平成20年第1回桜川市議会定例会議事日程(第5号)
平成20年第1回桜川市議会定例会議事日程(第5号)
平成20年3月13日(木)午前10時開議
日程第 1 議案第1号 平成20年度桜川市一般会計予算
日程第 2 議案第2号 平成20年度桜川市国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第3号 平成20年度桜川市老人保健特別会計予算
日程第 4 議案第4号 平成20年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算
日程第 5 議案第5号 平成20年度桜川市公共下水道事業特別会計予算
日程第 6 議案第6号 平成20年度桜川市介護保険特別会計予算
日程第 7 議案第7号 平成20年度桜川市介護サービス事業特別会計予算
日程第 8 議案第8号 平成20年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算
日程第 9 議案第9号 平成20年度桜川市水道事業会計予算
〇出席議員(24名)
1番 風 野 和 視 君 2番 勝 田 道 雄 君
3番 岩 見 正 純 君 4番 小 高 友 徳 君
5番 中 川 泰 幸 君 7番 皆 川 光 吉 君
8番 増 田 豊 君 9番 潮 田 新 正 君
10番 相 田 一 良 君 12番 大 塚 秀 喜 君
13番 高 田 重 雄 君 14番 小 林 正 紀 君
15番 増 田 俊 夫 君 16番 鈴 木 好 史 君
17番 川 那 子 秀 雄 君 18番 萩 原 實 君
19番 横 田 衛 君 20番 橋 本 位 知 朗 君
21番 仙 波 信 綱 君 22番 増 田 昇 君
23番 塚 本 明 君 24番 上 野 征 一 君
25番 林 悦 子 君 26番 菊 池 節 子 君
〇欠席議員(1名)
11番 古 川 静 子 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
副 市 長 山 田 耕 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市長公室長 飯 嶌 洋 一 君
総 務 部 長 飯 島 泰 則 君
市民生活部長 永 瀬 昇 君
保健福祉部長 中 澤 進 君
経 済 部 長 山 中 政 雄 君
建 設 部 長 大 場 敏 夫 君
岩瀬支所長 細 谷 豊 君
真壁支所長 藤 田 定 一 君
水 道 局 長 沼 田 重 夫 君
教 育 次 長 中 島 昭 市 君
会計管理者 口 町 久 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長 柴 山 栄 一 君
議会事務局書記 笠 倉 貞 君
議会事務局書記 安 保 文 明 君
議会事務局書記 鈴 木 謙 一 君
開 議 (午前10時01分)
〇開議の宣告
〇議長(小林正紀君) 皆さん、おはようございます。本日の出席議員は23名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
〇議案第1号〜議案第9号の大綱質疑
〇議長(小林正紀君) 本日は、3月12日に上程されました議案第1号 平成20年度桜川市一般会計予算から議案第9号 平成20年度桜川市水道事業会計予算まで9議案の大綱質疑を行います。
大綱質疑は、一般会計、特別会計、企業会計を一括して行います。質疑は、答弁を含めて1人25分とし、質問は3回までといたします。また、自分の所属する委員会への質疑はできませんので、ご理解をお願いいたします。
それでは、質疑を行います。質疑ありませんか。
18番。
〇18番(萩原 實君) では、一番先質問させていただきます。どうも皆さん、おはようございます。一番先質問すると、後気が楽だからと思って。
126ページなのですが、16節の原材料費2億2,558万円、学校給食用に伴う予算に対して3点ばかり質問させていただきます。まず、1点目ですが、現在食の安全あるいは児童生徒の食の指導が叫ばれる中で、先般中国からの冷凍ギョーザの問題がありましたけれども、本市におきましては学校給食の食材が海外あるいは、とりわけ中国あたりからの食材が入っているのかどうかお伺いします。
2点目としては、最近の農業経営は大変厳しく、休耕地も目立って農業の後継者も少ないという状況下の中で、このままでは農業の経営も行き詰まってしまうと心配するところでありますけれども、そういった中でコストあるいはいろいろな問題があると思うのですが、地元の食材、産物を使うようにお願いしたいのですが、大体先般の潮田議員の一般質問の中でも永瀬部長から答弁あったと思うのですが、地元の食材何%ぐらい使っているのか、まずそれらもお聞きしておきたいと思います。
3点目として、原油の高騰あるいは食材も高くなって、限られた予算の中で給食の経営も大変だと思うのですが、現在給食費の納入、未納者がどのくらいあって、それに対してどんな対策をしているのか、その辺もお伺いしたいと思います。
次、2点目なのですが、286ページ、水道事業会計について2点ほどお伺いします。まず、収入で第1款資本的収入が4,048万円、それに対して資本的支出が2億8,827万5,000円ということなのですが、2億4,779万2,000円という、このような不足分が生じるのですが、部長の説明だと損益勘定留保資金というのが、勉強不足で笑われるかもしれないけれども、その資金というのはどんな資金なのか、まずお伺いします。
次に、市民生活の用水の確保ということだが、今まで多く設備投資をしてきたと思うのですが、より多くの家庭で水道の使用することが水道事業の運営の上で必要であると思うのですが、大体今給水戸数が1万2,148戸と言ったっけ、そうすると本市におきましてはこれからの普及率、何%になるのか、あるいは頭打ちで今後の見通し、それらをちょっとお伺いしたいのですが、お願いします。
〇議長(小林正紀君) 中島教育次長。
〇教育次長(中島昭市君) 萩原議員さんの質問にお答えいたします。
まず、第1点目でありますけれども、中国食品をどのように使っているかという質問なのですけれども、中国製品は北給食、南給食とも使っておりません。ということでやっております。
それと、2点目なのですけれども、地元産の製品をどのくらい使っているかということなのですけれども、米については100%地元産を使っております。それと、その他の食材ではキャベツ、コマツナ、キュウリ、長ネギ、タマネギなどなのですけれども、その品種によって%的に違うのですけれども、大根関係は約25%から30%を使っております。それと、キュウリ関係が約15%くらい、長ネギ関係はちょっとないのですけれども、タマネギ関係で26%から30%を使っております。
それと、3番目の滞納なのですけれども、北給食センターで2月末現在で116万1,080円になっております。それと、南給食なのですけれども、19年度からは学校関係にお願いしてやっていまして、今のところそれなりにいっているのですけれども、18年度までは合併前のことで14年から18年度しますと879万700円が残っているような形になっています。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 沼田水道局長。
〇水道局長(沼田重夫君) お答えいたします。
過年度分損益勘定留保資金ということでございますけれども、これにつきましては過年度に費用として計上されました予算、これは現金を伴わない減価償却費、これ等が入るわけでございます。これが使わないで企業内部に残った、留保された資金を言いますけれども、これではちょっとまだ漠然としていますので、具体的に申し上げたいと思います。
まず、299ページをお願いしたいと思います。299ページの19年度の貸借対照表がございます。ここに、下のほうに流動資産がございます。この流動資産から流動負債を引いたものが資金というような形になります。といいますと、大体流動資産の主なものが現金、ここにありますのは6億7,217万6,913円、これを現金で手元で持っております、預金で。
それと、次のページになりまして、負債の部、上のほうですけれども、未払金というのがございます、流動負債で。3番目の流動負債、未払金、これが4,352万4,200円、先ほどの流動資産から流動負債を引いた残りが資金として残ります。それで、現実には今残っているのが6億円ということなのですが、この範囲内、ですから6億円をオーバーした場合には予算が組めないというようなことになります。これ未満であれば現金がありますので、予算を組むことができる。ただし、この今現在6億円ある予算も毎年少しずつ減ってきてまいります。最終的にはなくなるというようなこともあろうかと思うのですが、やはりそのときには、なくなってきた場合には補填というか、やはり水道料の値上げ等も考えなければならない。
それと、今県西用水から受水しておりますお金が立米当たり1,950円、それは基本料金です。それから、使用料が61円、これを払っております。大体桜川市で年間4億円ほど払ってございます。それで、給水収益が8億円ございます。ですから、残りの4億円で事業等をやればいいのですが、なおかつ足らないよというふうなことで、2億4,000万円の資金を使わなくてはならないというふうなことがありますので、現金があるうちには大丈夫ということです。それと、それに対応するにはやはり足らなくなったときには一般会計からの補助金をお願いするとか、また今月の補正でもお願いいたしましたけれども、企業債の借換債を推進していって、借金をできるだけ少なくするというようなことが出てくると思います。
それと、先ほど申し上げましたけれども、県西用水なのですが、これにつきましては平成20年度までは固定されております。21年度には料金の改定の見直しをするというような通知が参りまして、20年度にはそういう会議が持たれるのではないかというような見通しがございます。
