平成20年第2回桜川市議会定例会議事日程(第3号)
平成20年第2回桜川市議会定例会議事日程(第3号)
平成20年6月12日(木)午前10時開議
日程第 1 議案第46号 平成20年度桜川市一般会計補正予算(第1号)
日程第 2 議案第47号 平成20年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第 3 議案第48号 平成20年度桜川市水道事業会計補正予算(第1号)
日程第 4 議案第49号 桜川市営県単土地改良事業の施行について
日程第 5 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
日程第 6 執行部あいさつ
〇出席議員(23名)
1番 風 野 和 視 君 2番 勝 田 道 雄 君
3番 岩 見 正 純 君 4番 小 高 友 徳 君
5番 中 川 泰 幸 君 7番 皆 川 光 吉 君
8番 増 田 豊 君 9番 潮 田 新 正 君
10番 相 田 一 良 君 12番 大 塚 秀 喜 君
13番 高 田 重 雄 君 14番 小 林 正 紀 君
15番 増 田 俊 夫 君 16番 鈴 木 好 史 君
17番 川 那 子 秀 雄 君 18番 萩 原 實 君
19番 横 田 衛 君 20番 橋 本 位 知 朗 君
22番 増 田 昇 君 23番 塚 本 明 君
24番 上 野 征 一 君 25番 林 悦 子 君
26番 菊 池 節 子 君
〇欠席議員(2名)
11番 古 川 静 子 君 21番 仙 波 信 綱 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
副 市 長 山 田 耕 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市 長 公 室 長 飯 嶌 洋 一 君
総 務 部 長 飯 島 泰 則 君
市民生活部長 永 瀬 昇 君
保健福祉部長 麻 尾 優 君
経 済 部 長 山 中 政 雄 君
建 設 部 長 大 場 敏 夫 君
岩 瀬 支 所 長 細 谷 豊 君
真 壁 支 所 長 藤 田 定 一 君
上下水道部長 告 清 嗣 君
教 育 次 長 古 橋 忠 君
会 計 管 理 者 市 塚 昭 一 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長 柴 山 栄 一 君
議会事務局書記 笠 倉 貞 君
議会事務局書記 安 保 文 明 君
議会事務局書記 斎 藤 修 一 君
開 議 (午前10時03分)
〇開議の宣告
〇議長(小林正紀君) 皆さん、おはようございます。本日の出席議員は22名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
〔「議長、動議」「賛成」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) はい。
〇8番(増田 豊君) 本日の日程に入る前に、日程のことについて、だれに聞いたらいいかわからないのですが、前、議運で日程などの話し合いをしたときに、この資料をもとに話し合ったわけですね。それで日程の調整をしていたということがあると思うのですが、この目次の中の議長報告第1号、請願、陳情についてというものが本日の日程の中に入っていないのですが、私も議運のメンバーですけれども、議運の会議も開かない、一体どこでこの文字が消えてしまったのか、ご説明願いたいのですが。わかる方、返事してください。
〇議長(小林正紀君) 議会事務局長のほうより説明させます。
〇議会事務局長(柴山栄一君) ただいまの増田議員の発言なのですけれども、委員長の報告というものがないではないかということでありますが、本日3日目の議事日程の中で、日程第5の中に入っております。
〇議長(小林正紀君) 8番。
〇8番(増田 豊君) それでは、日程第5の中に入っているというならば、その中でなぜ継続審議にしたかというような理由もそこで述べるのですか、委員会から。質問も大丈夫なのですか。
〇議長(小林正紀君) はい、受けます。
〇8番(増田 豊君) こういうことをやると、これからみんな請願ってこういうふうに扱われる可能性も出てくるし、ここにちゃんと載っているのではない、これ請願、陳情についてって。それをこっちに入れるというのならば、議運でも開いてその中で承諾してもらうなんていうことやらなかったらば、議運が何のために打ち合わせしているのだかわからなくなりますよ。
〇議長(小林正紀君) 委員会に付託したわけですから、その委員会の報告を受けてからだと思いますから、委員会で継続調査という申し出がありましたので、そのような形で日程5で報告という形で入るわけですから、それは必要ないと思います。
〇8番(増田 豊君) だから、こっちに載っているでしょうと言っているの。そっちに入れてしまっても結構ですけれども、これ載っているでしょうと言っているの。これでやったわけ。だから、この文字がきょう消えたということについては、やっぱり議運の中でそういうふうな方向でやりますというふうなことくらい報告があってもいいのではないですかと言っているの。
〇議長(小林正紀君) いや、付託してしまったものですから、違うでしょう、それは。
〇8番(増田 豊君) いや、ではこれはどこにいってしまったの、この文字は。
〇議長(小林正紀君) そういう問題ではないと思います。だから、いずれにしても付託したわけですから、議運を離れたわけでしょう。議運で委員会に付託しましょうという話で、それによって私は議長報告で報告したわけですから、それで委員会のほうで付託したわけですから、それにあとは委員長の報告があるかないかという問題だと思います。そういうことです。
だから、そのときに、最後の委員長報告のとき質疑を受けたいと思います。そういうことで、はい。
〇議案第46号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) それでは、日程第1、議案第46号 平成20年度桜川市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
飯島総務部長。
〔総務部長(飯島泰則君)登壇〕
〇総務部長(飯島泰則君) おはようございます。議案第46号 平成20年度桜川市一般会計補正予算(第1号)について、概要をご説明いたします。
86ページをお開き願います。既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ1億212万4,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ163億912万4,000円とするものであります。
87ページから88ページにかけましては、第1表、歳入歳出予算補正であります。
89ページをお開きください。第2表、地方債補正であります。まちづくり交付金事業債を1億8,630万円から2億4,230万円に限度額を変更するものでございます。これは事業経費の増加によるものでございます。貯水槽整備事業債を630万円から310万円に限度額を変更するものでございます。これは防火貯水槽1基分の予算組み替えによる減額でございます。
続きまして、事項別明細書により歳入についてご説明いたします。92ページをお開きください。第12款分担金及び負担金、1項1目農林業費負担金で50万円を減額しております。これは、かんがい排水事業の猿田地区が補助事業に採択となり、受益者負担金108万円の減額と、坂戸地区が新規採択により58万円の受益者負担金の増額によるものでございます。
第15款県支出金、2項2目民生費県補助金で120万2,000円を増額しております。これは、障害者自立支援対策臨時特例交付金で、平成20年7月の法改正に伴うシステム改修経費の補助金でございます。
4目農林水産業費県補助金で1,544万3,000円を増額しております。内訳としましては、農業費補助金で水田農業構造改革推進事業費補助金11万4,000円の減額、数量調整円滑化推進事業補助金35万8,000円の減額、水田農業推進センター活動費補助金30万円の増額、これらは県の補助金内示によるものでございます。山急県単土地改良事業補助金788万5,000円の増額は、かんがい排水事業未地区猿田、坂戸の採択によるものでございます。茨城農業元気アップチャレンジ事業補助金61万円の増額は、岩瀬ほほえみ部会の直売所の拡張に伴うものでございます。頑張るふるさと支援事業補助金20万円の増額は、南飯田コミュニティセンター建設に伴う経費の補助金でございます。林業費補助金として、森林機能緊急回復整備事業補助金692万円の増額は、森林湖沼環境税を活用して今年度から実施する事業補助金であります。
6目教育費県補助金で93万6,000円を増額しております。これはTT特別配置事業費補助金で、TT非常勤講師1名増員に要する費用に対する補助金でございます。
