平成19年第3回桜川市議会定例会議事日程(第5号)
平成19年第3回桜川市議会定例会議事日程(第5号)
平成19年9月11日(火)午前10時開議
日程第 1 議案第70号 平成18年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 2 議案第71号 平成18年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につい
て
日程第 3 議案第72号 平成18年度桜川市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 4 議案第73号 平成18年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定に
ついて
日程第 5 議案第74号 平成18年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ
いて
日程第 6 議案第75号 平成18年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 7 議案第76号 平成18年度桜川市野外趣味活動施設特別会計歳入歳出決算認定に
ついて
日程第 8 議案第77号 平成18年度桜川市岩瀬水道事業会計決算認定について
日程第 9 議案第78号 平成18年度桜川市真壁水道事業会計決算認定について
日程第10 議案第79号 平成18年度桜川市大和水道事業会計決算認定について
〇出席議員(24名)
1番 風 野 和 視 君 2番 勝 田 道 雄 君
3番 岩 見 正 純 君 5番 中 川 泰 幸 君
7番 皆 川 光 吉 君 8番 増 田 豊 君
9番 潮 田 新 正 君 10番 相 田 一 良 君
11番 古 川 静 子 君 12番 大 塚 秀 喜 君
13番 高 田 重 雄 君 14番 小 林 正 紀 君
15番 増 田 俊 夫 君 16番 鈴 木 好 史 君
17番 川 那 子 秀 雄 君 18番 萩 原 實 君
19番 横 田 衛 君 20番 橋 本 位 知 朗 君
21番 仙 波 信 綱 君 22番 増 田 昇 君
23番 塚 本 明 君 24番 上 野 征 一 君
25番 林 悦 子 君 26番 菊 池 節 子 君
〇欠席議員(1名)
4番 小 高 友 徳 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
副 市 長 山 田 耕 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市長公室長 飯 嶌 洋 一 君
総 務 部 長 飯 島 泰 則 君
市民生活部長 永 瀬 昇 君
保健福祉部長 中 澤 進 君
経 済 部 長 山 中 政 雄 君
建 設 部 長 大 場 敏 夫 君
岩瀬支所長 細 谷 豊 君
真壁支所長 藤 田 定 一 君
水 道 局 長 沼 田 重 夫 君
教 育 次 長 中 島 昭 市 君
会計管理者 口 町 久 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長 柴 山 栄 一 君
議会事務局書記 笠 倉 貞 君
議会事務局書記 安 保 文 明 君
議会事務局書記 鈴 木 謙 一 君
開 議 (午前10時02分)
〇開議の宣告
〇議長(小林正紀君) おはようございます。
本日の出席議員は24名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
〇発言の訂正
〇議長(小林正紀君) まず開会前に、昨日議案第63号の一般会計補正予算で、10款教育費、4項文化財、55ページ、特別旅費3万円に関する答弁で、林議員のほうからご指摘ありましたとおり、誤解するかと思われるような答弁がありましたので、ここで訂正のため、教育次長のほうから発言をするようにお願いいたします。
教育次長。
〇教育次長(中島昭市君) 林議員さんの質問に対し、昨日の答弁を訂正いたします。
私の勘違いにより訂正させていただきます。4目文化財保護費、9節旅費3万円の補正ではありますが、福島県相馬市において、第42回全国史跡整備市町村協議会大会に出席するための補正でございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) 25番。
〇25番(林 悦子君) それでは、きのうとまるっきり違うのですけれども、議決はね、3万円のためにほかの予算も引きずり回すわけにいかないから、これは議決しました。だけど、今度は、結局要するに使ってしまった金を補正で事後承諾で出したのではなくて、これから行くものだというのでしょう。であれば、当然、財政課のほうに予算をいただくのにその根拠となるようなものを決裁を仰いで当然出しているでしょう。それを見せてください。その福島県相馬市に行くのに、職員何名で幾らというのが財政課のほうの手元になければならないと私は思うのね。それを見せてください。悪いけれども、休憩して見せてください、それを。申しわけないのだけれども、疑うわけではないのだけれども、そう言われても、だったら、きのうそれがすんなり出てこなくてはならないのであって、1晩たつと180度変わってしまうのであれば、根拠となるものを示しながら言うのが本当だと思うので、お願いします。
〇議長(小林正紀君) 暫時休憩いたします。
休 憩 (午前10時05分)
再 開 (午前10時23分)
〇議長(小林正紀君) それでは、再開いたします。
資料が来るまで議事進行いたします。
〇議案第70号〜議案第79号の大綱質疑
〇議長(小林正紀君) 本日は9月7日に上程されました議案第70号 平成18年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第79号 平成18年度桜川市大和水道事業会計決算認定についてまで10案の大綱質疑を行います。
大綱質疑は、一般会計、特別会計、水道事業会計を一括で行います。質疑は答弁を含め1人20分といたします。また、自分の所属する委員会への質疑はできませんので、よろしくお願いいたします。
それでは、質疑をお願いいたします。
1番、風野君。
〇1番(風野和視君) 1番。
一般会計の中にあります13節委託料、この件に関しては……
〇議長(小林正紀君) 何ページになりますか。
〇1番(風野和視君) すべてのページで、実はこの分に関しますと、教育委員会、福祉部、総務部、建設部、各それぞれにある委託料の中の夜間警備委託料に関して質問させていただきます。よろしいですか。
〇議長(小林正紀君) はい。
〇1番(風野和視君) この夜間警備委託料、一般会計の中から15項目あります。その中で、夜間警備委託料はどのように発注しているのか。また、きっと各部署発注なのでしょう、部門別にあるのですから。その場合、発注するに当たり、随意契約なのか、それとも競争入札なのか、質問いたします。
〇議長(小林正紀君) それでは、施設持っている部は何部になるのですか、総務部で全部答弁できますか。
では、飯島総務部長。
〇総務部長(飯島泰則君) 1番議員さんにお答えいたします。
夜間警備に関する委託契約でございますが、旧3町村で、岩瀬地区はセコムという会社に委託しております。それから、大和地区につきましては、北関東総合警備保障という会社に委託をしております。真壁地区につきましても、北関東警備保障というところに委託しておりますが、一部保健センター、それから歴史民俗資料館についてはセコムに委託をしているというような状況でございます。そして、合併する前につきましても、契約は随意契約という形で毎年度実施しておりますが、旧町村時代から大変財政事情がどこの自治体も厳しくなってきたということで、岩瀬地区においても、2回ぐらい値下げの交渉をして業者さんに見積もりを下げて委託をお願いしたり、真壁地区についても、そのような形でやっておりました。そして、合併してからも、北関東総合警備保障の中で、真壁と大和と同じような庁舎管理の中で大和のほうが高いという場合にはそれを真壁と同じように下げてもらうと、そういう交渉をしながら、委託料につきましてはできるだけ軽減を図ってきたという経緯がございます。
それから、予算編成時期、合併してから、18年度、ことしの当初も予算編成時期で、各種委託料、夜間警備もそうですし、各種保守点検委託料なんかもそうなのですが、できるだけ業者の言いなりの見積もりで契約しないでということで、財政課のほうから各担当部署のほうに、個々にできるだけ下げるような交渉をして予算計上をお願いしたいというようなことで実施をしております。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 1番、風野君。
〇1番(風野和視君) 個々に契約ということですから、きっと14項目に分かれているのだと思います。ただ、夜間警備委託料に関しましては、確かにボリューム的に大きい額になっているわけではないのですが、教育委員会関係にしますと、学校費、学校管理の300万円とか結構大きいですね。その流れで、教育委員会のほうで1,159万円から、福祉部関係で238万円等々合わせますと、合計で1,602万6,812円となっています。今の流れの話を聞きますと、大体が大きい企業、セコムだったりとかというのであれば、個々に交渉するのでなく一括してどんと、そういった交渉次第でもうちょっと値下げを交渉するというような手も考えていただき、歳出削減の観点から、執行部の皆さん、市長初め執行部の部長級のリーダーである副市長、特に頑張っていただき、私しつこい人間ですから、平成20年度予算には現行の1,600万円が1,000万円を割る夜間警備委託料になっていることを強く期待します。
以上で質問終わります。
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
11番。
〇11番(古川静子君) 2点ほど質問いたします。
まず初めに、292ページの花いっぱい運動推進事業費で200万円、292ページです。毎年度200万円の花いっぱい運動の補助金が出ております。この点で私はすごく喜んでいる一人でありますけれども、何度も何度も話ししていますけれども、これは内容等どこにということをお聞きいたします。
