平成19年第3回桜川市議会定例会議事日程(第6号)

平成19年第3回桜川市議会定例会議事日程(第6号)                         平成19年9月18日(火)午後3時開議 日程第 1 議案第70号 平成18年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について        日程第 2 議案第71号 平成18年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につい              て  日程第 3 議案第72号 平成18年度桜川市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について    日程第 4 議案第73号 平成18年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定に              ついて 日程第 5 議案第74号 平成18年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第 6 議案第75号 平成18年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について    日程第 7 議案第76号 平成18年度桜川市野外趣味活動施設特別会計歳入歳出決算認定に              ついて 日程第 8 議案第77号 平成18年度桜川市岩瀬水道事業会計決算認定について        日程第 9 議案第78号 平成18年度桜川市真壁水道事業会計決算認定について        日程第10 議案第79号 平成18年度桜川市大和水道事業会計決算認定について        日程第11 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査 日程第12 執行部あいさつ
出席議員(23名)   1番   風  野  和  視  君     2番   勝  田  道  雄  君   3番   岩  見  正  純  君     4番   小  高  友  徳  君   5番   中  川  泰  幸  君     7番   皆  川  光  吉  君   9番   潮  田  新  正  君    10番   相  田  一  良  君  11番   古  川  静  子  君    12番   大  塚  秀  喜  君  13番   高  田  重  雄  君    14番   小  林  正  紀  君  15番   増  田  俊  夫  君    16番   鈴  木  好  史  君  17番   川 那 子  秀  雄  君    18番   萩  原     實  君  20番   橋  本  位 知 朗  君    21番   仙  波  信  綱  君  22番   増  田     昇  君    23番   塚  本     明  君  24番   上  野  征  一  君    25番   林     悦  子  君  26番   菊  池  節  子  君
欠席議員(2名)   8番   増  田     豊  君    19番   横  田     衛  君
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名    市     長  中 田   裕 君    副  市  長  山 田 耕 一 君    教  育  長  石 川   稔 君    市長公室長    飯 嶌 洋 一 君    総 務 部 長  飯 島 泰 則 君    市民生活部長   永 瀬   昇 君    保健福祉部長   中 澤   進 君    経 済 部 長  山 中 政 雄 君    建 設 部 長  大 場 敏 夫 君    岩瀬支所長    細 谷   豊 君    真壁支所長    藤 田 定 一 君    水 道 局 長  沼 田 重 夫 君    教 育 次 長  中 島 昭 市 君    会計管理者    口 町   久 君
職務のため出席した者の職氏名    議会事務局長   柴 山 栄 一 君    議会事務局書記  笠 倉   貞 君    議会事務局書記  安 保 文 明 君    議会事務局書記  鈴 木 謙 一 君
          開 議  (午後 3時02分)
    〇開議の宣告
議長(小林正紀君) 本日の出席議員は23名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。

    〇議案第70号〜議案第79号の委員長報告、質疑、討論、採決
議長(小林正紀君) 日程第1、議案第70号 平成18年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第10、議案第79号 平成18年度桜川市大和水道事業会計決算認定についてまで10案を一括議題といたします。
 本案については、委員長より報告を求めます。
 初めに、総務常任委員長、鈴木好史君、登壇の上、報告願います。
          〔総務常任委員長(鈴木好史君)登壇〕
総務常任委員長(鈴木好史君) 総務常任委員会から報告いたします。
 総務常任委員会審査報告書。