それと、普及率の関係ですけれども、これは18年度の実績ですけれども、まず地区別に申し上げますと岩瀬が90.9%、真壁が81.4%、大和81.2%です。これをならしますと全体で85.6という普及率が出てまいります。県の普及率は90%ちょっとですので、県よりは少ないと。これをどういうふうにするかということなのですが、やはり安全・安心な水というようなことでPRしまして、普及率の向上に努めてまいりたいと思います。それと、普及率が上がっても人口減少がかなり進んでいますので、なかなか給水収益のほうが上がらないというような現状であります。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 18番。
〇18番(萩原 實君) まず、給食の問題なのですが、我々の地域、農地には恵まれた土地なり気候があって、そんな中におきましても農業の経営が厳しいということで、農業離れの人が多いわけです。できるだけ地元の、米は100%と言っていましたけれども、やっぱり地元の作物を使うということは、いろいろいい点があると思うのです。運賃がかからないとか、あるいは安心であるとか、あるいは地域の人とのコミュニケーションを図れるとか、そういう利点もあろうと思うのですが、コスト、そういった問題でいろいろ問題があると思うのですが、できるだけ休耕地も多いし、農家の人がちゃんと食べられるというか、少しでも助成するような意味で地元の作物を使ってくれることをお願いしたいなと思います。
それと、たまたま昔からある食材の組合があって、ずっと引きずってその組合を通さなければある一つの食材が入らないのだというような話をよく聞くのですが、そういう組合が今あって、その組合を通さなければ、高いにもかかわらずそこから品物が入るのだという話を聞いているのですが、その辺はどうなのでしょうか。
あとは未納者、給食費の未納者というのは全国的に広まって、大きな問題になっています、今。そういう中で、大体調べると払えるのに払わないというのが4割ぐらいいるのだという話なのだけれども、どうしても考えられないので、その辺はもう少し未納者と督促状を出すとか、文書で出してということではなく、向き合って話し合いをする、そういうことによって未納者が減るのではないかなという思いがするのです。そういうことで、その辺もお願いしておきたいなと思います。
水道の問題ですが、水道はいろいろ難しいと思うのですが、これからの運営の仕方によっては水道料の値上げにもなりかねないということですよね。そういう意味で、生活に直接影響するものでありますし、また我々は余り水道料が高いのかな、安いのかなと余り関心持っていないのですが、よく水道料の問題はあちこちでいろいろ話聞かされるのですが、やっぱり余り値上げしないようにしっかり取り組んでほしいなということで、その点はお願いしたいなと思います。
以上です。一応、給食の、ちょっとその辺答弁もらいたいなと思いますけれども。
〇議長(小林正紀君) 中島教育次長。
〇教育次長(中島昭市君) 先ほどの納入関係なのですけれども、子供たちに結局食品を出すに当たって、ジャガイモなんかもふぞろいだとすると、なかなかその辺が難しい部分があるのですね。切ったときに、結局大きい小さいが出てくるような形で、統一された品質を結局出すような形でとるものですから、そういう面でのちょっと厳しい部分があるような形なのです。でも、それにつけてもある程度ジャガイモにしても長ネギにしてもキュウリにしても、地元産をなるべく使うような形にしたいと思っております。
それと、その組合関係なのですけれども、その辺におきましては今現在は入札関係をやっているのです。だから北つくば関係の農協、あとは個人の組合ありますね、その入札関係で安いほうをとるような形で月ごとに入札でやっております。
それと、未納者関係なのですけれども、現在学校と協力いたしまして、滞納者を結局は訪問するなり、あとは学校からも言っていただくような形で今現在進めております。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) よろしいですか。
〔「はい」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
26番。
〇26番(菊池節子君) 26番。43ページ、企画費のところで、岩瀬駅自由通路等基礎調査委託料200万円計上されております。合併特例債事業の一つなのですけれども、いよいよ予算がついたというか、私、12月議会でも一般質問で申し上げましたけれども、今本当にこの間の協議会でも市長さんが私たちにこういう自治体破綻という資料をいただきました。いろいろ読ませていただきました。そういう中で、この跨線橋について私は筑西市の下館駅の前にある跨線橋も2時間ぐらい立って見てきました、もう去年ですけれども。そういう中で、本当にちょっと通勤時間から外れましたものですから、8時半ごろから行ったのですけれども、本当に数えるくらいしか歩いていないのです。確かに合併協議会の中でこういう合併特例債事業を組んだのですけれども、やっぱり本当に見直ししていかなければならない、自治体が破綻する時代ですからむやみやたら、ないよりはあったほうが確かにいいです。だけれども、これがなくては生きていけないというものでも、私生活がもう、これがなくては困難でできないのだというのであれば、これは仕方ないことだと思うのですけれども、私その辺のところをもう少し調査して、再度調査していただいて、提示していただきたいなというふうに、確かに合併特例債充当事業一覧表を見ますと、平成20年度から予定に入っております。しかしながら、これが住民にとって本当に必要欠くべからざるものなのか、それだけの価値があるのかどうか、私は検討していただきたいなというふうに思って今回質問したのですけれども、その辺のところを市長の答弁、お願いしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 今回、合併特例債事業として岩瀬駅の跨線橋について調査をさせていただきたいということで200万円つけさせていただきました。今、菊池議員が言われるように、各自治体健全化を目指して頑張っていくということでございますけれども、やはり合併時の中で合併特例債を有効に活用していこうというふうな中で、この跨線橋を考えたわけでございます。菊池議員が言われることも理解はできるわけでございますが、少なくても今岩瀬駅は朝夕につきましては大変真壁、大和地区から多くの学生たちがやってまいります。本当に通勤時間は渋滞をするというような状況でございます。また、岩瀬駅前の道路を今整備しておるところでございますが、商店街が壊滅的打撃を受けて、もうあの駅前では商売ができないというような状況、やはりこれは道路をきちんと整備した中でやっていこうということで、今まちづくり交付金を活用してやらせていただいておりますが、それに関連してこれから桜川市の一つの水戸線のメーンとしてやはり跨線橋をつくることによってより3町村の融和が図られるのではないかというふうな思いもございますし、とりあえず調査をして、JRのほうと協議をしなければ、これが果たしてできるのかできないかという問題、あるいは跨線橋をつくるに当たってJRのご協力が得られるかどうか、そういうことも調査をしていかなければいけないだろう。内々にはいろいろお話はさせていただいておりますが、今までは本格的にそういうお話をさせていただきませんでした。今後、議会の議決をいただいた後にそういうところをしっかりと協議をした中で、準備を整えて、跨線橋の事業に着手をしてまいりたい、かように今考えておるところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 26番。
〇26番(菊池節子君) 今、市長が申しましたように、検討ということを言っていますけれども、この合併特例債事業そのものも、私は大和中学校が入っていなかったということにも問題があるし、本当に我々も合併が先に期日が切られて、当初は3月合併ということが10月になったわけです。そういう中で、駆け込み的な合併特例債事業もそういう中にあったと思うのです。そういう点では、一つ一つこれから単なる一般会計だけの破綻ではなくて、連結型のということも言っていますよね。そこまで見るというふうに、起債の部分。そうしますと、これから実際本当に自治体も大変になるのではないかなという思いです。そういう点では、協議会で決まったから何が何でもこれはやらなければならないという、私はものでもないと思いますので、もう少し住民の調査なんかもしていただいて、私、これからやっていただきたいなというふうに思うのです。ただ金を使えばいいという、もう時代では私はないというふうに思っています。ですから、この合併特例債事業の事業を一つ一つ吟味しながら実施することが大切ではないかなというふうに思います。
以上です。
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
17番。
〇17番(川那子秀雄君) やらないと思っていたのですが、やらないとわからないことがあるものですから、質問をいたします。
簡単なことなのです。雑入で、地域創造助成金というのが480万円入っているのですが、144ページに文化振興費の中に830万円計上されているのですが、ただ地域創造助成金と言われましても、ちょっと意味がわからないので、内容を説明いただければこれはこれで結構です。
普通は、どこかの国県の助成金であれば、普通特定財源のほうに明示されるわけでありますが、雑入に入っているものですから、これは何かなと、素朴な疑問です。それについてお答えをいただきたいと思います。
