平成18年第1回桜川市議会定例会議事日程(第6号)

平成18年第1回桜川市議会定例会議事日程(第6号)

                          平成18年3月20日(月)午後2時開議
日程第 1 議案第 4号 平成18年度桜川市一般会計予算                 
日程第 2 議案第 5号 平成18年度桜川市国民健康保険特別会計予算           
日程第 3 議案第 6号 平成18年度桜川市老人保健特別会計予算             
日程第 4 議案第 7号 平成18年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算         
日程第 5 議案第 8号 平成18年度桜川市公共下水道事業特別会計予算          
日程第 6 議案第 9号 平成18年度桜川市介護保険特別会計予算             
日程第 7 議案第10号 平成18年度桜川市野外趣味活動施設特別会計予算         
日程第 8 議案第11号 平成18年度桜川市岩瀬水道事業会計予算             
日程第 9 議案第12号 平成18年度桜川市真壁水道事業会計予算             
日程第10 議案第13号 平成18年度桜川市大和水道事業会計予算             
追加日程第1 議員提出議案第1号 桜川市大和ふれあいセンターの設置及び管理に関する条例の一
                 部を改正する条例                    
日程第11 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査      
日程第12 執行部あいさつ                                

〇出席議員(43名)
  1番   小  高  友  徳  君     2番   渡  辺  久  男  君
  3番   中  川  泰  幸  君     4番   鈴  木  政  夫  君
  5番   皆  川  光  吉  君     6番   延  島     宏  君
  7番   増  田     豊  君     8番   潮  田  新  正  君
  9番   小  川     寛  君    10番   相  田  一  良  君
 12番   古  川  静  子  君    13番   飯  島  重  男  君
 14番   萩  原     廣  君    15番   大  塚  秀  喜  君
 16番   高  田  重  雄  君    17番   小  林  正  紀  君
 18番   増  田  俊  夫  君    19番   野  澤     博  君
 20番   廣  瀬  雄  一  君    21番   鈴  木  好  史  君
 22番   川 那 子  秀  雄  君    23番   萩  原     實  君
 24番   横  田     衛  君    25番   吉  原     正  君
 26番   橋  本  位 知 朗  君    28番   増  田     昇  君
 29番   臼  井     正  君    30番   塚  本     明  君
 31番   斉  川  芳  男  君    32番   上  野  征  一  君
 33番   今  井  房 之 助  君    34番   林     悦  子  君
 35番   飯  島  剛  正  君    36番   市  村     正  君
 38番   菊  池  節  子  君    39番   田  山  照  夫  君
 40番   潮  田     裕  君    41番   廣  澤  光 一 郎  君
 42番   篠  崎     宏  君    43番   入  田  守  康  君
 45番   鈴  木  敏  雄  君    46番   稲  葉  安 次 郎  君
 47番   小 松 崎     清  君                       

〇欠席議員(2名)
 37番   渡  辺     仁  君    44番   川  島  雄 一 郎  君

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  中 田   裕 君
   教  育  長  石 川   稔 君
   市 長 公 室 長  飯 嶌 洋 一 君
   総 務 部 長  刈 部 幸 男 君
   市 民 生活部長  川 股 守 安 君
   保 健 福祉部長  中 澤   進 君
   経 済 部 長  山 中 政 雄 君
   建 設 部 長  市 塚 昭 一 君
   岩 瀬 支 所 長  口 町   久 君
   真 壁 支 所 長  柴 山 栄 一 君
   水 道 局 長  田 口 喜 之 君
   教 育 次 長  飯 島 泰 則 君

〇職務のため出席した者の職氏名
   議 会 事務局長  細 谷   豊 君
   議会事務局書記  小河原   武 君
   議会事務局書記  長 堀 イツ子 君
   議会事務局書記  皆 川 洋 子 君


          開 議  (午後 2時10分)
    〇開議の宣告
〇議長(今井房之助君) それでは、本日の会議を開きます。本日の出席議員は43名です。よって、地方自治法第113条の規定により本日の会議は成立します。これから本日の会議を開きます。
 会議に先立ちまして、議会運営委員長より報告を求められておりますので、これを許可します。
 議会運営委員長、林悦子君。
          〔議会運営委員長(林 悦子君)登壇〕
〇議会運営委員長(林 悦子君) 議会運営委員会を開きましたので、ご報告を申し上げます。
 この後、委員会付託の予算全般につきまして委員長報告をいただくわけでございますが、その後の議決は一括採決となりますので、ご注意をお願いをいたします。その後、議員提案の提出議案がございますので、日程第1として追加日程がございます。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) それでは、会議を開きます。
                                           
