平成17年第2回桜川市議会臨時会議事日程(第1号)

                        平成17年11月24日(木)午前10時開会
日程第 1 会議録署名議員の指名                             
日程第 2 会期の決定                                  
日程第 3 執行部あいさつ                                
日程第 4 議案第 1号 桜川市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例       
日程第 5 議案第 2号 平成17年度桜川市一般会計予算                 
日程第 6 議案第 3号 平成17年度桜川市国民健康保険特別会計予算           
日程第 7 議案第 4号 平成17年度桜川市老人保健特別会計予算             
日程第 8 議案第 5号 平成17年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算         
日程第 9 議案第 6号 平成17年度桜川市公共下水道事業特別会計予算          
日程第10 議案第 7号 平成17年度桜川市介護保険特別会計予算             
日程第11 議案第 8号 平成17年度桜川市野外趣味活動施設特別会計予算         
日程第12 議案第 9号 平成17年度桜川市岩瀬水道事業会計予算             
日程第13 議案第10号 平成17年度桜川市真壁水道事業会計予算             
日程第14 議案第11号 平成17年度桜川市大和水道事業会計予算             
日程第15 同意案第1号 桜川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて    
日程第16 同意案第2号 桜川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて    
日程第17 同意案第3号 桜川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて    
日程第18 同意案第4号 桜川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて    
日程第19 同意案第5号 桜川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて    
日程第20 同意案第6号 桜川市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることにつ
             いて                              
日程第21 同意案第7号 桜川市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることにつ
             いて                              
日程第22 同意案第8号 桜川市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることにつ
             いて                              
追加日程第1 議員の辞職について                              
〇出席議員(44名)
  1番   小  高  友  徳  君     2番   渡  辺  久  男  君
  3番   中  川  泰  幸  君     4番   鈴  木  政  夫  君
  5番   皆  川  光  吉  君     6番   延  島     宏  君
  7番   増  田     豊  君     8番   潮  田  新  正  君
  9番   小  川     寛  君    10番   相  田  一  良  君
 11番   石  川     稔  君    12番   古  川  静  子  君
 13番   飯  島  重  男  君    14番   萩  原     廣  君
 15番   大  塚  秀  喜  君    16番   高  田  重  雄  君
 17番   小  林  正  紀  君    18番   増  田  俊  夫  君
 19番   野  澤     博  君    20番   廣  瀬  雄  一  君
 21番   鈴  木  好  史  君    22番   川 那 子  秀  雄  君
 23番   萩  原     實  君    24番   横  田     衛  君
 25番   吉  原     正  君    26番   橋  本  位 知 朗  君
 29番   臼  井     正  君    30番   塚  本     明  君
 32番   上  野  征  一  君    33番   今  井  房 之 助  君
 34番   林     悦  子  君    35番   飯  島  剛  正  君
 36番   市  村     正  君    37番   渡  辺     仁  君
 38番   菊  池  節  子  君    39番   田  山  照  夫  君
 40番   潮  田     裕  君    41番   廣  澤  光 一 郎  君
 42番   篠  崎     宏  君    43番   入  田  守  康  君
 44番   川  島  雄 一 郎  君    45番   鈴  木  敏  雄  君
 46番   稲  葉  安 次 郎  君    47番   小 松 崎     清  君

〇欠席議員(2名)
 28番   増  田     昇  君    31番   斉  川  芳  男  君

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  中 田   裕 君
   市 長 公 室 長  飯 嶌 洋 一 君
   総 務 部 長  刈 部 幸 男 君
   市 民 生活部長  川 股 守 安 君
   保 健 福祉部長  中 澤   進 君
   経 済 部 長  山 中 政 雄 君
   建 設 部 長  市 塚 昭 一 君
   岩 瀬 支 所 長  口 町   久 君
   真 壁 支 所 長  柴 山 栄 一 君
   水 道 局 長  田 口 喜 之 君
   教 育 次 長  飯 島 泰 則 君

〇職務のため出席した者の職氏名
   議 会 事務局長  細 谷   豊 君
   議会事務局書記  長 堀 イツ子 君
   議会事務局書記  皆 川 洋 子 君
   議会事務局書記  岩 渕 治 仁 君
   議会事務局書記  小 池   栄 君
   議会事務局書記  柴   保 之 君


          開 会  (午前10時00分)
    〇開会の宣告
〇議長(今井房之助君) 皆さん、おはようございます。
 ただいまから平成17年第2回桜川市議会臨時会を開会いたします。
 ただいまの出席議員は44名でございます。定足数に達しておりますので、会議は成立します。
 なお、本会議に出席を要請、出席いただいたのは、市長、中田裕君、刈部総務部長ほか9名の関係部長です。
                                           
    〇開議の宣告
〇議長(今井房之助君) それでは、会議に入ります。
                                           
    〇会議録署名議員の指名
〇議長(今井房之助君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により議長より指名します。
    4番 鈴 木 政 夫 君
    5番 皆 川 光 吉 君
    6番 延 島   宏 君
 以上3名を会議録署名議員に指名いたします。
                                           
    〇会期の決定
〇議長(今井房之助君) 続いて、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 議会運営委員長より本臨時会の会期日程等、議会の運営に関する事項について、議会運営委員会の協議結果の報告をお願いいたします。
 議会運営委員長、林悦子君。
          〔議会運営委員長(林 悦子君)登壇〕
〇議会運営委員長(林 悦子君) 議会運営委員会の会議結果をご報告申し上げます。
 円滑な議会運営を図るべく、平成17年11月22日の午前9時から同委員会を第2委員会室において開催いたしまして、オブザーバーとして議長、そして委員全員の出席を得まして開催をいたしました。審議した結果、次のように決定をいたしております。
 会期については本日1日限り、議案につきましては、議案第1号 桜川市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例は、単独審議でお願いしたいと思います。また、議案第2号から議案第11号 平成17年度桜川市一般会計予算ほか9件の予算は、一括審議でお願いをいたしたいと思います。同意案第1号から同意案第5号 桜川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、今回は人事案が5件、それから同意案第6号から同意案第8号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてのご審議もございますので、どうぞよろしく慎重にご審議の上、採決の方をお願いしたいと思います。
 以上で委員長報告を終わりにいたします。
〇議長(今井房之助君) お諮りをいたします。
 本臨時会の会期日程については議会運営委員長の報告のとおりとしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 異議なしと認めます。
 よって、会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおりと決定いたしました。
                                           
    〇執行部あいさつ
〇議長(今井房之助君) 市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) おはようございます。本年第2回桜川市議会臨時会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 このたび初代市長に就任いたしまして初めての議会であり、その責務の重大さに身の引き締まる思いがしているところでございます。現在、各地方自治体におきましては、地方分権の推進を初めとして少子高齢化、国際化、情報化等の急速な進展と多様化する住民ニーズへの対応など、解決しなければならない多くの問題を抱えております。それらの行政課題に対して、将来にわたって的確に対応し、住民の福祉の維持向上を図るため、旧町村間の垣根を取り除いた新生桜川市を目指すことが最も重要な課題であると痛感しているところでございます。
 もとより、市政は一人では絶対にできません。多くの市民の皆様との信頼関係を保ちながら、行政に対し強い関心と参加が何よりも増してこの桜川市を変える大きな力になることは、私から言うまでもありません。そのお力をいただきながら、私が従来より掲げてまいりました政策のテーマである「あなたが主役のまちづくり」を徹底的に推進し、和と信頼の行政、信頼関係の構築を基本理念として、暮らしに密着した開かれた市政を実現してまいりたいと考えております。そのためには、真摯な議論の中で議会と執行部が真に支え合い、一つ一つ確実に課題を克服し、市民の福祉と市勢の発展のため、今後とも格別のご指導、ご鞭撻を賜りますよう切にお願いを申し上げるところでございます。
 今回の案件は、桜川市教育委員会の任命につき同意を求めることについて、桜川市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについての人事案件と桜川市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例、平成17年度一般会計予算、同じく各特別会計予算、水道事業会計予算についてご提案いたしました。詳細につきましては各部長より説明をさせていただきますので、ご審議の上ご承認くださいますようお願いを申し上げ、ごあいさつといたします。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
                                           
