平成19年第1回(3月)桜川市議会定例会会議録(第5号)
平成19年第1回桜川市議会定例会議事日程(第5号)
平成19年3月14日(水)午前10時開議
日程第 1 議案第 1号 平成19年度桜川市一般会計予算
日程第 2 議案第 2号 平成19年度桜川市国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第 3号 平成19年度桜川市老人保健特別会計予算
日程第 4 議案第 4号 平成19年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算
日程第 5 議案第 5号 平成19年度桜川市公共下水道事業特別会計予算
日程第 6 議案第 6号 平成19年度桜川市介護保険特別会計予算
日程第 7 議案第 7号 平成19年度桜川市野外趣味活動施設特別会計予算
日程第 8 議案第 8号 平成19年度桜川市岩瀬水道事業会計予算
日程第 9 議案第 9号 平成19年度桜川市真壁水道事業会計予算
日程第10 議案第10号 平成19年度桜川市大和水道事業会計予算
〇出席議員(25名)
1番 風 野 和 視 君 2番 勝 田 道 雄 君
3番 岩 見 正 純 君 4番 小 高 友 徳 君
5番 中 川 泰 幸 君 7番 皆 川 光 吉 君
8番 増 田 豊 君 9番 潮 田 新 正 君
10番 相 田 一 良 君 11番 古 川 静 子 君
12番 大 塚 秀 喜 君 13番 高 田 重 雄 君
14番 小 林 正 紀 君 15番 増 田 俊 夫 君
16番 鈴 木 好 史 君 17番 川 那 子 秀 雄 君
18番 萩 原 實 君 19番 横 田 衛 君
20番 橋 本 位 知 朗 君 21番 仙 波 信 綱 君
22番 増 田 昇 君 23番 塚 本 明 君
24番 上 野 征 一 君 25番 林 悦 子 君
26番 菊 池 節 子 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
助 役 山 田 耕 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市 長 公 室 長 飯 嶌 洋 一 君
総 務 部 長 刈 部 幸 男 君
市 民 生活部長 川 股 守 安 君
保 健 福祉部長 中 澤 進 君
経 済 部 長 山 中 政 雄 君
建 設 部 長 口 町 久 君
岩 瀬 支 所 長 細 谷 豊 君
真 壁 支 所 長 大 場 敏 夫 君
水 道 局 長 田 口 喜 之 君
教 育 次 長 飯 島 泰 則 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 柴 山 栄 一 君
議会事務局書記 笠 倉 貞 君
議会事務局書記 長 堀 イツ子 君
議会事務局書記 鈴 木 謙 一 君
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(小林正紀君) 皆さん、おはようございます。本日の出席議員は25名です。よって、地方自治法第113条の規定により本日の会議は成立しますので、これから本日の会議を開きます。
ここで、暫時休憩をいたします。
休 憩 (午前10時01分)
再 開 (午前10時40分)
〇議長(小林正紀君) それでは、再開いたします。
ただいま休憩中、議会運営委員会が開催されましたので、議会運営委員長からの報告をお願いいたします。
議会運営委員長、皆川光吉君。
〔議会運営委員長(皆川光吉君)登壇〕
〇議会運営委員長(皆川光吉君) それでは、議会運営委員会から報告をいたします。
大綱質疑に関してですが、大綱質疑は、一般会計、特別会計、一括上程いたします。
質疑の1人の持ち時間は、質問、答弁合わせておおむね20分以内として、質問は3回までといたします。1回目の質問の数の制限は特に設けないで、何項目でもいいということでございます。質疑は自分の所属する委員会以外の質問とすることに決定いたしました。
〇議長(小林正紀君) ただいま議会運営委員長から報告がありましたが、報告のとおりとすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
それでは、委員長の報告のとおりの質疑といたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
〇議案第1号〜議案第10号の大綱質疑
〇議長(小林正紀君) それでは、本日は3月7日に上程されました議案第1号 平成19年度桜川市一般会計予算から議案第10号 平成19年度桜川市大和水道会計予算まで10議案の大綱質疑を行います。
なお、質疑は所属委員会以外の質疑といたします。
これから大綱質疑を行います。
質疑願います。
なお、風野議員に対しては、先日の答弁の中で市長が大綱質疑でやるというお話がありましたから、その件に関してだけは今回特別という形で委員長からありましたので、答弁をお願いいたしたいと思います。
中田市長。
〇市長(中田 裕君) 風野議員さんの過日、新市建設計画の中で、つくば益子線の茂木バイパスについてのご質問でございますが、今、合併特例債事業の中で、それぞれの3町村持ち寄った形の中で現在ことし事業に着手をしていくということで、本木バイパスを着手していくわけでございます。
詳細については、建設部長の方から答弁をさせますので、よろしくお願いをしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 口町建設部長。
〇建設部長(口町 久君) 本木バイパスの19年度の予算の内訳ということでございますが、19年度の全体事業費で1億2,000万円を計上しております。内訳といたしましては、測量及び試験費で4,000万円、これは113ページの13節の委託料の中に含まれております。それと、用地買収費で5,000万円、これは予算書の113ページの17節の公有財産購入費に含まれております。また、補償費につきましては、3,000万円でございますが、これは114ページの22節の中に含まれております。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) よろしいですか。
1番、風野君。
〇1番(風野和視君) 本木バイパス、平成19年度予算内訳、今、部長から答弁いただきましたが、それこの中にそう含まれていると言いますが、何せ合併特例債事業です。そういう大きい事業の中でこういった紙で、今の言ったのは、もう三つぐらい、簡単でもいいですから、こういった紙で説明というのは、猶予は2日間あったはずなのですけれども、もらえませんか。
〇議長(小林正紀君) 資料提出ですか。
〇1番(風野和視君) はい。
〇議長(小林正紀君) では、委員会の中でもらうような形でもよろしいですか。
〇1番(風野和視君) いや、できれば今。
〇議長(小林正紀君) 今ありますか。資料。
口町建設部長。
〇建設部長(口町 久君) 私の勘違いで、19年度の予算の内容ということで考えておりましたので、まことに申しわけございませんでした。全体の事業の内容でございますか。ではお昼にでも、その図面と。
〔「概要」の声あり〕
〇建設部長(口町 久君) 概要ですか。
〇議長(小林正紀君) 1番、風野君。
〇1番(風野和視君) 用意できなければ、後日よろしいし、私きょう特別に常任委員会にもかかわらず大綱質疑させていただいたので、その件に関しては結構です。ただ、この合併特例債事業100億円あり、また本木バイパス10億円からの事業ですよ。私新人議員で、半年前は一市民です。一市民であって、合併特例債、こんなことがあると知っています。公表されていましたよね。その流れで、もう平成19年度にこの10億円からの事業を予算で入れて執行していく中で、私たちが聞かないと、こういった図面とか、事業の内容とか、執行部で提示してくれないというのは、物すごくおかしいことだと思います。私たちは市民の代表であって、どうなっているのだと、その事業はどうなのと聞かれて、市民の皆さんに答える義務があります。そういうことをできない桜川市の執行部では、市民の皆さんはかわいそうだと思います。ですから、ひとつ執行部の皆さんに注文がございます。合併特例債、こんな大きい、本当に10億円からの事業をするときには、前もってきちんと事細かな説明、資料を添えて説明等々を執行部の皆さん私たちにきちんと教えてください。
以上、注文です。終わります。
〇議長(小林正紀君) ほかございますか。
はい。13番、高田君。
〇13番(高田重雄君) 内容は風野さんとはちょっと違うのですが、同じところの質問なのですが、今回茂木大曽根線用地と補償費で8,000万円上げてありますが、これ道路全体ですか、用地にかかった地権者から100%承諾書というのをいただいているのですか。反対している方はいるのかいないのか、100%もらってあるのかどうか、それについてまず聞きたい。
ここに二つあるけれども、1個言わなければいけないよね。
〇議長(小林正紀君) 1回で言っていただければ。
〇13番(高田重雄君) 1回で言っていいのですか。
〇議長(小林正紀君) はい。
〇13番(高田重雄君) それと、その次は、全く変わるのですが、介護保険の方なのですが、この263ページ、地域型密着型介護サービス給付費と、1人当たり90万円、その下の5目で施設介護サービス給付費、1人当たり300万円という部長の話がありましたけれども、桜川市では、大和地区、真壁地区、岩瀬地区で相当の数の介護施設があると思うのです。これが極端な話、何年度まで、去年か何かに締め切ったはずなのです、多分。介護施設は多過ぎてしまって、もうやっていけないと。その中であと何件ぐらいふえるのか。もしそれがふえた場合。それと入りたい人は続々います。扶助費がどんどん上がっていきますから、これ。70歳以上は1万人弱いるわけですから、どんどんうちで見られないから入れる。入れると1人当たり300万円出る、300万で、3・9・27、270万円ぐらいがその介護保険から出るわけでしょう。自宅で介護する人は90万円だとすると、90万円の3・9・27、だから9割負担ですから、全く違ってくると思うのですよ。施設はぼんぼんできる。当然できます、これ。何件認めて、今後ふえるのが何件あって、このままではどういう状況になるのかを、ちょっと何件あるかを聞きたいし、なおかつ介護保険を上げていかなければならない状況が来るのではないかというおそれがあると思うので、ちょっとその辺を説明いただきたい。
その2点だけ。もし答弁により、またもう一回質問いたします。
〇議長(小林正紀君) 口町建設部長。
〇建設部長(口町 久君) 高田議員さんのご質問にお答えをいたします。
同意率で100%もらっているかというご意見でございますが、まだその同意はもらっておりません。それといいますのは、18年度で3,000万円の調査費を計上させていただきました。それに基づいて19年度も調査費を計上させていただきます。これにつきましては、19年度については路線測量が入らない限りどのぐらい面積かかるか、そういう観点がございますので、調査終わってからでないと正式な同意はいただいておりません。できないわけでございます。
〇議長(小林正紀君) 中澤保健福祉部長。
〇保健福祉部長(中澤 進君) お答えします。
介護保険施設がどんどんできてくるということは、認可も今のところしておりませんので、その介護保険施設はふえることはございません。その施設ですが、それから、グループホームといいまして、認知症の対応型、その施設だけは、今、岩瀬町の西区の方に開設準備をしているところがふえるということでありますけれども、その今、岩瀬町西区の方に開設しているものは、グループホーム、認知症対応型でございまして、ほかのその要するに介護保険施設には認可はしていないので、ふえる要素はございません。また、この人数がどんどん、どんどんふえてということで、どうするのだということでございますが、しかし、そういうふうな自宅で介護をできない方について、介護保険の申請があれば、認定をして、そしてあけば、そういうその施設の空き部屋があれば、そういうところにどんどん入っていくというのが今の介護保険でございますので、それについては、非常に問題点は、問題点というか、どんどんその高齢化が進み、そういう方がふえるということは、議員さんがおっしゃるとおりでございますが、今のところそういうふうにするほかないというふうな考えでございます。
〇議長(小林正紀君) 13番、高田君。
〇13番(高田重雄君) まず、本木線の方なのですが、これ100%もらっていない。19年度だからその後わからないとかと。であればことしの予算書これは上げてありますれども、予算書は上げてあるのですけれども、できれば用地買収しないでいただきたいと、そういうことはできないのかと。全部もらってから用地買収したって、半年や1年おくれたって、用地買収ことししなければいけないという理由は私ないと思うのですよ、この8,000万円に対して。100%になってから、1年おくれて用地買収したっていいのではないですかということ。ことし例えば阿部田地区のああいう虫食い状態になってしまっているとか、そうしたら道路がそこ最終的にこの人が絶対だめだと言ったら、こんなに回っていくような道路になってしまった場合に、何の意味もない道路になってしまうのです、こうなって、こうなっていくとか、1人反対した場合。だったら100%に全部承諾書をもらってから初めて予算化して、そこで買収をすればいい。あと1年もかからないでしょう。だから、なぜこんなに早くことし予算組むのかわからないのですけれども、組んだとしてしまったら、予算書を書き直せとは言いませんが、執行をしないでほしいと、これはお願いしたいのですが、その辺を市長から聞きたいと思う。
それと、中澤部長なのですけれども、どのぐらい、もし、この見通しもちらっと聞いたと思うのです。このままでは多分介護保険を上げなければならないのではないですか。それも聞きたいです。