 総務常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会は、9月12日午前10時より第1会議室において、委員5名の出席のもと開会し、関係部課長の出席を求め、書記3名を任命し、付託案件につき説明を聴取し、審議するとともに、翌日の13日には委員6名全員が出席し、引き続き審議を行いました。
 本委員会に付託されました案件は、議案第70号 平成18年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について、歳入全般、歳出のうち総務課、財政課、情報政策課、税務課、収税課、会計課、職員課、企画課、秘書広報課、監査・公平委員会事務局、議会事務局の所管に属する事項についてであります。
 審議の結果、本委員会に付託された内容と提起された意見及び要望は次のとおりです。
 歳入についてでありますが、予算現額173億1,858万2,000円、調定額182億3,073万4,146円、収入済額174億8,714万9,217円で、収入率95.9%、不納欠損額1億6,803万3,415円、収入未済額5億7,555万1,514円となっております。
 歳入決算の構成比は、地方交付税が31.7%、市税が24.4%、市債が10.0%、国庫支出金が8.7%、県支出金が5.4%の順となっております。
 地方交付税につきましては、予算現額53億5,386万8,000円に対し、調定額、収入済額とも55億4,014万3,000円となっております。内訳といたしましては、普通交付税49億5,386万8,000円であり、特別交付税は5億8,627万5,000円となっております。
 市税につきましては、予算現額40億6,507万2,000円、調定額49億5,274万9,227円、収入済額42億6,795万4,013円、不納欠損額1億6,803万3,415円となっております。
 市債につきましては、予算現額19億1,880万円、調定額、収入済額ともに17億5,380万円となっております。市債の主な内容は、石綿対策事業債が560万円、農村総合整備事業債ほか5件分の農林業債8,840万円、岩瀬・真壁地区のまちづくり交付金事業債5億4,330万円などの土木債7億960万円、さらに消防自動車2台分と防火貯水槽1基の整備に要した消防債2,170万円、減税補てん債3,990万円、普通交付税の減額を補う臨時財政対策債6億2,480万円、合併特例事業債2億6,380万円などであります。
 国庫支出金につきましては、予算現額16億2,407万6,000円に対し、調定額、収入済額とも15億2,187万7,297円となっております。
 県支出金につきましては、予算現額9億4,947万4,000円に対し、調定額、収入済額とも9億4,538万5,223円となっております。
 歳入についての審議の内容といたしましては、主に税収の確保について質疑がなされました。これについては、市税や固定資産税の徴収率が向上しているが、市税等の公平確保の観点から、滞納者の対応などを含めて、なお一層の努力を要望するものであります。また、不納欠損については、制度の趣旨を踏まえ、今後も市民に対する公平確保を図りながら対応するよう要望いたします。
 なお、昨年度は、当委員会において、徴収率向上を図るための体制の強化を要望しました。今年度からは収税課が発足したことにより、徴収率の向上が期待されます。税の徴収に当たっては、公平・公正を基本とした財源確保に努めるよう要望するものであります。
 次に、歳出に関する審議の概要についてご報告いたします。歳出については、主に次のことについて、意見、要望がありました。
 地域防災計画については、関係機関との協議を経て作成されたと聞いていますが、災害はいつ発生するかわかりませんが、市民の安全安心のため、地域の意見を酌み取って、市民との協力や連携を強化し、ふだんから災害に備える体制を整えることが重要であるという意見がありました。
 次に、非常勤特別職の報酬については、合併協議会の議論を経て現在執行されているが、厳しい財政状況下にあるので、行政改革という視点から、委員報酬を再検討すべきとの意見がありました。各委員の職務内容と職務に見合った委員報酬のあり方を検討されるよう要望いたします。
 次に、各種の計画策定業務委託については、桜川市の独自性を考慮し、市民の意見や市民感覚を十分に反映できるようさらなる努力をしてほしいとの意見もありました。
 次に、市民に対する行政サービスの向上について、今年度から地域窓口課が新設され、市民の総合的な窓口として行政サービスの向上に努めているが、より一層丁寧かつ親切に市民と接し、各庁舎との連携強化を図り、サービスの向上に努められるよう要望いたします。
 その他、全般的な事項について審議がなされ、今日の厳しい財政状況を踏まえ、物件費等の内容をさらに検討し、なお一層経常経費の削減に努められるよう要望いたします。
 以上が付託案件に対する総務常任委員会の審査の経過及び結果であり、本委員会に付託された決算は、出席委員全員の賛成により認定すべきものと決定いたしました。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
   平成19年9月18日 総務常任委員会委員長 鈴木好史
   桜川市議会議長 小林正紀様
 以上です。
議長(小林正紀君) これより質疑を行います。
 総務常任委員会以外の方、ご質疑願います。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 質疑を終わります。
 続いて、福祉環境常任委員長、川那子秀雄君、登壇の上、報告願います。
          〔福祉環境常任委員長(川那子秀雄君)登壇〕