    〇議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(今井房之助君) 続きまして、日程第4、議案第1号 桜川市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 飯嶌市長公室長。
          〔市長公室長(飯嶌洋一君)登壇〕
〇市長公室長(飯嶌洋一君) 9ページをお開き願います。議案第1号 桜川市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について。桜川市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を別紙のとおり提出する。平成17年11月24日提出。桜川市長、中田裕。
 今回の条例改正は、平成17年人事院勧告に伴い、桜川市職員等の給料月額の引き下げに伴う給料表の改定、配偶者に係る扶養手当の支給月額の引き下げ及び期末勤勉手当の支給月数の引き上げ等に伴い、条例の改正をお願いするものでございます。
 10ページをお開き願います。桜川市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例。第1条といたしまして、給与条例の第10条第3項中は、配偶者に係る扶養手当の額「1万3,500円」を「13,000円」に改正し、また「1万1,000円」の漢字の「万」の字を削除し、算用数字の「11,000円」に改めるものでございます。
 第20条第2項第1号中の改正は、一般職の勤勉手当の支給月数を0.05カ月引き上げるもので、6級以下については「100分の70」を「100分の75」に、7級の課長以上につきましては「100分の90」を「100分の95」にそれぞれ改正し、同項第2号中に規定する再任用職員についても、12月に支給する勤勉手当について0.05カ月引き上げる同様の改正を行うものでございます。
 また、別表第2を次のように改めるもので、11ページ、次ページをお開き願います。給料表の改定でございまして、すべての級のすべての給料月額を平均0.3%引き下げるものでございます。
 次ページをお開き願います。第2条、桜川市特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部改正及び第3条、桜川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正につきましては、一般職同様、期末手当の支給月数を0.05カ月引き上げ、それぞれ100分の175とするものでございます。
 なお、第2条及び第3条、条例中、同条第2項中「100分の140」とあるのは「100分の160」と「100分の160」とあるのは「100分の175」とありますが、これは読みかえ規定の条文が10月1日の合併に伴う条例改正時に脱落しており、また本来なら「100分の160」の次に「100分の170」の支給率が入るべきところでございますが、今回の条例改正に伴い一体的に改正したため、このような条文となっております。
 附則といたしまして1項から8項までございますが、内容といたしましては、施行期日といたしまして、この条例は、平成17年12月1日から施行をするものでございます。また、平成17年12月に支給する期末手当の特例措置として、給料等の減額分を平成17年4月1日に遡及し、12月に支給する期末手当より減額する。そのほか、特別職については特例措置、いわゆる減額措置は行わない旨等の条例に対する運用について、附則については定めたものでございます。
 以上でございます。よろしくお願いをいたします。
〇議長(今井房之助君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ございますか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 質疑もないようですので、質疑を打ち切ります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 討論を終わります。
 本件につきましては委員会付託を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 異議なしと認め、直ちに採決いたします。
 お諮りいたします。議案第1号を原案どおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第1号 桜川市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例は、原案のとおり可決されました。
                                           
