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桜川市景観まちづくりマスタープラン ~桜源郷~

桜川市景観まちづくりマスタープラン ~桜源郷~

 

桜川市では、景観まちづくりを進める上での基本的な考え方や方向性を示すものとして、

『桜川市景観まちづくりマスタープラン~桜源郷~ 』を策定しております。(平成22年10月1日:桜川市告示第72号) 

 

■桜川市の景観「まちづくり」


 桜川市は、市民一人ひとりが豊かさを実感できる社会づくりに向けて、景観まちづくり政策を始めます。
 景観まちづくり政策では、「ここに住んで良かったと思えるまちづくり」を目指していきたいと考えています。何のために景観まちづくりをするのか、どうして桜川市で暮らしているのか、なぜ、まちづくりに参加し、地域コミュニティの一員となるのか、その答えを手にすることが、景観まちづくりの実現に向けた近道になります。
 

  

  
■願い


 桜川市は広大な関東平野の北東部にあり、その恵まれた自然環境は、「常陸風土記」や平将門の説話などに記されています。また、筑波山をはじめとする八溝山地南端の山々に抱かれ、桜川の流れとともに個性豊かな風景を醸し出しています。
 豊かな自然をもつ桜川市、その恵まれた風景を未来へつなぐことは、市民一人ひとりの行動にかかっています。
 しかし、現代社会の都市化の波は、恵まれた風景との調和を図ることなく、無造作に侵入し続けています。こうした現状は、美しい風景を失うだけでなく、心の豊かさも失いかねません。
 恵まれた風景と時代の変化との調和を求め、より美しい桜川市を創るために、景観まちづくりが進むことを願っています。

 

 

■基本となる景観の目標像

 

 

 「桜源郷:平安に満ちた環境づくりと桜川らしい美しさの創造」

 独自の理想郷を目指すという思いを込めて、目指すべき目標像を「桜源郷」と題しました。桜源郷とは、「美しい自然とさとやまちが織りなす風景」と「人の営み」が重なり合う姿を指すものです。
 自然とさとは「不動の美」、まちやみちは人の「営みの美」を表します。この二つの美が織りなす平安に満ちた環境は、だれもが求める故郷に他ならないもので、桜川らしさを表現するものです。


 

 

■計画の構図


 景観を構成する要素の土台となるものは、自然です。次に、その自然の恵みを活用した産業があり、交易を行うための町があります。それらの景観は私たちの生活の質や規模に左右されています。良い景観を創るのも悪い景観を作るのも私たち人間次第です。そのような自然と人工物の関係を考え、計画的に取り組む構図として、図に示すように、自然・社会・生活それぞれの景観を構成する要素を分けて考え方を組み立てました。また、重要な影響を及ぼす私たち人の景観への係わりについても考え方を示しています。

 

 

■景観形成の方向性


 自然・社会・生活に分類される景観構成要素に応じた景観形成の考え方として、大きく三つの方向性を示しています。
① 景観の土台となる自然景観を最優先し、その保全・再生・維持に努める。
② 景観の骨格を占める社会景観を保つためには、常に産業を活性化する視点をもちながら景観を整えていく必要がある。
③ 一番身近な生活景観は、新しいものと歴史や文化の共存を細やかに図る。
 そして、そのすべてに係る景観形成の鍵となるのは、「自然と人工物の共存を図るための方法」や「新しいものと古いものとの調和を図るための答え」を見つけることで、そのためには見識をもつことが必要になります。ここでは、見識の一部として、景観形成の基本的な考え方のポイントを紹介します。

 

・市民‐地域を知る


 人は、得た知識や体験に対し、親しみや愛情を覚える性質を持っています。たとえば、旅行をした土地としていない土地では、親しみの度合いが違ってきます。人は、知ることで、その対象に興味を持ち、近づくことができます。故郷への親しみや愛情が生まれるのも、正に故郷に対する知識や体験があるからだと言えます。
 景観まちづくりマスタープランでは、景観に関する様々な切り口から、写真を交えて、本市の特徴を示しています。これを知識の入り口として、改めて、ご自身の過去の思い出や体験とを重ねていただきたいと思います。そういった経験によって、地域景観を守る意識が育まれることが、景観まちづくりを進める大きな原動力になると考えているからです。

