平成18年第4回(12月)桜川市議会定例会会議録(第3号)

平成18年第4回桜川市議会定例会議事日程(第3号)

                        平成18年12月14日(木)午前10時開議
日程第 1 議案第121号 平成18年度桜川市一般会計補正予算(第5号)
日程第 2 議案第122号 平成18年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第3号)
日程第 3 議案第123号 平成18年度桜川市岩瀬水道事業会計補正予算(第2号)
日程第 4 議案第124号 平成18年度桜川市真壁水道事業会計補正予算(第3号)
日程第 5 議案第125号 平成18年度桜川市大和水道事業会計補正予算(第2号)
日程第 6 議案第126号 桜川市営県単土地改良事業の施行について
日程第 7 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
日程第 8 議員派遣の件
日程第 9 執行部あいさつ

〇出席議員(25名)
  1番   風  野  和  視  君     2番   勝  田  道  雄  君
  3番   岩  見  正  純  君     4番   小  高  友  徳  君
  5番   中  川  泰  幸  君     7番   皆  川  光  吉  君
  8番   増  田     豊  君     9番   潮  田  新  正  君
 10番   相  田  一  良  君    11番   古  川  静  子  君
 12番   大  塚  秀  喜  君    13番   高  田  重  雄  君
 14番   小  林  正  紀  君    15番   増  田  俊  夫  君
 16番   鈴  木  好  史  君    17番   川 那 子  秀  雄  君
 18番   萩  原     實  君    19番   横  田     衛  君
 20番   橋  本  位 知 朗  君    21番   仙  波  信  綱  君
 22番   増  田     昇  君    23番   塚  本     明  君
 24番   上  野  征  一  君    25番   林     悦  子  君
 26番   菊  池  節  子  君

〇欠席議員(1名)
  6番   鈴  木  政  夫  君

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  中 田   裕 君
   助     役  山 田 耕 一 君
   教  育  長  石 川   稔 君
   市 長 公 室 長  飯 嶌 洋 一 君
   総 務 部 長  刈 部 幸 男 君
   市 民 生活部長  川 股 守 安 君
   保 健 福祉部長  中 澤   進 君
   経 済 部 長  山 中 政 雄 君
   建 設 部 長  口 町   久 君
   岩 瀬 支 所 長  細 谷   豊 君
   真 壁 支 所 長  大 場 敏 夫 君
   水 道 局 長  田 口 喜 之 君
   教 育 次 長  飯 島 泰 則 君

〇職務のため出席した者の職氏名
   議 会 事務局長  柴 山 栄 一 君
   議会事務局書記  笠 倉   貞 君
   議会事務局書記  長 堀 イツ子 君
   議会事務局書記  鈴 木 謙 一 君

          開 議  (午前10時02分)
〇開議の宣告
〇議長(小林正紀君) 本日の出席議員は25名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
                                           
