
10ページをお開き下さい。桜川市ふるさと応援寄附条例。第1条は、目的でございます。この条例は、ふるさと桜川市を愛し、まちづくりの賛同者から広く寄附金を募り、これを財源として各種事業を実施し、ふるさとに対する思いを実現化することにより、多様な人々の参加による個性豊かな活力あるふるさとづくりに資することを目的とするという内容でございます。
第2条は、事業の区分でございます。この条例に基づき寄附された寄附金(以下、寄附金という)を財源として実施する事業は、次に掲げるとおりとする。第1号から第6号につきましては、具体的なメニューを示しまして、寄附者が選択できるような形にしたものでございます。第7号につきましては、その他目的達成のために市長が必要と認める事業ということで、具体的な1号から6号までに示さなかった場合には、7号でこちらのほうで決めさせていただくというものでございます。
第3条、寄附金の管理運用でございますが、寄附金は、次の各号に掲げる事業の区分に応じ、当該各号に定める基金により管理し、運用するものとするということで、(1)号でございますが、前条の第1号から第5号までの事業、桜川市ふるさと応援基金条例に基づく桜川市ふるさと応援基金ということでございます。(2)号、(3)号につきましては、地域福祉基金の設置及び管理に関する条例、それから、地域づくり推進事業基金設置管理及び処分に関する条例、これはいずれも既存の条例を活用するものでございます。
2項といたしまして、前項の規定にかかわらず、市長は、必要があると認めるときは寄附金を基金として積み立てることなく必要な財源に充てることができる。ただし、一般会計の歳入歳出予算に計上しなければならないということでございます。
第4条、寄附金の使途指定、寄附者は、寄附金の使途を第2条各号に掲げる事業のうちから指定し、寄附することができるという規定でございます。
2項、寄附者が寄附金の使途を第2条各号に掲げる事業のうちから指定しなかったときは、同条第7号の事業の指定があったものとみなすものでございます。
第5条は、運用状況の公表でございます。市長は、毎年1回この条例の運用状況を公表しなければならないということでございます。
第6条、委任でございます。この条例の施行に関し、必要な事項は市長が別に定めるという内容でございます。
11ページ、附則。この条例は、公布の日から施行するという内容でございます。
議案第57号 桜川市ふるさと応援基金条例でございますが、13ページをお開きください。
第1条は、設置に関する規定でございます。ふるさと桜川市を応援するため、桜川市ふるさと応援寄附条例に基づき寄附された寄附金を適正に管理し、運用することを目的とする桜川市ふるさと応援基金(以下、基金という)を設置するものでございます。
第2条、積み立てでございます。基金として積み立てる額は、次に掲げる額とする。(1)、寄附条例第2条第1号から第5号までの事業に係る指定寄附金。(2)、基金の運用から生じる収益金。(3)、その他予算に計上する額。
第3条は、管理についてでございます。基金に属する現金は、金融機関への預金その他最も確実かつ有利な方法により保管しなければならない。
2項、基金に属する現金は、必要に応じ最も確実かつ有利な有価証券にかえることができる。
第4条、運用益金の処理ということでございます。基金の運用から生ずる収益は、一般会計歳入歳出予算に計上してこの基金に繰り入れるものとする。
第5条、繰り替え運用についての規定でございます。ここは省略させていただきます。
第6条、処分。基金は、寄附条例第1条に定める目的を達成するため、寄附条例第2条第1号から第5号までの事業に要する費用に充てる場合に限り、処分することができる。
第7条、その他でございますが、この条例に定めるもののほか、基金の管理に関し必要な事項は市長が別に定める。
附則、この条例は、公布の日から施行する。
以上のような内容でございます。以上で説明を終わります。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
10番。
〇10番(相田一良君) これは実は金額の寄附金ではなくて、ちょっと関連で、土地の件で寄附がありますもので、そのことは質問はできますか。土地の寄附者がいるということで。この条例は寄附金のことではありますけれども、その関連して土地を寄附していることについては質問はできますか。
〇議長(小林正紀君) これは今ふるさとに税金を納税、ふるさと納税のことですから、多分土地等は関連していないと思うのですよね、幾ら寄附であっても。
〔「対象外」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 対象外だと思います。
〇10番(相田一良君) 土地は対象外。では、わかりました。
〇議長(小林正紀君) はい。違う項目のとき、ひとつお願いします。
ほかございますか。
12番。
〇12番(大塚秀喜君) 寄附を受けるほうの説明は十分わかったのですが、寄附する側をひとつちょっと、これで東京で生活している人が桜川市出身で寄附しようといったときに、どういう税金の……
〔「どこまで市民……所得税が……」の声あり〕
〇12番(大塚秀喜君) そうそう、その辺がどのように控除されるのかというのをちょっとお願いします。
〇議長(小林正紀君) 飯島総務部長。
〇総務部長(飯島泰則君) 所得税につきましては、来年というか、例えばことし寄附した場合には、来年の2月から3月にかけて確定申告やると思うのですが、そのときに控除の対象になると。
それから、住民税については、その後住民税の、それをもとに、確定申告すればその資料は当然今度市のほうに回ってきますので、それに基づいて課税ということになりますから、その分の寄附金控除は所得税と住民税と両方対象になるということでございます。
〇議長(小林正紀君) 12番。
〇12番(大塚秀喜君) 控除になるということなのですけれども、では、ことし、例えば桜川市で30万円の住民税がかかると。すると、隣の筑西市に30万円寄附しましたと。そしたらどうなのですか。現金……あくまでも所得税を筑西に納めるというのではなくて、そうではなくて、所得の中の30万円を控除されると、それだけなのですか。
〇議長(小林正紀君) 飯島総務部長。
〇総務部長(飯島泰則君) この制度は、所得控除がございますので、税額控除ということなものですから、所得控除よりは税額控除のほうが当然いいわけでございまして。
〔「税額を控除される」の声あり〕
〇総務部長(飯島泰則君) はい。
〔「わかりました」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) よろしいですか。
〇12番(大塚秀喜君) はい。では、菊池議員が言っているように市長に頑張ってもらって、ぜひいっぱい寄附してもらえるように頑張ってください。
〇議長(小林正紀君) 24番。
〇24番(上野征一君) 非常にいい条例ですし、ありがたい話なのですけれども、第3条の2項のただし書きから後、一般会計に繰り入れるということなのですけれども、計上しなければならないということですけれども、同じお金、同じ市内で使うのですから、別に差し支えはないかと思うのですが、寄附条例、基金条例をつくって、年に1回市長が市民に公表しなければならないというふうになった場合に、一般会計に入れてしまってどうなのだろうと。せっかく基金条例をつくるのであるから、別な形でこの寄附金は置いておいたほうが、一般公開するときに仕事もスピーディにできるでしょうし、公表されたほうでも理解しやすいと思うのですけれども、その辺いかがなものでしょう。
〇議長(小林正紀君) 飯島総務部長。
〇総務部長(飯島泰則君) お答えいたします。
あくまでも寄附金の額がどのくらい集まるかがまず問題でございまして、ある程度の金額が集まらないと、何か事業やるにしてもなかなか難しいのかなというふうに思っております。そういう意味では、ある程度基金に積み立てをいたしまして、ある程度の目的の金額になりましたら事業化していくというような形になるかと思うのですが、ここで、ただし、一般会計の歳入歳出予算に計上しなけれ……積み立てることなくという形で書いてありますが、これは早急に、例えば寄附者がもう寄附してある程度の金額で、それで即対応という場合に、こういう形もつくっておくということで、基本的には基金に積み立てるということで考えております。それで、ある程度の目的財源がたまったらば、そこで事業化していくというようなことにしたいと考えております。
〇議長(小林正紀君) 24番。
〇24番(上野征一君) ある程度の金額がたまりまして、何かその使途がある、目的、そのために使える場合には別にしたらどうだろうということですけれども、そうなりますと、また条例をその場で改正しなければなりませんよね……そうでないですか。やっぱり、子供らの子供貯金にしろ、奥さん方のへそくりにしろ、やっぱりある程度金額というものはだんだんたまってくれば励みになるかと思うのですよ。一般会計にその年その年、1年に50万円集まるか100万円寄附してくれるかわかりませんけれども、その都度一般会計に入れてしまっていかがなものでしょうね。やっぱり別な形に残しておいたほうが管理の仕方もやりやすいでしょうし、一般寄附される方も、今桜川市でこれだけあるのだということになれば、では、それにこれだけ上積みしようというような形で、どんどんそのほうが寄附者の気持ちを寄附行為に喚起させるような形になるような気がするのですけれども。
それと、あと、基金条例のほうで、確実有利な方法だとか、最も確実な有価証券ということがうたってありますけれども、この辺は、そうすると、有価証券ということになりますと、場合によっては株などもというふうな考えなのですか。
〇議長(小林正紀君) 飯島総務部長。
〇総務部長(飯島泰則君) 管理の仕方でございますが、通常は預金ということで考えておりますので、よろしくお願いいたします。
〔「預金だったら最も有利な有価証券になんていうふうなほどうた
う必要ないような気がするんですけど」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 飯島総務部長。
〇総務部長(飯島泰則君) こういう基金を設置する場合に、その管理の方法といたしましては、どういう基金でありましてもこういうような書き方をしております。いわゆる有価証券でも何でもできるような形には一応しておくということでございます。実際は預金を考えていると。
〔「結構です」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) ほか。
18番。
〇18番(萩原 實君) こういうふるさと基金は多いということなのですが、今後PRするために、広く皆さんに知ってもらうためには、いろいろインターネットあるいは広報等でやろうと思うのですが、今までによその市町村ではそういう芽というか、もう既に動き出した市町村があると思うのですが、どういう結果が出るかどうか、そういうのはまだ情報入っていないのでしょうか。
〇議長(小林正紀君) 飯島総務部長。
〔「どこでもやってんですよね、もうね」の声あり〕
〇総務部長(飯島泰則君) できるだけPRにつきましては、今現在考えているのは、この議会で議決をいただきましたら、いち早くホームページには掲載したいということを考えております。また、菊池議員のほうから高校の在京同窓会とかそういう話もございましたが、そういうこともできればそういう会にもご協力をお願いするとか、議員の皆様方におかれましても、できるだけこういう制度がありますので桜川市にぜひ、都会に出ている方とか、そういう方にお願いをしたいというふうに思っております。できるだけ地方税の、早く言えば都市部の税金を田舎にというようなことがこの制度のあれでございますので、できるだけ、ここで生まれ育った方が都会へ出て例えば成功しているとか、そういう方にはできるだけ寄附をしていただければというふうに思っております。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 18番。
〇18番(萩原 實君) わかりました。それに当たっては、では、広報かパンフレットか何かつくるのですね。つくるのですよね、桜川市か何かの。それで、実は来年、東京のほうで同窓会をやる計画しているのですよ。ぜひそれはつくったら私にもください。PRしてきますから。
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
17番。
〇17番(川那子秀雄君) 9月9日提出ということになっておりますが、きょう議決されれば公布はきょうですか。きょうになるわけですか。いつ公布するのですか。というのは、なぜお伺いするかといいますと、補正のほうに50万円入っているのですよね。50万円も入っている。補正をするということはもう既にそのネタが入っているのか。予定で補正をするというのは、ちょっとおかしなような私は感じがするのですよ。きょう、同時にきょう公布すれば、きょう補正が可決される。だから、まあ補正のほうも同時になるのかなと。それをちょっとお伺いしたかった。50万円補正に既に入ってしまっているのですよね。だから、どなたからかもういただいてあるのかなと。そういうわけです。
〇議長(小林正紀君) 飯島総務部長。
〇総務部長(飯島泰則君) 50万円補正のほうで上がっているというお話でございますが、これは一応5万円ぐらいで10件程度ということで、いわゆる受け入れ体制を、歳入項目、歳出項目、基金の積み立て項目というものをつくらないと、受け入れ先がございませんので、あくまでも見込みでございまして、寄附が今まで申し出が……寄附したいという方は一、二あるという話は聞いておりますが、金額的なものは全く現在のところわかりません。
〇議長(小林正紀君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) では、確認します。50万円、いわゆる5万円掛ける10人、そのくらいはあるのではないかと。これ入らなかったら困るのだよね、入らなかったら。補正をやるということは、普通補正というのは、計算をして足りたとかマイナスになったとかという、いわゆる増額補正、減額補正というのが、私は正しいやり方ではないのかと。だから、ネタも何にもないのに補正をかけるというのはね、私はちょっと疑問に感じるのですよ。そこいら辺は費目だけあれば十分ではないのかなと、そういうように感じるのですよね。補正を立てるというのはどなたの指示でおやりになったのですか。ネタがあるのだかどうか。だから、50万円ぐらい集まるだろうという、「であろう」というようなことの補正はかけてほしくないですね。そういうことです。