それと、396ページの伝建地区についてであります。私その金額よりも、伝建地区に向けて今真壁地区が進められておりますけれども、これは市民の皆さんが本当に一生懸命になってここまでやってきまして、市の職員の方もそれに準じて一生懸命やってきた結果がここまで来たと思うのです。日曜日に増田議員と私も先進地の佐原へ行ってきました。それで、いろいろ説明をるるお聞きいたしまして、なるほど現地見ましてすばらしい重伝建地区になりまして、その後の改装がすばらしくできまして、4年前に行ったときよりもかなりすばらしい景観と、また観光客がたくさん来ておりました。このようになれば真壁町もすばらしいなということで共鳴してきたわけでありますけれども、伝建地区の審議委員なんかも決まったそうで、私たちは知らない間に今決まってしまったみたいですけれども、それはいいのですけれども、私も増田さんも当地に住んでいながら知らなかったということで、何でも大塚さんが充て職で……多分充て職だと思うのですけれども、常任委員長として出席していただいて、心強い次第なのですけれども、本当に今この伝建地区、重伝建地区というのになるということは、単に真壁町の財産だけでなくて、桜川市としての大変重要な財産だと思います。やはり時期というのもございまして、こういうのをやるときには、何かだらだらやるとなかなかこれができない結果になるということの例もございます。本当にこの一、二年は市民の皆さんも一生懸命頑張っているところでありますので、市としても本当に一生懸命やってくださっていると思いますけれども、またさらなる推進のご協力をお願いしたいということで、その中で、佐原の勉強をしましたときに、私も前から言っていましたけれども、こういったものをつくるときには必ずまちづくり推進室というのが必要なのですよね。その点について、市長、担当部長、教育長はどのように考えているか、またどういうものかということをちょっとお聞きしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) 11番、古川議員にお答え申し上げます。
ただいまの花いっぱい運動推進事業の200万円はということでございますけれども、岩瀬地区にある花壇17カ所、フラワーロード5カ所及びプランター設置11カ所に対しての植栽管理に関する補助金でありまして、年間を通しまして4月から3月、毎月のようにいろんな行事をやって、例えば植栽とか草刈りとか写真コンテストとかいろんな事業をやっていただきまして、地区のいやしの場所といいますか、通る方の心のいやしというようなことで、大変効果のある事業だということでございます。
〇議長(小林正紀君) 石川教育長。
〇教育長(石川 稔君) 古川議員さんのご質問にお答えしたいと思います。
まちづくり推進室を設置してはどうかというご意見でございますけれども、今保存審議会をつくりまして、15名の委員の皆さんに審議をお願いしているところです。その審議会の中に関係課の課長さんにも入っていただき、横の連絡をとりながら審議会をスタートさせているところです。審議会の事務局としては中心は文化課が担っておりますけれども、市の都市計画課、あるいは企画課などとも連携をとりながら進めておりますので、今の体制でやっていけるのではないかと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
〇議長(小林正紀君) 続きまして、中田市長。
〇市長(中田 裕君) 古川議員さんが言われるように、真壁地区の伝統的建造物、大変貴重な桜川市の財産であるというふうに認識をしておるところでございます。その中で、私は現在、教育委員会と建設部の2つでいろいろな条例制定を目指しておるところでございますが、伝建地区、そして景観条例、これらが一体となった形でまちづくりを推進していく必要があろうかと思います。今その過程の中で、今議員が提案したまちづくり推進室等についても考えていかなければいけないであろうとは思っておりますけれども、何といっても市民の皆様方の熱い思いと、それからまちづくりの中で400年の歴史、伝統という重みを我々市民が一体となって認識した形の中で、あるべき姿を議会ととともに考えていきたいと、かように思っておりますし、役場の組織そのものも、今言ったように教育委員会と建設部、あるいは市長公室という3つのセクトに分かれておりますけれども、こういうものがよく連絡をとり合い、どこの担当の者に聞いてもわかるような柔軟性を持った組織にしてまいった後、慎重に考えていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 11番。
〇11番(古川静子君) 今市長のほうからお話しありました景観条例は、教育部門、建設部門とかというそういう部門を、1つの窓口をつくるわけですよ、まちづくり推進室というのは。難しくないのです。お金もかからないのです。それで、スムーズにいくのです。こうしたものを多分まちづくりを一生懸命やっている方ならば考えていらっしゃると思います。職員の方もいると思いますので、ぜひまちづくり推進室をつくるかどうか、市長のつくるかどうか、つくらないか、つくるかをご答弁いただきたいと思います。
あと1つは、花いっぱい運動ですけれども、200万円の枠の中で、大和の方も真壁の方も、市長がおっしゃっている「きれいなまちづくり」のためにもぜひお花をいただきたい、そういう声がたくさんありますので、もし希望すればその枠内でいただけるかどうか、その答弁を2点お願いします。市長から。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 今まちづくりの景観条例、あるいは伝統的建造物群の地区指定等を今着手しておるところでございます。こういうもの、議会のご承認、ご議決をいただくというような、まず手順を踏んでいかなければいけないだろうと。そして、市議会のほうでも、地区指定等が今後進んでいったときに、条例等の整合性を考えた中で、まちづくり推進室等の設置について考えてまいりたい、かように考えておるところでございますので、拙速は避けながら、そして積極的に進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
花いっぱい運動については、これからも、私も「日本一きれいなまちづくり」をテーマに頑張っておるところでございますので、より充実したものを構築してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇11番(古川静子君) 議長、答弁になっていないです。
〇議長(小林正紀君) 11番。
〇11番(古川静子君) そのお花、200万円の予算を、大和も真壁もいただけるかどうかというご答弁をいただきたいわけです。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 今言ったように、「日本一きれいなまちづくり」を標榜した中で、一生懸命頑張ってまいりたいと。ただ、予算の問題等ございます。これからその予算等についても先ほども総務部長のほうが非常に財政上厳しいものがあると。優先順位をつけながら、では、20年度の予算編成がこれから始まるわけでございますので、その中で勘案をしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 11番。
〇11番(古川静子君) 200万円の枠内でというお話ですので、ちょっと話の疎通が合わないみたいですね。そういうことで、別に余計にということではなくて、その枠内で希望すればいただけるかどうかというご答弁をいただきたかったわけです。
あとは、推進室は、市長、近いうちにつくっていただけるのですか。そんなに難しくない問題なのですよね。多分こういう事業をやるときにはこんなまちづくりをやっているところは必ずつくってありますので、各そういうところの市町村のちょっと聞いて、早急にぜひつくっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
〇議長(小林正紀君) ここで資料が届きましたので。
〔「まだ質問が終わってないから、古川さんの質問がちゃんと終わ
ってから」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 終わりました。
〔「はい、相馬の何……10月、もう一遍言って」「全国史跡整備市
町村協議会大会」「相馬ってどこでした……」「そうですね、そ
の大会です。10月の17、18」「それ2名」「はい」「それは……」
「文化課のほうの係……」「すると……」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 休憩しますか。
〔「休憩」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 暫時休憩いたします。
休 憩 (午前10時45分)
再 開 (午前11時02分)
〇議長(小林正紀君) それでは、再開いたします。
25番、林君。
〇25番(林 悦子君) 大綱質疑ということで質問したいと思いますが、ちなみに各決算項目の中に、今きのうからきょうにかけて話していた旅費が網羅されて出ているわけですから、せっかくの機会なので、普通旅費、職員のね、議員の場合はいいです。職員の普通旅費と特別旅費。私たち旧町村時代は多分研修旅費と計上していたものが特別旅費という名目に変わっているのだと思うのですけれども、この違いについてをお尋ねいたします。
それから、桜川市の条例規則の中ではどこにその規定を置いているのかというのをあわせて。それで、規定がもしあれば、それを見て答えるのでしょうけれども、その2点についてまずご質問いたして、答弁をもらってから、さっきのやつもあわせて整理をしたいと思います。お願いします。