〇議案第121号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第1、議案第121号 平成18年度桜川市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 刈部総務部長。
          〔総務部長(刈部幸男君)登壇〕
〇総務部長(刈部幸男君) 議案第121号 平成18年度桜川市一般会計補正予算(第5号)について提案のご説明をいたします。
 39ページをお開きください。既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ1億2,729万1,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ168億9,167万3,000円とするものでございます。
 40ページから41ページをごらんください。第1表でございますが、歳入歳出予算補正の総括表となっております。
 続きまして、42ページをお開きください。第2表は、継続費補正であります。8款5項住宅費、御領西住宅建設事業費の総額と年割額の減額補正であります。総額において1億5,348万4,000円を減額しております。18年度、19年度の年割額は、補正後の金額となっております。
 第3表は、地方債補正でございます。これは公営住宅整備事業債の1億1,460万円を廃止するものであります。継続費で説明いたしました年割額の減額と国庫補助金の18年度地域住宅交付金の割り当て額が7,631万5,000円を増額されたことにより、廃止するものでございます。
 続きまして、事項別明細書によりご説明いたします。歳入の主なものについてご説明申し上げます。
 45ページをお開きください。第12款分担金及び負担金、1項1目農林業費分担金28万円は、かんがい排水事業整備事業費下泉地区の増に伴う受益者分担金を増額したものです。
 第14款国庫支出金、1項1目民生費国庫負担金で4,843万円を増額しております。これは生活保護費所要額の増により、国庫負担金を増額したものです。
 次に、2項3目土木費国庫補助金で7,631万5,000円を増額しました。これは、御領西住宅建設交付金が2カ年事業対象補助のため、18年度割り当て額が増額されたものでございます。
 続きまして、46ページをお開き願います。第15款県支出金、2項2目民生費県補助金で153万1,000円を減額しております。これは前年度高額療養費の返納により、返納分が補助対象経費から除外されたための医療費県補助金の減額であります。
 次に、2項4目農林水産業費県補助金で762万7,000円を増額しております。これは県採択事業の増により、農道整備事業380万円とかんがい排水整備事業266万円の増額で、合計646万円及び農業改革推進総合対策事業116万7,000円の増額であります。
 第17款寄附金、1項4目教育費寄附金は、真壁ロータリークラブから小学校の防犯カメラ設置費の一部として寄附申し込みがあったため、増額いたしました。
 47ページをお開き願います。第18款繰入金、2項1目財政調整基金繰入金を9,194万5,000円減額しております。これは歳入増により、基金繰り入れを減額し調整するものでございます。
 次に、第20款諸収入、4項4目雑入で2億209万円増額しております。これは平成18年10月の制度改正により、高額療養費返納金制度がなくなったことにより895万円の減額と、筑西ふるさと市町村圏基金返還金につきましては、筑西広域市町村圏事務組合における基金を10億円から2億円に減額することにより返還される出資金2億1,104万円です。桜川市の出資金の残額は、2,638万円となります。
 次に、第21款市債、1項3目土木債で、公営住宅整備事業債1億1,460万円を減額しております。これは地方債補正で廃止したものでございます。
 続きまして、歳出の主なものについてご説明いたします。
 48ページをお開き願います。第2款総務費、1項8目企画費10万8,000円の増額ですが、経済産業省の取り組みである広域市町村圏産業振興ビジョン調査モデル地区に選定されたことによる、事務打ち合わせの旅費等でございます。
 次に、第3款民生費、1項5目医療福祉費5,608万2,000円の増額ですが、制度改正による3歳以上の幼児医療費や医療福祉費受給者の増により、扶助費を増額するものでございます。
 49ページをお開き願います。第3款民生費、3項2目扶助費6,461万8,000円の増額ですが、主なものは、医療扶助費5,071万2,000円と介護扶助費755万5,000円等の増額です。これは、入院件数、施設入所者居宅サービスの増加によるものです。
 次に、第4款衛生費、1項3目環境衛生費1,543万7,000円の増額ですが、水道事業会計への補助金で、高料金対策費の補助対象となる国の基準単価が変更になったことによる、その差額を補助するものでございます。
 50ページをお開き願います。第4款衛生費、2項1目清掃総務費317万4,000円の増額ですが、主なものは、不法投棄の硫酸ピッチ処理処分費用であります。
 次に、第6款農林水産業費、1項3目農業振興費136万7,000円の増額ですが、主なものは農業改革推進総合対策事業費補助金116万7,000円で、上谷貝出荷組合に対するパイプハウスの補助金であります。同じく5目農地費906万5,000円の増額ですが、51ページに移りまして、主なものは農道整備、真壁の北岡地区かんがい排水事業、岩瀬下泉地区の測量実施設計委託料318万円、工事請負費1,031万円です。県営一般農道整備事業負担金の517万5,000円の減額でございますが、真壁地区の原方、上小幡の延長見直しによるものでございます。
 52ページをお開き願います。第8款土木費、4項1目都市計画総務費103万円の増額ですが、これは土砂災害警戒区域等の図書作成委託料です。同じく4目まちづくり交付金事業費640万円の増額ですが、主なものは委託料1,370万円の減額で、これは入札差金、合札発注、直営での測量設計を施行した成果でございます。工事請負費2,000万円の増額は、真壁地区の山口川イベント広場及び新宿通りU字溝布設工事でございます。
 同じく5項3目住宅建設費2,692万7,000円の減額ですが、これは設計監理委託料65万7,000円、次ページに移ります。53ページに移りまして工事請負費2,627万円の減額は、入札差金によるものです。
 次に、第10款教育費、2項1目学校管理費562万9,000円の減額ですが、真壁小屋上防水工事、雨引小屋根塗装工事の入札差金748万2,000円の減額と、小学校防犯カメラ設置工事費185万3,000円を増額した差額を計上してございます。同じく2目教育振興費110万円の増額は、小学校教材類の備品購入費です。
 54ページをお開き願います。第10款教育費、3項2目教育振興費50万円の増額は、中学校教材類の備品購入費でございます。
 以上概要を説明申し上げました。内容をご審議の上、原案にご賛同くださるようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 15番、増田君。
〇15番(増田俊夫君) 教育費の関係で関連質問でお願いしたいのですが、教育長にご質問します。12月5日に、岩瀬東中学校臨時教職員の窃盗ということで大きく新聞に載りました。この件に関しまして、桜川市の管轄ということで、教育長としてこの事件に対してどのように感じておられるか、そしてまたどのような対応がなされたのか、お聞きいたします。
〇議長(小林正紀君) 石川教育長。
〇教育長(石川 稔君) 議員の皆様も新聞報道でご存じと思いますが、岩瀬東中学校の講師が同校の備品を盗んだとして、桜川警察署に窃盗の疑いで逮捕されました。
 事件の概要ですが、4月1日から講師として勤務している秋田暁就、25歳。身分は県採用の臨時教師ですが、平成18年11月11日土曜日午後6時ごろ、岩瀬東中学校内の印刷室からプロジェクター1台、10万円相当を盗み、筑西市内のリサイクルショップに売却していたことが、11月30日、警察署から盗難品発見の連絡が学校にあり、秋田講師の犯行であることがわかり、12月4日に逮捕されました。この件について、県教育委員会は、12月7日付で秋田講師を懲戒免職処分といたしました。自己の目的のため、公用品である備品を窃盗したもので、生徒への指導的立場にある教員がこのような行為を行うことは、教員としてふさわしくない、あるまじき行為であります。このような事件が起きたことは遺憾であり、残念でなりません。
 今後は、こういうことがないよう、教職員に対して教育公務員としての自覚を促すとともに、信用失墜行為の禁止について指導をしてまいります。この件について、議員の皆様には大変ご迷惑、ご心配をおかけいたしまして、申しわけございません。今後ともご指導、ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。
 以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 15番、増田君。
〇15番(増田俊夫君) 実際この新聞を見たときに、私も唖然としたのですが、特にこの先生が担当していた生徒は、非常に動揺したのではないかと思うのです。というのは、中学校ということでちょうど思春期、そして感受性豊かなそういう子供が、自分の信頼する先生のそういった事件が起きたということは、子供にとっても大きな先生に対する不信、そして戸惑い、不安があったのではないかと思います。
 そこで、私、教育長にお聞きしたいのは、臨時教師というのはどういう形で採用されるのか。県職員ですから、当然県から採用されたと。そして、県の方で謝罪があったという話ですが、そういうことに関しては、この桜川市の教育長としての採用とかそういう部分に対するものは全然ないのかどうか。私もその辺よく、今回の事件で何人かの人に、どういうことになっているのだろうと。私も実際わかりません。そういう手続、臨時教師に対する採用の仕方、その辺のところをひとつお聞きしたい。
 また、どういう授業を担当していたのか。また、岩瀬東中学校というのは何人ぐらいの生徒がいるのか。そういったことをお聞きして、臨時教師採用についての一端の手続などをお聞きしたいと思います。
 また、私ら民間の採用ということになりますと、例えば、私も駆け出しの小さな石屋でありますが、自分らが人を採用する場合には、当然人からの紹介であったり、あるいはハローワークに行ってお願いをしたりということで職安に行くわけでありますが、今回の場合は県の方のそういう手続の中でできたということですので、しかも桜川市ということになれば、桜川市としてのかかわりはどういうものになっているのだろうということが非常に私も気になったもので、その辺をお聞きしたいと思います。
 よろしくどうぞ。
〇議長(小林正紀君) 石川教育長。
〇教育長(石川 稔君) 講師の採用ですけれども、県西の教育事務所の方から経歴書が市の教育委員会の方へ回ってきます。市の教育委員会の方で学校長がそれを見て、どの講師を採用するか選定をいたしまして、それで県西の教育事務所の方へこの講師を採用しますというような形で採用しているところです。身分は、県の臨時教員というような形になります。
 あと、担当していた教科は、社会科でございます。3年生と2年生を担当しておりました。部活は、サッカー部の顧問をしておりました。この秋田講師は、協和中出身だと思うのですけれども、中学時代からサッカーがすごい選手というような形で、帝京高校、帝京大学でサッカーをしておったようでございます。