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか……答弁ですか。
飯島総務部長。
〇総務部長(飯島泰則君) 公布の日でございますが、公布は、議会の議決をいただきまして、それから起案をし、市長の決裁を受けて、それが公布の日ということになりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) よろしいですか。
ほかありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第56号及び議案第57号は原案のとおり可決されました。
〇議案第58号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第3、議案第58号 桜川市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
永瀬市民生活部長。
〔市民生活部長(永瀬 昇君)登壇〕
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 14ページをお開き願います。議案第58号 桜川市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例。
次のページ、15ページをお開き願います。桜川市認可地縁団体印鑑条例の一部を改正する条例の提案理由についてご説明を申し上げます。
今回の桜川市認可地縁団体印鑑条例の一部改正は、上位法であります地方自治法の改正に伴いまして、関連条文を改めるものでございます。国におきましては、民間の非営利部門の活動の健全な発展を促進し、現行の公益性法人制度に見られるさまざまな問題に対応するため、従来の主務官庁による公益法人の設立認可を改める行政改革が行われました。平成19年6月2日には、いわゆる公益法人制度改革関連の3法律が公布され、平成20年12月1日から施行されることとなります。これらの公益法人制度の改革関連の法律改正に伴い、関連する多くの法律が改正されることになり、認可地縁団体についてを規定しております地方自治法の一部も改正されますので、それに伴い、条例の関連条文を改めるものでございます。
それでは、内容についてご説明を申し上げます。第2条の改正は、印鑑の登録者の規定でございまして、印鑑の登録を受けることができる者は、基本的には認可地縁団体の代表者でございますが、1号の職務代行者、2号の仮代表者、3号の特別代理人、第4号の清算人が専任されているときは、代表者にかえて印鑑の登録を受ける者の規定でございます。これまでの民法の準用規定であったものを地方自治法に規定したことにより、引用法令条文を改正するものでございます。
附則といたしまして、この条例は、平成20年12月1日から施行する。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。
〇議案第59号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第4、議案第59号 桜川市職員の公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
飯嶌市長公室長。
〔市長公室長(飯嶌洋一君)登壇〕
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 議案第59号 桜川市職員の公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。
今回の改正でございますが、公益法人制度の改革がなされ、公益法人改革3法が制定されたところでございます。従来の公益法人は、剰余金の分配をしない、すなわち非営利の社団・財団法人のうち、公益性を認められた法人を指しておりましたが、今回の制度では、公益性の有無にかかわらず非営利であれば一般社団・財団法人となることができ、その上で、公益性が認められたものを公益社団とか財団法人とするものでございまして、一般社団・財団法人の中にも公益的なものがあるということにおいて、「公益」法人等を「公益的」法人とするものであり、関連する条例を改正するものでございます。
桜川市職員の公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を次のように改正すると。題名を次のように改める。桜川市職員の公益的法人等への職員の派遣等に関する条例。第1条中、「公益」法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律を「公益的」法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律に、「公益」法人等を「公益的」法人等に改めるものでございまして、附則といたしまして、この条例は、平成20年12月1日から施行するものでございます。これは、民法の一部改正に係る施行日が平成20年12月1日となっていることから、こういうことで附則として定めたものでございます。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明は終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。
〇議案第60号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第5、議案第60号 桜川市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
飯島総務部長。
〔総務部長(飯島泰則君)登壇〕
〇総務部長(飯島泰則君) 議案第60号 桜川市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例についてご説明いたします。
桜川市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例につきましては、平成20年6月18日に公布されました地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、関係する市条例の一部を改正するものでございます。
まず、第1条でございますが、桜川市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例につきましては、条例名を含め、「報酬」の名称を「議員報酬」と改めるものでございます。
第2条、桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例につきましては、根拠法令となる自治法の条項の改正に伴うものと、特別職報酬等審議会の名称の改正に伴うものでございます。
第3条は、桜川市特別職報酬等審議会条例につきましては、「報酬」の名称が「議員報酬」に改められたことに伴う改正となるものでございます。
以上で説明を終わります。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。
〇議案第61号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第6、議案第61号 桜川市障害児就学指導委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
古橋教育次長。
〔教育次長(古橋 忠君)登壇〕
〇教育次長(古橋 忠君) おはようございます。20ページをお開き願います。議案第61号 桜川市障害児就学指導委員会条例の一部を改正する条例。
改正内容についてご説明をいたします。21ページをお開き願います。この委員会は、障害のある児童生徒に対し、適正な就学指導を行うために設置されているものであります。今回の改正内容ですが、現在の社会が障害者と健常者がお互いに特別に区別されない社会生活をつくり上げる方向、そういう方向に進んでいることから、今回3点の条例改正をいたします。
1つ目は、題名を、桜川市就学指導委員会条例に改めるものでございます。
2点目は、第1条中、桜川市障害児就学指導委員会を桜川市就学指導委員会に改めるものでございます。
3点目は、第9条中、桜川市障害児就学指導委員会条例施行規則を桜川市就学指導委員会条例施行規則に改めるものでございます。
附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行する。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
8番。
〇8番(増田 豊君) 障害児就学学習指導ということですから、そのことなのですが、これ又聞きの話ですから正確なことわからないために、確認の意味で質問させていただきます。
今年度ある学校で障害児が小学校に入学したという話を聞きました。そこで、教育長経験者から聞いたのですが、そういう児童が入ったときには、学校としてはその児童に対する対応を考えてきちんと体制をつくるというふうなことを伺ったのですが、そういう子供が入学したのは事実でしょうか、ご返事をいただきたいと思います。どの学校だかわかりませんけれども。
〇議長(小林正紀君) 古橋教育次長。
〇教育次長(古橋 忠君) 今のご質問につきましては、具体的などこのということはないのですが、現在11の小学校、また5カ所の中学校におきまして、特別支援学級が制定されておりますのが5校、そのほか進学……相談学級とかですね、そういうものも……
〔「いえいえ、ことし障害者が入ったかどうかだけ」の声あり〕
〇教育次長(古橋 忠君) 障害者は、ですから、そういうところに入っていると思われますが。知的障害とか情緒障害とか言語障害とかありまして、それなりの指導はされて、そういう体制にはなっていると思います。
〔「入ったか入んないかということ」の声あり〕
〇教育次長(古橋 忠君) これ、入っていると思いますが……。
そういう体制にはなっているということなのですが、正確にどこの学校に、人数等もちょっと把握していませんので、確認してからお答えしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 8番。
〇8番(増田 豊君) 確認していないというような返事だと思うのですが、これは別に事務局のほうをいじめているわけではなくて、世間でうわさとして流されることが飛んでもない批判につながると思うから、事実を確認しているという意味で質問しているわけですからね、誤解しないようにお願いしたいと思います。
そこで、その先にどういうふうなことを言っているかと言ったらば、その障害児が小学校に入りました、その体制をつくるために人員配置をお願いしますと教育委員会に学校が言ったらば、予算がないからできませんと言って一蹴されたというふうな話で広まっているのですよ、ある部分では。だから、それが事実かどうかということを確認したかったと。これが事実把握していないならば、これからその作業をするべきだろうし。例えば、この条例が中身がいい内容の条例だと思うけれども、文章だけよくて対応ができていないというのでは、整合性がないというふうなことになってしまいますので、対応のほうはよろしくお願いしたいと思います。事実があるならば、よろしくお願いします。
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。
〇議案第62号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第7、議案第62号 桜川市学童保育クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
麻尾保健福祉部長。
〔保健福祉部長(麻尾 優君)登壇〕
〇保健福祉部長(麻尾 優君) 議案第62号 桜川市学童保育クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について説明いたします。
23ページをお開き願いたいと思います。桜川市学童保育クラブの設置及び管理に関する条例の一部を次のように改正する。
第3条、各号列記以外の部分に次のただし書きを加える。ただし、定員に満たない場合には4年生までの児童を受け入れることができるものとする。
附則、この条例は、公布の日から施行する。
提案理由でありますが、近年少子化の進行や夫婦共働き家庭が多くなってきており、また家庭や地域の子育て機能の低下など、児童を取り巻く環境は大きく変化してきております。学童保育クラブは、保護者や家族が就労等により昼間家庭にいない小学校に就学している児童に対し、授業の終了後に学校の余裕教室等などを利用し、適切な遊び及び生活の場を与え、健全な育成を図るものであります。
本市では、小学校1年生から3年生までの児童を、小学校の余裕教室等を利用し、5カ所で実施しております。現在109名の児童が通年利用しております。これまで議員の方々や保護者の方々より、学年を引き上げていただけないかといった問い合わせが多く寄せられております。このようなことから、本市においても、保護者のニーズにこたえるべく対策といたしまして、学童保育クラブで優先する対象児童はこれまでどおり3年生までとし、定員に満たない場合に限り、4年生まで受け入れることができるものとする改正であります。
また、学童保育クラブの新規設置要望等もあり、現在小学校全校の1年生から3年生までの保護者を対象として、学童保育に関するアンケート調査を行っております。その結果を踏まえて、新規学童保育クラブの開設に向け協議を進めてまいりたいと、このように思います。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
24番。
〇24番(上野征一君) 別に条例改正はこのままで結構かと思います。今部長の説明の中で、まだ実施していない小学校学区で、6学区ですか、あるから、これを早急にアンケートをとって、3年生までの父兄の声を聞きたいというようなことで、それによって方法を考えるということだったのですけれども、教育長にお願いなのですが、もちろん文部科学省とは、福祉関係ですから学童保育は、全く別個のことかと思いますけれども、やっぱり空き教室がないなんていうようなことがないように、各校長に徹底していただいて、極力最小限度の経費で全小学校学区でできるようにお願いしたいと思います。