それと、岩瀬地区には、あそこへさざんか荘、さつき荘ですか、がこちらに移転すると思うのです。それでもふえないのかな。総数というか、当然その分も聞きたいのです。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) ぜひ高田議員にご理解をいただきたいのでありますけれども、道路を一本抜くという時間というのは、完成までにおおむね七、八年かかるわけでございます。合併特例債事業でできる時間というのは、合併後10年というくくりがございます。その間にやりなさい。そして、このつくば益子線の本木バイパスについては、県の方にも認定をいただきまして、県の方からも合併特例債で約7割交付税措置をしていただく、残りの3割の7割を県の方で補助金でいただくというような条件がついて認定をしていただいておるというような状況で、今から県の技術公社の方に設計を依頼し、どういう形で稜線を組んで、どういう地権者のところを土地を用地買収をしていくかというようないろいろこれから交渉に入っていくことでございます。そういうことから進めていかないと、実際問題用地買収を少しおくらせてもいいのではないだろうかというご質問でございますけれども、まず設計をさせていただいて、地権者がどういう、何人かかって、どういう同意が必要なのか、それをまず協議をしていかなければならない。それにはやっぱり設計をして、ここはこういう形でかかりますので、ぜひお譲りをいただきたいという交渉に入っていく、そういうことでございますので、大変時間がかかるということでございますので、全部が全部、先ほど建設部長がお話ししたように、同意をいただいておるわけではございません。一応地区の説明会を18年度にさせていただきました。その中で、いろいろ地権者の考えも聞かせていただいておるところでございますが、道路を一本抜いていくというのには大変時間がかかる。そして区切られている。合併特例債事業でつくっていく。ではこれを仮に市の負担で全部やれということになると、今の段階ではノーと言わざるを得ないだろう。ですから、合併特例債事業で進めさせていただいて、とりあえず設計をさせていただいて、どういう形で地権者にご説明をして、買収、金額もまだ出ておりませんので、この辺もこれから鑑定をかけて精査をしていく、そういう手順がございますので、今から事業を進めさせていただかないと、なかなかもう既に合併をして1年5カ月が経過しておるわけでございますので、残された時間はどんどん少なくなってくるということもございますので、着手をして進めさせていただく。その中から議会の方にもその都度説明をさせていただくというようなことでご了解をいただきたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 中澤保健福祉部長。
〇保健福祉部長(中澤 進君) それでは、再質問で介護保険がどんどん保険料がふえていくのではないかと、もう一点は、桜川市亀岡のさつき荘、さざんか荘が久原に移転しますよねと、そこでそれはふえないのかねという2点についてお答えします。
まず、その前に先ほどの答弁漏れがございまして、まずそういう施設がどのぐらいあるのかということで、一覧表は持っているのですが、桜川市にある施設をまず読み上げてみます。介護老人福祉施設ということでのさつき荘、これは桜川市亀岡です。あと、ひだまりの家やまと、これは桜川市大国玉、それからサンホーム真壁、桜川市下谷貝、それから介護老人保健施設として、やはり亀岡のさざんか荘、それから東飯田にあります介護老人保健施設さくらがわ、それからやはり同じ東山田、マカベシルバートピア、それから介護療養型医療施設として、県西総合病院、それから山王病院、それから認知症対応型、グループホームと言いますけれども、共同で生活する施設でございまして、岩瀬ケアセンターそよ風、岩瀬にあります。それから、上野沼の湖畔の家と言うのですが、上野原にできました。それから、真壁町飯塚にありますグッドライフというのがあります。それから、先ほど申し上げました新しく今ちょっと名前度忘れしまして、今つくっているところ、5月にオープンするという岩瀬の西区、桜川市西区です。岩瀬番地ですけれども、そこに開設する予定のところがあります。でありますので、そのグループホームについては、その合併前にあの認可、県の方に認可を、私の方で認可意見書を出して、あれが許可になっていたものでございまして、桜川市になってからは、それは認可は出しておりません。また、ふえるのではないかということでございますが、先ほどのさざんか荘、さつき荘が桜川市久原の方に移転すると、それはふえないのかねと、この件につきましては、80床のその病床数を私どもの方に増加させてくれないかという要望もありましたが、その要望は、20床増加して100床にしてくれないかということがありましたけれども、しかし、そのままの移転でお願いしたいという認可意見書しか書きませんので、並行に移動するということでございますので、議員がおっしゃられましたように、そのふえるのではないかということにつきましては、ただ移転するということでございますので、増加はいたしません。
もう一点、予算書の264ページの計の欄にありますように、桜川市でも24億9,700万円という膨大なその介護医療費がかかっております。しかし、これも保険料を納めていただいて、そのそういう状態になった、介護を必要とする状態になった方に対しまして、これはそういう施設に入りたい。そしてまた、自宅でもそういう介護のサービスを受けたいという方に対しましては、今それを阻止するというか、それは方向転換できませんので、もうこういうふうになってきてしまったということでございます。先日のテレビでもやりましたが、この介護につきましては、非常に日本でも介護福祉士、要するに見る人が少なく、給料も安い。要するに国の骨太の方針で、この介護医療の方を絞ってきたと。今から10年ぐらい前でありましたら、相当いい魅力のある施設でございましたが、今はこの前のテレビでやっていましたように、非常に人件費を出したら、そのほか大して残るものもないという施設の状況でございまして、それにつきましては、その介護費に基づきまして、私の方では支払っているものでございますが、こういうふうな事態に、介護を必要とするような事態にならぬよう、また保健福祉部では健康管理という部分も私たちの所管でございますので、そういう点で、いろいろな面でこういうふうに介護を必要とならないような努力を今後してやっていきたいと思いますので、ご理解のほどをお願いします。
〇議長(小林正紀君) 13番、高田君。
〇13番(高田重雄君) 3回目だよね。
〇議長(小林正紀君) はい、どうぞ。
〇13番(高田重雄君) では、市長、これ一応聞くのですが、この3,000万円と5,000万円というのは、どこを用地買収するかも決まっていないということですか、予算だけ組んだだけということですね。こことここだというのはわからないと。ああ、なるほどね。
では、市長の話で、今回のこの事業というのは、要するに10億円ちょっとですけれども、それが7割が国、残りの3割の7割を県が出してくれると、実質負担は市は1割ぐらいだと当然私も承知していますし、そういうものを利用してやるということも、お互い市も県も我々もいいことなのでしょうけれども、では市長、さっき言ったように、では七、八年かかるというのであれば、では岩瀬の松田、小塙どうするのですかというのです。全然手つけていないのでしょう。全然手つけないところもあるわけでしょう、だって。だから、その辺もできればなるべく早く岩瀬のつくる方もぜひよろしくお願いしたいと思います。
それと、介護保険のあれも十分私も承知しておりますが、ただ、この介護保険の目的というのは、本当は自宅で自宅介護をふやそうということだったのだよね、本当は。目的は。でも、自宅で90万円でしょう。自宅でやっている人が90万円だから、9・9・81万円ぐらいのしか出ない。もうちょっと自宅で介護している方に手厚い養護、要するに痴呆症でうちで見ているのだと、その人がいて、それにはつきっきりの人がいるのですよと、そういう人には手厚い保護というのはできないものか。最後なので言えないのですけれども、そういう方の方になるべく手厚いその援助をしてやっていただければと思います。これで終わりなので、そういうわけで注文つけます。
以上で終わります。
〇議長(小林正紀君) 11番、古川君。
〇11番(古川静子君) まず、教育問題なのですけれども、ページ数ちょっとわからないのですけれども、学童保育なのですが、この予算に載っているかどうか、1点お聞きしたいのですけれども、それまず質問します。
あとは、109ページの花いっぱい運動推進事業費の190万円がありますけれども、このここはどこの場所、どういうところに使っているかお聞きします。
〇議長(小林正紀君) 中澤保健福祉部長。
〇保健福祉部長(中澤 進君) 先ほど教育委員会の方かなということで議員さんおっしゃいましたが、今現在学童保育で予算をいただいているのは、私の方でございます。ページ数は76ページでございます、予算書の。76ページです。ありましたか。
〇11番(古川静子君) はい。
〇保健福祉部長(中澤 進君) ここに予算は計上してございます。それで、あとその内容ですか。
〇議長(小林正紀君) 11番、古川君。
〇11番(古川静子君) いや、実は学童保育、3町村合併しまして、岩瀬の方は充実しています。それで大和と真壁の方が大変おくれているということで、大変市民の皆さんから例えば旧大和の方たちには片方はできていて、片方できないから、二つ小学校があるわけですけれども、「何としてもあと一つつくってほしいんですけど、いつごろできるんですか」という、またそういった大和の方とか、真壁も今度送迎のバスがなくなったとかという話聞きまして、真壁へ今まで行っていたのですけれども、あれは樺穂小学校の方かな、「学童保育、今度行けなくなっちゃったんだ」というお話を聞いたのですけれども、それが事実か、事実でないかちょっとわからないのですけれども、そういった点から学童保育を今後どのように進めていくかお考えをお聞きします。
〇議長(小林正紀君) 中澤保健福祉部長。
〇保健福祉部長(中澤 進君) 今後どのような方向で進んでいくかということでございますが、やはりこの始まる前にアンケート調査などをとりますと、だれしも学童保育を行ってほしいというのが多いのですけれども、実際に始まると、お金も月5,000円かかりますし、余りそのデータどおりに来ないということもあります。議員さんがおっしゃる方は、そういう本当にやってほしいという方もおるでしょうけれども、その辺がなかなか難しいということで、これふやしていけば相当今後経費的にも増加していくということで、今後はどのようにしていくかということで頭を悩ませているところでございますが、これ学童保育は議員さんがおっしゃったように、これから教育委員会でどこの学校でもやっていくということに、子育て支援の一環としてやっていくということになりますので、この点は飯島次長の方からお答え願いたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 飯島教育次長。
〇教育次長(飯島泰則君) こちらの方へ質問が来まして、どこの学校でもということでございますが、空き教室の問題とか、あるいは経費の問題とか、いろいろ考えますと、すぐに踏み切れない状況というのが現在の状況でございまして、今後検討していきたいというふうには思っております。
〇11番(古川静子君) 答弁漏れあります。
〇議長(小林正紀君) 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) 11番、古川議員にお答え申し上げます。
花いっぱい運動推進事業費ということで190万ということでございますけれども、これは推進協議会、団体の中には子供会とか老人会とか、そういう方がご協力願っているわけでございますけれども、そういう中で22団体あります。そこの花を植栽するに当たってのその種代とか維持管理とか、そういう部分で使用されるということで補助金を出しているのが実情でございます。地区といたしましては、旧岩瀬地区でございます。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 11番、古川君。
〇11番(古川静子君) 最後で、実は学童保育に関して、今答弁、部長さん、教育次長さんからありましたけれども、教育次長の方もご存じかと思いますけれども、最初学童保育をやるときは、そんなに希望者はいませんよという状態でしたよね。でも、始めますと、だんだん多くなりまして、本当に有効利用というか、されております。最初は、そのように言いますけれども、実際実施すれば、お母さんたちも安心して子供たちを預けられますので、チャイルドファースト時代に入っております安心、安全といった形から、まずこういう予算はぜひつけていただきたいと思います。市長にもお願いします。
それから、花いっぱい運動ということで、岩瀬でこの予算をつけたということで、私は大変喜んでいる次第です。それで、これから今、景観条例とか、そういう観光ということも考えている中で、桜川市としまして、こんなところを公的な場所で花を植えたいなという場所があれば、そんなところにも予算づけをぜひしていただきたい。例えば桃山中跡ですか、あそこも大変多くの方から、あそこも花を植えて、家族、ああいった花を植えたり、きれいにして観光の一つの目玉としていきたいという市民の皆さんの要望がたくさんございます。そうしたお金は、この予算から見れば、ささいな金額だと思うのです。ですから、そういう点も市長、これから目を向けて考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上。
〇議長(小林正紀君) 暫時休憩いたします。
休 憩 (午前11時18分)
再 開 (午前11時27分)
〇議長(小林正紀君) 再開いたします。
12番、大塚秀喜君。
〇12番(大塚秀喜君) 歳入、9ページなのですが、三位一体の改革で地方は厳しいと言われておりますが、基金の繰り入れをちょっと抜いて考えますと、市税初め地方交付税は、歳入増となっていますが、こういうふうにして理解していいのかということを第1点。
本年度予算書、歳出を見ますと、議会費においては1億1,000万円削減されています。また、桜川市行財政改革実施計画、これを冒頭にいただきましたが、職員さんの努力により1億2,700万円の削減がされていると、これもひとえに勇退される刈部部長の努力のたまものかと考えております。そんな中で、基金なのですが、合併当初40億円近くあったと思います。18年の予算で10億円取り崩し、先日の補正で1億円だったので、実質9億円、本年度6億円基金を取り崩すとなっております。基金の16、17、18、19は見込みになると思うのですが、流れをどういうふうになっているか聞きます。
それと、起債であります。170ページ、本年の起債の見込みが19億円、当該年度見込み、19年度末には150億円となっておりますが、16、17、18、19は見込みになると思うのですけれども、起債についての数字もお願いします。失礼、一般会計だけではなくて、全部の起債をお願いします。
〇議長(小林正紀君) 刈部総務部長。
〇総務部長(刈部幸男君) 大塚議員にお答えいたします。
まず、地方交付税の増については、今、基金等の説明と一緒になりますので、それと一緒にお話ししたいと思います。まず、平成17年の10月1日、合併時点では40億6,989万7,000円という現在高がありました。その後、平成17年度の本予算、それから年度末で36億9,734万2,000円というような形でございます。その後、当初で10億円ですが、その間に積み立ての、済みません。その後、年度末で約36億円、先ほど申し上げました数字でございます。その後で、積み立て、基金積み立てがございます。これはまちづくり振興基金ということで、合併関係ので基金積み立てをしております。それから、その後なのですが、12月の補正で9,194万5,000円を財政調整基金へ戻し入れしております。それから、19年の3月に、今回ですが、1億7,326万1,000円という形で戻ししております。そういう状況から来ますと、現在31億9,628万2,000円という数字がございます。それと、今回補正には上げていなかったのですが、普通交付税の関係でございます。普通交付税、本年度予算額43億円で見ておりましたけれども、決定額が49億5,386万8,000円というような形で大幅に増額になっております。増額としまして6億5,386万8,000円というような形で6億5,000万円ほど増額になっております。それから、特別交付税につきましては、本年度はまだ出ていないのですが、17年度の実績を見ますと、7億125万1,000円という形で来ておりますので、本年度予算額4億円で見ておりますが、これも多分5億5,000万円は超えるのではないかという形があります。それを足しますと、1億5,000万円ぐらい多くなりますので、8億円近くの剰余金が出ることになっております。これを現在高31億9,600万円に積み立てますと、約40億円という数字が出てきます。今その基金が40億円から今回5億九千八百何ぼですが、約6億円崩すという形で、現在時点で3月末時点の見込みでは40億円という合併時点の基金の状態に戻るということで考えております。
