平成19年第1回(3月)桜川市議会定例会会議録(第1号)

平成19年第1回桜川市議会定例会議事日程(第1号)

                          平成19年3月7日(水)午前10時開会
日程第 1 会議録署名議員の指名                             
日程第 2 会期の決定                                  
日程第 3 諸般の報告                                  
日程第 4 執行部あいさつ                                
日程第 5 議長報告第1号の委員会付託                          
日程第 6 議会広報特別委員会委員の選任について                     
日程第 7 農業委員会委員の推薦について                         
日程第 8 議案第12号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて        
日程第 9 議員提出議案第1号 桜川市議会委員会条例の一部を改正する条例         
日程第10 議員提出議案第2号 桜川市議会会議規則の一部を改正する規則          
日程第11 議案第11号 専決処分の承認を求めることについて               
             (平成18年度桜川市一般会計補正予算(第6号))        
日程第12 茨城県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙                   
日程第13 議案第 1号 平成19年度桜川市一般会計予算                 
日程第14 議案第 2号 平成19年度桜川市国民健康保険特別会計予算           
日程第15 議案第 3号 平成19年度桜川市老人保健特別会計予算             
日程第16 議案第 4号 平成19年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算         
日程第17 議案第 5号 平成19年度桜川市公共下水道事業特別会計予算          
日程第18 議案第 6号 平成19年度桜川市介護保険特別会計予算             
日程第19 議案第 7号 平成19年度桜川市野外趣味活動施設特別会計予算         
日程第20 議案第 8号 平成19年度桜川市岩瀬水道事業会計予算             
日程第21 議案第 9号 平成19年度桜川市真壁水道事業会計予算             
日程第22 議案第10号 平成19年度桜川市大和水道事業会計予算             

〇出席議員(25名)
  1番   風  野  和  視  君     2番   勝  田  道  雄  君
  3番   岩  見  正  純  君     4番   小  高  友  徳  君
  5番   中  川  泰  幸  君     7番   皆  川  光  吉  君
  8番   増  田     豊  君     9番   潮  田  新  正  君
 10番   相  田  一  良  君    11番   古  川  静  子  君
 12番   大  塚  秀  喜  君    13番   高  田  重  雄  君
 14番   小  林  正  紀  君    15番   増  田  俊  夫  君
 16番   鈴  木  好  史  君    17番   川 那 子  秀  雄  君
 18番   萩  原     實  君    19番   横  田     衛  君
 20番   橋  本  位 知 朗  君    21番   仙  波  信  綱  君
 22番   増  田     昇  君    23番   塚  本     明  君
 24番   上  野  征  一  君    25番   林     悦  子  君
 26番   菊  池  節  子  君

〇欠席議員(なし)

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  中 田   裕 君
   助     役  山 田 耕 一 君
   教  育  長  石 川   稔 君
   市 長 公 室 長  飯 嶌 洋 一 君
   総 務 部 長  刈 部 幸 男 君
   市 民 生活部長  川 股 守 安 君
   保 健 福祉部長  中 澤   進 君
   経 済 部 長  山 中 政 雄 君
   建 設 部 長  口 町   久 君
   岩 瀬 支 所 長  細 谷   豊 君
   真 壁 支 所 長  大 場 敏 夫 君
   水 道 局 長  田 口 喜 之 君
   教 育 次 長  飯 島 泰 則 君

〇職務のため出席した者の職氏名
   議 会 事務局長  柴 山 栄 一 君
   議会事務局書記  笠 倉   貞 君
   議会事務局書記  長 堀 イツ子 君
   議会事務局書記  鈴 木 謙 一 君

          開 会  (午前10時00分)
〇開会の宣告
〇議長(小林正紀君) 皆さん、おはようございます。
 本日の出席議員は24名です。風間議員より遅刻の連絡を受けております。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立いたしますので、ただいまより平成19年第1回桜川市議会定例会を開会します。
 ただいま風間議員が出席いたしましたので、本日の出席議員は25名です。訂正いたします。
 地方自治法第121条の規定により、説明のため議長からの出席要求による出席者及び議会事務局職員は配付した資料のとおりです。
                                           
〇開議の宣告
〇議長(小林正紀君) これから本日の会議を開きます。
                                           
〇会議録署名議員の指名
〇議長(小林正紀君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 今期定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により議長より指名します。
   10番 相 田 一 良 君
   11番 古 川 静 子 君
   12番 大 塚 秀 喜 君
 以上3名を会議録署名議員に指名します。
                                           
〇会期の決定
〇議長(小林正紀君) 続いて、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 議会運営委員長より、本定例会の会期日程等議会の運営に関する事項について、議会運営委員会の協議の結果報告をお願いします。
 議会運営委員長、皆川光吉君。
          〔議会運営委員長(皆川光吉君)登壇〕
〇議会運営委員長(皆川光吉君) おはようございます。議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
 円滑な議会運営を図るべく、平成19年3月5日午前10時から、議長の出席を得て委員会を開催、審議した結果、次のとおり決定いたしました。
 会期については、本日から22日までの16日間といたします。本日は、人事案件の採決の後、茨城県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙を行い、予算議案を上程し、提案説明を行います。8日は、一般議案を上程し、提案説明終了後、一般質問を行います。9日は、一般質問を行います。10日、11日は、議案調査のため休会といたします。12日は、一般議案を審議し、採決いたします。13日は、議案調査のため休会といたします。14日は、予算議案の大綱質疑を行います。大綱質疑終了後、各常任委員会に付託いたします。15日から20日までは、予算議案を各常任委員会で審議します。21日は、議案調査のため休会といたします。22日は3時からとし、各常任委員長の報告を行い、採決いたします。
 以上で報告を終わります。
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
 本定例会の会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおりとしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、会期は、議会運営委員長の報告のとおり決定いたしました。
                                           
〇諸般の報告
〇議長(小林正紀君) 続いて、日程第3、諸般の報告を行います。
 閉会中に開催した委員会の報告を願います。
 福祉環境常任委員会委員長、川那子秀雄君。
          〔福祉環境常任委員長(川那子秀雄君)登壇〕
〇福祉環境常任委員長(川那子秀雄君) おはようございます。福祉環境常任委員会委員長報告書を読み上げます。
 福祉環境常任委員会を代表いたしまして、本委員会における議案の審査の経過並びに結果について、会議規則第103条の規定により、ご報告申し上げます。
 本委員会は、真壁保育園についてを議案とし、平成18年12月7日の保育園に関する勉強会を含め、12月26日、平成19年2月8日、2月23日の4回にわたり開催いたしました。これは、市が児童を委託している真壁保育園の経営者が私的に経営していた愛児園を平成19年3月末日をもって廃止することに伴い、平成19年度の真壁保育園の入所希望者が定員を大幅に上回った事態への対応の協議であります。
 12月26日の委員会では、担当課長より、定員を180名とした場合、平成19年4月に196名を入所させることが可能でありますが、5月からの追加入所枠については、年齢別の人数、保育士の配置によっては受け入れが難しいため、申込者246名のうち、50名に対して不承諾の通知を出す旨の説明がありました。
 2月8日の委員会では、不承諾の通知を出した50名の方から多数の問い合わせがあったが、1月初旬から自宅を訪問するなどの対応を行った結果、自宅で保育可能な22人を除いた28人については、やまと保育所、岩瀬保育所、そして真壁幼稚園等への入所による解決が一応はできたとのことです。しかし、その後、1月23日に真壁保育園父母の会から4,890人の署名を添え、市長に対し保育園の定員増の要望があったことにより、定員については現在の150名から50名増の200名へ変更する旨の説明がありました。
 ここでは、愛児園の施設を分園として利用することを認めるか否かについて議論がありましたが、分園ではなく、現在の保育園部分の遊戯室を保育室に使用することによる受け入れの対応を真壁保育園に要望するとのことでした。
 2月23日の委員会では、第1点目として、2月16日に県・市・真壁保育園で行った三者協議の報告があり、定員については200名とすること、一方で、真壁保育園から遊戯室を保育室として使用する予定はないとの申し入れにより、214名を受け入れるという内容で合意がされたとのことでした。しかし、第2点目として、2月14日付で真壁町民生委員児童委員協議会、2月16日付で父母の会から分園設置について要望書が提出されたため、2月21日に真壁福祉センターにおいて市と真壁保育園を含めた4者で協議を行い、分園により入所申込者全員の受け入れを可能とすることで合意がなされたとの報告がありました。
 また、市は、保育園の定員増及び分園の事務手続について協力するとのことであり、一方、保護者に対しては、早急に入所承諾書を送付するよう努めるとのことでした。
 結果としては、真壁保育園の最終的な入所希望者247名のうち、自宅保育や他の保育所を選択すると連絡があった15名を除いた232名全員入所できたと聞いております。
 以上が、福祉環境常任委員会の審査協議の結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願い申し上げます。
  平成19年3月7日
                        福祉環境常任委員会委員長  川那子 秀雄
  桜川市議会議長  小林 正紀 様
 以上です。
〇議長(小林正紀君) 続きまして、建設経済常任委員会委員長、上野征一君。
          〔建設経済常任委員長(上野征一君)登壇〕
〇建設経済常任委員長(上野征一君) 建設経済常任委員会報告書。
 平成19年2月26日午後1時30分から現地視察を実施した後、午後2時45分から桜川市議会委員会室において建設経済常任委員会を開催し、協議をいたしましたので、報告いたします。
 協議内容については、阿部田地区土地区画整理事業の今後の方針についてであります。
 委員会では、担当者から、これまでの事業の経緯や概要について詳細な説明を受けました。その内容は次のとおりです。
 昭和52年の都市計画決定後、雨引地区の市街化が進まなかったことから、市街地整備を推進するため、平成2年度に策定した市街地整備基本計画に基づき、住居系の106ヘクタールの面的整備を計画したものであります。そして、平成5年には、地権者の動向を勘案して区画を縮小し、阿部田地区26ヘクタールを先行地として決定、その後、公共用地の取得を開始したものの、景気の低迷など社会経済情勢の変化により、再度エリアの縮小を行い、最終的には平成12年に9ヘクタールとし、このうち4ヘクタールを第1工区として事業着手を目指しました。
 しかし、減歩率などの問題により実現化できないまま、平成16年度に流末排水路整備工事を実施したのを最後に、現在に至っております。
 この事業の今後の方針につきましては、過日開かれた桜川市都市計画審議会において、「事業中止」というご意見をいただいているそうでございます。また、当建設経済常任委員会においても、協議の結果、事業の中止という点は、出席委員全員の一致した意見であります。
 なお、これまでに取得した土地については、毎年維持管理の経費がかかることから、売却も視野に入れて検討すべきであり、今後は地元地権者に説明し、理解を求めていくことという意見を添えて当委員会は了解いたしました。
  平成19年3月7日
                      桜川市建設経済常任委員会委員長  上野 征一
  桜川市議会議長  小林 正紀 様
〇議長(小林正紀君) 続きまして、文教常任委員会委員長、大塚秀喜君。
          〔文教常任委員長(大塚秀喜君)登壇〕
〇文教常任委員長(大塚秀喜君) 文教常任委員会審査報告書。
 文教常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託された案件は、桜川市立大和中学校改築事業に関する事項についてであります。
 本委員会は、平成18年12月26日午後2時より、真壁庁舎3階3330会議室において、全委員出席のもとに開会し、説明員として教育長及び教育次長、担当課長補佐の出席を求め、書記1名を任命し、付託案件について詳細なる説明を聴取し、審議を尽くした結果、委員全員賛成により下記のとおり可決いたしました。
 大和中学校の改築については、将来の少子化に対応できるような、つまり小学校等に転用可能な学校施設として改築し、また、桜川市全体の学区再編を視野に入れた統合問題についても、統合問題検討委員会を設置し、今後10年間を目途に結果を出して整備がなされるよう、要望いたします。
 以上が、付託案件に対する文教常任委員会の審査の経過及び結果であります。
 各位におかれましても、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
  平成19年3月7日
                            文教常任委員会委員長 大塚 秀喜
  桜川市議会議長  小林 正紀 様
〇議長(小林正紀君) 続きまして、例月出納検査、県西総合病院組合議会、筑西広域市町村圏事務組合議会、筑北環境衛生組合議会、議員視察研修、議会運営委員会視察研修の報告は、お手元に配付したとおりであります。
                                           
〇執行部あいさつ
〇議長(小林正紀君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) 本日ここに平成19年第1回桜川市議会定例会の開会に当たり、平成19年度市政運営に関する基本的な考え方と提出議案の概要について説明し、議員各位のご理解とご協力を賜りたく、ごあいさつを申し上げます。
 昨年を振り返りますと、北海道夕張市の財政破綻では、行政サービスの著しい低下を初め、住民への大きな負担、行政に対する不信と不安を招き、将来的には市の存続さえも危ぶまれるという最も重い現実が突きつけられました。こうしたことは決して対岸の火事ではなく、我が桜川市においても、市民の確かな信頼のもと、市民生活を守る自治体運営の責任の重さとともに、健全な財政こそが安全・安心なまちづくりの基本であると痛感したところでございます。
 さて、我が国の景気はいざなぎを超えたと言われる一方、大企業と中小企業、中央と地方でも格差が生じ、また個人所得や個人消費もまだまだ低迷しております。そうした中で、私は、住民自治の基本となる「市民が主役の行政」の実現を目指し、市民の顔を市政に反映すべく、全力で取り組んでまいりました。今後も住民自治の本来あるべき姿として、家庭で処理できることは家庭で担い、その次に地域全体で処理し、最後に行政がしっかりと支えるという、いわゆる「自助、共助、公助」の考え方のもと、市民と行政が協働するまちづくりを推進し、市民本位のまちづくりを基本姿勢として、日本一きれいなまちを築いていきたいと考えております。議員各位におかれましては、さらなるご支援とご協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。
 では、今回ご審議いただく案件についてご説明を申し上げます。
 議案第1号から10号については、平成19年度桜川市一般会計予算及び6特別会計予算並びに3企業会計予算となっております。これから新年度予算については後ほど改めて説明をさせていただきますので、予算編成の骨子のみを申し述べさせていただきたいと思います。
 市の財源も、歳入面では、税源移譲や定率減税の廃止により市税は増収が見込まれますが、地方交付税につきましては総額が抑制され、国の交付税予算において前年度対比4.4%の減額となっており、今後も予断を許さない状況になっております。歳出面では、生活保護費や老人医療費の増大や各特別会計への繰出金の増加により、財政の硬直化が進んでいる状況にございます。このような状況を踏まえ、平成19年度予算については、枠配分方式を一部導入いたしましたが、なお一層の一般行政費の節減、合理化に努めるとともに、事業についても、事業の必要性、緊急性、事業効果等を十分検討し、新市建設計画の施策に沿って予算配分をいたしました。
 それでは、議案第11号 専決処分の承認を求めることについての説明をさせていただきます。
 これは、平成18年度桜川市一般会計補正予算(第6号)であります。土木費の工事請負費1,398万8,000円の増額補正で、歳入歳出予算総額を169億566万1,000円といたしました。
 続いて、議案第12号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてであります。現在桜川市の人権擁護委員の定数は10名となっております。そのうち、1名の方が平成19年6月30日をもって任期満了を迎えることから、再任をお願いするため、議会の意見を求めるものでございます。
 次に、議案第13号 桜川市副市長の定数を定める条例については、地方自治法の改正に伴い、「助役」を「副市長」に改め、定数1人を定めるものであります。
 次に、議案第14号 桜川市市設置型浄化槽整備事業減債基金条例については、茨城県浄化槽市町村整備推進事業費補助金交付要綱に基づき、市設置型浄化槽整備事業に係る地方債の償還に充てる財源とし、同事業の減債基金を設置する必要があるため、条例を制定するものでございます。
 次に、議案第15号 桜川市環境基本条例については、環境基本法に基づいて、市の環境保全について基本理念を定め、桜川市と市民及び事業者の責務を明らかにし、施策を計画的に推進するために、条例を制定するものでございます。
 次に、議案第16号 桜川市個人情報保護条例の一部を改正する条例については、主にこの条例に第7章、第40条から43条を追加し、罰則規定を設けたものでございます。
 次に、議案第17号 桜川市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例については、人事院規則の改正に伴い、休息時間の廃止及び休憩時間の見直しをするものでございます。
 次に、議案第18号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてであります。この主な内容につきましては、平成19年度に男女共同参画プランを策定する予定でありますので、男女共同参画プラン策定委員の報酬等を条例に追加するものでございます。
 次に、議案第19号 桜川市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、人事院勧告に基づく給与改定であり、少子化対策に対応するもので、主に扶養手当の額を引き上げるものでございます。
 次に、議案第20号 桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきましては、国民健康保険法施行令の改正に伴い、基礎課税額限度額「53万円」を「56万円」に改めるものでございます。
 次に、議案第21号 桜川市市設置型浄化槽の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。平成18年度については、市設置型浄化槽の整備対象区域は岩瀬地区のみで対応しておりましたが、平成19年度からは桜川市全域で対応することになるため、条例の一部を改正するものでございます。
 次に、議案第22号 桜川市営駐車場及び自転車置場の設置管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。これは、主に岩瀬駅前整備事業により駐車場等の整備が行われることに伴い、駐車場等の位置の変更が生じたため、所要の改正を行うものであります。
 続いて、議案第23号 新市建設計画の変更についてであります。これは、従来の新市建設計画に大和中学校の改築事業を組み入れたものが主な変更内容であります。
 次に、議案第24号 茨城県市町村総合事務組合規約の一部改正については、地方自治法の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。
 次に、議案第25号 茨城租税債権管理機構規約の変更についても、地方自治法の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
 次に、議案第26号 県西総合病院組合規約の変更についても、地方自治法の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。
 続いて、議案第27号 訴えの提起については、市営住宅の家賃滞納者の家賃の納入及び住宅明け渡しを求める訴えを提起するもので、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものであります。
 続いて、議案第28号 平成18年度桜川市一般会計補正予算(第7号)以下、議案第37号 平成18年度桜川市大和水道事業会計補正予算(第3号)までの各会計補正予算につきましては、事業費の確定等に伴い、所要の経費の補正をするものでございます。
 以上が提出議案の概要でありますが、詳細につきましては担当部長より説明をさせますので、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願いを申し上げて、ごあいさつといたします。
 どうぞよろしくお願いを申し上げます。
                                           
