平成19年第1回(3月)桜川市議会定例会会議録(第6号)

平成19年第1回桜川市議会定例会議事日程(第6号)

                          平成19年3月22日(木)午後3時開議
日程第 1 議案第14号 桜川市市設置型浄化槽整備事業減債基金条例            
日程第 2 議案第 1号 平成19年度桜川市一般会計予算                 
日程第 3 議案第 2号 平成19年度桜川市国民健康保険特別会計予算           
日程第 4 議案第 3号 平成19年度桜川市老人保健特別会計予算             
日程第 5 議案第 4号 平成19年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算         
日程第 6 議案第 5号 平成19年度桜川市公共下水道事業特別会計予算          
日程第 7 議案第 6号 平成19年度桜川市介護保険特別会計予算             
日程第 8 議案第 7号 平成19年度桜川市野外趣味活動施設特別会計予算         
日程第 9 議案第 8号 平成19年度桜川市岩瀬水道事業会計予算             
日程第10 議案第 9号 平成19年度桜川市真壁水道事業会計予算             
日程第11 議案第10号 平成19年度桜川市大和水道事業会計予算             
日程第12 議長報告第1号の委員長報告                          
日程第13 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査      
日程第14 執行部あいさつ                                

〇出席議員(25名)
  1番   風  野  和  視  君     2番   勝  田  道  雄  君
  3番   岩  見  正  純  君     4番   小  高  友  徳  君
  5番   中  川  泰  幸  君     7番   皆  川  光  吉  君
  8番   増  田     豊  君     9番   潮  田  新  正  君
 10番   相  田  一  良  君    11番   古  川  静  子  君
 12番   大  塚  秀  喜  君    13番   高  田  重  雄  君
 14番   小  林  正  紀  君    15番   増  田  俊  夫  君
 16番   鈴  木  好  史  君    17番   川 那 子  秀  雄  君
 18番   萩  原     實  君    19番   横  田     衛  君
 20番   橋  本  位 知 朗  君    21番   仙  波  信  綱  君
 22番   増  田     昇  君    23番   塚  本     明  君
 24番   上  野  征  一  君    25番   林     悦  子  君
 26番   菊  池  節  子  君                       

〇欠席議員(なし)

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  中 田   裕 君
   助     役  山 田 耕 一 君
   教  育  長  石 川   稔 君
   市 長 公 室 長  飯 嶌 洋 一 君
   総 務 部 長  刈 部 幸 男 君
   市 民 生活部長  川 股 守 安 君
   保 健 福祉部長  中 澤   進 君
   経 済 部 長  山 中 政 雄 君
   建 設 部 長  口 町   久 君
   岩 瀬 支 所 長  細 谷   豊 君
   真 壁 支 所 長  大 場 敏 夫 君
   水 道 局 長  田 口 喜 之 君
   教 育 次 長  飯 島 泰 則 君

〇職務のため出席した者の職氏名
   議 会 事務局長  柴 山 栄 一 君
   議会事務局書記  笠 倉   貞 君
   議会事務局書記  長 堀 イツ子 君
   議会事務局書記  鈴 木 謙 一 君

          開 議  (午後 3時05分)
〇開議の宣告
〇議長(小林正紀君) 皆さん、こんにちは。本日の出席議員は25名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立いたします。
 会議に先立ちまして、1件ご報告いたします。3月7日に行いました茨城県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙は、3月20日に選挙会が行われ、当選者が決定いたしました。結果については、お手元に配付した資料のとおりです。
 これより本日の会議を開きます。
                                           