それから、本年度の予算に関しても、やっぱりことしの実績から見て、普通交付税、それから特別交付税上げてございます。そういうわけで、ことしちょっとほかでは下がっているのだけれどもという形ですけれども、ほかでは4.4%ぐらい下がるのですけれども、桜川市については、実績から見て本年度の予算が組めるという形で見ておりますので、それは大丈夫かと考えております。
それから、起債につきましては、17年度の起債ですが、一般会計におきまして139億7,229万6,000円、18年度の見込みが145億2,768万3,000円、19年度で151億円という形で見込んでございます。それから、農業集落排水ですが、17年度が33億4,583万4,000円、それから18年度32億6,861万8,000円、19年度で31億9,000万円ほど見込んでおります。それから、公共下水道ですが、17年度46億1,958万5,000円、18年度52億4,788万2,000円、これは18年度、19年度は見込みですので、ご了承願いたいと思います。それから、19年度で58億4,000万円ぐらいで見ております。水道事業につきましては、17年度39億2,323万7,000円、18年度で36億7,585万5,000円、19年度では34億3,000万円ほどで見込んでございます。合計しまして、17年度で258億6,095万2,000円という形です。18年度では267億2,000万円程度になるかと思います。それから、19年度では275億7,000万円ぐらいで見込んでございます。それから、そのほかに債務負担行為もという形になりますか。ではいいですか、それは。
〇12番(大塚秀喜君) これは18年が267で、19年が227なの。
〔「275」の声あり〕
〇12番(大塚秀喜君) ああ、275。
〇総務部長(刈部幸男君) 275。
〇議長(小林正紀君) 12番、大塚君。
〇12番(大塚秀喜君) 税収はふえたと理解していいのですよね。
〇総務部長(刈部幸男君) 税収は間違いなくふえています。
〇12番(大塚秀喜君) 税収と、それから交付税は。合併したので、いろんな形で交付税が入ってきて、それを基金に積み立てたと。
〇総務部長(刈部幸男君) そういうことです。積み立てるという、3月、まだ保留しております。持っております。それを3月末の専決処分で積み立てたいと考えています、8億円を。
〇12番(大塚秀喜君) そうしますと、ちょっと質問を考えてきたのが随分違ってしまうのですが、昨年の予算で9億円基金取り崩して、今年度で6億円と、非常に基金どうなっているのか心配で、こういう予算を市長が組んでいいのかという厳しい質問をしたいと思っていたのですが、こういう形であれば、こういう財務の内容であれば非常に私も納得いくので、再質問ちょっと困ってしまったのですけれども、部長は偉かったと。
そんな中で、どうしても桜川市予算についてと、当初市長のあいさつで最後のページなのですが、19年度予算編成も昨年に引き続き基金の取り崩しを余儀なくされ、大変だったと。基金を取り崩して予算組んでいるということであって、基金を取り崩して予算組んで大変だと言っているその下の段で今度二宮尊徳先生が出てきて、至誠、勤労、分度、推譲と、これは非常に矛盾していないかと、どういうことだというのを市長にお聞きしたかったと。本当に先ほど高田議員、皆さんからその合併特例債事業100億円、どういうふうに使っていくのだという質問は出ております。そこで、市長に今後の予算に対する考え方、基金を取り崩すということについての考え方をちょっとお尋ねします。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 私は今回も約6億円の基金を取り崩しました。地方交付税、合併をしまして、本来減少するのではないかというふうに立てておりましたけれども、18年度約10億円の基金を取り崩しましたけれども、その中で私が常に職員にお話ししているのは、二宮尊徳先生が分度という、入ってくるものと出ていくものは同じにしなければ、あるいは出ていくものを少なくしていくという努力をして初めて行財政改革ができるのだということをここ2年間一生懸命お話をさせていただいて、また予算の編成時の所信表明の中にもこの言葉を入れさせていただいております。
そういうことで、節約するところは節約して、そして大胆に投資するところは投資していくという形の中で、安心、安全なまちづくりを標榜していきたいというふうなことで、これからも事業を進めてまいりたい。しかし、常に借金がございます。借金をいかに返していくかということを考えれば、基金が大体40億円から35億円ぐらいで推移をすると思いますけれども、まだまだ厳しい財政運営を強いられていくということ、それから医療福祉の点では、ますますこれから経費がかかってくると、ちょっと気を緩めれば、もっともっと経費はかかっていくわけでございますので、この辺も本当にふんどしを締めてかかっていかなければいけないだろうと、それにもましてやはり職員が、そして市民が協働の中で一生懸命このまちをよくしよう。そしてむだな出費をなくしようという運動がテーマで浸透して初めていいまちづくりができるのではないかというふうに思っておりまして、これからも人づくりを一生懸命やらせていただきたいと。その中から生き金を使ってまいりたいと、かように考えております。総務部長が偉かったと言いますが、私も一生懸命これからも頑張らせていただきますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) 12番、大塚君。
〇12番(大塚秀喜君) 3回目。市長も偉かったと。そんな中で100億円の特例債事業、これを全部こなすのは大変なことだと考えています。今、市長の答弁でありました生き金、どうしてもバスの件は納得いかないのですが、桜川市がつくばとつながるという生命線でありますので、ぜひ代案を来年度というのではなくて、今年度にでも検討していっていただきたい。筑波の山まででいいですから、あそこからはいっぱいバス出ていますので、あそこまでの交通の便を考えていただければ、酒寄、紫尾地区は東京まで通勤圏ということになると思いますので、今の直通バスの倍の数を出して、何とか予算は今までの半分ぐらいでというような何か代案をタクシーですとか、いろんな話も出ていましたが、前向きなご検討をお願いします。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 先ほど過日一般質問の増田豊議員のときにも、20年度には市内を循環する方法を考えてまいりたいというふうに私も答弁をいたしました。早速今回も総務常任委員会の方で先進地を16日に視察に行くというような動きがございます。それに合わせて早い時期に企画課の方でもいろいろ考え、また福祉部の方でも考え、その中からむだのない形の中で交通体系を構築してまいりたい。また、その中でやはり酒寄地区から筑波山駅までどういうふうな形で結んでいったらいいのかという課題もございますので、これらもクリアをしていけるよう全力を傾注してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 18番、萩原君。
〇18番(萩原 實君) 私は総体的な、あるいは合併特例債の使い道等に対しては、皆さんから質問ありますので、私からは簡単に2点ばかり質問させていただきたいと思います。
まず、予算書71ページの福祉施設管理費というところなのですが、13節委託料の中で、清掃業務委託料というのがあるのです。前年度の予算を見ると、前年度は161万4,000円組まれたのです。今年度に入っては548万円が予算化されているのですよ。その違いです。
もう一点につきましては、104ページの林道整備のうちの15節工事請負費で3,200万円ぐらいの予算を組んでいるのですよ。この間の説明では、担当部長、口町部長かな、3路線ぐらいの林道の整備工事だというような説明だったと思うのです。どこの箇所、どこの箇所の林道なのか。
その2点、まずお伺いしたいと思いますが。
〇議長(小林正紀君) 中澤保健福祉部長。
〇保健福祉部長(中澤 進君) 今ちょっと30秒ぐらい計算しますので、お待ちください。お答えします。
先ほどのご質問、71ページの11目福祉施設管理費の中の13節委託料の中で、清掃委託料が548万円計上してあるが、昨年度はそれよりずっと少ない金額ではないかということで、私も今その昨年度の予算を出しまして計算したわけでございます。それで、昨年の予算書につきましては、68ページ、議員さんお持ちですか、きょう。
〇18番(萩原 實君) いや、持っていません。
〇保健福祉部長(中澤 進君) その一番上に清掃業務委託料161万4,000円と各施設清掃委託料392万8,000円ということで、これ二本立てで出してあります。と申しますのは、昨年は岩瀬の福祉センターと真壁の福祉センターと、そういうことで二本立てになっておりまして、ことしは一括にしたもので、そういうふうになっております。ですから、片方だけを見ていただきますと、議員さんがおっしゃったような誤解を招くことでございますので、後ほど68ページの予算書をごらんいただきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) お答え申し上げます。
工事請負費の3,200万円につきましては、詳細に申し上げます。平野線、これは140メーターです。端上線の改良工事46メーター、北筑波稜線林道が50メーター、そのほか市の林道の舗装工事ということで300メーター、そのほかの補修工事も含めまして3,200万円という金額でございまして、個別の金額につきましては、後の請負契約の関係もありますので、除かせていただきます。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 18番、萩原君。
〇18番(萩原 實君) 福祉施設管理の相違あるいは的が外れるのかなと思うのですが、福祉センターの今度のこの3月いっぱいでふろが中止だというような話を聞きましたのですが、この間の説明会ではその話はなかったですよね。説明はなかったと思うのですが、説明なしに中止してしまうのかなという疑問と、もう一つは、きのうかな、きのうあるお年寄りの方から、3月いっぱいでふろをやめてしまうのだと、我々の唯一の憩いの場所だと、何とか続けてもらえるような話をしていただけませんかというような要望がありました。いろいろ調べてきていると、いろいろもう10年ぐらいたつということで、いろんな部品とか機器がもうだめになって、取りかえなくてはだめだというような話らしいのですが、多分試算もできると思うのですよ。例えばこれからそれを続けた場合に、どのぐらいマイナスになるのかというようなこともできるのかなと思う、試算が。できれば続けてやったらいいのかなというような気持ちがあります。
もう一つは、林道の件なのですが、林道整備計画と同様な位置づけで実施しているのか、その辺もちょっと聞きたいのですが、例えば予算化は毎年するのだと思うのですが、桜川市は山林の面積多いですよね。そういう意味で、やっぱりそこらにも毎年3本ぐらいは林道整備工事というのは入れていくのかどうか、その辺も聞きたいと思います。よろしくお願いします。
〇議長(小林正紀君) 中澤保健福祉部長。
〇保健福祉部長(中澤 進君) お答えいたします。
まず、第1点目の福祉センターのおふろが3月いっぱいで休止になると、お年寄りから続けてほしいと、そういう議員さんにご要望があってのご質問だと理解しております。まず、おふろの福祉センター、その前にお知らせということで掲げました皆様へのお願いというものをまず朗読いたしまして、それから説明に入らせていただきます。「お知らせ、福祉センターおふろ利用者の皆様へお願い。日ごろ福祉センターをご利用いただき、まことにありがとうございます。当センターは、平成8年度開設以来おふろ業務を運営してまいりましたが、機械設備の老朽化に伴う修繕料、光熱水費、燃料費等の経費が年々増加のため、4月1日から当分の間おふろ業務を休止いたします。皆様方のご理解とご協力をお願いします」というものをつい最近、日にちまでちょっとあれなのですが、これにつきましては、先ごろの説明ではなかったということもご質問の中にあろうかと思います。そこのおふろまで休止するというご説明はしなかったことは、私もそれはそうであったと思っております。
このまず経費的なものとか、そういうものも出るだろうから、その辺の説明もしてほしいということでございますので、まず今の時点におきまして、利用者というのは毎日三、四十人の方が利用しているというのが現状でございます。それで、月曜日休館で、ほかの日はやっているのですが、これについては、まず水です。水道代、それから燃料費、重油を燃しましておふろを沸かしているということをしていますと、それから今現在は下水道も、今まではただで、ただという言い方はまずいのですが、無料で流しのはそんな汚い水ではないですから、流せたと。とにかく水道を使えば下水道にもはね返ってくる。もう使っただけは流しているのだということで下水道も払わなくてはならないということですよね。そういうもろもろの経費が、それから議員さん清掃業務委託料というのも、このおふろの清掃業務も入っていまして、約1,000万円かかっているわけですよ、おふろのこの運営経費に、1年間。そうしますと、今度は先ほど1日30人、40人という方のおふろの使用料というのは、岩瀬町は60歳以上の方は無料、その以下の人は300円と、市外の方は500円とか取っているわけですけれども、その使用料の合計がまずこのおふろの一番最近までのデータで見ますと、収入が58万円です。58万円というと、月5万円で年間60万円ですから、5万円ぐらいしかないのですよ、月。年間60万円ちょっとになるお金ですが、それで1,000万円をかけていると。非常に大変な経費を投入しなければならないと。また、この利用者の方に失礼になるかもしれないのですが、特定の利用者が多い。それは毎日入ったって、これは問題はないのですけれども、やはり特定の利用者だけにすると、その方の人たちにのみその経費をかけているようなことにも、そういうふうにもなりかねない。それでもって廃止するわけではございませんが、まずその利用状況が幅広く、その税金を投入した場合に、市民全部が享受できるようなものとはほど遠いというのが今の現状でございます。ですから、先ほど申し上げました燃料代とか、水道代とか、そういうものを勘案したときに、今の先ほどの大塚議員さんの財政状況の質問と関連することでしょうが、今からは切り詰められる部分は切り詰めていかなくては、この桜川市もやっていけないというような感じでございますので、その辺で当分の間休止させていただきますということで、ご理解をしていただきたいと、こういうふうに思っております。
