平成18年第1回桜川市議会定例会議事日程(第3号)

平成18年第1回桜川市議会定例会議事日程(第3号)

                          平成18年3月9日(木)午前10時開議
日程第 1 議案第 4号 平成18年度桜川市一般会計予算                 
日程第 2 議案第 5号 平成18年度桜川市国民健康保険特別会計予算           
日程第 3 議案第 6号 平成18年度桜川市老人保健特別会計予算             
日程第 4 議案第 7号 平成18年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算         
日程第 5 議案第 8号 平成18年度桜川市公共下水道事業特別会計予算          
日程第 6 議案第 9号 平成18年度桜川市介護保険特別会計予算             
日程第 7 議案第10号 平成18年度桜川市野外趣味活動施設特別会計予算         
日程第 8 議案第11号 平成18年度桜川市岩瀬水道事業会計予算             
日程第 9 議案第12号 平成18年度桜川市真壁水道事業会計予算             
日程第10 議案第13号 平成18年度桜川市大和水道事業会計予算             

〇出席議員(42名)
  1番   小  高  友  徳  君     2番   渡  辺  久  男  君
  3番   中  川  泰  幸  君     4番   鈴  木  政  夫  君
  5番   皆  川  光  吉  君     6番   延  島     宏  君
  7番   増  田     豊  君     8番   潮  田  新  正  君
  9番   小  川     寛  君    10番   相  田  一  良  君
 12番   古  川  静  子  君    13番   飯  島  重  男  君
 14番   萩  原     廣  君    15番   大  塚  秀  喜  君
 16番   高  田  重  雄  君    17番   小  林  正  紀  君
 18番   増  田  俊  夫  君    19番   野  澤     博  君
 20番   廣  瀬  雄  一  君    21番   鈴  木  好  史  君
 22番   川 那 子  秀  雄  君    23番   萩  原     實  君
 24番   横  田     衛  君    25番   吉  原     正  君
 26番   橋  本  位 知 朗  君    28番   増  田     昇  君
 29番   臼  井     正  君    30番   塚  本     明  君
 32番   上  野  征  一  君    33番   今  井  房 之 助  君
 34番   林     悦  子  君    35番   飯  島  剛  正  君
 37番   渡  辺     仁  君    38番   菊  池  節  子  君
 39番   田  山  照  夫  君    40番   潮  田     裕  君
 41番   廣  澤  光 一 郎  君    42番   篠  崎     宏  君
 43番   入  田  守  康  君    45番   鈴  木  敏  雄  君
 46番   稲  葉  安 次 郎  君    47番   小 松 崎     清  君

〇欠席議員(3名)
 31番   斉  川  芳  男  君    36番   市  村     正  君
 44番   川  島  雄 一 郎  君                        

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  中 田   裕 君
   教  育  長  石 川   稔 君
   市 長 公 室 長  飯 嶌 洋 一 君
   総 務 部 長  刈 部 幸 男 君
   市 民 生活部長  川 股 守 安 君
   保 健 福祉部長  中 澤   進 君
   経 済 部 長  山 中 政 雄 君
   建 設 部 長  市 塚 昭 一 君
   岩 瀬 支 所 長  口 町   久 君
   真 壁 支 所 長  柴 山 栄 一 君
   水 道 局 長  田 口 喜 之 君
   教 育 次 長  飯 島 泰 則 君

〇職務のため出席した者の職氏名
   議 会 事務局長  細 谷   豊 君
   議会事務局書記  小河原   武 君
   議会事務局書記  長 堀 イツ子 君
   議会事務局書記  皆 川 洋 子 君


          開 議  (午前10時00分)
    〇開議の宣告
〇議長(今井房之助君) 皆さん、おはようございます。本日の出席議員は42名です。よって、地方自治法第113条の規定により本日の会議は成立します。これから本日の会議を開きます。
                                           
    〇議案第4号〜議案第13号の総括質疑
〇議長(今井房之助君) 日程第1、議案第4号 平成18年度桜川市一般会計予算から日程第10、議案第13号 平成18年度桜川市大和水道事業会計予算までの10案を一括議題といたします。
 これから総括質疑を行います。
 会議規則第56条、第57条の規定により質疑回数を3回、申し合わせにより質疑時間を20分までとし、所属委員会以外の質疑でお願いいたします。
 それでは、質疑願います。
 23番。
〇23番(萩原 實君) おはようございます。今回合併して初めて年間の予算を組むに当たって、厳しい財政の中、また旧3町村の財政が違う中で執行部においても大変ご苦労なさったかと思います。
 そこで、簡単に3点ばかり質問させていただきます。きのうの市長の平成18年度の予算説明で、高齢者福祉行政の中で真壁、大和地区にもシルバータクシーの拡充を図り、お年寄りの利便性を図っていくという話がありましたが、まず61ページの扶助費のうちシルバータクシー利用助成金1,500万円組まれておりますが、合併前は岩瀬の予算には1,140万円ほど組まれておりました。しかし、今回360万円の増で桜川市全体の助成ができるのかどうか、まずその辺の積算根拠についてお伺いしたいと思います。
 次に、60ページですが、13節のうち福祉巡回バス運行委託料485万8,000円についてですが、旧岩瀬町の予算と同額であると思いますが、真壁、大和地区にもこの値段でまず運行できるのかどうか。
 3点目は、けさほど有害鳥獣駆除の防災無線が流れておりました。99ページなのですが、8節報償費175万円、有害鳥獣捕獲報償費170万円、3地区となると60万円弱ぐらいの金額になるのですが、どのようなときの報償費なのか、その辺三つ、まずお伺いします。よろしくお願いします。
〇議長(今井房之助君) 答弁願います。
 中澤保健福祉部長。
〇保健福祉部長(中澤 進君) お答えいたします。
 まず、第1点目は、シルバータクシーの件でございますが、シルバータクシーの予算1,500万円で桜川市全域をできるのかということのご質問でございます。桜川市の70歳以上の方は、今現在9,254人いまして、算出根拠といたしましては、9,254人の約65%の高齢者が使用して、その方が年平均1人当たり2,500円の助成を受けるということで積算をさせていただきました。今まで岩瀬地区だけシルバータクシーをやっていましたが、今度全域に広げてこの予算でできるのかということのご質問もその中に含まれていると思いますので、その点につきましては、これはやはり今回初めて真壁地区、大和地区にも実施するわけでございまして、未知数の問題があるということであります。と申しますのは、大和地区にはタクシー会社がございません。真壁にはあります。もちろん岩瀬にもありますけれども、そうすると大和地区の方が利用するとなると、岩瀬か真壁から呼ばなくてはなりません。そうすると、迎えの料金というものがかかりますので、この辺が加算するので、大和地区の人がどういうふうな利用方法をするかということになりますと、これは先ほど申し上げました未知数の問題でありますが、先ほど申し上げました1,500万円というのは、一応見切り発車ということでお考えいただきまして、もしそれがどういうふうに変化していくか、それによって対応していきたいと、このように思っております。
 それから、福祉バスの運行は、同じ岩瀬で今までやっていたが、これは全域に広げないのかということのようにご質問を聞きましたが、これは前回の議会でも一般質問にありまして、そのときお答えしたとおり、やはり真壁地区、大和地区は関東鉄道バスも通っていますし、また実際に私どもも福祉バスをどういうふうに運行したらば、その利用があるのかということで研究はしてみたのですが、真壁の方から乗ってくる人は、朝の時間帯でもお年寄りの方が三、四人だというふうに見ております。それは、今まで真壁から岩瀬の方に買い物に来るとか、県西病院に来るとかという方はそれほど多くなく、やっぱりバスを利用しているという方は少ないということでございますので、一般質問でも答弁したように一応今のところ福祉バスに限っては岩瀬のみにして、その代替策としてシルバータクシーを全域に広げていくというようなお答えをさせていただきましたとおりでございますので、ご理解していただきたいと思います。
〇議長(今井房之助君) 次の方、答弁願います。
 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) お答え申し上げます。
 有害鳥獣駆除の報償費の170万円についてということでございますけれども、有害鳥獣については、年々増加しているというような状況があるわけでございますけれども、その中でイノシシについては2回で100万円、カラスが1回で70万円ということで駆除協力のためにお出ししているということでございます。そのほかに猟友会の補助金ということで8万円を、桜川市の誕生に伴いまして猟友会も4月から組織が一本化されるということで出しているような状況の中で、大変猟友会の方にはお骨折りをいただいて、これで間に合っているとは思っておりませんけれども、そういう中でお願いしているというような状況でありまして、今後イノシシ等が、特にこの回数ではとても対応できないというような状況があれば、それについてはそれなりにまた対応せざるを得ないのかなというように考えております。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 答弁が終わりました。
 23番。
〇23番(萩原 實君) シルバータクシーの件で360万円の増、むしろ真壁、大和の方が遠いし、遠いというか多分年寄りは県西病院あたりに来るのが多いと思うのです。当然360万円増では、行き着かないのではないかなという感じがいたしました。できれば、また助成なりなんかするのだろうと思うのですが、その点もよろしくお願いしたいと思いますが、いずれ我々も近い将来そんな制度にお世話になる年が来るのかなと思っています。例えばシルバータクシーあるいは福祉バスの運行についても、大変喜んでいる声が多く聞かれますので、福祉行政の充実、市長も常に言っていますものですから、その点まずよろしくお願いを申し上げます。
 次に、イノシシの被害、昨年度はかなり被害数が多く、農家の方々にも何度も苦情を聞かされ、その現地も見せていただきました。本当に被害に遭った農家の人たちは、やり場のないそんな思いであろうかなと思います。今、現に猟友会に入っている人は、岩瀬町では多分50人ぐらいで、そのうちの20人がそういう有害駆除隊というかそういう編成をされているらしいのです。県の指導を仰いでやっているのだというような話を聞いていますが、なかなか金がかかるので、思うようにできないという話を聞いていますので、多分それで足りるのか足りないのかわからないのですが、その点も考慮した中で少し助成をしてやればいいかなと思うのですが、市長どうですか、一言お願いします。
〇議長(今井房之助君) 市長。
〇市長(中田 裕君) 確かに萩原議員がおっしゃるとおりにイノシシの被害というのは、近年急速に拡大をしております。しかし、命の大切さという点では、我々もちゅうちょするところもございます。私も、山根に住んでおりまして、非常にイノシシの被害に遭っている一人でございまして、きょうも猟友会の皆さんに駆除をお願いしておりますけれども、猟友会の皆さんも高齢化をしてまいりまして、また猟犬もかなり住居空間がすぐれていて、冷暖房完備のところにすんでおるということで、野外に出しますと参ってしまうというような状況もございます。そういうものを勘案しながらいかに有効的に駆除できるか、ただ県境等におきましては、イノシシも命がけでございまして、茨城県でやっていますと、栃木県に逃げるというような事例もたくさんございます。そういうものを踏まえて、広域的な形の中でどう対応していくか、また猟友会の皆さんともこれからいろいろとご相談を申し上げてまいりたいと考えております。
〇議長(今井房之助君) それでは、次の方。
 14番。
〇14番(萩原 廣君) それでは、私の方から2点ほど質問をさせていただきますが、まず1点ずつ答弁の方をひとつお願いします。
 まず、120ページ、これは総務部長、消防ポンプ自動車購入費が2,640万円ほど予算立てしてありますが、これは何分団に配分する車ですか。その分団名をちょっと教えていただきたい。
〇議長(今井房之助君) 刈部総務部長。
〇総務部長(刈部幸男君) 分団名は、ちょっと承知しておりませんが、岩瀬町の2分団ということで聞いております。
〇14番(萩原 廣君) 岩瀬の2分団。
〇総務部長(刈部幸男君) はい。
〇14番(萩原 廣君) では、後でわかったらひとつお願いします。
 それともう1点なのですが、140ページ、これは教育次長の方の管轄だと思うのですが、実は中央公民館や改善センター関係の賃金で、ここで742万8,000円ほどの予算立てをしてあります。ここで私が言いたいのは、この予算立てのどうのこうのという部分ではないのですが、実は岩瀬が合併する前は、中央公民館も改善センターも夜の時間帯は9時で終わっていたわけなのです。合併して、要するに真壁や大和が10時だから10時にしたと、そういうような話を聞いているのですが、結果的には、10時にしても改善センターや中央公民館はもう10時までいる人はいないのです、これは。結果的には、これは人件費と光熱費の大きなむだです。これは、逆にこの時間帯を大和や真壁が今まで10時にしていたのを経費削減で9時にするというのなら話はわかります。岩瀬の場合には、こういうような部分からこの辺の方向でずっと行くのかどうか、これは担当次長と市長の考えをひとつお伺いします。
〇議長(今井房之助君) 教育次長。
〇教育次長(飯島泰則君) お答えいたします。
 合併前には9時だったということで、合併後に10時に統一したということでございますが、終了時間の問題ですけれども、利用状況等をよく把握いたしまして、もし利用が9時以降なければ9時にするとか、その辺のところは内部でよく協議して進めていきたいというふうに思っております。
〇14番(萩原 廣君) では、市長の考えもちょっと。
〇議長(今井房之助君) 市長。
〇市長(中田 裕君) 今飯島次長が答弁したとおりでございますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
〇議長(今井房之助君) 14番。
〇14番(萩原 廣君) この辺は、岩瀬の場合には夜の時間帯は一般職員ではなく、臨時職員で対応していますからいいとしても、真壁や大和の場合には一般職員でしょう。ですから、そういうような部分もよく配慮しながら、この辺の経費削減の部分はよく対応してください。
〇議長(今井房之助君) 教育次長。
〇教育次長(飯島泰則君) 臨時職員の件でございますが、大和の中央公民館につきましても、夜間管理人がございます。1時間1,000円という形でやっております。真壁は、臨時職員は配置しておりません、夜間は。あと改善センターは、昼夜とも管理人がいるというような状況でございまして、岩瀬の中央公民館につきましては、臨時職員が1日6,100円ということで、そのほか作業員賃金、それから管理人賃金という形で対応しております。そういうことです。
〇14番(萩原 廣君) はい、わかりました。
〇議長(今井房之助君) それでは、次の方。
 20番。
〇20番(廣瀬雄一君) 61ページのシルバータクシーの件なのですが、先ほど萩原議員が質問したと思うのですが、私も同じ内容ですが、シルバータクシーを利用した世帯とか、そういう地区名とか、どういう場所に主に利用したのかわかったらその範囲をお聞かせください。
 60ページの同じような福祉巡回バスなのですが、これは現在岩瀬の方では運行しているみたいなのですが、この運行状況、どういう地区にどういうふうに回って、時間をどのくらいかけているか、それも含めてお願いします。
 あと117ページ、住宅建設費の説明ですが、これ御領に12棟建設するという話なのですが、この建設の内容をお願いします。
〇議長(今井房之助君) 答弁を中澤保健福祉部長。
〇保健福祉部長(中澤 進君) 第1点目のシルバータクシーの件でございますが、どこの地区とかそういうものに対してのデータ、そこまでのデータは持っておりません。データのある限りの説明をさせていただきます。
 シルバータクシーの利用状況でございますが、また16年度の実績で申し上げますと延べ1万5,561人の方が利用しております。それで、実際の実利用者は1,244人でございます。ですから、シルバータクシーをどの地区がというその行政区までの資料は持ってございません。そこまでは、きょうは調べていませんので、その点につきましては後でお答えしたいと思います。議員さんのお聞きしたいことは、町内の人か、農村部とかそういうふうなことの関連かと思いますので、後ほどそういうものを調べましてお答えしたいと思います。
 そして、第2点目の福祉バスの利用状況でございますが、福祉バス運行委託料485万8,000円でやっております。これは、旧岩瀬町でスクールバスを小学生3年生までが利用していますが、その登校が終わって、それから下校するまでの時間内に3回、2台のスクールバスを用意していますが、それを毎週火、水、木、金の4日間運行しております。月曜日は運行していません。それで、火曜日が東部地区、水曜日が西部地区、木曜日が大泉、門毛地区と、金曜日が北部地区というふうに運行しております。そして、朝とお昼と夕方の3往復しているわけでございまして、16年度の延べ利用者数は6,300人ということでございます。
 この福祉バスについても、前回の議会で一般質問がございましたし、また私も福祉部長となりまして、実際にどういうふうな運行状況があるかということで、去年の12月2日、12月13、14日と、それからことしの1月12日と、4日間担当課長等と乗りまして、状況を把握したものでございます。私どもがバスに乗りましたので、いつも利用しているお年寄りの方が、きょうは違う方が乗ってきて、何かこのバス廃止になるのかというような心配されるような状況になりまして、いやそうではなくて、今どういう利用をしているかおばあちゃん、見に来たのだよと、こういうふうな話をして、和やかな雰囲気のうちにいろいろお話を伺ってまいりました。
 そして、その結果、一番重要なことは、この福祉バスで病院に通うことができて病気が治ったと、それからこのバスは定着していて非常にいいことなので、バスを絶対廃止しないでくださいというようなお願いを受けたというようなことで、大変評判がよいということになっておりますが、先ほども全域にということになると、このスクールバスを日中利用して岩瀬ではやっていたのですが、これを全域にとかそういうことになると、また違う方式の運行をしなくてはならないということで、今の財政状況の中では大変なことになるなということは感じておりますので、その辺をご理解していただきたいと思います。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 答弁が終わりました。
 市塚建設部長。