〇議案第14号、議案第1号〜議案第10号の委員長報告、質疑、討論、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第1、議案第14号 桜川市市設置型浄化槽整備事業減債基金条例並びに日程第2、議案第1号 平成19年度桜川市一般会計予算から日程第11、議案第10号 平成19年度桜川市大和水道事業会計予算までを一括議題といたします。
 本案について、委員長より報告を求めます。
 なお、討論及び採決は、委員長の報告終了後に行います。
 初めに、総務常任委員長、鈴木好史君、登壇の上、報告願います。
          〔総務常任委員長(鈴木好史君)登壇〕
〇総務常任委員長(鈴木好史君) 総務常任委員会審査報告書。
 総務常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託された案件は、議案第1号 平成19年度桜川市一般会計予算歳入全般、歳出のうち、市長公室、総務部、市民生活部のうち税務課、議会事務局、会計課、選挙管理委員会、固定資産評価審査委員会、公平委員会、監査委員の所管に属する事項についてであります。
 これら付託案件を審査するため、本委員会は3月15日午前10時より第2会議室において全委員の出席のもと、説明員として関係部課長の出席を求め、書記3名を任命し、委員会付託案件につき詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、全委員賛成により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、審議の過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりであります。
 まず、歳入について申し上げます。景気は緩やかながら回復傾向にあると言われておりますが、依然として厳しい財政状況のもと、国の地方財政計画により地方交付税の総額も抑制され、引き続き財源確保が困難な状況となっております。市税につきましては、税源移譲等により収入の増収は見込めるものの、財源不足を補うために、貴重な財産である基金5億9,896万2,000円を取り崩して、平成19年度の一般会計予算額164億3,432万6,000円を計上しております。厳しい財政の中ではありますが、予算の適正化に努めるとともに、健全な財政運営をされるよう議論が交わされました。
 次に、歳出について申し上げます。第1款第1項議会費のうち、事務局職員の人員配置については、事務量に合った適正な人員配置に努められるよう要望いたします。
 次に、第2款第1項総務管理費のうち、一般管理費について、市民憲章等制定委員には、女性も委員として起用していただくよう要望いたします。
 人事管理費については、現在企画課、商工観光課、都市整備課等で対応しているまちづくりを行う上で、総合窓口的なまちづくり推進室を設置し、職員の配置をするよう要望いたします。
 秘書広聴費の新年の集いにつきましては、さらに工夫され、意義あるものとなるようとの意見がありました。
 情報管理費について、電算業務の中で、不必要なソフトを使用することができない措置を講ずるよう、そのような意見もありました。
 自治振興費のうち、防犯灯の設置及び管理についてでありますが、防犯灯の設置に当たりましては、身近な犯罪を抑止し、市民が安全で安心して暮らせる地域社会の実現の一助になるものと考えておりますので、適正な設置及び維持管理の統一を図るよう意見・要望がありました。
 男女共同参画事業費のうち、男女共同参画プラン策定委員につきましては、女性の起用をより半数に近くなるよう要望いたします。
 次に、第2款第2項賦課徴収費の賦課徴収については、市税の公平課税と収納確保の一環として徴収率の向上のため、平成19年度からは収税課を新設し、徴収体制の強化を図ることになっていますが、徴収率の向上と財源確保に努められるよう要望するものであります。
 続いて、第9款3項消防施設費のうち、消防自動車2台の購入については、消防自動車更新計画に基づき購入するものであり、これは地域住民の安心安全な生活を守るために必要なものと認識しており、今後も適正かつ計画的な配備を要望するものであります。
 予算の執行に当たっては、ますます多様化する行政需要に対応するため、行財政改革の推進による事務事業の徹底的な見直しと経費削減に努め、財政の健全化を図るよう強く要望いたします。
 その他各項目について慎重審議をいたしました。
 さらに、翌3月16日には石岡市役所においてデマンド型乗り合いタクシーについて研修をいたしました。少子高齢化の中、交通弱者に対する公共交通のあり方につきましては、今後の行政課題としてご検討していただくよう強く要望いたします。
 以上が付託案件に対します総務常任委員会の審議の経過及び結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願い申し上げます。
          平成19年3月22日 総務常任委員会委員長 鈴木好史
   桜川市議会議長 小林正紀様
 以上です。
〇議長(小林正紀君) これより質疑を行います。
 総務常任委員会以外の方で質疑ありますか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 質疑を終わります。
 続いて、福祉環境常任委員長、川那子秀雄君、登壇の上報告願います。
          〔福祉環境常任委員長(川那子秀雄君)登壇〕
〇福祉環境常任委員長(川那子秀雄君) 福祉環境常任委員会審査報告書。
 福祉環境常任委員会を代表いたしまして、本委員会における議案の審査の経過並びに結果について、会議規則第103条の規定によりご報告申し上げます。
 当委員会は、3月16日午前9時より全委員出席のもと、各関係部課長の出席を求め、書記を任命し、福祉環境常任委員会室において開催いたしました。審査に当たりましては、関係議案及び所管事項全般にわたり執行部から説明を求め、質疑、検討の結果、本委員会に付託された議案第1号 平成19年度桜川市一般会計予算のうち税務課を除く市民生活部の所管に属する事項、保健福祉部の所管に属する事項、福祉事務所の所管に属する事項、議案第2号 平成19年度桜川市国民健康保険特別会計予算及び議案第3号 平成19年度桜川市老人保健特別会計予算については賛成多数により、議案第6号 平成19年度桜川市介護保険特別会計予算については全員異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、審査の過程における発言のうち、その主なものについて申し上げます。
 まず、市民生活部関係では、ごみ等の収集運搬委託費について、リサイクル等が順調に推進されていることにより、一般家庭から排出されるごみの量が減少している品目も見受けられるので、今後作業内容や収集範囲等を十分に把握し、時代の流れに沿った適切な金額となるよう委託費を見直すよう要望いたしました。
 これに関連する事案といたしまして、ごみ収集運搬委託業者に対する疑義については、経緯と担当部局の対応等につき詳細なる説明を受けました。
 また、し尿及び浄化槽汚泥のくみ取り料金や維持管理費について、地区によっては料金体系が異なっているため、許可業者等への指導を要望いたしました。