    〇議案第4号〜議案第13号の委員長報告、質疑、討論、採決
〇議長(今井房之助君) 日程第1、議案第4号 平成18年度桜川市一般会計予算から日程第10、議案第13号 平成18年度桜川市大和水道事業会計予算まで10案を一括議題といたします。
 本案について委員長より報告を求めます。
 採決につきましては、委員長の報告終了後に行います。
 初めに、総務常任委員長、皆川光吉君、登壇の上、報告願います。
          〔総務常任委員長(皆川光吉君)登壇〕
〇総務常任委員長(皆川光吉君) 総務常任委員会審査報告書。
 総務常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託された案件は、議案第4号 平成18年度桜川市一般会計予算歳入全般、歳出のうち、市長公室、総務部、市民生活部のうち税務課、議会事務局、会計課、選挙管理委員会、固定資産評価審査委員会、公平委員会、監査委員の所管に属する事項についてであります。
 これら付託案件を審査するため、本委員会は3月15日午前10時より第3委員会室において全委員出席のもと、説明員として関係部課長の出席を求め、書記3名を任命いたしました。
 委員会付託案件につき詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、全委員賛成により原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、審議の過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりであります。
 まず、歳入について申し上げます。景気は回復の兆しと言われておりますが、地域格差があり、当市においては依然として厳しい財政状況のもと大幅な市税の増収も期待できず、国の地方財政計画により地方交付税の総額も抑制され、合併前3町村の額と比較して3億4,800万円の減額となっており、引き続き財源確保が困難な状況となっております。このため臨時財政対策債として6億2,500万円を計上し、さらには財源不足を補うために貴重な財産である基金10億4,397万2,000円を取り崩し予算編成されておりますが、今後より一層の行財政改革を推進し、桜川市の健全な財政運営に努められるよう要望いたします。
 次に、歳出について申し上げます。第1款第1項議会費のうち旅費及び交際費について審議いたしました。行財政視察研修費については、厳しい財政状況を考慮し、執行に当たっては極力節減に努力することといたしました。また、議長交際費につきましても同様に節減に努められるよう要望いたします。
 次に、第2款第1項総務管理費のうち自治振興費について審議いたしました。防犯灯設置についてでありますが、かつて日本は世界一安全な国と言われておりましたが、近年の犯罪発生件数の推移を見ますと安全な国日本という神話は崩れつつあります。このようなことから、防犯灯の設置に当たりましては、身近な犯罪を抑止し、市民が安全で安心して暮らせる地域社会の実現の一助になるものと考えておりますので、適正な設置を要望いたします。
 同じく第2款第1項の人事管理費について審議をいたしました。人事管理費については、職務上必要とする被服購入費用の一部負担を職員に求めておりますが、当然公費で賄うべき費用を職員に負担させることは指揮監督上好ましい方法とは考えられないことから、費用負担については十分なる検討を要望いたします。
 次に、第2款第2項徴税費について審議いたしました。徴収については、市税の公平課税と収納確保の一環として租税債権管理機構の有効活用により厳しい姿勢で対処していただき、さらには時効中断をするためにも市として分納誓約書の提出や差し押さえなどの法的措置を検討し、徴収率の向上と財源確保に努められるよう要望するものであります。
 続いて、第9款消防費のうち消防自動車の購入について審議をいたしました。消防自動車2台の購入については、消防自動車更新計画により新車登録後18年以上を経過しているために購入するものであります。これは、防災意識の高揚と地域住民の安全と生活を守るために必要なものと認識しており、今後も適正かつ計画的な配備を要望するものであります。
 予算の執行に当たっては、ますます多様化する行政需要に対応するため、行財政改革の推進による事務事業の徹底的な見直しと経費削減に努め、財政の健全化を図るよう強く要望いたします。また、公共工事の入札制度上の問題として、国の機関等において一部不適切な入札が執行されております。本市におきましても同様の問題が起こる前に、的確な入札制度を確立するよう調査研究を行い実施に移すことを要望いたします。
 その他各項目について慎重審議をいたしました。
 以上が付託案件に対します総務常任委員会の審議の経過並びに結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願い申し上げます。
          平成18年3月20日 総務常任委員会委員長 皆川光吉
   桜川市議会議長 今井房之助様
 以上です。
〇議長(今井房之助君) これより質疑を行います。
 質疑ありませんか。
 31番。
〇31番(斉川芳男君) 質疑と言っても、この審査報告書というものがなければ今聞いたやつを全部暗記して質疑するほどだれも頭よくないと思うのです、わからないのです、本当のところ。
 だから、何でこれを出さないのかなと思っているのです。報告書がなければ、だれも何も聞けないでしょう。いや、私だけ思っているのだかなんだかそれは知らないよ、だれもないと思うのです。何でこれ出さないのかなと思って。福祉環境委員会は、丁寧に出してくれているのです。何でほかはこれを出していないのか、ちょっと調べて答えてください。
〇議長(今井房之助君) その点については、私も事務局にお聞きしたのでございますが、時間の関係上、このまとめができなくて議長にだけ提出をしますと、これで了解してもらいたいというような話で私が了解しました。
 34番。
〇34番(林 悦子君) 私の方に相談を、さっき議運のときに承りまして、委員長報告書の配付がない委員会等をしておりましたので、対応できる委員会だけで、あとは欲しいという方がいらっしゃったときには、その後に随時提出すればいいのではないかと私が局長の方にそんなふうに申し上げましたので、もしそれで皆さんにご不便を来しているのであれば休憩をかけていただいて、コピーして配付してくださるなり何なりしていただくということは議長判断でお願いしますので、なぜ今配付がないかということについては、私がちょっと差し出がましかったかもしれませんが、相談を受けた折そのように申し上げましたので、決して事務局の方の不手際ではございませんということを皆様にご了解いただきたいと思います。
〇議長(今井房之助君) 議運の委員長からお話もございましたが、そういうわけで私は川那子委員長の方からはこれを配付したいというものですから本会議が若干おくれたわけでございます。
 あとは間に合わないということでございますので、2時から本会議を開いてしまったということでございます。
          〔「議長」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) はい、32番。
〇32番(上野征一君) 桜川市の議会として、まして新年度の議会としては今回がスタートですので、一番肝心なときですから、その2時の開会に間に合わなかったから出さないというのではなくして、間に合わないのであれば即時休憩をとっていただきまして、委員長報告書をそろえていただいてから再開したらと思いますが、いかがなものでしょう。
〇議長(今井房之助君) ただいま、上野議員からそういう発言がございましたが。
          〔「異議なし」「賛成」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) それでは、暫時休憩をいたします。
          休 憩  (午後 2時23分)
                                           