〇議長(小林正紀君) 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) お答えします。
桜川市の林道は22路線あると私記憶していますけれども、そういう中で継続性の林道をまず一刻も早く完成するということが基本だと考えております。そのほかに、過日の質問にもありましたように、台風とか大雨、集中豪雨とかで、かなりのその20路線ですので、修繕箇所が出てくるわけでございます。そういうときのものも当然修理をしていかなければならないというような状況になってくるわけでございます。どういう基準にと質問がありましたけれども、この間も必要性説明しましたけれども、そういう必要性の何が一番、どの路線が今どういう形で必要なのだということを基準として、基本として考えて工事を先着順といいますか、工事は行っているというように考えております。
〇議長(小林正紀君) 18番、萩原君。
〇18番(萩原 實君) 予算上、万やむを得ないということで理解はできますが、そういう要望をしょっちゅう聞くものですから、そういう形の中で答えられるなと思っています。
また、林道の件もいろいろ自分のところを言ってちょっと恐縮なのですが、栃木県境、あの高峰山と言うのですが、最近は、今でもそうですが、マウンテンバイクあるいはハングライダーかな、かなり各地区から来て、結構にぎわっているのです。再三集落の北部地区の懇談会にも市長にも多分話が出たと思うのですが、そういう観光資源を生かした開発というか、そういうのも必要だと思うのです、この桜川市をPRする意味には。たまたま地元の区長さん、佐藤さんと、今はやめたが、その地域に対して非常に関心を持って、しょっちゅうその現地を見るのだと。そうすると栃木県の方の境の部分がかなり目立って、栃木県というような看板がかかっていたりして、おれのはとられてしまうのではないかと、栃木県に。そういうふうな考えもしているのです、個人的な考えなのですが。そこらも加味した中で、少しはやっぱりそういう過疎的な場所にも力を、光を注いでくれるよう考えていただければ幸いかなと思います。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 暫時休憩いたします。
休 憩 (午前11時59分)
再 開 (午後 1時31分)
〇議長(小林正紀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
5番、中川君。
〇5番(中川泰幸君) それでは、2点ほど質問いたします。
まず1点目は、93ページ、バイオマスの環境づくり交付金8,200万円、これ新規事業ということは聞いていますが、具体的にちょっと内容説明、詳しくお願いいたします。
続きまして、2点目、106ページ、商工費の中の節19、一番最後です。羽黒・稲田石材スラッジ処理協同組合補助金、これ補助金についての質問ではございませんが、羽黒は桜川市に入っております。稲田石材組合が笠間ということで、笠間の方からの補助金も出ているのかどうか。また、この設立当時から現在に至るまでのちょっと簡単な経緯をご説明願います。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) 5番議員にお答え申します。
バイオの件でございますけれども、バイオにつきましては、建設予定地が桜川市上野原新田といいまして、岩瀬の方から筑西市に向かいまして、JOMOのスタンドの先の信号を右に曲がった奥のあたりが現地でございます。それで、敷地面積といたしましては、1万2,778平米を予定しておりまして、この間も概略ご説明申し上げましたけれども、家畜のふん尿とか、もみ殻とか、枯れ葉とかをもとにして有機肥料をつくるというような事業でございます。補助は国からの2分の1の、事業主が2分の1ということで、先ほどの金額が出るわけでございます。あとにつきましては、12名の方でやると。株式会社さくらバイオラインというような名称で行うということでございます。これにつきましては、大変大きい金額でありまして、予算編成最終のころに出てきまして、県とも十分な打ち合わせをしております。それで、詳細については、まだ経費の細かい分とか、資金面とか、そういうものの裏づけが100%はとれておりません、正直なところ。それについては県とも協議して、そういうものが100%協議した中でクリアできるということになって初めて決定ということでございまして、今の段階ではあくまで予算と、予定ということでございます。その節には場合によっては建設経済常任委員さんの方にもご協力を願うといいますか、ご意見を伺うというようなレベルまで私としては考えております。以上でございます。
あと一つの稲田のその石材スラッジの件なのですけれども、昭和59年にその羽黒・稲田石材スラッジ協同組合ということで設立して、俗にいうスラッジの処理をしてきたというような過程があるわけでございます。私ちょっと今資料を読ませてもらっているのですけれども、昭和63年のときには6,501立米ぐらいをやっていたと、処理していたと、ぐっと来まして、平成17年度になると、先ほど申し上げました63年度の19.3%まで極端な落ち込みになったと。そういう中で金額も当然落ちてきたと、どうしようもなくなってきたということで、途中では営業努力といいますか、そういうことで中間処理を民間に委託するとか、そういうこともやってきたのだけれども、どうしてもここでもう高度化資金の返済的なものもかなり厳しくなってきたということで、その組合員の方に対しても出資金を放棄してもらっていると、もう。それで返済しているような状況も続いているということで、自分たちもそれなりに自助努力してきているというようなことがありまして、そういう中で現地も私も見せてもらいましたけれども、現地はどこと言ったっけな、桜川市池亀のところにありまして、そういう中で組合とも十分協議し、その後、笠間市役所とも協議しまして、笠間市役所との協議の中で同額笠間さんでも予定してくれていると、予算計上してくれているというようなことで、そういう意味でのこの間質問にもありましたように、石材業の販路だけのPRということではなくて、そういう意味でも、今までも経過もありますので、自助努力もしているということで今回は支援しようと、していきたいというように考えておりまして、予算計上したということでございます。
以上です。
〇5番(中川泰幸君) 笠間の方からは。
〇経済部長(山中政雄君) 笠間の方も当然予算計上してあります。
〇5番(中川泰幸君) 同額。
〇経済部長(山中政雄君) してあります。
〇議長(小林正紀君) 中川議員、これ所管にかかわることなものですから、ある程度お願いしたいと思います。
〇5番(中川泰幸君) では、了解しました。
〇議長(小林正紀君) よろしいですか。
〇5番(中川泰幸君) はい。
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
23番、塚本君。
〇23番(塚本 明君) 予算書の52ページ、県の租税債権管理機構の負担金がございますね、387万5,000円。ちなみに、これは19年度の予算書ですから、前年度のこの管理組合の負担金は幾らだったのか。それと、そこから上がった税金はどのくらい上がったのですか。それをまずお聞きします。
〇議長(小林正紀君) 川股市民生活部長。
〇市民生活部長(川股守安君) お答えいたします。
まず、平成18年度の租税債権管理機構の負担金でありますけれども、全体で385万6,000円であります。それから、この負担割合につきましては、均等割で5万円、それから徴収実績割で10%、それから平成18年度は処理件数1件当たり17万円ということでしたけれども、平成19年度からは処理件数については、1件当たり16万円になっているということでございます。
それから、徴収実績ですけれども、これにつきましては、18年度につきましては、納付額が581万3,388円ということで、この間一般質問でお答えしたような額になっております。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 23番、塚本君。
〇23番(塚本 明君) この未納の問題は、大変年々多くなってきておりまして、これは財政にかかわる負担が非常に高くなってきている。だからやはりこの職員さんも一生懸命になって全員でなるべく収納率が上がるようにぜひ努力をしていただきたい。市の財政をかなり圧迫しているようですから、よろしくその辺を要望しておきます。
以上です。
〇議長(小林正紀君) ほかよろしいですか。
26番、菊池君。
〇26番(菊池節子君) 19年度予算で人件費の中に、うち職員給26億6,161万1,000円、構成比として16.2%という計上されております。それについて、この数字だけ見てもわかりませんけれども、前年度、前年度でいってみますと、ちょうど16年度決算状況と比較してみると、ちょうど3町村が合併した今回の金額と大体同じくらいになるのです。それで、ちょっと比較してみたのですけれども、そうしますと決算表ですから、もう出ておりましたので、一般職員、旧大和村78名、そして1人当たりの平均給与額が36万500円、真壁町に至っては35万8,200円、真壁152人です、職員数。そして、これは一般職だけです。そして、岩瀬181人で、31万8,700円という、こういう給与額になっているのです。そうしますと旧大和と真壁はそう格差はないのです。しかし、真壁の方と岩瀬を比較しますと、1人につき1カ月で4万円前後の差があるのです。そうしますと、これ今回の19年度予算でどの程度是正が合併してからされてきたのかなということをお尋ねしたいわけです。これだけの1カ月につき4万円前後の差があるということは、職員の方との中でも余りお口には出さなくても、腹の中ではやっぱりいい関係はできないというふうに、同じ仕事をしながらできないというふうに私思うのですけれども、公室長の答弁と市長の答弁いただきたいと思うのです。
〇議長(小林正紀君) 飯嶌市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 菊池議員さんのご質問ですが、3町村の中で給与差が合併時にあったのではないかというご質問だと思うのですが、これにつきましては、前の議会なんかでもご質問がありましたけれども、この給与につきましては、旧3町村の給与の運用の考え方によって給与差が生じていたのかなと考えております。そういう中で、合併時にこの給与差をどうしたらいいのかというようなことで、合併協議の中で検討をしてまいったわけでございます。それで、この給与差については、合併協議の中でも調整を図るというようなことで合併をした経緯がございます。
そういう中で、どのくらいの人数の方が差があったのかといいますと、約100名ほどと想定がされました。それで、約100名のうち、今、菊池議員さんからも各町村の給与差が出てまいりましたけれども、そういう中で旧岩瀬の職員が約8割程度おるというようなことで、残りにつきましては、旧真壁、旧大和ということで考えていただけるかと思っております。
それで、そういう中で、どのくらいの差があったかといいますと、大きい方では、特別に大きい方では、今、菊池議員さんがおっしゃったように、4万弱の方も数名いたと承知をしております。一番高い差では、平均的には3万1,000円から低いところは3,000円ぐらいの間で差が出てきていたと。それで、これにつきましては、17年の10月の合併時に一応給与の調整ということで1号、それから2号俸ほど上げた中で調整を図っております。それから、18年の3月の31日で給与のやはり調整、それから昇格等において調整を図っております。といいますのは、ご承知のように、18年の4月1日で給与改正、いわゆる人事院勧告によりまして、給与の抜本的改正がございましたので、前倒しで3月31日付で調整を図っております。今現在把握しておるのには、ほとんど100%近い調整が済んだのかなと考えております。ただ、細かい何千円単位までは給与調整というのは、今の体系の中では難しいと、そういうものを除けばほぼ調整が終了したと考えております。
それから、参考なのですが、17年の給与のラスにつきましては、旧岩瀬町が91.6、それから真壁町が95.4、大和村が93.5というようなラスになっております。ただ、このラスといいますのは、職員の年齢構成、そういうものによっても差が出ますので、一概にこれをもって低い、高いというのは判断が難しいと。平均的に見ればこの数字のようなことで、数字が低ければ低いのかなと考えております。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 粗々今、飯嶌室長が答弁をいたしました。これから人事評価制度等を導入しながら、公平公正な立場で一人一人の職員の評価をしてまいりたいと。やはり私はよく職員の前で訓辞をするときに、今、非常に地方財政というのは厳しい。金がないなら頭を使おう。頭を使わなければ体を使おうと、その中で社会に、桜川市に奉仕して頑張っていこうではないか。それが必然的に給与にも反映できる、そういう役所にしていこうではないかということをお話をしております。当然50年間の長い歴史がございますので、3町村一緒というわけにはまいりませんでした。しかし、これからは桜川市として職員にも頑張れる評価制度を確立してまいりたいと、以上このように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 26番、菊池君。
〇26番(菊池節子君) 市長の答弁、公室長の答弁あれなのですけれども、簡単に追いつくというのは、これなかなかできないというふうに思っているのですけれども、とにかく同じ桜川市の職員として、やっぱり同じ気持ちで頑張れるような、そういう励ましもないと、頑張れないのではないかというふうに、腹の中でいつも向こうよりもこっちが少ないのだと、そういうあれであっては、給料でそういう格差があったのでは元気も出ないのではないかと、職員の士気にもかかわる私はこれ問題だというふうに思っておりますので、ぜひとも早い時期になっていくような、是正ができるような給与体系にならなければいけないというふうに思っております。その辺よく検討していただいて、同じ立場で頑張れるようにしていただきたいというふうに思います。簡単にはいきませんけれども。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 20番、橋本君。
〇20番(橋本位知朗君) 清掃費の中で87ページ、13節の委託料、ごみ収集委託料、それから可燃物収集委託料、不燃物収集委託料、それから2目のごみ減量対策費、資源ごみ収集委託料、これらの金額、19年度の金額は出ていますが、これはどの業者に委託するのか、またその委託する金額、委託する業者の名前、件数とその業者にはどのくらいの金額を委託するのか。