 あと、岩瀬東中学校の生徒数は、現在のところ318名でございます。
 あと、学校でのこの事件に対しての対応でございますが、12月1日に臨時のPTA役員会を開き、事情説明、これは校長を初め教頭先生が説明をいたしまして、12月5日朝8時20分から臨時全校集会を開き、全校生徒に事件の概況を説明して、校長が謝罪をいたしております。また、12月6日午後7時からPTA臨時集会を開催いたしまして、PTA本部6名と保護者67名、職員22名全員が参加し、校長が事件の概況説明して謝罪をいたしております。教頭が今後の対応について話をし、質問はなく、7時20分に終了したという報告を受けております。
 以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 15番、増田君。
〇15番(増田俊夫君) 2年生と3年生の社会科を担当していたということで、学校生徒318名というふうなお話がございました。本当に生徒にとって非常に悲しい出来事であり、不信感を募った事件かなと思います。また、採用については、これは教育事務所に学校の校長先生がお願いして、そこから来るような形になるのですか。
〇教育長(石川 稔君) 履歴書が教育事務所の方から市の方へ回ってくるのです。
〇15番(増田俊夫君) 今の質問の仕方、済みません。
 私ども採用の仕方とかそういうのわからないのですが、ただ25歳ということで、そういう履歴とかそういうのを見たときに、若い先生だけに、ましてや帝京大学を出られて立派な先生だと、何かの出来心だとは思うのですが、非常にそういう部分での教師を採用するということに対して、そういう間違いのないような採用の仕方をしなければならないというようなことが大事かと思うのです。
 先ほどちょっと話しそびれましたが、自分らも採用するに当たっては、当然その人がどういう人なのか、そしてまた職安に行っても紹介はされますが、その後もきちんとまた新たに自分でいろんな人に聞いて、あの人は今こういう形でうちに来てくれるのだけれども、過去にどういう仕事をしてどういう人だったのかというようなことも当然聞くわけです。そういった一つ一つの採用に当たっては、やはり真剣に、子供を教育する立場にある先生ですから、その辺の間違いのない対応も必要ではないかと思うのです。そして、今後こういうことが二度とないように、ひとつ教育長としても、また今後の桜川市において二度と間違いがないような先生が採用されますことをお願いしたいと思います。
 先ほど、生徒に対して、PTAに対しても謝罪をしたと。やはりこういうことも大事なことだと思います。何事も説明責任、割方間違ったものに対してその場過ごしになってしまいますが、そういうPTAの方々に対してこの事件に対してきちんと謝罪をしたとか、あるいは子供たちにもそういうことを話をしたということで、今安心をしました。どうか、今後、教育長において、先生採用に当たっては、そうすると直接は今回は教育長はかかわりはなかったということなのですね、先ほどのね。その辺のところが、私一番聞きたかったわけなのです。その辺のところが、私も質問の仕方、今右往左往していますけれども、その辺のところも今後ともぜひとも間違いのない判断の中でひとつよろしくお願いしたいと思います。
 終わります。
〇議長(小林正紀君) ほかに質疑ありませんか。
 25番、林君。
〇25番(林 悦子君) 3点ぐらい大きく分けてあるのですが、42ページの、全協のときにご質問しておきました何点かあったうちの入札の書き取り書については、ご丁寧にもきのうのうちにもういただきました。くどくど言わないで済みまして、そういう意味では、当然のことだとは思いますけれども、でも歩み寄っていただいたということについては感謝を申し上げた方がいいかなと思います。ありがとうございました。
 その中で、集会所についてどれくらい見ているかというのは、言っていいのかな。いいのだろうね、まだ別にあれではないから。どれくらいの予算の範囲内でやりたいと思っているくらいは聞いてもいいでしょう。集会所についての概算をお願いをいたします。
 それから、2点目は入札結果、さっきいただいたと言った書き取り書なのですけれども、今後また議決を要する案件、1億5,000万円以上、めったにないと思いますけれども、こういう議決がきたときに、今後こういうやりとりを何回もせずに、議決のときに既に添付書類として今後つけていただけるのかどうかをお尋ねをいたします。
 その2点、そのことについては。
 それから、50ページ、不法投棄物処理処分委託料に関連してなので、どの程度の関連かと言われると困るのですが、不法投棄の中に、物として、例えば捨て犬みたいなものの扱いというのは、これどういう法律で扱いになるのかなと思うのですが、こういうことを聞いたことあるのです、事実かどうかわかりませんが。お隣の菊池議員さんが猟場の質問を何回もなさっている中で。私この間、猟犬だと思うのです、セッターなのです。首輪がつけられているセッターを、真壁地内の山の中で何回も目撃したのです、同じ犬なのですが。その話を友達にしたらば、もう使い物にならなくなった猟犬を捨てていく人というのが結構いるということなのです。要するに走れなくなって、確かにその犬、後ろ足を幾らかずる感じ。生活には不便ではないのだけれども、とても獲物に素早く走れるような状態ではない犬なのです。前にもこんなことがあったと、近くの人なのですね。それはどうしているのかわからないけれども、そういうケースもあるらしいというのをだれかから聞いたことがあるということなのです。その日、たまたま下の方におりていったら、確かに犬のおりかごみたいなのを軽トラックの上に3個ぐらいつけている人が、朝の6時半ぐらいですから不思議な時間帯なのですが、やっぱりとまっていて、私はそのとき結びつかなかったので、「犬をお探しではないですか」とその人にとまって声をかけたのです、私も犬を連れて車だったので。それで、「犬をお探しだったら、上にいますよ」と言ったのですね。そしたら、「今から行きますから」と言ったのだけれども、その後も私はその犬に会ったのです。
 犬、猫ですけれども、そういう人間の身勝手というのがもしあるとするならば、今後検討しておいた方がいいと思うことの一つなのですが、個体識別のチップというものの導入が始まっている自治体がありますよね。この経費というのは、要するに個体チップの識別の経費を、埋め込む作業は簡単なのですが、多分お金がかかると思うのです。幾らぐらいかかるのか。すぐには出ないでしょうから、後で結構です。それで、今騒いでいる狂犬病の注射をしますよね。そのときに、もしやるつもりがある人には、幾らかの補助をしてそして識別チップを、当然猟なんかやる人にはもう義務づけて、そして万が一そういう不法といいますか捨てられた犬なんかを見たときに、それが持ち主の特定につながるということは、私は時代を考えたときに、市長、やってもいいのではないかと思うのです。とても山の多いところですし、山林、平地林も多いですね。捨てられるものには、命もあるのです。ですから、そういうものをほかの自治体に先駆けてやっていくということも、桜川市というところのイメージアップに大変つながることだと思うので、余りいい考えを市長に教えたくないなという気持ちもあるのですが、ちょっと研究してみてもいいのかなと。私は生き物が好きなので、ああいうものが今後も続くのを見るのにはちょっと耐えられないことがあるので、お願いします。もし今でも、識別チップこれくらいらしいというのがもし担当が答えられるのだったら、答えてください。
 それから、3点目ですが、54ページ、これで最後です。学校教材の備品です。早速次の定例会で、多分1校10万円という額についてはどうなのだというのはあるかもしれませんが、まずとりあえず議員から何か指摘をされてそれがそうだなと思ったらばつけてくださるという政治姿勢については、やはり私も、生意気な言葉ですけれども、評価をしなければならないのではないかというふうに思います。ただ、金額については不足があるのですけれども。
 それで、これは部長の方に伺いますが、このことをさきの定例会で取り上げてから再度もう一回調査をして、また年度当初よりも新たに加わったものというのもあると思うのです。そうすると、年度当初の予算額は幾らだったのだけれども、減ったらばそれでも構わないのですが、再度調査した結果、どれくらいの、金額ではかっていいかどうかは別にしても、総額として幾らの予算要求になったかということについてお尋ねをしたいと思います。
 それで、2点目ですが、私どもがお願いして1校10万円の備品をつけたら、さきの犯罪が起きて、その備品がそっくり持っていかれたような感じもしないではないのですね。これは関連ですけれども、教育長にお尋ねします。こういう講師の、今質問がありましたけれども、選考の過程で、必要だから、これこれにふさわしい先生をいただきたいというようなことをこちらが要求する方が先なのですか。それとも、こういう人がいるからどうだというふうに向こうから来るのが先なのですか、どっちなのですか。講師ですよね、だから正規職員の枠は埋まっているわけですよね。何か特別な教員が必要だという需要がないと、どこにそういう教員を持っていくのがいいかというのは、県の目から見ればわからないわけですよね。ですから、くださいということが先なのか、それとも常にそういうものがわかるような状態になっているのか、その辺のところをお教えをいただきたいと思います。ちなみに、何人かの中から選んだ方なのかということです。それ以上のことはありません。選考の過程がどうなっているのかなというのが、せっかくの機会なので知りたいだけです。
 あともう一点、教育長にお尋ねしたいのですが、今いじめの問題等一般質問でもありましたが、いろいろありましたけれども、こういう今回の犯罪に、窃盗なのですけれども、そんなに重くはないかもしれませんが、教員になる資質として、何が犯罪か何が犯罪ではないかの区別がつかないということは、大変に困った問題だと思うのです。たとえがふさわしいかどうかは別ですが、これうちの物を持ち出して売った分には問題にならないのです、リサイクルショップに。例えば自分のお父さんの持ち物とか、家族の持ち物を持ち出して売った分には、多分窃盗にならないと思います、家族間の犯罪というのはなかなか立証難しいですから。けれども、これは学校の物だったから犯罪になるわけですよね。だから、そこいらじゅうに今テレビとかそういう電化製品がある時代に、うちの物だったら構わないのになぜ、構わないとはともかくも、うちの物だったら犯罪にならないのに、外の物、公共物を持ち出したから犯罪になったわけですよね。そういう犯罪の区別がつかないということが、私はいじめの根底にあると思うのです。いじめではなくて暴力であるとか、いじめではなくて傷害であるとかということがはっきりしないことが、結局よく幼児にいたずら目的でというふうに報道しますよね、テレビで。けれども、あれは婦女暴行、婦女ではないけれども、暴行目的ですよね。そういう日本語特有のあいまいさが犯罪の温床に、いじめの温床に絶対あると思うのです。結局、いじめではなくてこれは犯罪ですよというような教育が、もっと教育の現場で、年に1回ぐらい私はなされる機会があってもいいと思うのです、1時間半ぐらい。これは傷害ですよと、これは暴行ですよと。そうすると、これくらいの罰を受けますよ。今14歳から、低年齢化しているから、13歳10カ月でも14歳相当と見られるときがありますよということをきちんと教える教育というのが、今後、1年に1時間ぐらいでいいですから、性教育と同じように受けさせた方が私はいいと思います。いじめなんていういいあんばいなことを言っていないで犯罪、いたずらではなくて性犯罪。そういうことを今後教育委員会の中で教育長さんの方から取り組んで、学校長さんの方とやっていっていただけるようなお考え方があってほしいと思うのですが、取り組んでみる気になられたかどうか、その点をお伺いをいたします。