    〇議案第2号〜議案第11号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(今井房之助君) 続いて、日程第5、議案第2号から日程第14、議案第11号 平成17年度桜川市一般会計予算ほか9件の予算を一括上程いたします。
 提案理由の説明を求めます。
 刈部総務部長。
          〔総務部長(刈部幸男君)登壇〕
〇総務部長(刈部幸男君) それでは、議案第2号から議案第11号まで一括説明させていただきます。
 今回提案いたしました平成17年度一般会計及び特別会計並びに水道事業会計は、10月1日から来年の3月末日までの合併後の予算を定めるものでございます。
 まず、議案第2号でございます。平成17年度桜川市一般会計についてご説明いたします。
 予算書1ページをごらんいただきたいと思います。歳入歳出予算の総額は、第1条で歳入歳出それぞれ98億105万7,000円とするものです。歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、2ページから6ページをごらんいただきますれば、第1表の歳入歳出予算のとおりといたしました。
 続きまして、債務負担行為につきましては、第2条で、7ページをごらんいただきたいと思います。7ページの「第2表 債務負担行為」によることといたしました。
 地方債につきましては、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を第3条で8ページの「第3表 地方債」によることといたしました。
 続きまして、一時借入金の最高額は、第4条で10億円と定めてございます。
 歳出予算の流用につきましては、第5条で地方自治法第220条第2項ただし書きの規定による各項の流用は、給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足が生じた場合と定めました。
 以上、一般会計でございます。
 続きまして、議案第3号から議案第8号までの各特別会計6件についてご説明いたします。153ページをごらんいただきたいと思います。議案第3号 桜川市国民健康保険特別会計についてご説明いたします。
 第1条で歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ36億1,603万1,000円と定め、款項の区分及び当該区分ごとの金額は、154ページから156ページをごらんいただきたいと思います。その第1表、歳入歳出予算によることといたしております。
 続きまして、一時借入金につきましては、第2条で最高額を4億円と定めました。
 第3条で歳出予算の流用は、各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足が生じた場合と保険給付費に過不足が生じた場合と定めてございます。
 続きまして、議案第4号から議案第8号までの老人保健、農業集落排水事業、公共下水道事業、介護保険、野外趣味活動施設の各特別会計につきましては、それぞれ予算書(案)をごらんいただきたいと思います。
 続きまして、議案第9号から第11号、水道事業会計でございます。268、269ページをごらんいただきたいと思います。
 議案第9号 岩瀬水道事業会計予算についてご説明いたします。平成17年度桜川市岩瀬水道事業会計につきましては、第2条で業務予定量を給水戸数6,000戸とし、第3条で収益的収入及び支出では収入を2億5,230万円、支出を3億4,495万7,000円と定めました。第4条で資本的収入及び支出では、収入を9,712万5,000円、支出を1億5,917万5,000円と定めるものでございます。第5条では一時借入金の限度額を1,000万円とし、第6条で議会の議決を経なければ流用できない経費を定めてございます。第7条では、他会計補助金の充当先、第8条でたな卸資産購入限度額12万9,000円と定めました。
 議案第10号 真壁水道事業会計につきましては287ページ、それから288ページを、議案第11号 大和水道事業会計につきましては306ページから307ページをごらんくださるようお願いいたします。
 以上、平成17年度一般会計及び特別会計6件並びに水道事業会計の説明を終わりにさせていただきます。本予算の編成にご理解を賜りまして、原案にご賛同くださるようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(今井房之助君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ございますか。
 19番。
〇19番(野澤 博君) 今上程されました議案すべてについてトータルで質問してよろしいのですか。
〇議長(今井房之助君) はい、どうぞ。
〇19番(野澤 博君) では議案第2号 平成17年度桜川市一般会計予算、議案第3号 平成17年度桜川市国民健康保険特別会計予算、そして議案第9号、10号、11号の桜川市もろもろの水道事業会計予算について10点質問いたします。
 質問に入ります前に、一言申し述べます。この予算書が配付されたのが一昨日、そして昨日は休日、担当部局に事前に詳しい内容を質問する時間が全くないという状況は、お互い大変つらいことでありますので、今後はこういうことがないように十分に余裕を持った議案配付を要望いたしておきます。
 それでは10点について、まず一般会計歳入について3点お伺いいたします。
 1点目、12ページ、2款地方譲与税の中で所得譲与税について、これは小泉内閣の三位一体の改革の税源移譲の部分ですが、その性格と1億2,998万円の積算の根拠についてお伺いいたします。
 2点目に、同じく15ページ、10款地方交付税の普通交付税11億6,991万6,000円及び特別交付税4億4,000万円について、これも国の三位一体の改革路線の中で削減の対象になっているものでありますけれども、この交付税の額に対する財政担当の評価と来年度の見通しについて質問をいたします。
 3点目に32ページ、20款諸収入の中で一番最後ですけれども、雑入の中の旧町村留保分6億6,350万1,000円、これは大変金額が大きいので、主な内容について説明をお願いいたします。
 続きまして、一般会計の歳出です。4点目ですけれども、85ページの6款農林水産業費の中の農業振興費、19節負担金補助及び交付金の輸入急増戦略対応特別対策事業補助金2億円について、この具体的な内容説明を質問いたします。
 同じく90ページ、6目農村総合整備事業費の中で新田園空間創造整備事業費補助金2,000万円について、その具体的な内容説明を求めます。
 6点目、同じく94ページ、11目中山間地域等直接支払費の直接支払交付金の604万円の具体的な説明と、今小泉内閣が進めている農業構造改革の中で本制度の存続の今後の見通しについてお伺いいたします。
 7点目、121ページ、10款教育費の中の4目給食センター費、16節原材料費の1億5,916万7,000円についてですけれども、私は子供たちにできる限り地元の農産物を提供するということが基本だと考えているわけですけれども、この主な仕入れ先について、県内産、地元産、輸入品あるいはレトルト食品等の割合や金額はどの程度か、その内容について説明を求めます。
 8点目に144ページ、13款の諸支出金の中で基金費について、1目財政調整基金費、2目減債基金費、3目その他の基金費について、それぞれの現在高を質問いたします。
 続きまして特別会計ですけれども、国保税について。国保税の滞納世帯や人数は年々増加の一途をたどっており、高い国保税の負担が深刻な問題になっております。旧3町村の国保税率や応能応益割合など、それぞれ当然異なっているわけですけれども、その現状と税額、そして今後どのようにその相違を一致させていくのか、今後の方向性を示していただきたいと思います。
 最後に、水道事業会計予算について、旧3町村において水道料金の価格体系や背景が異なっており、水道料金がまちまちであることはご存じのとおりであります。その現状と今後、その違いをどのように一本化させていくのか。また、石綿管の老朽化による漏水の現状と取りかえ工事の今後の見通しについてお伺いし、10点の質問といたします。
〇議長(今井房之助君) 答弁を刈部総務部長から願います。
〇総務部長(刈部幸男君) それでは、ご質問にお答えしたいと思います。
 一般会計の歳入の部分でございます。1番目の地方譲与税の所得譲与税につきましては、市民生活部長の方でお答えしたいと思います。
 Aの地方交付税の普通交付税に関してでございます。これに関しましてご説明いたしたいと思います。地方交付税は、ご存じのように、平成13年を境にいたしまして、現在減額が年々されております。平成16年から平成13年、決算で見ますと16億8,605万円ほど減額になっております。年間にしまして5億円ぐらいずつ減額されております。これによりまして、財政担当の評価ということでございますけれども、財政担当としましては大変重要な財源であると考えております。一般会計の総予算額の31.1%を占めるような交付税でございます。今後の見通しでございますが、平成17年度につきましては3.5%ほど減額になるのかなということで当初予算づけをしてございます。来年度、18年度につきましても同じような減額になるかと思いますが、一応確実な資料ではございませんが、これによりますと3%ぐらいの減額になってくるものかと考えております。
 それから、この地方交付税、合併後どのように変わるかということもご説明しておきたいと思います。合併後5年間は、合併前の3町村規模での交付税措置がございます。その後5年間に関しましては、順次0.9、0.7、0.5、0.3、10年目に0.1という形で算定がえがされることになっております。以上で終わります。
 それから、3番目の32ページ、20款の諸収入の中での雑入でございますが、これは平成17年9月末日で年度を切っておりますので、その繰り越し分でございます。岩瀬で2億5,746万4,000円、真壁で1億7,161万2,000円、大和で2億3,402万5,000円というものを合計したものが6億6,350万1,000円となっております。
 続きまして、一般会計歳出の部分でございます。144ページ、第13款諸支出金の中で基金費についてということでございます。それについて残高等をご説明したいと思います。
 基金につきましては、桜川市財政調整基金、これが10月1日現在10億4,469万778円、それが本予算で今回6億3,794万8,000円を見ておりますので、年度末基金の見込みにつきましては4億674万2,778円となる見込みでございます。
 続きまして、減債基金でございますが、10月1日現在では6億8,277万9,008円、本予算で3億3,100万円を見ておりますので、3億5,177万9,008円という形になります。
 土地開発基金につきましては2億1,317万3,749円が10月1日現在の残高でございます。本予算では使用しておりませんので、そのまま年度末に残る見込みになっております。
 それから、桜川市地域づくり推進事業基金につきましては、10月1日現在8億1,810万1,238円、本予算で6,986万1,000円ほど見込んでおりますので、本年度末の見込みは7億4,824万238円となります。
 公共施設整備基金でございます。10月1日現在で8億2,479万5,000円ですが、本予算で5億1,000万円ほど見ておりますので、残高3億1,479万5,000円となる見込みでございます。
 続きまして、地域福祉基金につきましては、4億1,140万4,217円、本予算で1万3,000円ほど見込んでおりますので、本年度末の見込みにつきましては4億1,139万1,217円となる見込みです。
 続きまして、大和中学校建設基金でございます。10月1日4,503万2,701円、本年度末も同じでございます。
 塚田伝奨学基金でございますが、2,029万201円、本年度予算で5万6,000円を見込んでおりますので、2,023万4,201円。
 桜川市交通遺児福祉基金でございます。289万3,040円ございます。これは使いませんので、そのまま残ります。
 それから、災害補償基金673万6,718円、本予算で100万円ほど見ておりますので、見込み残高は573万6,718円ということになります。合計しますと平成17年10月1日現在で約40億6,989万円となります。それから、年度末見込みでは25億2,001万円、あと端はありますけれども、25億2,001万円となる見込みでございます。
 以上で基金の状況は終わります。
 それと、一番最初に、申しわけありません。余裕を持った議案配付ということでございますが、努力していきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(今井房之助君) 市民生活部長。
〇市民生活部長(川股守安君) それでは、お答えいたします。
