平成19年第4回桜川市議会定例会議事日程(第3号)
平成19年第4回桜川市議会定例会議事日程(第3号)
平成19年12月6日(木)午前10時開議
日程第1 議長報告第1号の委員長報告
日程第2 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
日程第3 議員派遣
追加日程第1 議員提出議案第4号 後期高齢者医療制度の見直しを求める意見書
〇出席議員(24名)
1番 風 野 和 視 君 2番 勝 田 道 雄 君
3番 岩 見 正 純 君 4番 小 高 友 徳 君
5番 中 川 泰 幸 君 7番 皆 川 光 吉 君
8番 増 田 豊 君 9番 潮 田 新 正 君
10番 相 田 一 良 君 11番 古 川 静 子 君
12番 大 塚 秀 喜 君 13番 高 田 重 雄 君
14番 小 林 正 紀 君 15番 増 田 俊 夫 君
16番 鈴 木 好 史 君 17番 川 那 子 秀 雄 君
18番 萩 原 實 君 20番 橋 本 位 知 朗 君
21番 仙 波 信 綱 君 22番 増 田 昇 君
23番 塚 本 明 君 24番 上 野 征 一 君
25番 林 悦 子 君 26番 菊 池 節 子 君
〇欠席議員(1名)
19番 横 田 衛 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
副 市 長 山 田 耕 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市長公室長 飯 嶌 洋 一 君
総 務 部 長 飯 島 泰 則 君
市民生活部長 永 瀬 昇 君
保健福祉部長 中 澤 進 君
経 済 部 長 山 中 政 雄 君
建 設 部 長 大 場 敏 夫 君
岩瀬支所長 細 谷 豊 君
真壁支所長 藤 田 定 一 君
水 道 局 長 沼 田 重 夫 君
教 育 次 長 中 島 昭 市 君
会計管理者 口 町 久 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長 柴 山 栄 一 君
議会事務局書記 笠 倉 貞 君
議会事務局書記 安 保 文 明 君
議会事務局書記 鈴 木 謙 一 君
開 議 (午前10時03分)
〇開議の宣告
〇議長(小林正紀君) 本日の出席議員は23名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
〇議長報告第1号の委員長報告、質疑、討論、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第1、議長報告第1号、付託された案件について委員長より報告を求めます。
初めに、請願第2号 「後期高齢者医療制度の見直し」の意見書提出を求める請願について、福祉環境常任委員長、川那子秀雄君、登壇の上、報告願います。
〔福祉環境常任委員長(川那子秀雄君)登壇〕
〇福祉環境常任委員長(川那子秀雄君) おはようございます。福祉環境常任委員会審査報告書。
読み上げます。請願第2号の付託を受けましたので、委員会で審査をいたしました。それについて報告書を読み上げるわけであります。
福祉環境常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
本委員会に付託された案件は、請願第2号の「後期高齢者医療制度の見直し」の意見書提出を求める請願であります。
本委員会は12月4日午後3時10分より、福祉環境委員会室において、全委員出席のもと開催され、説明者として関係部長及び関係課長の出席を求め、書記2名を任命し、付託された案件について詳細な説明を求め、慎重に審議いたしました。その結果について報告いたします。
請願第2号については、桜川市真壁町亀熊164の7、赤塚十四一様外85名より提出された請願であります。後期高齢者医療制度は、平成20年4月から実施される75歳以上の高齢者を対象にした新たな医療制度である。介護保険料に加えて新たに年金から特別徴収されるなど、高齢者の暮らしと健康に大きな影響を及ぼすことが懸念されるところであると議論がなされました。
採決の結果、全員一致で本請願は採択とすることに決しました。
以上が付託された案件に対する福祉環境常任委員会の審査の経過及び結果であります。
平成19年12月6日 福祉環境常任委員会委員長 川那子秀雄
桜川市議会議長 小林正紀様
以上です。
〇議長(小林正紀君) これより質疑を行います。
福祉環境常任委員会以外の方、質疑を願います。
11番、古川君。
〇11番(古川静子君) 今、委員長からお話がありましたけれども、委員会でどういう審議をされたか、もっと詳しくお聞きいたします。
〇議長(小林正紀君) 川那子委員長。
〔福祉環境常任委員長(川那子秀雄君)登壇〕
〇福祉環境常任委員長(川那子秀雄君) 古川議員からの質問に答えます。
詳細な議論はどういうことがあったかということでありますが、皆さんのお手元に渡っております請願趣旨、これは菊池節子議員が紹介議員となった文書であります。いろいろ、いろいろというのは、後期高齢者医療制度、政府が現在進めておりますが、けさの新聞などでは、低額所得者の保険料の見直しというようなことも載っておりましたが、一応本部のほうに請願が出ておるのは水戸市、それから筑西市、あと常総市だったですか、出ておるということでございました。やはり桜川市においては、中田市長が委員として出席をいたしておりまして、11月29日だったでしょうか、その採決があったようでございます。結果として、いわゆる高齢者の払う、要するに年金から引き落とされる額がはっきりいたしておりませんけれども、やはりそういう年金から引き落とされる料金ですね、保険料、これが軽減をされればいいだろうという趣旨のことが主な意見でした。これを出すことによって、見直しはされるかどうかというのはわかりませんが、一応9月の議会で水戸市、それから、筑西市は出しておるわけであります。ですから、今月の議会でほかの市町村がこの見直しを求める意見書を提出するかもしれない。やはり出しておいたほうがいいだろうという結論であります。いわゆるこれは政府の決定でありますが、2年に1度今後見直していくということでありますから、一応役に立つかどうかということは別にして、桜川市議会では意見書を各内閣府ですか、それから、関係各省庁に議長名で、いずれ採択がされれば、ここで決定されれば、出すようになると思いますが、その詳細にというのは大体そこいら辺のことであります。出しておいたほうがいいだろうという結論に至ったわけであります。