〇議長報告第1号の委員会付託
〇議長(小林正紀君) 続いて、日程第5、議長報告第1号 請願陳情については、お手元に配付いたしました請願陳情文書表のとおり建設経済常任委員会に付託いたします。
                                           
〇議会広報特別委員会委員の選任について
〇議長(小林正紀君) 続いて、日程第6、議会広報特別委員会委員の選任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、相田一良君を指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議会広報特別委員会委員は相田一良君を選任することに決定いたしました。
                                           
〇農業委員会委員の推薦について
〇議長(小林正紀君) 続いて、日程第7、農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。
 お諮りいたします。議会推薦の農業委員には、中川泰幸君を推薦したいと思います。これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議会推薦の農業委員は中川泰幸君を推薦することに決定いたしました。
                                           
〇議案第12号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第8、議案第12号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) 議案第12号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてご説明いたします。
 人権擁護委員の推薦につきましては、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、市町村長が議会の意見を聞いて法務大臣に候補者を推薦するものであります。
 提案いたしました友常克樹氏は、昭和21年12月9日生まれで現在60歳になられた方であります。同氏は、人権擁護委員に必要な人格、識見が高く、経験も豊富であり、平成13年5月1日に旧岩瀬地区の人権擁護委員として委嘱されて以来、合併後の現在も引き続き桜川市人権擁護委員として活動中であります。今般同委員が平成19年6月30日で2期目の任期が満了することから、再任をお願いするため、議会の意見を求めるものであります。
 なお、人権擁護委員法第7条には、委員の欠格事項が規定されておりますが、いずれの欠格事項にも該当していないことを申し添えまして、ご説明といたします。何とぞよろしくご審議の上、適切なるご議決を賜りますようお願い申し上げて、説明といたします。よろしくお願いします。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
 本案は、原案のとおりに適任と答申することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第12号は原案のとおり適任と答申することに決定いたしました。
                                           
〇議員提出議案第1号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 続いて、日程第9、議員提出議案第1号 桜川市議会委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 7番、皆川光吉君。
          〔7番(皆川光吉君)登壇〕
〇7番(皆川光吉君) 提案の理由。
 地方自治法が改正されたことに伴い、桜川市議会委員会条例の一部について所要の改正を行うものでございます。
 以上です。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
 ご質疑ありますか。
 25番、林議員。
〇25番(林 悦子君) 委員長にご質問申し上げます。
 これは自治法改正に伴っての条例改正なのだろうと思うのですが、自治法改正の大きな目玉に常任委員会を一つ以上とか二つというのですか、複数兼任できるような制度の改正があったとこの間の全協のときにご説明をいただいたように思うのですけれども、今後委員会を二つ以上兼任できるということについては、どのような日程でお進みになられるのであるか、その辺を議運の方で検討しているか。例えば来年度をめどにとか、この秋にはとか。また、兼務するときにはどのようにしていくかということ、いろいろあると思うのですけれども、日程をどのように考えていらっしゃるか、一応お聞きしておきたいと思うのですが。多分合併特例債関係の事業が入ってくると、今の常任委員会だけではなくて、やはりちょっと地元のことであったりすれば、自分もそこに加わりたいと思ったりする議員も出てくると思うのですね。私なんかもやっぱり公民館等が入ってきますと、建設そのものはともかくも、その内容、ソフトに関しては、最終的に議決だけの参加では物足りないなというふうに思いますので、その辺を考えますと、できるだけ早急に委員会に一つ以上加わるという制度について検討してほしいと思うのです。ですから、その辺の日程をどのようにお考えになっているか、どのように話し合われたかをお聞きいたします。それが入ってこないと、ほとんど条例改正は単なる文言の追随だけになってしまうかなと思うので。
〇議長(小林正紀君) では、皆川委員長。
〇7番(皆川光吉君) この委員会条例の一部改正につきましては、桜川市は今25人の議員がおりますけれども、要するに議員の数が少なくなると、委員会に配属されて、一つだと委員会が機能しないということで、改正するわけでございますけれども、桜川市においては今25人の議員がおりますから、この条例で、桜川市においては今までどおり一つの委員会ということで議運の方ではお話し合いをしました。それで、先の日程とか何かはまだ議運の方でも煮詰めておりませんので、次の機会までにはそういうことも議運でしっかり煮詰めて、またご報告したいと思いますので、それでよろしくご了承を願いたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 25番、林議員。
〇25番(林 悦子君) できるだけ時代の流れに即応できるように、取り残されないように対応を、少なくなったので、なったなりに議員が一生懸命やっているという姿が見えるような形にしてもらいたいと思うので、速やかにご検討の方をよろしくお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
 本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決いたしました。
                                           
〇議員提出議案第2号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 続いて、日程第10、議員提出議案第2号 桜川市議会会議規則の一部を改正する規則を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 7番、皆川光吉君。
 別紙の、もう一枚の方です。
          〔7番(皆川光吉君)登壇〕
〇7番(皆川光吉君) 書類は出ましたか……。それでは、提案の理由。
 地方自治法が改正されたことに伴い、桜川市議会会議規則の一部について所要の改正を行うものでございます。
 以上です。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
 ご質疑ございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。本案は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決いたしました。
                                           
〇議案第11号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(小林正紀君) 続いて、日程第11、議案第11号 専決処分の承認を求めることについて(平成18年度桜川市一般会計補正予算(第6号))を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 刈部総務部長。
          〔総務部長(刈部幸男君)登壇〕
〇総務部長(刈部幸男君) 議案書の3ページをごらんいただきたいと思います。議案第11号 専決処分の承認を求めることについて。
 地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。
 記といたしまして、平成18年度桜川市一般会計補正予算(第6号)でございます。
 その後ろ、4ページには、専決処分書の写しがあります。
 それでは、平成18年度桜川市一般会計補正予算(第6号)の専決処分について、概要をご説明いたします。
 まず、5ページをお開きください。既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,398万8,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ169億566万1,000円とするものです。
 7ページをごらんください。事項別明細書によりご説明いたします。
 歳入についてご説明いたします。8ページをお開き願います。第19款繰越金、1項1目繰越金で1,398万8,000円を増額しております。これは、歳出予算補正にあわせた前年度繰越金の増額でございます。
 続きまして、歳出の主なものについてご説明いたします。今回の補正は、平成18年12月26日の大雨による道路、河川の補修工事費であります。第8款土木費、2項2目道路維持費、工事請負費300万円の増額は、真壁地区の上小幡地内明神池の路面崩壊の工事費でございます。同じく3項1目河川総務費、工事請負費1,098万8,000円の増額は、同じ真壁地区の二神川、男女川等の護岸崩壊等に要する工事費でございます。
 内容をご審議の上、ご承認くださるよう、よろしくお願い申し上げます。
 以上です。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 25番、林君。
〇25番(林 悦子君) 河川総務費の今の工事請負費、二神川、男女川の男女川の方についてご質疑申し上げますけれども、ここは合併直前に男女川の下流地域一部補強工事をやった場所なのですが、今回また大雨で補修するというような場所はどういうことで補修になったのか、ちょっと具体的にお尋ねをいたします。
 それから、もう一点は、結局河床が上がることによって増水が速いということで、どこの地域でも皆さん小笹払いなんていうのを節になるとやると思うのですが、小笹払いだけでは対応できない。要するに上流からの土砂が堆積しているために、それをとってくれないことには、また同じような大雨で川が破けるというようなことが起きると思うのですね。口町部長、自分のもともとの場所ではないのでちょっとわかりづらいところがあるかと思うのですけれども、今もし説明できなければ終わってからでも結構ですが、具体的にどういうことだったのかということについては、後でも結構です。ただ、河川の河床が上がっていることについて、要するに土砂払いみたいなものを予算組んで今現在やっているのかどうなのか。できれば田中川、真壁地区なのですが、ちょうど五町内と言われているひなまつりが行われた場所は高台なのですね。それが北側と南側に流末は二またに分かれて流れていくのですが、山口川の方は近年改修工事が進んでいるのですけれども、田中川の方は狭隘なために大型の機械が入らないので、いつも破けるのですね。それで、私どもの地域で小笹払いの担当区域なのですが、担当が入らない場所というのがありまして、そこはもう草ぼうぼう、それだけではなくて土砂の堆積がひどいために、いつも雨になると破けるので有名な場所があるのです。そこをせめて、大きく広げろとか、そういうところまでは言いませんが、現業でも足りることなので、何とか小さい機械か何かで河川の土を上げる作業というのを何年かに一度定期的にやっていただけないかと思うのです。ほかにもきっと多分それをやってくれれば済む地域というのは、桜川全域の中であると思うのですね、よそさんの場所は私はちょっと明るくないのでわかりませんけれども、河川の河床が上がっていることについてどのように対応しているか、また今後対応していくような考え方を持っているかどうかをお聞きいたします。
 以上2点です。
〇議長(小林正紀君) 口町建設部長。
〇建設部長(口町 久君) 林議員さんのご質問でございますが、今回ばかりではなく、今までも相当の大雨によって堆積はしております。ただ、床払いをしても、その採石を……いや、残土ですか、その捨て場がないというのが現状でございます。ですので、なかなか予算の範囲内ということもありますが、なかなか現実的には進まないが現状でございます。
 それと、今男女川とか、そういうのはちょっと現地を調査しまして、再度報告させていただきます。
          〔「補正予算内でやったとこでしょう……」の声あり〕
〇建設部長(口町 久君) 男女川につきましては、護岸の崩壊の箇所でございます。
          〔「後で……」の声あり〕
〇建設部長(口町 久君) はい。
〇議長(小林正紀君) 25番、林議員。
〇25番(林 悦子君) 残土の捨て場がないと言われてしまうと、どうしようもないのですが、私のところで低いところがありますから、そこに持ってきてくださっても結構な場所があります。ですから、どうぞ少し河川の河床に対応するような考え方を、市長、持ってください。それで、事足りるところが結構ありますから、お願いします。いつでも持ってきてください。
〇議長(小林正紀君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
 本案は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第11号は原案のとおり承認されました。
 ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前10時49分)
                                           
          再 開  (午前11時00分)
〇議長(小林正紀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                           
〇茨城県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙
〇議長(小林正紀君) 続いて、日程第12、茨城県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙を行います。
 議場の出入り口を閉めます。
          〔議場閉鎖〕
〇議長(小林正紀君) ただいまの出席議員は25名です。
 次に、立会人を指名します。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に1番、風野和視君、2番、勝田道雄君、3番、岩見正純君を指名いたします。
 投票用紙を配ります。
          〔書記投票用紙配付〕
〇議長(小林正紀君) 念のために申し上げます。投票は単記無記名です。
 投票用紙の配付漏れはありませんか。
          〔「なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱の点検をいたします。
          〔投票箱の点検〕
〇議長(小林正紀君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行います。
 職員が議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に投票願います。
 議会事務局長。
          〔事務局長(柴山栄一君)氏名を点呼、各議員順次投票〕
〇議会事務局長(柴山栄一君) 議長の命によりまして、議席番号とお名前を申し上げます。
 1番、風野和視議員、2番、勝田道雄議員、3番、岩見正純議員、4番、小高友徳議員、5番、中川泰幸議員、7番、皆川光吉議員、8番、増田豊議員、9番、潮田新正議員、10番、相田一良議員、11番、古川静子議員、12番、大塚秀喜議員、13番、高田重雄議員、14番、小林正紀議員、15番、増田俊夫議員、16番、鈴木好史議員、17番、川那子秀雄議員、18番、萩原實議員、19番、横田衛議員、20番、橋本位知朗議員、21番、仙波信綱議員、22番、増田昇議員、23番、塚本明議員、24番、上野征一議員、25番、林悦子議員、26番、菊池節子議員。
〇議長(小林正紀君) 投票漏れはありませんか。
          〔「なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終わります。
 開票を行います。
 1番、風野和視君、2番、勝田道雄君、3番、岩見正純君、開票の立ち会いをお願いします。
          〔風野和視君、勝田道雄君、岩見正純君、立ち会いの上開票〕
〇議長(小林正紀君) 開票の結果を報告いたします。
 投票総数 25票
  有効投票      25票
  無効投票       0票
 有効投票のうち、
  吉 澤 範 夫 君 18票
  佐 藤 文 雄 君  7票
 以上のとおりであります。
 議場の出入り口を開きます。
          〔議場開鎖〕
〇議長(小林正紀君) この選挙の結果については、茨城県後期高齢者医療広域連合議会の議員の選挙に関する規則第8条の規定に基づき、直ちに広域連合議会議員選挙選挙長への文書をもって報告いたします。
                                           