 まず、第1点目の一般会計の歳入の中ですが、12ページ関連で所得譲与税についてのご質問であります。これにつきましては、議員ご指摘のように小泉内閣の三位一体改革の中で税源移譲される部分でありますけれども、この性格につきましては、国から地方公共団体に税源移譲を行うまでの間、所得税収入額の16年度実績で1兆1,159億円、これに相当する分を都道府県の人口に応じて配分がされるわけであります。なお、都道府県に配分されたものを都道府県が5分の3を、それから市町村には5分の2をそれぞれ市町村の人口に応じて配分がされるものであります。それから、その人口の基礎となるものは直近の国勢調査の人口ということになっております。そういうことで都道府県に5分の3、市町村に5分の2の割合で配分がされるということであります。
 それから次に、積算根拠でありますけれども、これにつきましては、旧3町村の中で、今申し上げました16年度の実績をもとに積算をいたしまして、それをあわせて今回の予算に計上したということであります。以上が第1点目の答弁でございます。
 それから、第2点の国保税の現状と税額についてというご質問でありますが、これについては予算書のページを特定したものではありませんけれども、現在国保税につきましては旧3町村でそれぞれ税額が異なっております。したがいまして、これらにつきましては、17年度中については不均一課税、それから18年度については統一した課税で行うということが合併協議会の中で決定されております。なお、それにつきましては、市民に急激な負担増が生じないよう新市になってから調整するということであります。
 なお、この税率、税額につきましては、今後国民健康保険運営協議会、そういうところで税率、税額を決定していただくようになろうかと思います。
 それから、現状の各旧町村の税率、税額の割合でありますけれども、医療分につきましては、低いところでは6.4%から高いところでは8.2%の所得割になっております。それから、資産割については、低いところが23.0%から高いところでは44.0%、また均等割ということで、被保険者1人当たりの税額につきましても、低いところでは1万8,000円、高いところでは2万6,000円ということで、1人当たりにつきましても8,000円ほどの相違があるということであります。また、平等割ということで、1世帯当たりの税額につきましても、低いところでは2万6,000円、高いところで3万円という、そういう差がございますので、先ほど申し上げました国民健康保険運営協議会等々でご審議をいただいて、先ほど申し上げました合併協議会の基本方針に基づきまして、急激な負担増が伴わないよう調整をしていきたいというふうに考えております。
 以上で答弁といたします。
〇議長(今井房之助君) 経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) 19番議員さんにお答え申し上げます。
 最初に、輸入急増戦略対応特別対策事業補助金の2億円のことでございますけれども、これにつきましては、団体が農事組合法人新桜川グリーンファーム、代表者、宮田誠さんという方でございます。事業の内容といたしましては、農産物の輸入増加等により国内生産の需要が伸びず、国内産地に深刻な影響を与えているというのが現状でありまして、その中で生産、流通両面にわたる構造改革を推進し、我が国の農業生産体制の持続的な展開を確保することが緊急の課題となっているというような中で、先ほど申し上げました団体の方が今度低コスト耐候性ハウス等を設備いたしまして、現在の品質よりももっと付加価値の高い高糖度のトマトの栽培を主なものとして行っていくということにつきましての補助金でございます。事業費として4億7,985万円のうちの2億ということで、事業の補助対象額の2分の1ということで2億円という数字が上がっております。
 続きまして、新田園空間創造整備事業費の2,000万円でございますけれども、これにつきましては、木植地区の木植ふるさとコミュニティーセンター建設絡みの予算でございます。木植集落のコミュニケーションを図るため、拠点施設などの集会施設の整備と景観整備を進めるための集落のコミュニティー活動の推進を図るということでの補助金でございまして、市と実践団体が3分の1ずつ持って、県の補助金を合わせまして2,000万円ということでございます。
 3番目の中山間地域等直接支払費の直接支払交付金604万円の件ですけれども、この補助金につきましては、まず今後はどうなのかということでございますけれども、当初、第1回目としまして平成12年から16年まで、第2回目として平成17年から21年ということが今回決定されておりますので、今回の小泉内閣が進めている農業構造改革の中でも継続されているというふうに認識しているわけでございます。補助金の削減につきましては、三位一体の改革ということで総額6,300億円、その中で農水省が340億円以上というような問題が出ていますけれども、これについては継続されるというようなことでございます。
 具体的な内容といたしましては、要するに中山間地域等におきまして耕作放棄等の増加等によりまして多面的な機能の低下が懸念されると。そういう中で中山間地域において担い手の育成により農業生産の維持を通じて多面的な機能を確保していきたいということで行っている事業でありまして、16年度につきましても岩瀬地区で行っているというような事業でございます。
 以上でございます。よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(今井房之助君) 教育次長。
〇教育次長(飯島泰則君) 19番議員にお答えいたします。
 教育費の中の学校給食センターの原材料費の購入先ということでございますが、主食等につきましては財団法人茨城県学校給食会というところから購入をしております。また、副食につきましてはそれぞれの契約業者ということで、地元の業者さんもありますし、そういう形で購入をしております。
 また、県内産あるいは地元産、輸入品、レトルト食品の割合や金額ということでございますが、これにつきましては正確な数字は把握はしておりませんが、二つの給食センターがございまして、南給食センターの方でございますが、野菜につきましては地域指定ということで真壁、大和産、それから野菜の入札の際に時期限定で地場産物の長ネギとか、あるいはキュウリ、ニンジン、シイタケ、里芋、ミカン、ユズ、こういうものを取り入れております。また、県西地区産の白菜、ニラ、タマネギ、キャベツ、これらにつきましても指定をして使用いたしております。
 それから、北学校給食センターでございますが、地元産食材の活用ということでJA岩瀬より購入をいたしております。岩瀬産の大豆を加工した豆腐や油揚げ、豆乳などを通年で使用しているというような状況でございます。野菜につきましては、地元野菜を青果組合を通しまして購入しているということで、この品目につきましては、キュウリ、ネギ、白菜、キャベツ、大根、ニンジン等々でございます。
 それから、新鮮で、しかも安全な地元産の野菜を積極的に、野菜ばかりではありませんが、米等につきましても使用を拡充していくように前向きに検討していきたいというふうに考えております。
 また、細かい数字ではないのですが、県内産の割合ということで、岩瀬町につきましては、地元市町村で5割以上使っているものという品目というのもあるのですが、野菜等につきましては大体5割以上地元市町村のものを使っているということでございまして、そのほか米、それから大豆、それに豚肉、それから納豆、豆腐、みそと、こういうものも地元産を使っている。また、南給食センターにつきましても、やはりできるだけ野菜等につきましては地元産を使っているという状況でございます。それから、鶏肉、豚肉、こういうものにつきましても5割以上地元産ということで、茨城県産ということで使っております。それから、豚肉等でございますが、県内の状況でございますが、市町村産というのはパーセントで言えば1%、それから県内産が79%、それから国内産が20%ということで外国産はゼロというような状況でございます。牛肉につきましても、地元産1%、それから県内産8%、国内産が58%、それから外国産が32%というような状況でございます。そのほかにも細かい部分はございますが、両給食センターでの購入割合と金額というのは正確には把握しておりません。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 続きまして、田口水道局長。
〇水道局長(田口喜之君) それでは、水道事業関係についてお答え申し上げます。
 料金体系ですけれども、岩瀬水道事業、真壁水道事業につきましては、用途別料金体制をとってございます。大和水道事業については、口径別料金体制をとってございます。それが大きな違いとなっております。それをまた分けて考えますと、岩瀬水道事業につきましては、基本水量つき段階別従量料金制となっております。真壁水道事業につきましては、基本水量つき単一従量料金制となってございます。大和水道事業につきましては、基本水量つき口径別段階別従量料金制となってございます。
 ちなみに、一般家庭で全国比較しているのは13ミリで10トン使った場合幾らかかるかという基準になってございまして、それを申し上げますと、岩瀬水道事業では13ミリでは2,310円。一月でございます。真壁水道事業では一月2,670円。大和水道事業については2,415円でございます。ただ、大和事業は口径別をとっているということで、20ミリを超えますと3水道事業の中では一番高く、20ミリ以降は全部大和が一番高くなってございます。
 それから、今後どのように考えているかということでございますけれども、やはり全国的傾向としましては口径別料金体制をとっているところが多くなってございます。一応それらのことを踏まえまして、水道審議会の方で検討していただきたいと考えております。
 また、石綿管の老朽化と漏水の現状でございますけれども、一応漏水があるかどうかというのは有収率がある程度基準となってございます。それを申し上げますと、岩瀬水道事業においては有収率が71.49%、真壁水道事業については77%、大和水道事業については90.4%でございます。石綿管がございますのは岩瀬と真壁の水道事業のみです。大和は石綿管はございません。
 また、石綿管の取りかえ工事関係でございますけれども、岩瀬水道事業については石綿管が約41キロメートルございまして、平成15年から20年にかけて補助事業で石綿管更新事業を実施しております。15年から17年度、今年度は約7,000メーターを実施する予定になっておりますし、残りが1,500メーターでございます。
 20年以降どうするかということでございますけれども、残っているところが約3万2,000メーターでございますけれども、ほとんどが50号の北側、栃木県寄りになってございます。県の方の指導もございまして、20年終了後、やはり継続して実施したのがよいだろうというお話をいただきまして、一応そちらの方を継続するということで県の方と検討してございます。真壁水道事業の方でございますけれども、石綿管が約3万8,000メーターございましたけれども、平成12年から14年にかけて約2万4,000メーター石綿管の更新事業を実施しております。残り1万4,000メーターでございますけれども、真壁水道事業におきましては、現在は一応更新事業は考えておりませんということでございます。
 以上で答弁とさせていただきます。
〇議長(今井房之助君) 答弁が終わったようでございますが、答弁漏れがなければ質疑を打ち切りたいと思いますが。
          〔「1点だけお願いします」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 19番。
〇19番(野澤 博君) 市長さんにお伺いいたしますけれども、地方交付税が小泉内閣の三位一体路線の中で、先ほども漸減していくという方向づけがなされているわけですけれども、来年度予算編成上、こういう国からの交付税が減額されていく中で基本姿勢を少しお伺いしたいと思います。
〇議長(今井房之助君) 市長。
〇市長(中田 裕君) 来年の予算編成に当たりましては、各部局に前年度のあらあら90%前後の形の中で予算を提出するように話してあります。余分な経費の節減というものをもっとやりなさいという指示をしております。また、そうはいってもやはり活力のあるまちづくりをするのには重要配分もしていかなければいけないだろうと。そこは各界各層のご意見を聞きながら、合併効果をフルに活用させて、そういう予算配分も今後きちんとやってまいりたいと、かように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
          〔「了解」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) ほかに質疑ございますか。
          〔「はい」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 質疑があるようでございますが、ここで暫時休憩をいたします。
          休 憩  (午前10時57分)
                                           