〇議長(小林正紀君) 飯嶌市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 林議員さんの特別旅費と普通旅費の違いということでございますが、議員さんがおっしゃるとおり、桜川市の条例では普通旅費とか特別旅費というような条項に定めはしてございません。よく自治法なんかで書いてある、自治法というか、自治関係の参考資料でなんか書いてあるものについてご紹介を申し上げますと、特別旅費については、特別な事務事業に要する旅費というような考え方が書いてございます。一般的には、桜川市では研修旅費、今林議員さんがおっしゃっていたように研修旅費的な意味合いで特別旅費ということを使っておりまして、ほかの自治体の中には特別旅費の規定をきちっと明確にしている自治体もございますので、今後は財政、総務部のほうとも協議をしながら、そこら辺の明確な旅費の規定を設けていきたいと考えておりますし、また今後執行に当たりましては、十分厳格な中で旅費の執行に当たるようしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) 25番。
〇25番(林 悦子君) 要するに、やっぱり特別旅費というのは、何か辞典にあるやつを引っ張り出して見ると、今飯嶌室長がおっしゃるとおり、「調査、検査、監査、研修、指導、取り締まり、測量等」、その特定の事務事業の執行に付随するものであった場合は特別旅費と。それが例えば職員の個人的な資質向上にもつながるものであるから特別旅費と。それ以外のものは普通旅費ということですよね。1泊だから特別旅費で、日帰りで帰ってくると普通旅費なんていうような、そんなものではないですよね。やっぱり職務の内容によってきちっと分類する。そのことについては、今後やっていくということなので、それは早急に規定の中に盛り込んでつくられることを、これはそのとおりやってください。
では、ちなみに質問なのですけれども、各課は今まで何に基づいて普通旅費と特別旅費に分けていたのでしょうね。そうなってくると、各担当者の裁量というか、判断に基づいてやっていたということで、指針なき、あるときは旅費になり、あるときは特別旅費になって、何だかわからないということになりますよね。そうすると、この決算の中に、今の文化財保護費の中で、これ文教委員会の管轄なので後でゆっくりやってもらいたいと思いますが、普通旅費で17万1,940円、特別旅費で2万5,600円と出ているのですよ、職員旅費が。だけど、分けているのだから、何か分ける基準があるのでしょうよね。やっぱり頭の整理をするということが役場の資質向上の一番のものになると思うので、たかが3万円、されど3万円で、根っこが深いと思うのです。それはきちっとやっていってもらいます。ちなみに、何に基づいて今までは判断させていたのか。これ、話が終わったら最後に答弁してください。
先ほど来、きのうから話していることについてちょっと整理して、それで総括の質疑を私は終わろうと思うのですけれども、この書類が今出されましたけれども、市長に見ていただきました。市長も私と同じ感想を多分持たれたと思いますけれども、これを見て、財政課に残る書類としてはこの2枚でもいいのですよ。だけれども、これはゆうべつくったとか、どこに行くのだって、これ見ただけでわかりますか。全然わからないでしょう。通常相馬に10月に行くのだというのであれば、大会を運営する当該市は1年も2年も前から恐らく用意している、準備していますから、その関係資料ももうこちらに配付されて、そして3月の当初予算のときに、ことしはこれに参加するのだと、桜川市は。だから、特別旅費を2万でも……3万円だか計上しておかなかったら、おかしな話でしょう、前から行くことに決めていて、何で7月の補正でなんか、当初予算では1,000円、特別旅費の項目なんかないのですよ。もし、その特別旅費に該当する項目だと認識しているのでしょうよね。それをもう1年も前からやることが決まっているのだったら、当初予算に上がっていなくてはならないのに、当初予算に上がっていない。私は、今だって、これはゆうべつくったのだと。ゆうべ相馬に行くことにしたのだと私は思っているの。そうではないと反証する書類は何一つ出てこないから。きのうできょうの宿題になっているのだから、当然次長は、一番えらい、教育長の次にえらいのだから、これくらいのことは言われたってしようがないですよ。当然、相馬から来た出席依頼とか、それを示すものとか、そういう関係書類を用意してきょうの議会に臨まなければならないのではないの。この2枚だって私が出せと言って慌ててコピーしてどこかから持ってきたのだよ。古城子ども会の夏祭りだって、1カ月も前に回覧板の中に、いついつ幾日どこでやって、こうでああでと書いたものを出してきますよ。財政課にはそんなものがなくても担当課にはなくてはならないし、自分で補正でお願いする限りは、その関係資料をふろしきに包んでここに持ってきておかなくてはならないのではないのですかって、それは。どうしてそういうことで物事が済んでいるのか、私には全くわからない。
それで、教育委員会は、本年度から来年、再来年と物すごい莫大な予算を使う委員会なのですよ。教育土木委員会と言ったっておかしくないくらい教育委員会はすごい予算を使うのよ。なのに、3万円がこの程度の処理では、私は甚だこの先が思いやられます。万が一住民監査請求なんか起こってきたときに、3万円も議会で答弁できないのを、今度また却下ってできますか。やっぱり物事ははっきりさせるときにははっきりさせて、間違いは間違い、手違いは手違いとしたほうがいい場合もいっぱいあるのですよ。私はこれは相馬に行くのはゆうべ決まったのだとしか思っていません。
それから、いずれにしても、そういうふうなことしどこに参加するとかということは、事業計画に基づいて、この1年間の文化課なら文化課、歴史館なら歴史館の行動を決めるのでしょうから、やっぱりそういうものに基づいた、予算の範囲内で執行するということを、当たり前のことですが、おろそかにしないでやってもらいたいと思います。
では、最後に、これは議会軽視、議会無視のケースなのですよね。だから、私は本当はもう帰ってしまいたいくらいなのです、頭に来て、ばかにされて。だけれども、まあ今後文教委員会の決算もありますし、その中で相馬のこととか、本当は私は、この間に2人文化課から行くことになってしまった、なってしまったというか、行っていいのですけれども、その文教委員会に随行した者の2人分なのではないかと私はきのうの答弁のとおりに思っていたのですよ。それはね。それで、困ってしまって、だけど議会無視というよりは、先にやるやつのほうがいいから、使ってしまったものを補正予算に上げているのだなんてことになったらば、そもそも議会そのものが成り立たなくなってしまうから、苦しい答弁を編み出したのかなと思っているのですけれども、でも、だとしたら、それはやっぱり間違いの上にうそを重ねることになりますから、ますます泥に深まることになるので、そういう体質は改めてもらいたいと思います。
最後に、教育長、やっぱりきのうときょうで180度も答弁が変わっているようでは、私らが本会議で何を聞いても、次の日になったらば、それはまた間違ってしまったなんてことになって終わりなのでは、議会は何日やっても同じになってしまいますので、これは議会議員全員に謝罪していただくことは、これは仕方がないのではないでしょうか。お願いいたします。……してもらった後に答弁をしてください。
〇議長(小林正紀君) 石川教育長。
〇教育長(石川 稔君) 昨日から旅費について大変ご迷惑をおかけしております。今後二度とこのようなことがないように対応してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) 飯嶌市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 現在特別旅費について、どういう規定のもとやっているのだということでございますが、現在の考え方としては、研修などの旅費というような考え方で支出をしていると理解をしております。ただ、先ほど申し上げましたように、特別旅費と普通旅費の違いがやはり明確でないということで、執行上混乱を来すということでございますので、今後は厳格に財政担当である総務部とも調整をしながら、早目に規定または規則などをつくって旅費の厳格な執行をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) いいですか。
ほかございませんか。
8番、増田君。
〇8番(増田 豊君) 1点質問させていただきます。
結論を先に言ってしまうと、先ほど質疑に立った古川議員と同じようなところに来ますけれども、切り口は全く違います。切り口は、決算書142ページ、負担金補助及び交付金の中で、一番最後の項目に急行バスの廃止というものがここにも含まれているというふうな説明がありました。急行バス廃止につきましては、市長の苦渋の決断ということで、3月いっぱいをもって廃止になったわけですけれども、今の時点で急行バスが運営されているというのも事実なのです。そのことをご存じでしょうか。市長に伺います。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 私の知るところで反省も踏まえて答弁をさせていただきますと、ホームページのほうにそのまま載せてあったということで、誤解を与えてしまったのではないかというふうに考えておるところでございます。この点については、十分反省をし、おわびを申し上げなければいけないのかなというふうに考えておるところでございます。
〇議長(小林正紀君) 8番。
〇8番(増田 豊君) この質問につきましては、きのう、正直言えば飯島総務部長に私質問しますよという連絡したものですから、すぐに連携をとって、そういう状況にあるなということを確認していただいたということで、これは結構なことだと思います。しかも、3月いっぱいで廃止になったのに、なぜ今まで直さなかったのと、その部分でいじめるつもりはさらさらない。それはどういうことだと言ったらば、議会事務局でもそういうことがあったのですよ。一時委員会の入れ替えがあって、ちょっと直す期間がなかったと。たまたま市議会議員のホームページを開いていったらば、委員会が直っていないと。ですから、事務局に連絡して、すぐ直してちょうだいと言って直してもらったいきさつもある。ですから、直さなかったということについて責めているわけではない。ただ、この中に問題というものが入っていると思う。というのは、例えばTX沿線の方が桜川市に来ようと思った場合に、当然宇都宮線とか小山を回ってくるわけがない。近いところから行くのだというときに、ホームページで調べるような時代になってきましたから、つくば駅まで来た、あら、バスがなくなっちゃったと。それで、では、そのほかにどうするのだといった場合には、市としては損害賠償をするのですかという話になってしまうわけですよ。