〇議案第1号〜議案第10号の一括上程、説明
〇議長(小林正紀君) 日程第13、議案第1号 平成19年度桜川市一般会計予算から日程第22、議案第10号 平成19年度桜川市大和水道事業会計予算まで、以上10案を一括上程いたします。
 提案理由の説明を願います。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) 平成19年第1回桜川市議会3月定例会の開催に当たり、市政運営に関する所信の一端を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
 三位一体の改革は、一定の決着がつき、平成19年度より本格的に税源移譲が実現される一方で、地方交付税が抑制され、地方側の大きな痛みを伴う改革となっております。さらに、今後国は一層の財政健全化を推進するため、地方向けの歳出を抑制することが予想されるところであります。
 このような地方財政制度の一大変革とあわせ、我が国は少子・高齢化社会への転換期を迎えており、また2007年問題と言われるように、本年、平成19年には、いわゆる団塊の世代が退職の時期を迎えることから、高齢化社会の中で、年金や医療費などの社会保障の問題がより深刻となることが懸念されております。さらには、毎日のように凶悪殺人事件等、世の中を揺るがす事件が続出し、生活の安心・安全や社会的規範意識などの確保が喫緊の課題となっております。
 私は、市長に就任してから1年5カ月が過ぎ、桜川市2度目の3月予算議会を迎えることになりました。初心を忘れることなく、従来からの政策のテーマであります「市民が主役のまちづくり」を念頭に、顔の見える市政、市民の声を聞く市政を推進することにより、「和と信頼の行政」に一生懸命取り組んでまいりたいと考えております。その一環として、昨年8月、パブリックコメント制度、いわゆる意見公募の要綱を定め、4月から施行することになっております。市民の皆様に市政への参画を促し、公平公正で効率的な市政運営に心がけていく所存であります。
 現在桜川市第1次総合計画を策定中でございますが、昨年12月定例会において、基本構想については議決をいただきました。さらに、市民の皆様とともに、基本計画を協働で策定に当たっており、間もなくその成果ができるものと思います。これからのまちづくりは、さまざまな分野で行政と市民の役割分担が求められており、連携、協働をしていかなければならないと考えておるところでございます。
 次に、予算編成について述べさせていただきます。
 我が国経済は、世界経済の着実な回復が続く中、企業部門、家計部門ともに改善が続き、改革の加速、深化と政府、日銀の一体となった取り組み等により、物価の安定のもとでの自立的、持続的な経済成長が実現すると見込まれております。しかし、地域間で景気回復にはばらつきが見られるため、地方分権改革を推進するとともに、地域活性化対策などを通じて地域経済の活性化を推進し、また勝ち組、負け組が固定化することへの懸念など克服すべき課題に対処し、再チャレンジを支援するための施策を推進するなど、各般の施策に取り組みが見られます。
 国においての平成19年度予算は、歳出改革路線を強化し、平成23年には国と地方の基礎的財政収支を確実に黒字化するとともに、新規国債発行額については、前年度水準の約30兆円より大幅に減額しようとしております。これを受け、平成19年度予算については、今後5年間に実施すべき歳出改革の初年度として、「基本方針2006」に沿って各分野について制度、施策の見直しを行い、またその他の分野についても同様に歳出改革に取り組みながら、創造と成長に向けた予算の重点化、効率化に施策を集中することとしております。
 次に、地方財政でありますが、企業収益の改善や税源移譲等により、地方税収入の増収は見込めるものの、国の交付税改革を初めとする地方財政の動向が不透明であることや地方債の発行も抑制していかなければならないことから、歳入総額の伸びは期待できない状況にあります。このため、国の歳出の徹底的な見直しと歩調を合わせつつ、地方財政計画の歳出規模を引き続き抑制することとしております。
 一方、市の財政も、歳入面では、税源移譲や定率減税の廃止により、市税は増収が見込まれますが、地方交付税については総額が抑制され、国の交付税予算において前年度対比4.4%の減額となっており、今後も予断を許さない状況にあります。歳出面では、大和中建設事業や主要地方道つくば益子線バイパスの大曽根・本木線整備については、合併特例債事業を活用し、事業に着手してまいります。
 また、生活保護費や児童手当等の扶助費の増加とあわせ、老人医療費の増大や各特別会計への繰出金等の増加により、財政の硬直化が進んでいる状況にあります。このような状況を踏まえ、平成19年度予算に当たっては、枠配分方式を一部導入いたしましたが、なお一層の一般行政経費の節減、合理化に努めるとともに、事業についても、事業の必要性、緊急性、事業効果等を十分検討し、新市建設計画の施策に沿って予算配分を行いました。
 次に、予算の総額について申し上げます。
 本年度一般会計予算は、総額164億3,432万6,000円で、前年度対比1.0%の減となっております。
 また、国民健康保険特別会計、老人保健特別会計、農業集落排水事業特別会計、公共下水道事業特別会計、介護保険特別会計及び野外趣味活動施設特別会計の6特別会計予算総額は、149億2,340万2,000円で、前年度予算と対比いたしますと、2.5%の増となっております。
 岩瀬、真壁、大和の3水道事業会計の総額は、14億2,344万4,000円で、前年度予算と対比いたしますと、4.1%の減となっております。
 桜川市の一般会計、6特別会計及び3水道事業会計の総額は、327億8,117万2,000円で、前年度予算と対比いたしますと、0.5%の増となっております。
 次に、平成19年度の主な施策につきましては、桜川市第1次総合計画が策定中であるため、新市建設計画の施策体系に沿って申し上げます。
 第1は、地域を支える経済基盤づくりでございます。
 農林業の振興についてでありますが、農業を取り巻く環境は年々厳しい状況下に置かれております。当市におきましても、農業従事者の減少、また高齢化の進展、稲作を中心とする土地利用型農業における担い手への農業集積の鈍化など、農業は極めて厳しい局面に立たされております。今後は、食の安全・安心の確保に努め、米以外の農産物のブランド化や地産地消の推進も図りながら、対策を講じていかなければならない状況にあります。このような中で、魅力とやりがいのある農業の実現と農村環境の向上を図るため、諸施策を推進してまいります。
 まず、農業の担い手確保対策といたしましては、19年産から農業経営に意欲と能力のある担い手に対象を限定し、その経営の安定化を図る品目横断的経営安定対策に転換していかなければならない状況にあります。制度を活用しながら、認定農業者や集落営農組織の育成に努めてまいります。また、大区画化と担い手農家への農地集積を一体的に進める生産基盤整備のほ場整備事業として、岩瀬地区の泉川土地改良事業、真壁地区の長讃土地改良事業を継続して進めてまいります。農道、かんがい排水、ため池整備等についても、年次計画に沿って順次整備してまいります。
 林道については、道整備交付金の活用を前提に、前年度に引き続き、のり面の崩落が各所に見受けられ、端上線や北筑波稜線林道等の整備をしてまいります。
 次に、工業の振興についてでありますが、景気はいざなぎ景気を超えたと言われていますが、実感に乏しく、地域差があり、県内の工業団地への企業誘致も低調であります。当市におきましては、国際物流特区の地区指定もされており、また平成20年10月開通に向け、北関東自動車道の工事も順調に進んでおります。さらに、筑西幹線道路の整備計画とあわせ、当市の交通基盤は向上することから、将来を展望し、地の利を生かした施策を講じながら、企業誘致等に積極的に取り組んでまいります。また、地場産業である石材業については、石材商工業協同組合と連携を図り、新分野への進出を視野に入れながら、いばらきストーンフェスティバルや石まつり等を通じて、石材製品の情報発信や県内外へのPRの強化、販路拡大を推進し、さらに伝統工芸品等のブランド化を高め、石材業の活性化に努めてまいります。
 商業の振興についてでありますが、自治金融制度など効果的に活用しながら、経営体質の改善と近代化に努めるとともに、商工会の組織と連携を図り、商業の活性化に向けて取り組んでまいります。
 観光の振興については、歴史、文化、そして豊かな自然環境と豊富な地域資源を見直し、つくばエクスプレスを活用した誘導策を見出しながら、当地を訪れる人に、また訪れたいというリピーターの確保に努め、桜川市の知名度アップにつながるような方策を検討してまいります。
 新産業の振興についてでございますが、当市は、経済産業省の市町村産業振興ビジョン調査モデル事業として全国で7地区の一つに選定され、国指導ではなく、地方自治体の自助努力と人材活用で地域活性化を図ることを目的とし、同省、委託先の民間シンクタンクと地域代表を交え、地域の産業振興を考え、進めているところでございます。今後は、地域産業振興ビジョンをもとに、新しい産業の振興に努めてまいりたいと考えております。
 第2は、地域調和・環境共生の生活づくりであります。
 都市基盤の整備についてですが、まちづくり交付金事業として、岩瀬駅前広場整備とあわせた駅前駐車場線道路拡幅事業も本格的に工事着手してまいります。また、人にやさしい市街地の整備として、真壁市街地の道路整備、岩瀬地区と同様、電線地中化のための共同溝工事及び防火貯水槽等の整備を進めてまいります。
 次に、居住環境の整備については、老朽化した岩瀬地区の御領西団地の建てかえ工事を継続事業として進めてまいります。
 上下水道、排水施設の整備についてですが、そのうち、上水については、平成19年度から旧3町村の不均一料金の統一が決まり、また平成20年度からは水道事業会計も一本化されることになりました。安全で良質な水道水の安定供給を図るため、収入の確保、さらに公営企業としての経営の効率化及び健全化に努めてまいります。
 生活環境の改善と河川などの公共水域の水質保全を図るため、公共下水道事業は、真壁、大和地区に続いて、岩瀬地区の一部も供用開始となりましたが、今後は事業計画に沿って、効率的、効果的な事業を順次進めてまいります。また、下水道事業認可区域外については、市設置型の合併浄化槽の事業を推進し、岩瀬地区に続いて、真壁、大和地区も平成19年度より事業化してまいります。農業集落排水事業については、公共下水道地区の供用開始地区と同様、加入率促進に努め、効率的な管理運営に努めてまいります。
 自然環境、景観の保全については、新規事業として農地・農業用水等の資源の良好な保全や環境の向上を図ることを目的に、農業者だけでなく、地域住民がともに取り組んでいく農地・水・環境保全向上対策事業を推進してまいります。また、里山保全については、水路等の整備を行い、中山間地域の耕作放棄地をなくすための中山間地域等直接支払制度を活用して、生態系等の保全に努めてまいります。
 岩瀬市街地を流れる桜川については、県事業により、平成19年度から自転車道の整備を開始し、岩瀬庁舎、県西総合病院間を年次計画に沿って進めてまいります。あわせて、水辺空間整備事業を実施し、地域住民に憩いの場を提供してまいります。下流部についても、自然環境に配慮した護岸整備を県に要望してまいります。
 伝統的な家並みが残る真壁地区については、現在伝統的建造物群保存対策事業を進めているところでありますが、真壁の町並み伝統的建造物群保存対策調査報告書もでき上がり、今後は地域住民の同意を得ながら、歴史的な建造物等を生かした地域資源活用型まちづくりを推進してまいります。
 資源循環の仕組みづくりについてですが、ごみ処理については、広域事業として関係市と連携し、筑西広域ごみ焼却場の適正な管理運営に努めてまいります。ごみの資源化、減量化対策としては、市全域において、市民の皆様の理解と協力のもと、家庭からの排出抑制と循環型社会の構築としての分別収集を行い、リサイクル事業をさらに推進してまいります。また、我が市を日本一きれいなまちにするため、月1度の職員の清掃活動を継続してまいります。さらに、市民へと輪を広げ、市民一人一人の協力を得て、心の美しさや環境美化等に対する意識の高揚を図ってまいりたいと考えております。
 第3は、少子高齢化時代の地域社会づくりであります。
 健康づくりの推進についてですが、まず母子保健事業については、核家族化や少子化といった子育て環境の中で、母子保健サービスには、従来にも増して育児支援機能の強化を図ることが求められております。そのような状況の中、育児不安の軽減や子供が健やかに生まれ育つ環境づくりなど、サービスの向上に努めてまいります。
 老人保健事業は、壮年期からの健康づくりと脳卒中、心臓病、がん等の生活習慣病の予防、早期発見、治療を図るとともに、高齢者が寝たきり状態にならないようにし、その自立を促進、援助してまいります。
 国民健康保険事業については、保険税が18年度から均一課税となりましたが、高齢化や疾病構造の変化、医療技術の向上等により年々医療費が増加しており、厳しい財政運営を余儀なくされております。また、医療制度改革により、保険運営の広域化を図る目的のため、平成20年4月から75歳以上の後期高齢者を対象とする新たな高齢者医療制度に向けて、茨城県後期高齢者医療広域連合が設立されました。国民健康保険を取り巻く環境は大きな転換期を迎えておりますが、医療機関との連携を図り、地域医療体制の充実に努めてまいります。
 次に、地域福祉の推進でありますが、支援を必要とするお年寄りや身体の不自由な方が家庭や地域で安心して暮らせるように、社会福祉協議会との連携を図りながら、総合的な在宅福祉サービスが提供できるように、地域ケアシステム事業を推進してまいります。障害者福祉については、昨年4月に施行された障害者自立支援法に基づき、障害者の自立と社会参加の一層の促進を図るため、障害者福祉計画の推進を図ってまいります。
 高齢者福祉の推進については、介護保険制度の改革により、18年度から予防重視型システムへの転換が図られ、また新たなサービス体系の確立として、20年度からは地域包括支援センターの創設が義務づけられております。要援護高齢者及びひとり暮らしの高齢者等に対し、要介護状態に陥らないための介護予防施策や生活支援サービスを提供することにより、自立と生活の質の確保を図るとともに、在宅の高齢者に対する生きがいや健康づくり活動及び寝たきり予防のための知識の普及、啓発等に努めてまいります。
 また、敬老事業として、19年度には、ねんりんピック茨城2007が当市においても開催され、ソフトボールの会場となっており、全国から集まってまいりますので、桜川市を知ってもらうチャンスだと考えております。
 子育て支援の促進については、放課後等における児童の健全育成と子育て支援を図るため、放課後児童対策事業を引き続き実施してまいります。また、次代の社会を担う子供が健やかに生まれ、かつ育成される環境の整備を図るため、次世代育成支援行動計画をもとに、子育て支援を総合的に推進してまいります。
 児童福祉につきましては、未来を担う子供たちの中で、保育所入所児童が元気に成長していけるよう、子供の自主性を大切にしながら、安全で安心して預けられる保育所運営に保護者や地域住民とともに協働で取り組んでまいります。
 学校教育の充実については、昨年12月、60年ぶりに新しい教育基本法が成立し、さらに教育再生会議において、ゆとり教育の見直しなど教育内容の改善、改革が行われようとしております。青少年の健全育成に学校教育は極めて重要な役割を果たすことから、生きる力をはぐくむ教育、心を育てる心の教育の充実を図ってまいります。その一環として、学校評議員制度や児童生徒の悩みや不安を相談できる教育相談員体制の充実など、教育環境の向上に努めてまいります。また、学校施設の改築改修については、老朽化した大和中学校の建てかえ工事を安心・安全な学校づくり交付金や合併特例債事業を活用して、平成19、20年度の継続事業として対応してまいります。他の学校施設についても、耐震診断の結果、補強工事をしなければならない建物もあり、学校施設検討委員会の答申等を踏まえ、順次整備をしてまいります。
 学習、余暇活動の振興については、公民館活動や社会教育活動等、各種団体等がより活発に活動できるように情報の提供やリーダー養成等に必要な指導、援助を行い、自立できるような環境づくりを進めてまいります。また、青少年が心身ともに健康に育ち、自立した豊かな人間形成ができるように、青少年育成桜川市民会議等と連携し、明るい地域づくりを進めてまいります。住民の健康づくりのため、これまでのスポーツ振興施策を継続するとともに、さらに生涯スポーツの環境づくりに努めてまいります。真壁地区に生涯学習の拠点となる多目的複合施設の基本設計を19年度で実施し、それを基本に合併特例事業債を活用して整備をしてまいります。
 芸術、文化活動の振興についてですが、伝統文化、伝統民俗芸能の振興については、藍染め、人形浄瑠璃、お囃子、謡曲桜川、大飯まつり等の伝統工芸、芸能などについて、保存及び継承者の育成に努めます。1月に開催いたしました第1回桜川市伝統民俗芸能の集いを、引き続き実施してまいります。さらに、野外彫刻展などの地域の祭り、イベントの継続的な開催とPR活動を支援してまいります。また、国補事業で行っている史跡真壁城跡の保護保存については、継続して発掘、確認調査を行い、堀や土塁等の復元をして、後世に継承してまいります。
 第4は、自立を支える地域連携づくりです。
 道路、交通の整備についてですが、1級市道については、国県補助等を活用しながら、年次計画に沿って順次進めてまいります。さらに、住民の要望が多い集落道の整備についても、事業の必要性、緊急性等を十分精査し、優先順位をつけ、整備してまいります。主要地方道つくば益子線バイパスの大曽根・本木線整備事業については、合併特例債を活用し、事業着手いたします。北関東自動車道も平成20年10月開通に向け本格的に工事が行われ、また国道50号線の4車線化の工事も順調に進み、様相が一変してまいりました。さらに、筑西幹線道路が延伸してまいりますと、インター周辺は交通の要衝となってまいりますので、県西の玄関口としてふさわしいまちづくりを展開してまいりたいと考えております。
 広域行政の推進については、これまでに一部事務組合で実施してきた消防、ごみ処理、し尿処理、病院などについては、引き続き広域で実施してまいります。
 第5は、豊かな地域を創造する自治づくりであります。
 市民全体の活動支援についてですが、地域の美化活動や防犯活動など、市民あるいは行政区などの主体的な活動に対しては、積極的に支援してまいります。また、公益のためのボランティア団体についても、活動しやすいよう支援をしてまいります。
 協働のまちづくりについては、住民と行政との協働体制を構築するために、総合計画や各行政計画等の策定、推進及び評価をパブリックコメント制度を活用しながら、住民参加型の仕組みづくりをしてまいります。引き続き市政モニターや市民の日等を通して、市民の声を行政に反映させてまいりたいと考えております。
 健全な自治体運営についてでございますが、少子・高齢化や地方分権への対応、身近な生活環境整備に対する住民ニーズが高度化し、行政需要はますます多様化しておりますが、財政状況は大変厳しく、効果的、効率的な行財政運営が不可欠となっております。そのため、危機意識と改革意欲を持ち、計画的な行財政改革と、あわせて集中改革プランを実行に移し、適正かつ健全な財政運営に努めてまいります。
 また、所得税から住民税への税源移譲に対応し、税の徴収体制の強化を図るとともに、徴収率向上のための施策を考え、滞納整理の強化に努めてまいります。高額滞納者に対しては、茨城租税債権管理機構と連携し、徴収に努めてまいります。
 広報広聴の充実については、「広報さくらがわ」やお知らせ版、ホームページを通して、市の施策や身近な情報をお知らせするとともに、市民参加に基づいた広報活動を推進し、市民サービスの向上を目指してまいります。
 男女共同参画社会の推進についてですが、市民意識アンケート調査を参考に、男女共同参画基本計画を策定し、地域に暮らす男女がお互いに認め合い、協力し合いながら、地域づくりを進める住民意識を醸成してまいります。特に、行政や民間における男女共同参画を促進するため、各種審議会などにおける女性委員の登用をしてまいります。また、男女が協力して子育てができる支援体制にも心がけてまいります。
 安全・防災体制の充実については、災害に強いまちづくりを進めるために、防災施設等を年次計画に沿って整備を図るとともに、地域防災計画に基づき、防災意識の高揚や災害時における行動力の強化に努めてまいります。交通安全対策については、各種の交通安全教室を開催し、子供からお年寄りまで年代に応じた交通安全教育を推進してまいります。防犯対策については、自主的な防犯パトロール活動や地域の防犯灯の設置、管理に対する助成を行うとともに、防犯組織の結成を促進し、地域と連携した安心・安全なまちづくりに努めてまいります。また、登下校時の児童生徒の安全確保については、学校、PTA、地域との連携や情報提供に努め、より万全を期してまいりたいと思っております。
 最後になりますが、平成19年度予算編成も、昨年に引き続き基金の取り崩しを余儀なくされた大変厳しい状況での予算編成となりました。地域間競争に勝ち抜くためにも、全職員が知恵を出し合って、行財政改革を一層推進していかなければならないと考えております。昨年も二宮尊徳先生の言葉を引用させていただきましたが、尊徳先生みずから体得し、編み出した四つの教え、「至誠」、「勤労」、「分度」、「推譲」がございます。その中で、収入に応じた一定の基準を設け、その範囲内で生活することを分度といっております。分度を確立した上で、それ以上の収入があれば、余剰分を将来のために蓄えたり、他に譲ることを推譲といっておりますが、言いかえれば、身の丈に合った財政運営を行い、余剰金が出れば、基金に積み立てることであると思います。今後はこの精神をならい、行政評価システムを導入して予算の枠配分方式を本格的なものとしていきたいと考えております。議員の皆様には、ご理解、ご協力をいただきますよう、よろしくお願いをいたします。
 なお、詳細につきましては、各担当部長より説明をさせますので、原案どおりご議決くださいますようよろしくお願いを申し上げて、説明といたします。
 ありがとうございました。
〇議長(小林正紀君) ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前11時48分)
                                           