それから、48、49ページになりますが、これは14目でシトラス管理費というところが新たに出てきたわけです。1,347万6,000円、これは前年度見ましたところ委託費幾ら幾らと、273万2,000円とか、そういうところに入っていたわけですが、文化財云々だったでしょうかね。この内容を見ますと、今まで明らかになっていなかったわけです。一部清掃業務委託料とか、夜間警備委託料、消防設備委託料とかなっていたわけですが、細部については出てきていなくて、今回49ページの13節で委託料629万4,000円と、前年度はこれは多分696万2,000円ということで表示をされていたと思うのですが、この中の説明欄に清掃業務委託料、夜間警備委託料、消防設備委託料というのがあるのですが、いろいろ前年度とかほかの庁舎の関係とか比較をしてみました。
夜間警備委託料は、前年度が93万1,000円計上していたのです。今度は42万円になった、いいことです、安くなることは。清掃業務委託料も93万9,000円から79万6,000円と下がっております。消防設備委託料というのが46万円に計上されているのですが、これはほかの施設等を参考にしますと35万円ぐらいでもいいのではないのかと、そういうふうに思います。それで、冷暖房設備保守点検委託料168万円になっています。前年度は179万6,000円だと思います、間違いがなければ。だけれども、これ例えばラスカあるいは公民館、こっちなりますと、この半分で点検委託料はできるのではないかと、そのように思うのです。80万円ぐらいでできるはずだと。電気工作物の保守点検委託料43万1,000円計上してありますが、これは実際にここから10万円ぐらい安くしても委託料はそれで処置するのだろうというふうに考えます。それから、わからないのですが、舞台装置とか舞台照明というのは、これは今まで消えていましたから、我々の目から見えなかった部分です。これが新たに出てきましたので、これ結構両方合わせて73万円ぐらいになるのですね。ですから、私は、シトラスのいわゆる1年間で使用する日にち割る幾らです。だから、すべてそういうわけいかないのですが、建物建っていますから。でもそこら辺と絡みが出てくると思うのですね。去年とことしでは70万円ぐらい委託料安くなっているのです。ただピアノ保守管理委託料8万6,000円というのは、これ年に何回使うのかなと。これ調律だと思うのですよね、多分調律費用だと思うのです。大体普通の家庭ですと、ピアノ調律というとヤマハあたりで2万円ぐらいでやるのです、高くても、高くても。安くて1万円でやります。2年に1回です。それでも十分ピアノというものは正確に響くそうです。8万6,000円というのはちょっと高いのではないのかと。どこへ頼んでいるのかわかりませんが。
それで、全体的に使用が少ないシトラスの管理費としては、もう少し精査をして安くなるのではないか、そのように感じます。これは、ちょっと見直してもらわなければいけないでしょう、これは。
それから、光熱水費は、これは前年度678万円ですから、いわゆる551万4,000円ですから、これはまあまあいたし方ないだろうと。だから、この委託料の中で本来は総務部あたりが建物管理ということであれば、そこにみんな集約をして見積もりをとるべきだと思うのです。それで、一元化して幾らか安い方向にするというのが大事ではないかなと。僕は一元化をしていくべきだと思うのです。ですから、冷暖房保守なんていうのはこっちの旧岩瀬でさえも80万円ちょいなのです。何でこれ倍もシトラスだけに払わなければいかぬだろう、そう思っております。
あと、エレベーターというのは大体80万円ぐらいでやっているようですが、これも努力すれば70万円ぐらいにはなるだろうと、そういうふうに思うのです。相手の言うとおり仕方ないなということではないだろうと思います。その点、委託料関係です。何か今度教育委員会から総務へ行くのだか、企画へ行くのだか、とにかく新年度の予算は教育委員会なのだと言われましたので、いずれにしても担当からお話をお伺いをいたします。
以上です。年間シトラス使っている日数をちょっと聞いてください。
〇議長(小林正紀君) 最初の質問は何ページでした、144ページ……
〔「最初は144ページです。文化振興費だと思うのですが」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 中島教育次長。
〇教育次長(中島昭市君) 144ページの地域創造事業補助金なのですけれども、これ地域創造という財団法人がありまして、そのほうから補助金をいただくような形なのです。それで、地域創造とはということであるのですけれども、芸術文化の振興による創造性豊かな地域づくりを目的として、全国の地方団体の出捐により設立されたものでございます。その地域創造という、この補助金なのですけれども、今回国民文化祭がありますね、20年度に。その部分のほうで地方公共団体が文化振興にそれなりの仕事をして、またPRするような形のもとに結局地域創造のほうから補助金をいただくような形でございます。それに伴いまして、市のほうからと合算して830万円になるような形でございます。
〔「わかります、それは結構です、次」の声あり〕
〇教育次長(中島昭市君) シトラスの件なのですけれども、今回の予算作成に当たりましては、企画部分のほうでつくったような形なのですけれども、前年度から見ますとどうしてもちょっと、ある程度は安くはなっているのですけれども、これから結局精査するような形で委託料の安くできればできる部分をしたいと思うような形で打ち合わせをしたいと思っております。
それで、ちょっと言葉が難しい部分なのですけれども……
〇議長(小林正紀君) 積算根拠はこちらで答弁するそうです。
飯嶌市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) シトラス管理につきましては、組織機構の見直しの中で4月1日からは市長部局という中で、そういう中で市長公室の中の企画課の市民協働推進室がシトラスの中に入りまして、維持管理等も行うというような中で、今までの経緯の中で予算等は組んだわけでございますが、この委託料につきましては個々のいろいろな管理面につきましては現在行財政改革の中で行政評価、そういう中で庁内でも検討会議を開いております。そういう中で、シトラスの利用状況、そういうものを見た場合にはいろいろ議論が出ておりますので、指定管理者制度に移行とか、そういう問題もいろいろ出ております。
そういう中で、今回の委託料につきましては、特殊な設備等も含まれておりますので、予算執行時には十分再確認をいたしまして、適正な執行に当たっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 立派な説明をされてしまうと言えない部分があるのですが、とにかくこういう警備とか設備とか業務というのは、本来は総務あたりで一元化して、やはりやられたほうがいいのではないかなと、そう考えます。ですから、シトラスの利用率を上げる、これだけの1,300万円というと月100万円かかっているわけですから、だからやっぱり利用率を上げる方向で考えていただきたいと思います。
以上で、まいったということで終わります。
〇議長(小林正紀君) 1番、風野君。
〇1番(風野和視君) 1番。今、川那子議員のおっしゃった委託料関係で、私のほうからも一言質問したいなと思います。
といいますのも、私も平成19年第3回定例会において一般会計すべての13節にあります委託料、夜間警備委託料に関してご努力をというような申し出を言いました。そのところ、18年度決算、去年の19年予算、今回の20年予算と見比べまして、総務部のほうで財産管理費のほうで30万4,000円ですか、夜間警備委託料抑えてありますね。それと、教育費、すべてでおいてですので、ちょっと……では教育委員会のほうの中島次長のほうにお聞きしたいと思います。
小学校費、ページですか、ちょっといいですか、では努力した結果だけ聞きたいのです。小学校の学校管理費で昨年19年から今年度で約57万5,000円抑えてありますよね。中学校学校管理費、同じく夜間警備委託料38万8,000円抑えてありますね。幼稚園費、夜間警備委託料、これも少しですが1万7,000円、文化施設費に関しては、これシトラスなのでまた違った形でしょうけれども、今3つ言った小学校、中学校、幼稚園の夜間警備委託料、これだけ抑えられたという経緯を教えていただきたい。
〇議長(小林正紀君) 中島教育次長。
〇教育次長(中島昭市君) 委託料についてなのですけれども、財政のほうと打ち合わせしまして、なるたけ安く抑えようという形での職員間で話し合いをしまして、とにかく委託を結ぶときに去年より10%下げるとか、5%下げるのかということで、そういう形での努力をしているような形です。今後また、今川那子議員さんのほうからも質問あったわけなのですけれども、本当にこれから委託料については全体を結局は打ち合わせをしながら結局委託料を決めていかなくてはならないのかなと感じております。そういう形で、ことしの場合は5%、10%という形で下げるような形で努力はしたつもりでおります。
〇議長(小林正紀君) 1番。
〇1番(風野和視君) 努力をすれば100万円以上、この教育関係で夜間警備委託料下がりましたよね。そうしますと、ほかの部署であっても18年、19年、20年と、まるっきり数字がそのほかみんな同じなのです。ということは、一元化もよし、また各部署部署でも努力すればもっとコスト的に下がることが可能かと思いますので、市長、頑張ってください。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 25番。
〇25番(林 悦子君) 108ページの金額は少ないのですが、都市計画のワークショップ講師謝礼2万4,000円、私が全協のときの説明を聞き逃したのかもしれないのですが、この2万4,000円の内容についてお尋ねをいたします。