それと、何か条件がありまして、年寄りがいる家庭では学童保育に入れないのだと、そういうような話も聞いていますけれども、今お母さん方が若くなっていますので、じいちゃん、ばあちゃんも若い方は50そこそこの方、60前後の方のじいちゃん、ばあちゃんが多いかと思います。であるから、今はどこの家庭でもやっぱり60前後の方は第一線で働いている方が多いですので、年寄りがいても、おじいちゃん、おばあちゃんがいても、おじいちゃん、おばあちゃんのいる方は受け入れられないのではなくして、希望のある方は受け入れていただけるような形に持っていっていただきたいと思いますけれども、その辺の回答ちょっとお願いします。
〇議長(小林正紀君) 麻尾保健福祉部長。
〇保健福祉部長(麻尾 優君) ただいまアンケート調査を実施中でございます。その結果を踏まえて、精査しながら順次開設したいと、このように考えております。
先ほどの、高齢者が、見る方がいるからという件に関しては、十分検討していきたいというような考え方を持っていますので、よろしくお願いしたいと思います。
〔「結構です」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
26番。
〇26番(菊池節子君) この4年生までの児童を受け入れることができるということは、これいいのですけれども、これから学童保育クラブのほうへ、岩瀬小なんかでも多分まだふえるのではないかなという感じはするのですね。そうしますと、この37名でね、やっぱりこの差があり過ぎて、何か対応が大変になるのではないかなという、岩瀬小学校も一番人数が多いときでたしか八百何十人っておられたと思うのです。今現在は五百何十名なのですね、生徒さん。空き教室ができたということで学童保育が実施されたのですけれども、やっぱり37名入るとなると、ちょっときついのではないかなと、指導する立場の人もね。その辺ちょっと市長のお考えを伺いたいのですけれどもね。ちょっと定員、早く言えばオーバーしているわけですよね、30名ということですから。その辺のところをちょっとお伺いしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 菊池議員さん、確かに岩瀬小学校は現在37名という形の中で、人数が多いのではないかというご指摘でございます。我々としても、適正な配置というふうなことを心がけておりますけれども、どうしても学童保育、全市で見ますところによると、岩瀬小学校と真壁小学校はかなり多くの要望があるということでございますが、まだ空き教室の点から見ても、1つの教室を利用させていただいておるというような状況でございます。また、これから出生率がかなり低くなってきておりまして、年々子供の数が減ってきておるというようなところもございますので、その辺を見ながら、どのような形がよろしいのか精査してまいりたいと、かように考えておるところでございます。
〇議長(小林正紀君) 26番。
〇26番(菊池節子君) まあ、いい方向で対応していただきたいというふうに思っているのです。余りにもこの差があり過ぎましてね。やっぱり子育て支援からも、これ必要な対策だというふうに私は思っています。
以上です。
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。
〇議案第63号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第8、議案第63号 桜川市保健センターの設置及び管理に関する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
麻尾保健福祉部長。
〔保健福祉部長(麻尾 優君)登壇〕
〇保健福祉部長(麻尾 優君) 議案第63号 桜川市保健センターの設置及び管理に関する条例の改正について説明申し上げます。
25ページをお開き願いたいと思います。桜川市保健センター条例の全部を改正する。
現行条例につきましては、合併時に旧3町村の保健センター条例を1つにまとめたものでありますが、その中の岩瀬保健センターは、合併前より目的外使用のため、ことし3月に財産処分をいたしまして、普通財産として現在総務課管財係が所管しているところであります。また、大和保健センターは、大和体力増進センターという名称でありまして、このセンターにつきましては、教育委員会で設置及び管理に関する条例に制定されております。合併時に、旧大和村では、保健センター機能を有する施設であるということから、条例に位置づけてしまったものと思われます。1つの施設に2つの設置管理条例があることから、現行の保健センター条例からこの2つの保健センターを削除するための条例改正であります。
主な改正点でありますが、現行条例の名称は、桜川市保健センター条例となっております。桜川市保健センターの設置及び管理に関する条例として目的を明確にするものであります。
次に、第1条の趣旨でありますが、これは地方自治法第244条の2第1項の規定に基づき、桜川市保健センターの設置及び管理に関し必要な事項を定めるものであり、旧条例に記載のなかった条項で、第1条を加えるもので、以下1条ずつ繰り下がるものであります。
次に、第3条、保健センターの名称及び位置でございますが、先ほど説明いたしました、岩瀬、大和の保健センターを削除いたしまして、真壁保健センターの名称と位置を定めるものでございます。
附則として、この条例は、公布の日から施行する。
以上、提案申し上げたいと思いますので、よろしくお願いします。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
〇議案第64号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第9、議案第64号 桜川市土地開発公社の定款の変更についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
飯嶌市長公室長。
〔市長公室長(飯嶌洋一君)登壇〕
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 議案第64号 桜川市土地開発公社の定款の変更についてご説明を申し上げます。
この変更は、公益法人改革3法の施行に伴い、民法の一部が改正されたことにより、変更をするものでございます。
公有地の拡大の推進に関する法律第14条第2項の規定に基づき、桜川市土地開発公社の定款を次のように変更する。
第7条第3項中、民法第59条を公有地の拡大の推進に関する法律第16条第8項に改める。これは、ただいま申し上げましたように、民法の一部改正により、法人の監事の職務等の条項が削除され、関係個別法に監事の職務等が規定されたことにより、改めるものでございます。
第24条第2号中、「郵便貯金又は」を削る。これは、日本郵政公社が平成19年10月1日の民営化により郵便貯金は郵貯銀行に移管されたことにより、削るものでございます。
附則といたしまして、この定款は県知事の許可の日から施行する。ただし、第7条第3項の改正規定は平成20年12月1日から施行する。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。
〇議案第65号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第10、議案第65号 平成20年度桜川市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
飯島総務部長。
〔総務部長(飯島泰則君)登壇〕
〇総務部長(飯島泰則君) 議案第65号 平成20年度桜川市一般会計補正予算(第2号)について概要をご説明いたします。
27ページをお開きください。既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ2億2,914万9,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ165億3,827万3,000円とするものでございます。
28ページから30ページにかけましては、第1表 歳入歳出予算補正であります。
31ページをお開きください。第2表 地方債補正であります。1、変更につきましては、多目的複合施設整備事業債2,990万円を7,350万円に限度額を増額変更するもので、事業費の増によるものでございます。
続きまして、事項別明細書により歳入についてご説明いたします。34ページをお開きください。第14款国庫支出金、1項1目民生費国庫負担金で359万5,000円を増額しております。これは、星の宮保育園が平成20年5月に認可・開園したことによる保育所入所児童委託に対する国庫負担金であります。
次に、2項2目民生費国庫補助金で171万円を増額しております。これは、星の宮保育園の一時保育促進事業に対する国庫補助金であります。
次に、2項3目土木費国庫補助金で2,920万円を増額しております。これは、まちづくり交付金事業岩瀬地区事業費の増額による交付金の増額であります。
第15款県支出金、1項1目民生費県委託金で179万7,000円を増額しております。これは、星の宮保育園の保育所入所児童委託に対する県負担金であります。
35ページをお開きください。第15款県支出金、2項2目民生費県補助金で319万1,000円を増額しております。これは、星の宮保育園の保育士増員事業県補助金68万4,000円、星の宮保育園の一時保育促進事業に対する県補助金171万円、いばらき3人子家庭応援事業県補助金32万3,000円で、これは3人以上子供のいる家庭の保育料を一部助成する補助金であります。障害者自立支援対策臨時特例交付金47万4,000円の増額ですが、これは、重度障害者のケアホーム入所者への支援体制強化事業補助金であります。
次に、2項4目農林水産業費県補助金で1,477万円を増額しております。これは、条件整備特別対策事業費補助金606万4,000円、買ってもらえる米づくり条件整備補助金350万6,000円で、米や転作作物用の農業機器購入の県補助金であります。身近な緑整備推進事業補助金520万円、これは、森林湖沼環境税を活用して松枯れ跡地の健全森林への復旧に対する補助金でございます。
次に、3項1目総務費県委託金で1,895万円を増額しております。これは、税源移譲に伴う県税の減額措置分であります。
第17款寄附金、1項1目一般寄附金で50万円を増額しております。これは、ふるさと応援寄附金でございます。
36ページをお開きください。第18款繰入金、2項3目塚田伝奨学金繰入金で11万8,000円を増額しております。これは、奨学生1名増による基金繰入金の増額であります。
第19款繰越金、1項1目繰越金でありますが、前年度繰越金1億1,071万8,000円を増額しております。
第20款諸収入、4項4目雑入で100万円を増額しております。これは、財団法人地域社会振興財団からの長寿社会づくりソフト事業の交付金であります。
第21款市債、1項6目合併特例事業債で4,360万円を増額しております。これは、多目的複合施設整備事業の事業経費の増額によるものでございます。
続きまして、歳出の主なものについてご説明いたします。歳出の1款議会費から10款教育費の2節給料、3節職員手当等と4節共済費の人件費につきましては、一括して説明をさせていただきます。2節給料につきましては1,526万3,000円の増額、3節職員手当につきましては1,619万2,000円の増額で、これは、職員の定期異動に伴う組み替えと新規採用並びに昇格分の増額であります。4節共済費につきましては、市町村共済の長期経理に係る負担率が、給料については1,000分の165.45から1,000分の7.7875アップしまして1,000分の173.2375に、期末手当等については1,000分の132.36から1,000分の6.23アップいたしまして1,000分の138.59に改定されたことにより、1,845万9,000円の増額となっております。
第2款総務費、1項1目一般管理費は、人件費と、38ページに移りまして、ふるさと応援寄附者への謝礼5万円と寄附金の基金積立金50万円の増額を見込んでおります。7目財産管理費89万5,000円の増額ですが、これは、大和庁舎のデジタル電話システムの交換機の賃借料の増額であります。8目企画費8万円の増額ですが、これは、北関東自動車道の開通に伴う茨城北関沿線地域活性化協議会への負担金であります。11目交通安全対策費131万8,000円の増額ですが、これは、桜川民間交通指導員の欠員補充に伴う指導員報酬と制服等購入経費であります。
39ページをお開き下さい。第2款総務費、2項1目税務総務費は人件費ですので、省略いたします。2目賦課徴収費4,683万1,000円の増額ですが、これは、平成21年10月から始まる個人住民税の公的年金からの特別徴収制度に係る1次経費の審査システム導入と申告支援システム改修経費483万1,000円と税源移譲に伴う市県民税の還付金4,200万円であります。
40ページから41ページは人件費ですので、省略いたします。
42ページをお開きください。中段のところですが、第3款民生費、1項3目障害者福祉費47万5,000円の増額ですが、これは、県補助事業のケアホーム入所者2名の重度障害者支援体制強化助成金であります。4目老人医療費117万5,000円の減額ですが、これは、人件費972万円の減額と過年度分の高齢者医療制度円滑化導入事業の精算分の返還金850万円の増額が主なものでございます。
43ページをお開きください。5目医療福祉費、7目国民年金費は人件費ですので、省略いたします。8目国民健康保険事業費1,056万円の減額ですが、これは、次のページに移りまして、国民健康保険特別会計への人件費分の繰出金1,076万6,000円が主なものでございます。9目介護保険事業費82万8,000円の減額ですが、これは、介護保険特別会計への人件費分の繰出金の減額であります。10目人権啓発対策事業費は人件費ですので、省略いたします。