〇建設部長(市塚昭一君) 117ページの住宅建設費の内容でございますが、この住宅につきましては、平成16年度に1棟建っております。今回その後ろ側、北側に2棟を建てるわけです。構造は、鉄筋コンクリートづくり、3階建て、2棟でございます。2棟ともくっつかっておりまして、エレベーターは1個ということでございます。面積につきましては、2,309.20平米でございます。住宅の内訳でございますが、老人単身が4戸、あと老人世帯が4戸、一般世帯が16戸でございます。老人世帯の居住専用面積でございますが、60.42平米、老人の単身世帯が47.78平米、一般の世帯が66.30平米でございます。それにつきまして、家賃なのですけれども、家賃につきましては、予定として所得によって異なります。老人単身の場合、1万7,600円から2万9,100円、老人の世帯の場合が2万2,300円から3万6,900円、一般世帯の場合は2万4,500円から4万500円を想定しております。今年度住宅をつくりまして、次の19年度には集会所、もしくは周りの舗装、そのような工事を行いたいと思います。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 答弁が終わりました。
 20番。
〇20番(廣瀬雄一君) 答弁をいただいたのですが、シルバータクシー、福祉バス、これは確かに結構なことだと思います。真壁、大和地区には、路線バスが走っているのです。そういう路線バスの割引券とか、そういうことも考えてもらえないのかということ、新たに市長にお尋ねします。そういうところからして、最近路線バスが赤字とか廃止しなくてはならないという話も多く聞いておりますので、どっちが安いかということは、それは路線バスで割り引きした方が有効で安くできるのかなという感じがするのです、便数も多いし、それを含めまして市長の考えをお聞きします。
 また、住宅の建設なのですが、これは平米で聞いたのですが、何LDKとか今ありますよね、そういう感じで説明してもらわないと、平米だけではちょっとわからないものですから、ただ一般家庭の子供さんとか親御さんとかいれば2LDKとか、3LDKとか、これが基準だと思うのです。そういう感じの説明をしてもらわないと、老人世帯、独身世帯とか、それだけではちょっとわからない。そういう説明をつけ加えて、お願いします。
〇議長(今井房之助君) 答弁願います。
 市塚建設部長。
〇建設部長(市塚昭一君) 住宅の間取りをちょっと言い忘れて申しわけございません。
 まず、和室の6畳があります、1室、洋室の6畳が1室、ダイニングキッチンが8畳ですね、そのほかトイレ、玄関等と廊下がついているのが間取りでございます。
〇議長(今井房之助君) 続いて、市長願います。
〇市長(中田 裕君) 現在、つくば岩瀬間を関東鉄道の子会社の方に走らせていただいております。これらについては、赤字でございまして、茨城県バス対策地域協議会の方から補助金を出させていただいております。
 また、つくばエクスプレスが開通したことによって、これについても急行バスを今桜川市の方でお願いをして走らせていただいておりますが、これについても利用者がかなり少ないということで、これから応分の負担をして、当分走らせてみようかなというふうな考えでおります。
 また、バスの割引については、ほかの人に利用されるという状況もあるようでございますので、慎重に検討していかないといけないかなというふうに思っております。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 20番。
〇20番(廣瀬雄一君) 福祉巡回バスも確かにいいのですが、やっぱりこれは、市民が利用するに当たってなくてはならない足だと思いますので、前向きにお考えのほどをよろしくお願いします。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) ほかにございますか。
 19番。
〇19番(野澤 博君) 一般会計の歳入について3点、それから一般会計歳出について1件、それから水道事業会計について1件お尋ねいたします。
 一般会計歳入ですけれども、11ページの市税について、個人税、法人税、固定資産税及び16ページの地方交付税の増減につきまして、平成17年度の旧3町村合計の当初予算との比較の中で今年度の見込みについて説明を願います。
 それから、2点目といたしまして、29ページ、基金繰入金についてですけれども、昨日の市長の予算の説明の中で合併後、初めての年間を通じた予算編成であったが、基金の取り崩しを余儀なくされた、大変厳しい予算編成であったと述べられております。そこで、お尋ねをいたします。旧3町村の17年度基金繰入金との比較増減をお尋ねいたします。また、この基金には、当然財政調整基金とか、減債基金とか、それぞれの目的とか用途の違いがあるわけですけれども、その適正規模がどの程度だというふうに財政担当は考えておられるのかについて、2点目をお伺いします。
 それから、3点目ですけれども、34ページの市債について、合併特例債2億6,380万円がまちづくり振興基金造成事業債として計上されています。また、このほかでは、合併に関する予算として県補助金合併市町村特例交付金1億8,500万円があります。この10年間に約100億円を予定していると言われる合併特例債事業ですけれども、これ一応前期、中期、後期というふうに計画が当初立てられているわけですけれども、今年度の予算は、事業は何をするかということははっきり出されていないわけです。そこで、今後この合併特例債事業をどのように進めていくのか、前期、中期、後期と分けて、簡単で結構ですから答弁をお願いいたします。
 それから、一般会計歳出についてですけれども、1点として、67ページの同和関連の予算についてお尋ねいたします。こういう特定の団体に大きな金額が計上されているわけですけれども、この補助金等の交付規則に基づいて、きちっとした申請書や実績報告書等が毎年提出されているのかどうか確認をいたします。
 それから、水道事業会計について1点お伺いします。旧3町村の水道料金につきましては、そもそも料金体系が違うわけですし、これまでの開始経過、施設の数の条件等が全く異なるわけですから、基本料金の単純比較で高い、安いということは一概には言えないと思います。18年度予算の中では、既に職員は本庁である水道局の大和事業所が一番多くなっておりますし、いわゆる営業外収益、すなわち他会計からの補助金の額や割合、そして営業費用である総係費が多くなるのは、大和本庁が多くなるのは当然ですから、18年度の場合は、この旧3町村の損益計算書や貸借対照表を見比べても余り意味がありませんので、私なりに経営分析をいたしたところであります。
 一番歴史の新しい大和地区は、老朽化や漏水率が大変少なく、その点だけではむだがないはずです。しかし、逆に県西用水の高い受水費とむだな契約水量、半分以下です。そして、使用量、率ですね、が大変低いわけですから、水道料金にはね上がって割高になっているということは事実です。それから、岩瀬、真壁地区の場合も、やはり高い県西用水を使っているところは負担が多くなってきて、従来の料金を圧迫しているはずです。しかも、石綿管の老朽化等漏水が、しかしこの地区では大きくて、いわゆる有収率、つまり供給したはずの水道の3割近くが末端の受益者に届いていないということです。それで、岩瀬地区では、またさらに補助事業で石綿管更新事業、これが実施されているわけですけれども、この分でいきますと20年以降だけで残りが32キロあるわけですから、額にして十数億円かかるというようなことが推定されているというふうに当局から聞いております。このままでいきますと、市全体の水道料金を逆に値上げせざるを得ないという時期が来るのではないかというふうに心配しています。
 私は、この高い県西用水の単価、それから契約水量、これ大和の場合は半分以下しか利用されておりません。そういうような点を早急に見直しを県に要求していく、そしてきちっとした計画を再度立てていく必要があるというふうに思いますけれども、その点についてお伺いします。
 また、この使用量をいかに普及していくか、この点でも今後の啓蒙活動が非常に重要になるというふうに考えますけれども、局長の答弁をお願いします。
〇議長(今井房之助君) それでは、答弁願います。
 川股市民生活部長。
〇市民生活部長(川股守安君) お答えいたします。
 まず、11ページの市税について、3町村との比較ということでございますけれども、特別3町村の資料というのは持ち合わせておりませんけれども、その予算の計上に際しましては、旧3町村の当初の予算額、これらを勘案いたしまして予算を計上いたしました。旧町村それぞれ予算を編成する際には、徴収率、そういうものを勘案して予算を編成しておったと思いますが、それらを反映して、今年度桜川市の徴収率98%で計上いたしております。
 それから、第2点目の歳出の方で、同和対策事業の補助金あるいはそれに伴っての補助金の申請、実績報告について出されているのかというご質問でございますけれども、これについては、それぞれの団体から補助金の交付申請、それから実績報告が出されております。今年度は、桜川市の団体の補助金につきましては、67ページに書いてあるとおりでございますけれども、その補助金の交付に当たりましては、桜川市補助金等交付規則、これに基づいて今後は補助金を補助していくということであります。議員の皆さんには、まだ例規集をお配りになっていないかと思いますが、後ほど例規集の1万1,816ページをご一読いただければと思います。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 次に、刈部総務部長。
〇総務部長(刈部幸男君) まず、16ページの地方交付税でございます。
 地方交付税につきましては、ご存じのように平成13年ごろからの資料がありますけれども、平成13年度ですと66億2,971万9,000円がありましたけれども、3町村合計で現在平成17年が50億4,800万円で組んでおります。それから、平成18年は47億円というようなことで、6.9%の減でございます。これは、県の方から指示されているような率で47億円という形をとっております。普通交付税が43億円、それから特別交付税が4億円というような形で組んでございます。
 それと2点目の基金の繰入金でございます。平成17年の基金の繰り入れでございますけれども、当初本予算の算定時については、3町村合わせた15億5,897万8,000円を組んでおりましたけれども、この間議決いただきましたように補正で財政調整基金、それから地域福祉基金等戻しております。この戻しを差し引きますと、12億7,065万3,000円という形になります。本年度10億4,397万2,000円ということでございます。その基金の適正規模ということですが、ただ適正規模と言われても、ちょっと私としての考えですが、旧岩瀬町においては、財政調整基金を4億円という形で崩さないでずっと持っていたという、大変確実な基金の運営をしていたかと思われます。その辺から見ますと、財政調整基金については10億円を持っていたいという考えでおります。それから減債基金においても、やはり同じようにこれはあればあるほどいいと思っておりますけれども、10億円以上は確保しておきたいと考えております。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 続いて、市長。
〇市長(中田 裕君) 合併特例債事業についてお尋ねがあったと思いますので、その点については、私の方からお答えを申し上げたいと思います。
 合併特例債事業については、18年度は予算に入っていないのではないかというご質問でございますが、合併特例債事業については、岩瀬については岩瀬駅の跨線橋、そして中期に都市計画道路の松田西小塙線の整備、後期につくば益子線の整備というふうな形でうたっております。また、大和地区については、つくば益子線の本木地区間のバイパス化ということでうたっております。また、真壁地区については、前期で多目的総合施設の整備というふうにうたっております。そして、中期に休憩施設の上曽トンネル付近の整備というふうな形でうたっておりまして、後期に埋蔵文化センターの整備というふうなことで70億円使わせていただくと、そして残り30億円については、新庁舎の建設に充てるというようなことで、合併協議会の方でうたってございますけれども、やはり拙速は避けて議論をした中で合併特例債事業は進めてまいりたい。
 特に県の方から、県道の整備については認定を受けまして、つくば益子線の本木バイパスと西小塙松田線については、合併特例債事業で7割補てんしていただいて、その残りの3割の7割を県の方で補てんしてくださるというような形の中で事業を認定されておりますので、これは県の方と協議をしながら進めてまいりたいと。
 また、多目的ホールについては、やはり教育委員会、議会とこれから検討委員会を立ち上げて、どのような形で進めていったらよろしいのか協議をしてまいりたいと、かように考えております。とりもなおさず真壁地区については、私の思いとしては真壁中央公民館が老朽化していると、真壁の地区の中心地のそういうところにそういうものを建てればよろしいのかなというふうな思いはございます。
 また、岩瀬の駅前開発が今着々と事業が進んでおりまして、それとの整合性を図りながら跨線橋をつくってまいりたいと。跨線橋もどの辺の位置につくったらいいかというのは、やっぱり駅前広場の位置というものがきちんと確定してからお話をしていきたいというふうなことで、これからご相談を申し上げながら初期、中期、後期という形で10年間かけてやってまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(今井房之助君) それでは、水道局長。
〇水道局長(田口喜之君) お答えいたします。
 県西水道につきましては、一応平成12年度から単年度で黒字になってきております。それで、平成19年度には、累積赤字も解消できるという見込みになっております。そういうことを考えまして、やはり受ける自治体としましては、できるだけ安くしていただきたいという考えでおりますので、単独ではなく、構成市町村足並みそろえて県へ要望していければと考えております。
 また、現在県南西の水道統合計画がございます。そういうことも勘案して進めていきたいと考えております。
 また、3水道事業所、一応事業統合を予定しておりますので、そのときには3事業所の配水管を接続することになると予定しておりますので、そういったことも見込んで3事業所の利用率なども考えまして、一応県西用水の見直しを18年度に行いたいと考えております。
 また、使用水量を高めることも必要ではないかということでございますけれども、水道水は安全な水でありますし、渇水の時期のそういう心配もなくなりますので、やはりそういうことを主にPRをしたり、英知を結集して使用水量の増を図っていきたいと考えております。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 答弁が終わりました。
 19番。
〇19番(野澤 博君) 今合併特例債事業について市長から答弁がありましたけれども、やはりこれ10年間で100億円というような莫大な予算を必要とするものですから、とりわけ30億円の新庁舎建設というようなことで見込んでいるわけですけれども、これは十二分に検討を重ねていただいて、慎重に事業を進めていただきたいというふうに思います。
 それから、基金の適正規模ということでお尋ねしたわけですけれども、やはり基金はため込めばいいというものではありませんので、その適正規模というのは、当然財政担当としてはそういう今の165億円に対してどれぐらいの財政調整基金あるいは減債基金、その他の目的のある基金をどの程度残していくのか、何かあったときに繰り入れることができる、そういう財政担当としてのきちっとした把握を望みます。
 それから、水道会計についてですけれども、旧真壁や旧大和では結局、県西用水の契約水量というのが非常にパーセンテージが低い、つまり使わない水を県西用水から買っているという現実があるわけです。だから、その点はやはり計画の見直しを今県でも進めているようですけれども、ぜひとも早急にこの計画水量を見直していただきたいというふうに思います。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) それでは、答弁願います。
〇19番(野澤 博君) 答弁は結構です。
〇議長(今井房之助君) それでは、ここで暫時休憩をしたいと思います。
          休 憩  (午前10時52分)
                                           
          再 開  (午前11時10分)
〇議長(今井房之助君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 質問ございますか。
 12番。
〇12番(古川静子君) 60ページの緊急通報システムについてお伺いします。
 今現在市としまして独居老人は何人いるかお尋ねいたします。また、こういう方たちが十分に利用されているか現状をお聞きいたします。また、独居老人でなくても、若い方たちと一緒に住んでいても若い方たちが働きに行っている間に1人になる方がおります。こういった対応はどのようにお考えかお尋ねいたします。
 あと60ページの地域ケアシステム推進事業についてお尋ねいたします。内容をちょっとお聞きいたします。
 次に、134ページと130ページの小中学校の図書購入についてお伺いします。
 担当部長、市長、よろしくお願いします。
〇議長(今井房之助君) 中澤保健福祉部長。
〇保健福祉部長(中澤 進君) お答えいたします。
 初めに、60ページの13節委託料のうち一番上にございます緊急通報システムについてということでございますが、これは60ページの緊急通報システム総合保守委託料262万5,000円については、これは250台の保守点検料でございまして、1台1万円で250台と消費税で262万5,000円という保守点検料でございます。
 それで、今桜川市のひとり暮らしの老人を地区ごとに申し上げますが、岩瀬地区で273人、大和地区で42人、真壁地区で232人の合計547人です。
 それでもって、もう一点若い人たちが昼間勤めに行った場合に、そういう方がひとり暮らしと同じになってしまうので、その方の対応はということでございますが、それにつきましては、今後勉強させていただきたいと思います。
 もう一点、それから下の61ページでございますが、61ページの20節扶助費の一番下にあります緊急通報システム設置費225万6,000円というのがございます。これが、今年度新しく緊急通報システムを設置するという設置費でございまして、一応20台分を予算に組んだということでございます。そして、今現在このシステムは、間に合っているかというか充足しているかということも質問にあったかと思うのですが、それにつきましては、今待機者が3名でありますので、今の段階ではこの予算で十分充足できるというふうな考えでおります。
 もう一点、60ページの委託料の一番下にあります地域ケアシステム推進事業委託料1,585万円ということにつきまして、これはどういうふうな事業をやっているのだということにつきましてご説明申し上げます。この事業は、社会福祉協議会に委託している事業でございまして、まず地域ケアシステムということは、支援を必要とする一人一人に在宅ケアチームを編成して、きめ細かい在宅サービスを提供できるシステムでございます。どういうふうな人が対象になるかといいますと、ひとり暮らしのお年寄りや障害のある人、子育てに不安がある人など地域でさまざまな生活課題を抱えて困っている人たちが対象になります。それから、この在宅ケアチームということで、それを行う人なのですが、保健師やホームヘルパー、民生委員、児童委員など保健、医療、福祉の関係者で構成されております。
 あと、どんなサービスをしているかということですが、訪問看護や通所介護など介護保険支援費制度等の法的な福祉サービスに、近所の方による見守りや安否確認、軽度生活援助、要するにそれは家事、買い物、洗濯等の援助、家の周りの手入れ、ごみ出しなどを組み合わせた手厚いサービスを行っている事業でございまして、社会福祉協議会に委託している事業でございます。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 続きまして、教育次長。
〇教育次長(飯島泰則君) お答えいたします。
 学校図書についてでございますが、小学校につきましては、現在桜川市内11校でございまして、今年度の予算におきまして250万円、それから中学校が5校でございまして、150万円予算計上させていただいております。
 その中で学校によっては、余り今までの3町村の中での予算の配分によって充実しているところとしていないところとあると思いますので、その充実しているところとしていないところと、できるだけそういうところを勘案しながら各学校に対する予算の配分をしていきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。
〇議長(今井房之助君) 答弁が終わりました。