93ページをお開きください。第15款県支出金、3項6目教育費県委託金で43万1,000円を増額しております。これは、理科支援員等配置事業委託金で35万6,000円増額は、事業経費の増加分と、環境を保全しようとする意欲を高める環境教育推進事業に対する新規の環境教育推進事業委託金7万5,000円でございます。
第19款繰越金、1項1目繰越金で3,141万2,000円を増額しております。これは前年度繰越金の増額でございます。
第20款諸収入、4項4目雑入で40万円を増額しております。これは担い手育成確保総合支援事業補助金でございます。
94ページをお開きください。第21款市債、1項3目土木債で5,600万円を増額しております。これは、まちづくり交付金事業の事業費の増額によるもので、岩瀬地区分2,930万円、真壁地区分2,670万円でございます。
4目消防債で320万円の減額ですが、これは消防施設費で当初予算計上の岩瀬駅前地区の防火貯水槽設置工事をまちづくり交付金事業で実施することによるものでございます。
続きまして、歳出についてご説明いたします。95ページをお開きください。第3款民生費、1項3目障害者福祉費120万3,000円の増額ですが、これは障害者自立支援法の法改正に伴う電算システム改修委託料101万9,000円と、国保連合会支払請求データチェックシステム賃借料18万4,000円でございます。
第6款農林水産業費、1項4目農政推進費141万円の増額ですが、これは岩瀬ほほえみ部会の直売所拡幅に伴う茨城農業元気アップチャレンジ事業補助金61万円と、南飯田コミュニティセンター建設事業に伴う頑張るふるさと支援事業補助金40万円と、里芋生産松田上小幡営農組合に対する担い手育成確保総合支援事業補助金40万円でございます。
5目農地費1,190万円の増額ですが、これは坂戸地区のかんがい排水事業が採択されたことによる事業経費の増額が主なものでございます。
96ページをお開きください。7目水田農業対策費5万8,000円の減額ですが、これは県の補助金内示により水田農業推進センター活動費30万円を増額し、数量調整円滑化推進事業補助金を35万8,000円減額するものでございます。
第6款農林水産業費、2項2目林業振興費692万円の増額ですが、これは森林湖沼環境税を活用して今年度から実施する森林機能緊急回復整備事業で、森林の間伐事業、間伐を効果的に行うための作業道開設事業に要する事業経費の増額であります。
97ページをお開きください。第8款土木費、4項1目都市計画総務費394万8,000円の増額ですが、これは阿部田地区の市有地売却を行うための用地測量委託料でございます。
4目まちづくり交付金事業費7,467万6,000円を増額ですが、これは岩瀬地区の合併市町村まちなか活性化支援対象事業の茨城県への委託、無電柱化引き込み管等整備工事のNTTへの委託の金額確定により、予算不足分として委託料1,588万8,000円の増額でございます。工事請負費420万円につきましては、当初消防費に予算措置されていた防火貯水槽岩瀬駅前分が補助事業の対象になることから、予算の組み替えを行うものでございます。
公有財産購入費1,153万4,000円の増額ですが、これは道路用地229平方メートルの購入費でございます。補償補填及び賠償金4,305万4,000円の増額ですが、これは岩瀬地区のNTT電柱ケーブル移設補償費305万4,000円と、真壁地区の配水管の布設がえ補償費3,559万6,000円でございます。
第9款消防費、1項3目消防施設費420万円の減額ですが、これは防火貯水槽設置工事費の土木費への予算の組み替えによるものでございます。
98ページをお開きください。第10款教育費、1項2目事務局費186万5,000円の増額ですが、これはチームティーチング非常勤講師1名増員に係る経費でございます。
4目給食センター費29万3,000円を増額ですが、これは臨時職員、調理員1名分の賃金から委託料への予算組み替えと、検食保管冷凍庫の購入費32万円でございます。
7目理科支援員等配置事業費36万1,000円の増額ですが、これは県の委託金の増額により講師の授業時間を増加する経費でございます。
13目環境教育推進事業費7万5,000円の増額ですが、これは小中学校において環境を保全しようとする意欲を高め、環境教育を推進するための経費でございます。岩瀬東中学校で実施する予定でございます。
99ページをお開きください。第10款教育費、4項1目幼稚園費373万1,000円の増額ですが、これは幼稚園臨時教諭2名分の賃金312万1,000円と、真壁幼稚園の高圧気中開閉機の修繕料61万円の増額でございます。
以上で説明終わります。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
12番。
〇12番(大塚秀喜君) 97ページ、8款土木費、4項都市計画費、1目都市計画総務費の委託料394万8,000円、阿部田地区の市有地売却を行うということですが、土地区画整理事業経費一覧で3億8,800万円ということになっておりますが、どのくらいで売却を考えているのか、お聞かせ願います。
〇議長(小林正紀君) 大場建設部長。
〇建設部長(大場敏夫君) 大塚議員さんにお答えいたします。
今回、議会のほうへ上程しましたのは測量費等の経費でございまして、議会のほうの承認をいただいた後、速やかにそういう事務手続を進めまして、公売に進んでいくというふうな手続でございます。具体的に今どのくらいというふうなことは、これからいろいろ内部等でも詰めまして進めていきたいというふうに考えてございます。
〇議長(小林正紀君) 12番。
〇12番(大塚秀喜君) これから詰めていくということでありますが、約2町歩弱、4億円で売れますかと。なかなか厳しいと思います。そんな中で、前々回の全協でしたか、4常任委員会でしたか、お話ししましたが、合併特例債を使って住宅団地をつくったらどうでしょうと。本庁の目の前の土地で、合併特例債、一応頭が、今の桜川市の経済状況を考えますと100億円以内で抑えようと市長の強い決意、大変大事なことだと思っております。ただ、合併特例債の7割の交付税措置と、事業を行って7割の交付税措置と、これは非常に、いろんな補助事業ありますけれども、こんなにいい数字のはないと思うのです。そんな中で、例えば住宅団地なり工業団地をつくったときに、どうしても桜川市で人口をふやすのに住宅が必要だ、働く先が欲しいというときに、それをつくって、県の公社でよく今住宅開発やっていまして、売れ残って大騒ぎしています。議会でそこまで言うのもどうかなと思うのですが、市の持ち出しは3割と、交付税で7割措置と。民間でもそうです。公社でもそうです。住宅団地なりつくって3割売れないということはないと思います。どうしても桜川市で今後税収を上げていくということを考えたらば、人が来てもらう、働き口をつくる、もうその2点しかないと考えるのですが、そういうふうなお金の使い方、合併特例債を住宅団地とか工業団地に、桜川市で必要だということでできるかどうか、財政的にもどうかというのをとりあえず市長公室長に答弁願いたいと思います。その後、市長からもご意見願います。
〇議長(小林正紀君) 市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 大塚議員さんのご質問にお答えいたします。
合併特例債で例えば住宅団地または工業団地を特例債を活用して事業をしたらいいのかなというようなご質問だと思いますが、一つの原則としては、合併特例債は合併時の各市町村の不均衡を是正するというのが一つの目的となっております。そういう中で、住宅団地、工業団地が果たしてそういう事業に該当するかというのは、今の時点では明確に申し上げることはできませんが、ただ、先ほども議員のほうから出ましたように、土地開発公社がやるといった場合には該当しないと承知をしております。あくまでも市の事業として計画をすればできるということですが、ただ、今申し上げましたように、住宅団地、工業団地が合併特例債事業として認められるかどうかというのは、今後資料、そういうものを国、県と協議した中でしか明確にはお答えはできないということでございます。
また、ご承知のように、現在合併特例債は合併時に6事業を10年間でやるというようなことで計画をしておりまして、今の時点では既に3年ほど近くなると、経過をするということでございますので、現実的には当初の合併協議で決まった事業を完了すると、10年間で完了するというのが一つの目標かなと考えております。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 今、飯嶌室長が答えをした中で、まさに合併特例債事業そのものは、合併を推進するに当たり地域の均衡ある発展を願うために、桜川市の場合には真壁町、大和村、岩瀬町のぜひこういうものをつくった中で均衡ある発展をしたいということで合併協議会の中で取りまとめをして、ではこういうことでつくろうかというふうなことで国、県のほうともお話し合いをしておりますし、また議会のほうにもお話しをしておるというようなことで、今大変合併特例債事業を活用した中で阿部田地区のところに住宅団地をつくったらよろしいのではないかと。発想は大変すばらしいと思います。しかし、これからそういうものをやろうというときには、再度原点に返って我々執行部と議会、それから市民の皆さんと話し合いしていくということになりますと、10年間という限られたスパンでは大変時間が短いのではないかというふうな思いもございます。いずれ、今合併特例債事業、確かに大塚議員がおっしゃるとおり、7割を交付税措置でしていただくわけでございまして、市の持ち出しというのは3割でございますので、大変財政的には助かる状況でございます。大和で大和中学校、今真壁地区では多目的ホールを建設していこう、また岩瀬地区では今後岩瀬駅前に自由通路をつくり、図書館をつくっていこうというような事業を控えておりますが、これらをしっかりと議員各位とご相談をしながらまず進めていくというのが一番よろしいのではないかというふうに思っておりますし、また長期ビジョンの中で間に合えば、今大塚議員が言われるようなところも議論の中でお話し合いをしていくということはやぶさかではないというふうに思っております。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 12番。