45ページをお開きください。第3款民生費、2項1目児童福祉費は人件費ですので、省略いたします。2目児童措置費1,518万8,000円の増額ですが、これは、星の宮保育園の開園に伴い、入所児童の委託料804万1,000円と星の宮保育園の保育士増員補助金136万9,000円、一時保育事業補助金513万円と子育て家庭への経済的負担の軽減策として3人以上子供のいる家庭の保育料の一部を助成するいばらき3人子家庭応援事業補助金64万8,000円であります。5目保育所費、次のページに移りまして、第3款民生費、3項1目生活保護総務費は人件費ですので、省略いたします。
47ページをお開きください。第4款衛生費、1項1目保健衛生総務費1,261万5,000円の増額ですが、これは、人件費と新規事業の不妊治療助成費50万円の増額であります。3目環境衛生費は人件費ですので、省略いたします。
48ページをお開きください。第6款農林水産業費、1項1目農業委員会費、2目農業総務費は人件費ですので、省略いたします。3目農業振興費33万8,000円の増額ですが、これは、大和地区のジャム加工施設の屋根の修繕料であります。5目農地費、次のページに移りまして、6目農村総合整備事業費は人件費ですので、省略いたします。7目水田農業対策費957万円の増額ですが、これは、転作作物の本作化及び産地化を図るために必要な営農用機械等の整備に対し助成する条件整備特別対策事業費補助金606万4,000円と、高品質米生産や安全・安心ニーズに対応した米生産に係る機械等の整備に対し助成する、買ってもらえる米づくり条件整備補助金350万6,000円であります。9目施設管理費302万8,000円の増額ですが、これは、真壁農業者トレーニングセンターの浄化槽等の修繕料と、次のページに移りまして、冷暖房機器の購入費であります。
第6款農林水産業費、2項1目林業総務費は人件費ですので、省略いたします。2目林業振興費520万円の増額ですが、これは、県の森林湖沼環境税を活用して行う身近な緑整備推進事業で、羽田山の松枯れ跡地5ヘクタールの下刈り、間伐の整備工事費500万円と事務経費であります。
51ページをお開きください。第7款商工費、1項1目商工総務費、第8款土木費、1項1目土木総務費は人件費ですので、省略いたします。
52ページをお開きください。第8款土木費、2項1目道路橋梁総務費192万円の増額ですが、これは、北関東道の側道2.46キロメートルに係る道路台帳の加除業務委託料であります。3目道路新設改良費は人件費ですので、省略いたします。
53ページをお開きください。第8款土木費、4項1目都市計画総務費566万4,000円の減額ですが、これは、桜川筑西インターチェンジを活用した都市整備構想の審議、構想策定に係る都市計画審議会委員と都市整備構想策定専門委員の報酬・報償費18万7,000円の増額と人件費585万1,000円の減額であります。
4目まちづくり交付金事業費4,202万円の増額ですが、これは、岩瀬駅前歩道部のバリアフリー化対応及び照明灯類地中の景観配慮に対応する工事請負費3,410万6,000円の増額と、次のページに移りまして、東電の電力ケーブル、JR岩瀬駅の電力引き込み柱等の移設補償費766万6,000円の増額が主なものでございます。
第8款土木費、5項1目住宅管理費124万1,000円の増額ですが、これは、公営住宅の管理制度が平成21年4月より見直しになることによる公営住宅管理システムの改修委託料105万円と、桜川市営住宅用途廃止実施要綱に基づく御領東住宅から御領北住宅への移転補償費15万円が主なものであります。
55ページをお開きください。第9款消防費、1項1目常備消防費は人件費ですので、省略いたします。
第10款教育費、1項2目事務局費635万2,000円の増額ですが、これは、人件費と、次のページに移りまして、塚田伝奨学資金の1名増により11万9,000円の増額であります。4目給食センター費1,685万6,000円の増額ですが、これは、人件費と北学校給食センターの冷凍用冷凍機の修繕料127万9,000円の増額であります。
57ページは人件費ですので、省略いたします。
58ページをお開きください。第10款教育費、4項1目幼稚園費226万2,000円の減額ですが、これは、人件費361万9,000円の減額と真壁幼稚園のオイルタンクの漏水補修と配管の修繕料135万5,000円の増額であります。
59ページをお開きください。第10款教育費、5項1目社会教育総務費、2目公民館費は人件費ですので、省略いたします。3目文化振興費787万7,000円の増額ですが、これは、人件費と、次のページに移りまして、長寿社会づくり事業補助金100万円の増額ですが、これは市の伝統工芸である真壁藍の保存及び継承と周知を目的とし、地域社会振興財団の補助金をもって実施する事業であります。10目多目的複合施設建設事業費4,658万7,000円の増額ですが、これは、実施設計委託料の4,596万9,000円の増額が主なものであります。
第10款教育費、6項1目保健体育総務費は人件費ですので、省略いたします。
61ページをお開きください。2目体育施設費287万2,000円の増額ですが、これは、社会体育研修センターの雨漏り修繕と雨漏りによる壁及び床の修繕並びに真壁第一体育館の浄化槽曝気ブロアー交換が主なものであります。
内容をご審議の上、ご承認くださりますようよろしくお願いいたします。
以上で説明を終わります。
〇議長(小林正紀君) ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前11時08分)
再 開 (午前11時21分)
〇議長(小林正紀君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
提案理由の説明は終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
17番。
〇17番(川那子秀雄君) 47ページの不妊治療につきましては、予算化をしていただきましてまことにありがとうございました。一生懸命子育て支援ということで頑張っていただきたいと思います。
それから、教育委員会のほうに質問をいたします。56ページ、給食センター費の需用費の中で修繕料というのがありますけれども、北と南と給食センターあるわけですが、その中で職員さんが一生懸命中・小の児童のために食事をつくっておるわけでありますが、やはり老朽化があろうかと思います。ですから、その中で働く職員がいるわけでありまして、不便のないようによく点検をして、修理をしていただきたいと。というのは、何かどうもふぐあいが多くて困るというようなことの声が出ております。これは南はわかりませんが、北のほうで私はちらっと聞いております。ですから、教育長初め教育次長、きちっと、担当所長がおるわけでありますから、小中学校の給食のために職員が働きやすいように、遅滞のないような環境に整えていただくようにお願いをしたいと。そういうところ、次長はいかがですか、今ふぐあいが生じているところございますか。
それと関連ですが、新聞でも出ておりますが、例のモチ米、これはまさか回ってきていないのでしょうね。そういう点、業者名は結構ですから、真壁、要するに南のところ、北のところありますが、大体どちらからか米は仕入れているだろうと思うのですが、それは確認をしていただきたい。何か新聞によると、福祉センターなんかも向こうのほうでやっておると。だから、万が一紛れ込んでいたらばと話題になりますから、教育長、確認をしてください。それだけです。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 古橋教育次長。
〇教育次長(古橋 忠君) 川那子議員さんのご質問にお答えいたします。
補正に絡んでのことだと思いますが、補正につきましては、施設修繕料といたしまして北学校給食センターの冷凍用冷凍機の修繕料ということで計上させていただきました。
それから、給食センター全体の施設のふぐあいはどうかということなのですが、特に北給食学校センターのほうが、諸施設の老朽化が激しいという話は聞いております。徹底的に調査を今していただくように指示はしています。南給食学校センターにつきましても、平成2年で既に17年経過しています。やっぱりふぐあいが生じるような傾向にあるということで、やはり調査をお願いしております。また、この件に関しては、学校業務の適正化とあわせまして、学校等の施設ということで、給食センターも適正規模、また適正配置の検討に入る予定でおります。
また、事故米の確認については、当然これからするようにお願いしたいのですけれども、またお願いしていきます。
〇議長(小林正紀君) よろしいですか。
ほかございませんか。
1番。
〇1番(風野和視君) それでは、60ページの10目多目的複合施設建設事業費のうちの13節委託料、実施設計委託料4,596万9,000円についてお尋ねします。この実施設計委託料、かなりの高額の委託料ではありますが、大変すごい多目的施設ができるような気配がしますが、私は、その建物が建った後、これが完成の後、年間維持管理費はどれくらいを積算しているのか、またもう一つ、年間利用者総数の予測はどれくらい見込んでいるのか、お尋ねします。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 古橋教育次長。
〇教育次長(古橋 忠君) 風野議員にお答えいたします。
実施設計を委託料計上してあります(仮称)多目的複合施設のできた後の維持管理費のご質問かと思いますが、現在中央公民館、また資料館、またシトラス等の現行の施設から想定をしたものがございまして、全体で光熱水費から清掃、夜間警備、消防設備管理とか、電気工作物の保守点検委託、電話料、インターネット接続料、下水道使用料、印刷機借り上げとか、エレベーターを含んでいますのでその管理委託等を含めまして、これは想定でございまして2,036万円、現在のその3施設等を勘案して想定しますと、2,000万を超え、2,036万円という、これも想定の管理費なのですが、出ておりまして、今回は太陽熱等ソーラーシステム等もつけますので、その辺でどのくらい電力等が軽減されるかは、まだ実施設計ができていない段階ではちょっと申しづらいのですが、そういうことで今想定はしております。
また、完成後の年間の利用人数ということですが、図書館機能等がかなり充実をされるということで、現在の人数よりかなりふえるということで、年間6万人ぐらいの想定をしております。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 1番。
〇1番(風野和視君) ただいま教育次長のほうから答弁いただきましたが、年間の維持管理費は2,000万円ちょっと。私の記憶ですと、去年の12月議会では2,600万円ぐらいの数字が出ていたと思うのですが、それだけ変わるというのもちょっと不思議だなと思ってしまいます。仮に2,000万円としても、これから建てた箱物については50年間維持管理していくことを考えますと、少なく見積もった2,000万円の維持管理費でも10億円を超えるわけですよ。そういった中で、今子供たちにそこまでの重荷を背負わせていいのかという思いが生まれます。
また、年間利用者総数、この予測について、図書館機能があるということで、現状よりも十分充実した施設だというような根拠での年間6万人ということでしょうが、仮にその図書館機能、図書室的機能が十二分に発揮されていようが、その根拠となる検討、また検証の仕方がまだまだ全然甘いのではないかと思います。となれば、では、ホール、また立派な会議室が幾つもありますけれども、この会議室等は検討の余地が十二分にあるのではないでしょうか。また、検証しながら今このまま行ったらば、その会議室、立派な会議室が幾つもあるところが空気室になってしまいますよ。そういうところの詰め、まだまだ甘い状況で、補正予算に上げるべきではないと私は思います。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 25番。
〇25番(林 悦子君) 10款教育費、10目多目的複合施設の事業費、13節実施設計委託料について3点ばかりご質問いたします。
1点目は、今度の補正予算、総額2億円でほかの予算も含まれているわけですが、やはり一番どうしても懸案となっていますこの4,600万円、総額で7,600万円くらいが設計費に今度投入されるということで、事実上の目玉の予算であることはこれは間違いないのですが、この基本設計、これここに説明するのに相変わらず何の図面も出さないで何もしようがないので、これ、私きのう平図面をもらってきましたけれどもね。これで大体ほぼ外郭が決まるということなのですね。今後例えば直していったとしても、例えばここの部屋とこの部屋は抜こうとか、あとは窓をこっちにつけようとか、そのような微調整、ほとんど微調整くらいのものしかもう残らないので、事実上ここで決定されると考えても差し支えないような段階だと思います。それで、まず、通常20億円からの予算を執行するのには議会議員全員を入れて建設委員会等つくるのですが、今回は議会議員は3名の方が入ってもらっただけで、あとはほとんど民間の方で、あと職員も入って検討委員会というものをつくって、そこの議論をメーンとして今日までこぎつけたわけです。この概要について、検討委員会の方々については全員了解をいただいているのでしょうか。いただいているのだとすれば、それはいついただいてあるのかということについて確認をしておきたいと思います。
それから、2点目といたしまして、建物だけではなくて、あくまでもこれ全体設計で出されていますので、あの場所の場合、真壁のど真ん中なので、建物だけではなくて広場というものも大変住民にとっては重要な意味を持つものであります。それで、当然その駐車場兼広場のスペースがどのようにとられているかということは大きな問題なのですが、この平図面では東西の行き来が全くできないようなことになっているわけですね。車では絶対に、都市公園の間に入りますから、車での移動はもう絶対にできません。それで、そういう課題もまだ調整されていないし、知らない町民も多いのではないかなというふうに思うわけですが、それはともかくも、現在資料館が建っている土地57―1番地から向こう側を新たに借地及び売買で取得して、メーンの駐車場を東側に設けるという計画ですね。ちなみに土地関係の契約関係がどのようになっているかということは、当然済んでいると思うので、確認をしておきたいと思います。57―1番地というのは現在資料館にお貸し……借りて使わせていただいている民地の土地なのですけれども、私再三これ市長、何回も質問していたのですが、賃貸料というのは今年度の予算に全然上がっていないと。だけれども、上がっていなくてはおかしいだろうなと。だって、借りているのだから今だってと思うので、6月議会にも、お支払いしなくていいのですかということを聞きましたよね。そのときも「いいんだ」というようなことなのですが、やっぱり何回考えても不思議なのです。それで、この賃貸契約は現在どのようになっているのか。例えば契約であれば、5年とか10年で、その間は自動更新だとか。そして、いつまでその契約があるのかとか。そして、契約の中でその賃貸料というのは、例えば4月までに払うとか、6月いっぱいで払うとか、契約の中に明記されていると思うのですが、それはどのようなことになっているのかについてお尋ねをいたします。