 12番。
〇12番(古川静子君) 緊急通報システムの問題におかれましては、独居老人の対策は予算があるということで十分に果たされると思います。
 また、独居老人でなくても若い方たちが働きに行った後は、老人がそこに置かれますと、1人でいるということはもう独居老人と同じ状態になってしまいます。そうした対応は大変重要かと思われますので、市長の見解をお伺いします。
〇議長(今井房之助君) 市長。
〇市長(中田 裕君) 人生というのは、限られた時間しかございません。一生懸命生きてきた方々が安心して暮らせる社会というのは、我々としては目指していかなければいけないと、強く考えておるところでございます。より一層充実をさせながら、痛ましい事故等を未然に防ぐ努力をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(今井房之助君) 12番。
〇12番(古川静子君) 地域ケアシステム推進事業についてですけれども、老人医療費はかなりの莫大な費用がかかるということは皆さんもご存じだと思いますが、お年寄りが死ぬまで健康に生きていけるという状態をつくっていくには健康体操というのですか、老人の方たちの健康体操というようなものを我が市でどのように考えているのか、市長の見解をお伺いします。
〇議長(今井房之助君) それでは、市長願います。
〇市長(中田 裕君) 健康でありたいという多くの市民の皆さんの考えを反映した中で、行政でできること、あるいは啓発啓蒙ができること、そういうものを一生懸命やってまいりたいと思っております。実は、きょうも私の家内と散歩をしておりまして、20年後の老後の話をしておりましたけれども、そのときに家内が言ったのは、やはり男が早くいった方がいいのかなというふうな話が出て、私もそうかもしれないなというふうな話をしたときに一抹の寂しさを感じたわけでございますが、やはり元気で、そしてお迎えが来たときにスムーズに行けるような、そういう思いもまた皆さんとともに語っていかなければいけないのかなというふうに思っております。
〇議長(今井房之助君) 12番。
〇12番(古川静子君) あと一つ、学校図書購入費のことでございますが、実は旧岩瀬町としましては、かなりの小中学校の増冊がなされたとお伺いしております。大和、真壁に関して平等なる増冊をお願いしたいと思います。今、朝の読み聞かせ運動も行っているということでございますので、どうぞよろしくお願いします。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 次の方。
 4番。
〇4番(鈴木政夫君) 私ちょっと旧大和の議員として、今回の総括質疑とかこういう委員会審議になれないもので、まだちょっと疑問な点がいっぱいあるのですが、本当は自分が質問をする前に、ちょっと時間がないから余り言いたくないのですが、局長、20分とか、一問一答とか、また委員会審議を詳しく説明してもらった方が本当はいいのです。先ほど、始まる前ですよね、言ったのは、20分とか、本当はもっと前に言わなければ私なんかもわからないし、また自分自身のこの総務委員会の範疇はだめだと、私総務委員として総務の範疇ばかりが多いのです。実際夜3時まで勉強したのです、これ。時間がなくなってしまうから、簡単に簡明にどんどんやります。
 4問ほど質問しますが、まず18ページの大和ふれあいセンターなのですが、この使用料の件なのですが、見込額が12万2,000円です。これ間違っているのだか、12万2,000円というのはいかにも少ない、この積算根拠をお願いします。それで、このために大和村の予算書を見たのですが、17年度の予算書の計上は、維持管理料として1,331万8,000円、光熱費として540万円、消耗品費として32万1,000円が計上されているのです。それで、こんな金額で、使用料が12万2,000円というのはちょっと積算根拠がおかしいのではないかと思うのですが、もしこれが正しければ、とてもではないが、どうしようもないから、もっともっとこの使用料収入を上げるために、担当課としてどういうふうな施策をして収入増を進めていくのか、担当部長にお聞きします。
 2点目は、102ページの19節の中小企業事業資金保証料及び利子補給補助金の件なのですが、この金額はどうでもいいのですが、私が聞きたいのは、これも一般質問と重複するもので、後で一般質問で聞くからそのことは聞きませんが、これは多分桜川市中小企業事業資金融資あっせん条例に基づいて、自治金融と振興金融、小企業等経営改善資金だと思うのですが、おのおのの見込み件数をお願いします、積算する上での見込み件数を。
 次は、123ページです。これも私一般質問で聞きますが、ただ一般質問と違った角度からお聞きします。これは、123ページの8節の報償費の新入学児童ランドセル購入費の金額なのですが、このランドセルに関しては、昨年の入札の経緯に関して一般質問で聞くのですが、その前にこれは今年度の分ですから、1個の金額と何件見込んで積算したのかをお聞きします。
 次、124ページの19節中の朝鮮学校児童生徒助成金なのですが、この朝鮮学校というのは、多分北朝鮮の方が朝鮮、韓国の方が民団ですよね。それで、朝鮮学校、私が聞きたいのは、日本国籍を有しているかどうかなのです。もし有していなければ、日本国の国民としてはこういう補助をする義務責任があると思うのですが、果たして北朝鮮籍の国民にこれだけの助成金をやる必要があるのかどうか、またもう一つは国の方針がどうなっているかどうか、また他町村はこれに対してどういう対応をしているかを含めてお聞きいたします。時間があればもっといいのですが、時間がなくなってしまうね。
 では、一応4点お願いします。
〇議長(今井房之助君) 1番目の質問は、総務常任委員会で質問してもらうということですので、よろしくお願いします。
〇4番(鈴木政夫君) では、違う質問にいきます。
 70ページの20節の扶助費なのですが、この母子家庭養育手当がありますよね、金額はどうでもいいのですが、私先ほど、今市長も変なことを言いましたが、奥さんのことを、私母子家庭よりも父子家庭の方が大変ではないかと思います、恐らく。例えば皆さん、こんな言葉です。先ほど市長も言いましたが、「女やもめに花咲いて、男やもめにウジがわく」なんていうそういう言葉がございます。それとはまた違った意味がありますが、確かに私ももし女房が亡くなって、子供を抱えていては仕事ができないと思います。女の人の方がある面ではいいような気もするのですが、いろんな考え、価値観がありますが、できるならば父子家庭においても幾らかの補助が必要なのではありませんか。そのことを、父子家庭になければ、幾らかでもつくるようなことを考えているかどうか、その点も含めてお聞きいたします。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) ちょっと整理をしたいので、暫時休憩をいたします。
          休 憩  (午前11時31分)
                                           
          再 開  (午前11時41分)
〇議長(今井房之助君) それでは、会議を再開いたします。
 鈴木議員の整理が十分ついていないのですが、とりあえず鈴木議員、発言してください。
〇4番(鈴木政夫君) 皆さん誤解があると思うのですが、私ランドセルとその中小企業事業の自治金融とか、あと振興金融、一般質問でもそれは質問しないのです、皆さん誤解しているのだけれども、私も言葉足らずだからちょっと説明があれなのですが、ランドセルに関して私が一般質問でするのは、去年のランドセルの入札の件、今回質問したのは今年度の予算の件なのです。だから、その点誤解なくお願いします、答弁。
〇議長(今井房之助君) では、答弁願います。
 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) お答えします。
 中小企業事業資金保証料及び利子補給補助金の2,000万円についての算出基礎ということでございますけれども、こればかりは、果たして何人の方がどういう目的でどれだけお借りするというのはちょっと想定が厳しいものですから、17年度の決算に基づきまして算出しております。ちなみに、17年度の決算が1,999万7,661円ということで、それに基づいて算出しているのが現状でございます。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 教育次長。
〇教育次長(飯島泰則君) 123ページの新入学児童ランドセル購入費の積算根拠でございますが、1万2,000円掛ける480名を見込んでおりまして、それに消費税を入れて604万8,000円ということでございます。480人というのは、現時点での推定でございますので、この人数がふえれば当然1万2,000円以下の予算ということになります。
 それから、朝鮮学校児童生徒に対する助成金の件でございますが、これにつきましては、日本国籍を有しているのかというご質問でございますが、日本国籍を有しているのか、あるいは外国人登録でもいいのか、あるいは国の方針はどうなのか、他町村の状況ということでございますが、これらにつきましては、今現在担当課の方で調べておりますので、後でお答えしたいと思います。
〇議長(今井房之助君) 中澤保健福祉部長。
〇保健福祉部長(中澤 進君) 予算書70ページの20節扶助費の一番上にあります母子家庭養育手当438万円につきまして、これは父親もいないのは大変であるから、父親だけで母親のいない家庭にもこういう養育手当を出したらというご質問でございましたが、これは母子家庭養育手当というふうな文言を使っていますが、議員さんのおっしゃるとおりこれは配偶者のない者でということで、配偶者というのはどちらかがない、夫でも妻でもない片方しかいないときの者で、義務教育前の児童を有する家庭ということで出しているということで、まさにそのとおりでございますので、ご理解していただきたい。父親だけの家庭にも出しているということで、438万円という予算を計上してございますので、ご理解していただきたいと思います。
〇議長(今井房之助君) 4番。
〇4番(鈴木政夫君) 再質問はいいのですが、済みません、私の言葉足らずで一般質問とこの質問がちょっとこんがらかって質問したことをまずおわび申し上げます。
 ちょっと私の意図が皆さんに伝わらなかったのは、私の説明が悪かったのですが、一般質問でやるやつは一般質問でやる、この質問でやるやつはこの質問でやる、多分今度の一般質問を聞いてもらえばわかると思うのですが、その点おわびして、再質問を終わりにしたいのですが、その前に1点だけ今教育次長の方から、後で調査して報告しますということなのですが、私は個人的な意見として、この間も市長より有事立法、今現在国民保護法ということで、きょうの新聞かきのうの新聞に出ていましたが、千葉の方のある学校とか警察が協力して社民党とか、または弁護士会とかいろんなところが反対したらしいですが、スムーズに有事のときに避難したり、そういう訓練をやったということがテレビとか新聞に出ておりましたが、あくまでも有事立法、日本の場合、言葉では言いたくないのですが、仮想敵国というのは中国ないし北朝鮮であるかもしれないし、韓国であるかもしれないし、またロシアであるかもしれない。特にその中でも一番確率が高いのは北朝鮮である可能性が高いというのは、だれでも言葉では言いませんが、だれでも認識していると思います。そういう面からして、北朝鮮の方、最近では昔朝鮮総連の関係、固定資産税を減免するとかそういう年がありましたが、特に拉致問題とかいろんなのがありましたが、私はもし日本国籍でなければ助成することは絶対に避けるようにお願い申し上げまして、終わらせていただきます。ありがとうございました。
〇議長(今井房之助君) 次に、16番。
〇16番(高田重雄君) 何度も申しわけないですが、61ページのシルバータクシーの件について、福祉部長にお伺いしたいと思います。
 先ほどの答弁の中で1,200人が利用していますと、旧岩瀬町でシルバータクシーを。実際使える権利のある方は3,800人程度いると思います、70歳以上だと。そのうちの1,200人が使っていて、1,140万円、というと1人1万円弱の金が、要するに不平等、私は非常に不平等を感じます、この政策について。前から私は、これは福祉バスはやっているのだから、シルバータクシーはいいのではないかと。仮にそうすると、今度九千何人と申し上げました。岩瀬地区、大和地区、真壁地区、9,000人の方が今の率で使った場合、部長大体どのぐらいの金額になるか、多分この1,500万円では到底足らないと思いますし、それで来年、再来年とどんどん年数がふえるたびにこれを使える利用者数の範囲は大きくなるわけです。1万人、1万2,000人、1万3,000人、そうするとこのお金が、このことがPRされて、啓発されることによってどんどんお金がかかるのです。これは、財政力が豊かなまちであるのなら私はいいと思います。今の桜川市、税収40億円の中で基金を10億円崩す中で、これはやめても決して、私思うのですけれども、サービスの低下とは言わないと思います。高齢者に対して高福祉、要するに過剰福祉に私はなっていると思います。
 だから、これをやめることによって、普通の適正なるサービス、要するに前に市長さんがよく言っていましたけれども、合併によってサービスは低下することを恐れる、これやめることは低下ではないのです、適正に戻すと私は思いますので、部長よりも市長に今後どういう体系にして、続けていく気があるのか、どこで英断を下すのか、その辺のことを市長の方から聞きたいと思います。
〇議長(今井房之助君) 答弁を市長。
〇市長(中田 裕君) まず、利用者の問題で1,200人しか利用していないだろうというご指摘でございますが、機会均等でございまして、すべての皆さんに使っていただきたいという形の中でやっております。その中で利用する方、利用されない方、それを選ぶのはご本人でございます。そして、福祉の充実を叫びながらも、高齢化がどんどん進んでいったときに、ある程度年齢を引き上げるということは考えていかなければいけないだろうと。また、交通システムをこれから考えていく場合に、ある程度有料の循環型のバスを走らせるということも一つの選択肢なのかなというふうなことも考えながら、ご議論をしてまいりたいと考えております。
〇議長(今井房之助君) 16番。
〇16番(高田重雄君) それはだから今後ずっと続けていくということは、少なくても年齢を下げたりとか年齢を上げたりとかそういう形で財源が減らないように続けていくということですか。私が思うには、市長は岩瀬町町長時代、とんでもない発想をしました。借りかえ債ということです。まちが10億円近いお金ですか、それを高い金利のものを借りかえて、そういうことを今までの町長さんやりませんでした。そういう英断のできる市長さんです。これは、高齢者に対して若干行き過ぎている、おんぶにだっこに天車に近い。私は税を払っている側、働く世代側にすれば。なぜかというと子供だって、孫だって送り迎えぐらいできるです、今。そういう中で、市長さんのそういう広げたふろしきを縮める、そういうことをぜひやっていただきたいと衷心よりお願いしまして、質問を終わります。
 答弁は結構です。
〇議長(今井房之助君) では、29番。
〇29番(臼井 正君) 時間がないようですから、簡単に質問させていただきます。
 私も体の調子が悪くて休んだり、欠席したりしておりましたので、余りよくわからない中での質問でございますので、間違ったときはご了承をお願いしたいと思います。
 まず、37ページ、2款総務費の中で1目一般管理費、13節委託料として63万円の予算が上がっておりますが、顧問弁護士委託料、これの内容についてちょっと説明をお願いしたいと思います。
 2番目に、2款総務費、1項総務管理費、7目の財産管理費、15節工事請負費の中で933万5,000円が予算計上されておりますが、アスベスト除去対策ということで聞いておりますが、桜川市においてどこの施設か、またほかの建築物には異状はないのか、これ健康に差しさわるものでございますから、十分に配慮してもらいたいと思います。
 もう一点、115ページ、8款土木費、4項都市計画費、4目まちづくり交付金事業費、22節の7億834万8,000円についてでありますが、桜川市にある水戸線の羽黒、岩瀬、大和駅と三つありますが、その中でも岩瀬駅は桜川市の玄関ということで私も整備することにはやぶさかではございませんが、どのような年次計画であり、最終事業費の大方の目標について説明してもらいたいと思います。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 答弁を刈部総務部長。
〇総務部長(刈部幸男君) 37ページ、13節の委託料、顧問弁護士委託料でございますが、これにつきましては、現在市になっていろいろな問題が出てきておりますし、出てくる可能性も今後続くと思われますので、年間を通して弁護士委託ということで、月5万円で12カ月、60万円、それに1.05を掛けました63万円で予算を考えてございます。
 それから、42ページの15節工事請負費933万5,000円ですが、これに関しましては、大和庁舎の機械室、それから岩瀬庁舎の機械室、二つの箇所をする工事費でございます。
 あと一つの質問で、ほかにはないのかということですが、飛散性アスベストについては、今のところ調査の結果ではありません。
〇議長(今井房之助君) 答弁を市塚建設部長。
〇建設部長(市塚昭一君) 115ページの岩瀬駅前整備についての事業年次計画はどのようになっているかというご質問でございますが、この計画につきましては、平成16、17、18、19、20年の5カ年計画で実施をしております。全体事業費でございますが、約20億円でございます。うち4割の8億円がまちづくり交付金で交付されます。そのうち4割の75%、9億円を起債でお借りすると、その起債の中の1割の9,000万円が交付税に算入されるということでございます。残りの3億円が一般財源というところでございます。
 年次ごとの事業でございますが、16、17年につきましては、工事を行う基礎調査を行いました。17年と18年、計画しながら用地の買収もしくは家屋の移転の交渉を今やっているところでございます。工事につきましては、用地もしくは家屋の移転が済み次第、工事をしていきたいというのが全体計画でございます。
〇議長(今井房之助君) 29番。
〇29番(臼井 正君) その計画に対して、最終の事業費の大方の目標はどのくらいなのですか。
〇議長(今井房之助君) 市塚建設部長。
〇建設部長(市塚昭一君) 当初総額で20億円です。
〇議長(今井房之助君) 29番。
〇29番(臼井 正君) 1番目の顧問弁護士の問題でありますが、市長を初め各部長、力量を発揮いたしまして、このような弁護士を頼まなくてはならないような問題を起こさないように十分配慮してもらいたいと思います。
 終わります。
〇議長(今井房之助君) それでは、ここで暫時休憩をいたします。
          休 憩  (正  午)
                                           
          再 開  (午後 1時10分)
〇議長(今井房之助君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 鈴木政夫議員の質問で、先ほどの朝鮮学校児童助成金について、教育次長より答弁したい旨のお話がありましたので、これを許します。
〇教育次長(飯島泰則君) ただいまの鈴木議員からご質問がありまして、後で回答するということでありました朝鮮学校児童生徒の助成金でございますが、近隣の町村ということで筑西市と笠間市と調べましたところ、予算化していないということでございます。それから、旧真壁町では、予算化していたということでございます。それから、国の方からは、文書では来ていないということでございます。それから、日本国籍を有しているかどうかということでございますが、それにつきましては、日本国籍を有していない方ということでございます。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) それでは、質問ございますか。
 37番。
〇37番(渡辺 仁君) 農林水産業費について質問いたします。
 ページ数は90ページから96ページにかけて、経営体育成基盤整備事業費負担金、これは1,200万円と、それから499万2,000円の補助金があります。そのほか関連で流動化促進事業、それが6万2,000円と40万円があります。合計して、1,745万4,000円ですか、ところが歳入では県支出金が100万円、それから市の市債が1,860万円組んであります。これ合計して1,960万円、ところが歳出は1,745万4,000円、この差はどうするのですか。