それから、細かいことは委員会のほうでなさると思うので、この施政方針に沿って議長、この中に出てくる数字でお尋ねをしたいのですが、予算書のページで言うと、110ページの、次2点目ですね。まちづくり交付金事業債、合併特例債事業の中でまち交の事業を使っているものがありますよね。多目的ホールなんかは去年まち交で予算を上げたのだと思うのですけれども、その多目的施設建設に関する予算が本年度の予算書のほうに上がっていないわけです。予定でいくと、この間教育長とちょっと立ち話でお話ししたときには、基本設計本来であれば3月中に議会のほうに示すはずだったものが、いろいろなことでおくれていると。議会のほうの説明がもう一回ぐらいあると思うのですが、そうすると本来であれば20年度の予算に実施設計が多分五、六千万円のお金として上がるのだと思うのです。要するに、通常去年の予算書のときに説明されているものが、今回はタイムスケジュールの中でずれ込んでいますので、そのことについて今後どのようなタイムスケジュールになって進んでいくのか。多分繰越明許で対応して、そして6月か9月の補正で実施設計を対応していくと。公民館の発掘費はどの項目に載っていたのかちょっとよく見つけ切れなかったので、そのことももし予算書に載ってあるのであれば、何ページで幾らで載っていますというのも欲しいのですが、おおむね要するに多目的ホールについての今後のタイムスケジュールについての説明をお願いをいたします。
3点目といたしまして、施政方針の中での3ページになるのですが、幾らか経常経費あるいは公債費比率等数字を入れてくれたのですが、ちょっとまだわかりかねるところがあるので、大体の数字は飯島部長のほうにお願いをしてあるので、またよく説明をしていただけるとは、後で説明する紙をいただけると思うのですが、それとかぶるところもあるかもしれませんけれども、公債費負担比率、要するに特別会計を含めた中での数字をどのように持っているのか、平成18年度決算の数字がもし今わかるのであれば、私たちもやったのですけれども、一々そういうのを覚えていませんので、そしてそれをベースにこの数字も、20年度の予測も立てているようなので、19年度決算はこれから9月にやりますから、18年度決算をベースにしたときに平成20年度予算の中で実質公債費負担比率を何%ぐらいに見ているのかをお尋ねをいたします。
ちなみに実質公債比率の数字は、18年度決算で14.8だったものが、20年度、あくまで予算ですけれども、15で上がっている。経常経費は93.5だったものが、細かい数字は示していませんが93%後半台の数字と書いてありますから、これ限りなく94%に近い数字なのだと思うのです。そうしたときに、いわゆる投資的経費というのですか、一般財源として幾らぐらいが確保されているのだろうと思うのです。その大枠の数字がわかれば、投資的経費としてくくっていいのか、投資的経費の中に基金の償還とか、そんなのが含まれるのかどうかわかりませんが、いわゆる投資的経費というのを何%ぐらいにとっているのかをお尋ねをいたします。
それから、ちなみに、これも予算書の中で見つけ切れなかったのでお尋ねするのですが、一般会計から他会計の繰出金の合計は幾らぐらいになるのかをお尋ねをいたします。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 大場建設部長。
〇建設部長(大場敏夫君) 林議員さんのご質問にお答えいたします。
都市計画総務費の中のワークショップの講師謝礼というふうなことで、これの明細を聞きたいというふうなご質問かと思います。これにつきましては現在、昨年来からワークショップということで建築士会の方とか、あるいは各界各層の方が集まりまして、約20名から30名ぐらいになると思うのです。事務局のほうは担当課は都市整備課のほうが担当しておりますけれども、メーンは桜川市の景観条例を策定しようというふうなことで、自前で都市整備課の担当の職員の方、それと各界各層の代表の方々でいろいろフリートーキングというふうなことでやっております。
それで、たまたま昨年来の秋あたりちょっと休止したというふうな状態があったのですけれども、一応先月からまた起動しまして、できるだけ20年の秋ごろまでに一つの指標というか、そういうものをまとめたいというふうなことで、月1回ですか、定例会というようなことで集まりを真壁地区で持ってございます。これの講師謝礼というふうなことなのですけれども、それの先生というのですか、これ教育委員会のほうにもお世話になるかと思うのですけれども、今真壁の町並み関係はいろんな大学の先生方ですか、例えばお茶の水女子大学、千葉工業大学、筑波大学とか、いろんな先生方が人物オーライというようなことで出入りしておりますので、そういう先生方に一応チーフのアドバイザー的なもので1回ぐらい学習会というか、そういう学術的な見地でのやはり学習会も1回ぐらい催さないとなかなかいいものができないのかなというふうなことで、今回新年度予算に2万4,000円ほど計上させていただきました。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 中島教育次長。
〇教育次長(中島昭市君) それでは、一番最後のほうから説明したいと思います。
先ほど……
〔「時計見ながら説明してください」の声あり〕
〇教育次長(中島昭市君) 144ページ、145ページをお開きください。その中に4目で文化財保護費があります。その中に組んでおります。予算額としては356万円くらいの予算で組んでおります。
〇議長(小林正紀君) タイムスケジュールは。
教育長。
〇教育長(石川 稔君) 多目的建設でございますが、基本設計を委託いたしまして、契約は3月いっぱいの契約になっておるのですけれども、いいものをつくっていくというような形で、市民の皆さんとワークショップをしていく、そういう日数も必要なこともありまして、明許繰越をしていただき、完了を一応6月を目安にいたしております。基本設計で大きさを決め、また工事費もある程度はっきりすると思いますので、その時点で実施設計の委託料を決めて実施設計をお願いするというような形になりますので、6月の補正かあるいは9月の補正で実施設計委託料の補正をお願いすることになろうと思いますので、その節はよろしくお願いしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 飯島総務部長。
〇総務部長(飯島泰則君) 林議員さんにお答えいたします。
実質公債比率でございますが、18年度の決算におきまして14.8%ということで、実質公債比率につきましてはもう既に出ている数字でございます。
それから……
〔「公債費負担比率、特会も合わせた」の声あり〕
〇総務部長(飯島泰則君) 公債費負担比率というのは、特会を合わせてのというのはございませんので、普通会計での決算ということになりますので、普通会計といいますと、一般会計プラス今のあれで言えば野外趣味活動施設が普通会計という形で……
〔「議長、ちょっと休憩して」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 休憩いたします。
休 憩 (午前10時53分)
再 開 (午前10時53分)
〇議長(小林正紀君) 再開いたします。
飯島総務部長。
〇総務部長(飯島泰則君) それから、投資的経費ということでございますが、20年度の予算の中では構成比で申し上げますと13%ということでございます。
それから、繰出金でございますが、繰出金につきましては国民健康保険、それから老人保健、農集排、公共下水道、介護保険、介護サービスは形だけですが、後期高齢者医療、水道事業補助まで含めまして17億5,525万7,000円ということでございます。
〇議長(小林正紀君) 25番。
〇25番(林 悦子君) では、1点目のワークショップについては頑張ってやってくださいというだけで、経過を楽しみにしております。
それから、タイムスケジュールについては教育長、大体この間もお話聞いたのでわかりましたけれども、できれば16日にありますよね、市民の方とのワークショップというの、第1回目があるようですけれども、あらあら積み重なった中でぜひ議会のほうにも刷り上がる前に業者さん等出席をいただいて、議会のワークショップみたいなものも1回やってくださればと思うのですが、やってくれるかどうかご答弁をお願いをいたします。
それから、3点目の今の数字の話なのですけれども、そうすると部長、この繰出金の合計って、ここ合併してから3年ぐらいでもやっぱり上がっていますよね。ふえてますか、横ばいですか、それについてお尋ねします。
それから、公債費を一般財源で割ったのが公債費負担比率という、何か前役所からもらったペーパーに書いてあるのです。それは合併前にもらったのかもしれないのだけれども、合併特例債を、当時の合併特例債の計画を財政計画に落としてシミュレーションした数字というのが合併前につくってあって、そしてそれで予定どおり計画が進むとこんななってしまうというやつで、その一番参考になる数字がこの公債費負担比率というやつなのですね。その公債費負担比率というのがもし、今出なければ後でいいですから、あったら教えてください。これで2回目の質問だよね。では、お願いします。
〇議長(小林正紀君) 石川教育長。
〇教育長(石川 稔君) 林議員さんのご質問ですけれども、議会の皆さんともワークショップをというようなお話でございますが、16日に行う市民の皆さんとのワークショップの中にも議会の代表の方が入っておりますし、そういう方がおりますので、あらあら基本設計がまとまった時点で議会の皆さんとワークショップということになるかどうかわかりませんけれども、基本設計は提示をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) 飯島総務部長。
〇総務部長(飯島泰則君) お答えいたします。
繰出金でございますが、19年度の当初では18億2,185万9,000円ということでございますので、19年度と20年度を比較いたしますと6,660万2,000円減っております。率にして3.7%減ということでございます。
〔「公債費負担比率というのについて……」の声あり〕
〇総務部長(飯島泰則君) 公債費負担比率のちょっと私も今あれなのですが、もう一度お願いいたします。