2点目といたしまして、今後駐車場になる土地というのは、これは売買だとか借地だとかということで1年間の間に話が二転三転して、そして幾らで借りるとかどうだとかということがさっぱり知らされないままきょうまで来てしまったのですが、もうこれ議決する以上は「わからない」では市民に説明ができないので、今後この駐車場及び資料館になっていく土地というのはどのような契約を交わしていくことでお話が合意に至っているのか、あるいはもし契約が済んでいるのでしたら、そういう報告もいただきたいと思うのですが、どのようにして、いつ、幾らで、どのような賃貸契約なのか、それとも売買契約なのか。そういうこともきちんと、そう何筆もある土地ではありませんので、時間をとらないと思いますから、説明をいただきたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 2点……3点、2点ですか。
〇25番(林 悦子君) あっ、そうだね。
〇議長(小林正紀君) 2点でよろしいのですか、はい。
古橋教育次長。
〇教育次長(古橋 忠君) 林議員にお答えいたします。
今まで多目的複合施設につきましては基本設計が終了したわけなのですが、議会に対しては終了前の7月14日、4常任合同委員会におきまして基本設計の概要ということでお示しして、最終設計もそのような形になっております。また、7月21日には、市民を対象とした説明会を行っております。その後、8月18日に文教常任委員会で基本設計の概要についてご説明申し上げまして、林議員が言われます準備検討委員会は、まだなわけでございます。この説明は、実施設計等も含めて今後説明をしていきたいと思います。
2番目の資料館の借地料の件なのですが、今年度は、買収を予定した土地でございます。それで、買収までについては、地権者の方と無料でということで今了承を得ております。
また、3番目の、今後の土地の取得また買収についてでありますが、今の資料館の真壁57―1という土地なのですが、プラス資料館の東側にあります真壁57番地16という土地につきましては、今後、ことし買収をさせていただく予定でおります。また、その資料館東の57―16番地の南側に、駐車場敷地としてお借りしようとする土地が、地番でいいますと真壁60番地の一部になるのですが、約432平米を借地として予定しております。この借地料につきましては、現在資料館としてお借りしている価格があるわけなのですが、その価格よりも値下げの方向でお願いをしております。それで、地主の方もですね、値下げの方向ではご了解をいただいております。今のところ、その方向はそういうことです。今後、具体的に早めに借地料単価等について地主の方に了解いただいて進めていくというような方向で今かかっています。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 答弁漏れありますか。
〔「いいえ……」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 大丈夫ですか。はい。
〇25番(林 悦子君) 57―1については、要するに何で払わないのだろうという状態が続いていて不思議で不思議でしようがないわけだから、契約の内容がどうなっているのかなということを私はお聞きしたのね。つまり、賃貸契約結んで現在まで30年も貸していただいている土地なのですから、その契約期限が例えば10年おきに、例えば来年まであるとか、ことしまであるとか、そしてそれは通常毎年6月末までに料金を支払うとか、そういうことがちゃんと取り決めとしてあると思うのですよ。それはそんなに難しい質問ではないと思うのですけど。
〇議長(小林正紀君) 古橋教育次長。2番目の契約の内容ですか、賃貸……。
〇教育次長(古橋 忠君) お答えいたします。
昨年度までは賃借契約を結んでやっていた経過だと思います。ことしにつきましては、先ほど申しましたように、買収予定ということで、賃貸借の契約はしておりません。それで、無償でことしは現在までお貸ししていただいているという状況です。
〇議長(小林正紀君) 毎年なの……。
〔「支払いはいつまでにやることになっているんですか、通常だっ
たら」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 支払い……、何……。
〇25番(林 悦子君) 支払い期日ってあるよね、契約に。
〇議長(小林正紀君) 古橋教育次長。
〇教育次長(古橋 忠君) ただいまちょっと契約書の期日等持ち合わせていませんが、4月中ぐらいに支払いのことで進んでいたかと思います。
〇議長(小林正紀君) 25番。
〇25番(林 悦子君) 1点目の検討委員会というのは、とにかく議会議員が3人しか入らないで、ほかの22人は、例えば検討委員会とかワークショップをやっても意見も言えないで周りでただ傍聴するだけというような中で、ほとんどその検討委員会の方にもう期待もし、お願いもし、もうほとんど丸投げのようにして検討委員会の方に協議をしていただいたものなのですね。さんざんご協力をいただき知恵を絞っていただいて、最後の最後になって検討委員会も開かないで何も言わないで、そして議会に出してこられても、何か話が違うのではないかなと思うのです。やっぱり最後なのだからきちんと検討委員会を開いて、その方々のご意見も収斂した上で議会に臨むということが、今回のこの流れを見たらば、当然とるべき態度ではないのでしょうか。私はとてもそれは驚いています。これはまずいと思うのですけれども。検討委員会無視ということになりますよ。これはちょっと責任のある答弁ができる人に答弁をお願いいたします。
それから、この土地なのですが、随分細々としたことを聞いていて何の意味なのだと思われるかもしれないのですが、やはり行政の基本の基なので、こういうことをきちんとしておかなかったら、後々よくないと思うのです。聞けば、19年度で契約が切れていると。20年度はどうせ買うのだから、賃貸契約結ばなくてもいいだろうと。そうかなあと思って私も最初のころはそうくどくも言わなかったのですね。けれども、よく考えてみれば、それが4月が終わり、5月が終わり、6月になっても売買契約結ばない、結べないわけで、そして賃貸料は、普通だったらこれ怒り出しませんか。やっぱり行政というのは友達同士で土地の貸し借りやっているわけではないわけだから、幾ら相手が、何で相手方は、賃貸料金も払わないでいるのに、どういうお気持ちなのだか、これ確認されていると思うのですが、そういうことでお話を決めたというのは、どのような状況下で、だれがそういうお話を決めてくるのでしょうか。この点を、この2点ですね、質問します。それで、契約書がそもそもなければ賃貸料金なんて発生するわけないから、発生しないのだから、賃貸料金なんて、幾ら私が予算書ひっぺがして見ていたって上がるわけないですよね。契約がないのだから賃料は発生しませんよ。でもね、相手方が好意で「いいですよ」と言ってくれたからといって、これ行政というか、市というのは、それで「はい、じゃ、ただで借りています」と言って済む立場なのでしょうか。会社だったら、みなし所得で課税対象になるところでしょう。そして、契約というのは、あくまでも対等な関係でやるわけだから、しかも今後、その賃貸料の上に売買契約が進められるわけだから、市はただで貸してもらえればそれは利益を得るかもしれないけれども、それによって、対等なカウンターパートである相手方というのが得る利益というのは一体何なのでしょうか。その辺も含めて、ちょっと説明をしていただきたいと思います。こういうやり方をしたことで、余りにもずさんだと思うのですけれども、よかったのでしょうか。
〇議長(小林正紀君) 責任のあるということは市長か教育長だよ、どちらか答弁できるのかい……。
〇25番(林 悦子君) 検討委員会のことと、それから土地の貸借ね、契約、ただで借りているということで。
〇議長(小林正紀君) 石川教育長。
〇教育長(石川 稔君) 林議員さんにお答えをいたします。
今回の多目的建設事業に関しましては、公募型で設計者を選定し、前年度代表の検討委員会の皆様方の、鋭意ワークショップを設計事務所と行いながら進めてまいりました。基本設計のそういう形でワークショップを経て作成し、でき上がってきております。文教委員会にはご説明をいたしておりますが、検討委員会の方には今のところまだ説明はしておりませんけれども、実施設計を始める前に審査委員をしていただきました先生方を交えて検討委員会の皆様方にご説明をし、実施設計を進めていきたいと考えております。
また、土地の件ですけれども、今年度は土地を買収するということで賃貸料は上げておりませんが、相手方にどういう説明をだれがしたかということについてでございますが、これは、担当課のほうで所有者のほうのところへ行きましてお話をしていただき、今年度買収予定するということでございますので、買収までの間は無償でお貸しをしていただけるというような方向で進みましておるところです。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 最後になります。25番。
〇25番(林 悦子君) わかりました。最後だから、しても答弁をもらえるだけですよね、はい。
では、これ最後だから、市長、お願いしたいと思うのですが、私やっぱり、検討委員会の方々を十分活用してきて、最後の最後になって議会に出す前に、通常だったら審議委員会に審議をお願いしていて、それで結果も出ないのに議会にかけてしまって、後から事後報告で審議委員のほうに差し戻すようなことになるわけですよね。そういう手順はいかがなものかと思うのです。そもそも議会議員に議決しろと言ったって大変苦しい。検討委員会の意向をやはり知りたいですからね。この時期の議決は私は無理だと思います。それでも、どうしても議決を強行するのだというのであれば、私は検討委員会の方々の意見を待つということも考えなくてはならないかなという気持ちです。それなりの行動をとらなければならないと思う。それが1つ。市長、そのことについて、この手順、検討委員会の意見を聞くことのほうが後手に回ったことについて、それをワークショップの中でと言うけれども、検討委員会という形でやるのと、またワークショップでいろんな方々がああいうふうな中でやるのと、全く意味が違うことだと思うのですね。その辺を今後どういうふうにお考えになるのか。場合によっては、私は、ここの部分だけ議案から外して、もう一回やってから持ち直ししてきてもらいたいほどです。
それから、2点目に関しましては、これ民間人同士だったらどのような契約の仕方しても構わないですよね、市長ね。だけれども、相手方が要らないからといって支払わないでいいという立場ではないですよね、行政は。例えばこういうケース、この場合は、相手方が好意や善意で申し出てくださっている話だかもしれないけれども、そうではなくて話がこじれて、例えば「要らねえ」なんていうケースでは、市は供託をしますでしょう。どんな思いしたってどこかに必ず支払ったという形を残すわけですよ。だから、やっぱり……何というのですか、これ、市が賃料も払わずに個人の資産を使用していて、普通だったら例えば、しかももう契約していれば、契約の約束の期日もとっくに過ぎているわけだから。これ税金だったら、1日おくれたって延滞利子取るわけでしょう、市は。それで、自分はただだからと言って払わないでいて、それで構わないと。それによってどういう立場になるのかということを考えてもらいたいですよね。全く不思議でしようがない。幾らかわかりました。賃貸料が上がらないわけですよね、契約がされていないのだから。しかも、されていない土地に堂々と建物が、まあそれは壊すわけにいかないから、建って使っていますよ。そしたらば、それは、まあオーバーかもしれないけれども、不法占拠のような形になっていると言われたって、二の句が告げないような状態になっているわけですね。やっぱり公金を預かっている市の対応としては、私は違法だとか不法だとかそんなことは言いませんが、ずさんだということだけは言えるのではないですか、これは。やっぱり20年度に契約が切れることがわかっているのだったら、19年度のうちにきちんと、たとえ来年が売買が決まっているのがわかっていても、もう一回便宜上になるかもしれないけれどもと言って賃貸契約を1年結んでいただいて、そしてちゃんと賃料も上げて、そして売買契約が成立した段階で日割計算でお金を戻していただくという、まあ、こんな皆さん行政のプロの方にこういうこと言うのもちょっと何なのですが、それでも、そういう形をとるのが行政のあるべき形であって、このようなことをきちんとしてから、やっぱりこの多額の予算を執行するという、事業に着手するということをしてくれなかったら、市民に説明もできないし、たとえどんな立派なものでも、「何か不思議なんだけど、何であれで通っちゃうの、普通じゃ怒るでしょう」って。「だけど怒んないと言うけど、だけど何なの」という状態のままやっていったらね、私はとても賛成できない。その建物がいいとか悪いとかいう問題よりも。金額の多寡ということについては、これはあります。市長、今の支払いについて、これどう普通するのかということについて、ちょっとお考えを聞かせていただきたいと思います。