          再 開  (午前11時18分)
〇議長(今井房之助君) それでは会議を再開いたします。
 質疑を受けます。
 22番、川那子君。
〇22番(川那子秀雄君) ごく単純な質問になりますが、協議会でも説明がありましたように、総務部長から説明があったわけですが、合併のときに合算をしたということで了解をしてほしいということだったのですが、ごく単純に、私らは旧岩瀬の予算書は承認しておりますが、大和、真壁については全くわからないという立場にありますので、わからない点、3点ほどお伺いします。
 81ページ、ごみ減量化対策費の中の資源ごみの収集委託料1,977万円が計上されておりますが、この内訳について簡単に説明を願えればと。
 第2点目、118ページの大和中学校基本設計委託料1,050万円、これについては合算以後なのか前なのか、この委託料を予算立てたときの経過といいますか、これは普通、建てますよということは基本設計から始まって実施設計、それから順に進行するわけですが、建てるという前提があったというふうに考えますが、どうでしょうか。基本設計というのは委託をしてあるのかしていないのか、まずこれです。
 3点目が133ページの、これは真壁地区の問題になりますが、真壁城趾管理委託料200万円というのがあるわけですが、これは毎年200万円でどこにどういう形で委託をされているのか、ちょっとお伺いしたい。これが3点目です。
 それから、これはこの予算書とは別なのですが、今、国、県でアスベストの問題が非常に大きな問題になっております。この桜川市、いわゆる旧岩瀬、大和、真壁の公共的な建物の中にアスベスト、要するに1%以上の含有をしているという資材を使ってあるのかどうか。先ほど水道局長からありましたが、石綿管についても、これは入れかえのときに非常に大きな問題になってくるわけであります。やはり飛散ということは一番大変なことでありますので、これがそういう建物があるのかどうか、それからアスベストがあった場合の対策というのはどのようにするということなのか、ちょっとお伺いをいたしたいと。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 市民生活部長。
〇市民生活部長(川股守安君) お答えいたします。
 まず、ご質問の81ページの13節委託料の資源ごみ収集委託料1,977万3,000円についてのご質問でありますけれども、これにつきましては、各旧町村単位で各集落ごとに取り組みをいたしておりますリサイクル事業、これについての委託料といいますか、予算でありまして、3町村の取り組みをこの予算に合わせて計上したという内容であります。
〇議長(今井房之助君) 教育次長。
〇教育次長(飯島泰則君) 22番議員にお答えいたします。
 大和中学校の基本設計の件でございますが、旧大和村時代に予算化しておりまして、現在水戸市の柴建築設計事務所の方に基本設計の委託をしております。
 それから、真壁城趾管理委託料の200万円でございますが、真壁城の草刈りということで、シルバー人材センターの方に委託をしている事業でございます。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 総務部長。
〇総務部長(刈部幸男君) アスベスト関係でございますが、岩瀬、真壁関係にはアスベストは撤去してあるものと考えております。ただ、大和の庁舎機械室にアスベストがまだ使われておりますので、その点、指示は現在しておりますけれども、早く撤去するようにということで指示をしている状況でございます。
〇議長(今井房之助君) 答弁が終わりました。22番。
〇22番(川那子秀雄君) いや、ちょっとわからない点をね。
 市民部長にお伺いしたのは、1、2、3、地区がある。その中で1,977万円というのは、その区分けはどうなっているのかということをお伺いをしたわけであります。まずそれが1点。
 それから、真壁城趾管理委託料200万円というのは草刈りなのか、どういう管理なのか。200万円はちょっと高過ぎるのではないか、そのように私個人は思うのですが、そこら辺はずっと例年200万円を計上されていたのか。もう支出済みの部分があるのか、これから出すのかどうか、それをちょっとお伺いします。
 それと、総務部長、アスベストが大和にあるのだと。ほかにもあるのではないですか。よく調査してください、ありますから。そういうでたらめな答弁はだめなのです。あるのですから。そういうところをよく調査をして、アスベストの受け入れ先だってないのです、今。そこらをよくきちんとやってください。これはありますから、間違いなく。それは、そんな大和の機械室だけしかありませんなんていう認識ではちょっと甘いです。それは忠告をしておきます。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 市民生活部長。
〇市民生活部長(川股守安君) お答えいたします。
 各町村ごとの金額の内訳ということでございましょうが、その件については、私、今資料を持ち合わせておりませんけれども、ただ17年度中には旧町村単位に交付していた補助金体系でリサイクル事業の補助をいたすということだけを確認いたしております。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) 22番。
〇22番(川那子秀雄君) 今のところですが、もう少し勉強しておいてください。あっちに課長がいるのですから。だめですよ、何のために待機しているのですか。そこらは十分に答えられなければだめでしょうよ。どういう支出をどういうところにするとか。岩瀬は私はわかっていますよ。
〇議長(今井房之助君) 刈部総務部長。
〇総務部長(刈部幸男君) 大変不勉強で申しわけありません。早速調査しまして対応方考えていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
          〔「わかりました」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 次、質疑ございますか。
 菊池議員。
〇38番(菊池節子君) 歳出の方なのですけれども、歳出の59ページで民生費の中に、2目なのですが、老人福祉費とか3目障害者福祉費、そしてまた2項児童措置費というところで、ページは飛びますけれども、扶助費がたくさんございます。この20節の扶助費で、その中にもまたその他の扶助費というのがあるのです。説明がされていないわけです。その辺、その他の扶助費で1,531万4,000円、もう一つの項目で6,876万7,000円、それからあと7,867万円と、こういうふうにあるのに、その他で説明しないというのは、項目がいっぱいあるからとさっきちょっと話で聞きましたけれども、この高額なのをその他で全部一括してしまうのでしょうか。その辺ひとつ質問いたします。
 それから、あと特別会計、255ページの議案第8号なのですけれども、第8号の17年度桜川市野外趣味活動施設特別会計予算というのがございます。この中で2,190万8,000円、人件費2人でこの会計が市からの繰入金、今度29万3,000円ですけれども、この予算でやっていけるのか、運営がされていけるのかどうか、その辺ちょっと答弁願います。
〇議長(今井房之助君) 保健福祉部長、中澤君。
〇保健福祉部長(中澤 進君) ただいまのご質問にお答えいたします。
 本予算書の58ページから59ページ、60ページの分について、老人福祉費、それから障害者福祉費等のその他の扶助費ということで明細が書いてないということで、ちょっとこれはわからないのではないかというご質問でございます。その点につきまして、まず総務部長が申し上げましたように、これは3町村の合算という予算でございます。
 この予算のつくり方にもそういうつくり方では問題があるかと思うのですが、先ほどお話に出ましたように、岩瀬の議員さんは大和、真壁のことはわからない、またほかの旧町村の人は岩瀬のことがわからないということが発生するわけでございます。そういう点がございますので、ほかの町村に属さないような、ないものはその他ということを使ってしまった可能性がございますが、まずページで言えば59ページの、58ページから始まっているのですが、老人福祉費、このその他の扶助費と、それからその次のページ、61ページです。61ページの一番頭、その他の扶助費、この6,876万7,000円というのがございます。その他の扶助費6,800万もここへ支出、予算をしているのに明細が書いていないでこれはわからないということをちらっと先ほどご指摘がございました。
 その点につきまして、この6,876万7,000円、代表的な大きいもので申し上げますと、これは旧真壁町の居宅生活支援費、旧真壁町の予算でいきますと62ページにございますが、その扶助費に居宅生活支援費、当初予算1,406万1,000円と施設訓練等支援費、当初予算1億950万9,000円というものがございます。その扶助費をその他の扶助費として上げてしまった。パーセントで言えば当初予算の55.7%になるわけでございますが、こういうふうな形で上げてしまったということで、ご指摘のような説明不足というか、これがわからないということでございますので、こういうことが今後ないように十分気をつけまして、また菊池議員さんの方には後ほど明細等をお配りいたしましてご了解していただきたいと、こういうふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(今井房之助君) 次、山中経済部長。
〇経済部長(山中政雄君) 38番議員にお答え申し上げます。
 議員ご指摘のように、野外趣味活動施設特別会計につきましては、真壁町にあるみかげの運営でございます。これにつきましては、正直なところ、繰り入れをしなければ大変厳しいというような状況は事実でございます。それにつきましても、今16年度の収支予算書が手元にあるのでございますけれども、3,000万円からで、特に人件費が39.7%ぐらいを占めるというような状況の中で大変厳しい状況であることは先ほど申し上げたような状況でございますけれども、毎年みかげ運営協議会ということで、議員さんを初めとして委員さんにお骨折りをいただいて、経営内容についてご審議しながら鋭意努力しているわけでございますけれども、今年度についてもこの予算では最終的には足らないのかなというようには感じております。ただ、今はまだ、最終的に12月でまたお世話になるかもしれませんけれども、精査しまして改めてお願いするときにはお願いしたいというように考えております。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) 答弁が終わりました。
 38番、菊池議員。
〇38番(菊池節子君) 一昨日、全員協議会のときに説明されましたけれども、私、あれは説明というよりはただ総額を答えただけだというふうに思って、ちょっと不親切な説明だなというふうに感じたのですけれども。だって、当初予算に対して55%もこういうふうに残っているのに、それを一括して一緒にして、その他の扶助費とか、そういうとにかく一緒に、皆さん合併してよその町村のことはわからないことがいっぱいあるわけです。新しい項目もいっぱいふえているわけです。その点、幾ら今まで新年度予算で3月の予算議会でやったといっても、今度は知らないでは住民に対して済まない点も多々あると思います。そういう点ではもう少し丁寧な説明を今後お願いしたいと思います。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) ほかに質疑ありますか。
          〔「なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 質疑を打ち切ります。
 これから討論を行います。討論はございませんか。
          〔「なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 討論を終わります。
 本件につきましては、委員会付託を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 異議なしと認め、直ちに採決をいたします。
 この表決は起立によって行います。
 議案第2号を原案どおり可決することに賛成の方は起立をお願いします。
          〔起立多数〕
〇議長(今井房之助君) 起立多数です。
 よって、議案第2号 平成17年度桜川市一般会計予算は、原案のとおり可決されました。
 続いて、議案第3号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
〇議長(今井房之助君) 起立全員。
 よって、議案第3号 平成17年度桜川市国民健康保険特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
 続いて、議案第4号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
〇議長(今井房之助君) 起立多数。
 よって、議案第4号 平成17年度桜川市老人保健特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
 続いて、議案第5号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立を願います。
          〔起立多数〕
〇議長(今井房之助君) 起立多数。
 よって、議案第5号 平成17年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
 続いて、議案第6号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
〇議長(今井房之助君) 起立多数。
 よって、議案第6号 平成17年度桜川市公共下水道事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
 続いて、議案第7号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
〇議長(今井房之助君) 起立多数。
 よって、議案第7号 平成17年度桜川市介護保険特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
 続いて、議案第8号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
〇議長(今井房之助君) 起立多数。
 よって、議案第8号 平成17年度桜川市野外趣味活動施設特別会計予算は、原案のとおり可決されました。
 続いて、議案第9号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
〇議長(今井房之助君) 起立多数。
 よって、議案第9号 平成17年度桜川市岩瀬水道事業会計予算は、原案のとおり可決されました。
 続いて、議案第10号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
〇議長(今井房之助君) 起立多数。
 よって、議案第10号 平成17年度桜川市真壁水道事業会計予算は、原案のとおり可決されました。
 続いて、議案第11号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
〇議長(今井房之助君) 起立多数。
 よって、議案第11号 平成17年度桜川市大和水道事業会計予算は、原案のとおり可決されました。
                                           