 それだけです。
〇議長(小林正紀君) 口町建設部長。
〇建設部長(口町 久君) 集会所の予定の金額という林議員さんのご質問でございますが、まず集会所につきましては、面積的には74.34平米ぐらいは予定をしているわけでございます。それと金額につきましては、附帯工事の集会所、ポケットパーク、児童遊園、駐車場関係で約7,000万円ぐらいは予定をしております。
〇議長(小林正紀君) 刈部総務部長。
〇総務部長(刈部幸男君) 2番目の議決時に書き取り書を今後という形ですが、議決いただく案件につきましては、今後添付書類として書き取り書をつけていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) 川股市民生活部長。
〇市民生活部長(川股守安君) ご質問の趣旨としては二つに分けられるかと思いますが、第1点目の捨て犬あるいは野犬等の処置についてどうかということだと思いますが、野良犬とか野犬の処置につきましては、一般の方からそういう苦情あるいは通報があったときに、その付近に捕獲おり箱、そういうものを設置して野犬等の捕獲に努めておると。その捕まえた野犬については、動物センターの方へ持っていって処置をしてもらうというのが第1点目の答弁でございます。
 それから、第2点目の識別チップの導入あるいはその単価についてということでございますけれども、これにつきまして、正直申し上げまして、私の方もその単価、そういうことについては承知しておりませんので、調査をいたしまして、後日返答するということでご了解いただければと思います。
 また、それらの導入については、今後検討させていただくということでご了解いただければと思います。
 以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 飯島教育次長。
〇教育次長(飯島泰則君) 備品の件でございますが、当初予算に要求した額と今回補正予算でということですが、とにかく補正予算ということでございますので、学校間で余り差があってもあれなものですから、一応10万円程度ということで、各学校でそれでどういうものが必要か、そういうことで出していただきまして、13万円の要望のところもありましたけれども10万円でと。こういうことで、前回要望のあった、例えばスターティングブロックだとかそういうところを買いたいとか、各学校から個々に今要求来ていますので、その中で10万円で対応できる部分ということでお願いしたわけでございます。
 よろしくお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) 石川教育長。
〇教育長(石川 稔君) 講師の採用ですけれども、県西の教育事務所の方から履歴書が送られてきて、それを学校の校長が見て、その中から講師を採用しているのが現状でございます。正規の先生以外に欠員というような形の先生ができるわけです。これは途中で、少人数加配とか教育相談加配とかが後から来ますので、それが何人来るかそれはわからないのですけれども、それが3月になってから来るものですから、欠員補充というような形で講師を採用することが多い状況です。
 今回は、東中学校の校長が欠員補充という形で社会科の先生を探していたところ、前任校が八千代一中だと思うのですが、そこで1年間やっていた秋田講師を、そのとき使っていた校長が、いい先生だからということで紹介をされた模様でございます。
 あと、犯罪についての授業等でございますが、今後道徳の時間でそういう取り組みをしてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
〇議長(小林正紀君) 25番、林君。
〇25番(林 悦子君) 畳40畳分ぐらいだろうと、今お隣で教えていただいたのですね。そうすると、大体普通の集会所ぐらいの大きさになりますよね、畳40畳だと。私、何でくどくど重箱の隅をつつくようにここ聞いたかというと、これ私というより、長らくこちらの18番の萩原議員さんが取り組んでいたようなテーマとも関連するのですけれども、わずか46軒ですよね、ここに入るの。わずか46軒に7,000万円かけて、そしたらそのうち2,000万円ぐらいは集会所に最低でも使えるでしょう。真壁だと、東山田とかあるいは白井の公民館が、公民館とは言いませんが、あそこが大体2,800万円ぐらいでしたよね。だったら、46軒につくるのだったら、旧町村の単位の集会所でしょう、それが何年たってもつくられないのは非常に不思議だと。やっぱりそういう分館的機能を果たす、旧岩瀬町、この合併のそれ以前の合併の3地域に、公民館本体のある岩瀬地区はいいかもしれませんが、やっぱり分館活動の拠点となるような集会所がないことが、その後のボランティア活動とかそういうものの相当足かせになるのですね。
 だから、やっぱり投資効果というのを考えたときに、46軒に7,000万円でポケットパーク、駐車場、そして集会所を建てられるのであれば、そういうものをぜひ、やはり私たちも建てていってほしい。でないと、七五三なんかがやめていく要因の一つに、やはり分館活動の活動の温度差というのがあるのですよ。だから、分館活動の拠点となるようなものとして、やはり旧町村単位に一つぐらいあってしかるべきではないかと思っていたのですね。どうも、何回か聞いていると、萩原議員さんが地元代表としてお願いしていることとイメージがダブってきたのですね、聞いているうちに。同じような機能を果たすと思うのです。投資効果ですよね、費用対効果。
          〔「今までのことだから、今さら言われたくないな、そんなこと」             の声あり〕
〇25番(林 悦子君) ちょっと待ってください。あなたが怒ることないのではないのですか。議長、ちょっと静かにさせてください。
〇議長(小林正紀君) 静粛にお願いします、静粛に。
〇25番(林 悦子君) 私、怒られるようなこと言っている覚え全然ありません。お願いします。どうぞ、そういう意味では、地域がよくなることになると思いますから、それと46軒に7,000万円で公民館機能的なものができるのであれば、それよりも大きいエリアにはもっとあってしかるべきだろうということです。
 それから、個体識別チップについて、あいた時間でいいですから、研究をしてみてください。この野良犬、野犬は、茨城県、ワースト県なのですよね。1位だったときだってあります。こんなことは、とても文化県としては恥ずかしいのですよね。ですから、こういうものを減らすのに、識別チップの導入というのは私はそれなりの効果が上がると思うので、研究してほしいということで。あのおり箱に入れられて犬が行くさまを見るのなんか、とてもとても嫌なことです。だから、何頭集まったなんということを喜ぶ気にはひとつもなれません。大体そういうことは嫌な人が多いのではないですか。
 それから、最後の教育長の答弁は、これからのことなので、お願いします。それで、道徳の時間にと言っても、ぐずぐすやってもしようがないので、こういうのは中学校ぐらいの年齢に、14歳にかかる前後の年齢になったら、1年に1時間でも十分だと思います。
 それで、補正ですが、来年も3月が来ます。その前に、かなり細かいですが、この間の話と同じになりますけれども、財政課の査定の範囲の中で負いきれる内容ではないので、またこんなにとかというバッティングすることのないように、常日ごろから査定を厳しくしろという意味ではありませんが、中学校の現場に対してこちら側も何が必要かというのを見きわめる目というのが、行政の側にも必要なのではないかと思うのです。そうではないと、全部学校にやらせようと思うと、もう書類つくりばかりで、余計先生たちが忙しくなるというのが現状のようなので、できる分その分の負担をこちらが、行政側が負うというために、査定の目を自分たちも養うということは必要だと思いますから、お願いをいたします。
 以上です。
〇議長(小林正紀君) 24番、上野君。
〇24番(上野征一君) 簡単にやらせてもらいます。
 50ページ、やっぱり不法投棄の件になりますけれども、ここに上がっています、硫酸ピッチだということで約260万円の金が計上されていますけれども、不法投棄ということは、投棄していった者は、それらの金を自分で上げてきて勝手に投げていってしまうということで、不法投棄するからには、ある程度その地域の山林だとか人家の少ないところだとかになるかと思いますけれども、人数少なくても不法投棄の監視員もいますし、特に不法投棄をされるような場所の行政区の区長さんにお願いいたしまして、市民の皆様に相互監視していただきまして、不法投棄、少なくなるように行政指導お願いしたいと思います。259万9,000円という金は、税収で上げることにしたら並大抵ではないかと思います。滞納している方から260万円の金を上げてこいよと言われても、きょうあしたに上がる金ではありませんので、払い出すのは簡単ですけれども、税の徴収の面も考えて、極力このようなことがないように注意していただきたいと思います。
 回答は結構です。
〇議長(小林正紀君) 18番、萩原君。
〇18番(萩原 實君) ただいま林議員から、公園なり公民館の要望、話がありまして、ありがたいと思うのですが、めったにお願いする機会がないものですから、市長、何とか、何度も言っているように、できればお願いしたいと思います。
 42ページの御領西住宅建設事業の工事費についてお伺いしたいと思うのですが、今回2期目の工事ですね。1回目におきましては、丸和さん1社で建設に当たられたと、そのように記憶しておりますが、今回は、入札状況を見ると、2社JVということで入札をしたと。その中で、基本的にはどのような条件で指名業者を選ばれたのか。1期目が1社で今回は2社ということですね。その入札経緯、状況、説明いただきたいのですが。
〇議長(小林正紀君) 刈部総務部長。
〇総務部長(刈部幸男君) この前に資料でご説明してあるかと思うのですが、一応地元の業者とJVを組んでいただくというような条件のもとに一般競争入札を募集しまして、会社同士で組んでいただきまして、市の方へ入札参加願を出していただいて、その中から条件に合ったものを選定したと。その中で、今お手元にある会社が入札参加申し込みがあって、全部条件に該当したということで、その会社、JVで入札をしていただいたというのが経過でございます。詳細については、持ってきておりませんので。
〇議長(小林正紀君) 18番、萩原君。
〇18番(萩原 實君) そうすると、入札参加業者は全部入ったということかな、これは。途中で省いたところがあるのかな、全部入れたということですね。ああ、そうですか。わかりました。
 そうすると、予算規模、いわゆる1期と2期、今度落札単価が3億2,400万円ぐらいなのですが、1期と2期目の比率というのは、どうなのですか、高いのかな、安いのかな。
〇議長(小林正紀君) 暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前10時55分)
                                           