 次に、住宅新築資金等償還金について説明があり、その内容は返済総額が約8億8,000万円で、平成17年度末における滞納額が約2億500万円であり、返済相談を実施し対応しているとの説明を受けました。
 このほか、地球温暖化対策実行計画の策定委託費に関することや、粗大ごみ収集事業についての質疑や要望を行った中で詳細なる説明を受けました。
 次に、保健福祉部及び福祉事務所関係につきましては、福祉巡回バス等の運行についての質疑の中で、市で福祉バスを唯一運行している岩瀬地区では、スクールバスの空き時間を利用し、費用負担の軽減を図ってきたとの答弁でした。また、平成18年4月よりシルバータクシー制度を全域対象としたことにより、市民の足の確保が充実したということですが、現在話題になっているコミュニティバスも含めて、市民の交通手段の確保について、効率的な実施となるよう研究することを要望いたしました。
 次に、福祉施設管理費の賃金内容についての質問に対し、4月より真壁の保健福祉課が福祉センターから真壁庁舎へ移転することに伴い、臨時職員を配置するための予算との答弁でした。そのため、移転後も真壁福祉センターの使用については、各種団体が安全かつ有効に利用できるような施設運営に努めるよう要望いたしました。
 さらに、老人福祉費の報償費は、75歳以上の方を対象とした敬老記念品代790万3,000円が主なものとの説明がありました。
 また、生活保護費の状況については、桜川市における生活保護世帯は155世帯で200人、人口1,000人当たりにすると4人ということであり、これは茨城県平均の5.5人、全国平均の11.8人に比較して低い状況になっているとのことでした。
 このほかに、社会福祉協議会補助金、老人福祉施設措置費、紙おむつの助成金、地域活動支援センターの委託料、児童扶養手当等、地域組織活動促進費補助金、民間保育所保育士増員事業補助金及びインフルエンザ予防接種委託料について詳細な説明を求めました。
 次に、国民健康保険特別会計では、約2億7,000万円が国保財政調整基金からの取り崩しを余儀なくされており、また一般会計からの繰り入れが減額され、厳しい予算編成がなされています。国民健康保険特別会計においては、収入に応じて支出を抑制するといったことができず、医療費の増加は保険税率の引き上げまたは一般会計からの繰り入れを行う以外に方策はないので、国保財政が憂慮すべき状況にあります。
 このほか、国保税の収納率向上対策や、短期被保険者証及び資格証明者証に関して質疑が行われました。
 さらに、老人保健制度にかわって平成20年度から施行される後期高齢者医療制度と、茨城県後期高齢者広域連合に関しての説明がありました。
 最後に介護保険特別会計では、平成20年3月までに設置する地域包括支援センターについて質疑が行われ、これは高齢者が住みなれた地域で安心して生活を継続することができるように、高齢者のニーズや状態の変化に応じてサービスを提供するものであります。そのために、保健師、社会福祉士や主任介護支援専門員などの専門職を配置し、介護予防に取り組むとの説明を受けました。
 そのほかに、介護保険料の滞納状況、居宅介護サービスの内容、ケアプランの策定について説明を求めました。
 以上が福祉環境常任委員会の審査結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
          平成19年3月22日 福祉環境常任委員会委員長 川那子秀雄
   桜川市議会議長 小林正紀様
 以上です。よろしくお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) これより質疑を行います。
 福祉環境常任委員会以外の方、質疑願います。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 質疑を終わります。
 続いて、建設経済常任委員長、上野征一君、登壇の上、報告願います。
          〔建設経済常任委員長(上野征一君)登壇〕
〇建設経済常任委員長(上野征一君) 報告前にちょっと、声帯を壊していますので聞きづらいかもしれませんが、お許し願います。
 建設経済常任委員会の審議の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託されました案件は、議案第14号 桜川市市設置型浄化槽整備事業減債基金条例及び議案第1号 平成19年度桜川市一般会計予算のうち、経済部の所管に属する事項、建設部の所管に属する事項、農業委員会の所管に属する事項及び議案第4号 平成19年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算、議案第5号 平成19年度桜川市公共下水道事業特別会計予算、議案第7号 平成19年度桜川市野外趣味活動施設特別会計予算、議案第8号 平成19年度桜川市岩瀬水道事業会計予算、議案第9号 平成19年度桜川市真壁水道事業会計予算、議案第10号 平成19年度桜川市大和水道事業会計予算であります。
 本委員会は、3月15日に本委員会委員全員出席のもとに、関係部長、関係課長の出席を求め、平成19年度各工事予定現場である県道つくば益子線本木バイパス予定地、林道端上線工事予定箇所、大和駅駐車場舗装予定箇所、坂戸小学校前改良工事予定箇所、真壁地区の電線類地中化予定箇所、岩瀬地区の電線類地中化予定箇所と駅前広場整備予定箇所など数カ所を現地視察したことをご報告申し上げます。特に岩瀬駅前整備事業については、合併特例債事業となっている岩瀬駅跨線橋とあわせて事業を実施すべきであるとの意見を強く申し添えます。
 さらに、3月16日には午前10時より、第2委員会室において全委員の出席のもとに開催し、説明者として関係部長及び関係課長の出席を求め、書記4名を任命し、付託案件につき詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、全委員一致により原案どおり可決するものと決定いたしました。
 審議の過程において論議された意見並びに要望する事項は次のとおりであります。
 最初に、桜川市市設置型浄化槽整備事業減債基金条例については、環境問題の重要性と水質環境改善に寄与することなどの検討がなされ、計画的、効率的な運用を図られるよう要望いたします。
 次に、経済部の所管に属する事項において、農地費のうち、長讃地区県営圃場整備事業について、農業基盤整備が農業経営の安定化には欠かせないとの意見があり、関係市と連携を図りながら早期完成を目指すよう要望いたします。
 また、農地・水・環境保全向上対策事業については、農村環境の保全の観点からも、関係する地区と連携を密にし、慎重なる実施運営を図られることが重要との意見がありました。
 次に、農業振興費のうち、バイオマスの環づくり交付金については、農地への有機質還元は耕作地の地力向上に有効であり、優良作物生産には大切との意見がありました。しかし、実施に際しては関係団体並びに隣接住民に対し説明会を行い、実施運営を図られるよう要望いたします。
 また、林業総務費のうち、イノシシ被害防止対策事業については、現在山麓農用地において農作物への被害が発生しており、イノシシ被害によって山麓農地の放棄等も懸念される中で、イノシシの生態系の状況に応じて、「茨城・栃木県境地域鳥獣害防止広域対策協議会」や地元「猟友会」と連携協力し、イノシシ被害対策の対応を願います。さらに、現時点での有効対策としては、地元「猟友会」の協力が不可欠でありますので、連携強化を要望いたします。
