都心からおよそ1時間でアクセスできるつくばりんりんロード。
コースは平坦なルートながらも、東側には筑波連山がそびえ、
進むにつれて移り変わる山容を楽しむことができます。
古くは万葉集にも詠まれ、「西の富士、東の筑波」と美しい山容が讃えられる筑波山。その西側を南北約40㎞にわたって走るのが茨城県道501号桜川土浦自転車道線、通称「つくばりんりんロード」です。もとは1987年に廃止となった筑波鉄道筑波線の線路跡を、サイクリングロードとして整備したもの。始点と終点がそれぞれJRの駅に隣接しているため、アクセスは抜群。関東平野の端っこということもあり、コースは平坦で初心者でも十分に楽しむことができ、レベルを問わず人気なのです。なかでも北側に位置する桜川市は、古くからの町並みを残す真壁地区や、山桜で有名な岩瀬地区など見どころやグルメが凝縮されたエリア。爽快に自転車を走らせつつも、その土地の魅力も味わえる、まさにサイクリングの醍醐味を満喫できるコースなのです。
筑波山は男体山と女体山からなる夫婦山で、進むにつれ変わっていく山の姿も見どころのひとつ。筑波山以北は加波山や雨引山などの筑波連山が隣接しているので、つくばりんりんロードから足を伸ばしてヒルクライムも楽しめるという、バリエーションが豊富な土地でもあります。
つくばりんりんロードは、JR水戸線・岩瀬駅とJR常磐線・土浦駅、つくばエクスプレス・つくば駅という3駅からアクセスできる便利なサイクリングロード。コース上にはホーム跡や線路跡などの鉄道遺構も多く、在りし日の姿を残しています。ホーム跡は休憩所として活用されていて、それぞれにトイレとベンチ、駐車場を設置。サイクリストたちの集合場所や、憩いの場所になっています。
自転車サポートステーション
りんりんロード周辺には「自転車サポートステーション」があり、トイレや空気入れ、工具などが利用できます。駐輪ラックも常設し、休憩や雨宿りをすることも。左のステッカーが目印
桜川市お問い合わせ先
桜川市総合戦略室 TEL 0296-58-5111(代)