          再 開  (午後 1時30分)
〇議長(小林正紀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 それでは、議案第1号について順次説明願います。
 刈部総務部長。
          〔総務部長(刈部幸男君)登壇〕
〇総務部長(刈部幸男君) 議案第1号 平成19年度桜川市一般会計予算について、提案のご説明をいたします。
 まず、1ページをお開き願います。第1条、歳入歳出の予算総額を歳入歳出それぞれ164億3,432万6,000円とするものでございます。
 第2条、継続費については、7ページの第2表をごらんください。10款1項教育総務費、大和中学校改築事業ですが、総額13億7,879万7,000円、年割額、19年度5億5,151万9,000円、20年度8億2,727万8,000円とするもので、工事内容は、RCづくり鉄筋コンクリートづくり3階建て、普通6クラス、特殊2クラス、延べ床面積4,130平米でございます。
 第3条、債務負担行為についても、7ページ、同じページの第3表をごらん願います。泉川土地改良区が19年度に農林漁業金融公庫から借り入れする土地改良事業資金の債務の損失補償分でございます。
 第4条、地方債については、8ページをごらん願います。県営土地改良事業債を含め、16本でございます。主なものといたしましては、継続事業であります御領西団地建てかえ事業の公営住宅整備事業債2億1,580万円、岩瀬地区、真壁地区のまちづくり交付金事業の事業債2億1,870万円、普通交付税を補う臨時財政対策債5億4,000万円、合併特例債事業としての基金造成のためのまちづくり振興基金造成事業債1億9,000万円、大和中学校改築事業債4億5,640万円及び大曽根本木線道路新設改良事業債1億1,400万円でございます。地方債は、合計で19億1,100万円となります。
 1ページにお戻りください。第5条、一時借入金は、最高額を20億円と定めるものでございます。
 第6条、歳出予算の流用は、人件費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内での経費の各項間の流用について定めたものでございます。
 次に、事項別明細書により歳入からご説明いたします。第1款から第8款までは市民生活部長からご説明いたします。
 15ページをお開き願います。9款第1項1目地方特例交付金につきましては、3,800万円を見込みました。児童措置における制度拡充に伴う地方負担の増加について、児童手当特例交付金で措置されることによるものでございます。大幅な減収の要因は、減税補てん特例交付金が廃止されたことによるものです。
 16ページをお開き願います。9款2項1目特別交付金1,900万円は、減税補てん特例交付金が18年度をもって廃止されることに伴う経過措置として交付されるものでございます。
 10款1項1目地方交付税につきましては、総額が抑制され、国の交付税予算において4.4%減となっておりますが、前年度、平成17年度実績をもとに試算し、前年度対比2億円増の49億円を見込みました。実質では減額となっております。内訳といたしまして、普通交付税45億円、特別交付税4億円でございます。
 11款1項1目交通安全対策特別交付金につきましては、640万円を見込みました。
 17ページに移りまして、12款1項1目農林業費分担金570万円は、県単ため池整備事業受益者分担金が主なものでございます。12款2項負担金で、1目を省略いたしまして、2目民生費負担金1億4,350万1,000円は、主なものといたしまして、1節児童福祉費負担金で、子育てクラブ保護者負担金498万円、他市町村からの受け入れによる受託児童負担金499万2,000円、3節保育料負担金の保育所入所児童保護者負担金1億2,947万5,000円です。負担金の合計は1億4,364万6,000円を見込んでおります。
 18ページをお開き願います。13款1項使用料で、1目を省略いたしまして、2目観光使用料1,370万円は、上野沼やすらぎの里使用料1,300万円が主なものでございます。3目土木使用料8,276万9,000円のうち、主なものは2節住宅使用料6,931万6,000円で、18カ所の市営住宅の使用料でございます。4目教育使用料2,923万円のうち、主なものは2節幼稚園使用料で、3幼稚園の授業料等で1,794万円、4節体育施設使用料1,072万3,000円は、体育館、温水プール等の使用料でございます。使用料の合計で1億2,633万1,000円を見込んでおります。
 19ページに移りまして、13款2項1目総務手数料2,152万3,000円は、戸籍手数料829万9,000円ほか8件の手数料でございます。2目から5目までを省略しまして、手数料合計2,505万8,000円を見込みました。
 20ページをお開き願います。14款1項1目民生費国庫負担金は、6億3,497万4,000円を見込んでおります。内訳といたしまして、1節特別障害者手当等給付費負担金682万9,000円、2節国民健康保険事業費負担金の保険基盤安定負担金は、保険基盤安定のため低所得者に対する保険料の軽減額及び保険料の一定割合を交付する負担金で、1,490万円でございます。3節から9節までは児童手当の負担金でございます。10節生活保護費負担金2億5,345万6,000円は、医療・生活扶助費等に対するものでございます。国庫負担金合計6億4,277万8,000円を見込みました。
 21ページに移りまして、14款2項1目総務費国庫補助金7,800万円は、合併市町村に交付される合併推進体制整備費補助金で、総額3億9,000万円が年度割で交付されるものでございます。2目を省略いたしまして、3目土木費国庫補助金3億555万2,000円で、内訳といたしまして、1節道路橋梁費補助金は、岩瀬地区と真壁地区の2地区の道路新設改良に伴う地方道路整備臨時交付金4,950万円と大和地区の交通安全施設等整備事業に関する交付金4,400万円でございます。3節住宅建設費補助金1,123万5,000円は、継続事業の御領西団地建てかえ事業による地域住宅交付金、4節都市計画費補助金2億円は、5カ年事業で行う岩瀬駅前整備及び真壁市街地整備に伴うまちづくり交付金でございます。
 4目教育費国庫補助金1億223万5,000円は、継続事業で行う大和中学校建てかえ工事の安全・安心な学校づくり交付金7,317万7,000円ほか5件の補助金でございます。国庫補助金は、合計で4億9,327万円を見込みました。
 22ページをお開き願います。14款3項1目総務費委託金、2節選挙費委託金の参議院議員通常選挙費委託金2,750万円、2目民生費委託金、2節国民年金事務交付金1,500万円等が主なものでございます。国庫委託金合計で4,312万円を見込んでおります。
 15款1項1目民生費県負担金2億8,314万6,000円は、国庫負担金と連動している負担金でございます。
 23ページに移りまして、2目衛生費県負担金、1節保健事業費負担金780万4,000円で、県負担金合計2億9,095万円を見込みました。
 15款2項1目総務費県補助金9,612万4,000円の主なものは、合併市町村特例交付金9,600万円で、1町村2億5,000万円で3町村分7億5,000万円を数カ年に分けて交付されるもので、合併に伴って発生する電算システムの統一などのための緊急財政需要に対して支援されるものでございます。
 2目民生費県補助金1億5,408万1,000円で、主なものは、3節老人福祉費補助金1,472万6,000円で、在宅介護支援センター運営事業補助金ほか3件の補助金、4節マル福制度に伴う医療福祉費補助金1億3,252万8,000円等でございます。
 24ページをお開き願います。3目を省略いたしまして、4目農林水産業費県補助金1億6,758万4,000円のうち、主なものは1節農業費補助金で、かんがい排水整備等に対する山急県単土地改良事業補助金3,571万円、バイオマスの環づくり交付金8,200万円、ほか13件の補助金でございます。
 25ページに移りまして、2節林業費補助金1,186万4,000円は、林道平野線等の改築工事に伴う補助金750万円ほか5件分でございます。
 5目土木費県補助金1,293万円のうち、主なものは1節道路橋梁費補助金、安全快適なみち緊急整備市町村補助金で、岩瀬の大岡地区、真壁の東矢貝、下谷貝地区の道路新設改良事業に対する補助金815万円、3節都市計画費補助金430万円で、都市計画法第6条に基づく基礎調査を行うための交付金等でございます。
 6目教育費県補助金で1,489万6,000円は、真壁城跡の整備に対する史跡等保存整備費補助金1,200万円ほか2件の補助金でございます。県補助金合計4億4,569万5,000円を見込みました。
 26ページをお開き願います。15款3項1目総務費県委託金9,207万1,000円のうち、主なものは1節県税徴収委託金8,800万円、3節統計調査費委託金302万2,000円で、各種統計にかかわる委託金でございます。2目を省略いたしまして、3目農林水産業費県委託金878万3,000円のうち、主なものは2節林業費委託金で、松くい虫国営防除事業委託金878万円、4目、5目、6目を省略いたしまして、県委託金合計1億298万1,000円を見込みました。
 27ページに移りまして、16款財産収入につきましては、1項1目財産貸付収入1,196万1,000円は、県営住宅や県西病院等に対して貸し付けしている土地貸付収入が主なもので、2目利子及び配当金は、各基金の利子分でございます。財産収入合計1,736万4,000円を見込みました。
 16款2項財産売払収入は、科目設定のみでございます。
 28ページをお開き願います。17款1項寄附金及び18款1項特別会計繰入金は、科目設定のみとなってございます。
 18款2項1目財政調整基金繰入金2億1,895万5,000円は、財源不足を補うための繰入金です。
 29ページに移りまして、2目、3目を省略いたします。4目地域づくり推進事業基金繰入金4,900万円は、地域づくりに資するための事業等に充当してございます。5目公共施設整備事業基金繰入金3億500万円は、道路新設改良事業等に充当しております。6目大和中学校建設基金繰入金は、2,466万2,000円を見込んでおります。基金繰入金合計5億9,896万2,000円となってございます。
 19款1項1目繰越金4億円は、前年度と同額を見込んでおります。
 30ページをお開き願います。諸収入につきましては、1項1目延滞金250万円、2目、3目は科目設定のみでございます。
 20款2項を省略いたします。20款3項1目貸付金元利収入4,094万7,000円の主なものは、自治金融預託金元利収入1,700万1,000円、住宅新築資金等貸付金元利収入1,000万円ほか4件分でございます。
 31ページに移りまして、20款4項1目、2目、3目までは科目設定のみで、4目雑入3億324万8,000円の主なものは、32ページをお開き願います。9行目、10行目にございます南と北の学校給食費納入金1億2,020万9,000円と北の分9,885万5,000円ほか55件分でございます。雑入合計で3億325万1,000円となります。
 21款1項市債につきましては、第4表地方債のところでご説明いたしましたので、説明は省略させていただきます。
 34ページをお開き願います。市債合計19億1,100万円となります。
 以上で歳入の説明を終わりにいたします。
 続きまして、総務部関係の歳出についてご説明いたします。35ページの第1款議会費、1項1目議会費については省略いたします。
 37ページをお開き願います。第2款総務費、1項1目一般管理費は、2節給料から4節共済費までは特別職総務部市長公室の職員86名の人件費、それに8節報償費45万9,000円は、行財政改革推進委員17名の報償費と19年度に制定予定の市民憲章、市の花、木、鳥の制定委員報償費でございます。
 38ページをお開き願います。13節委託料743万円は、顧問弁護士の委託料と19年度から3カ年計画で実施いたします行政評価に関する支援業務委託料でございます。
 39ページに移りまして、文書費は4,640万7,000円を計上いたしました。主な内容といたしましては、11節需用費1,057万1,000円は、例規追録代、封筒等の印刷製本費でございます。
 40ページをお開き願います。12節役務費2,493万円は郵便料、14節使用料及び賃借料984万3,000円は複写機13台、印刷機4台分の使用料でございます。
 41ページに移りまして、5目財政管理費は97万8,000円を計上いたしました。8節報償費は、19年度検討を予定しております補助金等検討委員の報償費、42ページをお開き願います、11節需用費の予算書印刷費58万8,000円等が主なものでございます。
 6目会計管理費は、145万3,000円を計上いたしました。13節委託料で、指定金融機関業務委託料105万円が主なものでございます。
 続きまして、7目財産管理費は、1億3,773万7,000円を計上いたしました。庁舎の維持管理、公用車等の財産管理に要する経費でございます。主な内容といたしましては、11節需用費で7,438万1,000円、内訳は光熱水費3,637万2,000円、燃料費1,652万1,000円、修繕料1,410万円等でございます。43ページに移りまして、役務費2,216万5,000円は、電話料694万円ほか各種保険料でございます。13節委託料2,239万6,000円は、各庁舎の清掃委託、夜間警備委託、庁用バス運転業務委託ほか各種保守点検委託料でございます。
 44ページをお開き願います。14節使用料及び賃借料1,512万9,000円は、土地借上料1,045万6,000円が主なものでございます。
 46ページをお開き願います。9目情報管理費は、2億874万5,000円を計上いたしました。行政事務の効率的な電算処理並びに電子情報化の推進等を図ってまいります。主な内容といたしましては、12節役務費1,202万8,000円は、庁舎間及び各種公共施設、学校施設などを接続するネットワーク利用料等でございます。
 47ページに移りまして、13節委託料5,895万1,000円は、電算機器保守点検委託料666万9,000円ほか8件の委託料でございます。14節使用料及び賃借料1億2,196万8,000円は、電算機器賃借料及び電算システム賃借料等でございます。19節負担金補助及び交付金1,084万円の主なものは、いばらぎブロードバンドネットワーク運用管理負担金707万8,000円でありますが、これは、県と県内市町村が光ファイバーで結ばれた超高速大容量の情報通信ネットワークの運用にかかわる負担金でございます。
 10目自治振興費は、3,702万2,000円を計上いたしました。1節報酬2,938万7,000円は、区長120名ほか副区長及び班長の報酬でございます。48ページをお開き願います。15節工事請負費100万円は、防犯灯の設置工事費でございます。19節負担金補助及び交付金505万7,000円は、区長会連合会補助金、桜川地区防犯協会補助金、桜川市防犯連絡員協議会補助金など12件でございます。
 続きまして、11目交通安全対策費1,337万2,000円を計上いたしました。主なものといたしましては、1節報酬から次ページの14節使用料及び賃借料までは、民間交通指導員報酬190万円など、交通事故防止に要する経費でございます。15節工事請負費439万6,000円は、カーブミラー、道路標識、ガードレール等の交通安全施設の工事費でございます。負担金補助及び交付金285万円は、市交通対策協議会補助金ほか2件の補助金でございます。
 55ページをお開き願います。4項1目選挙管理委員会費は、48万1,000円を計上いたしました。主な内容といたしましては、選挙管理委員会委員4名の人件費でございます。2目選挙啓発費につきましては、6万9,000円を計上いたしました。選挙啓発推進に伴う経費でございます。3目参議院議員通常選挙費は、2,750万円計上いたしました。報酬312万円から、56ページをお開き願います、18節備品購入費まで、任期満了により本年7月に執行予定の参議院議員通常選挙の経費でございます。
 57ページに移りまして、4目霞ヶ浦土地改良区総代選挙費は、25万1,000円を計上いたしました。平成20年2月に執行予定の霞ヶ浦土地改良区総代選挙の経費でございます。定数は22名となっております。
 ページを飛びまして、123ページをお願いいたします。消防費についてご説明いたします。
 1項1目常備消防費は、5億9,794万3,000円を計上いたしました。筑西広域市町村圏事務組合負担金でございます。
 2目非常備消防費につきましては、6,543万4,000円を計上いたしました。主な内容といたしましては、1節報酬2,248万7,000円は消防団員570名分の報酬でございます。8節報償費1,025万7,000円は、消防団員退職報償金等で、9節旅費1,347万9,000円は、主に消防団員の出動及び訓練の費用弁償でございます。11節需用費につきましては、新入団員制服、消防団員用ヘルメット等の購入費でございます。
 124ページをお開き願います。19節負担金補助及び交付金1,545万9,000円は、防災ヘリ派遣負担金ほか18件でございます。
 125ページに移りまして、3目消防施設費につきましては、5,632万1,000円を計上いたしました。主な内容といたしましては、15節工事請負費2,080万円は、防火貯水槽3基の設置工事費と消防ポンプ自動車車庫2カ所の建設工事、18節備品購入費2,643万7,000円は、消防ポンプ自動車2台の購入費用でございます。
 4目災害対策費につきましては、1,217万2,000円を計上いたしました。主な内容といたしましては、126ページをお開き願います。11節需用費384万3,000円は、防災マップの作成費用、防災無線の電気料等でございます。13節委託料638万8,000円は、防災無線の保守点検業務委託料でございます。19節負担金補助及び交付金は、東京都板橋区ほか10市町村と災害協定を締結している連絡調整会議がございます。この会議を19年度は本市桜川市で開催いたしますので、その負担金ほか2件でございます。
 ページを飛びまして、161ページをごらんください。第12款公債費、1項1目元金は、償還元金13億7,108万2,000円、2目利子は償還利子3億1,845万5,000円等で、公債費計16億8,954万円となります。
 第13款諸支出金、1項1目財産取得費は、科目設定のみでございます。
 162ページをお開き願います。2項1目、それから2目を省略いたしまして、3目その他の基金費2億391万9,000円の主なものは、合併特例債の基金造成のための積立金、まちづくり振興基金2億66万円で、基金費計2億540万2,000円を計上いたしました。
 第14款1項1目予備費は、前年同額2,000万円を計上いたしました。
 一般会計歳入歳出合計それぞれ164億3,432万6,000円でございます。
 以上で総務部の説明を終わります。
〇議長(小林正紀君) 続きまして、川股市民生活部長。
          〔市民生活部長(川股守安君)登壇〕
〇市民生活部長(川股守安君) それでは、市民生活部所管の予算並びに事業内容等について説明いたします。