何かあとございますか。
〇議長(小林正紀君) 11番。
〇11番(古川静子君) これはもともと請願書というのは、こういう問題をこうしてくださいということなのですよね。何か話がちょっと具体的に出てないような気がするのですけれども、あと、後期高齢者医療制度の見直しと、後期高齢者医療制度実施の見直しというのは全然違うのですよね。制度そのものをやめてしまえというような見方もできますよね、この文章では。実施の見直しということとなればまた違いますけれども、それで、私の意見としましては、今国では凍結ということに決まっているわけですよね。それでよく各党と検討して、4月までにはいい案を考えますよという国のそういう考えでいるのに、その国の考えをまず意見を聞いてから私は出した方がいいと思いますので、これは皆さんに諮ってもらいたいと思います。議運でもやってもらって。
〇議長(小林正紀君) ほかはよろしいですか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 討論なしと認めます。
〔「討論ないの」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) これから採決を行います。
この表決は起立によって行います。
〔「討論あるって」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) いや、同じ委員会ですから。
この表決は起立によって行います。
本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立多数〕
〇議長(小林正紀君) 起立多数。
よって、本案は委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
続いて、陳情第10号 真壁中央公園保存に関する陳情書について、文教常任委員長、大塚秀喜君、登壇の上、報告願います。
〔文教常任委員長(大塚秀喜君)登壇〕
〇文教常任委員長(大塚秀喜君) 文教常任委員会の審議の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
本委員会に付託されました案件は、真壁中央公園保存に関する陳情書についてであります。
本委員会は、12月4日午後3時より、岩瀬庁舎2階、文教常任委員会室において全委員出席のもとに、教育長、教育次長、関係課長の出席を求め、書記1名を任命し、付託案件について審議をいたしました。その結果について報告いたします。
まず、執行部より真壁中央公園保存に関する陳情並びに回答についての説明を求めた後、案件について審議いたしました。
(仮称)多目的複合施設建設に伴う真壁中央公園存続について、真壁中央公園を守る会より陳情書が10月29日に、市長と議長あて提出され、市長については11月5日に実施計画の中で、現在の真壁中央公園の機能等を考慮した公園建設を予定しているとの回答がなされました。
当委員会においても慎重審議した結果、今後プロポーザル提案決定者に対しても、多くの市民に親しまれ、安心、安全な公園設置を要望し、採択することに決しました。
以上が付託案件に対する文教常任委員会の審議の経過及び結果であります。
平成19年12月6日 文教常任委員会委員長 大塚秀喜
桜川市議会議長 小林正紀様
以上です。
〇議長(小林正紀君) これより質疑を行います。
文教常任委員会以外の方、質疑願います。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。陳情第10号は、委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、陳情第10号は委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
〇議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
〇議長(小林正紀君) 続いて、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。
お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
〇議員派遣の件
〇議長(小林正紀君) 続いて、議員派遣の件について、会議規則第159条の規定により、お手元に配付しましたとおり議員派遣するものでありまして、お諮りいたします。
お手元に配付したとおり議員派遣することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、お手元に配付したとおり議員派遣することに決定いたしました。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前10時17分)
再 開 (午前10時55分)
〇議長(小林正紀君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
〇日程の追加
〇議長(小林正紀君) 休憩中に開いた議会運営委員会の報告を願います。