          再 開  (午後 3時01分)
〇議長(今井房之助君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 総務委員長、皆川光吉君の報告がございましたが、これに対する質疑を行いたいと思います。
 質疑ございますか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) ないようでございますので、これで質疑を終わります。
 続いて、福祉環境常任委員長、川那子秀雄君の報告を登壇の上、願います。
          〔福祉環境常任委員長(川那子秀雄君)登壇〕
〇福祉環境常任委員長(川那子秀雄君) 常任委員長の報告をする前に、皆様のお手元にお配りしてあります報告書に記載しておりませんが、3月15日全委員及び担当部長、担当課長に出席を求め、9時半より付託案件について審議をしたことをご報告申し上げます。
 それでは、報告書を読み上げます。
 福祉環境常任委員会を代表いたしまして、本委員会における議案の審査の経過並びに結果について、会議規則第103条の規定によりご報告申し上げるものでございます。
 審査に当たりましては、関係議案及び所管事項全般にわたり執行部から説明を求め、質疑、検討の結果、議案第4号 平成18年度桜川市一般会計予算のうち税務課を除く市民生活部の所管に属する事項、保健福祉部の所管に属する事項、福祉事務所の所管に属する事項については全員異議なく、議案第5号 平成18年度桜川市国民健康保険特別会計予算については賛成多数により、議案第6号 平成18年度桜川市老人保健特別会計予算については全員異議なく、議案第9号 平成18年度桜川市介護保険特別会計予算については賛成多数により、いずれも可決すべきものと決定いたしました。
 次に、審査の過程における発言のうち、その主なものについて申し上げます。
 まず、市民生活部関係では、戸籍の電算システム委託料について割高感が払拭できないとの意見があり、市業務の各般にわたって電算に関係する委託料が計上されているが、費用の縮減が図れないのかとの質問に対して、市業務の大部分が電算処理されており、それらに要する費用については業務処理、保守に関するものなど欠くことのできないものであるため、効率的に活用していきたいとの答弁がありました。
 各種の委託料については、高額であると感じますが、内容等に類似性のあるものや統合できるようなものを再度検討し、業者の選定方法も含めて経費の圧縮を図るよう要望いたします。
 また、戸籍の窓口事務に関連して岩瀬庁舎の窓口が大変混雑し、応対が遅いとの苦情が寄せられているが、窓口人員の配置を含めて対策を考えているのかとの質問に対して、現時点の対策としては臨時職員の採用や本庁からの応援にて対応しており、今後の窓口人員の配置については人事担当課と協議しているとの答弁がありました。
 次に、ごみの減量化とリサイクルについて活発に質疑がなされました。ごみ処理に関する経費削減には、ごみの減量化が最も有効と思われます。市民のごみ減量化に対する意識を向上させるため、コンポスト等に対する補助金の交付や、リサイクル品売却代の地域への還元方法など多様な形の啓発を行うことにより、リサイクル品収集委託料や可燃ごみ等の収集委託料の減額に結びつくよう強く要望します。
 また、現在受け入れ業者によりリサイクルの売却価格が相違しておりますが、統一が図られるよう要望いたします。
 このほか、人権相談に関する弁護士委託制度の活用について、同和団体を含めた各種団体への補助金の統合について、個人情報に関する苦情等の処理について、高額療養費貸付金の利用状況について、合併処理浄化槽の設置に伴う補助制度の推進について、不法投棄監視員の定数削減及び報酬についてなどの発言や要望がありました。
 次に、保健福祉部及び福祉事務所関係では、岩瀬地区で実施しているシルバータクシー利用助成制度が全市に拡大運用されるが、タクシーを借り上げて運用してみてはとの意見に対して、さまざまな問題点が生じるおそれがありますので部内で検討したいとの答弁があり、さらに1人当たりの交付枚数の減少については速やかに広報等にて周知するとの答弁がありました。
 次に、在宅当番医委託料について、古河市では既に廃止されており、県西総合病院などの公的病院にて診療は可能であるから、桜川市でも廃止してはどうかとの質問に対して、子供や高齢者、特に高齢者はかかりつけの医者がいることに安心感を抱いているので、今後とも継続していきたいとの答弁がありました。
 次に、児童館の利用状況によっては、地域などへの所管がえ等により経費削減に努めてはとの質問に対して、利用状況等を調査して検討するとの答弁がありました。
 このほか、老人ホーム入所判定委員について、地域組織活動促進費補助金の拡大運用について、県西総合病院に対する負担金について、家庭相談員の活動状況について、地域ケアシステム推進事業の状況について、敬老会の式典廃止及び金婚式の廃止の経緯について、シルバー人材センターの活動状況について、社会福祉協議会への補助金と活動状況についてなどの発言や要望がありました。
 次に、国民健康保険特別会計では、歳入のうち滞納繰越金が約3,900万円計上されているが、それらの内訳と滞納処分はどうしているのかとの質問に対して、累積の滞納額は約3億9,000万円ですが、その10%を歳入として見込み、滞納整理については現年度の収納を重点とし、新たな未納者を発生させないよう納期限を過ぎたらすぐに電話による催告を実施し、また2人1組にて戸別訪問を実施しています。
 また、滞納者に対する保険証の交付に当たっては、税の公平性を維持するため納税相談を実施し、短期保険証及び資格証明証の交付により、滞納整理を行っていくとの答弁がありました。
 これに関連して、不納欠損についてはどのように考えているのかとの質問に対して、法制度に基づき処分を検討するとともに悪質な滞納者に対しては時効の中断等の方法により厳しく対応していきたいとの答弁がありました。