 11ページの事項別明細書の歳入からご説明いたします。なお、本年度の予算額及び事業内容等につきましては主なものについて説明をさせていただきます。
 それでは、1款市税、1項市民税、1目個人から説明をいたします。本年度予算額19億3,825万2,000円につきましては、現年課税分、滞納繰越分を見込んだものであります。今年度は、市県民税の所得割の税率が一律10%に改められたこと、また定率減税が廃止されたことなどによって税収が伸びております。
 次の2目法人、予算額2億9,137万5,000円につきましても、現年課税分、滞納繰越分の均等割額及び所得割額を見込んだものであります。
 次の2項1目固定資産税、予算額21億2,086万8,000円につきましては、土地、家屋などの固定資産に対する現年課税分及び滞納繰越分を見込んだものであります。今年度は、土地の負担調整措置、それから家屋の新築、増築などの増額が主な要因となっております。
 次の2目国有資産等所在市町村交付金及び納付金でありますけれども、予算額1,708万3,000円につきましては、営林署、茨城県関東財務局などからの交付金及び郵政公社からの納付金であります。
 次に、12ページにまいります。3項1目軽自動車税、予算額7,343万3,000円につきましては、原付、二輪車、軽自動車などに対する現年課税分及び滞納繰越分であります。
 4項1目市たばこ税につきましては、予算額3億859万円を見込みました。たばこ税につきましては、昨年7月に税制が改正されたことによりまして、税が伸びております。
 次の2款1項1目自動車重量譲与税につきましては、予算額3億250万円を計上いたしました。重量税収入額の3分の1相当額を市町村の道路の延長及び面積で案分し、譲与されるものでございます。
 次の2項1目地方道路譲与税、予算額1億80万円は、地方道路税収入額の100分の40相当額をやはり市町村の道路の延長及び面積などによって案分し、譲与されるものでございます。
 次の2款のうち、所得譲与税につきましては、所得税から住民税に税源が移譲されたことに伴いまして、19年度につきましては目を廃止いたしました。したがいまして、3億6,202万5,000円の減額となっております。
 3款1項1目利子割交付金につきましては、予算額1,600万円であります。県に納入された利子割額に一定の算式により求めた額によって、県内市町村の個人にかかわる県民税の額で案分し、交付されるものでございます。
 次のページにまいります。4款1項1目配当割交付金は、予算額1,400万円であります。県に納入されました配当割額に相当する額に政令で定められました率を乗じて得た額が、市町村にかかわる個人県民税の額で案分し、交付されるものでございます。
 5款1項1目株式等譲渡所得割交付金につきましては、予算額2,000万円を計上いたしました。
 次の6款1項1目地方消費税交付金につきましては、予算額4億3,700万円であります。地方消費税額に都道府県間で精算した後の金額の2分の1相当額が国勢調査人口及び従業者数で案分して、市町村に交付されるものでございます。
 次の7款1項1目ゴルフ場利用税交付金は、予算額5,000万円であります。ゴルフ場利用税の10分の7相当額がゴルフ場所在市町村に交付されるものでございます。
 次の8款1項1目自動車取得税交付金、予算額1億8,700万円であります。県に納付されました税額の100分の95のうち、10分の7を市町村の道路の延長及び道路の面積で案分して交付される内容でございます。
 以上が歳入についての説明でございまして、続きまして、51ページの歳出にまいります。
 51ページ、2款総務費、2項1目税務総務費でありますが、予算額2億7,261万3,000円の主なものにつきましては、2節から4節までの職員31名分の人件費、及び次のページになりますが、一番上の段、19節負担金補助及び交付金の中で、県租税債権管理機構負担金387万5,000円でございます。均等割額、徴収割額、それから委託処理件数割で負担するものでございます。次の2目賦課徴収費、予算額1億3,979万6,000円の主なものにつきましては、8節報償費市県民税、固定資産税等に対する前納報償金2,409万1,000円及び13節委託料で、3行目に書いてありますが、固定資産土地評価路線価業務委託料で5,400万円の計上をいたしております。
 次の2款3項1目戸籍住民基本台帳費、予算額1億5,958万5,000円の主なものにつきましては、職員の人件費及び次のページになりますが、14節の使用料及び賃借料で、電算機器賃借料で1,144万8,000円を計上いたしております。
 続きまして、65ページにまいります。65ページの4目老人医療費、予算額4億2,809万円の主なものにつきましては、職員の人件費及び次の66ページになりますが、19節の負担金補助及び交付金の中で県後期高齢者医療広域連合負担金1,308万6,000円を計上いたしております。負担の割合につきましては、総事業費に対する均等割で10%、それから市町村の人口割で45%、それから後期高齢者の受給者の人口割で45%という負担割合になっております。それから、その下になりますが、28節の繰出金で、老人保健特別会計繰出金といたしまして3億8,492万9,000円を計上いたしております。
 次に、5目医療福祉費、予算額2億9,222万4,000円の主な内容につきましては、20節の扶助費で2億6,211万円でございます。
 次のページにまいりまして、6目の高額療養費貸付金、予算額500万円は、高額療養費対象者に対する貸付金でございます。高額療養費の限度を超えた9割相当額を貸し付けている事業でございます。
 7目の国民年金費、予算額2,403万3,000円の主な内容につきましては、職員の人件費であります。
 次の8目国民健康保険事業費、予算額4億1,012万1,000円の主な内容につきましては、28節の国民健康保険特別会計への繰出金3億7,999万3,000円が主なものでございます。
 次に、一番下にまいりまして、10目人権啓発対策費、予算額1,577万5,000円につきましては職員の人件費と、それから次のページになりますが、19節の負担金補助及び交付金の中で、部落解放を愛する会茨城県連合会真壁支部への補助金で153万円、全日本同和会桜川支部に対する補助金で201万円が主なものでございます。
 続きまして、73ページをお開き願います。73ページの上段の13目出産費資金貸付金、予算額140万円につきましては、出産費の資金の貸し付けでありまして、35万円に対する8割の貸し付けを行う事業であります。
 続きまして、84ページをお願いいたします。84ページの3目環境衛生費、予算額2億7,848万2,000円の主なものにつきましては、職員11名分の人件費及び19節の負担金で筑西広域事務組合の火葬場分の負担金及び水道事業会計への補助金であります。
 続きまして、4目の公害対策費、予算額773万1,000円の主なものにつきましては、次の86ページになりますが、13節の委託料で地球温暖化対策実行計画の策定業務委託料を300万円計上いたしております。なお、今年度から合併処理浄化槽に対する補助事業につきましては、農業集落排水事業特別会計に移行しております。これに関連いたしまして、28節において市設置型浄化槽整備事業補助金といたしまして141万5,000円の繰出金を計上いたしております。
 続きまして、4款衛生費、2項1目の清掃総務費でありますが、予算額6億8,230万6,000円の主なものにつきましては、13節の委託料の中でごみ及び不燃物、可燃物の収集関係の委託料並びに19節の負担金で筑西広域事務組合に対する清掃費の負担金及び筑北環境衛生組合負担金などが主なものでございます。
 次に、一番下にまいりまして、2目ごみ減量化対策費、予算額4,529万円の主なものにつきましては、8節の報償費として分別収集を行っている各地区への報償金及び13節の委託料に計上してあります資源ごみ収集委託料、それから次のページになりますが、88ページの19節で、ごみ処理機器構入費補助金ということで37万5,000円を計上いたしました。
 続きまして、121ページをお願いいたします。8款の土木費のうち2目の住宅新築資金と償還推進助成事業費でありますが、予算額36万円につきましては真壁地区が同和対策事業として取り組んでおりました住宅資金貸付事業の償還推進に要する諸費用でございます。
 以上が一般会計におきます市民生活部所管の予算並びに主な事業内容の説明といたします。
〇議長(小林正紀君) 続きまして、飯嶌市長公室長。
          〔市長公室長(飯嶌洋一君)登壇〕
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 市長公室に関する予算についてご説明を申し上げます。
 38ページから39ページをお開き願います。第2款総務費のうち第1項2目人事管理費についてご説明を申し上げます。予算額2,859万2,000円を計上いたしました。主な内容でございますが、職員管理に関するものが主なもので、4節の共済費で社会保険料など1,014万1,000円、7節の賃金で334万5,000円は、障害者の雇用促進等に関する法律に基づく臨時職員の賃金、13節の委託料で職員健診委託料等475万7,000円、19節負担金補助及び交付金533万5,000円で、非常勤職員公務災害補償基金負担金など9件でございます。
 次に、40ページをお開き願います。4目の秘書広聴費についてご説明を申し上げます。予算額1,854万8,000円を計上いたしました。主な内容でございますが、7節賃金251万3,000円は嘱託員の賃金、10節交際費160万円は市長交際費、11節需用費991万8,000円は、毎月発行しております「広報さくらがわ」お知らせ版などの印刷製本費が主なものでございまして、秘書広聴費の53%を占めております。19節負担金補助及び交付金212万8,000円は、県市長会負担金ほか16件を計上いたしました。
 次に、45ページから46ページをお開き願います。8目企画費についてご説明を申し上げます。予算額7,788万4,000円を計上いたしました。主な内容でございますが、8節報償費5万円は、産業振興ビジョンに関する講師謝礼でございます。19節負担金補助及び交付金7,738万円は、筑西広域市町村圏事務組合負担金3件の7,651万5,000円ほか17件を計上しております。
 49ページから50ページをお開き願います。12目公平委員会費でございます。予算額31万4,000円を計上いたしております。公平委員会委員報酬及び負担金でございます。
 次に、50ページの13目男女共同参画事業費についてご説明を申し上げます。予算額110万8,000円を計上いたしました。主な内容は、1節報酬23万円は、本年度男女共同参画プラン策定を予定しておりまして、それの委員の報酬でございます。11節需用費67万4,000円は、男女共同参画プラン印刷製本費等が主なものでございます。
 次に、58ページをお開き願います。2款総務費、5項統計調査費についてご説明を申し上げます。1目統計調査総務費12万2,000円、2目指定統計調査費316万5,000円を計上いたしました。主な内容は、各種統計調査の調査員報酬でございます。
 次に、59ページから60ページをお願いいたします。6項1目監査委員費についてでございます。予算額2,702万1,000円を計上いたしました。主な内容は、事務局職員等の人件費の2,679万9,000円、19節負担金補助及び交付金で、県都市監査委員会会費等5件で7万7,000円でございます。
 以上で説明を終わりにいたします。よろしくお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) 中澤保健福祉部長。
          〔保健福祉部長(中澤 進君)登壇〕
〇保健福祉部長(中澤 進君) 保健福祉部の予算についてご説明いたしますので、60ページをお開き願います。
 第3款民生費のうち、1項1目社会福祉総務費よりご説明いたします。本年度予算額2億336万7,000円を計上いたしました。支出の主な内容でございますが、1節報酬は、民生委員推薦会委員12名の報酬でございます。2節給料から4節共済費までは、職員18名分の人件費であります。
 61ページでありますが、8節報償費につきましては、3地区合同戦没者慰霊祭の記念品代でございます。19節負担金補助及び交付金5,331万円は、民生委員児童委員協議会補助金521万4,000円、社会福祉協議会補助金4,804万5,000円が主な団体補助金でございます。
 次の2目老人福祉費は、本年度予算額2億2,336万6,000円であります。支出の主な内容は、2節給料から次のページの4節共済費までが職員4名分の人件費でございます。62ページでございますが、8節報償費のうち、記念品代790万3,000円は、75歳以上の方に贈る敬老記念品代です。
 次に、13節委託料は5,712万2,000円でありまして、その内容といたしましては、老人の日常生活の緊急事態等に対応するための緊急通報システム総合保守委託料262万5,000円、地域住民の交通の利便を図るための福祉巡回バス運行委託料485万8,000円、在宅介護に関する総合的支援のための在宅介護支援センター運営事業委託料1,230万9,000円です。次の63ページをお願いします。介護予防生活支援事業委託料2,044万9,000円、及び在宅の高齢者や障害者に対し地域全体で取り組む総合的なケアを構築するための地域ケアシステム推進事業委託料1,645万9,000円等があります。
 次に、19節負担金補助及び交付金4,958万5,000円の主なものといたしましては、筑西広域市町村圏事務組合の老人福祉施設あまびきに対する負担金1,306万7,000円と、本年11月に茨城県で開催されるねんりんピック茨城2007のソフトボール交流大会の会場地が桜川市のため、主催する市の実行委員会への負担金1,800万円を計上いたしました。
 次のシルバー人材センター補助金1,000万円は、桜川市シルバー人材センターに対する補助金であります。市単位高齢者クラブ補助金625万5,000円は、89団体に対する補助金と、次の高齢者クラブ連合会補助金209万8,000円は、岩瀬、真壁、大和の3地区それぞれの連合会に対する補助金であります。
 次の20節扶助費6,524万5,000円の主なものは、老人福祉施設措置費4,511万9,000円であり、これは6カ所の養護老人ホームに措置入所している19名分の委託費であります。次のシルバータクシー利用助成金1,300万円につきましては、70歳以上の高齢者が各種福祉行事への参加や医療機関への通院に係る交通手段として、タクシーを利用した場合、その料金の一部を助成するものであります。
 続きまして、3目障害者福祉費についてご説明いたします。本年度予算額3億5,250万4,000円を計上いたしました。64ページをお願いします。支出の主な内容でございますが、13節委託料2,057万6,000円につきましては、障害者の地域生活支援の促進を図るための地域活動支援センター事業委託料1,737万6,000円と障害者計画策定委託料250万円等でございます。
 次に、20節扶助費3億2,860万3,000円につきましては、障害者自立支援法の施行により、心身障害者に対し各種の支援を図るものでありまして、その主なもののうち、自立支援給付費2億8,793万6,000円につきましては、障害程度の区分に応じ、障害者が希望する障害福祉サービスの利用に伴い、支援する給付費であります。
 次の65ページですが、自立支援医療費500万円、補装具交付費624万9,000円、障害者等を介護している家族が都合により介護が困難なとき、障害者等を日中一時的に預かる支援事業費450万円、在宅で重度の障害者の特別障害者手当951万9,000円等でございます。
 次の4目老人医療費から69ページの8目国民健康保険事業費までは、市民生活部で説明いたしましたので、69ページをお願いします。69ページ中ほどの9目介護保険事業費4億2,267万2,000円でありますが、これは主に28節繰出金の介護保険特別会計繰出金4億2,205万6,000円であり、これは介護給付費の市負担分と職員人件費等であります。
 次の10目人権啓発対策費は、市民生活部で説明いたしました。
 続きまして、71ページをごらんください。11目福祉施設管理費についてご説明いたします。本年度予算額4,889万4,000円を計上いたしました。これは、岩瀬、真壁福祉センターの施設管理に伴う費用でありまして、その内容といたしましては、11節需用費1,977万円につきましては、燃料費、光熱水費等であります。次に、13節委託料1,339万5,000円につきましては、各種機器保守点検委託料等で、これらにつきましては施設維持管理に必要な経費でございます。次の14節使用料及び賃借料990万1,000円につきましては、次の72ページにあります土地借上料731万3,000円等が主なものでございます。
 次に、12目老人福祉施設管理費、本年度予算額249万5,000円は、岩瀬高齢者センターと大和いこいの家の管理に関する費用であります。岩瀬高齢者センターは、高齢者の趣味グループの事業や障害者ワークス事業として、また大和いこいの家は、高齢者の集会の場として、それぞれ活用されております。
 73ページをごらんください。一番上に記載されております13目出産費資金貸付金につきましては、市民生活部であります。
 次の2項1目児童福祉総務費は、本年度予算額2億1,131万1,000円を計上いたしました。1節報酬264万2,000円は、主に家庭相談員2名分の報酬であります。2節給料から4節共済費までは、職員7名分の人件費であります。
 74ページをごらんください。20節扶助費1億4,958万9,000円は、主に児童扶養手当1億4,613万3,000円であります。この手当は、父母の離婚等により父親と生活をしていない家庭に対し支給される手当であります。
 次の2目児童措置費につきましては、本年度予算額4億7,052万3,000円を計上いたしました。主な内容といたしましては、13節委託料1億4,270万3,000円でありまして、その主な内容は、民間保育所及びほかの市や町に入所している保育所入所児童委託料であります。次の19節負担金補助及び交付金771万円は、主に民間保育施設運営費補助金等であります。
 75ページでありますが、20節扶助費3億1,994万5,000円は、児童手当でありまして、対象年齢がゼロ歳から3歳未満児までが児童手当として支給され、3歳から小学校修了前までの児童を養育している家庭に支給される特例給付費があります。これらの給付額でありますが、第1子、第2子が月額5,000円、第3子以降が月額1万円であります。
 次の3目児童福祉施設費につきましては、本年度予算額453万4,000円を計上いたしました。これは児童館3施設の管理運営費であります。
 76ページをごらんください。15節工事請負費274万円は、上小幡児童館のトイレ改修工事費170万円と岩瀬中央児童館の排水を公共下水道につなぐための工事費104万円でございます。