 また、設計委託料については、専門職配置や職員がみずから実施するなど経費削減に努められるよう要望いたします。
 次に、商工振興費のうち、中小企業事業資金保証料及び利子補給制度については、中小企業を取り巻く環境を精査した上で実施すべきとの意見がありました。
 次に、観光費のうち、土地借上料については、地権者に対し的確な状況説明を行い、市で全体的に見直して経費削減を図られるよう強く要望いたします。
 次に、農業委員会費については、今年度から品目横断的経営安定対策などが導入され、農地の集約等農業委員会の果たす役割は大きいものがありますので、関係部と連携を密にした事業の展開を要望いたします。
 続いて、建設部の所管に関する事項について審議がなされました。道路新設改良に伴う土地購入については、各地権者に対して親切丁寧に根気よく交渉し、早期完成することが最重要であるとの意見がありました。
 また、新市建設計画にある大曽根・本木バイパスについて質疑がなされ、当委員会では現場視察を行い、事業計画推進状況等詳細なる説明を受けました。特に路線の起点である大曽根地区の着点や法線等に対する議論がなされました。これらを踏まえ、地域住民の安全確保を考慮し、大和地区のみでなく真壁地区を含めた中での全体的な利便性を考えて延伸構想を検討されるよう強く要望いたします。
 次に、都市計画総務費に関連して、阿部田地区市有地を売却処分等も含め早急に結論づけるよう要望いたします。
 次に、まちづくり交付金事業の委託料にある真壁地区の多目的複合施設の基本設計については教育委員会が担当するようですが、建設計画に当たっては、住民アンケートを実施するなどして地域住民の意見を聞きながら進められるよう要望します。
 続いて、桜川市農業集落排水事業特別会計予算においては、市設置型浄化槽整備事業費について、関係事業との連携を図り、計画的に整備されるよう要望するとともに、集落排水事業の新規地区の選定には十分考慮されることを要望いたします。また、既に供用されている地区においては、集落排水への加入率の向上に努められるよう要望いたします。
 続いて、桜川市公共下水道事業特別会計においては、関係機関と協議の上、管路整備を推進するとともに、既に供用できる地域に対しては、加入促進を図られるよう要望いたします。
 続いて、桜川市野外趣味活動施設特別会計予算においては、厳しい財政状況で、その存続等については早急なる対応が急務であります。平成19年度中には、みかげ運営協議会と協議の上、行財政改革などを考慮した対応を要望いたします。
 続いて、桜川市岩瀬水道事業会計及び桜川市真壁水道事業会計並びに桜川市大和水道事業会計においては、4月1日より水道使用料が統一されることになりましたが、今後とも公営企業としてさらなる事務事業の見直しを行い、経費の節減に努力し、効率的な施設の整備や管理運営に努められることを要望いたします。
 以上が建設経済常任委員会の審査の結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
          平成19年3月22日 建設経済常任委員会委員長 上野征一
   桜川市議会議長 小林正紀様
〇議長(小林正紀君) これより質疑を行います。
 建設経済常任委員会以外の方、ご質疑願います。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 質疑を終わります。
 続いて、文教常任委員長、大塚秀喜君、登壇の上、報告願います。
          〔文教常任委員長(大塚秀喜君)登壇〕
〇文教常任委員長(大塚秀喜君) 文教常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託された案件は、議案第1号 平成19年度桜川市一般会計予算のうち教育委員会の所管に属する事項、公民館活動の所管に属する事項についてであります。
 本委員会は、3月15日午前10時より文教常任委員会室において全委員出席のもとに開会し、説明員として教育長及び教育次長、関係課長の出席を求め、書記3名を任命し、付託案件について詳細なる説明を聴取し、審議を尽くした結果、委員全員賛成により原案のとおり可決するべきものと決定いたしました。
 なお、審議の過程において議論された意見並びに要望事項は次のとおりであります。
 学区の見直しと統廃合検討委員会の設立について質疑がなされました。平成19年度に委員会の立ち上げを検討することを要望します。
 小学校のプール施設整備について質疑がなされました。プール施設全体の老朽化が進む中、児童の体力向上と楽しく授業を受けることができる施設修繕を要望いたします。
 学校給食費の滞納整理について質疑がなされました。南学校給食センターにおいては、平成19年度より各学校において徴収することですが、学校と給食センターが一体となって滞納整理に当たるよう強く要望いたします。
 小中学校の卒業式の日程について質疑がなされました。夫婦で子供の卒業式に参加できるように、かすみがうら市や石岡市で実施されて好評の土曜日に卒業式を行ってはどうか、教育委員会で検討するよう要望いたします。
 「認定こども園」について質疑がなされました。公立幼稚園に導入が可能か検討を要望いたします。
 各種スポーツ大会における「桜川市長杯」の開催について質疑がなされました。「桜川市長杯」とすることで、スポーツをする人の励みになることから、各種団体の自主運営を基本に見直し、検討を要望いたします。
 バスの借上料について質疑がなされました。大和庁用バスが教育委員会に配置されることになり、各学校において有効利用が図られることを要望いたします。
 夜間警備料について質疑がなされました。警備設備配線上の問題はあるが、随意契約でなく、数社から見積もりをとり、入札にしたらどうか提案いたします。
 使用料及び賃借料の土地借上料について質疑がなされました。各施設における借地料が多額であるため、今後契約内容を再検討し、市全体で費用の削減に努めるよう要望いたします。
 光熱水費について質疑がなされました。18年度実績により削減しているが、より一層の努力を要望いたします。
 伝統的建造物群保存地区推進費について質疑がなされました。伝統的建造物を活用したまちづくりを推進するため、早急な保存条例の制定がなされるよう要望いたします。
 3月16日は、樺穂小学校体育館及びプール、また真壁運動場の現状、史跡真壁城跡公園整備を視察いたしました。
 以上が付託案件に対する文教常任委員会の審査の経過及び結果であります。
 各位におかれましても、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
          平成19年3月22日 文教常任委員会委員長 大塚秀喜
   桜川市議会議長 小林正紀様
〇議長(小林正紀君) これより質疑を行います。
 文教常任委員会以外の方、質疑願います。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 質疑を終わります。
 これから、討論と採決を行います。
 議案第14号 桜川市市設置型浄化槽整備事業減債基金条例について討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第14号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 続いて、議案第1号 平成19年度桜川市一般会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