それと、もっと大切なことは、これは旧真壁町時代だったのですけれども、ある若い人が役場職員になりたいのだと。それで、ホームページに載っている募集要綱をプリントアウトして私のところに持ってきたのですけれども、その内容を見たらば、あなたにも資格があるだろうと。では、募集要綱をもらいに行きなさいということで向けさせたらば、門前払いだったのですよ。なぜかと言ったらば、あなたには資格がありません、大卒ではないからと。それで、募集要綱ももらえないで帰ってきたということも、私のせがれの友達がやったからよくわかっているのですよ。でも、追い打ちをかけるように、そのすぐに何と言ったかといったらば、ホームページでなくて、こちらが正解なのですと。こちらが正確な募集要綱なのですと。では、どこまでホームページは信用できるのと。ホームページというものが今どれだけの重要度があるかということも、そこには認識が足りないというようなことであると思います。
ですから、やっぱりホームページに公式というふうなことでやるならば、常に緊張感を持って修正とかということをやっていかなければならないということだと思います。それで、冒頭に苦渋の決断だと言ったらば、担当の市長公室長も、自分の担当部ですよ、急行バスについてはそうですよね。それから、飯島総務部長がホームページの担当部署だという場合に、これ連携とれているのですかということになってしまうのですよ。ということは、それだけ苦渋の決断ならば、合併は市民へのサービス向上だと言って合併しているわけですから、全く逆方向になっているのではないですかということは言われても仕方がないこと。ですから、住民サービスに向けて行き届く配慮というものでやっていかなければならないと、そういうふうなことで質問させていただいているのです。
そして、結論はというふうなことは、古川さんと同じですよということを言いましたけれども、今の「連携とれていないんじゃないの」ということは、こっちから見てそう思うわけです。ですから、古川議員がまちづくり推進室をつくってくださいというものは、私らも同じことを質問しました。去年の予算議会からもうそれを指摘しました。ということは、そういうものが見えるから、こうやって指摘しているわけです。この間の全協のときも、公民館建設のことだったと思いますけれども、仙波議員が、「そんなことやってると綱引きになるよ」という言葉があったと思います。真壁地区以外の方で指摘したのは仙波議員が初めてだと思います。なぜかと言ったらば、その全協の前に真壁のまちづくり団体と文教委員会の対話集会をやったと思います。その市民との会合の中で感じるものがあったから、「そんなことやってると綱引きになるよ」と。それは行政課の綱引きだか、住民間の綱引きだか、わからないけれども、そういう指摘をしたのだと思います。ですから、教育長も、先ほどの答弁で連携をとって十分にやりますという話をしました。市長は、今までの議会では連携をとってちゃんとやりましたよと言っていたけれども、それが本当に連携とれているのかなと心配でずうっとこういうふうな質疑になっていると思います。ですから、そこはやっぱり古川議員と、後押しではなくて、同じ気持ちでこうやって質問しているわけですから、ぜひまちづくり推進室というものをよく考え直していただいて、効率的に短期間でいい方向にいくようにというような手法をぜひつくっていただきたいということで、私の質疑を終わりにさせていただきます。よろしくお願いします。
〇議長(小林正紀君) ほかに質疑ありませんか。
26番、菊池君。
〇26番(菊池節子君) 実績報告書の74ページ、まちづくり交付金事業についてお尋ねしたいと思います。
18年度決算でちょうど3年が経過したわけです。そして、その3年間のうちに20億円の総予算の中で大体もう16億円近く、雑ぱくですけれども、細かい数字では何円なんていうのはちょっと切り捨てまして大きな数字で申し上げますけれども、もう16億円ぐらい支出済額になっているわけですね。それで、建物物件等移転補償というところで、17年度の繰り越し分で7件が18年度で済額出ていますけれども、そして、18年度分については33件中17件が19年度に繰り越しになっているのですね。下のほう、用地買収についても同じく、3件分は繰り越し分で、17年度のね。そして、18年度の決算では19件中15件が19年度に繰り越されているのです。非常にちょっと何か、あともう1年半ですわね、残り、5カ年計画ですから。ちょっとこの状況、進捗、厳しいのかななんていうふうな感触なのですけれども、駅前で大体もう更地になりまして、あと七、八軒ぐらいですかね、建物がまだ移動できない、先が見つからないということだというふうに思うのですけれども、完全に買収が終わったものが何%とか、そういう今の状況をちょっとお答え願いたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 大場建設部長。
〇建設部長(大場敏夫君) ただいまの菊池議員さんのご質問にお答えいたします。
岩瀬駅前の整備状況の進捗状況と。これは5月末ということで、その後時々刻々動きというのがございますので、そういうのを踏まえまして、簡単にまとめたものがございますので、ちょっとご説明させていただきたいと思います。
現在の用地買収及び家屋等の移転状況でございますが、用地が契約対象33件に対しまして契約済みが30件、物件補償につきましては契約対象が65件に対し契約済みが63件、うち移転完了が47件というふうなことでございます。
19年度の整備計画は、未計画となっている物件補償2件、用地買収3件の契約締結、道路本線のうち、上り車線、駅に向かう側、車道部の改良工事と同歩道部の改良舗装工事、上り車線側の電線共同溝本体工事、駅前広場北側部の造成と道路改良工事等を実施する予定でございます。
20年度につきましては、道路下り車線部の改良工事と全車線の舗装工事、下り車線歩道部の改良舗装工事、下り車線側の電線共同溝本体工事、それと駅前広場残部分の整地工事等を実施する予定でございます。
それと、ちょっと金額的なことについてご説明させていただきます。岩瀬地区のまち交、全体計画が16年から20年というふうなことでございまして、総額が20億8,400万円、これ岩瀬地区駅前の総額でございます。これまでに執行されている額でございますけれども、18億9,078万991円。これは18年度末までの執行率でございますけれども、岩瀬地区につきましては、90.7%というふうなことでございます。真壁地区につきましては、総額で8億5,400万円というふうなことでございまして、これまでの執行額が4億787万7,299円ということで、18年度末ですね、5月末のあれで47.8%の進捗率でございます。まち交全体では、岩瀬地区、真壁地区あわせまして、全体計画、これ6月末の数字なのですけれども、29億8,300万円のうち、これまでの執行総額が22億9,865万8,290円ということで、先ほど言いました全体事業費に占める18年度の執行率、岩瀬分、真壁分をあわせまして現在の進捗状況が約80%、厳密には78.2%というふうなことでございます。それで、議員さんご承知と思いますけれども、そのうち、交付金は40%、地方債が45%、一般財源が15%というふうなことでございます。
〇議長(小林正紀君) 26番。
〇26番(菊池節子君) 今建設部長からご答弁いただいた内容でいいますと、何か駅前を見たところではそんなふうな感じではないのですよね。パーセンテージでいって、何かもう岩瀬は90.7%だなんて申し上げましたけれども。だって、5月末の今報告ですけれども、繰り越し分でこれだけ、17年度の繰り越し分のやつはもう終わりましたけれども、それで、18年度の決算で繰り越しがこんなにあったのが簡単に片づいているのかななんていう、本当に疑いたくなるようなちょっとご答弁なのですけれども。地元の人から聞いても、なかなか折り合いがつかないという話もちらほら聞いておりますので、土地買収について、物件の移転もそうですけれども、非常に難しい面もあるかと思いますけれども、繰り越し分について、とにかく繰り越しのほうが多いわけですから、その辺のところが繰越明許費で出ていますけれども、なかなか大変なのかなというふうに感触するのですけれども、今の部長の答弁と何かちょっと違うような感じなのですけれども、本当なのですかってもう一回聞きたいくらいです。
〇議長(小林正紀君) 大場建設部長。
〇建設部長(大場敏夫君) 岩瀬地区につきましては、一応20年度で完了するというふうなことなのですけれども、事務局というのですか、担当課としましては、21年までもしかするとずれ込むのではなかろうかというふうな危惧もないわけではないのですけれども、できるだけ20年度でというふうなことで事務ベースのほうでは切磋琢磨して努力しているわけなのですけれども、いかんせん、やはり用地の移転補償、そういう関係がございますので、契約はしているのですけれども、まだ移転が完了していないというふうなものが約17件ぐらいあると思うのです。そのほか、契約がまだできていないというのが1件ほどありますので、いろいろその辺の紆余曲折がかなり予想されますので、一応20年度に終わるというふうなことなのですけれども、事務ベースのほうでは、20年度についてももしかすると繰り越しも最悪の場合は視野に入れた中で、事務を遂行していかなくてはならないのではないかというふうなことで、常々県のほうの都市計画課のほうとは随時連携、これをやっているというふうなことです。
それと、まちづくりのほうは、かなり巨額なお金でございますので、毎月県の都市計画課、そこへお金の出し入れというのか、それの遂行状況はいつも報告しているということで、相当ちょっと数字的には動くと思うのですけれども、常々県のほうへメールでいつもそういう月ごとの実績報告書というのを出してございます。特に真壁地区の場合には、いろんなメニューというのですか、事業量がいろんな、例えば仲町の公園整備だとか道路とかということで、すごく比較的平易に動いているのですけれども、岩瀬の場合には、いかんせん用地の移転、用地の補償料等、補償料というのが一番やっぱり大きなそういうウエートを占めてございますので、常に数字が動いてございます。そういう点で、県のほうも随時月末ごとに遂行状況の報告というふうなことで、県のほう等のご指導をいただきながらやっているわけでございます。いずれにしましても、20年度がタイムリミットというふうなことで、それに向けて全力を傾注しているというふうなところで、ご理解いただきたいと思います。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 26番。