    〇同意案第1号〜同意案第5号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(今井房之助君) 日程第15、同意案第1号から日程第19、同意案第5号 桜川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、一括上程いたします。
 地方自治法第117条の規定により、石川稔君の退席を求めます。
          〔11番(石川 稔君)退場〕
〇議長(今井房之助君) 提案理由の説明を求めます。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) それでは、提案をさせていただきます。
 同意案第1号の持田信乎氏は、桜川市鍬田出身で昭和11年1月1日生まれの方でございます。
 同意案第2号、鈴木勝氏は、桜川市木植出身で昭和12年2月25日生まれの方でございます。
 同意案第3号、舘野義久氏は、桜川市青木出身、昭和7年8月3日生まれの方でございます。
 同意案第4号、石川稔氏は、桜川市真壁町亀熊出身で昭和22年3月27日生まれの方でございます。
 同意案第5号、田崎光紀氏は、桜川市真壁町伊佐々出身で昭和15年1月18日生まれの方でございます。
 なお、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に委員の任命要件が規定されておりますが、ご提案いたしました5人の方々は、いずれの欠格事項にも該当していないことを確認しております。
 また、参考資料として略歴を添付いたしておりますので、ご参照の上、適切なるご議決を賜りますよう切にお願いを申し上げ、説明といたします。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
〇議長(今井房之助君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ございますか。
 34番、林君。
〇34番(林 悦子君) 34番、簡潔に質問いたします。
 市長にお伺いをしたいと思います。初めての方がそれぞれの町村から出ているわけですから、顔も何も知らない方が5人ということになると思います。その中でこれは水戸の教育事務所と、それから県西の教育事務所という二つの教育事務所に係る仕事をこれからこの教育委員さんはなさっていくわけで、その中から教育長さんをこの後互選で選ばれるということですよね。その場合に、12月に教員人事も控えていると思います。こういう難しい時期のタイミング、あるいは状況下において就任なさる教育長様というものに対して、教育委員は直接選挙でなくてあくまでも市長提案ですから、市長さんの教育に対するお考え方を再現して実行するそのリーダーになるということだけは、これは否めない事実でございます。その教育長さんに市長が求められているような、この時期ということを考えたときに、資質、それから何を期待なさるかということについてお伺いをしたいと思います。お願いいたします。
〇議長(今井房之助君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 桜川市百年の計の中で本当にいい教育行政ができる、そういうものを基本に進めていってくださることをお願いを申し上げていきたいと思います。また、林議員さんがご指摘のように、旧岩瀬町は水戸教育事務所、大和、真壁町は県西教育事務所という形の中で行政区が分かれていた。そういうものを今度は一括して一つの教育機関の方からご指導いただくという形になります。その中でも50年間の歴史というものが各町村にあるわけでございますので、これらも尊重しながら、本当に子供たちが夢のある、そして未来を担っていける人材の育成、こういうものをきちんとやってまいりたいと考えておりますので、ぜひ今後とも議員各位にもご指導、ご鞭撻をいただきながらすばらしい教育行政をやってまいりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げ、答弁とさせていただきます。
〇議長(今井房之助君) 34番。
〇34番(林 悦子君) ご答弁ありがとうございます。要望だけを申し上げて質問を閉じたいと思うのですが、安心いたしました。100年の教育行政をできること。まず、市長の言葉から最初に出てきた言葉が子供たちと人材の育成ということで、教育委員会は社会教育であるとか文化財とかももちろんあるわけでございますが、その中でやはり学校現場を踏まえた教育行政で子供の教育ということを一番に挙げられたことで私も今ちょっとほっとしたのですけれども、これは私の方からの要望でございますけれども、市長は和を重んじるという姿勢を貫かれて、そして市長に就任なさって高い得票率をいただいた方だと思います。その姿勢を貫くのであれば、やはり初代教育長もできれば満場一致で選ばれるような信頼感、安定感のある和を重んじた教育長さんであって、桜川市の象徴であるべき存在だと思いますので、今後この私どもの議場を離れて教育委員会が開かれ、教育長さんがお決まりになると思いますけれども、私どもはこれは聖域であると思いますので、地域のバランスとか、そういうこともございましょうが、やはり今言ったような条件に最もふさわしい方が選ばれるということのご指導の方を市長にお願いしたいと思います。
 この5人の方が出ておりますが、いずれにいたしましてもずば抜けた方もいらっしゃいますし、そういう意味では私どもが本当に教育だけは聖域にして、そしてだれもが信頼し、安心できるような人材を地域を越えて選んでいただきたいというお気持ちを、こういう機会しかございませんので、お願いしたいと思います。
〇議長(今井房之助君) ほかに質疑ございますか。
 7番議員。
〇7番(増田 豊君) こういうふうな教育委員の選考に当たって、自分自身もすっきりした気持ちで推薦をしたいと、そこで賛成をしたいというふうなことで思うのですけれども、その中で1人ちょっとひっかかるところがありまして、そのことについてまず市長に答弁いただきたいのですが、なぜそういうことを言うのかといったらば、旧真壁町においても過去に当然三役の人事なんてありましたけれども、前回の三役の人事のときに、たまたまその前の選挙のことで裁判になるかもしれないという事柄がありまして、その事柄にかかわった人ではないかとうわさされた方が三役の候補になったのです。ですから、そういうふうな状態のときにもし裁判になって、後でクロシロがはっきりしたときにその人事が間違っていたというふうなことになってはいけない。ですから、その人で結構ですけれども、今の時期にその人を上程するのは時期尚早だろうということで一応反対したいきさつがありますから、やはり今回もそういうことでご質問したいと思うのですが……。
 石川議員のことなのですが、皆さんご承知のとおり、さきの市長選で真壁に高レベルの処分場の誘致の話がチラシや何かで出ましたけれども、今度は真壁町足尾という場所は桜川市足尾ですから、それとあと一つ選定された地区というものは、ツバメヤマと読むのですか、あれは。燕山があって桜川市では2カ所抱えるわけです。そういう中で、しかも旧真壁町の議会において、処分場に係ることで100条委員会を設置し、告発をしたというふうな事実もありますので、このことははっきりと今の市長から聞きたいのですけれども、まず一つ目、選定された地区というものはポイントで選定したわけではないわけです。エリアで選定した。エリアで選定した中で足尾山は真壁町だけではなくて、当時の八郷町もエリア内に入っていた。エリア内に入っていたのです。真壁町では十何年か前の選挙のときに大騒ぎしましたけれども、八郷町では騒いでいなかったのです。ですから、そういうことを考えたときになぜ八郷町では騒いでいなかったのか、それを確認してもらいたい。
〇議長(今井房之助君) できるだけ簡明にお願いします。
〇7番(増田 豊君) いや、みんなにわかってもらうためにしゃべっているわけだから。
 そのことはどういうことかといったらば、北海道の幌延で実験場やっているときに、あそこは誘致した。誘致したにもかかわらずそのことがなかなか進まなかったというのは、隣接町村の同意が得られないから延び延びになっていたと。でも、最終処分場が高レベルだったらば近隣市町村の同意も得られなければやれないというふうな状況もあると聞いている。だからそういうことを聞いているわけです。それが1点目。
 そして、選定地に選定した業者、これは当時の業者名はどこか。これは私はその業者名を知っているのですけれども、そういうことがチラシには一回も載っていない。そういうことも踏まえて、その事実が欠如したままうわさの中で判断されては困ってしまうから、事実を一つ例を挙げて、それを教えていただきたい。調査していただきたい。
 あと一つ、真壁の町長選で、もう今から15年くらい前だと思うのですけれども、終わってから一回も出てきていないのです、その処分場のことについては。議会でも出てこない。この間、情報公開によって出てきたということでまたぶり返してきたということなのですけれども、その後何もなかったということは、そのことについては市長としてどう思うか。
 それと、当時の真壁でやっていた実験はあるわけですけれども、それは本当に高レベルの実験だったのか、それとも違ったのか、わからないではなくて、どっちかにはっきりしていただきたい。
 以上、質問。
〇議長(今井房之助君) 市長、答弁願います。
〇市長(中田 裕君) 足尾山はどういう状況で現在あるのか、私はわかりません。燕山については本年3月の新聞報道で初めて知りまして、岩瀬の議会ではこのようなことは絶対に望ましくないという答弁をしております。
 以上でございます。
〇議長(今井房之助君) ほかに質疑ございますか。
 7番。
〇7番(増田 豊君) 今わからないという答えだったのですけれども、これは先ほど林議員も言いましたけれども、教育委員ですよね。そうすると、なぜはっきりした方がいいかということを言ったかといったらば、その前の真壁でやった町長選のときに、その騒ぎに子供たちも巻き込まれて、子供たちがもう真壁に住んでいられないというふうなことの状況までいってしまったのです。ですから、政治の中だけでやるならばいいだろうと。でも、教育委員としてなるならば真実を教えて、それでそこに住んで住みやすい地域にしてみたり、希望を与えたり、そういうことをやっていかなくてはならない。しかも、教育行政はこういう行政と全く別な世界ですから、やっぱりそういうふうなことはきちんとけじめをつけないというと教育委員として推薦できるできないの判断ができない。ですから、わからないでなくてはっきりしてもらいたい。
〇議長(今井房之助君) 次の質疑ございますか。
 39番。
〇39番(田山照夫君) 今、旧岩瀬町の議員さんは皆目何が何だかわからないというような状況の中で発言がありました。では石川議員さんという名前も出ました。この石川さんがどのような形でこれにかかわっているかもわかりません、我々は。それが今質問があった中で裁判ざたというものも指摘されました。そういう中で岩瀬出身の議員さんは何もわからないのに、ただそちらで質問していて皆目見当がつかないということで、この辺の明確さが全然わからないということで、私も今質問に立ったわけです。その辺のところ、簡潔にどのような形になっているのかということを伝えてくださいよ、わからないですから。
〇議長(今井房之助君) 7番。
〇7番(増田 豊君) わからなくても構わないですけれども、100条委員会で告発して、まだそれが終わっているわけではないのですよね。そうすると旧真壁町の議会としての問題なのか、あるいは桜川市の議会が引き受けてやる問題なのか、そういうことまで発展するわけです。ですから、今わからないと言ったかもしれませんけれども、これはわからないでは済まされない部分があるかなと思って質問したわけです。それも含めてわからないというのであればわからなくても結構です。