 次に、4目放課後児童対策費につきましては、本年度予算額1,568万3,000円を計上いたしました。これは放課後児童クラブの岩瀬小、羽黒小、真壁小、雨引小、そして猿田小の5カ所分の経費でありまして、主な内容といたしましては、子育てクラブ指導員の賃金等であります。
 次の5目保育所費、本年度予算額2億8,688万4,000円を計上いたしました。1節報酬は、嘱託医8名分の報酬であります。2節給料から77ページの4節共済費までは、職員28名分の人件費であります。7節賃金3,245万4,000円は、臨時職員18名分の賃金であります。11節需用費4,041万6,000円の主な内容は、消耗品費、光熱水費、そして児童の昼食及びおやつに要する賄材料費等であります。
 次に、79ページをごらんください。3項1目生活保護総務費についてご説明いたします。本年度予算額3,445万9,000円を計上いたしました。主な内容でございますが、1節報酬につきましては、被保護者の医療に係る意見書審査等をする非常勤嘱託医1名の報酬でございます。次の2節給料から4節共済費までは、職員4名分の人件費でございます。
 続きまして、80ページをお開き願います。2目扶助費についてご説明いたします。本年度予算額3億3,821万7,000円を計上いたしました。20節扶助費の主な内容でありますが、生活保護には8種類の扶助がありまして、国が定めている基準によって支給しているもので、これに該当する世帯と人数は155世帯、200人の扶助費であります。桜川市の平均保護率は4.0パーミリであり、県平均が5.5パーミリであります。経費負担といたしましては、国が4分の3、市が4分の1負担する制度であり、主に生活扶助費と医療扶助費で全体の86%を占めるものであります。
 次に、第4款衛生費、1項保健衛生費についてご説明申し上げます。1目保健衛生総務費でありますが、本年度予算額5億6,758万円を計上いたしました。主な内容でありますが、1節報酬148万5,000円は、乳幼児健康診査に伴う市嘱託医報酬と健康づくり推進協議会委員の報酬でございます。2節給料から次の81ページの4節共済費までは、職員14名の人件費でございます。8節報償費80万1,000円の主な内容でございますが、子育て支援事業に伴う講師謝礼や献血協力者に対する記念品代でございます。
 次に、13節委託料1,938万2,000円でございますが、82ページをお開きください。妊婦・乳児の健康診査委託料808万6,000円と在宅当番医委託料666万円です。このうち、在宅当番医委託料につきましては、休日と祭日に県西総合病院を含む市内医療機関で実施しております休日当番の委託料であります。
 次に、19節負担金補助及び交付金4億2,514万6,000円の主な内容でございますが、そのうち、県西総合病院負担金2億3,759万4,000円は、事務費負担金、建設改良費負担金、救急医療負担金等でございます。
 次の83ページをごらんください。負担金の最後のところにあります交付税算入交付金1億7,904万円は、国より交付税として病院所在地の桜川市に交付され、それを県西総合病院に交付するものでありまして、病床1床当たり48万9,000円に299床を乗じた額と起債による19年度元利償還金の合算額でございます。
 2目予防費でございますが、本年度予算額1億3,304万9,000円を計上いたしました。主な内容でございますが、1節報酬は、市嘱託医報酬等でございます。8節報償費につきましては、健康推進員報償費100万1,000円が主なものでございます。
 次に、13節委託料1億2,982万9,000円の主な内容でございますが、各種予防接種委託料と基本健康診査委託料等でございます。次の84ページまでが説明であります。
 以上で説明を終わります。
〇議長(小林正紀君) 山中経済部長。
          〔経済部長(山中政雄君)登壇〕
〇経済部長(山中政雄君) 経済部所管の歳出についてご説明申し上げます。
 88ページをお願いいたします。職員の人件費等については除かせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。
 5款1項1目労働諸費16万9,000円の主なものにつきましては、19節負担金補助及び交付金で、下館労働基準協会負担金3万円、それに笠間地方雇用創出研究会負担金8万円が主なものでありまして、雇用関係の負担金を計上いたしました。
 続きまして、89ページをお願いいたします。6款1項1目農業委員会費5,970万1,000円の主なものは、1節報酬1,173万6,000円でありまして、農業委員の報酬でございます。14節使用料及び賃借料の56万3,000円につきましては、電算機器の賃借料でございます。
 続きまして、90ページをお願いいたします。19節負担金補助及び交付金111万1,000円につきましては、県西地区農業委員会会長協議会負担金の5万1,000円、そのほか県農業会議負担金の76万3,000円等ほか10件であります。ほかにつきましては、職員の給与でございます。
 続きまして、90ページでございますけれども、6款1項2目農業総務費1億3,658万8,000円の主なものは1節報酬213万6,000円でありまして、これにつきましては、生産組合長さん356人の報酬でございます。
 続きまして、91ページをお願いいたします。14節使用料及び賃借料の88万2,000円につきましては、真壁営農センターの39万7,000円のほか3件の土地借地料でございます。19節負担金補助及び交付金205万円につきましては、営農指導センターの運営費補助金200万円ほか1件であります。
 6款1項3目農業振興費9,652万2,000円の主なものは、8節報償費で11万5,000円は獣医師等に払う謝礼、また13節委託料17万2,000円で清掃業務委託料12万1,000円ほか2件でございます。
 続きまして、92ページをお願いいたします。14節使用料及び賃借料28万4,000円でございますけれども、ユズ園の土地借上料28万円が主なものでございます。
 19節負担金補助及び交付金で9,526万7,000円でございますけれども、北つくば農協地域農業振興協議会負担金74万8,000円、園芸産地マーケティング強化事業補助金75万5,000円、県央南農業共済組合事務補助金160万円、農業用廃プラスチック収集処理対策協議会補助金100万円、それに新しい事業でありますけれども、バイオマスの環づくり交付金8,200万円と、そのほか18件でございます。バイオマスの環づくり交付金につきましては、歳入歳出同額ということで、2分の1の補助金になっております。
 続きまして、93ページをお願いいたします。6款1項4目農政推進費の337万5,000円の主なものにつきましては、1節報酬16万円につきましては、農業振興地域整備促進協議会委員報酬20人分2回分でございます。8節報償費32万4,000円につきましては、家族経営協定の講師謝礼、担い手育成総合支援協議会委員等の謝礼でございます。
 続きまして、94ページをお願いいたします。19節負担金補助及び交付金203万1,000円につきましては、これも新規事業でありまして、集落営農組合の運営補助金ということで100万円を計上しております。現在8集落でございますけれども、最終的に15集落まで予想しまして100万円という金額を計上させていただいております。それに、農業経営基盤強化資金利子助成補助金ということで60万円、ほか3件でございます。
 続きまして、同じく94ページでございますけれども、6款1項5目農地費8億3,161万6,000円の主なものは、7節賃金20万円、農地の流動化推進員20名分でございます。それに、11節需用費798万7,000円のうち、修繕料411万円につきましては、桜川市全域の用排水路等の修繕費でございます。
 続きまして、95ページをお願いいたします。13節委託料2,012万4,000円につきましては、測量委託料として100万円、これにつきましても全域の測量委託ということでございます。そのほか7件分の測量及び実施設計委託料が1,800万円ということでございます。14節使用料及び賃借料の265万1,000円につきましては、重機の借上料でございます。
 続きまして、15節工事請負費8,750万円につきましては、市内全域の工事費としまして900万円、そのほか県単農道整備、改良、舗装工事とか7件で残額の1,550万円の金額になっております。16節原材料費180万円につきましては、全域の補修用材料ということで見込んでおります。また、17節公有財産購入費383万4,000円につきましては、全域で25万円、それに中山農で850平米分というような金額を見ております。
 続きまして、95ページから97ページをお願いいたします。19節負担金補助及び交付金4億482万6,000円につきましては、全件で37件ありますので、主なものだけをご説明させていただきます。経営体育成基盤整備事業費負担金、泉川地区でございますけれども、1,950万円。県営ため池整備事業負担金971万3,000円につきましては、三作池。続きまして、水機構営霞ヶ浦用水事業県負担金6,145万4,000円。96ページ、長讃地区県営ほ場整備事業費負担金1,074万9,000円。それから、国営霞ヶ浦用水事業県負担金として6,009万9,000円。国営霞ヶ浦用水事業土地改良区負担金2,863万8,000円。それに、農林漁業資金借入事業補助金でございますけれども、1億1,520万円。そのほかに、新しく、一番最後の方になりますけれども、農地・水・環境保全向上対策事業支援交付金ということで1,100万円が新規事業で、これは5カ年継続なのでございますけれども、計上しております。この事業につきましては、要するに10アール当たり市として1,100円支出することによって、県、国の補助を踏まえて4,400円の助成が各集落に、申請した集落でございますけれども、桜川市では37集落でございますけれども、合計で1,000ヘクタール分について支援を受けられると。5年間でございますので、5,500万円支出することによって2億2,000万円の戻りがあると。その2億2,000万円によって、今まで市で負担していた農道の砂利の整備とか、舗装とか、そういう地域農業環境の整備が図られるというように予想しております、といいますか、実施されます。その他には、ため池、農道負担金とか、各土地改良区の補助金、それに霞用水の負担金が主なものでございます。
 22節補償補填及び賠償金100万円につきましては、工事の電柱移転関係でございます。
 続きまして、98ページをお願いいたします。28節繰出金の2億2,939万6,000円につきましては、農業集落排水事業会計繰出金でございます。
 続きまして、同じく98ページでございますけれども、6款1項6目農村総合整備事業費でございますけれども、4,946万9,000円の主なものは、13節委託料1,350万円、これにつきましては清掃業務委託料でございます。それに、設計委託料が200万円ということでございます。
 続きまして、99ページをお願いいたします。15節工事請負費の2,000万円につきましては、桜井の農村公園西側の駐車場整備を計画しております。
 続きまして、99ページから100ページをお願いいたします。6款1項7目水田農業対策費8,318万5,000円の主なものは、7節賃金226万円は、生産調整の現地確認ということで260人分の経費を見ております。8節報償費572万8,000円につきましては、生産調整協議会委員の謝礼とか推進員の謝礼を見ております。13節委託料219万4,000円につきましては、電算業務の保守点検委託料でございます。
 19節負担金補助及び交付金7,026万5,000円につきましては、12件ありますので、主なものをご説明申し上げます。ブロックローテーション定着化促進事業費補助金ということで875万円。それに、条件整備特別対策事業費補助金ということで900万円、これにつきましては、汎用の乾燥機とかコンバインの補助金でございます。それに、生産調整推進対策達成補助金ということで1,275万円、84集落を見込んでおります。それに、霞ヶ浦用水転作地等水利費補助金2,300万円。続きまして、買ってもらえる米作り産地育成支援事業補助金として250万円、これにつきましては水稲の種子の温水消毒機ということでございます。以上、生産調整関係の補助金12件でございます。
 8目地籍調査費につきましては、建設部所管でございますので、除かせていただきます。
 続きまして、101ページをお願いいたします。6款1項9目施設管理費でございますけれども、806万3,000円の主なものは、岩瀬のふれあい公園事業と農村公園の管理事業としての主なものでございます。7節賃金19万3,000円につきましては、清掃人夫賃とか、そういうものでございます。それに、13節委託料320万3,000円につきましては、浄化槽の維持管理とか、清掃委託とか、そういうものでございます。14節使用料及び賃借料384万円につきましては、ふれあい公園、岩瀬農村公園、真壁の運動広場等の土地代金といいますか、借地料でございます。
 101ページをお願いいたします。6款1項10目中山間地域等直接支払費493万5,000円の主なものは、19節負担金補助及び交付金492万1,000円ということで、桜川地区では岩瀬地区だけしか認められていない特別な地域でありまして、中山間地域等直接支払交付金の補助金ということでございます。
 続きまして、102ページをお願いいたします。6款2項1目林業総務費2,622万9,000円の主なものは、11節需用費108万円につきましては、今一番問題になっておりますイノシシの捕獲のために使用するワイヤートラップとか、そういうものでございます。13節委託料の450万円につきましては、公園等清掃管理業務委託ということで、共生林と生環林の清掃業務でございます。19節負担金補助及び交付金706万8,000円につきましては、19年度から茨城・栃木県境地域鳥獣害防止広域対策協議会の負担金3万円、それからイノシシ被害防止対策事業補助金として180万円、有害鳥獣捕獲補助金といたしまして400万円が主なものでございます。
 103ページをお願いいたします。6款2項2目林業振興費1,085万4,000円の主なものは、13節委託料1,002万5,000円は公園等の清掃管理業務委託料、それに松くい虫防除事業委託料858万5,000円、これにつきましては100%の補助ということで全額補助になります。14節使用料及び賃借料は、ふるさとの森の土地借上料ということで42万4,000円をのせてあります。
 103ページから104ページにつなぎますけれども、6款2項3目林道整備費5,102万円の主なものは、13節委託料1,238万円につきまして、県単の林道改築工事、改良工事等を含めまして5件、818万円の設計委託料と林道清掃管理業務委託料の420万円ということでございます。104ページになりますけれども、15節工事請負費3,200万円につきましては、県単林道改築工事、平野線を初めとするほか4件で3,200万円ということでございます。19節負担金補助及び交付金315万円につきましては、筑波稜線林道管理連絡協議会の負担金が185万円、県治山林道協会負担金が130万円ということでございます。
 続きまして、104ページの続きでございますけれども、7款1項1目商工総務費1億150万9,000円につきましては全額が人件費ということでございます。
 続きまして、105ページから106ページに続きます。7款1項2目商工振興費6,442万6,000円の主なものは、1節報酬費16万2,000円につきましては、振興金融審査会委員の報酬6人分、それから災害補償基金管理委員会委員15人分の報酬でございます。13節委託料108万円につきましては、3商工会に36万円掛ける3ということで自治金融の事務を委託しているものの委託料でございます。19節負担金補助及び交付金4,178万6,000円につきましては、合計で14件あるわけでございますけれども、伝統的工芸品産地交流促進協議会負担金が30万円、いばらきストーンフェスティバル開催事業補助金280万円、中小企業事業資金保証料及び利子補給補助金として2,000万円、それに大和の石まつり開催費補助金として270万円が主なものです。
 続きまして、21節貸付金1,700万円につきましては、自治金融の預託金ということでございます。22節補償補填及び賠償金150万円につきましては、採石場の土砂流出災害補償金100万円、これは条例に基づいて、業者と市が7対3の割合ということで積み立てる部分でございます。続きまして、25節積立金100万1,000円につきましては、災害補償基金の積立金ということでございます。
 続きまして、106ページをお願いいたします。7款1項3目消費者行政費25万1,000円の主なものは、19節負担金補助及び交付金ということで、くらしの会への補助金、消費者行政に対する予算計上でございます。
 続きまして、107ページから108ページをお願いいたします。7款1項4目観光費4,583万7,000円の主なものは、7節賃金640万3,000円でございますけれども、臨時職員賃金として222万円、作業員賃金といたしまして192万5,000円、管理人賃金といたしまして225万8,000円という金額を上げております。これにつきましては、真壁にある筑波高原キャンプ場の管理人とやすらぎの里の管理人関係の人件費でございます。それに、11節需用費681万3,000円、12節役務費91万4,000円、13節委託料331万7,000円につきましては、先ほど申し上げました2施設の維持管理に係る費用ということでございます。また、14節使用料及び賃借料の900万1,000円につきましては、先ほど申し上げましたキャンプ場とやすらぎの里関係の維持費ということでございます。
 108ページの19節負担金補助及び交付金873万8,000円につきましては、14件に対しての補助負担金でございます。例えば、県観光物産協会負担金22万5,000円とか、筑波ブロック広域観光連絡協議会負担金10万9,000円、つくば周辺地域交流活性化実行委員会負担金35万円、それに、一番大きい市観光協会補助金685万円ということでございます。28節繰出金1,017万6,000円につきましては、野外趣味活動施設特別会計繰出金でございます。
 続きまして、109ページをお願いいたします。7款1項5目地域振興費1,508万3,000円の主なものにつきましては、13節委託料95万円は市民祭の会場設営委託料と、それから花壇の植栽作業委託料でございます。19節負担金補助及び交付金1,405万円の主なものにつきましては、市民祭実行委員会補助金ということで、今まで名称が別々になっていました3地区の名称を市民祭実行委員会補助金ということで1本にしまして、970万円の補助をしているということでございます。それに、花いっぱい運動推進事業費補助金の190万円というようなものが主なものでございます。
 経済部所管の一般会計の歳出は以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 暫時休憩いたします。
          休 憩  (午後 2時58分)
                                           