それから、その業者はどのようにして選別、選択されて、あるいは入札だったと思うのですが、そういう入札とか何からの方法で桜川市に入っていると思うのですが、どのようにして選ばれたのかの経緯について。
それから、新たな例えば業者が私もやりたいというようなことがあったら、新規参入が可能なのかどうか。
それと、もう一つです。例えばその業者さんが不適正なことや、また不正、残念ながら不正が例えば発覚したという場合には、市としてはどのような対処をするのか、その辺のところをちょっとお尋ねいたします。
〇議長(小林正紀君) 川股市民生活部長。
〇市民生活部長(川股守安君) お答えいたします。
まず、第1点目の業者名と、それから業者が取り扱っている収集の内容と、それから金額ということでございますけれども、まず業者名、さしろさんが三つの業務を行っております。可燃物の収集運搬業務、それから不燃ごみの収集運搬業務、それから再資源物の収集運搬業務をやっておりまして、総額で4,358万6,000円でございます。それから、旧真壁町の道興業さんが3業務で3,276万円でございます。それから、信山電機さんが1業務で894万円です。それから、明野資源が2業務で1,406万4,000円であります。それから、ダイシン企業が1,800万円、大和クリーンが700万円ということになっています。それぞれ可燃、不燃あるいは再資源の収集運搬業務というのが内容でございます。
それから、その業者の選定の仕方といいますか、あるいはその契約の方法ということも含めてのご質問でございますが、業者の選定につきましては、旧町村のごみの収集業務の実績等を勘案いたしまして、業者の選定、委託契約を行っているということでございます。それから、契約の方法については、随意契約で行っているということでございます。
それから、新規参入についてどうかということですけれども、これらについては指名願いが提出されているとか、あるいはそういう業者の資格を持っているとか、そういう資格の審査をして、それを踏まえて次の段階に今検討に入るということになろうかと思います。
それから、4番目に、不適正とか、あるいは不正な収集業務があったときの市の対処ということでありますけれども、これらついては現時点では私ども不正があったという、そういう実態は把握しておりませんので、これについては、その想像的な考えでお答えするというのは控えた方がいいのかなというふうに考えております。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 20番、橋本君。
〇20番(橋本位知朗君) では、例えば不適正、不適正っていろいろあるのでしょうけれども、そういうことがあったときには、そのように考えるということで、例えば大きな事件になってしまったときは大変困りますよね。そういうことは普通ないと思うので、何らかの例えば間違いがあったら注意する。ちょっと2回目に同じことをやれば、もう取引停止とか、委託解除とか、そんなことは普通のことだと思うのですが、市長に後でお答えいただきますが、なぜこういう質問をするかといいますと、実は3月の2日に、今月の3月の2日、ことしの。ある方がある書類を持って不正があったということで、市の皆さんとかけ合ったそうでございますが、そのときの書類を何か私も渡されまして、こういうことが書いてあります。桜川市よりごみの収集運搬を委託された収集業者が平成18年4月より11月にかけて本市の施設、すなわち桜川市役所岩瀬支所を初め市の出先機関である小学校、中学校、福祉センターなどの不燃物収集を行った。これは水曜日に行っているそうですが、ところが、この業者はその工程の中で順番があるのです。19カ所を回るみたいなのですが、まず桜川市役所へ行った。次、岩瀬郵便局へ行った。3番目に福祉センターへ行った。4番目に岩瀬小学校へ行った。5番目に筑北環境衛生組合へ行った。6番目に一番亭というラーメン屋へ行った。7番目に上野原学園へ行った。8番目に上野原やすらぎの里へ行った。9番目、坂戸小学校、10番目、坂戸幼稚園、11番目、西中学校、次に12番目、農家の店しんしんに行った。次、13番目、ケーズ電機へ行った。ラスカへ行った。ローソンへ行った。北部保育所へ行ったと、北部郵便局も行った。南飯田小学校も行った。月山寺行ったと、こういうのを写真に撮って、何月何日に行ったという写真に撮って市役所へ届けたのだと。ところが、そういう事実はなかったという回答が2月15日に来たということであります。提出した書類は理解できないと、1月24日に役所で3人で市内を見回った。しかし、そういう事実は発見されなかったという、確認できなかったということのようでございます。それをその方に返答したということがありました。しかし、その方は昨年の4月から自費でカメラを持ってずっと追いかけていたそうであります。なぜそんなことをしたかというと、筑西市の業者から、桜川市の業者は市からいただいた費用で回収するところと、民間の一般のところから集めるものを一緒に集めて、請求は別々に出すと、どういうふうに出しているか知りませんが、そういうことをしているという通報があったそうでございます。それで、8カ月にわたって調べたらしいのですが、それは何もきのうきょう始まったことではなくて、6年も前からやっているのだという話だそうです。今回の問題のちょっとわかりづらいのですが、その車にはかりがついていれば、例えばさっき言ったラーメン屋さんで集めたものは何キロでした。それから、小学校で集めたのは何キロでしたというのがわかれば、これはそれなりの伝票を切ってできるのかなという気もします。しかし、この写真に載っている車には、はかりがついていないそうでございまして、とてもそういう個別に物をはかれるような車ではないと。しかもすぐぱっと入れるということで写真に写っていますが、とてもはかっているような、例えばはかりを出してはかっているような状態ではないと、こういうことが言われております。
さて、こういう例えばこれが事実だとすると、その請求を2倍にしているという可能性があります。市でも何度も調査していただいて、私たちの同僚議員も調査していただいたようでございますが、なかなかそのしっぽはつかめないというのが現実か、あるいはそんなことはしていないのが現実かちょっとわかりませんが、ただ、そういうのを証明する人が出てきたそうでございます。確認書という名前で書いてあります。ちょっと名前は伏せておきますが、私はそれを証明してもいいというような人がいるそうでして、市の方で今まで悪いことやってしまったけれども、今まじめにやればいいのだという姿勢のようですが、そんなことでいいのでしょうかと。日本一きれいなまちというのは、缶拾いだけがきれいなまちではなくて、やはりそういう行政のスタイルもきれいでなくてはいけない。不正なんかあるような市ではいけないというのが多分中田市長の考えだと思います。私も多分そうだと私は思います。
今回の事件について、結論づけて2月15日付の文書で回答がその方にあって、とても回答書には理解できないということで、再度調査あるいは調査してくれないのであれば、刑事告発も辞さないというような話でしたが、私はその方がいいのではないですかと、私らが聞いたってわかるものではないし、その方がいいのではないですかという話をしたのですが、せっかく話し合いのできる状態であれば、再度その問題のある業者をチェックして、そんなことがあったのかなかったのかチェックしていただきたいと思うのであります。この件につきましては、できれば議員の皆さんもちょっと勉強していただいて、委員会ででも検討してもらえればありがたいと思うのですけれども、もし本当にそういうことをしていたとしたら、それも日にちも時間も相手も全部わかったとしたら、そういう業者について市長としてはどんな回答を出すのか、市長の考えを聞きたいのですが。
それと、さっき随意で契約しているということで、それはそれなりに投資もしてしまっているだろうし、ある業者は、今度買った土地のサッシのガラス枠を全部とられてしまったとかいうような大変被害を受けているような状況でもありますし、何とか助けてあげた方がいいのかなと思っているのかどうかわかりませんが、いずれにしてもそういうことが実際に起きたということが表に出た以上は、このまま放置しては私はいけないと思うのですよ。何らかの善後策はとらなければいけないと思うのです。部長の方ではその業者に対しては、そういう回答はしたと聞いております。しかし、その回答はしたが、それでも事実を曲解しているのではないかと、ちょっといやらしい文書なんかもあるのですが、そういうのが出ておりますので、ここは市長、何らかの解決策を考える気があるのかどうか、ちょっとお尋ねします。
〇議長(小林正紀君) 川股市民生活部長。
〇市民生活部長(川股守安君) ご質問の趣旨の中で、そういう投書みたいなことがあったということも私どもの方で承知をした段階で、抜き打ち的に内々で調査をいたしました。これについては、実際に収集している業務を追跡しながら、その一般と事業系のもの、それを混載して収集していないかどうか、そういうことについては追跡調査を何度かいたしました。その事実で先ほど申し上げましたように、そういう混載の事実はなかったというのが一つでございます。
それと、もう一つ、その一般あるいは事業系含めてリサイクル品、こういうものについては、一般系のリサイクル品と事業系のリサイクル品を混載してといいますか、同日で収集しても、これについては差し支えないのだというふうに感じております。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 市民生活部の方にはよくその旨を調査をして、適正であるかどうかというふうに思っておりましたが、今、川股部長から追跡調査をした結果、そういう事実がないということでございますが、どういう方がそういうお話を橋本議員になされたか私も存じませんけれども、そういうことが絶対にないように、市民生活部、担当課の方には強く申し伝えてまいりたいと。やはり先ほど橋本議員が言われるように、日本一きれいなまちづくりは、日本一心もきれいなまちにするのだという私の考えもございます。担当部局もこの市民生活部がこれに携わっておるわけでございます。そういう面では適正にやっていきたいというふうに思っております。
〇議長(小林正紀君) 20番、橋本君。
〇20番(橋本位知朗君) 適正にでよろしくお願いしたいのですが、例えば不正がもし本当にあったとしたら、これはちょっと困りますよね、本当に。では不正がないと言うのであれば、ない証明ということで、1月24日に見て回ったという報告も何かあったようでございますが、これ写真に写っているのだよね、本当に。ずっと撮ってあるのだ、何枚も。そうすると、やっぱり名前を挙げて言うには、やっぱり自分だって裏づけとらなくては言えないわけですよ。だから、私は名前は一言も言っていないですから、ただ、この人は名前を挙げて書いてあるのです。だから、もし委員会に付託する場合であっても、委員会の人も注意してもらって、名前入っていますから、その辺はちょっと調べる場合には、そういう面で注意してもらいたいのですが、いずれにしましても、3,000万円からの金がその業者にいっているわけですよ。3,270万、19年度いくわけですよ。大体もう予定されているわけですよ。だから、そういう業者に3,000万円もの委託事業をやるということが果たして適正なのか適正ではないのかというのは、やはりこれ検討してから19年度の予算を可決する必要があろうと思うのですよ。だから、もう明らかにこういう灰色だか何だかわかりませんよ。白かもしれませんよ。しかし、こういうのが出て、しかもそれを証明しますという人の書類まで来ているのですよ。だから、そういう中にあって、調べてみなくてはわからないとか、調べたときは大丈夫だったということだけで、19年度の予算がそのままその業者にいってしまうというのは、果たしてこれはいかがなものかというふうに私は感じるわけです。
それで、これ管轄する委員会の皆さんにお願いしたいのですが、「疑わしきは罰せず」なんていうことはありますけれども、しかし、これ名前入れて告発するには、相当な度胸というか、心がないとできないと思うのですよ。その辺やっぱりぜひよく検討していただいて、3,270万円の19年度予算を払っていいのかどうか、あるいは地元の業者もいるわけですよ、たくさん。大和にもいるし、真壁にもいるし、岩瀬にもいるわけですから、そういう地元の業者に振り分けて、できる限り地元を育成するような形に持っていけば、それも一つのおきゅうといいますか、そういう方法になるのかなと思うのですが、3回目ですから、これ以上は聞けませんけれども、そういう事件があったということ、またこれからもこの事件を追及していくということがありますので、議長、委員会に再度調査をお願いしたいと思うのですが、いかがでしょうか。議長。
〇議長(小林正紀君) 委員会付託ということね、調査、付託。
〔「これ4,000です」の声あり〕
〇20番(橋本位知朗君) 失礼、金額を間違いました。4,300万円でしたね。ごめんなさい。
〇議長(小林正紀君) 委員会ではただ審議をしていただくということでしょう。それは委員長の方で。
〔「どこの委員会ですか、これ」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) これはどこですか。これは何、福祉環境。
〇20番(橋本位知朗君) よく検討していただくようにお願いします。答弁は結構です。
〇議長(小林正紀君) はい。
25番、林君。
〇25番(林 悦子君) ちょっと今、頭がくらくらしている。2点にまたがるかもしれませんが、1点ずつ質問していきます。
この合併特例債事業の事実上の一番最初の事業となった大曽根茂木線の事業概要についてということで、おととい来このことで大分時間をかけていますが、昼休み中にこの事業概要の紙というのを土木部長の方で出してきてくださったので、手間が省けたのですけれども、こういうものをそもそも何で前もって説明ができない役所なのかということが本当に困るのですよ。それで、これは今ちょっと20分やそこらで見られる内容ではないので、また後で時間をちゃんととってもらいたいと思うのです、議長、これ。今ここでばさっと出されても。ですから、今このことについては20分を経過するかもしれないので、言いませんけれども、まず市長、幾らその合併特例債事業に前・中・後期の計画がそもそもあるわけですよ。だけれども、そこにその優先順位というものについて、どれをやるのだということについては、まずやっぱり議会と協議したり、話したりして決めていってほしいと思うのです。しかし、事実はそうでないままにこれが最優先になっていたと、実は。その中で、今回合併特例債事業の変更で、大和中学校が加わりましたよね。これは合併の計画の大前提が変わったわけなので、当然またここでもこの事業との整合性、すり合わせの説明をしてしかるべきだったと思うのです。