福祉環境常任委員長(川那子秀雄君) 福祉環境常任委員会審査報告書。
 福祉環境常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定によりご報告申し上げます。
 当委員会は、9月12日及び13日に関係部課長の出席を求め、書記を任命し、福祉環境常任委員会室において開催いたしました。
 本委員会に付託された案件は、議案第70号 平成18年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定についての歳出のうち税務課を除く市民生活部の所管に属する事項、保健福祉部の所管に属する事項、福祉事務所の所管に属する事項、議案第71号 平成18年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第72号 平成18年度桜川市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、議案第75号 平成18年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてであります。
 執行部から詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、いずれも賛成多数により原案のとおり認定すべきものと決しました。
 審査の過程で議論された内容の主なものは次のとおりであります。
 一般会計の市民生活部関係では、市の人口に対する質疑がなされました。人口は、市政の基本となる指標であり、人口の動態、特に社会的な増減を注意深く見ることで、政策の判断材料に活用してほしいとの指摘をいたしました。
 また、市民生活部の補助金に関して削減を行う場合は、聖域を設けることのないよう要望いたしました。
 現在注目されている国民年金事業に関しては、桜川市での不祥事の発生の有無について確認を行ったところ、そのような事例はないとの報告を受けました。
 次に、ごみ減量化対策費について質疑がなされ、分別回収地区報償金については、資源ごみの売却益を各行政区に還元しているものであります。市民にごみ減量化の趣旨を周知し、理解していただき、リサイクル事業の推進を図るよう要望いたしました。
 次に、水道事業会計補助金の算出根拠について質疑がなされ、これについては資本投資費用、使用料により算出された額及び企業債元利償還金の一部が、法的根拠のある費用として繰り出されたとの説明を受けました。
 次に、保健福祉部及び福祉事務所関係につきましては、福祉センターの管理費についての現状と、指定管理者に移行した場合の取り扱いについて説明を受けました。今後指定管理者に移行する手続が進められていきますが、住民福祉の拠点として一層のサービス向上を図るとともに、経費の削減等も視野に入れた運営を要望いたしました。
 次に、老人福祉費の緊急通報システム設置費について質疑がなされ、これについては70歳以上のひとり暮らしの方を対象にしたものであり、現在の設置台数と、その運用状況の説明を受けました。
 次に、児童福祉費の児童虐待の現状と取り組み状況について説明を受けました。児童虐待の早期発見と予防するために今後とも家庭相談員を初め関係機関と連携を密にし、児童の健全育成に努められるよう要望いたしました。
 次に、保育所の保育料の収納状況について質疑がなされ、これについては、現在滞納整理に取り組んでおり、400万4,570円あったものが238万8,750円と滞納額が減少しているとの説明を受けましたが、引き続き滞納整理を実行し、より一層努力されるよう要望いたしました。
 次に、生活保護費について質疑がなされ、桜川市における生活保護の現状については、保護率人口1,000人に対し4人であるとの説明を受けました。これについては全国平均の11.8人、茨城県平均の5.5人に比較して下回っていますが、今後とも適正な調査をし、事務処理をされるよう要望いたしました。
 次に、国民健康保険特別会計では、平成18年度の実質収支で約3億8,000万円の繰り越しがありますので、平成19年度予算執行においては、財政状況を判断し、財政調整基金からの繰り入れを考慮されるよう要望いたしました。
 このほか、国保税の収納率向上対策や短期被保険者証及び資格証明者証に関して有効に運用されるよう要望いたしました。
 次に、老人保健特別会計に関しましては、平成20年度から施行される後期高齢者医療制度に移行するためにも健全運営に努められるよう要望いたしました。
 最後に、介護保険特別会計は、年間を通じての予算執行の概要、介護予防と来年4月より実施される地域包括支援センターについての説明を求めました。
 これについては、当市も年々高齢化が進み、自宅や施設で介護のサービスを受ける方の増加に伴い、介護保険特別会計の負担も多くなってきている状況下にあります。
 また、介護保険制度の改正により、住民検診の中で、65歳以上を対象に25項目にわたる生活機能評価を行い、介護予防の必要性のある方を把握して、各種の支援事業に取り組むとの方針であります。
 そして、高齢者が住みなれた地域で、安心して暮らしていけるための相談拠点として、地域包括支援センターを今年度中に市役所内に設置し、本格的に運営を開始するということであり、これについては、充実した体制づくりをされるよう要望いたしました。
 以上が福祉環境常任委員会の審査結果であります。