あとは、これ誤解を招かないように皆さんに、皆さんにというか、市長にわかってもらいたいのですが、今回のことについては、賛成、反対いろいろ、もちろんいろんな意見があると思います。ただ私、個人的に、回覧板が五町内しか巡らなかったものですから、最初。それなもので、その五町内とかの高齢化というか、60歳以上の方々の人口というのはちょっと個人的に調べさせてもらったのです。すると、桜川市の60歳以上の人口に占める割合は30.5%です、全体では。真壁町では31.4%です。五町内では41.2%です。各これ5歳ごと、65歳以上、70歳以上といって上げても、すべて五町内の人口の占める割合というのは、真壁、あるいは桜川全体のポイントよりも10%も高いのです。大変この大きな予算を伴うものに危機感を感じていらっしゃる方というのは、やっぱり生活実感としてそういう自分たちの近隣の実態がわかっているので、それは立派なものやいいものになってほしいのはやまやまなのだけれども、将来の負担を考えたら、とてもしもりできないし、不安でたまらないということを酌み上げてもらいたいということを言い続けているのではないでしょうか。そのことを酌み取って、そして今後、だれもあの雨漏りの施設をあのまま放置しておいていいと思っている人はいないのですから、つくっていって、少しでも予算を削減して、そしてシャッターが閉まったりしているところにむしろ、そちらも一点豪華主義の建物を建てるのではなくて、通りのほうにも活用できるように予算を振り向けていく、振り分けていくというような考え方を持っているかどうか。以上3点について答弁をいただいて、私はもう何も申しません。
そういうわけで、現時点では私は賛成と簡単に言うことができないので、議長、最後には採決をお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) はい。市長、それは……その手順に関しては……。
中田市長。
〇市長(中田 裕君) 林議員さんが饒舌にお話をしておりますと、私がどういう形できちっと答弁できるか不安になりますけれども、私の思いと今までの経過についてお話をさせていただきたいと思います。
まず、検討委員会につきましては、いろいろと議論をしていただき、渡辺先生を交えて、どういう形のものがいいだろうかという議論をしていただきました。その中で、基本的な設計については、大多数の皆さんがこういう形がいいだろうと、景観に配慮した建物はこれが一番いいだろうというような形で最終的に出していただいて、市民の皆さんのところにも提示をさせていただきました。これから、実施設計に入るということになれば、また渡辺先生のほうと契約を結ぶわけでございます。その前に検討委員会の皆様にも加わっていただいて、どういう形で最終的に設計をしていただくのか、これをご議論していただくというふうな手順を踏んでまいりたい。そういう面では、検討委員会の皆さんも100%、私はご了解していただいておるのではないかというふうに感じておるところでございます。
契約の問題につきましては、私も何度か地主のところにお伺いをして、誠心誠意やらせていただきたいと。また、土地の鑑定も今依頼をしてございます。そういうことで、価格をしっかりと出させていただいてご提示をし、できるだけお互いが合意できるところで契約を進めてまいりたいと、かように考えて、これはやはり私も地主の方と誠心誠意、そして必ず約束は履行させていただくということで、やらせていただきます。これは私の名をもって責任をとっていきたいと、かように考えております。
また、まちづくりについてでございますが、今私は、真壁の五町内、先ほど林議員がおっしゃったように大変高齢化している。シャッターが閉まっておる商店街もふえてきている。このような形の中で、多くの地域の皆さんが、これではいかぬ、何とかせにゃいかぬというような形で、ひなまつりを中心にまちおこしをやられている。もしこれがなかったらば、私も多目的ホールをつくろうかという強い気持ちにはならなかったと思います。それは、住民の皆さんがすごいパワーであれだけのまちおこしをやっている。そして、中央公民館、大変雨漏りをし、いつ壁が崩落してもおかしくない状況、これを見たときに、やはりこれからのまちおこし、そしてよく、きょうは大和中学校のときに相田議員が、まさかという坂があるのだと。これから大震災等が起きたときに市民の皆さんが高齢化をしているときに安心して避難できる場所、あれはやはり真壁の五町内の中心にあるあそこにそういう場所をつくり、仮に震災が起こったときに、中に入って煮炊きもできる、食べ物を食べられる、そういうところを耐震性も計算をしながらつくっていくというふうなことが一番大切であろうかと思います。そして、まちづくりの中核として情報を発信していく、そういう施設にしてまいりたいと強く考えておるところでございます。きのうの……おととい……、きのうの一般質問の中でも菊池議員が言いましたけれども、すばらしい作家がいる、そういう展示場も私は廊下等につくってまいりたいというふうな思いもございます。
それから、これからのまちづくり、やはり多くの市民の皆さんがいかに「つくってよかった」と言われる、そして後世に借金を残さないというふうな思いを私は強く持っております。先ほど風野議員が言いましたが、そんなに大きな、20億円もかける必要があるのかというふうなお話がございましたが、私は、合併特例債事業とまちづくり交付金事業、そしてあらゆる国の補助事業を活用していけば、一般財源から持ち出すお金というのは非常に少なくて済むと思っております。これからも皆さんのご了解をいただきながら、合併特例債の前に、まちづくり交付金等も活用できれば、そういうものでまずもらって、その残りを合併特例債事業に組み入れていく、あるいは県、国ともう少し違う文化の薫るまちづくりをする、伝統的建造物群をつくっていく中で、何かいろいろな方法がないのか、これから議論をしていきたい、かように思っております。ですから、20億円というお金が確かに単独でつくっていけば大変な費用でございますけれども、国、県との協力関係の中で、本当に桜川市の中から持ち出すお金を最低限に抑えていく努力をこれから私は一生懸命させていただいて、皆さんに愛される建物、そして100年後に本当につくってよかったなというものをつくってまいりたい。それには、実施設計の前に検討委員会の皆さんともお話しし、また議会の皆さんにも、こういう形でこれだけの資金、その中で補助金等についてもこういうものでいただけますということは、しっかりとご説明を今後してまいりたいと、かように考えておりますので、議員各位のご賛同をぜひお願いをしたいと思います。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
26番。
〇26番(菊池節子君) 6月議会の後だったか前だったか、映写機でちゃんと説明いただきました。それで、もうこれで決まりということなのでしょうかね。その辺のところ、私もこの前ADHさんが来たときに意見言わせていただきましたけれども、ちょっと失礼ですけれども、大和のあそこの建物ありますわね、シトラス。あそこの入り口のところも駐車場が狭いと。そして、お天気の日はよろしいのですけれども、雨の日とかそういうことも、雨の日もあれば風の日もある、暑い日もあれば寒い日もあるということで、やっぱりちょっとあそこの入り口、玄関というのは、車もなかなか乗り入れられないということで、私ちょっとこれから年配に、私も含めて年を大きくしていきます。そういう人たちが使いやすくするのには、ちょっとこの駐車場というかね、私は工夫もうちょっとしたほうがよろしいのではないかというふうに思っているのですけれども、その辺のところはもうこれで終わりですか。
それから、もう一点、星の宮幼稚園の認可の保育所の定数は幾つだったか、ちょっとお聞きしたいのですけれども。それだけお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) 古橋教育次長。
〇教育次長(古橋 忠君) 菊池議員にお答えいたします。
お手元の基本設計がこれで決まりかというご質問でございますが、駐車場等につきましては、前面の玄関側にもスペースを設けておりますので、障害者等を優先するような工夫は今後していきたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 麻尾保健福祉部長。
〇保健福祉部長(麻尾 優君) 星の宮のこども園の定数でございますが、30名でございます。
〇議長(小林正紀君) よろしいですか。
ほか。
8番。
〇8番(増田 豊君) 今回の、そのままずっと続きの多目的複合施設のことについて質問させていただきますけれども、市長を初め執行者側がよく言う言葉で、旧真壁町時代から取り組んできて、建設は真壁の希望だったでしょうというようなことをよくおっしゃいますよね。言っていない……。旧真壁からの課題だと、それで議決もしたのだろうと。そういう雰囲気で言われるときに、ああ、よく言っていることが気持ちはわかるなと思うことがあるのですよ。それは、旧真壁町時代に多目的複合施設をつくろうとして、建設へ向けての報告書がありますよね。ありますよね、協議会のほうで。ありますよね、報告書。うん、次長同じ時代からあるということなのですけれども。その中に3つの案があって、役場の西側、桃中の跡地、公民館の敷地と。その中で、3つの案をもとにして真壁の時代でも建設検討委員会みたいに開いたということは承知しています。それで、会議をやった中で、ああいう、例えば床総面積3,000平米で3階建てでとかという、そういう図面を示したところ、役場の西側がいいだろうという方向で進めたけれども、土地代はどうなっているのと言ったらば、皆さんに提示している以外でまた買収料がかかりますというふうなことがあったので、それでは真壁町の中では無理な事業だろうというところで、そこで頓挫したというところまでは知っているのです。でも、私たちが、議会であってもその報告書はもらっていないのです。これはちょっと見た。でも、そこにはちゃんとした数字が書いてあるわけですから、その数字をもとにして討論ということをやっていかなければ、また変な方向に行ってしまうというのは、例えば風野議員がさっき維持管理費のことで質問していましたけれども、私が先にやればそのことやってしまうつもりだったのだけれどもね。その報告書の中に維持管理費は6,000万円超えの数字が書いてあるのです。それはちゃんと数字で書いてあるのですよ。ということは、報告書を書くに当たっては、当然責任を持って発表するわけですから、何らかの根拠を持った計算をしたのだろうというふうにとらえますよね。でも、先ほどの答弁聞くと、2,000万円、あるいは二千何百万という数字を見た場合には、倍から3倍くらいの差の開きありますよね。そういう維持管理費を高く見積もって、実際運営したらば安かったというのなら批判は出てきませんけれども、安く見積もって、こんなにかかっているのかと言ってふえていったらば批判になりますよ。だから、いい話し合いをしましょうと言っているのはそういうところにもあると。でも、それだったらば、そのときの6,000万超える金額と、それはね、ちょこっと見たけれども、3,400平米ですから。地下1階地上3階だと思う。それで六千何百万。今度言っているのは、床延べ面積が3,000平米、それで2,000万円と言っているのだから、そこら辺の、どうやってその差があるのかということは説明をいただかないというと、こっちは賛成か反対かにする上では納得できない事柄になってきてしまう。ですから、そういうふうなことを考えたときに、やっぱり、ほら、さっき林議員が図面も見せてもらっていない、地域住民にも見せていないわけです。うちら議員だけがもらっているの。基本設計の図面はね。地域住民だれも持っていない。見せると、コピーしてちょうだいと言われる。だから、個人的に隠して配っているというようなことを言われているけれども、実際見せるとみんなびっくりするのだ。だから、そういうふうなことでやったときに、さっき言った報告書に書いてある6,000万とさっき言った2,000万とのそれはどういう根拠かということを、前の報告書の内容を説明してもらいたいと思います。
そして、あと1点、あそこは御陣屋跡でしょう、すると300年以上の歴史があると。私の家の前の道路は、昭和になったときに道路抜いて、その西側が宅地に開発されたというふうなところだけれども、昔は広場だったわけですね。その広場の中に今度公民館建てかえというふうなことなのですけれども、300年以上の歴史を持っている土地だというと、私は今まで強くは言わなかったけれども、発掘という問題出てきますよね。そうすると、発掘というのは今年度予算に上がっています。ちゃんとそれも確認しました。そのことは一体どういうふうに進めるのでしょうか。
以上の2点について答弁をいただきたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 古橋教育次長。
〇教育次長(古橋 忠君) 増田議員にお答えいたします。
真壁町時代に基本計画書が作成されたというものはあるのですが、これはまちづくり委員会をつくって提言をしていったということ、その中のアンケート、また最後の提言で1,000人規模は望ましいがとか、それからホール等についてかなり提言をしております。その中で、役場西側の農地、また中央公民館、また桃山中学校は少数意見等の提言、報告がありました。そのような中で、今回の多目的施設につきましては、前年教育長が2,580万円と言った経緯はあります。そういうことで、真壁町時代の6,000万の話はちょっと、私は余り申し出ることはできないと思っております。
それから、発掘調査の件でありますが、文化庁からの指針に基づいて、現在担当課のほうでこれから具体的にやっていく方法を今検討しております。場所的につきましては、建物を建てる位置ということで進めていきたいと思っております。
〇議長(小林正紀君) 8番。
〇8番(増田 豊君) 1つはお願いね、旧真壁町時代につくったその報告書、それを言葉だけで私が説明するのではなくて、見せたい人がいますから、1冊私に分けてください。別な議員さんには渡したみたいですから、あっちには渡してこっちには渡さないということはないようにお願いしてください。きょう帰り際にとりに行きたいと思いますので。それ1つはお願いね。
あと、発掘のことでしたが、建てるところを発掘する方向で進めるというふうなことで答弁がありましたので、ぜひその方向でやっていただきたいと思いますけれども、なぜ今までそういうことを強く言わなかったかといったらば、まちおこし、地域おこしの中には、やっぱり意識の高揚も必要だろうということを考えたので、地域住民の中から発掘やったほうがいいだろうというような意識が盛り上がるのを待っていたのが1つ。ですから、余り強くは言わなかった。逆に考えてみるならば、文化庁とやりとりしながらというふうな答弁の中にはありましたけれども、可能性としては文化庁から「やれ」と言われる可能性もあるわけですが。だから、「やれ」と言われてやるのがいいのか、あるいは住民自体が「ぜひやってください」というような方向で発掘するのがいいのか、どちらかの方法にしかならないときに、教育委員会という立場を考えてみた場合には、ぜひ町民のほうに発掘の意義というものをお知らせしながら、発掘というものをやっていただきたいと。その中で、古い町並みを生かしたまちづくりというふうな中で、この町に対する自覚と自信を持てるような地域住民にしていただきたいというふうに思いますので、ぜひ私の話の趣旨を酌み取っていただいて、進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。