 次に、介護保険特別会計では、家族介護慰労金事業に関連して、在宅介護者に対する手当てが薄いのではとの質問に対して、今後施設介護から在宅介護に見直していく方向にあり、高齢者が住みなれた地域や家庭で生活していけるように在宅で介護をしている家族の方への支援を強化してまいりたいとの答弁がありました。
 このほか、高額介護サービス費負担金の内容について、居宅介護サービス計画給付費負担金の内容について、介護予防サービス給付負担金の内容について、障害者自立支援法の内容について、詳細な説明を求めました。
 以上が福祉環境常任委員会の審査結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
          平成18年3月20日 福祉環境常任委員会委員長 川那子秀雄
   桜川市議会議長 今井房之助様
 以上で終わります。
〇議長(今井房之助君) これより質疑を行います。
 質疑ございますか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。
 続いて、経済常任委員長、市村正君、登壇の上、報告願います。
          〔経済常任委員長(市村 正君)登壇〕
〇経済常任委員長(市村 正君) 経済常任委員会審査報告書。
 経済常任委員会の審議の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託されました案件は、議案第4号 平成18年度桜川市一般会計予算のうち、農地整備課、農林課、商工観光課に属する事項、並びに農業委員会に属する事項及び議案第10号 平成18年度桜川市野外趣味活動施設特別会計予算についてであります。
 本委員会は、3月15日午前10時より第1委員会室において定数9名のうち1名欠席のもと開催し、説明者として部長並びに関係課長の出席を求め、書記4名を任命し、付託案件につき詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、全員一致により原案どおり可決するものと決定いたしました。
 審議の過程において論議された主な意見並びに要望事項は次のとおりであります。
 最初に、農地費のうち工事請負費については、農業基盤の根幹である道路、用排水路の整備については農業経営に多大な影響があることにかんがみ、旧町村間の調整を図り、計画的な整備が必要との意見があり、今後は地区間の調整を図り、地域要望に応ずる事業実施を図られるよう要望いたします。
 次に、農政推進費のうち結婚相談活動事業についてはなかなか婚姻が成立しない状況にあります。その活動を進める役割を担うところの相談員の活動を考えることも大切でありますが、成果のある効率的なシステムの構築が大切です。今後は少子化対策や農業後継者の育成の観点からも結婚相談事業を積極的に推進し、成立の可能性の高い事業となるよう検討願います。
 また、水田農業対策費では、生産調整事業については平成19年度から品目横断的経営安定対策は重要な施策であると考えます。今後は各地区への説明等を行い、生産調整が達成されるよう要望いたします。
 次に、農業委員会費については、農業委員の選挙による委員の定数について論議を行いました。本委員会では、選挙による委員の定数は、近隣市町村の状況を踏まえ20名ぐらいが望ましいとの意見に達しました。
 次に、商工振興費の土地借上料については、状況を精査した上での検討を願います。
 最後に、平成18年度桜川市野外趣味活動施設特別会計予算については、勤労者の憩いの場として建設された当初目的と現在までの費用対効果を考慮した場合、多くの課題があるとの意見がありました。今後は、みかげ運営協議会で協議の上、早急なる検討を要望いたします。
 以上が経済常任委員会の審議の結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
          平成18年3月20日 経済常任委員会委員長 市村 正
   桜川市議会議長 今井房之助様
 終わります。
〇議長(今井房之助君) これより質疑を行います。
 質疑ございますか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) ないようでございますので、これで質疑を終わります。
 続いて、土木常任委員長、田山照夫君、登壇の上、報告願います。
          〔土木常任委員長(田山照夫君)登壇〕
〇土木常任委員長(田山照夫君) 土木常任委員会委員長報告をいたします。
 土木常任委員会の審議の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託されました案件は、議案第4号 平成18年度桜川市一般会計予算のうち、土木費に関する事項、議案第7号 平成18年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算、議案第8号 平成18年度桜川市公共下水道事業特別会計予算、議案第11号 平成18年度桜川市岩瀬水道事業会計予算、議案第12号 平成18年度桜川市真壁水道事業会計予算、議案第13号 平成18年度桜川市大和水道事業会計予算についてであります。
 本委員会は、3月15日午前10時より岩瀬庁舎第2委員会室において正副委員長ほか4名の委員の出席のもとに開催し、説明者として建設部長、水道局長並びに担当課長、担当所長の出席を求め、慎重に審議した結果、出席全委員の一致により原案どおり可決するものと決定いたしました。
 審議の過程において論議された意見並びに要望する事項は次のとおりであります。
 最初に、土木費のうち住宅建設費について質疑があり、公営住宅は健康で文化的な生活を営むに足り得る住宅を整備し、これを住宅に困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で賃貸し、生活の安定と社会福祉の増進に寄与することを目的としており、その趣旨は十分理解できますが、財政厳しい折でもあり、経費節減の観点から、今後の住宅建設については費用対効果や民間住宅との整合性を図りつつ住宅整備計画の見直しなどを十分に検討し、実施するよう要望いたします。