 なお、9月12日には、本委員会に付託された請願第1号の産業廃棄物処理施設の建設計画がある山口地区と、高齢者センター内の障害者ワークス事業について現地視察を実施したので、ご報告申し上げます。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
          平成19年9月18日 福祉環境常任委員会委員長 川那子秀雄
   桜川市議会議長 小林正紀様
 以上です。
議長(小林正紀君) これより質疑を行います。
 福祉環境常任委員会以外の方、質疑願います。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 質疑を終わります。
 続いて、建設経済常任委員長、上野征一君、登壇の上、報告願います。
          〔建設経済常任委員長(上野征一君)登壇〕
建設経済常任委員長(上野征一君) 建設経済常任委員会の審査結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託された案件は、議案第70号 平成18年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について、経済部、建設部及び農業委員会の所管に属する事項、議案第73号 平成18年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第74号 平成18年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第76号 平成18年度桜川市野外趣味活動施設特別会計歳入歳出決算認定について、議案第77号 平成18年度桜川市岩瀬水道事業会計決算認定について、議案第78号 平成18年度桜川市真壁水道事業会計決算認定について、議案第79号 平成18年度桜川市大和水道事業会計決算認定についてであります。
 本委員会は、9月12日午前10時より第2委員会室において、本委員会委員7名全員出席のもとに開会され、説明者として関係部課長の出席を求め、書記4名を任命し、付託案件について詳細なる説明を聴取し、慎重に審議を尽くした結果、本委員会に付託された案件は、委員全員の賛成により認定すべきものと決定いたしました。
 なお、審議過程において論議された意見並びに要望事項は、経済部9件、建設部8件、水道局3件であります。
 まず、農林関係についての質疑がなされました。年々増加するイノシシなどによる農作物被害対策につきましては、市でも猟友会の協力を得て駆除を行っておりますが、あわせて電気さくなどによる防止対策普及のための一層の予算確保を願います。
 また、家畜のふん尿等を利用し堆肥化する「バイオマス環づくり事業」が農業法人により実施されますが、周辺環境への配慮や、また国の補助事業でもあることから、適切な事務処理が行われるよう指導願います。
 次に、農地整備関係についての質疑がなされました。桜井農村公園については、市内のみならず、市外からの利用者が増加するよう利用率の向上に努めるとともに、最小限の経費による適正な管理を願います。
 次に、商工観光関係についての質疑がなされました。商工会補助金につきましては、3商工会への配分について、公平さを期すよう、また合併につきましても極力努力するよう指導願います。
 続いて、やすらぎの里の運営についてですが、利用者及び使用料の減少に伴い、収入・支出の差が広がっており、厳しい状況となってきております。借地料の見直し交渉を検討するなど支出削減に努めるよう願います。
 次に、野外趣味活動施設特別会計のレストハウス「みかげ」につきましては、本定例会において桜川市真壁野外趣味活動施設の設置及び管理に関する条例が可決され、指定管理者による管理運営が可能となりました。ついては、早急に指定管理者の公募を行い、来年度から指定管理者による管理運営が行われるよう努めてください。
 次に、建設関係についての質疑がなされました。道路事業におきましては、市民の生活向上のためのよりよい環境と安全で安心できるような道路整備を強く要望いたします。また、本木バイパスの今後の取り組みについて質疑がなされ、特に用地交渉については、関係者全員の協力が得られるよう万全の努力を願います。
 次に、上曽トンネル事業につきましては、県当局への強力なる要望と各種団体との緊密な連携を図り、早期完成実現のため、なお一層推進くださるよう努力願います。
 次に、まちづくり交付金事業における岩瀬駅周辺の整備についてでございますが、岩瀬駅前北側を計画どおり実施するとともに、駅舎の橋上化や南北道路の整備についても早急にJRとの協議を行い、合併特例債事業の推進を強く要望いたします。
 次に、農業集落排水事業特別会計、公共下水道事業特別会計についての質疑がなされました。両事業ともに収入未済額がありますが、不納欠損処分とならないよう徴収事務に努めるとともに、接続率の低い地区については接続促進を図るよう要望いたします。
 次に、水道事業会計についての質疑がなされました。水道事業につきましては、使用料の徴収の向上に努めてください。また、県西用水の使用料金の引き下げについて、県及び企業局に対し強く要望されるようお願いいたします。
 なお、13日は現地視察を全委員及び関係部課長にて岩瀬駅前、御領西住宅、高久ストックヤード、長者池揚水機場、真壁小学校西側道路、林道平野線・酒寄線・沼田新田酒寄線、亀熊資材置き場、桜井農村公園、仲町児童公園を現地視察しました。
 現地視察の中の長者池揚水機場では、霞ヶ浦用水事業による「長者池吐水槽工事」が行われており、工事の内容は、「霞ヶ浦用水事業における、用水の安定供給と施設の延命化及び維持管理費の軽減を図ることを目的に施工する」というものでありました。一日も早い完成を目指し、努力されたい。