・自然‐美しい自然が映る風景を守る


 本市の半分近くを占める山容は、大海原の波のうねりのように続き、山懐に抱かれながら暮らす安心感をもたらしています。この美しく雄大な自然景観こそが、本市最大の地域景観であり、それを守ることが最も大切なことだと考えています。
 自然景観の考え方としては、地域のシンボルである山の容姿を大切にすること、あらゆる動植物の命を守る水を汚さないこと、地域の気象に合った自然の植生を大事にすることなどがあげられます。

 

 

 

・社会‐日々の生業が見える豊かな風景を生み出す


 主な対象は、農林・工業・商業・などの産業や道路・線路・河川・開発などに係わるものです。これらは景観に占めるボリュームが大きく、土地や自然の改変を伴います。特に森林の減少・水質汚染・生態系の分断など周辺の環境に著しい影響を与えます。
 社会景観の主な考え方としては、産業や開発は経済に左右されるので、作る時は土地の改変を最小に留めるなど周辺の景観との調和を考え、撤退した場合は、施設や跡地を速やかに元の自然へ戻すことが基本となります。


・生活‐歴史・文化などの伝統が息づく風景を生み出す


 市内には、豊かな緑と農家を中心とした集落景観、歴史的建造物など伝統的なたたずまいなどがたくさん残っています。町には、これらの地域特有の景観資源と新しい建物も当然混在しています。生活景観では、固有の文化の継承と新たな景観構成要素との新旧が、調和する生きいきとした景観形成を目指します。
 生活景観形成の主な考え方としては、集落や町のたたずまいが市民や訪れる人々に信頼を与える存在であるためには、地域の顔としての役割を担わせる必要があります。中でも街路や町並みは、地域の顔としての役割を大きく担います。町の中は当然ながら緑が少ないので、生活に潤いを与える緑を大切に育む必要があります。


 

 
■誇りのもてる地域社会の実現


 何のために景観まちづくり政策を進めるのかを考えることは、とても大切なことです。
特に、景観まちづくりでは、市民一人ひとりの見識や行動に期待するところが大きく、その行動が大きな流れや常識となり、景観まちづくりを進めるための原動力になると考えるからです。
 景観まちづくりを通して地域を好きになること、故郷に誇りを持つことが、問いに対する答えの一つになるのではないでしょうか。そして、このことが景観まちづくりを進める上で、一人ひとりが得られる表面的ではない、真の報酬だと言えます。なぜなら、「好きな故郷に誇りをもって暮らすこと」以上の心の贅沢・満足・幸せはないと考えるからです。
 誇りのもてる地域社会とは、良好な地域の環境と地域のコミュニティに起因するものです。桜川市では、今後、景観まちづくりを通じて、市民が誇ることのできる地域社会を実現していきたいと考えます。

 

 

■今後の取り組み

 

 

 景観まちづくりは、今般のマスタープランを皮切りにして、今後も持続的な展開を図っていきたいと考えています。まずは、志の輪を広げていくことです。本マスタープランを含めた景観まちづくりの広報や学習の機会づくり、市民と協働の計画づくりを図っていく予定です。
 次に、ルールを守る・つくることを進めていきたいと考えています。景観まちづくりの具現化には、最低限のルールは欠かせません。
 さらに、景観まちづくり事業を進めていきたいと考えています。政策を進めていくために具体的な事業は必要です。例えば、市民まちづくり団体の後押しをすることや景観を整えるための公共施設の改修などです。
 景観は、短期間で整えてくのは難しく、時間や市民の思いなどによって、少しずつつくられていくものです。今後も、持続可能性に気を配りながら、行政だけでなく、みんなで進めていきたいと考えています。


 

 

 

本報告書の構成は以下のようになっております。

 

 

下記関連書類から、報告書のダウンロードが可能です。

(印刷の都合上、一部に白紙のページがございます。)







 

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