 それともう一つ、条件整備対策事業です。これは、何か機械を買う事業だと思うのです。これはどこの機械で、どのぐらいの値段で買う予定か、それをお伺いいたします。
 その2点お伺いします。
〇議長(今井房之助君) 答弁を山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) お答え申し上げます。
 経営体育成基盤整備事業費負担金は、泉川地区の1億2,000万円の事業費のうちの10%ということで1,200万円が計上されております。
 それから、同じように経営体育成基盤整備推進事業費として499万2,000円、事業費の地元が1割、流動化率の40%と事務費を足したもので、499万2,000円という数字になります。
 それから、6万2,000円の経営体育成基盤整備関連流動化促進事業補助金というのは先ほど、これはきのうの市長の話にもありましたように長讃地区、これにつきましても1,200万円の2.5%の20.37%、20.37%というのは全体の真壁町が占める割合が20.37%のわけでございます。それでいきますと6万1,110円という数字になりますけれども、6万2,000円という数字で計上されております。
 それから、岩瀬地区土地改良事業運営費補助金1,065万1,000円につきましては、受益者面積9,191反分掛ける1,000円と組合員1,460人の1万円という金額で919万1,000円と146万円を足しまして、1,065万1,000円という金額が計上されております。
 それから、経営体育成基盤整備関連流動化促進事業推進協議会補助金の40万円につきましては、農地の流動化を促進するために泉川土地改良区に対しての補助金でございます。
 それから、96ページの条件整備特別対策事業費補助金1,290万円につきましては、農業費補助金として、条件整備特別対策事業費補助金として事業費3,870万円の3分の1ということで1,290万円が入りまして、歳出の方では岩瀬分が600万円、真壁が500万円、大和が190万円という金額です。ちなみに申し上げますと、新たな米政策に対して農業者、農業者団体が主役にやって需要供給に取り組めるよう水田農業推進センターを設置し、実践体制の整備、担い手の利用集積や集落営農の取り組みを推進し、生産構造の改革を促進するための補助金ということで、先ほど申し上げましたように県の2分の1の補助で、事業の2分の1の補助ということで1,290万円ですか、その数字が上がっております。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 37番。
〇37番(渡辺 仁君) この岩瀬地区土地改良のことは聞いていなかったのですが、その説明をいただきまして、まことにありがとうございます。
 それとこの歳入と歳出の差があるのです。差が214万6,000円あるのならば、歳入を多くする必要はないのではないのですか。歳入が多くて歳出が少ないのです。そのことについてちょっと答弁をお願いします。
〇議長(今井房之助君) 答弁願います。
 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) 聞き漏らしてしまって申しわけないのですけれども、もう一回お願いしたいのです。
〇37番(渡辺 仁君) では、ページ数からお伝えしますから。25ページ、県支出金100万円、それから34ページ、市債1,860万円、これ足すと1,960万円です。ところが、歳出は1,745万4,000円なのです。この差が214万6,000円の差が出るのです。わからなければ、いいです、後で課長のところに聞きに行きますから。余り難しい質問してもあれと思いますから。
〇経済部長(山中政雄君) 分割していろんな項目で出していますので、それを集積すると多分合うわけなのですけれども、後でその明細をお届けします。
〇37番(渡辺 仁君) では、議長、終わります。
〇議長(今井房之助君) 次の方。
 30番。
〇30番(塚本 明君) 2点ほどについて質問したいと思います。
 第1点目は、ページは92ページでございます。6款1項5目農地費についてお尋ねをいたします。
 これは、ほ場整備の長讃地区県営ほ場整備事業費の負担金なのですが、872万3,000円、これが採択されたのは4年ぐらい前なのですが、大分工事がおくれてしまっているのです。800万円ぐらいの予算ではどのくらいの程度できるのか。当初の計画は、もう19年には完全に終わるということで始まった事業でございますが、その辺のところを、これ経済部長ですね、経済部長も長讃に近いところに、元長讃ですから、お答え願いたいと思います。どのくらいの程度の工事ができるのか。
 あと第2点目、59ページです。3款1項1目19節なのですけれども、社会福祉総務費、遺族会の補助金なのですが、現在の遺族会は、今度大和、岩瀬、真壁、合計しますと九百何名の会員がおります。35万円の補助金しか出ないのです。3町村合わせて35万円ということは、1人当たり300円かそこらなのですけれども、ほとんどのところの遺族会は、会費をもらって運営をしているというのが現実問題でございます。35万円の補助金では非常に少ないなと私感じたし、また会員の皆さんからも多少補助金をもらいたいなというような要望もございますので、その辺のところ市長の方から答弁をお願いします。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 答弁願います。
 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) お答え申し上げます。
 長讃地区の県営ほ場整備事業につきましては、872万3,000円ということで少ないではないかということでございますけれども、ほ場整備事業分として1億3,420万円の先ほど申し上げました真壁分の20.37%、それと市とで273万4,000円、排水対策事業費として5,300万円の先ほどと同じように25%の45.20%ということで598万9,000円、合わせまして872万3,000円という金額が上がっております。
 進捗率ということでございますけれども、現在面積として長讃地区は50.7ヘクタールだと思います。そのうち真壁が、8.7ヘクタールになると思います。明野は残りの42ヘクタールということになると思います。全体でどのくらいの進捗率になるのだということになりますと、今21.4%の進捗率、まだ半分はいっていないと、4分の1にもいかないというような状況でございます。今の予定でいきますと、20年度まで延びるのではないかなというようなことでありまして、では現実的に旧真壁、源法寺地区、あそこに入ってくるのはいつなのかといいますと、19年度からということが今の予定でございます。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 市長。
〇市長(中田 裕君) さきの大戦が終わって60年、大変遺族の皆さん方の苦しみというのは、十二分に私も理解をしておりますけれども、慰霊祭等に補助を出しております。ただ、諸般の事情で遺族会といえども高齢化をしておるという形の中で、補助金を出すというものについてもある程度慰霊祭に出していく方向で進めておりますので、3地区に出していく金額もこのような形の中でお願いをしてまいりたいと、かように考えております。
〇議長(今井房之助君) 答弁終わりました。
 30番。
〇30番(塚本 明君) この長讃地区のほ場整備の問題も、今部長の方からの答弁によりますと、20年に終わるという予定であるというようなお話を聞きましたが、ちょっと20年で終わるのかなと、私らから見ても疑問でございますので、その辺のところは鋭意努力をしていただきまして、予算をなるべくつけてもらって、地権者も心配しておりますので、その辺はよろしくお願いしたいと。
 あと遺族会の方なのですが、市長、35万円の補助では、とにかくほとんどないと同じで、1,000人近くおりますから遺族会の会員も、その辺のところを今後の課題として、また努力をしていただきたいなということで終わります。
〇議長(今井房之助君) 次に、どなたか。
 13番。
〇13番(飯島重男君) それでは、94ページ、7目の棚田整備事業費でございます。これの15節工事請負費なのですけれども、この事業の内容について、お伺いいたします。
 続きまして、あと1点なのですけれども、154ページ、13款諸支出金、2項基金費の中の3目その他の基金費の中の大和中学校建設基金積立金7,000円について、お伺いいたします。
〇議長(今井房之助君) 答弁願います。
 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) では、お答え申し上げます。
 工事請負費の800万円につきましては、旧真壁地内の流末排水路の工事でございます。要は、これにつきましては、道路からの排水がどうしても流末がないので、できないということで、メーター数にして300メーター、U字溝の幅として30センチ、300ミリを入れて、流末の道路上にあふれてしまったり、民間に入ってしまったりする、流末がないために入ってしまう水を流末の水路まで持っていこうとする工事でございます。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 総務部長。
〇総務部長(刈部幸男君) 154ページのその他の基金費の中で大和中学校建設基金積立金7,000円ですが、これについては利子でございます。
〇議長(今井房之助君) 13番。
〇13番(飯島重男君) それでは、まず棚田整備事業について再質問させていただきます。
 この棚田事業というのは、桜川市において山すその非常に山急の水田が多いかと思います。そうした中で、この真壁町の棚田、これ山尾地区だと思うのですけれども、そのほかにも多くのこれに見合ったというか、これほどの規模ではないのですけれども、そうした整備事業をすることによって非常に里山の景観というか桜川市の景観がよくなる部分がほかにも十分点在しているわけでございますので、この事業に入るには、どういうふうな採択の条件とか、面積とか、そういう採択の条件がもしありましたら、改めてご説明をお願いいたします。
 続きまして、この基金なのですけれども、現在基金は3,500万円ほどあるそうでございますが、その利子ということでございます。市長におかれましては、この大和中学校の建設に対しましては、市長選挙におきましても公約の中でおっしゃられておりましたし、18年度予算の所信の中でも事業の必要性、緊急性を十分検討して予算を配分するというような考え方のもとに、大和中学校においては、老朽化した大和中学校の建てかえ問題ということで非常に早急にやらなくてはならないという市長の所信でございましたが、何せこの建設資金は非常に多くの資金が必要ではないかと、そういうふうに考えますが、それにしても18年度においては、これに見合うような予算づけがなかなか見当たらないわけでございます。
 ただ一つ、繰越明許で基本計画の予算が繰り越し明許されていると、ほかにはこの大和中学校基金の7,000円ということでございまして、学校施設の検討委員会も開かれておりますし、早く結論を出す方向で考えているようでございますが、それと相まってやはり建設資金の方も十分検討していかなければならないと私は考えるわけでございますが、この資金について検討してもやはり財政的にその資金がなければ、なかなか先へ進まないということでございますので、どうかひとつこの建設資金についての市長の腹づもりというか考え方についてお伺いをいたしておきます。よろしくお願いいたします。
〇議長(今井房之助君) 答弁願います。
 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) 改めてお答え申し上げます。
 ここのどういう基準かということでございますけれども、ここの場所につきましては、農村総合整備事業という事業で、上流部について道路、排水を整備したわけでございます。その流末部分については、補助の対象にならなかったということで、その部分をどうしても上から整備した部分と今までの部分を流末排水処理をしなければならないというようなこともありまして、今回予算の提案をさせていただいたというようなことでございます。
 そのほかの部分についても、この広い桜川市において、いろんなところでこういう同じような条件のところはあるだろうということでございますけれども、全くごもっともなご意見でありまして、それにつきましては、予算等の絡み、緊急性の問題、その辺をよく精査しながら、18年度始まりましたらその辺の情報も十分仕入れまして、その中で精査した中で判断させていただきたいと考えております。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 現在教育委員会の方で施設検討委員会、議員さん、学識経験者、学校関係者、PTAにお集まりをいただきまして、委員の皆さん方であるべき姿を検討をしていただいております。私としても、その答申を待って行動に移したいと考えております。既に県の総務部の市町村課あるいは教育委員会の財政課の方ともあらあらの話を今進めておるところでございますが、やはり何といっても基本は、検討委員会の方がどのような考えを私の方に提示してくださるか、そういうものを待って考えてまいりたいと。やはりこれは慎重に検討していただいて、その中からよかったなと言われるものをつくっていくという方向づけで考えていきたいと。
 また、繰越明許費の方で基本設計の18年度に繰り越しておりますけれども、やはりそういうものを踏まえてまず基本設計を、答申が出たときにやっていくのがよろしいのではないかというふうな思いでおります。
〇議長(今井房之助君) 答弁終わりました。
 13番。
〇13番(飯島重男君) 答弁ありがとうございました。
 学校建設の資金については、非常に大変な額があるわけでございまして、学校の建設については、関係者の思いも十分あるわけでございまして、教育委員会というか文部科学省の方から指定される校舎の建設ではなかなか思ったような建設ができないようでございまして、やはり非常に自己資金が必要であるのではないかと考えますので、市長におかれましては、大変な資金の確保に当たられるかと思いますが、よろしくお願いいたしまして、質問を終わります。
〇議長(今井房之助君) 次に、質疑を。
 9番。
〇9番(小川 寛君) 11ページの歳入に関してと歳入の滞納繰越分に関して一つ質問します。
 それと105ページの市民祭実行委員会補助金、5目ですか、620万円、これはいつ、どこで、どのような形で行われるのかを質問します。
 まず、滞納繰越分に関しまして、個人が1,500万円、法人120万円、固定資産税2,900万円、あと軽自動車税71万円、これ滞納があるわけでございますが、この中で租税管理機構、49ページの県の租税管理機構負担金ということで385万6,000円入っています。この滞納者に関して租税管理機構を利用するのかしないのか、また利用するに当たりまして、何件ぐらいの件数を予定しているのかをお伺いします。
〇議長(今井房之助君) 答弁を願います。
 川股市民生活部長。
〇市民生活部長(川股守安君) お答えいたします。
 滞納とそれに関連いたしまして租税債権管理機構への委託ということでありますけれども、租税債権管理機構の方には、平成18年度では一応20件の枠を用意いたしております。これにつきましては、これから調査をいたしまして、20件委託するかどうかはまだ決まっておりませんけれども、現時点では人口割で20件まで委託をできるということで、20件の枠を今確保してあるということでございます。ちなみに、その負担割合といたしましては、1市町村均等割額が5万円、それから委託件数、処理件数1件当たり17万円で、20件でございますので、340万円、それからもう一件が徴収割額ということで、現在ですと平成16年度の徴収割額の10%ということで40万6,000円、合わせまして負担金に計上してあります385万6,000円の負担割合になっているということでございます。
 参考までに申し上げますと、平成17年度は現在15件、旧町村単位でございますけれども、合わせまして15件を租税債権管理機構の方に委託をいたしております。そういう中で今後滞納整理を行っていきたいというふうに考えております。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 続きまして、答弁。
 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) お答え申し上げます。
 市民祭実行委員会補助金の620万円につきましては、岩瀬地区の市民祭と大和地区の両方の分を合わせての金額でございます。内容、時期等につきましては、実行委員会もありますし、それでその実行委員さんと相談しながら、今まで秋に往々にして行ってきたわけでございますけれども、内容、時期、その他詳細につきましては、ご相談をしながら行っていきたいというように考えております。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 答弁終わりました。
 9番。
〇9番(小川 寛君) この滞納に関しましては、名前はちょっと言えないかもしれないのですけれども、今までの滞納で、18年度の滞納で最高額、これは幾らぐらいあるか、金額だけお願いします。それとその滞納は、財政を圧迫する一つですので、厳しい措置をしていただくようにお願いします。この債権管理機構は、市町村では対応し切れないということで茨城県の租税管理機構ができたわけですけれども、それを多く利用して、やっぱり税を納めるということは国民の義務ですので、よろしくお願いします。
〇議長(今井房之助君) 答弁を願います。
 川股市民生活部長。
〇市民生活部長(川股守安君) 大変申しわけありません。ちょっと資料を持ち合わせておりませんので、後ほど報告をさせていただきたいと思います。
〇9番(小川 寛君) 了解。
〇議長(今井房之助君) 次の方。
 3番。
〇3番(中川泰幸君) それでは、3点ほど質問します。
 最初に、P44、8目企画費、19節の中でのつくば急行バス運行負担金でございます。これは、過日補正予算でも310万円という計上がありましたが、この急行バスは、岩瀬中央公民館を起点とするつくば急行路線バスでございます。これは、つくばTX、先ほど廣瀬議員からの質問に市長が答弁しているので、重複するわけですが、当初旧大和時代にある課長の答弁で、このバスの運行を始めて二、三カ月様子を見るということがちょっと記憶にございますが、既にもう半年も過ぎております。そこで、利用状況などがありましたらお聞かせください。
 次に、60ページ、3款民生費、2目老人福祉費の19節の中のねんりんピック茨城2007負担金110万円、これの具体的な内容をお聞かせください。
 続きまして、102ページ、7款商工費、2目商工振興費の中の19節負担金補助及び交付金でございますが、その中の大和の石まつり開催費補助金270万円、これは昨日市長の平成18年度における説明がございました。その説明の中で、第1に挙げた「地域を支える経済基盤づくりの中に地場産業である石材業については、石材商工業協同組合との連携を図り、新分野への進出を視野に入れながら、いばらきストーンフェスティバルや石まつりを通じて石材製品の情報発信や県内外へのPRの強化、販路拡大を推進し、さらに伝統工芸品等のブランド化を高め、石材業の活性化に努めてまいります」と申されました。非常に心に強く感じるところでございます。
 その石材業活性化の一環として来る4月7、8、9日の3日間、大和の石まつりが開催されるわけでございますが、ことしで17回目を迎える運びとなりました。村から市へと引き継がれる大和の石まつり開催費補助金270万円は、減額なしの予算をいただきまして、私ごとで大変恐縮でございますが、大和村商工会石材部会石翔会会長として、一言お礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。
 商工会も、来年4月の合併に向けての話が進んでいるわけですが、市長は桜川市における商工会の位置づけをどう考えますかお聞かせ願います。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 答弁を飯嶌市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) それでは、3番議員にお答えいたします。