ところが、議員みんなほとんどだと思いますが、大和中学校のことで頭いっぱいで、ちょっと私なんかも恥ずかしいのですが、もうこれは、このことについて重い認識を持っていなかったです。しかし、この地域バランスというのを考えたときに、なぜこの大曽根本木線がほかの2線の道路も、道路が時間がかかるということについては、どの道路も同じなわけですよ。数カ年の年月を要するから、どの道路だって早期に着手しなくてはならない。合併特例債事業を充当するのであればなおのこと、その中でなぜ本木線が最優先になったのかということについてのご説明を市長にお願いをいたします。
また、その2点目といたしまして、これなぜ県道バイパスなのに、県にお願いしないのかということを再三言っていたのですが、結局県道バイパスではなくて、合併特例債事業を使っていくということなのです。これは部長にお尋ねをいたしますけれども、昨年12月定例会のときに認定道路としてこれ上がっているのです。私は一番後ろに座っている議員として、大変我が身を恥じているのですが、この15個ある路線認定調書の中の15番目に出てきたのです。そして、説明はこれだけですよ。整理番号15、犬田地内、延長3,050メートルは、合併市町村幹線道路緊急整備支援事業に伴う認定でございますと。しかし、事業主体は茨城県ではなくて、桜川市ですよね。この合併何とか支援事業というのは、あくまでも事業主体である桜川市に対して県が支援をしてくれる何%かのお金の部分でしょう。だったら、ここは本来合併特例債事業による道路認定でございますと説明しなくてはいけない場面なのではないですか、これ。私は支援事業だなんて言うものですから、てっきり県がやってくれるのだとばかり思ってしまったのですよ。こういう説明があっちでぱらぱら、こっちでぱらぱら、気がついてみたら、クロスワードパズル、何かピースがいっぱいあるやつを組み立てるように、でき上がってみたら、いつの間にか合併特例債事業だったというような説明の仕方は、今後も続けていかれることに対して大変な不信感を持っています。この認定道路で出てきたこの路線について部長にお尋ねすることは、説明が適切ではないと思いますから、もう一回説明のし直しをしてください。
そして、もう一点、これは当然リンリンロードののり面、県所有地ですね、すべて。ここをかなり、もうほとんどくっつかっていくわけですよね、私も現地見てきましたけれども。この県所有地をこの道路のために使う予定があるのかないのかをお尋ねをいたします。
それから、市長に1点、それから部長に2点、それからこの県がやってくれる緊急支援事業という、こういうやつなのですね。県がやれば全額県ですから、少しでも県の負担を減らすのには、このやり方といって、県もお金がないから必死なのだ。これはよくわかるのですが、それにはいよ、はいよとつき合っていると、県が本来自分たちも気をつけて財源をカットしながらやらなくてはならない事業を人がよくしていると、どんどん、どんどん市町村に協力を求められることになっていくということは、市長は県会議員をやっていたのだから、一番だれよりもおわかりになることだと思うのです。同じ事業で、県がやる、支援する事業で、けさの茨城新聞には、朝日トンネル、これも県がやるのです。本来合併で支援してくれるのだったら、これくらい大きい事業、総事業費65億円、土浦市が1億5,000万円、わずかですよ。石岡が同じだけ持ちますけれども、私たちのまちが10億5,000万円の事業で1億5,000万円を使うことを考えたら、格段の支援体制の厚さではないですか、こっちは。この差はどうして出てくるのかをご説明をいただきます。
それから、この中で、その記事に書いてありますね、中川市長等の話が。つくばの後背地として、例えばこのひなまつり終わったばかりですが、真壁地区は観光地やアメニティスペース、また岩瀬地区の方々もその益子に抜ける道路などで、当然そのつくば益子間をそういう観光の一つの場所として今後クローズアップしていこうというまちづくりをなさっていくわけでしょう。あるときに、この朝日峠が意味することというのは、広域的な地域間交流の促進と観光振興への波及効果ははかり知れないと言っているのです。そうするとせっかく用意して着々とやってきたことが、この朝日トンネルはいいことですけれども、その人の流れというものが、ぐっと海の方に向かっていく可能性というのは、もうこれはぬぐい去れない事実となって私たちの前に立ちはだかってくると思うのです。バスを廃止しましたよね。乗っていませんから、廃止したと言われても、これは私たちも二の句も告げなかったし、もうあの時期の中で確かに私も言葉が足らなかったことを反省しているのですけれども、片方はこのトンネルを抜いてまで受け皿をつくろうとしている。地域間交流を促進しようとしている。片や私たちの市は石岡市、土浦市と正反対の背中を向けるような対応をしているようにしか私には思えないのです。このことについて、この一連の今私たちの周辺で起きている、特に南で起きていることについて、408号も来るし、そこへのアクセスだと、本来であれば酒寄地区あるいは紫尾地区から考えていかなくてはならない。どのような展望をTX絡みでアクセスという意味でお持ちなのかをお尋ねをしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) まず、合併特例債事業で、なぜつくば益子線の大曽根本木バイパスを最初にやるのかということでございますけれども、これは合併特例債事業を10年間で進めようという形の中で、やはり桜川市の真ん中を本木バイパスが入るわけでございます。特にここは通学道路でございまして、非常に雨引小へ通う子供あるいは大和中に通う子供たちが数多くおいでになります。そういう面で、安心、安全という形の中から計画を策定させていただきました。また、どうしても優先順位ということではなくて、県道をあと一本認定していただいているのが松田西小塙線という形の中でございますけれども、県の方で事業を着手するのがこちらの方が早いような状況下でございますので、両方をにらみながら事業を進めていくという考えは変わりございませんが、まずここをやってまいりたいと。
また、朝日トンネルの話が出ましたけれども、我が桜川市と石岡市を抜く上曽トンネルについては、大分前に知事の方がこれは県の方でやりますよと。我々とすれば鋭意努力をして、真壁地内の敷地については、買収を完了しております。ただ、石岡地内の方がまだ未買収のところがあるということでございます。これらについては、やっぱり県の方にどのくらいの経費がかかるか、あの当時は約100億円かかるということでございますが、そういうことでこれは県の事業という形の中で知事の方も議会の方でやっていきたいという考えを表明しておるわけでございますから、我々はそれを尊重しておるというふうにご理解をいただきたいと思います。
そういうことで、着々と南北を結ぶ道路を整備をしながら、やはりつくばに向かってのアクセスというのは、先ほども大塚議員の質問のときに若干触れましたけれども、市内を循環する交通のシステムを構築しながら、それをどのような形で筑波山駅まで接続するかということも鋭意いろいろと計画を立ててやっていきたい。そういうことで、路線をきちんとつくって、南北の交流を深めてまいりたい、このように思っております。どうぞよろしくお願いしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 口町建設部長。
〇建設部長(口町 久君) 12月の路線の認定のときに、合併特例債事業によるということがなかったということでございますが、これにつきましては、まずは平成16年度、新市の建設計画の中で、財政的な問題を考慮して、県の支援を受けるということで、県の支援を受ければ、当然この市町村負担分の70%が県で支援をしてくれるということに重きを置きまして、その認定の中で支援事業と説明を申したわけでございます。
〇25番(林 悦子君) リンリンロード。
〇議長(小林正紀君) リンリンロード。
〇建設部長(口町 久君) もう一点のリンリンロードを併用するということでございますが、これは終点の犬田境から木崎雨引停車場線まではリンリンロードを併用すると、これにつきましては、用地の最小限の確保で済むと。
〇25番(林 悦子君) 聞いているのは、リンリンロードの県所有地を使うのか使わないのかと聞いているのです。
〇建設部長(口町 久君) ですから、その犬田境から木崎雨引停車場線までは使います。
〇25番(林 悦子君) 食い込むの。
〇建設部長(口町 久君) はい。
〇議長(小林正紀君) 25番、林君。
〇25番(林 悦子君) これは議長、まず部長の話の方を先に、2回目の。このではあなたがこの間認定道路のときにした説明は適切だったのですか。支援はあくまで支援でしょう。事業主体は市なのだから、本当は合併特例債事業に伴う道路の認定だと、それには県の支援も伴っておるので、この時期になったと、こう言うべきなのでしょう。それはもう一回、しつこいとか意地悪だと思うかもしれませんけれども、部長だからそういうことはきちんとやってもらわなくては困るのですよ。お願いします。
それから、今、リンリンロードののり面に、併用ではなくて、並走してくるのではなくて、食い込むと言いましたよね。これは市長、どのくらいまでご存じかと思うのですが、私はつくば線廃線の後、あれの活用委員会が沿線市町村でつくっていたときの最後の閉じたときの議長なのです。なぜあの沿線を全部市が所有地として買ったかというと、将来ですよ、リニアモーターカーかなんかでも走るような、私が生きていないかもしれませんが、そんなときに電車二幅分がちゃんと通行できるようなところを1メートル、1平米たりともほかの人が土地が入ってしまったらば、その交通のものとして使えなくなるから、これは県が責任を持ってそして買い上げましょうということで、切らすことなく、車両が必ず通れるだけの幅を買い上げたという経緯があるのです。それをあっちの市町村、こっちの市町村で勝手に少しずつ、少しずつ、足りないからといってやっていかれたのではまことに困るのですよ。将来の子供たちのために、もしかしたらTXでえらい発展して、あそこからまた違うようなことになるかもしれないではないですか、30年もしたときの。残しておかなくてはならないものなのです。それを私は語り伝えていかなくてはならない義務もあるのです。だから、これを聞いた若い職員の人たちは、またそのことを念頭に置いて、次の職員あるいは議員さんに申し伝えていってほしいと思うことなのです。それを勝手に少しずつ、どの程度食い込むのだかしれませんが、そういうのも含めて本来用地が3,000万円も18年度でこれ計上して県にやったら、調査費の結果が出ているのでしょうよ。それで、用地も何通りか法線も候補があって、A案、B案、C案、そのときはAにしようと思いますが、議会はではどうですかとか、そういうやりとりがこんな20分なんていう総括質疑をやる前に当然あってしかるべきでしょう。だから、この間から何回も言っていますが、全くこの合併特債事業については、きちんとした常任委員会クラスのレベルの会議で、ちゃんと会議録がとられるような形で議員に説明してもらわなければ、議会は市民に対して説明責任果たせないのです。合併特例債事業というのは、これはもう合併協議会は公開だったのでしょう。それで、全協あたりでは非公開なので、言った、言わないの話はもう伝聞でしか伝えられないから、そういう意味で常任委員会でも何でもいえば何一つやらないで、それでこういう予算大綱になだれ込んで、1分か2分の時間を気にしなくてはしゃべっていられないようなことであっては困るということなのです。今後この話については、市長、常任委員会に匹敵するような形で議会と執行部はお話をしていってもらいたいと思うのです。そのような形でもし議会の方がまとまっていくときには、ぜひとも車の両輪なので、市の方とも前向きに協議をしていただきたいと思うので、それはよろしくお願いしたいと思います。
それで、この県有地に食い込む、食い込まないという話は、これはやっぱり何でも建設委員会になってしまいますが、もうあと1分かそこらしか時間がないから、建設委員会へ頼むほかないのですよ。どのくらい食い込んで、そうするとどのくらいのリンリンロードの幅になってしまうか、あるいは市長、今これ雨引小、大和中学校の通る安心、安全と言ったけれども、雨引小学校は、県道と一番通るこれ等に挟まれることになるのですよ、今度道路が二つあると。どっちかが市道になりますよね。そしてリンリン道路は私は大和中に通うお子さんがあのリンリン道路をどの程度使うか知りませんが、その使うリンリン道路とすぐ隣をダンプが走ることになるので、別の安心、安全の問題は生じるのですよ。つくったから安心で、安全になるわけではない。つくって危険になる部分もあるのです、この路線だと。だったら、それがないのだということがわかるような形で審議をしてもらいたいのだけれども、その協議や説明が欠けているから、こういうことになっていくということです。だって、欠けていると思いませんか、市長。これだけこれは出してきて、事前説明やれば済む、済むというか、済んだことなのですよ。それを何ページ、何ページのどこどこに書いてあれば、用地費です。何ページの何の項目に買収費です。入ってこいよと、これが説明の仕方ではないですか。こんな予算書の中に散られけているときには、1枚でわかるような形にして議員に提示するというのが役所の基本ではないですか。これは今後もほかの合併特例債事業等もそうなるでしょうから、もうそういう形での説明を怠らないようにしてもらいたいと思います。
それから、もう時間がありませんから、答弁はいいです。それで、今言ったことについては建設委員会でやってください。それで、その後ちゃんと議会の方にきちんとした形のものでやっていってもらいたいということで、これは議長にも、だれだ、皆川委員長にもぜひお願いしたいし、議員皆さんにもわかってもらいたいことです。
それで、最後にこれだけ議長、お願いします。さっきのつくばへのアクセスというところなのですけれども、市内循環バスの方に市長の頭はもう移っているようですが、それはそれで結構ですが、これを一緒に考えなくてはならないのは、タクシーだとか、スクールバスだとか、福祉バスとかの絡みで考えなくてはならないことであって、市外等の交流という意味はこれと切り離して別個考えてください。あくまでもTXの南の起点との首を横に振られないで聞いてくださいよ。それを考えてもらわないと、交通弱者で今救急はメディカル病院とか、小児医療はメディカル病院ですよ。それで、県西病院が救急医療できないと、あっちの方は救急車みんな走っていくのですよ。それで入院されてしまうと、おばちゃんらはバスでその毎日毎日お見舞いというのですか、面倒見に行くのですよ。そういうことがあるから、なるべく筑波山口までではなくて、あそこまでは確保してほしいという意味もあるし、それから観光客に誘致をご自分もここに書いているではないですか、この5ページに。それを考えるのであれば、これは泣き泣きだって、もう空気バスと言われますけれども、だけれども、泣き泣きだって、やっぱりTXのアクセスは切らせてはいけないものだと思うので、20年度交通体系の整備をするということですが、市内循環バスとは別の考え方でもって臨んでください。お願いいたします。
〇議長(小林正紀君) 17番、川那子君。
〇17番(川那子秀雄君) 聞き入ってしまいました。大分金のかかる話の方ばかりで、単純に私の方から1点、2点、3点、4点ほどお伺いします。担当の方では簡単で結構ですから、答えてください。