〇12番(大塚秀喜君) 大変ありがとうございました。今、市長は前向きに考えていくと答弁もらったと理解していいのだと思うのですが、本当に地方分権でこれから桜川市がどうやって生きていこうと、残り7年ですけれども、本当にこれできたらえらい桜川市の財産になると思うのです。正直、公室長にも県のほうでどうだと聞いたらば、だめだとは言わないと、どういう事業がいいとか悪いとかではないと、市の考え方ですと、とりあえず上げてみてくださいということみたいだというふうには聞いているのですけれども、市長、3割の負担はあるのですけれども、返ってくると思うので、そこから先は市の財政を潤すというふうな考え方できると思うのです。今、農地、雑種地、固定資産税は上がる、人が住める、ぜひ前向きに、7年ありますので、何とか形にしてもらえれば、子供たちにいい財産残せるのではないかというふうに考えております。
均衡ある発展、例えば旧大和、人口的に見ても真壁、岩瀬元地区からの人口も少ないわけですし、住宅団地あってもいいのではないかと。まして本庁舎のあるところです。ぜひ前向きに検討していただきたい。均衡ある発展を考えて合併特例事業、合併協議会の委員でもありました。そんな中で建設計画つくりました。そのときに発想していれば非常によかったなとは思うのですが、でもどうしても必要だということで大和中学校はできましたよね。建設事業には入っていなかったと思うのです。あとは市長、執行部のやる気だと思いますので、ひとつ前向きに検討してください。よろしくお願いします。
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
18番。
〇18番(萩原 實君) 18番。
95ページの頑張るふるさと支援事業補助金40万円について確認する意味でちょっと質問したいのですが、全協の場所で……
〔何事かの声あり〕
〇議長(小林正紀君) 静かにお願いします。
〇18番(萩原 實君) 質問をしたときにはソフト事業、いわゆる調査費だというような山中部長から答弁あったと思うのですが、それは地元の人間がいろいろな場所に行って視察をして、あるいは地元の要望等を含めた中で計画書を提出すれば執行部というか、役場のほうで対処してくれるのかどうか、その辺まずお伺いしたい。
〇議長(小林正紀君) 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) 18番、萩原議員にお答え申し上げます。
今、その40万円の予算の中に、あとプラス20万円足して60万円の中でのソフト事業だということでございます。この間も説明したように、そういうことでございます。それで、地元での意見を反映してくれるのかというようなことだと思うのですけれども、その中で地元でまず建設委員さんを選出いたしまして、その中で、この間もお話ししたように、いろんな施設を研修したり、事業計画等を立案していただきまして、それをうちのほうと相談するという中で、ある程度の集落の人口とか、そういうものの規制は当然ありますけれども、市も当然でございますけれども、県のふるさとづくり推進センターとかと一緒になってご審議をしていくというような形態でございます。
〇議長(小林正紀君) 18番。
〇18番(萩原 實君) 違う角度から市長にお願い、要望等ということでちょっとお伺いしますが、合併して約3年弱、順次合併特例債事業が進められているわけでありますけれども、私は合併したことによってますます地域格差がつくのではないかというようなことを心配しています。先ほども飯嶌室長や大塚議員の質問に対しても均衡ある発展、そのようなお話がありましたけれども、今回の南飯田に対する多目的集会所、かなり縮められて縮小されまして、一集落の集会所に変わったと。それはそれで別に私はいいのかなと思っておりますけれども、たまたまきのう地元の区長、高松区長に会って話を聞きましたらば、今回の事業におきましては、県のほうで500万円、市で800万円、1,300万円、あと足らない分は地元負担するのだというような話をしておりましたけれども、1戸割にして大体15万円ぐらいずつもらうと、大変な話をしておりました。そういう中で、何か格差がつくというか、我々の住むすそ野的な場所に対しては何か市長は余り目を向けてくれないのかなというひがみ根性持っているのですが、気持ちもあるのですが、かなり難航して金が集まらないような雰囲気もあるので、どうしたって市長、少し地元の負担が軽くなるような考え方をしていただけるかどうか、そこらのところちょっと聞かせていただきたい。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 萩原議員さん、私は桜川市全体を考えた中で行政の長として均衡ある発展をやらせていただいておりまして、萩原議員さんの住んでいるところ、決してそういう萩原議員さんが言われるような思いで私は行政のかじ取りをやっておりませんので、誤解がないように。また、実は南飯田コミュニティセンターにつきましては、県のほうでも財政難というような形の中で一度知事裁定で廃止をされました。しかし、地域の熱い思いというものを勘案していただいて、再度ことし復活をしていただきまして、県のほうでもない予算の中で予算措置をしていただいたと。やはりこれは地域の熱い思いがあって初めて予算措置もできるわけでございます。そういう面で、私としても萩原議員さんが言っているように、北中地区のコミュニティセンター、そしてその付近の子供たちが遊ぶ場所等について何か考えていく必要があるのではないかというふうに思いますが、とりあえず地域力というもの、やはりそこに住む皆さんが是が非でもつくるのだというその決意があって初めて前進をするわけでございます。まずそのところ、調査費をつけて600万円の中でことしはソフト事業としていろいろどういうものをつくっていったらいいのか、どういう配置にしたらいいのかというのを地域で決めていただいて、その中でもし必要であればいろいろと区長さん方とお話し合いしながら問題解決をしてまいりたい、かように考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 18番。
〇18番(萩原 實君) 十分市長の気持ちはわかるような気がいたします。その旨地元の人間にはそのような形で話をしておきますので、なるたけよろしくお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
10番。
〇10番(相田一良君) 先ほど大塚議員の質問と関連しますと思うのですけれども、先ほど土木部長の答弁では、測量の委託料400万円ですね、測量をしてからその後、また大塚議員が言った土地の単価と申しましたけれども、測量してからその土地の坪単価を決めたいと言っていまして、それも売却したいという考え、先ほど答弁あったと思うのだよね。そうすると、さっき売却する、市長の答弁では、では話し合い、議会、県のほうと、あと市民等の話し合いによって今後阿部田地区のあれは見直すか、団地化するかどうかは、それは今後次第と言っていましたね。だけれども、それでは部長の話と市長の話がちょっと食い違っているような気もするのですけれども、その辺お願いします。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 相田議員さん、先ほど大塚議員さんの質問の中でちょっと相田議員さん誤解をしておられると思うので、訂正をさせていただきたいと思います。住宅地をつくって、そこに入って均衡ある発展をしていったらいいのではないだろうかということにつきまして答弁をさせていただきまして、阿部田地区という限定をした中でお話を私したつもりはございません。ですから、全体の中でそういうもの合併特例債事業を使う場合に、工業団地とか住宅団地を合併特例債事業で使うということはいかがかというふうな中で、そういうものもこれからお話し合いすることはやぶさかではない。ただし、合併をして10年間という中でやる問題がございますので、この辺は時間との戦いがあるというようなお話をさせていただきました。それはちょっと相田議員さん誤解をなさったと思います。