 44ページのつくば急行バスの運行負担金というようなことでございますが、これにつきましては、今議員からもお話がありましたように、合併前の平成16年の8月ごろだったと思うのですが、そのころから旧3町村におきまして、つくばエクスプレスの開通に向けた交通機関の確保というような中で検討をしてまいったわけでございまして、そういう中で要望等を関東鉄道の子会社である、最初は関東鉄道の方に要望しておりまして、そういう中で現在は石岡の方にございます関東鉄道のグリーンバスが運行をしております。
 そうした中で、エクスプレスの開通が8月の24日だと思うのですが、それに合わせて開通をしたということの中で、現在のその利用状況でございますが、平成17年の9月からでございますので、9月が月に3,926人、1日平均131人でございます。それから、10月が3,006人で1日平均97人、それから11月につきましては2,438人で81人ほど1日平均利用しております。
 ただ、そういう中で桜川地区の利用につきましては、1日の平均といたしましては、3カ月間の平均をとりますと44人というような中で運行が現在なされております。ということは、多分東京方面に通う方が定期的に利用しているのかなと思っております。そういう中では、今後とも交通の、市民生活の足の確保という意味で、せっかくつくばエクスプレスが開通しておりますので、そういうものを十分利用した中で利用率の向上を図っていきたいと考えております。
 それで、この負担金でございますが、年間で930万円というようなことで積算をしておりまして、これにつきましては、収支関係では大体今の利用状況だと、運送収入では年間1,800万円くらいが予定されると、そういう中で運送のいわゆる原価といいますか、運送賃が約2,700万円ぐらいかかってしまうと、そういう中で当初合併前に3町村で協議した中で様子を見ながら運行していこうという形で進めてまいりましたので、とりあえず18年度はその差額分は計上しておくと。
 ただし、将来の運行に関しては、今ご指摘がありましたように十分利用率等を見ながら考えていくということでございますので、当面は開通から1年ぐらいを目安に利用の効果といいますか、そういうものを見ながら、今後先行き運行していくかどうかということは検討してまいりたいと考えております。
〇議長(今井房之助君) 続きまして、答弁を中澤保健福祉部長。
〇保健福祉部長(中澤 進君) ねんりんピックの負担金110万円についてお答えいたします。
 ページは、先ほど議員さんが言われました60ページでございます。このねんりんピック茨城2007負担金といいますのは、来年、19年度にその本番のねんりんピックが、福祉の祭典であるねんりんピックというものが開かれます。これは、合併前の真壁町において採択を、県との約束がございまして、真壁町で開くということでなっていました。それを桜川市として引き継いだわけでございます。
 このねんりんピックは、その当年度の前にリハーサルをしていろいろな計画を練っていかないと本番に支障を来すということで、その前年度に負担金を出しまして、実行委員会の方へ出しまして予行演習、大会前の前年度にリハーサル大会をするということでございます。これの収支でございますが、県からも160万円来ます。それから、桜川市からもこのとおり110万円で、合計270万円をねんりんピックの実行委員会に出しまして、そのリハーサルをやるということでございます。これにつきましては、先ほど申し上げましたように真壁町の方でこれは進行していたものでございまして、真壁の方が率先してこの事業に取り組んでくれるということで、今現在いろいろ検討しながら進めていますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(今井房之助君) 市長。
〇市長(中田 裕君) 大和石まつりについては、中川議員に感謝をされて大変ありがたく思っております。そちらの方は答弁はよろしいわけですね。
 商工会の位置づけについては、やはり桜川市という形の中で一本化が望ましいというふうに考えております。3会長さんの方にもぜひ早い時期に一本化していただいて、よいところを合わせてすばらしい商工会活動をしていただいて、商工業の振興のためにお力添えをいただきたいということはお話をしております。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 答弁が終わりました。
 3番。
〇3番(中川泰幸君) それでは、歳出で、まずこれはねんりんピックの件なのですが、これは真壁で開催するということで、何をどういうふうにするかはそういう企画案はありますか。その辺1点聞きたいです。
 あと先ほど市長からも答弁がございましたが、桜川市において三大イベントの一つ、真壁のひなまつりが1カ月間のロングランで大盛況の中、幕を閉じたわけですが、大和においても最大のイベントでございます。執行部、担当課、さらには各議員におかれましても、招待状が月内に届くと思いますので、ご出席のほどよろしくお願いしたいと思います。
 では、その1点よろしくお願いします。
 つくば急行バスの方はもう了解いたしました。
〇議長(今井房之助君) 答弁願います。
 中澤保健福祉部長。
〇保健福祉部長(中澤 進君) 何をどういうふうにするかということでございますが、これは福祉、スポーツの交流大会ということで、この中で行われるものは、卓球、テニス、ソフトテニス、ソフトボール、ゲートボール、ペタンク、ゴルフ、マラソン、弓道、剣道などが行われますが、そのソフトボール部分だけを桜川市で行うということでございます。そして、桜川市真壁運動場、それから総合運動公園とあと1点、桜川市立桃山中学校の3カ所でソフトボール大会を行うということでございます。1チーム15人以内で、各都道府県のチームでございまして、東京都は2チーム、開催地の茨城県は4チームと、合計68チームで行うということで、福祉の祭典で、メーンはソフトボールでございます。
 また、先ほど申し上げましたように、これは真壁の方で進行していたものでございまして、その会長さんの西山さんという方が、ぜひ真壁の方で開会式をやりたいということでございまして、私の方では、それで市長にも相談しまして、そういうふうな形で行っていただきたいということで了承しています。大体そういうものが概要でございまして、細かい点につきましては、これから詰めていくという形でございますので、ご理解してください。
〇3番(中川泰幸君) 了解。
〇議長(今井房之助君) 次、ありますか。
 38番。
〇38番(菊池節子君) 3点について質問いたします。
 一番最初は、50ページの総務、徴税費の中の賦課徴収費というところで1億円の予算になっておりますけれども、今年度納税組合長報酬で180万円入っておりますけれども、前納報奨金は以前と同じで、完納報奨金というのが法律に触れるということでなくなりまして、そしてそれだけではないとは思いますけれども、滞納額も年々ふえております。そういう点で、何か対策を講じなければ税収もふえないのではないかなというふうに思うのですけれども、この納税組合長報酬、納税組合を一応解散いたしました。そして、新たにつくったところはどのくらいあるのかお伺いしたいのですけれども。
 それと、次に19番議員も質問いたしましたけれども、同和の問題で項目が5項目あるのです。67ページの人権啓発対策費というところで載っておりますけれども、負担金補助及び交付金のところで5項目にわたって項目があります。4項目がここにあって、139ページの教育費の中に社会教育費、19節でも1項目あるのです。そうしますと、全部トータルいたしますと、同和の問題で524万円という補助金になるのです。これかなり金額が高いと思うのですけれども、この団体が、ダブっている人もいっぱいいるのではないかなと私考えるのですけれども、その辺どうかお伺いいたします。
 そしてあと、3点目は、水道事業のことなのですけれども、水道会計、先ほど私、この質問をする前にちょっと水道局長にお願いしておきまして、ちょっと岩瀬の方は出ていないのですけれども、基本料金のところに入っている、要するに20立方メートル使用しておられる件数、それが大体真壁が40%近く、それで大和が60%と、この全体で見ますと経理的には同じくらいだということもちょっとちらっと聞いたのですけれども、一般家庭で使われる水道水、要するに水道料金、これはやはりそこの家庭のところが一番負担が大変だということだと思うので、水道料金改定についての考慮を、一番そこに趣を置いていただきたいという質問なのですけれども、このことについて、3点についてお答え願いたいと思います。
〇議長(今井房之助君) 答弁を願います。
 川股市民生活部長。
〇市民生活部長(川股守安君) まず、第1点目の50ページの賦課徴収費の中で納税組合長報酬に絡みまして、納税組合組織がふえているかどうかということでございますが、現状ではふえているというような報告は私受けておりません。それで、この予算につきましては、7日の議会でも議決いただきましたけれども、今度は1世帯当たり報酬を600円ということで算出しておりまして、その3,000戸ということで予算を180万円計上いたしております。
 それから、第2点目の66ページで、同和問題に絡みまして、教育の方と重複しているような方といいますか、そういう人がいるのではないかということですけれども、これにつきましては、重複している人もいるかもしれません。しかし、それはあくまでもその組織、組織の活動の内容が違いますので、そういう重複があったとしても、それについてはいたし方ないというふうに思っております。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 続きまして、田口水道局長。
〇水道局長(田口喜之君) 岩瀬水道事業分の資料がおくれて申しわけありません。岩瀬水道事業の場合は、家庭と営業用と一緒になっておりますので、ちょっとおくれました。それで、パーセントを申し上げますと30.4%でございます。やはり水道料金のもとになっておりますのは、基本料金でございますので、これを十分考慮していきたいと考えております。
〇議長(今井房之助君) 答弁終わりました。
 38番。
〇38番(菊池節子君) 実際本当にこの滞納が多くなると、要するに市も財政的にも大変になってくる、滞納整理はもう課題だと思いますけれども、県の租税債権機構、ここに委託する以前にやっぱり地域住民と一番接しているこの税務課の職員、また国保関係の税務もあると思うのですけれども、そういう点でこの予算では何か盛り込まれていないというふうに、今度の新年度予算に組んでいただいて、そして税収を上げる方向で検討していただきたいというふうに思うのですけれども、いがかでしょうか。部長、お願いします。
〇議長(今井房之助君) 答弁願います。
 川股市民生活部長。
〇市民生活部長(川股守安君) お答えいたします。
 まず、平成18年度に1回県税事務所の職員と協力体制をとりまして、4班編成ぐらいで滞納整理を行いたいというふうに考えております。
 あともう一点ですが、今議員ご指摘のように滞納整理につきましては、私どもにとっても、また市長から強く指示をいただいているということでございますので、それらにつきましては、税務課の職員あるいは場合によっては市民生活部全体の取り組みとして今後考えていかなければならないというふうに思っております。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 38番。
〇38番(菊池節子君) 不納欠損で処理してしまうと、これからもう払わなくても済むというような方向になっていっても大変なことになると思いますので、それ以前にぜひ対応していただきたいというふうに考えております。よろしくお願いします。
 それから、同和の問題ですけれども、目的が違うと申しますけれども、補助金、負担金で520万円というのは、ちょっと多いのではありませんか。とにかく国の法律では、同和の補助金は一切もうついていないというふうに私聞いているのですけれども、どうですか。
〇議長(今井房之助君) 答弁願います。
 川股市民生活部長。
〇市民生活部長(川股守安君) 同和対策関係で、全日本同和会、それから部落開放愛する会の真壁支部の補助金につきましては、一応合併協議会の補助金の中で調整項目といたしまして、廃止する、あるいはこのまま継続して補助を交付する、そういう補助金の方向性を決めております。それに基づきまして平成18年度は、旧町村単位で交付していた補助金を前年どおり予算に組み込んだということでございます。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 38番。
〇38番(菊池節子君) では、その基づいたという、廃止の方向でいくという、どういう形になったのですか。
〇議長(今井房之助君) 市民生活部長。
〇市民生活部長(川股守安君) これは、旧町村単位に、これは同和問題に限らず、いろんな各種団体の補助金あるいは交付金がございました。その補助金を交付する、あるいは目的が達成したから廃止する、それから将来的には補助金を削減していく、そういう方向性を決め、調整方針にのっとって18年度は予算を計上させていただいたということでございます。
〇議長(今井房之助君) ほかにございますか。
 34番。
〇34番(林 悦子君) 3点についてお伺いをいたします。
 1点目、117ページから118ページ、8款土木費、3目住宅建設費、13節委託料及び15節の工事請負費についてなのですが、すぐ資料の提供ができないと思いますし、この後委員会審議も控えていますので、その中でもやられるかもしれませんので、そういうのが終わった後に資料を私の方にも分けていただければありがたいと思いますので、その項目を言います。この御領西団地建設というのは、ちょっとどこの場所なのか、私にはまだ想像もつかないところなのですが、どうも聞いていると3年計画のようですから、この年次計画に沿った総工事とかそういう全体概要のつかめるものがありますね、これを教えてください。その中で、建てかえ以前と対比したものもつくってください。戸数が何戸あって、賃貸料総額が当時幾らで、それが今回建てかえたことによってどのように変わったのかということがわかるような資料です。それから、集会所と外周道路整備も含まれているということですから、これ3年計画ですよね、これがわかるものをお示しをお願いいたします。
 ちょっと面倒くさいかもしれないのですが、申しわけありませんが、これ市内アパート、民間アパートというのがあります。不動産屋さんにお聞きになってくださればわかると思いますが、その民間アパートの居住率というのですか、というのは、これ民業圧迫をしてもどうなのかという、家賃のもちろん料金体系との比較もあるのですが、それを知りたいので、それの数字もお願いをいたします。
 それで、このことに関しましては、ほかにも市内アパート、これ岩瀬地区、真壁の方は大体わかりますので、大和さんはないということですので、岩瀬地区について、私にとっては新しい地域なので教えていただきたいのですが、その岩瀬地区の市営住宅の例えば借地であるとか、それから市の所有地であるとか、それすら私にはわからないわけですから、それ等何戸あって、それから築年数が何年たっていてというようなこともわかる資料をつくってください。このことについては、1点だけ市長に、市長でなくても担当部長でわかれば伺いたいのですが、今後ほかの市営住宅でも建てかえ計画等がありますか、あったら教えていただきたいということです。
 それから、2点目は、4款衛生費、1目清掃総務費の中の13節委託料の中で不法投棄と粗大ごみの予算が計上されていますが、聞くところによると1カ所で、その50号のところに収集集積場所が1カ所だというふうに聞いているのですが、これ間違いございませんか、今年度は。1回で1カ所と、収集場所は。であるならば、今まで3地区でやっていたわけです。それで、その3地区を1カ所にする、すごく地形が細長いわけです、桜川市というのは。そういうその特殊な地形の中で、1点にした理由をお願いをいたします。そして、集める場所が3地区だったら積算がどう変わって、2地区だったらどうか、その予算の積算根拠があったと思いますので、どれくらい違うのか、2カ所にした場合、3カ所に集めるようにした場合について教えてください。
 それから、3点目ですが、水道は田口局長に随分いろいろ聞いたのですが、なかなかよくわからないので、最後に留保資金で対応して、今回は一般会計からの一財の持ち出しを、高料金対策等を省きまして、純然たる一財持ち出しに頼らないで、予算編成なども留保資金で対応するようにつくってこられたと思いますが、この留保資金で対応できる年限というのが限りがあると思うのです。特に岩瀬の水道企業の場合、石綿管の布設替工事というのを合併後に持ち越しておりますので、この工事が始まったときに起債で対応、純然たる企業会計を維持して受益者負担でやっていったらば、真壁の料金よりも高くなる可能性は大いにあると思うのです。これをどのくらいに考えているか。それと一般会計補助金から繰り出して、その石綿管布設がえをやらなくてはならないとしたら、一般会計からの高料金対策とかそういうのは別にして、純然たる一般会計の繰出金を大体どれくらいに見ているか、おおよその数字でいいです。これから1年かけて、そういうものも含めて審議会等にかけて、そして1年後に統一料金を出すというご方針だということはわかっていますので、いじめようと思って聞いている質問ではありませんが、かなり大きな問題になっていくので、私たちも覚悟しなければなりませんので、ご質問をさせていただきます。
 以上、3点です。
 これは言う必要もないかと思うのですが、今度総務委員会の審議が始まったときに聞きますが、各課の事業にまたがるので、ここで皆さんにお願いをしておきたいと思いますが、入札結果の一覧表というものの提示をお願いしたいと思っております、総務委員会の方で。よろしくお願いをいたします。
〇議長(今井房之助君) 答弁を願います。
 最初に、市塚建設部長。
〇建設部長(市塚昭一君) 確認をいたします。
 117ページから118ページに書いてある御領西団地の内容について、後で提出してくださいということの内容の確認です。まず、年次計画書ですね。
〇34番(林 悦子君) 後でいいです。
〇建設部長(市塚昭一君) では、後の計画はあるのかということについては、私の中ではちょっとわかりません、今のところでは。
〇議長(今井房之助君) 続いて、川股市民生活部長。
〇市民生活部長(川股守安君) お答えいたします。
 83ページの粗大ごみの処分の委託料の件でございますけれども、平成18年度も2回やることで計画をいたしております。
〇34番(林 悦子君) 2回。
〇市民生活部長(川股守安君) はい。
 それで、その1回は拠点回収ということで、岩瀬、真壁、大和、旧町村単位に1回ずつやるということです。
 それから、もう一回は、2月3日、4日にやりましたように岩瀬のじんかい処分場でもう一回をやるということで、2回やることで計画をいたしております。それについては、17年度と同様でございます。
〇議長(今井房之助君) 続いて、田口水道局長。
〇水道局長(田口喜之君) 一応内部留保資金関係から申し上げます。
 岩瀬水道事業におきましては、現時点あたりで4億円からの内部留保資金がございますけれども、実際年度末には3億円ぐらいにはなるのではないかと思っております。ただ、その中では1億5,000万円が一応減債基金に積み立ててありまして、使えない金になっております。あと運転資金、こちらの方も必要で、最低でも約1億円ぐらいは必要と考えております。そのほかに単独事業分などがございますので、18年度が終われば余裕資金はほとんどなくなると考えております。
 真壁水道事業におきましては、内部留保資金は2億8,000万円ほど、大和におきましては1億8,000万円ほどございます。それで、高くなるのではないかというご質問ですけれども、約20年からの残が30キロ残っております。1メートルにつき約3万円以上、平均かかっておりますので、10億円以上の工事費を予定してございます。それを借金しますと、現在の利率にしますとやはり3億円からの利息がかかると、それを年で直しますと年3,000万円ぐらいの償還が生ずるということで、3,000万円の純益を上げなくてはならないというようなことでございます。
 あと石綿管で一般会計からの繰り出し、どのくらい見ているかということなのですけれども、現在のところは、一般会計からお願いするということではなく、企業債で対応したいと考えております。
〇34番(林 悦子君) 企業債で。
〇水道局長(田口喜之君) 企業債。
〇議長(今井房之助君) 答弁が終わりました。
 34番。