          再 開  (午後 3時24分)
〇議長(小林正紀君) 再開いたします。
 口町建設部長。
          〔建設部長(口町 久君)登壇〕
〇建設部長(口町 久君) 建設部関係についてご説明をいたします。
 100ページをお開き願います。6款1項8目地籍調査費、予算額941万円、主なものといたしましては、13節委託料で地籍測量委託料並びに2級基準点11カ所の測量でございます。14節使用料及び賃借料は、地籍情報管理システムの賃借料でございます。
 次に、109ページをお開き願います。8款1項1目土木総務費、予算額1億5,323万7,000円で、主なものといたしましては、次のページに移りまして、12節役務費で市管理道路延長1,667キロメートルの賠償責任保険料並びに市管理調整地8カ所、4万4,545平米の賠償責任保険料でございます。また、19節負担金補助及び交付金で、筑西土木協議会負担金ほか13の負担金等でございます。
 次に、2項1目道路橋梁総務費、予算額1,724万7,000円で、主に11節需用費の光熱水費で市道街路灯の電気料でございます。次のページに移りまして、13節委託料では、道路台帳加除業務委託料でございます。
 2目道路維持費、予算額7,963万円で、主なものといたしましては、11節需用費の修繕料で市内全域の道路補修費でございます。13節委託料の道路清掃管理業務委託料は、道路除草と側溝清掃作業の委託料でございます。15節工事請負費で、市内の道路補修及び排水整備工事4件でございます。16節原材料費では、補修用原材料でございます。19節負担金補助及び交付金は、県単急傾斜地崩壊対策事業負担金で、事業費の1割を県に負担するものでございます。場所は真壁地区羽鳥地内でございます。
 次に、3目道路新設改良費、予算額6億3,565万3,000円で、主なものといたしましては、13節委託料、市道関係で設計委託料10件、測量委託料6件、県への委託で真壁地内の上曽トンネルと(仮称)本木バイパスでございます。15節工事請負費で、道路改良工事20件、舗装工事市内全域でございます。17節公有財産購入費につきましては、道路改良等による道路用地の購入費でございます。次に、19節負担金補助及び交付金の工事負担金は、大和地内の県が行う阿部田橋工事に市道にかかわる分の市負担分と岩瀬地内県単事業で行う自転車道の市負担分でございます。次のページになりますが、22節補償補填及び賠償金は、道路改良等による立木工作物・電柱移設、水道管等の移設費用でございます。
 4目橋梁維持費につきましては、廃目でございます。
 8款3項1目河川総務費、予算額200万円で、15節工事請負費で、真壁地内の男女川、田中川のしゅんせつ工事でございます。
 120ページをお開き願います。8款5項1目住宅管理費、予算額6,461万6,000円で、主なものといたしましては、11節需用費で住宅管理の電気料と住宅修繕費用でございます。13節委託料は、住宅管理に伴う委託料でございます。14節使用料及び賃借料の土地借上料は、市営住宅用地の借上料でございます。18節備品購入費は、消防法改正に伴いまして、火災警報器を全団地各寝室に設置する費用でございます。
 3目住宅建設費に移りまして、予算額2億4,775万5,000円で、主なものといたしましては、次のページになります。13節委託料は、工事施工監理に伴う委託料でございます。15節工事請負費につきましては、御領西住宅の本体工事と附帯工事でございます。17節公有財産購入費は、御領西住宅建設に伴う水道加入金でございます。
 次に、160ページをお開き願います。11款2項1目道路橋梁災害復旧費及び2目河川災害復旧費は、科目設定でございます。
 次に、前に戻りまして、115ページをお願いいたします。4項1目都市計画総務費についてでございますが、予算額1億824万6,000円で、主なものといたしましては人件費であります。このほかは、13節委託料において1,372万1,000円を計上いたしておりますが、これにつきましては、現在県都市計画課指導のもと進めておりますところの都市計画の見直しに関するものでございまして、土地利用を初め、用途の見直しを進める上での調査費用でございます。このほか、都市計画基礎調査委託料といたしまして860万円を計上いたしました。これにつきましては、都市計画法第16条に基づき、5年に1度実施することになっておるもので、費用の2分の1につきましては県の補助が受けられることになっております。
 次のページに移りまして、2目公園費でございます。予算額4,189万9,000円で、主なものといたしましては、11節需用費で市内公園の光熱水費300万円を計上しております。次のページになりますが、13節委託料2,642万5,000円につきましては、トイレ清掃を初めとした各公園の管理委託料が主でございます。次に、14節使用料及び賃借料の285万5,000円ですが、7カ所の公園土地借上料でございます。続いて、19節負担金補助及び交付金でございますが、これは県西総合公園に関するもので、筑西広域市町村負担金でございます。
 3目駐車場費につきまして申し上げます。予算額1,224万8,000円で、このうち主なものは13節委託料233万1,000円で、各駐輪駐車場の清掃管理費であります。次のページになります。15節工事請負費でございますが、大和駅前駐車場の舗装工事でございます。
 4目まちづくり交付金事業費では、予算額5億1,428万6,000円で、主なものといたしましては、次のページに移りますが、13節委託料で、岩瀬駅前地区及び真壁地区の電線共同溝実施設計を初め、真壁地区における道路設計や測量委託料でございます。15節工事請負費につきましては、岩瀬駅前地区における上り車線210メートルの道路改良工事、駅前広場荒造成工事等でございます。また、真壁地区においては、電線共同溝を初め、道路改良舗装工事3路線や駐車場工事、防水貯水槽等設置工事等でございます。17節公有財産購入費でございますが、これは真壁地区鍋屋前通り道路改良工事に伴う用地買収費でございます。22節補償補填及び賠償金ですが、これは岩瀬、真壁地区両方の道路改良工事に伴う電柱や水道管の移設に関するものでございます。
 以上でございます。よろしくお願いをいたします。
〇議長(小林正紀君) 続きまして、飯島教育次長。
          〔教育次長(飯島泰則君)登壇〕
〇教育次長(飯島泰則君) 教育委員会所管の歳出の主なものにつきましてご説明いたします。
 127ページをお開き願います。10款教育費のうち、1項1目教育委員会費、予算額187万6,000円でございます。主なものは、1節報酬の教育委員会委員報酬でございます。
 2目事務局費、予算額1億8,341万2,000円でございます。1節報酬611万5,000円で、TT非常勤講師3名分の報酬が主なものでございます。2節給料から128ページの4節共済費までは、教育長及び職員12名分の人件費でございます。7節賃金531万7,000円は、教育補助員3名分の賃金でございます。8節報償費502万8,000円は、新入学児童に市から贈呈するためのランドセル購入費でございます。
 129ページの13節委託料183万9,000円は、教育委員会にバス1台が配置になりますので、運転業務について委託する経費が主なものでございます。19節負担金補助及び交付金2,552万1,000円は、日本スポーツ振興センター共済掛金、幼稚園就園奨励費補助金が主なものでございます。
 130ページをお開きください。20節扶助費1,432万7,000円は、要保護・準要保護児童生徒就学援助費及び特別支援教育就学奨励費が主なものでございます。
 3目教育指導費、予算額3,510万2,000円であります。13節委託料1,590万円は、小中学校英語指導助手5名分の業務委託料でございます。19節負担金補助及び交付金1,908万2,000円は、主に派遣指導主事2名分の県に対する負担金が主なものでございます。
 4目給食センター費、予算額4億7,229万7,000円であります。主なものは、2節給料から4節共済費までは、職員26名分の人件費でございます。7節賃金790万4,000円は、調理員の賃金でございます。
 132ページをお開きください。16節原材料費2億3,002万円は、給食用原材料の購入費でございます。18節備品購入費663万円は、北給食センターに新たに真空冷却機を設置するものでございます。このほか、各節に計上いたしましたものにつきましては、両給食センター施設の管理運営経費が主なものでございます。
 133ページをお開きください。5目豊かな体験活動推進事業費、予算額183万2,000円であります。この事業は、地域の特性を生かし、さまざまな体験活動を実施しながら、児童生徒の豊かな人間性や社会性を育成するものでございます。
 6目学校建設費、予算額5億5,425万9,000円であります。支出の内容は、大和中学校校舎改築事業でありまして、19年度、20年度の2カ年継続事業で実施する予定で、19年度分の事業費を計上させていただきました。
 134ページをお開きください。2項1目小学校費の学校管理費、予算額2億1,827万1,000円であります。主なものは、1節報酬460万円で、学校医13名、学校歯科医13名、学校薬剤師11名等の報酬でございます。2節給料から4節共済費までは、職員4名分の人件費でございます。
 135ページをお開きください。7節賃金641万円は、学校用務員7名分の賃金でございます。13節委託料3,406万7,000円の主なものは、南飯田小ほか2校分の通学バス運行委託料でございます。14節使用料及び賃借料5,681万3,000円は、電算機器賃借料が主なものでございます。15節工事請負費3,260万6,000円は、谷貝小体育館屋根改修工事等を見込んでおります。このほか、各節に計上したものにつきましては、小学校11校分の学校施設管理経費が主なものでございます。
 137ページをお開きください。2目小学校費の教育振興費、予算額1,315万7,000円でございます。11節需用費543万2,000円は、教師用教科書、指導書購入及び学校教材消耗品が主なものでございます。18節備品購入費431万9,000円は、児童用図書及び教材類でございます。
 138ページをお開きください。3項1目中学校費の学校管理費、予算額1億2,873万円であります。主なものは、1節報酬244万円で、学校医8名、学校歯科医6名、学校薬剤師5名の報酬でございます。2節給料から4節共済費までは、職員3名分の人件費でございます。7節賃金183万2,000円は、学校用務員2名分の賃金でございます。14節使用料及び賃借料4,699万4,000円は、電算機器賃借料が主なものでございます。
 140ページをお開きください。15節工事請負費980万円は、桜川中トップライト防水工事等を見込んでおります。このほか、各節に計上したものにつきましては、中学校5校分の学校施設管理経費が主なものでございます。
 2目中学校費の教育振興費、予算額1,969万2,000円でございます。11節需用費340万6,000円は、学校教材消耗品が主なものでございます。14節使用料及び賃借料1,212万円は、各種大会に出場するバス借上料が主なものでございます。18節備品購入費199万円は、生徒用図書及び教材類でございます。
 141ページをお開きください。4項1目幼稚園費、予算額2億625万3,000円でございます。1節報酬104万円は、幼稚園医3名、幼稚園歯科医3名、薬剤師2名の報酬でございます。2節給料から4節共済費までは、職員21名分の人件費でございます。13節委託料2,374万5,000円は、やまと幼稚園の園児送迎バス委託料が主なものでございます。15節工事請負費530万円は、やまと幼稚園舎屋上防水工事でございます。このほか、各節に計上したものにつきましては、幼稚園3園分の施設管理経費が主なものでございます。
 144ページをお開きください。5項1目社会教育総務費、予算額6,707万円でございます。1節報酬789万8,000円は、社会教育指導員8名分の報酬が主なものでございます。2節給料から4節共済費までは、職員6名の人件費でございます。8節報償費111万2,000円は、成人式記念品代でございます。19節負担金補助及び交付金208万7,000円は、市人権教育推進委員会運営補助金が主なものでございます。
 146ページをお開きください。2目公民館費、予算額1億6万6,000円でございます。2節給料から4節共済費までは、職員6名分の人件費でございます。7節賃金699万7,000円は、岩瀬、大和中央公民館及び改善センター管理人の臨時職員5名分の賃金が主なものでございます。
 147ページの8節報償費408万円は、各種講座の講師に対する謝礼が主なものでございます。
 148ページをお開きください。18節備品購入費125万円は、各公民館図書室用の図書購入費でございます。このほか、各節に計上いたしましたものにつきましては、各中央公民館及び地区分館等の施設管理経費でございます。
 149ページに移ります。3目文化振興費、予算額9,302万9,000円でございます。2節給料から4節共済費までは、職員11名分の人件費でございます。
 150ページをお開きください。19節負担金補助及び交付金217万7,000円は、国民文化祭実行委員会負担金、市文化協会各支部補助金が主なものでございます。
 4目文化財保護費は、予算額634万8,000円でございます。151ページに移ります。13節委託料353万4,000円は、真壁城跡管理委託料、山の入古墳群出土品の遺物保存処理委託料が主なものでございます。
 5目文化施設費は、予算額1,739万6,000円でございます。主なものは、シトラス及び歴史民俗資料館の施設運営及び維持管理経費でございます。
 153ページをお開きください。6目青少年対策費は、予算額331万7,000円でございます。1節報酬81万6,000円は、青少年相談員41名分及び青少年問題協議会委員40名分の報酬でございます。
 154ページをお開きください。19節負担金補助及び交付金172万1,000円は、青少年育成桜川市民会議運営補助及び市子ども会育成連合会運営補助が主なものでございます。
 7目生涯学習推進費は、予算額255万1,000円でございます。主なものは、家庭教育学級、高齢者学級、わくわくサタデーふれあい事業等の講師謝金等並びにコミュニティスクール指定教育学級の補助金でございます。