〔「じゃ、後で終わったらこれ見せるから、その見せた中で教えて
ください」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 25番。
〇25番(林 悦子君) 別にワークショップと言って、いろいろ私らにもその後言わせていろいろ意見を取り入れたとかという、そういう何か過激派か強行派のようなつもりで言っているわけではないのですが、できれば設計士さんと顔を会わせたこともありませんし、細かいニュアンスが伝わる機会があるといいなというふうに思っているのです。ですから、まるっきりでき上がってしまう前に幾らか、もちろん議会の代表の方がいらっしゃって頑張ってくれているのはわかっているのですけれども、女の議員がその中に1人も入っているわけでもありませんし、やっぱり女性の視点というのもありますから、ぜひ幾らかそういうニュアンスが伝わるといいなと思っているので、それで設計士さん、女性の方ですよね。ですから、そういう機会をぜひつくってください、お約束をお願いいたします。
では、市長も副市長もその旨他人事ではありませんので、よろしくお願いをいたします。
それから、最後の数字のことなのですけれども、1、2、今もう3つ歩き出したのですよね。本木線のほうは、多分それなりの難航を極めるのだろうと思うのですけれども、でも大和中学校が入って、多目的が入って、そして本木線にちょっとふっかかって、それで今度高架橋だか何だかにちょっと手つけるわけでしょう。それで、合併前にシミュレーション、これは真壁の財政課だと思うのですが、した数字で見ると、あのとおりやっていってしまうと、大体平成20年度に公債費負担比率という数字が何を意味するか、今ちょっと判然としない中で話すのですが、19.8から20%近い数字になってくるのです。そうすると、20の数字を見るようになるとなかなか厳しいものがあるのではないかと思うのです。そうすると、繰出金だって結局一般会計予算の中の1割以上占めているわけですよね。今度、下水道が方向性として減る方向にありますが、結局そうではないものが今度またふえてくると、国保、福祉関係でふえてくるわけですから、やっぱり今年度この予算書の中に入っている地域性云々という問題を抜きにしても、やっぱり本木線1億円というのは相当肩に食い込むので、執行するに当たっては万全の体制を組めないのに県とのおつき合いの中で、県にお仕事をつくってやってしまうということは、これ絶対できないのです。やってもらっては困ります。そういうことだけを重ねてお願いをして、総括のほうの質問はこれで終わります。ありがとうございます。
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
23番。
〇23番(塚本 明君) 質問しても、ちょっと確認をしたいということで、ページは44ページのデマンド型タクシーの補助金についてですが、3,579万6,000円ですか、この予算はまだ初めての事業ですので、つかみどころがないと思うのですが、どのくらい乗るか、利用者によってもこれかなり違ってきます。あと、この事務所、もしも大和ということで私確認しているのですけれども、これはあれですか、登録制なので必ずしも大和へ登録しなくてはならないのですか。
あと、もう一点ですが、このデマンド型もう少し細かく聞きますけれども、ページは78、これは県西総合病院だから私らの越権行為になることで、余り細かいことは質問できないのですが、3億2,541万1,000円ですか、負担金が。これはもう専門の岩瀬の病院議員がおりますので、細かく追求はしませんし、また質問もしませんが、かなりこの県西病院には食い込まれ始まったのです。だから、桜川の財政もこの病院に対しては厳しい状況に追い込まれる可能性があります。だから市長、これだけはどういうところか財政を削減して、私はこの人件費なんかかなりかかるのです。病院の東側事務所あたりに今何人ぐらいいるかわからないけれども、かなりいますね、事務が。普通の病院だったらそんなにあっちは要らないはずなのですよね。でもやはりこれは自治体経営の病院だから、ある程度やっぱり事務も置かなくてはいけないだろうと。あとは、いい医者でも今度見つけてくるとかなんとかして、これだけは市長、かなり今度負担かかってきますから、ただ私ら病院議員ではないですから、余り細かくは言えないのですが、ひとつその辺の心境、あとこのデマンド型タクシーの事務所も大和へ事務所を置くというけれども、大丈夫なのですか。登録するのにこれ、真壁にあっても、岩瀬にあってもいいのではないかと思うのだけれども、事業所は一本にしても。登録制でしょう、これデマンド型は。だから、その辺のところちょっとお聞かせください。
〇議長(小林正紀君) 飯嶌市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) デマンドタクシーということで、大和に事務所があって、そこだけに登録をして大丈夫かというような質問だと思うのですが、前にも協議会等でもご説明を申し上げましたように、デマンドタクシーということで大和にいこいの家、そこに事務所を構えるということで、そこはいわゆる司令センターというような役割でございまして、各今デマンドの申し込みというような中で、申し込みをされる方は大和庁舎でも、岩瀬庁舎でも、真壁庁舎に申し込んでいただきますと、そこのいわゆる司令センターでコンピューターのほうに各世帯の住所とか氏名を全部登録をいたしまして、利用客にはそこの司令センターから、いわゆる運行するタクシーの会社のほうにコンピューターで連絡がいくというような形になりますので、真壁とか岩瀬に事務所を置かなくても十分運行はできるというような形になっております。あくまでも事務所ということで、各町村に事務所を置いて連絡をするというようなシステムではございませんので、あくまでも一つの事務所から今は無線とかコンピューターとか、そういう形ですべて運行会社の車のほうに、こういう方が利用しますよという形でいきますので、心配されるような懸念はないと考えております。
また、現在今のところ世帯の登録者は約800世帯ぐらいとなっております。今後、常時登録をしてまいりますので、PRをしながら全世帯の方に登録をいただけるよう、今後ともPR活動に努めてまいりたいと考えております。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 議員さん方にもお願いを申し上げますが、デマンド交通のほうの登録を今やっておる最中でございますが、ぜひ議員さん各位のほうからも各世帯に登録をぜひしていただきたいと。1人1区間300円で乗れますので、どうぞそういう面で議員各位にもご協力をお願いを申し上げて、スムーズに運行させていただきたいと、かように思っております。
また、塚本議員さんが県西病院に負担金として3億2,500万円出しておると。年々ふえているのではないかというご指摘、まことにそのとおりでございます。私も、今回施政方針の中でも県西病院につきまして触れさせていただいております。県西地域の中核病院として機能を充実させていく努力をしていかなければいけないだろうというふうに思っておりますが、なかなか医師不足ということで、今回19人体制でやっていかなければいけないということで、非常に危機感を持って臨んでおります。そういう面で、病院議会の議長にもお願いをして、12月から検討委員会を立ち上げて、副市長に検討委員長、あるいは病院議会のほうからは川那子議員さんにも出ていただき、あるいは筑西市のほうにも出ていただいて、今いろいろと検討をしていただいております。
そういう中で、答申をいただいた形の中で我々も明確に財政負担にならないような形で力強い歩みをしてまいりたい、かように考えております。茨城県のほうでも、非常に医師不足に対しては危機感を募り、いろいろな方策を今実施をしておるようでございます。確かに院内の中で人が余っておるのではないかというような、今ご指摘をいただきましたけれども、そういうものも謙虚に受けとめて、今後3月26日には病院議会が開催されます。その中でも私の考えを述べさせながら、健全経営に向けて鋭意努力をして、桜川市の負担増が余りないような健全経営を目指して頑張ってまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
以上でございます。
〔「了解」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
〔「休憩」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 2人いるのでは、ここで一たん休憩したいと思います。
暫時休憩いたします。
休 憩 (午前11時09分)
再 開 (午前11時25分)
〇議長(小林正紀君) 再開いたします。
21番。
〇21番(仙波信綱君) 35ページ、1項1目一般管理費についてお伺いいたしますけれども、今年度予算が全体で対前年比1.4%減という、緊縮の時代ですからやむを得ないのかなという中で、この一般管理費3,830万8,000円と前年対ふえているわけですね。この辺についてもう少し詳細にお伺をしたい、どういう減少なのか。そのお答えをいただいて、またちょっと重ねてお聞きしたいなというふうに思います。よろしくどうぞ。
〇議長(小林正紀君) 飯嶌市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 仙波議員さんのご質問にお答えいたします。
一般管理費が3,000万円ぐらいふえているという……
〔「いや、4,000万……」の声あり〕