〇議長(小林正紀君) ほかありませんか。
12番。
〇12番(大塚秀喜君) お昼時にかかってしまって大変申しわけないと思うのですけれども、どうしても3点ほどお聞きします。
38ページ、報償費5万円、これはほかの市町村はどんな感じになっているのか。それと、5万円とったのですけれども、5万円以上の人にどういうふうな謝礼といいますか、地産のものを贈呈するという……あっ、50万、失礼しました……
〔「5万円ですね」の声あり〕
〇12番(大塚秀喜君) 5万しかとっていないですよね。
〔「寄附金謝礼だぞ」の声あり〕
〇12番(大塚秀喜君) うん、寄附者謝礼。5万円しかとっていないようですけれども、ほかの市町村でどのぐらいとっているのか、どんなものなのか等、これ5万円で地産のものを贈呈するというふうに聞きましたが、どんなふうに考えて5万円なのか。
それと、53ページ、都市整備構想策定専門委員会報償費、これが先ほど説明で長方地区に関してというような話だったので、市全体に考えていただけるのかどうか。その策定委員会の中で長方に限定しないで、あくまでも市全体の話もしていただきたいなと思っておりますので、そこの答弁をお願いします。
せっかくですから、60ページ、実施設計委託料。先ほど古橋次長の答弁で、どのぐらい来場者、使う利用者見込めるのかという答弁で、6万人とあったと思うのですが、これは非常に見積もり甘いと思うのですけれども、ひなまつりだけで10万人来ると。それに、図書館、歴史館、公民館、公民館使う人、図書館使う人、それにプラスひなまつりだけで10万人来る観光客がいるのに、6万人という見方は非常に甘いのではないかと。もっと利用する人は多いのではないかと思っています。それと、合併当時の建設計画で、たしか多目的ホール、それから埋蔵文化センターとかと、20億ではきかなくなったと思うのですが、風野議員からも50年使う、市長の答弁では100年先を見ていると。そんな中で、予算20億円とこだわらずに、後世に残る大事な施設だと思うので、そこはこだわらずにいっていただきたいと思うのですが、市長の熱い話で非常に感動したのですが、国の補助事業、合併特例債だけではなくて、国の補助事業も使って、一般財源からの持ち出しはできるだけ少なくしたいと、そういう考えでいらっしゃる。非常にいいことだと。一般財源の持ち出しは少なくしていただきたい。それで、一般財源の持ち出しが少なくなるのだったら、20億円もひとつこだわらず、100年後を考えた施設づくりをお願いしたいと思うのですが、そこの答弁をひとつお願いします。
〇議長(小林正紀君) 飯島総務部長。
〇総務部長(飯島泰則君) ふるさと応援基金条例に絡んでのご質問かと思うのですが、寄附を想定しているが、とりあえず1人5万円平均で10人程度ということで見込んでおります。
そして、市外から寄附してくれた人に対する謝礼ということで、10名程度、1人5,000円。5万円以上市外在住者で寄附してくれた人に、5,000円以内と思っていただければよろしいのですが、お米なり、ミカンなり、ユズジャムなり、いろいろとあると思うのですが、スイカなり、そういうものを季節季節のものをお送りしたいというふうに考えております。
それから、ほかの状況ということでございますが、県内ではちょっと余り聞いていないのですが、茨城県もふるさと寄附条例つくっております。茨城県は、陶芸美術館とか自然ミュージアムとか、いろんな、アクアワールドというのですか、大洗の、そういうところとか、そういう利用券を配布しているというようなことでございまして、全国的には、大体1万円以上寄附してくれた方に対しまして5,000円程度の謝礼を礼状とともにお出しするというようなところが多いようでございます。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 大場建設部長。
〇建設部長(大場敏夫君) 大塚議員にお答えいたします。
都市整備構想というふうなことと専門委員会というふうなことで、今回補正措置をとらせていただきました。これにつきましては、過日の全協でもお話ししましたとおり、桜川筑西インターが4月12日にオープンしたというふうなことで、長方工専の見直しというようなのも桜川市にとっては必須でございまして、これが先導的事業というふうなことで位置づけされてございまして、それを踏まえた中で都市整備構想、これは桜川全体のやはりいろんなまちづくり。協議の意味では、要するに長方の工専がもう最緊急課題と。広義的にいうと都市整備構想全体ですね、そういう位置づけで考えてございます。そういうことで、頻度の回数をこれから回数を多くするというふうなことで、今回増額補正を議員さんのほうにご提示したわけでございます。
〇議長(小林正紀君) 古橋教育次長。
〇教育次長(古橋 忠君) 大塚議員にお答えいたします。
さきの答弁で6万人ということで利用者の数を想定しましたが、少ないのではないかというご質問かと思います。ひなまつり等も来客数はマスコミ等で10万人と言われていますが、その部分はですね、臨時的なものと考えておりまして、通常図書室、また研修室、集会室、またホールでのダンス教室等、そういう通常の利用者数は6万人ぐらいだと見込んでいるということです。
〇議長(小林正紀君) よろしいですか。
12番。
〇12番(大塚秀喜君) お昼の皆さんあれのときに本当に申しわけないのですけれども、ちょっと、済みません、聞かせてください。
5万円で、5,000円で10人と。すると、1割返すという計算なのですけれども、では、例えば10万円くれた人にも5,000円ということですか。
それと、先ほどから本当に申しわけないのですけれども、桜川市の人が寄附はできないことはないと。でも、税収減るから、税収がそのまま入るだけなので何の変わりもないというお話なのですが、すると、交付税から見ると、基準財政需要額から基準財政収入額を引くわけで、そしたら基準財政需要額には税金入っていない。そこから基準財政収入額を引いて残りが交付税なのですけれども、ここの部分が減っても、これから引くのですから、絶対こっちの交付税はふえますよね。75%で、その基準財政収入額というのは75%、これ税金入っていますけれども、75%。75%ものここから引くのですから、絶対に最後の交付税のところは75%分は交付税はふえるという計算ではないのですか……。
〔「よく後で話せな、後でよくやってくださいよ。とりあえず、も
うお昼過ぎてっから」「個人的にやってくれよ」の声あり〕
〇12番(大塚秀喜君) ああ、そうだね。済みません、申しわけない。
〇議長(小林正紀君) それでいいですか、あと。
〇12番(大塚秀喜君) 私はみんなにわかってもらって、市民税、寄附のほうが絶対市は得だぞって。
〇議長(小林正紀君) うんうん、そういう資料はつくってもらえますよね。
〇12番(大塚秀喜君) それをもらいたかったものですから、お昼の忙しいときに済みません。
〇議長(小林正紀君) では、よろしいですか。後でわかるように、はい。
質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「質疑はまだ」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) いや、打ち切りましたから。
討論ありましたら。
〔何事かの声あり〕
〇議長(小林正紀君) 打ち切りました。
〔「議長……」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) もう告知してしまいましたから、打ち切りました。
討論ございませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) それでは、異議ありますので、これから採決を行います。
この表決は起立によって行います。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立多数〕
〇議長(小林正紀君) 起立多数。
よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。
ここで暫時休憩をいたします。
休 憩 (午後 零時28分)
再 開 (午後 1時41分)
〇議長(小林正紀君) それでは、再開いたします。
〇議案第66号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第11、議案第66号 平成20年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
永瀬市民生活部長。
〔市民生活部長(永瀬 昇君)登壇〕
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 62ページをお開き願います。
議案第66号 平成20年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。
第1条で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,493万8,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ60億7,348万6,000円と定めるものでございます。
それでは、事項別明細書にて説明させていただきますので、65ページをお開き願います。まず、歳入でございますが、第6款前期高齢者交付金、1項1目前期高齢者交付金6,486万2,000円の減額は、社会保険診療報酬支払基金からの通知により、前期高齢者給付費の推計に基づいた概算前期高齢者交付金の額が示されました。予算作成段階での算定基礎となる1人当たりの平均給付費額37万2,427円から27万7,576円と9万4,851円の減額となったため、交付金が減額となるものでございます。
第10款繰入金、1項1目一般会計繰入金1,074万6,000円の減額は、人事異動に伴います職員給与費等の繰入金でございます。
第11款繰越金、1項1目繰越金1億2,054万6,000円の増額は、前年度繰越金でございます。
次のページをお開き願います。続きまして、歳出についてご説明させていただきます。第1款総務費、1項1目一般管理費2,183万5,000円の減額、2項1目税務総務費1,108万9,000円の増額は、人事異動に伴う職員の人件費でございます。
次のページをお開き願います。第3款後期高齢者支援金等、1項1目後期高齢者支援金3,834万1,000円の増額は、加入者1人当たりの負担額を3万8,217円と確定し、加入者数の確定、1万9,439人による後期高齢者支援金3,785万8,000円の増額と、高齢者の医療の確保に関する法律に規定によります病床数削減を目的とした病床転換事業の費用として、各保険者に義務づけられた費用でございます。この病床転換支援金及び事務費でございますが、本年度より平均在院日数短縮のため療養病床等の長期入院料等を老人保健施設や有料老人ホーム等に転換するもので、病床転換支援金につきましては、加入者1人当たり24円20銭、事務費については60銭をもとに、被保険者により算定されたものでございます。2目後期高齢者支援金事務費10万5,000円の増額は、加入者1人当たりの算定基礎額5円40銭をもとに、加入被保険者数により算出したものでございます。
次のページをお開き願います。第4款前期高齢者納付金等、1項1目前期高齢者納付金89万4,000円の増額は、加入者1人当たりの負担調整額46円をもとに、加入被保険者の数により算出したものでございます。2目前期高齢者関係事務費拠出金10万6,000円の増額は、加入者1人当たりの算定基礎額5円50銭をもとに、被保険者数により算出したものでございます。
第8款保険事業費、2項1目特定健康診査等事業費39万4,000円の増額は、特定健康診査等データ管理システムの手数料でございます。
次のページをお開き願います。第11款諸支出金、1項1目償還金1,584万4,000円の増額は、平成19年度の国庫支出金の精算による返還金でございます。
以上で説明を終わります。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。
〇議案第67号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第12、議案第67号 平成20年度桜川市老人保健特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
永瀬市民生活部長。
〔市民生活部長(永瀬 昇君)登壇〕
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 70ページをお開き願います。議案第67号 平成20年度桜川市老人保健特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明を申し上げます。
第1条で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ36万3,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ4億9,823万5,000円と定めるものでございます。
それでは、事項別明細書にて説明させていただきますので、73ページをお開き願います。まず、歳入でございますが、第5款繰越金、1項1目繰越金の36万3,000円は増額でございまして、前年度繰越金でございます。
歳出につきましては、第3款諸支出金、1項1目償還金の36万3,000円の増額は、平成19年度に交付を受けた国庫支出金等の精算による返還金でございます。
以上で説明を終わらせていただきます。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。