 林道平野線・酒寄線・沼田新田酒寄線については、つくし湖周辺の観光道路としての機能を有するため、拡幅を初めとする事業の推進を図ることも必要ですが、その維持管理は市のみならず地域の方々による草刈り、こさ払いなどの協力が今後得られるように地元の方にも働きかけてください。
 御領西住宅は、本体工事が88%の進捗率であり、屋外付帯工事が着手されました。完成に伴い、今後入居募集を行いますが、家賃滞納がないよう努力願います。
 高久ストックヤードの土地については、今後規模の必要性を検討していただきたい。
 全体において、借地料については、喫緊の問題であるので、早急に再検討を願いたい。
 以上が建設経済常任委員会に付託された案件に対する審査の経過並びに結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
          平成19年9月18日 建設経済常任委員会委員長 上野征一
   桜川市議会議長 小林正紀様
議長(小林正紀君) これより質疑を行います。
 建設経済常任委員会以外の方、質疑願います。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 質疑を終わります。
 続いて、文教常任委員長、大塚秀喜君、登壇の上、報告願います。
          〔文教常任委員長(大塚秀喜君)登壇〕
文教常任委員長(大塚秀喜君) 文教常任委員会審査報告書。
 文教常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託されました案件は、議案第70号 平成18年度桜川市一般会計歳入歳出決算のうち教育委員会の所管に関する事項、公民館活動の所管に関する事項についての認定であります。
 本委員会は、9月12日午前10時より文教常任委員会室において委員6名のうち5名の委員の出席のもとに開会し、説明員として教育長、教育次長、関係課長の出席を求め、書記3名を任命し、付託案件について詳細なる説明を聴取し、審議いたしました。
 なお、審議過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりです。
 教育総務費のうち児童生徒の安全対策について質疑がなされました。学校通学路の一部に、幅員が狭く危険な箇所が見受けられますので、早急に改善されるようお願いいたします。また、昨年度より県から委嘱されております2名のスクールガードリーダーの皆さんには、週2回、登下校時の安全確保や不審者対策等にご協力いただいておりますが、さらなる巡回の回数増を県に要望願います。
 次に、学校統合について質疑がなされました。本市においても少子化が進み、児童生徒数は減少傾向にあります。入学児童も平成20年度は420名ですが、平成25年度には約320名と100名減少となります。このようなことから、今後望ましい学校教育の充実を図るためにも学校規模適正化検討委員会の設置を要望いたします。
 給食センター費については、北給食センターの施設について質疑がなされました。昭和44年度に建設された当施設は老朽化が著しく、設備等の修繕を行い運営しておりますが、建てかえの時期に来ており、財政負担にならないよう南給食センターと統合して運営することが望ましく、統合検討委員会を早期に設置し、あわせて業務の民間委託も検討されるようお願いいたします。
 また、学校給食費の滞納について質疑がなされました。南給食センターにおいては、徴収方法を平成19年度より北給食センターと同じく各学校にお願いし、さらにセンター職員が滞納整理を実施し、現在滞納者が減少しているようですが、保護者の不公平感につながるだけに、さらなる努力を要望いたします。
 次に、幼稚園費について質疑がなされました。幼稚園の授業料や入園料は合併時に統一されており、今後とも現行の料金で質の高い教育の提供をお願いいたします。また、まかべ幼稚園は、園児数も多く、園長の職務も多岐にわたるため、教頭の配置を要望いたします。
 公民館費については、真壁中央公民館の建てかえに伴い、建設予定の多目的複合施設について質疑がなされました。先ごろ第1回建設準備検討委員会が開催されましたが、施設の配置や機能等、今後十分検討され、地域に合った施設の建設を要望いたします。
 次に、施設の燃料費について質疑がなされました。温水プール等多くの教育施設を有しており、原油価格の高騰により、施設管理に必要な燃料費も値上がりし、来年度の予算編成も大変であろうと思われますが、利用者に不便を来さないようさらなる節減に努めるよう要望いたします。
 続いて、伝統的建造物群保存地区推進費について質疑がなされました。伝統的建造物群保存地区保存条例が制定され、今後は保存地区指定に向け、地元はもとより、まちづくり団体の関係者等と行政が一体となり、保存地区の指定が一刻も早くできるよう要望いたします。
 また、すべての教育施設における土地借上料について質疑がなされました。近年、土地価格は下落傾向にあります。このことを地権者に理解していただき、適正な価格での契約更新と、市で基準を定める等して全庁で取り組むよう強く要望いたします。
 9月14日には、全委員出席のもと北学校給食センター・南学校給食センター及び真壁城跡をそれぞれ視察したことについてもご報告いたします。
 本委員会に付託されました決算は、委員全員の賛成により認定すべきものと決定いたしました。