 26番、菊池君。
          〔26番(菊池節子君)登壇〕
〇26番(菊池節子君) 議案第1号 平成19年度桜川市一般会計予算反対討論。
 私は、桜川市第19年度一般会計予算案の幾つかの問題点を指摘して、反対討論とさせていただきます。平成18年度の予算の反対討論では、市長交際費が多過ぎることを問題にいたしましたが、今年度議案では、ほぼ半額の160万円に減額されている点は歓迎いたします。また、議会費も議員数の削減によるだけでなく、特別旅費も減らされていることについても、昨年の日本共産党の反対討論部分が取り入れられ、評価いたしております。
 しかし、三つの問題点があることを指摘させていただきます。一つは、同和関係費で、各種団体同和問題の解決を目指す研修会負担金がふえていることであります。額が小さくて、昨年の40万円が45万円と5万円ふえただけですが、見過ごすわけにはいきません。2002年に同和対策特別措置法が終わって以後、多くの自治体で同和関係費は減少の一途をたどっています。長野県では、2004年度に同和関係は収束させたと聞いております。桜川市でも、同和対策費はなくす時期に来ているのではないかと。わずかとはいえ、増額することには賛成するわけにはまいりません。
 二つ目は、樺穂小学校の体育館の修繕が来年度に先送りされたことです。谷貝小学校が今年度に修繕されるのですから、樺穂小学校も同じ年度で修繕すべきものと思います。桜川市164億円の予算から見て、この額が捻出できないことは納得できません。
 三つ目は、レストハウスみかげの赤字対策です。今年度は、一般会計の繰り入れが年度初めの予算では700万円でありましたが、赤字がふえたため補正予算を組まざるを得なくなり、結果的には1,200万円の繰り入れを行いました。そこで、来年度予算では最初から赤字1,000万円を見込み、繰入額1,000万円となっています。そもそも桜川市がレストランを経営する必要が、私には理解できません。まして毎年赤字が1,000万円近くになり、それが30年以上も続いていることは、納得する方が無理というものです。レストハウスみかげへの繰り入れは、きっぱりやめる時期に来ているのではないでしょうか。
 以上三つの問題点があることを指摘いたしまして平成19年度一般会計予算案の反対討論といたします。
〇議長(小林正紀君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
 賛成討論はありますか。
 16番、鈴木君。
          〔16番(鈴木好史君)登壇〕
〇16番(鈴木好史君) 平成19年度桜川市一般会計予算について、賛成の立場から討論をいたします。
 先ほども審査報告書の中でも述べておりますが、まず歳入については、市税の収納確保の一環として、徴収率向上のため収税課を新設し、徴収体制の強化を図るなど積極的な取り組みがうかがえます。また、歳出については、厳しい財政状況を踏まえ、歳出全般にわたり、特に必要なもの以外については経費削減に努められている状況が見られます。さらに、付託された常任委員会において賛同を得ていることから、予算についての賛成討論といたします。
〇議長(小林正紀君) ほかに討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) これで討論を終わります。
 これから採決を行います。この表決は起立によって行います。
 お諮りいたします。議案第1号を委員長の報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
〇議長(小林正紀君) 起立多数。
 よって、議案第1号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 続いて、議案第2号 平成19年度桜川市国民健康保険特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) これで討論を終わります。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第2号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 続いて、議案第3号 平成19年度桜川市老人保健特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) これで討論を終わります。
 お諮りいたします。本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第3号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 続いて、議案第4号 平成19年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
 本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第4号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 続いて、議案第5号 平成19年度桜川市公共下水道事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
 本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第5号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 続いて、議案第6号 平成19年度桜川市介護保険特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
 本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第6号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 続いて、議案第7号 平成19年度桜川市野外趣味活動施設特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
 本案は委員長の報告のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第7号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
 続いて、議案第8号 平成19年度桜川市岩瀬水道事業会計予算から議案第10号 平成19年度桜川市大和水道事業会計予算まで一括して討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
 議案第8号から議案第10号を委員長の報告のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第8号、9号、10号は委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
                                           