          再 開  (午前11時10分)
〇議長(小林正紀君) 再開いたします。
 口町建設部長。
〇建設部長(口町 久君) お答えをいたします。
 今回の18年度の1戸に対する価格でございますが、1,441万6,000円でございます。16年度の1工区につきましては、1戸に対して1,890万円の費用でございます。
〇議長(小林正紀君) 18番、萩原君。
〇18番(萩原 實君) 今回1,400万円、前回が1,800万円、それは規模に対して、何ですか、それは。一部屋、同じタイプですよね。3LDK、2LDK。
〇議長(小林正紀君) 口町建設部長。
〇建設部長(口町 久君) 構造的には、1DK、それに2DKでございます。構造的には、今回と前回の構造は同じでございます。
〇議長(小林正紀君) 18番、萩原君。
〇18番(萩原 實君) ということは、1DKにしたらば、どういう開きがあるのかな。だから、1DKで幾らで、2DKで幾らというような説明をしてもらえばわかるのだけれども。
〇議長(小林正紀君) 口町建設部長。
〇建設部長(口町 久君) 今回のこの金額につきましては、総体的に戸数で割った金額でございます。
〇18番(萩原 實君) わかりました。了解。
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
 21番、仙波君。
〇21番(仙波信綱君) 学校教材費の補足質問なのですが、よろしいですか。
〇議長(小林正紀君) はい。
〇21番(仙波信綱君) 学校教材費の補足質問をさせていただきます。
 先ほど林議員さんの方からも質問ありましたのですが、私なりの観点で補足という形で質問させていただきます。10月の決算議会において、やはり同じ林議員の方から、学校教材費ゼロ査定とは何事だという発言がありまして、私も気がつかなかったのですが、大変衝撃を受けました。あのときの答弁の中で、12月、現場から要望が出れば補正で対応したいということであったのが、今回の1校均等10万円という補正なのだろうというふうに思いますけれども、先ほど教育次長の答弁の中で、要望というよりは、どうも答弁の内容が、10万円ぐらいで出してくれと。ある学校では13万円であったけれども、ひとしく10万円にさせてもらったのだというような答弁でありまして、これまた大変衝撃を覚えております。
 小中学校というのは義務教育でありまして、児童生徒を教育する義務が、これは子供にあるのではなくて、行政であったり社会にあるわけですよね。児童生徒の子供たちは、教育を受ける権利があるわけであります。そういった学校教育施設の中において、しかも子供たちが勉強するために年々歳々必要でありましょうそういう備品教材、消耗品、それがまずゼロ算定であったということが、まずもっておかしな話であります。議会の中でその辺を追及されて補正を組みましたら、一律10万円というこの形、これは一体どういう現象なのか、大変疑問に思います。学校それぞれにおいては児童数も違いますし、学年においては内容も違います。建物の施設においては、照明の蛍光灯の本数ももちろん違うでしょうし、トイレットペーパーの使用数も違うはずであります。これを一律10万円でつけておけばいいだろうというふうに見えてならない。この補正に対してどのような現場の先生方とのヒアリングがなされたのか、もう少し詳細に教育長の方からお答えをいただきたい。どういうことがなされて10万円ずつ振り分けていったのか、詳細にお願いしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 石川教育長。
〇教育長(石川 稔君) ただいまのご質問ですけれども、学校管理費と教材備品は別予算でございます。蛍光灯、トイレットペーパー、それは管理費の中に含まれます。教材用の備品とはまた別でございます。今回備品の補正を上げた金額は、一応学校ともいろいろな精査をして上げてきておると思うのですけれども、次長の方からその辺のところは答弁をさせますので、よろしくお願いします。
〇議長(小林正紀君) 飯島教育次長。
〇教育次長(飯島泰則君) とにかく当初予算でゼロであったということは、これは事実でございますが、補正予算で12月の段階で補正するのに、各学校で教材備品で不足するものを全部上げろと言ったらば、100万円とか幾らとかと出てきてしまう学校もあるものですから、とりあえず当面必要なところで10万円ぐらいを限度としてお願いしますと、こういうことで。ただいまの教育長の方から答弁ありましたように学校管理用備品は、それにつきましてはきちんとついておりまして、あくまでも教材用の備品ということでございまして、それにつきましては内部でもいろいろ協議はしたのですが、学校間で差をつけてもいろいろ問題もあるというようなことから、一律10万円程度ということで、当面必要なものということでお願いしたというのが事実でございます。
 以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 21番、仙波君。
〇21番(仙波信綱君) 大変失礼いたしました。確かにトイレットペーパーなんか教材費ではありませんね、勘違いをいたしまして。
 それにしましても、私今回議員になりまして、文教常任委員に参加させていただいております。その中で施設を視察させていただきました、大和中学校、谷貝小学校、それから真壁の中央公民館。谷貝小学校へ伺いましたときに、ああ、よくここの地区の父兄の皆さん、我慢しているな、子供たちも。子供たちは気がつかないのかもしれない。しかし、先生方もよく我慢して一生懸命やっておられるなというふうに感じました。大変状況はひどいです。岩瀬地区五つの小学校、二つの中学校ありますけれども、あそこまでひどいところは見た記憶がありません。
 当然、学校教材費ですから、古い物も使っていたり、もう壊れた物もあったり、それはケース・バイ・ケースでありましょう。そのときどういうヒアリングをされたのかと私お聞きしましたのは、いかにも一律10万円という裏には、とにかくもう予算がないのだ、これでやっておけと、この範囲の中で何か必要なものあったら出してくれと。出してきたものが13万円であったと、それは10万円に抑えなさいという現状だったと思うのです。
 これは教育長にお聞きしたいのですけれども、先ほど私が言った、義務教育というものは行政や社会に義務があるのであって、子供には権利があるのだということをないがしろにしている。子供たちの教育を義務的に社会がやるのだというところに、義務というイメージの中に、子供たちに向かう愛情が見えてこない、情が見えてこない。とにかく予算がないのだから、10万円だけ形つけるから、議会が騒いだから補正で10万円つけるから、その中で欲しい物出してこいよという形にしか見えない。そこには、第一線の現場で勉強する子供たちの顔が見えない。こんな教育姿勢でいいのだろうか。甚だ疑問に思うわけであります。
 これは、もう今回これだけ形をつくって、とりあえず10万円ということで、先生方もいろいろ苦慮した中でそれぞれの現場で対応されるのでしょうけれども、ぜひ、次年度に対しては愛情のあるヒアリングをきちっとやっていただいて、先ほど言いましたように、谷貝小学校のあのひどさ、涙が出るような思いを持ちました、私は、本当に。よく頑張ってやっているのだなという思いを持ちました。その辺を、せっかく桜川市に生まれてこれから大人になって一生懸命立派な成人にしていこうという小中学校の子供たちに対する愛情のある教育施設であってほしい、そのための桜川市の教育行政であってほしいと思います。
 市長にお伺いしますけれども、市長、「あなたが主役のまちづくり」を標榜されていますね。あなたが主役というのは、その主役でいるあなた、市民に対して情を持っているはずですね。今回のこの教育教材費10万円、一律、愛情のかけらもない。市長、その辺どうお考えになるか。最後に答弁をいただきたい。
〇議長(小林正紀君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 仙波議員さんが言うように、私も教育に関しては愛情を持ってやらせていただいております。一律10万円という問題につきましては、私としても、先生方が、今までどちらかというと、年度末にこれだけの予算が余ったからこういうものを買ってしまおうというふうな流れが大変強かったと。少なくてもむだな経費は差し引いてきちんと対応できるようなことをやっていただきたいというふうに思いながら取り組んでおります。
 谷貝小学校についても、私も就任早々現場を見させていただきまして、先生方のトイレが男女の仕切りがないというような非常に驚いた現実を見させていただきまして、これについては早急に直させていただきました。そういうふうに愛情を込めて、これからも子供たちが本当に桜川市で教育を受けてよかったなというふうな施策を講じてまいりたい。しかし、むだ遣いはなるべくなくして、やはり費用対効果を考えながらやらせていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(小林正紀君) 21番、仙波君。
〇21番(仙波信綱君) 一言市長に申し上げておきます。10月の決算議会においても同じような答えが、市長からだったですかね、教育長からだったですかね、年度末に一斉に買うのだと。それは必要のないものの予算要求があったからではないかという答弁がありましたですね。だから、18年度は一斉にカットされたのか。そこには、愛情、情というもの、教育現場に対する思いというものがあったのかどうか。結果として、議会で騒いだら、形だけ10万円つけた。これは情があるとはとても思えない。ぜひ、19年度には、本当の情あるヒアリングをきちっとして、本当によく精査して、それで予算をつけてあげていただきたい、このように思います。
 終わります。
〇議長(小林正紀君) ほかございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
          〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 討論なしと認めます。
 お諮りいたします。本案は原案のとおりに可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第121号は原案のとおりに可決されました。
                                           