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 4,000万円ですか、ぐらいふえているということでございますが、これは大きな要因は36ページをお開き願いたい。36ページの職員手当の欄の共済費の上のところに退職手当特別負担金が9,460万円という数字がございます。この辺が20年度では一応退職者が21人というような中で、前年度より大きく、19年度が12人で計算しておりましたので、そういう数字の違いが出ているのかなと思っております。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 21番。
〇21番(仙波信綱君) いよいよ団塊の世代に入りまして、こうした先ほどの私の一般質問でもお話し申し上げましたけれども、ちょうど我々が団塊世代と言われる中間に位置するぐらいで、こういう時代がこれから進むわけです。多くの長い間ご苦労されたお互いの町村あるいは市に対して貢献された職員の皆様が退職されていく。当然それまでの人生のご労苦に対しての退職手当金ということでふえていくのも、これはこれでやむを得ないことなのかなというふうに感じます。
数字上はそういうことなのでありますが、その中で実はこれ、なかなか言いにくいことでありますけれども、市長、合併協議会の時点で役員報酬、特別職の報酬とかいろいろ決めましたときに、桜川市の市長報酬も決めたわけですよね、あの時点で。あれからどうなったのか、合併協議会の席で私は近隣市、ちなみに筑西広域の結城、筑西市、桜川市と比較したときに、あの時点で桜川市の報酬が一番高かったように思っています。人口規模、予算規模から見て一番小さな桜川市が、筑西市さんや結城市さんより高いのはおかしいと、バランス感覚が欠けるということで提言した記憶がありますけれども、結果としてそのまま通ってしまっている。それが合併して、この年になって下がっているのかどうか、あるいは市長としてこれ特別職お二人の予算が給料として1,773万6,000円、それから期末手当として591万2,000円、そのほか恐らく三百何がしの手当がついていると思うのですが、その辺をこの緊縮財政に照らしてどのようにお考えかお聞かせ願いたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 飯嶌市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 手当の395万円という……
〔「ああ、ついでに言いましたね、この157ページにある」の声あり〕
〇市長公室長(飯嶌洋一君) これは、共済組合の負担金でございます。
〔「その157ページ右のほうにある共済費345万というのは何ですか」
の声あり〕
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 失礼しました。
共済費のほうが345万円ということで、その他の手当の395万3,000円は……ちょっと今資料のほうを見てみますので。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 私の報酬の件については、合併協議会のほうで適当であろうということで判断をしてくださったものでそのままいただいて、現在も変わっておりません。手当等については一切もらっておりませんし、市長交際費のほうについても岩瀬町長時代は300万円ありましたが、現在提示しているのは150万円ということで、一生懸命経費を削減しております。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 飯嶌市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) それで、ここのところに左端に長等ということでございまして、その他の手当は非常勤等の特別職の手当ということでございます。
395万3,000円につきましては、通勤手当とか扶養手当、そういうものの手当でございます。
それで、一番この枠の下のほうに小さく、その他の手当には退職手当負担金等が含まれるということで記載しておりますので、そういうものも含めているということでございます。
〇議長(小林正紀君) 21番。
〇21番(仙波信綱君) 当然、桜川市の全責任をしょって立つ市長ですから、応分のやっぱり報酬といいますか、給料とここでは書いてありますけれども、はあってしかるべきだと思うのです。ただ、バランス感覚は持たなければいけない。恐らく今までも結城市さんや筑西市さんの首長さんよりも桜川市はお高いのではないかなと思います。
市長の答弁の中で、今交際費は岩瀬町時代300万円あったのが今150万円だと言いますけれども、交際費というのはまた考え別ですから、これは。当然交際費というのは、いろんな外交的な部分で使われたりするわけですよね。これも必要な部分だと思います。桜川市の顔ですから、堂々と外へ出ていって、堂々と活躍もしていただきたい。それが300万円が150万円縮減されたからどうのというの、私はその交際費に対しては触れるつもりないのです。ただ、近隣との給与、報酬と言われる部分、それから期末手当というのは、これ年2回の期末手当でしょう、恐らく。それから、今の部長の説明であったその他の三百九十何がし、これは退職金充当金でしょう、恐らく。4年に1回の退職金。一切もらっていないと言いますけれども、これは最終的にもらうわけです。年間三百九十何万円の金を4年間積み立てたもの、それにプラスアルファされるわけですね。それだけやっぱり大きいお金が動く、それだけ重責にあるということ。しかし、私あえて市長に言いますけれども、あなたが主役のまちづくりと言ったときに、その感覚で果たして目線が市民と合っているのかどうか。天井からあなたが主役と幾らほえても目線のレベルがやっぱり市民の平均的なレベルで物を判断されなければいけないと思うのです。
この予算の中で、ある幼稚園、電話機が壊れているのだそうです。直すのに数万円のお金です、教育委員会ね、教育長。それが予算がないからと直らない。先生方何やっているかといったら、自分の携帯を使いながら仕事している。言っているのでけれども、予算がないと直っていない。直っていますか、今、教育長、直しましたか。大変困っているのです。言ってもすぐ直してもらえない。数万円の金が教育の第一線の中で予算がないからと直らないのです。それがやっぱりレベルではないですか。その辺を少しお考えいただきたいなと思います。新年度に当たって、今林議員も言われましたけれども、大変な状況に絶対進んでいくわけです、これは。そういう状況が見えているわけです。であるならば、市長、得意な言葉です。まさしく「隗より始めよ」なのです。ぜひそういったご努力をお願いしたいなと思います。いかがですか、もう一度。
〇議長(小林正紀君) それで最後になりますよ。
〔「はい」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 私は、市民が「あなたが主役のまちづくり」という目線で一生懸命やらせていただいております。これからも、この姿勢は大切に大切にやってまいりたいと、かように思っております。そういう面で、市民の皆さんから貴重な報酬をいただいておりますので、それを大切に使いながら、決して桜川市の行く末を誤ることないよう全力投球をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 10番。
〇10番(相田一良君) ページ数は97ページなのですけれども、そこの節の19番の霞ヶ浦流域森林・林業活性化センターの負担金、また森林整備地域活動支援交付金の、これ項目ありますけれども、私はこの金額ではなく関連の質問をさせていただきます。
今度、県のほうからこういう森林湖沼環境税導入という、そういう資料がまいって、県のほうでは森林、霞ヶ浦を初めとする湖沼、河川の水質保全等の自然環境の確保に充てることのできる個人、また法人からの税の負担を協力をお願いするというような、全協のとき渡されましたよね。それで、お聞きしますけれども、桜川市の個人の場合はどのような徴収方法でやるのか。金額はたしか個人で1,000円と聞いていましたよね。また、法人のほうも税収をあると聞いていましたもので、その辺のことも答弁願います。また、桜川市では個人と法人のほうからの税の徴収額が県のほうに納める額が大体おおよそどのくらいの金額で徴収できるかもあわせてお願いします。
〇議長(小林正紀君) 永瀬市民生活部長。
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 相田議員さんのご質問にお答えいたします。
森林湖沼環境税につきましては、県の目的税でございます。2月29日の全員協議会でご説明を申し上げる準備はしておったのですが、時間がないということで配付のみとさせていただきました。
内容等につきましては、議員さんもご承知のように、県の機関誌でございます「ひばり」のほうに大分大きく載ってございます。お尋ねの個人と法人の税率、徴収方法もあわせてなのでございますが、税率につきましては個人につきましては年額1,000円ということでございます。今、県民税と市民税を合わせて住民税という形で徴収してございまして、20年度からは県民税が1,000円だったものにもう1,000円足して2,000円にして、これ均等割なのですが、市民税については現在の3,000円ということで、合わせて5,000円の均等割を徴収するという、これは市町村が徴収いたします。その中から県のほうに納めるという形になると思います。
桜川市ではどのくらいになるのだろうという試算でございますが、今回この目的税の金額は予算書には計上されませんので、ちょっと桜川市全体でどのようになるかはまだ計算してございませんが、茨城県全体で申し上げます。茨城県全体では平年度で約16億円、個人につきましてはおおむね13億円を見ております。それで、法人等についても約3億円見てございます。先ほど法人のほうの税率を申し上げませんでしたが、法人県民税の均等割に年額プラス10%ということで、法人の方につきましては定額ではございませんで、率で納めてもらうという形になると思います。