〇議長(今井房之助君) 答弁を求めますか、答弁を。いいですか、答弁は。
          〔「議事進行」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) それでは、ほかに質疑ありますか。
 増田俊夫君。
〇18番(増田俊夫君) 18番、増田です。兼職の禁止という観点から単刀直入にお伺いいたします。今回1人の議会人が教育関係に携わるということでありますが、本人からの辞表は出ているのかどうかお伺いいたします。
〇議長(今井房之助君) 議長に対しては辞表は出ておりません。
 18番。
〇18番(増田俊夫君) この件については、先日、全協の席で市長さんから「同意をいただければ議員をやめてもらいます」という答弁をいただきました。私ども旧大和村でも現職議員が教育委員になった方がおりまして、調べてみましたところ、本会議の何日か前に辞表を提出したと聞いております。議会議員から教育関係という神聖なる聖域に携わる者としての心得、そして姿勢に感銘をしたわけでありますが、この点、市長さんにお伺いしたいのですが、現に大和でおりましたけれども、そういう方について、市長、このお話はどうお考えになられますか、お聞かせください。
〇議長(今井房之助君) 答弁、市長に願います。
〇市長(中田 裕君) 教育委員というのはやはり聖職というふうに理解をしております。大変尊敬できる方にやっていただきたいという強い思いもございます。そういう面で今増田議員さんの大和村でも議会議員の中から教育委員になられた方があったと。やはり人格、識見ともすばらしかったなというふうに感じております。
〇議長(今井房之助君) 18番。
〇18番(増田俊夫君) ありがとうございます。ただいま市長から答弁をいただきましてありがとうございます。これから教育というものを百年の計の中で考えていくのだと、そして子供たちに夢のある人材の育成をしていくのだという先ほどの市長の姿勢、本当に感銘いたしました。どうかそういった観点に立って今後の我々が選ぶ教育委員、そしてそこから互選される教育長がそのような本当に見識の高い、そして子供たちに夢のある、不安のない、安心な人を選んでいただきたいとお願い申し上げまして、私の質問といたします。
〇議長(今井房之助君) ほかにございますか。
          〔「なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) ないようでございますので、質疑を打ち切ります。
 本件につきましては、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 異議なしと認め、直ちに採決をいたします。
 同意案第1号、持田信乎君の採決をいたします。この表決は投票で行います。
 議場の出入り口を閉めます。
          〔議場閉鎖〕
〇議長(今井房之助君) ただいまの出席議員は44名でございます。
 次に、立会人を指名します。会議規則第71条の規定により、立会人に川島雄一郎君、入田守康君、廣澤光一郎君を指名いたします。
 投票用紙を配ります。
 念のため申し上げます。投票は無記名です。本案に賛成の方はマル、反対の方はバツを記載願います。
 投票用紙の配付をいたします。
          〔書記投票用紙配付〕
〇議長(今井房之助君) ただいま、私、出席議員は「44名」と申し上げましたが、「43名」の誤りです。訂正いたします。
          〔「賛成がマルで……」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 本案に賛成の方はマルです、マル。反対の方はバツを記載してください。
 投票用紙の配付漏れはありませんか。
          〔「議長、はっきり今の同意案は持田信乎君だという言い方をしな
            いとわからない」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) これは持田信乎君の採決でございます。間違えないようにしてください。
          〔「議長、言葉をはっきりとやって、間違いないようにお願いしま
            す」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 持田さんですから。どちらでも結構でございますので。
 それでは、直ちに回収をしますので、記入して。
 それでは、投票はみんな終わりましたね。投票漏れないと認めます。
          〔投票用紙回収〕
〇議長(今井房之助君) 開票を行います。
 川島雄一郎君、入田守康君、廣澤光一郎君に立ち会いをお願いいたします。
          〔川島雄一郎君、入田守康君、廣澤光一郎君、立ち会いの上開票〕
〇議長(今井房之助君) それでは、投票の結果を報告します。
 投票総数 43票
  有効投票 43票
  無効投票 な し
 有効投票のうち、
  賛成 42票
  反対  1票
でございます。
 以上のとおり、賛成が多数です。
 したがって、同意案第1号 桜川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、持田信乎君は同意することに決定をいたしました。
 続いて、同意案第2号 鈴木勝君の採決を同じ方法で行います。
 投票用紙を配ります。
          〔書記投票用紙配付〕
〇議長(今井房之助君) 念のため申し上げますが、鈴木勝君の採決でございますので、間違えないで賛成の方はマル、反対の方はバツをつけてください。
 直ちに回収してください。
          〔投票用紙回収〕
〇議長(今井房之助君) 会議規則第71条の規定により、立会人に川島雄一郎君、入田守康君、廣澤光一郎君にお願いいたします。
          〔川島雄一郎君、入田守康君、廣澤光一郎君、立ち会いの上開票〕
〇議長(今井房之助君) 投票の結果を報告します。
 投票総数 43票
  有効投票 43票
  無効投票  0票
 有効投票のうち、
  賛成 38票
  反対  5票
 以上のとおりでございます。
 以上のとおり、賛成が多数でございます。
 したがって、同意案第2号 桜川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、鈴木勝君は同意することに決定をされました。
 続いて、同意案第3号 舘野義久君の採決をいたします。同じ方法で行いますので、関係者、よろしくお願いします。
〇議長(今井房之助君) ただいまの出席議員は43名でございます。
 立会人は、会議規則第71条の規定によりまして、川島雄一郎君、入田守康君、廣澤光一郎君を指名いたします。
          〔書記投票用紙配付〕
〇議長(今井房之助君) 投票は無記名。教育委員に賛成の方はマル、反対の方はバツをお願いします。
          〔投票用紙回収〕
          〔川島雄一郎君、入田守康君、廣澤光一郎君、立ち会いの上開票〕
〇議長(今井房之助君) 投票の結果を報告します。
 投票総数 43票
  有効投票 42票
  無効投票  1票
 有効投票のうち、
  賛成 31票
  反対 11票
 以上のとおりでございます。
 以上のとおり、賛成が多数です。
 したがって、同意案第3号 桜川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、舘野義久君は同意することに決定をされました。
 続いて、同意案第4号 石川稔君の採決をいたします。同じ方法で行いますので、関係者、よろしくお願いします。
          〔書記投票用紙配付〕
          〔投票用紙回収〕
〇議長(今井房之助君) ただいまの出席議員は43名でございます。
 会議規則第71条の規定により、川島雄一郎君、入田守康君、廣澤光一郎君に立ち会いをお願いいたします。
          〔川島雄一郎君、入田守康君、廣澤光一郎君、立ち会いの上開票〕
〇議長(今井房之助君) 投票の結果を報告します。
 投票総数 43票
  有効投票 41票
  無効投票  2票
 有効投票のうち、
  賛成 23票
  反対 18票
 以上のとおりです。
 以上のとおり、賛成が多数です。
 したがって、同意案第4号 桜川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、石川稔君は同意することに決定されました。
 続いて、同意案第5号 田崎光紀君の採決をいたします。同じような方法で行います。
          〔書記投票用紙配付〕
          〔投票用紙回収〕
〇議長(今井房之助君) 川島雄一郎君、入田守康君、廣澤光一郎君の立ち会いをお願いします。
          〔川島雄一郎君、入田守康君、廣澤光一郎君、立ち会いの上開票〕
〇議長(今井房之助君) 投票の結果を報告します。
 投票総数 43票
  有効投票 43票
  無効投票 な し
 有効投票のうち、
  賛成 35票
  反対  8票
 以上のとおりでございます。
 以上のとおり、賛成が多数です。
 したがって、同意案第5号 桜川市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、田崎光紀君は同意することと決定されました。
 議場の出入り口を開きます。
          〔議場開鎖〕
〇議長(今井房之助君) 石川稔君の除斥を解きます。
          〔「議長」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 34番。
〇34番(林 悦子君) 今任命と同時に自然失職なのか、それともあくまでも辞表の提出を待っての失職なのかきちんとしないと、会期中にやめるということになりますから、そうであれば追加議案で辞表をいただいて、会期中なのでここで議決をいただかなくてはならないのです。ですから、今除斥と言いましたが、もし自然失職であれば、この段階で既にもう議員ではないということになりますので、その辺の確認をきちんとして議事進行をお願いしたいと思います。
〇議長(今井房之助君) では、答弁を教育次長より願います。
〇教育次長(飯島泰則君) 34番議員にお答えいたします。
 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の中に、第6条に兼職禁止という規定がございます。これに基づきまして当然両方兼ねることはできませんので、任命までにはやめていただくという形になると思います。
〇議長(今井房之助君) 34番。
〇34番(林 悦子君) 要するにやめる気があるのかないのかの問題なのです、その立場が。私はこだわって言うわけではないけれども、これはきちんとしないと議会運営が笑われるので、辞表をいただくと言ったのであれば、確かな方法は、辞表をいただいて、今会期中なので追加議案で議決をして……
〇議長(今井房之助君) 教育次長。
〇教育次長(飯島泰則君) 失礼いたしました。任命と同時に辞表を出していただくということで、当然議員の方は……。
〇議長(今井房之助君) 34番。
〇34番(林 悦子君) それでは、任命という形をとらないと今度というのであれば、辞職の時期が不確かなままですよね。多分すっきりするのには、辞表を市長さんいただいてください。それで追加議案で、皆さん議員さんがいらっしゃるので、追加議案に載せていただきまして皆さんの同意をいただいておくという方がすっきりするのではないですか。そうしてください、市長さん。
 では、暫時休憩を議長できればお願いいたします。
〇議長(今井房之助君) それでは、暫時休憩をいたします。
          休 憩  (午後 零時31分)
                                           