 また、市営住宅の家賃滞納に関しては、旧岩瀬町において、法的手段による支払い請求や住宅の明け渡し等に取り組み一定の成果を上げた経緯があることから、桜川市においても積極的に取り組むよう希望いたします。
 都市計画費の都市計画総務費につきましては、新規事業である木造住宅耐震診断について100戸の個人住宅を対象に実施する予定であるが、市内の建築士会を通じて業務に当たられるよう願います。
 また、公園費について、公園の管理については地元業者及びシルバー人材センターに委託し、その業務に当たっているところでありますが、今後も引き続き同様の委託方針を持って効率的な管理を図られるよう希望いたします。同じく公園費の水戸線大和駅駐車場については、利用者の利便性並びに駅周辺の活性化が図られるよう包括的な見地から運営を希望いたします。
 特別会計の農業集落排水事業と公共下水道事業に関しましては、市設置型浄化槽事業と公共下水道事業のあり方について意見がありました。この件につきまして、市街化区域と市街化調整区域の境界線近傍住宅の取り扱いについて投資効果等を考慮した対応を検討願います。また、現在不均衡である農業集落排水施設使用料については、住民の不公平感を払拭する上で料金統一について検討を願います。
 水道事業会計予算につきましては、水道料金の不納欠損及び滞納整理について3事業所共通の対処方法を確立するよう調整願います。
 また、3事業所間の異なる水道料金の統一に向けては、旧岩瀬町、旧真壁町、旧大和村の経営状況を詳細に分析し、水道利用者に現行料金と不公平感が生じない料金体系を制定するよう願います。
 以上が土木常任委員会の審査結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
          平成18年3月20日 土木常任委員会委員長 田山照夫
   桜川市議会議長 今井房之助様
 以上で報告を終わります。
〇議長(今井房之助君) これより質疑を行います。
 質疑ございますか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) ないようですので、質疑を終わります。
 続いて、文教常任委員長、吉原正君、登壇の上、報告願います。
          〔文教常任委員長(吉原 正君)登壇〕
〇文教常任委員長(吉原 正君) それでは、文教常任委員会の審査報告をいたします。
 文教常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第103条の規定により報告いたします。
 本委員会に付託されました案件は、議案第4号 平成18年度桜川市一般会計予算のうち教育委員会の所管に属する事項についてであります。
 本委員会は、3月15日午前10時より文教常任委員会室において全委員出席のもとに開会し、説明員として教育長及び教育次長、関係課長の出席を求め、書記3名を任命し、付託案件について詳細なる説明を聴取し、審議を尽くした結果、本委員会に付託された予算は、委員全員賛成により原案どおり可決いたしました。
 4項幼稚園費の園児送迎委託料について質疑がなされました。旧町村ごとにバスを含め民間に委託している幼稚園と、バスは市所有のものを使い運転のみ委託しているなど相違があるため、委託料の差異と安全性を十分に考慮し、比較検討して費用の削減に努めるよう要望いたします。
 シトラスについては、利用者の使いやすいように管理運営がなされるよう要望いたします。
 保健体育費のうち、体育施設費について質疑がなされました。
 岩瀬総合運動公園における歳入(使用料)が、支出に比べ大幅に少ないことについて、今後委託業務等を再検討し、できるだけ支出を削減していくような施策を講じるよう要望いたします。
 各項14節使用料及び賃借料の土地借上料について質疑がなされました。各施設における借地料が多額であるため、今後契約内容を再検討し、費用の削減に努めるよう要望いたします。
 幼稚園費、小中学校費の備品購入費については、次代を担う園児、児童、生徒の健全育成のため削減するようなことはせずに予算計上に努め、教育環境の整備、充実を図るよう要望いたします。
 以上が付託案件に対する文教常任委員会の審査の経過及び結果であります。
 各位におかれましても、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようよろしくお願いいたします。
          平成18年3月20日 文教常任委員会委員長 吉原 正
   桜川市議会議長 今井房之助様
 以上です。
〇議長(今井房之助君) これより質疑を行います。
 質疑ございますか。
 20番。
〇20番(廣瀬雄一君) ちょっと文教委員会の委員長にお伺いしたいのですが、私公民館の清掃の件に関して文教委員会で審議してくれるようにお願いしたのですが、その結果がちょっと聞いていなかったものですから、新たにお尋ねしたいのですが。
〇議長(今井房之助君) 28番。
〇28番(増田 昇君) これは、総括質疑で2日も時間をとってやっておいて、常任委員会に全員一致で付託したわけです。
 そこでまた質問ということになってくると、これ何か問題ないのですか、みんなに諮ってください。
〇議長(今井房之助君) 34番。
〇34番(林 悦子君) 委員長に対する質疑は権限であり、委員長は報告義務がありますからやらなくてはならないです、ある限りは。
〇議長(今井房之助君) 吉原委員長。
〇文教常任委員長(吉原 正君) それでは、お答えします。
 これは、後で文教委員とも検討してご返答いたしたいと思います。
〇議長(今井房之助君) 廣瀬議員どうですか、後でよく検討して答えるということで。
〇20番(廣瀬雄一君) 答えていただければ後でもいいです。
〇議長(今井房之助君) ほかにございますか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) ないようですので、質疑を終わります。
 これから、議案第4号から議案第13号まで10案について決することにご異議ございませんか。
          〔「異議あり」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) それではこれから討論を行います。