阿部田地区につきましては、先ほど大場部長が答弁したように、一応正確に測量をしていなかったということで売却がなされたということでございます。桜川市としてはそういうものを仮に処分するにしても、桜川市の財産としてこれから保管していくにしても、しっかりと測量をして面積を割り出しておくということ、それから売却するにしては、その値段をどの値段で売却したらいいかというのを鑑定していただく、こういうものに今回調査費としてつけさせていただいて測量をさせていただくということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 10番。
〇10番(相田一良君) やはりあそこは市の中心ということになりますので、これまでに土地代金だけで多分2億円近い金があそこへ旧大和村では投入していると思います。最初の計画あそこは多分十何町歩の計画で最初始まったと思います。それは我々が議員になる前なもので、正確な数字はわからないのだけれども、その後だんだんいろんな財政事情とか、土地の売却する人が思うようにいかないもので、それから最終的には4町歩ぐらいになったと思いますよね。だけれども、その4町歩も確かに4町歩1カ所、全部まとまっているわけでは多分ないと思います。ぱらぱらという、不特定多数でこうなっているのですけれども、多分それでなくては一挙に買えないということでそうなったと思います。そういうことがありますもので、できればそこを市の持ち物でなくて売却、売却は考え直していただいて、もし売却した場合には、多分今は当時の3分の1、それ以下でなくては買う人いないと思うのだよね。そうした場合に売却するのではなくて、それを何とか持ちこたえてもらって、それからその後今度はその阿部田地区を開発する場合に、売却したやつまた買い戻すような形になると思うのです。だから、そうならないためにも本当に市長が大和の中心のあそこを住宅とかいろんなものを人が住めるようなところをつくる場合には、売却しないであそこを維持してもらって、そこを開発してもらうように願いますが、市長、どうですか。改めて答弁お願いします。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 相田議員の熱い思いはわかりますが、あの地は調整地域でございます。そして、建設常任委員会、そして都市計画審議会のほうから答申をいただきまして、あの地はなかなか虫食いの形で買ってしまったということで、でき得れば速やかに売却したのがよろしいのではないかという答申をいただいておることをお話しをさせていただきたいと思います。ですから、そういうものを踏まえながら、今の測量費を計上させていただいたというふうにご理解いただきたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 10番。
〇10番(相田一良君) 大変なのは市長わかりますけれども、我々議員はいろんな方からの夢と希望、それを市民に対して与えて、それを形にするのが私は執行側の責任だと思います。我々議員は市民に対して夢と希望を与えるのです。夢のない世界というのはやっぱり暗闇の世界になってしまいますもので、ぜひ我々議員が提案したいろんなことは、執行側はそれを形にして桜川市発展のために今後も続けていっていただきたいとお願いします。
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
26番。
〇26番(菊池節子君) 96ページなのですけれども、林業振興費でございます。桜川市も山がいっぱいございまして、692万円補正が組まれました。県からの補助金ですけれども、取りつけ道路とかいろいろありますけれども、どこから、どの地域から始めるのか伺いたいのです。どのくらいの面積なのか、その辺のところを伺います。
〇議長(小林正紀君) 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) 菊池議員にお答え申し上げます。
地区としては、今は現在の段階では旧岩瀬地区、岩瀬地区を予定しております。それにつきまして、間伐の面積ということですけれども、11ヘクタールを予定しております。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 26番。
〇26番(菊池節子君) 私も岩瀬から本庁舎へ行くとき、冬になりますと山ずっと下を通って行くのですけれども、落葉樹は葉が落ちて、何かもう白樺林ができたかなって思うくらい白い木がいっぱい立っておりますのでちょっと心配しているのですけれども、わかりました。面積にして大体、多分相当桜川市はすごい山の面積だというふうに思うのですけれども、これからそれ今度の県でできました、均等割で1人1,000円徴収されますよね、天引きですよ、これね、県民税と一緒に。そういう中で、何か5年間だったと思うのですけれども、全部やっていただけるのかなと思うのですけれども。
とにかく白樺林ができているのはもう皆さんもよくご存じかと思います。ぜひ早く間伐、取り除いたりして山らしくしていただきたいなというふうに思っております。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 25番。
〇25番(林 悦子君) 97ページ、8款土木費、4項都市計画費の中のまちづくり交付金事業、そして節としては合併市町村まちなか活性化支援対策事業等々のこの一項目ですけれども、岩瀬の駅前開発が最終年度ということで、ここに公有財産購入費として土地購入費が上がっておりますが、これが最後なのかどうかということ。
それから、道路用地として229平米取得ですよね。大体坪数にして70坪ちょっとぐらいなのでしょうかと思うのですが、ちなみに坪単価、買収単価の坪単価が幾らになるのか、そしてちょうど3年前の市長選挙のころにあそこ買収やっていたと思うのですが、買収当初と比べて買収単価は変わっているのかどうかについてお尋ねをいたします。
〇議長(小林正紀君) 大場建設部長。
〇建設部長(大場敏夫君) 林議員さんにお答えいたします。
公有財産購入費の1,153万4,000円の内訳でございますけれども、これにつきましては、岩瀬駅前の用地買収というふうなことで、面積が229.76平方メートルですか、単価にしまして平米当たり5万400円等を予定してございます。
それと、もう一点ですか、当初の計画とどうなのですかというふうなことなのですけれども、その辺の対比した数値のやつはないのですけれども、現在のところの総額でご了承していただきたいと存じます。補償金額で3億9,122万916円ほど捻出してございます。今のは土地の買収代金です。ちょっと補償と言いましたけれども、土地のほうの売買金額でございます。
〔「最後の1軒かどうか」の声あり〕
〇建設部長(大場敏夫君) 買収は今のやつが最後でございます。土地のやつ。
〔「土地ということは家屋も含めて」の声あり〕
〇建設部長(大場敏夫君) 家屋のほうの移転のほうが今交渉中ということで、物件のほうですか、地上物件のほうの。
〔「代替」の声あり〕
〇建設部長(大場敏夫君) いや、代替ではなく、要するに移転してもらうために今都市整備課のほうで鋭意努力中でございます。
〇議長(小林正紀君) 25番。
〇25番(林 悦子君) 普通、土地が決まれば当然上に乗っかっているものは動かすという前提ですべて解決だというふうに私なんか思っているのですが、これ最後の1件なのですね、最後の1件。
最後の1件なのかということと、そして鋭意交渉中なんていうときは大体交渉が難航しているときなのだけれども、いつごろまでにこれは決めなくてはならないのかというか、リミットというのがあるわけではない。それを部長にその2つ聞きます。
買収当時の単価と相違があるのかについては、副市長、大変でもちょっとご答弁を、一番当事者なので、ここに聞くのが素直かなと思います。お願いいたします。
〇議長(小林正紀君) 大場建設部長。
〇建設部長(大場敏夫君) 今回6月の議会に出ていたものが最後の土地の買収案件ということで、今回計上させていただいた金額等でございます。
それと、もう一件のいつごろまでに、あと一件のほうの交渉どうなのだというふうな具体的な点でございますけれども、それにつきましては、現在部ぐるみと申しましょうか、建設部挙げて交渉しておりまして、できるだけ速やかに終了というか、そういうこと……
〇25番(林 悦子君) そこまでいってしまうとアウトになってしまうのだというそのゴールは11月とか12月とか、そういうこと。あなたがそれをできなかったから、あなたが悪いとか、土木部がだめだとか、そういう話では全然ないから。目標、ゴール地点は何月のことなのって、そういうことなのです。
〇建設部長(大場敏夫君) 一応年度内ということで考えてございます。
〇議長(小林正紀君) 山田副市長。
〇副市長(山田耕一君) 買収単価でございますが、当初の鑑定どおり変わらないということだと思います。5万400円、同じです。
〇議長(小林正紀君) 25番。