〇26番(菊池節子君) ちょっと今さっき、現在の用地買収のところで、33件中、済みが30件で、そして物件の移転が65件のところ、済みが36件と言いましたか。最初に答弁したやつ。申しわけありません。いいの……、契約。
〔「47」の声あり〕
〇26番(菊池節子君) 岩瀬駅前のまちづくりは、いろいろこういう土地の買収の問題、建物の移転の問題で、人間関係もとっても大変というか、うまくなくなっている部分もあるのですよね。そういう点で、やっぱり今までの人間関係を崩してしまったところもあるわけで、買収に当たっては本当に心をちゃんと気配りしたり、そういうところもしないと、おかしな関係のままで、ましてまち内にいた方は地元にいたいという希望が私いっぱいあると思うのです。はるか遠くへ行くということではなくてね。そういう点で、市でも、そういう勝手に探せというのではなくて、土地の手当てもある程度の候補地みたいなのを挙げてやっていったほうが人間関係もうまくいったのではないかなというふうに思うのですけれども、非常に険悪というか、そういう部分もありますので、その辺のところ配慮した進め方をしていただきたいなというふうに思っております。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 21番。
〇21番(仙波信綱君) ただいまの菊池議員の質問に関連するので、急いで手を挙げさせていただきましたけれども、私は市長と副市長にお伺いをしたい。
今の駅前整備に、私はどうもすすり泣き声が聞こえてくる、あちこちから。部長は一生懸命予算書をかざし、我々議会としては予算を議決してそれを認めたわけですから、もうやむを得ないと思う。それでも、すすり泣き声が聞こえてくるのですよ。聞くところによると、あの駅前は歩道ができて道路幅が広くなって、両サイド歩道ができて、電線が地中化されて、大変見通しのよい、がらんとした、言い方は悪いかもしれないけれども、がらんとした駅前になった。正面には、市長、富谷山の砕石場が丸見えにますますなってくるわけです。私は6月にもやった。今議会でもやらせていただく。しつこいですから私は。その辺の対応に対して市長がどうお考えなのか。そのすすり泣き声が聞こえているのか、聞こえていないのか。聞こえていないのだとしたらば、やむを得ないのか、聞こうとしないのか。その辺のお考え。
それから、副市長に対しては、もう十数年来あの駅前商店街という、組合ですか、あれは、任意の組合ですか、つくられて、議員時代、助役時代から組合長をやっておられましたね。商店街があそこには完成すると一軒もなくなる予定ですね、あの駅前の道路拡幅された今のところ。しかも、両サイドの地権者の方は、うわさを聞くと、うわさですからわかりませんけれども、見通しがよくなり過ぎて屋敷の中が見られてのぞかれてしまうので、そこに塀をかけるというのですね。そういううわさを聞いております。その辺に関して、地元商店街の組合の組合長をやっておられた立場として、商店街の皆様と本当にどういう心の触れ合った対処の仕方、対応の仕方をされてきたのか。もう20億円の予算がついたと。棚ぼたなのだと。それを消化しなければならないから、あきらめっぺ、いかっぺと。移転補償だけはするから、銭で解決するから、あとは自分らで何とかしろというような現象に見えてならない。だから、すすり泣き声が聞こえるのですよ。その辺を、市長、副市長にお考え方、答弁願いたい。
〇議長(小林正紀君) 山田副市長。
〇副市長(山田耕一君) 駅前の整備計画につきましては、計画した当時、地元の皆さんに説明をして、それで全員から仮同意、まあ同意をいただきました。それで、着手をしたということで、近隣の駅前としてはバスも入れないというようなところは岩瀬駅前しかないというようなことから、皆さん同意をしていただきました。それで、岩瀬中央商店街共同組合というのがありまして、以前議員のときに、なっておりました。助役になった時点でかわってもらいましたけれども、やっておりまして、駅前をこれからどういうふうにしたらいいのかということで、ただ、いかんせん駅前は、議員ご承知のとおり、駅からおりてきて50メートルぐらいの両側がお互いに1人ずつの地主さんが持っているということで、あとのみんな、あそこに張りついていた商店主はみんな借地でございまして、そこに引き続き借りられないというようなところもありまして、あるいはこの機会に事業をやめるというようなことも多いということで、残念ながら商店街としては残ってやるという人がおりませんが、花屋さんだけは今残ってやっていますし、またサギヤさんがありますけれども、非常に少なくなるということは事実だと思います。商店街で話が出ているのは、商業は立地産業でありますから、非常に立地は変わってくると。バイパスのほうに移ったりして非常に立地は変わると。それを行政の力でそこを繁盛させるというようなことは無理だろうというのはみんなわかっていますけれども、今後は組合員みんなして、これから商店街というよりはまちづくりという観点で駅前をよくしていこうということで現在活動をしております。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 仙波議員が、すすり泣いておる声が聞こえないのかということでございますが、そういう地権者の皆さんの声を十二分にしんしゃくをさせていただきまして、桜川市土地開発公社のほうでも、今は北つくばJAの合併しましたけれども、岩瀬農協が持っていた土地等を開発公社のほうで買わせていただき、代替地として用意をしてご案内をしておるところでございます。景観に配慮したまちづくり、そして議員の皆様もご承知のように、岩瀬駅前の場合には、岩瀬の中でも本当に高齢化してしまっている。商店を継続するにも難しい地域、道が狭隘であるというような形の中から、まちづくり交付金を活用して、今一生懸命未来に向かって進めさせていただいております。そういう面で、仙波議員が正面の富谷の砕石場跡という問題も提起しておりますけれども、やはりそういうものも、鉱物資源の活用という形の中で今事業者は実施しておるところでございますが、そういうものも勘案しながら、やはり桜川市の玄関口として整備をして、そして道路沿いにこれから、副市長がお答え申し上げたように、商店街がまたいろいろな方法であの地区の活性化を考えていただく、それを行政は側面からバックアップしていければいいなというふうなことを考えておるところでございます。
〇議長(小林正紀君) 21番。
〇21番(仙波信綱君) 何回もすすり泣き声が聞こえないのかという言い方をしつこく言いましたけれども、なかなか聞こえないですよね、実際問題としては。副市長もおっしゃいました。「話し合いました」、「同意をいただきました」と。「しゃあねえな」という思いだと思うのですよ、その場ではね。市長も、農協跡地だ何だ、やっぱり区画をしてそこを払い下げるような形にしてあげたり、それは最大の努力はしているのだと思うのです。ただ、いみじくも市長言いましたように、この桜川市のJR岩瀬駅の駅前というのは玄関口ですよ、まさしく。我々が日常使う交通手段としてもそうですが、何よりもやはり、電車でここに観光に来る、この前も私言いましたけれども、遠来の客というのがいるわけです。そういう人たちがこの桜川市というものを、中心になる玄関口である岩瀬駅に降り立ったときに、仕上がった状況を想定すると、果たしてどう思うのだろう。本当に表現悪いですけれども、がらんとした。まあ歩道はインターロッキングになっておしゃれですよ、大変厚化粧した老獪さぐらいにしか見えない。やはりそこに住んでいらっしゃる商店街があったわけですから、その人たちがどういうふうに、それは立地条件で、行政が後ろ押ししたって、金をかけたって、商工業というのはなかなか立ち上がるものではないのはわかります。でも、駅前の顔なのですよ。そこにもう少し何か知恵がなかったのかなというふうに感ずるわけです。恐らく来年度では、部長のお話ですと、工事が若干残るかなという程度だと。それで、21年度に繰越明許か何かで数千万か幾らか残るだろうという想定をされていると思うのです。実質来年度にはあらかた姿が見えるわけですね。見えてきたときに、それからでも間に合うのであれば、愛情のある駅前であってほしいなと。心の温もりの感じられる駅前であってほしい。そのための知恵を今からでも間に合うのであればお考えをぜひいただきたい。駅の橋上化もお考えになっているらしい。併設してミニ図書館をおつくりの予定らしいですけれども、少なくとも、高校生の行き帰りのたまり場、隠れてたばこを吸うような、空き缶を散らかすような場所にならないような知恵を出していただきたいと思っております。まだまだ時間あると思いますので、ぜひご努力をお願いしたい。
終わります。
〇議長(小林正紀君) ほかに質疑ありませんか。
13番、高田君。
〇13番(高田重雄君) 184ページ、市単位高齢者クラブ補助金592万2,500円なのですが、これは多分500円ずつ上げているやつだと思うのですが、何歳以上、何人が対象で、老人クラブに属している、それをちょっとお聞きしたいです。
それと次、208ページ、家庭相談員報酬259万9,200円とあるのですが、これは何人の方が相談員で、何日ぐらい開催して、相談した方は、わかればでいいのですけれども、何名ぐらいいるのか。なぜ聞きたいかというと、ある先生が、終わった先生が私のところに来て、「1カ月行ったんだけど一人も来ないんだよ。これ何なんだよ、一体」と、そういうご指摘がありました。それについてちょっとお聞きしたいです。その答弁によって、また質問させていただきます。
〇議長(小林正紀君) 中澤保健福祉部長。
〇保健福祉部長(中澤 進君) 市単位高齢者クラブ補助金592万2,500円の人数ということでのご質問だと思いますが、今ここに持っている資料では85団体、人数までちょっと把握……ちょっと今出ていませんが、85団体でございます。