〇議案第68号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第13、議案第68号 平成20年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
告上下水道部長。
〔上下水道部長(告 清嗣君)登壇〕
〇上下水道部長(告 清嗣君) 議案第68号 平成20年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。
今回の補正は、人件費でございます。74ページをお願いいたします。歳入歳出予算の補正でございますが、第1条で、既定の歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ3万8,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億1,499万1,000円とするものでございます。
続きまして、事項別明細書でご説明いたしますので、77ページをお願いいたします。歳入でございますけれども、第7款1項1目繰越金を3万8,000円の増といたしております。
次に、歳出についてのご説明でございますので、次の78ページをお願いいたします。第1款1項1目農業集落排水施設管理費を4万円の増といたしております。この内容でございますが、2節、3節の給料及び職員手当等の減額、また3節の通勤手当、退職手当負担金、4節の共済費につきましては増額するものでございます。
次に、第2款1項1目市設置型浄化槽整備事業費を2,000円ほど減額としております。この内容でございますが、3節職員手当等の減、それから4節共済費の増額でございます。
なお、歳入予算の繰越金の補正の増の理由といたしましては、同一会計内の歳入と歳出のそれぞれの総額を同額にするという原則がございますので、歳出予算の増額分と同じ金額につきましては、歳入予算の繰越金を留保財源として増額するものでございます。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。
〇議案第69号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第14、議案第69号 平成20年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
告上下水道部長。
〔上下水道部長(告 清嗣君)登壇〕
〇上下水道部長(告 清嗣君) 議案第69号 平成20年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
今回の補正は、同じく人件費でございます。79ページをお開き願います。歳入歳出予算の補正でございますが、第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ54万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億4,963万6,000円とするものでございます。
続きまして、事項別明細書でご説明いたしますので、82ページをお願いいたします。歳入でございますが、第7款1項1目繰越金を54万円の減といたしております。
次に、歳出についてご説明いたします。第1款1項1目公共下水道総務費を54万円の減といたしております。この内容でございますが、職員の人事異動により、2節と3節の人件費を減額したことと、4節共済費につきましては増額するものでございます。これの件につきましても、歳入予算の繰越金の補正減の理由につきましては、同一会計内の歳入と歳出のそれぞれの総額を同額とする原則がございますので、歳出予算の減額分と同じ金額につきまして、歳入予算の繰越金を留保財源として減額するものでございます。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。
〇議案第70号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第15、議案第70号 平成20年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
麻尾保健福祉部長。
〔保健福祉部長(麻尾 優君)登壇〕
〇保健福祉部長(麻尾 優君) 83ページをお願いします。議案第70号 平成20年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
第1条で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,220万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ28億7,189円と定めるものでございます。
事項別明細により説明させていただきますので、86ページをお願いしたいと思います。歳入でありますが、第3款国庫支出金、2項3目地域支援事業交付金、現年度分217万5,000円を増額し、1,162万9,000円とするものと、第5款県支出金、2項2目地域支援事業交付金、現年度分108万7,000円を増額し、581万4,000円とするものであります。これは、地域支援事業における職員人件費に対する交付金であります。
第7款繰入金、1項4目その他一般会計繰入金82万8,000円を減額し、9,944万4,000円とするものであります。これは、4月の人事異動に伴う人件費減によるものであります。
次のページ、87ページをお願いしたいと思います。第8款繰越金、1項1目繰越金977万5,000円を増額し、1,177万5,000円とするものであります。これは、前年度繰越金であります。
88ページをお願いいたします。歳出について説明いたします。第1款総務費、1項1目一般管理費82万8,000円を減額して、7,373万3,000円とするものでございます。これは、第2節給料から第4節共済費までの職員人件費であり、4月の定期異動等によるものであります。
第5款地域支援事業費、2項4目包括的継続的ケアマネジメント支援事業費537万2,000円を増額して、2,810万4,000円とするものでございます。これは、第2節給料から第4節共済費までの職員人件費であります。
次のページ、89ページをお願いします。第7款諸支出金、1項3目償還金の国庫支出金と過年度分返還金766万5,000円は、平成19年度分の精算に伴う返還金であります。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。
〇議案第71号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第16、議案第71号 基幹水利施設管理事業に関する事務の委託についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
山中経済部長。
〔経済部長(山中政雄君)登壇〕
〇経済部長(山中政雄君) 90ページをお開き願います。議案第71号 基幹水利施設管理事業に関する事務の委託についてご説明を申し上げます。
本件は、地方自治法第252条の14第1項の規定により、土地改良法第96条の2第1項の規定による基幹水利施設管理事業に関する事務の一部を別記規約により下妻市に委託するために、議会の議決を求めるものであります。
国営霞ヶ浦用水農業水利事務所が平成20年度をもって閉鎖されることに伴いまして、別記にもありますように、12市町村が管理業務のうち施設の操作運転事務等を下妻市に委託するものであります。
内容につきましては、91ページにもありますように、別記規約にもありますように、第1条、事務の委任につきましては、国営かんがい排水事業霞ヶ浦用水農業水利事業で造成した基幹水利施設、桜川市でいえば長者池揚水機場の管理を下妻市に委託する。さらに、第4条、経費の負担は、委託事務の管理及び執行に要する経費については桜川市の負担とする。第8条では、連絡会議については、委託事務の管理及び執行について必要なときは連絡会議を開くものとする等が主な内容でありますが、詳細につきましては、別記規約のとおりでありますので、内容をご審議の上、ご賛同くださいますようよろしくお願い申し上げます。
なお、ほかの事業の委託先につきましては、霞ヶ浦用水建設推進協議会のほうに、なお、また経理の問題につきましては、経費の増額はございませんので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。
〇日程の追加
〇議長(小林正紀君) ただいま市長から議案第82号 桜川市都市計画に定める地区計画等の案の作成手続に関する条例が提出されました。
直ちに議会運営委員会を開催し、その取り扱いについての審議をお願いいたします。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午後 2時02分)
再 開 (午後 2時21分)
〇議長(小林正紀君) それでは、再開いたします。
休憩中に議会運営委員会が開催されましたので、その結果についてを報告願います。
議会運営委員長、皆川光吉君。
〔議会運営委員長(皆川光吉君)登壇〕
〇議会運営委員長(皆川光吉君) 議会運営委員会の審議の結果を報告いたします。
議案第82号 桜川市都市計画に定める地区計画等の案の作成手続に関する条例については、直ちに日程に追加し、審議、採決することに決定いたしましたので、報告いたします。
また、16日に予定されている大綱質疑についてですが、一般会計と特別会計に分けて行います。
また、確認事項なのですけれども、質疑は答弁を含めて20分とする、質問の回数は3回までとする、所属する委員会以外についての質問とするということでお願いしたいと思います。
以上です。
〇議長(小林正紀君) ただいま議会運営委員長から報告がありましたが、報告のとおり、議案第82号については日程に追加して審議、採決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
追加日程表並びに議案書を配付いたします。
〔追加議案配付〕
〇議長(小林正紀君) 先ほどの報告で16日の大綱質疑なのですが、一般会計で20分、3回まで、それからその後切りまして、特別会計で20分で3回までという形、1人で特別会計、一般会計、2回質問するという形になりましたので、ご理解いただきたいと思います。
配付漏れはございませんか。
〔「なし」の声あり〕
〇議案第82号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) それでは、追加日程第1、議案第82号 桜川市都市計画に定める地区計画等の案の作成手続に関する条例についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
大場建設部長。
〔建設部長(大場敏夫君)登壇〕
〇建設部長(大場敏夫君) 議案第82号 桜川市都市計画に定める地区計画等の案の作成手続に関する条例。
上記の議案を別紙のとおり提出する。
次のページをお開きください。桜川市都市計画に定める地区計画等の案の作成手続に関する条例。この条例は、都市計画の種類の1つでございます地区計画という都市計画を定める際の手続を条例化したものでございます。通称地区計画の手続条例と呼ばれているものでございます。地区計画とは、工業地域や第1種住居地域などに代表される用途地域などの都市計画とあわせて、地区レベルの詳細な用途や道路の配置、建築のルールなどを定めることのできる都市計画でございます。そのため、より地域住民に近い都市計画と認識されており、通常の都市計画を定める際の手続に加え、案を作成するための手続が必要になってまいります。つまり、用途地域や都市計画道路は役所で案の公表を行うところから都市計画手続が始まるのに対し、地区計画は、案の公表を前に都市計画案の作成手続を行って、地区住民の意見を聴取しながら案を作成することになっております。都市計画法では、この手続のやり方に関して市町村ごとに条例で定めることになっておりますので、それが今回の条例に当たります。
この条例案におきまして、第1条は、趣旨について記載されてございます。
第2条は、案の提示方法については、種類、名称、位置、区域、そして縦覧場所を指定して2週間の縦覧を行うとうたっております。
第3条は、説明会の開催。
第4条は、意見の提出方法について、縦覧終了後1週間以内に市長に意見書を提出するというものでございます。
第5条は、委任を明記してございます。
この条例にかかわる都市計画の変更、そして桜川筑西インターチェンジを活用した都市構想の作成、地域振興の推進につきましては、インターチェンジが開通した現在、緊急に進めなければならない重要課題であると認識しておりますので、よろしくお願いいたします。
以上で説明を終わります。
〇議長(小林正紀君) 説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
12番。
〇12番(大塚秀喜君) 済みません、きょうは何かたびたび。
この条例をつくるに当たって、都市整備構想策定専門委員会でもちろん大いに議論をしていくのだと思うのですが、用途の見直しにも賛成ですし、この地区計画もつくらなくてはならないのもわかるのですが、くれぐれも用途で、工専と準工といって、まあ、工専だったからなかなか開発されなかったと。それを用途を何とか直そうという方向で今動いている中で、くれぐれも地区計画で縛り過ぎないように。これはだめだとか、あれはだめだとかというのは、また縛っては同じ轍を踏むようになってしまうと思うので、くれぐれも広くいろんなことできるような方向で検討してください。原案に対する意見を出さなくてはならないというようなことがないようにお願いします。
〇議長(小林正紀君) 要望でしょう。
〇12番(大塚秀喜君) 要望です。
〇議長(小林正紀君) ほか、よろしいですか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第82号 桜川市都市計画に定める地区計画等の案の作成手続に関する条例については原案のとおり可決されました。
〇散会の宣告
〇議長(小林正紀君) 本日予定された案件はすべて終了いたしました。
本日はこれで散会いたします。
ご苦労さまでございました。
散 会 (午後 2時30分)