〇25番(林 悦子君) これは、総事業費、結局、最後にこれ答弁だけもらえばいいのですが、もし資料がないときは後でもいいですけれども、端数はともかく、総事業費が結局幾らで、そのうち工事費にかかる費用が、私の大づかみの数字では2億5,000万円ぐらいで、買収にかかるのが17億5,000万円、そして買収のうち、今聞けば土地にかかったのが3億9,000万円ということですよね。そうすると、17億5,000万円のうち3億9,000万円が土地の買収費だとすると、残りが建物移転等々の補償だということになるのですね。総勢これ何件だったのでしょうか。総額幾らだったのかと、私が今言った数字でおおよそ違いがないのかということ、それと総勢何件だったかというのは、面倒臭いからやっぱりちょっと副市長答えてください。お願いします。
〇議長(小林正紀君) 大場建設部長。
〇建設部長(大場敏夫君) 今手元にある資料なのですけれども、物件の移転補償金額ですか、これが63件で、手元にある資料なのですけれども、13億2,649万3,767円です。そのほか電柱移転とか、あと物件等ですか、こういうものがあるのですけれども、その他のNTTとか東電の電柱、これはそのほかあるわけなのですけれども、大きい額は今言ったところです。
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
8番。
〇8番(増田 豊君) 97ページ、まちづくり交付金事業費のことについて、無電柱化ってこれ電柱地中化のことについてちょっと質問したいのですが、真壁地区でも電柱の地中化しますよね。それは、旧真壁町時代でもある団体でやったり、商工会内部の委員会でやったりの中で電柱地中化というふうなことは数多く取り上げられていましたけれども、そういう趣旨に対してご理解をいただいたから今年度電柱地中化の事業が始まったというふうに理解していますので、ありがたいなとは思うのですが、今年度行うのは仲町通り中心ですよね。そうすると、合併した後からずっと言い続けてきたことですけれども、やっぱり伝建地区を目指してみたり、景観条例を目指してみたり、公民館の建設だというふうなそういうことがあったときに、今の場所は伝建地区の指定の場所とはちょっと外れるのですよね。ですから、そういうことから考えてみた場合に、その中で役所の職員が、これはうわさだからわかりませんけれども、やりやすいところからやったというような言葉が漏れてくるのです。ですから、それは例えば地域住民のほうに漏れ伝わると、地域住民間の感情的なものにまで発展してしまう可能性があるということですから、そういう言葉は軽率に発しないようにご指導をいただきたいと思います。それが1点。
それから、趣旨に対して今年度から始まるわけですけれども、まちづくり交付金事業というのは今年度で終わりというふうに聞いています。そうすると、伝建地区のほうまで、その他地区まで広げて今後計画があるのか、あるいはどの程度までやるのかということをちょっと質問したいと思います。きょうはせっかく私の町内の人が来ているものですから、私だけが聞くのではなくて、町内に対してはこうだという方針を明確に教えていただきたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 大場建設部長。
〇建設部長(大場敏夫君) 1点目のことにつきましては、現在今初めて、私そういう耳にしたのは初めてなことなので、ここでどうこうというふうなことはよく担当のほうとも精査した中で対応していきたいというふうに考えてございます。
それと、2点目の景観条例とか伝建というふうなことで、現在見芽通りと仲町通りというふうなことで2路線を今年度事業化する予定でいるわけですけれども、将来的にはやはり御陣屋前とか、上宿とか、そういうのもどうなのかなというふうな、市民の皆様方のそういう要望等もあるかと思いますけれども、やはり役所のほうもそれなりの予算措置もしなくてはなりませんので、その問題等についてはよく内部で庁議の場とか、あるいはその他いろんな場で対応していきたいというふうなことで、今私の口からこうなのですよというふうなことは控えさせていただきたいと存じます。
〇議長(小林正紀君) 8番。
〇8番(増田 豊君) まちづくり交付金事業というものは今年度で終わりだというものはこの中では全部わかっていると思うのですが、やはり漏れ伝わった話で、このまちづくり交付金事業が終わってしまうから別な補助事業を探しているというふうな話も入ってくるのです。ですから、やる気だろうなというふうには思っているのですが、そこは今後の、あそこの地区のまちおこしという観点で考えた場合に、やっぱり最初から言っているとおり、整合性を求めながら事業を進めていかないと地域住民の理解は得られないということを頭に置いて、住民の要望に沿った事業を展開していただきたい、そういうふうに思います。よろしくお願いします。
〇議長(小林正紀君) ほかよろしいですか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
ここで暫時休憩をいたします。
休 憩 (午前11時03分)
再 開 (午前11時20分)
〇議長(小林正紀君) 再開いたします。
〇議案第47号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第2、議案第47号 平成20年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
永瀬市民生活部長。
〔市民生活部長(永瀬 昇君)登壇〕
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 100ページをお開き願います。議案第47号 平成20年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。
第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ107万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ60億2,854万8,000円と定めるものでございます。
事項別明細書によりご説明申し上げますので、103ページをお開き願います。歳入、第12款諸収入、4項8目雑入107万7,000円の補正でございますが、平成20年4月から70歳以上75歳未満の方の一部負担金を1割から2割に見直す制度改正が予定されておりましたが、国の軽減特例措置により平成21年3月31日までの1年間は凍結されることとなりました。そのため、今回の補正は被保険者、つまり患者さんが窓口で一たん全額を現金で支払うコルセット、補装具等の療養費に関するものであり、その後申請によりまして保険者負担分、これは国保でございますけれども、8割相当分と国からの1割相当分を合わせ9割相当分を給付費用を被保険者に給付するものでございます。保険者負担分の9割相当分を給付した後に、国民健康保険団体連合会に1割相当分を桜川市として請求する予算措置でございます。
歳出の第11款諸支出金、4項1目雑支出金、負担金補助及び交付金の補正でございますが、収入でご説明申し上げましたように、1割相当分を支払うためのものでございます。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。
〇議案第48号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第3、議案第48号 平成20年度桜川市水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
告上下水道部長。
〔上下水道部長(告 清嗣君)登壇〕
〇上下水道部長(告 清嗣君) 104ページをお願いいたします。議案第48号 平成20年度桜川市水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。
第2条、今回の補正は、第4条に定めた資本的収入及び支出のうち、収入、第1款資本的収入、2項負担金3,559万6,000円の増額補正でございますけれども、この件につきましては、都市整備課所管のまちづくり交付金事業で実施いたします真壁地区の仲町通り、見芽通りの電線共同溝新設工事に伴うものでございまして、水道管移設工事を実施するための補正であります。
同じく4項補助金、国庫補助金でございますが、269万9,000円の増額補正につきましては、昨年の10月に羽黒駅前石綿セメント管更新事業の国庫補助金申請を積極的に進めてまいりましたが、確定に至りませんでしたので、新年度予算への計上は見送りいたしました。しかし、4月1日付で内示がございまして、今回補正をいたすものでございます。
支出につきましては、第1款資本的支出、1項建設改良費3,559万6,000円の増額補正であります。
それでは、補正予算明細書によりご説明申し上げます。108ページをお開き願います。資本的収入及び支出における収入、1款資本的収入、2項負担金、1目その他負担金3,559万6,000円は、受託工事負担金で、さきにご説明いたしました配水管布設がえ工事負担金でございます。