 以上が文教常任委員会に付託された案件に対する審査の経過及び結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いします。
          平成19年9月18日 文教常任委員会委員長 大塚秀喜
   桜川市議会議長 小林正紀様
 以上です。
議長(小林正紀君) これより質疑を行います。
 文教常任委員会以外の方、質疑願います。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
 議案第70号 平成18年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について討論ありませんか。
 26番、菊池君。
26番(菊池節子君) 反対の討論をさせていただきます。
議長(小林正紀君) まずは原案に反対の方の発言を許します。
 26番、菊池君。
          〔26番(菊池節子君)登壇〕
26番(菊池節子君) 私は、議案第70号 平成18年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第79号 平成18年度桜川市大和水道事業会計決算認定についての10議案の一部に反対の立場から討論を行います。
 臨時国会が開かれましたけれども、さきの参議院議員選挙で安倍首相は、大敗しても、逃げてはならないと続投を表明し、8月末に内閣改造をしたばかりです。首相の所信表明演説に対する代表質問が始まる直前に辞意表明が伝えられ、日本じゅうが大きく揺れ動かされました。安倍首相がどんなに言いわけをしようとも、政権の一方的な投げ出しそのもので、国政を担当する首相として無責任のきわみです。
 さて、議案第70号 平成18年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について、歳入についての部分で、歳入165億7,450万円ですが、歳入のところで、住宅新築資金等貸付金元利返済の回収が大分滞っておるようでございます。何年経過しているかわかりませんけれども、その中で1度も返済されていないということは、これは大変な問題であると思います。
 そして、歳出の部分については、平成18年度予算案で指摘をいたしましたけれども、市長交際費については、約5割の減額で、大変評価をしております。やる気になればできるのだということを証明してくれました。
 次に、5カ年計画のまちづくり交付金事業費の岩瀬駅前地区ですが、建物物件費等移転の契約率は90%を超えているのに、現在の駅前の状況を見るとき、順調にいっていないのではないかと思っております。どこに問題があるのか、はっきりさせるべきではないかと思います。
 次に、私は、平成18年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算については、当初予算においても、合併して3町村統一税率改正にも反対の意思を表明いたしました。国の国庫負担、補助金が減になる分、受益者負担の名のもとに自治体国保加入者にどんどんしわ寄せされてきていることはゆゆしきことだと思います。市長が安心、安全の市政を貫いていくのには、だんだん遠のいていくのではないでしょうか。
 以上、私の意見を述べまして、反対の討論といたします。
議長(小林正紀君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
 16番、鈴木君。
          〔16番(鈴木好史君)登壇〕
16番(鈴木好史君) 平成18年度桜川市一般会計歳入歳出決算について、賛成……
          〔何事か声あり〕
議長(小林正紀君) 質疑は終了したから、討論だから、いいのではないですか。
          〔何事か声あり〕
議長(小林正紀君) では、暫時休憩いたします。
          休 憩  (午後 3時46分)

          再 開  (午後 4時07分)
議長(小林正紀君) 再開いたします。
 ただいま休憩中に議会運営委員会が開催されましたので、委員長より報告願います。
 皆川委員長。
          〔議会運営委員長(皆川光吉君)登壇〕
議会運営委員長(皆川光吉君) それでは、ただいま議会運営委員会を開きましたので、報告いたします。
 議員必携によりますと、討論とは、現に議題になっている事件に対して自己の賛成または反対の意見を表明することであり、したがって議員個人の考え方を表明することであり、特定すべきものではない旨議会運営委員会から報告いたします。
議長(小林正紀君) ただいま議会運営委員長から報告のとおり進めることにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 皆川委員長の報告のとおりと決しましたので、議事を進めます。
 それでは、16番、鈴木君、登壇の上、討論願います。
          〔16番(鈴木好史君)登壇〕
16番(鈴木好史君) それでは、平成18年度桜川市一般会計歳入歳出決算について、賛成の立場から討論をいたします。
 先ほどの審査報告書の中でも述べておりますが、まず歳入については、厳しい財政下の中、若干ではありますが、市税の向上があり、また歳出については経費削減に努め、効率的な執行がなされているものと認めます。
 さらに、付託された4常任委員会においても、賛同を得ていることから、決算について賛成の討論といたします。
 以上です。
議長(小林正紀君) ほかに討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) これで討論を終わります。