課税の期間ですが、20年度から5カ年を予定しております。5カ年の中で5年を掛けますと約80億円のお金が税として上がるわけですが、それらの事業等の内容については今後県のほうからもいろんな指示があって、経済部も市民生活部もあわせてそういう事業を進めていかなければならないと思っております。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 10番。
〇10番(相田一良君) 答弁ありがとうございました。
今、部長が申されたのだけれども、法人のほうの税の徴収は、これは多分資本金に応じてだと思います、資本金。資本金に応じてその何%が納める額だと私の調べた範囲内ではそうなっています。もう一回確かめてください。
まさにこれは、この税収等で本当に石油が高く、本当にいろんな物価が上がっている中で、1,000円でも500円でも徴収されるということは大変厳しくなっております。これは市長、古い言葉申し述べさせてもらいますけれども、江戸時代に「泣く子と地頭には勝てぬ」、現在は泣く子とお上、役人には勝てないと言われるのも仕方ないと思います。本当それだけ企業は半強制的にこういう税収を取ると思うことは本当にいかがなものかと思いますが、決まっている以上はどうしようもないと思いますが、また先ほど部長が申されたように、個人の場合には13億円、法人の場合が3億円で16億円、これが5カ年計画で80億円の事業資金としてスタートするわけだよね。これは、暫定であって、5年間というのが社会情勢とかいろんな状況に応じてこれが見直される場合もあるのだと。例えば今の道路の暫定ではないけれども、あれが暫定というのは普通四、五年なのだってね、四、五年、暫定というのは。だけれども、これも5年とは言われているけれども、これが5年が10年になる可能性もないとは限らないのだね。そういうところ上のほうの人は言葉遣い巧みに利用していますよね。
それで、例えば税収を徴収された額が県のほうに納めた場合、多分私の想像では桜川市に還付金みたいな名目で多分来ると思いますよね。その辺のパーセントとか、そういうのは今のところまだ全然把握していないですか。
〇議長(小林正紀君) 永瀬市民生活部長。
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 県の資料を見ますと、森林の保全整備、これで1、2、3、4、5本で分かれてございます。一番大きいのは、山林の間伐が約20億円という経費が出てございます。そのほか平地林、里山林などの身近な緑の保全ということで10億円ということで、主に山林関係が多くなってございます。もう一点は、霞ヶ浦等湖沼河川の水質の保全ということで、これも出ておりまして、やはり生活排水対策の充実とか工場、事業所対策の評価ということで20億円ほど出てございます。
また、桜川市にどのくらいのお金が来るのだろうかということにつきましては、まだ県のほうからそういう通知をもらっていませんので、そういう通知が来次第、議員さんのほうにはお知らせしたいと思っておりますし、あわせて事業も進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
〇議長(小林正紀君) 10番。
〇10番(相田一良君) 県のほうから還付される金額は、今のところ全然まだわからないと言われましたけれども、還付されるのは間違いないと思います。そうなった場合に、やはり私は今山林が大体4分の1の20億円という大金が県のほうの予算としてなっていますけれども、桜川市にもしその還付された金額が来た場合には、私は大和庁舎の裏側、あの松くい虫によった荒涼としたあれを一番先にやってもらいたいと思います。
と申しますのは、私がある小山のほうに行きましたらば、「桜川市は市の真ん中に羽田山というすばらしい小高い丘があって、本当にいいところだな」と言われておりましたけれども、その人がちょうど秋か冬のころ桜川市に来た場合に、「何だい、あの山は」と、いい山だと思って想像していたやつが、松くい虫に食われて荒涼とした姿を見て、「議員やっているなら、おまえ、少しは市長に言って何とかしたかっぺ」と言われたのだけれども、いや、私はまだ力が微力なもので、意見として市長には申し上げまして、余り強く言うとかえって反発食いますもので、ソフトに言いますけれども、ぜひ羽田山の裏のあれ、以前にも川那子議員が質問してやったもので、あれはやっぱり桜川市のメーン会場ではないですけれども、あそこをやっぱりやらないことにはどうしようもないもので、私はまた話も長くなるかもしれないけれども、勘弁してください。
やはり昔から言われているように、私の頭を参考にするわけではないですけれども、例えば雨が降った場合、私が通行していて小雨が降った場合でも、私の頭に雨が降ると雨が前に来るのですよね。前に来て、先が見えなくなってしまうのです。だけれども、皆さんみたいに髪の毛が多い人は、雨が降ってもそれが、雨というのはくし解かしてやる方向に水が流れるのだって。そうした場合に、やはり頭へ降ってもじわりじわり浸みて、わきとか後ろに水が流れます。私の場合には、雨が降った場合には真っすぐ前に来ます。私が何を言いたいかと申すと、羽田山にもし雨が降った場合に地盤が相当傷んでいた場合には、大雨が降って、たまたまそのときに地震でも起きて地すべりみたいな状態になった場合には、桜川の庁舎も飲み込まれます。また、市長が本気になって建ててくれた大和中学校もそれと一緒に流されます。これは、やっぱりまさかの事態なもので、それが起きないということはないもので、ぜひ私の頭のような形にならないように、その前に木の整理をしていただいて、その上に今度は植林をしていただきまして、緑の保全を全力投球でお願いしますもので、市長の考えをひとつお願いします。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 相田議員は、常にまさかということに細心の注意を払ってやりなさいというお言葉を私も真摯に受けとめてやらさせていただいております。
ただ、今回の森林湖沼環境税でございますけれども、県のほうでいろいろと使いよう等今検討中でございますが、山林の整備あるいは霞ヶ浦ほか湖があります。それが大変汚れているということで、多分桜川市の場合には高度処理の合併浄化槽あたりが一番最重点で流れてくるのかなというふうな思いを私は持っております。ただ、やはり山々が松くい虫で非常に荒れているということでございますので、これはいろいろな補助金等を活用させていただきながら、順次整備をさせていただきたいと、かように思っております。
〇議長(小林正紀君) ほか。
24番。
〇24番(上野征一君) 時間気にしているようですので、簡単に4件ほど24分くらいで仕上げたいと思います。
まず1番目に、44ページの、同僚議員からも質問ありましたけれども、デマンド交通の件なのですけれども、大和のいこいの家で受け付けをするということですので、まず岩瀬からの電話の方法をどのようにするのか、直通で、58でつながるようになるのか、ならないのか。
それと、ちょっとまだまだ来月から実施だと言っていながら、周知の徹底の仕方がいまいちではないかと思うのです、このデマンド交通に対しては。恐らくただ区長さん方も呆然としていて、恐らく市民の方から問い合わせ来ても、まともな答弁ができないようなのが今現在ではないかなと思いますし、市長がよく小学校単位に市民と対話集会ということでやっていましたですよね。これ、しないとしては住民サービスに大きな転換時ですので、できるものであれば小学校単位ぐらいに説明会ぐらい持てたらよかったのかなというような気がしています。
それとあと、50ページ、県の租税管理機構負担金342万5,000円ほど出ていますけれども、確かに1町だけでした、反対してのは当時。県下ほとんどが83市町村あった時期にぜひいいことだろうということでスタートしましたので、今さら抜けるというわけにもいかないかと思いますし、18年度と19年度の当市に対しての実績はどのくらいあったのか、お聞かせ願いたいと思います。
それと、115ページ、広域消防の負担金6億1,300万円ほど出ていますけれども、4月12日に岩瀬地区桜川筑西インター開通になるということで、高速道路が足元まで地元へ開通の日の目を浴びたわけですけれども、今のこの岩瀬の救急隊で、高速救急、対応し切れるのかどうかということ。高速道路は別なのだよということで、高速道路へ上がらないで済めば問題ないかと思うのですけれども、高速救急まで対応するとなった場合に、今の岩瀬の救急隊で対応し切れるのかどうかお尋ねしたいと思います。早いころは、インターの近くへ消防署を新設しなければならないのではないかというような声も上がっていたのですけれども、近ごろさっぱりそのような空気も聞こえてきませんので、どのような考えでいるのかお尋ねしたいと思います。
それと、137ページ、14節に土地の借上料73万8,000円ほど上がっていますよね。恐らく幼稚園の項目で上がっているので、大和の幼稚園の前の、昨年話題になった借地料の件かと思うのですけれども、あの借地料であれば前回議会で現地まで見たような委員会もあったようですし、かなり強い要望が出ていましたので、その後どのような動きがあったのかないのか、動きがあってこの金額になったのか。私が言っている場所とずれていたらごめんなさい。ずれていないにしても、あの大和の幼稚園の前の地権者との交渉はどのようになっているのかお聞かせ願いたいと思います。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 飯嶌市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) デマンドタクシーで、予約センターの電話についてということでございますが、広報等でもお知らせしていますように、予約センターの電話番号ということで、新たに0296―20―6166というようなことで、広報にもお知らせをしております。