同じく4項補助金、1目国庫補助金269万9,000円でございますが、さきにご説明いたしました石綿セメント管更新事業国庫補助金であります。
109ページをお願いいたします。資本的収入支出における支出、1款資本的支出、1項建設改良費、3目受託工事費3,559万6,000円の内訳は、設計委託料351万8,000円と、3,207万8,000円の配水管布設がえ工事でございます。
以上で説明終わります。よろしくお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。
〇議案第49号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第4、議案第49号 桜川市営県単土地改良事業の施行についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
山中経済部長。
〔経済部長(山中政雄君)登壇〕
〇経済部長(山中政雄君) 議案第49号 桜川市営県単位土地改良事業の施行についてご説明をいたします。
110ページをお開き願います。本件は、土地改良法第96条の2第2項の規定により、議会の議決を求めるものであります。内容につきましては、桜川市営県単土地改良事業で、桜川市平沢地内ほか4件であります。詳細につきましては記載のとおりでありますので、内容をご審議の上、ご賛同くださいますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。
ここで暫時休憩をいたします。
休 憩 (午前11時30分)
再 開 (午前11時47分)
〇議長(小林正紀君) 再開いたします。
〇議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の
継続調査
〇議長(小林正紀君) 続いて、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続調査の申し出がありました。
お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査にすることにご異議ございませんか。
25番。
〇25番(林 悦子君) ご異議ございませんかで異議なしになったらば、質問することできない かなと思った。
〇議長(小林正紀君) 異議あれば質問受けます。
はい。
〇25番(林 悦子君) 私、継続には別に異議はないよ。だけれども、これ見ると、通常形式的にやっている4常任委員会とか、広報とか、議運の閉会中に何事があっても集まれないようではしようがないからといってやりますよね。それで、集まれるような状態にしておくと、4常任委員会。それは通常、定例会最終日に必ず形式的にこれはやっておくものですよね。それだけれども、それとここに文教委員会の継続審査の場合はちゃんとはっきりしているわけよね、やることが。ほかは事件があった場合だけれども、例えばこれ議会運営委員会だと、ほかの場合はみんな、そうすると、この通常の委員会ではなくて、最初の日に日程第5の議長報告第1号の委員会付託ということで、請願を付託されて、その内容について継続審査にしたいというわけでしょう。
〇議長(小林正紀君) はい。
〇25番(林 悦子君) だったらば、これ10日の火曜日に日程第5で議長報告第1号の委員会付託で上がってきたものは、通常、形式的に何かあったないかわからないけれどもやるものと全く種類、性質を異なるものだと思うのね。それ2つを一緒に入れてしまって、そして賛成か反対かしろと言ったらば、賛成と言えば質問は何で継続になったのかなとか、しかもその間一生懸命2日間現地まで行ったりして調査してくれたわけではないですか。そういう経緯も含めて、どういうことが調査して、今定例会中に調査したこともあるわけだから、それをこうこうこういう理由だけど継続にいたしますということを聞くことができなくなってしまう、賛成と言うと。
〇議長(小林正紀君) いや、異議あるから聞くことできます。
〇25番(林 悦子君) 何で。異議ありと言ったらば、そうすると今度こっちの4常任委員会とか、議運とか、広報のことについて継続することに異議ありみたいにとられてしまうではない。異議はないのだよ、継続そのものに。
〇議長(小林正紀君) この件について質問したらいいのではないですか。
〇25番(林 悦子君) そうしたらどうなるの。
〇議長(小林正紀君) 質問してください、これについて。
〇25番(林 悦子君) では、質問みんなしたい人もいると思うから、その質問を聞いた後に継続に賛成か反対かということになるのでしょう。
〇議長(小林正紀君) はい、そうしたら賛成か反対かという形やります。
〇25番(林 悦子君) ちょっとそのやり方がわからなくなってしまったから。
〇議長(小林正紀君) これ本来なら1本ずつやればよかったのですけれども、一応皆今までそういう形で通例でやっていたものですから、それでその中でいろいろ異議があれば、その中で質問受けようという形でこちらでは思っていた、そういうことですので。
質問あれば……
〇25番(林 悦子君) どうするかわからなかった。では、質問多分する人いると思いますから。
〇議長(小林正紀君) そうすれば異議ありで質問をお受けいたしましょう。
よろしいですか、委員長。
異議ございませんか。
8番。
〇8番(増田 豊君) まず1点、今までずっとADHによって、ADHが決定してから3回のワークショップをやったという、そういう過去さかのぼってみてきてもいろんな流れがありますよね。今回請願が継続審議になったということになってもいいのですが、その事業そのものは進めるのでしょうか。例えば、7月の末に基本設計ができ上がるというふうなこと予定で入っていますよね。
〇議長(小林正紀君) 済みません、委員長に対する質問でお願いしたいと思います。
〇8番(増田 豊君) だから、そのことも含めて委員長から答弁いただければいいのです。
〇議長(小林正紀君) それは文教委員長。それ1点でよろしいですか。
文教委員長、大塚秀喜君。
〔文教常任委員長(大塚秀喜君)登壇〕
〇文教常任委員長(大塚秀喜君) それでは、8番議員にお答えします。
執行部の対応については、私ども文教委員会でどうのという話ではないと考えております。また、審議の経過の中でもそういう審議はしておりませんので、そのことについてはお答えできないと思っております。ただ、せっかくですので、この場をおかりまして、2日間審議いたしましたので、審議の経過を報告したいと思っております。
まず、今議会前の議運から始まるのですが、請願が出ていると。増田議員が地元紹介議員であるということで、まず議運から始まったのですけれども、大和町だけではまずいのではないかという意見が議運の中で出ました。その中で増田議員が請願者がいるから私は関係ないという発言がありまして、私は紹介者ですということで議運は終わっております。それで、6月10日、紹介者を3時15分より文教委員会に来ていただきまして話を聞きました。それで、やっぱり請願者の話聞くべきだろうということで、文教委員会全員で田中さんのほうにお邪魔しまして、その前に、失礼しました。
まず、誤解のないように、文教委員会では請願者の意を酌んで、本委員会は全会一致で賛成したかった、説明会はどんどん市民にやるべきだろうというふうな考えで全員います。ただ、そんな中で、昨年4常任委員会で五町内で説明会をやりますと執行部が言ったときに、何で五町内なのだと、市全体に知らせなくてはおかしいのではないかと言った経緯がございます。そんな中で、大和町だけにというのは、議会が執行部に求めてきたものと反すると、議運でもその話が出た。6月の10日、紹介者のほうにお邪魔しまして、議会での流れ、大和町だけにどうしても限定するのですかと、請願の文書を読みますと、私たちにと書いてありますので、あれはどうしても大和町と限定した形にとれてしまうと、そのところは何とかならないでしょうかとお願いにお邪魔しました。なかなかあれは大和町で話し合いしたことなので、ここで全体にとかと言われても私は結論出せないということで、みんな1日目委員会終わりまして、11日、きのう議会終了後2時50分よりやはり文教委員会開きまして、10日には全員で行ってしまったので請願者も言いづらいこともあるだろうと、委員長、副委員長代表でもう一回行ってくれということで2人で行ってきまして、何とか大和町と限定しないで、全体的な説明会ということでどうでしょうかとお話ししたのですが、13日以降ではないと大和町集まって話し合いができないということだったので、今議会では私どもは結論出せないと。その部分が直っていないと田中さんの意にも沿えないし、議会の意にも沿えないというふうな文教委員会の判断がありまして、預かりというふうな方向をとりたいと考えました。全会一致で次の議会まで預かりというような形になりました。
以上。
〇議長(小林正紀君) 8番。