〇34番(林 悦子君) では、ごみのことに関しましては、私がよく確かめないうちに質問をしてしまったので、それは安心をいたしました。やってみてください。それで、持っていけない場合、例えば500円ぐらいで有料でも取りに来てくれるとありがたいという声もあると思いますので、もちろん実費負担でです。今後検討していただけるかどうか、無理にとは言いませんが、検討事項の中に入れてみてください。
 それから、この住宅建設費を市長、何でこういう質問をしたかというと、もしかすると方針が真壁と岩瀬で違うような気がしているので、今回は統一したらば、どっちに統一するのだということがありますので、質問したのです。かつて亀熊地区にありました住宅は、真壁の場合、すべからくそこに住んでいた人を最優先として払い下げたのです、土地を全部。皆さんそこにおうちを建てて、お住みになってくださっていますので、もちろん定住しているわけですから、税金等の収納も上がっていますし、まちの負担もなくなるわけです、維持管理費等。もちろん建てかえの費用もありません。これをざっと見ますと、6億円からのお金がこの市営住宅にかかります。もちろん維持管理費、それから永遠に続くものもあるわけで、それから民業圧迫かどうかということを考えたときに、ある程度もう市営住宅等は行政の仕事から離れていくような、何人か残る弱者については、手当等で対応していくというように頭を切りかえた方がみんな幸せになるのではないかと思うのですが、今後その住宅の建てかえ時期に当たった場合、考えていって、まして耐震強度などということになっていったときに、たとえ二、三年ある程度の住宅費の補助をしても、その方が安くなるという可能性があるので、お願いをいたします。
 水道は、今後の課題ということで、3,000万円を一般会計から負担するか、それとも受益者負担で料金で負担するかという問題で、もちろん大和、真壁の留保資金は、すべからく来年度からは岩瀬の石綿管布設がえの方に回していかざるを得ない状況だということがよくわかりました。
〇議長(今井房之助君) それでは、ここで暫時休憩をしたいと思います。
          休 憩  (午後 2時23分)
                                           
          再 開  (午後 2時40分)
〇議長(今井房之助君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開します。
 質疑ございますか。
 22番。
〇22番(川那子秀雄君) 簡単に三つほど質問をいたします。
 きのう私は執行部の説明会に出ておりませんで、聞くことにもちょっとわからない点があって質問するかと思いますが、ご勘弁をいただきたいと思います。
 きのうのこれは市長が多分読み上げた予算についてというところを見ますと、歳出を徹底的に見直すのだと、経費の抑制に努めると、いわゆる「入るをはかりて出るを制す」の基本だというようなことで、18年度の予算案は作成をしたというふうに考えております。ただ、ここにもありますように合併後初めての18年度の予算ですから、大変難しいことがあったと思いますが、読んでみると中には相当質問したいことがございます。しかし、やっぱり合併協議会で協議をし、なおかつ新市建設計画の施策に沿ってつくったというふうに認識をした上で質問をするものであります。
 まず、第1点目は、これは余り金額的には小さくて問題ではありませんが、38ページ、人事管理費の14節使用料及び賃借料というところにタイムレコーダーリース料32万4,000円というのがあります。これちょっと気にかかりまして、タイムレコーダーというのは、普通は3万5,000円前後ではないのかなと。これは、年間32万4,000円も払うタイムレコーダーだと。これいつ始まって、どこに使っているのか。雑談では、多少頭に入っておりますが、これは非常にむだではないのかなと。3万5,000円ぐらいで買えるものが年間32万4,000円も支出するなんていう、これに予算をつけたというのは、これは大きな間違いであると。聞くところによれば、真壁は出勤簿で対応している。岩瀬についてはタイムレコーダーでやっておると、これは何か大和村だというふうに聞いておりますが、こういう支出をしておったのでは、いわゆる給与も上がっていかないと、やっぱりこういうものはきちっと考えた予算をつくっていただきたいと、それがまず1点です。
 それから、先ほども教育長と御飯を食べながら雑談をしておりましたが、私は真壁、大和の昨年の、通年の予算書等は見てはおりませんが、岩瀬の予算書でいけば、いわゆる部活の先生方の報償費というのか何ですか、ちゃんと予算づけがされていた記憶があるわけです。この予算書には、123ページの事務局費の報償費。ここに運動部活動外部指導員報償金というのが8万1,000円だけ計上されているわけです。やはり学校の教員というのは、ご承知のように中学校の先生というのは、特に部活、スポーツの担当の先生は大変な責任と、失敗すれば先生使い物にならないよという批判を受けるわけですから、そうした先生方の何か手当をちゃんと計上をしていただきたいなと。先ほど教育長には話をしたわけですが、いや、それはいろいろ話し合いますということでありますから、これは答弁の必要はありません。ただ、指摘だけを申し上げておきます。
 3点目は、水道事業会計の中で、先ほどもいろいろ岩瀬の石綿管云々というのがありましたが、私は参考までに、平成12年の9月の真壁町議会の議事録というか議会だよりをちょっと読ませていただいたのですが、そのときに真壁では石綿管26キロメートル使っているのだと。漏水の量、これはちょっと35万6,880トン、金額にして1億1,100万円ほど損しているのだという担当課長の答弁が載っておりました。したがいまして、岩瀬では、296ページに3,800万円ですか、石綿管の布設替工事が組んでありますが、真壁の方の水道企業会計を見ますと318ページの工事費で700万円だけ計上してあるようなのです。そうしますと、岩瀬ばかりではありませんので、これ先々合併をさせて同一会計でやるということになれば、真壁の石綿管の布設がえも当然出てくる。
 ここで問題なのは、漏水量、これ岩瀬、大和は新しいからないのだろうというふうに記憶していますが、漏水量とその金額です。これは、膨大になるのではないかなと。漏水に関する修理代も計上しているようですが、ここいら辺を水道局長、岩瀬だけ先ほど話がありましたが、真壁についても、平成12年度にこういう担当課長からの答弁があったわけですから、当然12年度からずっとあるわけです。だから、やはりその点を局長、きょう返事はなくていいです。よく調べて、後で資料だけつくって、入念に、水道企業会計は大事ですから、注意して予算執行をお願いしたいと、そういうふうにお願いします。局長、よろしいですね。
 まず最初のレコーダーのリース料、ここいらだけで結構でございますからお答えをいただきたい。
〇議長(今井房之助君) 答弁を飯嶌市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 川那子議員さんの38ページのタイムレコーダーのリース料ということでございますが、議員がご指摘のとおり大和庁舎で現在使用するということで計上したものでございます。これにつきましては、旧大和村におきまして、出勤、退庁、時間外勤務等の人事管理を行うために導入し、内容といたしましては、磁気カード、いわゆる銀行なんかで使うカードと同じようなものを利用しながら、パソコンを利用したシステムのリース料でございまして、約10年前ほどより導入がされたと承知をしております。内容といたしましては、パソコンの運用、ソフト及びソフトの設計費を5年リースで行っておりまして、月額が2万7,000円の定額ということで、ここにありますように年32万4,000円を計上したものでございます。
 合併協議の分科会におきましても、出勤、退庁、時間外勤務の人事管理が、先ほど議員さんからもありましたようにそれぞれ町村により相違しておりまして、大和方式への統一を検討をいたしましたが、経費等の問題により当分の間は、現在行っているそれぞれの方式により行うということで、このような形になっております。
 なお、真壁庁舎におきましては、先ほどお話がありましたように出勤簿方式を現在採用しておりますので、人事管理上もいろいろと問題がございますので、平成18年度において経費の比較的かからない岩瀬庁舎のタイムレコーダー方式を導入するために、予算書のリース料の下の備品購入費、庁用備品購入費ということでタイムレコーダー費を3万6,000円ということで計上して、18年度からは、真壁庁舎においてはそういう形で運営をしてまいります。
 ただ、議員さんのご指摘のとおり今後は、費用対効果を十分検討していかなければならないなと思っておりますが、現在5年リースというような形になっておりますので、そこら辺のところも整理した中で今後検討をしていきたいと考えております。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 22番。
〇22番(川那子秀雄君) 説明があったようですが、何でこういうむだなことを、大和庁舎というのは、それまでは何人おいでになったのかと、タイムレコーダーで十分に対応できたはずなのです。ちらっと聞きましたら、何か出勤に間に合わないからタイムレコーダーを先に押しておいてくれてというような話もあったと。こういうものであれば、本人がカードを持っていますから、そこに来なければ絶対打てないと。でも、今市長が管理をしているわけですが、やっぱり市役所の職員を最大限信用してやるのが私は行政ではないかなと。こんなむだを10年前から、10年だったら幾らになっているかということです。これからも、ことしから先やると。そうしたら何かおかしいのではないかなと。今3万6,000円出しています。10台ぐらい買えます。だから、こんなものは破棄して、タイムレコーダーでやればいいのです、十分です。
 だから、私は予算書をつくるのにも、合併をして、ここにあったからこれを使おうなんていう、いや備品であればいいです。リースをするなんてという考え方は、経費のむだ遣いだということを総務部長、気がつかなければいけないのです。来年も、その次も、その次も。幾らかければ済むのですか。今うちも使っています。定価は3万8,000円ぐらいです。何台か買えば、3万五、六千円よりももっと安くなるのではないのですか。それでやった方がどれだけ効率がいいか。それと、まじめにこういう問題が出ると、タイムカードを押します。1人か2人いたのではないのかなと、粗悪品が。そういうことで、どうしようもないからこんなものを使ったという、人事管理の面でこれを使わざるを得なかったというのが旧大和村役場のときにあったという事実です。これ証明ですよ。これは、わかりませんが、推測すればそういうことです。
 ですから、やっぱりタイムレコーダーのリースというのは、やめた方がよろしいかなというふうに考えています。だって、ソフトから全部何かやるような問題ではないでしょう。どんな大きな会社だってタイムレコーダーです。あそこにいる職員、タイムレコーダーを押すのが面倒くさいというのなら、もしカードをなくしてしまったらどうなのですか。そういうことも考えなくてはいけないのです。私は、これはここに一応経費は計上してありますが、このリース先と話し合って、リースよりもできれば新品でお願いしたいと、何台も用意して真壁にもちゃんとつけたらいいですよ。統一すべきです。市長、総務部長もそこにいらっしゃるのだから、これ予算書の最大の親方ですから、総務部長、十分に考えてください。市長、これどうですか。ちょこっとだけお願いします。
〇議長(今井房之助君) 答弁願います。
 市長。
〇市長(中田 裕君) 川那子議員のご指摘もよく理解をした中で努力をしてまいりたいと考えております。
〇22番(川那子秀雄君) 以上で終わります。
〇議長(今井房之助君) 次の方。
 39番。
〇39番(田山照夫君) それでは、私の方から2点だけお聞きしたいと思います。農業関係ですので、経済部長にひとつお願いします。
 84ページの農業委員会費、あとは94ページ、95ページ、棚田整備と水田農業対策費の2点お聞きいたします。議員の皆さんもご存じのとおり、合併協議会の検討委員会の中で農業委員の任期がことしの9月いっぱいですか、ということで答申がありました。その中で、今後農業委員会がどのような人数の再編になって、給料は大体幾らなのか、また何名の農業委員になるのか、また選挙に対してどのような、一口に言えばブロック形式で選挙をやるのか、全体でやるのか、そういう詳細な中身のものを聞きたいなということで質問いたします。
 2点目の95ページの19節ですか、負担金補助及び交付金の9,400万円、このことは生産調整、一口に言えば減反の政策の補助金、ここで私ちょっと聞きたいのは、減反推進というのはいろいろな補助金を出しています、推進のための。旧町村、真壁、大和、岩瀬の減反達成率は、ここ5年にさかのぼってどのような状態だか、ここで部長に聞きたいと思います。
 この2点を聞いてから再質問します。
〇議長(今井房之助君) 答弁を山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) 1点目の農業委員会関係でございますけれども、過日の農業委員会のときに委員会としての希望といいますか、要望といいますか、そういうことで大まかなことは決めたというように報告を受けております。大まかに申し上げますと、農業委員さんの委員の数というのは、農業従事者、面積等々によって決まるわけでございます。今の数字を用いて計算しますと、39名が選挙による委員で、推薦委員が9人ということになるのかなと。
〇39番(田山照夫君) 今現在何人。
〇経済部長(山中政雄君) 現在が39名で、将来が最大で46名になる数字が算出上は出るというように、この間の委員会で決議されております。ただ、その後その選挙区を設けて旧真壁とか、旧大和とか、旧岩瀬とかというような方法を用いてやるのも一つの方策ではないだろうかということで決めたと、委員会では。ただ、最終的には条例でございますので、農業委員会からの希望といいますか、意見といいますか、そういうものはそういう状況になっております。
〇議長(今井房之助君) 39番。
〇39番(田山照夫君) あと、これは農業委員会法というのがあって、結局上限46名にできるということはあると思うのですが、規則としてこれただし書きがあるのです。46名でやったときには、事後報告で20名以下にしないと会議の決定権がないというような規則があると思うのです。だから、筑西なんかは20名にしていますので、桜川市も20名以下にするのかなというように、私はそう思って解釈していたのですが、その辺のところちょっと私も確たるものがないので、20名以下にしないと会議は開けないのではないかなと思うのです。
〇議長(今井房之助君) 経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) では、もう一度お答えします。
 追加議案ということで、この間農業委員会委員定数及び選挙区において選挙すべき定数ということで農業委員会の中でお話し合いをしたということなのです。農業委員会の選挙により委員の定数は30人を要望すると。あくまでも今議員がお話ししているように要望です、これは。実態は、法に基づいて減員することもできますし、それとは別に要望として。そのほかには選挙区を設けて、それで選挙をした方がいいというような案も出ているというようなことです。
 それから、先の案分比率とかも載っていますので、これもう一度コピーして、では議員の方にお渡ししますか、資料として。ただ、これは決定ではないのですから、あくまで。
〇議長(今井房之助君) 39番。
〇39番(田山照夫君) いや、それは、部長が言うのは、農業委員会の一応方針で、農業委員会の中で話が出たと。私が言っているのは、39名であれば農業委員会は開けないと、附則として。事後報告で済むのだと。会議を開くためには、20人以下でなければ開けないと。それとその報酬の問題、39名では、報酬は事後報告であれば払わないのか。20名で会議開いて、1日の報酬、出日日当ということで払うのか、その辺のところをきちんと聞きたいなと。あとはブロック制でやるのかやらないのか。今から検討委員会、審議会を通じて、でも9月いっぱいの任期ですから、この辺のところはどうなっているのかちょっと聞きたいなと思って、私は質問したわけでございます。それがわからなければ、後で結構です。報告、皆さんも関心があると思いますので。
          〔「関心ある」の声あり〕
〇39番(田山照夫君) それで、95ページの今言った負担金補助及び交付金の減反調整、それの方の真壁、大和、岩瀬はここ5年間トータルして、ずっと見て達成率がどうなったのか、何%だったのか、ちょっと経済部長、お願いします。
〇議長(今井房之助君) 経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) お答えします。
 過去5年分については、ちょっと手元にないので、後日お届けしたいと思いますけれども、17年度については、要するに昔というか以前とは変わって、与えられた面積よりも下になると、それが実施率ということになりますので、100%クリアしたというのは岩瀬の91.75%、真壁地区の99.78%、大和がクリアできませんで、101.69%ということで、17年度のデータしかちょっと持っていないのですけれども、あとの4年分については一覧表にして提出したいと思います。
〇議長(今井房之助君) 39番。
〇39番(田山照夫君) 私は、やっぱり長い間、これ岩瀬で議員をして、農業関係、私も農家ですから携わってきました。岩瀬は、町全体でいつも100%以上の達成率を、減反調整はしていたと私は思っております。その辺市長にお伺いしたいと思います。市長も今まで岩瀬の町長でありましたので。
 それで、私がなぜこれを言うかというと、これから18年度から市長も、旧真壁、旧大和、旧岩瀬、これが減反調整がきちんとクリアしていないと、補助金関係で相当の影響があると。原則として達成をしない場合は、補助金、その岩瀬なんかはその部落の補助金を控えますよと、農業関係の。そういう規約、皆さんの申し合わせになっていたのです。国もこの減反達成をしなければ、農家に対しての補助金を限定して出さないと、少ししかというような、国はそういうこともしています。
 その減反調整をきちんとやるように、これから部長はどういう指導をしていくのか。もし減反調整が100%クリアできないのなら、どういう指導をしてやっていくのかということをまず部長の農政に対しての抱負、そういうものをきちっと、部長は聞くところによると真壁の人だということで、真壁は今からこれ長讃地区ですか、その棚田地区もこれからそういう基盤整備もやっていかなくてはならないと。岩瀬は、大体85%達成したということで、これからやっていく地方において、非常に生産調整が大事だなというふうに私感じているものですから、その辺のところ農政部長としてのやる気がどのくらいあるのか、ちょっと示してください。
〇議長(今井房之助君) 答弁願います。
 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) お答え申し上げたいと思います。
 議員お話ししていること、ごもっともなお話だと思いますし、当然それを行っていかなければならないわけでございますけれども、特に一つのクリア材料といいますか、一つの契機といいますか、そういうものは、まず平成12年度からの経営所得安定対策、これがまずその過程の中の一つの契機になるのではないかなと私個人は認識しております。というのは、何回も私が改めてここで申し上げるまでもなく、品目一つ一つのものに対しての補助ではないのですと、品目を横断した中で、総合的な中で日本の農業を足腰の強い農業として、日本の農業、地方の農業、地域の農業、そういうものをおれの腰でしょっていくのだというような強い農業家、農家を育てなければならないというような施策のもとに行われているわけでございます。
 それについては、今集中的にまず品目横断等に並行して転作、生産調整の説明会を行っているわけでございますけれども、地区別に少しお話しさせてもらえば、スタートしたのは岩瀬地区で、1月25日に生産組合長会議をやって、その後1月25日には集落営農をやりまして、この間の日曜日に山口地区では集落営農の立ち上げということで、私も招待されて伺ったわけでございますけれども、そういうことで徐々に浸透してきて、理解してくださっているというようにも認識しています。
 真壁地区においても、同じように1月の10日から区長さんとか、生産組合長さんと会議をやりまして、7日から10日ぐらいで、旧真壁町全地区に対して、農家の人に呼びかけて担い手の問題、品目横断の問題、生産調整の問題、その辺を篤とお話ししていると。