それから、もう一点、家庭相談員……
〇13番(高田重雄君) 金額は幾らだか、1人。団体、1人ぐらいかかっているのでしょう、これ。違うのですか。1人500円だと思うのです、これ。
〇保健福祉部長(中澤 進君) 3万5,000円ずつやっています。それで、会員数が6,280人でございます。岩瀬が2,700人、真壁が2,900人、大和が680人。それで、500円です。
〇13番(高田重雄君) わかりました。
〇保健福祉部長(中澤 進君) それと、家庭相談員ですよね。家庭相談員は2人で行っていますが、何か先生が来たときに、ちょっとそこのところ、今の前の質問のことを考えていたものでちょっと聞き取れなかったのですが、先生が来たら……
〇13番(高田重雄君) 要するに、相談者が来ないと。何人も来ていないということを聞いたわけです。
〇保健福祉部長(中澤 進君) 相談者ですか。
〇13番(高田重雄君) はい。何名来ているかと聞いているのです。
〇保健福祉部長(中澤 進君) これは市役所へ相談に来るというよりも、学校関係、不登校、それから先日の一般質問にもございましたように虐待、そういう関係で、常に学校等にも出向きましてやっています。18年度はその主要なる相談件数というのは60件ございました。そのうち、先日の質問にもございましたが、虐待関係は4件ほどございます。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 13番。
〇13番(高田重雄君) まず、この知りたい高齢者クラブの補助金なのですが、今敬老会もなくなって、敬老商品券ですか、あれは1,000円ぐらい、75歳以上にしたと思うのですね。これ65歳以上、老人クラブって実際あるのですが、65歳からすべて加入しているのと違うのです、これ。うちの親父も入っていますけれども、75以上の人が主になっていまして、65歳から名前、名義借りをしているのですね。名義借りをしているから、これフル人数なのですね。590人って、多分今1万2,000ぐらいでしょう、65歳以上は。そしたら600万円ですかね、大体。そうすると、全員に払っているのですよ。全員が老人クラブに入っていますか。絶対入っていないはずです。皆さんみんな65歳以上の人、70歳以上にすれば9,000人になるだろうし、75歳以上にすれば6,000人ぐらいになると思うのです。これ補助金ももらっているのでしょうけれども。そういう意味で、敬老会も75歳にしたのであれば、これ65歳とは言わない、75とはまだ言いません。70歳ぐらいにすれば、65から70までの人を老人とは言わないですよ、今。そしたら、9,000人ですね、五九、四十五、450万円で済むわけです。補助金が300万円ちょっともらっているでしょうから、150万円の持ち出しで済むでしょうけれども、75歳にしたら、補助金、市の持ち出しはなくなると思います。そういう点で、そういうのを希望しまして市長に答弁いただきたいと思います。
それと、次の家庭相談員ですが、何とか相談員といろんなのがあると思うのです、相談員の中に。ただ、地元の人が、私がもし困ったとき、地元の人のところへ聞きに行きませんよ、家庭の相談なんて。でしょう、だって、岩瀬町で困っている、岩瀬町の人がいるところに、のこのこ自分の恥を相談しますか。そういうのが、これではなくて違うのもいっぱいあると思うのですよ、何とか人権法とかいろんなやつありますけれども、それを地元の人を置いたのでは、地元の人のところに自分の家庭の恥をさらして相談しに行きますか。その辺も考えていただきたい。それも市長にいい答弁いただきたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 高田議員が言われるように、経費削減という観点からすれば、年齢を上げることも1つの選択肢ではないかというご質問でございますけれども、今桜川市、合併をして敬老にかかわる費用というものを大幅に削減をしておるところでございます。現在補助金等の見直しも総務部を中心に入ってまいりました。その中で検討をしていかなければいけないであろうとは思っておりますけれども、やはり長年桜川市のために一生懸命働いてきた方々が楽しみにしている事業等については、積極的に取り入れていくことも大切な問題ではないだろうかというふうに考えておりますので、その辺の整合性をこれから真剣に考えてまいりたいということと、相談員につきましては、確かに自分の恥をというふうなことは言えるかもしれませんが、やはりそれでも、先ほど福祉部長が答弁したように、学校内、あるいは自分の子育てについてどのような形でしたらいいかわからない。その中でついつい虐待をしてしまうという事例が大変多うございます。そういう面で、経験豊かな方に職についていただいて真剣に相談に乗っていただく。現在2人で運営をさせていただいておりますが、今後も、今高田議員が言われておられる、桜川市ではなくて外部というふうなお話でございますが、やはりこれも経験、あるいは識見、そういうものも加味した中で、任命をしていく必要があるのではないかというふうに考えておるところでございますので、その辺は、貴重なご意見として尊重はさせていただきますが、もう少し時間に余裕をいただきたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 13番。
〇13番(高田重雄君) 最後に一言言っておきます。敬老会に関して、老人クラブに関しては、要するに名義借りがあるのだということを、市長、頭に入れてくださいね。これは私の親父がそういうはっきり言っていますから、老人クラブの会、やっています。人の名前を借りてくると、そうすると、実際50人いても15人しかやっていなくても35人の分を、旅行の分になるわけですよ。そういう現状があるということを踏まえて、英断を期待して終わります。
〇議長(小林正紀君) ほか質疑ございませんか。
〔「休憩しますか」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) ここで暫時休憩をいたします。
休 憩 (午前11時57分)
再 開 (午後 1時30分)
〇議長(小林正紀君) 再開いたします。
17番、川那子君。
〇17番(川那子秀雄君) 20分ぐらいしかないので、答弁は簡単明瞭にお願いします。
総務部長に借地契約一覧をいただきまして、まことにありがとうございました。大体これでわかります。番地が載っていますから。それで、まず行政改革ということで、予算書は前に承認しているわけですから、ただ、要はその予算の執行状態、それをただすということでありますから、まず最初に、総務部長、しつこいようですが、借地料について申し上げます。1,045万5,223円は財産管理費で、総務部の管理下に置かれていると。それ以外、決算書に載っている借地、要するに土地と建物、これを私ゆうべちょっとトータルしてみたのです。総務部長は部長でございますから、行政改革といえば、借地料はどのくらいそのほかにあるか承知していますか。私はわかっているのですが、一応答えてください。それがまず1点。
それから、50ページになりますが、不納欠損が上がっているわけです。大変大きな金額に上っているわけですよ。これは5年たつと不納欠損扱いということにしているようでありますが、要は1億5,772万1,205円が不納欠損額として今期計上したと。取れないと、取れなかったと。やむを得なかったということで数字を出しているわけですね。すると、その後に、収入未済額というのが約2億9,557万3,130円、滞納繰り越し分というか、これはわかりませんが、この中で、要は今回不納欠損にしましたが、翌年度、例えば19年度、これ継続して不納欠損になるものがこれに含まれているのかどうか。大変にこの税金の収納というのが大事な問題であります。租税回収機構に託す方法もあります。しかし、そのほかに回収対策はとっていたのかどうか、18年度中に。そこら辺をお伺いします。ですから、今後19年度に不納欠損額がまた1億5,000万円も出てきたのではどうしようもないではないかと。やっぱり入るもの、可能性のあるものをできるだけ回収をするという、収税課ができておるわけでありますから、そういう努力も今後必要ではないかと。とりあえず不納欠損となる可能性が収入未済額の中に含まれているのかどうか、それが1点。
それから、時効中断という方法もあるであろうと。どうしても取れないものもあるだろうと。そこいら辺の仕分けはどのようになっているのか。わかる範囲で結構でございますから、お答えをいただきたいと思います。
それから、経済部長、まことに続きまして質問をして申しわけありません。申しわけないことはないな。それで、この中で経済部に関する中で、どうしても借上料、土地の借り上げではないけれども、重機の借上料というのが4件載っているわけです。ページ298、174万1,000円なり、ページ258、239万1,000円、ページ280が37万8,600円、264ページが14万700円と。トータルで重機借上料が465万3,150円、私の見落としがなければ、これであるというふうに思います。重機の借上料を当初予算に全部計上してあったわけであります。それで、不用額が7,000円とか5,000円とかあるわけでありますが、私は、重機の借り上げというのはどこから借り上げてどういうふうにやっているのか、一応お伺いしたい。というのは、やはりこういう工事請負等も含まれていますが、実際に直行で、要するに経済部で、経済部の指揮下でこれだけの重機を借り上げると。重機の借り上げというのはこれだけの金額だと相当なものですよ。そこいら辺をお伺いしたい。それについてお答えを願えればと思います。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 飯島総務部長。
〇総務部長(飯島泰則君) 17番、川那子議員さんにお答えいたします。
桜川市全体の借地料でございますが、トータルいたしますと、面積で39万574.16平方メートル借りておりまして、金額にいたしまして8,960万9,521円というようなことでございます。それは財産管理費も含めまして、全体でその金額ということでございます。
〇17番(川那子秀雄君) 続いて説明してもらった後で質問しますから。
〇議長(小林正紀君) はい。次、永瀬市民生活部長。