〇議案第122号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第2、議案第122号 平成18年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 中澤保健福祉部長。
          〔保健福祉部長(中澤 進君)登壇〕
〇保健福祉部長(中澤 進君) 議案第122号 平成18年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げます。
 55ページです。第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ97万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ27億1,497万5,000円とするものであります。
 次に、事項別明細書により説明させていただきますので、58ページをお願いいたします。歳入でありますが、第8款1項1目の繰越金97万2,000円の増額は、前年度繰越金であります。
 次のページをお願いいたします。歳出についてご説明いたします。第1款3項1目介護認定審査会費を97万2,000円増額するものであります。これは、介護の新規申請及び要介護区分変更申請が増加しているため、それに伴い主治医意見書手数料が増額となったものであります。
 次に、第2款2項1目介護予防サービス給付費は、1,400万円の減額であります。この項目は、常時介護が必要になるおそれがある状態、いわゆる要支援の方に対するサービス負担金でありますが、支出項目の見直しにより、当初予算書251ページに掲載されております、第2款1項1目居宅介護サービス給付費予算額7億200万円の中で支出することに変更いたしました。なお、予算額を増額しなくても、この中で支出可能と思います。
 次のページをお願いいたします。2款4項1目高額介護サービス費は、1,400万円の増額であります。増額の内容につきましては、昨年10月の介護保険制度の改正により高額介護サービスの対象者の増に伴うものであり、今回補正をお願いするものであります。
 以上でございます。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。
          〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 討論なしと認めます。
 お諮りいたします。本案は原案のとおりに可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第122号は原案のとおりに可決されました。
                                           