          再 開  (午後 零時46分)
〇議長(今井房之助君) それでは、会議を再開いたします。
                                           
    〇同意案第6号〜同意案第8号の上程、説明、採決
〇議長(今井房之助君) 続いて、日程第20、同意案第6号から日程第22、同意案第8号 桜川市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて、一括上程いたします。
 提案理由の説明を求めます。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) それでは、固定資産評価審査委員会委員の同意を求める説明をさせていただきます。
 まず、同意案第6号の菊池健一氏は、桜川市門毛出身で昭和13年2月14日生まれの方でございます。
 同意案第7号の矢部喜三郎氏は、桜川市大国玉出身で昭和12年10月20日生まれの方でございます。
 同意案第8号の井坂敏雄氏は、桜川市真壁町白井出身で昭和16年1月30日生まれの方でございます。
 なお、地方税法第426条には委員の欠格事項が規定されておりますが、ご提案いたしました3人の方は、いずれの欠格事項にも該当しないことを確認いたしております。
 何とぞ慎重なる審議の上、適切なる議決を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。
〇議長(今井房之助君) 提案理由の説明が終わりました。
 本件につきましては、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 異議なしと認め、直ちに採決をいたします。
 この表決は起立によって行います。
 同意案第6号、菊池健一君を原案のとおり同意することに賛成の方は起立をお願いします。
          〔起立全員〕
〇議長(今井房之助君) 起立全員。
 よって、同意案第6号 桜川市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて、菊池健一君は同意することに決定いたしました。
 続いて、同意案第7号、矢部喜三郎君を原案どおり同意することに賛成の方は起立を願います。
          〔起立全員〕
〇議長(今井房之助君) 起立全員。
 よって、同意案第7号 桜川市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて、矢部喜三郎君は同意することに決定されました。
 続いて、同意案第8号、井坂敏雄君を原案どおり同意することに賛成の方は起立願います。
          〔起立全員〕
〇議長(今井房之助君) 起立全員。
 よって、同意案第8号 桜川市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて、井坂敏雄君は同意することに決定をいたしました。
                                           
    〇日程の追加
〇議長(今井房之助君) それでは、石川稔君から議員の辞職願が提出されています。
 お諮りをします。石川稔君の議員辞職の件を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 異議なしと認めます。
 したがって、石川稔君の議員辞職の件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。
                                           
    〇議員辞職について
〇議長(今井房之助君) 追加日程第1、石川稔君の議員辞職の件を議題とします。
 これにつきまして、議会運営委員長に報告を求めます。
          〔議会運営委員長(林 悦子君)登壇〕
〇議会運営委員長(林 悦子君) ただいま休憩中に議会運営委員会を開きまして、追加日程といたしまして議員の辞職についてを加えることにいたしましたので、ご了解のほどよろしくお願いを申し上げます。
〇議長(今井房之助君) 地方自治法第117条の規定により、石川稔君の退席を求めます。
          〔11番(石川 稔君)退場〕
〇議長(今井房之助君) 職員に辞職願を朗読させます。
 議会事務局長。
〇事務局長(細谷 豊君) 辞職願。私は、一身上の都合により桜川市議会議員を辞職することに許可くださるようお願いいたします。平成17年11月24日。桜川市議会議長、今井房之助様。桜川市議会議員、石川稔。
 以上です。
〇議長(今井房之助君) お諮りをします。
 石川稔君の議員の辞職を許可することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(今井房之助君) 異議なしと認めます。
 したがって、石川稔君の議員の辞職を許可することに決定をされました。
                                           
    〇閉会の宣告
〇議長(今井房之助君) 以上で、本臨時会の日程はすべて終了いたしました。
 以上で平成17年第2回桜川市臨時会を閉会いたします。
 どうもご苦労さまでした。
          閉 会  (午後 零時54分)