〇議長報告第1号の委員長報告
〇議長(小林正紀君) 続いて、日程第12、議長報告第1号について、建設経済常任委員長、上野征一君、登壇の上、報告願います。
          〔建設経済常任委員長(上野征一君)登壇〕
〇建設経済常任委員長(上野征一君) 建設経済常任委員会の審議の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託されました案件は、陳情第1号 要望書、陳情第4号 山麓地帯における遊休農地の解消と猪被害防止対策に関する要望書の2件であります。
 本委員会は、3月16日、第2委員会室において全委員出席のもとに開催され、説明者として関係部長及び関係課長の出席を求め、書記4名を任命し、付託案件について詳細なる説明を求め、慎重に審議をいたしました。その結果について報告いたします。
 陳情第1号 要望書については、桜川市真壁商工会長より提出された要望書でありますが、真壁商工会の現況は考慮すべきものとの意見もありましたが、運営補助金に対する増額の要望もさることながら、各商工会の合併推進の議論を早急に進めることが重要との意見があり、本件については継続審査といたしました。
 次に、陳情第4号 山麓地帯における遊休農地の解消と猪被害防止対策に関する要望書については、桜川市農業委員会会長より提出された要望書でありますが、遊休農地対策は遊休農地の所有者が認定農業者への利用権の設定や受委託等のあっせんなど、農業委員会や農協等関係機関と連携強化して解消施策を実施するよう、またイノシシ対策については山麓農地の放棄等も懸念される中で、「茨城・栃木県境地域鳥獣害防止広域対策協議会」や地元「猟友会」との連携を図り、イノシシ被害対策に対応すべき旨の議論がなされ採択がなされました。
 以上が付託案件に対する建設経済常任委員会の審査の経過及び結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
          平成19年3月22日 建設経済常任委員会委員長 上野征一
   桜川市議会議長 小林正紀様
〇議長(小林正紀君) これより質疑を行います。
 建設経済常任委員会以外の方、質疑願います。
 25番、林君。
〇25番(林 悦子君) 陳情第4号のイノシシの方に関しては、別にもう採択ということで、これは結論が出ていますし、私もそれでよろしいと思うのですが、陳情第1号につきまして、あくまでも要望というのは、補助金を要するに旧他町並みに扱ってくれというような要望だと思うのですね。それに対して、採択するか採択しないかということが議会に求められている機能であって、「それもさることながら」と言って、今度次の合併推進の話を持ち出すのでは、それはそれでまた商工会が団体独自として考えていることなので、私どもの方から論点を移すような議論の再提議を各種団体に対してしていくというようなことは、まかり間違えば返す刀で、何か違うことを要望したら違う論点が返ってきてしまったというようなことになるので、それでは今後議会に対して各種団体や市民等が要望してくるときに、これを言うと違う問題を出してくるという前例になるので、こういう解決の仕方はうまくないと思います。
 あくまで継続審議にするにしても、その補助金増額のことについて採択するか採択しないかだけを論じるのであって、私どもの方で見つけ出してきたこれは問題点ではありませんから、あくまで各種団体の方が考えて出してきている問題点ですから、それに対してほかにも問題あるだろうというような形で議会がもう一つ論点をつくるようなことを残すのはうまくないのではないですか。
 ですから、そのこともあるからといって継続審議にするのであれば、この継続審議には反対します。あくまで補助金増額についてのみ論じて継続審議にすると。合併するかしないかについては、各種団体の自主的な行動に任せるというのであれば、議会がそのことについて口出しをしないというのであれば賛成します。どっちなのでしょうか。
〇議長(小林正紀君) 24番、上野君。
〇建設経済常任委員長(上野征一君) 確かに今林議員の方から言われるように、そのような見方もあるかと思います。常任委員会の中でも、真壁商工会は組合員1人に対して比較しますと、大和また岩瀬とは比較にならないほど低い金額も提示されてきています。それも、このようなままでいかがなものだろうというようなことで話も出ました。かといって、もう新年度の予算は、各3商工会へ既に配分してしまってありますので、もし対応するのであれば、補正ででも対応しなければならないのではないかと、そのように考えます。
 それで、商工会の合併に対して議会として論ずるべきことではないだろうというようなことを今言われましたですけれども、確かに越権行為になるかもしれませんけれども、同じ一つの市の中で商工会として運営していくものであれば、やっぱり合併が先だろうというような声が強かったので、このような報告結果になっています。
〇議長(小林正紀君) 25番、林君。
〇25番(林 悦子君) もし2回、3回となったら、それ以上質問できませんというのであれば、休憩にして全員協議会にしてもらいたいと思うのですが、そんなに軽々しい問題ではないのですね。あくまで各種団体等物すごい会員数がいて、自主独立の、補助金をいただいているとはいいながら、やはり大きな団体でしょう。あくまで要望書というのは補助金の増額のことについてですから、議会がここで採択したからといって、執行部が予算を補正予算等でつけなければ決して対応できないというのは、これは委員長のおっしゃるとおりです。これ以上は、執行部が予算をつけるかどうかというのは執行部の問題です。ただ議会としては、この要望書を受けるか受けないかということなのですね、求められているのは。私が聞いているのは、では継続審議にして、受けるか受けないかという話だけをするのかと。そうであれば、この委員長報告には賛成するけれども、別の論点を、こちらから頼まれてもしないような話を持ち出すようなことになるのであれば、甚だしく各種団体の運営に対して、ある種の強制力を働かせることになるので、私はそういうことを、商工会のような大きな団体に対して議会がするということは後に汚点を残すので、しない方がよろしいのではないですかということを、その点を確認したいのです。
 例えば、ひたちなか市なんかは合併して10年ですよ。10年たって、そしてやはり大きな勝田地区、それからちょっと小さい那珂湊地区の違いもありますから、そこの10年間の人の流れ等をよく見きわめた上で合併する。各種団体の合併を、そんなに市は急がせませんでしたよ。あくまでも、その人たちが、みずからそういう機運が醸成するまで待ちましたよ。私はそういうことは、絶対これからまちづくりの推進役となってくるのが商工会等だと思いますから、決してそこに対してやっていくことはうまくないと思うのです。ですから、ここで賛成と言ってしまうと、それは私たちに予算をつける執行権がなくても、やはりある種の強制力になっていくし、それから全然要望されていないことについて論点が移っていくような継続審議になることはうまくないと思うのですよね。それについて、もうちょっと、もしここで2回か3回やりとりして採決というのであれば、全協なり開いていただけませんか、議長。
〇議長(小林正紀君) 24番、上野君。
〇建設経済常任委員長(上野征一君) 確かに商工会の合併云々ということは、林議員の言うとおりかもしれませんけれども、合併しないことにはいつまでたっても今の補助金を引きずってしまうか、これはまたさっき言ったように来年度から方法を、違う方法を考えるか、常任委員会の中でもいろいろ出たのですけれども。
          〔「違うよね」「それはここで、この要望書のときにする、はい、議
            長。それはこの要望書でやる話じゃなくて、あくまで別のとき
            に、各種団体の合併等はどうなってるんだなんていうことで一
           般質問でも何でもやって触れるならいいけども、人様が出して
            きた要望書に乗っけてやる話じゃないと言っているんですよ」
          「審議の経過を報告したまででありますので」「だってこのまま」
            の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 陳情の第1号は継続調査なもので、諮る必要はない、そのまま継続調査するということで、陳情4号に関してだけ諮るという話なものですから、林さん、ここでは採決は別です、それは。継続調査。
          〔「4号について諮って、1号は諮んないの」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) はい。継続調査だから。
          〔「だけど、じゃ、はい」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) はい。
〇25番(林 悦子君) それでも、継続することについてご異議ございませんかというわけですよね、あくまで。1号についてはね、その陳情1号については。であれば、その継続するの中で、あくまでも要望に即した審議をして、別の論点を議会側から持ち出さないような委員会をお願いをいたします。そうであれば賛成をいたします。
〇議長(小林正紀君) ほかに質疑ありませんか。
          〔「そういうふうに言ってください、委員長」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 委員長、何ですか。
          〔「要するに、合併の議論を進めるという話を委員会の中でするのは
            うまくないんじゃないかと思うんですけど」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) そういう意見もあるし。
〇建設経済常任委員長(上野征一君) この内容を説明しようとしたときに、私がしゃべっているうちに、林さん立ってまた始まったのでしょう。いいですか、議長。
〇議長(小林正紀君) 24番。
〇建設経済常任委員長(上野征一君) 審議の過程でもいろいろあったのですよ。三つの補助金をトータルして、それを50%なり40%なり比例配分して、あとは会員に対して比例配分すればいいではないかと、その辺の話まで出たのですよ。であっても、それでも今年度の19年度は予算ついてしまったから、次年度からにするか、でなければ補正ででも何か考えてもらうか、それよりかないだろうということだったのですよ。
          〔「だったら結論出るじゃないですか、最後」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) いずれにしても継続調査といたしますということですので、陳情第4号について質疑がありましたら。質疑ございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) これから討論を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
 ただいまの報告のとおり、陳情第4号 山麓地帯における遊休農地の解消と猪被害防止対策に関する要望書を委員長の報告のとおり採択することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、本件は委員長の報告のとおり採択することに決定されました。
 ここで、暫時休憩をいたします。
          休 憩  (午後 4時05分)
                                           