 これから採決を行います。この表決は起立によって行います。
 本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立多数〕
議長(小林正紀君) 起立多数。
 よって、議案第70号は認定することに決定いたしました。
 続いて、議案第71号 平成18年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 討論なしと認めます。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第71号は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
 続いて、議案第72号 平成18年度桜川市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 討論なしと認めます。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第72号は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
 続いて、議案第73号 平成18年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 討論なしと認めます。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第73号は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
 続いて、議案第74号 平成18年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 討論なしと認めます。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第74号は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
 続いて、議案第75号 平成18年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 討論なしと認めます。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第75号は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
 続いて、議案第76号 平成18年度桜川市野外趣味活動施設特別会計歳入歳出決算認定について討論を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 討論なしと認めます。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第76号は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
 続いて、議案第77号 平成18年度桜川市岩瀬水道事業会計決算認定についてから議案第79号 平成18年度桜川市大和水道事業会計決算認定についてまで一括討論を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 討論なしと認めます。
 お諮りいたします。議案第77号、第78号、第79号は委員長の報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第77号、第78号、第79号は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。

    〇議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
議長(小林正紀君) 続いて、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。
 お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。

    〇執行部あいさつ
議長(小林正紀君) ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) 平成19年第3回桜川市議会定例会の閉会に当たり、一言御礼を兼ねてごあいさつを申し上げます。
 本定例議会は、9月5日より18日までの14日間の会期で開催されましたが、議員各位には連日にわたり慎重にご審議をいただき、心より感謝申し上げます。おかげをもちまして、ご提案いたしました各案件を原案のとおりご承認をいただき、厚く御礼を申し上げます。
 今回の本会議、あるいは各常任委員会、一般質問を通して数々賜りました貴重なご意見、ご要望等につきましては、十分尊重し、検討いたしまして、市政の運営に努力いたす所存であります。議員各位におかれましては、今後とも健康に十分留意され、市政の発展になお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のあいさつといたします。
 ありがとうございました。

    〇閉会の宣告
議長(小林正紀君) 本定例会に付議された案件はすべて議了いたしました。
 以上で平成19年第3回桜川市議会定例会を閉会いたします。どうもご苦労さまでございました。
          閉 会  (午後 4時15分)