〇市民生活部長(永瀬 昇君) 川那子議員さんのご質問にお答えいたします。
ご指摘の不納欠損につきましては、冒頭でご説明申し上げましたとおり、市税関係で約1億6,800万円、その中で固定資産税が全体の83.9%を占めているということで申し上げました。50ページに固定資産税の不納欠損額1億5,772万1,000円が計上されております。内容といたしましては、企業の倒産等によりまして、大きな損失、不納欠損をしているわけでございますけれども、不納欠損に至るまでにはいろんな法的手法がございます。地方税法で規定されております、不納欠損に至るまでには執行の停止があったり、時効の中断もありまして、18条で初めて5年間経過後の時効という行為が発生するわけでございます。その過程において、税務担当がそれなりの差し押さえなり督促なりの手続をしておれば、時効の中断の規定もありますので、すべてが時効になるということではございません。
また、先ほどありましたように、今年度の収入未済額の中の、この数字の中でまだ時効になるものはあるのかというご指摘でございますけれども、まだ私のほうでは計算してございませんけれども、当然5年経過ということになりますと、地方税法では時効が優先しますので、それ以後の徴収は自治体としてはできませんので、時効という措置をとらざるを得ないということになると思います。ただ、平成19年度から、新たに収税課12名の職員で立ち上げましたので、議員がご指摘のように、単なる不納欠損の中に時効が多いというようなことは避けたいと考えておりますので、これからも法的な手段をとりながら、税の均衡を保って収納率を拡充していきたいと思っておりますけれども、なかなか大口というか、多額の債権者については、裁判所等に交付要求をしても取れないというのが現状でございます。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) お答え申し上げます。
3つの項目の中に、確かに使用料及び賃借料で重機借上料ということで載せてあります。例えば農地費の中で239万1,900円につきましては、桜川市全域の用排水路等の土砂払い、件数にして17カ所分の金額でございます。また、農村総合整備事業では、14万700円が計上されていると思います。これについても、山尾地内の排水路の土砂払い、旧真壁地内でございますけれども、そこの土砂払いを用排水路のを行ったということでございます。もう一つは、棚田整備事業の中では9万5,800円も載っておりますけれども、これについても流末の排水路の土砂払いということで、項目ごとに上げてある数字がそういうことでございます。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 総務部長が八千幾らと言ったのですが、1,045万円を除いて、私の計算では各ページずうっとトータルしたのですが、土地建物を借りている、そうすると1,045万円をプラスしますと、私の計算では1億円を超えているのですよ。これ間違いなく。ページを申し上げているもの等25件ありますけれども、その中で1億円を超えている。ですから、私は、総務部長、行革推進ということでいえば、この借地建物あるいは建物の、それは建物は建ってどうしても、小学校、いわゆる教育関係とか、そういうところは多いだろうと思います。やむを得ない分。しかし、この中で節約をできるであろうというものがあれば、やはり見直していくべきであろうと。やはり1億円というのは一口に言いますけれども、大変な金額ですよ。ただ、その中で、例えば1割ぐらいでも、例えば5%でも減らすような努力を19年度の中で洗い直していただいて、やっぱり考えていただく。これはもう中田市長以下担当部長でも、とにかくそういう努力をする以外にないと、そのように思っております。ですから、部長、そういうことでね。私がゆうべ眠たい目こすって決算書のあれでやりますと、8,975万円あるのですよ。それプラス1,045万円、1億円超えるのですよ。だから、常々、総務部長は総括部長でしょうから、そういう頭をもって行政改革に推進してもらいたい。それは要望いたしておきます。
それから、不納欠損については、これはいろんな手を使ってやっていただきたいと思う。というのは、不納欠損約1億5,000万円上げたけれども、その倍あるわけですよ、約ね。未済、未収、収入未済額が。この中で多分に5年目に入ってくるものはあるのではないかと。どうしようもないものもあるのではないかと、そう思いますよ。でも、収税課も設置した中で、あらゆる、変な話、悪徳者、払えても払わないような人は、法的手段に訴えても私はやるべきだろうと。そうでないと、入ってこなければ出すもの出してはいけないわけですから。これ、はっきり言ってこういう金額を市民が知ったら、嫌になってしまいますよね、例えば。「何で5年たったら払わなくていいのけ」なんて言われてしまったら困ってしまうわけですよ。だから、ひとつ担当部長、そこら辺等よく考えて、庁舎全体として収納に当たっていただきたいと。これはえらいことですから。このほかにもあるわけですからね、これは税金だけですよ。
それから、農林部長にお伺いしますが、確かに必要性に迫られて当初予算に計上してあるのですよ、ずうっと、予算書を見ると。私はこれ、役所の人間が重機を動かして重機を借りてきてやっているのか、オペレーターも一緒に借りてきてやっているのか、いろんな形態があると思いますよ。だから、どこから借りてきているのか、それは知りたいです。リース会社であるのか、ここいらは明確にしておきたいのですよ。これだけの金額ですから。例えばユンボ、コンマ7とか、いろいろありますよ。それで、そこまで運搬してきて、また持ち帰ると。リース料というのはもうリース屋さんへ行けばぴったり表に出ていますよ。だから、これ、部長、ちょっと説明不足なのです。どことこういう、リースでしょうよね、借り上げというのは、契約しているのか。農林部長だけ、ちょっとお伺いします。
〇議長(小林正紀君) 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) お答え申し上げます。
今手元には市のどこの業者とかどこの業者で幾らという資料は持っておりませんけれども、市内の建設業者とか、そういう方から委託契約でやっていることが事実でございます。ただ、1個1個の会社名までの資料はちょっと手持ちありませんので、後日お届けするなり、ご連絡することは可能でございます。
〇議長(小林正紀君) 17番。
〇17番(川那子秀雄君) 部長、それではだめだ。市内の建設業者に委託してなんていうことを言っていたのでは。これ委託だよ。借り上げではないのだよ。きちっとそこらの区分けをしなければだめですよ。市内の建設業者から借りてきてオペレーターも一緒でやった、これ委託ですよ。借り上げではない。そこいらも後でね。まあ余り部長を責めてもしようがないから、ずうっとの流れでしょうから。やっぱり特定の、例えば市内の建設業者から借りたとすると、偏るおそれがある。そこいら辺も考えて、もうちょっとこれ、リース料高いですよ。どのくらいの期間借りたかわからないけれども。後で部長、後で結構ですから、後で出してください。
以上で終わります。
〇議長(小林正紀君) ほかに質疑ありませんか。
24番。
〇24番(上野征一君) 私もただいまの川那子議員と同じような質問をしようと思っていたのですけれども、若干数字の見方が、私が目が悪いのだかどうか、違っているかわかりませんけれども、不納欠損の件は1億6,800万円はそのままで結構かと思うのですけれども、そのうち83.9%の固定資産税ということで、あと収入未済額が合計1,670万円ほど上がっていますけれども、数字的にいえば、このうちの5分の1ぐらいが次年度の不納欠損で上がってくるのではないかと思うのですけれども、不納欠損額、18年度で処理されているのが一般会計の約1%、100分の1、収入未済額で上がっているのが100分の3、大体3%ですよね。これは一般会計だけであって、そのほか特別会計にもそのような形で会計ごとにあろうかと思いますし、その回収の方法、確かに収税課はできましたですけれども、その収税課で12名の方に任せきりではなくして、前々から私言っているように、担当課だけではなくして、全職員がその税の回収に努めなければならないというような危機感ぐらい持つように、トップを初め、各部長がその気になって取り組んでいただかないと、一般市民に確かに5年で不納欠損だよという印象を与えたのではということを今川那子議員も言っていましたけれども、その辺は肝に銘じて慎重にやっていただきたいと思っています。
それと、取れないからしようがないんじゃないかと。5年たてば不納欠損だではなくして、今新聞をいろいろ見てみますと、タイヤロックという方法で大分県内でもやっているようですけれども、その辺までこの桜川市はやる気があるのかどうかということ。タイヤロック、既に県内でやっているのがつくばと土浦、鹿島など、県下で8市町村だそうです。鹿島では、今月の28日に2台ほどこのタイヤロックをかけるということで既に通知も出してあるようですし、常陸太田だったか土浦だか、10月から始まるよということで、新聞持っているのですけれども、ここに何枚か切り抜きでとってありますけれども、それくらいまでやらないと、やっぱり税収というのは上がってこないのではないかと思います。ゴルフ場の不動産の場合はタイヤロックかけようがないかと思いますけれども、各健康保険から市税からもろもろの税金は、そのような形でタイヤロックも導入するように、始まれば意識が変わってくると思うのですよ。その辺、考えがあるのかどうか。
それと、滞納者の物品を差し押さえしまして、今その競売かけて税収につなげているのだという記事も大分出ていますよね。だから、その辺まで踏み込んでやってもらえるようにお願いしたいと思いますし、やる気があるのかないか、お答え願いたいと思います。
それと、8ページ、財産収入、財産運用収入の件で、調定額が1,663万円、収入未済額が114万4,388円、この収入未済額の内容がどこをどうしてこうなるのかということを確認したいと思います。