そういう中で、多分料金体系のことかなと思うのですが、今後局番が違うということでございますけれども、新たに今回予約センターのということで、料金体系等につきましては今後十分調査をしまして、どういう形で整備ができるかということは研究していきたいと思っています。現在は、庁舎の場合ですと1階は岩瀬の方は岩瀬に入って大和庁舎のほうに回すということで、同じ料金体系になっていますので、今回新たに予約センターのほうの局番を設定しておりますので、料金体系についても統一がされるのかなと考えています。
〇議長(小林正紀君) 永瀬市民生活部長。
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 上野議員のご質問にお答えいたします。
50ページにございます茨城県租税債権管理機構の負担金342万5,000円を計上してございます。ご承知のように、この負担金につきましては均等割5万円、処理件数割が13万円掛ける件数、合わせて前々年の徴収実績に応じまして、その10%が徴収割額ということで計算されてございます。
ご質問の平成18年度の徴収額の実績でございますが、収入額といたしまして775万2,076円の収入がございます。19年度につきましては、まだ会計年度も終わっていませんで集計できておりませんので、ここに数字は持っておりませんが、このシステムは1年間で契約するということでございますので、機構のほうに移管をする時期がことしはおくれまして、11月ごろになりました。というのも、なるべく納税者、滞納者なのですが、すぐ年度当初から移管しなくて、一生懸命職員が訪問して、そういう納税の意欲のある方にはこの県のほうにはつないでおりません。どうしても応じてくれないという方のみを厳選いたしまして、県のほうにつないでいる状況でございます。ことしは10月並びに11月ごろに県のほうに移管しましたので、去年の10月ですのでことしの10月ごろまでの1年間でその収納が上がってまいります。ですので、年度としてはまだちょっと確定してございませんが、ちょっと経過をみていただきたいと思います。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 飯島総務部長。
〇総務部長(飯島泰則君) 1番目の高速救急隊の件でございますが、これにつきましては岩瀬消防署に10名ぐらい張りついて、それが交代でローリングする形で対応していくというようなことになると思います。
それから、大和幼稚園の借地料でございますが、これにつきましては昨年11月の下旬だったと思いますが、副市長と私ども本人と会いまして、その後何度か接触しているわけでございますが、12月の下旬のころに契約書の案を作成しまして、本人のところへ持っていきまして、何とか今月中には判がいただけるのかなというふうに思っております。20年度限りというようなことで交渉しているところでございます。26年度までという借地料でございましたが、ストックヤードのほうと、それから幼稚園の敷地につきまして20年度限りということで折衝しているところでございます。ただ、あのストックヤードにつきましては、残土がありますので、それの持ち出しいかんによりましては若干ずれ込むかもわかりませんが、一応そういうことで地権者と話を進めているところでございます。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 24番。
〇24番(上野征一君) 電話の問題、まず市内局番、20番を設けたということですけれども、その20というのは大和、真壁からでしたら20でつながるのですね。岩瀬は、そうすると0296からでないとだめなのですか。
〇議長(小林正紀君) 飯嶌市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) これは、桜川市内全域の方がこの電話番号を使うということでございます。ですから、真壁、大和ということではなくて、桜川市内全域がこの予約センターの電話番号にかけるというような形になります。
〔「聞いていることが、20番は0296から回さなくてはならないのか
どうかということよ、真壁も大和も岩瀬も」の声あり〕
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 0296から回していただくと。
〔「真壁も大和もそうなの」の声あり〕
〇市長公室長(飯嶌洋一君) そうです、はい。
岩瀬の方は0296を回すということです。岩瀬は0296ですから、0296は全部回していくということです。岩瀬だけということではなく、0296―20―6166というような形になります。ですから、岩瀬の場合は0296―75の……ですから75から回していると思うのですが、ですから20局―6166というような形に、新しい局番が20局というような形で回していくということです。
〇議長(小林正紀君) 24番。
〇24番(上野征一君) 電話番号ですから、もちろん頭から回せばつながるのでしょうけれども、極力大和、真壁は、大和へ事務局が、センターが置かれるのですから、20から回せばつながるように、岩瀬からは今役所へ電話しているように75―3111回せば大和の庁舎で電話出てくれていますよね。だから、そのような形にぜひ電話回線の引きかえといいますか、住民サービスを徹底するように要望します。
それとあと、先ほど言った市長と市民との対話、2年に1回ぐらいは選挙の前だけではなくして、やってもいいのではないかということ。特にこの大きな福祉の改革ですから、時間的に、ここへ来てはもう3月10日過ぎですから、4月前となって無理でしょうけれども、4月へ入ってからでもやれるものであればやったのがいいかと思います。
それとあと、租税債権管理機構は結構です。ありがとうございました。
あと、土地の借上料、確かにストックヤードのほうは私どもの委員会の関係ですから、もちろん早目に処理はさせるように委員会のほうでも要望しますけれども、幼稚園の場合も20年度でということで契約で、切れれば一番いいのでしょうけれども、そっくり全部返してしまっても何かと不都合ある場合には、あの道路には幾らか残してもらえれば残してもらって使えるようにすれば、大和の方には便利かと思いますし、幼稚園に対してもありがたいでしょうから、全部が全部返せということではありませんので、早目に見直しのほうを進めていただきたいと思います。
あと、消防の高速隊、岩瀬10人ぐらいふやして対応するということですので、若干今岩瀬の消防署で今でもほぼ目いっぱいな状態ですし、面積があのような狭いところですから、早目にインターの近くへでもどこか適地を探して、消防署の機構の充実をお願いしたいと思います。
以上で結構です。ありがとうございました。
〇議長(小林正紀君) まだありますよね、ほか。午後からにしますか。
〔何事かの声あり〕
〇議長(小林正紀君) やってしまいますか、はい。
では、15番。
〇15番(増田俊夫君) まず、16ページ、地方交付税が前年度よりも3億3,000万円増額になって52億3,000万円という予算が組まれました。これについてはきのう説明がありましたが、この内容についてもう一度、ちょっと理解できないもので、ひとつお願いいたします。
もう一点は、やはり財政的なことで、一般会計150億円、特別会計、水道会計含めて273億円の地方債残高があります。これに対しての中期財政計画、そういったものをちょっと知りたいのですが、よろしくお願いいたします。
以上、2点よろしくお願いします。
〇議長(小林正紀君) 飯島総務部長。
〇総務部長(飯島泰則君) 15番、増田議員にお答えいたします。
地方交付税で3億3,000万円増額という形で予算のほう見ておりますが、これには今年度でございますが、地方再生対策費といたしまして1億7,900万円ぐらい見込まれるものですから、そういうものを含めまして3億3,000万円の増額ということでございまして、特別交付税のほうは前年同額の4億円ということで見ておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。あくまでも現時点での見込みでございます。
それから、中期財政計画ということでございますが、中期財政計画につきましては19年度から平成23年度までの5カ年の中期財政計画を策定しております。それで、毎年度見直しをしながら、計画を見直すような形で計画書にできるだけそういうような形でできればというふうに思っておりますが、中期財政計画につきましては後で資料としてお渡ししたいと思います。それでよろしいでしょうか。
〔「はい」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) よろしいですか。
15番。
〇15番(増田俊夫君) 確認ですけれども、164ページ、これが前年度、前々年度の、そして今年度の償還になっていくわけですよね。この数字が、この150億円というのが今年度これ返しておく150億5,522万1,000円、これがそうなのですか。そういう理解でよろしいのですか。
〔「はい、そうです」の声あり〕
〇15番(増田俊夫君) はい、わかりました。
〇議長(小林正紀君) よろしいですか。
〔「はい」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 質疑を終わります。
お諮りいたします。議案第1号から議案第9号までを別紙付託表のとおりそれぞれの常任委員会に付託することにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第1号から議案第9号までを別紙付託表のとおりそれぞれの常任委員会に付託することに決定されました。
〇散会の宣告
〇議長(小林正紀君) 以上で本日の日程は終了いたしました。
本日はこれで散会いたします。
明日から19日までは常任委員会を行います。15、16、20日は休会とし、21日の本会議は午後3時から開きます。
どうもご苦労さまでございました。
散 会 (午後 零時10分)