まず、31ページの雑入の件でお伺いします。その中につくば真壁工業団地管理協力金というのがあるのですが、150万円、これは雑入で上げられているのですが、どこからどういうふうに入ってきているお金か、それだけで結構です、答えは。
それから、ページがこれはあれですか、47ページ、ホームページ改修云々と、委託金と書いてありますね、154万円。これは桜川市のホームページのことだと認識しますが、どこへどういった形でホームページを改修を依頼しているのか。委託金ということになっていますから。そんなにしょっちゅう改修しているとは思われないのですが、その点ちょっと答えをお願いします。
それから、115ページ、これ都市計画費になると思いますが、都市計画基礎調査委託料860万円というのが計上されているのです。これはどこのことをやるのか、要するにその桜川市全体のことをやるのか、集中してその部分をやるのか、ちょっとわかりかねますので、860万円というのはちょっと金額が大きいですから、どこへ委託するのか、まずそれを簡単に説明をしていただきたいと。
それから、これが一番メーンになりますが、27ページ、財産運用収入というところがあります。それから、これは財産売払の方でございますが、科目設定のみになっていますが、ここでお伺いします。土地あるいは建物の貸付収入、これが1,196万円計上されております。土地が1,650万円、建物が31万1,000円、そういうことで計上してあります。財産売払収入は科目設定のみになっているようなのですが、なぜ私がここで質問しますかといいますと、非常にまちの財政も豊かではないと、全般に見渡せば。土地貸付収入が正直言いますと、どのくらい、どういうところを貸しているのかわかりませんが、1,196万円しかないのです。なぜ財産売払収入はないのか、これ非常に疑問なのです。といいますのは、これは桜川市の中で町道等がありますよね、昔の町道。今は市道になっているかもしれませんが、屋敷、個人の屋敷なんかに食い込んでいる道路というのが相当数あるだろうと思うのです、全体的に。これは以前、桜川市になる以前に17年度から払い下げはできますよという話を聞いております。相当その屋敷の中に、昔の土地ですから、道路が入っているのです。だから、私はどのくらいあるのか。これ私はわかりません。しかし、屋敷の中に土地を多く持っている。実は町道が含まれていたと。何でその人に買ってもらえないのかな。今は市ですから、市にとって売り払えば、収入になるわけですよ。今ただで使っているわけですよ、地主というのは。固定資産税ただです。こういう実態を見逃しているということがあるのです。だから、やっぱり市の財産というのはきちっと仕分けをして、これは払い下げがきく土地であると。これはどうしてもいろんな事情で近隣の同意がとれないから、払い下げが受けられないとかどうとかというのもあるでしょう。だから、私はここで財産運用収入というのがただで貸している土地があるということですよ、はっきり言えば。無料。いや、ありがたいですね、借りている方は。自分の屋敷として使っているのですから。植木は植えてある。木は植えてある。ところが、実際そういうところが相当あるのではないかなというふうに想像できるのです。だから、私はこれは財産運用収入というのが1,196万円ぐらいしかないわけでありますから、やっぱりその土地にかかっている方は、購入をして、自分の土地にすれば一番いいわけですよ。だから、やっぱり財産売払収入というのを科目設定のみというのは、これ予算上私はいかがなものかな。やはりそれはきちっと役所でわかっているはずですから、それ明確に仕分けをしてやっていただきたい。その点いかがお思いですか。これは建設部長になってしまうのですか、これはまだ。どなたなのですか、総務部長なのですか、市長なのですか。ここらはどなたでも結構です。
最初に質問したものは、答えだけで結構ですから、再質問しませんから。
〇議長(小林正紀君) 刈部総務部長。
〇総務部長(刈部幸男君) お答えいたします。
まず、47ページの情報管理費の委託料、13節の委託料、下から2番目のホームページ改修業務委託料でございますが、これにつきましては、ホームページ、桜川市のもちろんホームページでございます。住民が参加できるようなシステムあるいはデジタルミュージアム対応といいまして、もう絵が動くような対応で、皆様に親しまれる、市民に親しまれるようなホームページをつくろうということで、それの委託料でございます。
それから、27ページの土地貸付収入でございますが、1,165万円ですが、岩瀬地区の方で8万2,568平米、件数にしまして18件ぐらいですか、それから大和につきましては、5件で3,249平米、真壁地区が2件で2,120平米でございます。このこれが貸し付け地でございます。それと、建物貸し付けにつきましては、岩瀬地区で2件ほど建物を貸し付けております。それから、真壁の職業訓練校というのが田というところにあるのですが、それで31万1,000円という形で計上してございます。
それから、財産売払収入についてでございますけれども、科目設定、科目を計上した設定のみということですが、確かに議員おっしゃるとおり、法定外公共物の払い下げはございます。平成18年にしても10件やそのくらいあるかと思います。申請のたびに払い下げは実施しております。その方を載せなければいけなかったのだと思うのですが、ちょっと予定がつかめないというのが事実でございまして、それから法定外公共物の実態もつかんでいないというのが事実でございますので、その辺今後検討してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) 口町建設部長。
〇建設部長(口町 久君) つくば真壁工業団地施設管理協力金ということで150万円を見ております。これにつきましては、旧真壁町時代に当初の予定では工業団地の企業が利用する工業用水道を霞ヶ浦用水事業の県西広域用水を利用することになっておりましたが、工業用水の供給予定事業ができなかったため、そのために真壁町の費用で深井戸を掘り、暫定工業用水として供給を開始して、それからずっと現在に至っております。
以上でございます。
〔「もう一つあるんじゃないの」の声あり〕
〇17番(川那子秀雄君) 都市計画基礎調査委託料というのがあるでしょう。115ページ。都市計画費あるでしょう。
〔「一番下の115」の声あり〕
〇建設部長(口町 久君) 都市計画基礎調査委託料の件でございますが、一応都市計画法に基づいて県内すべての市町村が18年、19年度に行う県都市計画より指定されまして、市内全域において人口規模とか、産業分類別の就業人口の規模、市街地の面積、土地利用、交通量、そのほか現況等を調査するわけでございます。
以上でございます。
〇17番(川那子秀雄君) 部長、委託先、委託先を言いなさい。委託先です。委託先を言ってくれと言ったのだ。
〇建設部長(口町 久君) これはまだ決まっておりません。
〇議長(小林正紀君) 17番、川那子君。
〇17番(川那子秀雄君) わかったような、わからないようなところがありますが、私は協力金って雑入で入ると、どこから入ってくるのだと、真壁町でやった云々言っているのではないですよ。どこからお金が入ってくるのですかということを聞いたのです。
それから、19年度でやるのでしょうけれども、これホームページの改修業務というのは、これだけの職員がいて、ホームページは作成できないのですか。私はどうも能力ある人もいるのではないかと、154万円もどこかへ払ってやってもらうようなことではないだろうと思うのですが、私はいるはずですよ。優秀な人もいるでしょう、この部分について。一晩じゅうやってつくり上げてしまうなんていう人もいますよ、多分。ここら辺もやっぱりそういう工夫をして、金を出さないように、いいですよ、ここは書いておいても。実は後でやりましたということになれば消えるのですから。
それから、まだ決まっていないということを言っていますけれども、委託料のこれは860万円計上しておいて、委託先ぐらいは大体わかるのではないかと思うのですが、ではなければ金額出てこないでしょうよ。余りいじめてもしようがないですよ。わからなければわからないでいいです。
ただ、最後、総務部長、退任されるのに申しわけないのですが、法定外公共物、これは地籍調査やっているわけですから、わかっているはずなのですよ。調べたらいいと思いますよ。どのくらいあるかわからないで、予算、科目設定ゼロではだめなのですよ。だから、その買いたい人もいるかもしれない。促して金にかえる、そういう努力は担当部署でやってもらいたいです。本人たちもこういう話を聞きます。中にそういう道路があると、白地で、白地ということないけれども、後でうち建たなくなってしまうのだと、子々孫々困ってしまうのですよ。そういうところも考えてあげて、よく屋敷の中のその法定外というか、道路、そういうものは何とか処分していくように、貸すなら貸すでいいではないですか、ここへ収入入るのだから。だから、やっぱりそこらの仕分けをできるだけお忙しいとは思いますが、よろしくお願いしたいと思います。
以上で終わります。
〔「議長、暫時休憩してくれ」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 暫時休憩いたします。
休 憩 (午後 2時51分)
再 開 (午後 3時06分)
〇議長(小林正紀君) 再開いたします。
21番、仙波君。
〇21番(仙波信綱君) 116ページ、2目公園費なのですが、これは建設部のご担当ですか。12の役務費と13の委託料、桜川市に相当数公園があると思うのですが、この施設委託料とか、浄化槽の維持管理委託料、それから役務費のくみ取り手数料、これの内容が知りたいのです。これは資料できますか、部長、建設部長。それを質問します。資料ができるかどうかでいいのですよ、答え。
〇議長(小林正紀君) 口町建設部長。
〇建設部長(口町 久君) 今すぐですか。
〇21番(仙波信綱君) いや、すぐとは言っていないけれども、資料はできますか。
〇建設部長(口町 久君) 一覧表で出しますので。少しちょっと時間かかります。
〇議長(小林正紀君) 21番。
〇21番(仙波信綱君) 資料ができるかという質問で、できるというお答えをいただいたので、これで質問を終わります。二、三日うちにちょうだいに上がります。
〇議長(小林正紀君) 4番、小高君。
〇4番(小高友徳君) 1点だけ質問させていただきます。
97ページの5目農地費、19節負担金補助及び交付金のこの中で、一番下になりますけれども、農地・水・環境保全向上対策事業支援交付金1,100万円、また下の推進交付金55万円の詳細な内容についてお伺いいたします。
〇議長(小林正紀君) 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) 4番、小高議員にお答え申し上げます。
1番目の農地・水・環境保全向上対策事業支援交付金1,100万円につきましては、現在農地とか、農用地とかは国民の共有財産でありまして、それが大変荒れてきて、子孫に引き継ぐのはなかなか厳しいというような状況の中で、そのそういう環境を農家ばかりでなくて、例えば子供会とか、地域住民とか、消防団とか、そういう人たち、地域のみんなで守っていきましょうと、保全管理をしていきましょうというようなことで、市費でそもそもが今年度から5年間始まる事業であります。もう少し内訳を申し上げますと、ここにも書いてありますように、その1,100万円につきましては、10アール当たり1,100円で、桜川市としましては1,000ヘクタール、内訳がそれは集落のその団体があるわけです。それが37地区ということでやっております。そういう中で、その1,100円を拠出、そうすると県で1,100円、国で2,200円、4,400円、10アール当たり4,400円が国の方からの補助ということで、その37集落に各面積に応じ戻ってくるというようなことでございます。だから、単純に言うと1,100万円1年に出して、桜川市に4,400万円戻ってくると。だから、5年間だから5,500万円出して、2億2,000万円戻ってくると、計算上。そういう補助金ですね。
そういうことで、何をやるのだということになりますと、その集落で先ほど言った人たちが昔からやっているように、その水路の掃除とか、こさ払いとか、農道へ砂利を敷くとか、そういう農村環境の保全、そのほか草刈りとか、水路とか、ため池の生態系の維持とか、そういうのもありますけれども、そういうことをやっていくと言って、先ほど言ったように保全していくのだよと、そういう事業をやっていきます。そういうことによって、今も言ったように、4,400万円支出市で出すことによって、2億2,000万円返ってくると、5年間ですけれども。そういうことであれば、その一般会計で今まで補ってきた農道への砕石敷きとか、水路の補修とか、そういうものがかなり削減できるということで、大変有利な事業だと我々は考えているわけで、それに取り組んだということでございます。
この事業につきましても、根本的には桜川市、旧町村当時から同じですけれども、生産調整に対しては100%クリアしているというようなことが基本になっているのかなと私も考えております。そういうことで、生産調整はもうこれからも継続していくということでございますので、議員におかれましても、そういう会合があったときには、桜川市は生産調整100%できているよと、そういうことの享受として、農家がやるべきことはやって、享受するものは享受するというような状況の中で、こういう有利な事業が桜川市は取り入れられるのだよというようなこともPRといいますか、ご説明もよろしくお願いしたいと思います。お願いします。
〇議長(小林正紀君) 4番、小高君。
〇4番(小高友徳君) 今ご説明ありましたけれども、本当にささいな水路の補修、また農道において各桜川地域内にはたくさんもう砂利をすぐにても敷いてほしいという、また今回のこの新規でできる事業が反映できれば、大変いい事業だと思いますので、ぜひ進めていただきたいと思います。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 10番、相田君。
〇10番(相田一良君) ページ数が117ページの委託料のところです。遊具点検委託料ですけれども、これは公園ですね。市で管理している今公園、これ何カ所あるかお願いします。桜川市の公園内にある遊具です。とりあえず桜川市で管理している公園の数お願いします。
あと、2点目が、118ページの節の15の工事請負費900万円、これは多分前に説明あったところでは、大和の駅の駐車場の舗装工事だと思いますけれども、これは今現在これ借りている土地だと思いますので、これは借りている土地の面積と、どのくらいの金額で借りているか、それお願いします。
〇議長(小林正紀君) 口町建設部長。
〇建設部長(口町 久君) 公園費の中の15の工事請負費で900万円計上させていただいたところの駐車場の面積でございますね。
〇10番(相田一良君) はい。
〇建設部長(口町 久君) 面積では1,751平米でございます。
〇10番(相田一良君) 借りている料金。