〇議案第123号〜議案第125号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第3、議案第123号 平成18年度桜川市岩瀬水道事業会計補正予算(第2号)から日程第5、議案第125号 平成18年度桜川市大和水道事業会計補正予算(第2号)までを一括議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 田口水道局長。
          〔水道局長(田口喜之君)登壇〕
〇水道局長(田口喜之君) それでは、61ページをお開き願います。議案第123号 平成18年度桜川市岩瀬水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。
 今回の補正は、第2条で収益的収入の既決予定額に1,202万8,000円を補正いたしまして、収益的収入の予定額を4億8,719万7,000円とするものでございます。
 第3条は、一般会計から補助を受ける金額を921万8,000円から2,124万6,000円に改めるものでございます。
 それでは、明細書によりご説明申し上げますので、64ページをお開き願います。収益的収入、1款2項2目他会計補助金、補正予定額1,202万8,000円、これは高料金対策費の国の単価基準額が178円から175円になったことによるものでございます。
 次ページをお開き願います。議案第124号 平成18年度桜川市真壁水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。今回の補正は、第2条で収益的収入の既決予定額に303万5,000円を補正いたしまして、収益的収入の予定額を4億742万7,000円とするものでございます。
 第3条では、資本的収入の既決予定額から35万9,000円を減額いたしまして、資本的収入の予定額を3,817万6,000円とするものでございます。
 第4条は、一般会計から補助を受ける金額を5,232万4,000円から5,535万9,000円に改めるものでございます。
 それでは、69ページをお開き願います。収益的収入、1款2項2目他会計補助金、補正予定額303万5,000円、これは高料金対策費の国の単価基準額が178円から175円になったことにより342万1,000円の増、及び7月に専決処分しました借換債により地方交付税が減になる分、一般会計からの補助金から38万6,000円を減額するものでございます。これは、広域化対策費の利息分でございます。
 次ページをお開き願います。資本的収入、1款1項1目他会計出資金、補正予定額35万9,000円の減、こちらも専決処分しました借換債により地方交付税措置が減になる分を一般会計出資金から減額するものでございます。こちらは、広域化対策費の元金分でございます。
 次ページをお開き願います。議案第125号 平成18年度桜川市大和水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。今回の補正は、第2条で収益的収入の既決予定額に73万3,000円を補正いたしまして、収益的収入の予定額を1億6,571万9,000円とするものでございます。同じく同条において収益的支出の既決予定額に4万円を補正いたしまして、収益的支出の予定額を2億684万5,000円とするものでございます。
 第3条は、一般会計から補助を受ける金額を7,581万1,000円から7,654万4,000円に改めるものでございます。
 それでは、74ページをお開き願います。収益的収入、1款2項2目他会計補助金、補正予定額73万3,000円、これは他の水道事業と同じく高料金対策費の国の単価基準額が178円から175円になったことによるものでございます。
 収益的支出、1款1項4目総係費、補正予定額4万円、これは当初下水道分の口座振替手数料を各事務所で見込んでおりましたが、口座振替システムの変更により、下水道分の口座振替手数料を大和事務所が一括して支払うようになったため、不足分の補正をお願いするものでございます。
 以上で説明を終わります。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。
          〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 討論なしと認めます。
 お諮りいたします。議案第123号 平成18年度桜川市岩瀬水道事業会計補正予算(第2号)を原案のとおりに可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第123号は原案のとおりに可決されました。
 続いて、議案第124号 平成18年度桜川市真壁水道事業会計補正予算(第3号)を原案のとおりに可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第124号は原案のとおりに可決されました。
 続いて、議案第125号 平成18年度桜川市大和水道事業会計補正予算(第2号)を原案のとおりに可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第125号は原案のとおりに可決されました。
                                           