それと、実績報告書の29ページに記載されている単価のばらつき、かなりひどいばらつきになっています。それで、これいつごろ契約したのか、まだ見直す気があるのかどうかということと、現在我が桜川市で借地料として払っている金額にこの金額を照らし合わせた場合、何か感じるものがあるのではないかということ。決算審査意見書の6ページのほうにも、「借地料の見直しを検討されたい」ということで監査委員の報告にも載っていますし、私も口うるさく毎年毎年そのたびこの借地料の見直しは何とかしなければだめだぞということで言っているつもりなのですけれども、どれだけやってもらっているのだか、さっぱり表に見えてこないということが現実だと思います。
それと、あと、自主財源の確保、非常に税収が厳しいです。前、私、企画部へも行ってちょっと話したことあるかと思うのですが、常任委員会の研修で千葉の木更津等茂原へ行ったときに、市で出している封筒の下へスポンサーをつけて出していました。それを持ってきまして、こういうところもあるのだぞということで、前向きに考えたらどうかということでお願いしましたらば、ことしの4月から「広報さくらがわ」紙のほうへは若干スポンサー募って載っているようですけれども、封筒だとかごみ袋、あとは水道料の検針票の下のほうとか、公用車のボディ書き、それと庁舎のフェンス、こういうところへ、もちろん職員ばかりではなくして、我々議員も各区長さんにもお願いしまして、スポンサーを見つけて幾らずつでも増収に努めていかないと、スポンサーさえ見つければ金かけなくて印刷代だけで済むはずですから、封筒なんかへ入れる分は。もちろん車のボディ書きなんかする場合には、ボディ書きはボディ書きでスポンサーに書いてもらって、契約を切るときにはそれを消してもらうというような条件でやっていただきたいと思います。どうあってもいいから、やっぱり税収ばかりではなくて、その他の収入に、金額の大小にかかわらず収入になるやつは収入になるように、頭を切りかえしまして増収に努めていただくようにお願いしたいと思います。
あともう一つ、まだ大丈夫だね。212ページ、真壁の保育所の委託料の件ですけれども、ちょっと民間の、真壁さんの合併前の市と保育園との契約がどのようになっているかわかりませんけれども、1億900万円の金を民間の保育園に補助として、委託料として……委託料と補助というのは別なのか、委託料として支払いしているわけです。1人当たり幾らになるかというと、五十数万円になりますよね。実績報告書の保育所の入所率を見ますと、真壁にはありませんけれども、公営の保育所は。岩瀬や大和の保育所は定員408名のところに対して338名ということで、入所率は70%ですよね。公営の保育所が70%しか入所がない。地域が違う、真壁だから別なのだよということかもしれませんし、真壁には真壁で、もちろん公営の幼稚園が大きい立派なのが伝正寺の下に開園されています。市でやっています。だが、ああいうところを少し見直しなり何なりするにしても、この1億からの金を委託料として払っていることがこれが是か非かということ。また、この算出基礎はどこにあるのかということ。その辺ちょっとお尋ねしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) まず、徴収率の問題でございますけれども、確かに公平性の観点から、厳しく精査をしていかなければいけないだろうと。また、県のほうでも、徴収率が高いところと低いところでは交付税措置を区別してまいりますという強い指導もございます。そういう面で、おかげさんで今収税課のほうで実績を上げつつありますけれども、今後より一層厳しい対応をしていかざるを得ないであろうと。ただ、現時点でタイヤロック等すぐに実施するのがいいのかどうかというのは、もう少し精査をする必要があるのかなというふうに考えております。しかし、一生懸命収税に対しては庁議の中でも、職員が一丸となって頑張っていかなければこれからの地方自治は成り立たないというふうに私自身強く考えておりますので、一体となって頑張ってまいりたいというふうに思っております。
また、広告につきましては、ことしから広報紙に募集をして掲載をさせていただいております。しかし、いろいろな制約もございますので、広告主をどのような形で選定をしていったらいいのかというのは、もう少し時間が必要ではないかというふうに思っております。自主財源確保のために一生懸命こういうものを取り入れていきたいと思っておりますので、よろしくお願いをしたいと考えております。
それから、自主財源の確保の中で、やはり企業等、あるいは流通関係の事業所に進出をしていただきたいというようなことで、今市長公室長のほうに、企画部のほうに企業推進室を設置してやっておりますが、高森の工業団地等についても、空いているスペースを今埋めようということで頑張っておりますし、北関東インターチェンジ(仮称)岩瀬インターの周辺についてもいろいろな問い合わせ事項もございますので、その辺を積極的に活用させていただきながら、自主財源の確保に邁進をしてまいりたいと思っております。
〇議長(小林正紀君) 飯島総務部長。
〇総務部長(飯島泰則君) 24番、上野議員さんの質問にお答えいたします。
8ページの件かと思うのですが、財産収入の中で、収入未済額が114万4,388円あるということでございますが、これにつきましては、土地の貸付料、これが滞っているということでございまして、支払い計画書を出していただきまして、それで年次的に月幾らというような形でお支払いをいただくようなことで、今計画を立ててやっているということでございます。
〇議長(小林正紀君) 中澤保健福祉部長。
〇保健福祉部長(中澤 進君) 福祉部関係の決算書212ページの一番上段にあります入所児童保育所委託料1億937万550円につきましての質問でございますが、これにつきましては、実績報告書の53ページをお開きください。53ページの中ほどよりちょっと上なのですが、保育所入所状況という欄がございます。入所保育の実施に要する保育費用を支払うということで、保育所名、真壁保育園と。これが金額9,481万7,430円。これは年齢別にありまして、右の合計欄が181名ということでございます。それと、今度この一番下に、次の枠の欄は、保育所広域入所状況といいまして、勤務先が桜川市から離れまして勤めているときに、子供も一緒に連れていってその地域の保育所で見てもらうと、こういう形態をとる父兄も多くございます。その金額も1,455万3,120円と。この2つを足しまして、先ほど申し上げました1億937万550円になるわけでございます。それで、真壁保育園に対する保育料、1人当たり五十数万かかると。確かに9,481万7,430円を181人で単純に割り返してみますと、52万3,853円かかるわけでございます。この保育単価の保育料について契約はとか、それから相当な金額というご質問だと思いますが、これにつきましては、国の委託基準単価というものがございまして、例えばここに金額は載せてございませんが、1歳、2歳の場合は月8万7,410円払わなくてはならない。それから、3歳の場合は3万6,320円、それから4、5、6の場合は2万9,470円という、国で示した単価を掛けまして支払っているものでございます。ですから、桜川市と真壁保育園の相対の取り決めでもって払っているわけではございません。
では、1人当たり52万3,853円というのをまずどういうものかということでは、私どもの公立保育所に当てはめて、ちょっと考えてみたいと思います。比較するために。決算書の215、216ページをお開きください。5款5項5目の保育所費でございますが、支出済額2億8,028万2,904円という支出済みがございます。これは公立保育所の岩瀬、羽黒東部、北部、それからやまと保育所と、この4カ所分の保育費でございますが、例えばここに人件費だけを計算するといたしましても、2の給料と職員手当、共済費、これを計算して、人件費だけでもこの支出済額を計算いたしますと、2億2,858万7,642円という数字が出てきます。ここで人件費だけでも67万6,290円払っているのですよ。ですから、決して高くないと思います。
〇議長(小林正紀君) 24番。
〇24番(上野征一君) 人件費の六十何万払っているから高くないということは、それは定員に満たないから高くないのであって、定員を満たせば決してそんなことは、数字は大分変わってくると思います。さっきも言ったように、公立幼稚園は今大和と岩瀬で70%です。だから、それ定員満たせばその数字もかなり下がってくるのではないかと思います。
それと、タイヤロックはまだちょっと時間が欲しいということで、もちろん即あしたからやれということではありませんけれども、市長、選挙にびびらないでやってくださいね、それは。タイヤロックが始まるとという考えはなしにして、やっぱり税収上げるのにはというような考えで考えていただきたいと思います。
あと、確かにスポンサー、だれでもいいやというわけにはいかないと思いますし、まちの公用車へラブホテルの看板背負って歩いているわけにいきませんから、これはもろもろあるかもしれませんけれども、極力そういうことをやるのであればやるように早く徹底していただいて、我々議員にも、区長さんにも、職員も、スポンサー見つけるように、特にふるさと牛乳に一番先にスポンサーとなってやっていただくようにお願いしまして、質疑を終わりにします。
以上です。
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 質疑を終わります。
〇議案第70号〜議案第79号の委員会付託
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
議案第70号から議案第79号までを別紙付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託することにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第70号から議案第79号までを別紙付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託することに決定いたしました。
〇散会の宣告
〇議長(小林正紀君) 以上で本日の日程は終了いたしました。
本日はこれで散会いたします。
12、13、14日は常任委員会を行います。15、16、17日は議案調査のため休会とし、18日の会議は午後3時から開きます。
どうもご苦労さまでございました。
散 会 (午後 2時08分)