議会運営委員長、皆川光吉君。
〔議会運営委員長(皆川光吉君)登壇〕
〇議会運営委員長(皆川光吉君) 議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
本日の日程に議員提出議案第4号 後期高齢者医療制度の見直しを求める意見書を日程に追加し、審議、採決を行うことに決定いたしました。
以上で報告を終わります。
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
ただいま議会運営委員長から報告がありましたが、報告のとおりとしてご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりといたします。
日程追加議案を配付いたします。
〔議案配付〕
〇議員提出議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(小林正紀君) 追加日程第1、議員提出議案第4号 後期高齢者医療制度の見直しを求める意見書を議題といたします。
提出者である川那子秀雄君、提案理由の説明を願い願います。
〔17番(川那子秀雄君)登壇〕
〇17番(川那子秀雄君) 議員提出議案第4号について説明をいたします。
後期高齢者医療制度の見直しを求める意見書。
上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第112条及び会議規則第14条の規定により提出いたします。
平成19年12月6日、提出者、川那子秀雄。賛成者、4名がおります。順不同でありますが、氏名を読み上げます。岩見正純さん、菊池節子さん、林悦子さん、増田豊さん、以上でございます。
配付をいたしておりますけれども、当初の見直しを求める請願の文章とは相当変わった文章になっておるかと思います。先ほど質問がありましたが、あの中で会議をしたときに菊池議員が紹介議員でありますので、その点について、あの文章の内容では出せませんよと、それでもよろしいですかと、文章を変えますよということで了解を得て意見書を事務局ともどもしたためたわけであります。
読み上げます。
平成20年4月から「後期高齢者医療制度」が実施されようとしている。75歳以上の高齢者全員から保険料が徴収され、月15,000円以上の年金受給者は、保険料が年金から特別徴収されることとなる。 厚生労働省の調査では、全国平均で月約6,000円の保険料が年金から特別徴収され、介護保険料と合わせると月10,000円以上の大きな負担となるところであり、2年ごとの見直しで後期高齢者の保険料は医療費の増大に応じ増額が予想される。
さらに、病院などの医療機関に支払われる診療報酬は、高齢者にふさわしい医療体系などの名目で、診療報酬を引き下げ、受診できる医療が制限されることが考えられる。
このまま「後期高齢者医療制度」が実施されれば、高齢者の暮らしと健康に大きな影響を及ぼすことが懸念される。
よって、政府においては、下記のとおり「後期高齢者医療制度」見直しを行うよう要望する。
記
1 医療費に対する国庫負担割合を引き上げること。
2 低所得者に対する「保険料減免制度」や「医療費一部負担金減免制度」の拡充すること。
3 後期高齢者が必要で十分な医療が保証される診療報酬とすること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成19年12月6日
この下は議長の名前でありますので、そういう文面でございます。
以上です。
〇議長(小林正紀君) これより質疑を行います。
福祉環境常任委員会以外の方の質疑を願います。
11番。
〇11番(古川静子君) 先ほども請願書のときに言いましたけれども、同じ考えであります。要するに国で凍結しますということが決まっている問題です。それで、ちゃんとこれからいい意見を聞きながら見直していくという過程の中で意見書を出すということは何なのか。上げるのが反対ではありません。今意見書を出すのは時期尚早かなと思いまして、反対いたします。
〇議長(小林正紀君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 討論なしと認めます。
お諮りいたします。
本意見書を原案のとおりに可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(小林正紀君) 起立多数。
よって、議員提出議案第4号 後期高齢者医療制度の見直しを求める意見書は原案のとおり可決されました。
〇執行部あいさつ
〇議長(小林正紀君) ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
中田市長。
〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) 平成19年第4回桜川市議会定例会の閉会に当たり、一言御礼を兼ねてごあいさつを申し上げます。
議員各位には何かとご多用のところ、12月4日より6日までの3日間にわたり、慎重にご審議をいただき、ご提案いたしました各案件を原案どおりご承認を賜り、まことにありがとうございました。
今回の本会議、一般質問を通して数々賜りました貴重なご意見、ご要望等につきましては、十分尊重し、検討いたしまして、市政の運営に努力いたす所存であります。議員各位におかれましては、今年も残すところわずかでありますが、健康には十分留意され、市政の発展になお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。
よいお年をお迎えください。ありがとうございました。
〇閉会の宣告
〇議長(小林正紀君) 本定例会に付議された案件はすべて議了いたしました。
以上で平成19年第4回桜川市議会定例会を閉会いたします。ご苦労さまでございました。
閉 会 (午前11時07分)