          再 開  (午後 4時35分)
〇議長(小林正紀君) 再開いたします。
                                           
〇動議の提出
〇議長(小林正紀君) 続いて、議会運営委員長並びに各常任委員長……
          〔「議長」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 21番、仙波君。
〇21番(仙波信綱君) 動議を提出したいので、発言の許可をお願いいたしたい。
〇議長(小林正紀君) 賛成者はいないのですか。1人だけですか。
          〔「動議提出の発言の許可を今求めているんです。まだ動議は出し
            ていない」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) ああ、そうですか。
 では、21番、仙波君。
〇21番(仙波信綱君) まず、何よりも平成19年の予算が大過なく無事議決されたこと、慶賀の至りと存じております。おめでとうございます。
 その中で、私文教委員会に所属しておりますけれども、その審議の過程の中でちょっと気になる問題がありました。ただしかし、それは私の個人的な感覚の問題かどうか、それはわかりませんが、ですから文教委員会の委員長、副委員長、そのほかの委員の皆さんにも具体的なお話はしておりません。常任委員会の審議の中で、教育長にちょっとした問題があったと私は認識しております。その問題に対しての動議を提出したいと思っております。よろしく皆さんにご審議をお願いします。
          〔「議長」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 20番、橋本君。
〇20番(橋本位知朗君) 個人的な役職名が出てきたので、該当する方には退席してもらった方がいいのではないですか。
〇議長(小林正紀君) まずは21番の仙波君から動議がありましたが、動議には3名以上の賛同者が必要となります。
 お諮りいたします。ただいまの動議に賛成の方は……
          〔「議長、その前に、手を挙げている」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 8番、増田君。
〇8番(増田 豊君) 今仙波議員の動議で、今の状況なのですけれども、仙波さんがしゃべった内容ではちょっと不十分なのですよね。
〇議長(小林正紀君) 意味がわからない。
〇8番(増田 豊君) ちょっと意味がわからない。それで、今橋本議員が退席と言ったのには、その先の本当の理由というものが見えないと、賛成するも反対するもできない状態なのですが、よろしく。
〇議長(小林正紀君) いずれにしてもこれは、まず暫時休憩いたします。
          休 憩  (午後 4時38分)
                                           
          再 開  (午後 4時51分)
〇議長(小林正紀君) 再開いたします。
                                           
〇会議時間の延長
〇議長(小林正紀君) 会議時間を延長したいと思います。
 会議時間を午後6時までとすることにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
                                           
〇動議の内容について
〇議長(小林正紀君) それでは、ただいま21番、仙波君から動議がありましたが、その内容について発言しない限り、これ動議を諮ることできないものですから、一応その内容を仙波さんの方で話していただかないと動議の方に進めないのですよね。だから、一応教育長このまま、動議の内容を聞くまでは、教育長いてもいいです。その後諮る場合には、教育長退席してもらう、そういう形で進めたいと思いますので、21番、仙波君、動議の内容をお願いします。
〇21番(仙波信綱君) それでは、動議内容について、大変時間のない中で恐縮なのですけれども、桜川市が産声を上げて2年目の予算の審議の大切な議会であります。昨年12月、9月の市議会議員選挙の後12月の議会の中で、教育予算の中で片手落ちがあるという発言がありました。結果として、12月に補正を教育委員会の方でお組みになられた。それは学校教材費でありました。11校ある学校の中で、13校だったですかね、中学校まで入れるから違うか。そこの教材費が一律10万円の補正を組まれた。これは一体何だろう。私は、今桜川市が仕上がっていく過程の中で、よく少子高齢と言われるその少子化の中で、子供たちが本当に驚くほどな勢いで減少している。そういう減少した地域の中にあって、やはり子供は宝であるし、これからこの地域をどう担っていってもらえるのか、そこにどう我々が大人として、行政の立場として、その教育に目を向けていけるのか、非常に重要な問題であると思っております。その重要な問題に対して、一律10万円というのは何とも情けない話だなという思いを持っておりました。それでも、それでもまだ、まだ許せるかなという思いを持っております。
 今回のこの議会において、19年度予算心配しておりましたけれども、教育委員会の方の予算の中で、それなりの予算を組んでいただいて、詳細な資料もちょうだいいたしまして、一抹の安堵感を持っております。そういう審議をする大事な中で、常任委員会を15、16日と審議時間をとったわけでありますが、その前日の14日にタイムスケジュールの確認をしております。その場に教育長もいらっしゃいました。15日はフルタイムで予算上の審議をしましょうと、16日は午後から現場視察ということで組みましょうというような形になったわけです。15日の予算審議になりまして、午後だったですかね、突然教育長が、「会議があるので退席します」という、突然、私の耳には突然だったのですが、一体これは何だと。これほど重要な19年度の予算審議、子供たちに対する教育、そういったものを審議する大事なときに、桜川市の教育行政のトップが大事な審議の時間に退席する。しかも、前日にタイムスケジュールの確認をしておきながら、教育長はそのとき一言も発言していない。そのときに、14日の日に、「実は、あすはこういう会議があります」と、「その間ちょっと出られない。できれば時間をずらしてもらいたい」とか、そういう話がなぜなされなかったのか。私はその現象を見たときに、昨年の教育教材費ゼロ査定、今回のこの19年度の大事な教育予算の審議のときに席を立つ。非常に判断行動に甘さを感じた。こういう姿勢の中で、果たして桜川市の教育行政を現教育長にお任せしていいのだろうかというような強い思いを持っております。
 結果として当日、教育長からは「申しわけありませんでした」というお言葉をいただいております。しかし、私の感覚としては、常任委員会のあの常任委員会室での話で、「申しわけなかった」という言葉では済まない。1度あることは2度ある、ああ2度起きたのだなと、思いを強く持っております。2度あることは、教育長、3度あるということになる。ここで私は強く思ったのは、しっかり記録に残して強い反省を促したい。そういう思いで動議を出させていただいたのであります。記録に残る形で教育長の釈明を求めたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 仙波君の動議に対して、その前に一つだけ12番、委員長、許可退席するときに、委員長には許可を得なかったのですか。それだけ。
〇文教常任委員長(大塚秀喜君) 許可を得ています。
〇議長(小林正紀君) はい、わかりました。
 ただいま21番、仙波君からの動議がありました。動議には3名以上の賛成者が必要となります。
 お諮りいたします。ただいまの動議に賛成の方の挙手をお願いいたします。
          〔賛成者挙手〕
〇議長(小林正紀君) 賛成者5名ですので、3名以上となりますので、ここで動議は成立いたします。
 ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午後 4時58分)
                                           