〇8番(増田 豊君) 今、委員長の答弁を聞いていて、1点目、私が質問した内容、そこはやっぱり住民からすると一番関心あるところなのです。極論言えば、悪い言葉でしょうけれども、勝手に進められてしまうという気持ちをますますあおってしまうと、そういう現状把握をしないからそういうことまで突っ込まなかったというふうな委員会であって、審議不足だと思います。そして、大和町だけということについては、常任委員会でも申し上げましたけれども、請願は大和町だけです。でも、その請願書は下宿町の方にも配りました。それから、商店街の総会のときにも配りました。高上町にも仲町の人にも配っているのです。加えて言うならば、伝建の審議会のある教授にも渡しました。設計組織ADHにも渡しました。多分、住民の声を請願という、本当は請願の形で出したくないのですよ。でも、切羽詰まったから請願の形で出したということをご理解いただきたい。そして、その渡したということは、たとえ大和町1つの区割りであっても、それが通ればみんな説明会に来る体制もつくっておこうと思ったからそういうことやったのです。ですから、何で大和町1つだけだからというふうなことでとらわれるのか、私は逆に言いたい。しかも、今回の請願を例えば大和町だけだからというならば、もし多目的センターのことについて、大塚議員の、例えば古城だけで出したらば1つの行政区だからだめだというふうなことになるのか。あるいは以前には、旧真壁町のときには役場の西側に建てようというふうな計画もあった、これも事実。でも、その飯塚地区の人だけが請願出したらば、1つの区だけで出すのはだめだというふうなことも言えるのか。そこら辺までよく考えて検討していただきたいというふうに思いながらいろいろしゃべってきたつもりですけれども、でもそういうことから考えても審議不足、それだけの重い気持ちで出した思いも通じなかった。残念です。
〇議長(小林正紀君) ほか。
1番。
〇1番(風野和視君) ただいまの件につながる話ですけれども、これ大和町から出た請願、その上において文教常任委員会で継続審議という話を今大塚委員長からお話聞きました。ということは、次期定例会まで審議するということも今お聞きした流れで、逆に私は執行部のほうにお伺いいたしたいと思います。ということは、この多目的施設……
〇議長(小林正紀君) 執行部には質問できません。
〇1番(風野和視君) では、住民無視で仕事は進んで、9月の定例会に答えが出たときには市民の意向は無視されて仕事は進んでいるというふうに私は理解します。
以上です。
〇議長(小林正紀君) ほかございますか。
15番。
〇15番(増田俊夫君) 私、この請願について基本的なことを改めて調べてみたのですが、大和時代も請願があって、また桜川市になってもあったわけですけれども、まず請願の目的は何なのかというそういう原点に返ってちょっと調べてみました。あいまいな部分がありましたのでちょっと調べてみたのですが、まず請願は地域が云々というようなことではないと思うのです。やっぱりそれはこの大和町の方が出されたということは当然でありますが、基本的には憲法で規定された国民の権利の一つだという前提があるわけです。それに基づいて意見や要望を出していくというのが請願でありますから、当然それが大和町とかどこそこの一部とかということではなくて、広い意味に立ってこれは請願として受け入れて、それにこたえていくというのが本来の姿ではないかと思っております。
流れとしては、今話を委員長から聞きまして大体わかりましたが、ただ請願人の方にこれは行ったというお話、今聞いたわけなのですけれども、これはこの辺は委員会として、また請願を受けた、付託を受けた委員会として、また議会としてこういうものはどうなのか、私そこら辺のところがちょっとあいまいでわからないところがありますので、請願人の方にお邪魔してお話しをするということよりも、むしろ紹介人にその趣旨をきちんと説明を求めて、そしてそこから話の展開していくことによって初めて紹介人の議会人としての立場、そして役割が果たせるのではないかというような考えがありましたので、何かこうちょっと違った方向に請願に対しての受けとめ方があったのかなというふうな気がしております。その辺はどうに思われますか。
〇議長(小林正紀君) 12番。
〇文教常任委員長(大塚秀喜君) 請願者があって紹介議員がいると、議運の中でも話ありました。初日に紹介者ともお話し合いしました。考えていただきたいのですが、4常任委員会で執行部に対して議会としてだと思うのです。五町といって限定してはおかしいと、全体的に知らせろと、やったと、それを今度の議会で大和町から出たときに、その努力を文教委員全員で大和町というのだけは何とかならないでしょうかと。本当に文教委員会は全会一致でぜひ説明会をやってもらいたいというふうには考えています。執行部のほうでも今後やっていくという話は出ていますので、その辺だけなのです、ひっかかっているのは。文教委員は全員、執行部に説明を求めることに対して、何で否決とかそんなことは全然考えていなくて、議会の総意で……
〇議長(小林正紀君) 委員長、本件は審議に時間を要するため継続調査するということですから、中立という立場でしょう。
〇文教常任委員長(大塚秀喜君) はい。
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
15番。
〇15番(増田俊夫君) 今の大塚委員長の話もわかりました。ただ、この請願の趣旨を見たときに、時間の経過とともに現実的に形が見えるわけですよね。というのは、今回の多目的複合施設に当たっては、プロポーザルから始まり、そして業者が選定されたと。そして、そういう流れによってワークショップが進んできたと。しかし、ワークショップの中に私らも参加しましたが、いろいろそういう過程があるわけですけれども、ただそういう流れの中できちんとやっぱりこの請願を出された方は、実際のところそういうものが、そういうことがもともと知らせてくれるのかなというような気持ちの上でのこの請願書なのかなと私感じ取ったのです。決してこの方をかばうとかそういうことではなくて、請願の意味、趣旨からいうとそういうことだと思うのです。そういう意味に立ってやはりここはきちんと請願者の考え方を聞きながらやっていくべきではないかな。
〔「お聞きしました、2回」の声あり〕
〇15番(増田俊夫君) それは大いに結構ですし、またさらにその紹介者と請願人とのかかわりと、そして議会というものをきちんとした中で進めていくのがいいのではないか。決して委員会をどうのこうのではないのです。請願というものに対しての原点、原理原則に返った物の見方をしていくことが大切だと言っていることです。
以上です。
〇議長(小林正紀君) ほかよろしいですか。1議案1回限りです。
〔何事かの声あり〕
〇議長(小林正紀君) わかりました。
25番。
〇25番(林 悦子君) では、委員長に伺います、3点ほど。
請願の趣旨というのは、要するに議会に何かしてくれというのではなくて、書いてあるとおり、要するに設計業者にやる説明会を市長同席のもとで開催されることを求めていると、その応援を議会にしてくださいということですよね、平たく言えばね。何となれば結局いつも教育長さん中心、あるいは副市長出席のもとでやるのだけれども、莫大な予算を伴う以上、執行責任者、予算編成権のある市長同席のもとで話す機会が一回もなかったと。だから、もうここまで来ては恐らく市長に、直訴といってはなんかもしれないけれども、何を話すのだかわかりませんが、請願という以上はお願いでしょうよね。感想を述べるだけではないと思います。ですから、いよいよ課長のところに会いたいのだけれども、応援をしてくれるのかくれないのかということなのだと思うのです。
確かに委員長の言うとおり、この一番に地元であるという文章は私も幾らかちょっとひっかかったのね。ほかにもいろんな地域があるから、これどうなってしまうのだと。だけれども、もともとボタンのかけ違いというのがあってここまで来ているわけで、やっぱり英断でボタンのかけ違いは直したほうが、ではないと20億円の執行ですから、急がば回れということあると思うので、私自身は応援したい。
3点のうちの1点は、そういう状況を踏まえた中で、この請願について、請願である以上、幾ら採択したって執行部を拘束することは、これはできないのですよね。拘束力はない。けれども、応援はできる。市長にこの望みをかなえる気持ちがあるかどうかを委員長はこの3日間の間に聞いていただけましたか。市長はどのようにおっしゃったでしょう。
だから、2点目として、当然このタイムリミットというものがあるわけで、ある程度、絶対というわけではないけれども。そうすると、その日程の調整をしなくては9月定例会までこの議案を預かっていられないわけですよね。その日程の調整は教育長とされましたかどうかをお尋ねをいたします。
3点目としまして、先ほど来何回も言っている、議員ですから全体の市民のこと心配していますから、大和町だけではないならば、もうちょっとエリアが広がるならば、この採択を受けて応援をするのかどうかについて、大和町だけではなくなればいいのかどうかをお尋ねをいたします。かといって桜川市全行政区を回るなんていうことは、ほぼこれは現実味のリアリティーのない話なので、ある程度のエリアということなのだろうと思うのですけれども、やっぱり話はここまでやらないとなかなか先に進まないと思うので、以上3点についてお尋ねをいたします。