〇議長(小林正紀君) 口町建設部長。
〇建設部長(口町 久君) 年間で40万円で借用しております。
〇議長(小林正紀君) 公園遊具の件は。
〇建設部長(口町 久君) 公園の数ですが、26公園ございます。
〇議長(小林正紀君) 10番、相田君。
〇10番(相田一良君) 駅前のその駐車場の件なのですれども、これは市長、900万円かかるのですよね、舗装が。900万円かけて、今現在大和駅は駐車料無料ですね。そうすると岩瀬駅、そのほかの方々の駅でも、結構有料のところ多いね。そうするとそうなった場合に、大和の駅もこれから、これが多分だんだん維持管理とか、その今言ったように、土地の借上料もやっぱり何十万円かかっていますよね。こういった場合、今後市としては車のその駐車の料金はどのように考えているか、求めます。
あと、もう一つ、公園、桜川市に公園56あると言いましたね、部長。
〇建設部長(口町 久君) 26です。
〇10番(相田一良君) 26、済みません。26は、26のその遊具の点検料、点検料ではないのだけれども、今遊具、いろんな鉄関係が盗難に遭っていますよね。そうした場合に、遊具関係が例えば、例えばですよ、21本とか22本とか外された場合とか、あとは委託業者のミスで、その遊具器具が腐っていたり、腐食していたり、同じことだけれども、そういうふうになっているのを見抜けなかった場合、業者だけに任せておいて、それで安心なのだか、業者に任せて。やはりこれは何かあってからでは幼児の場合は遅いです。というのは、四、五年前に突然2カ所か3カ所でその遊具を使ってけがをしたり亡くなったということがテレビで報道されました。そうした場合に、全国一斉に公園墓地の遊具関係を一斉点検と。そうした場合に相当な数の器具が欠点が出てきました。そういうこともありますもので、桜川市としましても、委託業者に任せるだけでなく、その市の職員の人も完全を期してそれを当たってもらいたい。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 部長には要望ですよね。だから、市長だけ答弁すれば。
〇10番(相田一良君) 市長だけ。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 大和駅の駐車場、現在無料で使っていただいておりますが、これからいろいろな面で維持管理費というものがかなり出てまいります。舗装させていただいて、有料にし、そしていただいた金を有効に活用して、より大和駅周辺の整備を進めてまいりたい、かように考えております。
〇議長(小林正紀君) 10番、相田君。
〇10番(相田一良君) それで、今、先ほども岩瀬、協和の駅前の料金体系もありますよね。それで大体1台どのくらいの、あとまたその辺は検討まではしないですか。お願いします。
〇議長(小林正紀君) それで3回目になってしまいけれども、いいですか。それはだれに。
〇10番(相田一良君) 市長。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 今、議会の方の議決をいただいた中で舗装をさせていただきます。その中で適正な料金設定をさせていただきたいと思います。また、それにはやっぱり大和駅、岩瀬駅、羽黒駅がございますので、それらとの整合性も考えながら設定をしてまいりたいと、かように思います。
〇議長(小林正紀君) 15番、増田君。
〇15番(増田俊夫君) 66ページ、節の19、県後期高齢者医療広域連合負担金1,308万6,000円の内容説明お願いいたします。
〇議長(小林正紀君) 川股市民生活部長。
〇市民生活部長(川股守安君) お答えいたします。
まず、後期高齢者の負担金の負担の割合でございますけれども、均等割、それから市町村の人口割、それから後期高齢者の受給者割ということになっておりまして、均等割については10%、それから市町村の総人口割が45%、後期高齢者の受給者割が45%ということになっております。19年度の金額につきましては、均等割で150万7,000円、それから桜川市総人口割が495万6,000円、それから後期高齢者の受給者割が662万3,000円ということで、合わせまして1,308万6,000円の予算計上ということになっております。それで、その均等割については、総事業費が6,632万6,200円の10%ということで、44の市町村で割りますと、150万7,000円になるということであります。また、人口割については、茨城県の総人口については298万、いや、失礼しました。人口については304万380人ということです。それから、茨城県の75歳以上の受給者人口が26万9,401人でございます。負担割合については、先ほど言ったとおりでございます。
〇議長(小林正紀君) 15番。
〇15番(増田俊夫君) この制度は、このたびの茨城県後期高齢者広域連合会というようなものが設立されたわけです。目的は、少子高齢化が進んでいると、そして75歳以上の高齢者に対して今後かなりの負担があるというようなことで、県全体で見ていくというような制度かと思います。今、その内容についてお伺いしたわけですが、これは保険料の徴収というのはどういう形で進められるのですか。
〇議長(小林正紀君) 川股市民生活部長。
〇市民生活部長(川股守安君) 75歳以上の保険料については、年金額が18万円以上受給している方については、特別徴収ということで、年金から天引きをするということになっております。それで、介護保険料が別にございますので、介護保険料と後期高齢者の保険料、これを合わせて年金額の2分の1以上になってしまうと。ですから、後期高齢者の保険料と介護保険料合わせて例えば9万円以上になってしまうというときには、介護保険料だけを年金から天引きをいたしまして、後期高齢者の保険料のついては、普通徴収ということで市町村が賦課をし、市町村が徴収するという、そういう内容になるわけでございます。
〇15番(増田俊夫君) はい、わかりました。
〇議長(小林正紀君) ほかはよろしいですか。
24番、上野君。
〇24番(上野征一君) 43ページ、71ページ、その他もろもろに載っているようですけれども、清掃業務委託料というのがかなりの金額が上がっていますけれども、ほぼ前年と同じようかなというような気がしているのですけれども、この業者の選定といいますか、何年ごとにどのような形でやっているのか、ある程度はやっぱり今厳しい財源の中ですので、何社か集めまして、やっぱり見積もりでもかけてやっているのかどうか、その辺確認したいと思います。
あと、もう一点、借地料の問題、議会があるたび、私が監査役やってから、もうしようがない、続けて大きい声出していますけれども、見直しかけろ、見直しかけろということでやっています。かなりの財源が厳しいということで、老人会もなくなったと、その他もろもろあれも切れよ、これも切れよで切っている矢先ですので、この借地料の四、五千万円、総額では恐らくいっているかと思いますけれども、これの見直しをやったのかやらないのか、やる気があるのかないのか。前から言っているように、特にやすらぎの里なんかは3年置かれているような状態ですし、その辺、筑北環境衛生組合で去年まで借りていたところ、今年度19年度から返すよということになったら、田んぼで米10俵、20他俵の値段で借りられるのだというような話も聞いていますし、いつも言っているように、借地料決めたのは、ちょうど岩瀬のこの区画整理が仕上がったころの地代、1反歩に対して年間120万円ぐらいのことがたたき台になって決めてあるような気がしていますので、その辺の見直しをどのように考えているのかお尋ねしたいと思います。
それと、もう一点、159ページ、下から枠で四つ目かな、15節で工事請負費ということで491万円ほど計上されていますし、これ説明聞いていましたらば、真壁の運動場の工事費だというようにお聞きしたのですけれども、聞くところによると、今度真壁の競技場で全国大会のソフトボールがやるのだというような話も聞いています。昨年度だったと思いますけれども、合併して間もないうちに、一応市の施設がわからなければしようがないだろうということで、私どもの常任委員会の方でぐるっと回って見てきました、真壁のグラウンドを。あそこへ四、五百万円の金を投入しても、全国大会やれるような球場ではないですよね、失礼な話。確かに真壁の方が一生懸命ソフトボールのクラブを立ち上げて骨折ってくれて、全国大会を真壁町で開けるように骨折ってくれたようですし、真壁にしてみれば、もちろんあそこ最大でしょうけれども、あそこでやるのであれば、もうちょっと金をかけて、全国からお客さん呼んでも、これが桜川のグラウンドだよというような形で見てもらって恥ずかしくない程度の設備にしなければならないですし、その金額がかけられないのであれば、真壁のソフトボールをその立ち上げてくれた方皆さんに了解を得て、この岩瀬の体育館のグラウンドでも使ってもらうような形にしないと、なかなかそれは無理ですよというのは真壁の方にはお聞きしていますけれども、あそこへ四、五百万円の金をかけて、あそこで全国大会やろうというのは、ちょっといかがなものかと思いますけれども、その辺ちょっとお答え願いたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 刈部総務部長。
〇総務部長(刈部幸男君) まず、清掃業務委託料でございますが、このページ、上野議員が言った43ページにつきましては、庁舎、3庁舎分の委託料でございます。これにも今までの経過等もありまして、ほとんど同じ業者になってしまうのは多いのですが、一応見積書をとりまして、2社の見積書をとりまして、その後、見積もり低い業者と見積もり合わせて、さらに下げて詰めるような形でやっております。ほかも多分同じような方法でやっているかと思います。
それから、借地料、去年も言われたの覚えているのですが、実際に何かやったのかということでございますけれども、担当というか、借地をしている課等を集めまして、財政課が中心になりまして、この点について話し合いをした経過がございます。まずもって、一つとして、不用な土地の返還をまず最初にやろうというような形で進めております。ただ、不用な土地についても、借りたときの状況、例えばこちらとこちらを抱き合わせて借りるようなときもありますので、そのときはこっちを返すのならこっちも返してくれというような話になってしまって、なかなかうまくいかないというのが状況でございます。
以上です。
〇議長(小林正紀君) 飯島教育次長。
〇教育次長(飯島泰則君) 上野議員さんにお答えいたします。
ねんりんピックのソフトボールの大会でございますが、旧真壁町時代に西山会長を初め県の方に強く要望して真壁で開催するということで決定しておりまして、それで桜川市になりまして、いろいろあったようでございますが、最終的に開会式、真壁会場でやるということになったわけでございます。それに伴いまして、若干C面、D面のグラウンドのところのベンチと一部拡幅と、本当の一部ののり面の拡幅ということで計画を立てております。
それから、会場でございますが、真壁運動場が3面使います。それから、桃山中学校が3面使います。それから、ラスカのところの総合運動公園が2面使用すると、それから青柳球場が1面使用ということで、全部で9面ということで計画をしております。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 24番。
〇24番(上野征一君) 総務部長の答弁の中で、不用な土地から返そうというような話がありましたけれども、もちろん不用なものは即急に返してもらわなければなりませんけれども、私が言っているのは、その単価を下げたらいいのではないかということを言っているのですよ。単価を見直しかけろということで、いつもいつも同じことを言うようですけれども、15年、20年前のバブルの絶頂期に決めたその値段がたたき台になっていて、それ今まで引きずっている。地価なんかは当時の2分の1、3分の1まで落ち込んでしまっているわけですよ。だから、借地料だけ何でその高い金を払わなければならないのだということ、これは即急にもう地主さんを集めて理解を求めて、何%ずつか切っていくような形にしないと、どうしようもないですよ。特に私は岩瀬にいて、岩瀬のことを言っては何ですけれども、御領団地なんか建てかえ始まる前に、ああいうのはやっぱり地代ある程度交渉して下げないと、下げてくれないのだったら、今度はここへ建てる予定なのですけれども、やりませんよぐらいのことで持っていかないと、あれだけの何億円という金をかけてあそこへまた新たに市営住宅を建ててしまったのでは、地代下げてくれと言ったって、地主返事しないと思いますよ。ですから、総体的な見て、あそこばかりではなくて、公園から、やすらぎの里から、市営住宅からやるべきではないかと思います。よそにも、真壁、大和さんにも借地がかなりあるかと思いますから、全体的な見直しを即急にかけなければだめだということ、やっていけないだろうということですよ。もし個人で借りていたらば、今ごろ同じ値段払っていますか。払っていられますか。役所ですから、そういうことやっていられるのですよ。自分で借りているところやって、20年前に契約したものをそのまま今、地代払っていられますか。恐らくこれはできないと思いますよ。自分の身になってやっぱりこれは担当課で即急にやっていただくようにしなければ方法はないかと思っています。
それと、あと、今、真壁のソフトボール、確かに真壁のソフトボールの幹部の方がお骨折りをいただいて、真壁に全体大会を誘致したということで非常にありがたいのですが、さっきも言ったように、500万円弱の金をあそこへ投入して、グラウンドの整備ぐらいはできるかもしれませんけれども、どの試合をするグラウンドに対しても、やっぱり控室の前にある程度はやっぱり雨よけぐらいだとか、それなりのベンチだとか、控え用のベンチだとか、そういうものは必要ではないかと思うのですけれども、このぐらいで仕上がるのですか。やるのであれば、もう少し金もらってぴしっとやった方がいいと思いますよ。
〇議長(小林正紀君) 飯島教育次長。
〇教育次長(飯島泰則君) 大変厳しい予算の中で何とかこれだけの金額をつけていたただいたということで、この範囲内で何とかやっていきたいというふうに思っております。
以上でございます。
〇議長(小林正紀君) よろしいですか。
〇24番(上野征一君) はい。
〇議長(小林正紀君) ほかよろしいですか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 以上で大綱質疑を終わります。
お諮りいたします。議案第1号から議案第10号までを別紙付託表のとおりそれぞれの常任委員会に付託することにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
よって、議案第1号から議案第10号までを別紙付託表のとおりそれぞれの常任委員会に付託することに決定いたしました。
〇散会の宣告
〇議長(小林正紀君) 以上で本日の日程は終了いたしました。
あすから20日までは常任委員会となり、最終日、22日は午後3時からの会議となります。
本日はこれにて散会といたします。
どうもご苦労さまでございました。
散 会 (午後 3時36分)