 まず、原案に反対者の発言を許します。
 19番。
          〔19番(野澤 博君)登壇〕
〇19番(野澤 博君) 私は、議案第4号 平成18年度桜川市一般会計予算以下、議案第13号 平成18年度桜川市大和水道事業会計予算までの10議案の一部に反対の立場から討論を行います。
 今、小泉内閣の大増税路線は、国民生活にはかり知れない打撃を与えています。そして、地方自治体に対しては補助金廃止、縮減、税源移譲、地方交付税の削減といういわゆる三位一体の改革の名のもとに地方に財政負担を押しつけてきました。これは、結局住民サービスの大幅な低下をもたらします。今議会において執行部の答弁の中で早く三位一体の改革はやめてもらいたいという内容の発言がありましたが、かなり本音を見た思いがいたしました。国の政策はいや応なくそれぞれの自治体の予算に深く影響を及ぼしているのです。
 さて、平成18年度一般会計予算は総額165億9,324万円で旧3町村の平成17年度当初予算の合計と比較して4.8%の増、特別会計、3水道事業会計も合わせた総額は326億3,248万5,000円で対前年度比2.7%増の予算です。合併後1年を通した初めての予算であり、それぞれの具体的な内容については前年度の比較もできませんので主な部分だけ指摘しておきます。
 議案第4号 平成18年度桜川市一般会計予算について、1点目は市長交際費300万円についてです。同僚議員も一般質問で明らかにいたしましたが、現在の財政状況等をかんがみ市長みずから交際費の削減に向けその範を示すべきだと考えます。ちなみに結城市では新年度予算案は市長交際費160万円に対して、平成16年度の実際の執行決算金額は87万90円であり、取手市でも90万7,062円です。筑西市では、市長交際費を前年度320万円から新年度250万円に70万円減額しています。やる気になれば必ず減額できるはずであります。
 2点目に、そのことは議会費についても同様であり、指摘しておきます。議会費の中の旅費、普通旅費49万3,000円、特別旅費888万1,000円、議員費用弁償671万4,000円、合計1,608万8,000円は議員1人当たり35万7,500円にもなります。財政事情に照らして妥当な金額に減額するべきだと考えます。一方でシルバータクシー利用助成金を真壁、大和地区にも拡充していくという高齢者対策、子育て支援として放課後児童対策事業を平成18年度から雨引小でも実施するという予算など、そのほか評価すべき内容も盛り込まれています。本気で市長が入るをはかって出るを制すの基本を貫かれるならば、ぜひともその先頭に立って実行に移されるようお願いいたします。
 議案第5号 平成18年度桜川市国民健康保険特別会計予算について、議案第24号 桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例でも反対を表明したように、この予算案は岩瀬地区住民にとっては国保税が値上げになるものです。合併以前から岩瀬、真壁、大和の2町1村での格差が大きく、国保税をどのように統一するかが大きな課題となっておりました。合併前、市長は、負担は低く、サービスは高くが合併の原則であると町民に述べてきました。その経緯からいっても合併直後の新年度予算で真壁地区、大和地区の市民にとっては値下げであっても、岩瀬地区市民にとっては値上げになるような国保会計には賛成できません。岩瀬地区市民にとって、せめて現状維持であるような国保会計にしていただきたいと思います。そして、何よりも国保税値上げの根本原因である国がこれまで進めてきた国保税の補助率削減の政策を改めさせるように国に働きかけていく必要があると思います。
 議案第9号 平成18年度桜川市介護保険特別会計予算について、議案第29号 桜川市介護保険条例の一部を改正する条例でも反対を表明したように、この予算案は余りにも値上げ幅が大きく、市民に大きな負担を強いるものです。第4段階で見ても現行と比較すると岩瀬地区で26%、大和地区で33%、真壁地区に至っては45%と約5割に近い負担増となっています。この値上げの根本原因は、国の税制改正にあることは当然ですが、しかし住民の福祉を守る地方自治体の役割としてこのような5割近い値上げを認めるわけにはいきません。激変緩和策を考慮した予算に変更するよう求めます。
 議案第11号から議案第13号までの3地区水道事業会計について。桜川市の水道料金を引き上げている主な要因は霞ヶ浦用水の無謀な水事業計画と受水費の高さにあります。今後とも粘り強く県に働きかけていくべきだと思います。
 以上述べました観点に立って、議案第4号 平成18年度桜川市一般会計予算、同じく議案第5号 平成18年度桜川市国民健康保険特別会計予算、同じく議案第9号 平成18年度桜川市介護保険特別会計予算に反対の立場を表明し、反対討論といたします。
〇議長(今井房之助君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
 30番。
          〔30番(塚本 明君)登壇〕
〇30番(塚本 明君) 私は、この予算の審議を5委員会で慎重に審議した結果、賛成多数ということでございますので、賛成の立場から、議員の各位にはご賛同くださるようよろしくお願いをいたします。
〇議長(今井房之助君) ほかに討論ございますか。
          〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) ないようですので、これで討論を終わります。
 お諮りをいたします。議案第4号 平成18年度桜川市一般会計予算から議案第13号 平成18年度桜川市大和水道事業会計予算まで10案を委員長報告のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
〇議長(今井房之助君) 賛成者多数。
 よって、議案第4号から議案第13号まで、10案については委員長の報告のとおり可決することに決定されました。
                                           