 大和地区においても、きょうも議員として見えております廣澤議員が会長になっておりますような関係もありまして、推進協議会を会長名で集めていただきまして、1月の18日から始まりまして、3月の1日に区長会、その後7日間をかけて全地区についてこれを説明していくというようなことでやっております。
 その途中の経過、今まで何カ所かやってきたわけでございますけれども、その途中の経過につきましては、正直申し上げまして、まだまだ理解不足、我々が推進の仕方が悪いのかどうかはともかくといたしましても、なかなかご理解していただけないというのが実態でございます、はっきり申し上げまして。だからといっていやでも応でもその19年産からの米、麦、大豆につきましては、先ほど申し上げましたような状況下でございますので、担い手イコール認定農業者とは言えませんけれども、そういう方、それから集落営農を取り入れた中でやっていかなくては、もう米、麦をつくっていく人に対しての価格の保証はもう本当にだめなのですと、どうしようもないのですということを重ねて各地区で説明会を行っている、またいろんな農業団体のお集まりのときも説明しているというような状況を今やっているわけでございます。
 18年産、ことしの米の生産調整がということでございますけれども、どうするのだと言われても今ここで100%できますとかできませんというような言葉を言う状況では当然ないこともわかっていますし、我々としては、まず経済部職員一丸となって、その桜川市の生産調整に対して100%クリアするために日々努力する、推進するということがまず第一の段階だと思うのです。それには、関係機関、農協を初め県の団体、そういう方を交えながら、本当にこういう状況になっていってしまうから、もうこれを取り入れてやってください、お願いしますというか、理解してくださいということをどんどんPRしていくのが一番の策かなと、私の今足らない頭、知識の中では以上のとおりでございます。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 39番。
〇39番(田山照夫君) これは、農家、農業問題は大変厳しい中でこれ市長さんも考えていると思うのですが、岩瀬はブロックローテーションも確立しているし、今まで私も議員二十数年間、大体減反全部100%と、私聞くところによると、その真壁の方でブロックローテーションとかそういうものがちょっと岩瀬より確立がおくれているというような話を聞き及んだもので、1カ所でもそういうところがあると全体的に響いて、国からの補助金も農政に対して支障があっては困るということでこういう意見を述べたわけです。
 今後は、そういう中で大変厳しいと思いますが、鋭意努力して、特に減反調整の減反は農協ばかりではなくて、経済部全体で、先ほど部長が言ったとおり経済部が率先して農協と一緒に会合の中で説明に行って積極的にやると、農協ばかり当てにしてはだめだということをつけ加えて、要望して終わりにいたします。
〇議長(今井房之助君) ほかにございますか。
 10番。
〇10番(相田一良君) 3点について質問させていただきます。
 まず、一つ目でございますけれども、26ページの3節、統計調査費委託金のところでの常住人口調査委託金の2万4,000円と予算を計上してありますが、私はこの予算ではなく、この調査員は何名で対応しているか、また年1回か、また数年に1回の調査しているのかをお聞きします。
 また、2点目として、P53と54の件で一緒に質問します。3目と4目の市農業委員会委員一般選挙費についてと県議会議員一般選挙費についてのそれぞれの投票時間の始まりと投票時間の終了をどのような計算で予算を計上していますか、これをお願いします。
 また、3点目といたしまして、ページ数、100ページの13節、松くい虫防除事業委託料の1,240万円についてお聞きします。この防除地域は、どの辺をやる予定でございますか。また、今までのその松くい虫防除についての効果はどのくらい効果があったかも、あわせてお聞きします。
〇議長(今井房之助君) 担当部長から答弁願います。
 飯嶌市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 26ページの統計調査費の委託金ということでございますが、これにつきましては、国の方から統計調査費につきましては全額市の方に入るお金でございまして、何人がということでございますが、工業統計調査員につきましては、約20人ほどで調査をする予定になっております。それで、これは毎年でございまして、4人以上の事業所等につきましてやっているものと承知をしております。
 それから、事業所と企業統計調査につきましては、やはり40人から42人程度を予定しておりまして、調査員1人当たり約60事業所ほどを調査担当をする予定で計画をしております。これは、3年から5年間の間にやるというような形で調査をしていると承知をしております。
 大体以上でよろしいですか。
〇議長(今井房之助君) 続きまして、刈部総務部長。
〇総務部長(刈部幸男君) 53ページ、市農業委員会委員一般選挙費、それから54ページの県議会議員一般選挙費に関しましてのご質問でございますけれども、投票時間が何時かということでございますけれども、通常の投票時間は7時から8時でございます。この予算のところでは、14時間で上げておりますが、あくまでも選挙管理委員会の決定でございますけれども、繰り上げということもございます。一応予算上では、14時間の投票時間で考えております。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 続きまして、山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) お答え申し上げます。
 林業振興費の中の松くい虫防除委託料1,240万円でございますけれども、これにつきましては、改めて申し上げるまでもなく松くい虫の被害を終息させるということで行っているわけでございますけれども、松くい虫防除事業につきましては、旧真壁町の山尾地内から酒寄地内の森林214ヘクタールの予防散布ということで予定をしております。
 伐倒につきましては、真壁と大和の地区でありまして、松を伐採し、薬剤薫蒸を施すことによって松くい虫の被害拡大を抑制するということで、真壁と大和区域を行っております。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 答弁が終わりました。
 10番。
〇10番(相田一良君) まず一つに、統計調査の件なのですけれども、私は4人以上のところの事業所だけでそういう調査をするとは知りませんでしたもので、以前は、一昔前は町の駐在所のお巡りさんに各家庭を1戸1戸回って歩いていただいて、それでその地区の人口とかいろんなことを調べながらその人口調査をやったように記憶しています、私の小さいころは。やはりそのように一人一人、住宅にどのような人が住んでいるかを改めてそういうお巡りさんみたいな方が調べることによって、例えばそのところに住んでいる不審者、また怪しい人などの把握をしたり、またいざというときにそういう道順を、お巡りさんが確かに情報とかその辺を確かめていれば、いざというときに対応が早くなるのではないかと思いますので、私はお巡りさんに、警察の方に相談いたしまして、その住居の人を一軒一軒大変でも、もしやっていただければ、それをお願いいたします。
 また、二つ目でございますけれども、選挙の投票時間でございますが、これは先ほど聞きましたけれども、答弁してくれる場合には7時から8時でなく、午前7時から午後8時と言ってもらわなければ、私の頭ではちょっとわからないもので、総務部長は大変優秀な人でそれで理解するけれども、私の場合には7時、8時ではわからないもので、その点十分気をつけてお願いします。
 また、14時間という長時間にわたって選挙に従事している方は、私の友達もやっていますけれども、大変な労働と聞いています。朝早くから緊張の連続でやっていますので、できれば時間を短縮していただきたいと言っていました。また、あるところの、私の方は田舎なもので、大概立会人の場合は区長さん、副区長さんがやっています。その方は大概農家の人が多いわけで、14時間もあの公民館に座っているというのは大変きついと言っていました。それを踏まえてこの選挙の投票時間が、市長、議員の選挙の場合には、各自治体の選挙管理委員会でその時間は何時と決められたと思いますが、今回の農業委員の選挙の場合には、多分桜川市の選挙管理委員会で決定することだと思いますが、この県の選挙の場合には、これは桜川市の選挙管理委員会でも例えば2時間短縮して終了時間が6時になるかどうか、それをひとつお願いします。
 また、3点目でございますが、松くい虫の防除の件でございますが、私が見た範囲では、松くい虫はこの前大和地区においても結構膨大な予算をかけてやりましたけれども、結果的には、ほとんどその効果があらわれていないような気がいたします。そう考えた場合には、1,240万円という本当に大きな金をかけてまで果たしてやっていいものか、もしだめならばその金で山を掃除するとか、また植林をして山に木を植えていただいた方が、そうすることによって小さな鳥、そしてまた小さな魚、また小動物等が山に元気よくよみがえると思います。でなければ山がますます荒れてしまうということでございますので、もう一度聞きたいのですけれども、そういうわけでその予算をその松くい虫防除に1,240万円かけるのはむだ金になるような気がします。効果が出ているのならば、これからもどんどんやってもらってもいいですけれども、効果がほとんどないと思います。その辺のことを改めてお聞きします。
〇議長(今井房之助君) 答弁願います。
 山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) お答え申し上げます。
 数字でどれだけ効果があったというようなものはちょっとデータ的にとれませんし、難しい部分はあると思いますけれども、予算につきましては、補助金だからいいということではないのですけれども、100%の補助できていることは事実でございます。少なくても防御しているというようなことは間違いないのではないかなと、我々関係者は思っているわけでございますけれども、その辺をもうちょっと調べさせていただければと思います。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 飯嶌市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 議員さんの先ほどの26ページの統計調査費の委託金の中で、私の説明が悪かったためにちょっと誤解をなされたところがあると思いますので、再度お話をいたしますと、先ほどは工業統計調査が4人以上ということで、この委託金の中の金額の多い部分についてお話をいたしましたので、常住人口調査につきましては、国勢調査の間における市町村ごとの人口や世帯数の異動状況を明らかにするため、毎月市町村から報告をして推計をしているものでございまして、この調査につきましては、国勢調査による人口及び世帯数をもとにしまして、これに毎月住民基本台帳法及び外国人登録法に基づいて届け出のあった出生、死亡、転入、転出者数及び世帯の増減数を加えて推計をしているものでございます。
 説明が不備な点がありまして、おわびを申し上げます。
〇議長(今井房之助君) 次の方。
 42番。
〇42番(篠崎 宏君) 1点だけ、質問させていただきます。
 先ほど29番、臼井議員さんの質問の中で、市塚建設部長の答弁がダブるかと思いますが、建設部長並びに市長にお答えを願いたいと思います。
 とにかく113ページから114ページにかけて、ここにまちづくり交付金事業費とありますが、この中の岩瀬駅前整備事業、これの進捗状況と申しますか、これを建設部長、細かく答弁願います。
〇議長(今井房之助君) 答弁を市塚建設部長。
〇建設部長(市塚昭一君) それでは、岩瀬駅前整備事業につきまして、3月上旬現在の状況を報告いたします。
 前にもお話ししましたように17年、18年度は、土地の買い取りと家屋の移転が主な事業でございます。その中で土地に関する総件数と現在どのような状況になっているかをご報告いたします。まず、該当件数ですけれども、土地の件数につきましては30戸の方が該当いたしまして、契約者数が現在までで8名でございます。契約率は26.70%になっております。
 続きまして、物件の家屋、土地の上に建っている借りている方、または土地を借りて建てる方、または自分の土地に自分のうちが建っている方の件数です。件数につきましては、66件でございまして、そのうち契約数が33件、契約率50%でございます。これらにつきまして、今年度の補正予算でも繰り越しをしてあります。なぜ繰り越しかということになりますと、家屋、土地につきまして、契約しても家屋の場合は完全に家屋がなくならない場合は残額の30%はお支払いしないということで、その30%分を次年度に繰り越したという、土地については1筆のうちに家屋が数棟ありまして、その家屋が全部なくならないとその土地の契約ができないと、それと登記の方もできませんので、その土地に関しても繰り越していると、そういうような現状でございます。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 42番。
〇42番(篠崎 宏君) 一応部長の答弁はわかりましたけれども、私はちょっとこの事業の進捗状況が遅いと。この事業費は、やはり国から20億円という金が、市長、あなたが、旧岩瀬町の町長時代にお父さんが、お父さんの話をして申しわけないですが、区画整理事業、これはお父さんがやった仕事なのです。77ヘクタール、40億円の金で成功したと。今この沿線を通ると、岩瀬は本当に立派だなということで称賛を浴びている。そして、あなたが町長になりました。その間、この駅前の開発が全然進んでいなかったやつをあなたが今回この20億円、厳しい財政の中決定されたということは、大変私も評価しているわけでございます。川那子町長と前の金田町長、この人がぶん投げておいたやつを持ち上げたということ、これはやはり中田市長の県会議員としての実績とそういう形を加味したのだろうと思っています。
 ただ、私はこの事業は、5年間で仕上げなくてはならないのだよね、この20億円を。そして、このお金は、本当に使えるのは8億円ぐらいでしょう。その残りは、先行き返還しなくてはならないと。そういう中で、現在岩瀬駅前地権者プラス区長さん、評議員の方々が内容がわからないと心配しているわけです。たまたま私は地元でございますので、新年会、評議委員会の集まりに呼ばれまして、ある程度この駅前の事業の経過報告とか中身を知りたいということで、建設部長のあなたはいなかったけれども、データを出してくれと言ったが、出さない、出てきたのはコピーを禁ずなんていうもの、私は地元議員なのだよな。そういう大事な秘密文書ですか、あれは。部長のあなたの答弁、ちょっとお願いします。
〇議長(今井房之助君) 市塚建設部長。
〇建設部長(市塚昭一君) 議員さんがおっしゃっるとおり新年会だと私記憶しているのですけれども、地域の方と懇談会があるという中で、また地元議員さんということで駅前の整備について、質問というよりも聞かれた場合に困るから資料を提供願いたいというようなお話がありまして、担当課とよく相談して、今議員さんおっしゃるとおりコピーを禁ずというような記憶がちょっとありますけれども、件数と多分今言った報告の内容だと思うのですけれども、まだ交渉中のところで、どのくらいおくれているとか、まだこんなに残っているのかと、その話になりますと、なかなか土地と家の交渉で難しいところがありますので、議員さんによく理解をしていただいてという中で、そういう「禁ず」という言葉を使ったのかなと私はそう思います。
〇議長(今井房之助君) 42番。
〇42番(篠崎 宏君) それはわかりました。
 ただ、これ5年間で現在半分いっているのだよね。これこの事業は、16年から始まっているのでしょう。16、17、18、19、20年の5年間で20年に仕上げるということ、ここで20億円、この金はどのくらい使ったの、現在までで、金額。
〇議長(今井房之助君) 答弁を願います。
 市塚建設部長。
〇建設部長(市塚昭一君) 土地に関して、先ほど8件の契約者でございますが、6,538万1,000円ほどでございます。家屋の移転につきましては6億3,182万円ほどでございます。そのほかのこの調査を行う、事前調査、設計、家屋、土地の鑑定費用等が出ております。今言いましたのは、土地と補償に関する金額でございます。
 また、工事に対しましては19、20年度で駅前の整備をしていきたいと、今のところは予定どおりやっていきたいと思っております。
〇議長(今井房之助君) 42番。
〇42番(篠崎 宏君) この駅前の道路だって幅員が17.5メートルでしょう。そこをきれいに仕上げなくてはならないだから、これは急いでどんどんしてもらわなくては困ると。
 それと市長、やはり市長選挙がありましたよね。そのときは岩瀬の駅前にずっと顔を出したけれども、現在この事業が始まってから、まだ市長が来てくれないのだよなと言うのです、駅前の役員さんらが。いや、そんなことはない、公務多忙で来たくても来られない。個人で行って見たことありますか。元の岩瀬町のタナカヤの本店、あそこを全部整理した。それから、駅広の下の方にすし屋さんが、両国寿し、これもきれいに整地した。全部整地すると、空き地になってしまうのです、あそこが。商売をやるというお店が1軒ぐらいしかないと思うのです。あそこへ何か公共施設を持ってこなければ、追っつかなくなってしまうよ。本当に今駅前は寂しい思いをしています。早くこの事業が成功して岩瀬が、長くかかりますよね、市長のこれからの岩瀬駅前の流れと申しますか、先行きの考え方をちょっと聞きたいと思います。
〇議長(今井房之助君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 駅前広場、駅前停車場線、おかげさまで順調に推移をしております。買収問題についても、一部代替地というふうなお話がございまして、これらについても、岩瀬農協さんの方の土地を岩瀬土地開発公社の方で購入するというような形で今進んでおります。5カ年という限られた年数の中で、18年度中にはあらあら買収を終えて、19、20年ということで完成に導いてまいりたいと、必ずこれは行えるであろうというふうな思いで今やらせていただいております。その後、自由通路、跨線橋等についても、今から話し合いに入っていくわけでございます。
 また、今は閑散としているという議員さんのお話でございますが、これらについても、やはりこれから高齢社会の中で子供たちあるいはお年寄りが相集えるところというのは、交通の利便性のよいところに人が集まってくるという事実もございます。そういうものも勘案しながら、まちづくりをしてまいりたいと、かように考えておりますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
〇議長(今井房之助君) 42番。
〇42番(篠崎 宏君) ひとつ部長も頑張って、市長の命令に従って、どんどん進めていただきたい。 終わります。
〇議長(今井房之助君) ほかにございますか。
 32番。
〇32番(上野征一君) 108ページ、8款2項2目道路維持費のうちの13節道路清掃管理業務委託料についてお尋ねしたいと思っています。
 1,160万円ほど計上してありますし、昨年度、まだ合併する前にも、私この件についてはお尋ねしたと思うのですが、1,160万円かかるのであれば各行政区へ、その道といいますか、清掃しなければならない道路は行政区にお願いして、区長さんにでもお願いしまして、予算づけしたら若干安く上がるのではないかと思いますし、その行政区の区費の助けにもなるかと思います。どこでも恐らく1年に一、二回は、行政区で区長が中心になって集めて、道路の草刈りだとか、河川の土手の草刈りだとかをやっていると思いますから、その辺のところをひとつ考えていただいたらいかがなものかと思います。
 それともう一件、何人かから水道会計について質問があったようですけれども、291ページから335ページ、岩瀬、真壁、大和の受水費の件なのですけれども、4億1,597万4,000円ほど三つの企業体で県西用水から買い受けしていますけれども、おとといだったですか、決算監査の意見書の中にもありましたように、県の企業局では既にもう赤字が解消していると思われるということで、原水単価の減額を強く要望してほしいということが出ていますし、何人かの議員からも、水道料を考えるにはやっぱり原水給水単価の引き下げ以外にないだろうというような声も多かったようですので、その辺の見通しといいますか、動きをこれからどのようにかけるか、恐らく桜川市だけでやっても空打ちになるかと思いますので、県西用水関係市の自治体が連携して、首長を先頭に県の方へ申し入れをして給水単価の低下に努めていただきたいと思っています。