          再 開  (午後 5時18分)
〇議長(小林正紀君) 再開いたします。
                                           
〇日程の追加について
〇議長(小林正紀君) 休憩中に議会運営委員会が開会されましたので、その報告を議会運営委員長、報告をお願いいたします。
 皆川光吉君。
          〔議会運営委員長(皆川光吉君)登壇〕
〇議会運営委員長(皆川光吉君) 報告いたします。
 ただいま議会運営委員会を開催し、動議については賛成多数で追加日程第1とすることに決しました。
 以上です。
〇議長(小林正紀君) ただいま議会運営委員長より報告がありましたとおり、石川教育長に釈明する件の動議についてを日程に追加し、追加日程第1として議題とすることにご異議ありませんか。
          〔「異議あり」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議あり、12番、大塚君。
〇12番(大塚秀喜君) 16日当日、教育長の方から県西教育事務所で教職員の人事について内示がある会議があると。それ終了後、桜川市の教育委員会の会議があるという申し出がありまして、文教委員会の中では教育長に対する質問があれば終わらせて、退席を認めましたので、今後の議会活動につきましては十分教育長におかれましても、前もって前日に打ち合わせはしましたので反省していただき、出席していただくようにしていただきたいと考えておりますが、議案としてのせることに関しては反対いたします。
〇議長(小林正紀君) 異議がありますので、起立によって採決いたします。
          〔「はい、議長。議事運営間違うことになるよ、ここで議決とると」
            の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 間違いないですよ、いいのよ。
          〔「何でいいの、議事運営間違っても、議長」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 間違っていないですよ。
          〔「いや、間違っていると思うよ」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 何ですか。
          〔「議案の内容じゃないのよ」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 違うよ。
          〔「じゃ、いいです、はい」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 動議にかけるかどうか、採決……
          〔「3人だか4人だかで成立しているじゃないですか、動議が」の
            声あり〕
〇議長(小林正紀君) だから、日程に追加するか、しないかを諮るのでしょうよ。
 異議がありますので、起立で採決いたします。
 石川教育長に釈明を求める件についてを日程に追加して、追加日程第1として議題とすることに賛成の方は起立願います。
          〔「議長、それはおかしい」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) おかしくないですよ。
          〔「動議は受理する義務がある、8分の1以上賛成ならば。今議長
            の発言は、8分の1以上の賛成者がある動議に対して、それを
            のせるかどうか諮ろうとしている。それはおかしい」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 諮らないと進まないでしょうよ。
 追加日程第1として議題として賛成の方の……
          〔「動議は受理する義務があるんだ、議会は。8分の1以上の賛成
            があったら、議会は動議を採択する義務がある」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 賛成の方の起立を願います。
          〔「ちょっと待ってよ、それはおかしいってば」「勘違いするよ」
           「議案の内容に踏み込んでいるじゃないの」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) いや。
          〔「議案の内容に賛成か反対かは、それは……」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 違う。異議があっただけで、それを異議があったもので、起立の採決を諮っているだけです。
          〔「日程追加でしょう、だって」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 日程に追加するかしないかだけですよ。それで賛成、日程に追加するのだったら、起立したらいいでしょうよ。
          〔「何でそういう言い方になるの、だって」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) いや、聞いているのですよ。
          〔「あくまでも議会から選ばれた議長だよ」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) はい。
          〔「その内容について、執行部と議会という関係の中で、自分の25
            人の議員の中から出てきたものについて、けんか腰の物の言い
            方というのはよくないんじゃない。中身については、それは不
            採択でも何でもそれは、不採択というか、それはやんなくちゃ
            なんないけど、だけど日程追加すること。だって今の、じゃ私
            ら何で紙にまで書かされての動議なのに、ただただ。動議は、
            賛成という人が1人いればそれで通るんだよ」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議があるから、諮るほかないでしょうよ。
          〔「紙に書かされたのよ、私ら。議員としての権利を守ってやんな
            くちゃなんないと思うから賛成と言っただけなのに、何で私ら
            3人も4人も、今持ってきて文書に署名したんだよ。釈明につ
            いての何だっけ、ねえ、あれについて」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 起立少数、だれもいませんので……
          〔「おかしいよ」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) よって、石川教育長に釈明を認める件についてを日程に追加することは否決されました。
          〔「だっておかしいよ、それ。きちんと研究してやったらいいでし
            ょうよ。何のために、じゃ私ら書かされなくちゃなんないの、
            釈明についての議案なのに」の声あり〕
                                           
〇議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
〇議長(小林正紀君) 続いて、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしたとおり閉会中の継続調査の申し出がありました。
 お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
                                           
〇執行部あいさつ
〇議長(小林正紀君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) 平成19年第1回桜川市議会定例会の閉会に当たり、御礼を兼ねましてごあいさつを申し上げます。
 本定例会は、3月7日より22日までの16日間の会期で開催され、議員各位におかれましては本会議並びに各常任委員会を通じて慎重なるご審議をいただき、また連日にわたるご労苦に対し、心から感謝申し上げます。
 皆様のご理解とご協力により、平成19年度一般会計、特別会計、水道事業会計予算並びにご提案いたしました各案件につき原案どおりご承認をいただきましたこと、厚く御礼を申し上げます。
 なお、本会議、あるいは常任委員会を通じて数々賜りましたご意見、ご要望、また一般質問、大綱質疑につきましても十分尊重し、検討いたしまして、市政の運営に努めてまいる所存であります。今後とも各種事務事業の調整に配慮し、信頼と和の姿勢を目指し、推進してまいりますので、なお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。
                                           
〇閉会の宣告
〇議長(小林正紀君) 本定例会に付議されました案件は、すべて議了いたしました。
 以上で平成19年第1回桜川市議会定例会を閉会いたします。どうもご苦労さまでした。
          閉 会  (午後 5時27分)