    〇日程の追加
〇議長(今井房之助君) お諮りをいたします。
 議員提出議案第1号が提出されました。これを日程に追加し、追加日程として議題にしたいと思います。ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 異議なしと認めます。
 議員提出議案第1号を追加日程として議題とすることに決定されました。
                                           
    〇議員提出議案第1号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(今井房之助君) 追加日程第1、議員提出議案第1号を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 増田豊君。
          〔7番(増田 豊君)登壇〕
〇7番(増田 豊君) 提案理由を申し上げさせていただきます。
 去る15日、文教常任委員会において付託された事項を審議いたしました。その中で予算書144ページ、その5目文化施設費は大和ふれあいセンター、シトラスについてであります。また、桜川市条例を見れば桜川市の大和ふれあいセンターの設置及び管理等に関する条例の第3条にふれあいセンターの管理は文化課が行うとありますので、文教委員会に付託されたことと思われます。
 しかしながら、その条例の第5条第2項で使用許可申請は市長に申請とありますが、所管が教育委員会にある以上、市長に申請でなく教育委員会に申請が適切であります。よって別紙のとおり改正の提案をさせていただきました。
 なお、この条例が桜川市例規集の第8編の厚生第1章社会福祉のところに入っております。付託委員会との整合性を図るとともに市民から見てふれあいの意義が理解できるよう速やかな対応を求めておきます。よろしくご審議の上、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。
〇議長(今井房之助君) 提案理由の説明が終わりました。これより質疑を行います。
 質疑ございますか。
 25番。
〇25番(吉原 正君) こういった条例は執行部がきちんと検討して決めるものであって、議員提案というのはちょっとおかしいのではないかというふうに私は考えます。
 それというのは、この間浄瑠璃ですか、あそこでシトラスでやりましたね。そういうことを何か設備が足らないとかなんとかという、その浄瑠璃だけの問題ではないのです、シトラスは。幅広い活動がなされる場所ですよね。そういうものがシトラスであって、設備が足りないから条例改正するなどというのには私は反対です。
〇議長(今井房之助君) ほかに質疑ございますか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終わります。
 本件につきましては、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 異議なしと認めます。
 直ちに採決をいたします。
 本案に賛成の方の起立を求めます。
          〔何事か声あり〕
〇議長(今井房之助君) 13番。
〇13番(飯島重男君) 13番。
 ただいま議長が採決して、その状況で議長にその採決をどうこう言うわけではございませんけれども、私の考えではもう少しこの中身の検討をやはりしてから一人一人の意見を聞きながら採決の判断は仰いだ方がいいのではないかと、そういうふうに思います。
〇議長(今井房之助君) 趣旨はよくわかりました。
 はい、14番。
〇14番(萩原 廣君) このシトラスの内容、市長を教育委員会に改めるという形でこれ出してあるのですが、これを実施した場合には岩瀬関係の中央公民館、ラスカに関しても、みんな市長から教育委員会に改める形になってしまうわけです。これでいいのかどうか、この辺市長の考えとしてはどうなのですか、これは。
〇議長(今井房之助君) 34番。
〇34番(林 悦子君) ほかはほかの設置条例があるのですから、そのほかの設置条例をどうするかはまたこの後の検討課題でやってもらって、とりあえずこれはもう採決行為に入ってしまっているのだから一定の結論を出してさばいて、それ以外はほかの設置条例の問題としてやってくださいよ、委員会ででも何でも、執行部の方の庁議ででも何でもお願いします。これは、確かに許認可権というか許可権がどっちに行くかということだけれども、こういう形で議員提案が出てきた以上は取り計らざるを得ないのです。
 それで、その中で直せと言っているのは、要するに許可権を市長から教育長に移せということですよね。これは、単なる仕組みの問題なので、異論を差し挟む余地はないのです。ただ、そのこういう提案の仕方が今後どうかということについては皆さんいろいろご協議があると思いますけれども、それはそれとして今回はこれで済みませんけれども、通していただけませんか、お願いします。
〇議長(今井房之助君) 35番。
〇35番(飯島剛正君) 突然の議員提案によりまして、議員各位の皆様方が内容の理解をよくされていないというようなことがありまして、ここで結論を出すよりは継続審議の形をとったらいかがかと思います。
〇議長(今井房之助君) ただいま継続審議というようなことも出ましたが。
 39番。
〇39番(田山照夫君) ただいま、これは議会本会議中で採決ということで入っているわけですよね。そこで継続審議とか、この議案をよく説明ができていないとか、そういうことは関係ないと思います。これは、賛成、反対のきちんとした採決をもってやってください。
          〔「賛成」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) それでは、もう一度採決をします。
 賛成の方の起立を求めます。
          〔起立少数〕
〇議長(今井房之助君) 起立少数です。
 よって、本案は否決されました。
                                           