〇議長(小林正紀君) 12番、大塚委員長。
〇文教常任委員長(大塚秀喜君) 委員長報告最初にしましたとおり、本委員会は請願の意を酌みたいと、最初に報告しました。ただ、議会で全体的にあれ縮小してやれって同じ答弁になってしまうと思うのですけれども、意を酌んで賛成したかったということでございます。
また、市長に説明会はやるのですかと聞きまして、説明会はやっていきますと。それは個人的にというか、委員会の中でではないので、市長、今後説明会やっていくのですかと、やっていきますという返事は私は個人的にいただきました。
あと時間についてですが、具体的に委員会の中でそういう話し合いはしておりません。その内容にいく前の、要は大和町というところでずっと2日間しかなく、2日間揉みましたので、いつとかなんとかという話は出ておりません。
〔「大和町だけではないエリア」の声あり〕
〇文教常任委員長(大塚秀喜君) それはもうだから何回も言っているとおり、本委員会は大和町だけではなかったらみんなで賛成したいというふうに思っていました。何とかその大和町というところを取っていただけないでしょうかということで……
〔「大和町含む」の声あり〕
〇文教常任委員長(大塚秀喜君) いや、そうではなくて、全体にというのでなくてはおかしいのではないですかって、議会で整合性がとれないのではないのですか。
〔「文章の中身のこと」の声あり〕
〇文教常任委員長(大塚秀喜君) 文章の中身とかではなくて、ずっとそうやってやってきたのですよ。
〔「議事進行」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 25番。
〇25番(林 悦子君) では、確認のために、その大和町というところを取ってもらえばという意味がいま一つよくわからないのだけれども、請願者が大和町だけではないならいいのか、それともこの文章の中にある大和町の意向をというところではなければいいのかではなくて、請願者が大和町以外の人もあればいいという意味なのかな、委員長に聞くのは。それと、それもう一回確認しますね。いや、先ほどの……
〔何事かの声あり〕
〇25番(林 悦子君) 15番議員もちょっと黙っていて。15番議員もさっきおっしゃったように、やっぱり議会に参加する権利って、請願、陳情って重いのですよ。これしかないのだから、住民には。それは要望に幾らかそれの兄貴分みたいなものかもしれないけれども……
〇議長(小林正紀君) 本題に外れていますので、委員長報告にのみ質問してください。
〇25番(林 悦子君) だから、そういうふうに言わないで、お願いします。
それで、結局、私タイムリミットがある程度この間の4常任委員会で7月25日ぐらいまでに契約の期限が切れるから、図面をつくりたいというようなことがありましたよね。もしそれが間に合わなければまた予算を幾らかオーバーするのか、要するに債務不履行になるのかというぐあいで、相手に責任はないことになりますよ。こっちの債務不履行になってしまう。だけれども、そうなったときに、ちょっと静かにお願いします。結局、請願をそういたずらにタイムリミットがあるのに棚上げをすること私許されないと思うのです、やっぱり。そうしたら、やってあげたいと思うのだったら、これ7月25日それまでといったって、その前にいろんな仕事があるのだから、本当は今定例会でこの採択をするかしないかというのが大きなタイムリミットなのだと思うのね。その中で日程の調整を教育長とやっていないというのは決して好ましいことではないと思うのです。だとなれば、これ9月定例会までだったらば、日程の調整は繰り延べて、教育委員会は待たなくてはならないですよ。それも議会の意思だもの。待てというのが意思だもの。私はそういうふうに解釈するというか、そうとしか思えないことになりますよ。だけれども、幸い継続中に審議ができるから、大変でも継続中に文教委員会さんはまた集まってもらって、そして大和町のほうも、大和町だけではなくて、もしかするとほかの人にも相談するかもしれないし、そうした中で市長も会うと言っているのだったら、何も会ってもらえばいいことだと私は思うのです。ですから、市長が、もともと市長、結局大きいものは要らないし、それをなるべく人のいないほうの真ん中のあたりのほうに寄せて……
〇議長(小林正紀君) 委員長に対する質問でお願いいたします。
〇25番(林 悦子君) はい。
ですから、この今聞いた大和町だけではないならば、請願採択として前に進行させて進められるのかどうか、それを委員長に確認をいたします。請願の棚上げは許されないので、日程の調整をやってください。そして、やった中でこれ継続審議になる以上は執行のほうも予定を繰り延べるような日程調整をぜひ委員長にお願いしますから、その2点についての答弁をお願いをいたします。
〇議長(小林正紀君) 12番。
〇文教常任委員長(大塚秀喜君) 本当に何回同じ話するのかなと思うのですけれども、本委員会は、執行部に請願が出ている、本当に重いものだと思っております。全会一致で通したかったと考えております。それで2日間かけて請願者に大和町だけというのでは議会としては対応しづらいので、いかがですかとお伺いしてきました。文教委員の皆さんがあっての委員長ですので、委員会審議で何とか通そうと思って2日間努力したのですが、議会の意に反するだろうと、本当にそれだけなので、ご理解ください。
〇議長(小林正紀君) 林議員。
〇25番(林 悦子君) これは最後なので、議会の意に反するというのは、これは解釈によるかなと私は思っているところがあるのです。というのは、全市民といっても、ワークショップを、それはワークショップのこと言っているのだと思うのです。確かに3回回覧板を回してくれて、私らも初めて、議員なのに初めて傍聴に行くことができました。発言は封じられている場です。ですから、意見を言う場にはなっていない。それから、最初の住民説明会、去年の11月ごろか12月ごろにやったもの、あれは五町内にしか回覧板は回らなかった。だから、五町内以外の人は参加するようにもしようがなかったと。この2点を考えると、決して市民の意見を吸い上げられるような状態にはなっていなかった。それを考えたならば、原点にもう一回戻る、時間がかかるかもしれないけれども、かけ違えたボタンをもう一回戻すというところにいくことは、これは言いたくないけれども、執行部の不手際が最初の初動を間違っているから最後の最後まで間違ったままいくと。間違っているでしょう、だって。いや、執行部と言っているけれども、市長と言ったわけでも何でもないですよ。でも、市長は責任者だからね、そう怒らないでくださいよ、市長。
要するに、議員はみんなに聞いたというふうに理解しているのだけれども、実際はワークショップは意見を表明できないのです。そして、最初の住民説明会は五町内にしか回覧板が回らなかったのです。この2つの状況を考えれば、市民に意見を言う機会があったとは思えないのではないですか。思えないというか、言う機会なかったでしょう。どうぞ、ぜひ市長、答弁はしてもらえないようですが、委員長のお話ではこの請願の趣旨に沿った住民との、ADHを交えて説明会をやる意向だということですから、ぜひともこのタイムリミットを念頭に置いた中で、何も議会が会えって言わなくては会えないわけでも何でもありませんから、市長の政治判断で行ってくれることを最後にお願いをいたします。
〇議長(小林正紀君) 静粛にお願いします。
質疑を打ち切ります。
お諮りいたします。本委員会の申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
〇執行部あいさつ
〇議長(小林正紀君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
中田市長。
〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) 平成20年第2回桜川市議会定例会の閉会に当たり、一言御礼を兼ねてごあいさつを申し上げます。
議員各位には何かとご多用のところ、6月10日より12日までの3日間にわたり慎重にご審議をいただき、ご提案いたしました案件を原案どおりご承認を賜り、まことにありがとうございました。
今回の本会議、また一般質問で多目的複合施設の建設並びに後期高齢者医療制度問題等数々賜りましたご意見、ご要望等につきまして、十分尊重し、検討いたしまして、ことしのテーマである「日々改善、即実行」を通じて、市政運営に職員一丸となって努力する所存でございますので、議員各位におかれましても今後とも健康に十分留意され、市政の推進になお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会のあいさつといたします。
本当にありがとうございました。
〇閉会の宣告
〇議長(小林正紀君) 今定例会に付託されました案件はすべて議了いたしました。
以上で平成20年第2回桜川市議会定例会を閉会いたします。
大変ご苦労さまでございました。
閉 会 (午後 零時24分)