 あともう一件、全体的なものなのですけれども、土地の借上料なのです。もちろん各部関係しているかと思います。町営住宅から公園からもろもろあるかと思いますけれども、桜川市では今、土地の借上料としてどのくらいあるかわかりますか。けさの3時まで勉強した方がいたようですけれども、私はけさ3時に起きて、3時から勉強したのですけれども、土地の借上料だけで、水道関係を抜きまして6,784万8,000円ぐらい払っているのです。抜けているところもあるかもしれません、私1回しかずっと目を通していませんので。この6,780万円という金は、まちの全体の予算の何%、どのくらいの率を占めているかということを考えた場合に、早急に見直さなければならないと思うのです。
 これは、私去年もおととしもやったと思います、総括質問で。あのバブルの絶頂期に決めた借地代をそのまま払っているのが、役所の姿、今の姿ではないかと思うのです。一気にはできないにしても、特に去年も同じことを言いましたけれども、やすらぎの里などは年々収入が低下している、施設が古くなるということで、利用者が少なくなってきますので、早急にもう土地の単価の見直し、真壁、大和ではどのような形でやっていたかわかりませんけれども、特に岩瀬はバブルの絶頂期に50号沿線がこのような形で、市街化区域が大きく変わりましたし、その当時の借地料ですので、早急に見直しをかけていただくようにお願いして、三つの答弁をいただいてから、また再質問をやりたいと思います。
〇議長(今井房之助君) 答弁願います。
 市塚建設部長。
〇建設部長(市塚昭一君) 108ページの道路維持費の中の委託料の中で道路清掃管理業務委託料の1,160万円、それについて各行政区のは、行政区の方でというお話がありました。この路線の除草作業につきましては、幹線の道路を見まして、一応28路線を今回の除草として考えております。また、側溝等の作業につきましては、バキューム車を使いまして、市内全域を見ましてバキュームがなければとれないというような場所を20日ほど見まして、そういう清掃をしております。
 道路維持に関しては以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 続きまして、市長。
〇市長(中田 裕君) 水道の受水費でございますが、私もこれについては、県の企業局の方へ何度か足を運んで、もう少し安くしてくれないかということは、町長時代にもお話をしております。なかなか県のガードがかたいために、これから先行的投資をしていかなければならないので、現在は黒字かもしれないが、お許しをいただきたいというような、まだお話でございますが、これについては、私も根気よく桜川市としてもう少し安くなるはずだということを県の企業局の方に訴えていきたいと、かように思っております。どうぞそのような点で頑張ってまいりますので、ご支援のほどよろしくお願いしたいと思います。
〇議長(今井房之助君) 刈部総務部長。
〇総務部長(刈部幸男君) 総務部ということで、各部を代表しまして答弁という形になるかと思うのですが、確かに土地の借上料、旧真壁町の時代もこれで随分悩んでおりました。一度借りると、建物が建っていますと、建物、では持っていけよというような相手からの回答等でございまして、大変苦慮しながらやっております。旧真壁町としましては、借りている土地はなくそうという考え方で前から進んできておりました。何件か買った土地もございます。できるだけ議員要望のとおり、そういうものも検討していかなければならない時代ですが、なかなか相手がいるものですから、担当としても大変な苦労をしながらやっておりますので、長い目で見ていただければありがたいとは思っております。よろしくお願いいたします。
〇議長(今井房之助君) 32番。
〇32番(上野征一君) 確かに前の方の道路の清掃の件、バキュームカーを使用する場合には、地元の区長にお願いしてもこれは無理かと思いますので、できる仕事とできない仕事と区分けしまして、除草の場合なんかは草刈りかと思いますし、1戸に1台の草刈り機はどこの家庭でも、農家であれば備えてあるかと思いますので、道路の草刈りぐらいは自治体にお願いした方がよろしいかと思いますので、確かに地元の業者といいますか造園屋さんが今暇になっていると、業者の育成もしなければならないのだと、そのこともわからないわけではありませんけれども、できることであればそのような形に方向転換していくべきだと思いますので、一応頭の片隅にでも入れておいていただければと思っています。
 それと今の県西用水の方は、市長から答弁をいただいたように市長が先頭になって、近隣市町村を誘っていただいて、働きかけていただくようにお願いしたいと思います。
 あと借地料の件ですけれども、確かに今総務部長が言われたように、それでは上の物を持っていけよと、それならいいのだよと言われれば二の句はないかもしれませんけれども、その土地を契約した時の経済状態と今の経済状態がどうであるかということは、言わずとも知れているはずですし、地主であっても、その辺はやっぱりさっきも言いましたように一気にではなくて結構ですので、できるところから順次そういうような席を設けて相手と交渉していくべきかと思いますので、要望で終わります。
 結構です。終わります。
〇議長(今井房之助君) それでは、続いて35番。
〇35番(飯島剛正君) 先ほど42番の篠崎議員さん、あるいは臼井議員さんの方との関連がございます。その点が一つと、それからもう一点、2点ほどお聞きいたします。
 先ほど篠崎議員さんからお話のありました都市計画に関しましては、この計画につきましては昭和52年5月16日に岩瀬町ということで都市計画が決定されておりまして、それが、一昨年ですか、16年の5月から岩瀬駅前都市再生整備計画ということで、国の方から交付金8億円を限度ということで認可になったというようなことで聞いております。その中で、面積の方が2.4ヘクタール、これでいいかどうかの確認と、それからこの駅前富谷線というのが、3―4―32号ということがございます。これについては、県道なのか市道なのかということがこれかなり重要になってくるかと思いますので、それについてもお聞かせ願いたいと。
 それと経過の方をいろいろ聞いてみますと、昭和52年の5月のときの図面、今でも生きていますけれども、各市町村でつくった都市計画の図面の中には、今回のこの都市再生整備計画の中に入った部分につきましては、当初西側の方に約7割、それから東側の方に3割ぐらいの計画が発表されていたと。しかし、現在では、それが東側に6割、それから西側に4割ぐらいの路線の変更が出ているというようなことを住民の方から最近聞いたわけでございまして、それがどういうことになっているのかなということ。それからあと旧岩瀬の町議会議員の皆さん方に聞いたら、いや、変更は説明してあるという方と説明を聞いていない方という方がございます。これについては、先ほどの篠崎議員さんの話ではありませんけれども、内容がちょっとよく説明されていなかったのかなということでございまして、この路線の変更になった経過についての説明をお願いをしたいと思います。
 それから、もう一点でございます。これは、昨年の12月の議会で私の方でお願いしたというか発言をした経過がございます。いわゆる職員数の問題でございます。職員数につきましては、当時の資料から見ますと、真壁が178名、岩瀬が208名、それから大和が96名というようなことがございまして、特に問題になっておるのが臨時職員の55名というものについていろいろ説明を求めましたところ、そのときの市長の答弁につきましては、10年間で400名に、いわゆる人件費の削減、人数の削減をしていく計画だよということでありまして、あれから3カ月たちまして、この新年度の予算ということになってまいりまして、それで第1年目が今回始まるわけでございまして、どういう人事の削減、人件費の削減を今度の予算の中に反映してあるのかということをお聞きしたいと思いますし、16年度の職員の数、それから18年度の職員の数、これについての変化もお示しいただきたいと。
 以上、2点お聞きいたします。
〇議長(今井房之助君) 答弁を市塚建設部長。
〇建設部長(市塚昭一君) まず、駅前地区の面積につきましては、当初2.4ヘクタールから2.6ヘクタールに変更になっています。これらの変更につきましては、駅前の駐車場部分、ちょうど駅にぶつかりまして、下館寄りの方の部分の面積を加えたために変更になったということでございます。
 それと道路について、県道か市道かということでございますが、この道路は、駅前停車場線ということで県道でございます。それで、この駅前整備を行うために、一応事業はまちづくり交付金で市が行うものですので、県道の上に市道の認定をかけまして、現在は県道と市道という形で両方の認定番号が入っております。
 次に、都市計画道路の決定について変更がなされたのではないかという話でございますが、都市計画決定は、昭和54年12月6日にこの路線の決定をしてあります。それ以前につきましては、ちょっと私手持ち書類はありませんけれども、都市計画の決定は昭和54年12月6日に現在の法線のとおり線を引いた内容であります。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 続いて、飯嶌市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 職員関係についてご説明を申し上げます。
 現在職員につきましては、502名ほど在職をしております。それで、ことしの3月31日付の退職者が17名ほどございます。それから、新採を8名ほど4月1日付で採用するということになっておりますので、18年度は差し引きによりまして493名ほどになるのかなと思っております。
 そういう中で10年ほどで、前にも市長の方からも説明してございますように400名というようなことで目標にしておりますが、現在桜川市において行政改革大綱の作成というような作業が入っておりますので、そういう中で定員適正化計画を作成いたしまして、きちっとした職員の定員管理をしていきたいと考えております。
 また、参考でございますが、今年度末から平成21年度末までの定年退職者は、今年度は勧奨退職もございますので、定年退職、勧奨退職を含めまして81名ほど現在のところ退職する予定となっております。推計では、10年後には180名ぐらい定年退職をするのかなと思っております。そういう中で適正な定員管理をしていきたいと考えております。
〇議長(今井房之助君) 35番。
〇35番(飯島剛正君) それでは、まず最初の駅前開発の件でございますけれども、私の手元にも54年の資料が今あるわけなのです。それから、これは皆さんご承知かと思いますけれども、各町村でつくった52年でしたか、先ほど言いました5月16日に決定した図面、これが岩瀬の住民の方たちのところには今でも生きていると。この図面と、これができた図面が知らしめていないということなのです。それから、議員の方にも聞いたらば、それは知らないよということがありまして、岩瀬町がいわゆるこの桜川市の北の玄関ということで非常にすばらしい計画をしてくれております。これは、いち早く地権者あるいは我々議会に速やかに資料をもって知らせるべきではなかろうかという気がいたします。その辺についてをぜひとも答弁をお願いしたいと思います。
 それから、先ほどの職員の人件費の絡みにつきまして、自然と職員が減少していくということで、それが達成できるような話をしておりますけれども、私が一番心配しているのは、前にも申し上げましたように岩瀬町の中において55名の臨時の職員、これにつきましては平成15年以前に、だから現在の中田市長さんが就任される前あたりにかなりの臨時職員を採用していたというようなことで、この方たちが臨時職員として継続して使われているというようなことでございまして、特に経費の面で臨時の職員の方が安いのだよと、それから人件費の削減ができるのだよという話もございましたけれども、そもそもは岩瀬町208名で十分やっていける分にプラス55名の臨時職員がいるという考え方を変えていただきたいと。そういうことでなければ、この臨時職員についての削減の努力はされないのではないかというような点も思いまして、この点につきましては、市長の方からお答えいただきたいと思います。
〇議長(今井房之助君) それでは、市長から答弁願います。
〇市長(中田 裕君) 駅前については、岩瀬議会の方できっちりと説明をしてまいりました。これからも進捗状況については、今度は桜川市の方にきちっと説明をしてまいりたいと、かように思っております。
 また、臨時職員の問題でございますが、岩瀬町の中でいかに効率的に、また経費をかけないでやっていくかということの試行錯誤の中で、臨時職員で半年、半年交代で交換をしていくという形の中で、低賃金で使っていくことも一つの方法であろうということで臨時職員を採用し、総合運動公園等については、臨時職員で賄っておるということでございます。果たして行政職に採用して、高い賃金を払っていって、高い退職金を払っていくのがいいのか、それともやはり半年交代で契約を更改して使っていくのか、これは意見が分かれるところであると思います。ただし、私はそういう点においては、ある程度臨時職員という形の中でお掃除をしていただくということも方法ではないかというふうなことで今やらせていただいておりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
〇議長(今井房之助君) 35番。
〇35番(飯島剛正君) そもそも市長さんと考え方が違っているようでございまして、岩瀬さんには、私の資料ですと208名の職員がいるということです。それから、真壁につきましては178名、これは昨年の7月の資料でございますから、そういう中において真壁と岩瀬を比べると、そこに既に30名の余計な職員がいると、余計と言っては失礼ですけれども、人数的に、人口割からするとそこらになるのが適当だろうと、それにプラス55名の臨時職員が果たして必要なのかと。ただ、208名でカバーをできないのだろうかというような、いわゆる経営努力というか行政努力をすべきではなかろうかということをつけ加えておきます。
 それから、もう一点、これは別問題でございますけれども、教育委員会の方のことでございまして、これ前からお話を申し上げてあるのですが、資料だけ後で提出していただければ結構でございます。桜川市の各小中学校のいわゆる子供さんたちが母子家庭とかいろんな問題あるいは給食費の問題、いろんな問題でどうしても学校に行きづらい子供、長欠児と言われる方が各学校にどのくらいいるのかなということをお願いしたい。
 それから、中学校全部で5校ですか、この学校で毎年1回ぐらい県の指導のもとにやる学力検査、調査というかそういう意味で各5教科の学力あるいは総体的なものについてやっていると思うのですけれども、それについての各学校の結果の一覧表をいただきたいと。
 それから、もう一点でございます。石川教育長さんになりまして、初めての大仕事、いわゆる教職員の人事というようなことを現在やられている、あるいはほぼ固まってきたのかなと思います。そういうことから、この小中学校両方です。これを合わせまして、各学校の教職員のある程度希望によって教職員というのは動くというようなことも聞いております。その希望がどういう数字で出てくるのかなということで、各学校ごとにいわゆる転入を希望される方、転出を希望する方、出入ですね、これについての人数的なことで、後で結構ですので、お願いしたいと思います。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 15番。
〇15番(大塚秀喜君) お疲れのようなので、とりあえず1点だけ簡単に質問させてください。
 44ページ、2款総務費、8目19節、先ほど3番議員からも質問がありましたつくば急行バス運行負担金についてですが、先ほどの部長の答弁で、昨年9月、延べ1日130人、10月、97人、11月、81人で桜川市からの3カ月の平均は44人と半数にもいっていないのですが、その半数はいわゆるつくば市の旧筑波町から乗車しているということでよろしいのでしょうか。
〇議長(今井房之助君) 飯嶌市長公室長。
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 今議員のご指摘のとおり筑波駅からの利用と、筑波駅からつくばエクスプレスまでの利用ということで、そのとおりでございます。
〇議長(今井房之助君) 15番。
〇15番(大塚秀喜君) そうしますと、桜川市で930万円の負担でなく、つくば市にぜひ負担を求めるべきではないかと。この930万円で旧筑波町までの負担で考えると、今の便数が倍になってもいけるのではないかと。卵が先か鶏が先かではないのですが、今昼間の時間ですと2時間ぐらいあいてしまう、朝晩何とか2本入れて、30分に1本ぐらいのペースなのですが、それではなかなかバスを利用できないと。一バス乗りおくれると、あの筑波の駅で1時間待たされるというのがあると思いますので、これを倍にすればもっと利用者というのはふえるのではないかと思うのですが、その辺ご答弁願います。
〇議長(今井房之助君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 今大塚議員の言われること、私も一生懸命考えておるところでございますが、特に9月、10月、11月のときには、つくばエクスプレスが開通したため、筑波山に登山をする方が大変多くあらわれました。しかし、そのときに何が起こったかというと、筑波駅から臨時バスを出すと、そういう形の中でお客さんが我々の急行バスには余り乗ってもらえなかったというふうなところもございます。こういうところを、今大塚議員が言われるようにつくば市に少し出してもらったらいいだろうということでございますが、やはり1年間を通じてどのくらいの利用者があるか、まず見てみたいと思って今回予算を計上させていただきました。
 今私の方で、先ほど何度も質問がございました岩瀬駅の広場の整備等をやってまいりますと、待合室等もよくなってまいりますので、そこから順次、もし仮にできれば、大和地内、真壁地内にも待合室を整備した中でどれだけの利用者がふえるのかなというふうなことも研究していく必要があろうかと思うのですが、今の状況ではなかなか厳しい状況、やめるときにはやめたと言えば走らなくなるわけでございますので、その辺も我々苦慮するところでございますが、一、二年ちょっと我々もいろいろな方法で利用客をふやす方法がないか、あるいは筑波駅から急行バスを真壁地内にたくさん遊びに来てくださる方が利用ができないか、その辺も検討していく必要があるのではないか、切ることはすぐにでも切れますので、とりあえず頑張ってやってみたいと考えております。
〇議長(今井房之助君) 15番。
〇15番(大塚秀喜君) 切るなんていうのはとんでもない話で、ぜひ便数をふやしていただきたいと考えております。
 それで、筑波町からの利用客というのはあると思いますので、ぜひつくば市長、議長はお知り合いであると思いますので、ぜひ強力な要望をしていただいて、つくば市からの負担もあれば便数もふやせると思いますので、よろしくご要望をお願いします。
〇議長(今井房之助君) ほかにございますか。
          〔「議長、常任委員会もあることなんで、この辺でみんなに諮って
            ください」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) ほかにございますか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) ほかにないようでございますので、総括質疑を終わります。
 お諮りいたします。議案第4号から議案第13号までを別紙付託表のとおりそれぞれの常任委員会に付託することにしたいと思います。ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第4号から議案第13号までを別紙付託表のとおりそれぞれの常任委員会に付託することに決定されました。
                                           
    〇散会の宣告
〇議長(今井房之助君) 以上で本日の日程は終了しました。
 本日はこれで散会します。
 10日、11日、12日は休会とし、13日の会議は午後1時30分から開きます。
 まことにご苦労さまでした。
          散 会  (午後 4時10分)