    〇文教常任委員会の閉会中の継続審査
〇議長(今井房之助君) 続いて、文教常任委員長から委員会において審査中の事件について会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りをいたします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 異議なしと認めます。
 よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
                                           
    〇議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
〇議長(今井房之助君) 続いて、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり閉会中の継続調査の申し出がありました。
 お諮りをいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 異議なしと認めます。
 よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
                                           
    〇執行部あいさつ
〇議長(今井房之助君) 市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) 平成18年第1回桜川市議会定例会の閉会に当たり、御礼を兼ねましてごあいさつを申し上げます。
 本定例会は、3月7日より20日までの14日間の会期で開催され、議員各位におかれましては本会議並びに各常任委員会を通じて慎重なるご審議をいただき、また連日にわたるご労苦に対し、心から感謝申し上げる次第であります。
 皆様のご理解とご協力により各町村ごとの平成17年度各会計決算、そして平成18年度一般会計、特別会計、水道事業会計予算並びにご提案いたしました各案件につき原案どおりご承認をいただきましたことを厚く御礼を申し上げます。
 なお、本会議、あるいは常任委員会を通じて数々賜りましたご意見、ご要望、また一般質問、総括質疑につきましても十分尊重し、検討いたしまして、市政の運営に努めてまいる所存でございます。今後とも各種事務事業の調整に配慮し、信頼と和の姿勢を目指し、推進してまいります。
 最後に、春とはいえ寒暖の差厳しき折、議員各位にはお体をご自愛くださり、なお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げて、ごあいさつといたします。ありがとうございました。
                                           
    〇閉会の宣告
〇議長(今井房之助君) 以上で本定例会に付議されました案件は、すべて議了いたしました。
 閉会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。議員各位におかれましては、終始慎重に審議を尽くされ、また市長を初め担当部長には議員の質問、質疑に対し親切、丁重なる答弁をいただき、ここに滞りなく閉会の運びとなりましたことに厚く御礼を申し上げます。
 以上で平成18年第1回桜川市議会定例会を閉会といたします。まことにご苦労さまでした。
          閉 会  (午後 3時57分)