 155ページに移ります。8目史跡等保存整備費は、真壁城跡保存整備事業でありまして、予算額4,870万円でございます。7節賃金1,709万5,000円は、遺構等調査のための発掘調査員、作業員賃金でございます。13節委託料317万2,000円、15節工事請負費2,457万円は、今年度保存整備に伴う工事設計及び工事費、発掘調査による遺構等の測量図化業務の委託料でございます。
 9目伝統的建造物群保存地区推進費は、予算額44万6,000円でございます。主なものは、伝統的建造物群保存地区指定に向けての住民説明会、保存審議会会議費用でございます。
 156ページをお開きください。6項1目保健体育総務費は、予算額1億116万円でございます。1節報酬76万円は、体育指導委員38名分の報酬でございます。2節給料から4節共済費までは、職員12名分の人件費でございます。
 157ページに移ります。13節委託料200万円は、さくらマラソン大会の記録計測委託料でございます。19節負担金補助及び交付金577万3,000円は、体育協会、スポーツ少年団等に対する補助金が主なものでございます。このほか、各節に計上したものにつきましては、各種スポーツ大会、スキー教室等の開催運営経費等が主なものでございます。
 2目体育施設費、予算額1億1,376万2,000円でございます。主なものは、岩瀬、大和、真壁各体育館、総合運動公園等の施設運営及び維持管理経費が主なものでございます。15節工事請負費491万円は、真壁運動場の整備工事費が主なものでございます。
 以上で教育関係のご説明を終わります。
〇議長(小林正紀君) 続いて、議案第2号、3号について説明願います。
 川股市民生活部長。
          〔市民生活部長(川股守安君)登壇〕
〇市民生活部長(川股守安君) それでは、171ページ、お願いいたします。
 171ページです。議案第2号 平成19年度桜川市国民健康保険特別会計予算でございますが、第1条で、平成19年度桜川市国民健康保険特別会計予算の総額を歳入歳出それぞれ57億6,660万4,000円と定めております。第2条では、一時借入金の最高額を6億円と定めました。第3条では、歳出予算の流用について定めております。
 それでは、事項別明細書の178ページをお願いいたします。1款1項1目一般被保険者国民健康保険税でありますが、国民健康保険税につきましては、所得割、資産割、均等割、平等割それぞれの税率を定めまして保険税を徴収しておりまして、本年度予算額15億8,283万7,000円でございます。
 2目退職被保険者国民健康保険税につきましては、予算額1億2,946万2,000円でございます。
 次に、4款1項1目療養給付費等負担金でありますが、予算額14億1,559万4,000円でございます。これにつきましては、療養給付費及び老人保健拠出金、介護納付金等の負担金でございます。
 次に、180ページをお願いいたします。2目高額医療費共同事業負担金につきましては、予算額3,400万円でございますが、昨年に比較しまして500万円ほど減額をいたしております。これにつきましては、高額医療費共同事業の現物分が入るということで、その分が減額になっております。
 それから、2項1目財政調整交付金、予算額4億2,768万6,000円でありますが、普通調整交付金で4億1,744万円、それから特別調整交付金ということで、国民健康保険税の徴収率等を勘案して1,024万6,000円が交付される予定で見込んでおります。
 5款1項1目療養給付費交付金につきましては、予算額4億3,000万6,000円につきまして、1節現年度分で、退職被保険者等療養給付費交付金3億6,902万5,000円、3節退職被保険者等に係る老人医療費拠出金相当額で6,098万円を計上いたしました。
 次にまいりまして、6款1項1目高額医療費共同事業負担金につきましては、予算額3,400万円であります。内容につきましては、高額医療費の共同事業に要する県の負担分でございます。
 次に、2項1目県調整交付金、県の調整交付金7%でございますが、これにつきまして予算額2億9,342万4,000円を計上いたしました。
 7款1項1目高額医療費共同事業交付金につきましては、6,846万9,000円でありますが、1件当たり80万円を超える医療費の10分の6が市町村に交付されるものでございます。
 次の2目保険財政共同安定化事業交付金、予算額、大きく5億6,920万7,000円でございますが、これらの内容につきましては、昨年10月に創設されました事業でありまして、医療費割、それから被保険者割に応じまして拠出した相当額が国保連合会から交付されるという、そういう事業内容でございます。
 次に、182ページにまいります。9款繰入金にまいりますけれども、繰入金の内訳といたしましては、1節保険基盤安定繰入金のうち、保険税軽減分、これで県の負担率4分の3で1億680万円、2節保険者支援分で、県の負担割合4分の1で2,980万円、3節職員給与費で1億2,513万1,000円、4節出産育児一時金分で国庫が3分の2の補助でございます。一時金分で2,566万6,000円でございます。5節財政安定化支援事業分につきましては2,700万円、その他の繰入金といたしまして、一般会計からの繰入金、本年度6,559万6,000円を計上いたしました。
 2項1目国保財政基金繰入金につきましては、予算額2億7,561万9,000円でありますが、これにつきましては、国民健康保険財政調整基金からの繰り入れでございます。
 次に、10款1項繰越金のうち、2目繰越金でありますが、予算額1億1,749万円でございまして、これらの内容につきましては、一般分の前年度繰越金であります。
 続きまして、184ページにまいります。11款諸収入のうち、3項雑入でありますが、2目一般被保険者第三者納付金、予算額700万円につきましては、交通事故に起因する医療費について保険会社が国保連合会を通じて納付するものでございます。
 続きまして、186ページ、187ページの歳出にまいります。1款1項1目一般管理費、予算額6,751万6,000円でありますが、主な内容につきましては、187ページの2行目にございます特定検診等実施計画策定業務委託料290万円であります。このことにつきましては、昨年6月に医療制度改革関連法が成立いたしました。このことによりまして、平成20年4月から、生活習慣病予防の徹底を図るために保険運営者に、保健の指導、あるいは検診の実施が義務づけられたことによる業務策定を見込んだものでございます。
 続きまして、次の2目連合会負担金につきましては、国保連合会への負担金で、予算額281万円を計上いたしております。
 3目医療費適正化特別対策事業費につきましては、予算額536万円でありまして、レセプト処理点検の委託料が主な事業であります。
 次のページにまいります。2項1目税務総務費でありますが、予算額4,626万7,000円につきましては、職員4名分の人件費、及び13節委託料で、国保税の賦課あるいは収納業務にかかわる電算処理業務委託料が主な事業内容であります。
 次の189ページ、3項1目運営協議会費、予算額32万6,000円につきましては、国民健康保険運営協議会の運営に要する費用でございます。
 次に、190ページにまいります。一番上の4項1目趣旨普及費170万1,000円につきましては、国民健康保険事業の制度並びに趣旨を普及するためのパンフレット等の印刷費用を予算として計上いたしております。
 次に、2款1項1目一般被保険者療養給付費でありますが、予算額26億円につきましては、被保険者が医療機関などで療養給付費を受けた場合に、医療機関に対する市の支払い分であります。2目につきましても、退職被保険者の療養給付費に要する同様の内容でございます。3目一般被保険者療養費2,700万円につきましては、コルセットなどの装着を行った場合に対する療養費の現金給付分であります。次の4目退職被保険者等療養費につきましても、事業内容としては同じような事業内容でございます。予算額は500万円でございます。
 次の5目審査支払手数料につきましては、予算額1,459万2,000円を計上いたしております。
 次の2項1目一般被保険者高額療養費、予算額3億200万円につきましては、一般的な場合、8万100円を超える高額医療費に対する負担金でございます。2目につきましても、退職被保険者に対する同様の事業内容であります。
 次の192ページにまいります。2段目の4項1目出産育児一時金でありますけれども、予算額3,850万円につきましては、出産一時金1件当たり35万円、110件分の支給を見込んでおります。
 次の5項1目葬祭費、予算額1,750万円につきましては、1件当たり5万円の葬祭費350件分を見込んでおります。
 次に、3款1項1目老人保健医療費拠出金、予算額8億5,564万8,000円につきましては、74歳以上の方の支払基金への医療費拠出金でありまして、3目老人保健事務費拠出金につきましては、予算額1,410万円を見込んでおります。これにつきましては、事務費用であります。
 次に、194ページにまいります。4款1項1目介護納付金、予算額4億4,716万1,000円につきましては、介護保険第2号被保険者、40歳から64歳までの介護保険第2号被保険者の納付金でございます。
 5款1項1目高額医療費拠出金、予算額1億3,647万円につきましては、1件当たり80万円以上の高額療養費について、国保連合会が算出してきた額をあらかじめ拠出しておくものでございます。
 次に、4目保険財政共同安定化事業拠出金につきましては、予算額5億6,920万7,000円でありますが、この内容につきましては、1件当たり30万円以上80万円未満の高額療養費について、国保連合会へあらかじめ拠出しておく再保険制度でありまして、内訳といたしましては、医療費分で2億9,185万5,000円、それから被保険者割分で2億7,735万2,000円を計上いたしております。
 次の6款1項1目保健衛生普及費でありますが、予算現額2,160万1,000円につきましては、19節負担金補助及び交付金の中で、従来どおりの人間ドック、脳ドック並びに併用ドック等を受ける受診者に対する助成金が主な事業の内容であります。
 次に、196ページにまいります。7款1項1目国保財政調整基金積立金につきましては、今年度基金を大きく取り崩しておりますので、55万円となっております。
 9款1項1目一般被保険者保険税還付金、予算額400万円につきましては、被保険者の社会保険への加入あるいは他市町村への転出等の資格喪失等によりまして、国保税の更正後の還付金を予算計上いたしております。
 次に、198ページにまいります。2段目でありますけれども、3項1目直営診療施設勘定繰出金、予算額430万円につきましては、直営診療施設であります県西総合病院に対する繰出金であります。
 次の10款1項1目予備費につきましては、予算額3,000万円であります。
 以上が平成19年度桜川市国民健康保険特別会計の予算並びに主な事業内容でありますが、この予算につきましては、2月15日に開催いたしました桜川市国民健康保険運営協議会におきまして、原案に異議がない旨答申をいただいていることを申し添えまして、説明を終わります。
 続きまして、203ページをお願いいたします。議案第3号 平成19年度桜川市老人保健特別会計予算でございますが、第1条で、歳入歳出予算の総額を47億8,599万9,000円と定めております。第2条で、一時借入金の限度額を5億円と定めております。第3条では、歳出予算の流用について定めております。
 それでは、207ページの歳入から説明をいたします。1款1項1目医療費交付金、予算額24億7,351万円につきましては、社会保険診療報酬支払基金から交付される現年度分の医療費交付金でありまして、支払基金からの負担12分の6ということで予算を計上いたしております。2目審査支払交付金、予算額1,896万3,000円につきましては、同様に支払基金から交付される審査支払手数料の事務費用でございます。
 次に、2款1項1目医療費負担金、予算額15億2,447万1,000円につきましては、医療費の国庫負担分でございます。
 次に、3款1項1目医療費負担金、予算額3億8,111万9,000円につきましては、県の医療費負担分であります。
 次に、208ページをお願いいたします。2段目でありますけれども、4款1項1目一般会計繰入金、予算額3億8,492万9,000円でありますが、これにつきましては、市の法定負担分、県と同様の12分の1の負担割合になりますが、これについて、一般会計から繰り入れをお願いするものでございます。なお、5款1項1目繰越金は、項目のみ、予算額1,000円を計上いたしております。
 次に、209ページでありますが、6款諸収入のうち、3項雑入のうちの2目第三者納付金につきましては、300万円を計上いたしております。
 以上が歳入についての予算でありまして、続きまして、210ページをお願いいたします。1款1項1目医療給付費、予算額47億355万5,000円につきましては、医療給付費として支出する20節の扶助費であります。
 2目医療費支給費、予算額5,966万円につきましては、コルセットなどの整復に対する現金分の支給費であります。
 次の3目審査支払手数料につきましては、予算額1,896万2,000円でありまして、レセプト点検の審査支払手数料であります。
 次に、211ページ、下の欄になりますが、3款2項1目一般会計繰出金につきましては、1,000円を計上いたしております。
 次のページにまいりまして、212ページをお願いいたします。4款1項1目予備費は、予算額381万8,000円を計上いたしております。
 以上で平成19年度桜川市老人保健特別会計の歳入歳出予算についての説明を終わります。
〇議長(小林正紀君) 暫時休憩いたします。
          休 憩  (午後 4時12分)
                                           
          再 開  (午後 4時13分)
〇議長(小林正紀君) 再開いたします。
                                           
〇延会について
〇議長(小林正紀君) お諮りいたします。
 本日の会議をこれで延会したいと思いますが、ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 したがって、本日はこれで延会することに決定いたしました。
                                           
〇延会の宣告
〇議長(小林正紀君) 本日はこれで延会いたします。
 あすは午前10時より開会いたします。
 どうもご苦労さまでございました。
          延 会  (午後 4時13分)