〇議案第126号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(小林正紀君) 日程第6、議案第126号 桜川市営県単土地改良事業の施行についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 山中経済部長。
          〔経済部長(山中政雄君)登壇〕
〇経済部長(山中政雄君) 75ページをお開き願います。議案第126号 桜川市営県単土地改良事業の施行についてご説明申し上げます。本件は、土地改良法(昭和24年法律第195号)第96条の2第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。
 内容につきましては、記載のとおり、北岡地区の舗装工事195メーター、下泉地区のかんがい排水250メーターでございます。
 内容をご審議の上、原案にご賛同くださいますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(小林正紀君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。
          〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 討論なしと認めます。
 お諮りいたします。本案は原案のとおりに可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第126号は原案のとおりに可決されました。
                                           
〇議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
〇議長(小林正紀君) 続いて、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり閉会中の継続調査の申し出がありました。
 お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
                                           
〇議員派遣の件
〇議長(小林正紀君) 続いて、議員派遣の件について、会議規則第159条の規定により、お手元に配付しましたとおり議員派遣をするものであります。
 お諮りいたします。お手元の配付のとおり議員派遣することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小林正紀君) 異議なしと認めます。
 よって、お手元に配付しましたとおり、議員派遣にすることに決定いたしました。
 暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前11時40分)
                                           
          再 開  (午前11時55分)
〇議長(小林正紀君) 再開いたします。
                                           
〇執行部あいさつ
〇議長(小林正紀君) 市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) 平成18年第4回定例議会の閉会に当たり、ごあいさつを申し上げます。
 議員各位には、3日間にわたり慎重にご審議をいただき、まことにありがとうございました。審議の中で議員各位から賜りましたご意見、ご要望を十分尊重し、検討いたしまして市政運営に努めてまいる所存であります。
 ことしも残すところあとわずかになりました。お体には十分留意され、市民の福祉と市政の発展に一層のご支援とご協力を賜りますようお願いを申し上げて、ごあいさつといたします。
 ありがとうございました。
                                           
〇閉会の宣告
〇議長(小林正紀君) 今定例会に付議された案件は、すべて議了いたしました。
 以上で平成18年第4回桜川市議会定例会を閉会いたします。どうもご苦労さまでございました。
          閉 会  (午前11時57分)